JP2022534385A - エレメンタリリレーの故障を予測する方法 - Google Patents

エレメンタリリレーの故障を予測する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、負荷回路103の負荷接点102を開閉する開閉器101と、開閉器101を作動させる105励磁コイル104とを有するエレメンタリリレー100の故障を予測する方法200に関し、方法200は、負荷接点102を閉じる105ために励磁コイル104を励磁するステップ201と、負荷接点102を閉じた105ときの負荷接点102の接点電圧107の時間特性を検出するステップ202と、接点電圧107の時間特性から特性特徴を抽出するステップ203と、エレメンタリリレー100の動作中に特性特徴を監視するステップ204とを含む。

Description

本発明は、エレメンタリリレー(elementary relay)の故障を予測する方法及びエレメンタリリレーを監視する装置に関する。
エレメンタリリレーの信頼性は、DIN EN 61810-2-1に基づく実験室試験を使用して評価される。鍵となる数値は、試験したリレーの10%が故障した開閉サイクル数(「B10値」)である。これらの試験は通常、3つの標準負荷、AC及びDCに対して実施される。操作者がどの負荷でリレーを使用するのかは分かっていないため、最も小さなある「B10値」が仮定される。多くの場合、顧客は、請求するとすぐに、特定の「B10値」を受け取る。この「B10値」の助けを借りても、特定のリレー又は特定の用途の故障を予測することは可能ではない。そのリレーの操作者はその開閉サイクル数に適応し、全てのリレーを早めに交換することが起こり得る。このことは、必要以上に多くの開閉サイクルが無駄になり、早期の故障が起こり続けることを意味する。
本発明の目的は、エレメンタリリレーの故障をより適切に予測することにある。詳細には、本発明の目的は、操作者が必要な措置、例えば懸念のあるリレーの交換を開始することができるようにエレメンタリリレーの故障を適時に検出することができる技法を生み出すことにある。
この目的は、独立請求項に記載された特徴を有する対象によって達成される。有利な実施形態は、従属請求項、この説明及び図面の主題である。
本発明は、負荷接点を閉じたときの接点電圧降下(contact voltage drop)を記録し、この信号曲線の特性特徴(characteristic feature)を監視するという着想に基づく。このような特性特徴に関しては、接点電圧ノイズ又は接点電圧ノイズのノイズ長(noise length)が有利であることが分かった。
本出願に記載されているようなリレー又はエレメンタリリレーは、電流によって電磁的及び遠隔的に操作される開閉器(switch)であり、一般に2つの切換位置を有する。このリレーは制御回路を介して起動され、他の回路を開閉することができる。
第1の態様によれば、上述の目的は、負荷回路の負荷接点を開閉する開閉器と、開閉器を作動させる励磁コイルとを有するエレメンタリリレーの故障を予測する方法であって、負荷接点を閉じるために励磁コイルを励磁するステップと、負荷接点を閉じたときの負荷接点の接点電圧の時間特性(time characteristic)を検出するステップと、接点電圧の時間特性から特性特徴を抽出するステップと、特性特徴を監視するステップとを含む方法によって解決される。
この方法は、エレメンタリリレーの故障をより適切に予測することができるという技術的利点を有する。負荷接点の接点電圧は、エレメンタリリレーの故障を予測する良い指標である。
この特性特徴を使用して、エレメンタリリレーの動作中にエレメンタリリレーを監視することができる。ノイズ長は突然に急激に、すなわち例えば1000開閉サイクル超から10000開閉サイクルの期間にわたって増大し得る。そのため、差し迫った故障を予想することができる。したがって、動作の間中、接点電圧を調査すべきである。しかしながら、検出には、N回の開閉サイクル(SSp)ごとの周期的測定又はN回の開閉サイクルにわたる平均算出で十分である。この場合、故障の予測は2元的に理解することができる。すなわち、ノイズがあれば故障が起こり、ノイズがなければノイズに関連した故障は起こらない。
したがって、この方法は、必要な措置、例えば懸念のあるリレーの交換を適時に開始するためにエレメンタリリレーの故障を適時に認識することができる適当な技術をリレー操作者に提供する。
