JP3090840U - 回転寿司装置 - Google Patents

回転寿司装置

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隆一 大槻
誥貢 仲森
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菱井商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回ってくる寿司を待つだけではなく、自ら食
べたいものを積極的に得て食べることができる回転寿司
装置の提供を課題とする。また子供や大人が映像を楽し
みながら食事ができる回転寿司装置の提供を課題とす
る。また食べた料金等を知りながら回転寿司を楽しむこ
とができる回転寿司装置の提供を課題とする。また衛生
にも優れた回転寿司装置の提供を課題とする。 【解決手段】 複数の客が自由に選択して取得できるよ
うに種々の種類の寿司を載せて回転するルーチン寿司配
給手段10の他に、客からのオーダーによってオーダー
寿司をそのオーダー客の所へ自動配給するオーダー寿司
配給手段20を備えてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は回転寿司装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に回転寿司店は安く寿司が食べられるとして、それ以前からある寿 司屋とは別に発展してきている。 前記以前からある寿司屋が、主として客からのオーダーにより寿司を握ってそ のオーダー客に提供するのに対して、回転寿司店では、回転台上を移動する種々 の寿司皿の中から客自らが好きな寿司皿を選び取るシステムになされている。 前記回転寿司店では多数の客を効率よくさばけることもあって、一般的には低 価格で食すことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記回転寿司店の場合には、客にとって必ずしも食べたい寿司皿が直 ぐに回ってくるとは限らないから、いらいらすることがあるという問題がある。 また客にとっては目の前の寿司を取って食べるだけで、物足らない、落ち着か ない等の問題がある。 また食べた料金が気になって、十分に食べられないという問題がある。 更に回転寿司店では、家族等での利用がし易い利点があるものの、子供等にお いては食べている途中に退屈になるという問題がある。また1人等でゆっくりと 何かを楽しみながら食べたいという要請もある。 その他、大勢の客の前を寿司皿が移動することから、人によっては何か衛生面 において馴染めないという問題がある。
【0004】 そこで本考案は、上記従来の回転寿司システムの欠点を改良し、回ってくる寿 司を待つだけではなく、自ら食べたいものを積極的に得て食べることができる回 転寿司装置の提供を課題とする。 また子供や大人が映像を楽しみながら食事ができる回転寿司装置の提供を課題 とする。 また食べた料金等を知りながら回転寿司を楽しむことができる回転寿司装置の 提供を課題とする。 また衛生にも優れた回転寿司装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
また本考案の回転寿司装置は、複数の客が自由に選択して取得できるように種 々の種類の寿司を載せて回転するルーチン寿司配給手段の他に、客からのオーダ ーによってそのオーダー寿司をオーダー客の所へ自動配給するオーダー寿司配給 手段を備えてなることを第1の特徴としている。 また本考案の回転寿司装置は、上記第1の特徴に加えて、客のテーブルに、オ ーダーを行うためのオーダー操作器と、必要に応じてメニューやその他の事項を 映像で表示する表示器とを備えてなることを第2の特徴としている。 また本考案の回転寿司装置は、上記第2の特徴に加えて、表示器を通じて客に オーダー品の待ち状況、到着等のオーダー進捗情報を通知するように構成してな ることを第3の特徴としている。 また本考案の回転寿司装置は、上記第2又は3の特徴に加えて、表示器は客の 選択によって花鳥風月、アニメ、その他の複数種類の番組映像を流すように構成 してなることを第4の特徴としている。 また本考案の回転寿司装置は、客のテーブル付近に皿の種類、枚数を検知する ための検知手段を設け、該検知手段からの情報によって演算された料金をテーブ ルの表示器に表示するように構成してなることを第5の特徴としている。 また本考案の回転寿司装置は、寿司回転台と客との間をエアーカーテンによっ て仕切るように構成してなることを第6の特徴としている。 また本考案の回転寿司装置は、上記第6の特徴に加えて、エアーカーテンの空 気は一定範囲の温度に調節すると共に、浄化、殺菌処理を行うことを第7の特徴 としている。
