JP2022542377A - 応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ガラス強化の技術分野に関し、具体的には、強化曲面ガラスの応力パターンの弱化方法及びその装置に関する。【解決手段】既存の別体型エアボックスの代わりに、貫通型の連続的な可逆変形キャビティをエアグリッドとして使用し、流体抵抗を低減するための流体平滑化構造がキャビティ内に配設され、噴出される気流の方向、流速及び流量を規制するための気流指向安定化構造がキャビティ外に配設され、キャビティ曲面の曲率の変化に伴って変換可能な突合せ装置がキャビティとその給気源の間に設けられる。本発明は、エアグリッドにおける相互に独立した各エアボックスからなるエアグリッドの代わりに、相互に貫通する可撓性エアグリッドを使用し、ガラス運動方向に垂直な連続的エアグリッドを形成し、ガラス運動中に送風して強化した後の強化ガラスにおいて、従来技術におけるエアグリッド冷却プロセスで残されるストリップ状ウィンドスポットが無くなり、強化ガラスの外観及び品質が大幅に向上する。

Description

本発明は、フレキシブルシャフトを有する曲げガラスの強化技術分野に関し、具体的には、応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置に関する。
強化ガラスの製造プロセスで、ガラスがローラ式加熱炉で加熱された後に強化部に入るが、ガラスの強化プロセスで送風の不均一によってガラスに応力パターン(通称、ウィンドスポット)が残される場合が多く、強化ガラスのウィンドスポットは、外観品質の指標の1つとして、益々注目されるようになり、ウィンドスポットを可能な限り軽減するために、当業者は、ガラスを炉から排出する速度を加速させたり、吹出孔のレイアウトを最適化したり、エアグリッドを横方向に揺動させたりするなどの多くの手段を採用してきた。しかしながら、ウィンドスポットの形成が複雑であり、装置の幅方向において均一に冷却するように考慮する必要があるほか、より重要なのは、装置の長さ方向においてもウィンドスポットの形成を無くすことを考慮する必要がある。今まで、強化炉によるウィンドスポットは、依然として強化ガラスの欠陥であり、強化ガラスの外観をより良くするために、より良いウィンドスポット弱化技術が期待されている。
現在のフレキシブルシャフトの曲げ強化の成形方法は、主にフレキシブルシャフトローラテーブルを輸送方向と垂直な方向に湾曲させ、平行に配設されたフレキシブルシャフトグループの両端には、その軸方向に沿ってそれと平行するアーク変更機構が設けられている。複数の主給気ダクトの両端は、それぞれ対応する位置にあるアーク変更機構の歯付きプレートと固定され、フレキシブルシャフトは主給気ダクトと垂直に配置され、主給気ダクトには、フレキシブルシャフトの隙間に対応してエアボックスが交互に設けられ、エアボックスの内部は、中空であり、主給気ダクトに連通し、気流が主給気ダクトの排気端からエアボックスを経由してエアボックスに設けられる吹出口により強化される曲面ガラスに送風される。湾曲プロセスにおける送風の均一性を確保するために、従来技術では、形材に複数列のエアボックスを設けることによって送風し、複数列のエアボックスがフレキシブルシャフトローラテーブルの隙間の間に分布している。図1に示すように、応力パターンの主な発生原因は、エアボックスとエアグリッドの技術を採用すれば、エアボックスの間に隙間が存在することで、ガラスに明らかな応力パターンの痕跡が残されるためであり、これは、ガラスの美観度及び使用効果にひどい影響を与えている。
フレキシブルシャフトを有する曲げ強化ガラスの強化炉は、積み台、加熱炉、成形強化ユニット、卸し台などから構成され、各作動部は、等高の水平輸送面の輸送ローラテーブルで接続され、製造ラインを構成する。
作動時に、ガラスを積み台に置き、輸送ローラテーブルによりガラスを加熱炉内に送り込み、適切な温度まで加熱してから、ローラテーブルにより成形強化ユニットに輸送し、当該ユニット内で、ガラスを必要な形状に湾曲させてから、その中のエアグリッドにより送風して強化して冷却し、強化ガラスを形成し、最後に、ローラテーブルにより卸し台に送り、1つの作動循環が完了する。