開閉サイクルは、開始位置へ戻る、すなわち開位置から閉位置に移り再び開位置に戻る、又は閉位置から開位置に移り再び閉位置に戻る、電気開閉器の開閉状態の完全な変化である。
故障は、接点の摩耗のために、開閉接点を確実に接続すること又は断路することができないことを意味する。
この方法の有利な実施形態では、特性特徴が、エレメンタリリレーの閉成過程(switch-on process)中の負荷接点の接点電圧ノイズを含む。
負荷接点の接点電圧ノイズは、故障が差し迫っていることを推断するための適当な参照量である。この場合、故障の予測は2元的に理解することができる。すなわち、ノイズは故障を意味し、ノイズがないことはノイズに関連した故障がないことを意味する。
この方法の有利な実施形態では、接点電圧ノイズを抽出することが、検出された接点電圧特性の、所定の基準曲線からの偏差を決定することを含む。
この方法は、接点電圧ノイズの特性を簡単かつ効率的に決定することができるという技術的利点を有する。この方法では、例えば、ノイズを効率的に評価する、基準曲線に対する接点電圧ノイズの振幅の大きさの偏差、又は2次の重み付けがなされた偏差(quadratic weighted deviation)若しくは他の手法で重み付けされた偏差を、偏差として使用することができる。
この方法の有利な実施形態では、基準曲線が、新しく製造されたエレメンタリリレーの負荷接点の接点電圧の時間特性を表す。
この方法は、この基準が、新品のリレーが閉じられたときのそのリレーの本来の電圧曲線に関係し、この本来の曲線からの偏差を効率的に決定することができるという技術的利点を有する。
この方法の有利な実施形態では、基準曲線が、初期電圧(initial voltage)から終期電圧(end voltage)まで単調に低下する電圧特性を示す。
この方法は、この基準曲線が、負荷回路「開」から負荷回路「閉」への理想的な閉成過程、すなわち新品のリレーの閉成過程を示すという技術的利点を有する。この基準曲線は、コーナが滑らかにされた階段関数に対応する。この滑らかなコーナは、理想的でない開閉素子の開閉能力及びインダクタンスに起因する。
この方法の有利な実施形態では、この方法がさらに、エレメンタリリレーの動作中に接点電圧ノイズの振幅を監視することを含む。
この方法は、起こり得る切迫した故障に関してリレーを効率的に監視することができるという技術的利点を有する。接点電圧ノイズの振幅を使用して、リレーの切迫した故障についての適当なステートメント(statement)を出すことができる。
この方法の有利な実施形態では、この方法がさらに、エレメンタリリレーの動作中に、負荷接点を横切る接点電圧ノイズのノイズ長を監視することを含む。
この方法は、起こり得る切迫した故障に関してリレーを効率的に監視することができるという技術的利点を有する。接点電圧ノイズのノイズ長又はノイズ持続時間を使用して、リレーの切迫した故障についての適当なステートメントを出すことができる。
この方法の有利な実施形態では、この方法がさらに、エレメンタリリレーのいくつかの開閉サイクルに関して、負荷接点を横切る接点電圧ノイズの切換時間(change over time)を監視することを含む。
この方法は、起こり得る切迫した故障に関してリレーを効率的に監視することができるという技術的利点を有する。接点電圧ノイズの変化を経時的に監視することによって、リレーの起こり得る故障についての適当なステートメントを出すことができる。
この方法の有利な実施形態では、この方法がさらに、所定のいくつかの開閉サイクルにわたって平均されたノイズ長に基づいてエレメンタリリレーの故障の予測を決定することを含む。
この方法は、切迫した故障を検出するために全ての開閉サイクルを調査する必要がないという技術的利点を有する。むしろ、N回の開閉サイクルごとの周期的測定又はN回の開閉サイクルにわたる平均算出で十分である。このことは、この方法の計算労力及び監視労力を低減させる。
この方法の有利な実施形態では、この方法がさらに、平均されたノイズ長に対する所定の限界値を超えたときに警告を出力することを含む。
この方法は、リレーの差し迫った故障に対する信頼性の高い指標を単純な方式で与えることができ、この警告通知、例えば警報信号によって、リレーの操作者が、リレーを交換すべきであるという事実に注意を向けるという技術的利点を有する。
第2の態様によれば、上述の目的は、負荷回路の負荷接点を開閉する開閉器と、開閉器を作動させる励磁コイルとを有するエレメンタリリレーを監視する装置であって、負荷接点を閉じるために励磁コイルを励磁するように適合された制御装置と、制御装置によって負荷接点を閉じたときの負荷接点の接点電圧の時間特性を検出する検出装置と、接点電圧の時間特性から特性特徴を抽出する評価装置と、エレメンタリリレーのいくつかの開閉サイクルにわたって特性特徴を監視する監視装置とを備える装置によって解決される。
