JP2005179124A - ガラス板の曲げ成形方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、直棒状のローラを上下移動させてローラ搬送面を湾曲状に形成することによりガラス板を搬送方向に沿って曲げ成形する成形装置において、ガラス板を大きな曲率でガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形することができるガラス板の曲げ成形方法及びその装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、複曲成形装置18によって、単曲方向に曲げ成形されたガラス板Gを複曲方向に沿って曲げ成形する。複曲成形方法は、湾曲ローラ70を昇降装置80によって所定の曲率及び形状に予め湾曲させておき、湾曲ローラ70による搬送中のガラス板Gに、エア噴射装置72から加熱圧縮エアを噴射し、その風圧によりガラス板Gを湾曲ローラ70に押圧し、ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形する。
【選択図】図5
【解決手段】本発明によれば、複曲成形装置18によって、単曲方向に曲げ成形されたガラス板Gを複曲方向に沿って曲げ成形する。複曲成形方法は、湾曲ローラ70を昇降装置80によって所定の曲率及び形状に予め湾曲させておき、湾曲ローラ70による搬送中のガラス板Gに、エア噴射装置72から加熱圧縮エアを噴射し、その風圧によりガラス板Gを湾曲ローラ70に押圧し、ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形する。
【選択図】図5
Description
本発明は、自動車、船舶、鉄道、航空機などの輸送機器あるいは建築用その他各種用途のガラス板の曲げ成形方法及び装置に関する。
本願出願人は、特許文献1において、ガラス板の曲げ成形に好適な曲げ成形装置を開示している。この曲げ成形装置は、ガラス板を曲げ成形可能な温度に加熱する加熱炉、及び加熱炉によって加熱されたガラス板を搬送しながらガラス板の自重により曲げ成形するローラコンベア等を有している。ローラコンベアの各ローラは直棒状に形成されるとともに上下移動自在に構成され、その上下移動量及び動作タイミングがコントローラによって制御されている。すなわち、ガラス板は、ローラコンベアによる搬送中に複数のローラで形成される搬送面に沿って搬送されるが、ガラス板が搬送されている位置の複数のローラがコントローラによって制御されて上下動されることにより、前記搬送面がガラス板の搬送方向に湾曲した所望の湾曲面に形成される。これによって、ガラス板は、搬送中に湾曲面に沿った湾曲形状に自重により曲げ成形され、搬送方向に沿って曲げ成形される。
また、特許文献1の曲げ成形装置は、前記ローラコンベアの下流側に上下一対のエア吹出口が配置され、これらのエア吹出口からガラス板の上面及び下面に吹き出される冷却用エアの風圧を制御することにより、ガラス板の上面及び下面において温度差を生じさせ、ガラス板を搬送方向と直交する方向に所定の曲率で曲げ成形している。
すなわち、特許文献1の曲げ成形装置は、ローラコンベアによる単曲成形手段の下流側に、上下一対のエア吹出口による複曲成形手段が配置された、複曲成形用の成形装置である。
なお、本明細書において、「搬送方向に(沿って)曲げ成形される」とは、曲げ成形されたガラス板の形状が、搬送方向に直交する軸のまわりに湾曲した形状になることを意味する。換言すると、曲げ成形されたガラス板は、搬送方向に直交する軸に垂直な断面が湾曲形状となる。また、「搬送方向と直交する方向に曲げ成形される」とは、曲げ成形されたガラス板の形状が、搬送方向軸のまわりに湾曲した形状になることを意味する。換言すると、曲げ成形されたガラス板は、搬送方向軸に垂直な断面が湾曲形状となる。これら二方向の曲げ方向のうち、一方向のみに曲げられた曲面を単曲面と称し、二方向に曲げられた曲面を複曲面と称する。更に、以下に示す複数のローラで形成される湾曲面の形状についても、「搬送方向に(沿って)曲がった」、及び「搬送方向に(沿って)湾曲した」等の説明は「搬送方向に(沿って)曲げ成形される」の意味と同旨である。搬送方向に直交する方向に関する湾曲面の説明も、「搬送方向と直交する方向に曲げ成形される」の意味と同旨である。更にまた、本明細書における「・・・方向に直交」は、『水平面上であって・・・方向に垂直な方向』を意味する。また、本明細書における「上」、「下」は、水平面に対しそれぞれ「上」、「下」を意味している。
