JP2023000509A - エレベータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出対象者と乗りかご内の利用者との乗り合わせを回避することができるエレベータ制御装置およびプログラムを提供する。【解決手段】実施形態のエレベータ制御装置は、取得部と、検出部と、制御部と、音声制御部と、を備える。取得部は、乗りかごの移動先である目的階の乗場に設置され、乗場にいる利用者に関する情報を検知する検知装置から、利用者に関する情報を取得する。検出部は、取得部により取得された利用者に関する情報に基づいて、目的階の乗場における検出対象者の有無を検出する。制御部は、検出部により目的階の乗場で検出対象者が検出された場合、乗りかごが目的階に着床したときに乗りかごの扉を自動戸開させないように制御する。音声制御部は、乗りかごに設置された第1音響装置から、目的階で検出対象者が検出された旨を音声出力させ、目的階で降車するか、または目的階とは異なる他階へ移動するかを促す旨を音声出力させる。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、エレベータ制御装置およびプログラムに関する。
昨今の感染症対策として、エレベータを利用している感染者を乗りかご内で検出し、換気、戸開状態の維持等の機能と連動させる技術が開示されている。当該技術は、感染者を検出した場合だけでなく、例えば、所定の挙動に基づいて不審者等が検出された場合にも適用できる。
特許第4242609号公報 特開2000-219466号公報
ところで、従来の技術では、乗りかご内で所定の検出対象者が検出された時点で、既に乗りかご内という密閉空間に検出対象者と検出対象者以外の者とが存在していることになるので、検出から対策を行うまでの間に乗りかご内で、検出対象者と乗り合わせることによるリスクを回避することができないという課題がある。
実施形態のエレベータ制御装置は、取得部と、検出部と、制御部と、音声制御部と、を備える。取得部は、乗りかごの移動先である目的階の乗場に設置され、乗場にいる利用者に関する情報を検知する検知装置から、利用者に関する情報を取得する。検出部は、取得部により取得された利用者に関する情報に基づいて、目的階の乗場における検出対象者の有無を検出する。制御部は、検出部により目的階の乗場で検出対象者が検出された場合、乗りかごが目的階に着床したときに乗りかごの扉を自動戸開させないように制御する。音声制御部は、乗りかごに設置された第1音響装置から、目的階で検出対象者が検出された旨を音声出力させ、目的階で降車するか、または目的階とは異なる他階へ移動するかを促す旨を音声出力させる。
図1は、実施形態のエレベータ制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態のエレベータの乗りかご内の構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態の乗場での乗場扉近傍の構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態のエレベータ制御装置の機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態のエレベータ制御装置の乗りかごに対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態のエレベータ制御装置の乗場に対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、変形例1のエレベータ制御装置の機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図8は、変形例1のエレベータ制御装置の乗りかごに対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、変形例2のエレベータ制御装置の乗りかごに対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、変形例3のエレベータ制御装置の乗りかごに対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、変形例4のエレベータ制御装置の乗りかごに対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に、実施形態に係るエレベータ制御装置およびプログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態における構成要素には、当業者が置換可能、かつ、容易なもの、または、実質的に同一のものが含まれ、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施形態)
図1は、実施形態のエレベータ制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、実施形態のエレベータ制御装置1のハードウェア構成について説明する。
図1に示すエレベータ制御装置1は、乗りかご10の昇降動作等についての全体的な制御を行う装置である。エレベータ制御装置1は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)501と、ROM(Read Only Memory)502と、RAM(Random Access Memory)503と、メモリ部504と、通信I/F505と、通信I/F506と、駆動制御装置508と、を備えている。
CPU501は、ROM502およびメモリ部504のうち少なくともいずれかに記憶されたプログラムをRAM503に展開して、当該プログラムに従って動作することによりエレベータ制御装置1の全体の動作を制御する演算装置である。メモリ部504は、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置であり、エレベータ制御装置1が備える各機能を実現するためのプログラムおよびデータ等を記憶している。
通信I/F505は、乗りかご10に備えられたかご内操作盤11およびかご内出力部12と通信するためのインターフェースである。例えば、通信I/F505は、乗りかご10に乗車している利用者がかご内操作盤11を操作することによって、かご内操作盤11から操作信号を受信する。また、通信I/F505は、かご内出力部12に対して表示出力または音声出力させるための出力信号をかご内出力部12へ送信する。なお、通信I/F505は、有線通信または無線通信のいずれの規格のインターフェースであってもよい。
通信I/F506は、建物の各階の乗場での乗車扉近傍に設置された乗場操作盤21、乗場出力部22、サーモグラフィカメラ23およびマイク24と通信するためのインターフェースである。例えば、通信I/F506は、乗場にいる利用者が乗場操作盤21を操作することによって、乗場操作盤21から操作信号を受信する。また、通信I/F506は、乗場出力部22に対して表示出力または音声出力させるための出力信号を乗場出力部22へ送信する。また、通信I/F506は、サーモグラフィカメラ23により撮像された、温度分布が可視化された画像データを受信する。また、通信I/F506は、マイク24により集音された音情報を受信する。なお、通信I/F506は、有線通信または無線通信のいずれの規格のインターフェースであってもよい。