上記成形強化ユニットは、湾曲可能なローラテーブル、主給気ダクト、ローラテーブル伝動システム、湾曲可能なエアグリッド、エアグリッド駆動装置、ラック、制御システムなどで構成される。ガラス成形及び送風による冷却の前に、湾曲可能なエアグリッドを予めガラスに必要な形状に湾曲させることができ、これによって、ガラスをより均一に冷却し、更にガラス表面及び内部の応力をより均一にする。上下のエアグリッドを湾曲可能なローラテーブルの湾曲に伴って同期湾曲させてから、ガラスの上下面を送風して強化し、最後に強化ガラスの品質要求に達してもよい。湾曲可能にするために、従来の湾曲エアグリッドは、図2に示すように、主給気ダクトに取り付けられる複数の独立したエアボックスで構成され、主給気ダクトは、アーク変更機構に連動し、更に複数列のエアボックスをガラス形状として必要な形状に湾曲させる。
しかしながら、このような独立したエアボックスとエアグリッドは、各吹出孔の吹出気圧が不均一であり、且つエアボックスの間に隙間が存在するため、曲面ガラスの強化と冷却が不均一になり、加工される強化ガラスにおけるエアボックスの隙間に対応する位置に、明らかな応力パターン(ウィンドスポット)が残され、強化ガラス製品の外観品質にひどい影響を与え、これは、当業界で早急に解決すべき技術課題である。
本願において指摘した解決すべき上記技術課題に対して、本発明により提供される技術案は、以下の通りである。
フレキシブルシャフトを有する曲げガラスの強化に用いられる応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置において、1つ又は複数の可撓性エアグリッドユニットで構成される可撓性エアグリッドを含み、前記可撓性エアグリッドユニットは、内部が貫通する湾曲可能な可撓性管状構造であり、前記可撓性エアグリッドユニットには、その内部空間に連通する複数の排気孔及び吸気口が開設されており、前記排気孔は、被加工ガラスに向かっている応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置である。
更に、複数の前記可撓性エアグリッドユニットは、フレキシブルシャフトローラテーブルの隙間の間に平行に設けられ、主給気ダクトは、前記可撓性エアグリッドユニットの被加工ガラスから離れた側に位置し、互いに平行に設けられた前記主給気ダクトと互いに平行に設けられた複数の前記可撓性エアグリッドユニットの鉛直方向における投影は、互いに交差する網目状を呈し、前記主給気ダクトと前記可撓性エアグリッドユニットは、投影の交点から前記吸気口を介して連通し、互いに平行に設けられた主給気ダクトの両端に設けられるアーク変更機構は、被加工ガラスの湾曲成形時に前記可撓性エアグリッドをアーク変更機構に伴って湾曲させるように連動させる。
更に、前記可撓性エアグリッドユニットはベローズである。
更に、互いに平行に設けられた主給気ダクトと互いに平行に設けられた複数の前記可撓性エアグリッドユニットの鉛直投影面における夾角は90°である。
更に、複数の前記主給気ダクトは、水平面においてガラス輸送方向と垂直に間隔をあけて平行に設けられ、前記主給気ダクトに複数の給気口が設けられ、前記給気口と前記吸気口は接続部材により接続され、前記可撓性エアグリッドユニットの軸方向両端部は、それぞれ強化部の左右両側に設けられた主給気ダクトに接続される。
更に、前記可撓性エアグリッドユニットは円柱形又はプリズム型エアグリッドである。
更に、前記可撓性エアグリッドユニットの軸方向両端は閉鎖構造である。
更に、前記吸気口は、それぞれ各主給気ダクトの排気端に連通する。
吹出機構を更に含み、前記吹出機構は、可撓性エアグリッドユニットに設けられ、前記可撓性エアグリッドユニットの内壁に設けられる流体平滑化構造及び/又は前記可撓性エアグリッドユニットの外壁に設けられる吹出気流指向安定化構造を含み、前記流体平滑化構造は、気流が前記可撓性エアグリッド内を流通する時の抵抗を低減するために用いられ、前記吹出気流指向安定化構造は、噴射された気流の方向を規制するとともに、気流の流速及び流量をより均一にするために用いられる吹出機構を備える曲面ガラス強化装置である。
更に、前記可撓性エアグリッドユニットはベローズであり、前記流体平滑化構造は、複合ゴム層であり、前記ベローズのしわ付き内壁が滑らかな内壁となるように充填するために用いられる。
更に、前記排気孔は、前記ベローズの外径が最も大きいしわ部にある。
更に、前記吹出気流指向安定化構造は、各前記排気孔に連通する独立羽口であり、前記独立羽口は、管状構造であり、その一端が前記排気孔と突合せられ、他端が被加工ガラスに向かっている。
