JP2022510386A - 17-hsd1阻害剤としての16(17)位でピラゾール環と縮合しているエストラ-1,3,5(10)-トリエン化合物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、式(I)JPEG2022510386000314.jpg4061〔式中、R1~R4は特許請求の範囲に定義される。〕の化合物および薬学的に許容されるその塩に関する。本発明は、さらに17β-HSD1の阻害剤としておよびステロイドホルモン依存的疾患などのステロイドホルモン依存的疾患または障害または17β-HSD1酵素阻害を必要とするおよび/または内因性エストラジオール濃度の低下を必要とする障害の処置または予防におけるこれらの使用にも関する。本発明はまた前記化合物の製造および活性成分として1以上の前記化合物または薬学的に許容されるその塩を含む、医薬組成物にも関する。

Description

発明の分野
本発明は、新規ステロイドC-15誘導体、その薬学的に許容される塩および治療におけるその使用に関する。本発明は、さらに、活性成分としてこれら化合物を含む医薬組成物およびその製造法に関する。
発明の背景
17-ケトステロイドレダクターゼ(17-KSR)としても知られる17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(17β-HSD)は、全エストロゲンおよびアンドロゲンの形成における最終のかつ重要な工程を触媒する、NAD(H)および/またはNAPD(H)依存的アルコールオキシドレダクターゼ酵素である。より具体的に、17β-HSDは、17-ヒドロキシステロイドの対応する17-ケトステロイドへの脱水素化(酸化)または不活性17-ケトステロイドの対応する活性17-ヒドロキシステロイドへの水素化(還元)を触媒する。
エストロゲンおよびアンドロゲンの両者とも、17β-ヒドロキシ形態でそれらの受容体に最高親和性を有するため、17β-HSD/KSRは、性ホルモンの生物活性を制御する。現在まで、15種の17β-HSDのヒトメンバーが報告されている(1~15型)。17β-HSD/KSRのタイプが異なれば、基質および補因子特性が異なる。17KSR活性は低活性前駆体をより強力な形態に変換し、一方、17β-HSD活性はエストロゲンおよびアンドロゲンの効力を低減させ、結果的に組織を過度のホルモン作用から保護し得る。
各タイプの17β-HSDは選択的基質親和性を有し、特有の、しかし、重複する場合もある、組織分布を有する。
1型17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(17β-HSD1)は、いずれもエストロゲン生合成組織である、卵巣の発達中の卵胞の卵巣顆粒膜およびヒト胎盤で最も豊富に発現される。さらに、17β-HSD1は、乳房、子宮内膜および骨を含むエストロゲン標的組織で発現される。ヒト17β-HSD1はエストロゲン基質に特異的であり、インビボでエストロンからエストラジオールへの還元を触媒する。
2型17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(17β-HSD2)は、他方でエストラジオール、テストステロンおよび5a-ジヒドロテストステロンを、それぞれその低活性形態のエストロン、アンドロステンジオンおよび5a-アンドロスタンジオンに変換する。子宮、胎盤、肝臓ならびに消化器および尿路などの多数の種々のエストロゲンおよびアンドロゲン標的組織における広範かつ豊富な発現により、2型酵素が過度のステロイド作用から組織を保護することが示唆される。
エストラジオール(E2)は、エストロゲン作用が、エストロン(E1)の約10倍強力であり、エストラトリオール(E3)の約80倍強力である。ある種の他のエストロゲンとは対照的に、エストラジオールは、両エストロゲン受容体ERαおよびERβに良好に結合し、故に、多様な遺伝子の発現を制御する。
17β-HSD1および17β-HSD2の両者は、健常閉経前ヒトに存在するが、ホルモン依存的乳癌を有する閉経後患者の腫瘍における17β-HSD1対17-HSD2比率の増加が、いくつかの研究で示されている。17HSD1遺伝子増幅および17HSD2対立遺伝子のヘテロ接合性喪失が、乳房腫瘍における還元的エストロゲン合成経路増加に関与する機構である可能性がある。1型酵素対2型酵素の比率の増加は、エストラジオールのレベル増加をもたらし、これが続いて、エストロゲン受容体(ER)を介して癌性組織の増殖を促進する。故に、高レベルのエストロゲンは、乳癌および子宮裏層の癌、すなわち子宮内膜癌および子宮癌などのある種の癌を支持する。
同様に、正常子宮内膜と比較して、17β-HSD2は子宮内膜症で下方制御され、一方、アロマターゼおよび17β-HSD1の両者は発現されるかまたは上方制御されることが示唆されている。これは、同様に、組織の増殖を駆動する高濃度のエストラジオール(E2)の存在をもたらする。子宮平滑筋腫(子宮筋腫)および子宮内膜増殖症において類似の機構が解明されている。
罹患組織における内因性エストラジオール濃度の減少は、該組織における17β-エストラジオール細胞増殖を減少または減弱させ、故に、悪性および良性エストラジオール依存的病態の予防および処置に使用し得る。多数の悪性および良性病態への17β-エストラジオールの関与が提案されているため、エストロンからエストラジオールの内因性産生の減弱に使用し得て、このような障害または疾患の予防または処置に治療的価値を有し得る17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼの阻害剤は大きな需要がある。
17β-HSD1酵素のある小分子阻害剤がPoirier D. (2003) Curr Med Chem 10: 453-77およびPoirier D. (2010) Expert Opin. Ther. Patents 20(9): 1123-1145において特定され、レビューされている。さらに、17β-HSDの小分子阻害剤はWO2001/42181、WO2003/022835、WO2003/033487、WO2004/046111、WO2004/060488、WO2004/110459、WO2005/032527およびWO2005/084295に開示されている。
WO2004/085457は、17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼを阻害できるステロイド化合物を開示する。WO2006/003012は、1型17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼの阻害により作用し得るエストロゲン依存的疾患処置に適する2-置換D-ホモ-エストリエン誘導体を開示する。同様に、WO2006/003013は、1型17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ阻害により作用するエストロゲン依存性疾患の予防および処置に有用な2-置換エストラトリエノンを提示する。
局所活性エストロゲンとして作用する15-置換エストラジオールアナログは、WO2004/085345に示される。WO2006/027347は、エストロゲン受容体関連疾患および生理学的状態の処置または予防のための選択的エストロゲン活性を有する15β-置換エストラジオール誘導体を開示する。さらに、WO2005/047303は、1型17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼを阻害できる3,15-置換エストロン誘導体を開示する。
国際出願WO2008/034796は、17β-HSD1型、2型または3型酵素などの17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼの阻害が必要であるステロイドホルモン依存的疾患または障害の処置および予防に使用するのに適するエストラトリエントリアゾールに関する。17β-HSD3型酵素の阻害剤はWO99/46279に開示されている。
国際出願WO2014/207309、WO2014/207310およびWO2014/207311は、それぞれエストロンC-15チアゾール誘導体、エストロンC-17ケチミンC-15チアゾール誘導体およびエストラジオールC-15チアゾール誘導体ならびに治療におけるそれらの使用に関する。
発明の概要
本発明の目的は、エストラジオールのレベル増加と関連するおよび/または17β-HSD1酵素の阻害により処置可能である障害および疾患の処置に有用な化合物の提供である。本発明のさらなる目的は、17β-HSD2酵素の阻害作用をほとんどまたは全く示さない化合物の提供である。
既知17β-HSD1阻害剤に付随する問題の一つは、化合物の生体内分布、特に代謝安定性である。それ故に代謝安定性が改善された化合物を提供するのが本発明のさらなる目的である。
既知17β-HSD1阻害剤に付随する、さらなる問題は、化合物の抱合代謝物の形成および種選択性である。それ故に、これらパラメータにおける性質が改善された化合物を提供するのが本発明のさらなる目的である。
既知17β-HSD1阻害剤に付随する、さらなる問題は、一部阻害剤が17β-HSD1阻害を示す可能性があり、該阻害剤は他の種における低17β-HSD2阻害、代謝安定性および/または阻害の性質を示し得ないことである。それ故に、17β-HSD1の阻害を含む、該性質の1以上が改善された、化合物を提供するのが本発明のさらなる目的である。
本発明は、新規式(I)
Figure 2022510386000002
〔式中、
R1およびR2は各々独立してHおよびハロゲンからなる群から選択され;
(i)R3はHおよびC1-4-アルキルからなる群から選択され、そして
R4は、
- 場合によりOHで置換されているC1-6-アルキル;
- -(CH)-R5(式中、nは1~3であり、R5は3~7員脂環である);
- 4~7員の非置換飽和脂環または窒素、硫黄および酸素から選択される1個のヘテロ原子を含む非置換ヘテロ環;
- 窒素、硫黄および酸素からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、C1-3-アルコキシ、C(O)N(C1-3-アルキル)ならびに窒素、酸素および硫黄からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OHおよびC1-3-アルコキシからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員飽和ヘテロ環からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている5員一部不飽和ヘテロ環または芳香族ヘテロ環;
- 窒素、硫黄および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含む5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環;
- 窒素および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、C1-3-アルコキシ、C(O)N(C1-3-アルキル)ならびに窒素、酸素および硫黄からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OHおよびC1-3-アルコキシからなる群から独立して選択される1個または2個の置換基で置換されている6員飽和ヘテロ環からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている5員不飽和または芳香族ヘテロ環;
- 場合によりハロゲン、CN、C1-4アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、オキソ、C1-3-アルコキシ、モルホリノ、C(O)N(C1-3-アルキル)ならびに窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりC1-4アルキルで置換されている6員飽和ヘテロ環からなる群から独立して選択される1~5個の置換基で置換されているフェニル、6員不飽和または窒素、硫黄および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含む芳香族ヘテロ環;および
- 窒素、酸素および硫黄からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、オキソおよびC1-3-アルコキシからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されているかまたは2個の隣接置換基が5員もしくは6員飽和縮合環を形成し得る6員飽和ヘテロ環
からなる群から選択されるか;
または
(ii)R3およびR4は、それらが結合している窒素原子と一体となって、該窒素原子および場合により窒素、酸素およびスルホニルを含む硫黄からなる群から選択される1個のさらなるヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、メチル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、オキソ、C1-3-アルコキシならびに窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりC1-4-アルキルで置換されている4~7員脂環または飽和ヘテロ環からなる群から選択される1個の置換基で置換されている4~7員飽和ヘテロ環を形成する;
または
(iii)R3およびR4は、それらが結合している窒素原子と一体となって、該窒素原子を含む4~7員飽和ヘテロ環から選択される基を形成し、該飽和ヘテロ環は4~7員の飽和または不飽和脂環または窒素、酸素および硫黄の群から選択される1~3個のヘテロ原子を有するヘテロ環との縮合またはスピロ環を形成する;
但し、水素HおよびHの一方のみが同時に存在し、かつ水素HおよびHが結合するピラゾール環における二重結合位置は、水素HおよびHの何れが存在するかに基づき決定される。〕
の化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。
本発明はまた有効量の1以上の式(I)の化合物を含む、医薬組成物にも関する。
さらに、本発明は、医薬として使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩にも関する。
なおさらに、本発明は、エストラジオール依存的悪性または良性疾患または障害の処置において使用するための、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩に関する。
最後に、本発明は、式(I)の化合物およびその式(II)の中間体化合物の製造法にも関する。
発明の詳細な記載
本発明の化合物は、エストロゲンの天然配置である規定された立体化学を有する、ステロイドコア構造を含む。
本発明の化合物は、C15に側鎖を有し、それは、A環の特異的置換パターンおよびC16-C17縮合ピラゾール環とともに、本発明の化合物の本発明の性質を提供する。天然ステロイドのこれら3か所の修飾は、本発明の化合物の代謝および/または阻害性性質を増強する。さらに、代謝および/または阻害性性質がウサギなどの他種で増強される。ウサギは、小分子の繁殖毒性の評価に使用される頭抜けて最も一般的な非齧歯類種である。ウサギにおける標的阻害は、それ故に新規化合物のための重要で、かつ/または望ましい特性と考えられ得る。
本発明の化合物は、17β-HSD1と17β-HSD2間で阻害選択性を示す。本発明の化合物は、17β-HSD2より17β-HSD1に高い阻害を示すことが理解される。
本発明の化合物は、少なくとも40%、好ましくは少なくとも60%、より好ましくは少なくとも70%、さらにより好ましくは少なくとも80%、最も好ましくは少なくとも90%の17β-HSD1阻害を示す。ここでおよび以後使用する用語「17β-HSD1阻害」は、本明細書における「薬理試験」の部分に開示する方法により決定して本発明の化合物(100nM濃度で)による17β-HSD1の阻害をいう。
これに加えてまたはこれとは別に、本発明の化合物は、40%以下、好ましくは20%以下、より好ましくは10%以下の17β-HSD2阻害を示す。ここでおよび以後使用する用語「17β-HSD2阻害」は、本明細書における「薬理試験」の部分に開示する方法により決定して、本発明の化合物(1μM濃度で)による17β-HSD2の阻害をいう。
これに加えてまたはこれとは別に、本発明の化合物は、少なくとも5分、好ましくは少なくとも10分、より好ましくは少なくとも20分、さらにより好ましくは少なくとも40分、なおさらにより好ましくは少なくとも80分、さらにより好ましくは少なくとも100分、最も好ましくは少なくとも140分のT1/2に対応する代謝安定性を示す。ここでおよび以後使用する用語「代謝安定性」は、本発明の化合物の生体内変化への感受性をいう。代謝安定性の例は、本明細書における「薬理試験」の部分に開示する方法により決定して、本発明の化合物(1μM濃度で)のヒト肝細胞インキュベーションの使用により決定されるインビトロ代謝安定性を含むが、これに限定されず、半減期(T1/2、分)によりあらわされる。
これに加えてまたはこれとは別に、本発明の化合物は他種における阻害を示し、ここで、阻害は少なくとも10%、より好ましくは少なくとも20%、さらにより好ましくは少なくとも40%、最も好ましくは少なくとも50%である。ここでおよび以後使用する用語「他種における阻害」は、本発明の化合物によるヒト以外の他種における17β-HSD1阻害をいう。他種の例は、ウサギ、ラット、マウス、ブタおよびイヌを含むが、これらに限定されない。他種における阻害の例は、本明細書における「薬理試験」の部分に開示する方法により決定して、本発明の化合物(100nM濃度で)による、ウサギ胎盤組織によるE1からE2変換の阻害を含むが、これに限定されない。
17β-HSD1阻害、17β-HSD2阻害、代謝安定性および/または他種における阻害の特性の組み合わせが望ましいものであり得ることは理解される。それ故に、新規かつ発明的なここに開示する化合物は、これら特性の優れた組み合わせを示し得る。
ここでおよび以後使用する用語「ハロゲン」は、それ自体または他の基の一部としてグループVIIa元素をいい、F、Cl、BrおよびI基を含む。
ここでおよび以後使用する用語「アルキル」は、示す数の炭素原子を有する脂肪族直鎖、分岐鎖または環状、特に直鎖または分岐鎖、炭化水素基であり、例えばC1-6-アルキルはアルキル部分に1~6炭素原子を有し、故に、例えば、C1-4-アルキルメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチル、tert-ブチルを含み、C1-6-アルキルはさらに分岐鎖および直鎖ペンチルおよびヘキシルを含む。
ここでおよび以後使用する用語「脂環」は、環構造を有する炭化水素基であって、該環構造が炭素原子のみにより形成される、環状脂肪族炭化水素をいう。脂環は、飽和、一部不飽和または不飽和であり得る。
ここでおよび以後使用する用語「(ペル)ハロアルキル」は、1以上の水素原子がハロゲン、特にI、Br、FまたはClで置き換わっている上記アルキル基の何れかをいう。ハロアルキル基の例は、クロロメチル、フルオロメチルおよび-CHCFを含むが、これらに限定されない。用語「ペルハロアルキル」は、水素原子全てがハロゲン原子で置き換わっているアルキル基をいう。好ましい例は、トリフルオロメチル(-CF)およびトリクロロメチル(-CCl)を含む。
ここでおよび以後使用する用語「C1-3-アルコキシ」は、-O-(C1-3-アルキル)基(ここで、「C1-3-アルキル」は上に定義した意味を有する)をいう。好ましいアルコキシ基の例は、メトキシ、エトキシおよびイソ-プロピルオキシを含むが、これらに限定されない。
ここでおよび以後使用する用語「スルホニル」は、一般的構造-S(=O)-または、硫黄(S)が2個の別の炭素原子に結合し、硫黄が2個のオキソ基で置換されている-SO-を有するスルホニル基をいう。スルホニル基は、それが結合する炭素原子と共に、環構造の一部であり得る。環構造は、スルホニル基に加えて炭素原子のみを含むかまたは窒素、酸素および硫黄などの、しかしこれに限定されない他のヘテロ原子を含んでよい。
用語「窒素、酸素および硫黄からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含む6員飽和ヘテロ環」は、飽和であり、4~6環原子を有し、N、SおよびOから選択される1個のヘテロ原子を含み、残りの環原子は炭素原子である、単環をいう。Nを含む何れかの適当な環原子で、1個または2個、特に1個の記載される置換基で置換され得る。好ましい置換基は、ハロゲン、特にフルオロ、CN、メトキシおよびメチルを含むが、これらに限定されない。
用語「窒素、硫黄および酸素からなる群から選択される1個のヘテロ原子を含む4~6員非置換飽和ヘテロ環」は、飽和であり、4~6環原子を有し、およびN、SおよびOから選択される1個のヘテロ原子を含み、残りの環原子は炭素原子である単環をいう。代表的基はオキセタニル、ピロリジニル、ピペリジニルおよびテトラヒドロピラニル、特にオキセタニルおよびテトラヒドロピラニルを含む。
用語「窒素、硫黄および酸素からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を含む5員一部不飽和ヘテロ環」は、5環原子を有する一部不飽和であり、環原子間に少なくとも1個の二重結合を含み、N、SおよびOからなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を含み、残りの環原子は炭素原子である単環をいう。Nを含む何れかの適当な環原子で、1個または2個、特に1個の記載される置換基で置換され得る。好ましい置換基は、ハロゲン、特にフルオロ、CN、メトキシおよびメチルを含むが、これらに限定されない。
用語「窒素、硫黄および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含む5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環」は、5環原子を有し、芳香族でも不飽和でもよく、N、SおよびOから独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、残りの環原子は炭素原子である単環をいう。
用語「5員不飽和または芳香族ヘテロ環」は、5環原子を有し、芳香族でも不飽和でもよく、NおよびOからなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、残りの環原子は炭素原子である単環をいう。Nを含む何れかの適当な環原子で、1個または2個、特に1個の記載される置換基で置換され得る。好ましい置換基は、ハロゲン、特にフルオロ、CN、メトキシおよびメチルを含むが、これらに限定されない。代表的基はオキサゾリルおよびメチルオキサゾリルを含む。
用語「窒素および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のさらなるヘテロ原子を含む6員不飽和または芳香族ヘテロ環」は、6環原子を有し、芳香族でも不飽和でもよく、N、SおよびOからなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、残りの環原子は炭素原子である単環をいう。Nを含む何れかの適当な環原子で、1個または2個、好ましくは1個の記載される置換基で、特に1個で、置換され得る。好ましい置換基は、ハロゲン、特にフルオロ、CN、メトキシおよびメチルを含むが、これらに限定されない。有利には、置換基は環のパラまたはメタ位にある。代表的基はピリジニル、フルオロピリジニル、シアノピリジニル、メチルピリジニル、ジメチルピリジニル、イソプロピルピリジニル、ヒドロキシピリジニル、メトキシピリジニル、モルホリノピリジニル、メチルピペラジニルピリジニル、ピラジニル、メチルピリダジニルおよびメトキシピリダジニル;特にフルオロピリジニル、メトキシピリジニル、メチルピリダジニルおよびメトキシピリダジニルを含む。
用語「窒素原子を含む5~6員飽和ヘテロ環」は、6環原子を有し、1個の窒素原子を含み、残りの環原子は炭素原子である飽和単環をいう。Nを含む何れかの適当な環原子で、1個または2個、特に1個の記載される置換基で置換され得る。好ましい置換基は、ハロゲン、特にフルオロ、CN、メトキシおよびメチルを含むが、これらに限定されない。代表的基はピロリジニルおよびメトキシメチルピロリジニルを含む。
用語「該窒素原子および場合により窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1個または2個のさらなるヘテロ原子を含む非置換二環式スピロ環状または縮合ヘテロ環」は、環がスピロ環系または縮合系、好ましくはスピロ環系として結合され得て、窒素原子および場合により示すとおりN、OおよびSから選択される1個または2個のさらなるヘテロ原子を含み、残りの環原子は炭素原子である二環系をいう。代表的基はオキサアザスピロ[4.5]デカニルを含む。
用語「5員または6員飽和縮合環」は、飽和または一部不飽和であり、縮合している元の環に3~4個の、よって、付加的な環原子が追加され、場合によりN、SおよびOから各々独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、残りの環原子は炭素原子である縮合環をいう。
フェニル基で、ここでおよび以後使用する用語「場合により置換されている」は、非置換であるか、安定な化合物を生じるための何れかの利用可能な原子に結合した1個以上、特に1個、2個または3個の置換基で独立して置換されたフェニルを意味し、例えばピリジニルは、ピリジニル環のどこかの適当な位置に結合した記載する置換基で1回置換され得る。一般に「置換」は、特に断らない限り、ここに定義する置換基であって、その中の水素原子への1以上の結合が、非水素原子への結合に置き換わっている置換基をいう。具体的置換基は、ハロゲン、特にF;C1-4-アルキル、特にメチル;OH;C1-4-アルコキシ、特にメトキシ;およびCNからなる群から各々独立して選択される。
「場合による」または「場合により」は、その後に記載される事象または状況が生じるかもしれないが、その必要はないことを意味し、この記載は、該事象または状況が生じる場合および生じない場合を含む。「含む」または「含み」は、その後に記載するセットが他の要素を含むかもしれないが、その必要はないことを意味する。
「薬学的に許容される」なる表現は、一般に安全、非毒性かつ生物学的にも他の点でも望ましくないものではない医薬組成物の調製に有用であるものを表し、獣医使用およびヒト医薬使用両方に有用であるものを含む。
「酸付加塩」なる表現は、式(I)の化合物が形成でききるあらゆる非毒性有機および無機酸付加塩を含む。適当な塩を形成する無機酸の例は、塩化水素酸、臭化水素酸、硫酸およびリン酸を含むが、これらに限定されない。適当な塩を形成する有機酸の例は、酢酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、安息香酸、フェニル酢酸、ケイ皮酸、メタンスルホン酸、サリチル酸などを含むが、これらに限定されない。ここで使用する用語「酸付加塩」はまた、例えば、水和物、アルコラートなどの、本化合物およびその塩が形成できる溶媒和物も含む。これらの塩は、ラセミ体のキラル分割に有用な塩も含む。
「塩基付加塩」なる表現は、式(I)の化合物が形成でききるあらゆる非毒性塩基付加塩を含む。適当な塩基塩は、アルミニウム塩、アンモニウム塩、カルシウム塩、銅塩、鉄塩、リチウム塩、マグネシウム塩、マンガン塩、カリウム塩、ナトリウム塩および亜鉛塩、特にナトリウム塩およびアンモニウム塩などの無機塩基由来のものを含むが、これらに限定されない。有機塩基付加塩のさらなる例は、トリエチルアミンおよびトリメチルアミンなどのトリアルキルアミンの塩およびコリン塩を含む。
本発明は、新規式(I)
Figure 2022510386000003
〔式中、
R1およびR2は各々独立してHおよびハロゲンからなる群から選択され;
(i)R3はHおよびC1-4アルキルからなる群から選択され、そして
R4は、
- 場合によりOHで置換されているC1-6-アルキル;
- -(CH)-R5(式中、nは1~3であり、R5は3~7員脂環である);
- 4~7員の非置換飽和脂環または窒素、硫黄および酸素から選択される1個のヘテロ原子を含む非置換ヘテロ環;
- 窒素、硫黄および酸素からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、C1-3-アルコキシ、C(O)N(C1-3-アルキル)ならびに窒素、酸素および硫黄からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OHおよびC1-3-アルコキシからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員飽和ヘテロ環からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている5員一部不飽和ヘテロ環または芳香族ヘテロ環;
- 窒素、硫黄および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含む5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環;
- 窒素および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、C1-3-アルコキシ、C(O)N(C1-3-アルキル)ならびに窒素、酸素および硫黄からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OHおよびC1-3-アルコキシからなる群から独立して選択される1個または2個の置換基で置換されている6員飽和ヘテロ環からなる群から独立して選択される1個または2個の置換基で置換されている5員不飽和または芳香族ヘテロ環;
- 場合によりハロゲン、CN、C1-4アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、オキソ、C1-3-アルコキシ、モルホリノ、C(O)N(C1-3-アルキル)ならびに窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりC1-4アルキルで置換されている6員飽和ヘテロ環からなる群から独立して選択される1~5個の置換基で置換されているフェニル、6員不飽和または窒素、硫黄および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含む芳香族ヘテロ環;および
- 窒素、酸素および硫黄からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、オキソおよびC1-3-アルコキシからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されているかまたは2個の隣接置換基が5員もしくは6員飽和縮合環を形成し得る6員飽和ヘテロ環
からなる群から選択されるか;
または
(ii)R3およびR4は、それらが結合している窒素原子と一体となって、窒素原子および場合により窒素、酸素およびSOを含む硫黄黄からなる群から選択される1個のさらなるヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、メチル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、オキソ、C1-3-アルコキシならびに窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりC1-4-アルキルで置換されている4~7員脂環または飽和ヘテロ環からなる群から選択される1個の置換基で置換されている4~7員飽和ヘテロ環を形成する;
または
(iii)R3およびR4は、それらが結合している窒素原子と一体となって、該窒素原子を含む4~7員飽和ヘテロ環から選択される基を形成し、該飽和ヘテロ環は4~7員の飽和または不飽和脂環または窒素、酸素および硫黄の群から選択される1~3個のヘテロ原子を有するヘテロ環との縮合またはスピロ環を形成する;
但し、水素HおよびHの一方のみが同時に存在し、かつ水素HおよびHが結合するピラゾール環における二重結合位置は、水素HおよびHの何れが存在するかに基づき決定される。〕
の化合物またはその薬学的に許容される塩に関する。
本発明のある態様において、化合物のピラゾール環は式(Ia)
Figure 2022510386000004
に示す形態であり、該式(Ia)おいて、R1、R2、R3、R4およびR5は上で定義するとおりである。
本発明のある実施態様において、置換基R1はH、FおよびClからなる群から選択され、置換基R2はH、FおよびClからなる群から選択され、置換基R3、R4およびR5は上で定義するとおりである。
本発明のある実施態様において、置換基R1はH、FおよびClからなる群から選択され、置換基R2はHまたはFであり、置換基R3、R4およびR5は上で定義するとおりである。
本発明のある実施態様において、置換基R1はHであり、置換基R2はFであり、置換基R3、R4およびR5は上で定義するとおりである。
本発明のある実施態様において、置換基R3はHであり、置換基R4は窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、C1-4アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲンおよびC(O)N(C1-3-アルキル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員不飽和または芳香族ヘテロ環であり、あるいはR4は式
Figure 2022510386000005
の置換基である。
本発明のある実施態様において、置換基R3はHであり、置換基R4は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、C1-4-アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲンおよびC(O)N(C1-3-アルキル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている5員不飽和または芳香族ヘテロ環である。
本発明のある実施態様において、置換基R4は1~3個のヘテロ原子を含む5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環であり、ここで、5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環の1~3個のヘテロ原子は窒素および酸素から独立して選択され、5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環の1~3個のヘテロ原子は2個の窒素および1個の硫黄から独立して選択されまたは5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環の1~3個のヘテロ原子は2個の窒素および1個の酸素から独立して選択され、置換基R1、R2およびR3は上に定義するとおりであるまたはその薬学的に許容される塩である。
本発明のある実施態様において、置換基R1はH、ClまたはFからなる群から選択され、置換基R2はH、ClまたはFからなる群から選択され、置換基R3はHであり、置換基R4は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、C1-4アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲンおよびC(O)N(C1-3-アルキル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員芳香族ヘテロ環であり、あるいは置換基R4は式
Figure 2022510386000006
の置換基であるまたはその薬学的に許容される塩である。
本発明のある実施態様において、置換基R1はHまたはFであり、置換基R2はHまたはFであり、置換基R3はHであり、置換基R4は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、C1-4アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲンおよびC(O)N(C1-3-アルキル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員芳香族ヘテロ環であり、あるいは置換基R4は式
Figure 2022510386000007
の置換基であるまたはその薬学的に許容される塩である。
本発明のある実施態様において、置換基R1はHであり、置換基R2はHまたはFであり、置換基R3はHであり、置換基R4は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、C1-4-アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲンおよびC(O)N(C1-3-アルキル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員芳香族ヘテロ環であるまたはその薬学的に許容される塩である。
本発明のある実施態様において、置換基R1はHであり、置換基R2はFであり、置換基R3はHであり、置換基R4は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、メチル、メトキシ、FおよびC(O)N(メチル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員芳香族ヘテロ環である、あるいは置換基R4は式
Figure 2022510386000008
の置換基であるまたはその薬学的に許容される塩である。
本発明のある態様において、式(I)の化合物は次の一覧から選択される化合物またはその薬学的に許容される塩である。
- 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)プロパンアミド、
- N-(5-シアノピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド、
- 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド、
- 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド、
- 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)プロパンアミド、
- 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド、
- 6-(3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド)-N,N-ジメチルニコチンアミド、
- N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド、
- N,N-ジメチル-6-(3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド)ニコチンアミド、
- 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパンアミド、
- 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)プロパンアミド、
- N-(5-(tert-ブチル)イソキサゾール-3-イル)-3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド、
- N-(5-フルオロピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド、
- N-(4-フルオロピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミドおよび
- 3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパンアミド。
本発明はまた式(I)の化合物の製造方法にも関し、該方法において、式(II)の化合物をヒドラジン水和物と反応させて、式(I)の化合物を形成する。