駆動制御装置508は、乗りかご10の昇降動作を行う巻き上げ部、および後述する乗りかご10の扉10aの開閉動作を行うためのアクチュエータ等を駆動するための制御装置である。
上述のCPU501、ROM502、RAM503、メモリ部504、通信I/F505、通信I/F506および駆動制御装置508は、バスライン510を介して互いにデータ通信可能となっている。
かご内操作盤11は、乗りかご10内に備えられた、乗りかご10の動作を指令するための操作盤である。かご内出力部12は、乗りかご10内に備えられた、乗りかご10の運行状況等(現在の乗りかご10が位置する階床等)の表示、および各種アナウンスの音声出力をするための出力部である。
乗場操作盤21は、乗場に備えられた、乗りかご10の呼び登録をするための操作盤である。乗場出力部22は、乗場に備えられた、乗りかご10の運行状況等の表示、および各種アナウンスの音声出力をするための出力部である。
サーモグラフィカメラ23は、乗場に存在するエレベータの利用者等の対象物を撮像することが可能な位置(例えば後述の図3に示す乗場扉20の上部等)に設置され、利用者等の対象物から放出されている赤外線の放射エネルギーを検出して温度分布を可視化した画像データを生成する赤外線撮像装置である。サーモグラフィカメラ23は、撮像した画像データを温度情報として、通信I/F506へ出力する。
なお、サーモグラフィカメラ23は、温度分布を可視化した画像データを出力することに限定されるものではなく、当該温度分布に基づいて、例えば所定の閾値以上の温度を有する対象物が存在するか否かを自身で検出し、当該検出結果を温度情報として出力するものとしてもよい。
マイク24は、乗場に存在するエレベータの利用者が発する音(音声および咳等)を集音する集音装置である。マイク24は、集音した音情報を、通信I/F506へ出力する。
乗りかご10は、利用者を収容して各階に垂直に輸送するエレベータである。なお、図1では、1つの乗りかご10を図示しているが、これに限定されるものではなく、複数の乗りかご10がエレベータ制御装置1により制御されるものとしてもよい。
なお、図1に示したエレベータ制御装置1のハードウェア構成は一例であり、図1に示す構成要素以外の要素を含むものとしてもよい。また、複数の乗りかご10を制御する場合、乗りかご10ごとにエレベータ制御装置1が備えられるものとしてもよい。
図2は、実施形態のエレベータの乗りかご内の構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、エレベータの乗りかご10内の構成について説明する。
図2に示すように、乗りかご10は、利用客が乗り降りするために開閉する扉10aと、かご内操作盤11(第1操作盤)と、かご内出力部12と、を有する。
かご内操作盤11は、上述のように、乗りかご10内に備えられた、乗りかご10の動作を指令するための操作盤である。かご内操作盤11は、図2に示すように、行先階ボタン13a~13eと、開ボタン14aと、閉ボタン14bと、を含む。
行先階ボタン13a~13eは、行先階を指定して呼び登録をするためのボタンである。なお、行先階ボタン13a~13eについて、任意の行先階ボタンを示す場合、または総称する場合、単に「行先階ボタン13」と称するものとする。
開ボタン14aは、乗りかご10が停止しているときに、扉10aを開くためのボタンである。閉ボタン14bは、乗りかご10が停止しているときに、扉10aを閉じるためのボタンである。
かご内出力部12は、上述のように、乗りかご10内に備えられた、乗りかご10の運行状況等の表示、および各種アナウンスの音声出力をするための出力部である。かご内出力部12は、図2に示すように、階床表示器16と、方向表示器17と、スピーカ18(第1音響装置の一例)と、を含む。
階床表示器16は、現在乗りかご10が運行している階床および位置する階床を表示する表示器である。
方向表示器17は、乗りかご10が運行している方向(上、下)を表示する表示器である。
スピーカ18は、乗りかご10の運行状態、および扉10aの開閉動作の案内等を音声出力する音響装置である。また、スピーカ18は、乗りかご10について呼び登録された移動先となる目的階に感染者が検出され、または感染者である疑いがある者が検出された場合、乗場に感染者またはその疑いがある者がいる旨のアナウンスを音声出力する。なお、以下、感染者、および感染者の疑いがある者を、簡潔に説明するために「感染者」(検出対象者の一例)と称するものとする。
なお、図2に示すかご内操作盤11およびかご内出力部12の構成は一例を示すものであり、当該構成に限定されるものではない。
図3は、実施形態の乗場での乗場扉近傍の構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、エレベータの乗場での乗車扉近傍の構成について説明する。
エレベータの乗りかご10へ乗車するための乗場での乗場扉20の側方には、乗場操作盤21(第2操作盤)が備えられ、上方には乗場出力部22、サーモグラフィカメラ23およびマイク24が備えられている。
乗場扉20は、乗りかご10の扉10aと連動して開閉する扉である。
乗場操作盤21は、上述のように、乗りかご10の呼び登録をするためのボタンである。例えば、乗場操作盤21は、上の階床に移動する乗りかご10を呼ぶためのボタンと、下の階床に移動する乗りかご10を呼ぶためのボタンと、を備えている。なお、図3に示す乗場操作盤21では、上の階床に移動するためのボタン、および下の階床に移動するためのボタンが備えられた例を示したが、これに限定されるものではなく、所望の目的階を指定するための行先階ボタンが備えられているものとしてもよい。
乗場出力部22は、上述のように、乗りかご10の運行状況等の表示、および各種アナウンスの音声出力をするための出力部である。乗場出力部22は、図3に示すように、表示器25(表示装置)と、スピーカ26(第2音響装置の一例)と、を有する。
表示器25は、例えば、現在の乗りかご10の位置等を表示する表示灯である。なお、表示器25は、その他にも、乗りかご10が当該階床で停止したことを報知するために点灯するものとしてもよい。
スピーカ26は、乗りかご10の運行状態等の各種アナウンスを音声出力する音響装置である。また、スピーカ26は、乗場で感染者が検出された場合、乗場に感染者がいる旨のアナウンスを音声出力する音響装置である。
サーモグラフィカメラ23は、上述のように、乗場に存在するエレベータの利用者等の対象物を撮像することが可能な位置(例えば図3に示す乗場扉20の上部等)に設置され、利用者等の対象物から放出されている赤外線の放射エネルギーを検出して温度分布を可視化した画像データを生成する赤外線撮像装置である。
マイク24は、上述のように、乗場に存在するエレベータの利用者が発する音(音声および咳等)を集音する装置である。
また、図3に示した乗場扉20の近傍の構成は一例であり、これに限定されるものではなく、例えば、エレベータの運行を非常停止させるための非常停止ボタン、または、セキュリティのためのICカードリーダ等が備えられていてもよい。
図4は、実施形態のエレベータ制御装置の機能ブロックの構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、実施形態のエレベータ制御装置1の機能ブロックの構成について説明する。
図4に示すように、エレベータ制御装置1は、制御部101と、取得部102と、検出部103と、呼び登録管理部104と、音声制御部105と、表示制御部106と、第1通信部111と、第2通信部112と、を有する。