更に、前記吹出気流指向安定化構造は、前記ベローズのしわ付き外壁に設けられるとともに前記排気孔を覆う固定部材であり、前記固定部材には、前記排気孔の位置に対応する噴射孔が開設され、前記噴射孔は前記排気孔に連通する。
更に、前記排気孔の数は2つ以上である。
吸気突合せ補助装置を更に含み、前記突合せ補助装置は、主給気ダクトと可撓性エアグリッドユニットの突合せを実現するために用いられ、前記突合せ補助装置は、吸込口と、吹出口と、前記吸込口と前記吹出口を連通させる通路とを含み、前記吸込口に主給気ダクトの給気口と突合せられる固定延長部が設けられ、前記吹出口に可撓性エアグリッドユニットの吸気口と突合せられる突合せ端が設けられている突合せ装置を備える曲面ガラス強化装置である。
更に、前記突合せ端には、前記可撓性エアグリッドユニットの外壁の輪郭に適合するシールエッジが設けられている。
更に、前記可撓性エアグリッドユニットはベローズである。
更に、前記突合せ端と前記可撓性エアグリッドユニットは、粘着方式又はカシメ方式で接続される。
更に、前記突合せ端には、前記金属ベローズを締め付けるための環状フープが設けられている。
更に、前記突合せ補助装置は可撓性突合せ補助装置である。
更に、前記可撓性突合せ補助装置は、耐高温ゴムで製造される。
本発明によれば、エアグリッドにおける相互に独立した各エアボックスからなるエアグリッドユニットの代わりに、相互に貫通する可撓性エアグリッドユニットを使用し、ガラス運動方向に垂直な連続的エアグリッドを形成し、ガラス運動中に送風して強化した強化ガラスにおいて、従来技術におけるエアグリッド冷却プロセスで残されたストリップ状ウィンドスポットが無くなり、強化ガラスの外観及び品質が大幅に向上する。
本技術案により提供される吹出機構は、可撓性エアグリッドユニットの内壁に多くのしわが存在する気流通路を平滑化し、流体抵抗が減少される。また、増設された独立羽口又は固定部材が変形せず、その可撓性エアグリッド吹出口から噴出される気流を安定的に案内し、気流の噴射方向、流速、流量がある程度指向し、整然とし、安定的になるように調整して制御する。
外面が不規則な曲面である可撓性エアグリッドに対し、突合せ箇所が可撓性エアグリッドユニットの外部輪郭に完全に合うことができる。また、可撓性エアグリッドがアーク変更機構に伴って湾曲する時、その外面の曲率が変化し、突合せ部は、それに伴って不規則な曲面に変化可能であり、気流漏れの現象が発生しない。
当該エアグリッドは、従来技術における各々の連続的でないエアボックスからなるエアグリッドの代わりに、連続的なエアグリッド機構を採用し、湾曲面を有する強化ガラスを加工する時にエアボックスの隙間によって応力缺陷を引き起こすという問題が発生しない。当分野の加工方式を根本的に変え、先駆的な進歩である。
従来技術における曲面ガラス強化用の別体型エアボックスの模式図である。 ガラスを加工する時に図1の構造を採用した場合の湾曲状態の模式図である。 可撓性エアグリッドユニット及び主給気ダクトの組み立て平面模式図である。 ガラスを加工する時に図3の構造を採用した場合の湾曲状態の模式図である。 主給気ダクトと可撓性エアグリッドユニットの組み立て斜視模式概略図である。 流体平滑化構造を備える可撓性エアグリッドユニットの軸線に沿う縦断面図である。 独立羽口を備える可撓性エアグリッドユニットの上面図である。 図7の径方向断面模式図である。 固定部材を備える可撓性エアグリッドユニットの上面図である。 図9の径方向断面模式図である。 図5のA視図である。 図5のB視図である。 従来技術における偏光フィルタでの強化ガラスのウィンドスポットを示す図である。 本発明の技術を適用した場合の偏光フィルタでの強化ガラスのウィンドスポットを示す図である。 実験例の応力試験表である。
以下、図面を参照しながら本発明の技術案を明瞭且つ完全に記述し、明らかに、記述される実施例は、本発明の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者が創造的な労力をすることなく得られる他の実施例は、全て本発明の保護範囲に属する。
本発明の記述では、「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「内」、「外」などの用語が指示する方位又は位置関係は、図面に示される方位又は位置関係に基づくものであり、本発明の記述を便利化および簡略化するためのものに過ぎず、示される装置又は要素が必ず所定の方位を有し、所定の方位で構成されて操作されなければならないことを指示又は示唆するわけではないため、本発明に対する制限として理解すべきではないことを説明しておく。