特開2001−2433号
しかしながら、特許文献1の曲げ成形装置は、複曲成形手段である上下一対のエア吹出口から噴射されるエアが、ガラス板を風冷強化するための冷却エアであること、及び冷却エアの上下の圧力を調整してガラス板を基本的にフローティングさせた状態で曲げ成形することに起因して、ガラス板を大きな曲率でガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形することが困難であった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたもので、ローラを上下移動させてローラ搬送面を湾曲状に形成することによりガラス板を搬送方向に沿って曲げ成形する成形装置において、ガラス板を大きな曲率でガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形することができるガラス板の曲げ成形方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、ガラス板を加熱炉で曲げ成形温度まで加熱する加熱工程と、前記加熱工程によって加熱されたガラス板をローラコンベアの複数のローラで形成される搬送面に沿って搬送しながらガラス板を自重により所定の曲率に曲げ成形する単曲成形工程であって、前記ローラを上下移動させることにより前記搬送面をガラス板搬送方向に沿って湾曲させて所望の湾曲面を形成し、前記湾曲面をガラス板の搬送とともにガラス板搬送方向に進行させながらガラス板をガラス板搬送方向に沿って曲げ成形する単曲成形工程と、前記単曲成形工程によって曲げ成形された前記ガラス板を前記ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形する複曲成形工程と、前記複曲成形工程で曲げ成形された前記ガラス板に冷却エアを噴射して前記ガラス板を風冷強化する風冷強化工程と、を有するガラス板の曲げ成形方法において、前記複曲成形工程は、前記ガラス板搬送方向と直交する方向に湾曲した湾曲ローラと、前記ガラス板に加熱圧縮エアを噴射するエア噴射手段とを有し、前記湾曲ローラによって搬送中の前記ガラス板に、前記エア噴射手段から前記加熱圧縮エアを噴射して前記ガラス板を前記湾曲ローラに押圧することにより、前記ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形することを特徴とするガラス板の曲げ成形方法を提供する。
また、本発明は、前記目的を達成するために、ガラス板を加熱炉で曲げ成形温度まで加熱する加熱手段と、前記加熱手段によって加熱されたガラス板をローラコンベアの複数のローラで形成される搬送面に沿って搬送しながらガラス板を自重により所定の曲率に曲げ成形する単曲成形手段であって、前記ローラを上下移動させることにより前記搬送面をガラス板搬送方向に沿って湾曲させて所望の湾曲面を形成し、前記湾曲面をガラス板の搬送とともにガラス板搬送方向に進行させながらガラス板をガラス板搬送方向に沿って曲げ成形する単曲成形手段と、前記単曲成形手段によって曲げ成形された前記ガラス板を前記ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形する複曲成形手段と、前記複曲成形手段によって曲げ成形された前記ガラス板に冷却エアを噴射して前記ガラス板を風冷強化する風冷強化手段と、を有するガラス板の曲げ成形装置において、前記複曲成形手段は、前記ガラス板搬送方向に直交する方向に湾曲した湾曲ローラと、前記湾曲ローラによって搬送中の前記ガラス板を前記湾曲ローラに押圧するための加熱圧縮エアを前記ガラス板に噴射するエア噴射手段と、を有していることを特徴とするガラス板の曲げ成形装置を提供する。