制御部101は、乗りかご10の昇降動作および扉10aの開閉動作等の制御を行う処理部である。制御部101は、例えば、図1示した駆動制御装置508、およびCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
取得部102は、サーモグラフィカメラ23(検知装置の一例)により撮像された温度分布を可視化した温度情報としての画像データ、および、マイク24(検知装置の一例)により集音された音情報のうち少なくともいずれかを、第2通信部112を介して取得する処理部である。なお、温度情報および音情報は、利用者に関する情報の一例である。取得部102は、例えば、図1示したCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
検出部103は、乗りかご10について呼び登録された移動先となる目的階について、取得部102により取得された温度情報としての画像データ、および音情報のうち少なくともいずれかに基づいて、当該目的階の乗場に感染者の有無を検出する処理部である。例えば、検出部103は、取得部102により取得された画像データから、所定温度(例えば37.5°)以上を発する人物が発見された場合、感染者、または感染者の疑いがあることを検出する。また、例えば、検出部103は、取得部102により取得された音情報から、咳またはくしゃみ等の波形パターンが機械学習等に基づいて所定頻度以上、検出された場合、感染者、または感染者の疑いがあることを検出する。検出部103は、例えば、図1示したCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
呼び登録管理部104は、乗りかご10内のかご内操作盤11の操作によるかご呼び、および、乗場の乗場操作盤21の操作による乗場呼びの呼び登録を管理する処理部である。例えば、呼び登録管理部104は、かご内操作盤11の行先階ボタン13a~13eが押下された場合、かご呼びによる呼び登録を行い、乗場操作盤21の乗場操作盤21の上下ボタンが押下された場合、乗場呼びによる呼び登録を行う。また、呼び登録管理部104は、検出部103により乗りかご10の移動先となる目的階の乗場で感染者が検出された場合、当該乗場から感染者が乗りかご10へ乗り込むことを抑制するため、当該乗場での乗場呼びによる上下の呼び登録を無効にする。呼び登録管理部104は、例えば、図1示したCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
音声制御部105は、かご内出力部12のスピーカ18、および乗場出力部22のスピーカ26の音声出力動作を制御する処理部である。音声制御部105は、例えば、図1示したCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
表示制御部106は、かご内出力部12の階床表示器16および方向表示器17、および乗場出力部22の表示器25の表示動作を制御する処理部である。表示制御部106は、例えば、図1示したCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
第1通信部111は、乗りかご10に備えられたかご内操作盤11およびかご内出力部12と通信する処理部である。第1通信部111は、図1に示した通信I/F505、およびCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
第2通信部112は、建物の各階の乗場での乗車扉近傍に設置された乗場操作盤21、乗場出力部22、サーモグラフィカメラ23およびマイク24と通信する処理部である。第2通信部112は、図1に示した通信I/F506、およびCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
なお、上述の取得部102、検出部103、呼び登録管理部104、音声制御部105および表示制御部106の一部または全部は、集積回路等のハードウェア回路によって実現されるものとしてもよい。
また、図4に示すエレベータ制御装置1の各処理部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図4に示すエレベータ制御装置1で独立した処理部として図示した複数の処理部を、1つの処理部として構成してもよい。一方、図4に示すエレベータ制御装置1で1つの処理部が有する処理内容を複数に分割し、複数の処理部として構成するものとしてもよい。
図5は、実施形態のエレベータ制御装置の乗りかごに対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。図5を参照しながら、実施形態のエレベータ制御装置1の乗りかご10に対する制御動作の流れについて説明する。
<ステップS11>
乗りかご10は、呼び登録管理部104により登録された呼び登録に基づいて、移動先となる目的階に移動して当該目的階で着床する。そして、ステップS12へ移行する。
<ステップS12>
エレベータ制御装置1の取得部102は、乗りかご10の目的階の乗場におけるサーモグラフィカメラ23により撮像された温度分布を可視化した画像データ、および、マイク24により集音された音情報を、第2通信部112を介して取得する。そして、エレベータ制御装置1の検出部103は、取得部102により取得された温度情報としての画像データ、および音情報のうち少なくともいずれかに基づいて、当該目的階の乗場に感染者の有無を検出する。検出部103により目的階で感染者が検出された場合(ステップS12:Yes)、ステップS13へ移行し、感染者が検出されない場合(ステップS12:No)、ステップS19へ移行する。
なお、取得部102による温度情報および音情報の取得動作、ならびに検出部103による感染者の有無の検出動作は、乗りかご10が目的階に着床してから実行させることに限定されるものではなく、例えば、乗りかご10が目的階に着床する前に実行されるものとしてもよく、または各階において常時実行されるものとしてもよい。
<ステップS13>
検出部103により目的階の乗場で感染者が検出された場合、エレベータ制御装置1の制御部101は、乗りかご10が目的階に着床状態であるとしても、扉10aを自動戸開させない。これによって、検出部103による検出対象者である感染者と乗りかご10で乗り合わせることを抑制することができる。そして、エレベータ制御装置1の音声制御部105は、目的階で感染者が検出された旨のアナウンスを、乗りかご10内の利用客に対してスピーカ18から音声出力させる。これによって、乗りかご10内の利用客は、目的階の乗場に感染者が検出されたことを認識することができる。そして、ステップS14へ移行する。
<ステップS14>
音声制御部105は、さらに、戸開ボタンである開ボタン14aを押下して目的階で降車するか、または、他階の行先階ボタン13を押下することを促すアナウンスをスピーカ18から音声出力させる。これによって、目的階で降車予定であった利用者は、感染者がいるとしても当該目的階で降車するか、感染者への接近および接触を回避するために他階へ移動するかを選択することができる。そして、ステップS15へ移行する。
<ステップS15>
目的階で降車予定であった利用者は、戸開ボタンである開ボタン14aを押下した場合(ステップS15:Yes)、ステップS16へ移行し、開ボタン14aを押下しない場合(ステップS15:No)、ステップS17へ移行する。
<ステップS16>
