JP2022186442A - グロメット - Google Patents

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Abstract

Figure 2022186442000001
【課題】共用化及び遮音性の向上を図ることを可能としたグロメットを提供する。
【解決手段】グロメット10は、第1筒部33と第1ベース部32とを連結する第1連結部34と、第2筒部43と第2ベース部41とを連結する第2連結部44と、を備える。第1連結部34と第2連結部44とは、グロメット10の軸方向において互いに間隔を空けて設けられている。第1連結部34は、第1可撓部61を有している。第2連結部44は、第2可撓部71を有している。第1可撓部61及び第2可撓部71は、車体パネルPに対するワイヤハーネスWの傾きを吸収すべく撓むことが可能に構成されている。そして、第1連結部34と第2連結部44とは、それらの間に第1遮音空間S1を形成する。
【選択図】図1

Description

本開示は、グロメットに関するものである。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、室内と室外とを隔てる車体パネルを貫通する組付孔に装着され、同組付孔に挿通されるワイヤハーネスを保護するグロメットがある。このようなグロメットは、ゴムなどの弾性材料にて形成され、車体パネルの組付孔とワイヤハーネスとの間を止水可能に構成されている。
特開2017-131056号公報
ところで、組付孔及びグロメットを通るワイヤハーネスの傾き角度は、車両設計に応じて異なる。本発明者は、ワイヤハーネスの傾き角度によらずグロメットの共用化を可能にすることに加え、グロメットの遮音性の向上を図ることが可能な構成を検討していた。
本開示の目的は、共用化及び遮音性の向上を図ることを可能としたグロメットを提供することにある。
本開示のグロメットは、ワイヤハーネスが通されるパネルの組付孔に組み付けられるグロメットであって、前記パネルに接触するシール部を有する本体部と、前記ワイヤハーネスが挿通される筒部と、当該グロメットの軸方向において互いに間隔を空けて設けられ、各々前記本体部と前記筒部とを連結する一対の連結部と、を備え、前記一対の連結部の少なくとも1つは、前記パネルに対する前記ワイヤハーネスの傾きを吸収すべく撓むことが可能な可撓部を有し、前記一対の連結部は、それらの間に遮音空間を形成する。
本開示のグロメットによれば、共用化及び遮音性の向上を図ることが可能となる。
図1は、実施形態のグロメットの断面図である。 図2は、同形態のグロメットの分解斜視図である。 図3は、同形態のグロメットを部分的に示す拡大断面図である。 図4は、同形態のグロメットの作用を示す断面図である。 図5は、変更例のグロメットを部分的に示す拡大断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のグロメットは、
[1]ワイヤハーネスが通されるパネルの組付孔に組み付けられるグロメットであって、前記パネルに接触するシール部を有する本体部と、前記ワイヤハーネスが挿通される筒部と、当該グロメットの軸方向において互いに間隔を空けて設けられ、各々前記本体部と前記筒部とを連結する一対の連結部と、を備え、前記一対の連結部の少なくとも1つは、前記パネルに対する前記ワイヤハーネスの傾きを吸収すべく撓むことが可能な可撓部を有し、前記一対の連結部は、それらの間に遮音空間を形成する。
この構成によれば、組付孔を通るワイヤハーネスの傾き角度に変更があったとき、そのワイヤハーネスの傾きを連結部の可撓部の撓みで吸収することが可能である。すなわち、筒部がワイヤハーネスの傾きに追従して傾いても、連結部の可撓部の撓みによってシール部を含む本体部の変形を抑制することが可能となる。これにより、ワイヤハーネスの傾きがシール部のシール性能に影響することを可撓部によって抑制でき、その結果、ワイヤハーネスの傾き角度によらずグロメットの共用化が可能となる。さらに、この構成によれば、一対の連結部にて形成される遮音空間によって、遮音性の向上を図ることが可能となる。
