JP2022515035A - 組み立て式ケーブルダクト - Google Patents

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Abstract

本発明は、閉鎖部11a、11bとオープン部12a、12bとが反復される構造を有する第1及び第2床板10a、10bの結合によって広さ調節が可能な床板10;第1及び第2床板10a、10bにそれぞれ結合される左側面板20及び右側面板30;を含み、本発明によれば、ケーブルダクトを構成する床板と両側面板とを同じ構造にして、1つの構造のみでさまざまな機能を行えるように組み立て式ケーブルダクトを製造し、床板の広さを自在に調節可能にして、所望のサイズのケーブルダクトを容易に作ることができる。

Description

本発明は、組み立て式ケーブルダクトに係り、詳細には、同じ構造を有する各成分を簡単な方法で組み立てて、多様なサイズに作って使える組み立て式ケーブルダクトに関する。
回路などの電気部品は、ケーブルによって電気的に連結される。このような電気部品を連結するケーブルは、多数の鎖を成す。ケーブルダクトは、ケーブルの位置をきれいに整理する機能を果たす。ケーブルダクトは、電線が通る通路の役割を果たし、電線を保護することができる。
通常のケーブルダクトは、一側に開口される断面が「コ」字であり、左右側面と底面とで形成され、底面の広さと左右側面の高さとによって、その種類が非常に多い。これにより、ケーブルダクトを積載保管時に、多くの空間を占める。
また、ケーブルダクトは、一定単位長に製作される。ケーブルダクトを必要な長さに切って使用する。ところで、ケーブルダクトは、硬いプラスチック材質からなっており、所望のサイズに切る時、回転鋸を使用しなければならない。回転鋸の切断時に危険であり、多くの粉塵が発生する。したがって、それを解決することができるケーブルダクトが必要である。
一方、このようなケーブルダクトの問題を解決するために、特許文献1では、配線保護ダクトを組み立て式で構成して、積載時に体積を著しく減少させて、運搬及び保管を容易にすることを提示した。また、上部蓋部と側壁、及び下部蓋部と側壁との結合方法と結合方向とを異ならせて形成させて、側壁から上部蓋部を着脱する過程で下部蓋部が側壁から離脱されないようにした。また、上部蓋部と側壁との結合接触面積を広くして、上部蓋が側壁に沿って下がらないようにした技術を提示した。
しかし、前記特許文献1によるケーブルダクトは、組み立て型であって、保管時に多くの空間が必要な問題は解決することができるが、依然として底面の広さによって多種を作り出さなければならず、粉塵発生の問題または端切れの不使用などの解決しなければならない問題があると見られる。
大韓民国登録特許10-1509710 大韓民国実用新案20-2002-0000556
これにより、本発明では、既存の一体型ケーブルダクトを使用することによる切断、粉塵発生、保管上の不便さ、及び静電気発生などの問題を解決することができるより単純な構造の組み立て式ケーブルダクトを提供するところにその目的がある。
本発明による組み立て式ケーブルダクトは、閉鎖部11a、11bとオープン部12a、12bとが反復される構造を有する第1床板10aと第2床板10bとの結合によって広さ調節が可能な床板10;前記第1床板10aと第2床板10bとにそれぞれ結合される左側面板20及び右側面板30;を含みうる。
また、前記第1床板10aと第2床板10bとの一側の長手方向には、前記オープン部12a、12bと閉鎖部11a、11bとが合う位置で形成された端部13a、13bが備えられ、前記各端部13a、13bの上端には、前記閉鎖部11a、11bが延びる位置で前記閉鎖部11a、11bと同じ長さの長方形状の係合溝14a、14bが形成されており、前記左側面板20及び右側面板30の結合は、前記第1床板10aと第2床板10bとの各係合溝14a、14bに前記左側面板20及び右側面板30の各閉鎖部21、31の一側下端部に形成された「コ」字状の溝24、34を挟み込んでなされうる。
また、前記床板10a、10b、左側面板20及び右側面板30は、同じ構造を有して、互いに置き換え使用することができる。
また、前記第1床板10aと第2床板10bとの各閉鎖部11a、11bには、一定の間隔で離隔した位置に形成された多数の穿孔16a、16bを含み、前記各閉鎖部11a、11bに形成された多数の穿孔16a、16bの位置を調節して、床板10の広さを調節することができる。
