JP2023001399A - セルフサービス飲食店舗構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】食事中の客同士の会話を抑制しやすく、かつ飲食エリア上の客の動線錯綜により客同士の鉢合わせを効果的に回避でき、ひいては感染対策上有効となるセルフサービス飲食店舗構造を提供する。【解決手段】店舗フロア部が厨房区画壁部14により前方側の飲食エリア6と後方側の厨房エリア7とに仕切られる。飲食エリア6には着座方向を前方に固定した複数のテーブル10がマトリックス状にレイアウトされ、テーブル列群50は、座席スペース11を隔ててテーブル10を前後に配列したテーブル列51~55を、通路部71~75を隔てて左右に複数配置したものであり、その後方側には飲食準備スペース15が形成され、前方側には退出スペース16が形成される。店舗壁部2~4には飲食準備スペース15に連通する客入口8と退出スペース16に連通する客出口9とが形成されるとともに、厨房区画壁部14には、料理提供口60が形成される。【選択図】図1

Description

この発明は、セルフサービス飲食店舗構造に関する。
麺類提供店や定食屋、イートイン形式のファストフード店、あるいは高速道路のサービスエリアの飲食店などでは、客が食券を買い求め、厨房に併設された料理提供口にて食券と引き換えに客が料理を受け取り、厨房に隣接した飲食エリア上のテーブルあるいはカウンターで料理を食べる、いわゆるセルフサービス形態の店舗が広く採用されている(一例として特許文献1)。こうしたセルフサービス飲食店舗において、客が飲食するテーブルは複数人が対面して着座するようになっており、テーブルレイアウトもまちまちである。また、飲食エリアの窓際等にはスペースの有効活用も兼ね、カウンター席が設けられることも多い。さらに、飲食エリアへの客の出入口は1か所に集約されていることが多い。
実公平2-43965号公報
近年、コロナウィルス感染症の蔓延が長期化するに伴い、上記のような飲食店舗においても、客が対面着座可能なテーブルの中央に樹脂製のシールド板を配置するなど、感染対策が活発に行われるようになってきた。しかしながら、従前のセルフサービス飲食店舗は、下記のごとく感染防止に有効な構造が特に配慮されているとはいいがたい。
(1)対面形式で着座するテーブルが多く使用されているため、複数人数で来店する客同士が固まって着座する結果、食事中の会話等が多くなり、感染対策上の不都合が生じやすくなる。
(2)カウンターテーブルへの客の着座方向が一定しておらず、また、飲食エリアへの出口と入口とが区別されていないことから、飲食エリアへ入り厨房の提供口へ向かう客、提供口で料理を受け取ってテーブルへ向かう客、食事を済ませてテーブルから退席し、飲食エリアから出ていく客のそれぞれの動線が錯綜し、見知らぬ客同士が鉢合わせしやすい。
本発明の課題は、食事中の客同士の会話を抑制しやすく、かつ飲食エリア上の客の動線錯綜により客同士の鉢合わせを効果的に回避でき、ひいては感染対策上有効となるセルフサービス飲食店舗構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のセルフサービス飲食店舗構造は、客が飲食するための飲食エリアと、該飲食エリアに厨房区画壁部にて仕切られた形で隣接配置される厨房エリアとを有する店舗フロア部と、飲食エリアの周囲を厨房区画壁部とともに取り囲む店舗壁部と、飲食エリアにて客が飲食に使用する複数のテーブルからなり、飲食エリアの厨房エリアが隣接する側を後方側、これと反対側を前方側として、各々着座方向が前方側となるように飲食エリアに配置され、飲食エリア上にて後方側から前方側に向かう形で前後方向を、水平面内にて前後方向と直交するように左右方向を定めるとき、飲食エリア上にて座席スペースを隔ててテーブルを前後方向に配列したテーブル列を、通路部を隔てて左右方向に複数配置することによりマトリックス状に形成されたテーブル列群とを備え、飲食エリアにおいてテーブル列群の後方には飲食準備スペースが、テーブル列群の前方には退出スペースがそれぞれ確保されるとともに、店舗壁部には飲食準備スペースに連通する客入口と退出スペースに連通する客出口とが形成され、厨房区画壁部には、厨房エリア内で準備された料理を客に提供するための料理提供口が形成されたことを特徴とする。
上記本発明のセルフサービス飲食店舗構造においては、店舗フロア部が厨房区画壁部により前方側の飲食エリアと後方側の厨房エリアとに仕切られる。飲食エリアには着座方向を前方に固定した複数のテーブルがマトリックス状にレイアウトされ、テーブル列群が形成される。該テーブル列群は、座席スペースを隔ててテーブルを前後に配列したテーブル列を、通路部を隔てて左右に複数配置したものであり、その後方側には飲食準備スペースが形成される一方、前方側には退出スペースが形成される。店舗壁部には飲食準備スペースに連通する客入口と退出スペースに連通する客出口とが形成されるとともに、厨房区画壁部には、厨房エリア内で準備された料理を客に提供するための料理提供口が形成される。
該構造によれば、飲食エリア内の客は一様に前を向いてテーブルに着座し、客同士が対面することがないので、客同士の会話を効果的に抑制することができる。また、食事中は他のテーブルの客と前方から顔を合わせることがないため、感染抑止上の心理的な負担も軽減される。そして、飲食エリア内の客の動線は上記の構造により以下のように単純化される。すなわち、客入口から飲食準備スペースに進入した客は料理提供口にて料理を受け取った後、通路部を前方に進んでテーブル列群内の空席をなすテーブルに着座する。そして、該テーブルでの料理の飲食が終了後は通路の残余区間を前方に進み退出スペースを経て客出口より退出する。
すなわち、飲食エリアへの入口が厨房の料理提供口に近いエリア後方に、出口が料理提供口から遠いエリア前方に明確に区分されており、飲食エリア内の客の動線は、飲食準備スペースからテーブル列間の通路を前方に移動し、テーブルで食事後は同じ通路の残部を前に進んで退出スペースに抜ける形となることから、後方から前方への一方通行に規制できる。その結果、飲食エリアへ入り厨房の提供口へ向かう客、提供口で料理を受け取ってテーブルへ向かう客、食事を済ませてテーブルから退席し、飲食エリアから出ていく客のそれぞれの動線が錯綜しにくくなり、見知らぬ客同士が鉢合わせする不具合を効果的に解消することができる。
テーブル列をなす各テーブルには、個々のテーブルの前方側を遮蔽する前方遮蔽部と、個々のテーブルの右側方もしくは左側方のうち、該テーブルへの着座に使用する通路部とは反対に位置する側を遮蔽する側方遮蔽部とを設けることができる。このような前方遮蔽部と側方遮蔽部とを設けることで、テーブルに着座した客が発する飛沫の前方及及び側方への飛散を効果的に抑制できる。また、テーブルの前方と通路に面している側を除く側方とが遮蔽部で区画されることで、テーブルに着座する客の飲食空間の閉鎖性が高まり、食事に没頭できやすくなる結果、客同士の会話をさらに減少させることができる。