開ボタン14aが押下されると、制御部101は、目的階において扉10aを戸開させる。これによって、目的階で降車予定であった利用者は、感染者との接触または接近の一定程度のリスクはあるものの、事前に目的階で感染者が検出された旨のアナウンスを受けているので、注意を払いつつ目的階で降車することができる。
<ステップS17>
目的階で降車予定であった利用者は、他階の行先階ボタン13を押下した場合(ステップS17:Yes)、ステップS18へ移行し、他階の行先階ボタン13を押下しない場合(ステップS17:No)、ステップS15へ戻る。
<ステップS18>
エレベータ制御装置1の呼び登録管理部104は、ステップS17で押下された行先階ボタン13が示す行先階を呼び登録する。そして、制御部101は、呼び登録管理部104により既に呼び登録されている行先階よりも優先して、ステップS17で新たに呼び登録された行先階へ乗りかご10を移動させる。これによって、目的階で降車予定であった利用者は、当該目的階での降車を回避し、感染者に接触および接近するリスクのない他階で降車することができる。
<ステップS19>
検出部103により目的階の乗場で感染者が検出されていない場合、制御部101は、目的階において扉10aを自動戸開させる。
以上のステップS11~S19の流れによって、エレベータ制御装置1の乗りかご10に対する制御動作が実行される。
図6は、実施形態のエレベータ制御装置の乗場に対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。図6を参照しながら、実施形態のエレベータ制御装置1の乗場に対する制御動作の流れについて説明する。なお、制御動作の対象として着目する階床を対象階と称して説明する。
<ステップS31>
取得部102は、対象階の乗場におけるサーモグラフィカメラ23により撮像された温度分布を可視化した画像データ、および、マイク24により集音された音情報を、第2通信部112を介して取得する。そして、検出部103は、取得部102により取得された温度情報としての画像データ、および音情報のうち少なくともいずれかに基づいて、当該対象階の乗場に感染者の有無を検出する。検出部103により対象階で感染者が検出された場合(ステップS31:Yes)、ステップS32へ移行し、感染者が検出されない場合(ステップS31:No)、取得部102および検出部103は動作を継続する。
<ステップS32>
検出部103により対象階の乗場で感染者が検出された場合、呼び登録管理部104は、当該対象階の乗場から感染者が乗りかご10へ乗り込むことを抑制するため、当該乗場での乗場呼びによる上下の呼び登録を無効にする。そして、ステップS33へ移行する。
<ステップS33>
音声制御部105は、対象階で感染者が検出された旨のアナウンスを、当該対象階にいる利用者に対して当該乗場のスピーカ26から音声出力させる。これによって、対象階の乗場にいる利用者に対して、当該乗場に感染者が検出されたことを認識させることができる。そして、ステップS34へ移行する。
<ステップS34>
エレベータ制御装置1の表示制御部106は、対象階の乗場の乗場出力部22の表示器25に、当該乗場で感染者が検出された旨を表示させる。また、表示制御部106は、表示器25に、現在の乗りかご10の位置を表示させないものとする。これによって、対象階の乗場にいる利用者は、現在の乗りかご10の位置が認識できなくなることにより、例えば、乗りかご10が当該対象階に着床せずに通過した場合における不可解な思いを緩和することができる。そして、ステップS35へ移行する。
<ステップS35>
この場合、対象階の乗場において利用者により乗場操作盤21が操作された場合(ステップS35:Yes)、ステップS36へ移行し、操作されていない場合(ステップS35:No)、ステップS37へ移行する。
<ステップS36>
対象階の乗場において利用者により乗場操作盤21が操作された場合、音声制御部105は、対象階の乗場での呼び登録が無効である旨のアナウンスをスピーカ26から音声出力させる。これによって、対象階の乗場にいる利用者は、当該乗場から乗りかご10へ乗車することができないことを認識できる。そして、ステップS37へ移行する。
<ステップS37>
引き続き、取得部102は、対象階の乗場におけるサーモグラフィカメラ23により撮像された温度分布を可視化した画像データ、および、マイク24により集音された音情報を、第2通信部112を介して取得する。そして、引き続き、検出部103は、取得部102により取得された温度情報としての画像データ、および音情報のうち少なくともいずれかに基づいて、当該対象階の乗場に感染者の有無を検出する。その結果、検出部103により対象階で感染者が検出されなくなった場合(ステップS37:Yes)、ステップS38へ移行し、感染者が継続して検出される場合(ステップS37:No)、ステップS35へ戻る。
<ステップS38>
検出部103により対象階の乗場で感染者が検出されなくなった場合、呼び登録管理部104は、当該乗場での乗場呼びによる上下の呼び登録を再び、有効にする。これによって、対象階での乗場で感染者がいなくなり、接触および接近のリスクがないものとして、当該乗場での呼び登録が可能となる。
以上のステップS31~S38の流れによって、エレベータ制御装置1の乗場に対する制御動作が実行される。
以上のように、本実施形態のエレベータ制御装置1では、取得部102は、乗りかご10の移動先である目的階の乗場に設置され、乗場にいる利用者に関する情報(温度情報、音情報)を検知する検知装置(サーモグラフィカメラ23、マイク24)から、利用者に関する情報を取得し、検出部103は、取得部102により取得された利用者に関する情報に基づいて、目的階の乗場における感染者等の検出対象者の有無を検出し、制御部101は、検出部103により目的階の乗場で検出対象者が検出された場合、乗りかご10が目的階に着床したときに乗りかご10の扉10aを自動戸開させないように制御し、音声制御部105は、乗りかご10に設置されたスピーカ18から、目的階で検出対象者が検出された旨を音声出力させ、目的階で降車するか、または目的階とは異なる他階へ移動するかを促す旨を音声出力させるものとしている。これによって、検出対象者と乗りかご内の利用者との乗り合わせを回避することができる。
また、本実施形態のエレベータ制御装置1では、制御部101は、乗りかご101を目的階に着床させて、扉10aを自動戸開させないように制御した後、乗りかご10のかご内操作盤11に対して目的階で降車する操作がなされた場合、扉10aを戸開させ、かご内操作盤11に対して目的階とは異なる他階の登録操作がなされた場合、他階へ乗りかご10を移動させるものとしている。これによって、検出対象者と乗りかご内の利用者との乗り合わせを回避することができる。
また、本実施形態のエレベータ制御装置1では、取得部102は、各階の乗場に設置され、乗場にいる利用者に関する情報(温度情報、音情報)を検知する検知装置(サーモグラフィカメラ23、マイク24)から、利用者に関する情報を取得し、検出部103は、取得部102により取得された利用者に関する情報に基づいて、各階の乗場における検出対象者の有無を検出し、呼び登録管理部104は、検出部103により各階の乗場で検出対象者が検出された場合、乗場での乗場呼びの呼び登録を無効にし、表示制御部106は、検出部103により各階の乗場で検出対象者が検出された場合、各階の乗場に設置された表示器25に、検出対象者が検出された旨を表示させるものとしている。これによって、各階の乗場から感染者が乗りかご10へ乗り込むことを抑制でき、かつ各階の乗場にいる利用者に対して、乗場に感染者等の検出対象者が検出されたことを認識させることができる。