また、前記左側面板20と右側面板30との端部13の下端に長手方向に沿って備えられた第1係合部25、35には、ケーブルダクトカバー40の両側下端部に形成された係合部45を挟み込んで結合させることができる。
また、前記床板10a、10b、左側面板20及び右側面板30の内側部分には、静電気防止用コーティング部を含みうる。
また、前記静電気防止用コーティング部は、クロムメッキを用いるものである。
本発明によれば、ケーブルダクトを構成する床板と両側面板とを同じ構造にして、1つの構造のみでさまざまな機能を行えるように組み立て式ケーブルダクトを製造し、床板の広さを自在に調節可能にして、所望のサイズのケーブルダクトを容易に作ることができる。
また、ケーブルダクトを構成する各成分の形態が板状であって、積層する時、保管が容易であり、従来のケーブルダクトに比べて、空間を不十分に占めて、作業空間を効率的に使用することができる。また、必要な長さほど専用はさみで切って使用するので、切断過程で危険要素や粉塵の発生を減らし、ケーブルダクトを構成するそれぞれの成分の内側には、静電気防止処理を行って、使用時に、ノイズ(noise)を効果的に除去することができて、安全なケーブルダクトを提供することができる。
本発明の一実施例による組み立て型ケーブルダクトの分解斜視図である。 本発明の一実施例による床板構造の斜視図である。 床板の一部構造を拡大した部分斜視図である。 製造例1~製造例4によって製造された床板構造を示した図面である。 製造例1~製造例4によって製造された床板構造を示した図面である。 製造例1~製造例4によって製造された床板構造を示した図面である。 製造例1~製造例4によって製造された床板構造を示した図面である。 前記製造例1~製造例4によって製造された各床板を用いて組み立てられた最終ケーブルダクトの構造を示した図面である。 前記製造例1~製造例4によって製造された各床板を用いて組み立てられた最終ケーブルダクトの構造を示した図面である。 前記製造例1~製造例4によって製造された各床板を用いて組み立てられた最終ケーブルダクトの構造を示した図面である。 前記製造例1~製造例4によって製造された各床板を用いて組み立てられた最終ケーブルダクトの構造を示した図面である。
以下、本発明をさらに詳細に説明すれば、次の通りである。
本明細書で使われた用語は、特定の実施例を説明するために使われ、本発明を制限するためのものではない。本明細書で使われたように、単数形態は、文脈上、他の場合を確かに指摘するものではないならば、複数の形態を含みうる。また、本明細書で使われる場合、「含む。(comprise)」及び/または「含む(comprising)」は、言及した形状、数字、段階、動作、部材、要素及び/またはこれらのグループの存在を特定するものであり、1つ以上の他の形状、数字、動作、部材、要素及び/またはグループの存在または付加を排除するものではない。
本発明は、平板状の同じ構造を有する各構成成分を組み立てて使える組み立て式ケーブルダクトに関するものである。
図1は、本発明の一実施例による組み立て型ケーブルダクトの分解斜視図であり、図2は、本発明の一実施例による床板構造の斜視図であり、図3は、床板の一部構造を拡大した部分斜視図であり、図4ないし図7は、それぞれ製造例1~製造例4によって製造された床板構造を図示し、図8ないし図11は、前記製造例1~製造例4によって製造された各床板を用いて組み立てられた最終ケーブルダクトの構造を図示する。
図1を参照すれば、本発明の一実施例によるケーブルダクトは、床板10、左側面板20、右側面板30、及びダクトカバー(Cover)40を含みうる。
床板10は、第1及び第2床板10a、10bを備え、第1及び第2床板10a、10bの結合で広さを調節することができる。
第1及び第2床板10a、10bのそれぞれは、閉鎖部11a、11bとオープン部12a、12bとがそれぞれ反復される構造を有しうる。
左側面板20及び右側面板30は、第1及び第2床板10a、10bにそれぞれ結合されうる。
第1及び第2床板10a、10bの一側の長手方向には、前記オープン部12a、12bと閉鎖部11a、11bとが合う端部13a、13bが形成されうる。各端部13a、13bは、上端に配された係合溝14a、14bを備えることができる。
係合溝14a、14bは、閉鎖部11a、11bが延びる位置に配置される。係合溝14a、14bは、閉鎖部11a、11bと同じ幅の長方形状の溝で形成されうる。