前方遮蔽部と側方遮蔽部とは、上端縁位置が飲食エリアの天井面よりも下方に位置するように設けることができる。店舗壁部の、前方遮蔽部及び側方遮蔽部の上端縁のうち高い側に位置するものと天井面との間に位置する部分には、飲食エリア内を換気する換気扇を設けることができる。客が発する飛沫の上方への飛散速度は概して遅いため、前方遮蔽部及び側方遮蔽部の上端縁と天井面との間に空間が生じていても、それら遮蔽部を乗り越えて隣のテーブルに達する飛沫の量は少なくとどめることができる。そして、店舗壁部に対しそれら遮蔽部よりも高い位置に換気扇を設けることで、遮蔽部の高さを越えて空間内に滞留しようとする飛沫についても、飲食エリア外に速やかに排出することができる。
店舗壁部は飲食エリアの左右方向において右側の縁に沿って立設される右側壁部と、左側の縁に沿って立設される左側壁部とを備えるように構成できる。上記の換気扇は、右側壁部及び左側壁部の一方に設けられ外気を飲食エリア内に吸気する吸気側換気扇と、右側壁部及び左側壁部の他方に設けられ飲食エリア内の空気を外部に排気する排気側換気扇とを、飲食エリアの前後方向において対応する位置関係にて(すなわち、左右に対向する位置関係にて)対をなす形で設けることができる。遮蔽部よりも高い位置にて、吸気側換気扇と排気側換気扇とを対向配置することにより、遮蔽部及び厨房エリア構造との干渉を避けた形で飲食エリアの上部空間には換気流を左右一方向に形成でき、飲食エリアに対する換気効果を大幅に高めることができる。
飲食エリアにおいてテーブル列群の前方には、各テーブルに前方方向に着座して食事する客に視聴させるための映像を表示する映像表示部を設けることができる。各テーブルに対し一様に前向きに着座する客同士の間では、すでに説明したごとく会話が抑制され、また会話のきっかけも概して生じにくい。そして、テーブル列群の前方に映像表示部を設け、それらの客に映像を視聴させることで、客は食事の手を止めた際にも映像を注視することになり、客同士の会話はさらに抑制されることになる。映像表示部は複数のテーブル列にまたがる画面寸法にて設けることができる。このような大画面の映像表示部を設けることは、本発明の店舗構造において一様に前を向いて食事する客を映像に没頭させ、会話しにくくさせる上でより効果的である。映像表示部と前述の前方遮蔽部あるいは側方遮蔽部を設ける場合は、それら遮蔽部を透明材料にて構成することが、テーブルに着座した客の映像視聴を容易にする上で望ましい。
店舗壁部は飲食エリアの前方側の縁に沿って立設される前方壁部を備えるように構成できる。この場合、映像表示部は、前方壁部に取り付けられるモニタ又はスクリーンからなる前方表示部を含むように構成できる。これにより、飲食エリアに形成する退出スペースをより広く確保することができ、飲食エリアから客出口に向けて食事終了後の客をスムーズに誘導することができる。
また、店舗壁部は飲食エリアの左右方向において右側の縁に沿って立設される右側壁部と、左側の縁に沿って立設される左側壁部とを備えるように構成できる。この場合、映像表示部は、右側壁部及び左側壁部の少なくともいずれかに取り付けられるとともに前方表示部との間で共用化された映像データに基づく映像を、前方表示部と互いに連なる視野にて連携表示するモニタ又はスクリーンからなる側方表示部を含むように構成してもよい。この構成によると、前方表示部と側方表示部とがテーブル列群を鍵の手に囲むように配置され、これに横長の1つの映像を連携表示できるようになることから、立体的で臨場感のある映像表示が可能となる。その結果、テーブル列群にて食事中の客を映像に没頭させる効果がさらに高められる。
本発明においては、テーブル列をなす各テーブルの空き状態を発光表示する空席表示部を、各テーブルへの出入り側をなす通路部に面して、各テーブルに一対一に対応する形で設けることができる。これにより、飲食準備スペース内の客は通路部の前に立ち、通路部の奥(前方側)を見通した際に、各テーブルの空席状態を空席表示部の表示状態に基づいて容易に把握でき、空きテーブルを容易に見つけ出すことができる。また、飲食準備スペースに客誘導の店員が立つ場合は、空席表示部の表示状態に基づいて新規の客を空席にスムーズに案内することができる。
また、本発明の店舗構造には、テーブル列群の各テーブルの使用状態情報を記憶する使用状態情報記憶部と、使用状態情報に基づいて各テーブルの空席マップを表示する空席マップ表示部と、空席マップを参照しつつテーブル列群の空席となっているテーブルを客に選択させるための空席選択部と、使用状態情報記憶部において、選択されたテーブルの使用状態を空席から使用中まで切り替える使用状態情報記憶制御部と、使用状態情報記憶部に記憶された使用状態情報に基づいて、各テーブルの空席表示部の表示状態を空席と使用中との少なくとも2つの状態の間で切り替え制御する空席表示制御部と、を設けることができる。
上記構成によると、客あるいは店員は、空席マップ表示部の表示を見て空席のテーブル位置を容易に把握でき、客が希望する席や店員が優先的に埋めたい席を空席選択部により適切に選択することができる。そして、その選択結果は使用状態情報記憶制御部により各テーブルの使用状態情報に反映され、空席表示制御部が該使用状態情報に基づいて、各テーブルの空席表示部の表示状態を空席と使用中との少なくとも2つの状態の間で切り替え制御することで、客ないし店員のテーブル選択状況を的確かつスムーズに各空席表示部に反映することができる。なお、相互に切り替え可能とできる空席表示部の表示状態には、上記空席及び使用中のほか、例えば客による使用のために選択された状態であって未だ客が着座していない「使用待ち」の状態や、客がすでに退席していてテーブル上に使用後の食器やトレーが留置された「片付け待ち」の状態を含ませることができる。
さらに、本発明の店舗構造には、各テーブルの使用状態を検出する使用状態検出センサと、使用状態情報記憶部に記憶されている使用状態情報が使用中となっているテーブルについて、対応する使用状態検出センサの検出状態に基づきテーブルから客が退出したか否かを判別する退出判別部とを設けることができる。使用状態情報記憶制御部は、退出判別部により退出したと判別されたテーブルについて使用状態情報を使用中から空席に切り替える制御を行い、空席表示制御部は、上記退出判別部により退出したと判別されたテーブルに対応する空席表示部の表示状態を使用中から空席まで切り替える制御を行うように構成できる。この構成によると、各テーブルの使用状態を検出する使用状態検出センサを設け、該使用状態検出センサの検出状態に基づきテーブルから客が退出したと判別されたテーブルについて使用状態情報を使用中から空席まで切り替えるので、客の退出により再び空席となったテーブルを上記の使用状態情報及び空席表示部の表示状態に自動的かつスムーズに反映させることができる。