【0006】 上記第1の特徴によれば、客はルーチン寿司配給手段によって移動してくる種 々の寿司皿から好きなものを取得して食べることができる他に、食べたい寿司を オーダーすることで、オーダー寿司配給手段によって自動配給されるオーダー寿 司を直接的に取得し、食すことができる。 よって第1の特徴によれば、ルーチン寿司配給手段によって何時回ってくるか わからない所望の寿司をいらいらしながら待つことなく、積極的に且つ確実に取 得して食すことができる。
【0007】 また上記第2の特徴によれば、上記第1の特徴による作用効果に加えて、客は 自己のテーブルにある表示器でメニューを表示し、その中から所望の寿司をオー ダー操作器で操作することで簡単にオーダーすることができる。
【0008】 また上記第3の特徴によれば、上記第1又は第2の特徴による作用効果に加え て、客は自己のテーブルにある表示器を通じて、オーダー品が何番待ちか等の待 ち状況、オーダー品が自己のテーブルの前に到着したことを知らせる到着通知等 のオーダー進捗情報を得ることができ、オーダー品の到着を安心して待つことが できる。
【0009】 また上記第4の特徴によれば、客は自己のテーブルにある表示器を通じて、メ ニューやオーダー進捗状態を知ることができる他に、幾つかの番組映像の中から 好きなものを選択して映像を楽しむことができる。
【0010】 また上記第5の特徴によれば、客のテーブルに置かれた皿の種類や枚数が検知 手段によって検知され、これによって演算された料金がテーブルの表示器に表示 されるようになされるので、客は自己が食べた寿司の料金を居ながらにして知る ことができ、安心して回転寿司を楽しむことができる。
【0011】 また第6の特徴によれば、寿司が載せられて回っている寿司回転台と客との間 がエアーカーテンによって隔離されることで、衛生面での向上を図ることができ る。
【0012】 また第7の特徴によれば、上記第6の特徴による作用効果に加えて、エアーカ ーテンの空気が一定温度に調節されることで、寿司回転台上を移送される寿司の 温度を適当な温度に保つことが可能になり、味の低下を抑制することができる。 加えてエアーカーテンの空気が浄化処理、殺菌処理されることで、寿司の衛生を 保持することができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本考案の実施形態を説明する。 図1は本考案の回転寿司装置の実施形態の概略を示す平面図、図2は本考案の 回転寿司装置の実施形態の概略を示す正面図、図3は本考案の回転寿司装置の実 施形態の要部の概略を示す斜視図、図4は本考案の回転寿司装置の実施形態の制 御系を説明する図、図5は本考案の回転寿司装置の実施形態におけるエアーカー テンに用いる空気の処理系を説明する図である。
【0014】 図1〜図3を参照して、厨房1と客室2とを跨ぐようにして、ルーチン寿司配 給手段としてのルーチン寿司回転台10が設けられている。またこのルーチン寿 司回転台10とは別に、オーダー寿司配給手段としてのオーダー寿司回転台20 が設けられている。 ルーチン寿司回転台10の外側に客のテーブル30と椅子40が設けられてい る。
【0015】 前記ルーチン寿司回転台10には、不特定多数の種類の寿司を載せたルーチン 寿司皿Rが載せられて、次々と循環し、その間に客によって取得される。 一方、オーダー寿司回転台20には、客によってオーダーされた寿司を載せた オーダー寿司皿Oが載せられて、オーダー客の所まで運ばれる。 オーダー寿司回転台20は、例えばルーチン寿司回転台10の内側の位置に、 若干高くして配置することができる。
