JP2023016603A - リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材及び釣竿 - Google Patents

リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材及び釣竿 Download PDF

Info

Publication number
JP2023016603A
JP2023016603A JP2021121061A JP2021121061A JP2023016603A JP 2023016603 A JP2023016603 A JP 2023016603A JP 2021121061 A JP2021121061 A JP 2021121061A JP 2021121061 A JP2021121061 A JP 2021121061A JP 2023016603 A JP2023016603 A JP 2023016603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel seat
reel
hood
fishing rod
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021121061A
Other languages
English (en)
Inventor
拓司 川村
Takuji Kawamura
敬介 中川
Keisuke Nakagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Globeride Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Globeride Inc filed Critical Globeride Inc
Priority to JP2021121061A priority Critical patent/JP2023016603A/ja
Priority to PCT/JP2022/006069 priority patent/WO2023002654A1/ja
Priority to GB2400073.9A priority patent/GB2622740A/en
Priority to CN202280050248.1A priority patent/CN117642067A/zh
Priority to AU2022315650A priority patent/AU2022315650A1/en
Priority to KR1020247003721A priority patent/KR20240029058A/ko
Publication of JP2023016603A publication Critical patent/JP2023016603A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K87/00Fishing rods
    • A01K87/06Devices for fixing reels on rods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K87/00Fishing rods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K87/00Fishing rods
    • A01K87/08Handgrips

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Fishing Rods (AREA)

Abstract

【課題】釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触することを低減してナット部が緩みにくい、軽量かつフードのコンパクト化に資する、リールシートグリップ部材を提供することにある。【解決手段】本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材は、リール脚が載置されるリール脚載置部が形成された竿体に設けられる、前記リール脚を固定するためのフードの内少なくとも移動フードのナット部の上部と側部とを包囲し、かつフェアリング部に亘って周方向で前記竿体の一部を包囲するようにして延伸する。【選択図】図2