本発明の作用及び効果の詳細については、「課題を解決するための手段」の欄にすでに記載したので、ここでは繰り返さない。
本発明のセルフサービス飲食店舗構造の一実施形態を示す平面図。 図1の飲食エリアを左側方から示す図。 図1の飲食エリアを後方から示す図。 図1の前方表示部を取り出して示す図。 図1の左側壁部の側方表示部を取り出して示す図。 前方表示部及び側方表示部による映像連携表示の第一例を示す図。 テーブルの一例を示す平面図。 料理が置かれた状態の図7のテーブルを後方から示す図。 映像表示システムの一例を示すブロック図。 空席管理システムの一例を示すブロック図。 空席マップ表示部及び空席選択部の構成例を示す図。 テーブルカードの一例を示す図。 空席表示部の動作例を示す図。 使用状態情報記憶部の一例をなす座席マップメモリの概念図。 選択制御プログラムの処理の流れを示すフローチャート。 空席表示制御プログラムの処理の流れを示すフローチャート。 図1のセルフサービス飲食店舗構造の作用説明図。 前方表示部及び側方表示部による映像連携表示の第二例を示す図。 図1のセルフサービス飲食店舗構造の第一変形例を示す平面図。 同じく第二変形例を示す平面図。 同じく第三変形例を示す平面図。
以下、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明のセルフサービス飲食店舗構造の一実施形態を示す平面図であり、図2は図1の飲食エリアを左側方から示す図、図3は図1の飲食エリアを後方から示す図である。セルフサービス飲食店舗構造(以下、単に「店舗構造」ともいう)1は、店舗フロア部18(図2)及び店舗壁部2~4(図1)を備える。図1に示すように、店舗フロア部18は、客が飲食するための飲食エリア6と、該飲食エリア6に厨房区画壁部14にて仕切られた形で隣接配置される厨房エリア7とからなり、店舗壁部2~4は飲食エリア6の周囲を厨房区画壁部14とともに取り囲むように設けられている。店舗壁部2~4は、前方壁部2、右側壁部3及び左側壁部4からなる。
飲食エリア6にはテーブル列群50が設置されている。テーブル列群50は、飲食エリア6にて客が飲食に使用する複数のテーブル10からなる。これらテーブル10は、飲食エリア6の厨房エリア7が隣接する側を後方側、これと反対側を前方側としたとき、各々着座方向が前方側となるように飲食エリア6に配置されている。テーブル列群50は複数のテーブル列51~55からなる。各テーブル列51~55は、複数のテーブル10を座席スペース11を隔てて前後方向に配列したものである。飲食エリア6上にて後方側から前方側に向かう形で前後方向を、水平面内にて前後方向と直交するように左右方向を定めるとき、テーブル列51~55は通路部71~75を隔てて左右方向に複数配置されている。これにより、テーブル列群50は、複数のテーブル10をマトリックス状に配置して形成されている。また、各座席スペース11には、図2及び図3に示すように、客CLが着座するための椅子12が配置されている。
飲食エリア6においてテーブル列群50の後方には飲食準備スペース15が、テーブル列群50の前方には退出スペース16がそれぞれ確保されている。また、右側壁部3には、飲食準備スペース15に連通する客入口8と退出スペース16に連通する客出口9とが形成されている。さらに、厨房区画壁部14には、厨房エリア7内で準備された料理Fを客に提供するための料理提供口60が形成されている。
テーブル列51~55をなす各テーブル10には、前方遮蔽部23と側方遮蔽部21とが設けられている。前方遮蔽部23は、個々のテーブル10の前方側を遮蔽するためのものである。また、側方遮蔽部21は、個々のテーブル10の右側方もしくは左側方のうち、該テーブル10への着座に使用する通路部71~75とは反対に位置する側を遮蔽するためのものである。前方遮蔽部23及び側方遮蔽部21は、いずれもアクリル板等の透明材料にて形成されている。
図1に示す例では、テーブル列51~54はそれぞれ6台のテーブル10からなる。テーブル列51の各テーブル10は、テーブル列52の各テーブル10と通路部を形成せずに隣接しており、前後方向にて互いに対応する位置のテーブル10,10が対をなしている。テーブル列対53,54についても同様である。また、テーブル列55は単列であり、対をなすテーブル列を伴っていない。なお、対をなすテーブル列間にて各テーブル10は互い違いに千鳥状にずらして配置してもよい。
テーブル列対51,52とテーブル列対53,54との間には通路部72,73が形成されている。左端のテーブル列対51と左側壁部4との間には通路部71が形成されている。各通路部71~73には客一人が通行できる幅が確保されている。通路部72は左側のテーブル列52の各テーブル10に着座する際に使用するためのものであり、通路部73は右側のテーブル列53の各テーブル10に着座する際に使用するためのものである。これら通路部72,73は互いに隣接しており、通路間遮蔽部22により仕切られている。通路部74,75の構造についても同様である。
図1の例では、右端のテーブル列55の右側には、側方遮蔽部21により仕切った形で補助通路部76を形成している。補助通路部76には客出口9側に位置する部分と客入口8側に位置する部分とを区画する往来遮断部19が設けられ、客入口8と客出口9との間で客が補助通路部76をバイパス路として通行する動線を妨げるようにしている。
客入口8は扉8D(本実施形態では引き戸形態の自動ドア)により開閉される。同様に、客出口9は扉9Dにより開閉される。客入口8は飲食準備スペース15よりも前方に位置し、右端の側方遮蔽部21の後端部と対向している。側方遮蔽部21の後端部と右側壁部3の後端部とは客入口8から入店した客を飲食準備スペース15側へ誘導する短い通路部を形成しており、その後方のエリアは、テーブル列55の最後尾のテーブルを、他のテーブル列51~54よりも前方側に位置させることにより来店客のプールゾーン29として拡張されている。そして、このプールゾーン29に食券販売機68とテーブルカード発券機159が配置されている。
厨房エリア7には、厨房区画壁部14に形成された料理提供口60に臨む位置に、横長の料理提供カウンタ61が設置されている。また、料理提供カウンタ61の後方には調理台64、加熱器具65及び食材を保管する冷蔵庫66が配置されている。一方、料理提供口60の左に隣接する形で、使用済みの食器やトレーを戻すための下げカウンタ62が配置されている。下げカウンタ62の後方には、使用済みの食器を洗浄するための流し台63と、洗浄済みの食器を保管する棚67が配置されている。なお、厨房エリア7への出入りは、勝手口13(勝手口扉13Dを有する)にて行う。