この装置は、このような装置を用いてエレメンタリリレーを効率的に監視することができ、エレメンタリリレーの故障をより適切に予測することができるという技術的利点を有する。既に上で述べたとおり、負荷接点の接点電圧は、エレメンタリリレーの差し迫った故障の良い指標である。
この特性特徴を使用して、監視装置は、エレメンタリリレーの動作中にエレメンタリリレーを監視することができる。ノイズ長は突然に急激に、すなわち例えば1000開閉サイクル超から10000開閉サイクルの期間にわたって増大し得る。そのため、差し迫った故障を予想することができる。したがって、動作の間中、接点電圧を調査すべきである。しかしながら、検出には、N回の開閉サイクル(SSp)ごとの周期的測定又はN回の開閉サイクルにわたる平均算出で十分である。この場合、故障の予測は2元的に理解することができる。すなわち、ノイズがあれば故障が起こり、ノイズがなければノイズに関連した故障は起こらない。
したがって、この監視装置は、必要な措置、例えば懸念のあるリレーの交換を適時に開始するためにエレメンタリリレーの故障を適時に認識することができる適当な技術をリレー操作者に提供する。
この装置の有利な実施形態では、特性特徴が、エレメンタリリレーの閉成過程中の負荷接点の接点電圧ノイズを含む。
負荷接点の接点電圧ノイズは、リレーの差し迫った故障が起こり得ることを推断するための適当な参照量である。この場合、故障の予測は2元的に理解することができる。すなわち、ノイズは故障を意味し、ノイズがないことはノイズに関連した故障がないことを意味する。
この装置の有利な実施形態では、検出装置が、制御装置による励磁コイルの励磁後の約20から50ミリ秒の信号持続時間の間、負荷接点の接点電圧の時間特性を記録するように適合されている。
この装置は、変化過程が起こった関連する時間が記録され、それらの時間を評価することができるように、検出装置が、負荷接点における開いたリレー接点から閉じたリレー接点への電圧遷移を適当な方式で記録することができるという技術的利点を有する。リレーのタイプに応じて、この電圧遷移が、約20から50ミリ秒の信号持続時間である。当然ながら、この電圧遷移をこれよりも長く記録することもできる。
この装置の有利な実施形態では、評価装置が、エレメンタリリレーの動作中に接点電圧ノイズのノイズ長を決定するように適合されており、監視装置が、所定のいくつかの開閉サイクルにわたって平均されたノイズ長に基づいてエレメンタリリレーの故障の予測を決定するように適合されている。
この装置は、ノイズ長が突然に急激に増大した場合に、それを素早く認識することができるという技術的利点を有する。ノイズ長の突然の急激な増大は差し迫った故障を示す。
添付図面を参照して例示的な追加の実施形態が説明される。
切換接点を有するエレメンタリリレー100の回路図である。 一実施形態による、エレメンタリリレー100の故障を予測する方法200の概略図である。 エレメンタリリレー100の耐用寿命(service life)の始め301及び終わり302のエレメンタリリレー100の負荷接点の接点ノイズ300の例示的な時間特性を示す図である。 エレメンタリリレー100の耐用寿命の全体にわたる接点ノイズ長400の例示的な特性を示す図である。 一実施形態による、エレメンタリリレー100を監視する装置500の概略図である。
以下の詳細な説明では、この説明の部分を構成する添付図面を参照する。添付図面には、本発明を実施することができる特定の実施形態が例として示されている。言うまでもなく、他の実施形態を使用することもでき、本発明の発想を逸脱しない構造的又は論理的変更を加えることができる。したがって、以下の詳細な説明を限定の意味で解釈すべきではない。さらに、言うまでもなく、それができないと明確に記されていない限り、本明細書に記載された例示的なさまざまな実施形態の特徴を互いに組み合わせることができる。
態様及び実施形態は図面を参照して説明され、図面では同一の参照符号が一般に同一の要素を指す。
装置及び方法が記載されている。言うまでもなく、装置の基本的な属性は方法にも当てはまり、方法の基本的な属性は装置にも当てはまる。したがって、簡潔にするため、この説明ではそのような属性を2重に説明することはしない。