左側面板20及び右側面板30は、一側の長手方向にオープン部22、32と閉鎖部21、31とが合う端部23、33をそれぞれ備えることができる。左側面板20及び右側面板30の端部23、33は、一側下端部に「コ」字状の挟み込む凹溝24、34を備えることができる。挟み込む凹溝24、34は、左側面板20及び右側面板30の係合溝14a、14bにそれぞれ挟み込んで結合されうる。
本実施例による第1床板10a、第2床板10b、左側面板20及び右側面板30は、それぞれ同じ構造を有して、互いに置き換えて使用することができる。すなわち、床板の一種として左、右側面板として使用することができ、他の床板としても使用することができる。これにより、左側面板20及び右側面板30の端部23、33は、第1及び第2床板10a、10bの端部13a、13bに形成された係合溝14a、14bと対応する係合溝を備えることができる。また、本明細書において、互いに対応する部分を指示する図面符号は、混用して使われる。
図2ないし図7を参照すれば、本発明の一実施例による床板10は、第1及び第2床板10a、10bを備えることができる。
第1及び第2床板10a、10bの構造は、互いに同一である。
第1及び第2床板10a、10bは、閉鎖部11a、11bとオープン部12a、12bとが一定の間隔で離隔して繰り返し配列される構造を有しうる。
オープン部12a、12bは、最終ケーブルダクトから電線を引き出せる貫通される通路の役割を行うことができる。オープン部22、32は、閉鎖部11a、11bと区別される意味として名付けられた。
使用者は、第1及び第2床板10a、10bの閉鎖部11a、11bとオープン部12a、12bとが互いに交差するように押し込んで(矢印方向)、最終形状である床板10の広さを調節することができる。
例えば、第1床板10aの各閉鎖部11aを第2床板10bの各オープン部12bに押し込むか、または、第2床板10bの各閉鎖部11bを第1床板10aの各オープン部12aに押し込んで、第1及び第2床板10a、10bを結合させることができる。
この際、床板10の広さは、第1及び第2床板10a、10bの各閉鎖部11a、11bに一定の間隔で離隔した位置に形成された多数の広さ調節用穿孔16a、16bの位置に基づいて、一定の長さに調節される。広さ調節用穿孔16a、16bの個数は、特に限定されず、各閉鎖部の長さや、全体床板の広さによって適切に調節して形成されうる。
広さ調節用穿孔16a、16b間の間隔も特に限定されるものではなく、各閉鎖部の長さや、全体床板の広さによって適切に調節することができる。例えば、20mm間隔で広さ調節用穿孔16a、16bが位置されるか、このよりもさらに長いか、さらに狭くする。
広さ調節用穿孔16aの個数や位置は、閉鎖部11aで互いに異なる。多様な広さ調節用穿孔16aの個数や位置は、床板10の広さ調節をさらに精密かつ多様化しうる。すなわち、広さ調節用穿孔16aの間隔が一律的に20mmであるか、何れか1つの閉鎖部11aの広さ調節用穿孔16aの間隔は、20mmであり、隣接する閉鎖部11aの広さ調節用穿孔16aの間隔は、30mmである。
床板10の広さは、第1及び第2床板10a、10bを完全に押し込んで最小になる。使用とするダクトの広さによって、各閉鎖部11a、11bにそれぞれ形成された広さ調節用穿孔16a、16bの対応する位置を合わせてより広い床板10になるようにする。
図3を参照すれば、第1及び第2床板10a、10bは、閉鎖部11a、11bとオープン部12a、12bとが合うその一側に配された端部13a、13bは、各閉鎖部11a、11bとオープン部12a、12bよりも斜めの角度(A)で高く繋がる。
各閉鎖部11aとオープン部12aよりも高く繋がる端部13aの角度(A)は、特に限定されないが、前記各閉鎖部11aまたはオープン部12aを端部13aの平らな部分と連結可能にする程度であれば十分であり、約1~15°が望ましい。
端部13a、13bは、下端に第1係合部15a、15bをそれぞれ長手方向に沿って備えることができる。第1係合部15a、15bは、今後の左側面板または右側面板で他の部材と結合される機能を行える。
第1係合部15a、15bは、第1及び第2床板10a、10bのうち何れか1つが左側面板20または右側面板30として使われる場合、今後のカバー板40と結合されるために使われる。床板では、特にその用途がないが、同じ構造を有させるために、第1及び第2床板10a、10bは、第1係合部15a、15bを備えることが望ましい。