Figure 2022510386000009
式(I)を有する本発明の化合物の製造法は、より具体的に、式(II)の化合物をメタノール(1.5mL)に溶解する方法を含む。ヒドラジン水和物(200mol%)を加え、+50℃で、窒素下、30分間撹拌する。溶媒を蒸発させる。蒸発残留物を酢酸エチルに溶解し、1N 塩酸で2回洗浄する。水層を合わせ、次いで酢酸エチルで洗浄し、最後に水層を中和し(pH約8)、生成物を酢酸エチルで抽出する。生成物をクロマトグラフィーまたは結晶化により精製する。本発明の化合物の製造の種々の方法のさらなる詳細は、実施例に見られ得る。
本発明はまた式(II)の中間体にも関する。
さらに本発明は、医薬として使用するための式(I)の化合物に関する。具体的に、医薬は、乳癌、前立腺癌腫、卵巣癌、子宮癌、子宮内膜癌、子宮内膜増殖症、子宮内膜症、子宮筋腫、腺筋症、多嚢胞性卵巣症候群、月経困難症、月経過多、不正子宮出血、避妊、前立腺痛、良性前立腺肥大、尿路機能不全、下部尿路症状、慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性硬化症、肥満、関節リウマチ、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺癌、結腸癌、組織創傷、皮膚皺および白内障からなる群から選択される疾患の処置または予防における使用のためであり得る。
なおさらに本発明は、1以上の薬学的に許容される添加物と共に有効量の1以上の式(I)の化合物を含む、医薬組成物にも関する。医薬組成物は、1以上の他の活性成分も含み得る。
式(I)の化合物の代表例を表1に示す。
Figure 2022510386000010
Figure 2022510386000011
Figure 2022510386000012
Figure 2022510386000013
Figure 2022510386000014
Figure 2022510386000015
発明の実施例
合成出発物質および前駆体の製造
出発物質酸IXの製造
化合物SM-IXをエストロンから合成した(スキーム1)。Horwitz et al (J. Med. Chem., 1986, 29 (5), 692-698)の方法によりアミンSM-IIIを得て、それをLabrie et al. WO2008124922の条件を使用して、フッ素化した。フルオライドSM-IVを、Kobayashi et (Tetrahedron, 71(35), 5918-5924; 2015)のシリル化/酸化法によりエノンSM-VIに変換した。SM-VIからSM-IXへのアリル化、ヒドロボレーションおよび酸化を、特許WO2005/047303およびWO2006/125800のとおり実施した。
Figure 2022510386000016
化合物SM-IV:
Figure 2022510386000017
化合物SM-III(11.00g、40.8mmol、100mol%)のジクロロメタン(430mL)溶液を、-15℃で窒素下撹拌しながら非希釈三フッ化ホウ素ジエチルエーテラート(7.9mL、64.20mmol、157mol%)に加えた(約10~15分かけて添加)。反応混合物を15分間、-15℃で撹拌して、その後亜硝酸tert-ブチル(5.9mL、49.80mmol、122mol%)のジクロロメタン(50mL)溶液を、10分間かけて滴下した。反応混合物をさらに15分間、-15℃でおよびその後0~5℃で30分間撹拌した。
溶液をn-ペンタン(2.25L)に加えて、ベージュ色沈殿を得た。液体を傾捨し、残留物をさらなるn-ペンタン(400mL)で洗浄した。ベージュ色固体(12.00g)を、室温で一夜、減圧下乾燥させた。
粗製物質を、溶媒系としてn-ヘキサンおよび酢酸エチル(10~30%)を使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。クリーム色固体としての化合物SM-IVの収率は70%(7.82g)であった。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 0.91 (s, 3H, -CH3), 1.34-1.70 (m, 6H), 1.93-1.99 (m, 1H), 2.04-2.21 (m, 3H), 2.27-2.46 (m, 2H), 2.48-2.56 (m, 1H), 2.66-2.77 (m, 1H), 2.95-3.03 (m, 1H), 6.84-6.90 (m, 1H, -ArH), 7.06-7.16 (m, 2H, 2x-ArH)
化合物SM-V:
Figure 2022510386000018
tert-ブチルジメチルシリルトリフラート(7.1mL、31.10mmol、110mol%)を、20分間かけて、撹拌中の化合物SM-IV(7.70g、28.27mmol、100mol%)およびトリエチルアミン(6.0mL、42.72mmol、151mol%)のジクロロメタン(75mL)溶液に室温で窒素下加え、2時間撹拌した。
反応混合物をジクロロメタン(95mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2×70mL)および塩水(70mL)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。クリーム色固体としての化合物SM-Vの収率は定量的(11.42g)であり、さらに精製することなく次反応で使用した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 0.14-0.19 (m, 6H, 2x-CH3), 0.86 (s, 3H, -CH3), 0.94 (s, 9H, 3x-CH3), 1.21-1.62 (m, 5H), 1.78-2.06 (m, 3H), 2.08-2.16 (m, 1H), 2.25-2.38 (m, 2H), 2.64-2.88 (m, 1H), 2.90-2.99 (m, 1H), 4.48 (dd, 1H, J= 3.1, 1.5 Hz), 6.82-6.88 (m, 1H, -ArH), 7.05-7.13 (m, 2H, 2x-ArH)
化合物SM-VI:
Figure 2022510386000019
化合物SM-V(11.42g、28.27mmol、100mol%)および酢酸パラジウム(0.63g、2.83mmol、10mol%)のジメチルスルホキシド(75mL)およびジクロロメタン(50mL)の混合物を、35℃で、酸素雰囲気(バルーン)下、16時間撹拌し、酢酸パラジウム(126mg、0.56mmol、2mol%)を混合物に加え、さらに7時間、35℃で撹拌した。
反応混合物を室温に冷却し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(300mL)に注加した。混合物を酢酸エチル(400mL)で抽出した。有機層を水(300mL)および塩水(200mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、橙色/褐色固体を得た。
粗製物質を、溶媒系としてn-ヘキサンおよび酢酸エチル(0~30%)を使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。ピンク色がかった/白色固体としての化合物SM-VIの収率は72%(5.50g)であった。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 1.11 (s, 3H, -CH3), 1.46-1.58 (m, 1H), 1.66-1.88 (m, 3H), 1.97-2.07 (m, 1H), 2.23-2.31 (m, 1H), 2.35-2.54 (m, 3H), 2.72-2.84 (m, 1H), 3.03 (dd, 1H, J=17.9, 6.4 Hz), 6.11 (dd, 1H, J=6.0, 3.2 Hz), 6.83-6.92 (m, 1H, -ArH), 7.05-7.18 (m, 2H, 2x-ArH), 7.63-7.66 (m, 1H)
MS m/z (ES+): 271 (M + H)
化合物SM-VII:
Figure 2022510386000020
乾燥した三首フラスコに、窒素雰囲気下、ヨウ化銅(7.90g、41.48mmol、350mol%)、塩化リチウム(1.76g、41.48mmol、350mol%)および無水テトラヒドロフラン(60mL)を仕込んだ。混合物を20分間、室温で撹拌し、-70℃に冷却した。アリルマグネシウムブロマイド(41.5mL、41.48mmol、350mol%)を、次いで、-70℃未満の温度を維持しながら滴下した。クロロトリメチルシラン(5.3mL、41.48mmol、350mol%)を、-70℃未満の温度を維持しながら反応混合物に滴下し、続いて化合物SM-VI(3.20g、11.85mmol、350mol%)の無水テトラヒドロフラン(60mL)の溶液を、温度を-65℃未満に維持しながら滴下した。反応混合物を室温までゆっくり温め、一夜撹拌した。
混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液(75mL)に注加し、酢酸エチル(3×70mL)で抽出した。合わせた抽出物を1M HCl(2×50mL)、水(2×50mL)および希アンモニア水溶液(5×25mL)で洗浄した(溶液が無色になるまで)。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物質を、溶媒系としてn-ヘキサンおよび酢酸エチル(10%)を使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。化合物SM-VIIの収率は77%(2.85g)であった。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 1.05 (s, 3H, -CH3), 1.40-1.57 (m, 3H), 1.71-1.82 (m, 2H), 1.89-1.96 (m, 1H), 2.04-2.20 (m, 2H), 2.31-2.50 (m, 6H), 2.72-2.84 (m, 1H), 2.94-3.03 (m, 1H), 5.02-5.08 (m, 2H, CH=CH2), 5.69-5.81 (m, 1H, CH=CH2), 6.88 (t, 1H, ArH, J=8.7Hz), 7.05-7.16 (m, 2H, 2xArH)
化合物SM-VIII:
Figure 2022510386000021
乾燥窒素で通気したフラスコに、化合物SM-VII(2.85g、9.13mmol、100mol%)および無水テトラヒドロフラン(70mL)を仕込んだ。ボランTHF錯体1M溶液(18.3mL、18.30mmol、200mol%)を、先の溶液に滴下した。得られた反応混合物を1時間還流し、氷浴で-5℃に冷却し、3M水酸化ナトリウム水溶液(28mL)を極く注意深く加えた。反応が完了し、発泡が止んだ後、過酸化水素30%(28mL)を加え、混合物を、2時間穏やかに還流した。
反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル(3×70mL)で抽出した。合わせた抽出物を水(2×50mL)および塩水(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。化合物SM-VIIIの収率は定量的(3.09g)であった。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 0.82 (s, 3H, -CH3), 1.13-1.64 (m, 9H), 1.81-1.88 (m, 1H), 1.91-2.06 (m, 2H), 2.16-2.27 (m, 2H), 2.30-2.39 (m, 1H), 2.63-2.74 (m, 1H), 2.81-2.89 (m, 1H), 3.54-3.69 (m, 3H), 6.76-6.82 (m, 1H, -ArH), 6.98-7.08 (m, 2H, 2x-ArH)
酸SM-IX:[3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16、17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパン酸]
Figure 2022510386000022
過ヨウ素酸(5.15g、22.60mmol、500mol%)および三酸化クロム(23mg、0.23mmol、5.0mol%)を、アセトニトリル(36mL)および水(12mL)の混合物に溶解した。溶液を、氷/塩浴で0℃に冷却した。化合物SM-VIII(1.5g、4.52mmol、100mol%)のアセトニトリル(30mL)中のスラリーを、温度を0℃以下に維持しながら、40分間かけて先の溶液に加えた。反応混合物を1時間、0℃で撹拌し、次いで混合物を室温にゆっくり温め、3.5時間撹拌した。
反応混合物を、リン酸水素二ナトリウム水溶液(100mL中約5g)に注加し、酢酸エチル(3×60mL)で抽出した。有機抽出物を合わせ、5%亜硫酸水素ナトリウム水溶液(2×40mL)、水(50mL)および塩水(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物質を、溶媒系としてn-ヘキサン、酢酸エチル(10~30%)および酢酸(1%)を使用するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。生成物をトルエン(50mL)に溶解し、15分間撹拌した。溶媒を減圧下除去し、固体を、50℃で減圧下乾燥させた。白色固体としての酸SM-IXの粗収率は71%(1.11g)であった。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 0.99 (s, 3H, -CH3), 1.31-1.53 (m, 3H), 1.55-1.78 (m, 3H), 1.83-2.00 (m, 2H), 2.09-2.17 (m, 1H), 2.23-2.47 (m, 7H), 2.68-2.80 (m, 1H), 2.88-2.97 (m, 1H), 6.81 (t, 1H, -ArH, J=8.6 Hz), 6.98-7.10 (m, 2H, 2x-ArH)
MS m/z (ES-): 343 (M - H)
出発物質酸SM-XVの製造
C-3フルオロSM-XVを、Messinger et al. Mol Cell Endocrinol. 2009 (301) 216-224に開示のとおり合成し得る化合物SM-Xを介して、エストロンから合成した(スキーム2)。エストロンから出発する化合物Xの詳細な合成は、WO2008065100、WO2005/047303およびWO2006/125800に記載されている。酸SM-Xを、硫酸存在下、メタノール中で加熱してメチル化し、続いてトリフラート化した。ビストリブチルスズ誘導体SM-XIIIを対応するトリフラートSM-XIIから製造し、続いてXIVに75%収率でフッ素化した(参照WO2010059943およびFuruya et al., JACS 2009, 13 (15), 1662)。いくつかのエストロンデオキシフッ素化法が利用可能である(Labrie, Fernand et al. PCT Int. Appl., 9946279, 16 Sep 1999; Labrie, Fernand et al. PCT Int. Appl., 2004089971, 21℃t 2004)。
Figure 2022510386000023
化合物XIII:
Figure 2022510386000024
スクリューキャップ密封式チューブに、化合物SM-XII(10.0g、20.47mmol、100mol%)および1,4-ジオキサン(120mL)を加えた。ビストリブチルスズ(230.7mL、40.99mmol、200mol%)およびLiCl(4.2g、102.3mmol、500mol%)を反応混合物に加えた。反応混合物を10分間アルゴンガスで脱気し、次いでPd(PPh)(1.41g、1.22mmol、6mol%)を加えた。チューブを窒素下密封し、混合物を撹拌し、100℃に予熱した油浴で4時間加熱した。混合物を室温に冷却し、水(100mL)で反応停止させ、酢酸エチル(2×200mL)で抽出し、次いでセライトで濾過し、酢酸エチルで十分洗浄した。溶媒を、褐色粘性油状物まで濃縮した。粗製生成物を、ヘキサン中0~10%酢酸エチルの勾配で精製するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、化合物SM-XIIIを得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm: 7.29-7.19 (m, 3H), 3.69 (s, 3H), 2.95 (bs, 2H), 2.42-0.87 (m, 46H). MS m/z (ES+):不十分なイオン化。
化合物SM-XIV:
Figure 2022510386000025
撹拌中の化合物SM-XIII(14.0g、22.2mmol、1.0当量)のアセトン(140mL)溶液に、室温でAgOTf(11.41g、44.4mmol、2.0当量)を加えた。反応混合物を0℃に冷却し、1-クロロメチル-4-フルオロ-1,4-ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(ヘキサフルオロホスフェート)(12.53g、26.6mmol、1.2当量)を加え、反応混合物を40分撹拌した。水(100mL)で反応停止させ、酢酸エチル(2×150mL)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製化合物を、ヘキサン中0~20%酢酸エチルで溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。化合物SM-XIV(6.0g、75.9%)が白色固体として得られた。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 7.30-7.27 (m,1H), 7.10-7.08 (d, 1H, J=8 Hz), 6.94-6.89 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 2.87 (bs, 2H), 2.45-2.07 (m, 8H), 1.86-1.32 (m, 8 H), 0.95 (s, 3H). MS m/z (ES+):不十分なイオン化。
酸SM-XV:
Figure 2022510386000026
撹拌中の化合物SM-XIV(6.0g、16.7mmol、1.0当量)のTHF(60mL)、水(10.5mL)溶液に、LiOH.HO(1.41g、33.5、2.0当量)を加え、4時間、RTで撹拌した。反応混合物を10℃に冷却し、1N HCl(pH=6)で中和し、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製化合物をn-ペンタン(2×10mL)で摩砕し、続いて分取HPLC精製により、酸SM-XV(2.2g、38.19%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 12.06 (s, 1H), 7.29-7.27 (d, 1H, J=8 Hz), 7.16-7.14 (d, 2H, J=8 Hz), 2.87 (bs, 2H), 2.37-2.12 (m, 8H), 1.82-1.67 (m, 4H), 1.55-1.38 (m, 4H), 0.84 (s, 3H). MS m/z (ES+): 343.23 (M - H)
酸SM-XVII
スキーム3のトリフラートSM-XIIを、Messinger et al、WO2008065100の方法により製造した。SM-XIIを、トリス(ジベンジリデン-アセトン)ジパラジウム(0)存在下、t-BuBrettPhosを使用してクロロ誘導体SM-XVIに変換し(Pan et al., Organic Letters, 13(18), 4974-4976; 2011)、続いてTHF:水LiOH処理して、所望の酸SM-XVIIを得た。
Figure 2022510386000027
化合物SM-XVI:
Figure 2022510386000028
スクリューキャップ密封式チューブにトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.084g、0.092mmol、3mol%)およびt-BuBrettPhos(0.133g、0.27mmol、9mol%)および1,4-ジオキサン(10mL)を仕込み、窒素下チューブを密封した。混合物を撹拌し、130℃に予熱した油浴で3分間加熱した。触媒混合物を室温に冷却し、この混合物を、化合物SM-XII(1.5g、3.04mmol、100mol%)の1,4-ジオキサン(11mL)溶液、塩化カリウム(0.908g、12.28mmol、400mol%)およびフッ化カリウム(0.178g、3.0mmol、100mol%)に加えた。混合物を撹拌し、予熱した油浴で、130℃で3時間加熱した。混合物を室温に冷却し、次いでセライトで濾過し、酢酸エチルで洗浄した。溶媒を濃縮して、褐色粘性油状物を得た。粗製生成物を、0~20%勾配で溶出するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、SM-化合物XVIを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 7.29-7.27 (d, 1H, J=8 Hz), 7.16-7.14 (d, 2H, J=8 Hz), 3.59 (s, 3H), 2.87 (bs, 2H), 2.41-2.07 (m, 8H), 1.85-1.38 (m, 8 H), 0.95 (s, 3H). MS m/z (ES+):不十分なイオン化。
酸SM-XVII:
Figure 2022510386000029
撹拌中の化合物SM-XVI(1.7g、4.54mmol、1.0当量)のTHF:MeOH:水(12.5mL、2:2:1)溶液に、LiOH.HO(0.572g、13.6、3.0当量)をRTで加えた。反応混合物を、80℃で1.5時間加熱した。反応進行を、TLCおよびLC-MSでモニターした。反応混合物をRTに冷却し、水(10mL)で希釈し、酢酸エチル(3×3mL)で洗浄した。水層を1N HCl(pH=6)で中和し、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製生成物をn-ペンタン(2×10mL)で摩砕して、酸SM-XVII(1.3g、79%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 12.06 (s, 1H), 7.29-7.27 (d, 1H, J=8 Hz), 7.16-7.14 (d, 2H, J=8 Hz), 2.87 (bs, 2H), 2.37-2.12 (m, 8H), 1.82-1.67 (m, 4H), 1.55-1.38 (m, 4H), 0.84 (s, 3H). MS m/z (ES+): 358.9 (M - H)
出発物質酸SM-XXVIの製造:
化合物SM-XXVIを、Messinger et al、WO2008065100の方法により製造したトリフラートSM-XVIIIを介して、エストロンから合成した。C15-C16 SM-XXIIIを、WO2008065100に記載の方法により製造した。SM-XXIIIからSM-XXVIへのアリル化、ヒドロボレーションおよび酸化は、特許WO2005/047303およびWO2006/125800のとおり実施した。
Figure 2022510386000030
酸SM-XXVI:
Figure 2022510386000031
撹拌中の(8R,9S,13S,14S,15R)-15-(3-ヒドロキシプロピル)-13-メチル-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オール(44.0g、0.140mol)のアセトン(875mL)溶液を0℃に冷却した。別のRBFに、ジョーンズ試薬を、クロム酸(35g、0.350mol)の水(350mL)および濃硫酸(41.14g、0.420mol)に溶解することにより調製した。調製したジョーンズ試薬を、出発物質溶液に45分間かけて加え、温度を0~2℃で2~3時間維持した。反応物を氷冷水(875mL)で冷却し、粘性物質を濾過し、3N NaOH溶液(200mL)に溶解した。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。水層を2N HCl水溶液(pH=6)およびで中和し、酢酸エチル(3×200ml)で抽出した。合わせた有機層を塩水(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を蒸発させて、固体酸SM-XXVI 3-((8R,9S,13S,14S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパン酸(24g、52%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 12.0 (s, 1H), 7.27-7.25 (d, 1H, J=8 Hz), 7.13-7.05 (m, 3H,), 2.87 (bs, 2H), 2.41-2.10 (m, 8H), 1.87-1.36 (m, 8H), 0.95 (s, 3H)
MS m/z (ES+): 325.23 (M - H)
一般的事項
市販グレード反応材および溶媒を、さらに精製することなく使用した。薄層クロマトグラフィー(TLC)を、Merckプレート;プレコートアルミニウムシート上で実施した。プレートの可視化は、以下により実施した:1)紫外線照射(254nm)、2)プレートをアニスアルデヒドまたはバニリン溶液に浸し、続いて加熱。H-NMRスペクトルを、Bruker DPX(200MHz)またはAvance III 400(400MHz)スペクトロメーターを、記載する溶媒を使用して測定た。
Figure 2022510386000032
工程Aの合成方法:
方法A1:T3P法によるアミド製造のための一般的手順
酸(100mg、100mol%)を乾燥THF(3mL)に溶解した。対応するアミン(200mol%)およびピリジン(300mol%)を加えた。T3P(200mol%)を反応混合物に滴下した。反応が完了するまで室温または+50℃で撹拌した。蒸発残留物をEtOAcに溶解し、10%NaHCOを注意深く加えた。水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、希HCl、水および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。粗製生成物を、一般にクロマトグラフィーにより精製した。
方法A2:EDCI法によるアミド製造の一般的手順
酸(150mg、100mol%)を乾燥DMFまたはDCM(4mL)に溶解した。HOBt(220mol%)およびEDCI(220mol%)およびアミン(200mol%)を反応混合物に加え、反応が完了するまで+50℃で撹拌を続けた。水(4ml)を反応混合物に加え、水添加により生成物が沈殿したとき、続いて数回水で洗浄した。
方法A3:EDCI法によるアミド製造の変更された手順
酸(200mg、100mol%)を乾燥ジクロロメタン(4mL)に溶解した。アミン(150mol%)、N-メチルモルホリン(300mol%)および1-ヒドロキシ-1H-ベンゾトリアゾール(220mol%)を反応混合物に加えた。5分間撹拌後、反応混合物を0~5℃に冷却した。EDCl(220mol%)を反応混合物に加えた。反応が完了するまで室温で撹拌した。反応混合物をDCM(約5ml)で希釈し、0.5N HCl溶液(2×10ml)、水(3×10ml)および塩水(2×10ml)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ。粗製生成物を、必要であれば精製した。
工程Bの合成方法:
方法B:ギ酸エチル/NaH法によるヒドロキシメチレンの製造の一般的手順
C-15位置に適当なアミド単位を含むステロイド性C-17カルボニル中間体(95mg、100mol%)をトルエン(3×10mL)と共蒸発させ、次いで乾燥THF(400μl)に溶解した。反応混合物に、窒素下、乾燥トルエン(1000μl)、ギ酸エチル(600mol%)およびNaH(450mol%)を加え、次いで反応が完了するまで室温で撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物をEtOAcに溶解し、希塩酸、水および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。
工程Cの合成方法:
方法C:ヒドラジン水和物法によるピラゾール製造の一般的手順
ヒドロキシメチレン誘導体(90~100mg、100mol%)をメタノール(1.5mL)に溶解した。ヒドラジン水和物(200mol%)を加え、+50℃で、窒素下、30分間撹拌した。溶媒を蒸発させた。蒸発残留物を酢酸エチルに溶解し、1N 塩酸で2回洗浄した。水層を合わせ、次いで酢酸エチルで洗浄し、最後に水層を中和し(pH~8)、生成物を酢酸エチルで抽出した。生成物をクロマトグラフィーまたは結晶化または摩砕により精製した。
化合物1
N-(5-シアノピリジン-2-イル)-3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000033
化合物1を、酸SM-IXおよび5-シアノ-2-アミノピリジンから、方法A1で、一夜室温で撹拌することにより製造した。収率は、83%であった。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.33-2.48 (m, 15H), 2.57 (m, 1H), 2.68-2.90 (m, 2H), 6.97 (dd, 1H), 7.14 (m, 2H), 8.25 (s, 2H), 8.78 (s, 1H), 11.04 (s, 1H)
化合物2
N-(5-シアノピリジン-2-イル)-3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000034
化合物2を、化合物1から、方法Bにより、一夜、室温で撹拌することにより、51%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.38-2.37 (m, 12H), 2.64 (m, 2H), 2.74-2.96 (m, 3H), 6.96 (dd, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.57 (s, 1H), 8.23 (m, 2H), 8.76 (s, 1H), 11.03 (s, 1H)
化合物3
N-(5-シアノピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000035
化合物3を、化合物2から、方法Cにより80%収率で製造して、クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11(s, 3H), 1.43-2.45 (m, 11H), 2.56 (m, 2H), 2.76-2.93 (m, 3H), 6.97 (dd, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.39 (s, 1H), 8.25 (m, 2H), 8.79 (d, 1H), 11.08 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物4
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000036
化合物4を、酸SM-IXおよび3-アミノ-6-メトキシピリダジンから、方法A2により4時間、室温で撹拌して製造した。収率は、95%であった。
1H-NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.20-2.47 (m, 16H), 2.60-2.97 (m, 2H), 3.98 (s, 3H), 6.89-7.06 (m, 1H), 7.08-7.21 (m, 2H), 7.25 (d,1H), 8.26 (d, 1H), 10.94 (br s, 1H)
化合物5
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000037
化合物5を、化合物4から、方法Bにより、89%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.38-2.37 (m, 11H), 2.68-2.98 (m, 5H), 3.98 (s, 3H), 6.97 (dd, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.23 (d, 1H), 7.55 (s, 1H), 8.24 (d, 2H), 10.87 (s, 1H)
化合物6
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000038
化合物6を、化合物5から、方法Cにより、55%収率で製造して、粗製生成物をヘプタン-エタノール1:1混合物での摩砕により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11(s, 3H), 1.41-2.44 (m, 11H), 2.53-2.92 (m, 5H), 3.99 (s, 3H), 6.97 (dd, 1H), 7.15 (m, 2H), 7.24 (d, 1H), 7.42 (s, 1H), 8.26 (d, 1H), 10.97 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物7
N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000039
化合物7を、酸SM-IXから、2-アミノ-3,5-ジフルオロピリジンをアミンとして使用して、方法A1により、2時間、室温で撹拌して製造した。収率は、91%であった。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.34-2.55 (m, 16H), 2.69-2.90 (m, 2H), 6.97 (dd, 1H), 7.14 (m, 2H), 8.01 (dd, 1H), 8.34 (d, 1H), 10.31 (s, 1H)
化合物8
N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシルメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000040
化合物8を、化合物7から、方法Bにより、3時間、室温で撹拌することにより、96%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.39-2.45 (m, 12H), 2.67-2.96 (m, 5H), 6.97 (dd, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.57 (s, 1H), 8.00 (m, 1H), 8.33 (d, 1H), 10.31 (s, 1H)
化合物9
N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000041
化合物9を、化合物8から、方法Cにより、84%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.37-2.48 (m, 13H), 2.71-2.92 (m, 3H), 6.97 (dd, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.44 (s, 1H), 8.00 (m, 1H), 8.34 (d, 1H), 10.36 (s, 1H), 12.14 (br s, 1H)
化合物10
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000042
化合物10を、方法A1により、酸SM-IXから、2-アミノ-5-フルオロピリジンをアミンとして使用して、3時間、室温で撹拌して、99%収率で製造した。
1H NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3 H), 1.24 - 2.46 (m, 16 H), 2.59 - 3.03 (m, 2 H), 6.90 - 7.05 (m, 1 H), 7.06 - 7.22 (m, 2 H), 7.73 (td, 1 H), 8.15 (dd, 1 H), 8.32 (d, 1 H), 10.63 (s, 1 H). MS m/z (TOF ES+): 439 (M+1)
化合物11
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000043
化合物11を、化合物10から、方法Bにより、99%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.39-2.37 (m, 11H), 2.58 (m, 2H), 2.70-2.97 (m, 3H), 6.96 (dd, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.54 (s, 1H), 7.71 (m, 1H), 8.14 (dd, 1H), 8.30 (d, 1H), 10.55 (s, 1H), 10.99 (br s, 1H)
化合物12
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000044
化合物12を、化合物11から、方法Cにより、90%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11(s, 3H), 1.48-2.42 (m, 13H), 2.72-2.93 (m, 3H), 6.97 (dd, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.40 (s, 1H), 7.72 (m, 1H), 8.15 (m, 1H), 8.31 (d, 1H), 10.66 (s, 1H), 12.15 (br s, 1H)
化合物13
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000045
化合物13を、THF中で、酸SM-IXおよび2-アミノ-4-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、83%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.36-1.46 (m, 3H), 1.58-1.74 (m, 4H), 1.89-1.94 (m, 1H), 2.16- 2.43 (m, 7H), 2.68-2.91 (m, 3H), 6.95-7.04 (m, 2H), 7.05-7.20 (m, 2H), 7.93 (dd, 1H), 8.34 (dd, 1H), 10.83 (s, 1H)
化合物14
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000046
化合物14を、化合物13から、方法Bにより、44%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.32-2.30 (m, 12H), 2.55-2.96 (m, 5H), 6.96 (dd, 1H), 7.02 (m, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.56 (s, 1H), 7.92 (dd, 1H), 8.34 (m, 1H), 10.80 (s, 1H)
化合物15
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000047
