JP2023011141A - 配線部材 - Google Patents

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Kyungwoo Kim
利成 小林
Toshinari Kobayashi
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Motoju Terasaka
盛行 清水
Moriyuki Shimizu
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Abstract

Figure 2023011141000001
【課題】反力が大きくなっても、配線部材をより確実に曲がった状態に保持できるようにする技術を提供することを目的とする。
【解決手段】配線部材10は、曲げ経路に沿って配設される曲げ部12を含む電線20と、前記電線20を保持する保持部31と、前記保持部31の外側に突出する車両固定部40とを含むブラケット30と、を備える。前記保持部31は、前記電線20のうち前記曲げ部12を保持する曲げ保持部32を有する。前記曲げ保持部32は、前記曲げ経路において前記電線20よりも内周側に位置する内側壁部33と、前記電線20よりも外周側に位置する外側壁部34とを有する。
【選択図】図1

Description

本開示は、配線部材に関する。
特許文献1は、電線と、樹脂成形部とを備える配線部材を開示している。当該電線は曲げ部を有し、当該樹脂成形部は曲げ部を覆っている。当該樹脂成形部が曲げ補強部を含むことによって、電線が初期形状、例えば、直線に近い状態に復帰しようとする力が生じても、電線の曲げ部をより確実に保持できる。
特開2020-155402号公報
電線が太くなったり、電線の数が増えたりすることによって、電線が初期形状に近い状態に復帰しようとする反力が大きくなる。より大きな反力にも、耐えられることが望まれている。
そこで、反力が大きくなっても、配線部材をより確実に曲がった状態に保持できるようにする技術を提供することを目的とする。
本開示の配線部材は、曲げ経路に沿って配設される曲げ部を含む電線と、前記電線を保持する保持部と、前記保持部の外側に突出する車両固定部とを含むブラケットと、を備え、前記保持部は、前記電線のうち前記曲げ部を保持する曲げ保持部を有し、前記曲げ保持部は、前記曲げ経路において前記電線よりも内周側に位置する内側壁部と、前記電線よりも外周側に位置する外側壁部とを有する、配線部材である。
本開示によれば、反力が大きくなっても、配線部材がより確実に曲がった状態に保持されることができる。
図1は実施形態1にかかる配線部材を示す平面図である。 図2はブラケットを示す斜視図である。 図3は実施形態2にかかる配線部材を示す平面図である。 図4は図3のIV-IV線に沿った断面図である。 図5は図3のV-V線に沿った断面図である。 図6は第1変形例にかかるブラケットを示す平面図である。 図7は第2変形例にかかるブラケットを示す平面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の配線部材は、次の通りである。
(1)曲げ経路に沿って配設される曲げ部を含む電線と、前記電線を保持する保持部と、前記保持部の外側に突出する車両固定部とを含むブラケットと、を備え、前記保持部は、前記電線のうち前記曲げ部を保持する曲げ保持部を有し、前記曲げ保持部は、前記曲げ経路において前記電線よりも内周側に位置する内側壁部と、前記電線よりも外周側に位置する外側壁部とを有する、配線部材である。ブラケットは、車両固定部による車両への固定に耐えられる剛性を有する剛性部材である。このブラケットに設けられた内側壁部及び外側壁部によって、電線が曲った形状に保たれる。これにより、反力が大きくなっても、配線部材をより確実に曲がった状態に保持できる。
(2)(1)の配線部材において、少なくとも前記曲げ部及び前記曲げ保持部をインサート対象部分としてインサート成形された樹脂成形部をさらに備え、前記車両固定部は、前記樹脂成形部の外に位置していてもよい。これにより、樹脂成形部によって電線がブラケットに固定されることができ、電線と保持部とが擦れることが抑制される。また、電線の周囲全体が樹脂成形部によって保護されることができる。また曲げ保持部が露出することが抑制され、曲げ保持部が周辺部材を傷つけることが抑制される。
(3)(2)の配線部材において、前記曲げ保持部は前記内側壁部と前記外側壁部とをつなぐ連結壁部をさらに有し、前記樹脂成形部の樹脂が前記曲げ部と前記連結壁部との間に介在してもよい。これにより、曲げ部と連結壁部とが擦れることが抑制される。
