JP2023004088A - 調理用容器セット - Google Patents

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伸公 竹内
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【課題】複数のボウルやザルをコンパクトかつ効率良く収納すること。【解決手段】大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5とを有する調理用容器セット1において、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5に、周壁22,32,42,52の一部を平坦にした平坦面22b,32b,42b,52bを設け、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5を重ねた状態で、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5の開口部28,38,48,58を横向きにして自立できるようにする。【選択図】図3

Description

本明細書に開示される技術分野は、ボウルまたはザルを重ね合わせて収納可能な調理用容器セットに関するものである。
キッチンには、用途に応じて使い分けられるように、大きさが異なるボウルやザルがストックされている(例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。従来、サイズが異なるボウルやザルは、例えば、シンク下の引き出しに、開口部を上向きにして重ねられ、収納されていた。
特表2013-544146号公報 意匠登録第159690号公報 特許第5795695号公報
キッチンには、多くの調理道具があり、それらを小スペースに使い勝手良く収納することが望まれている。従来のボウルやザルの収納方法は、ボウルやザルを積み上げて収納スペースを小さくしようとしているものの、ボウルやザルの上方に無駄な空きスペースができてしまい、他の調理道具の収納スペースを圧迫していた。よって、ボウルやザルの収納には改善の余地があった。
本明細書に開示される技術は、前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは、複数のボウルやザルをコンパクトかつ効率良く収納できる技術を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた調理用容器セットは、(1)複数の調理用容器を有する調理用容器セットであって、前記複数の調理用容器は、ボウル又はザルであり、前記ボウル又は前記ザルを重ねた状態で前記ボウル又は前記ザルの開口部を横向きにして自立すること、を特徴とする。
上記構成の調理用容器セットは、開口部を横向きにしてボウルやザルを重ね、自立させた状態で、ボウルやザルを収納場所に収納できるので、開口部を上向きにしてボウルやザルを重ねて収納場所に収納する場合より、収納スペースが小さくなる。調理用容器セットを用いることで空いたスペースには、別の調理道具を収納できる。よって、上記構成の調理用容器セットによれば、複数のボウルやザルをコンパクトかつ効率良く収納することができる。
(2)(1)に記載する調理用容器セットにおいて、前記複数の調理用容器は、重ねられて自立する場合に、最もサイズが大きい調理用容器の内側に、他の調理用容器が収められていること、が好ましい。
上記構成の調理用容器セットは、ボウルやザルを重ねて自立させた場合に、最も大きい調理用容器の収納スペースに、調理用容器セットを構成する調理用容器が全て収められる。よって、上記構成の調理用容器によれば、無駄な収納スペースを形成することなく、ボウルやザルを見た目良く、すっきりと収納できる。
(3)(1)又は(2)に記載する調理用容器セットにおいて、前記ボウル又は前記ザルは、周壁の一部を平坦にした平坦面を有し、前記平坦面を下側にして重ねた状態で自立すること、が好ましい。
上記構成の調理用容器セットは、シンプルな構造でボウルやザルを重ねて自立させることができる。
(4)(3)に記載する調理用容器セットにおいて、前記ボウル又は前記ザルは、開口端縁側に傾く前傾姿勢で自立すること、が好ましい。
上記構成の調理用容器セットは、ボウルやザルを、重ねた状態で自立させた場合でも、個々に自立させた場合でも、ボウルやザルの重心バランスを安定させる。
(5)(4)に記載する調理用容器セットにおいて、前記ボウル又は前記ザルは、自立時に、平坦面が当接する設置面に対して、開口端縁が5°以上20°以下の範囲内で開口部側に前傾すること、が好ましい。
上記構成の調理用容器セットは、ボウルやザルを重ねた状態でも、単独の状態でも、安定して自立させることができる。