本発明の記述では、別途明確に規定・限定していない限り、「取り付ける」、「繋がる」、「接続」といった用語は、広義的に理解すべきであり、例えば、固定接続されてもよいし、取り外し可能に接続されてもよいし、又は一体的に接続されてもよく、機械的に接続されてもよいし、電気的に接続されてもよく、直接繋がってもよいし、中間媒介を介して間接的に繋がってもよく、2つの要素の内部の連通であってもよいことを説明しておく。当業者にとって、具体的な状況によって上記用語の本発明における具体的な意味を理解できる。
図2を参照し、従来技術としては、別体型エアボックスであることが多く、被加工ガラスの表面には、エアボックスとエアボックスの間の隙間に対応する応力パターンが形成される。図2における矩形枠は主給気ダクト1であり、気流は、主給気ダクトから図中の台形部分のエアボックスへ送風され、エアボックスは主給気ダクト1に連通する。被加工曲面ガラスの上下面のいずれにも上記構造が設けられている。
強化曲面ガラスの応力パターン弱化方法であって、既存の別体型エアボックスの代わりに、貫通型の連続的な可逆変形キャビティをエアグリッドとして使用し、流体抵抗を低減するための流体平滑化構造をキャビティ内に配設し、噴出される気流の方向、流速及び流量を規制するための吹出気流指向安定化構造をキャビティ外に配設し、キャビティとその給気源の間にキャビティ曲面の曲率の変化に伴って変換可能な突合せ装置を設ける。
実施例1
強化ガラスを加工する時、主給気ダクト1と可撓性エアグリッドユニット2は、図5に示すように配設され、主給気ダクトの両端にアーク変更機構(ここで、アーク変更機構について、CN201220306623.8におけるガラス湾曲成形機構を参照)が設けられている。アーク変更機構が湾曲する時に、可撓性エアグリッドユニット2もそれに伴ってアークが変更される。
本実施例は、応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置を提供し、図3を参照し、フレキシブルシャフトを有する曲げガラスの強化に用いられ、当該装置は、1つ又は複数の可撓性エアグリッドユニット2で構成される可撓性エアグリッドを含み、可撓性エアグリッドユニット2は、内部が貫通する湾曲可能な可撓性管状構造であり、可撓性エアグリッドユニット2には、その内部空間に連通する複数の排気孔22及び吸気口21が開設され、排気孔22は、被加工ガラスに向かっている。吸気口21は、それぞれ各主給気ダクト1の排気端に連通する。
使用時に、被加工曲面ガラスの上下面のいずれにも上記可撓性エアグリッドユニット2の構造が設けられ図4を参照し、、当該構造を経由して被加工ガラスに送風すれば、ガラスの上下面に強化処理を行うことができる。
本実施例において、曲面ガラスの強化に適用される可撓性エアグリッド機構が示され、全体的に内部が貫通する湾曲可能な可撓性管状構造であり、アーク変更機構に伴って均一に変形するため、この技術案によれば、従来技術におけるエアボックス又はエアボックスの同等置換物に現れたエアボックスの隙間に対応する位置に、ウィンドスポットが存在するという現象が発生せず、曲面ガラスの強化工法にとって顕著な応力パターン弱化効果を有する。
説明すべきこととして、可撓性エアグリッドユニット2は、管状であり、その両端を閉鎖せずに吸気口21としてもよく、両端からその内部空間へ空気を吹き込み、気流が排気孔22から吹き出され、被加工ガラスに送風される。
更に説明すべきこととして、気流が可撓性エアグリッドユニット2において排気孔によってのみ吹き出されることを保証するために、可撓性エアグリッドユニット2の軸方向両端は、閉鎖構造であってもよい。製造時に、内部が貫通するとともに端部が閉鎖される可撓性エアグリッドユニット2を直接一体的に製造してもよいし、可撓性エアグリッドユニット2の主体構造と端部を別体として組み合わせてもよく、まず、端部が閉鎖されていない可撓性エアグリッドユニット2の主体構造を製造し、次に、軸方向両端にエンドキャップ、ボルト、カバープレートなどの手段で端部を封止する。