図1は、切換接点又は負荷接点102を有するエレメンタリリレー100の回路図を示している。エレメンタリリレー100は、負荷回路103の負荷接点102を開閉する開閉器101と、開閉器101を閉じる105励磁コイル104とを備える。励磁コイル104は、例えばコイル104の2つの接点106に電圧を印加することによって励磁又は起動することができる。次いで磁場が生じ、この磁場によって開閉器101に力が加えられ、その結果、負荷接点102が切り換えられ、それによって負荷回路103が閉じられる。この力は例えばアンカー(anchor)(図示せず)を介して加えることができる。コイル104の2つの接点106からの電圧が切られ又は非活動化された場合、開閉器101はその開始位置(図1に示された位置)に戻り、負荷接点102は開かれ、負荷回路103も開かれる。閉成すると、負荷接点102の接点電圧107が低下する。すなわち、接点電圧107が、ゼロに向かって開路電圧から短絡電圧へ変化する。接点電圧107の正確な遷移は本出願の主題であり、これについては以降の項でより詳細に説明する。
エレメンタリリレー100は例えばメカニカルリレーとして設計されたものとすることができる。メカニカルリレーは主に電磁石の原理で機能する。励磁コイルの電流は、強磁性の磁心及びこれに取り付けられた同様に強磁性の可動装着式アーマチュアを通る磁束を発生させる。エアギャップのところでアーマチュアに力が加えられ、それによってアーマチュアが1つ以上の接点を開閉する。コイルの励磁が停止されるとすぐに、アーマチュアは、ばね力によってその元の位置に戻される。
図2は、一実施形態による、エレメンタリリレー100の故障を予測する方法200の概略図を示している。このエレメンタリリレーは例えば図1に記載されたエレメンタリリレー100である。すなわち、このエレメンタリリレーは、負荷回路103の負荷接点102を開閉する開閉器101と、開閉器101を閉じる105励磁コイル104とを備える。
方法200は、負荷接点102を閉じる105ために励磁コイル104を励磁するステップ201と、負荷接点102を閉じた105ときの負荷接点102の接点電圧107の時間特性を検出するステップ202と、接点電圧107の時間特性から特性特徴を抽出するステップ203と、エレメンタリリレー100のいくつかの開閉サイクルにわたって特性特徴を監視するステップ204とを含む。
特性特徴は例えば、エレメンタリリレー100の閉成過程105中の負荷接点102の接点電圧ノイズ、例えば図3に示された接点電圧ノイズ300を含むことができる。
一実施形態では、接点電圧ノイズを抽出することが、記録された接点電圧特性302の、所定の基準曲線301、例えば図3に示された所定の基準曲線301からの偏差を決定することを含むことができる。基準曲線301は、新しく製造されたエレメンタリリレー100の負荷回路103の接点電圧107の時間推移を示すことができる。例えば、基準曲線301は、負荷回路103の初期電圧U1又は開路電圧から負荷回路103の終期電圧U0又は短絡電圧まで単調に低下する電圧特性を示すことができる。
一実施形態では、方法200が、エレメンタリリレー100のいくつかの開閉サイクルにわたって接点電圧ノイズの振幅を監視することを含むことができる。
一実施形態では、方法200が、エレメンタリリレー100の動作中に、負荷接点102を横切る接点電圧ノイズのノイズ長又はノイズ持続時間、例えば図4に示されたノイズ長400を監視することを含むことができる。
一実施形態では、方法200が、エレメンタリリレー100の動作中に、負荷接点102を横切る接点電圧ノイズの切換時間を監視することを含むことができる。接点電圧ノイズが変化した場合、すなわち接点電圧ノイズがより強くなった場合には、差し迫った故障を予想することができる。このような変化を監視することは、正確な故障確率についての予測を可能にする適当な手段である。
一実施形態では、方法200が、動作中に接点電圧ノイズのノイズ長(例えば対応する図4を参照されたい)を決定するステップと、所定のいくつかの開閉サイクルにわたって平均されたノイズ長に基づいてエレメンタリリレー100の故障予測を決定するステップとを含むことができる。複数の開閉サイクルにわたってノイズ長を平均した場合、すなわち開閉サイクルごとに記録したノイズ長を平均した場合には、ノイズの変化を記録し、故障を予測することができる。
一実施形態では、この所定のいくつかの開閉サイクルが、所定の連続するいくつかの閉成過程105を含むことができる。あるいは、nサイクルおきに開閉サイクルを使用することもでき、例えばn=2、3、4、5、10、20、30、40、50、100、200、300、400、500、1000、2000、5000、1000などである。