厨房エリア7から客に提供される料理のメニューは特に限定されないが、本実施形態の店舗では、調理済みの食材を加熱し盛り付けるだけで迅速に提供できる料理に特化したサービスを提供する場合を例にとっている。そのようなメニューとして好適なものに麺類があり、例えば図8に示すように、本実施形態では提供する料理Fをうどん、特にカレーうどんとしている。カレーうどんの場合、加熱器具65としては、うどん麺(例えば、腰があり長期保存の利く冷凍うどん麺)を温める湯通し槽と、具材をすでに煮込んだカレースープの鍋を温めるレンジを用意すればよい。
図2及び図3に示すように、前方遮蔽部23、側方遮蔽部21及び通路間遮蔽部22は、上端縁位置が飲食エリア6の天井面17Pよりも下方に位置するように設けられている。本実施形態では、図3に示すように、前方遮蔽部23は店舗フロア17上に立設される支柱28,28及び水平方向の左右フレーム24により周縁を支持されるアクリル板である。前方遮蔽部23は、着座した客の足先が窮屈とならないよう、下端縁が店舗フロア17の床面との間に空間を生ずるように配置されている。また、側方遮蔽部21は、前後方向に所定間隔で複数配列する各支柱26(図3)と、水平方向の前後フレーム20により周縁を支持されるアクリル板である。
側方遮蔽部21は、下端縁と店舗フロア17の床面との間に空間を生じていてもよいし、下端縁が床面に達していてもよい。前者の構成の場合、床面の清掃を行いやすい利点がある。通路間遮蔽部22も側方遮蔽部21と同様の構造である。また、側方遮蔽部21(及び通路間遮蔽部22)は、本実施形態では、一般的成人の平均身長よりも上端縁が高くなるように(例えば180~200cm)設置されている。
次に、図2及び図3に示すように、店舗壁部2~4の、前方遮蔽部23及び側方遮蔽部21(さらには通路間遮蔽部22)の上端縁のうち高い側に位置するものと天井面17Pとの間に位置する部分には、飲食エリア6内を換気する換気扇45,46が設けられている。図1~図3の構成では、前方遮蔽部23及び側方遮蔽部21の各上端縁が同じ高さであり、換気扇45,46はそれより高い位置に取り付けられている。なお、側方遮蔽部21よりも低く形成した前方遮蔽部23Sを、図8に一点鎖線で示すように、テーブル10の天板10TPに取り付ける構成を採用することもできる。この場合は、換気扇45,46は側方遮蔽部21(及び通路間遮蔽部22)の上端縁よりも高い位置に設置される。
図1に示すように、換気扇45,46は、吸気側換気扇45と排気側換気扇46とを有する。吸気側換気扇45は、右側壁部3及び左側壁部4の一方(本実施形態では右側壁部3)に設けられ、外気を飲食エリア6内に吸気する。また、排気側換気扇46は右側壁部3及び左側壁部4の他方に設けられ、飲食エリア6内の空気を外部に排気する。これら吸気側換気扇45と排気側換気扇46は対をなす形で前後方向において対応する位置関係にて設けられている。吸気側換気扇45と排気側換気扇46との組は、飲食エリア6の前後方向にて所定間隔で複数設けることができ、図1~図3に示す例では、3組が設けられている。吸気側換気扇45と排気側換気扇46とは、双方ともに電動駆動されるもの(第1種換気扇)であってもよいし、いずれか一方のみが電動駆動されるもの(第2種又は第3種換気扇)であってもよい。
次に、図1に示すように、飲食エリア6においてテーブル列群50の前方には、各テーブル10に前方方向に着座して食事する客に視聴させるための映像MOV1(図6参照)を表示するための映像表示部として、前方表示部31が設けられている。本実施形態において前方表示部31は、複数のテーブル列51~55にまたがる画面寸法にて設けられており、図4に示すように前方壁部2の幅の半分以上を占める大きな画面寸法を有している。このような前方表示部31は、例えば前方壁部2に取り付けられる平面モニタ(例えば液晶モニタや有機ELモニタ)で構成してもよいが、本実施形態では更なる大画面化が可能となるよう、前方プロジェクタ36により映像が投影される前方スクリーンとされている(以下、前方スクリーン31ともいう)。
また、図5に示すように、右側壁部3及び左側壁部4の少なくともいずれか(本実施形態では左側壁部)には、映像MOV2を表示するための側方表示部32が取り付けられている。側方表示部32も前方表示部31と同様に、側方プロジェクタ37により映像が投影される側方スクリーンとされている(以下、側方スクリーン32ともいう)。
前方表示部31と側方表示部32は映像データを共用化しており、図6に示すように、互いに連なる視野の映像MOV1及びMOV2を連携表示するようになっている。映像データは、例えばインターネット等を介して配信される音声付きのストリーミングデータであり、本実施形態では図1~図3に示すように、該映像データに含まれる音声ストリームデータに基づく音声MKを、スピーカ41~43を用いて映像に随伴して再生するようにしている。スピーカ41~43は、本実施形態ではサラウンドシステムを構成する前方スピーカ41、後方スピーカ42及び前方中央スピーカ43を含む。これらスピーカはいずれも天井部17に取り付けられているが、取り付け位置は天井部に限定されず、例えば一部のものを床置き等としてもよい。また、本実施形態では、前方プロジェクタ36及び側面プロジェクタ37も天井部17に取り付けている。
本実施形態では提供する料理がスパイシーなカレーうどん(カレー系の料理以外にも、香辛料を利かせたエスニック料理であってもよい)であり、映像もその料理と関連性を有する映像、例えば図6のジャングル映像など、トロピカル系の映像が流される。このとき、随伴再生する音声は、客が不快に感じない程度に大音量で流すことが、客を食事に集中させ、会話を抑制するうえで効果的である。
映像は、当然、提供する料理に合わせて変更することが可能である。例えば、季節の和食弁当などを提供する場合は、図18に示すように日本の風景映像(図示の例では、春の季節に合わせた満開の桜の映像MOV1,MOV2)を用いるのも効果的である。
図9は、映像表示システムの一例を示すブロック図である。該映像表示システム100は、店舗に設置された映像制御用PC101を備える。映像制御用PC101は通常のコンピュータシステムであり、イーサネットインターフェース103及びビデオカード104を備えるとともに、映像表示制御を行う映像制御ソフト102がインストールされている。映像制御用PC101はイーサネットインターフェース103にてルータ110に接続され、店舗外部の映像サーバ112からインターネット111を介して通信(例えば5G規格通信)により映像データを取得する。映像データのフレームは、図6に示すように、前方スクリーン31及び側方スクリーン32にまたがる横長に形成され、映像制御用PC101のビデオカード104から出力される映像信号はビデオコントローラに105にて、図6の映像MOV1の視野に対応したフレームと映像MOV2の視野に対応したフレームとに分割され、前方プロジェクタ36及び側方プロジェクタ37にそれぞれ出力される。
