JP2022547974A - 複数のスラットを備えた筬 - Google Patents

複数のスラットを備えた筬 Download PDF

Info

Publication number
JP2022547974A
JP2022547974A JP2022515850A JP2022515850A JP2022547974A JP 2022547974 A JP2022547974 A JP 2022547974A JP 2022515850 A JP2022515850 A JP 2022515850A JP 2022515850 A JP2022515850 A JP 2022515850A JP 2022547974 A JP2022547974 A JP 2022547974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reed
retaining shaft
slats
slat
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022515850A
Other languages
English (en)
Inventor
ブルスケ ヨハンネス
ヴォーンハス スティーブン
マイナート ペーター
Original Assignee
グロツ・ベッケルト コマンディートゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グロツ・ベッケルト コマンディートゲゼルシャフト filed Critical グロツ・ベッケルト コマンディートゲゼルシャフト
Publication of JP2022547974A publication Critical patent/JP2022547974A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D49/00Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
    • D03D49/60Construction or operation of slay
    • D03D49/62Reeds mounted on slay
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D49/00Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
    • D03D49/68Reeds or beat-up combs not mounted on the slay

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Abstract

Figure 2022547974000001
本発明は、互いに横断方向Qで離れて配置された複数のスラット20を備えた筬16に関する。各スラット20は上端21から下端22へと延びる。上端21は、接着剤Kによる接着結合により上部保持軸23の2つの上側板部32と接続される。スラット20の下端22は、接着剤Kによる接着結合により下部保持軸24の2つの下側板部43と接続される。これらの板部32、43はそれぞれ、繊維強化複合材からなる。上部保持軸23の全体及び下部保持軸24全体が繊維強化複合材料からなる部品から構成されることが好ましい。