一実施形態では、方法200が、平均されたノイズ長に対する所定の限界値を超えたときに警告を出力することを含むことができる。例えば警告信号を表示することができ、例えば、故障が差し迫っている状況では赤色LEDを表示し、又は重大でない状況では緑色LEDを表示することができる。
次に、エレメンタリリレー100の故障を予測する方法200の例示的な追加の実施形態を説明する。この例示的な実施形態では、故障を予測することが、「接点電圧ノイズ」、すなわち閉成過程中の負荷接点102の電圧のノイズに基づく。
この特徴を認識するためには、例えばコイル104が閉じた後のリレータイプに応じて20から50ミリ秒の信号持続時間に対応する閉成過程中の、エレメンタリリレー100の負荷接点102の前後の接点電圧降下を記録する。
新しい(リレー)接点では、高接点電圧(開いた接点の電圧)から0Vに近い低接点電圧(閉じた接点の電圧)への遷移が迅速である。すなわちノイズがない。接点が消耗するとこの遷移は変化し、電圧はいくつかの跳躍(jump)を示す。すなわち、図3により詳細に示されているように、0Vに近い電圧で安定する前に信号がノイズを含む。
ノイズ長、すなわちコイル104がオンに切り換えられた後に接点電圧が最初に変化したときから、最終的に接点電圧が0V付近で安定するまでの持続時間は、切迫した故障を示す特性である。図4は、故障するまでのリレーの耐用寿命中のノイズ長の典型的な特性を示している。これは、曲線の急激な上昇により予測可能である。
この特性に基づいて故障を予測するためには、n開閉サイクル(例えばn=100)ごとにノイズ長を決定しなければならない。決定方法は、本出願にとって重要ではない。いくつかの連続する閉成過程の電圧信号を平均し、次いでノイズ長を決定することが実用的であることが分かっている。
(平均された)ノイズ長が、実験室試験で予め決定された限界値を超えた場合、これは、差し迫った故障の合図である。
この限界値を除き、保存する必要がある値はない。
図3は、エレメンタリリレー100の寿命の始め301及び終わり302のエレメンタリリレー100の負荷接点の接点ノイズ300の例示的な時間推移を示している。曲線301は、新しいリレーの負荷接点の接点電圧の電圧遷移、すなわちリレー100の寿命の始めの記録を表している。曲線302は、それよりも古い又はエージングした(aged)リレーの負荷接点の接点電圧の電圧遷移、すなわちリレー100の寿命の終わりの記録を表している。既に述べたとおり、寿命は、そのリレーを使用して実施された開閉サイクル又は開閉操作の回数を示す。
曲線301は、ほぼ、かどが斜めになった階段関数であり、負荷回路の負荷接点の開路電圧U1から短絡電圧U0への電圧遷移を表している。この負荷接点では、接点が依然として平らであり、いくつかの開閉サイクルに起因する摩耗による亀裂又は破損を一切示していない。そのため、この負荷接点の電圧は、開路電圧U1から短絡電圧U0へ非常に速く変化する。曲線301は単調に低下している。この負荷接点のU1からU0への遷移は約1から2ミリ秒かかる。
曲線302の場合には、電圧遷移の上に強いノイズが重なっているため、階段が変化する道筋をもはやほとんど認識することができない。U1からU0への遷移は不連続であり、この遷移には多くの復帰(reset)又はノイズが伴っており、このことは、リレーのエージング過程を示している。リレーを閉じてから約10ミリ秒後であっても依然として、もう少しで出力電圧U1に達する2つの復帰が存在している。
図4は、エレメンタリリレー100の耐用寿命の全体にわたる接点ノイズ長400の例示的な曲線を示している。耐用寿命は、開閉サイクル数(SSp)で指定される。事例ごとに、負荷接点102の接点電圧がU1からU0に変化するのにどれくらいの時間がかかるのかを測定し、対応するそれぞれの値を開閉サイクル数に対してプロットした。例えば、接点電圧の終値U0付近の所定の限界値に接点電圧が近づくのにどれくらいの時間がかかるのかを測定することが可能である。
リレーのタイプごとに異なり得るある開閉サイクル数から、ノイズ長は突然に増大し得る。そのため、リレーの故障をすぐに予想することができる。図4のエレメンタリリレーの場合には、これが、約100,000開閉サイクルの値のところで起こっている。この値までノイズ長は0.001未満であり、その後、ノイズ長は増大し、約130,000開閉サイクルから急速に上昇している。そのため、リレーの差し迫った故障が予想される。例えば、接点ノイズの持続時間が第1の限界、例えば0.001の第1の限界を超えた場合に、警告を与えることができる。例えば、接点ノイズの持続時間が第2の限界、例えば0.006の第2の限界を超えた場合には、第2の警告又は警報を表示することができる。当然ながら、さらに別の状態を示すさらに別の限界を設定することもできる。