化合物15を、化合物14から、方法Cにより、57%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11(s, 3H), 1.40-2.42 (m, 13H), 2.76-2.93 (m, 3H), 6.97 (dd, 1H), 7.03 (m, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.40 (s, 1H), 7.93 (dd, 1H), 8.36 (dd, 1H), 10.87 (s, 1H), 12.16 (br s, 1H)
化合物16
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000048
化合物16を、酸SM-IXおよび2-アミノピリジンを出発物質として使用して、方法A2により、一夜の反応時間で、51%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.34-1.47 (m, 3H), 1.59-1.68 (m, 4H), 1.78-1.90 (m, 1H), 2.17- 2.46 (m, 8H), 2.68-2.82 (m, 2H), 6.95-6.99 (m, 1H), 7.07-7.13 (m, 1H), 7.14-7.20 (m, 2H), 7.76 (dd, 1H), 8.10 (d, 1H), 8.30 (dd, 1H), 10.50 (s, 1H)
化合物17
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000049
化合物17を、化合物16から、方法Bにより、97%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.35-2.23 (m, 12H), 2.68-2.98 (m, 5H), 6.96 (dd, 1H), 7.05 (m, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.70 (s, 1H), 7.75 (dd, 1H), 8.09 (d, 1H), 8.30 (m, 1H), 10.70 (s, 1H)
化合物18
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000050
化合物18を、化合物17から、方法Cにより、91%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11(s, 3H), 1.40-2.45 (m, 13H), 2.67-2.99 (m, 3H), 6.97 (dd, 1H), 7.07 (m, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.76 (dd, 1H), 8.10 (d, 1H), 8.30 (d, 1H), 10.54 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物19
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000051
化合物19を、方法A2により、DMF中、+50℃で2時間撹拌して、酸SM-IXおよび5-メトキシ-2-アミノピリジンを出発物質として使用して、一夜の反応時間で、80%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, CDCl3): 1.07 (s, 3H), 1.35-2.53 (m, 16H), 2.72-3.03 (m, 2H), 3.85 (s, 3H), 6.83-6.92 (m, 1H), 7.05-7.18 (m, 2H), 7.24-7.30 (m, 1H), 7.92-8.01 (m, 2H), 8.15 (d, 1H)
化合物20
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000052
化合物20を、化合物19から、方法Bにより、定量的収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.41-2.35 (m, 12H), 2.68-2.96 (m, 4H), 3.80 (s, 3H), 6.96 (m, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.40 (d, 1H), 7.55 (s, 1H), 8.01 (s, 2H), 10.32 (s, 1H), 11.04 (br s, 1H)
化合物21
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000053
化合物21を、化合物20から、方法Cにより、57%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.40-2.47 (m, 13H), 2.70-2.99 (m, 3H), 3.80 (s, 3H), 6.97 (m, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.41(s, 2H), 8.03 (m, 2H), 10.41 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物22
4-(3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパノイル)ピペラジン-2-オン
Figure 2022510386000054
化合物22を、THF中、酸SM-IXおよびピペラジン-2-オンを出発物質として使用して、方法A1により、3時間の反応時間で、81%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.37-2.45 (m, 17H), 2.68-2.90 (m, 2H), 3.57-3.64 (m, 4H), 3.93 (dd, 1H), 6.97 (m, 1H), 7.13-7.20 (m, 2H), 8.09 (d, 1H)
化合物23
4-(3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパノイル)ピペラジン-2-オン
Figure 2022510386000055
化合物23を、化合物22から、方法Bにより、71%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.35-2.37 (m, 14H), 2.67-2.92 (m, 3H), 3.16-3.25 (m, 3H), 3.58-3.67 (m, 2H), 3.93 (d, 1H), 6.97 (dd, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.53 (s, 1H), 8.11 (d, 1H)
化合物24
4-(3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパノイル)ピペラジン-2-オン
Figure 2022510386000056
化合物24を、化合物23から、方法Cにより、36%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 13H), 2.67-2.92 (m, 3H), 3.15-3.25 (m, 2H), 3.51-3.68 (m, 2H), 3.92 (d, 1H), 4.02-4.08 (dd, 1H), 6.98 (m, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.45 (d, 1H), 8.10 (d, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物25
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000057
化合物25を、THF中、200mol%のEDCIおよびHOBTから、酸SM-IXおよび2-アミノ-4-メチルピリジンを出発物質として使用して、方法A2により、4.5時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、37%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.48 (m, 16H), 2.30 (s, 3H), 2.65-2.78 (m, 1H), 2.80-2.92 (m, 1H), 6.90-6.93 (m, 1H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.10-7.21 (m, 2H), 7.95 (s, 1H), 8.13-8.17 (m, 1H), 10.42 (s, 1H)
化合物26
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000058
化合物26を、500mol%のギ酸エチルおよび300mol%のNaHを使用して、化合物25から、方法Bにより、5時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.33-2.60 (m, 13H), 2.30 (s, 3H), 2.65-3.00 (m, 3H), 6.92 (d, 1H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.10-7.21 (m, 2H), 7.55 (s, 1H), 7.94 (s, 1H), 8.14 (d, 1H), 10.35 (s, 1H), 11.00 (br s, 1H)
化合物27
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000059
化合物27を、化合物26から、方法Cにより、0.5時間の反応時間で、51%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.33-2.60 (m, 13H), 2.30 (s, 3H), 2.69-2.95 (m, 3H), 6.92 (d, 1H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.10-7.21 (m, 2H), 7.42 (s, 1H), 7.96 (s, 1H), 8.16 (d, 1H), 10.47 (s, 1H), 12.16 (br s, 1H)
化合物28
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000060
化合物28を、THF中、酸SM-IXおよび3-アミノ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-2-オンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、86%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 24H), 2.65-2.93 (m, 2H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.12-7.21 (m, 2H), 8.01 (s, 1H), 9.15 (s, 1H), 11.68 (br s, 1H)
化合物29
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000061
化合物29を、化合物28から、方法Bにより、一夜の反応時間で、73%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 21H), 2.65-2.97 (m, 3H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.11-7.21 (m, 2H), 7.55 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 9.00 (s, 1H), 11.20 (br s, 1H), 11.68 (s, 1H)
化合物30
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000062
化合物30を、化合物29から、方法Cにより、2時間の反応時間で、72%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 21H), 2.69-2.97 (m, 3H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.11-7.21 (m, 2H), 7.42 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 9.15 (s, 1H), 11.68 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物31
6-(3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド)-N,N-ジメチルニコチンアミド
Figure 2022510386000063
化合物31を、THF中、酸SM-IXおよび6-アミノ-N,N-ジメチルピリジン-3-カルボキサミドを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.66-2.94 (m, 2H), 2.98 (s, 6H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.12-7.21 (m, 2H), 7.85 (dd, 1H), 8.14 (d, 1H), 8.38 (d, 1H), 10.72 (s, 1H)
化合物32
6-(3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド)-N,N-ジメチルニコチンアミド
Figure 2022510386000064
化合物32を、化合物31から、方法Bにより、一夜の反応時間で、33%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 13H), 2.66-2.94 (m, 3H), 2.97 (s, 6H), 6.93-7.00 (m, 1H), 7.11-7.21 (m, 2H), 7.55 (s, 1H), 7.84 (dd, 1H), 8.14 (d, 1H), 8.37 (d, 1H), 10.66 (s, 1H), 10.98 (br s, 1H)
化合物33
6-(3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド)-N,N-ジメチルニコチンアミド
Figure 2022510386000065
化合物33を、化合物32から、方法Cにより、1時間の反応時間で、59%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.35-2.60 (m, 13H), 2.69-2.94 (m, 3H), 2.98 (s, 6H), 6.93-7.02 (m, 1H), 7.11-7.21 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.85 (dd, 1H), 8.15 (d, 1H), 8.39 (d, 1H), 10.76 (s, 1H), 12.14 (br s, 1H)
化合物34
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-イソプロピルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000066
化合物34を、THF中、酸SM-IXおよび2-アミノ-5-イソプロピルピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、4時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、20%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, CDCl3): 1.07 (s, 3H), 1.25 (s, 3H), 1.28 (s, 3H), 1.34-2.60 (m, 17H), 2.72-3.05 (m, 2H), 6.83-6.92 (m, 1H), 7.05-7.18 (m, 2H), 7.57-7.63 (m, 1H), 8.09-8.17 (m, 2H), 8.49 (br s, 1H)
化合物35
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-イソプロピルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000067
化合物35を、1000mol%のギ酸エチルおよび600mol%のNaHを使用して、化合物34から、方法Bにより、一夜の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、51%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.21 (s, 6H), 1.30-2.63 (m, 14H), 2.64-3.05 (m, 3H), 6.93-7.00 (m, 1H), 7.11-7.21 (m, 2H), 7.56 (s, 1H), 7.63-7.67 (m, 1H), 7.99-8.02 (m, 1H), 8.18 (s, 1H), 10.41 (s, 1H), 11.03 (br s, 1H)
化合物36
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-イソプロピルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000068
化合物36を、化合物35から、方法Cにより、60℃で1時間の反応時間で、88%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.20 (s, 3H), 1.21 (s, 3H), 1.35-2.49 (m, 14H), 2.64-2.95 (m, 3H), 6.93-7.00 (m, 1H), 7.11-7.21 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.66 (dd, 1H), 8.03 (d, 1H), 8.19 (d, 1H), 10.48 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物37
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000069
化合物37を、DCM中、酸SM-IXおよび5-モルホリノピリジン-2-アミンを出発物質としておよびトリエチルアミンを塩基として使用して、方法A1により、2時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、82%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.46 (m, 16H), 2.63-2.80 (m, 1H), 2.81-2.96 (m, 1H), 3.03-3.15 (m, 4H), 3.68-3.80 (m, 4H), 6.90-7.03 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.40 (dd, 1H), 7.95-8.01 (m, 2H), 10.29 (s, 1H)
化合物38
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000070
化合物38を、1500mol%のギ酸エチルおよび1050mol%のNaHを使用して、化合物37から、方法Bにより、2日間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、57%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 13H), 2.63-2.99 (m, 3H), 3.03-3.15 (m, 4H), 3.68-3.80 (m, 4H), 6.90-7.03 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.39 (dd, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.95 (d, 1H), 7.99 (d, 1H), 10.28 (s, 1H), 11.04 (br s, 1H)
化合物39
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000071
化合物39を、化合物38から、方法Cにより、1時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、71%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.35-2.49 (m, 13H), 2.67-2.95 (m, 3H), 3.05-3.14 (m, 4H), 3.69-3.78 (m, 4H), 6.92-7.03 (m, 1H), 7.12-7.22 (m, 2H), 7.39 (dd, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.97 (d, 1H), 8.00 (d, 1H), 10.32 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物40
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000072
化合物40を、DCM中、酸SM-IXおよび1-メチル-4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジンを出発物質としておよびトリエチルアミンを塩基として使用して、方法A1により、2時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、83%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.42 (m, 16H), 2.21 (s, 3H), 2.43-2.48 (m, 4H), 2.63-2.80 (m, 1H), 2.81-2.96 (m, 1H), 3.05-3.15 (m, 4H), 6.93-7.03 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.39 (dd, 1H), 7.92-8.00 (m, 2H), 10.27 (s, 1H)
化合物41
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000073
化合物41を、化合物40から、方法Bにより、一夜の反応時間で、57%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.28 (s, 3H), 2.51-2.60 (m, 4H), 2.63-2.96 (m, 3H), 3.10-3.20 (m, 4H), 6.93-7.03 (m, 1H), 7.09-7.22 (m, 2H), 7.39 (dd, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.93 (d, 1H), 7.99 (d, 1H), 10.28 (s, 1H)
化合物42
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000074
化合物42を、化合物41から、方法Cにより、2.5時間の反応時間で、53%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.21 (s, 3H), 2.42-2.59 (m, 4H), 2.65-2.96 (m, 3H), 3.05-3.20 (m, 4H), 6.93-7.03 (m, 1H), 7.09-7.22 (m, 2H), 7.36-7.39 (m, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.95 (d, 1H), 7.99 (d, 1H), 10.31 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物43
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000075
化合物43を、DCM中、酸SM-IXおよび4-アミノテトラヒドロピランを出発物質として使用して、方法A3により、5時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、56%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.96 (s, 3H), 1.30-2.41 (m, 20 H), 2.67-2.76 (m, 1H), 2.85-2.90 (m, 1H), 3.29-3.30 (m, 2H), 3.70-3.77 (m, 1H), 3.80-3.83 (m, 2H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.84 (d, 1H)
化合物44
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000076
化合物44を、1000mol%のギ酸エチルおよび600mol%のNaHを使用して、化合物43から、方法Bにより、6時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.45 (m, 17 H), 2.65-2.95 (m, 3H), 3.25-3.45 (m, 2H), 3.70-3.95 (m, 3H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.49 (s, 1H), 8.14 (d, 1H), 11.59 (br s, 1H)
化合物45
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000077
化合物45を、方法Cにより、1.5時間の反応時間で、化合物44から、76%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 17 H), 2.65-2.95 (m, 3H), 3.25-3.45 (m, 2H), 3.70-3.90 (m, 3H), 6.94-7.01 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.40 (s, 1H), 7.86 (d, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物46
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000078
化合物46を、THF中、酸SM-IXおよび2-アミノ-4-メトキシピリジンを出発物質として、10時間と一夜、室温で使用して、方法A2により、クロマトグラフィー精製後、47%収率で合成した。反応は、250mol%のアミン、EDCIおよびHOBTを必要とした。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.48 (m, 16H), 2.65-2.78 (m, 1H), 2.80-2.92 (m, 1H), 3.81 (s, 3H), 6.68-6.72 (m, 1H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.10-7.21 (m, 2H), 7.73 (s, 1H), 8.10-8.13 (m, 1H), 10.47 (s, 1H)
化合物47
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000079
化合物47を、化合物46から、方法Bにより、2.5時間の反応時間で、86%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 13H), 2.62-2.97 (m, 3H), 3.80 (s, 3H), 6.65-6.70 (dd, 1H), 6.93-7.00 (m, 1H), 7.10-7.21 (m, 2H), 7.58 (s, 1H), 7.73 (d, 1H), 8.10-8.13 (d, 1H), 10.46 (s, 1H), 11.04 (br s)
化合物48
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000080
化合物48を、化合物47から、方法Cにより、3時間の反応時間で、47%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.70-2.97 (m, 3H), 3.80 (s, 3H), 6.68-6.72 (dd, 1H), 6.93-7.01 (m, 1H), 7.10-7.21 (m, 2H), 7.39 (s, 1H), 7.73 (d, 1H), 8.10-8.14 (d, 1H), 10.50 (s, 1H), 12.12 (br s)
化合物49
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピラジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000081
化合物49を、DCM中、酸SM-IXおよびアミノピラジンを出発物質として使用して、方法A1により、5時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、53%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 16H), 2.69-2.78 (m, 1H), 2.84-2.92 (m, 1H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.12-7.20 (m, 2H), 8.33-8.40 (m, 2H), 9.35 (s, 1H), 10.81 (s, 1H)
化合物50
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピラジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000082
化合物50を、750mol%のギ酸エチルおよび450mol%のNaHを使用して、化合物49から、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.55-2.99 (m, 3H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.11-7.20 (m, 2H), 7.54 (s, 1H), 8.33-8.40 (m, 2H), 9.34 (s, 1H), 10.75 (s, 1H), 10.98 (br s, 1H)
化合物51
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(ピラジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000083
化合物51を、化合物50から、方法Cにより、1時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、30%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.35-2.60 (m, 13H), 2.65-2.99 (m, 3H), 6.94-7.01 (m, 1H), 7.11-7.20 (m, 2H), 7.40 (s, 1H), 8.33-8.41 (m, 2H), 9.35 (s, 1H), 10.85 (s, 1H), 12.16 (br s, 1H)
化合物52
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000084
化合物52を、、THF中、酸SM-IXおよび1-メチル-1H-ピラゾール-3-アミンを出発物質としておよび300mol%のT3Pを使用して、方法A1により一夜の反応時間で、80%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 16H), 2.65-2.92 (m, 2H), 3.72 (s, 3H), 6.43 (d, 1H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.12-7.20 (m, 2H), 7.52 (d, 1H), 10.36 (s, 1H)
化合物53
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000085
化合物53を、化合物52から、方法Bにより、4時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.65-2.96 (m, 3H), 3.72 (s, 3H), 6.42 (d, 1H), 6.93-7.02 (m, 1H), 7.11-7.23 (m, 2H), 7.51 (d, 1H), 7.54 (s, 1H), 10.35 (s, 1H), 11.02 (br s, 1H)
化合物54
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000086
化合物54を、化合物53から、方法Cにより、1時間の反応時間で、69%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.65-2.96 (m, 3H), 3.73 (s, 3H), 6.44 (d, 1H), 6.93-7.02 (m, 1H), 7.11-7.23 (m, 2H), 7.40 (s, 1H), 7.52 (d, 1H), 10.41 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物55
(13S,15R)-4-フルオロ-15-(3-(イソインドリン-2-イル)-3-オキソプロピル)-13-メチル-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000087
化合物55を、THF中、酸SM-IXおよびイソインドリンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): 1.09 (s, 3H), 1.34-2.60 (m, 16H), 2.72-3.05 (m, 2H), 4.82 (s, 4H), 6.83-6.92 (m, 1H), 7.05-7.18 (m, 2H), 7.25-7.34 (m, 4H)
化合物56
(13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-15-(3-(イソインドリン-2-イル)-3-オキソプロピル)-13-メチル-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000088
化合物56を、化合物55から、方法Bにより、一夜の反応時間で、34%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.62 (m, 13H), 2.63-3.05 (m, 3H), 4.65 (s, 2H), 4.75-4.88 (m, 2H), 6.93-7.02 (m, 1H), 7.11-7.23 (m, 2H), 7.25-7.40 (m, 4H), 7.55 (s, 1H), 11.09 (br s, 1H)
化合物57
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-1-(イソインドリン-2-イル)プロパン-1-オン
Figure 2022510386000089
化合物57を、化合物56から、方法Cにより、1時間の反応時間で、93%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.12 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.63-3.00 (m, 3H), 4.64 (s, 2H), 4.80-4.99 (m, 2H), 6.91-7.05 (m, 1H), 7.11-7.23 (m, 2H), 7.25-7.40 (m, 4H), 7.48 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物58
N-(シクロプロピルメチル)-3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-メチルプロパンアミド
Figure 2022510386000090
化合物58を、THF中、酸SM-IXおよび400mol%の(シクロプロピルメチル)(メチル)アミン、600mol%のピリジンおよび400mol%のT3Pを使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、34%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): 0.21-0.27 (m, 2H), 0.45-0.55 (m, 1H), 0.55-0.65 (m, 1H), 0.87-1.02 (m, 1H), 1.08 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 16H), 2.75-3.00 (m, 2H), 3.01/3.07 (2 x s, 3H, 異性体), 3.13-3.36 (m, 2H), 6.83-6.92 (m, 1H), 7.04-7.18 (m, 2H)
化合物59
N-(シクロプロピルメチル)-3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-メチルプロパンアミド
Figure 2022510386000091
化合物59を、1200mol%のギ酸エチルおよび800mol%のNaHを使用して、方法Bにより、一夜の反応時間で、化合物58から、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.15-0.27 (m, 2H), 0.35-0.55 (m, 2H), 0.90-1.02 (m, 1H), 1.17 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.59-3.00 (m, 3H), 2.88/3.04 (2 x s, 3H, 異性体), 3.05-3.30 (m, 2H), 6.93-7.02 (m, 1H), 7.11-7.23 (m, 2H), 7.48-7.51 (br s, 1H), 11.33/11.50 (2 x br s, 1H, 異性体)
化合物60
N-(シクロプロピルメチル)-3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-メチルプロパンアミド
Figure 2022510386000092
化合物60を、化合物59から、方法Cにより、1時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、30%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.15-0.27 (m, 2H), 0.35-0.55 (m, 2H), 0.90-1.02 (m, 1H), 1.10 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.68-3.00 (m, 3H), 2.86/3.04 (2 x s, 3H, 異性体), 3.05-3.30 (m, 2H), 6.93-7.02 (m, 1H), 7.11-7.23 (m, 2H), 7.38-7.45 (2 x br s, 1H, 異性体), 12.12 (br s, 1H)