(6)(1)に記載する調理用容器セットにおいて、前記ボウルは、第1ボウルと、前記第1ボウルの外側に重ねられる第2ボウルと、を有し、前記第1ボウルは、円弧状の第1円弧壁と、平坦な第1平坦面と、前記第1平坦面の両端部を前記第1円弧壁に接続する第1接続壁と、を有し、前記第2ボウルは、円弧状の第2円弧壁と、前記第1平坦面より大きい面積で平坦に設けられた第2平坦面と、第2平坦面の両端部を前記第2円弧壁に接続する第2接続壁と、を有し、前記第1ボウルと前記第2ボウルは、前記第1平坦面と前記第2平坦面、および、第1接続壁と前記第2接続壁と、を接触させた状態で重ね合わされ、自立すること、が好ましい。
上記構成の調理用容器セットは、第1ボウルと第2ボウルを重ね合わせた自立させる場合に、内側の第1ボウルが第1平坦面と第1接続壁を第2ボウルの第2平坦面と第1接続壁に当接させ、第1ボウルと第2ボウルが支え合うので、第1ボウルと第2ボウルを重ねた状態で安定して自立させることができる。
(7)(1)から(6)の何れか1つに記載する調理用容器セットにおいて、水平姿勢を保つように前記ボウルの開口端縁に係止される計量スプーンを有すること、が好ましい。
上記構成の調理用容器セットは、例えば、計量スプーンを水平な姿勢を保つようにボウルの開口端縁に係止させることができるので、計量スプーンを扱い易くできる。
(8)(1)から(7)の何れか1つに記載する調理用容器セットにおいて、前記複数の調理用容器は、コポリエステル樹脂で形成されたボウルを含むこと、が好ましい。
上記構成の調理用容器セットは、透明性、耐熱性、耐冷性、耐衝撃性があり、人体に優しいコポリエステル樹脂により形成されたボウルを有するので、使い勝手が良い。
本明細書に開示される技術によれば、複数のボウルやザルをコンパクトかつ効率良く収納できる技術が実現される。
本発明の一実施形態に係る調理用容器セットを構成するボウルとザルの外観斜視図である。 自立する調理用容器セットを示す図である。 図2のA-A断面図である。 調理用容器セットを構成するボウルとザルの側面図である。 計量スプーンを保持する大ボウルの外観斜視図である。 計量スプーンを保持する大ボウルの外観斜視図である。 収納のイメージ図である。
以下、本発明に係る調理用容器セットおよびボウルを具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は、ボウルと複数にボウルを有する調理用容器セットに、本発明を適用したものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る調理用容器セット1を構成するボウル2,3,4とザル5の外観斜視図である。本形態の調理用容器セット1は、大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4と、ザル5と、を備えている。大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4は「ボウル」の一例である。また、小ボウル4を「第1ボウル」の一例とした場合、中ボウル3が「第2ボウル」の一例となり、中ボウル3を「第1ボウル」の一例とした場合、大ボウル2が「第2ボウル」の一例となる。調理用容器セット1は、更に、後述する計量スプーン6(図5、図6参照)を備える。
図1に示すように、大ボウル2と中ボウル3は、サイズを除き、同一の略半球形状に形成されている。小ボウル4は、サイズおよび注ぎ口46を除き、中ボウル3と同じ略半球形状に形成されている。注ぎ口46は、後述する平坦面42bと対向する位置に設けられている。ザル5は、小ボウル4よりサイズが小さい半球形状をなす。ザル5の開口端縁50は、小ボウル4の開口端縁40に引っ掛けられるように、外側に屈曲している。
大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4と、ザル5は、入子状に重ねることができる。重ねられた大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4と、ザル5は、開口端縁20,30,40,50がほぼ同じ位置に揃えられ、開口端縁20より外側に開口端縁30,40,50が出っ張らない。
大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5は、同じ材料で形成してもよいし、異なる材料で形成してもよい。例えば、大ボウル2と中ボウル3には、透明の樹脂を使用し、小ボウル4とザル5には、有色の樹脂を使用する。本形態では、大ボウル2と中ボウル3には、耐熱性、耐薬性に優れ、人体に優しいコポリエステル樹脂(例えば、商品名「TRITAN(登録商標)コポリエステル樹脂」、イーストマンケミカルカンパニー製)を使用する。また、小ボウル4とザル5には、ポリプロピレンなどの安価な材料を使用する。
図2は、自立する調理用容器セット1を示す図である。図3は、図2のA-A断面図である。大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4と、ザル5は、それぞれ、円形状の底壁21,31,41,51の外周に沿って、周壁22,32,42,52が設けられ、一方に開口する開口部28,38,48,58を備えている。