請求項1又は2に記載のガラス板の曲げ成形方法及びその装置によれば、ローラを上下移動させてローラ搬送面を湾曲状に形成することによりガラス板を搬送方向に沿って曲げ成形する単曲成形工程/手段の次工程/下流側に、ガラス板搬送方向と直交する方向に湾曲した湾曲ローラと、ガラス板に加熱圧縮エアを噴射するエア噴射手段とを有する複曲成形工程/手段を設け、湾曲ローラによって搬送中のガラス板に、エア噴射手段から加熱圧縮エアを噴射してガラス板を湾曲ローラに押圧することにより、ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形する。
このように請求項1又は2に記載の発明は、ガラス板に加熱圧縮エアを噴射して成形すること、及び加熱圧縮エアの風圧によってガラス板を湾曲ローラに積極的に押圧して強制的に曲げ成形することに起因して、ガラス板を大きな曲率でガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形することができる。加熱圧縮エアの温度は、加熱手段/工程と略同温度であるガラス軟化点近傍温度、又はガラス軟化点よりも若干高い温度に設定することが曲げ成形上好ましい。また、エア噴射手段からガラス板に与える風圧は、ガラス板の厚み、ガラス板の搬送速度等の要因によって適宜設定されるが、前工程にて搬送方向に沿って曲げられているガラス板の全体を湾曲ローラに押圧できる風圧に設定されている。
請求項3に記載の発明は、前記湾曲ローラは、可撓自在に構成されたフレキシブルシャフトと、前記フレキシブルシャフトを回転軸とする複数のリングローラと、前記フレキシブルシャフトを所望の曲率に撓ませることにより、前記複数のリングローラで形成される搬送面を前記ガラス板搬送方向と直交する方向に湾曲させる搬送面湾曲手段と、を有していることを特徴としている。搬送面湾曲手段によってフレキシブルシャフトを所望の曲率に撓ませることにより、複数のリングローラで形成される搬送面をガラス板搬送方向と直交する方向に容易に湾曲させることができる。また、フレキシブルシャフトを撓み量を変更するだけで、前記搬送面を任意の曲率に設定できるので、別の形式のガラス板を成形する際のジョブチェンジ時間を実質的に無くすことができる。
本発明に係るガラス板の曲げ成形方法及びその装置によれば、ローラを上下移動させてローラ搬送面を湾曲状に形成することによりガラス板を搬送方向に沿って曲げ成形する単曲成形工程/手段の次工程/下流側に、ガラス板搬送方向と直交する方向に湾曲した湾曲ローラと、ガラス板に加熱圧縮エアを噴射するエア噴射手段とを有する複曲成形工程/手段を設け、湾曲ローラによって搬送中のガラス板に、エア噴射手段から加熱圧縮エアを噴射してガラス板を湾曲ローラに押圧することにより、ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形するようにしたので、ガラス板を大きな曲率でガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係るガラス板の曲げ成形方法及びその装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、自動車のサイドガラスを曲げ成形するためのガラス板の曲げ成形装置10を示した斜視図である。まず、この曲げ成形装置10によるガラス板Gの曲げ成形工程の流れについて説明するが、以下に述べる成形装置10の各工程に配置した各駆動部材の動作及びタイミングはコントローラ11によって統括制御されている。
曲げ成形前のガラス板Gは、加熱炉12の入口において搬送位置が位置決めされた後、図示しないローラコンベアによって加熱炉12内に搬送される。ガラス板Gは、加熱炉12内を搬送される過程で、加熱炉12内に設置された電気ヒータによってガラス軟化点近傍の曲げ成形温度(例えば、600〜700℃程度)まで加熱される(請求項1に記載した加熱工程、請求項2に記載した加熱手段に相当)。