Description

筬の2つの直に隣接するスラット(細幅鉄板、筬羽)は、1つの縦糸が案内される隙間をそれぞれ定める。スラットの距離及び方向は一様な織物を作るのに重要である。
特許文献1から既知の筬では、スラットの端部がその間の加工部と比較して厚く構成されており、スラットを端部で互いに当接させることができる。端部には通り穴があり、保持レールに押し付けられる。端部において、スラットは互いに接着剤を用いて接着結合により接続することができる。
接着剤の塗布及び硬化並びにこれらによって生じる力により、筬が製造中に変形することがある。このような変形は望ましくない。
特許文献2は高速織機用の筬を開示している。DLC被膜が筬のスラットに施される。ここで、DLCは「ダイヤモンドのような炭素」の略称である。このようにしてスラットの摩耗が減少し、寿命が延びる。
特許文献3は、静音で動作する織機用の筬を開示している。それは、内側部分が接続された箱型形状を有する。金属材料又は複合材を材料として使用することができる。
特許文献4は、複数の箇所で支持された糸偏向要素を有し、低質量の糸偏向要素が、振動するバックレストの部分の質量をできるだけ小さくするよう構成された、織機用のバックレストを記載している。糸偏向要素は、軽量プラスチック又は繊維強化複合材から製造することができる。
米国特許第4529014号 欧州特許出願公開第550752号明細書 欧州特許第1170409号明細書 独国特許出願公開第102006061376号明細書
本発明の目的は、筬のスラットの配置及び方向が一様な織機用の筬を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の技術的特徴を有する筬により解決される。
筬は、上端と対向する下端との間で延長方向に延びる複数のスラット(細幅鉄板、筬羽)を有する。延長方向と直交する横断方向において、スラットは互いに距離を置いて配置される。2つの直に隣接するスラットはその間の隙間を規定する。製織中この隙間を通して、各1つの縦糸が案内される。
各スラットの上端は上部保持軸に取り付けられる。各スラットの下端は下部保持軸に取り付けられる。スラットの保持軸との取り付けは、接着剤を用いた接着結合により行われる。それによりスラットは互いに端部で接続され、それぞれ所定の保持軸と接続される。
各保持軸は、横断方向に延びていて、互いに直には当接していない2つの板部を有する。この板部は、スラットの上端又はスラットの下端の、互いに対向する側面で長さ方向に距離を置いて配置される。スラットの上端は上部保持軸の2つの板部の間でそれぞれ保持され、スラットの下端はそれぞれ下部保持軸の2つの板部の間で保持される。長手方向は横断方向に直交し、また延長方向に直交する。
スラットを横断方向に、直線に沿ってできるだけ精密に整列させるために、板部は繊維強化複合材から製造される。強化繊維として、複合材のプラスチックマトリックスに埋め込む炭素繊維及び/又はガラス繊維及び/又はその他のプラスチック及び/又は天然繊維を使用することができる。これにより、接着剤による接着結合の形成が、横断方向Qに平行な各直線に沿ったスラット及び保持軸の方向を維持した状態で、確保されることが判った。複合材からできた板部は、筬の製造中、特に接着剤の硬化中に反りが全く、あるいはほんの僅かしか発生せず、真直度は、例えば、金属材料等の他の材料でできた板部又は保持軸と比較すると、大きく改善されている。同時に、保持軸又は板部の質量は大幅に減らすことができ、セルヴィッジとの衝突の際の筬の加速が単純化される。
板部が筬の全てのスラットに沿って横断方向に連続して延びると優位性がある。この板部は横断方向Qで筬のほぼ幅全体に沿って延び、横断方向Qに継ぎ目又は接続部分無しで一体的に形成される。さらに延長方向と平行に、複数の板部は互いに隣接して上部保持軸及び/又は下部保持軸に配置することができる。しかし、上部保持軸及び下部保持軸で、ちょうど2つの板部がそれぞれ板部の対を形成するよう配置すると好ましい。
上部保持軸が延長方向でスラットの上端に隣接して配置された蓋部を備えると好ましい。この蓋部は、直接的又は間接的に2つの板部と接触させることができる。上部保持軸の蓋部は、スラットの上端及び上部保持軸の板部と、接着剤による接着結合により接続することができる。蓋部が繊維強化複合材から成り、板部と同じ材料から製造されることが好ましい。板部とともに、蓋部は断面に長方形又は正方形の空間を定め、接着剤で接着結合を形成するためにスラットの上端に位置させることができる。
この蓋部は横断方向で連続的に全てのスラットに沿って延びると好ましい。蓋部は、横断方向に、継ぎ目又は接続部分無しで一体的に形成される。上部保持軸は1つの蓋部を備えることが好ましい。
