JP2023000330A - 診療費の後払いシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】医療機関において、患者がインターネットを介して診療費を後払い決済する場合に、効率良く会計処理をすることができる汎用性の高い診療費の後払い決済処理を行う後払いシステムを提供する。【解決手段】利用登録の済んだ患者に対し、会計スタッフが後払い受付端末から入力されたレセコン出力をアップロードさせて決済情報を抽出し、抽出した決済情報を外部の決済システムに送信して決済をさせ、決済結果を受信して患者と後払い受付端末から決済結果を確認できる後払いシステムを提供する。【選択図】 図1

Description

本発明は、診療費の後払いシステムに関し、特に、既存の診療費会計システムを有する医療機関において診察を受けた患者が医療費を後払いで清算する医療費の後払いシステムに関するものである。
従来は、医療機関において診察を受けた患者が医療費の支払いをするには、その医療機関の会計窓口で帰宅前に支払いをすることが必要であった。このため、患者は医療機関内で既存の会計システム(レセプトコンピュータ、以下、「レセコン」という。)がレセプト(医療費明細)を作成して請求額が確定するのを待合室などで待つ必要があった。医療機関は、患者の支払いが済むとレセコンに人手で消込処理をしていた。
ところが、インターネットの発達とこれに伴う電子決済システムが普及すると、患者側は待ち時間を解消したいと考え、医療機関側はなるべく人手を省いて処理したいと考えるようになった。このため、医療費の支払いについてクレジットによる後払いシステムが導入されるようになった。
たとえば、レセコンと後払いシステムをシステム的に結合し、患者が後払いをするとレセコンにその清算の消込まで人手を介さずに自動的に行う大規模な会計システムが提案されている(特許文献1)。
特開2020-009044号公報
しかしながら、このような会計システムは、患者の後払いの有無にかかわらず、医業機関では人手を介さず自動で処理を完結することができるものの、既存のレセコンを含めた大規模なシステム改修が必要になるため、なるべく簡易な手段で後払い処理を望む診療所やクリニックなどの医療機関はその導入が困難であった。加えて、これらの医療機関が採用しているレセコンは多種多様であり、簡易な手段で汎用性のある後払い処理をすることが難しかった。
一方、近年の感染症の世界的流行により、マスク着用のみならず換気が必要となり、待合室など不特定の人間が集合することは可能な限り避けることが広く求められている。このため会計を待つために待合室に患者が留まる時間を極力少なくするニーズが高まってきた。加えて、人の移動が制限される機会も増え、医療機関でも後払い清算処理を行うにあたりできる限り少ない担当者(オペレータ)で最小限の手数で対応することが強く求められるようになってきた。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、医療機関の支払いにおいて、患者が診療費を後払い決済する場合に、従来の多種多様な既存会計システムをそのまま生かしつつ、医療機関が主体となって効率良く会計処理をすることができ、かつ、汎用性の高い、診療費の後払い決済処理を行う後払いシステムを提供することを目的とする。
(解決手段1)
上記の課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、
診療費の後払い決済処理を行うためにインターネットを介して決済サーバと患者端末と後払い受付端末と接続した後払い処理サーバであって、
前記後払い処理サーバは、前記後払い受付端末をブラウザとしてアクセスを可能とし、
後払いを利用する患者の登録情報をあらかじめ記憶し、
前記画像処理ユニットを介して前記後払い受付端末に入力された既存会計システムが出力する患者に対する診療報酬の明細が記載された領収証の画像データを受信し、
前記画像データから前記患者の請求情報を抽出し、
前記請求情報とあらかじめ記憶した前記登録情報をもとに請求リストを生成するとともに決済管理画面を作成し、
前記請求リストをもとに決済情報を生成し、前記後払い受付端末から送信された決済指令を受けて、前記決済情報を前記決済サーバに送信して決済を行わせ、
受信した前記決済結果を前記決済管理画面に表示するとともにその決済が完了したと判断した場合は、前記請求リストに完了を書き込むとともに前記患者端末に決済完了通知を送信する。
これにより、多種多様な既存会計システムをそのまま生かしつつ効率良く会計処理をすることができる汎用性の高い診療費の後払い決済処理を行うサーバを提供することができる。
(解決手段2)
また、この場合、
請求リストの内容の全部または一部を前記後払い受付端末に閲覧させ編集させる、
ことが望ましい。
これにより、簡易な情報入力ができるのみならず、正確な決済処理をさせることができる。
(解決手段3)
また、この場合、
前記登録情報は、少なくとも、患者IDとメールアドレスであり、
前記決済情報は、少なくとも、利用者IDと請求額である、
ことが望ましい。
これにより、サーバから患者にメールで各種連絡が可能になるとともに、決済に関して外部システムと連携でき、患者の個人情報を露わにせずに決済処理をすることができる。
(解決手段4)
また、この場合、