(4)(1)から(3)のいずれか1つの配線部材において、前記電線は、複数のコア電線と前記複数のコア電線を覆うシースとを有する多心電線であり、前記シースの位置に前記曲げ部が設けられ、前記複数のコア電線は、前記シースの端部から延び出て、車両における足回りに位置する複数の機器に接続されてもよい。多心電線は、足回りの複数の機器用のコア電線が一体化されたものであり、シースの位置では複数のコア電線があることによって、反力が大きくなる。この場合でも、ブラケットに設けられた内側壁部及び外側壁部によって、電線が曲った形状に保たれる。
(5)(1)から(4)のいずれか1つの配線部材において、前記電線は、前記電線の延在方向に沿った前記曲げ部の隣において、直線経路に沿って配設される直線部をさらに含み、前記保持部は、前記直線部を保持する直線保持部をさらに有し、前記車両固定部が前記直線保持部に設けられていてもよい。配線部材が車両に取付けられた状態で、配線部材は車両固定部を固定点として振動する。この場合でも、車両固定部が直線保持部に設けられることによって、曲げ部が曲げ保持部によって曲がった状態に保持されやすい。
(6)(5)の配線部材において、前記直線保持部は、第1壁部、第2壁部及び第3壁部を有し、前記第1壁部は、前記内側壁部又は前記外側壁部と同じ側から前記電線を覆い、前記第2壁部及び前記第3壁部は、前記第1壁部の両端部からそれぞれ突出して前記電線を挟んで対向し、前記車両固定部は、前記第2壁部から延出してもよい。これにより、曲げ保持部と直線保持部とで、保持部の開口の向きが変わり、振動時などに電線の四方をしっかり押えることができる。
(7)(6)の配線部材において、前記車両固定部は、前記第2壁部から前記第1壁部と対向するように延びる第1延出部を有し、前記第1延出部と前記第1壁部との間隔は、前記内側壁部と前記外側壁部との間隔よりも大きくてもよい。これにより、第1延出部と第1壁部との間を通じて電線が直線保持部に収まることができる。
(8)(1)から(7)のいずれか1つの配線部材において、前記内側壁部と前記外側壁部とのうち少なくとも一方は前記曲げ経路に沿って連続的に設けられていてもよい。これにより、曲げ保持部において高い剛性が得られる。
(9)(1)から(8)のいずれか1つの配線部材において、前記内側壁部と前記外側壁部とのうち少なくとも一方は前記曲げ経路に沿って断続的に設けられていてもよい。これにより、ブラケットが軽量化される。
(10)(1)から(9)のいずれか1つの配線部材において、前記内側壁部と前記外側壁部とのうち一方は前記曲げ経路に沿って連続的に設けられ、他方は前記曲げ経路に沿って断続的に設けられていてもよい。これにより、曲げ経路に沿って連続的に設けられた壁部によって曲げ保持部における剛性を高めつつ、曲げ経路に沿って断続的に設けられた壁部によってブラケットを軽量化できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の配線部材の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態1]
以下、実施形態1にかかる配線部材について説明する。図1は実施形態1にかかる配線部材10を示す平面図である。図2はブラケット30を示す斜視図である。
配線部材10は、電線20とブラケット30とを備える。
配線部材10は、単一の電線を備えていてもよいし、複数の電線を備えていてもよい。ここでは、配線部材10が、複数の電線を備える例で説明する。ここでは配線部材10が、複数の電線が一体化された多心電線20を備える例で説明する。多心電線20は、複数のコア電線22とシース25とを有する。シース25は、複数のコア電線22を覆う。複数のコア電線22はシース25によって一体化されている。複数のコア電線22は、シース25が設けられた部分では当該シース25によって1つに束ねられた形態となっている。多心電線20は、シース25の位置において単一の電線のごとく扱うことができる。多心電線20について、以下、単に電線20と呼ぶことがある。
コア電線22は、被覆電線である。コア電線22は、芯線23と、芯線23の周囲を覆う被覆24とを備える(図4参照)。芯線23は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等によって形成された導電線である。芯線23は、単線であってもよいし、撚り合せ線であってもよい。被覆24は、樹脂等によって形成された絶縁被覆であり、芯線23の周囲に樹脂を押出被覆等することによって形成される。被覆24は、例えば、ポリエチレンによって形成される。