Description

本発明は、リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材、及びこれらのいずれかを備えた釣竿に関する。
従来より、釣竿用リールシート及びグリップを備えた様々な釣竿が知られている。
このような釣竿では、通常、竿体の上に釣竿用リールシートと釣竿用グリップが載置され、該釣竿用リールシートには、本体の上側又は下側にリール脚を載置するためのリール脚載置部が形成される。
このような釣竿として、例えば、特許文献1には、竿体と、該竿体の周面に設けられ外周に凹凸面が形成された筒状の補強樹脂層と、該補強樹脂層の外周面上に射出成形されたリールシートとを備えた釣竿が開示されている。
また、特許文献2には、リールの脚部が載置されるリール脚載置部を有する筒状のリールシート本体を備えたリールシートの後側に、リアグリップ部を備えた釣竿であって、竿本体と、プリプレグから中空竿体を形成する際にその後部を竿本体の径の変化率よりも大きい径の変化率で大径化することによりリアグリップ部が一体的に形成されたリアグリップ竿体とを備え、竿本体の後部とリアグリップ竿体の前部とが所定長さの重ね合わせ部を形成するようにして内外に重ね合わせられて接合一体化され、該重ね合わせ部の少なくとも一部がリールシート本体の内側に位置している釣竿が開示されている。
特開平11-137132号公報 特開2013-21923号公報
しかしながら、特許文献1に開示の釣竿では、釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触するようにして把持するため、ナット部が緩み易く、その都度ナット部を締め直す操作が必要なってしまうという問題があった。また、竿体に筒状の補強樹脂層に該補強樹脂層の外周面上に射出成形された中実のリールシートを設けるため、重量が増大しサイズが巨大化してしまうという問題があった。
また、特許文献2に開示の釣竿でも、釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触するようにして把持するため、ナット部が緩み易く、その都度ナット部を締め直す操作が必要なってしまうという問題があった。また、竿本体にリアグリップ竿体とリールシート本体を接合するため、接着のための重量増加が不可避となってしまうという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触することを低減してナット部が緩みにくい、軽量かつフードのコンパクト化に資する、リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材、及びこれらのいずれかを備えた釣竿を提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材は、竿体に設けられ、前記リール脚を固定するためのフードの内少なくとも移動フードのナット部の上部と側部とを包囲し、かつフェアリング部に亘って周方向で前記竿体の一部を包囲するようにして延伸するように構成される。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材は、前記移動フードのナット部の周方向の50%から80%の範囲で該ナット部を包囲するように構成される。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材は、前記フェアリング部に亘って周方向の20%から80%の範囲で前記竿体を包囲するようにして延伸するように構成される。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材は、炭素繊維強化プラスチックにより形成される。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材において、前記リールシートグリップ部材の一端部が、前記フード又は前記竿体に固定される。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材において、前記リールシートグリップ部材の長さは、100-400mmである。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材において、前記リールシートグリップ部材の一部に1又は複数の切欠きが形成されている。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材において、前記リールシートグリップ部材の一部に1又は複数のハニカム構造が形成されている。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材は、前記リール脚を固定するためのフードの内固定フードは周方向でみてその下部を包囲する。
本発明の一実施形態に係る釣竿は、竿体と、該竿体に設けられリール脚を固定するためのフードと、上記いずれかのリールシートグリップ部材と、を備えるように構成される。また、本発明の一実施形態に係る釣竿は、リール脚が載置されるリールシート本体が前記竿体又は前記フードに設けられる。
本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材は、リール脚が載置されるリール脚載置部が形成された竿体に設けられる、前記リール脚を固定するためのフードの内少なくとも移動フードのナット部の上部と側部とを包囲し、かつフェアリング部と、継部と、釣竿グリップ部とに亘って周方向で前記竿体の一部を包囲するようにして延伸するように構成される。
上記実施形態によれば、釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触することを低減してナット部が緩みにくい、軽量かつフードのコンパクト化に資する、リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材、及びこれらのいずれかを備えた釣竿を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る釣竿を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートを説明する図である。 (a)は本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材を示す図、(b)は本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材の平面図(上面図)を示すものである。 (a)は本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材を示す図、(b)は本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材の平面図(上面図)を示すものである。 (a)は本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材を示す図、(b)は本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材の平面図(上面図)を示すものである。 (a)は本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材を示す図、(b)は本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材の平面図(上面図)を示すものである。 本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材を示す図である。 本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材の断面を示す図である。
以下、本発明に係る釣竿の実施形態について、添付図面を参照しながら具体的に説明する。複数の図面において共通する構素には当該複数の図面を通じて同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない点に留意されたい。