化合物61
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000093
化合物61を、DMF中、酸SM-IXおよび1-メチル-1H-ピラゾール-4-アミンを出発物質として使用して、方法A2により、70%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): 1.07 (s, 3H), 1.39-2.48 (m, 16H), 2.76-3.02 (m, 2H), 3.49 (s, 3H), 6.88 (dd, 1H), 7.06-7.15 (m, 2H), 7.36 (m, 2H), 7.91 (s, 1H)
化合物62
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000094
化合物62を、化合物61から、方法Bにより、一夜の反応時間で、76%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.36-2.45 (m, 13H), 2.69-2.93 (m, 3H), 3.77 (s, 3H), 6.97 (m, 1H), 7.09-7.22 (m, 2H), 7.36 (s, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.84 (s, 1H), 9.98 (s, 1H), 11.10 (br s, 1H)
化合物63
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000095
化合物63を、方法Cにより、1時間の反応時間で、化合物62から、84%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.47-2.29 (m, 13H), 2.67-2.92 (m, 3H), 3.77 (s, 3H), 6.98 (m, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.37 (d, 2H), 7.87 (s, 1H), 9.95 (s, 1H), 12.15 (br s, 1H)
化合物64
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000096
化合物64を、DMF中、酸SM-IXおよび5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イルアミンを出発物質として使用して、方法A2により、5時間の反応時間で、45%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.43 (m, 16H), 2.44 (s, 3H), 2.66-2.98 (m, 2H), 6.92-7.03 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 11.50 (br s, 1H)
化合物65
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000097
化合物65を、900mol%のギ酸エチルおよび600mol%のNaHを使用して、化合物64から、方法Bにより、一夜の反応時間で、97%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 13H), 2.43 (s, 3H), 2.66-2.99 (m, 3H), 6.92-7.03 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.56 (s, 1H), 10.96 (br s, 1H), 11.52 (br s, 1H)
化合物66
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000098
化合物66を、化合物65から、方法Cにより、2.5時間の反応時間で、3%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): 1.18 (s, 3H), 1.40-2.50 (m, 13H), 2.57 (s, 3H), 2.65-3.05 (m, 3H), 6.84-6.95 (m, 1H), 7.03-7.17 (m, 2H)
化合物67
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピペリジン-1-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000099
化合物67を、DCM中、酸SM-IXおよびピペリジン-1-アミンを出発物質として使用して、方法A3により、4時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、45%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.95/0.96 (2 x s, 3H, 異性体), 1.30-2.45 (m, 23H), 2.60-2.98 (m, 5H), 6.92-7.03 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 8.33/8.75 (2 x s, 1H, 異性体)
化合物68
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピペリジン-1-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000100
化合物68を、1200mol%のギ酸エチルおよび800mol%のNaHを使用して、化合物67から、方法Bにより、一夜の反応時間で、77%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.45 (m, 20H), 2.56-2.95 (m, 6H), 6.92-7.03 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.50/7.53 (2 x s, 1H, 異性体), 8.49/9.05 (2 x s, 1H, 異性体), 11.37 (br s, 1H)
化合物69
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(ピペリジン-1-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000101
化合物69を、化合物68から、方法Cにより、1時間の反応時間で、72%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.08/1.09 (2 x s, 3H, 異性体), 1.29-2.49 (m, 20H), 2.59-2.95 (m, 6H), 6.92-7.03 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.32/7.41 (2 x s, 1H, 異性体), 8.31/8.79 (2 x s, 1H, 異性体), 12.11 (br s, 1H)
化合物70
N-(tert-ブチル)-3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000102
化合物70を、DCM中、酸SM-IX、300mol%のtert-ブチルアミン、450mol%のピリジンおよび300mol%のT3Pを使用して、一夜の反応時間で、次いで40℃で5時間加熱して、方法A1により、81%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.95 (s, 3H), 1.25 (s, 9H), 1.30-2.43 (m, 16H), 2.66-2.95 (m, 2H), 6.92-7.02 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.46 (s, 1H)
化合物71
N-(tert-ブチル)-3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000103
化合物71を、化合物70から、方法Bにより、2.5時間の反応時間で、77%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.28 (s, 9H), 1.30-2.43 (m, 13H), 2.66-2.95 (m, 3H), 6.92-7.02 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.50 (s, 1H), 7.93 (s, 1H), 11.91 (br s, 1H)
化合物72
N-(tert-ブチル)-3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000104
化合物72を、化合物71から、方法Cにより、30分間の反応時間で、89%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.25 (s, 9H), 1.30-2.45 (m, 13H), 2.66-2.95 (m, 3H), 6.92-7.02 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.38 (s, 1H), 7.45 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物73
(13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-15-(3-(4-(1-メチルピペリジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-3-オキソプロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000105
化合物73を、DCM中、酸SM-IXおよび1-(1-メチル-4-ピペリジニル)ピペラジンを出発物質として使用して、方法A3により、5時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、70%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.96 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 28H), 2.12 (s, 3H), 2.65-2.95 (m, 3H), 3.35-3.50 (m, 4H), 6.92-7.02 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H)
化合物74
(13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-15-(3-(4-(1-メチルピペリジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)-3-オキソプロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000106
化合物74を、化合物73から、方法Bにより、6時間の反応時間で、89%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): 1.08 (s, 3H), 1.35-3.10 (m, 29H), 2.29 (s, 3H), 3.40-3.70 (m, 4H), 6.83-6.92 (m, 1H), 7.02-7.22 (m, 2H), 7.66 (s, 1H)
化合物75
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-1-(4-(1-メチルピペリジン-4-イル)ピペラジン-1-イル)プロパン-1-オン
Figure 2022510386000107
化合物75を、化合物74から、方法Cにより、1時間の反応時間で、85%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 24H), 2.12 (s, 3H), 2.65-2.95 (m, 5H), 3.35-3.50 (m, 4H), 6.92-7.02 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物76
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メチルイソキサゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000108
化合物76を、DCM中、酸SM-IXおよび3-アミノ-5-メチルイソキサゾールを出発物質として使用して、方法A1により、4時間の反応時間で、95%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.24-2.46 (m, 16H), 2.37 (s, 3H), 2.58-3.01 (m, 2H), 6.64 (s, 1H), 6.88-7.06 (m, 1H), 7.07-7.25 (m, 2H), 10.88 (s, 1H)
化合物77
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メチルイソキサゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000109
化合物77を、化合物76から、方法Bにより、1時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 13H), 2.36 (s, 3H), 2.65-3.10 (m, 3H), 6.63 (s, 1H), 6.91-7.06 (m, 1H), 7.07-7.25 (m, 2H), 7.53 (s, 1H), 10.82 (s, 1H), 11.00 (br s, 1H)
化合物78
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-メチルイソキサゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000110
化合物78を、化合物77から、方法Cにより、0.5時間の反応時間で、59%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.32-2.49 (m, 13H), 2.36 (s, 3H), 2.65-3.10 (m, 3H), 6.65 (s, 1H), 6.93-7.04 (m, 1H), 7.09-7.25 (m, 2H), 7.38 (s, 1H), 10.92 (s, 1H), 12.14 (br s, 1H)
化合物79
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(1,3,4-チアジアゾール-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000111
化合物79を、DCM中、酸SM-IXおよび2-アミノ-1,3,4-チアジアゾールを出発物質として使用して、方法A3により、5.5時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、61%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, CDCl3): 1.03 (s, 3H), 1.20-3.05 (m, 18H), 6.80-6.95 (m, 1H), 7.03-7.18 (m, 2H), 8.82 (s,1H), 13.67 (br s, 1H)
化合物80
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(1,3,4-チアジアゾール-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000112
化合物80を、化合物81から、方法Bにより、一夜の反応時間で、98%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.65-3.05 (m, 3H), 6.91-7.04 (m, 1H), 7.10-7.25 (m, 2H), 7.57 (s, 1H), 9.13 (s, 1H), 10.98 (br s, 1H), 12.63 (br s, 1H)
化合物81
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(1,3,4-チアジアゾール-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000113
化合物81を、化合物80から、方法Cにより、30分間の反応時間で、98%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.35-2.49 (m, 11H), 2.51-3.01 (m, 5H), 6.91-7.04 (m, 1H), 7.10-7.25 (m, 2H), 7.37 (s, 1H), 9.15 (s, 1H), 12.15 (br s, 1H), 12.61 (br s, 1H)
化合物82
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000114
化合物82を、DMF中、酸SM-IXおよび5-メトキシピリジン-2-アミンを出発物質として使用して、方法A2により、2時間の反応時間で、62%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, CDCl3): 1.07 (s, 3H), 1.39-2.50 (m, 16H), 2.94 (m, 2H), 3.85 (s, 3H), 6.79-6.88 (m, 2H), 7.19-7.30 (m, 2H), 7.90 (br s, 1H), 7.95 (d, 1H), 8.14 (d, 1H)
化合物83
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000115
化合物83を、化合物82から、方法Bにより、定量的収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.48-2.46 (m, 12H), 2.83-2.97 (m, 3H), 3.79 (s, 3H), 6.89-6.95 (m, 2H), 7.27 (m, 1H), 7.40 (dd, 1H), 7.54 (s, 1H), 8.01 (dd, 2H), 10.31 (s, 1H), 11.05 (br s, 1H)
化合物84
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000116
化合物84を、化合物83から、方法Cにより、71%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.40-1.74 (m, 5H), 2.02-2.48 (m, 8H), 2.78-2.98 (m, 3H), 3.80 (s, 3H), 6.90-7.09 (m, 2H), 7.30 (m, 1H), 7.41 (dd, 2H), 8.02 (d, 1H), 8.05 (d, 1H), 10.41 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物85
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-イソプロピルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000117
化合物85を、酸SM-XVおよび2-アミノ-5-イソプロピルピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、60%収率で合成した。
1H NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3 H), 1.20 (d, 6H), 1.28 - 2.49 (m, 16 H), 2.74-3.02 (m, 3 H), 6.79 - 7.03 (m, 2 H), 7.19 - 7.39 (m, 1 H), 7.66 (d, 1H), 8.02 (d, 1H), 8.19 (s, 1H), 10.43 (s, 1H)
化合物86
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-イソプロピルピリジン-2-イル)-プロパンアミド
Figure 2022510386000118
化合物86を、化合物85から、方法Bにより、98%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.19 &1.21 (2 x s, 6H), 1.38-2.35 (m, 12H), 2.55 (m, 2H), 2.84-2.97 (m, 4H), 6.89-6.95 (m, 2H), 7.28 (m, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.65 (dd, 1H), 8.00 (d, 1H), 8.17 (d, 1H), 10.37 (s, 1H)
化合物87
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-イソプロピルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000119
化合物87を、化合物86から、方法Cにより、71%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.18 (s, 3H), 1.21 & 1.23 (2 x s, 6H), 1.46-2.31 (m, 11H), 2.58-2.63 (m, 3H), 2.91-3.02 (m, 4H), 6.91-6.96 (m, 2H), 7.31 (m, 1H), 7.91 (dd, 2H), 8.05 (d, 1H), 8.22 (s, 1H), 11.67 (s, 1H)
化合物88
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000120
化合物88を、酸SM-XVおよび4-メトキシ-2-アミノピリジンから、まず+50℃で5時間、次いで一夜、室温で撹拌して、方法A2により、84%収率で製造した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.37-2.45 (m, 16H), 2.94 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 6.69 (dd, 1H), 6.92 (m, 2H), 7.29 (dd, 1H), 7.73 (d, 1H), 8.11 (d, 1H), 10.46 (s, 1H)
化合物89
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メトキシピリジン-2-イル)-プロパンアミド
Figure 2022510386000121
化合物89を、化合物88から、方法Bにより、定量的収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.45-2.32 (m, 12H), 2.55 (m, 1H), 2.83-2.97 (m, 3H), 3.80 (s, 3H), 6.68 (dd, 1H), 6.92 (m, 2H), 7.28 (dd, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.72 (s, 1H), 8.10 (d, 1H), 10.38 (s, 1H), 10.98 (br s, 1H)
化合物90
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000122
化合物90を、化合物89から、方法Cにより、71%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.39-2.46 (m, 13H), 2.81 (m, 1H), 2.92 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 6.70 (dd, 1H), 6.93 (m, 2H), 7.30 (dd, 1H), 7.39 (s, 1H), 7.74 (d, 1H), 8.12 (d, 1H), 10.50 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H). MS m/z 475 (M +1)
化合物91
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000123
化合物91を、酸SM-XVおよび4-メチル-2-アミノピリジンから、+50℃で7時間、次いで室温で一夜撹拌して、方法A2により、41%収率で製造した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.33-2.48 (m, 18H), 2.89 (m, 2H), 6.92 (m, 3H), 7.29 (dd, 2H), 7.95 (s, 1H), 8.15 (d, 1H), 10.41 (s, 1H)
化合物92
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)-プロパンアミド
Figure 2022510386000124
化合物92を、化合物91から、方法Bにより、定量的収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.35-2.45 (m, 12H), 2.55 (m, 1H), 2.88 (m, 3H), 3.80 (s, 3H), 6.92 (m, 3H), 7.28 (m, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.94 (s, 1H), 8.14 (s, 1H), 10.33 (s, 1H), 11.00 (br s, 1H)
化合物93
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)-プロパンアミド
Figure 2022510386000125
化合物93を、化合物92から、方法Cにより、55%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.41-2.38 (m, 16H), 2.81 (m, 1H), 2.92 (m, 2H), 6.93 (m, 3H), 7.30 (m, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.96 (s, 1H), 8.16 (d, 1H), 10.45 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H). MS m/z 459 (M +1)
化合物94
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000126
化合物94を、DCM中、酸SM-XVおよび5-モルホリノピリジン-2-アミンを出発物質としておよびトリエチルアミンを塩基として使用して、方法A1により、2時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、63%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.81-2.96 (m, 2H), 3.06-3.12 (m, 4H), 3.70-3.78 (m, 4H), 6.90-6.95 (m, 2H), 7.25-7.32 (t, 1H), 7.40 (dd, 1H), 7.95-8.01 (m, 2H), 10.28 (s, 1H)
化合物95
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000127
化合物95を、化合物94から、方法Bにより、一夜の反応時間で、94%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 13H), 2.81-3.00 (m, 3H), 3.06-3.12 (m, 4H), 3.70-3.78 (m, 4H), 6.88-6.95 (m, 2H), 7.25-7.32 (t, 1H), 7.40 (dd, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.92-8.01 (m, 2H), 10.24 (s, 1H), 11.02 (br s, 1H)
化合物96
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000128
化合物96を、化合物95から、方法Cにより、1時間の反応時間で、73%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.50 (m, 13H), 2.75-2.95 (m, 3H), 3.06-3.12 (m, 4H), 3.70-3.78 (m, 4H), 6.88-6.96 (m, 2H), 7.26-7.33 (t, 1H), 7.38-7.43 (m, 2H), 7.94-8.01 (m, 2H), 10.32 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物97
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000129
化合物97を、方法A1により、DCM中、酸SM-XVおよび2-アミノ-5-フルオロピリジンを出発物質として使用して、2時間の反応時間で、93%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.22-2.45 (m, 16H), 2.80-2.95 (m, 2H), 6.83-7.03 (m, 2H), 7.20-7.39 (m, 1H), 7.73 (td, 1H), 8.14 (dd, 1H), 8.31 (d, 1H), 10.62 (s, 1H)
化合物98
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000130
化合物98を、500mol%のギ酸エチルおよび300mol%のNaHを使用して、化合物97から、方法Bにより、一夜の反応時間で、81%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 6.85-7.03 (m, 2H), 7.20-7.39 (m, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.71 (td, 1H), 8.13 (dd, 1H), 8.30 (d, 1H), 10.62 (s, 1H)
化合物99
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000131
化合物99を、化合物98から、方法Cにより、1時間の反応時間で、45%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.35-2.49 (m, 13H), 2.79-2.99 (m, 3H), 6.85-7.00 (m, 2H), 7.25-7.35 (m, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.73 (td, 1H), 8.14 (dd, 1H), 8.31 (d, 1H), 10.66 (s, 1H), 12.12 (s, 1H)
化合物100
N-(5-(tert-ブチル)イソキサゾール-3-イル)-3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000132
化合物100を、酸SM-XVおよび3-アミノ-5-tert-ブチルイソキサゾールから、室温で5時間撹拌して、方法A1により、39%収率で製造した。生成物を、直接次工程で使用した。
化合物101
N-(5-(tert-ブチル)イソキサゾール-3-イル)-3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000133
化合物101を、化合物100から、方法Bにより、定量的収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3): 1.16 (s, 3H), 1.26 (s, 9H), 1.32-2.84 (m, 17H), 6.68-6.85 (m, 3H), 7.19-7.23 (m, 1H), 7.31 (s, 1H), 9.47 (s, 1H)
化合物102
N-(5-(tert-ブチル)イソキサゾール-3-イル)-3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000134
化合物102を、化合物101から、方法Cにより、46%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.29 (s, 9H), 1.41-2.43 (m, 13H), 2.80-2.92 (m, 3H), 6.61 (m, 1H), 6.93 (m, 2H), 7.30 (m, 1H), 7.39 (s, 1H), 10.97 (s, 1H), 12.13 (s, 1H)
化合物103
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000135
化合物103を、DCM中、酸SM-XVおよび2-アミノ-6-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、3時間の反応時間で、82%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.33-2.47 (m, 16H), 2.89 (m, 2H), 6.84 (dd, 1H), 6.92 (m, 2H), 7.29 (m, 1H), 7.94 (dd, 1H), 8.01 (m, 1H), 10.67 (s, 1H)
化合物104
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000136
化合物104を、化合物103から、方法Bにより、2時間の反応時間で、92%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.36-2.33 (m, 12H), 2.57 (m, 2H), 2.89 (m, 3H), 6.81 (dd, 1H), 6.92 (m, 2H), 7.28 (m, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.93 (dd, 1H), 8.00 (m, 1H), 10.66 (s, 1H)
化合物105
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(6-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000137
化合物105を、化合物104から、方法Cにより、30分間の反応時間で、50%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.42-2.38 (m, 14H), 2.78-2.95 (m, 3H), 6.83 (m, 1H), 6.93 (m, 2H), 7.30 (m, 1H), 7.39 (s, 1H), 7.94 (m, 1H), 8.00 (m, 1H), 10.72 (s, 1H)
化合物106
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000138
化合物106を、THF中、酸SM-XVおよび3-アミノ-6-メトキシピリダジンを出発物質として使用して、方法A2により、3時間の反応時間で、79%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.79-3.02 (m, 2H), 3.98 (s, 3H), 6.85-7.03 (m, 2H), 7.24 (d, 1H), 7.26-7.35 (m, 1H), 8.25 (d, 1H), 10.93 (br s, 1H)
化合物107
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000139
化合物107を、化合物106から、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 13H), 2.55-3.00 (m, 3H), 3.98 (s, 3H), 6.85-7.03 (m, 2H), 7.23 (d, 1H), 7.25-7.33 (m, 1H), 7.55 (s, 1H), 8.23 (d, 1H), 10.88 (s, 1H), 10.96 (br s, 1H)
化合物108
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000140
化合物108を、化合物107から、方法Cにより、1時間の反応時間で、92%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 13H), 2.75-3.00 (m, 3H), 3.98 (s, 3H), 6.85-7.03 (m, 2H), 7.23 (d, 1H), 7.25-7.33 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 8.25 (d, 1H), 10.96 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物109
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メチルピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000141
化合物109を、THF中、酸SM-XVおよび3-アミノ-6-メチルピリダジンを出発物質として使用して、方法A2により、3時間の反応時間で、79%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.46 (m, 16H), 2.55 (s, 3H), 2.80-3.00 (m, 2H), 6.85-7.02 (m, 2H), 7.23-7.35 (m, 1H), 7.54 (d, 1H), 8.22 (d, 1H), 11.03 (br s, 1H)
化合物110
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メチルピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000142
化合物110を、化合物109から、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.70 (m, 13H), 2.55 (s, 3H), 2.80-3.00 (m, 3H), 6.85-7.02 (m, 2H), 7.21-7.33 (m, 1H), 7.52 (d, 1H), 7.53 (s, 1H), 8.21 (d, 1H), 10.96 (br s, 2 x 1H)
化合物111