説明すべきこととして、従来技術における主給気ダクト、及び可撓性エアグリッドを支持する形材は、結合構造を採用し、この2つの部材は機能的に分離してもよく、即ち、アーク変更機構の要求を満たすように可撓性エアグリッドに単独で支持を提供し、同時に、可撓性エアグリッドの両端部で通気する。
各管状可撓性エアグリッドは、アーク変更機構と同期して関連付けられ、異なる製品のニーズに対応するように、各可撓性エアグリッド毎にその湾曲曲線を調節する。
実施例2
本実施例は、実施例1を基に更に限定するものであり、複数の可撓性エアグリッドユニット2は、フレキシブルシャフトローラテーブルの隙間の間に平行に設けられ、主給気ダクト1は、可撓性エアグリッドユニット2の被加工ガラスから離れた側に位置し、互いに平行に設けられた主給気ダクト1と互いに平行に設けられた複数の可撓性エアグリッドユニット2の鉛直方向における投影は、互いに交差する網目状を呈し、主給気ダクト1と可撓性エアグリッドユニット2は、投影の交点から吸気口21を介して連通し、図5を参照する。互いに平行に設けられた主給気ダクト1の両端に設けられるアーク変更機構は、被加工ガラスの湾曲成形時に可撓性エアグリッドユニット2をアーク変更機構に伴って湾曲させるように連動させる。気流が可撓性エアグリッドユニット2において排気孔によってのみ吹き出されることを保証するために、可撓性エアグリッドユニット2の軸方向両端は、閉鎖構造である。製造時に、内部が貫通するとともに端部が閉鎖される可撓性エアグリッドユニット2を直接一体的に製造してもよいし、可撓性エアグリッドユニット2の主体構造と端部を別体として組み合わせてもよく、まず、端部が閉鎖されていない可撓性エアグリッドユニット2の主体構造を製造し、次に、軸方向両端にエンドキャップ、ボルト、カバープレートなどの手段で端部を封止する。
可撓性エアグリッドユニット2は金属ベローズである。互いに平行に設けられた主給気ダクト1と互いに平行に設けられた複数の可撓性エアグリッドユニット2の鉛直投影面における夾角は90°である。
アーク変更機構の作動状態時に主給気ダクトを連動させるため、作動状態時に相互に絶対平行である状態を完全に呈するわけではないことを説明しておく。
実施例3
本実施例は、実施例1を基に、吹出機構を備える曲面ガラス強化装置を提供し、当該曲面ガラス強化装置は、吹出機構を更に含み、吹出機構は、可撓性エアグリッドユニット2に設けられ、可撓性エアグリッドユニット2の内壁に設けられる流体平滑化構造及び/又は前記可撓性エアグリッドユニット2の外壁に設けられる吹出気流指向安定化構造を含み、流体平滑化構造は、気流が可撓性エアグリッド内を流通する時の抵抗を低減するために用いられ、吹出気流指向安定化構造は、噴射された気流の方向を規制するとともに、気流の流速及び流量をより均一にするために用いられる。
流体平滑化構造と吹出気流指向安定化構造は、選択的にいずれか1つ配設されてもよいし、同時に配設されてもよい。
実施例4
本実施例は、実施例3を基に更に限定するものであり、可撓性エアグリッドユニット2はベローズであり、ベローズの上面において、被加工ガラスの方向に向かって排気孔22が開設され、ベローズには、主給気ダクト1に連通する給気口が更に設けられている。図6を参照し、流体平滑化構造は、内壁に設けられる複合ゴム層23であり、ベローズのしわ付き内壁が滑らかな内壁となるように充填するために用いられる。
ベローズの内壁がしわだらけの内壁から滑らかな内壁になると、その内部の流体抵抗が小さくなり、排気孔22の位置における肉厚も増え、気流の噴射方向での揺れが小さくなる。
実施例5
本実施例は、実施例3を基に更に限定するものであり、可撓性エアグリッドユニット2はベローズであり、ベローズには、被加工ガラスの方向に向かって排気孔22が開設され、ベローズには、主給気ダクト1に連通する給気口が更に設けられている。図7を参照し、排気孔22は、ベローズの外径が最も大きいしわ部にある。吹出気流指向安定化構造は、各排気孔22に連通する独立羽口24であり、独立羽口24は、管状構造であり、その一端が排気孔22と突合せられ、他端が被加工ガラスに向かっている。図8を参照し、各しわにおいて被加工ガラスの方向に向かって設けられた排気孔22の数は、2~4個である。
独立羽口24は、変形しにくい材料を採用し、可撓性エアグリッドユニット2がアーク変更機構により変形する場合、独立羽口24の内径が変形しないため、ガスを噴射する時により安定的になると同時に、気流の方向も決定される。
実施例6