[2]前記可撓部は、前記本体部よりも肉厚が薄く構成された第1薄肉部を有している。
この構成によれば、可撓部に設けられた薄肉部によって、ワイヤハーネスの傾きをより好適に吸収することが可能となる。
[3]前記可撓部は、前記軸方向に凸となる屈曲形状を有する屈曲部を有している。
この構成によれば、可撓部に設けられた屈曲部によって、ワイヤハーネスの傾きをより好適に吸収することが可能となる。
[4]前記可撓部は、前記筒部に対して同軸の筒状をなす蛇腹部を有している。
この構成によれば、可撓部に設けられた蛇腹部によって、ワイヤハーネスの傾きをより好適に吸収することが可能となる。
[5]前記可撓部は、周方向の全周にわたって連続して設けられている。
この構成によれば、可撓部を周方向において部分的に設ける場合に比べて、ワイヤハーネスの傾きをより吸収しやすくなる。
[6]前記本体部は、前記一対の連結部の一方によって前記筒部に連結される第1の部材と、前記一対の連結部の他方によって前記筒部に連結される第2の部材と、を有し、前記第1の部材は、前記シール部を有し、前記第2の部材は、前記パネルの一側面に設けられた遮音部材の挿通孔を被覆可能に構成された被覆部を有し、前記可撓部は、前記第2の部材を前記筒部に連結する前記連結部に少なくとも設けられている。
この構成によれば、連結部の可撓部によって、パネルに対するワイヤハーネスの傾きによる被覆部の変形を抑制することが可能となる。これにより、ワイヤハーネスの傾き角度によらず、被覆部を遮音部材に対して隙間なく接触させることが可能となり、その結果、より一層の遮音性の向上に寄与できる。
[7]前記第2の部材を前記筒部に連結する前記連結部に形成された前記可撓部は、前記被覆部の厚さよりも薄く構成された第2薄肉部を有している。
この構成によれば、第2薄肉部が被覆部よりも変形しやすくなる。このため、パネルに対するワイヤハーネスの傾きによる被覆部の変形を、第2薄肉部によってより好適に抑制することが可能となる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のグロメットの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。また、本明細書における「垂直」は、厳密に垂直の場合のみでなく、本実施形態における作用ならびに効果を奏する範囲内で概ね垂直の場合も含まれる。
なお、本明細書の説明で使用される「筒状」は、周方向全周にわたって連続して周壁が形成されたものだけではなく、複数の部品を組み合わせて筒状をなすものや、C字状のように周方向の一部に切り欠きなどを有するものも含む。また、「筒状」の形状には、円形、楕円形、及び、尖ったまたは丸い角を有する多角形が含まれる。また、本明細書の説明で使用される「環状」という用語は、ループを形成する任意の構造、または端部のない連続形状、並びに、C字形のようなギャップを有する、一般的にループ形状の構造を指すことがある。なお、「環状」の形状には、円形、楕円形、及び、尖ったまたは丸い角を有する多角形が含まれるが、これらに限定されない。
また、本明細書における「対向」とは、面同士又は部材同士が互いに正面の位置にあることを指し、互いが完全に正面の位置にある場合だけでなく、互いが部分的に正面の位置にある場合を含む。また、本明細書における「対向」とは、2つの部分の間に、2つの部分とは別の部材が介在している場合と、2つの部分の間に何も介在していない場合の両方を含む。
図1に示すように、本実施形態のグロメット10は、車両の車体パネルPに形成された組付孔Paに装着される。グロメット10は、車体パネルPの組付孔Paにおける止水性を確保するものである。また、グロメット10は、ワイヤハーネスWが組付孔Paの周縁に干渉することを防ぐ役割も果たす。なお、ワイヤハーネスWは少なくとも1本の電線を含んで構成される。ワイヤハーネスWは、グロメット10の内部に挿通方向Dに沿って挿通されている。グロメット10の軸線L方向は、例えば、ワイヤハーネスWがグロメット10内を挿通する挿通方向Dと一致している。なお、以下の説明では、グロメット10の軸線Lに沿った方向を単に「軸方向」と称する場合がある。また、軸線Lを中心とする周方向、及び軸線Lを中心とする径方向をそれぞれ、単に「周方向」、及び「径方向」と称する場合がある。