図5は、一実施形態による、エレメンタリリレー100を監視する装置500の概略図を示している。このエレメンタリリレーは例えば図1に記載されたエレメンタリリレー100である。すなわち、このエレメンタリリレーは、負荷回路103の負荷接点102を開閉する開閉器101と、開閉器101を作動させる105励磁コイル104とを備える。
装置500は、負荷接点102を閉じる105ために励磁コイル104を励磁する505ように適合された制御装置501を備える。あるいは、例えばコイル104の励磁が外部装置によって実行されるとき、制御装置501はこの励磁を検出することができる。
装置500は、制御装置501が負荷接点102を閉じた105ときの負荷接点102の接点電圧107の時間特性を検出する506検出装置502を備える。
装置500は、接点電圧107の時間特性から特性特徴510を、例えば図2による方法200に関して上で説明したとおりに抽出する507評価装置503を備える。
装置500はさらに、エレメンタリリレー100の動作中に特性特徴510を監視する508監視装置504を備える。
特性特徴510は、エレメンタリリレー100の閉成過程105中の負荷接点102の接点電圧ノイズ、例えば図3に示された接点電圧ノイズ300を含むことができる。
装置500の一実施形態では、検出装置502を、制御装置501による励磁コイル104の励磁505後の約20から50ミリ秒の信号持続時間の間、負荷接点102の接点電圧107の時間特性を記録する506ように設計することができる。
装置500の例示的な一実施形態では、評価装置503を、動作中に(例えば図4の図解による)接点電圧ノイズのノイズ長を決定するように設計することができる。監視装置504は、所定のいくつかの開閉サイクルにわたって平均されたノイズ長に基づいてエレメンタリリレー100の故障予測を決定するように設計されたものとすることができる。
検出装置502は例えば、対応するそれぞれの接点電圧特性が記録されたメモリとして実装することができる。評価装置503及び監視装置504は、処理装置又は制御装置として、例えば制御装置501と一緒に処理装置又はチップ上に実装することができる。あるいは、制御装置を、評価装置503及び監視装置504とは別に実装することもできる。例えば、制御装置501を、その中にリレーが設置された電子制御装置であって、リレーを監視するため又はリレーの故障を予測するためにその中で検出装置502、評価装置503及び監視装置504が制御装置501に結合された電子制御装置とすることができる。
検出装置502、評価装置503及び監視装置504を制御するために、通信手段によって制御装置501をこれらの装置に接続することができる。あるタイプのリレーの故障確率についてのステートメントを出すために、実験室試験中に監視装置500を使用することができる。あるいは、現場でリレーを監視するために、監視装置500を現場で使用し、リレーが動作している間に、監視装置500が負荷接点の接点電圧の特性を記録することもできる。故障が差し迫っている場合には、交換を始めることができるように、保守職員に警告を送ることができる。

Claims (15)

  1. 負荷回路(103)の負荷接点(102)を開閉する開閉器(101)と、前記開閉器(101)を作動させる(105)励磁コイル(104)とを有するエレメンタリリレー(100)の故障を予測する方法(200)であって、前記方法(200)が、
    前記負荷接点(102)を閉じる(105)ために前記励磁コイル(104)を励磁するステップ(201)と、
    前記負荷接点(102)を閉じた(105)ときの前記負荷接点(102)の接点電圧(107)の時間特性を検出するステップ(202)と、
    前記接点電圧(107)の前記時間特性から特性特徴を抽出するステップ(203)と、
    前記エレメンタリリレー(100)の動作中に前記特性特徴を監視するステップ(204)と、
    を含むことを特徴とする方法(200)。
  2. 請求項1に記載の方法(200)であって、
    前記特性特徴が、前記エレメンタリリレー(100)の閉成過程(105)中の前記負荷接点(102)の接点電圧ノイズ(300)を含む、
    ことを特徴とする方法(200)。
  3. 請求項2に記載の方法(200)であって、