前記登録情報は、前記患者端末を介して前記後払い処理サーバ及び外部の決済サーバに提供される、ことが望ましい。
これにより、患者は、患者端末から登録が完了することができ、医療機関に出向いて登録が不要となり、また、医療機関も登録に関して人手が不要とすることができる。
(解決手段5)
また、この場合、
請求情報を抽出をするに当たり、患者IDをキー情報として前記請求情報の抽出を行う、ことが望ましい。
これにより、請求リストの作成が患者IDをキー情報として管理でき、その結果、医療機関用決済管理画面、患者用決済管理画面のソース情報として加工でき、後払い決済の一元管理をすることができる。
(解決手段6)
本発明は、
診療費の後払い決済処理を行うためにインターネットを介して接続した後払い処理サーバにブラウザとしてアクセスできる後払い受付端末であって、
既存会計システムが出力する患者に対する診療報酬の明細が記載された領収書を、画像処理ユニットを介して画像データとして読み込み、
請求情報を抽出させるために前記画像データを前記後払い処理サーバにアップロードするとともに、
前記後払い処理サーバに前記決済情報を含む決済管理画面を作成させ、次いで、前記決済管理画面から入力された決済指令を前記後払い処理サーバに送信して決済処理をさせ、
前記決済管理画面にその決済結果を表示する。
これにより、効率良く会計処理をすることができる汎用性の高い診療費の後払い決済処理を行う後払いシステムの後払い受付端末を提供することができる。
(解決手段7)
本発明は、
診療費の後払い決済処理の利用登録を行うためにインターネットを介して接続した後処理サーバと決済サーバにウェブブラウザとしてアクセスできる患者端末であって、
前記後払い処理サーバに後払い処理の登録情報を入力するための利用登録画面を表示し、
次いで、患者が入力する登録情報を前記後払い処理サーバと前記決済サーバに送信し、それぞれ記憶させる。
これにより、患者端末から人手を経ずに利用登録をすることができる汎用性の高い、診療費の後払い決済処理を行う後払いシステムの患者端末を提供することができる。
(解決手段8)
前記の患者端末であって、
さらに、
前記後払い処理サーバが記憶した請求リストから後払い処理の決済結果を含む決済管理画面を表示し、
次いで、患者が入力する領収書表示指令を前記後払い処理サーバに送信し、前記後払い処理サーバに前記領収書の画像データを表示させる。
これにより、患者端末から人手を経ずに領収書を入手することができる汎用性の高い、診療費の後払い決済処理を行う後払いシステムの後払い受付端末を提供することができる。
本発明によれば、以上のような構成を有しているため、医療機関において、患者がインターネットを介して診療費を後払い決済する場合に、効率良く会計処理をすることができる汎用性の高い診療費の後払い決済処理を行う後払いシステムを提供することができる。
図1は、本例に係る後払いシステムSの概念を説明するための説明図である。 図2は、本例の後払い処理サーバHPの扱う請求リストを示す図である。 図3は、本例の後払い処理サーバHPの機能構成を示す機能ブロック図である。 図4は、本例の後払い受付端末3の機能構成を示す機能ブロック図である。 図5は、本例の後払い受付端末3の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本例の後払い決済のための利用登録、決済及びその後の既存会計システムの決済完了までの手順を示すシーケンス図である。 図7は、本例の後払い決済を利用するための患者の事前準備の内容と診療機関での取り扱いの一例を説明する説明図である。 図8は、患者端末Cの利用登録画面C3の一例である。 図9は、患者端末Cのログイン画面C1の一例である。 図10は、後払い受付端末3のログイン画面G1の一例である。 図11は、後払い受付端末3の決済管理画面G2の一例である。 図12は、患者端末Cの決済管理画面(マイページ)C2の一例である。 図13は、領収証rcの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本例に係る後払いシステムSの実施例を説明する。本例では、診療所等の医療機関A内に設置された既存の会計システム(レセプトコンピュータ、以下、「レセコン)という。)Eが出力する紙ベースの領収証rcに本発明を適用した場合を示す。なお、医療機関Aで用いるカルテは電子処理ベースであっても紙ベースであっても差し支えない。
<本例に係る後払いシステムの構成の概要>
図1は、本例に係る診療費の後払い決済処理を行う後払いシステムSの構成の概要を説明する説明図である。図1に示す後払いシステムSは、インターネットNなどのネットワークNに、後払い受付端末3、患者端末C、後処理サーバHP及び決済サーバSBが接続される。決済サーバSBは、複数の決済サーバが接続された決済代行サーバであってもよい。
また、後払い受付端末3は、レセコンといわれる既存の会計システムEとともに医療機関A内に配置される。既存の会計システムEは、診療費を計算し、領収証rcを帳票として出力する。
(後払い受付端末)
図4に示す後払い受付端末3は、入力部31を有し、既存の会計システムEの出力帳票である領収証rcを読み込むスキャナ(画像処理ユニット)2を備える。画像処理ユニット2は、後払い受付端末3にUSB接続された汎用スキャナを使用することができる。
また、後払い受付端末3は、図4に示すように、表示部32、通信部33、印字部35、制御部30及び記憶部39を有する。