シース25は、樹脂等によって形成された絶縁被覆である。シース25は、複数のコア電線22の周囲に樹脂を押出被覆等することによって形成される。シース25は、例えば、ポリウレタンによって形成される。シース25は省略されてもよい。
配線部材10は、車両等において曲った経路に沿って配設されることが想定されている。このため、多心電線20は、曲げ経路に沿って配設される曲げ部12を含む。ここでは、シース25の位置に曲げ部12が設けられている。電線20は、電線20の延在方向に沿った曲げ部12の隣において、直線経路に沿って配設される直線部14をさらに含む。
配線部材10がどのような形状で曲げられるかについては、配線部材10の端部の取付先となる部分の位置関係、配線部材10が配設される部分の干渉物のレイアウト等によって決定される。
シース25は、複数のコア電線22の延在方向中間の位置で、複数のコア電線22を露出させる端部を有している。図1に示すように、複数本のコア電線22は、シース25の端部から延び出て、車両における足回りに位置する複数の機器80に接続される。シース25の端部から延び出た複数のコア電線22は、通常、複数に分岐しつつ接続相手の機器80に向けて延びる。ここでは配線部材10が、4本のコア電線22を備える例で説明する。シース25の端部から延び出た4本のコア電線22は、2本のコア電線22Aと、2本のコア電線22Bとの2つに分岐している。
2本のコア電線22Aは、例えば、電力を伝達する電源線である。例えば、コア電線22Aは、EPB(Electric Parking Brake:電動パーキングブレーキ)、或はEMB(Electro-Mechanical Brake:電子機械ブレーキシステム)に対して電力を供給する電源線であってもよい。図1に示す例では、コア電線22Aの先端部はコネクタ28を介して機器80と接続されている。
2本のコア電線22Bは、例えば、信号の伝達を行う信号線である。例えば、コア電線22Bは、ABS(Anti-Lock Brake System:アンチロックブレーキシステム)において、車輪の速度を検出するためのセンサからの信号を伝達する信号線であってもよい。図1に示す例では、コア電線22Bの先端部はセンサ(機器80)と一体化されている。
2本のコア電線22Bは、延在方向中間の位置でシース26に覆われてケーブル27とされていてもよい。2本のコア電線22Bは、ケーブル27のままシース25の端部から延び出てもよい。シース25は、見た目上は、2本のコア電線22と1本のケーブル27との3本の線材を覆っていてもよい。
電線20の他端部は、車体側に延びてもよい。電線20の他端部は、車体に配置された電子制御ユニットなどの機器と接続されてもよい。
ブラケット30は、保持部31と車両固定部40とを含む。ブラケット30は、例えば金属製である。ブラケット30は硬質樹脂製であってもよい。ブラケット30は金属板などの板材が曲げ変形されて形成されている。ブラケット30は射出成形などによる成形品であってもよい。
保持部31は、電線20を保持する。保持部31は、曲げ保持部32を有する。ここでは、保持部31は、直線保持部36をさらに有する。直線保持部36は曲げ保持部32の一方の端部に連続する。
曲げ保持部32は、電線20のうち曲げ部12を保持する。曲げ保持部32は、内側壁部33と外側壁部34とを有する。内側壁部33は、曲げ経路において電線20よりも内周側に位置する。外側壁部34は、曲げ経路において電線20よりも外周側に位置する。内側壁部33と外側壁部34との間隔は、電線20の直径と同じかそれよりも大きい。ここでは内側壁部33及び外側壁部34の間隔は、電線20の直径よりもわずかに大きい。内側壁部33と外側壁部34とのうち少なくとも一方は曲げ経路に沿って連続的に設けられている。ここでは内側壁部33と外側壁部34とのうち両方が曲げ経路に沿って連続的に設けられている。
曲げ保持部32は、連結壁部35をさらに有する。連結壁部35は、内側壁部33と外側壁部34とをつないでいる。連結壁部35も曲げ経路に沿って連続的に設けられている。曲げ保持部32において電線20は、三方から内側壁部33、外側壁部34及び連結壁部35に覆われている。
直線保持部36は、電線20のうち直線部14を保持する。直線保持部36は、第1壁部37、第2壁部38及び第3壁部39を有する。第1壁部37は、内側壁部33又は外側壁部34と同じ側から電線20を覆う。ここでは第1壁部37は内側壁部33と同じ側から電線20を覆う。第2壁部38及び第3壁部39は、第1壁部37の両端部からそれぞれ突出する。第2壁部38及び第3壁部39は、電線20を挟んで対向する。第2壁部38及び第3壁部39のいずれか一方は連結壁部35と同じ側から電線20を覆う。第2壁部38及び第3壁部39のうち車両固定部40が延出する一方の壁部が第2壁部38であり、他方の壁部が第3壁部39である。ここでは第2壁部38が連結壁部35と同じ側から電線20を覆う。第3壁部39は第2壁部38及び連結壁部35と反対側から電線20を覆う。直線保持部36において電線20は、三方から第1壁部37、第2壁部38及び第3壁部39に覆われている。