図3に示すように、大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4と、ザル5は、底壁21,31,41,51の外面に、脚25,35,45,55が立設されている。
図1及び図3に示すように、大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4は、開口端縁20,30,40が同じ肉厚(例えば3mm)で直線状に立ち上がるように形成されている。
図1及び図2に示すように、周壁22,32,42,52は、それぞれ、円弧状の円弧壁22a,32a,42a,52aと、平坦に設けられた平坦面22b,32b,42b,52bと、を備えている。平坦面22b,32b,42b,52bは、周壁22,32,42,52の周方向両端部が、接続壁22c,22c,32c,32c,42c,42c,52c,52cを介して円弧壁22a,32a,42a,52aに接続されている。
図1に示すように、平坦面22b,32b,42b,52bは、矩形状をなし、大ボウル2、中ボウル3、小ボウル4、ザル5の順に平坦面22b,32b,42b,52bの縦横寸法が小さくされている。
図2に示すように、接続壁22c,22c,32c,32c,42c,42c,52c,52cは、調理用容器セット1が大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4と、ザル5を重ねた状態で平坦面22b,32b,42b,52bを下側にして自立する場合に、隣合う接続壁同士が当接するように設けられている。
図4は、調理用容器セット1を構成するボウル2,3,4とザル5の側面図である。図4は、大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4と、ザル5をそれぞれ設置面10に自立させた状態を示す。大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4と、ザル5は、平坦面22b,32b,42b,52bを下側にして平坦な設置面10に個別に自立させた場合に、開口端縁20,30,40,50側に同じ傾斜角度θで前傾するように、平坦面22b,32b,42b,52bが設けられている。つまり、大ボウル2と、中ボウル3と、小ボウル4と、ザル5は、開口端縁20,30,40,50と平坦面22b,32b,42b,52bとがなす角度が、180°-傾斜角度θとなるように、平坦面22b,32b,42b,52bが設けられている。本形態では、開口端縁20,30,40,50が設置面10に対して傾斜する傾斜角度θは、5°以上20°以下の範囲内、より好ましくは10°以上15°以内の範囲内に、設定されている。
図3に示すように、平坦面22b,32b,42b,52bは、同じ肉厚で形成されている。そのため、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5は、重ねられた状態で平坦面22b,32b,42b,52bを下側にして設置面10に自立する場合も、開口端縁20,30,40,50側に傾斜角度θだけ傾く前傾姿勢となる。
図5、図6は、計量スプーン6を保持する大ボウル2の外観斜視図である。計量スプーン6は、大さじに当たる第1計量部62が柄61の一端に設けられ、小さじに当たる第2計量部63が柄61の他端に設けられている。第1計量部62と第2計量部63はそれぞれスプーン形状に形成されており、第1計量部62の先端部分に係止部64が設けられている。
係止部64は、計量スプーン6を水平姿勢に保つように開口端縁20に係止される。係止部64は、開口端縁20を挿入される挿入凹部64aを備えている。挿入凹部64aは、第1計量部62の底側から、計量スプーン6の長手方向軸線に対して垂直方向に形成され、大ボウル2、中ボウル3、小ボウル4の開口端縁20,30,40の肉厚とほぼ同じ幅で形成されている。なお、中ボウル3と小ボウル4は、開口端縁30,40が大ボウル2の開口端縁20と同様に設けられているので、大ボウル2と同様に計量スプーン6が開口端縁30,40に係止される。
以上説明した調理用容器セット1は、例えば図7に示すように、開口部28,38,48,58を横向きにして大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5を重ね、自立させた状態で、キッチンのシンク下の引き出し200に収納できる。そのため、調理用容器セット1は、図7の点線に示すように、平坦面を備えない複数のザルやボウル210を、開口部を上向きにして重ねて引き出し200に収納する場合より、収納スペースが小さくなる。調理用容器セット1を用いることで空いたスペースには、他の調理道具を収納できる。よって、本形態の調理用容器セット1によれば、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5をコンパクトかつ効率良く収納できる。また、キッチンの収納力を向上させることができる。