後払い受付端末3は、汎用のパーソナルコンピュータをベースとして構成することができる。ウェブブラウザがインストールされている必要がある。
後払い受付端末3は、オペレータがスキャナ2に入力した領収証rcの画像データdを、後述の後払いサーバHPにアップロードする。
入力部31は、キーボード又はマウス等の入力デバイスであり、表示部32は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。通信部33は、インターネットNと接続されている。
制御部30は、CPU(中央処理装置)、内部メモリ、入出力ユニット、外部メモリが適宜組み合わされたコンピュータからなり、OS(オペレーションシステム)やソフトウェアがインストールされている。
制御部30は、PDFファイル生成部30a、PDFファイル送信部30b、決済確認部30cからなる。
PDFファイル生成部30aは、スキャナ2から読み込んだ画像データdをPDFとしてファイルを生成する。
PDFファイル送信部30bは、作成したPDFを後処理サーバに施設コードや日付・日時を付して通信部33を介して送信する。
決済確認部20cは、後処理サーバHPが作成した請求リストLの各種情報を、表示宇b32を介して決済管理画面G2に表示させる。オペレータはこれに対し、スキャナ2から再度読み込ませるなどの対応をとることができる。
記憶部39は、HDD(ハードディスク装置)又はSSD(フラッシュメモリ等)の記憶デバイスで構成される。記憶部39は、作成したPDFをPDF画像データdとして記憶する。
(領収証)
レセコンである既存の会計システムEの出力する領収証rcの一例を図13に示す。後払いをしない場合、医療機関Aではこのような領収証が診療費の請求書として、会計終了後に患者に手渡される。領収証rcは、このような初診料、再診料、また、投薬、注射など診療に対応した診療費の明細が記載されている。このような項目は、レイアウトに自由度はあるものの必要的な記載として厚生労働省から通達があり、必ず、患者番号及び請求金額について記載がある。このため、多種多様なレセコンから出力される領収証であっても、本例のシステムでは抽出することが可能である。
後述のように、後払いサーバHPは、送信された領収証rcの画像データdから、患者番号、請求金額などを抽出する。図13の例では、「患者番号」(本例の患者IDに対応する。)及び「請求金額」(本例の請求額に対応する。)が数字で記載されており、また、患者番号はバーコード(1次元コード)化され、請求金額は2次元コードで印刷されてコード化されている。コード化されていると、精度高く読み取ることができるが、そうでない場合は、あらかじめ領収証rcの患者番号及び請求金額のエリアを指定し、OCR(Optical Code Reader)処理で読み取ることもできる。これらは、いずれも、スキャナ2で読み込んだ画像データdから汎用的な手法を用いて抽出することができる。
(患者端末)
患者端末Cは、インターネットN経由で後処理サーバHPにリクエストして、ユーザ登録や決済結果の確認、領収証rcの閲覧を行うものである。患者端末Cは、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話のいずれでも差し支えないが、ウェブブラウザがインストールされている必要がある。
(後払い処理サーバ)
次に、後払い処理サーバHPの構成について説明する。図3は、図1に示した後払い処理サーバHPの構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、後払い処理サーバHPは、入力部21、表示部22、通信部23、制御部20及び記憶部29を有する。
入力部21は、キーボード又はマウス等の入力デバイスであり、表示部22は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。通信部23は、インターネットNと接続されている。
制御部20は、CPU(中央処理装置)、内部メモリ、入出力ユニット、外部メモリが適宜組み合わされたコンピュータからなり、OS(オペレーションシステム)やソフトウェアがインストールされている。
制御部20は、WEB管理部20a、データ管理部20b、決済管理部20cからなる。
WEB管理部20aは、後述の決済サーバSBと決済情報や決済結果のやり取りを行い、また、後払い受付端末3から画像データdの受け取りをするやり取りなどを行う。
データ管理部20bは画像データdや決済情報などの抽出、登録情報D1の管理などを行う。また、後述の請求リストの管理を行う。さらに、患者端末Cや後払い受付端末3から閲覧する各種画面の管理を行う。
決済管理部20cは、決済情報を管理し、決済リストLや決済管理画面G2を作成する。
記憶部29は、HDD(ハードディスク装置)又はSSD(フラッシュメモリ等)の記憶デバイスで構成される。記憶部29は、登録情報データベース29a、画像情報データベース29b、請求リストデータベース29cを有する。
登録情報データベース29aは、登録情報D1を記憶し、画像情報データベース29bは、後払い受付端末3から送信された画像情報dを、日付、施設ID、患者IDなどをキーとして分類して記憶し、請求リストデータベース29cは、請求書リストLが記憶され、これに関連して生成された請求情報D2、決済情報D3、決済結果D4、未決済請求書リストL1、決済済み請求リストL2、エラー請求書リストL3、等を記録する。