図1は、本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図である。図示のように、本発明の一実施形態による釣竿1は、竿体2と、竿体2にリールシート9を介して取り付けられたリールRと、竿体2に取り付けられた釣糸ガイド10と、を備える。図示の実施形態においては、リールシート9及び釣糸ガイド10の各々が、竿体の外周面に取り付けられる取付部品に該当する。
竿体2は、例えば、元竿3、中竿5、及び穂先竿7等を連結することによって構成されている。これらの各竿体は、例えば、並継ぎ式に継合される。元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、振出方式、逆並継方式、インロー方式、又はこれら以外の公知の任意の継合方式により継合され得る。竿体2は、単一の竿体から構成されていても良い。
元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、例えば、繊維強化樹脂製の管状体で構成されている。この繊維強化樹脂製の管状体は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸させた繊維強化樹脂プリプレグ(プリプレグシート)を芯金に巻回し、このプリプレグシートを加熱して硬化させることにより作成される。このプリプレグシートに含まれる強化繊維として、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、及びこれら以外の任意の公知の強化繊維を用いることができる。当該プリプレグシートに含まれるマトリクス樹脂として、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。プリプレグシートが硬化された後には、芯金が脱芯される。また、管状体の外表面は、適宜研磨される。各竿体は、中実状に構成されてもよい。
図示の実施形態において、元竿3、中竿5及び穂先竿7には、リールシート9に装着されるリール6から繰り出される釣糸を案内する複数の釣糸ガイド10(釣糸ガイド10A~10D)が設けられている。より具体的には、元竿3には釣糸ガイド10Aが設けられ、中竿5には釣糸ガイド10Bが設けられ、穂先竿7には釣糸ガイド10Cが設けられている。穂先竿7の先端には、トップガイド10Dが設けられているが、詳細は省略する。
次に、図2を参照して、リールシート本体12及びリールシート9の例について説明する。リールシート本体12は、魚釣用リール6のリール脚6aが載置されるリール脚載置面12aをその軸方向に沿って有するリールシート本体12を備えている。図示の例では、リールシート本体12は、リール脚支持するため後述する固定フード14と移動フード22との間に隙間なく、釣竿2の所定の部分に設けられているが、リール脚の一部を支持するよう、固定フード14と移動フード22との間に所定の長さをもって形成してもよい。
また、図示しないが、リールシート本体12は、竿体2を包囲するように形成してもよい。リールシート本体12は、例えば、60-160mmの長さを有するよう構成できるが、これに限られない。リールシート本体12は、これら以外にも様々な形態、寸法、形状が考えられ、特定の態様に限定されるものではない。
リールシート本体12のリール脚載置面12aは、平坦または略平坦に形成することができ、かつ、図2に示すリールシート本体12が、竿体2の軸方向に延びた状態に形成されている。図示の例では、リールシート本体12には、一端(竿先側)に固定フード14が配設されている。リールシート本体12のリール脚載置面12aの一端は、固定フード14の内部に配設されている。
リールシート本体12には、他端(竿元側)に移動フード(遊動フードともいう)22が軸方向に移動自在に装着される。移動フード22を移動させるため、ナット部23が設けられる。該リールシート本体12と該固定フード14と該移動フード22、ナット部23とを含めてリールシート9と呼ぶことがあるが、詳細は省略する。後述するように、該リールシート本体12がない構成も考えられる。
ここで、図7、8を参照して、その他の態様のリールシート本体12を備えた釣竿1について説明する。まず、図7に示す例では、リールシート本体12は、固定フード14及び移動フード22により両端を支持されており、かつリールシート本体の載置面においてリール脚6aを支持するように形成されている。図2に示した態様との違いは、図2においては、リールシート本体12は、竿体2が支持されているが、図7においては、リールシート本体12は、竿体2と接しないように形成されている。また、図8に示す例では、リールシート本体12がなく、リール脚6aは、固定フード14と移動フード22によりリール脚6aの両端部が保持されるようになっている。
次に、図3を参照して、本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30を、図4を参照して、本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20についてそれぞれ説明する。(定義)ここで、釣竿用ハンドル部材20とは、釣竿1のフェアリング部40と、継部50と、釣竿グリップ部60とで構成され、図4に示すA、B及びCをそれぞれの範囲として構成され、釣竿の握持性の付与を目的とする部材である。また、リールシートグリップ部材30は、釣竿用ハンドル部材20のフェアリング部40のみに相当し、図4に示すAの範囲に相当するものであり、リールを取り付ける機構を有し、且つ釣竿を握り易くすることを目的とする部材である。なお、フェアリング部40(Aの部分)は、釣竿ハンドルの前方(フォアグリップ)を意味し、また釣竿グリップ部60(Cの部分)は、釣竿ハンドルの後方グリップ(リアグリップ)を意味し、継部50(Bの部分)はこれらを接続する部分である。
図2、9に示すように、本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30は、竿体2に設けられ、該リール脚6aを固定するためのフード13の内少なくとも移動フード22のナット部23の上部と側部とを包囲し、かつフェアリング部に亘って周方向で前記竿体の一部を包囲するようにして延伸するように構成される。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30によれば、釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触することを低減してナット部が緩みにくい、軽量かつフードのコンパクト化に資するリールシートグリップ部材を提供することが可能となる。
ここで、本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30を有する釣竿1において、リール脚6aが載置されるリールシート本体12が竿体2に形成されてもよい。また、本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30を有する釣竿1において、リール脚6aが載置されるリールシート本体12が該フード13の固定フード14と移動フード22との間に設けられてもよく、リールシート本体12とフード13とを一体として形成してもよい。