車体パネルPは、例えば、車両における車室内と車室外とを仕切るパネルである。当該車室外は例えばエンジンルームである。車体パネルPの両面のうち、車室内に面する側面を第1面P1とし、車室外に面する側面を第2面P2とする。車体パネルPの組付孔Paには、組付孔Paの周縁から例えば第1面P1側に突出する突出部Pbが形成されている。突出部Pbは、組付孔Paの周縁が第1面P1側に屈曲されることで形成されている。突出部Pbは、例えば、バーリング加工により形成されている。突出部Pbは、組付孔Paの全周にわたって形成されている。グロメット10は、例えば、第2面P2側から組付孔Paに組み付けられる。
車体パネルPの第1面P1には、遮音部材Bが貼り付けられている。遮音部材Bに用いる材料としては、不織布や、ゴム板や、発泡材などが挙げられる。遮音部材Bにおける組付孔Paと対応する位置には、ワイヤハーネスWが挿通される挿通孔Baが形成されている。
(グロメット10の全体構成)
図1及び図2に示すように、グロメット10は、第1の部材11と、第2の部材12と、第3の部材13とを備えている。第2の部材12及び第3の部材13はそれぞれ、第1の部材11に対して別体をなしている。第2の部材12は、第1の部材11に対し挿通方向Dの一方側に組み付けられている。第3の部材13は、第1の部材11に対し挿通方向Dの他方側に組み付けられている。
(第1の部材11)
第1の部材11は、例えば、インナー部21とアウター部31とを有している。インナー部21とアウター部31とは、互いに異なる種類の材料にて形成される別々の部品である。アウター部31は、可撓性が高い材料にて構成されている。アウター部31の構成材料としては、例えば、EPDM(詳しくは、エチレンプロピレンジエンゴム)などのエラストマを用いることができる。インナー部21は、アウター部31よりも剛性の高い材料にて構成されている。すなわち、インナー部21は、全体として変形しにくいように構成されている。インナー部21の構成材料としては、例えば、PP(詳しくは、ポリプロピレン)などの合成樹脂材料を用いることができる。また、インナー部21及びアウター部31は例えば射出成形品である。
(インナー部21)
インナー部21は、組付孔Paに挿通される筒状の基部22を有している。基部22は、組付孔Paの周縁に沿った環状をなしている。また、基部22は、組付孔Paの周縁よりも若干小さい環状をなしている。図2に示すように、基部22には、組付孔Paの周縁に係止可能な係止片23が設けられている。そして、係止片23が組付孔Paの周縁に係止されることで、グロメット10が車体パネルPに固定されるようになっている。
インナー部21は、基部22から外周側に延びる鍔部24を有している。鍔部24は、例えば、基部22の軸方向一端に設けられている。鍔部24の外形は、組付孔Paよりも大きい形状をなしている。グロメット10が車体パネルPに組み付けられた状態において、鍔部24は、車体パネルPの第2面P2側に位置する。なお、以下では「グロメット10が車体パネルPに組み付けられた状態」を、単に「組付状態」と称する場合がある。
(アウター部31)
アウター部31は、第1ベース部32と、ワイヤハーネスWが挿通される第1筒部33と、第1筒部33と第1ベース部32とを連結する第1連結部34と、一体に有している。第1筒部33は、例えば、横断面形状がグロメット10の軸線Lを中心とする円環状をなしている。第1筒部33は、グロメット10の軸線Lに沿って延びている。第1筒部33は、アウター部31においてワイヤハーネスWの外周面に密着する部位である。これにより、ワイヤハーネスWと第1筒部33との間の止水性が確保されるようになっている。
第1ベース部32は、インナー部21の基部22の内側に配置される内側筒部35と、内側筒部35に一体に形成されるシール部36と、を有している。内側筒部35は、グロメット10の軸線Lに沿って延びる筒状をなしている。内側筒部35の横断面形状は、例えばグロメット10の軸線Lを中心とする円環状をなしている。内側筒部35は、インナー部21の基部22の内周面に接している。シール部36は、組付孔Paの周囲を囲む環状をなす。シール部36は、鍔部24と車体パネルPの第2面P2とによって挟まれて圧縮される。このように、シール部36が第2面P2に対して弾性的に接触することにより、シール部36と第2面P2との間の止水性が発揮されるようになっている。