下部保持軸は補強ロッド、特に延長方向でスラットの下端に隣接して配置された正方形の補強ロッドを備えることができる。正方形の補強ロッドは下部保持軸の板部の間に配置される。それがスラットの下端及び下部保持軸の板部と、接着剤による接着結合により接続されることが好ましい。正方形の補強ロッドが横断方向で連続的に筬の全てのスラットに沿って延びると好ましい。それは、横断方向に、継ぎ目又は接続部分無しで一体的に形成される。下部保持軸は1つの補強ロッドを備えることが好ましい。
スラットは、上部保持軸及び/又は下部保持軸における接続配置により、互いに接続することができる。この接続配置は、特に筬の製造中にスラットを互いに接続するよう機能し、接着結合のための接着剤が硬化するまでの処理を簡素化する。好ましい実施例において、接続配置は、上部保持軸及び/又は下部保持軸で横断方向に延びる2つの接続ロッドをそれぞれ備える。各接続ロッドは、半円断面を有する半円ロッドとして構成することができる。この接続ロッドは、例えば、金属線といった湾曲可能な結束要素により互いに接続される。この結束要素は、このために、複数のループを形成する。各ループは、接続ロッドの周りに加え、2つのスラットの間の隙間で、その隙間を通じて案内される。
各接続配置は2つの接続ロッドを備え、湾曲可能な結束要素は好ましくは上部保持軸の板部の間又は下部保持軸の板部の間に配置される。よって、長手方向で見て各接続ロッドがスラットと各上部保持軸又は各下部保持軸の直に隣接する板部の間に配置されるようにすると特に都合がよい。このため、横断方向に延びる凹みを、1つの接続ロッドをそれぞれ収容するために、上部保持軸及び/又は下部保持軸の各板部に配置することができる。この凹みはスラットに面する側で開放され、特に溝形又は谷型である。この凹みの断面形状は、その中に収容される接続ロッドの断面形状に対応することが好ましい。例えば、断面が半円の凹みは、断面が半円の接続ロッドの収容のために設けることができる。
この凹みにより、板部はスラットの各上端又は各下端に非常に近く配置することができる。板部による接続ロッドが覆われるため、接続ロッドを覆うための別途の接着継ぎ目の形成を省くことができる。この接続ロッドは、板部とスラットの各隣接端との接続に使用される接着結合により一緒に固定される。
好ましい態様では、少なくとも1つのスペーサーが上部保持軸の領域に配置されるか、及び/又は少なくとも1つのスペーサーが下部保持軸の領域に配置される。各スペーサーは、2つの直に隣接するスラットの間の1つの隙間にそれぞれ設けられる複数のスペーサー要素を備える。
一態様において、各スペーサーはそれぞれ複数の巻線を有する1つの螺旋ばねにより形成される。よって、1つの巻線がスペーサー要素を形成することができ、2つの直に隣接するスラット間の隙間に配置することができる。螺旋ばねは張力の作用下で配置されることが好ましい。
少なくとも1つのスペーサーが上部保持軸の板部又は下部保持軸の板部の間で長手方向に設けられると都合がよい。このようにすると、少なくとも1つのスペーサーは板部に覆われ、好ましくは接着剤による接着結合により固定される。
一態様において、複数又は全てのスラットはスペーサースタッドを備える。このスペーサースタッドは、上部保持軸及び/又は下部保持軸の範囲でスラットに設けることができる。このスペーサースタッドは、横断方向において、スラットから離れるように突起する。これらは、2つの直に隣接するスラット間の最小距離を保つよう機能することができる。スペーサースタッドは、全て又はいくつかのスラットに配置することができる。
本発明に係る筬の好ましい実施例は、従属項、発明の詳細な説明、及び図面に説明されている。以下では、筬の好ましい実施例を、添付の図面に基づき詳細に説明する。図は以下の通りである。
筬を備えた織機の構成の基本的な図である。 織機用の筬の非常に概略的な前面図である。 横断方向に湾曲したスラットの側面図である。 上から見た図3の筬の上面図である。 スペーサースタッドが形成される範囲における筬のスラットの部分の概略的な断面の図である。 先行技術の筬の概略的な断面図である。 本発明の実施例の筬の概略的な断面図である。 図7の筬の範囲Aの拡大図である。 スペーサースタッドを備えた1つ又はそれ以上のスラットの変形実施例を含む本発明の筬のさらなる実施例の概略的断面図である。