本実施例は、実施例3を基に更に限定するものであり、実施例5の並列実施例であり、可撓性エアグリッドユニット2はベローズであり、ベローズには、被加工ガラスの方向に向かって排気孔22が開設され、ベローズには、主給気ダクト1に連通する給気口が更に設けられている。排気孔22は、ベローズの外径が最も大きいしわ部に位置する。図10を参照し、气孔22の数は2つ以上であり、吹出気流指向安定化構造は、ベローズのしわ付き外壁に位置するとともに排気孔を覆う固定部材25であり、図9を参照し、固定部材25には、排気孔22の位置に対応する噴射孔251が開設され、噴射孔251は排気孔22に連通する。
固定部材25は、変形しにくい材料を採用し、可撓性エアグリッドユニット2がアーク変更機構により変形する場合、固定部材25における噴射孔251の孔径が変形せず、固定部材25に複数の噴射孔251が設けられているため、ガスを噴射する時に同一の固定部材25における全ての噴射孔251が相対的に固定され、気流がより安定的になると同時に、気流の方向も決定される。
排気孔は、リベットを打ち込むことで開設される。排気孔の孔径は、2~10mmである。
実施例7
本発明は、突合せ装置を備える曲面ガラス強化装置を提供し、当該曲面ガラス強化装置は、吸気突合せ補助装置を更に含み、突合せ補助装置3は、主給気ダクト1と可撓性エアグリッドユニット2の突合せを実現するために用いられ、突合せ補助装置3は、吸込口4と、吹出口5と、上記両箇所を連通させる通路とを含み、吸込口4に主給気ダクト1の給気口11と突合せられる固定延長部が設けられ、吹出口5に可撓性エアグリッドユニット2の吸気口21と突合せられる突合せ端51が設けられ、突合せ補助装置3は、可撓性突合せ補助装置である。図1を参照し、主給気ダクト1と可撓性エアグリッドユニット2は、互いに垂直に設けられ、図11及び図12を参照し、突合せ補助装置3は、上記両者の間の接続部分である。
外面が不規則な曲面である可撓性エアグリッドユニット2に対し、突合せ箇所が可撓性エアグリッドユニット2の外部輪郭に完全に合わせることができる。また、可撓性エアグリッドユニット2がアーク変更機構に伴って湾曲する時、その外面の曲率が変化し、突合せ部は、それに伴って不規則な曲面に変化可能であり、気流漏れの状態になることはない。ここで、アーク変更機構について、CN201220306623.8におけるガラス湾曲成形機構を参照する。
図11を参照し、曲面ガラスを加工する時、気流は、主給気ダクト1から給気口11を介して突合せ補助装置3を経由して吸気口21から可撓性エアグリッドユニット2に送られ、可撓性エアグリッドユニット2により被加工強化の曲面ガラスに噴射される。
実施例8
本実施例は、実施例7を基に更に限定するものであり、突合せ補助装置3の材料は、耐高温ゴムであることが好ましい。耐高温ゴムのような高弾性ポリマー材料により、可撓性エアグリッドユニット2の外壁の形状が変化する時にその形状に好適に合わせることができる。
図12を参照し、突合せ端51には、可撓性エアグリッドユニット2の外壁の輪郭に適合するシールエッジが設けられている。可撓性エアグリッドユニット2と好適にシール接続することができる。可撓性エアグリッドユニット2は金属ベローズであり、突合せ端51と可撓性エアグリッドユニット2は、粘着方式で接続される。突合せ端51には、金属ベローズを締め付けるための環状フープが設けられている。固定方式として、上記粘着方式は、一例に過ぎず、当業者が想到できるいずれの接続方式を採用しても代替案を形成することができる。
主給気ダクト1と突合せ補助装置3は、カシメ、接着、ネジ接続などの方式で固定接続されてもよく、ここで更なる説明を省略する。
可撓性エアグリッドユニット2は金属ベローズである。可撓性エアグリッドの外面は、少なくとも150℃の高温に耐えられる。
実施例9
本実施例は、1つの比較例を提供し、図13は、偏光フィルタでの従来の別体型エアボックスによる強化曲面ガラスに形成されたウィンドスポットであり、図14は、偏光フィルタでの本発明に示される技術におけるエアグリッドによる強化曲面ガラスに形成されたウィンドスポットである。従来技術では、ウィンドスポットが明らかに観察され、明らかに異常な位置は、エアボックスの隙間に対応する。