曲げ保持部32と直線保持部36とは連続している。ここでは連結壁部35と第2壁部38とが連続している。ここでは第1壁部37と内側壁部33とは電線20の延在方向に離れている。第1壁部37は電線20の延在方向に沿って第2壁部38の一部に設けられている。第1壁部37が内側壁部33と連続していてもよい。第1壁部37が電線20の延在方向に沿って第2壁部38の全体に設けられていてもよい。第2壁部38が連結壁部35と離れていてもよい。
曲げ保持部32の開口の向きと、直線保持部36の開口の向きとが互いに異なる。曲げ保持部32及び直線保持部36のそれぞれにおいて、電線20の三方が壁部に覆われる。曲げ保持部32の2つの壁部と、直線保持部36の2つの壁部とが同じ側から電線20を覆う。曲げ保持部32の残りの1つの壁部と、直線保持部36の残りの1つの壁部とが、互いに異なる側から電線20を覆う。具体的には、曲げ保持部32の内側壁部33と、直線保持部36の第1壁部37とが同じ側から電線20を覆う。曲げ保持部32の連結壁部35と、直線保持部36の第2壁部38とが同じ側から電線20を覆う。曲げ保持部32の外側壁部34と、直線保持部36の第3壁部39とが互いに異なる側から電線20を覆う。曲げ保持部32は、連結壁部35と反対側(図1の紙面手前側)に開口する。直線保持部36は、第1壁部37と反対側(図1の紙面上方)に開口する。
車両固定部40は、保持部31の外側に突出する。車両固定部40は保持部31の延在方向に沿った一部に設けられている。ここでは車両固定部40は、直線保持部36に設けられている。車両固定部40は、曲げ保持部32に設けられていない。車両固定部40は、直線保持部36における第2壁部38から延出する。車両固定部40は、第1延出部41及び第2延出部42を有する。第1延出部41は、第2壁部38から第1壁部37と対向するように延びる。第2延出部42は、第1延出部41から保持部31と離れるように延びる。第2延出部42にネジ孔43が形成されている。ネジによって車両固定部40が車両における取付対象箇所に固定される。車両固定部40は、その他の溶接、嵌め込み構造等によって取付対象箇所に固定されてもよい。
第1延出部41と第1壁部37との間隔は、電線20の直径よりも大きい。第1延出部41と第1壁部37との間隔は、内側壁部33と外側壁部34との間隔よりも大きい。第2壁部38は連結壁部35よりも電線20の幅方向に長いことによって、第1延出部41と第1壁部37との間隔は、内側壁部33と外側壁部34との間隔よりも大きい。
第1壁部37から第3壁部39の突出寸法は、第1壁部37からの第2壁部38の突出寸法よりも小さくてもよい。第1壁部37から第3壁部39の突出寸法は、内側壁部33からの連結壁部35の突出寸法よりも小さくてもよい。第2壁部38からの第1延出部41の突出寸法は、第2壁部38からの第1壁部37の突出寸法よりも小さくてもよい。これらより、直線保持部36における開口が広くなり、当該開口を通じて直線保持部36に電線20が収まりやすい。
ブラケット30には、肉抜き用の貫通孔44が形成されていてもよい。図2に示す例において、貫通孔44が連結壁部35及び第2壁部38に形成されている。連結壁部35の貫通孔44は、電線20の延在方向に沿って連結壁部35の中間部(ここでは中央部)に形成されている。第2壁部38の貫通孔44は、電線20の延在方向に沿って第2壁部38の両端部に形成されている。
例えば、電線20はブラケット30に対して内側壁部33に沿うように保持された状態で、ブラケット30に固定される。かかる固定態様は特に限定されるものでなく、適宜設定可能である。例えば、図1に示すように、粘着テープ又は結束バンドなどの結束部材60が電線20及びブラケット30の周囲に巻かれることによって、電線20がブラケット30に固定されていてもよい。また例えば、保持部31の内面と電線20の外面とが接着剤などによって接着されていてもよい。
<効果等>
以上のように構成された配線部材10によると、ブラケット30は、車両固定部40による車両への固定に耐えられる剛性を有する剛性部材である。このブラケット30に設けられた内側壁部33及び外側壁部34によって、電線20が曲った形状に保たれる。これにより、反力が大きくなっても、配線部材10をより確実に曲がった状態に保持できる。