また、本実施形態のエレベータ制御装置1では、音声制御部105は、検出部103により各階の乗場で検出対象者が検出された場合、乗場に設置された乗場操作盤21が操作されたときに、乗場に設置されたスピーカ26から呼び登録が無効である旨を音声出力させるものとしている。これによって、当該階の乗場にいる利用者は、乗場から乗りかご10へ乗車することができないことを認識できる。
また、本実施形態のエレベータ制御装置1では、表示制御部106は、検出部103により各階の乗場で検出対象者が検出された場合、表示器25に乗りかご10の位置を表示させないように制御するものとしている。これによって、当該階の乗場にいる利用者は、現在の乗りかご10の位置が認識できなくなることにより、例えば、乗りかご10が当該階に着床せずに通過した場合における不可解な思いを緩和することができる。
(変形例1)
変形例1のエレベータ制御装置について、上述の実施形態のエレベータ制御装置1と相違する点について説明する。変形例1では、目的階の乗場で感染者が検出された場合、目的階で降車するか、他階へ移動するかの選択に一定時間の猶予を設ける動作について説明する。なお、変形例1のエレベータ制御装置のハードウェア構成は、上述の実施形態で説明した構成と同様である。
図7は、変形例1のエレベータ制御装置の機能ブロックの構成の一例を示す図である。図7を参照しながら、変形例1のエレベータ制御装置1aの機能ブロックの構成について説明する。
図7に示すように、エレベータ制御装置1aは、制御部101と、取得部102と、検出部103と、呼び登録管理部104と、音声制御部105と、表示制御部106と、測定部107と、第1通信部111と、第2通信部112と、を有する。なお、制御部101、取得部102、検出部103、呼び登録管理部104、音声制御部105、表示制御部106、第1通信部111およびかご内出力部12は、上述の実施形態で説明した通りである。
測定部107は、乗りかご10が目的階に着床し、検出部103により当該目的階の乗場に感染者が検出された場合に、検出後の経過時間を測定する処理部である。測定部107は、例えば、図1示したCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
なお、上述の取得部102、検出部103、呼び登録管理部104、音声制御部105、表示制御部106および測定部107の一部または全部は、集積回路等のハードウェア回路によって実現されるものとしてもよい。
また、図7に示すエレベータ制御装置1aの各処理部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図7に示すエレベータ制御装置1aで独立した処理部として図示した複数の処理部を、1つの処理部として構成してもよい。一方、図7に示すエレベータ制御装置1aで1つの処理部が有する処理内容を複数に分割し、複数の処理部として構成するものとしてもよい。
図8は、変形例1のエレベータ制御装置の乗りかごに対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。図8を参照しながら、変形例1のエレベータ制御装置1aの乗りかご10に対する制御動作の流れについて説明する。
<ステップS51>
乗りかご10は、呼び登録管理部104により登録された呼び登録に基づいて、移動先となる目的階に移動して当該目的階で着床する。そして、ステップS52へ移行する。
<ステップS52>
エレベータ制御装置1aの取得部102は、乗りかご10の目的階の乗場におけるサーモグラフィカメラ23により撮像された温度分布を可視化した画像データ、および、マイク24により集音された音情報を、第2通信部112を介して取得する。そして、エレベータ制御装置1aの検出部103は、取得部102により取得された温度情報としての画像データ、および音情報のうち少なくともいずれかに基づいて、当該目的階の乗場に感染者の有無を検出する。検出部103により目的階で感染者が検出された場合(ステップS52:Yes)、ステップS53へ移行し、感染者が検出されない場合(ステップS52:No)、ステップS61へ移行する。
なお、取得部102による温度情報および音情報の取得動作、ならびに検出部103による感染者の有無の検出動作は、乗りかご10が目的階に着床してから実行させることに限定されるものではなく、例えば、乗りかご10が目的階に着床する前に実行されるものとしてもよく、または各階において常時実行されるものとしてもよい。
<ステップS53>
検出部103により目的階の乗場で感染者が検出された場合、エレベータ制御装置1aの測定部107は、検出後の経過時間の測定を開始する。
エレベータ制御装置1aの制御部101は、乗りかご10が目的階に着床状態であるとしても、扉10aを自動戸開させない。そして、エレベータ制御装置1の音声制御部105は、目的階で感染者が検出された旨のアナウンスを、乗りかご10内の利用客に対してスピーカ18から音声出力させる。そして、ステップS54へ移行する。
<ステップS54>
音声制御部105は、さらに、戸開ボタンである開ボタン14aを押下して目的階で降車するか、または、他階の行先階ボタン13を押下することを促すアナウンスをスピーカ18から音声出力させる。そして、ステップS55へ移行する。
<ステップS55>
測定部107により測定されている経過時間が一定時間を経過した場合(ステップS55:Yes)、ステップS60へ移行し、経過時間が一定時間を経過していない場合(ステップS55:No)、ステップS56へ移行する。
<ステップS56~S59>
ステップS56~S59の動作は、それぞれ上述の実施形態の図5に示したステップS15~S18の動作と同様である。
<ステップS60>
開ボタン14aの押下、または他階の行先階ボタン13の押下がなされずに、測定部107による経過時間が一定時間を経過した場合、制御部101は、呼び登録管理部104により既に呼び登録されている他階へ乗りかご10を移動させる。
<ステップS61>
検出部103により目的階の乗場で感染者が検出されていない場合、制御部101は、目的階において扉10aを戸開させる。
以上のステップS51~S61の流れによって、エレベータ制御装置1aの乗りかご10に対する制御動作が実行される。
なお、エレベータ制御装置1aの乗場に対する制御動作は、上述の実施形態と同様である。
以上のように、変形例1のエレベータ制御装置1aでは、測定部107は、検出部103により目的階の乗場で検出対象者が検出された後の経過時間を測定し、制御部101は、検出部103により目的階の乗場で検出対象者が検出された場合に、かご内操作盤11に対して、目的階で降車する操作、および目的階とは異なる他階の登録操作のいずれもされずに、経過時間が一定時間を経過した場合、既に呼び登録されている他階へ乗りかご10を移動させるものとしている。これによって、検出対象者が検出された場合に、乗りかご10内の利用者がかご内操作盤11に対して操作をしないことによる乗りかご10の停滞を防止することができる。
(変形例2)
変形例2のエレベータ制御装置について、上述の実施形態のエレベータ制御装置1と相違する点について説明する。変形例2では、利用者が目的階で降車するために戸開を選択した後、既存の呼び登録を消去して再登録を促す動作について説明する。なお、変形例2のエレベータ制御装置のハードウェア構成および機能ブロックの構成は、上述の実施形態で説明した構成と同様である。