図15は、図13と図14の2つの曲面ガラスのウィンドスポットの4つの点における圧縮応力データを纏めたリストである。ウィンドスポット箇所の表面圧縮応力が低下し、実験時に、ガラスの表面圧縮応力は、一般的に98~103MPa程度であるが、ウィンドスポット箇所では、他の箇所に比べて5~10Mpa低い。今回の実験データによると、他の箇所の表面圧縮応力が100Mpaであり、従来の装置による加工で出現したストリップ状ウィンドスポット箇所の表面圧縮応力が最も低い場合に89.4Mpaであるが、本技術を適用することで、ストリップ状ウィンドスポットの出現が回避され、点在しているウィンドスポットのみが出現し、且つ、ウィンドスポット箇所では、圧縮応力の低下程度が小さいだけでなく、1MPaに極めて近い2MPaの範囲で安定的になり、ガラスの強化強度が大幅に向上し、飛躍的な進歩が見られた。
実施例10
複数の主給気ダクト1は、水平面においてガラス輸送方向と垂直に間隔をあけて平行に設けられ、主給気ダクト1に複数の給気口11が設けられ、給気口11と吸気口21は接続部材により接続され、可撓性エアグリッドユニット2の軸方向両端部は、それぞれ強化部の左右両側に設けられた主給気ダクト1に接続され、ここで言う左右は、ガラス運動方向を基準とするものであり、即ち、ガラス運動方向は「前」であり、ガラス運動方向と逆の方向は「後」であり、ガラス運動方向の左側は「左」であり、ガラス運動方向の右側は「右」である。可撓性エアグリッドユニットは円柱形又はプリズム型である。
最後に、以上の実施例は、本発明の技術案を説明するためのものに過ぎず、それを制限するものではないことを説明しておく。前述した実施例を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者であれば理解できるように、依然として前述した実施例に記載の技術案を修正し、又はその一部又は全部の技術的特徴に同等置換を行うことができる。対応する技術案の実質は、これらの修正又は置換によって本発明の実施例による技術案の範囲から逸脱することはない。
1 : 主給気ダクト
21 : 吸気口
2 : 可撓性エアグリッドユニット
22 : 排気孔
23 : 複合ゴム層
24 : 独立羽口
25 : 固定部材
251 : 噴射孔
11 : 給気口
3 : 突合せ補助装置
4 : 吸込口
5 : 吹出口
51 : 突合せ端

Claims (21)

  1. ガラスのフレキシブルシャフトの曲げ強化に用いられる応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置において、1つ又は複数の可撓性エアグリッドユニットで構成される可撓性エアグリッドを含み、前記可撓性エアグリッドユニットは、内部が貫通する湾曲可能な可撓性管状構造であり、前記可撓性エアグリッドユニットには、その内部空間に連通する複数の排気孔及び吸気口が開設されており、前記排気孔は、被加工ガラスに向かっていることを特徴とする応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置。
  2. 複数の前記可撓性エアグリッドユニットは、フレキシブルシャフトローラテーブルの隙間の間に平行に設けられ、主給気ダクトは、前記可撓性エアグリッドの被加工ガラスから離れた側に位置し、互いに平行に設けられた前記主給気ダクトと互いに平行に設けられた複数の前記可撓性エアグリッドユニットの鉛直方向における投影は、互いに交差する網目状を呈し、前記主給気ダクトと前記可撓性エアグリッドユニットは、投影の交点から前記吸気口を介して連通し、互いに平行に設けられた主給気ダクトの両端に設けられるアーク変更機構は、被加工ガラスの湾曲成形時に前記可撓性エアグリッドをアーク変更機構に伴って湾曲させるように連動させることを特徴とする請求項1に記載の応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置。
  3. 前記可撓性エアグリッドユニットはベローズであることを特徴とする請求項2に記載の応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置。
  4. 互いに平行に設けられた主給気ダクトと互いに平行に設けられた複数の前記可撓性エアグリッドユニットの鉛直投影面における夾角は90°であることを特徴とする請求項1に記載の応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置。