例えば、電線20の初期状態が直線状態などであり、電線20が初期状態よりも曲がった状態で曲げ保持部32に保持されている場合について考える。この場合、電線20は曲げ角度が緩やかになる方向に戻ろうとするため、初期状態に戻ろうとする電線20の反力は、外側壁部34の両端部及び内側壁部33の中間部などにかかる。
また例えば、電線20の初期状態が曲った状態であり、電線20が初期状態よりも曲げが緩やかな状態で曲げ保持部32に保持されている場合について考える。この場合、電線20は曲げ角度がきつくなる方向に戻ろうとするため、初期状態に戻ろうとする電線20の反力は、内側壁部33の両端部及び外側壁部34の中間部などにかかる。
上記2つの場合のいずれにおいても、初期状態に戻ろうとする電線20の反力を内側壁部33及び外側壁部34によって受け止めることができる。このため、反力が大きくなっても、配線部材10をより確実に曲がった状態に保持できる。
また、内側壁部33の内周側に大きな鍔部などがないため、内側壁部33の内周側にスペースを広くとることができる。このため、車両における配線部材10の経路が、内側壁部33の内周側に周辺部材が位置するような経路であっても、当該周辺部材に配線部材10が干渉することが抑制される。
また、多心電線20は、足回りの複数の機器用のコア電線22が一体化されたものであり、シース25の位置では複数のコア電線22があることによって、反力が大きくなる。この場合でも、ブラケット30に設けられた内側壁部33及び外側壁部34によって、電線20が曲った形状に保たれる。
配線部材10が車両に取付けられた状態で、配線部材10は車両固定部40を固定点として振動する。この場合でも、車両固定部40が直線保持部36に設けられることによって、曲げ部12が曲げ保持部32によって曲がった状態に保持されやすい。
また直線保持部36における第1壁部37は、内側壁部33又は外側壁部34と同じ側から電線20を覆い、第2壁部38及び第3壁部39は、第1壁部37の両端部からそれぞれ突出して電線20を挟んで対向する。これにより、曲げ保持部32と直線保持部36とで、保持部31の開口の向きが変わり、振動時などに電線20の四方をしっかり押えることができる。
また車両固定部40は、第3壁部39から第1壁部37と対向するように延びる第1延出部41を有し、第1延出部41と第1壁部37との間隔は、内側壁部33と外側壁部34との間隔よりも大きい。これにより、第1延出部41と第1壁部37との間を通じて電線20が直線保持部36に収まることができる。
また、内側壁部33と外側壁部34とのうち少なくとも一方は曲げ経路に沿って連続的に設けられている。これにより、曲げ保持部32において高い剛性が得られる。ここでは内側壁部33と外側壁部34との両方が曲げ経路に沿って連続的に設けられている。これにより、曲げ保持部32において高い剛性が得られる。
[実施形態2]
実施形態2にかかる配線部材について説明する。図3は実施形態2にかかる配線部材110を示す平面図である。図4は図3のIV-IV線に沿った断面図である。図5は図3のV-V線に沿った断面図である。なお、本実施形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
配線部材110は、上記電線20及びブラケット30に加えて、樹脂成形部50をさらに備える。樹脂成形部50は、少なくとも曲げ部12及び曲げ保持部32をインサート対象部分としてインサート成形されている。車両固定部40は、樹脂成形部50の外に位置する。配線部材110が樹脂成形部50を備えることにより、樹脂成形部50によって電線20がブラケット30に固定されることができ、電線20と保持部31とが擦れることが抑制される。また、電線20の周囲全体が樹脂成形部50によって保護されることができる。また曲げ保持部32が露出することが抑制され、曲げ保持部32が周辺部材を傷つけることが抑制される。
樹脂成形部50は、本体部51を含む。本体部51は、ブラケット30及び電線20を覆う。本体部51は、曲げ覆い部52と、直線覆い部53とを有する。樹脂成形部50は、電線覆い部54、55をさらに含む。電線覆い部54、55は、ブラケット30及び電線20のうち電線20のみを覆う。
曲げ覆い部52は、曲った状態で延在する。曲げ覆い部52は、曲げ部12及び曲げ保持部32を覆う。曲げ覆い部52は、曲げ部12及び曲げ保持部32の全てを覆っている必要はなく、曲げ部12及び曲げ保持部32の少なくとも一部を覆っていればよい。