【0016】 前記テーブル30には、オーダー操作器51と表示器52とが一体に構成され たオーダー操作表示器50が備え付けられている。勿論、オーダー操作器51と 表示器52とは別々に構成され、配置されてもよい。 また前記テーブル30には、該テーブル30に置かれている皿の種類、枚数を 検知するための検知手段60が設けられている。 前記テーブル30とルーチン寿司回転台10との間にエアーカーテンを構成す るエアーカーテン手段70(図5参照)の多数の空気吹き出し口71が配置され ている。 またテーブル30の席毎に客席番号表示器80が設けられている。 なお本実施形態では、テーブル30はカウンター形式になされているが、各客 席番号表示器80で示される客席毎に複数人が座れるボックス席としてもよい。
【0017】 前記オーダー操作表示器50は、客が寿司や寿司以外の品目をオーダーする為 のオーダー操作器51と、メニューやその他の事項を表示する表示器52とから なる。客はオーダー操作器51を操作して表示器52上にメニューを表示させ、 所望の品目を選択してオーダーすることができる。 オーダー操作器51は、例えば表示器52上にタッチパネルとして形成するこ とができるが、キーボードの様な構成のものでもよい。 前記表示器52は液晶やCRTで構成することができる。該表示器52は必要 に応じてメニューを表示する他、オーダーする寿司の売り切れの有無やオーダー 品の順番待ち情報を表示し、また点滅等によりオーダー品の到着を表示すること ができる構成とされている。 更に前記表示器52は、時刻表示は勿論、水族館の魚の映像、世界の山々、夕 焼け、絶景、滝等の風景の映像、汽車、飛行機、自転車、その他の花鳥風月に関 する映像、アニメ、その他の複数種類の番組映像を選択的に流すことができるよ うに構成している。即ち、前記オーダー操作器51に設けられる選択ボタン等の 選択手段で好きな番組映像を選ぶことで、食事をしながら映像を楽しむことがで きる。
【0018】 前記テーブル30に設けられる検知手段60は、例えば皿の重量を検知する重 量検知器61と、皿の枚数と色等を見地するCCDカメラ等のカメラ62を備え 、該重量検知器61とカメラ62とによって検知した皿の種類と枚数から演算さ れた料金が前記表示器52に表示されるようになされている。この料金表示は、 客がオーダー操作器51により、料金表示を選択することにより表示される。よ って料金表示を好まない場合は、オーダー操作器51によって他の映像を選択し 、或いは表示器52をオフしておけばよい。 勿論、前記検知手段60は必ずしも前記重量検知器61とカメラ62とから構 成される必要はない。例えば皿にバーコードのようなものを取り付けておき、こ のバーコードをテーブル30の付近に設置したバーコード読み取り器で読み取る ことで皿の種類と枚数を検知するようにした検知手段60であってもよい。要す るに、検知手段60は皿の種類と枚数とを検知することができる設備であれば、 その具体的な構成には限定されない。
【0019】 図5を参照して、前記エアーカーテン手段70は、外気取り入れ口72若しく は室内取り入れ口73から選択的に或いは組み合せて取り入れた空気を、エアコ ン74で一次塵埃除去を行うと共に一定の温度に調節し、次にフェパフィルタ( ガラス繊維)等の浄化フィルタ75を通して、微細な埃を除去し、次に紫外線発 生ランプ等の殺菌灯76により滅菌し、空調ダクト77を介して前記複数の空気 吹き出し口71からテーブル30とルーチン回転台10との間を下方から上方に 向けて吹き出させることにより、エアーカーテンを構成している。前記エアーカ ーテンの空気の温度は、雑菌などが寿司に増殖するのを抑制しつつ、寿司を食す のに適した温度に保持できる温度とされる。
【0020】 前記厨房1内には、客からのオーダーの状況を監視し、表示するためのオーダ ー監視表示器90と、配給操作器100とが設けられている。 前記オーダー監視表示器90には、例えばオーダーした客の客席番号とオーダ ー品が表示されるように構成されている。 また前記配給操作器100は、用意が出来たオーダー品をオーダー寿司皿Oに 載せ、これをオーダー厨房1内のオーダー回転台20の所定の位置に置き、前記 配給操作器100で客席番号を指定操作することで、前記オーダー寿司皿Oを所 定の客席の前まで配給するための操作を行うものである。 前記配給操作器100は、例えば客席番号が書かれたタッチパネルから構成す ることができる。この場合は、オーダー寿司皿Oをオーダー寿司回転台20上に 載せ、タッチパネルで客席番号をオンすることで、オーダー寿司皿Oが所定の客 席まで運ばれる。