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(6-メチルピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000143
化合物111を、化合物110から、方法Cにより、1時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、24%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.30-2.59 (m, 13H), 2.55 (s, 3H), 2.77-3.00 (m, 3H), 6.85-7.02 (m, 2H), 7.23-7.33 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.53 (d, 1H), 8.22 (d, 1H), 11.07 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物112
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000144
化合物112を、THF中、酸SM-XVおよび3-アミノピリダジンを出発物質として使用して、方法A2により、3.5時間の反応時間で、79%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.62 (m, 16H), 2.80-2.95 (m, 2H), 6.85-7.03 (m, 2H), 7.20-7.31 (m, 1H), 7.67 (dd, 1H), 8.32 (d, 1H), 8.95 (d, 1H), 11.13 (s, 1H)
化合物113
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000145
化合物113を、化合物112から、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.70 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 6.85-7.03 (m, 2H), 7.20-7.33 (m, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.65 (dd, 1H), 8.31 (d, 1H), 8.93 (d, 1H), 11.06 (s, 1H), 11.07 (br s, 1H)
化合物114
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(ピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000146
化合物114を、化合物113から、方法Cにより、1時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、45%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 6.85-7.02 (m, 2H), 7.25-7.35 (m, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.66 (dd, 1H), 8.33 (d, 1H), 8.95 (d, 1H), 11.17 (s, 1H), 12.14 (br s, 1H)
化合物115
(13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-15-(3-オキソ-3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000147
化合物115を、DCM中、酸SM-XVおよびピロリジンを出発物質として使用して、方法A1により、4時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、46%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, CDCl3): 1.07 (s, 3H), 1.33-2.50 (m, 20H), 2.79-3.09 (m, 2H), 3.35-3.55 (m, 4H), 6.70-6.90 (m, 2H), 7.17-7.26 (m, 1H)
化合物116
(13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-15-(3-オキソ-3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000148
化合物116を、化合物115から、方法Bにより、2時間の反応時間で、98%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.46 (m, 17H), 2.80-3.00 (m, 3H), 3.25-3.45 (m, 4H), 6.86-6.98 (m, 2H), 7.25-7.35 (m, 1H), 7.52 (s, 1H)
化合物117
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-1-オン
Figure 2022510386000149
化合物117を、化合物116から、方法Cにより、0.5時間の反応時間で、88%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.30-2.44 (m, 17H), 2.80-3.00 (m, 3H), 3.21-3.49 (m, 4H), 6.87-6.98 (m, 2H), 7.27-7.35 (m, 1H), 7.40 (s, 1H), 12.10 (br s, 1H)
化合物118
3-((13S,15R)-3-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピラジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000150
化合物118を、DCM中、酸SM-XVおよびアミノピラジンを出発物質として使用して、方法A1により、3時間の反応時間で、44%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): 1.08 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 16H), 2.85-3.08 (m, 2H), 6.74-6.95 (m, 2H), 7.20-7.26 (m, 1H), 7.80 (s, 1H), 8.25 (d, 1H), 8.37 (d, 1H), 9.53 (s, 1H)
化合物119
3-((13S,15S,Z)-3-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピラジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000151
化合物119を、化合物118から、方法Bにより、一夜の反応時間で、99%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.68 (m, 13H), 2.80-3.08 (m, 3H), 6.80-6.96 (m, 2H), 7.25-7.35 (m, 1H), 7.60 (s, 1H), 8.32 (d, 1H), 8.37 (d, 1H), 9.33 (s, 1H), 10.86 (br s, 1H), 10.96 (br s, 1H)
化合物120
3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(ピラジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000152
化合物120を、化合物119から、方法Cにより、1時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 13H), 2.79-3.01 (m, 3H), 6.85-6.99 (m, 2H), 7.25-7.35 (m, 1H), 7.39 (s, 1H), 8.34 (d, 1H), 8.39 (d, 1H), 9.35 (s, 1H), 10.84 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物121
3-((13S,15R)-3-クロロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000153
化合物121を、THF中、酸SM-XVIIおよび3-アミノ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-2-オンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、79%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 24H), 2.80-2.95 (m, 2H), 7.14-7.17 (m, 2H), 7.28-7.31 (m, 1H), 8.01 (s, 1H), 9.14 (s, 1H), 11.68 (s, 1H)
化合物122
3-((13S,15S,Z)-3-クロロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000154
化合物122を、化合物121から、方法Bにより、一夜の反応時間で、76%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 22H), 2.80-2.95 (m, 2H), 7.14-7.17 (m, 2H), 7.28-7.31 (m, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.99 (s, 1H), 8.99 (s, 1H), 11.09 (br s, 1H), 11.66 (s, 1H)
化合物123
3-((8aS,12S)-4-クロロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000155
化合物123を、化合物122から、方法Cにより、1時間の反応時間で、46%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.30-2.59 (m, 21H), 2.75-2.96 (m, 3H), 7.14-7.19 (m, 2H), 7.28-7.33 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 9.14 (s, 1H), 11.68 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物124
6-(3-((13S,15R)-3-クロロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド)-N,N-ジメチルニコチンアミド
Figure 2022510386000156
化合物124を、THF中、酸SM-XVIIおよび6-アミノ-N,N-ジメチルピリジン-3-カルボキサミドを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、85%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.80-2.95 (m, 2H), 2.97 (s, 6H), 7.14-7.17 (m, 2H), 7.28-7.31 (m, 1H), 7.85 (dd, 1H), 8.14 (d, 1H), 8.38 (d, 1H), 10.71 (s, 1H)
化合物125
6-(3-((13S,15S,Z)-3-クロロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド)-N,N-ジメチルニコチンアミド
Figure 2022510386000157
化合物125を、化合物124から、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.40 (m, 12H), 2.50-2.65 (m, 2H), 2.80-2.95 (m, 2H), 2.97 (s, 6H), 7.13-7.17 (m, 2H), 7.26-7.30 (m, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.84 (dd, 1H), 8.13 (d, 1H), 8.37 (d, 1H), 10.64 (s, 1H), 10.98 (br s, 1H)
化合物126
6-(3-((8aS,12S)-4-クロロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド)-N,N-ジメチルニコチンアミド
Figure 2022510386000158
化合物126を、化合物125から、方法Cにより、1時間の反応時間で、63%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 13H), 2.70-2.97 (m, 3H), 2.98 (s, 6H), 7.14-7.19 (m, 2H), 7.28-7.32 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.85 (dd, 1H), 8.15 (d, 1H), 8.39 (d, 1H), 10.76 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物127
3-((13S,15R)-3-クロロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000159
化合物127を、THF中、酸SM-XVIIおよび2-アミノ-4-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、4時間の反応時間で、90%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.81-2.96 (m, 2H), 7.00-7.06 (m, 1H), 7.14-7.17 (m, 2H), 7.27-7.31 (m, 1H), 7.92 (dd, 1H), 8.30-8.37 (m, 1H), 10.82 (s, 1H)
化合物128
3-((13S,15S,Z)-3-クロロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000160
化合物128を、化合物127から、方法Bにより、4時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 13H), 2.81-2.99 (m, 3H), 6.98-7.06 (m, 1H), 7.09-7.20 (m, 2H), 7.26-7.31 (m, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.92 (dd, 1H), 8.30-8.37 (m, 1H), 10.76 (s, 1H), 10.96 (br s, 1H)
化合物129
3-((8aS,12S)-4-クロロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000161
化合物129を、化合物128から、方法Cにより、1時間の反応時間で、72%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.53 (m, 13H), 2.76-2.99 (m, 3H), 6.99-7.06 (m, 1H), 7.10-7.20 (m, 2H), 7.27-7.32 (m, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.93 (dd, 1H), 8.30-8.38 (m, 1H), 10.86 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物130
3-((13S,15R)-3-クロロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000162
化合物130を、THF中、酸SM-XVIIおよび2-アミノ-3,5-ジフルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、5時間の反応時間で、90%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.80-2.94 (m, 2H), 7.15-7.16 (m, 2H), 7.28-7.30 (m, 1H), 7.98-8.03 (m, 1H), 8.34-8.35 (m, 1H), 10.31 (s, 1H)
化合物131
3-((13S,15S,Z)-3-クロロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000163
化合物131を、化合物130から、方法Bにより、3時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.62 (m, 13H), 2.80-3.00 (m, 3H), 7.13-7.19 (m, 2H), 7.25-7.31 (m, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.93-8.03 (m, 1H), 8.31-8.34 (m, 1H), 10.37 (s, 1H), 10.99 (br s, 1H)
化合物132
3-((8aS,12S)-4-クロロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000164
化合物132を、化合物131から、方法Cにより、1.5時間の反応時間で、67%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.80-3.00 (m, 3H), 7.13-7.19 (m, 2H), 7.27-7.31 (m, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.96-8.04 (m, 1H), 8.34 (s, 1H), 10.34 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物133
3-((13S,15R)-3-クロロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000165
化合物133を、THF中、酸SM-XVIIおよび2-アミノ-6-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、71%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.80-2.95 (m, 2H), 6.83 (dd, 1H), 7.14-7.17 (m, 2H), 7.28-7.31 (m, 1H), 7.91-7.97 (m, 1H), 8.00-8.03 (m, 1H), 10.68 (s, 1H)
化合物134
3-((13S,15S,Z)-3-クロロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000166
化合物134を、化合物133から、方法Bにより、6時間の反応時間で、69%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 6.81 (dd, 1H), 7.12-7.20 (m, 2H), 7.25-7.31 (m, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.88-7.97 (m, 1H), 7.98-8.02 (m, 1H), 10.66 (br s, 1H), 10.95 (br s, 1H)
化合物135
3-((8aS,12S)-4-クロロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(6-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000167
化合物135を、化合物134から、方法Cにより、1時間の反応時間で、49%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.55 (m, 13H), 2.75-2.99 (m, 3H), 6.83 (dd, 1H), 7.11-7.20 (m, 2H), 7.27-7.33 (m, 1H), 7.39 (s, 1H), 7.89-7.98 (m, 1H), 7.99-8.04 (m, 1H), 10.72 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物136
N-(5-イソプロピルピリジン-2-イル)-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000168
化合物136を、酸SM-XXVIおよび5-(1-メチル-エチル)-2-ピリジンアミンから、方法A1により、一夜、室温で撹拌して製造した。クロマトグラフィー精製後の収率は75%であった。
1H-NMR (200 MHz, CDCl3): 1.07 (s, 3H), 1.24 & 1.28 (2 x s, 6H), 1.45-2.58 (m, 16H), 2.95 (m, 3H), 7.13-7.18 (m, 3H), 7.29 - 7.31 (m, 1H), 7.58 (dd, 1H), 8.07 (d, 1H), 8.14 (br s, 2H)
化合物137
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-イソプロピルピリジン-2-イル)-プロパンアミド
Figure 2022510386000169
化合物137を、化合物136から、方法Bにより、97%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.19 & 1.21 (2 x s, 6H), 1.38-1.78 (m, 8H), 1.90-1-97 (m, 1H), 2.15 (m, 1H), 2.33 (m, 2H), 2.55 (m, 1H), 2.80-3.00 (m, 4H), 7.05-7.12 (m, 3H), 7.26 (m, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.65 (dd, 1H), 8.00 (d, 1H), 8.17 (d, 1H), 10.39 (s, 1H), 11.0 (br s, 1H)
化合物138
N-(5-イソプロピルピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000170
化合物138を、化合物137から、方法Cにより、93%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.20 & 1.21 (2 x s, 6H), 1.37-2.45 (m, 13H), 2.79-2.94 (m, 4H), 7.06-7.14 (m, 3H), 7.28 (m, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.66 (dd, 1H), 8.02 (d, 1H), 8.19 (d, 1H), 10.46 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物139
N-(5-メトキシピリジン-2-イル)-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000171
化合物139を、酸SM-XXVIおよび5-メトキシ-2-アミノピリジンから、方法A1により、2時間還流して、99%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, CDCl3): 1.07 (s, 3H), 1.40-2.57 (m, 17H), 2.96 (m, 2H), 3.85 (s, 3H), 7.13-7.18 (m, 3H), 7.24 - 7.30 (m, 2H), 7.96 (d, 1H), 8.15 (d, 1H)
化合物140
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メトキシピリジン-2-イル)-プロパンアミド
Figure 2022510386000172
化合物140を、化合物139から、方法Bにより、定量的収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.36-2.55 (m, 13H), 2.81-2.95 (m, 3H), 3.82 (s, 3H), 7.05-7.13 (m, 3H), 7.27 (m, 1H), 7.40 (dd, 1H), 7.55 (s, 1H), 8.01 (dd, 2H), 10.33 (s, 1H), 11.01 (br s, 1H)
化合物141
N-(5-メトキシピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000173
化合物141を、化合物140から、方法Cにより、86%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.41-1.81 (m, 5H), 2.02-2.67 (m, 8H), 2.79-2.98 (m, 3H), 3.80 (s, 3H), 7.07-7.14 (m, 3H), 7.28 (m, 1H), 7.40 (dd, 2H), 8.02 (d, 1H), 8.05 (d, 1H), 10.39 (s, 1H), 12.09 (br s, 1H)
化合物142
4-(3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパノイル)ピペラジン-2-オン
Figure 2022510386000174
化合物142を、酸SM-XXVIおよびピペラジン-2-オンから、方法A1により、室温で2時間撹拌して、86%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.37-2.45 (m, 14H), 2.87 (m, 2H), 3.16-3.24 (m, 3H), 3.63 (m, 3H), 3.93 (s, 1H), 4.04 (s, 1H), 7.10 (m, 3H), 7.27 (d, 1H), 8.08 (d, 1H)
化合物143
4-(3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパノイル)ピペラジン-2-オン
Figure 2022510386000175
化合物143を、化合物142から、方法Bにより、一夜、室温で撹拌して、80%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.38-2.35 (m, 12H), 2.56 (m, 1H), 2.88 (m, 3H), 3.16 (m, 3H), 3.54-3.66 (m, 2H), 3.93 (d, 1H), 3.99 (s, 1H), 7.09 (m, 3H), 7.26 (m, 1H), 7.53 (s, 1H), 8.08 (d, 1H)
化合物144
4-(3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパノイル)ピペラジン-2-オン
Figure 2022510386000176
化合物144を、化合物143から、方法Cにより、36%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.35-2.46 (m, 15H), 2.90 (m, 2H), 3.15-3.25 (m, 2H), 3.51-3.65 (m, 2H), 3.92 (d, 1H), 7.11 (m, 3H), 7.28 (m, 1H), 7.44 (d, 1H), 8.10 (d, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物145
(13S,15R)-13-メチル-15-(3-オキソ-3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000177
化合物145を、酸SM-XXVIおよびピロリジンから、方法A1で、2時間の反応時間で93%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.37-2.43 (m, 20H), 2.87 (m, 2H), 3.27 (t, 2H), 3.40 (t, 2H), 7.09 (m, 3H), 7.27 (m, 1H)
化合物146
(13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-15-(3-オキソ-3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000178
化合物146を、化合物145から、方法Bにより、58%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.35-2.40 (m, 16H), 2.88 (m, 3H), 3.26-3.45 (m, 4H), 7.09 (m, 3H), 7.27 (m, 1H), 7.50 (s, 1H), 11.42 (br s, 1H)
化合物147
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-1-オン
Figure 2022510386000179
化合物147を、化合物146から、方法Cにより、86%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.39-2.43 (m, 17H), 2.81-2.97 (m, 3H), 3.25-3.30 (m, 2H), 3.38-3.48 (m, 2H), 7.10 (m, 3H), 7.29 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物148
3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000180
化合物148を、THF中、酸SM-XXVIおよび3-アミノ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-2-オンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、59%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 24H), 2.79-2.99 (m, 2H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 8.01 (s, 1H), 9.13 (s, 1H), 11.67 (s, 1H)
化合物149
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000181
化合物149を、900mol%のギ酸エチルおよび800mol%のNaHを使用して、化合物148から、方法Bにより、2日間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 21H), 2.70-2.99 (m, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.52 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 8.97 (s, 1H), 11.08 (br s, 1H), 11.66 (s, 1H)
化合物150
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000182
化合物150を、化合物149から、方法Cにより、1時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、47%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 21H), 2.75-2.99 (m, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 9.15 (s, 1H), 11.68 (br s, 1H), 12.10 (br s, 1H)
化合物151
3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000183
化合物151を、THF中、室温で2時間撹拌して、酸SM-XXVIおよび4-アミノテトラヒドロピランから、方法A1により、99%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.96 (s, 3H), 1.33-2.40 (m, 20H), 2.87 (m, 2H), 3.31 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 3.70-3.83 (m, 3H), 7.08 (m, 3H), 7.27 (d, 1H), 7.82 (d, 1H)
化合物152
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000184
化合物152を、化合物151から、方法Bにより、89%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.13-2.40 (m, 20H), 2.88 (m, 3H), 3.74-3.84 (m, 2H), 7.09 (m, 3H), 7.27 (m, 1H), 7.48 (br s, 1H), 8.14 (d, 1H), 11.57 (br s, 1H)
化合物153
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000185
化合物153を、化合物152から、方法Cにより、59%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.30-2.39 (m, 17H), 2.77 (m, 1H), 2.89 (m, 2H), 3.36 (m, 2H), 3.80 (m, 3H), 7.09 (m, 3H), 7.28 (m, 1H), 7.38 (br s, 1H), 7.85 (d, 1H), 12.10 (br s, 1H)
化合物154
N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000186
化合物154を、THF中、酸SM-XXVIおよび3-アミノ-6-メトキシピリダジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、91%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.55 (m, 16H), 2.81-2.96 (m, 2H), 3.98 (s, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.22-7.30 (m, 2H), 8.25 (d, 1H), 10.93 (s, 1H)
化合物155
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000187
化合物155を、化合物154から、方法Bにより、3時間の反応時間で、96%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 13H), 2.81-3.05 (m, 3H), 3.98 (s, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.20-7.30 (m, 2H), 7.60 (s, 1H), 8.24 (d, 1H), 10.98 (s, 1H)
化合物156
N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000188
化合物156を、化合物155から、方法Cにより、1時間の反応時間で、74%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.40-2.60 (m, 13H), 2.80-3.02 (m, 3H), 3.98 (s, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23 (d, 1H), 7.25-7.32 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 8.25 (d, 1H), 10.96 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物157
N-(5-フルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000189
化合物157を、THF中、酸SM-XXVIおよび2-アミノ-5-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、6時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.55 (m, 16H), 2.81-2.96 (m, 2H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.25-7.29 (m, 1H), 7.69-7.76 (m, 1H), 8.11-8.17 (m, 1H), 8.31 (d, 1H), 10.62 (s, 1H)
化合物158
N-(5-フルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000190
化合物158を、化合物157から、方法Bにより、3時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 13H), 2.80-2.98 (m, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.29 (m, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.65-7.69 (m, 1H), 8.10-8.17 (m, 1H), 8.30 (d, 1H), 10.54 (s, 1H), 10.96 (s, 1H)
化合物159
N-(5-フルオロピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000191
化合物159を、化合物158から、方法Cにより、1時間の反応時間で、84%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.35-2.55 (m, 13H), 2.78-2.99 (m, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.68-7.76 (m, 1H), 8.12-8.18 (m, 1H), 8.30 (d, 1H), 10.66 (s, 1H), 12.15 (br s, 1H)
化合物160
N-(4-フルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000192
化合物160を、THF中、酸SM-XXVIおよび290mol%の2-アミノ-4-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、78%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.81-2.96 (m, 2H), 7.00-7.06 (m, 1H), 7.07-7.16 (m, 3H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.92 (dd, 1H), 8.30-8.37 (m, 1H), 10.82 (s, 1H)