直線覆い部53は、曲げ覆い部52と連続して直線状に延在する。直線覆い部53は、直線部14及び直線保持部36を覆う。直線覆い部53は、直線部14及び直線保持部36の全てを覆っている必要はなく、直線保持部36の少なくとも一部を覆っていればよい。車両固定部40は、直線覆い部53の外側に設けられる。第2壁部38の先端部が直線覆い部53から側方に突出する。第1延出部41及び第2延出部42が露出している。
電線覆い部54は、ブラケット30の一端部から延び出た電線20を覆う。電線覆い部55は、ブラケット30の他端部から延び出た電線20を覆う。電線覆い部54は、曲げ覆い部52と連なり、電線覆い部55は、直線覆い部53と連なる。電線覆い部54、55は、直線状に延在する。
本体部51は角筒状に形成され、電線覆い部54、55は円筒状に形成される。本体部51は円筒状等に形成されていてもよい。電線覆い部54、55は角筒状等に形成されていてもよい。
電線覆い部54において、曲げ覆い部52に連なる基端部の肉厚が、電線20が延び出る先端部の肉厚よりも厚い。電線覆い部54の基端部は曲げ覆い部52の端部に連なるため、先端部と比べて、曲げ部12から大きな反力を受けうる。電線覆い部54において、基端部が先端部よりも厚肉のため、曲げ部12からの反力に耐えやすくなる。ここでは、電線覆い部54において、先端部から基端部に向けて、肉厚が徐々に厚くなっている。先端部を含む部分が第1の肉厚で一定とされ、基端部を含む部分が第1の肉厚よりも厚い第2の肉厚で一定とされてもよい。
電線覆い部55において、直線覆い部53と連なる基端部と、電線20が延び出る先端部とにおいて、肉厚が同じである。電線覆い部55の基端部は、直線覆い部53の端部に連なるため、電線覆い部55の基端部及び先端部において、電線20から受ける反力に大きな差は生じにくい。このため、電線覆い部55における肉厚が一定であっても、電線20をしっかり保持できる。
電線20の反力は主としてブラケット30が受けるため、樹脂成形部50は電線20の大きな反力を受けることが抑制される。このため、樹脂成形部50において、電線20の大きな反力を受けるための厚肉部分が少ない。これにより、樹脂成形部50が設けられる配線部材110が軽量化、小型化される。
上記のようなブラケット30は金属又は硬質樹脂などによって形成される剛性部材である。このため、ブラケット30は、高い剛性を有し、目的とする曲げ形状の保持に適する。一方で、上記配線部材10が、ブラケット30の保持部31が周辺部材と接触する恐れがあるような狭いスペースに配置される場合もあり得る。この場合、ブラケット30の保持部31が露出していると、接触した周辺部材を傷つける恐れがある。
上記のような樹脂成形部50は、例えば、ポリウレタン樹脂等の樹脂によって形成される。ポリウレタン樹脂は、耐衝撃性等に優れ、電線20の保護、樹脂成形部50に接触した周辺部材の保護等に適する一方、変形し易い。このため、樹脂成形部50によって電線20の曲げ部12を保持する場合、内部の電線20が元の形状に戻ろうとすると、目的とする曲げ形状を保持することが困難となる場合がある。
このような場合に、上記ブラケット30及び樹脂成形部50を備える配線部材110はより有効である。つまり、配線部材110において、ブラケット30によって電線20を目的とする曲げ形状に保持しつつ、樹脂成形部50によって電線20及び樹脂成形部50に接触した周辺部材を保護することができる。
上記のような樹脂成形部50は、例えば、保持部31及び電線20のうち保持部31に保持された部分をインサート対象部分として、射出成形金型を用いて、インサート成形することによって一体形成され得る。つまり、樹脂成形部50は、モールド成形部品である。
図4に示すように、樹脂成形部50の樹脂が曲げ部12と連結壁部35との間に介在して、電線20が連結壁部35に接していなくてもよい。これにより、曲げ部12と連結壁部35とが擦れることが抑制される。例えば、樹脂成形部50の成形時に、電線20が連結壁部35から浮いた状態に支持されていてもよい。例えば、ブラケット30の貫通孔44に電線20を支持するピン状の治具が通されてもよい。樹脂成形部50において、当該ピン状の治具に相当する穴が形成されていてもよい。もっとも、電線20が連結壁部35に接していてもよい。
[付記]
図6は第1変形例にかかるブラケット230を示す平面図である。
第1変形例にかかるブラケット230において、曲げ保持部232の形状が上記曲げ保持部32の形状とは異なる。曲げ保持部232において、内側壁部233と外側壁部234との両方が曲げ経路に沿って断続的に設けられている。このように、内側壁部233と外側壁部234とのうち少なくとも一方が曲げ経路に沿って断続的に設けられていることによって、ブラケット30が軽量化される。