なお、後払い処理サーバHPは、これらの各機能を、WEBサーバ、画像情報サーバ、データベースサーバと機能ごとに構成することもできる。
次に、本例の後処理システムSの処理フローについて説明する。その前に、事前登録について説明する。
(後払い受付端末の事前登録)
本例の後払い決済処理を行う場合、後払い受付端末3は利用前に後処理サーバHPに事前登録を行うことが必要である。少なくとも施設コードとパスワードの設定が、通常、最初の立ち上げ時に設定される(設定画面不図示)。
この利用登録が済むと、後払い受付端末3は、図10に示すように端末ログイン画面G1にアクセスすることができる。この画面G1から施設コードとパスワードを入力して、ログインボタンBをクリックすると、図11に示す後払い処理の決済管理画面G2にアクセスすることができる。なお、図10に示すように、パスワードを記憶させることができる。
(患者の事前登録)
本例の後払い決済処理を行う場合、患者は利用前に、2つの事前登録を行うことが必要である。
第1は、後処理サーバHPへの利用登録であり、第2は、決済サーバSBの利用登録である。この前提として、ひとつは後払い利用登録をする患者は、事前に医療機関Aに受診経歴などがあり、診察券などに記載される患者IDが当該医療機関Aから発行されていることがある。また、もう一つは医療機関Aと決済サーバSB間は事前に、医療機関ID(施設コード)を共通してもち、個別の決済については、医療機関IDと患者IDを含む利用者IDのフォーマットについてあらかじめ取り決めがされていることである。
(患者の後処理サーバへの利用登録)
第1の後処理サーバHPの利用登録は、以下のようにして行う(図6、図8)。
患者は、図8に示すように患者端末Cから後払い処理サーバHPの新規登録画面C3にアクセスすることができる。患者は図8に示すそれぞれの入力欄に患者ID、氏名、生年月日、連絡先のメールアドレス、そして、パスワードを記載する。そして、利用登録申込ボタンB3をクリックすると、入力記載事項について患者の利用登録が後払い処理サーバHPに行われる。なお、本例では、登録するに際し、利用規約を読み、同意にチェックを入れる意思表示を必要としている。
次いで、後払い処理サーバHPは、外部の決済サーバSBに対して、クレジット決済の準備が整っているかどうかクレジット登録要求を送信する。後述の決済サーバの利用登録がされている場合は、決済サーバSBは登録OKを送信するので、これを受信した後払い処理サーバHPは登録を確定させるとともに、患者端末Cに対して登録を許可した旨のメールを送付する。なお、先の患者の後処理サーバの利用登録のクレジット登録要求で、患者の決済サーバSBの利用登録が済んでいない場合、決済サーバの利用登録画面(不図示)にリダイレクトして利用登録を促すようにしてもよい。
この利用登録処理によって、後払い処理サーバHPに後払い決済処理が許可された患者IDを含む登録情報D1が予め生成される。登録情報D1の生成は、他の方法によるものであっても差し支えない。
この利用登録が済むと、患者は、図9に示すように患者ログイン画面C1にアクセスすることができる。この画面C1から患者IDとパスワードを入力して、ログインボタンBをクリックすると、患者は、図12に示す後払い処理の患者決済管理画面(マイページ)C2にアクセスすることができる。なお、図9に示すように、パスワードを記憶させることができる。
(患者の決済サーバへの利用登録)
第2の決済サーバHPの利用登録は、以下のようにして行うことができる。
患者は、患者端末Cから、決済サーバSBの登録画面(不図示)にアクセスする。
患者は、入力欄にたとえば、氏名、クレジットカード番号、パスワード、有効年月日、セキュリティコード、患者ID、医療機関IDなどを記載して利用登録が行われる。
なお、利用登録は、患者IDと医療機関IDを含む利用者IDで紐付けられる。利用者IDは、決済サーバSBと共通の利用者(患者)のIDである。
(医療機関での患者の受診の際の運用)
次に、患者が医療機関で受診する際の後処理決済の運用について一例を図7を用いて説明する。
図7(a)に示すように、登録が完了すると、後処理サーバHPから患者端末Cに「登録メール」がインターネットN経由で送信される。これにより、患者は「登録処理」が行われ当該医療機関Aで後払い処理が可能となることを知る。
図7(b)に示すように、登録を完了させた患者は、医療機関Aにおいて後払いで受診する際、すでに発行された「診察券」(患者IDが記載されている。)を受付窓口に提出し、この際に、「後払いの希望」を申し出る。受付窓口では、後払いカードを患者に手渡すと後払いであることが明確になるので好ましい。多くの診療機関では、受付後、受付窓口で診察券、受付番号を記載した受付カード及びカルテ(紙ベースの場合)などがクリアファイルなどに収められて患者に渡されるため、これらと一緒に手渡すことができる。患者は、このクリアファイルを持って診察室で診察を受ける。
なお、後払いの申し出を受けた医療機関Aの受付窓口ではオペレータ(受付担当者)が後払い受付端末3から後処理サーバHPの登録情報D1を確認することができるようにしてもよい。このようにすると、後払い処理が可能なことが、簡単に確認できる。
図7(c)に示すように、患者は、診療終了後、クリアファイルとともに後払いカードを会計窓口に提出し、診察が完了し後払いであることを確認された後に、医療機関Aから退出することができる。