曲げ成形温度まで加熱されたガラス板Gは、図示しないローラコンベアから曲げ成形用のローラコンベア20に移載されて、加熱炉12の終端部に形成された加熱成形ゾーン14に搬送される。そして、この加熱成形ゾーン14を搬送される過程で曲げ成形用のローラコンベア20によって搬送方向に沿った方向の曲げ成形がなされる(請求項1に記載した単曲成形工程、請求項2に記載した単曲成形手段に相当)。なお、この曲げ成形用のローラコンベア20によるガラス板Gの曲げ成形動作については後述する。
ローラコンベア20によって搬送方向に沿った方向に曲げ成形されたガラス板Gは、ローラコンベア20の下流側に設置された複曲成形装置(請求項1に記載した複曲成形工程、請求項2に記載した複曲成形手段に相当)18によって搬送方向と直交する方向に曲げ成形される。この複曲成形装置18によるガラス板Gの曲げ成形動作についても後述する。
複曲成形装置18によって搬送方向と直交する方向に曲げ成形されたガラス板Gは、風冷強化用のローラコンベア22に移載されて風冷強化装置16に搬送される。そして、この風冷強化装置16によって風冷強化される。
ここで、この風冷強化装置16は、風冷強化用のローラコンベア22を挟んで配置された上部吹口ヘッド24と下部吹口ヘッド26とを備えている。ガラス板Gは、これらの吹口ヘッド24、26から吹き出されるエアによって風冷強化される。なお、風冷強化装置16の冷却能は、ガラス板Gの厚みに応じて適宜設定する。
風冷強化装置16によって風冷強化されたガラス板Gは、風冷強化用のローラコンベア22からローラコンベア28に移載され、次工程の図示しない検査装置に向けて搬送される。
以上が本実施の形態の曲げ成形装置10によるガラス板Gの曲げ成形工程の全体の流れである。
次に、曲げ成形用のローラコンベア20による搬送方向に沿った方向の曲げ成形の方法について説明する。
曲げ成形用のローラコンベア20は、図2の如く直棒状に形成された複数本のローラ20A、20B…から構成され、これらのローラ20A、20B…は長手方向がガラス板搬送方向と直交した方向に向けられ、隣接するローラと所定の間隔をもって水平方向に並列配置されている。ガラス板Gは、これらのローラ20A、20B…が回転されることによって、そのローラ20A、20B…によって形成される搬送面上を搬送される。
各ローラ20A、20B…は、回転駆動手段によって各々が独立して回転駆動されるとともに、上下方向駆動手段によって各々が独立して上下移動される。そして、回転駆動手段と上下方向駆動手段は、コントローラ11によって制御されている。
図3は、ローラ20Aの回転駆動手段と上下方向駆動手段との構造を示した正面図である。なお、各ローラ20A、20B…の回転駆動手段と上下方向駆動手段とは同一の構造である。したがって、ここでは便宜上ローラ20Aの回転駆動手段と上下方向駆動手段との構造のみを説明し、他のローラ20B、20C、…の各手段の説明は省略する。
まず、回転駆動手段の構造について説明すると、ローラ20Aの両端は、移動フレーム30に軸受32、32を介して回転自在に支持されている。また、ローラ20Aの一方端(図3において左端)にはギア34が取り付けられ、このギア34はサーボモータ38のスピンドル40に取り付けられた駆動ギア36に噛合されている。ローラ20Aは、このサーボモータ38を駆動することにより所定の角速度で回転される。以上が回転駆動手段の構造である。
次に、上下方向駆動手段の構造について説明する。移動フレーム30は、固定フレーム42に上下移動自在に支持されている。すなわち、移動フレーム30の側部にはガイドレール44が上下方向に沿って配設されており、このガイドレール44が固定フレーム42に固着されたガイドブロック46、46に摺動自在に係合されている。また、移動フレーム30には、両端下部にラック48、48が下側に向けて突設され、ラック48、48にはピニオン50、50が噛合され、ピニオン50、50は回転軸52に取り付けられている。回転軸52は、両端が軸受54、54に軸支され、その一方端(図3において左端)にサーボモータ56のスピンドル58が連結されている。回転軸52は、サーボモータ56を駆動することにより回転され、その回転力がピニオン50に伝達される。これにより、ピニオン50とラック48との送り作用によって直線運動に変換されるので、移動フレーム30が上下移動され、ローラ20Aが上下移動される。以上が上下方向駆動手段の構造である。