【0021】 図4を参照して、本装置はコンピュータ内蔵のコントローラ110によって制 御されるように構成されている。即ち、前記厨房1内に配置されるオーダー監視 表示器90、配給操作器100、また客室2内のテーブル30に配置される複数 のオーダー操作表示器50及び検知手段60がコントローラ110と電気接続さ れて、その支配下におかれている。また前記オーダー寿司回転台20のモーター 21、減速器を含むギア機構22、ローラ23は、アクチュエータ120を介し てコントローラ110の支配下に置かれる。 またコントローラ110にはパソコン等の入力装置130が接続されている。
【0022】 前記コントローラ110には、予めその日のメニューが前記入力装置130か ら入力され、記憶される。また売り切れ情報等の情報が入力装置130から逐次 入力され、記憶される。 また客室2のオーダー操作表示器50で放映される複数の映像番組が、予め入 力装置130を介してコントローラ110に入力されて記憶される。 一方、コントローラ110には制御プログラムが内蔵されており、前記オーダ ー操作表示器50のオーダー操作器51や検知手段60、配給操作器100等か らの情報を入力して、所定の演算を行い、所定の出力をオーダー操作表示器50 の表示器52、オーダー監視表示器90、アクチュエータ120等に出力する。
【0023】 前記コントローラ110による制御構成を更に説明する。 コントローラ110は、前記オーダー操作表示器50のオーダー操作器51に よって、メニュー表示の指令を受けると、記憶部に予め記憶しているメニューを 呼び出して、売り切れ情報も含めてメニュー情報を操作表示器50の表示器52 に送って表示させる。 またコントローラ110は、前記オーダー操作表示器50のオーダー操作器5 1によって、品物がオーダーされると、そのオーダー品とオーダーがあった客席 の客席番号とをオーダー監視表示器90に送って表示させる。と共に、現在の待 ち番号をその客席の表示器52に送って表示させる。
【0024】 コントローラ110は、前記オーダー操作表示器50のオーダー操作器51に よって、ある1つの映像番組が選択されると、その情報を入力して、対応する映 像番組を記憶部から呼び出し、対応する客席の表示器52に映像を送って表示さ せる。 またコントローラ110は、客席の検知装置60からの情報を入力し、その入 力情報から現時点での料金を演算して、記憶する。この演算された料金データは 、客席からのオーダー操作器51による要求に応じて、その客席の表示器52に 送って表示させる。一方、前記料金データは店の料金支払所のモニター等に送ら れて表示されるようにすることができる。支払いがあった時には、店のレジスタ ー等に連動してコントローラ110内での料金演算がクリアーされる。
【0025】 コントローラ110は、厨房1にて完成されたオーダー品がオーダー寿司回転 台20に載せられ、且つ配給操作器100によって所定の客番号がオンされると 、その情報を入力することで、アクチュエータ120を介して、オーダー寿司回 転台20が所定の距離だけ移動するようにモーター21を回転させる。 前記所定の距離とは、厨房内でオーダー寿司皿Oがオーダー寿司回転台20に 置かれる位置から、客室のオーダーがなされた客席番号の位置までの距離である 。客席までの距離は客席番号毎に予め測定され、客席番号と対で記憶しておくこ とになる。距離の代わりにモーター21の回転数或いはモーター21の駆動時間 で記憶しておくことができる。 前記オーダー寿司回転台20が所定の距離だけ進んで止まると、コントローラ 110は対応する客席番号のオーダー操作表示器50の表示器52にオーダー寿 司が到着したことを通知する。
【0026】 なお、オーダー寿司を見ていらなくなった場合や、途中で食欲がなくなったり 、気分が悪くなった等の理由でいらなくなった場合には、客はオーダー操作表示 器50でオーダー取消の操作をすれば、自動的にコントローラ110が、皿と共 に移動するオーダー客の客席番号の表示を消灯させて、オーダー寿司回転台20 を一定速度で回転させ、更に前記オーダー寿司をほしい人は自由に取ってよい旨 のアナウンスを流すと共に、客席の各表示器52にも必要な人が速い者順にとる ことができるとの表示をさせるように構成してもよい。またオーダー寿司回転台 20を回転させ、取り消されたオーダー寿司が厨房1に戻った時点で、オーダー 寿司回転台20からルーチン寿司回転台10へ移し代えるようにしてもよい。