この後、オペレータ(会計担当者)は、請求額の計算と後払いの会計処理を行うのであるが、後払い処理をする会計に関しては、即時に処理をする必要がなくまとめて後処理をすることができるので能率的である。
後払い決済処理の患者に対する請求額の計算を既存の会計システムEで行い、請求額と患者IDが記載された領収証rcを出力すれば、本例の後払い処理が開始できる。
(後払い受付端末の入力オペレーション)
オペレータ(会計担当者))はスキャナ2を用いて、既存の会計システムEが出力した領収証rcを順次スキャンさせ、画像データdとして後払い受付端末3に入力する。後払い受付端末3は、この領収証rcを、画像データファイルd(本例ではPDFに変換される。)として一時蓄積するとともに、後述の後払い処理サーバHPに医療機関ID(施設ID)とともにアップロードする。なお、画像データdはPDFに限るものではない。
アップロードされた画像データdを受信した後払い処理サーバHPは登録情報D1を用いて、医療機関IDと患者IDと日付をキー情報として画像データdを画像データベースに記録する。
(後払い受付端末の請求情報作成)
図11に、後払い受付端末3の決済管理画面G2を示す。この画面G2は、後処理決済の決済管理画面の一例であり、オペレータが決済の請求及びその管理をするための画面である。後払い受付端末3は、後処理サーバHPにインターネットNを介して接続され、後処理サーバHPの行う処理に関して表示及び入出力を行うことができるブラウザとして機能するものである。
図11の画面は、「施設コード」として後処理決済を行う医療機関のコード(施設ID)とその名称が表示され、加えて、日付として、当該処理を行おうとする年月日が表示される。その下に、未決済請求書リストL1と決済済請求書リストL2とエラー請求書リストL3が示されている。
未決済請求書リストL1は、日付、患者ID,患者氏名、未集金額がリストとして表示されるものである。日付は、領収証rcが入力された日付であり、患者ID、患者氏名は画像データd及び登録情報D1と紐づくものである。未集金額は、領収証rcから読み取られた患者への請求金額である。
決済済請求書リストL2は、日付、患者ID、患者氏名、決済金額がリストとして表示されるものである。日付は、決済請求がされた日付であり、患者IDは画像データd及び登録情報D1と紐づくものである。決済金額は、決済サーバSBで決済を行った決済金額である。
エラー請求書リストL3は、日付、患者ID,患者氏名、決済金額がリストとして表示されるものである。日付は、決済請求がされた日付であり、患者ID、患者氏名は画像データd及び登録情報D1と紐づくものである。決済金額は、領収証rcから読み取られた患者への請求金額である。
なお、各請求書リストL1、L2、L3は、件数に応じ適宜必要な表示ができるようにすることができる。
(請求データ作成ボタン、決済実行ボタン)
図11の決済管理画面G2は、後処理サーバHPに、後払い受付端末3からアップロードされた情報に基づき未決済請求書リストL1を作成し表示させる請求データ作成ボタンB1と、未決済請求書リストL1に表示された患者IDごとの決済処理案件を決済サーバSBに送信して、決済をさせる決済実行ボタンB2が示されている。
請求データ作成ボタンB1は、ここをクリックすると、決済をすべき案件が未決済請求書リストL1に表示される。オペレータは入力した領収証rcと照らして間違いがないかチェックすることができる。表示される情報は、後処理サーバHPは、画像データdから抽出されるデータとこれに付随するアップロードされた情報に加え登録情報1から作成する。
また、領収証rcの読み込みに失敗した場合は、未決済請求書リストL1ではなく、エラー請求書L3に表示される。この場合は、オペレータは再読み込みなど必要な処理を行うことができる。
このようにして、決済サーバSBで決済される前に正しい請求がされるかオペレータに確認をさせて、正しい決済ができるようにしている。そして、確認後にオペレータが決済実行ボタンB2をクリックすると、決済情報D3が決済サーバSBに送信されて、決済を行わせる。この場合、決済情報D3は、患者IDを用いず、利用者IDと請求金額を含む。
決済サーバSBは決済代行サーバでもよく、その場合は実際の決済を行う外部のサーバから利用者IDとともに課金処理結果である決済結果D4が後払い処理サーバHPに送信される。その後、後払い処理サーバHPは、決済結果D4をもとに、決済済請求書リストL2に当該案件を移し替え、未決済請求書リストL1から削除をする。これにより、後払い受付端末3から決済管理画面G2(図11)で決済状況を閲覧するオペレータは、決済処理が完了したことを知ることができる。なお、決済済請求書リストL2の画面には、当日決済処理が行われていない場合は、オペレータに対する情報として、「本日の決済処理は行われておりません。」という表示をすることができる。
(患者等に対する通知)
後払い処理サーバHPは、決済完了後、患者端末Cに登録されたメールアドレスに対してメールを送り、決済が完了した旨を通知する。
一方、オペレータは、決済請求画面G2(図11)を確認すれば、当該案件の決済が完了したかどうかを決済済請求書リストL2を参照して確実に知ることができる。
(患者管理画面)