図1には織機10の構成が概略的に示されている。バックレスト11を起点に、縦糸12はそれぞれ、複数のヘルド枠13の1つにおける非表示のヘルド(そうこう)を通じて延びる。ヘルド枠13は、ひ口の形成のために垂直方向で上方向又は下方向への移動が可能である。ヘルド枠13の縦糸の出口側において、縦糸12はセルヴィッジ14まで延びる。ヘルド枠13により開放されたひ口に、横糸15をセルヴィッジ14の前で挿入することができる。筬16により、挿入した横糸15をセルヴィッジ14に打ち込ませることができる。この目的のため、筬16を移動、特に旋回させてセルヴィッジ14に打ち込ませることができる。図1は筬16の打ち込み位置を実線で示す一方、セルヴィッジ14から離れた筬16の退避位置を破線で示す。
筬16は、複数のスラット(細幅鉄板、筬羽)20を備える。各スラット20は、延長方向Rに上端21から下端22へと延びる。スラット20の上端21が上部保持軸23に取り付けられる一方、下端22は下部保持軸24に取り付けられる。延長方向Rと直交する横断方向Qにおいて、スラット20は互いに距離を置いて一様に配置され、よって2つの直に隣接するスラット20が隙間25を規定する。縦糸12は、隙間25を通じて案内され得る。横断方向Qは、横糸15がひ口に挿入される方向である横糸方向にほぼ対応する。少なくともセルヴィッジ14での打ち込みの際に、打ち込み位置において、スラット20の延長方向Rは略垂直方向に向く。例えば、図3から明らかな通り、各スラットは前縁26と、前縁26と長手方向Lで対向する後縁27とを有する。長手方向Lは延長方向Rに直交し、また横断方向Qに直交する。各スラット20は、横断方向Qで対向する側にある2つの側面28を有する。2つの直に隣接するスラット20の側面28は隙間25を規定する。
実施例において、各スラット20の前縁26と後縁27は互いに平行に延び、例えば、直線的に延び得る。これに代わるものとして、前縁26及び/又は後縁27は非直線的に延び得る。例えば、各前縁26の位置に凹みを、横断方向Qに延びる空気路の形成のために設けることができる。この空気路により、横糸の導入が空気ノズルで可能となる。
一様な織物を作るに重要なのは、横断方向Qで見たスラット20の距離と、それ故に隙間25の幅とが、どこでも同じ寸法を有する一方で、前縁26、少なくとも空気路を形成するために前縁26に任意に設けた凹みの外側が、長手方向と直交するよう向けられた共通の平面に位置することである。図3及び4が概略的に示すのは、上部保持軸23及び/又は下部保持軸24の湾曲又は不規則な変形が、筬16の製造中、特に、保持軸23、24とスラット20との間の接着剤による接着結合によって生じ、よって前縁26はもはや1つの共通の平面に位置しないということである。
先行技術によるとともすると発生する、保持軸23、24の望ましくない変形は避けなければならない。
図7は、本発明の実施例の筬16の概略的な断面図である。上部保持軸23は2つの上側板部32を備え、その2つの上側板部32は長手方向Lに互いに距離を置いて配置され、その間にスラット20の上端21が置かれる。この上側板部32は、横断方向Qでスラット20の全ての上端21に沿って延び、継ぎ目又は接続部無しで一体的に構成される。上側板部32は繊維強化複合材から成る。強化繊維としては、プラスチックマトリックスに埋め込まれる炭素繊維又はガラス繊維でよい。
実施例において、上部保持軸23は蓋部33をさらに備える。さらに、蓋部33は繊維強化複合材から成り、例えば、上側板部32と同じ材料から成ることが好ましい。蓋部33は、延長方向Rから見てスラット20の上端21に隣接して配置される。蓋部33は、横断方向Qでスラット20の好ましくは全ての上端21に沿って延び、継ぎ目又は接続部無しで一体的に構成される。蓋部33及び2つの上側板部32は、接着剤Kを受け入れるための直角断面の空間を規定する。接着剤Kにより、スラット20の上端21、上側板部32、及び蓋部33は、互いに接着結合により接続される。上端21の領域において、接着剤Kはさらにスラット20の間に入り、蓋部33に対向する側に半球型の凸状に外側で延びる端面34を形成する。端面34は上側板部32の間の領域に配置することができ、上側板部32の間の領域から延長方向Rに突起しないことが好ましい。
スラット20の互いの位置及び方向を接着剤Kの硬化前に確定するために、接続配置35がスラット20の上端21に存在する。横断方向Qに互いに平行に延びる接続ロッド36は接続配置35の一部である。実施例において、各接続ロッド36は、半円断面を有する半円ロッドとして構成される。1つの接続ロッド36が前縁26に当接し、他の接続ロッド36のそれぞれがスラット20の上端21の後縁27に当接する。各接続ロッド36について、スラット20の前縁26又は後縁27に対して開放された、隣接する上側板部32に凹み37が設けられる。凹み37及び上側板部32は溝形である。実施例において、凹み37はその中に位置する接続ロッド36の形状に断面において適合し、そしてまた半円状に構成される。