図9に示すように、本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30は、前記移動フードのナット部23の周方向(A)の50%から80%の範囲で該ナット部23を包囲するように構成される。このようにして、リールシートグリップ部材が、釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触することを低減してナット部が緩みにくくすることが可能となる。グリップ部の把持し易さの点だけでなく、グリップ部を把持した際に、リール脚部を締め付ける(固定)ための移動フードのナット部に手や指が触れないようにカバーするためには、このような数値範囲である必要があることが判明している。特に、手で握りこむ際に、グリップ部に周方向(A)の50%以上カバーされていれば、グリップ部が移動フードのナット部に握りこむ指が触れることを防止できる効果が高いことが判っている。なお、これは、本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20についても同様である。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30は、前記フェアリング部に亘って周方向(B)の20%から80%の範囲で前記竿体を包囲するようにして延伸するように構成される。このようなリールシートグリップ部材により、要求される最低限の剛性を確保しつつ、従来に比して大幅な軽量化が可能となる。なお、これは、本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20についても同様である。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)により形成される。また、リールシートグリップ部材30の材料として、CFRTP(連続繊維)、CFRTP(不連続繊維)又はハイブリッドで形成するようにしてもよい。このような材料で形成することで、釣竿に用いるリールシートグリップ部材30として、十分な剛性や強度を確保しつつ重量の増大を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30において、該リールシートグリップ部材30の一端部が、フード又は竿体に固定される。なお、これは、本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20についても同様である。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30において、該リールシートグリップ部材30の長さは、100-400mmである。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30において、該リールシートグリップ部材30の一部に1又は複数の切欠きが形成されている。なお、これは、本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20についても同様である。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30において、該リールシートグリップ部材30の一部に1又は複数のハニカム構造が形成されている。なお、これは、本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20についても同様である。
本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30は、リール脚を固定するためのフードの内固定フードは周方向でみてその下部を包囲する。なお、これは、本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20についても同様である。
本発明の一実施形態に係る釣竿1は、竿体2と、該竿体2に設けられリール脚を固定するためのフードと、上記いずれかのリールシートグリップ部材30と、を備えるように構成される。また、本発明の一実施形態に係る釣竿1は、竿体2と、該竿体2に設けられリール脚を固定するためのフードと、上記若しくは下記いずれかの釣竿用ハンドル部材20と、を備えるように構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿1によれば、釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触することを低減してナット部が緩みにくい、軽量かつフードのコンパクト化に資する釣竿を提供することが可能となる。
次に、図4を参照して、本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20について説明する、図示のように、本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20は、竿体2に設けられ、リール脚6aを固定するためのフード13の内少なくとも移動フード14のナット部23の上部と側部とを包囲し、かつフェアリング部40と、継部50と、釣竿グリップ部60とに亘って周方向で前記竿体の一部を包囲するようにして延伸するように構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20によれば、釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触することを低減してナット部が緩みにくい、軽量かつフードのコンパクト化に資する釣竿用ハンドル部材を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)により形成される。また、釣竿用ハンドル部材20の材料として、CFRTP(連続繊維)、CFRTP(不連続繊維)又はハイブリッドで形成するようにしてもよい。このような材料で形成することで、釣竿に用いるハンドル部材20として、十分な剛性や強度を確保しつつ重量の増大を抑制することができる。
次に、図5、6を参照して、本発明のその他の実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20について説明する。まず、図5に示すように、本発明のその他の実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20は、竿体2に設けられ、リール脚6aを固定するためのフード13の内少なくとも移動フード14のナット部の上部と側部とを包囲し、かつフェアリング部と、継部と、釣竿グリップ部とに亘って周方向で前記竿体の一部を包囲するようにして延伸するように構成され、1又は複数の切欠き(図示の例では、1つの切欠き21)が設けられる。これにより、釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触することを低減してナット部が緩みにくく、更に軽量かつフードのコンパクト化に資する釣竿用ハンドル部材を提供することが可能となる。なお、これは、本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30も同様である。
次に、図6に示すように、本発明のその他の実施形態に係る釣竿用ハンドル部材20は、竿体2に設けられ、リール脚6aを固定するためのフード13の内少なくとも移動フード14のナット部の上部と側部とを包囲し、かつフェアリング部と、継部と、釣竿グリップ部とに亘って周方向で前記竿体の一部を包囲するようにして延伸するように構成され、1若しくは複数の切欠き又は1若しくは複数のハニカム構造の少なくともいずれか(図示の例では、1つの切欠き21と1つのハニカム構造22)が設けられる。これにより、釣竿の操作の際、移動フードのナット部に釣り人の手が接触することを低減してナット部が緩みにくく、必要な強度を確保しながら更に軽量かつフードのコンパクト化に資する釣竿用ハンドル部材を提供することが可能となる。なお、これは、本発明の一実施形態に係るリールシートグリップ部材30も同様である。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
1 釣竿
2 竿体
3 元竿
4 グリップ
5 中竿
6 リール
6a リール脚
7 穂先竿
9 リールシート
10 釣糸ガイド
12 リールシート本体
12a リール脚載置面
13 フード
14 固定フード
20 釣竿用ハンドル部材
21 切欠き
22 移動フード
23 ナット部
24 ハニカム構造
30 リールシートグリップ部材
40 フェアリング部
50 継部
60 釣竿グリップ部