図1に戻り、テーブル列51~55をなす各テーブル10には、それらテーブル10の空き状態を個別に発光表示する空席表示部30が、各テーブル10への出入り側をなす通路部71~75に面して、各テーブル10に一対一に対応する形で設けられている。図3に示すように、本実施形態において空席表示部30は、左右フレーム24の通路部側の末端に突出形態で取り付けられている。また、空席表示部30に近接する位置(本実施形態では支柱23の通路側の側面)にテーブル番号(テーブル特定情報)を表示したプレート38が、通路入り口側から視認可能に取り付けられている。
空席表示部30は、本実施形態ではフルカラーLEDモジュールにて構成され、図13の上段に示すように、対応するテーブル10が空席の時は緑色に連続点灯する。また、対応するテーブル10が使用中の時は、図13の下段に示すように赤色に連続点灯する。さらに本実施形態においては、テーブル10が客に予約されただけであって、まだ使用開始されていない状態(使用待ちの状態)と、テーブル10から客が退出して片付待ちとなっている状態を、それぞれ上記空席及び使用中の状態とは異なる形態にて空席表示部30を点灯駆動できるようにしている。本実施形態において、使用待ちの状態は、図10の中段に示すように赤色の点滅状態により表示し、片付待ちの状態は黄色の連続点灯状態にて表示するようにしている。
また、図7及び図8に示すように、各テーブル10には、テーブル10上の料理の有無を検出するテーブルセンサ39(本実施形態では、料理Fを載せたトレーTRを検出する近接スイッチ)が設けられている。また、図2に示すように、椅子12には客CLの着座を検出する着座センサ40(本実施形態では、感圧センサもしくは近接スイッチ)が設けられている。これらのセンサは各テーブル10の使用状態を検出する使用状態検出センサを構成する。なお、使用状態検出センサの構成は上記に限定されるものではなく、例えばテーブル10及び座席スペース11内の人あるいは物品を検出する光学式センサや赤外線センサなどで構成してもよい。
次に図10は、テーブル管理システム150の電気的構成の一例を示すブロック図である。テーブル管理システム150は制御用コンピュータ151を備える。制御用コンピュータ151はCPU152、ROM153、RAM154、プログラム記憶部となる記憶装置156(本実施形態ではフラッシュメモリモジュールからなるSSDで構成しているが、ハードディスクドライブであってもよい)、入出力部155及びそれらを相互に接続するバス157を有する。
また、入出力部155には、複数の空席表示部30が表示駆動回路164を介して接続されている。また、複数のテーブルセンサ39はアンプ39A及びスイッチ回路165を介して、複数の着座センサ40はアンプ40A及びスイッチ回路166を介して、それぞれ入出力部155に接続されている。各テーブルセンサ39及び着座センサ40からの入力信号は、制御用コンピュータ151からの選択信号を受けたスイッチ回路165ないし166により、いずれか1つのものが選択されて入出力部155に入力される。
テーブルカード発券機159は、タッチパネル163、該タッチパネル163が重ね合わされるモニタ161及び印刷機158を備え、周辺機器インターフェース160を介して入出力部155に接続されている。図10に示すように、制御用コンピュータ151のRAM154には、テーブル列群50の各テーブル10の使用状態情報を記憶する使用状態情報記憶部としてのマップメモリ154Mが形成されている。図14に示すように、マップメモリ154Mにはテーブル番号(テーブル特定情報)と対応付ける形で、各テーブルの使用状態情報をなす空席ビットが格納されている。本実施形態においては、空席ビットの値が「0」は空席を、同じく「1」は使用中を表す。
図10に示すように、制御用コンピュータ151の記憶装置156にはマップ表示プログラム156Mが格納されている。該マップ表示プログラム156Mの実行により、図11に示すように、モニタ161には、マップメモリ154M内の使用状態情報に基づいて各テーブル10の空席マップ169が表示される。すなわち、モニタ161は空席マップ表示部として機能している。
空席マップ169には各番号のテーブルのアイコンが表示され、タッチパネル163の対応する領域とともに選択ソフトボタン170を形成している。選択ソフトボタン170を示すアイコンは、空席のテーブルと使用中のテーブルとが互いに異なる表示状態にて表示される。例えば、本実施形態では空席のテーブルのアイコンが緑(図11では、テーブル番号が白抜き数字となっているグレーのアイコン)で、使用中のテーブルのアイコンが赤(図11では、テーブル番号が黒数字となっている白のアイコン)で、それぞれ表示されている。なお、使用中のテーブルのアイコンを消去し、空席のテーブルのアイコンのみを表示するようにしてもよい。
また、記憶装置156には選択制御プログラム156Aが格納されている。選択制御プログラム156Aは、テーブル列群50の空席となっているテーブル10を客に選択させるための空席選択部としてタッチパネル163を機能させる役割を担う。また、選択制御プログラム156Aは、使用状態情報記憶部をなすマップメモリ154Mにおいて、選択されたテーブル10の空席ビット(使用状態情報)を空席から使用中まで切り替える使用状態情報記憶制御部としての機能を実現する。
図15は、選択制御プログラム156Aの処理内容の一例を示すフローチャートである。S1にてタッチパネル163を入力待機状態とする。S2では、空席マップ169上のアイコンへのタッチにより、テーブルの選択がなされたか否かを判断する。S2にてnoであればS1に戻り、入力待機状態を維持する。また、S2にてyesであればS3に進み、タッチされたアイコンに対応するテーブルの空席ビットが空席(「0」)であるか否かをマップメモリ154Mにて確認する。S3にて空席でなければS6に進み、選択を拒否してS2に戻る。
一方、S3にて空席であった場合はS4に進み、図12に示す対応する番号のテーブルカード171を、印刷機158(図10)に発行させる。そして、S5ではマップメモリ154Mの対応する番号の空席ビットを「空き(0)」→「使用中(1)」に変更する。前述のマップ表示プログラム156Mは、変更されたマップメモリ154Mの内容に従い、空席マップ169にて選択されたアイコンの表示状態を「空き」→「使用中」に変更する。
次に、図10に戻り、記憶装置156には空席表示制御プログラム156Bが格納されている。空席表示制御プログラム156Bは、以下の各機能を担うものである。
・退出判別部:マップメモリ154M(使用状態情報記憶部)に記憶された空席ビット(使用状態情報)が使用中となっているテーブル10について、対応する使用状態検出センサ(本実施形態では、テーブルセンサ39及び着座センサ40)の検出状態に基づきテーブル10から客が退出したか否かを判別する。