湾曲可能な結束要素38も接続配置35の一部であり、これは例えば金属材料でできた銅線である。結束要素38は、接続配置35の接続ロッド36を複数のループ39を形成するようにして接続する。1つあるいは少なくとも1つのループ39がそれぞれ、2つの接続ロッド36の周りで案内され、また2つの直に隣接するスラット20の間の1つの隙間25を通して案内される。このようにして、少なくとも予備的なスラット20の接続すなわち固定が出来上がる。
筬16の下部保持軸24は、長手方向Lに互いに距離を置いて配置された2つの下側板部43を備え、その2つの下側板部43は、上部保持軸23のように横断方向Qでスラット20の全ての下端22に沿って延び、スラット20の下端22をその間に設ける。この下側板部43は、継ぎ目や接続部無しに一体的に構成され、上側板部32のように繊維強化複合材から成る。下側板部43の延長方向Rの寸法は、上側板部32の延長方向Rの寸法と異なってもよい。
下部保持軸24は、実施例において、蓋部33の代わりに、正方形ロッドとして構成される補強ロッド44を備える。補強ロッド44は、横断方向Qでスラット20の全ての下端22に沿って延び、下端22に延長方向Rで隣接して配置される。補強ロッド44は、長手方向Lで見ると下側板部43の間に配置される。下側板部43の間に導入された接着剤Kにより、スラット20の下側板部43、補強ロッド44、及び下端22は、互いに接着結合により接続される。下側板部43の上部保持軸23に面する端部で、接着剤Kは端面34をも形成する。
下部保持軸24の領域にも、スラット20を接続するために、上部保持軸23の接続配置35と同一の接続配置35が存在する。上側板部32に倣い、下側板部43はそれぞれ、そこに接続配置35の接続ロッド36を収容するための凹み37を有する。下部保持軸24あるいは下端22の領域における接続配置35の詳細な配置及び構成については、上部保持軸23での接続配置35についての記載を参考とされたい。
板部32、43は、それぞれ互いに面する側において、配置された接続配置35を備える形でほぼ終端する。板部32は、接続配置35を超えて、別の保持軸24又は23のそれぞれに向けて若干延びている。保持軸24又は23の各板部32、43は、別の保持軸24又は23のそれぞれに延長方向Rで面する面45を有する。例えば、下側板部43の面45は、上側板部32の面45と延長方向Rで対向するように配置される。
板部32、43の凹み37は、それぞれ各板部32、43の面45の近くに配置される。面45と凹み37との間に、各板部32、43は、延長方向Rの高さHが低いウェブ面46を有する。ウェブ面46は、板部32、43の位置により、スラット20の前縁26又は後縁27のどちらかに面する。実施例において、ウェブ面46の高さHは、最大2mm、又は最大3mmである。
実施例において、2つの上側板部32又は2つの下側板部43と接触している接着剤Kは、外側で半球型の凸状に延びる端面34を、互いに対向する板部32、43の間に形成する。このようにして、繊維やその他の汚染物質(ゴミ)が蓄積し得るより大きなポケット状の窪みの形成が防がれる。
図7が示す領域Aは、図8に拡大表示されている。ウェブ面46の高さHは、下側板部43の例として記載されている。この構成は、筬16の全ての板部32、43について同様である。
図7の実施例において、少なくとも1つのスペーサー50、そして実施例では2つのスペーサー50がそれぞれ、2つの上側板部32の間の上端21及び下側板部43の間の下端22に配置される。各スペーサー50は複数のスペーサー要素を備え、1つのスペーサー要素がそれぞれ、2つの直に隣接するスラット20の間の隙間25に配置される。実施例において、各スペーサー50は螺旋ばねであって、螺旋ばねのちょうど1つの巻線がスペーサー要素である。この螺旋ばねは、張力がかかる状態でスラット20の上端21及び下端22に配置することができる。螺旋ばねの銅線は、前縁26と隣接する板部32、43の間又は後縁27と隣接する板部32、43の間の接着継ぎ目を通すことができる。螺旋ばねの銅線の強度は通常隙間25より若干低く、最大で35μmとすることができ、実施例の線条細工(フィリグリー)の筬16ではでは20μmである。より粗度の高い筬であれば、銅線の強度をより高くすることが可能である。螺旋ばねの銅線の強度がこのような小さなものであれば、スラット20の前縁26若しくは後縁27又は板部32、43に凹みを設ける必要はない。
図示の通り、スペーサー50は長手方向Lで見ると上部保持軸23の上側板部32の間又は下部保持軸24の下側板部43の間にそれぞれ配置され、後に接着剤Kにより形成される接着結合により一体化される。