化合物161
N-(4-フルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000193
化合物161を、1200mol%のギ酸エチルおよび800mol%のNaHを使用して、化合物160から、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.70 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 6.98-7.04 (m, 1H), 7.05-7.16 (m, 3H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.91 (dd, 1H), 8.30-8.37 (m, 1H), 10.74 (s, 1H), 10.95 (br s, 1H)
化合物162
N-(4-フルオロピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000194
化合物162を、化合物161から、方法Cにより、1時間の反応時間で、47%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.40-2.50 (m, 13H), 2.78-2.99 (m, 3H), 6.98-7.06 (m, 1H), 7.07-7.16 (m, 3H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.39 (s, 1H), 7.93 (dd, 1H), 8.32-8.38 (m, 1H), 10.86 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物163
N-(4-メトキシピリジン-2-イル)-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000195
化合物163を、THF中、酸SM-XXVIおよび2-アミノ-4-メトキシピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、6時間の反応時間で、53%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.81-2.96 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 6.69 (dd, 1H), 7.05-7.16 (m, 3H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.72 (d, 1H), 8.11 (d, 1H), 10.46 (s, 1H)
化合物164
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000196
化合物164を、化合物163から、方法Bにより、4時間の反応時間で、94%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 13H), 2.81-3.00 (m, 3H), 3.80 (s, 3H), 6.68 (dd, 1H), 7.05-7.14 (m, 3H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.72 (d, 1H), 8.10 (d, 1H), 10.39 (s, 1H), 10.97 (br s, 1H)
化合物165
N-(4-メトキシピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000197
化合物165を、化合物164から、方法Cにより、1時間の反応時間で、76%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.35-2.49 (m, 13H), 2.79-3.00 (m, 3H), 3.80 (s, 3H), 6.68 (dd, 1H), 7.05-7.14 (m, 3H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.39 (s, 1H), 7.73 (d, 1H), 8.12 (d, 1H), 10.49 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物166
3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000198
化合物166を、THF中、酸SM-XXVIおよび2-アミノ-4-メチルピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、6時間の反応時間で、82%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.48 (m, 19H), 2.80-2.95 (m, 2H), 6.92 (d, 1H), 7.02-7.19 (m, 3H), 7.25-7.29 (m, 1H), 7.95 (s, 1H), 8.15 (d, 1H), 10.41 (s, 1H)
化合物167
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000199
化合物167を、化合物166から、方法Bにより、3時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 16H), 2.80-3.05 (m, 3H), 6.91 (d, 1H), 7.02-7.15 (m, 3H), 7.25-7.29 (m, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.94 (s, 1H), 8.14 (d, 1H), 10.33 (s, 1H), 10.97 (br s, 1H)
化合物168
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000200
化合物168を、化合物167から、方法Cにより、1時間の反応時間で、63%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 16H), 2.79-3.03 (m, 3H), 6.92 (d, 1H), 7.05-7.15 (m, 3H), 7.27-7.31 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.96 (s, 1H), 8.15 (d, 1H), 10.45 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物169
3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000201
化合物169を、THF中、酸SM-XXVIおよび2-アミノピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、75%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.45 (m, 16H), 2.80-2.96 (m, 2H), 7.00-7.15 (m, 4H), 7.21-7.30 (m, 1H), 7.70-7.82 (m, 1H), 8.09 (d, 1H), 8.28-8.33 (m, 1H), 10.50 (s, 1H)
化合物170
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000202
化合物170を、化合物169から、方法Bにより、4時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.65 (m, 13H), 2.80-3.05 (m, 3H), 7.00-7.15 (m, 4H), 7.24-7.30 (m, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.70-7.80 (m, 1H), 8.08 (d, 1H), 8.28-8.32 (m, 1H), 10.46 (s, 1H), 10.98 (br s, 1H)
化合物171
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000203
化合物171を、化合物170から、方法Cにより、1時間の反応時間で、87%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.35-2.60 (m, 13H), 2.78-3.02 (m, 3H), 7.03-7.15 (m, 4H), 7.26-7.30 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.70-7.80 (m, 1H), 8.10 (d, 1H), 8.28-8.32 (m, 1H), 10.53 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物172
N-(シクロプロピルメチル)-N-メチル-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000204
化合物172を、THF中、酸SM-XXVIおよび400mol%の(シクロプロピルメチル)(メチル)アミン、600mol%のピリジンおよび400mol%のT3Pを使用して、、方法A1により、一夜、rtおよび4時間、40℃の反応時間で、80%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): 0.21-0.27 (m, 2H), 0.45-0.55 (m, 1H), 0.55-0.65 (m, 1H), 0.87-1.02 (m, 1H), 1.07 (s, 3H), 1.35-2.65 (m, 16H), 2.85-3.05 (m, 2H), 3.01/3.07 (2 x s, 3H, 異性体), 3.13-3.36 (m, 2H), 7.00-7.20 (m, 3H), 7.25-7.33 (m, 1H)
化合物173
N-(シクロプロピルメチル)-3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-メチルプロパンアミド
Figure 2022510386000205
化合物173を、化合物172から、方法Bにより、5時間の反応時間で、96%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.17-0.27 (m, 2H), 0.39-0.55 (m, 2H), 0.72-0.90 (m, 1H), 0.97/0.98 (2 x s, 3H, 異性体), 1.30-2.70 (m, 13H), 2.80-3.03 (m, 3H), 2.88/3.04 (2 x s, 3H, 異性体), 3.05-3.25 (m, 2H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.21-7.30 (m, 1H), 7.49/7.50 (2 x s, 1H, 異性体), 11.44 (br s, 1H)
化合物174
N-(シクロプロピルメチル)-N-メチル-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000206
化合物174を、化合物173から、方法Cにより、1.5時間の反応時間で、46%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.17-0.27 (m, 2H), 0.35-0.55 (m, 2H), 0.85-1.00 (m, 1H), 1.10 (s, 3H), 1.25-2.49 (m, 13H), 2.80-3.00 (m, 3H), 2.85/3.04 (2 x s, 3H, 異性体), 3.05-3.25 (m, 2H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.21-7.30 (m, 1H), 7.38/7.42 (2 x br s, 1H, 異性体), 12.11 (br s, 1H)
化合物175
(13S,15R)-13-メチル-15-(3-オキソ-3-(8-オキサ-2-アザスピロ[4.5]デカン-2-イル)プロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000207
化合物175を、THF中、酸SM-XXVIおよび8-オキサ-2-アザ-スピロ(4,5)デカン塩酸塩、800mol%のピリジンおよび400mol%のT3Pを使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、98%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.46 (m, 22H), 2.84-2.95 (m, 2H), 3.17-3.25 (m, 1H), 3.29-3.40 (m, 2H), 3.46-3.65 (m, 5H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.24-7.29 (m, 1H)
化合物176
(13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-15-(3-オキソ-3-(8-オキサ-2-アザスピロ[4.5]デカン-2-イル)プロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000208
化合物176を、化合物175から、方法Bにより、一夜の反応時間で、97%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.46 (m, 19H), 2.80-2.99 (m, 3H), 3.17-3.29 (m, 1H), 3.30-3.40 (m, 2H), 3.41-3.69 (m, 5H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.24-7.29 (m, 1H), 7.49 (s, 1H), 11.46 (br s, 1H)
化合物177
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-1-(8-オキサ-2-アザスピロ[4.5]デカン-2-イル)プロパン-1-オン
Figure 2022510386000209
化合物177を、化合物176から、方法Cにより、0.5時間の反応時間で、68%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.46 (m, 19H), 2.80-2.99 (m, 3H), 3.20 (s, 1H), 3.27-3.40 (m, 2H), 3.41-3.69 (m, 5H), 7.00-7.16 (m, 3H), 7.24-7.29 (m, 1H), 7.41/7.45 (2 x br s, 1H), 12.11/12.48 (2 x br s, 1H)
化合物178
(13S,15R)-15-(3-(イソインドリン-2-イル)-3-オキソプロピル)-13-メチル-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000210
化合物178を、THF中、酸SM-XXVIおよびイソインドリンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、56%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): 1.09 (s, 3H), 1.39-2.60 (m, 16H), 2.85-3.08 (m, 2H), 4.82 (s, 4H), 7.05-7.20 (m, 3H), 7.25-7.34 (m, 5H)
化合物179
(13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-15-(3-(イソインドリン-2-イル)-3-オキソプロピル)-13-メチル-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000211
化合物179を、化合物178から、1200mol%のギ酸エチルおよび800mol%のNaHを使用して、方法Bにより、一夜の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、81%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.66 (m, 13H), 2.79-3.05 (m, 3H), 4.65 (s, 2H), 4.75-4.88 (m, 2H), 7.05-7.15 (m, 3H), 7.25-7.40 (m, 5H). 7.54 (s, 1H), 11.09 (br s, 1H)
化合物180
1-(イソインドリン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパン-1-オン
Figure 2022510386000212
化合物180を、化合物179から、方法Cにより、1時間の反応時間で、92%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.12 (s, 3H), 1.35-2.49 (m, 13H), 2.85-3.01 (m, 3H), 4.64 (s, 2H), 4.80-4.95 (m, 2H), 7.05-7.15 (m, 3H), 7.25-7.40 (m, 5H). 7.47 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物181
N,N-ジメチル-6-(3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド)ニコチンアミド
Figure 2022510386000213
化合物181を、THF中、酸SM-XXVIおよび6-アミノ-N,N-ジメチルピリジン-3-カルボキサミドを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、76%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.56 (m, 16H), 2.79-2.96 (m, 2H), 2.97 (s, 6H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.21-7.30 (m, 1H), 7.85 (dd, 1H), 8.14 (d, 1H), 8.38 (d, 1H), 10.71 (s, 1H)
化合物182
6-(3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド)-N,N-ジメチルニコチンアミド
Figure 2022510386000214
化合物182を、化合物181から、1200mol%のギ酸エチルおよび1000mol%のNaHを使用して、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.66 (m, 13H), 2.79-3.03 (m, 3H), 2.97 (s, 6H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.21-7.30 (m, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.84 (dd, 1H), 8.13 (d, 1H), 8.37 (d, 1H), 10.64 (s, 1H), 10.97 (br s, 1H)
化合物183
N,N-ジメチル-6-(3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド)ニコチンアミド
Figure 2022510386000215
化合物183を、化合物182から、方法Cにより、1時間の反応時間で、80%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 13H), 2.79-3.03 (m, 3H), 2.98 (s, 6H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.21-7.30 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.85 (dd, 1H), 8.15 (d, 1H), 8.39 (d, 1H), 10.76 (s, 1H), 12.14 (br s, 1H)
化合物184
3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000216
化合物184を、THF中、酸SM-XXVIおよび1-メチル-1H-ピラゾール-3-アミンを出発物質としておよび400mol%のT3Pを使用して、方法A1により、2日間反応させ、40℃で4時間加熱して、85%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.79-2.96 (m, 2H), 3.72 (s, 3H), 6.42 (d, 1H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.51 (d, 1H), 10.36 (s, 1H)
化合物185
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000217
化合物185を、化合物184から、方法Bにより、5時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 13H), 2.79-2.96 (m, 3H), 3.72 (s, 3H), 6.42 (d, 1H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.51 (d, 1H), 7.54 (s, 1H), 10.38 (s, 1H), 11.06 (br s, 1H)
化合物186
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000218
化合物186を、化合物185から、方法Cにより、1時間の反応時間で、62%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 13H), 2.75-2.96 (m, 3H), 3.72 (s, 3H), 6.43 (d, 1H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.52 (d, 1H), 10.40 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物187
3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピラジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000219
化合物187を、THF中、酸SM-XXVIおよびアミノピラジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、66%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.60 (m, 16H), 2.79-2.97 (m, 2H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 8.34 (d, 1H), 8.39 (d, 1H), 9.35 (s, 1H), 10.81 (s, 1H)
化合物188
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピラジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000220
化合物188を、化合物187から、方法Bにより、4時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.70 (m, 13H), 2.79-3.05 (m, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.54 (s, 1H), 8.33 (d, 1H), 8.37 (d, 1H), 9.33 (s, 1H), 10.73 (s, 1H), 10.95 (br s, 1H)
化合物189
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(ピラジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000221
化合物189を、化合物188から、方法Cにより、1時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、43%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.12 (s, 3H), 1.39-2.60 (m, 13H), 2.79-3.05 (m, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.40 (s, 1H), 8.34 (d, 1H), 8.40 (d, 1H), 9.35 (s, 1H), 10.84 (s, 1H), 12.15 (br s, 1H)
化合物190
N-シクロブチル-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000222
化合物190を、THF中、酸SM-XXVIおよびシクロブチルアミンを出発物質として使用して、方法A1により、5時間の反応時間で、91%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.95 (s, 3H), 1.30-2.43 (m, 22H), 2.79-2.97 (m, 2H), 4.10-4.25 (m, 1H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 8.07 (d, 1H)
化合物191
N-シクロブチル-3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000223
化合物191を、化合物190から、方法Bにより、4時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.43 (m, 19H), 2.79-2.97 (m, 3H), 4.10-4.25 (m, 1H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.53 (s, 1H), 8.39 (d, 1H)
化合物192
N-シクロブチル-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000224
化合物192を、化合物191から、方法Cにより、1時間の反応時間で、80%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.30-2.43 (m, 19H), 2.70-2.98 (m, 3H), 4.10-4.25 (m, 1H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.37 (s, 1H), 8.10 (d, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物193
3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メチルピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000225
化合物193を、THF中、酸SM-XXVIおよび3-アミノ-6-メチルピリダジンを出発物質として使用して、方法A1により、2日間の反応時間で、62%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 16H), 2.55 (s, 3H), 2.79-2.97 (m, 2H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.54 (d, 1H), 8.22 (d, 1H), 11.04 (s, 1H)
化合物194
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メチルピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000226
化合物194を、1200mol%のギ酸エチルおよび800mol%のNaHを使用して、方法Bにより、一夜の反応時間で、次いで30℃で5時間加熱して、化合物193から、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.70 (m, 13H), 2.55 (s, 3H), 2.80-3.05 (m, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.52 (d, 1H), 7.54 (s, 1H), 8.21 (d, 1H), 10.93 (br s, 1H)
化合物195
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(6-メチルピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000227
化合物195を、化合物194から、方法Cにより、1時間の反応時間で、53%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.30-2.61 (m, 13H), 2.55 (s, 3H), 2.78-3.05 (m, 3H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.53 (d, 1H), 8.22 (d, 1H), 11.06 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物196
3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000228
化合物196を、THF中、酸SM-XXVIおよび1-メチル-4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジンを出発物質として使用して、方法A1により、5時間の反応時間で、39%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 16H), 2.21 (s, 3H), 2.40-2.49 (m, 4H), 2.79-2.98 (m, 2H), 3.05-3.15 (m, 4H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.35-7.41 (m, 1H), 7.90-8.00 (m, 2H), 10.26 (s, 1H)
化合物197
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000229
化合物197を、化合物196から、方法Bにより、5時間の反応時間で、84%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.24 (s, 3H), 2.43-2.55 (m, 4H), 2.79-3.05 (m, 3H), 3.05-3.15 (m, 4H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.38 (dd, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.93 (d, 1H), 7.98 (d, 1H), 10.31 (s, 1H)
化合物198
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000230
化合物198を、化合物197から、方法Cにより、1時間の反応時間で、81%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.30-2.49 (m, 13H), 2.22 (s, 3H), 2.43-2.49 (m, 4H), 2.77-3.05 (m, 3H), 3.05-3.15 (m, 4H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.38 (dd, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.95 (d, 1H), 7.98 (d, 1H), 10.29 (s, 1H), 12.10 (br s, 1H)
化合物199
N-(tert-ブチル)-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000231
化合物199を、THF中、酸SM-XXVIおよびtert-ブチルアミンを出発物質として使用して、方法A1により、2日間の反応時間で、68%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.96 (s, 3H), 1.24 (s, 9H), 1.30-2.46 (m, 16H), 2.82-2.97 (m, 2H), 7.00-7.15 (m, 3H), 7.24-7.29 (m, 1H), 7.44 (s, 1H)
化合物200
N-(tert-ブチル)-3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000232
化合物200を、化合物199から、1200mol%のギ酸エチルおよび800mol%のNaHを使用して、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.28 (s, 9H), 1.30-2.47 (m, 13H), 2.82-2.97 (m, 3H), 7.01-7.15 (m, 3H), 7.24-7.29 (m, 1H), 7.46 (s, 1H), 7.87 (br s, 1H), 11.88 (br s, 1H)
化合物201
N-(tert-ブチル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000233
化合物201を、化合物200から、方法Cにより、1時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、30%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.25 (s, 9H), 1.13-2.47 (m, 13H), 2.70-2.97 (m, 3H), 7.01-7.16 (m, 3H), 7.24-7.33 (m, 1H), 7.37 (s, 1H), 7.45 (s, 1H), 12.10 (br s, 1H)
化合物202
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000234
化合物202を、THF中、酸SM-IXおよび2-アミノ-6-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、2時間の反応時間で、88%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.35-1.46 (m, 3H), 1.57-1.77 (m, 4H), 1.93 (m, 1H), 2.16-2.47 (m, 8H), 2.68-2.90 (m, 2H), 6.83 (dd, 1H), 6.97 (dd, 1H), 7.12-7.20 (m, 2H), 7.95 (dd, 1H), 8.01 (d, 1H), 10.69 (s, 1H)
化合物203
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000235
化合物203を、化合物202から、方法Bにより、一夜、室温で撹拌して、90%収率で合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.18-2.37 (m, 13H), 2.45-2.96 (m, 4H), 6.81 (dd, 1H), 6.96 (t, 1H), 7.12-7.19 (m, 2H), 7.55 (s, 1H), 7.92-8.02 (m, 2H), 10.64 (s, 1H)
化合物204
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(6-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000236
化合物204を、化合物203から、方法Cにより16%収率で製造して、アセトニトリルからの結晶化により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.41-2.42 (m, 13H), 2.72-2.93 (m, 3H), 6.83 (dd, 1H), 6.98 (t, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.40 (s, 1H), 7.94 (m, 1H), 8.02 (d, 1H), 10.72 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物205
N-シクロヘキシル-3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000237
化合物205を、酸SM-IXおよびシクロヘキシルアミンを出発物質として使用して、方法A1により、2時間の反応時間で、64%収率で合成した。粗製生成物をクロマトグラフィーにより精製した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.95 (s, 3H), 1.10-2.41 (m, 26H), 2.67-2.76 (m, 1H), 2.84-2.91 (m, 1H), 3.50-3.53 (m, 1H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.71 (br d, 1H)
化合物206
N-シクロヘキシル-3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000238
化合物206を、化合物205から、方法Bにより、2時間の反応時間で、67%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.09-1.90 (m, 18H), 2.03-2.16 (m, 2H), 2.30-2.45 (m, 3H), 2.65-2.76 (m, 1H), 2.80-2.95 (m, 2H), 3.50-3.65 (m, 1H), 6.90-7.02 (m, 1H), 7.08-7.25 (m, 2H), 7.50 (s, 1H), 8.14 (br s, 1H) 11.84 (br s, 1H)
化合物207
N-シクロヘキシル-3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000239