図12に、患者端末Cの患者決済管理画面(マイページ画面)C2を示す。この画面は、後処理決済の患者決済管理画面C2の一例であり、患者が後払い決済が行われたものについてその処理の確認をするものである。患者端末Cは、後処理サーバHPにインターネットNを介して接続され、後処理サーバHPの行う処理に関して表示及び入出力を行うことができるブラウザとして機能するものである。スマートフォン、PC、携帯電話などいずれでも差し支えない。
図12に示す画面G2は、「後払い専用」と表示するとともに後処理決済を行う医療機関の名称が表示され、その下に患者IDと患者氏名を加えて、患者の後処理決済のための画面であることを明確にしている。その下には、「来院一覧表」として、来院履歴すなわち、後処理の履歴が記載され、日付、請求金額、領収書発行の有無が表示される。領収書発行の欄の丸印は、領収書が発行可能であることすなわち、後払い処理が完了されたことが示されており、クリックすると、領収書のPDFがメールで送られ、表示が「発行済」に変わる。
支払方法の変更をするには、支払い方法変更ボタンB4をクリックすると変更が可能である。この場合、新規登録の支払い方法を指定する場合も含む。画面G2では、クレジットカードが未登録であるため、「クレジットカードの登録を行ってください。」と表示されている。
このように、本例では、後払い受付端末3と後払い処理サーバHPとをインターネットNに接続するという簡易な構成で、後処理サーバHPで各種情報を請求リストLを用いて請求案件ごとに管理することにより、後払い決済処理を確実に実行することができる。また、後払い処理サーバHPは、後払い決済処理の決済結果をもとにインターネットN経由で患者端末Cにメールを送り、決済が完了した旨を通知するとともに領収証rcの画像データdを送信できるようにするので、患者の選択で領収証rcの送付が確実に患者のもとにペーパレスで送ることができ、医療機関のこれを取り扱う人的労力も削減することができる。
(請求リストL)
後払い処理サーバHPは、画像データからアップロードする際に送信及び抽出した情報(No.1~NO.5)とあらかじめ記憶した患者の登録情報(No.1~No.4)D1をもとに、請求リストLを作成する(図2)。
請求リストLは、後払い処理サーバHPで取り扱う領収書ごとの患者IDをキー情報とするレコードである。
図2に示すように、「患者ID」、「患者氏名」、「患者メールアドレス」、「Pwd」(パスワード)は患者が利用登録をする際に、後払い処理サーバHPは取得することができる。なお、患者の特定をさらに厳密にする目的で、「患者の生年月日」を加えてもよい。
また、患者IDをキー情報として、「日付」と「請求額」と「の画像データ」と「施設ID(医療機関ID)」とは後払い受付端末3が領収書rcの画像データdを送信(アップロード)する際に、後払い処理サーバHPは取得することができる。
さらに同様に患者IDをキー情報として、「利用者ID」は、決済サーバSBが決済登録をした際に後払い処理サーバHPに通知される。決済サーバSBに患者が利用登録をする際に、患者IDと施設IDが利用者IDに含まれるように決済サーバSBが発行する。
このような請求リストLをもとに、後払い処理サーバHPは、決済管理画面G2と患者管理画面C2の情報を更新する。
また、後払い処理サーバHPは、診療に伴う決済に用いる請求情報D2を生成して管理する。さらに、受付端末3の決済指令tを受けて、決済情報D3を作成し、決済サーバSBに決済情報D3を送信して決済サーバSBに決済させる。この際に、決済情報作成フラグ、決済結果作成フラグ、PDF送信済フラグなどで、決済のステータスを記録する。
<後払い受付端末3による処理手順>
次に、後払い処理サーバHP及び後払い受付端末3を用いた本例の診療費後払い決済の処理手順の詳細について説明する。
図5は、後払い受付端末3による後払い決済処理手順を示すフローチャートである。
(ステップS31:領収書読み取り処理)
図5に示すように、まず、後払い受付端末3は、既存会計システムEが出力した領収書rcの画像データdを、スキャナ2を介して読み取り、PDFに変換して、記憶する。
領収書rcをオペレータがスキャナ2に入力させると、画像データdはPDFとして後払い受付端末3に入力される。
(ステップS32:PDF送信処理)
後払い受付端末3は、次いで、変換したPDFを後払い処理サーバHPに施設ID及び日付とともに送信する。
(ステップS33:後払い決済請求処理)
図10は後払い受付端末3のホームページ(ログイン画面)の一例である。「施設コード」は、病院コードに当たる。オペレータは、この画面から、施設コードと事前に登録したパスワードを入力して、ログインボタンBをクリックすると、ログインリクエストが後払い処理サーバHPに請求され、後払い受付端末3は、図11に示す決済管理画面G2にアクセスできる。
図11に示すように、決済管理画面G2が表示され、その患者に関し日付ごとにその病院(施設)の未決済請求書リストL1、決済請求書リストL2、エラー請求書リストL3をブラウズすることができる。
オペレータが請求データ作成ボタンB1をクリックすると、後処理サーバHPは、アップロードされたPDFである画像データdから、請求情報D2を抽出する。そして、正しく抽出された場合は未決済請求書リストL1に、正しく抽出されなかった場合はエラー請求書リストL3にそれぞれリストアップして表示される。
(ステップ34:後払い決済確認処理)