・空席表示制御部:マップメモリ154M(使用状態情報記憶部)に記憶された空席ビット(使用状態情報)に基づいて、各テーブル10の空席表示部の表示状態を空席と使用中との少なくとも2つの状態の間で切り替え制御する。また、退出判別部により退出したと判別されたテーブル10に対応する空席表示部の表示状態を使用中から空席に切り替える制御を行う。空席表示部の表示状態は、後述する如く、片付け待あるいは使用待に対応した固有の表示状態を含んでいてもよい。
・使用状態情報記憶制御部:退出判別部により退出したと判別されたテーブル10について、マップメモリ154M(使用状態情報記憶部)に記憶された空席ビット(使用状態情報)を使用中から空席に切り替える制御を行う。
また、図10のRAM154には、図14に示す如く、テーブル10から客が退出したか否かを判別するために参照するセンサフラグ154Fが、各テーブル10に対応付けた形で形成されている。センサフラグ154Fの各ビットは、テーブルセンサ39及び着座センサ40の検出状態の組み合わせに応じて内容が変更される。
図16は、空席表示制御プログラム156Bの処理の一例を示すものである。ここでは、食事後のトレーをテーブル上に留置したまま客を退出させ、テーブル上のトレーの片づけを店員が実施する運用がなされている場合を例にとる。まず、S1001では、すべてのテーブルのセンサフラグの値を「0(使用前)」にリセットする。S1002では、座席番号カウンタの値nを初期化する。S1003では、番号nの空席ビットをリードする。S1004では、空席ビットの値が「0」(空席)であればS1303にジャンプし、空席表示部30の表示状態を空席(緑)とする。
一方、S1004では、空席ビットの値が「1」(使用中)であればS1005に進み、番号nのテーブルセンサ39の入力K0と着座センサ40の入力L0とをリードする。本実施形態では、テーブルセンサ39からの入力K0の論理は、図8においてトレーTRを検知しているとき「1」となり、非検知のとき「0」となるように定めている。また、着座センサ49からの入力L0の論理は、図2において着座を検知しているとき「1」となり、非検知のとき「0」となるように定めている。もちろん、該論理は逆に設定されていても、制御の本質は同じである。
S1006、S1101及びS1201では、テーブルセンサ39からの入力K0と着座センサ49からの入力L0との組み合わせを判別する。K0=1かつL0=1の場合は、客が着座しかつテーブルにトレーを置いた状態を示しており、食事のために使用されていることを意味するから、この場合はS1006からS1007に進んで、空席表示部30の表示状態を使用中(赤)とする。他方、K0=1かつL0=0の場合は、テーブル上にトレー(あるいは食器)が留置され、他方客は退席した状態であることを意味する。この場合はS1101からS1102に進む流れとなり、センサフラグFnのビット値を「1」(使用済)にセットするとともに、S1103では空席表示部30の表示状態を片付け待(黄色)とする。なお、客がトイレ等のために、食事の途中で一時退席した状態をさらに識別するため、着座センサが非検知となっても直ちには空席表示部30を片付け待ちとせず、例えばタイマー計測により所定時間が経過するまでは空席表示部30を使用中状態とし、該所定時間が満了すれば空席表示部30を片付け待ちとするように制御を行ってもよい。
次に、K0=0かつL0=0の場合であるが、テーブルカード発券機159にてテーブルが選択されているものの、客がまだテーブルに着座していない「使用前(使用待ち)」の状態と、客がすでに退席し、さらに店員がテーブル上のトレーTRを片付けた「使用後」の状態との2通りの可能性がある。これを判別するために、S1202ではセンサフラグFnのビット値をリードする。センサフラグFnのビット値は、客がテーブルから退席した直後はS1102にて「1」にセットされ、客がテーブルに到着する前は「0」にセットされている。よって、S1202でセンサフラグFnのビット値が「0」(使用前)のときはS1203に進み、空席表示部30の表示状態を使用待(赤点滅)とする。一方、S1202でセンサフラグFnのビット値が「1」(使用済)のときはS1301に進み、センサフラグFnのビット値を「0」に戻し、S1302では空席マップの番号nのテーブルの空席ビットの値を「1」(使用中)から「0」(空席)に変更する。そして、S1303に進み、空席表示部30の表示状態を空席(緑)とする。
以上の処理ののちS1008にてプログラムを終了するか否かを確認する。yesの場合は終了する。また、noの場合はS1009に進み、座席番号カウンタの値nが最大値に達したか否かを判別する。達していない場合はS1010でnをインクリメントし、S1003に戻って以下の処理を繰り返す。また、S1009にて座席番号カウンタの値nが最大値に達していた場合はS1002に戻り、座席番号カウンタの値nをリセットして以下の処理を繰り返す。
以下、店舗構造1の作用効果について、図17を参照して説明する。
セルフサービス飲食店舗構造1においては、店舗フロア部18が厨房区画壁部により前方側の飲食エリア6と後方側の厨房エリア7とに仕切られている。飲食エリア6には着座方向を前方に固定した複数のテーブル10がマトリックス状にレイアウトされ、テーブル列群50が形成されている。該テーブル列群50は、座席スペース11を隔ててテーブル10を前後に配列したテーブル列51~55を、通路部71~75を隔てて左右に複数配置したものであり、その後方側には飲食準備スペース15が形成される一方、前方側には退出スペース16が形成されている。店舗壁部2~4には飲食準備スペース15に連通する客入口8と退出スペース16に連通する客出口9とが形成されるとともに、厨房区画壁部14には、厨房エリア7内で準備された料理Fを客に提供するための料理提供口60が形成されている。
該構造によれば、飲食エリア6内の客は一様に前を向いてテーブル10に着座し、客同士が対面することがないので、客同士の会話を効果的に抑制することができる。また、食事中は他のテーブル10の客と前方から顔を合わせることがないため、感染抑止上の心理的な負担も軽減される。そして、客入口8から飲食準備スペース15に進入した客CL1は、料理提供口60にて料理Fを受け取った後、通路部71~75のいずれかを前方に進んでテーブル列群50内の空席をなすテーブル10に着座する。そして、該テーブル10での料理の飲食が終了後は通路の残余区間を前方に進み退出スペース16を経て客出口9より退出する。