スペーサー50に追加するものとして又はその代替として、1つ又は複数のスラット20は、1つの側面又は両方の側面28で突起するスペーサースタッド51を備えることができる。スペーサースタッド51は、スラット20の上端21又は下端22の領域に配置される(図9)。このスペーサースタッド51により、2つの直に隣接するスラット20の間で最小距離が定められる。スペーサースタッド51を有するスラット20の部分が図5に示されている。スペーサースタッド51を打ち出しにより形成してスペーサースタッド51が1つの側面28で突起するようにすることができ、一方で窪み52が対向する側面28に形成される。よって、窪み52すなわちスペーサースタッド51は、その中心が中央突起部54を形成する円錐リング部53を備えることができる。中央突起部54は、円錐リング部53の表面からずれている。
図7乃至9の本発明の実施例との比較のため、先行技術の筬16を図6に示す。実施例において、板部32、43、蓋部33、及び補強ロッド44は、金属材料及び鋼でできている。特に非常に幅の広い筬16において、図3及び4が示すように、横断方向Qで保持軸23、24の反りが発生する。板部32、43は先行技術では鋼から成り、通常は横断方向Qで理想的な直線ではない。保持軸23、24の製造中そして特に接着剤Kとの接続部の製造中に、板部32、43は装置に締め付けられ、よって横断方向Qに略直線となる。それによって、内部応力が板部32、43で生じる。この内部応力により、接着剤Kの硬化後に保持軸23、24を装置から取り外す際に、保持軸23、24の湾曲、反り、及び変形が発生する。結果として、筬16のスラット20は、もはや理想的には横断方向Qに向いていない。スラット20を横断方向Qと延長方向Rを跨ぐ平面に対し当接させようとすると、全ての前縁26がこの平面に接触するのではなく、一部の前縁26がこの平面と距離を置くこととなる。このように反った筬16は望ましいものではない。
本発明でこの反りが避けられるのは、板部32、43が繊維強化複合材でできており、接着結合の形成前にすでにほぼ理想的に直線として横断方向Qに向くことになるためである。
図6は、接続配置35が保持軸23、24の領域で板部32、43の間に配置されているのではなく、板部32、43に隣接した、実施例によれば面45の各々に隣接する、延長方向Rに配置されていることも示している。そこでは追加の内側スペーサー50iも螺旋ばねとして配置、構成されている。接続配置35及び内側スペーサー50iが保持軸23、24の外側に配置されているため、継ぎ目55は、接続配置35又は内側スペーサー50iを覆い、固定するために、接着板部32、43の面45に隣接して設けられる必要がある。この配置において、接着剤Kは、接続配置35及び内側スペーサー50iの領域で、硬化の際に繊維物及びその他の汚染物質が蓄積し得るポケット状の窪み56を形成する。これらが筬16の打ちつけの際に織物に落ちると、汚染物質が織物に取り込まれ、この部分の織物が使えなくなる危険性がある。図7乃至9の本発明の筬の変形配置によれば、ポケット状の窪み56は接着剤Kの硬化の際に形成されなくなる。
接続配置35の接続ロッド36又はその他の構成要素がそこに配置されていない場合でも、凹み37及び隣接するウェブ面46が板部32、43に存在することもできる。かかる構成において、凹み37及びウェブ面46は、接着剤Kの硬化の際に流動挙動及び成型を調節するよう機能することができるが、その際に凹みに構成要素を置く必要はない。
本発明は、互いに横断方向Qで離れて配置された複数のスラット20を備えた筬16に関する。各スラット20は上端21から下端22へと延びる。上端21は、上部保持軸23の2つの上側板部32と接着剤Kによる接着結合により接続される。スラット20の下端22は、下部保持軸24の2つの下側板部43と接着剤Kによる接着結合により接続される。これらの板部32、43はそれぞれ繊維強化複合材から製造される。上部保持軸23全体及び下部保持軸24全体が繊維強化複合材料から成る部品から成ることが好ましい。
10 織機
11 バックレスト
12 縦糸
13 ヘルド枠
14 セルヴィッジ
15 横糸
16 筬
20 スラット(細幅鉄板、筬羽)
21 スラットの上端
22 スラットの下端
23 上部保持軸
24 下部保持軸
25 隙間
26 スラットの前縁
27 スラットの後縁
28 スラットの側面
32 上側板部
33 蓋部
34 接着剤の端面
35 接続配置
36 接続ロッド
37 凹み
38 結束要素
39 ループ
43 下側板部
44 補強ロッド
45 板部の面
46 ウェブ面
50 スペーサー
50i 内側スペーサー
51 スペーサースタッド
52 窪み
53 円錐リング部
54 中央突起部
55 接着継ぎ目
56 窪み
h ウェブ面の高さ
K 接着剤
L 長手方向
Q 横断方向
R 延長方向