    前記接点電圧ノイズ(300)を抽出することが、検出された接点電圧特性(302)の、所定の基準曲線(301)からの偏差を決定することを含む、
    ことを特徴とする方法(200)。
  4. 請求項3に記載の方法(200)であって、
    前記基準曲線(301)が、新しく製造されたエレメンタリリレー(100)の前記負荷接点(102)の前記接点電圧(107)の前記時間特性を表す、
    ことを特徴とする方法(200)。
  5. 請求項3又は4に記載の方法(200)であって、
    前記基準曲線(301)が、初期電圧(U1)から終期電圧(U0)まで単調に低下する電圧特性を示す、
    ことを特徴とする方法(200)。
  6. 請求項2から5のいずれか1項に記載の方法(200)であって、
    前記エレメンタリリレー(100)の動作中に前記接点電圧ノイズ(300)の振幅を監視すること、
    を含むことを特徴とする方法(200)。
  7. 請求項2から6のいずれか1項に記載の方法(200)であって、
    前記エレメンタリリレー(100)の動作中に、前記負荷接点(102)を横切る前記接点電圧ノイズ(300)のノイズ長(400)を監視すること、
    を含むことを特徴とする方法(200)。
  8. 請求項2から7のいずれか1項に記載の方法(200)であって、
    前記エレメンタリリレー(100)のいくつかの開閉サイクルに関して、前記負荷接点(102)を横切る前記接点電圧ノイズ(300)の切換時間を監視すること、
    を含むことを特徴とする方法(200)。
  9. 請求項2から8のいずれか1項に記載の方法(200)であって、
    所定のいくつかの開閉サイクルにわたって平均されたノイズ長に基づいて前記エレメンタリリレー(100)の故障の予測を決定すること、
    を含むことを特徴とする方法(200)。
  10. 請求項9に記載の方法(200)であって、
    前記平均されたノイズ長に対する所定の限界値を超えたときに警告を出力すること、
    を含むことを特徴とする方法(200)。
  11. 負荷回路(103)の負荷接点(102)を開閉する開閉器(101)と、前記開閉器(101)を作動させる(105)励磁コイル(104)とを有するエレメンタリリレー(100)を監視する装置(500)であって、前記装置(500)が、
    前記負荷接点(102)を閉じる(105)ために前記励磁コイル(104)を励磁する(505)ように適合された制御装置(501)と、
    前記制御装置(501)によって前記負荷接点(102)を閉じた(105)ときの前記負荷接点(102)の接点電圧(107)の時間特性を検出する(506)検出装置(502)と、
    前記接点電圧(107)の前記時間特性から特性特徴(510)を抽出する(507)評価装置(503)と、
    前記エレメンタリリレー(100)の動作中に前記特性特徴(510)を監視する(508)監視装置(504)と、
    を備えることを特徴とする装置(500)。
  12. 請求項11に記載の装置(500)であって、
    前記特性特徴(510)が、前記エレメンタリリレー(100)の閉成過程(105)中の前記負荷接点(102)の接点電圧ノイズ(300)を含む、
    ことを特徴とする装置(500)。
  13. 請求項12に記載の装置(500)であって、
    前記検出装置(502)が、前記制御装置(501)による前記励磁コイル(104)の前記励磁(505)後の約20から50ミリ秒の信号持続時間の間、前記負荷接点(102)の前記接点電圧(107)の前記時間特性を記録する(506)ように適合されている、
    ことを特徴とする装置(500)。
  14. 請求項12又は13に記載の装置(500)であって、
    前記評価装置(503)が、前記エレメンタリリレー(100)の動作中に前記接点電圧ノイズ(300)のノイズ長(400)を決定するように適合されている、
    ことを特徴とする装置(500)。
  15. 請求項12から14のいずれか1項に記載の装置(500)であって、
    前記監視装置(504)が、所定のいくつかの開閉サイクルにわたって平均された前記接点電圧ノイズ(300)のノイズ長に基づいて前記エレメンタリリレー(100)の故障の予測を決定するように適合されている、
    ことを特徴とする装置(500)。
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