【0027】 今、客はテーブル30の何れかの客席番号表示器80の前に座り、食事を開始 する。ルーチン寿司回転台10上のルーチン寿司皿Rをとって食しながら、オー ダー操作表示器50にて、別に所望の寿司をオーダーすることができる。客から のオーダーはコントローラ110を介して、厨房1のオーダー監視表示器90に 客席番号と共に表示される。客は待ち番号、時間等をオーダー操作表示器50の 表示で知ることができる。 厨房1内では職人等によってオーダーされた寿司が用意され、出来上がると、 そのオーダー寿司皿Oがオーダー寿司回転台20上に載せられ、配給操作器10 0で所定の客席番号をオンされることで、コントローラ110を介してオーダー 寿司回転台20が所定の客席番号の位置まで移動されて止まる。そして客にはオ ーダー操作表示器50によってオーダー寿司が到着したことが知らされ、食に供 される。 客は食事中において、オーダー操作表示器50を操作することで、好きな映像 番組を選択して映像を楽しむことが出来る。 また食べた料金をオーダー操作表示器50で知ることができる。
【0028】 なお上記の実施形態において、オーダー寿司配給手段はオーダー寿司回転台2 0としているが、オーダー寿司皿Oの場合には、ルーチン寿司皿Rの場合と異な り、皿が多数の客の前を回っていく必要がないので、必ずしも回転台上を移送さ れる必要はない。例えば、オーダー寿司皿Oが厨房1から空中の移送ラインを通 って直接的にオーダー客の所に配給されるようにしてもよく、要するにオーダー 寿司がオーダー客の所に自動的に配給される手段であればよく、回転台に限定さ れるものではない。 同様に、上記の実施形態において、ルーチン寿司配給手段はルーチン寿司回転 台10としたが、回転台に限定されるものではなく、要するに客席の前を回って いくようにしたものであればよい。
【0029】 また前記客席番号表示器80を、例えば電光表示器で構成するようにしてもよ い。その場合、オーダーされた寿司をオーダー寿司回転台20に載せて一定速度 で回転させておき、オーダーした客席が近づくと、その少し前から客席番号表示 器80で客席番号を点滅等させると共に、オーダー客の表示器52も点滅等させ て、オーダー寿司が到着する旨を客に通知することができる。
【0030】 以上の実施形態においては回転寿司装置について説明したが、本考案は回転寿 司装置以外の、鮮魚加工品の陳列販売等に用いる装置、中央市場の生鮮食品や加 工品等のせりの装置等にも応用することが可能である。また倉庫品の払い出し装 置としても応用が可能である。
【0031】
【考案の効果】
本考案は以上の構成、作用よりなり、請求項1に記載の回転寿司装置によれば 、複数の客が自由に選択して取得できるように種々の種類の寿司を載せて回転す るルーチン寿司配給手段の他に、客からのオーダーによってオーダー寿司をその オーダー客の所へ自動配給するオーダー寿司配給手段を備えてあるので、 客はルーチン寿司配給手段によって、回ってくる寿司皿を適当に選んで食すこ とができる他に、なかなか回ってこない所望の寿司をいらいらしながら待つこと なく、自ら所望の寿司をオーダーすることによって積極的に且つ確実に所望の寿 司を取得して食すことができる。 また請求項2に記載の回転寿司装置によれば、上記請求項1に記載の構成によ る効果に加えて、客のテーブルに、オーダーを行うためのオーダー操作器と、必 要に応じてメニューやその他の事項を映像で表示する表示器とを備えてあるので 、 客は回ってくる寿司を選んで食べる他に、自己のテーブルにある表示器に表示 されるメニューを見ながら、オーダー操作器で所望の寿司を簡単にオーダーする ことができる。 また請求項3に記載の回転寿司装置によれば、上記請求項2に記載の構成によ る効果に加えて、表示器を通じて客にオーダー品の待ち状況、到着等のオーダー 進捗情報を通知するように構成してあるので、 客は自己のテーブルにある表示器を通じて、オーダー品が何番待ちか等の待ち 状況、オーダー品が自己のテーブルの前に到着したことを知らせる到着通知等の オーダー進捗情報を得ることができ、オーダー品の到着を安心して待つことがで きる。 