Claims (15)

  1. 上端(21)と対向する下端(22)との間を延長方向(R)に延び、前記延長方向(R)と直交する横断方向(Q)で互いに距離を置いて配置された、複数のスラット(20)を有し、
    各前記スラット(20)の前記上端(21)は上部保持軸(23)に取り付けられ、各前記スラット(20)の前記下端(22)は下部保持軸(24)に取り付けられ、
    各前記保持軸(23、24)は、長手方向(L)で互いに対向し、前記スラットの所定の前記端(21、22)と接着剤(K)による接着結合により接続された、前記横断方向(Q)に延びる2つの板部(32、43)を備え、前記長手方向(L)は前記横断方向(Q)に直交し、また前記延長方向(R)に直交し、
    前記板部(32、43)の全てが繊維強化複合材から成る、
    筬。
  2. 前記板部(32、43)は、連続的に前記横断方向(Q)で前記筬(16)の全ての前記スラット(20)に沿って延びる、ことを特徴とする請求項1に記載の筬。
  3. 前記上部保持軸(23)は、前記スラット(20)の前記上端(21)に前記延長方向(R)で隣接して配置され、接着剤(K)による接着結合により前記スラット(20)の前記上端(21)及び前記上部保持軸(23)の前記板部(32)と接続された蓋部(33)を備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の筬。
  4. 前記蓋部(33)は繊維強化複合材から成る、ことを特徴とする請求項3に記載の筬。
  5. 前記蓋部(33)が前記横断方向(Q)で連続的に前記筬(16)の前記スラット(20)の全てに沿って延びる、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の筬。
  6. 前記下部保持軸(24)は、前記スラット(20)の前記下端(22)に前記延長方向(R)で隣接して配置され、接着剤(K)による接着結合により前記スラット(20)の前記下端(22)及び前記下部保持軸(24)の前記板部(43)と接続された補強ロッド(44)を備える、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の筬。
  7. 前記補強ロッド(44)が繊維強化複合材から成る、ことを特徴とする請求項6に記載の筬。
  8. 前記補強ロッド(44)が連続的に筬(16)の前記スラット(20)の全てに沿って延びる、ことを特徴とする請求項6又は7に記載の筬。
  9. 前記スラット(20)は前記横断方向(Q)に前記上部保持軸(23)の領域及び/又は前記下部保持軸(24)の領域で延びる2つの接続ロッド(36)の間にそれぞれ配置され、前記接続ロッド(36)は複数のループ(39)を形成する湾曲可能な結束要素(38)により互いに接続され、各前記ループ(39)は前記接続ロッド(36)の周り及び2つの直に隣接する前記スラット(20)の間で延びる、ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1つに記載の筬。
  10. 各前記接続ロッド(36)は、前記スラット(20)と前記上部保持軸(23)又は前記下部保持軸(24)の板部(32、43)の間に配置される、ことを特徴とする請求項9に記載の筬。
  11. 前記上部保持軸(23)及び/又は前記下部保持軸(24)の前記板部(32、43)は、その中に隣接する前記接続ロッド(36)を収容するために前記横断方向(Q)に延びる凹み(37)を備える、ことを特徴とする請求項10に記載の筬。
  12. ウェブ面(46)が前記凹み(37)と前記スラットに面する前記板部(32、43)の前記隣接端との間に存在し、前記延長方向(R)に平行なその高さ(H)は最大2mm又は最大3mmである、ことを特徴とする請求項11に記載の筬。
  13. 少なくとも1つのスペーサー(50)が前記上部保持軸(23)の前記領域及び/又は前記下部保持軸(24)の前記領域に存在し、2つの直に隣接する前記スラット(20)の間の1つの隙間に対してそれぞれ突起する複数のスペーサー要素を備える、ことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1つに記載の筬。
  14. 少なくとも1つの前記スペーサー(50)が前記上部保持軸(23)又は前記下部保持軸(24)の前記板部(32、43)の間に配置される、ことを特徴とする請求項13に記載の筬。
  15. 複数又は全ての前記スラット(20)は、前記横断方向(Q)に突起し、前記上部保持軸(23)及び/又は前記下部保持軸(24)の領域に配置されたスペーサースタッド(51)を備える、ことを特徴とする請求項1乃至14の何れか1つに記載の筬。