なお、図3において符号60、62は、加熱成形ゾーン14に設けられたヒータを示している。また、前述した回転駆動手段と上下方向駆動手段とは、他のローラ20B、20C…全てに設けられている。そして、これらの手段のサーボモータ38、56がコントローラ11(図1参照)によって制御されている。
コントローラ11は、外部入力手段からガラス板Gの型式が入力されると、その型式のガラス板Gの曲率に対応するローラ20A、20B…の角速度制御データ及び上下移動制御データを作成する。そして、この作成した角速度制御データに基づきサーボモータ38を制御し、上下移動制御データに基づきサーボモータ56を制御する。すなわち、コントローラ11は、ガラス板Gがローラ20A、20B…による搬送中に所望の曲率で曲げ成形されるように、各ローラ20A、20B…を多軸制御する。
次に、ローラコンベア20によるガラス板Gの曲げ成形動作について説明する。基本的なローラの動作は、ガラス板の搬送に伴い搬送方向上流側のローラから順に順次下降、上昇運動するものである。そして、このローラに搬送される過程でガラス板Gは搬送方向に沿った方向に所定の曲率で曲げ成形される。図2を用いて具体的にガラス板の曲げ成形方法を説明する。説明中の( )内の符号は、図2中の( )内の符号に対応する。
加熱炉12で加熱されたガラス板Gが加熱成形ゾーン14の入口に到達したとき、全てのローラ20A〜20Mは最上位置に位置している(A)。したがって、このときにローラ20A〜20Mで形成される搬送面は水平になっている。
ガラス板Gが、搬送されてくると、ローラ20D〜20Fが小量下降移動していき、ローラ20D〜20Fで形成される搬送面が曲率半径の大きい緩やかな下に凸の湾曲状に変形する(B)。この動作により、ガラス板Gは、ローラ20D〜20F上を通過する際に自重でローラ20D〜20Fの湾曲面に沿って下側に撓み、その搬送方向に沿った形状に変形する。
ガラス板Gが、更に搬送されてくると、ローラ20F〜20Hが、先のローラ20D〜20Fよりも移動量が大きめに下降移動し、ローラ20F〜20Hで形成される搬送面が、先の湾曲面よりも曲率半径の小さい(曲がりが大きい)湾曲状に変形する(C)。これにより、ガラス板Gはローラ20F〜20H上を通過する際に自重でローラ20F〜20Hの湾曲面に沿って下側に更に撓み、搬送方向に沿った形状に変形する。
なお、ガラス板Gが連続的に搬送されることから、図2(B)の状態と図2(C)の状態との間では、ローラ20Dやローラ20Eは、図2(B)の状態よりも上側であり、図2(C)の状態よりも下側に位置する。
ガラス板Gが、搬送経路の略中間位置まで搬送されると、ローラ20H〜20Jが、先のローラ20F〜20Hよりも移動量が大きめに下降移動する(D)。これにより、ローラ20H〜20Jで形成される搬送面が、先の湾曲面よりも曲率半径の小さい湾曲状に変形する。この動作によって、ガラス板Gは、ローラ20H〜20J上を通過する際に自重でローラ20H〜20Jの湾曲面に沿って下側に更に撓み、搬送方向に沿った形状に変形する。
最後に、ガラス板Gが、搬送経路の下流位置まで搬送されると、ローラ20J〜20Lが、先のローラ20H〜20Jよりも移動量が大きめに下降移動する(E)。これにより、ローラ20J〜20Lで形成される搬送面が、最終的に得ようとするガラス板Gの曲率に対応する曲率の湾曲状に変形する。この結果、ガラス板Gは、ローラ20J〜20L上を通過する際に自重でローラ20J〜20Lの湾曲面に沿って下側に撓み、搬送方向に沿った形状に曲げ成形される。
以上がローラコンベア20のローラ20A、20B…によるガラス板Gの曲げ成形動作である。この動作によって、ガラス板Gは、搬送方向に沿った方向に曲げ成形され、その成形面が単曲に成形される。
次に、複曲成形装置18による、搬送方向と直交する方向の曲げ成形方法について説明する。