内側壁部233は、複数の小壁部33aを含む。複数の小壁部33aは、電線20の延在方向に沿って間隔をあけて設けられている。複数の小壁部33aの間にスリット33bが形成されている。
外側壁部234は、複数の小壁部34aを含む。複数の小壁部34aは、電線20の延在方向に沿って間隔をあけて設けられている。複数の小壁部34aの間にスリット34bが形成されている。
電線20の延在方向に沿った各小壁部33a、34aの数及び大きさは、適宜設定可能である。電線20の延在方向に沿った各スリット33b、34bの数及び大きさは、適宜設定可能である。例えば、図6に示す例では、内側壁部233のスリット33bと、外側壁部234のスリット34bとが電線20の延在方向に沿って同じ位置に設けられている。内側壁部233のスリット33bと、外側壁部234のスリット34bとは、電線20の延在方向に沿って互いに異なる位置に設けられていてもよい。内側壁部233のスリット33bと、外側壁部234のスリット34bとは、電線20の延在方向に沿って互いに異なる幅寸法であってもよい。
図7は第2変形例にかかるブラケット330を示す平面図である。
第2変形例にかかるブラケット330において、曲げ保持部332の形状が上記曲げ保持部32、232の形状とは異なる。曲げ保持部332において、内側壁部233と外側壁部34とのうち一方は曲げ経路に沿って連続的に設けられ、他方は曲げ経路に沿って断続的に設けられている。これにより、曲げ経路に沿って連続的に設けられた壁部によって曲げ保持部32における剛性を高めつつ、曲げ経路に沿って断続的に設けられた壁部によってブラケット330を軽量化できる。
図7に示す例では、外側壁部34は、上記ブラケット30の外側壁部34と同様に、曲げ経路に沿って連続的に設けられている。また、内側壁部233は、上記ブラケット230の内側壁部233と同様に、曲げ経路に沿って断続的に設けられている。内側壁部33は曲げ経路に沿って連続的に設けられ、外側壁部234は曲げ経路に沿って断続的に設けられていてもよい。曲げ経路に沿って断続的に設けられている壁部において、電線20の延在方向に沿った各小壁部33aの数及び大きさは、適宜設定可能である。曲げ経路に沿って断続的に設けられている壁部において、電線20の延在方向に沿った各スリット33bの数及び大きさは、適宜設定可能である。
これらのブラケット230、330は、実施形態1、2のいずれにも適用可能である。つまり、実施形態1の配線部材10において、ブラケット30に代えてブラケット230、330が適用されてもよい。実施形態2の配線部材110において、ブラケット30に代えてブラケット230、330が適用されてもよい。
このほかこれまで、保持部31が直線保持部36を有し、車両固定部40が直線保持部36に設けられているものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。また例えば、保持部31が直線保持部36を有していなくてもよい。また例えば、車両固定部40が曲げ保持部32に設けられていてもよい。
またこれまで、直線保持部36が第1壁部37、第2壁部38及び第3壁部39を有するものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。例えば、直線保持部36において第3壁部39が省略されて第1壁部37及び第2壁部38のみで構成されていてもよい。また例えば、直線保持部36が電線20を覆う三方が、曲げ保持部32が電線20を覆う三方と同じであってもよい。直線保持部36において第3壁部39の代わりに外側壁部34と同じ側から電線20を覆う第4壁部が設けられてもよい。この場合、第1壁部37又は第4壁部から車両固定部40が延出していてもよい。
配線部材10、110は、複数種類の電線20を含む複合ハーネスとして使用されてもよい。上記のように、コア電線22Aが電源線であり、コア電線22Bが信号線であれば、配線部材10、110は、電源線(コア電線22A)及び信号線(コア電線22B)を含む複合ハーネスである。特に、配線部材10、110が電気ブレーキ用の電源線(コア電線22A)及び車速検出用の信号線(コア電線22B)を含む場合、配線部材10、110はブレーキ用の複合ハーネスである。