また、調理用容器セット1は、図3に示すように、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5を重ねて自立させた場合に、大ボウル2の収納スペースに、調理用容器セット1を構成する大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5が全て収められる。よって、調理用容器セット1によれば、無駄な収納スペースを形成することなく、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5を見た目良く、すっきりと収納できる。
調理用容器セット1は、図3に示すように、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5が周壁22,32,42,52の一部を平坦にした平坦面22b,32b,42b,52bを有し、平坦面22b,32b,42b,52bを下側にして重ねた状態で自立するので、大ボウル2や中ボウル3や小ボウル4やザル5に余分な突起等を設けなくても、シンプルな構造で大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5を重ねて自立させることがきる。なお、大ボウル2、中ボウル3、小ボウル4、ザル5は、平坦面22b,32b,42b,52bを手で支えて調理できるので、大ボウル2等を使って調理しやすい。
調理用容器セット1は、図4に示すように、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5が開口端縁20,30,40側に傾斜角度θだけ傾く前傾姿勢で自立する。そのため、調理用容器セット1は、図3に示すように、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5を重ねた状態で自立させた場合でも、図4に示すように、個々に自立させた場合でも、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5の重心バランスを安定させることができる。
しかも、調理用容器セット1は、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5を重ねて平坦面22b,32b,42b,52bを下側にして自立させた場合に、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5が、隣合う平坦面22b,32b,42b,52b同士、および、隣合う接続壁22c,22c,32c,32c,42c,42c,52c,52c同士を当接させ、支え合うので、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5を重ねた状態で安定して自立する。
このように、調理用容器セット1は、大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5を重ねた状態で自立させた場合に重心バランスが安定し、さらに、隣合う容器同士が支え合って安定して自立するので、例えば、引き出し200を開閉する際に振動が生じても、倒れ難い。
ユーザは、例えば大ボウル2を使用する場合、引き出し200から調理用容器セット1を取り出す。ユーザは、大ボウル2を作業台に置き、残りの中ボウル3と小ボウル4とザル5を、平坦面32b,42b,52bの位置を揃えて重ねた状態で、引き出し200に自立させて収納する。大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5は樹脂製であるので軽く、扱い易い。
大ボウル2は、コポリエステル樹脂で形成され、ガラスのような透明性を有するので、見た目がよく、また、食材の状態等を外部から確認できる。また、大ボウル2は、耐衝撃性が高いコポリエステル樹脂で形成されているので、例えば卵白をハンドミキサーで泡立てる場合でも、傷がつきにくい。仮に、大ボウル2の表面がミキサーで傷ついても、コポリエステル樹脂は人体に優しいので、人体に影響を及ぼさない。コポリエステル樹脂は、耐冷性を有するので、大ボウル2は、冷蔵庫や冷凍庫に入れて使用できる。さらに、コポリエステル樹脂は、耐熱性を有するので、大ボウル2をレンジで使用したり、食洗機で洗ったりすることができる。中ボウル3も同様である。よって、調理用容器セット1は、コポリエステル樹脂で形成された大ボウル2と中ボウル3を含むことで、使い勝手がよくなる。
ところで、例えば、大ボウル2を使って調理する場合、計量スプーン6を使って調味料を大ボウル2に投入することがある。この場合、計量スプーン6は、図5、図6に示すように、大ボウル2の開口端縁20が挿入凹部64aに挿入されることで、水平姿勢を保って大ボウル2に係止される。開口端縁20は、ストレート状に設けられている。そのため、計量スプーン6は、図5に示すように、大ボウル2の内側に配置されるように開口端縁20に係止されることもできるし、図6に示すように、大ボウル2の外側に配置されるように開口端縁20に係止されることもできる。