複曲成形装置18は、図4に示すように下部に配置された湾曲ローラ70と上部に配置されたエア噴射装置72とから構成される。湾曲ローラ70は、ローラコンベア20の各ローラと平行に配置されるとともに、図5の如くガラス板搬送方向と直交する方向に湾曲可能に構成される。なお、図5において湾曲ローラ70は、曲点が中央位置から左方にずれた非対称形状に湾曲されている。これは、非対称複曲品を曲げ成形するためである。
また、湾曲ローラ70は、ガイドシャフト(請求項3のフレキシブルシャフトに相当)74を有し、このガイドシャフト74は、弾性的に可撓な材料(例えばS45C)で直棒状に構成されている。また、ガイドシャフト74に挿通された複数のリングローラ76、76…は、隣接するリングローラ76、76…同士が弾力性筒状部材78を介して連結されて1本の中空ローラ構造体として構成されている。
ガイドシャフト74の両端は、図5の如く中空ローラ構造体の端部から所定長突出されるとともに、突出された両端には、ガイドシャフト74をガラス板搬送方向と直交する方向に湾曲させるための昇降装置(請求項3に記載の搬送面湾曲手段に相当)80、80がそれぞれ連結されている。
昇降装置80は、サーボモータ82及びスライダ84等から構成される。サーボモータ82は、揺動ヘッド86に固定され、サーボモータ82のスピンドルに取り付けられたギア88がギア90に噛合されている。このギア90は、送りねじ装置92のねじ棒(不図示)に取り付けられ、このねじ棒に前記スライダ84がナットの如く螺合されている。スライダ84は、送りねじ装置92の直動ガイド部(不図示)に上下方向に移動自在に取り付けられている。また、スライダ84には、バー94とピン96とを介してガイドシャフト74の両端の先端部が揺動自在に連結されている。更に、ガイドシャフト74の両端は、ピン98を介して二股状のサポート板100に揺動自在に支持され、サポート板100は揺動ヘッド86に固定されている。したがって、サーボモータ82の駆動力によってスライダ84が上方に移動されると、その力がバー94とピン96とを介してガイドシャフト74の両端の先端部に伝達するので、ガイドシャフト74の両端が、ピン98を支点として上方に押し上げられる。これにより、ガイドシャフト74の両端が図5で実線で示すように撓み、これに連動して中空ローラ構造体が図5で実線で示すように撓むので、湾曲ローラ70がガラス板搬送方向と直交する方向に湾曲する。湾曲ローラ70の湾曲角度は、スライダ84の上下位置を制御することにより調整され、また、スライダ84の上下位置は、サーボモータ82を制御する図1のコントローラ11によって制御されている。
図5において、中空ローラ構造体の両端部には、リングギア102が固定され、このリングギア102の中央開口部にガイドシャフト74が挿通されている。また、リングギア102にはギア104が噛合され、ギア104はサーボモータ106のスピンドル108に固定されている。したがって、サーボモータ106が駆動されると、その回転力が中空ローラ構造体に伝達されるので、中空ローラ構造体がガイドシャフト74を支軸として回転される。この回転力は、ガラス板Gを搬送する搬送力となり、また、中空ローラ構造体の回転数は、サーボモータ106を制御する図1のコントローラ11によって制御されている。
図5において、エア噴射装置72は1本の可撓ダクト108を有している。この可撓ダクト108は、湾曲ローラ70と一定の間隔をもって対向するように、その両端部がバー110を介して、ガイドシャフト74の両端に固定されている。したがって、可撓ダクト108は、湾曲ローラ70の湾曲動作に連動して湾曲し、湾曲ローラ70と一定の間隔を保持する。
可撓ダクト108には、多数のエア噴射孔112、112…が可撓ダクト108の長手方向に沿って所定の間隔で形成されている。エア噴射孔112は、湾曲ローラ70と対向する位置に形成されている。また、可撓ダクト108は、図5で二点鎖線で示すように燃焼ブロア114に接続され、燃焼ブロア114からの加熱圧縮エアが可撓ダクト108に供給される。これにより、湾曲ローラ70によって搬送されるガラス板Gの上面に、エア噴射孔112、112…からの加熱圧縮エアが矢印Aの如く噴射される。エア噴射孔112から噴射される加熱圧縮エアの温度は、複曲成形装置18のエリアが成形エリアであることから、ガラス軟化点近傍下又はガラス軟化点よりも若干高めの温度が好ましい。また、加熱圧縮エアによる風圧は、湾曲ローラ70によって搬送中のガラス板Gがその風圧により曲げられて湾曲ローラ70の中空ローラ構造体に押圧される圧力に設定されている。この風圧は、成形するガラス板Gの厚み、又はガラス板Gの搬送速度によって適宜変更される。また、エア噴射孔112の数、形状、圧力、流量も適宜設定されている。