また配線部材10、110は、コア電線22を6本以上有していてもよい。例えば、ADS(Active Damper Suspension:アクティブダンパサスペンション)用の2本又は3本以上のコア電線22が追加されてもよい。追加されるコア電線22は、電源線であってもよいし、信号線であってもよい。電源線は、信号線よりも許容電流値が大きく設定されている場合が多い。このため、電源線は、信号線よりも太い場合が多い。従って、追加されるコア電線22が電源線であると、追加されるコア電線22が信号線の場合よりも、電線20の反力が大きくなる。このため、追加されるコア電線22が電源線である場合、ブラケット30による曲げ部12の保持がより効果的に作用する。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
10、110 配線部材
12 曲げ部
14 直線部
20 多心電線(電線)
22、22A、22B コア電線
23 芯線
24 被覆
25、26 シース
27 ケーブル
28 コネクタ
30、230、330 ブラケット
31 保持部
32、232、332 曲げ保持部
33、233 内側壁部
33a 小壁部
33b スリット
34、234 外側壁部
34a 小壁部
34b スリット
35 連結壁部
36 直線保持部
37 第1壁部
38 第2壁部
39 第3壁部
40 車両固定部
41 第1延出部
42 第2延出部
43 ネジ孔
44 貫通孔
50 樹脂成形部
51 本体部
52 曲げ覆い部
53 直線覆い部
54、55 電線覆い部
60 結束部材
80 機器

Claims (10)

  1. 曲げ経路に沿って配設される曲げ部を含む電線と、
    前記電線を保持する保持部と、前記保持部の外側に突出する車両固定部とを含むブラケットと、
    を備え、
    前記保持部は、前記電線のうち前記曲げ部を保持する曲げ保持部を有し、
    前記曲げ保持部は、前記曲げ経路において前記電線よりも内周側に位置する内側壁部と、前記電線よりも外周側に位置する外側壁部とを有する、配線部材。
  2. 請求項1に記載の配線部材であって、
    少なくとも前記曲げ部及び前記曲げ保持部をインサート対象部分としてインサート成形された樹脂成形部をさらに備え、
    前記車両固定部は、前記樹脂成形部の外に位置する、配線部材。
  3. 請求項2に記載の配線部材であって、
    前記曲げ保持部は前記内側壁部と前記外側壁部とをつなぐ連結壁部をさらに有し、
    前記樹脂成形部の樹脂が前記曲げ部と前記連結壁部との間に介在する、配線部材。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記電線は、複数のコア電線と前記複数のコア電線を覆うシースとを有する多心電線であり、
    前記シースの位置に前記曲げ部が設けられ、
    前記複数のコア電線は、前記シースの端部から延び出て、車両における足回りに位置する複数の機器に接続される、配線部材。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記電線は、前記電線の延在方向に沿った前記曲げ部の隣において、直線経路に沿って配設される直線部をさらに含み、
    前記保持部は、前記直線部を保持する直線保持部をさらに有し、
    前記車両固定部が前記直線保持部に設けられている、配線部材。
  6. 請求項5に記載の配線部材であって、
    前記直線保持部は、第1壁部、第2壁部及び第3壁部を有し、
    前記第1壁部は、前記内側壁部又は前記外側壁部と同じ側から前記電線を覆い、
    前記第2壁部及び前記第3壁部は、前記第1壁部の両端部からそれぞれ突出して前記電線を挟んで対向し、
    前記車両固定部は、前記第2壁部から延出する、配線部材。
  7. 請求項6に記載の配線部材であって、
    前記車両固定部は、前記第2壁部から前記第1壁部と対向するように延びる第1延出部を有し、
    前記第1延出部と前記第1壁部との間隔は、前記内側壁部と前記外側壁部との間隔よりも大きい、配線部材。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記内側壁部と前記外側壁部とのうち少なくとも一方は前記曲げ経路に沿って連続的に設けられている、配線部材。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記内側壁部と前記外側壁部とのうち少なくとも一方は前記曲げ経路に沿って断続的に設けられている、配線部材。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記内側壁部と前記外側壁部とのうち一方は前記曲げ経路に沿って連続的に設けられ、他方は前記曲げ経路に沿って断続的に設けられている、配線部材。
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