オペレータはこの時点で、領収書rcが正しく読み込まれたかどうか確認することができる。確認後、問題がなければ、決済実行ボタンB2をクリックすると後払い処理サーバHPは、請求リストLにステータスを書き込み、決済情報D3を生成し、決済サーバSBに決済処理を行わせ、決済結果D4を通知させる。
決済結果D4は、正しく決済された決済案件は、画面G2上で未決済請求書リストL1から決済済請求書リストL2に移動する。
<本例の決済処理の手順>
図6は、本例の後払いシステムSの決済処理手順を示すシーケンス図である。
オペレータが印刷された領収書rcをスキャナ2から入力すると後払い受付端末3はその画像データdであるPDFを作成し、ただちに、施設ID(施設コード)を付したうえで後払い処理サーバHPに送信する(1)。
後払い処理サーバHPは、領収証rcの画像データdを受信すると、データ管理部20bがPDFファイルデータベース29bに記憶して待機する(ステップS501)。後払い処理サーバHPは、後払い受付端末3から請求データ作成指令B1を受け取ると、対象となる画像データdに含まれる患者IDと請求額を抽出し、請求リストLに書き込むとともに決済画面G2を更新する。オペレータは、正しく抽出できたかを後払い受付端末3から決済画面G2で確認し、できていれば決済に必要なタイミングで決済指令tを後払い処理サーバHPに与える(2)。この決済指令tを契機として、決済管理部20cは、患者IDを含む決済サーバSBの利用者IDを請求リストLから拾い、この利用者IDと請求額とを含む決済情報D3と決済要求を送信する(ステップS502)。
決済サーバSBは、決済を行い決済結果である決済結果D4を後払い処理サーバHPに送信し(ステップS503)、受信した後払い処理サーバHPは決済結果D4を請求リストLに書き込むとともに、決済管理画面G2を更新する(ステップS504)。併せて、患者端末Cの管理画面C2を更新する(ステップS505)。
オペレータは、決済管理画面G2を確認し(3)、会計が完了した案件について既存の会計システムEに対し、決済結果D4が示す患者IDの請求額の消込処理を行うことができる(4)。これにより、既存の会計システムEでは計算した診療費についてその回収があったことが入力され、既存の会計システムEでは、後払いではない通常の会計処理と同様に、会計処理が完了する。
本例では、上記のように、後払い受付端末3を後払い処理サーバHPと通信できるインターネットNに接続するという簡易なハードウェア構成で既存の会計システムEと協働した後払い決済処理をオペレータの少ない介入で実行することができる。すなわち、既存の会計システムEをそのまま利用して人的労力を低減することができる。
本例では、診療機関に大規模な後払い決済システムの導入が困難な場合の後払い決済処理について、人手による消込処理を最小限とすることができ、受付及び会計担当者の労力削減を行うことができる。
さらに、本例では、後払いができるようになるため、このための会計処理業務は減少するため、診療機関A内での会計待ち時間が低減でき、会計処理が迅速化できる。
また、本例では、後払い決済処理を行う患者は、医療機関内(特に待合室)に留まる時間を少なくすることができるため、感染症対策の観点からも院内感染リスクが低減される。
また、本例では、決済が行われた領収証rcを患者端末CやPCなどの端末に電子データで送ることができ、ペーパレス化に資するとともにデジタル化社会にも貢献することができる。
また、本例では、後払い決済の登録処理を患者端末CやPCなどの端末を用いて行うことができ、登録用紙に記載する利用登録処理に比べて事前の利用登録処理が容易である。
また、本例では患者IDを、決済サーバSBの利用者IDに変換し、この利用者IDと請求額とを含む決済要求を決済サーバSBに対して行っているため、高いセキュリティーを維持することができる。
なお、本例では、決済処理サーバSBがクレジットカードを用いた後払い決済処理をする場合について説明したが、クレジットカードに限らず、銀行口座振替やコンビニ決済などの後払い決済処理であってもよい。この場合、決済サーバSBは、銀行口座振替やコンビニ決済を行うサーバとすることができる。
本発明の別な態様として、以下のものがある。
本発明は、
診療費の後払い決済処理を行うためにインターネットNを介して決済サーバSBと患者端末Cと後払い受付端末3と後払い処理サーバHPとを接続した後払いシステムSであって、
前記後処理サーバHPは、
患者IDをキー情報として請求案件ごとに管理する請求リストLを有し、
前記請求リストLは、患者の登録情報D1、請求情報D2、決済情報D3、決済結果D4を記憶し、これをもとに未決済請求書リストL1、決済済請求書リストL2、エラー請求書リストL3を作成するために、
後払い受付端末3に入力された患者の診療についての領収書rcの画像データdを後払い処理サーバHPにアップロードさせて請求情報D2を抽出し、あらかじめ保持している患者の登録情報D1と抽出した請求情報D2から決済情報D3を確定させ、外部の決済サーバSBに確定した決済譲歩を送信して決済をさせ、その決済結果D4を受信して患者端末C3と後払い受付端末3に決済結果D4を表示して決済完了を確認させるとともに後払い受付端末3に領収書rcを表示する後払いシステムSを提供する。
これにより、多種多様な既存会計システムをそのまま生かしつつ効率良く会計処理をすることができる、汎用性の高い診療費の後払い決済処理を行うシステムSを提供することができる。
