JP2004508264A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 ガラスシート成形装置であって、
加熱チャンバを含む炉と、
ガラスシートを成形温度まで加熱する炉の加熱チャンバの中でガラスシートを運搬方向に沿って運搬するコンベヤと、
炉から運搬方向に沿って下流に位置する成形ステーションと、
を有し、この成形ステーションは、運搬方向に沿って所定間隔にある関連軸線を中心に回転可能な下側変形ロールを有する下側変形ロールコンベヤと、炉から加熱ガラスシートを受け入れるように下側変形ロール成形コンベヤに向かい合って配置された上側変形ロール成形プレスと、を含み、上側変形ロール成形プレスは、下側変形ロールの軸線間に運搬方向に沿って所定間隔にある関連軸線を中心に回転可能な上側変形ロールを有し、
下側変形ロール成形コンベヤ及び上側変形ロール成形プレスを、炉から加熱ガラスシートを受け入れる平面形状と、加熱ガラスシートを成形する曲面形状との間で動かす作動機構を有する、
ことを特徴とするガラスシート成形装置。
【請求項２】 各下側変形ロールは、可撓性シャフトと、この可撓性シャフトに沿って間隔をおいたロールディスクと、を含み、各上側変形ロールは、ロールディスクを含む、
請求項１記載のガラスシート成形装置。
【請求項３】 さらに、下側変形ロールを回転駆動する駆動機構を含み、上側変形ロールは遊びロールである、
請求項１記載のガラスシート成形装置。
【請求項４】 隣接して対をなす各下側変形ロールの間には、隣接して対をなす下側変形ロールの軸線間に運搬方向に沿って軸線が位置する単一の上側変形ロールがある、
請求項１記載のガラスシート成形装置。
【請求項５】 各上側変形ロールの軸線は、隣接して対をなす下側変形ロールの軸線間の運搬方向に沿った中間点から下流に位置する、
請求項４記載のガラスシート成形装置。
【請求項６】 隣接して対をなす各下側変形ロールの間には、隣接して対をなす下側変形ロールの軸線間に運搬方向に沿って軸線が位置する複数の上側変形ロールがある、
請求項１記載のガラスシート成形装置。
【請求項７】 さらに、成形ステーションから運搬方向に沿って下流に位置する冷却ステーションを含み、この冷却ステーションは、急冷ガスを供給する上側下側急冷ヘッドと、成形されたガラスシートを急冷ヘッドから供給された急冷ガスで冷却するために、成形されたガラスシートを急冷ヘッド間で運搬するロールコンベヤと、を含む、
請求項１記載のガラスシート成形装置。
【請求項８】 冷却ステーションは、成形されたガラスシートの種々の曲がりに対応した種々の曲率を提供できるように冷却ステーションの上側下側急冷ヘッド及びロールコンベヤを調整する調整機構を有する、
請求項７記載のガラスシート成形装置。
【請求項９】 ガラスシート成形方法であって、
ガラスシートを成形できるように十分高温まで加熱する炉の加熱チャンバの中でガラスシートを運搬方向に沿って運搬し、
加熱ガラスシートを炉から成形ステーションまで下側変形ロール変形コンベヤと上側変形ロール成形プレスとの間で搬送し、これらの下側変形ロール変形コンベヤ及び上側変形ロール成形プレスは、運搬方向に沿って所定間隔にある関連軸線を中心に回転可能な下側変形ロール、及び下側変形ロールの軸線間に運搬方向に沿って所定間隔にある関連軸線を中心に回転可能な上側変形ロールをそれぞれ有し、
下側変形ロール成形コンベヤ及び上側変形ロール成形プレスを、加熱ガラスシートを炉から受け入れる平面形状と、加熱ガラスシートを成形する曲面形状との間で動かすことを含む、
ことを特徴とするガラスシート成形方法。
【請求項１０】 下側変形ロールは回転駆動され、上側変形ロールは駆動されない遊びロールである、
請求項９記載のガラスシート成形方法。
【請求項１１】 成形されたガラスシートは、成形ステーションから冷却ステーションのコンベヤへ、ガラスシートを冷却する急冷ガスを供給する上側下側急冷ヘッド間で搬送される、
請求項９記載のガラスシート成形方法。
【請求項１２】 上側下側急冷ヘッドは、成形されたガラスシートの種々の曲面形状を冷却できるように、異なる生産ジョブ間で種々の曲面形状に順応する、
請求項１１記載のガラスシート成形方法。

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