係合溝14a、14bは、第1及び第2床板10a、10bの各閉鎖部11a、11bが延びる位置での各端部13の上端に形成され、閉鎖部11a、11bと同じ長さを有し、各床板の長手方向に形成されうる。係合溝14a、14bは、長方形である。望ましくは、係合溝14a、14bのサイズ及び形状は、閉鎖部11a、11bの一端の断面のサイズ及び形状と対応しうる。後述する締りばめのために、係合溝14a、14bのサイズは、閉鎖部11a、11bの一端の断面の大きさよりも少し小さいことがさらに望ましい。
第1及び第2床板10a、10bの端部13の上端に形成された長方形状の係合溝14a、14bは、左側面板20と右側面板30との各閉鎖部21、31の一側下端部に形成された「コ」字状の挟み込む凹溝24、34を挟み込んで結合させることができる。
1つの板構造が2枚の床板や左側面板20、右側面板30に互いに置き換えられて使用可能であるために、各板の閉鎖部21、31の一側先端部に形成された挟み込む凹溝24、34は、左側面板20や右側面板30として使われる時、自然に互いに逆方向に位置する。したがって、左側面板20、右側面板30を立てて、各閉鎖部21、31の一側先端部に形成された「コ」字状の凹溝24、34を各床板端部13の上端に形成された長方形状の係合溝14a、14bに挟み込めば、互いに逆方向に結合されて、さらに安定した構造を有しうる。
図1、及び図8ないし図11を参照すれば、ダクトカバー40は、左側面板20と右側面板30との端部13の下端に長手方向に沿って備えられた第1係合部25、35に差し込まれる。ダクトカバー40の両側下端部に形成された係合部45を左側面板20及び右側面板30の第1係合部25、35に挟み込みで互いに結合されうる。
第1及び第2床板10a、10b、左側面板20、右側面板30、及びダクトカバー40のうち少なくとも1つは、内側部分(内部)に静電気防止用コーティング部を含みうる。これは、静電気やノイズを防止することができる。
静電気防止用コーティング部は、金属膜である。例えば、各板の内側にクロム皮膜またはメッキで処理することができる。クロム塗膜は、多様な方法が使われる。
静電気防止用コーティング部、例えば、クロムメッキを用いて、ケーブルダクト内部から発生した静電気がクロムメッキされたコーティング部に沿って移動して、ケーブルダクト外に移動させて、静電気及びノイズを防止することができる。
最終的に製造されるケーブルダクトを工程で使用時に、機械フレームに取り付けられる時、ボルトで固定されるので、結局、ケーブルダクト-ボルト-機械フレームが電気的に伝導体になって、ダクトは接地された状態になる。
以下、本発明の望ましい実施例を詳しく説明する。以下の実施例は、本発明を例示するためのものであり、本発明の範囲が、これらの実施例によって制限されると解釈されてはならない。また、以下の実施例では、特定の化合物を用いて例示したが、これらの均等物を使用した場合においても、同等類似した程度の効果を発揮することができるということは当業者に自明である。
製造例1:2枚の床板を完全密着させた構造の床板の製造
各床板の全体幅(閉鎖部とオープン部とが占める広さのみを意味する)がそれぞれ60mmであり、各床板の閉鎖部には、20mm間隔で離隔した位置で広さ調節用穿孔が形成された2枚の第1及び第2床板10a、10bを利用した。
第1床板10aの各オープン部12aに第2床板10bの各閉鎖部11bを完全に押し込んで、2枚の第1及び第2床板10a、10bが完全密着させて全体床板の幅(広さ)が60mmである床板10を製造した。
前記第1床板10aの各閉鎖部11aに形成されたそれぞれの広さ調節用穿孔16aと第2床板10bの各閉鎖部11bに形成されたそれぞれの広さ調節用穿孔16bは、互いに同じ位置にあるように合わせ、最終的に製造される構造は、次の図4のようである。
製造例2~製造例4:調節された広さを有する床板の製造
前記製造例1と同じサイズの2枚の第1及び第2床板10a、10bを用いて、第1床板10aの各オープン部12aに第2床板10bの各閉鎖部11bを押し込むことは、同様に進行した。
但し、製造例2では、前記第1床板10aの各閉鎖部11aの二番目の位置に形成された広さ調節用穿孔16aに第2床板10bの各閉鎖部11bの第一先端部に形成された広さ調節用穿孔16bが互いに同じ位置にあるように合わせて、全体床板の幅(広さ)が80mmである床板10を製造した(図5参照)。
また、製造例3では、前記第1床板10aの各閉鎖部11aの三番目の位置に形成された広さ調節用穿孔16aに第2床板10bの各閉鎖部11bの第一先端部に形成された広さ調節用穿孔16bが互いに同じ位置にあるように合わせて、全体床板の幅(広さ)が100mmである床板10を製造した(図6参照)。