図9は、変形例2のエレベータ制御装置の乗りかごに対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。図9を参照しながら、変形例2のエレベータ制御装置1の乗りかご10に対する制御動作の流れについて説明する。
<ステップS71~S76>
ステップS71~S76の動作は、それぞれ上述の実施形態の図5に示したステップS11~S16の動作と同様である。なお、ステップS72において、検出部103により目的階で感染者が検出さない場合(ステップS72:No)、ステップS83へ移行する。また、ステップS75において、目的階で降車予定であった利用者は、戸開ボタンである開ボタン14aを押下しない場合(ステップS75:No)、ステップS81へ移行する。
<ステップS77>
感染者が検出された目的階において、乗りかご10内の利用者が開ボタン14aを押下することによって扉10aを戸開した場合、呼び登録管理部104は、既存のかご呼びに基づく呼び登録をすべて消去する。そして、ステップS78へ移行する。
<ステップS78>
音声制御部105は、乗りかご10内に残っている利用者に対して、移動先として所望する階床の再登録を促すアナウンスをスピーカ18から音声出力させる。このように、乗りかご10内に残っている利用者により既に登録されていたかご呼びの呼び登録を消去して再登録を促すのは、ステップS76において目的階で扉10aが戸開された場合に、当該目的階の乗場にいる利用者が乗りかご10へ乗り込んでくる可能性があり、乗りかご10内に残っていた利用者が当該目的階で降車を希望する場合が想定されるためである。すなわち、ステップS77で呼び登録管理部104により既存のかご呼びに基づく呼び登録が消去された後、乗りかご10内に残っていた利用者のうち、降車を希望する利用者は降車し、当該乗りかご10で元々の移動先への移動を所望する利用客は、後述のステップS79で、再度、行先階ボタン13の押下によりかご呼びの再登録を行う。そして、ステップS79へ移行する。
<ステップS79>
当該乗りかご10内に残っていた利用者のうち、当該乗りかご10で元々の移動先への移動を所望する利用客は、再度、行先階ボタン13の押下によりかご呼びの再登録を行う。そして、ステップS80へ移行する。
<ステップS80>
制御部101は、ステップS79で再登録されたかご呼びの階床へ乗りかご10を移動させる。
<ステップS81~S83>
ステップS81~S83の動作は、それぞれ上述の実施形態の図5に示したステップS17~S19の動作と同様である。
以上のステップS71~S83の流れによって、エレベータ制御装置1の乗場に対する制御動作が実行される。
なお、エレベータ制御装置1の乗場に対する制御動作は、上述の実施形態と同様である。
以上のように、変形例2のエレベータ制御装置1では、呼び登録管理部104は、検出部103により目的階の乗場で検出対象者が検出された場合、かご内操作盤11に対して目的階で降車する操作がなされたとき、乗りかご10の既存のかご呼びに基づく呼び登録をすべて消去し、音声制御部105は、呼び登録管理部104によりかご呼びに基づく呼び登録がすべて消去された場合、移動先として所望の階床の再登録を促すようにスピーカ18から音声出力させ、制御部101は、再登録された階床へ前記乗りかごを移動させるものとしている。これによって、目的階で扉10aが戸開された場合に、目的階の乗場にいる利用者が乗りかご10へ乗り込んでくる可能性があり、乗りかご10内に残っていた利用者が目的階で降車を希望する場合は降車することができる。
(変形例3)
変形例3のエレベータ制御装置について、上述の実施形態のエレベータ制御装置1と相違する点について説明する。変形例3では、目的階で降車予定であった利用者が呼び登録した行先階が所定の条件を満たす場合、既存の呼び登録の行先階よりも優先して移動する動作について説明する。なお、変形例3のエレベータ制御装置のハードウェア構成および機能ブロックの構成は、上述の実施形態で説明した構成と同様である。
図10は、変形例3のエレベータ制御装置の乗りかごに対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。図10を参照しながら、変形例2のエレベータ制御装置1の乗りかご10に対する制御動作の流れについて説明する。
<ステップS91~S96>
ステップS91~S96の動作は、それぞれ上述の実施形態の図5に示したステップS11~S16の動作と同様である。なお、ステップS92において、検出部103により目的階で感染者が検出さない場合(ステップS92:No)、ステップS101へ移行する。また、ステップS95において、目的階で降車予定であった利用者は、戸開ボタンである開ボタン14aを押下しない場合(ステップS95:No)、ステップS97へ移行する。
<ステップS97>
目的階で降車予定であった利用者は、他階の行先階ボタン13を押下した場合(ステップS97:Yes)、ステップS98へ移行し、他階の行先階ボタン13を押下しない場合(ステップS97:No)、ステップS95へ戻る。
<ステップS98>
エレベータ制御装置1の呼び登録管理部104は、ステップS97で押下された行先階ボタン13が示す行先階を呼び登録する。制御部101は、新たに呼び登録された行先階が、乗りかご10の前回方向、すなわち目的階に着床するまでに移動してきた方向と逆側の隣接階であり、かつ、既に呼び登録されている他の階床より停止階に近いか否かを判定する。ここで、既に呼び登録されている他の階床より停止階に近いとは、例えば、新たに呼び登録された行き先階と、既に呼び登録されている他の階床のうち最も近い階床とで、停止階からのそれぞれの階高(停止階との距離)を比較して前者が小さいことを示すものとすればよい。新たに呼び登録された行先階が、乗りかご10の前回方向と逆側の隣接階であり、かつ、既に呼び登録されている他の階床より停止階に近い場合(ステップS98:Yes)、ステップS99へ移行する。一方、新たに呼び登録された行先階が、乗りかご10の前回方向と同じ側の隣接階であり、または、逆側の階であり既に呼び登録されている他の階床より停止階から遠い場合(ステップS98:No)、ステップS100へ移行する。
<ステップS99>
制御部101は、乗りかご10を前回方向とは逆方向に移動させて、新たに呼び登録された行先階へ着床させ、自動戸開制御を行った後、乗りかご10の移動方向を反転させて、既に呼び登録されている他の階床へ移動させる。
<ステップS100>
新たに呼び登録された行先階が、乗りかご10の前回方向と同じ側の階床である場合、制御部101は、例えば、当該行先階および既に呼び登録されている他の階床について、順に着床させる制御を行う。また、新たに呼び登録された行先階が、乗りかご10の前回方向と逆側の階であり、既に呼び登録されている他の階床より停止階から遠い場合、例えば、呼び登録管理部104は、新たに呼び登録された行先階の登録を消去し、音声制御部105は、乗りかご10内に残っている利用者に対して、停止階により近い前回方向の階床の再登録を促すアナウンスをスピーカ18から音声出力させる。制御部101は、既に呼び登録されている他の階床について、順に着床させる制御を行う。
<ステップS101>
検出部103により目的階の乗場で感染者が検出されていない場合、制御部101は、目的階において扉10aを戸開させる。
以上のステップS91~S101の流れによって、エレベータ制御装置1の乗りかご10に対する制御動作が実行される。