一方、揺動ヘッド86は、水平方向に配設された軸116の両端に固定され、この軸116はスライダ118に回動自在に支持されている。軸116は、ガラス板搬送方向と直交する方向に配設され、その右端部には、サーボモータ120のスピンドルが連結されている。したがって、サーボモータ120によって軸116が揺動されると、軸116に固定された揺動ヘッド86が軸116を中心に揺動される。これにより、湾曲ローラ70及びエア噴射装置72が軸116を中心に図4の矢印Bの如くガラス板搬送方向に揺動される。
スライダ118は、凹状に形成された固定フレーム122の両側部に上下移動自在に支持されている。すなわち、スライダ118の側部にはガイドレール124が上下方向に沿って配設され、このガイドレール124が固定フレーム122に固着されたガイドブロック126、126に摺動自在に係合されている。また、スライダ118には、下部にラック128が下側に向けて突設され、ラック128にはピニオン130が噛合され、ピニオン130は回転軸132に取り付けられている。回転軸132は、両端が軸受(不図示)に軸支されており、その一方端(図5において右端)にはサーボモータ134のスピンドル136が連結されている。回転軸132は、サーボモータ134を駆動することにより回転され、その回転力がピニオン130、130に伝達される。これにより、ピニオン130とラック128との送り作用によって直線運動に変換されるので、スライダ118、118が上下移動され、湾曲ローラ70及びエア噴射装置72が揺動ヘッド86を介して図4の矢印Cの如く上下移動される。
サーボモータ134による前記上下移動は、図6(A)で示すように、ローラコンベア20によって湾曲成形されたガラス板Gを湾曲ローラ70によって搬送できる軌跡に沿って上下移動されるように図1のコントローラに制御されている。また、サーボモータ120による前記揺動は、図6(B)で示すように、エア噴射装置72から噴射される加熱圧縮エアがガラス板Gの面に対して垂直方向に当たる軌跡に沿って揺動されるように、図1のコントローラ11によって制御されている。
なお、図6(A)、(B)で示されるように、風冷強化用のローラコンベア22、上部吹口ヘッド24、下部吹口ヘッド26の上下位置も湾曲成形されたガラス板Gとの間隔が一定となるようにその上下移動が図1のコントローラ11によって制御されている。また、図4の符号140はニップローラ群(図1では不図示)である。このニップローラ群140は、ローラコンベア20の下流側に配置されたローラ群との間でガラス板Gをニップし上下に移動されることにより、ガラス板Gの所定の位置(極所)に深曲げ部を成形するものである。ニップローラ140群の上下移動も図1のコントローラ11によって制御されている。
このように構成されたガラス板の曲げ成形装置10によれば、ローラコンベア20を構成する直棒状のローラ20A〜20Mを、図2の如く上下移動させてローラ搬送面を湾曲状に形成することによりガラス板Gを、図7の単曲方向(搬送方向)に沿って曲げ成形(単曲成形)する。なお、ローラ20A〜20Mの形状は直棒状に限定されるものではない。
次に、図5に示した複曲成形装置18によって、単曲方向に曲げ成形されたガラス板Gを図7の複曲方向(搬送方向と直交する方向)に沿って曲げ成形(複曲成形)する。
複曲成形装置18における複曲成形は、湾曲ローラ70を昇降装置80によって所定の曲率及び形状に湾曲させておく。そして、湾曲ローラ70による搬送中のガラス板Gに、エア噴射装置72から加熱圧縮エアを噴射し、その風圧によりガラス板Gを湾曲ローラ70に押圧し、ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形する。