また、製造例4では、前記第1床板10aの各閉鎖部11aの四番目の位置に形成された広さ調節用穿孔16aに第2床板10bの各閉鎖部11bの第一先端部に形成された広さ調節用穿孔16bが互いに同じ位置にあるように合わせて、全体床板の幅(広さ)が120mmである床板10を製造した(図7参照)。
実施例1~実施例4:組み立て式ケーブルダクトの製造
前記製造例1ないし製造例4によって製造された多様な幅を有する床板を用いて、前記製造例で使われた床板中の1つずつをそれぞれ左側面板と右側面板として使用した。前記各床板の長方形状の係合溝14a、14bに左側面板20及び右側面板30の一側先端部に形成された「コ」字状の溝24、34を挟み込んで、床板と左側面板及び右側面板とを結合させた。また、前記左側面板20と右側面板30との端部13の下端に長手方向に沿って備えられた第1係合部25、35にケーブルダクトカバー40の両側下端部に形成された係合部45を挟み込んで、ケーブルダクトのカバーを結合させて、本発明による組み立て式ケーブルダクトを製造し、それぞれ次の図8ないし図11に示した。
次の図8ないし図11を参照すれば、本発明では、2枚の床板に形成された閉鎖部の広さ調節用穿孔の位置を合わせて広さ調節を可能にして、多様なサイズを有するケーブルダクトを製造することができるということを確認した。
また、同じ構造を有する1つの板のみ製造して、床板、左側面板及び右側面板として多様にその用途を変更して使用することができるので、製造過程が単純であり、工程効率が高くなることを確認した。
10:床板
10a:第1床板
10b:第2床板
11a、11b、21、31:閉鎖部
12a、12b、22、32:オープン部
13a、13b、23、33:端部
14a、14b:長方形状の係合溝
15a、15b、25、35、45:第1係合部
16a、16b:広さ調節用の多数の穿孔
20:左側面板
24、34:挟み込む凹溝
30:右側面板
40:ダクトカバー

Claims (4)

  1. 多数の穿孔16a、16bが形成された閉鎖部11a、11bとオープン部12a、12bとが一定の間隔で反復される構造を有する板状の第1及び第2床板10a、10bを備え、前記第1及び第2床板10a、10bのオープン部12a、12bに前記第1及び第2床板10a、10bの閉鎖部11a、11bを押し込んで、前記第1及び第2床板10a、10bを結合し、前記第1及び第2床板10a、10bの各閉鎖部11a、11bの前記多数の穿孔16a、16bの位置を調節して広さ調節が可能な床板10と、
    前記第1及び第2床板10a、10bにそれぞれ結合され、前記各床板と同じ構造を有する板状の左側面板20及び右側面板30と、を含み、
    前記第1及び第2床板10a、10bの一側の長手方向には、前記オープン部12a、12bと前記閉鎖部11a、11bとが合う位置から形成される端部13a、13bが備えられ、前記各端部13a、13bの上端には、前記閉鎖部11a、11bが延びる位置で前記閉鎖部11a、11bと同じ長さの長方形状の係合溝14a、14bが形成され、
    前記左側面板20及び右側面板30の結合は、前記第1及び第2床板10a、10bの各係合溝14a、14bに前記左側面板20及び右側面板30の各閉鎖部21、31の一側下端部に形成された「コ」字状の挟み込む凹溝24、34を挟み込んでなされ、
    前記床板10a、10b、左側面板20及び右側面板30は、互いに同じ板構造を有して、1つの板構造を用いて、それぞれ床板10a、10b、左側面板20及び右側面板30に互いに置き換え使用可能な、組み立て式ケーブルダクト。
  2. 前記同じ板構造を有する床板10a、10bが左側面板20及び右側面板30に互いに置き換え使われる時、前記各左側面板20及び右側面板30の閉鎖部21、31の一側先端部に形成された「コ」字状の溝24、34は、互いに逆方向に位置する、請求項1に記載の組み立て式ケーブルダクト。
  3. 前記左側面板20と右側面板30との端部13の下端に長手方向に沿って備えられた第1係合部25、35には、ケーブルダクトカバー40の両側下端部に形成された係合部45を挟み込んで結合させる、請求項1に記載の組み立て式ケーブルダクト。
  4. 前記第1及び第2床板10a、10b、左側面板20及び右側面板30の内側には、静電気防止用クロムコーティング部を備える、請求項1に記載の組み立て式ケーブルダクト。
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