Claims (12)

  1. 竿体に設けられ、前記リール脚を固定するためのフードの内少なくとも移動フードのナット部の上部と側部とを包囲し、かつフェアリング部に亘って周方向で前記竿体の一部を包囲するようにして延伸することを特徴とするリールシートグリップ部材。
  2. 前記移動フードのナット部の周方向の50%から80%の範囲で該ナット部を包囲する、請求項1に記載のリールシートグリップ部材。
  3. 前記フェアリング部に亘って周方向の20%から80%の範囲で前記竿体を包囲するようにして延伸する、請求項1又は2に記載のリールシートグリップ部材。
  4. 炭素繊維強化プラスチックにより形成される、請求項1から3までのいずれか1項に記載のリールシートグリップ部材。
  5. 前記リールシートグリップ部材の一端部が、前記フード又は前記竿体に固定される、請求項1から4までのいずれか1項に記載のリールシートグリップ部材。
  6. 前記リールシートグリップ部材の長さは、100-400mmである、請求項1から5までのいずれか1項に記載のリールシートグリップ部材。
  7. 前記リールシートグリップ部材の一部に1又は複数の切欠きが形成されている、請求項1から6までのいずれか1項に記載のリールシートグリップ部材。
  8. 前記リールシートグリップ部材の一部に1又は複数のハニカム構造が形成されている、請求項1から7までのいずれか1項に記載のリールシートグリップ部材。
  9. 前記リール脚を固定するためのフードの内固定フードは周方向でみてその下部を包囲する、請求項1から8までのいずれか1項に記載のリールシートグリップ部材。
  10. 竿体と、該竿体に設けられリール脚を固定するためのフードと、請求項1から9までのいずれか1項に記載のリールシートグリップ部材と、を備えた釣竿。
  11. リール脚が載置されるリールシート本体が前記竿体又は前記フードに設けられる、請求項10に記載の釣竿。
  12. 竿体に設けられ、前記リール脚を固定するためのフードの内少なくとも移動フードのナット部の上部と側部とを包囲し、かつフェアリング部と、継部と、釣竿グリップ部とに亘って周方向で前記竿体の一部を包囲するようにして延伸することを特徴とする釣竿用ハンドル部材。
JP2021121061A 2021-07-21 2021-07-21 リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材及び釣竿 Pending JP2023016603A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021121061A JP2023016603A (ja) 2021-07-21 2021-07-21 リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材及び釣竿
PCT/JP2022/006069 WO2023002654A1 (ja) 2021-07-21 2022-02-16 リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材及び釣竿
GB2400073.9A GB2622740A (en) 2021-07-21 2022-02-16 Reel seat grip member, handle member for fishing rod, and fishing rod
CN202280050248.1A CN117642067A (zh) 2021-07-21 2022-02-16 卷线器座把手部件、钓竿用手柄部件以及钓竿
AU2022315650A AU2022315650A1 (en) 2021-07-21 2022-02-16 Reel seat grip member, handle member for fishing rod, and fishing rod
KR1020247003721A KR20240029058A (ko) 2021-07-21 2022-02-16 릴 시트 그립 부재, 낚싯대용 핸들 부재 및 낚싯대