  5. 複数の前記主給気ダクトは、水平面においてガラス輸送方向と垂直に間隔をあけて平行に設けられ、前記主給気ダクトに複数の給気口が設けられ、前記給気口と前記吸気口は接続部材により接続され、前記可撓性エアグリッドユニットの軸方向両端部は、それぞれ強化部の左右両側に設けられた主給気ダクトに接続されることを特徴とする請求項1に記載の応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置。
  6. 前記可撓性エアグリッドユニットの軸方向両端は閉鎖構造であることを特徴とする請求項1に記載の応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置。
  7. 前記可撓性エアグリッドユニットは円柱型又はプリズム型であることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載の強化装置を含み、吹出機構を更に含み、前記吹出機構は、前記可撓性エアグリッドユニットの内壁に設けられる流体平滑化構造及び/又は前記可撓性エアグリッドユニットの外壁に設けられる吹出気流指向安定化構造を含み、前記流体平滑化構造は、気流が前記可撓性エアグリッドユニット内を流通する時の抵抗を低減するために用いられ、前記吹出気流指向安定化構造は、噴射された気流の方向を規制するとともに、気流の流速及び流量をより均一にするために用いられることを特徴とする吹出機構を備える曲面ガラス強化装置。
  9. 前記流体平滑化構造は、複合ゴム層であり、前記ベローズのしわ付き内壁が滑らかな内壁となるように充填するために用いられることを特徴とする請求項8に記載の吹出機構を備える曲面ガラス強化装置。
  10. 前記排気孔は、前記ベローズの外径が最も大きいしわ部にあることを特徴とする請求項9に記載の吹出機構を備える曲面ガラス強化装置。
  11. 前記吹出気流指向安定化構造は、各前記排気孔に連通する独立羽口であり、前記独立羽口は、管状構造であり、その一端が前記排気孔と突合せられ、他端が被加工ガラスに向かっていることを特徴とする請求項10に記載の吹出機構を備える曲面ガラス強化装置。
  12. 前記吹出気流指向安定化構造は、前記ベローズのしわ付き外壁に設けられるとともに前記排気孔を覆う固定部材であり、前記固定部材には、前記排気孔の位置に対応する噴射孔が開設され、前記噴射孔は前記排気孔に連通することを特徴とする請求項10に記載の吹出機構を備える曲面ガラス強化装置。
  13. 前記排気孔の数は2つ以上であることを特徴とする請求項12又は11に記載の吹出機構を備える曲面ガラス強化装置。
  14. 請求項1~7のいずれか一項に記載の強化装置及び/又は請求項8~13のいずれか一項に記載の吹出機構を含み、主給気ダクトとエアグリッドユニットの突合せを実現するための吸気突合せ補助装置を更に含み、前記吸気突合せ補助装置は、吸込口と、吹出口と、前記吸込口と前記吹出口を連通させる通路とを含み、前記吸込口に主給気ダクトの給気口と突合せられる固定延長部が設けられ、前記吹出口に可撓性エアグリッドユニットの吸気口と突合せられる突合せ端が設けられていることを特徴とする突合せ装置を備える曲面ガラス強化装置。
  15. 前記突合せ端には、前記可撓性エアグリッドユニットの外壁の輪郭に適合するシールエッジが設けられていることを特徴とする請求項14に記載の突合せ装置を備える曲面ガラス強化装置。
  16. 前記可撓性エアグリッドユニットはベローズであることを特徴とする請求項14に記載の突合せ装置を備える曲面ガラス強化装置。
  17. 前記突合せ端と前記可撓性エアグリッドユニットは、粘着方式又はカシメ方式で接続されることを特徴とする請求項16に記載の突合せ装置を備える曲面ガラス強化装置。
  18. 前記突合せ端には、前記ベローズを締め付けるための環状フープが設けられていることを特徴とする請求項15に記載の突合せ装置を備える曲面ガラス強化装置。
  19. 前記突合せ補助装置は可撓性突合せ補助装置であることを特徴とする請求項14に記載の突合せ装置を備える曲面ガラス強化装置。
  20. 前記可撓性突合せ補助装置は、耐高温ゴムで製造されることを特徴とする請求項19に記載の突合せ装置を備える曲面ガラス強化装置。
  21. 前記吸気口は、それぞれ各主給気ダクトの排気端に連通することを特徴とする請求項1に記載の応力パターン弱化効果を有する曲面ガラス強化装置。
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