化合物207を、化合物206から、方法Cにより、1時間の反応時間で、49%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.08 (s, 3H), 1.09-1.80 (m, 16H), 1.90-2.00 (m, 1H), 2.00-2.25 (m, 4H), 2.30-2.45 (m, 2H), 2.65-2.80 (m, 2H), 2.82-2.95 (m, 1H), 3.45-3.60 (m, 1H), 6.90-7.02 (m, 1H), 7.08-7.25 (m, 2H), 7.39 (s, 1H), 7.73 (d, 1H) 12.12 (br s, 1H)
化合物208
(13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-15-(3-オキソ-3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000240
化合物208を、酸SM-IXおよびピロリジンを出発物質として使用して、方法A1により、4時間の反応時間で、90%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3 H), 1.43 - 2.45 (m, 20 H), 2.71-2.91 (m, 2 H), 3.39-3.47 (m, 4 H), 6.97 (dd, 1H), 7.10-7.20 (m, 2H)
化合物209
(13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-15-(3-オキソ-3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000241
化合物209を、化合物208から、方法Bにより、2時間、室温で撹拌して、96%収率で合成した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3): 1.08 (s, 3H), 1.48-2.99 (m, 19H), 3.16 (m, 1H), 3.43-3.66 (m, 4H), 6.88 (dd, 1H), 7.09 (m, 2H), 7.66 (d, 1H), 12.41 (d, 1H)
化合物210
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-1-オン
Figure 2022510386000242
化合物210を、化合物209から、方法Cにより、90%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.36-2.42 (m, 17H), 2.67-2.91 (m, 3H), 3.27-3.47 (m, 4H), 6.98 (dd, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 12.14 (br s, 1H). MS m/z (TOF ES+): 422 (M +1)
化合物211
N-(5-(tert-ブチル)イソキサゾール-3-イル)-3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000243
化合物211を、酸SM-IXおよび3-アミノ-5-tert-ブチルイソキサゾールを出発物質として使用して、方法A1により、83%収率で合成した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3): 1.06 (s, 3H), 1.35 (s, 9H), 1.44-1.95 (m, 8H), 2.09- 2.61 (m, 8H), 2.75-3.00 (m, 2H), 6.73 (s, 1H), 6.88 (t, 1H), 7.08 (m, 2H), 9.54 (s, 1H)
化合物212
N-(5-(tert-ブチル)イソキサゾール-3-イル)-3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000244
化合物212を、化合物211から、方法Bにより、2時間、0℃で撹拌して、91%収率で合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.28 (s, 9H), 1.38-2.30 (m, 14H), 2.68-2.95 (m, 3H), 6.59 (dd, 1H), 6.97 (t, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.56 (s, 1H), 10.92 (s, 1H)
化合物213
N-(5-(tert-ブチル)イソキサゾール-3-イル)-3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000245
化合物213を、化合物212から、方法Cにより、90%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.29 (s, 9H), 1.40-2.44 (m, 13H), 2.67-2.93 (m, 3H), 6.61 (s, 1H), 6.98 (t, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.39 (s, 1H), 10.97 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H). MS m/z (TOF ES+): 491 (M +1)
化合物214
N,N-ジエチル-3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000246
化合物214を、THF中、酸SM-IXおよびジエチルアミンを出発物質としておよび200mol%のEDCIおよびHOBTを使用して、方法A2により、2時間の反応時間で、97%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.01 (t, 3H), 1.11 (t, 3H), 1.20-2.47 (m, 16H), 2.60-2.99 (m, 2H), 3.15-3.40 (m, 4H), 6.90-7.06 (m, 1H), 7.08-7.25 (m, 2H)
化合物215
N,N-ジエチル-3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000247
化合物215を、化合物214から、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.03 (t, 3H), 1.12 (t, 3H), 1.30-2.45 (m, 13H), 2.55-2.99 (m, 3H), 3.15-4.00 (m, 4H), 6.90-7.02 (m, 1H), 7.08-7.25 (m, 2H), 7.49 (s, 1H), 11.46 (br s, 1H)
化合物216
N,N-ジエチル-3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000248
化合物216を、化合物215から、方法Cにより、0.5時間の反応時間で、86%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (t, 3H), 1.10 (s, 3H), 1.12 (t, 3H), 1.30-2.45 (m, 13H), 2.69-2.95 (m, 3H), 3.15-3.40 (m, 4H), 6.90-7.02 (m, 1H), 7.08-7.25 (m, 2H), 7.39 (s, 1H), 12.18 (br s, 1H)
化合物217
(13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-15-(3-オキソ-3-(8-オキサ-2-アザスピロ[4.5]デカン-2-イル)プロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000249
化合物217を、酸SM-IXおよび8-オキサ-2-アザ-スピロ(4,5)デカン塩酸塩を出発物質として使用して、方法A3により、4時間の反応時間で、93%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.45 (m, 22H), 2.65-2.76 (m, 1H), 2.84-2.91 (m, 1H), 3.19-3.22 (m, 1H), 3.29-3.42 (m, 2H), 3.46-3.65 (m, 5H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H)
化合物218
(13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-15-(3-オキソ-3-(8-オキサ-2-アザスピロ[4.5]デカン-2-イル)プロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000250
化合物218を、1000mol%のギ酸エチルおよび600mol%のNaHを使用して、化合物217から、方法Bにより、一夜の反応時間で、98%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.30-2.46 (m, 19H), 2.65-2.99 (m, 3H), 3.18-3.66 (m, 8H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.10-7.22 (m, 2H), 7.52 (s, 1H)
化合物219
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-1-(8-オキサ-2-アザスピロ[4.5]デカン-2-イル)プロパン-1-オン
Figure 2022510386000251
化合物219を、化合物218から、方法Cにより、1時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、29%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.30-2.45 (m, 19H), 2.65-2.99 (m, 3H), 3.19-3.65 (m, 8H), 6.94-7.00 (m, 1H), 7.13-7.20 (m, 2H), 7.40-7.44 (m, 1H, isom.), 12.12 (br s, 1H)
化合物220
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N,N-ジメチルプロパンアミド
Figure 2022510386000252
化合物220を、DCM中、酸SM-IXおよびジメチルアミン塩酸塩を出発物質として使用して、方法A3により、2時間の反応時間で、85%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.28-2.40 (m, 16H), 2.62-2.94 (m, 2H), 2.82 (s, 3H), 2.97 (s, 3H), 6.90-7.03 (m, 1H), 7.10-7.25 (m, 2H)
化合物221
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N,N-ジメチルプロパンアミド
Figure 2022510386000253
化合物221を、化合物220から、4時間の反応時間で、500mol%のギ酸エチルおよび200mol%のNaHを使用して、方法Bにより、定量的収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.28-2.48 (m, 13H), 2.62-2.94 (m, 3H), 2.83 (s, 3H), 2.97 (s, 3H), 6.90-7.03 (m, 1H), 7.10-7.25 (m, 2H), 7.57 (br s, 1H)
化合物222
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N,N-ジメチルプロパンアミド
Figure 2022510386000254
化合物222を、化合物221から、方法Cにより、1時間還流して、クロマトグラフィー精製後、30%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.28-2.48 (m, 13H), 2.62-2.94 (m, 3H), 2.81 (s, 3H), 2.99 (s, 3H), 6.92-7.03 (m, 1H), 7.10-7.25 (m, 2H), 7.42 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物223
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(テトラヒドロフラン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000255
化合物223を、酸SM-IXおよび3-アミノテトラヒドロフランを出発物質として使用して、方法A2により、2時間の反応時間で、73%収率で合成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.95 (s, 3H), 1.34-2.41 (m, 18H), 2.70-2.90 (m, 2H), 344 (m, 1H), 3.64-3.79 (m, 3H), 4.22 (m, 1H), 6.97 (m, 1H), 7.14 (m, 2H), 8.09 (d, 1H)
化合物224
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(テトラヒドロフラン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000256
化合物224を、化合物223から、方法Bにより、1.5時間、室温で撹拌して、98%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.45-2.36 (m, 15H), 2.69-2.90 (m, 3H), 3.48 (m, 3H), 3.51-3.81 (m, 3H), 6.97 (t, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.52 (s, 1H), 8.35 (br s, 1H)
化合物225
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(テトラヒドロフラン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000257
化合物225を、化合物224から、方法Cにより96%収率で製造して、クロマトグラフィーにより精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.36-2.41 (m, 15H), 2.75-2.92 (m, 3H), 3.45 (m, 1H), 3.66-3.81 (m, 3H), 4.23 (m, 1H), 6.98 (t, 1H), 7.15 (m, 2H), 7.39 (s, 1H), 8.12 (d, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物226
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メチルピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000258
化合物226を、THF中、200mol%のEDCIおよびHOBTおよび酸SM-IXおよび3-アミノ-6-メチルピリダジンを出発物質として使用して、方法A2により、4時間の反応時間で、83%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.20-2.47 (m, 16H), 2.55 (s, 3H), 2.70-2.95 (m, 2H), 6.89-7.06 (m, 1H), 7.08-7.25 (m, 2H), 7.54 (d, 1H), 8.23 (d, 1H), 11.05 (s, 1H)
化合物227
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(6-メチルピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000259
化合物227を、化合物226から、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 13H), 2.55 (s, 3H), 2.60-3.05 (m, 3H), 6.90-7.05 (m, 1H), 7.08-7.25 (m, 2H), 7.53 (d, 1H), 7.57 (s, 1H), 8.22 (d, 1H), 11.00 (s, 1H), 11.01 (br s, 1H)
化合物228
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(6-メチルピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000260
化合物228を、化合物227から、方法Cにより、0.5時間の反応時間で、47%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 13H), 2.55 (s, 3H), 2.69-2.95 (m, 3H), 6.90-7.05 (m, 1H), 7.08-7.25 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.54 (d, 1H), 8.23 (d, 1H), 11.07 (s, 1H), 12.16 (br s, 1H)
化合物229
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(3-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000261
化合物229を、酸SM-IXおよび2-アミノ-3-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、96%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.34-1.98 (m, 8H), 2.18- 2.47 (m, 8H), 2.68-2.77 (m, 1H), 2.84-2.90 (m, 1H), 6.97 (m, 1H), 7.10-7.20 (m, 2H), 7.34 (m, 1H), 7.77 (dd, 1H), 8.24 (d, 1H), 10.28 (s, 1H)
化合物230
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(3-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000262
化合物230を、化合物229から、方法Bにより、88%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.36-1.83 (m, 7H), 1.94 (m, 1H), 2.20-2.45 (m, 3H), 2.55-2.97 (m, 5H), 6.97 (dd, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.35 (m, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.75 (m, 1H), 8.23 (d, 1H), 10.24 (s, 1H), 11.01 (br s, 1H)
化合物231
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(3-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000263
化合物231を、化合物230から、方法Cにより、43%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.41-2.39 (m, 13H), 2.67-2.92 (m, 3H), 6.97 (dd, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.34 (m, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.76 (m, 1H), 8.25 (d, 1H), 10.32 (s, 1H), 12.15 (br s, 1H)
化合物232
(13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-15-(3-モルホリノ-3-オキソプロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000264
化合物232を、DMF中、酸SM-IXおよびモルホリンを出発物質として使用して、方法A2により、2時間の反応時間で、83%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.35-2.37 (m, 15H), 2.76-2.92 (m, 3H), 3.45 (br s, 4H), 3.55 (br s 4H), 6.93-7.02 (m, 1H), 7.16-7.23 (m, 2H)
化合物233
(13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-15-(3-モルホリノ-3-オキソプロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000265
化合物233を、化合物232から、方法Bにより、2.5時間、室温で撹拌して、定量的収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.38-2.40 (m, 14H), 2.73-3.00 (m, 5H), 3.55 (m, 6H), 6.97 (m, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.55 (br s, 1H)
化合物234
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-1-モルホリノプロパン-1-オン
Figure 2022510386000266
化合物234を、化合物233から、方法Cにより、62%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.09 (s, 3H), 1.34-2.43 (m, 14H), 2.74-2.94 (m, 3H), 3.45-3.56 (m, 7H), 6.98 (m, 1H), 7.17 (m, 2H), 7.42 (s, 1H), 12.15 (br s, 1H). MS m/z (TOF ES+): 438 (M +1)
化合物235
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000267
化合物235を、DMF中、酸SM-IXおよび3-アミノピリダジンを出発物質として使用して、方法A2により、2時間の反応時間で、エタノールから結晶化して、42%収率で合成した。
1H-NMR (200 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.36-2.45 (m, 16H), 2.78-2.91 (m, 2H), 6.92-6.97 (m, 1H), 7.15-7.23 (m, 2H), 7.67 (dd, 1H), 8.33 (d, 1H), 8.95 (d, 1H), 11.14 (s, 1H)
化合物236
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000268
化合物236を、化合物235から、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 13H), 2.57-2.95 (m, 3H), 6.90-7.00 (m, 1H), 7.10-7.20 (m, 2H), 7.64 (dd, 1H), 7.73 (br s, 1H), 8.32 (d, 1H), 8.92 (d, 1H), 11.04 (br s, 1H)
化合物237
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(ピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000269
化合物237を、化合物236から、方法Cにより、0.5時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 13H), 2.60-2.95 (m, 3H), 6.90-7.05 (m, 1H), 7.10-7.20 (m, 2H), 7.42 (s, 1H), 7.66 (dd, 1H), 8.33 (d, 1H), 8.95 (d, 1H), 11.17 (s, 1H), 12.15 (br s, 1H). MS m/z (TOF ES+): 446 (M+1)
化合物238
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000270
化合物238を、酸SM-IXおよび4-モルホリノピリジン-2-アミンを出発物質として使用して、方法A3により、DMF中、一夜の反応時間で、40%収率で合成した。粗製生成物をクロマトグラフィーにより精製した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.34-2.48 (m, 16H), 2.68-2.90 (m, 2H), 3.22 (m, 4H), 3.71 (m, 4H), 6.60 (dd, 1H), 6.97 (m, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.94 (d, 1H), 10.22 (s, 1H)
化合物239
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(4-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000271
化合物239を、化合物238から、方法Bにより、3時間、室温で撹拌して、68%収率で製造した。生成物を、後処理中の酸性相の中和により得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.18-2.37 (m, 13H), 2.68-2.94 (m, 4H), 3.23 (m, 4H), 3.71 (m, 4H), 6.60 (d, 1H), 6.96 (m, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.55 (s, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.93 (d, 1H), 10.18 (br s, 1H)
化合物240
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000272
化合物240を、化合物239から、方法Cにより27%収率で製造して、ヘプタン摩砕により精製した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.42-2.42 (m, 12H), 2.67 (m, 1H), 2.76-2.92 (m, 3H), 3.22 (m, 4H), 3.71 (m, 4H), 6.60 (dd, 1H), 6.98 (m, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.39 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.95 (d, 1H), 10.25 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物241
3-((13S,15R)-4-フルオロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-N-メチルプロパンアミド
Figure 2022510386000273
化合物241を、DMF中、酸SM-IXおよび2-メチル-1-(メチルアミノ)-2-プロパノールを出発物質として使用して、方法A2により、2時間の反応時間で、83%収率で、60:40異性体混合物として合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.04 (s, 3H), 1.12 (s, 3H), 1.35-1.90 (m, 8H), 2.26-2.41 (m, 8H), 2.68-2.87 (m, 3H), 3.98 (s, 2H), 3.28 (m, 2H), 4.50 (s, 0.6H, 異性体), 4.57 (s, 0.4, 異性体), 6.97 (m, 1H), 7.15 (m, 2H)
化合物242
3-((13S,15S,Z)-4-フルオロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-N-メチルプロパンアミド
Figure 2022510386000274
化合物242を、化合物241から、方法Bにより、2時間、室温で撹拌して、88%収率で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.9 (s, 3H), 1.05 (s, 3H), 1.11 (s, 3H), 1.23-2.34 (m, 15H), 2.56-2.91 (m, 5H), 3.08 (s, 2H), 4.51 (br s, 1H), 6.97 (m, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.55 (s, 1H)
化合物243
3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-N-メチルプロパンアミド
Figure 2022510386000275
化合物243を、化合物242から、方法Cにより、89%収率で60:40異性体混合物として製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.03 (d, 4H), 1.10 (s, 4H), 1.13 (s, 1H), 1.38-2.38 (m, 13H), 2.70-2.99 (m, 4H), 3.10 (s, 2H), 3.28 (m, 2H), 4.50 (s, 0.6H, 異性体), 4.59 (s, 0.4H, 異性体), 6.98 (dd, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.40 (m, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物244
3-((13S,15R,E)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メチルイソキサゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000276
化合物244を、THF中、酸SM-XXVIおよび3-アミノ-5-メチルイソキサゾールを出発物質として使用して、方法A1により、5時間の反応時間で、90%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.29-2.49 (m, 16H), 2.36 (s, 3H), 2.80-2.95 (m, 2H), 6.64 (s, 1H), 7.05-7.15 (m, 3H), 7.24-7.28 (m, 1H), 10.88 (s, 1H). MS m/z (TOF ES+): 407 (M+1), 429 (M +Na)
化合物245
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-メチルイソキサゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000277
化合物245を、化合物244から、方法Bにより、一夜の反応時間で、59%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.34-2.60 (m, 13H), 2.36 (s, 3H), 2.80-2.99 (m, 3H), 6.62 (s, 1H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.56 (s, 1H), 10.88 (s, 1H), 10.95 (br s, 1H)
化合物246
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-メチルイソキサゾール-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000278
化合物246を、化合物245から、方法Cにより、1.5時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、42%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.34-2.50 (m, 13H), 2.36 (s, 3H), 2.80-2.99 (m, 3H), 6.64 (s, 1H), 7.05-7.15 (m, 3H), 7.25-7.31 (m, 1H), 7.37 (s, 1H), 10.90 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物247
(13S,15R)-13-メチル-15-(3-モルホリノ-3-オキソプロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000279
化合物247を、THF中、酸SM-XXVIおよび予め乾燥させたモルホリノを出発物質として使用して、方法A1により、1.5時間の反応時間で、89%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.33-2.44 (m, 16H), 2.87 (m, 2H), 3.44 (m, 4H), 3.56 (m, 4H), 7.06-7.14 (m, 3H), 7.27 (m, 1H)
化合物248
(13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-15-(3-モルホリノ-3-オキソプロピル)-6,7,8,9,11,12,13,14,15,16-デカヒドロ-17H-シクロペンタ[a]フェナントレン-17-オン
Figure 2022510386000280
化合物248を、化合物247から、方法Bにより、一夜の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.97 (s, 3H), 1.35-2.47 (m, 13H), 2.91 (m, 3H), 3.44 (m, 4H), 3.54 (m, 4H), 7.10 (m, 3H), 7.26 (d, 1H), 7.50 (s, 1H), 11.18 (br s, 1H)
化合物249
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-1-モルホリノプロパン-1-オン
Figure 2022510386000281
化合物249を、化合物248から、方法Cにより、30分間の反応時間で、66%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.10 (s, 3H), 1.41-2.43 (m, 13H), 2.89 (s, 3H), 3.43-3.58 (m, 8H), 7.10 (m, 3H), 7.29 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 12.11 (br s, 1H)
化合物250
3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000282
化合物250を、THF中、酸SM-XXVIおよび5-モルホリノピリジン-2-アミンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、89%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.48 (m, 16H), 2.80-2.95 (m, 2H), 3.06-3.11 (m, 4H), 3.70-3.78 (m, 4H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.25-7.29 (m, 1H), 7.40 (dd, 1H), 7.96 (d, 1H), 8.00 (d, 1H), 10.28 (s, 1H)
化合物251
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(5-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000283
化合物251を、化合物250から、方法Bにより、一夜の反応時間で、83%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.34-2.60 (m, 13H), 2.80-2.95 (m, 3H), 3.06-3.11 (m, 4H), 3.70-3.78 (m, 4H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.25-7.29 (m, 1H), 7.40 (dd, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.95 (d, 1H), 8.00 (d, 1H), 10.24 (s, 1H), 11.02 (br s, 1H)
化合物252
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-モルホリノピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000284
化合物252を、化合物251から、方法Cにより、1時間の反応時間で、73%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.34-2.50 (m, 13H), 2.78-2.95 (m, 3H), 3.06-3.11 (m, 4H), 3.70-3.78 (m, 4H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.25-7.29 (m, 1H), 7.39 (dd, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.95 (d, 1H), 8.00 (d, 1H), 10.30 (s, 1H), 12.09 (br s, 1H)
化合物253
3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000285
化合物253を、THF中、酸SM-XXVIおよび3-アミノピリダジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、43%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.62 (m, 16H), 2.80-2.96 (m, 2H), 7.05-7.15 (m, 3H), 7.25-7.29 (m, 1H), 7.66 (dd, 1H), 8.32 (d, 1H), 8.95 (d, 1H), 11.13 (s, 1H)
化合物254
3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(ピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000286