また請求項4に記載の回転寿司装置によれば、上記請求項2又は3に記載の構 成による効果に加えて、表示器は客の選択によって花鳥風月、アニメ、その他の 複数種類の番組映像を流すように構成してあるので、 客が複数種類の番組映像の中から好きなものを選択することで、子供や大人が 映像を楽しみながら食事をすることができる。また子供が映像を楽しんでいる間 に大人が安心してゆっくりと食すことができる。 また請求項5に記載の回転寿司装置によれば、客のテーブル付近に皿の種類、 枚数を検知するための検知手段を設け、該検知手段からの情報によって演算され た料金をテーブルの表示器に表示するように構成してあるので、 客は自己が食べた寿司の料金を居ながらにして知ることができ、安心して回転 寿司を楽しむことができる。 また請求項6に記載の回転寿司装置によれば、寿司回転台と客との間をエアー カーテンによって仕切るように構成してあるので、 客席側からの衛生面での悪影響を減らすことができ、より衛生面での安心を客 が得て、食を楽しむことができる。 また請求項7に記載の回転寿司装置によれば、上記請求項6の記載の構成によ る効果に加えて、エアーカーテンの空気は一定範囲の温度に調節すると共に、浄 化、殺菌処理を行うようにしているので、 寿司回転台上を移送される寿司の温度を適度な温度に保つことが可能となり、 寿司の味の低下を抑制することができる。加えてエアーカーテンの空気が浄化処 理、殺菌処理されることで、店内の空気や寿司の衛生を一層良好に保つことがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転寿司装置の実施形態の概略を示す
平面図である。
【図2】本考案の回転寿司装置の実施形態の概略を示す
正面図である。
【図3】本考案の回転寿司装置の実施形態の要部の概略
を示す斜視図である。
【図4】本考案の回転寿司装置の実施形態の制御系を説
明する図である。
【図5】本考案の回転寿司装置の実施形態におけるエア
ーカーテンに用いる空気の処理系を説明する図である。
【符号の説明】
1 厨房 2 客室 10 ルーチン寿司回転台 20 オーダー寿司回転台 21 モーター 30 テーブル 40 椅子 50 オーダー操作表示器 51 オーダー操作器 52 表示器 60 検知手段 70 エアーカーテン手段 71 空気吹き出し口 74 エアコン 75 浄化フィルタ 76 殺菌灯 77 空気ダクト 80 客席番号表示器 90 オーダー監視表示器 100 配給操作器 110 コントローラ 120 アクチュエータ 130 入力装置 R ルーチン寿司皿 O オーダー寿司皿

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の客が自由に選択して取得できるよ
    うに種々の種類の寿司を載せて回転するルーチン寿司配
    給手段の他に、客からのオーダーによってオーダー寿司
    をそのオーダー客の所へ自動配給するオーダー寿司配給
    手段を備えてなることを特徴とする回転寿司装置。
  2. 【請求項2】 客のテーブルに、オーダーを行うための
    オーダー操作器と、必要に応じてメニューやその他の事
    項を映像で表示する表示器とを備えてなることを特徴と
    する請求項1に記載の回転寿司装置。
  3. 【請求項3】 表示器を通じて客にオーダー品の待ち状
    況、到着等のオーダー進捗情報を通知するように構成し
    てなることを特徴とする請求項2に記載の回転寿司装
    置。
  4. 【請求項4】 表示器は客の選択によって花鳥風月、ア
    ニメ、その他の複数種類の番組映像を流すように構成し
    てなることを特徴とする請求項2又は3に記載の回転寿
    司装置。
  5. 【請求項5】 客のテーブル付近に皿の種類、枚数を検
    知するための検知手段を設け、該検知手段からの情報に
    よって演算された料金をテーブルの表示器に表示するよ
    うに構成してなることを特徴とする回転寿司装置。
  6. 【請求項6】 寿司回転台と客との間をエアーカーテン
    によって仕切るように構成してなることを特徴とする回
    転寿司装置。
  7. 【請求項7】 エアーカーテンの空気は一定範囲の温度
    に調節すると共に、浄化、殺菌処理を行うことを特徴と
    する請求項6に記載の回転寿司装置。
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