すなわち、飲食エリア6への入口が厨房の料理提供口60に近いエリア後方に、出口が料理提供口60から遠いエリア前方に明確に区分されている。そして、飲食エリア6内の客CL1の動線は、飲食準備スペース15からテーブル列51~55間の通路を前方に移動し、テーブル10で食事後は同じ通路の残部を前に進んで退出スペース16に抜ける形となる。すなわち、飲食エリア6内の客の流れを後方から前方への一方通行に規制できる。その結果、飲食エリア6へ入り厨房の提供口へ向かう客、提供口で料理Fを受け取ってテーブル10へ向かう客、食事を済ませてテーブル10から退席し、飲食エリア6から出ていく客のそれぞれの動線が錯綜しにくくなり、見知らぬ客同士が鉢合わせする不具合を効果的に解消することができる。
各テーブル10に前方遮蔽部23と側方遮蔽部21とが設けられているので、テーブル10に着座した客が発する飛沫の前方及及び側方への飛散を効果的に抑制できる。また、テーブル10の前方と通路に面している側を除く側方とが遮蔽部で区画されることで、テーブル10に着座する客の飲食空間の閉鎖性が高まり、食事に没頭できやすくなる結果、客同士の会話をさらに減少させることができる。さらに、これら遮蔽部21,23よりも高い位置にて、吸気側換気扇45と排気側換気扇46とが対向配置されていることから、飲食エリア6の上部空間には遮蔽部に遮られない換気流STを一方向に形成でき、飲食エリア6に対する換気効果を大幅に高めることができる。
また、前方表示部31及び側方表示部32を設け、食事中の客に映像を視聴させることで、客は食事の手を止めた際にも映像を注視することになり、客同士の会話はさらに抑制される。そして、前方遮蔽部23及び側方遮蔽部21が透明材料で構成されているため、テーブル10に着座した客の映像視聴が妨げられにくくなっている。また、前方表示部31と側方表示部32がテーブル列群50を鍵の手に囲むように配置され、図6に示すように、これに横長の1つの映像MOV1,MOV2を連携表示することで、立体的で臨場感のある映像表示が実現し、食事中の客を映像に没頭させる効果がさらに高められている。
各テーブル10には、空き状態を発光表示する空席表示部30が設けられている。飲食準備スペース15内の客CL1は通路部73の前に立ち、その通路部73の奥(前方側)を見通した際に、各テーブル10の空席状態を空席表示部30の表示状態に基づいて容易に把握でき、空きテーブル(前から2番目の空席表示部30(C))を容易に見つけ出すことができる。また、飲食準備スペース15に客誘導の店員WT1が立つ場合は、空席表示部30(C)の表示状態に基づいて新規の客を空席にスムーズに案内することができる。具体的には、客CL1はすでにテーブルカード発券機159にて空席表示部30(C)に対応するテーブル10を選択済みであり、空席表示部30(C)は赤の点滅状態(使用待ち)の状態になっている。店員WT1は、客CL1が所持するテーブルカード171(図12)のテーブル番号を参照するとともに、使用待ちの状態を空席表示部30(C)により見出すことで、客CL1を確実にテーブルへ案内できる。
また、客が複数人のグループで訪れた場合は、図11の空席マップ169を参照し、グループの構成員が固まって座るのに適したテーブル選択を容易に行うことができる。この選択操作は、客が行っても店員が行っても、いずれでもよい。
他方、例えば図17にてテーブル列54の一番前のテーブル10は食事を終えた客が退出済みであり、テーブル10上には使用済みの食器DBがトレーとともに留置されるとともに、前述のごとく、空席表示部30(D)は黄色(片付け待ち)の状態になっている。店員WT5は、空席表示部30(D)の点灯状態を把握して対応するテーブル10に向かい、使用済みの食器DBを引き上げるとともに、テーブル10の天板を拭くなどの片づけ作業を行う。食器DBが引き上げられると、空席表示部30(D)の表示状態は緑(空席)に戻る。片付けられた食器DBは下げカウンタ62に戻され、流し台63で洗浄される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。以下、本発明の種々の変形実施形態について説明する。空席表示部30の表示制御は、対応するテーブルセンサ39あるいは着座センサ40の検出状態のみに基づいて行うようにしてもよい。例えば、テーブルセンサ39及び着座センサ40がいずれも非検知状態の場合を緑(空席)、テーブルセンサ39及び着座センサ40がいずれも検知状態の場合を赤(使用中)となるように表示制御することが可能である。この場合、テーブルセンサ39あるいは着座センサ40のいずれかを省略することも可能であり、テーブルセンサ39あるいは着座センサ40が客(ないし食器)を検出している場合は赤(使用中)、検出していない場合は緑(空席)となるように表示制御することができる。いずれの場合も、テーブルカード発券機159を用いた座席予約方式を廃止し、客あるいは店員が空席表示部30が緑(空席)となっているテーブルを自主的に見つけて着座していく運用を行えばよい。この場合、空席表示部30の表示分布を把握することで、例えば前のテーブルから順に埋まってゆくように店員が客を誘導することが容易となる。
図19は、図1の店舗構造1の第一変形例を示す平面図である(図1と共通の構成要素には同一の符号を付与して詳細な説明は略する:以下、同じ)。この実施形態では、側方スクリーン32及び側方プロジェクタ37が廃止され、右端のテーブル列51が左側壁部4に密接する形で配置されている。その結果、テーブル列51とテーブル列52は、間に通路部71を挟んだ形で単列化されるレイアウトとなる。また、左側壁部4はテーブル列51の側方遮蔽部に兼用される。
図20は、店舗構造1の第二変形例を示す平面図である。この構成では、テーブル列51,52及びテーブル列53,54の、左右に対をなすテーブルを一体化し、2連テーブル10Wとした例である。側方遮蔽部21には、2連テーブル10Wの天板を貫通させるための孔ないし切り欠き(図示せず)が形成される。また、図21は、店舗構造1の第三変形例を示す平面図である。この構成では、テーブル列51~55のすべてが単列化され、通路間遮蔽部が省略されている。
1 セルフサービス飲食店舗構造
2 前方壁部
3 右側壁部
4 左側壁部
5 後方壁部
6 飲食エリア
7 厨房エリア
8 客入口
8D 入口扉
9 客出口
9D 出口扉
10 テーブル
10TP 天板
11 座席スペース
12 座席
13 勝手口
13D 勝手口扉
14 厨房区画壁部
15 飲食準備スペース
16 退出スペース
17 天井部
17P 天井面
18 店舗フロア部
19 往来遮断部
20 前後フレーム
21 側方遮蔽部
22 通路間遮蔽部
23 前方遮蔽部
24 左右フレーム
29 プールゾーン
30 空席表示部
31 前方スクリーン(前方表示部)
32 側方スクリーン(側方表示部)
36 前方プロジェクタ
37 側方プロジェクタ
38 プレート
39 テーブルセンサ
40 着座センサ
41 前方スピーカ
42 後方スピーカ
43 前方中央スピーカ
45 吸気側換気扇
46 排気側換気扇
50 テーブル列群
51~55 テーブル列
60 料理提供口
61 料理提供カウンタ
62 下げカウンタ
63 流し台
64 調理台
65 加熱器具