なお、エレベータ制御装置1の乗場に対する制御動作は、上述の実施形態と同様である。
以上のように、変形例3のエレベータ制御装置1では、制御部101は、検出部103により目的階の乗場で検出対象者が検出された場合、かご内操作盤11に対して目的階とは異なる他階の登録操作がなされたとき、他階が乗りかご10が目的階に着床するまでに移動してきた方向と逆側の隣接階であり、かつ、既に呼び登録されている他の階床よりも停止階からの階高が小さい場合、乗りかご10を当該方向とは逆方向に移動させて、他階へ着床させ、自動戸開制御を行った後、乗りかご10の移動方向を反転させて、他の階床へ移動させるものとしている。これによって、目的階で降車できなかった利用者を、優先して、選択された隣接階へ降車させることができる。
(変形例4)
変形例4のエレベータ制御装置について、上述の実施形態のエレベータ制御装置1と相違する点について説明する。変形例4では、目的階で感染者が検出された場合、当該目的階では着床させず、当該目的階以外で呼び登録された階床へ優先的に移動させる動作について説明する。なお、変形例4のエレベータ制御装置のハードウェア構成および機能ブロックの構成は、上述の実施形態で説明した構成と同様である。
図11は、変形例4のエレベータ制御装置の乗りかごに対する制御動作の流れの一例を示すフローチャートである。図11を参照しながら、変形例4のエレベータ制御装置1の乗りかご10に対する制御動作の流れについて説明する。
<ステップS111>
エレベータ制御装置1の取得部102は、乗りかご10が目的階に着床する前に、当該目的階の乗場におけるサーモグラフィカメラ23により撮像された温度分布を可視化した画像データ、および、マイク24により集音された音情報を、第2通信部112を介して取得する。そして、エレベータ制御装置1の検出部103は、取得部102により取得された温度情報としての画像データ、および音情報のうち少なくともいずれかに基づいて、当該目的階の乗場に感染者の有無を検出する。検出部103により目的階で感染者が検出された場合(ステップS111:Yes)、ステップS112へ移行し、感染者が検出されない場合(ステップS111:No)、ステップS120へ移行する。
<ステップS112>
検出部103により目的階の乗場で感染者が検出された場合、エレベータ制御装置1の制御部101は、目的階に乗りかご10を着床させずに、当該目的階以外の他の呼び登録の階床へ乗りかご10を移動させ、自動戸開制御を行う。そして、ステップS113へ移行する。
<ステップS113>
制御部101は、目的階以外の他の呼び登録の階床へ乗りかご10を移動させた後、最後に当該目的階へ移動させる。
<ステップS114~S119>
ステップS114~S119の動作は、それぞれ上述の実施形態の図5に示したステップS13~S18の動作と同様である。
<ステップS120>
検出部103により目的階の乗場で感染者が検出されていない場合、制御部101は、乗りかご10を目的階に着床させ、目的階において扉10aを自動戸開させる。
以上のステップS111~S120の流れによって、エレベータ制御装置1の乗りかご10に対する制御動作が実行される。
なお、エレベータ制御装置1の乗場に対する制御動作は、上述の実施形態と同様である。
以上のように、変形例4のエレベータ制御装置1では、制御部101は、検出部103により目的階の乗場で検出対象者が検出された場合、目的階に乗りかご10を着床させずに、目的階以外の他の呼び登録された階床へ乗りかご10を移動させた後、目的階へ乗りかご10を移動させるものとしている。これによって、検出対象者が検出されていない、目的階以外の他の呼び登録された階床へ優先的に乗りかご10を移動させて降車させることができる。
なお、上述の実施形態および各変形例では、検出部103により感染者の有無が検出されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、検出部103は、撮像装置(検知装置の一例)により撮像された画像データ(利用者に関する情報の一例)に基づいて不審な挙動を捉えることにより不審者(検出対象者の一例)を検出するものとしてもよい。検出部103により不審者が検出された場合においても、上述の実施形態および各変形例のエレベータ制御装置1、1aの制御動作を同様に適用することができる。
また、上記で説明した実施形態および各変形例の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、上述の実施形態および各変形例のエレベータ制御装置1、1aで実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供するように構成してもよい。
また、上述の実施形態および各変形例のエレベータ制御装置1、1aで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD-R(Compact Disk-Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供するように構成してもよい。
また、上述の実施形態および各変形例のエレベータ制御装置1、1aで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態および各変形例のエレベータ制御装置1、1aで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、上述の実施形態および各変形例のエレベータ制御装置1、1aで実行されるプログラムは、上述した各機能部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)がROMからプログラムを読み出して実行することにより上述の各機能部が主記憶装置上にロードされ、各機能部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、上述の実施形態および各変形例は、例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述の実施形態および各変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更および組み合わせを行うことができる。
1、1a エレベータ制御装置
10 乗りかご
10a 扉
11 かご内操作盤
12 かご内出力部
13、13a~13e 行先階ボタン
14a 開ボタン
14b 閉ボタン
16 階床表示器
17 方向表示器
18 スピーカ
21 乗場操作盤
22 乗場出力部
23 サーモグラフィカメラ
24 マイク
25 表示器
26 スピーカ
101 制御部
102 取得部
103 検出部
104 呼び登録管理部
105 音声制御部
106 表示制御部
107 測定部
111 第1通信部
112 第2通信部
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 メモリ部
505、506 通信I/F
508 駆動制御装置
510 バスライン
実施形態のエレベータ制御装置は、取得部と、検出部と、制御部と、音声制御部と、を備える。取得部は、乗りかごの移動先である目的階の乗場に設置され、乗場にいる利用者に関する情報として温度情報を検知する検知装置から、利用者に関する情報を取得する。検出部は、取得部により取得された利用者に関する情報に基づいて、目的階の乗場における検出対象者としての感染者または感染の疑いのある者の有無を検出する。制御部は、検出部により目的階の乗場で検出対象者が検出された場合、乗りかごが目的階に着床したときに乗りかごの扉を自動戸開させないように制御する。音声制御部は、乗りかごに設置された第1音響装置から、目的階で検出対象者が検出された旨を音声出力させ、目的階で降車するか、または目的階とは異なる他階へ移動するかを促す旨を音声出力させる。