本発明の診療費の後払い決済処理を行う後払いシステムは、既存の会計システムを有するサービスに対して、後払いによる会計待ち時間が大きくなる場合に有用である。
2 スキャナ
3 後払い受付端末
20 制御部、20a ウェブ管理部、20b データ管理部、20c 決済管理部
21 入力部、22 表示部、23 通信部、
29 記憶部、29a 登録情報、29b PDFファイル、29c 請求書リスト
30 制御部、 30a PDF生成部、30b PDF送信部、30c 決済確認部
31 入力部、32 表示部、33 LAN、35 印字部
39 記憶部
A 医療機関
B1 請求データ作成ボタン、B2 決済実行ボタン、B3 利用登録ボタン 、B4 支払い方法変更ボタン
C 患者端末
C1 患者ログイン画面、C2 決済管理画面(マイページ)、C3 利用登録画面
D1 登録情報、D2 請求情報、D3 決済情報、D4 決済結果
E 既存会計システム
G1 端末ログイン画面、G2 決済管理画面
L 請求リスト
N インターネット
S 後払いシステム
SB 決済サーバ
HP 後払い処理サーバ
d 画像データ、PDF画像データ
rc 領収書
t 決済指令
u 領収書表示指令

Claims (8)

  1. 診療費の後払い決済処理を行うためにインターネットNを介して決済サーバ(SB)と患者端末(C)と後払い受付端末(3)と接続した後払い処理サーバ(HP)であって、
    前記後払い処理サーバ(HP)は、前記後払い受付端末(3)をブラウザとしてアクセスを可能とし、
    後払いを利用する患者の登録情報(D1)をあらかじめ記憶し、
    前記画像処理ユニット(2)を介して前記後払い受付端末(3)に入力された既存会計システム(E)が出力する患者に対する診療報酬の明細が記載された領収証(rc)の画像データ(d)を受信し、
    前記画像データ(d)から前記患者の請求情報(D2)を抽出し、
    前記請求情報(D2)とあらかじめ記憶した前記登録情報(D1)をもとに請求リスト(L)を生成するとともに決済管理画面(G2)を作成し、
    前記請求リスト(L)をもとに決済情報(D3)を生成し、前記後払い受付端末(3)から送信された決済指令(t)を受けて、前記決済情報(D3)を前記決済サーバ(SB)に送信して決済を行わせ、
    受信した前記決済結果(D4)を前記決済管理画面(G2)に表示するとともにその決済が完了したと判断した場合は、前記請求リスト(L)に完了を書き込むとともに前記患者端末(C)に決済完了通知を送信する、診療費の後払い決済処理を行う後払いシステム(S)の後払い処理サーバ(HP)。
  2. 請求リスト(L)の内容の全部または一部を前記後払い受付端末(3)に閲覧させ編集させることができる、請求項1記載の後払い処理サーバ(HP)。
  3. 前記登録情報(D1)は、少なくとも、患者IDとメールアドレスであり、
    前記決済情報(D3)は、少なくとも、利用者IDと請求額である、
    請求項1又は2に記載の後払い処理サーバ(HP)。
  4. 前記登録情報は、前記患者端末を介して前記後払い処理サーバ(HP)に提供される請求項1~3のいずれか1項に記載の後払い処理サーバ(HP)。
  5. 前記抽出をするに当たり、患者IDをキー情報として前記請求情報の抽出を行う、請求項1~4のいずれか1項に記載の後払い処理サーバ(HP)。
  6. 診療費の後払い決済処理を行うためにインターネット(N)を介して接続した後払い処理サーバ(HP)にブラウザとしてアクセスできる後払い受付端末(3)であって、
    既存会計システム(E)が出力する患者に対する診療報酬の明細が記載された領収書(rc)を、画像処理ユニット(2)を介して画像データ(d)として読み込み、
    請求情報(D2)を抽出させるために前記画像データ(d)を前記後払い処理サーバ(HP)にアップロードするとともに、
    前記後払い処理サーバ(HP)に前記決済情報(D3)を含む決済管理画面(G2)を作成させ、次いで、前記決済管理画面(G2)から入力された決済指令(t)を前記後払い処理サーバ(HP)に送信して決済処理をさせ、
    前記決済管理画面(G2)にその決済結果(D4)を表示する、後払い受付端末(3)。
  7. (患者端末)
    診療費の後払い決済処理の利用登録を行うためにインターネット(N)を介して接続した後処理サーバSBと決済サーバSBにウェブブラウザとしてアクセスできる患者端末(3)であって、
    前記後払い処理サーバ(HP)に後払い処理の登録情報(D1)を入力するための利用登録画面(C3)を表示し、
    次いで、患者が入力する登録情報(D1)を前記後払い処理サーバ(HP)と前記決済サーバSBに送信し、それぞれ記憶させる、患者端末(3)。
  8. 請求項7記載の患者端末であって、
    さらに、
    前記後払い処理サーバ(HP)が記憶した請求リスト(L)から後払い処理の決済結果(D4)を含む決済管理画面(C2)を表示させ、
    次いで、患者が入力する領収書表示指令(u)を前記後払い処理サーバ(HP)に送信し、前記後払い処理サーバ(HP)に前記領収書(rc)の画像データ(d)を表示させる、患者端末(3)。
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