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021121061A JP2023016603A (ja) 2021-07-21 2021-07-21 リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材及び釣竿

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023016603A true JP2023016603A (ja) 2023-02-02

Family

ID=84979080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021121061A Pending JP2023016603A (ja) 2021-07-21 2021-07-21 リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材及び釣竿

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JP2023016603A (ja)
KR (1) KR20240029058A (ja)
CN (1) CN117642067A (ja)
AU (1) AU2022315650A1 (ja)
GB (1) GB2622740A (ja)
WO (1) WO2023002654A1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116863U (ja) * 1984-01-16 1985-08-07 リョービ株式会社 釣竿のリ−ルシ−トカバ−
JPH11137132A (ja) 1997-11-11 1999-05-25 Shimano Inc 釣 竿
JP2002204638A (ja) * 2001-01-10 2002-07-23 Shimano Inc 釣 竿
JP4093561B2 (ja) * 2003-01-24 2008-06-04 株式会社シマノ 釣竿用カバー部材
JP4507253B2 (ja) * 2005-01-06 2010-07-21 株式会社シマノ 釣り竿
JP5721574B2 (ja) 2011-07-14 2015-05-20 株式会社シマノ 釣竿

Also Published As

Publication number Publication date
CN117642067A (zh) 2024-03-01
WO2023002654A1 (ja) 2023-01-26
KR20240029058A (ko) 2024-03-05
AU2022315650A1 (en) 2024-02-22
GB202400073D0 (en) 2024-02-14
GB2622740A (en) 2024-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2023002654A1 (ja) リールシートグリップ部材、釣竿用ハンドル部材及び釣竿
WO2023095483A1 (ja) リールシートグリップ部材、リールシートグリップ構造及び釣竿
JP3891929B2 (ja) 釣竿
JP7266550B2 (ja) 釣竿用リールシート、釣竿用ハンドル部材及び釣竿
US11606943B2 (en) Grip having improved nibble conductivity and fishing rod having the grip
JP3245620U (ja) 釣竿用リールシートのナット、釣竿用リールシート及び釣竿
JP3246729U (ja) 釣竿用リールシート構造
WO2024089945A1 (ja) リール脚固定用部材及び釣竿
JP7258643B2 (ja) 釣竿
JP7290514B2 (ja) 釣竿
JP2023161505A (ja) 釣竿
JP7201567B2 (ja) 魚釣用リール及びそのハンドル
WO2024053152A1 (ja) リールシート及び釣竿
JP3246516U (ja) 飾り糸巻き部別体構造を有する竿体構造及び釣竿
US20230363367A1 (en) Reel seat for fishing rod, handle member for fishing rod, and fishing rod
US20230072935A1 (en) Fishing rod handle member and fishing rod
JP7126996B2 (ja) 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法
JP7148451B2 (ja) 魚釣用リール及びそのハンドル
US20230082885A1 (en) Fishing rod handle member and fishing rod
JP2021171009A (ja) 釣竿用リールシート及び釣竿
AU2022382141A1 (en) Fishing rod handle member and fishing rod
JP5812943B2 (ja) リールシートを備える釣竿
JP2021023152A (ja) 釣竿及び継合構造
JP2000312547A (ja) 釣 竿
JP2004321083A (ja) 釣竿及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230804