66 冷蔵庫
67 棚
68 食券販売機
71~75 通路部
100 映像配信システム
101 映像制御用PC
102 映像制御ソフト
150 テーブル管理システム
151 制御コンピュータ
152 CPU
153 ROM
154 RAM
154M マップメモリ
154F センサフラグ
155 入出力部
156 記憶装置
156A 選択制御プログラム
156B 空席表示制御プログラム
156M マップ表示プログラム
157 バス
158 印刷機
159 テーブルカード発券機
160 周辺機器インターフェース
161 モニタ
163 タッチパネル
164 表示駆動回路
165,166 スイッチ回路
169 空席マップ
170 選択ソフトボタン
171 テーブルカード
F 料理
TR トレイ
CL 客
WT 店員
ST 換気流
MK 音声
MOV1,MOV2 映像

Claims (11)

  1. 客が飲食するための飲食エリアと、該飲食エリアに厨房区画壁部にて仕切られた形で隣接配置される厨房エリアとを有する店舗フロア部と、
    前記飲食エリアの周囲を前記厨房区画壁部とともに取り囲む店舗壁部と、
    前記飲食エリアにて前記客が飲食に使用する複数のテーブルからなり、前記飲食エリアの前記厨房エリアが隣接する側を後方側、これと反対側を前方側として、各々着座方向が前方側となるように前記飲食エリアに配置され、前記飲食エリア上にて後方側から前方側に向かう形で前後方向を、水平面内にて前記前後方向と直交するように左右方向を定めるとき、前記飲食エリア上にて座席スペースを隔てて前記テーブルを前記前後方向に配列したテーブル列を、通路部を隔てて前記左右方向に複数配置することによりマトリックス状に形成されたテーブル列群とを備え、
    前記飲食エリアにおいて前記テーブル列群の後方には飲食準備スペースが、前記テーブル列群の前方には退出スペースがそれぞれ確保されるとともに、前記店舗壁部には前記飲食準備スペースに連通する客入口と前記退出スペースに連通する客出口とが形成され、前記厨房区画壁部には、前記厨房エリア内で準備された料理を前記客に提供するための料理提供口が形成されたことを特徴とするセルフサービス飲食店舗構造。
  2. 前記テーブル列をなす各テーブルには、個々のテーブルの前方側を遮蔽する前方遮蔽部と、個々のテーブルの右側方もしくは左側方のうち、該テーブルへの着座に使用する通路部とは反対に位置する側を遮蔽する側方遮蔽部とが設けられている請求項1記載のセルフサービス飲食店舗構造。
  3. 前記前方遮蔽部と前記側方遮蔽部とは、上端縁位置が前記飲食エリアの天井面よりも下方に位置するように設けられ、前記店舗壁部の、前記前方遮蔽部及び前記側方遮蔽部の上端縁のうち高い側に位置するものと前記天井面との間に位置する部分に、前記飲食エリア内を換気する換気扇が設けられている請求項2記載のセルフサービス飲食店舗構造。
  4. 前記店舗壁部は前記飲食エリアの前記左右方向において右側の縁に沿って立設される右側壁部と、左側の縁に沿って立設される左側壁部とを備え、前記換気扇は、前記右側壁部及び前記左側壁部の一方に設けられ外気を前記飲食エリア内に吸気する吸気側換気扇と、前記右側壁部及び前記左側壁部の他方に設けられ前記飲食エリア内の空気を外部に排気する排気側換気扇とが対をなす形で前記前後方向において対応する位置関係にて設けられている請求項3記載のセルフサービス飲食店舗構造。
  5. 前記飲食エリアにおいて前記テーブル列群の前方には、各前記テーブルに前方方向に着座して食事する客に視聴させるための映像表示部が、複数の前記テーブル列にまたがる画面寸法にて設けられている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のセルフサービス飲食店舗構造。
  6. 前記テーブル列をなす各テーブルには、個々のテーブルの前方側を遮蔽するとともに透明材料にて構成されたと、個々のテーブルの右側方もしくは左側方のうち、該テーブルへの着座に使用する通路部とは反対に位置する側を遮蔽するとともに透明材料にて構成された側方遮蔽部とが設けられている請求項5記載のセルフサービス飲食店舗構造。
  7. 前記店舗壁部は前記飲食エリアの前方側の縁に沿って立設される前方壁部を備え、前記映像表示部は、前記前方壁部に取り付けられるモニタ又はスクリーンからなる前方表示部を含む請求項6記載のセルフサービス飲食店舗構造。
  8. 前記店舗壁部は前記飲食エリアの前記左右方向において右側の縁に沿って立設される右側壁部と、左側の縁に沿って立設される左側壁部とを備え、前記映像表示部は、前記右側壁部及び前記左側壁部の少なくともいずれかに取り付けられるとともに前記前方表示部との間で共用化された映像データに基づく映像を、前記前方表示部と互いに連なる視野にて連携表示するモニタ又はスクリーンからなる側方表示部を含む請求項7記載のセルフサービス飲食店舗構造。
  9. 前記テーブル列をなす各テーブルの空き状態を発光表示する空席表示部が、各前記テーブルへの出入り側をなす前記通路部に面して、各前記テーブルに一対一に対応する形で設けられている請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のセルフサービス飲食店舗構造。
  10. 前記テーブル列群の各テーブルの使用状態情報を記憶する使用状態情報記憶部と、前記使用状態情報に基づいて各前記テーブルの空席マップを表示する空席マップ表示部と、前記空席マップを参照しつつ前記テーブル列群の空席となっているテーブルを前記客に選択させるための空席選択部と、前記使用状態情報記憶部において、選択されたテーブルの使用状態を空席から使用中まで切り替える使用状態情報記憶制御部と、前記使用状態情報記憶部に記憶された前記使用状態情報に基づいて、各前記テーブルの前記空席表示部の表示状態を空席と使用中との少なくとも2つの状態の間で切り替え制御する空席表示制御部と、が設けられている請求項9記載のセルフサービス飲食店舗構造。
  11. 各前記テーブルの使用状態を検出する使用状態検出センサと、
    前記使用状態情報記憶部に記憶されている前記使用状態情報が使用中となっている前記テーブルについて、対応する前記使用状態検出センサの検出状態に基づき前記テーブルから前記客が退出したか否かを判別する退出判別部とを備え、
    前記使用状態情報記憶制御部は、前記退出判別部により前記退出したと判別されたテーブルについて前記使用状態情報を使用中から空席まで切り替える制御を行い、
    前記空席表示制御部は、前記退出判別部により前記退出したと判別されたテーブルに対応する前記空席表示部の表示状態を使用中から空席まで切り替える制御を行うものである請求項10記載のセルフサービス飲食店舗構造。


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