化合物254を、化合物253から、方法Bにより、6時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.34-2.70 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.65 (dd, 1H), 8.31 (d, 1H), 8.93 (d, 1H), 10.95 (br s, 1H), 11.07 (s, 1H)
化合物255
3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(ピリダジン-3-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000287
化合物255を、化合物254から、方法Cにより、1時間の反応時間で、57%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.12 (s, 3H), 1.38-2.63 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.66 (dd, 1H), 8.33 (d, 1H), 8.95 (d, 1H), 11.16 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物256
N-(6-フルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000288
化合物256を、THF中、酸SM-XXVIおよび2-アミノ-6-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、4時間の反応時間で、92%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.80-2.95 (m, 2H), 6.83 (dd, 1H), 7.05-7.15 (m, 3H), 7.26-7.28 (m, 1H), 7.91-7.97 (m, 1H), 8.00-8.03 (m, 1H), 10.69 (s, 1H)
化合物257
N-(6-フルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000289
化合物257を、化合物256から、方法Bにより、2時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、46%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.34-2.60 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 6.81 (dd, 1H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.88-7.97 (m, 1H), 7.98-8.03 (m, 1H), 10.69 (s, 1H), 10.96 (br s, 1H)
化合物258
N-(6-フルオロピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000290
化合物258を、化合物257から、方法Cにより、1.5時間の反応時間で、クロマトグラフィー精製後、29%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.36-2.49 (m, 13H), 2.75-2.99 (m, 3H), 6.83 (dd, 1H), 7.03-7.19 (m, 3H), 7.25-7.33 (m, 1H), 7.39 (s, 1H), 7.90-7.99 (m, 1H), 8.00-8.04 (m, 1H), 10.72 (s, 1H), 12.12 (br s, 1H)
化合物259
N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000291
化合物259を、THF中、酸SM-XXVIおよび2-アミノ-3,5-ジフルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、90%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.80-2.94 (m, 2H), 7.05-7.15 (m, 3H), 7.26-7.28 (m, 1H), 7.98-8.03 (m, 1H), 8.34-8.35 (m, 1H), 10.31 (s, 1H)
化合物260
N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000292
化合物260を、化合物259から、方法Bにより、4時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.62 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.23-7.30 (m, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.95-8.04 (m, 1H), 8.32 (d, 1H), 10.26 (s, 1H), 10.98 (br s, 1H)
化合物261
N-(3,5-ジフルオロピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000293
化合物261を、化合物260から、方法Cにより、1時間の反応時間で、66%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.36-2.50 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.95-8.05 (m, 1H), 8.34 (d, 1H), 10.35 (s, 1H), 12.14 (br s, 1H)
化合物262
N-(3-フルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15R)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000294
化合物262を、THF中、酸SM-XXVIおよび2-アミノ-3-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、88%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.81-2.96 (m, 2H), 7.05-7.16 (m, 3H), 7.26-7.28 (m, 1H), 7.30-7.37 (m, 1H), 7.73-7.79 (m, 1H), 8.23-8.25 (m, 1H), 10.27 (s, 1H)
化合物263
N-(3-フルオロピリジン-2-イル)-3-((13S,15S,Z)-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000295
化合物263を、化合物262から、方法Bにより、5時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.00 (s, 3H), 1.34-2.65 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.20-7.30 (m, 1H), 7.31-7.36 (m, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.70-7.78 (m, 1H), 8.20-8.24 (m, 1H), 10.30 (s, 1H), 11.01 (br s, 1H)
化合物264
N-(3-フルオロピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000296
化合物264を、化合物263から、方法Cにより、1時間の反応時間で、40%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.39-2.50 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 7.03-7.15 (m, 3H), 7.25-7.30 (m, 1H), 7.31-7.36 (m, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.73-7.79 (m, 1H), 8.22-8.26 (m, 1H), 10.32 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
化合物265
3-((13S,15R)-3-クロロ-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(3-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000297
化合物265を、THF中、酸SM-XVIIおよび2-アミノ-3-フルオロピリジンを出発物質として使用して、方法A1により、一夜の反応時間で、81%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.98 (s, 3H), 1.30-2.47 (m, 16H), 2.81-2.94 (m, 2H), 7.15-7.16 (m, 2H), 7.28-7.30 (m, 1H), 7.32-7.36 (m, 1H), 7.73-7.79 (m, 1H), 8.23-8.25 (d, 1H), 10.27 (s, 1H)
化合物266
3-((13S,15S,Z)-3-クロロ-16-(ヒドロキシメチレン)-13-メチル-17-オキソ-7,8,9,11,12,13,14,15,16,17-デカヒドロ-6H-シクロペンタ[a]フェナントレン-15-イル)-N-(3-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000298
化合物266を、化合物265から、方法Bにより、4時間の反応時間で、定量的収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 0.99 (s, 3H), 1.34-2.60 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 7.10-7.23 (m, 2H), 7.25-7.35 (m, 2H), 7.59 (s, 1H), 7.70-7.79 (m, 1H), 8.20-8.25 (m, 1H), 10.34 (br s, 1H), 11.01 (br s, 1H)
化合物267
3-((8aS,12S)-4-クロロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(3-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド
Figure 2022510386000299
化合物267を、化合物266から、方法Cにより、1時間の反応時間で、58%収率で合成した。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): 1.11 (s, 3H), 1.34-2.50 (m, 13H), 2.80-2.99 (m, 3H), 7.11-7.22 (m, 2H), 7.25-7.37 (m, 2H), 7.44 (s, 1H), 7.70-7.79 (m, 1H), 8.23-8.26 (m, 1H), 10.32 (s, 1H), 12.13 (br s, 1H)
薬理試験
次の試験を、本発明を説明的方法で証明するために提供し、本発明の範囲を限定するとみなされるべきではない。さらに、アッセイにおける化合物濃度は例であり、限定として解釈されるべきではない。当業者は、当分野で知られる方法で、薬学的に適切な濃度を定義できる。
17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型酵素の阻害
17β-HSD1産生および単離:組み換えバキュロウイルスを、「Bac to Bac Expression System」(Invitrogen)により産生した。組み換えバクミドを、「Cellfectin Reagent」(Invitrogen)を使用してSd9昆虫細胞にトランスフェクトした。60時間後、細胞を採取した;ミクロソーム分画を、Puranen, T.J., Poutanen, M.H., Peltoketo, H.E., Vihko, P.T. and Vihko, R.K. (1994) Site-directed mutagenesis of the putative active site of human 17 β-hydroxysteroid dehydrogenase type 1. Biochem. J. 304: 289-293に記載のとおり単離した。酵素活性の測定まで、一定量を凍結して保管した。
アッセイ - 組み換えヒト17β-HSD1の阻害:組み換えタンパク質(1μg/ml)を、20mM KHPO pH7.4中、30nM エストロン(800000cpm/mlのH-エストロンを含む)および1mM NADPHと、30分間、RTで、1μMまたは0.1μM濃度の潜在的阻害剤存在下インキュベートした。阻害剤原液をDMSO中に調製した。全サンプルで、DMSOの最終濃度を1%に調節した。酵素反応を、10%トリクロロ酢酸(最終濃度)を加えて停止させた。サンプルを、マイクロタイタープレート中、4000rpmで10分間遠心分離した。上清を、Waters Sentry Guardカラムを備えたWaters Symmetry C18カラム上の逆相HPLCに付した。定組成HPLCランを、RTで、ランニング緩衝液としてアセトニトリル:水48:52の1ml/分の流速で実施した。溶媒中の放射活性を、Scintillation Analyzerによりモニターした。エストロンおよびエストラジオールの総放射活性を各サンプルで測定し、エストロンからエストラジオールへの変換パーセントを、次の式に従い計算した。
Figure 2022510386000300
続いて阻害パーセントを計算した。%阻害=100-%変換。
値%阻害を実施例化合物について測定し、結果を表2に要約する。
17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ2型酵素の阻害
17β-HSD2産生および単離:17β-HSD1と同様に、組み換えバキュロウイルスを「Bac to Bac Expression System」(Invitrogen)により産生した。組み換えバクミドを、「Cellfectin Reagent」(Invitrogen)を使用してSd9昆虫細胞にトランスフェクトした。60時間後、細胞を採取し、上清を次のプロトコールにより分画した。
- 細胞を40mlのA-緩衝液(40mM TRIS、pH8.0、20%グリセロール、20μM NAD、0.4mM PMSF、150mM NaCl、0.5%ドデシル-β-マルトシド+プロテアーゼ阻害剤カクテル)
- 細胞を音波処理した
- ライセートを氷上、15分間インキュベートした
- ライセートを5000rpmで15分間、+4℃で遠心分離した
- 上清を、180000gで30分間、+4℃で遠心分離した
- ペレットを8mlのA-緩衝液に溶解した
- 再懸濁しなかった物質を5000rpm、15分間、+4℃の遠心分離により除去した
- 透明上清を100μlずつに分け、酵素活性を測定するまで凍結して保管した。
17β-HSD2の量を免疫ブロット法により分析し、各抽出物バッチの総タンパク質濃度を測定した。
アッセイ - 組み換えヒト17β-HSD2の阻害:組み換えタンパク質(4μg/ml)を、20mM KHPO pH8.5中、50nM エストラジオール(800000cpm/mlのH-エストラジオールを含む)および1mM NADHと、30分間、RTでインキュベートし、1μMまたは0.1μM濃度の潜在的阻害剤存在下。阻害剤原液をDMSO中に調製した。全サンプルで、DMSOの最終濃度を1%に調節した。酵素反応を、10%トリクロロ酢酸(最終濃度)を加えて停止させた。サンプルを、マイクロタイタープレート中、4000rpmで10分間遠心分離した。上清を、Waters Sentry Guardカラムを備えたWaters Symmetry C18カラム上の逆相HPLCに付した。定組成HPLCランを、RTで、ランニング緩衝液としてアセトニトリル:水48:52の1ml/分の流速で実施した。溶媒中の放射活性を、Scintillation Analyzerによりモニターした。エストロンおよびエストラジオールの総放射活性を各サンプルで測定し、エストラジオールからエストロンへの変換パーセントを、次の式に従い計算した。
Figure 2022510386000301
続いて阻害パーセントを計算した。%阻害=100-%変換。
値%阻害を実施例化合物について測定し、結果を表2に要約する。
ウサギ組織ホモジネートにおけるエストロンからエストラジオール変換の阻害
本アッセイは、補因子β-NADPH存在下、ウサギ胎盤組織で発現されるHSD1酵素が、その天然物質エストロン(E1)からエストラジオール(E2)に変換される酵素反応に基づく。
ウサギ胎盤組織の均質:凍結組織を、Precellys ck28ビーズチューブに測り入れる。緩衝液溶液(20mM KHPOと1mM EDTA、pH7,4)を1:2比(例えば300mgの組織:600μl 反応緩衝液溶液)で加える。ビーズチューブをホモジナイザーに入れ、2×30秒間、6000rpmで均質化する。5分間、2600rpmで、+4℃で遠心分離し、上清を集める。ホモジネートの一定量を-80℃で保管する。
アッセイ - ウサギ胎盤組織におけるE1からE2変換の阻害:適切な量のウサギ胎盤ホモジネート、補因子(1mM β-NADPH)、基質(30nM エストロン)、トレーサーとしての標識基質(5nM [H]-エストロン)および1μMまたは0.1μM濃度の潜在的阻害剤を含む緩衝液溶液(20mM KHPOと1mM EDTA、pH7,4)中で反応させる。阻害剤原液をDMSO中に調製した。全サンプルで、DMSOの最終濃度を1%に調節した。30分間インキュベーション中、エストロンの一部はエストラジオールに変換される。10%トリクロロ酢酸(TCA)でpHを1に下げることにより反応を停止させる。基質および変換生成物をHPLCおよびScintillation counter analyzerにより分析しゅる。エストロンおよびエストラジオールの総放射活性を各サンプルで測定し、エストロンからエストラジオールへの変換パーセントを、次の式に従い計算した。
Figure 2022510386000302
続いて阻害パーセントを計算した。%阻害=100-%変換。値%阻害を実施例化合物について測定し、結果を表2に要約する。
代謝安定性アッセイ
本発明の化合物原液をDMSO中に調製した。全サンプルで、DMSOの最終濃度を1%に調節した。本発明の化合物のインビトロ代謝安定性を、ヒト肝細胞インキュベーションを使用して、実施例化合物について測定した;1μM濃度の試験化合物を、0分間、10分間、20分間、40分間および60分間、37℃でインキュベートした。サンプルを全時点で収集し、化合物をLC-MS/MS分析により検出した。残存化合物パーセントを、各時点の親化合物のピーク面積を、0時と比較することにより計算する。インビトロ代謝安定性を、時間に対する親消失パーセント曲線の回帰分析により決定した半減期(T1/2)として決定した。結果を表2に要約する。
薬理試験結果
Figure 2022510386000303


Figure 2022510386000304


Figure 2022510386000305

発明の有用性
本発明の化合物は、17β-HSD1酵素の選択的阻害能を示し、17β-HSD2酵素の阻害性活性はほとんどまたは全くなく、それ故に、ステロイドホルモン依存的疾患または障害の処置、特に乳癌、前立腺癌腫、卵巣癌、子宮癌、子宮内膜癌、子宮内膜増殖症、子宮内膜症、子宮筋腫、腺筋症、多嚢胞性卵巣症候群、月経困難症、月経過多、不正子宮出血、避妊、前立腺痛、良性前立腺肥大、尿路機能不全、下部尿路症状、慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性硬化症、肥満、関節リウマチ、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺癌、結腸癌、組織創傷、皮膚皺および白内障を含むが、これらに限定されない、いくつかの疾患および状態の処置および予防に有用であり得る。
さらに、本発明の化合物は、エストラジオールのレベルの増加に関係し、17β-HSD1酵素阻害剤により予防、処置および/または軽減され得る疾患および障害の処置に有用であり得る。
ここで使用する「処置または予防」は、個体が記載した障害または状態を伴う疾病を発症するのを防止または予防するおよびリスクを低減するまたは該障害が確立されたら改善、改善、消失または治癒させることを含む。
本発明の化合物を、約0.1μg/kg~約300mg/kg、好ましくは1.0μg/kg~10mg/kg体重の投与量範囲内の有効量で投与し得る。本発明の化合物を、1日1回量で投与できまたは総1日量を、1日2回、3回または4回に分けて投与できる。
「有効量」は、処置対象に治療効果を付与する化合物の量をいう。治療効果は客観的(すなわちある試験またはマーカーにより測定可能)または主観的(すなわち対象が効果を示すまたは感じる)であり得る。このような処置は、疾患の状態を必ずしも完全に軽減する必要はない。さらに、このような処置または予防は、当業者に知られる状態を軽減する間葉の処置とさらに組み合わせて使用し得る。
本発明の化合物は、最も好ましくは単独で使用されまたは組み合わせて、すなわちさらなる活性成分と同時に、別々にまたは逐次的に投与される。本発明の化合物は、種々の経路、例えば、経口、非経腸、皮下、静脈内、関節内、髄腔内、筋肉内、腹腔内および皮内注射および経皮、直腸、バッカル、口腔粘膜、経鼻、眼経路および吸入およびインプラントにより投与され得る。
化合物は適当な組成物に製剤化され得るて、適当な投与形態は、例えば、溶液剤、分散剤、懸濁液剤、散剤、カプセル剤、錠剤、丸剤、制御放出カプセル剤、制御放出錠剤および制御放出丸剤を含む。薬理学的活性化合物に加えて、本化合物の医薬組成物は、薬学的に使用され得る活性化合物の製剤への加工を容易にする添加物および助剤を含む、適当な薬学的に許容される担体を含み得る。
さらに、式(I)の化合物を、式(I)の化合物から、例えば、置換基の導入または官能基修飾により得られ得るさらなる化合物、特にさらなる薬学的に活性成分の製造のための合成中間体として使用できる。
当業者には、技術が進歩するにつれて、本願発明の概念が種々の方法で実行され得ることが明らかである。本発明およびその実施態様は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲の範囲内で変わり得る。

Claims (20)

  1. 式(I)の化合物
    Figure 2022510386000306
    〔式中、
    R1およびR2は各々独立してHおよびハロゲンからなる群から選択され;
    (i)R3はHおよびC1-4アルキルからなる群から選択され、そして
    R4は
    - 場合によりOHで置換されているC1-6-アルキル;
    - -(CH)-R5(式中、nは1~3であり、R5は3~7員脂環である);
    - 4~7員の非置換飽和脂環または窒素、硫黄および酸素から選択される1個のヘテロ原子を含む非置換ヘテロ環;
    - 窒素および酸素からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、C1-3-アルコキシ、C(O)N(C1-3-アルキル)ならびに窒素、酸素および硫黄からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OHおよびC1-3-アルコキシからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員飽和ヘテロ環からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている5員一部不飽和ヘテロ環または芳香族ヘテロ環;
    - 窒素、硫黄および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含む5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環;
    - 窒素および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、C1-3-アルコキシ、C(O)N(C1-3-アルキル)および窒素、酸素および硫黄からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OHおよびC1-3-アルコキシからなる群から独立して選択される1個または2個の置換基で置換されている6員飽和ヘテロ環からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている5員不飽和または芳香族ヘテロ環;
    - 場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、オキソ、C1-3-アルコキシ、モルホリノ、C(O)N(C1-3-アルキル)および窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりC1-4-アルキルで置換されている6員飽和ヘテロ環からなる群から独立して選択される1~5個の置換基で置換されているフェニル、6員不飽和または窒素、硫黄および酸素からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含む芳香族ヘテロ環;および
    - 窒素、酸素および硫黄からなる群から独立して選択される1~3個のヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、C1-4-アルキル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、オキソおよびC1-3-アルコキシからなる群から独立して選択される1~3個の置換基で置換されているかまたは2個の隣接置換基が5員もしくは6員飽和縮合環を形成し得る6員飽和ヘテロ環
    からなる群から選択されるか;
    または
    (ii)R3およびR4は、それらが結合している窒素原子と一体となって、該窒素原子および場合により窒素、酸素およびスルホニルを含む硫黄からなる群から選択される1個のさらなるヘテロ原子を含み、場合によりハロゲン、CN、メチル、C1-3-(ペル)ハロアルキル、OH、オキソ、C1-3-アルコキシならびに窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりC1-4-アルキルで置換されている4~7員脂環または飽和ヘテロ環からなる群から選択される1個の置換基で置換されている4~7員飽和ヘテロ環を形成する;
    または
    (iii)R3およびR4は、それらが結合している窒素原子と一体となって、該窒素原子を含む4~7員飽和ヘテロ環から選択される基を形成し、該飽和ヘテロ環は4~7員の飽和または不飽和脂環または窒素、酸素および硫黄の群から選択される1~3個のヘテロ原子を有するヘテロ環との縮合またはスピロ環を形成する;
    但し、水素HおよびHの一方のみが同時に存在し、かつ水素HおよびHが結合するピラゾール環における二重結合位置は、水素HおよびHの何れが存在するかに基づき決定される。〕
    の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  2. 化合物が式(Ia)
    Figure 2022510386000307
    を有し、該式(Ia)おいて、R1、R2、R3、R4およびR5が請求項1において定義したとおりである、請求項1の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  3. - R1がH、FおよびClからなる群から選択され、
    - R2がH、FおよびClからなる群から選択され、そして
    - R3、R4およびR5が請求項1に定義したとおりである、
    請求項1または2の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  4. - R1がH、FおよびClからなる群から選択され、
    - R2がHまたはFであり、そして
    - R3、R4およびR5が請求項1に定義したとおりである、
    請求項1~3の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
  5. - R1がHであり、
    - R2がFであり、そして
    - R3、R4およびR5が請求項1に定義したとおりである、
    請求項1~4の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
  6. - R3がHであり、
    - R4が窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、C1-4-アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲンおよびC(O)N(C1-3-アルキル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員不飽和または芳香族ヘテロ環であるかまたは
    - R4が
    Figure 2022510386000308
    である、
    請求項1~5の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
  7. 5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環の1~3個のヘテロ原子が窒素および酸素から独立して選択され、
    5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環の1~3個のヘテロ原子が2個の窒素および1個の硫黄から独立して選択され、または
    5員非置換不飽和または芳香族ヘテロ環の1~3個のヘテロ原子が2個の窒素および1個の酸素から独立して選択される、
    請求項1~5の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
  8. - R3がHであり、
    - R4が窒素および酸素からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、C1-4-アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲンおよびC(O)N(C1-3-アルキル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている5員不飽和または芳香族ヘテロ環である、
    請求項1~5の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
  9. - R1がH、ClまたはFであり、
    - R2がH、ClまたはFであり、
    - R3がHであり、
    - R4が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、C1-4-アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲンおよびC(O)N(C1-3-アルキル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員芳香族ヘテロ環であるかまたは
    - R4が
    Figure 2022510386000309
    である、
    請求項1~3の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
  10. - R1がHまたはFであり、
    - R2がHまたはFであり、
    - R3がHであり、
    - R4が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、C1-4-アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲンおよびC(O)N(C1-3-アルキル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員芳香族ヘテロ環であるか、または
    - R4が
    Figure 2022510386000310
    である、
    請求項1~4または9の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
  11. - R1がHであり、
    - R2がHまたはFであり、
    - R3がHであり、
    - R4が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、C1-4-アルキル、C1-3-アルコキシ、ハロゲンおよびC(O)N(C1-3-アルキル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員芳香族ヘテロ環である、
    請求項1~4または請求項9~10の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
  12. - R1がHであり、
    - R2がFであり、
    - R3がHであり、
    - R4が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1~3個のヘテロ原子を有し、場合によりCN、メチル、メトキシ、FおよびC(O)N(メチル)からなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている6員芳香族ヘテロ環であるか、または
    - R4が
    Figure 2022510386000311
    である、
    請求項1~6または請求項9~10の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩。
  13. 化合物が次のものからなる群から選択される、請求項1~12の何れかの化合物またはその薬学的に許容される塩:
    - 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)プロパンアミド、
    - N-(5-シアノピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド、
    - 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-フルオロピリジン-2-イル)プロパンアミド、
    - 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(5-メトキシピリジン-2-イル)プロパンアミド、
    - 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(4-メチルピリジン-2-イル)プロパンアミド、
    - 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(2-オキソ-1,2,5,6,7,8-ヘキサヒドロキノリン-3-イル)プロパンアミド、
    - 6-(3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド)-N,N-ジメチルニコチンアミド、
    - N-(6-メトキシピリダジン-3-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド、
    - N,N-ジメチル-6-(3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド)ニコチンアミド、
    - 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパンアミド、
    - 3-((8aS,12S)-3-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)プロパンアミド、
    - N-(5-(tert-ブチル)イソキサゾール-3-イル)-3-((8aS,12S)-4-フルオロ-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド、
    - N-(5-フルオロピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミド、
    - N-(4-フルオロピリジン-2-イル)-3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)プロパンアミドおよび
    - 3-((8aS,12S)-8a-メチル-1,2,6b,7,8,8a,10,12,12a,12b-デカヒドロナフト[2’,1’:4,5]インデノ[1,2-c]ピラゾール-12-イル)-N-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)プロパンアミド。
  14. 請求項1~13の何れかの式(I)の化合物の製造方法であって、
    式(II)
    Figure 2022510386000312
    〔式(II)において、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1に定義したとおりである。〕
    の化合物とヒドラジン水和物を反応させて、式(I)の化合物を得て、場合により式(I)の化合物をその薬学的に許容される塩に変換することを含む、方法。
  15. 式(II)
    Figure 2022510386000313
    〔式(II)中、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1に定義したとおりである。〕
    の化合物。
  16. 医薬として使用するための、請求項1~13の何れかの化合物。
  17. 乳癌、前立腺癌腫、卵巣癌、子宮癌、子宮内膜癌、子宮内膜増殖症、子宮内膜症、子宮筋腫、腺筋症、多嚢胞性卵巣症候群、月経困難症、月経過多、不正子宮出血、避妊、前立腺痛、良性前立腺肥大、尿路機能不全、下部尿路症状、慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性硬化症、肥満、関節リウマチ、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺癌、結腸癌、組織創傷、皮膚皺および白内障からなる群から選択される疾患の処置または予防において使用するための、請求項1~13の何れかの化合物。
  18. 乳癌、前立腺癌腫、卵巣癌、子宮癌、子宮内膜癌、子宮内膜増殖症、子宮内膜症、子宮筋腫、腺筋症、多嚢胞性卵巣症候群、月経困難症、月経過多、不正子宮出血、避妊、前立腺痛、良性前立腺肥大、尿路機能不全、下部尿路症状、慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性硬化症、肥満、関節リウマチ、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺癌、結腸癌、組織創傷、皮膚皺および白内障からなる群から選択される疾患の処置に使用するための、請求項1~13の何れかの化合物。
  19. 有効量の1以上の請求項1~13の何れかの化合物を、1以上の薬学的に許容される添加物と共に含む、医薬組成物。
  20. 1以上のさらなる活性成分と組み合わせた、請求項19の医薬組成物。
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