このように実施の形態の複曲成形装置18は、ガラス板Gに加熱圧縮エアを噴射して成形すること、及び加熱圧縮エアの風圧によってガラス板Gを湾曲ローラ70に積極的に押圧して強制的に曲げ成形することに起因して、ガラス板Gを大きな曲率でガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形することができる。
また、湾曲ローラ70の曲率は、昇降装置80によってフレキシブルシャフト74の撓み量をコントロールすることで任意に設定できるので、別の形式のガラス板を成形する際のジョブチェンジ時間を実質的に無くすことができる。
10…曲げ成形装置、11…コントローラ、12…加熱炉、14…加熱成形ゾーン、16…風冷強化装置、18…複曲成形装置、20、22、28…ローラコンベア、70…湾曲ローラ、74…ガイドシャフト、76…リングローラ、80…昇降装置
Claims (3)
- ガラス板を加熱炉で曲げ成形温度まで加熱する加熱工程と、
前記加熱工程によって加熱されたガラス板をローラコンベアの複数のローラで形成される搬送面に沿って搬送しながらガラス板を自重により所定の曲率に曲げ成形する単曲成形工程であって、前記ローラを上下移動させることにより前記搬送面をガラス板搬送方向に沿って湾曲させて所望の湾曲面を形成し、前記湾曲面をガラス板の搬送とともにガラス板搬送方向に進行させながらガラス板をガラス板搬送方向に沿って曲げ成形する単曲成形工程と、
前記単曲成形工程によって曲げ成形された前記ガラス板を前記ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形する複曲成形工程と、
前記複曲成形工程で曲げ成形された前記ガラス板に冷却エアを噴射して前記ガラス板を風冷強化する風冷強化工程と、を有するガラス板の曲げ成形方法において、
前記複曲成形工程は、前記ガラス板搬送方向と直交する方向に湾曲した湾曲ローラと、前記ガラス板に加熱圧縮エアを噴射するエア噴射手段とを有し、前記湾曲ローラによって搬送中の前記ガラス板に、前記エア噴射手段から前記加熱圧縮エアを噴射して前記ガラス板を前記湾曲ローラに押圧することにより、前記ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形することを特徴とするガラス板の曲げ成形方法。 - ガラス板を加熱炉で曲げ成形温度まで加熱する加熱手段と、
前記加熱手段によって加熱されたガラス板をローラコンベアの複数のローラで形成される搬送面に沿って搬送しながらガラス板を自重により所定の曲率に曲げ成形する単曲成形手段であって、前記ローラを上下移動させることにより前記搬送面をガラス板搬送方向に沿って湾曲させて所望の湾曲面を形成し、前記湾曲面をガラス板の搬送とともにガラス板搬送方向に進行させながらガラス板をガラス板搬送方向に沿って曲げ成形する単曲成形手段と、
前記単曲成形手段によって曲げ成形された前記ガラス板を前記ガラス板搬送方向と直交する方向に曲げ成形する複曲成形手段と、
前記複曲成形手段によって曲げ成形された前記ガラス板に冷却エアを噴射して前記ガラス板を風冷強化する風冷強化手段と、を有するガラス板の曲げ成形装置において、
前記複曲成形手段は、
前記ガラス板搬送方向に直交する方向に湾曲した湾曲ローラと、
前記湾曲ローラによって搬送中の前記ガラス板を前記湾曲ローラに押圧するための加熱圧縮エアを前記ガラス板に噴射するエア噴射手段と、
を有していることを特徴とするガラス板の曲げ成形装置。 - 前記湾曲ローラは、
可撓自在に構成されたフレキシブルシャフトと、
前記フレキシブルシャフトを回転軸とする複数のリングローラと、
前記フレキシブルシャフトを所望の曲率に撓ませることにより、前記複数のリングローラで形成される搬送面を前記ガラス板搬送方向と直交する方向に湾曲させる搬送面湾曲手段と、
を有していることを特徴とする請求項2に記載のガラス板の曲げ成形装置。
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