例えば、醤油やカレー粉など等の調味料を計量する場合、図5に示すように計量スプーン6を大ボウル2に係止させることで、両手を使えるようになり、調味料容器の蓋の開け閉めや、調味料容器の出し入れ等の作業が、行い易くなる。また例えば、図5に示すように大ボウル2に係止された計量スプーン6の第2計量部63に調味料を入れて計量した場合に、調味料が第2計量部63から溢れた、あるいは、溢れた場合でも、その調味料は大ボウル2内に入るので、調味料を無駄にしない。
また例えば、調理中に使用する計量スプーン6は、図6に示すように大ボウル2に係止させておくことができ、置き場所に困らない。また、計量スプーン6を置くためのお皿を別途準備する必要がないので、洗い物を減らすことができる。
大ボウル2と中ボウル3と小ボウル4とザル5は、例えば図4に示すように、平坦面22b,32b,42b,52bを下側にして単独で自立する。そのため、大ボウル2等は、洗浄後、自立させることで、食器カゴなどに立て掛けなくても、水切りすることができる。特に、大ボウル2等は、前傾姿勢で自立するので、水が大ボウル2等の内壁に残りにくく、水切り時間が短くて済む。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、調理用容器セット1は、計量スプーン6がなくてもよい。
また、調理用容器セットに含まれるザルとボウルの数や組み合わせは、上記形態に限定されない。例えば、調理用容器セットは、複数のボウルのみで構成してもよいし、1個のザルと1個のボウルで構成してもよい。
調理用容器セット1は、複数のボウルとザルを重ねた状態で自立させる場合、内側容器の接続壁が外側容器の接続壁に当接しなくてもよい。但し、上記実施形態のように、内側容器の接続壁が外側容器の接続壁に当接し、内側容器と外側容器が支え合うようにすれば、複数のボウルとザルを重ねた状態で安定して自立させることができる。
計量スプーン6は、第2計量部63に係止部64を設けてもよいし、第1計量部62と第2計量部63の両方に係止部64を設けてもよい。さらに、計量スプーン6は、第2計量部63がなくてもよい。
1 調理用容器セット
2 大ボウル
3 中ボウル
4 小ボウル
5 ザル

Claims (8)

  1. 複数の調理用容器を有する調理用容器セットであって、
    前記複数の調理用容器は、ボウル又はザルであり、前記ボウル又は前記ザルを重ねた状態で前記ボウル又は前記ザルの開口部を横向きにして自立すること、
    を特徴とする調理用容器セット。
  2. 請求項1に記載する調理用容器セットにおいて、
    前記複数の調理用容器は、重ねられて自立する場合に、最もサイズが大きい調理用容器の内側に、他の調理用容器が収められていること、
    を特徴とする調理用容器セット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する調理用容器セットにおいて、
    前記ボウル又は前記ザルは、周壁の一部を平坦にした平坦面を有し、前記平坦面を下側にして重ねた状態で自立すること、
    を特徴とする調理用容器セット。
  4. 請求項3に記載する調理用容器セットにおいて、
    前記ボウル又は前記ザルは、開口端部側に傾く前傾姿勢で自立すること、
    を特徴とする調理用容器セット。
  5. 請求項4に記載する調理用容器セットにおいて、
    前記ボウル又は前記ザルは、自立時に、平坦面が当接する設置面に対して、開口端部が5°以上20°以下の範囲内で開口部側に前傾すること、
    を特徴とする調理用容器セット。
  6. 請求項1に記載する調理用容器セットにおいて、
    前記ボウルは、第1ボウルと、前記第1ボウルの外側に重ねられる第2ボウルと、を有し、
    前記第1ボウルは、円弧状の第1円弧壁と、平坦な第1平坦面と、前記第1平坦面の両端部を前記第1円弧壁に接続する第1接続壁と、を有し、
    前記第2ボウルは、円弧状の第2円弧壁と、前記第1平坦面より大きい面積で平坦に設けられた第2平坦面と、第2平坦面の両端部を前記第2円弧壁に接続する第2接続壁と、を有し、
    前記第1ボウルと前記第2ボウルは、前記第1平坦面と前記第2平坦面、および、第1接続壁と前記第2接続壁と、を接触させた状態で重ね合わされ、自立すること、
    を特徴とする調理用容器セット。
  7. 請求項1から請求項6の何れか1つに記載する調理用容器セットにおいて、
    水平姿勢を保つように前記ボウルの開口端部に係止される計量スプーンを有すること、
    を特徴とする調理用容器セット。
  8. 請求項1から請求項7の何れか1つに記載する調理用容器セットにおいて、
    前記複数の調理用容器は、コポリエステル樹脂で形成されたボウルを含むこと、
    を特徴とする調理用容器セット。
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