JP2022515850A 2019-09-10 2020-09-08 複数のスラットを備えた筬 Pending JP2022547974A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP19196448.5A EP3792382B1 (de) 2019-09-10 2019-09-10 Webblatt mit einer vielzahl von lamellen
EP19196448.5 2019-09-10
PCT/EP2020/075088 WO2021048131A1 (de) 2019-09-10 2020-09-08 Webblatt mit einer vielzahl von lamellen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022547974A true JP2022547974A (ja) 2022-11-16

Family

ID=67928594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022515850A Pending JP2022547974A (ja) 2019-09-10 2020-09-08 複数のスラットを備えた筬

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20220316107A1 (ja)
EP (1) EP3792382B1 (ja)
JP (1) JP2022547974A (ja)
CN (1) CN114341415A (ja)
ES (1) ES2973865T3 (ja)
WO (1) WO2021048131A1 (ja)

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB839588A (en) * 1957-12-20 1960-06-29 Schmidt Mfg Co Improvements in or relating to reed frames for looms
US2989088A (en) * 1958-07-18 1961-06-20 Schmidt Mfg Co Reed frame
CH525352A (de) * 1968-09-13 1972-07-15 Contraves Ag Stab mit hoher Biegesteifigkeit und Verwendung desselben
US4027702A (en) * 1976-04-21 1977-06-07 The Ellison Company, Inc. Loom reed
IT1143456B (it) * 1981-03-26 1986-10-22 Ergotron Sas Di Dondi Benelli Telaio con inserzione pneumatica della trama
US4529014A (en) 1983-08-29 1985-07-16 Steel Heddle Mfg., Co. Loom reed with plastic profiled dents
GB2205113A (en) * 1987-05-21 1988-11-30 Orbit Weaving Machinery Limite Beat up mechanism
WO1992006234A1 (fr) 1990-09-28 1992-04-16 Citizen Watch Co., Ltd. Peigne pour metier rapide
DE69802546T2 (de) * 1997-08-14 2002-06-13 Groz Beckert Kg Verfahren zur herstellung von tuftingware
IT1318130B1 (it) 2000-07-06 2003-07-23 Nuova O M V S R L Traversa a piu' componenti per quadri portalicci a rumorosita' ridotta di telai di tessitura.
CN1102678C (zh) * 2000-12-26 2003-03-05 常州市钢筘厂 太空胶粘接型特种不锈钢筘
DE10227532B4 (de) * 2002-06-20 2006-02-23 Groz-Beckert Kg Modul für Textilmaschinen, insbesondere Maschen bildende Maschinen
DE10341629B4 (de) * 2003-09-10 2007-04-12 Groz-Beckert Kg Vibrationsarmes Fachbildesystem
DE102004055381B3 (de) * 2004-11-17 2006-04-06 Groz-Beckert Kg Schafstab für Webschäfte
DE102005030632B4 (de) * 2005-07-01 2009-07-30 Groz-Beckert Kg Fadenschonende Weblitze
EP1795636B1 (de) * 2005-12-08 2010-03-24 Groz-Beckert KG Weblitze für bandartige Kettfäden
DE102006061376A1 (de) 2006-12-23 2008-06-26 Lindauer Dornier Gmbh Streichbaum für eine Webmaschine
EP2037020B1 (de) * 2007-09-12 2015-11-04 Groz-Beckert KG Profilstab und Tragstab für einen Webschaft
EP2180092B1 (de) * 2008-10-24 2012-11-21 Groz-Beckert KG Breithalter mit Klemm- und Lüftvorrichtung
EP2302121B1 (de) * 2009-09-15 2012-06-27 Groz-Beckert KG Filzkörperherstellungsverfahren
JP5364554B2 (ja) * 2009-12-11 2013-12-11 高山リード株式会社
EP2383377B1 (de) * 2010-04-29 2012-09-26 Groz-Beckert KG Webmaschine und Verfahren zum dreidimensionalen Weben
EP2530194B1 (de) * 2011-06-01 2014-03-05 Groz-Beckert KG Drehereinrichtung mit Hebelgetriebe und Abdeckteil
US10161067B2 (en) * 2012-03-01 2018-12-25 Groz-Beckert Kg Fabric for use in composite materials and method for producing said fabric and a composite material body
CN202925249U (zh) * 2012-09-23 2013-05-08 浙江绿卿竹业科技有限公司 一种能提高纤维织物成品率的剑杆织机钢筘
CN203475061U (zh) * 2013-08-30 2014-03-12 绍兴县鼎丰纺织器材有限公司 地毯织机用钢筘
EP3067451A1 (de) * 2015-03-10 2016-09-14 Groz-Beckert KG Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines webblatts und webblatt
CN107429448B (zh) 2015-05-08 2019-03-15 Ykk株式会社 筘的制造方法、模具、模具与辅具单元
EP3424690B1 (de) * 2017-07-03 2023-09-13 Solidian GmbH Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines bewehrungsgitters
EP3425095B1 (de) * 2017-07-07 2020-09-30 Groz-Beckert KG Webblatt und verfahren zu dessen herstellung

Also Published As

Publication number Publication date
EP3792382A1 (de) 2021-03-17
US20220316107A1 (en) 2022-10-06
ES2973865T3 (es) 2024-06-24
CN114341415A (zh) 2022-04-12
WO2021048131A1 (de) 2021-03-18
EP3792382C0 (de) 2024-02-07
EP3792382B1 (de) 2024-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4791944B2 (ja) 帯形状の縦糸のためのへドル
EP0302798A2 (en) Harness frame slat and heddle
CN101100782B (zh) 剑杆及其制造法、含此剑杆的引纬装置及含此装置的织机
EP1170409B1 (en) Multicomponent cross-piece for low-noise heddle frames in weaving looms
US4484604A (en) Composite dual-face heddle frame slat
JP2022547974A (ja) 複数のスラットを備えた筬
JP5938159B2 (ja) ガイドレールを備えた縦糸停止装置
CN108930084B (zh) 框架板和综框
RU2819315C1 (ru) Ткацкое бердо с множеством планок
TWI403624B (zh) 用於牽引系統的連接桿以及包含此連接桿的織布機
EP3814564B1 (en) Connecting rod for a drive mechanism for a harness frame
US4476900A (en) Composite heddle rod
US3477475A (en) Weaving loom
JP4553486B2 (ja) 織りおさとおさ羽
JP3227603U (ja) 剛性を向上させた製織機用の綜絖枠のクロスバー
KR20120110016A (ko) 부분적으로 다수의 포일층으로 구성되는 헤들 본체를 갖는 헤들
EP3497273B1 (en) Gripper band and gripper unit for a gripper weaving machine
EP2195478B1 (en) Device for the guidance of leno threads
JPH03124835A (ja) 織桟用ヘルドフレーム横梁部材並びにその製造法
CZ278388B6 (en) Loom slay
KR20090005935A (ko) 종광
EP0768404A1 (en) Healdframe of a weaving machine
CN104988646A (zh) 一种织机全贴合式钢筘

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240426