本発明の実施形態は、エレベータ制御装に関する。
実施形態のエレベータ制御装置は、取得部と、検出部と、制御部と、音声制御部と、を備える。取得部は、乗りかごの移動先である目的階の乗場に設置され、乗場にいる利用者に関する情報検知する検知装置から、利用者に関する情報を取得する。検出部は、取得部により取得された利用者に関する情報に基づいて、目的階の乗場における検出対象者有無を検出する。制御部は、検出部により目的階の乗場で検出対象者が検出された場合、乗りかごが目的階に着床したときに乗りかごの扉を自動戸開させないように制御する。音声制御部は、乗りかごに設置された第1音響装置から、目的階で検出対象者が検出された旨を音声出力させ、目的階で降車するか、または目的階とは異なる他階へ移動するかを促す旨を音声出力させる。測定部は、検出部により目的階の乗場で検出対象者が検出された後の経過時間を測定する。制御部は、乗りかごを目的階に着床させて、扉を自動戸開させないように制御した後、乗りかごの第1操作盤に対して目的階で降車する操作がなされた場合、扉を戸開させ、第1操作盤に対して目的階とは異なる他階の登録操作がなされた場合、他階へ乗りかごを移動させ、検出部により目的階の乗場で検出対象者が検出された場合に、第1操作盤に対して、目的階で降車する操作、および目的階とは異なる他階の登録操作のいずれもされずに、経過時間が一定時間を経過した場合、既に呼び登録されている他階へ前記乗りかごを移動させる。

Claims (10)

  1. 乗りかごの移動先である目的階の乗場に設置され、該乗場にいる利用者に関する情報を検知する検知装置から、該利用者に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記利用者に関する情報に基づいて、前記目的階の乗場における検出対象者の有無を検出する検出部と、
    前記検出部により前記目的階の乗場で前記検出対象者が検出された場合、前記乗りかごが前記目的階に着床したときに該乗りかごの扉を自動戸開させないように制御する制御部と、
    前記乗りかごに設置された第1音響装置から、前記目的階で前記検出対象者が検出された旨を音声出力させ、該目的階で降車するか、または該目的階とは異なる他階へ移動するかを促す旨を音声出力させる音声制御部と、
    を備えたエレベータ制御装置。
  2. 前記制御部は、前記乗りかごを前記目的階に着床させて、前記扉を自動戸開させないように制御した後、該乗りかごの第1操作盤に対して該目的階で降車する操作がなされた場合、該扉を戸開させ、前記第1操作盤に対して該目的階とは異なる他階の登録操作がなされた場合、該他階へ前記乗りかごを移動させる請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  3. 前記取得部は、各階の乗場に設置され、該乗場にいる利用者に関する情報を検知する検知装置から、該利用者に関する情報を取得し、
    前記検出部は、前記取得部により取得された前記利用者に関する情報に基づいて、前記各階の乗場における検出対象者の有無を検出し、
    前記検出部により前記各階の乗場で前記検出対象者が検出された場合、該乗場での乗場呼びの呼び登録を無効にする呼び登録管理部を、さらに備え、
    前記検出部により前記各階の乗場で前記検出対象者が検出された場合、該各階の乗場に設置された表示装置に、該検出対象者が検出された旨を表示させる表示制御部を、さらに備えた請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  4. 前記音声制御部は、前記検出部により前記各階の乗場で前記検出対象者が検出された場合、該乗場に設置された第2操作盤が操作されたときに、該乗場に設置された第2音響装置から呼び登録が無効である旨を音声出力させる請求項3に記載のエレベータ制御装置。
  5. 前記表示制御部は、前記検出部により前記各階の乗場で前記検出対象者が検出された場合、前記表示装置に前記乗りかごの位置を表示させないように制御する請求項3に記載のエレベータ制御装置。
  6. 前記検出部により前記目的階の乗場で前記検出対象者が検出された後の経過時間を測定する測定部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記検出部により前記目的階の乗場で前記検出対象者が検出された場合に、前記第1操作盤に対して、該目的階で降車する操作、および該目的階とは異なる他階の登録操作のいずれもされずに、前記経過時間が一定時間を経過した場合、既に呼び登録されている他階へ前記乗りかごを移動させる請求項2に記載のエレベータ制御装置。
  7. 前記検出部により前記目的階の乗場で前記検出対象者が検出された場合、前記第1操作盤に対して該目的階で降車する操作がなされたとき、前記乗りかごの既存のかご呼びに基づく呼び登録をすべて消去する呼び登録管理部を、さらに備え、
    前記音声制御部は、前記呼び登録管理部により前記かご呼びに基づく呼び登録がすべて消去された場合、移動先として所望の階床の再登録を促すように前記第1音響装置から音声出力させ、
    前記制御部は、再登録された階床へ前記乗りかごを移動させる請求項2に記載のエレベータ制御装置。
  8. 前記制御部は、前記検出部により前記目的階の乗場で前記検出対象者が検出された場合、前記第1操作盤に対して該目的階とは異なる他階の登録操作がなされたとき、前記他階が前記乗りかごが前記目的階に着床するまでに移動してきた方向と逆側の隣接階であり、かつ、前記他階の停止階からの階高が、既に呼び登録されている他の階床のうち最も近い階床の前記停止階からの階高より小さい場合、該乗りかごを前記方向とは逆方向に移動させて、前記他階へ着床させ、自動戸開制御を行った後、該乗りかごの移動方向を反転させて、前記他の階床へ移動させる請求項2に記載のエレベータ制御装置。
  9. 前記制御部は、前記検出部により前記目的階の乗場で前記検出対象者が検出された場合、該目的階に前記乗りかごを着床させずに、該目的階以外の他の呼び登録された階床へ該乗りかごを移動させた後、該目的階へ該乗りかごを移動させる請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  10. コンピュータに、
    乗りかごの移動先である目的階の乗場に設置され、該乗場にいる利用者に関する情報を検知する検知装置から、該利用者に関する情報を取得する取得ステップと、
    取得した前記利用者に関する情報に基づいて、前記目的階の乗場における検出対象者の有無を検出する検出ステップと、
    前記目的階の乗場で前記検出対象者を検出した場合、前記乗りかごが前記目的階に着床したときに該乗りかごの扉を自動戸開させないように制御する制御ステップと、
    前記乗りかごに設置された音響装置から、前記目的階で前記検出対象者が検出された旨を音声出力させ、該目的階で降車するか、または該目的階とは異なる他階へ移動するかを促す旨を音声出力させる音声制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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