(第2の部材12)
図3に示すように、第2の部材12は、第2ベース部41と、第1固定部42と、第2筒部43と、第2連結部44と、被覆部45と、を一体に有している。第2の部材12は、可撓性が高い材料にて構成されている。第2の部材12の構成材料としては、例えば、EPDM(詳しくは、エチレンプロピレンジエンゴム)などのエラストマを用いることができる。また、第2の部材12は例えば射出成形品である。
第2ベース部41は、グロメット10の軸線Lに沿って延びる筒状をなしている。第2ベース部41の横断面形状は、例えばグロメット10の軸線Lを中心とする円環状をなしている。第2ベース部41は、第1ベース部32の内側筒部35の内側に配置されている。第2ベース部41の内周面は、例えば、第1ベース部32の内側筒部35の外周面に接している。第2ベース部41は、第1ベース部32とで本実施形態のグロメット10の本体部を構成している。
第1固定部42は、第1ベース部32に固定される部位である。第1固定部42は、例えば、第2ベース部41の外周面から突出する凸部である。第1固定部42は、内側筒部35の内周面に形成された連結凹部35aに嵌合されている。
第2筒部43は、例えば、横断面形状がグロメット10の軸線Lを中心とする円環状をなしている。第2筒部43は、グロメット10の軸線Lに沿って延びている。第2筒部43は、第2の部材12においてワイヤハーネスWの外周面に密着する部位である。これにより、ワイヤハーネスWと第2筒部43との間の止水性が確保されるようになっている。
図1に示すように、被覆部45は、第2ベース部41の外周面から径方向外側に延出されている。被覆部45は、例えば、軸線Lを中心とする円形をなしている。また、被覆部45は、例えば、軸方向の車体パネルP側に向かうにつれて拡径するテーパ形状をなしている。そして、グロメット10が車体パネルPに組み付けられた状態において、被覆部45の周縁部が遮音部材Bに対して弾性的に当接するようになっている。これにより、被覆部45が遮音部材Bの挿通孔Baを被覆するようになっている。
(第3の部材13)
第3の部材13は、第1ベース部32に固定される第2固定部51と、ワイヤハーネスWが挿通される第3筒部52と、第2固定部51と第3筒部52とを連結する第3連結部53と、を一体に有している。第3の部材13は、可撓性が高い材料にて構成されている。第3の部材13の構成材料としては、例えば、EPDM(詳しくは、エチレンプロピレンジエンゴム)などのエラストマを用いることができる。また、第3の部材13は例えば射出成形品である。なお、第1の部材11のアウター部31、第2の部材12及び第3の部材13にそれぞれ用いる弾性材料は、互いに同一の材料であってもよいし、また、別の材料であってもよいが、共に可撓性を有する弾性材料を用いることが好ましい。
第2固定部51は、第1ベース部32に固定される部位である。第2固定部51は、例えば、第2ベース部41の外周面から突出する凸部である。第2固定部51は、内側筒部35の内周面に形成された連結凹部35bに嵌合されている。
第3筒部52は、例えば、横断面形状がグロメット10の軸線Lを中心とする円環状をなしている。第3筒部52は、グロメット10の軸線Lに沿って延びている。第3筒部52は、例えば、第3の部材13において第1筒部33の外周面に密着する部位である。これにより、第1筒部33と第3筒部52との間の止水性が確保されるようになっている。
(第1~第3連結部34,44,53)
アウター部31の第1連結部34は、グロメット10の本体部の一部を構成する第1ベース部32と第1筒部33とを連結する。第2の部材12の第2連結部44は、グロメット10の本体部の一部を構成する第2ベース部41と第2筒部43とを連結する。第3の部材13の第3連結部53は、第1ベース部32と第3筒部52とを連結する。第1連結部34、第2連結部44及び第3連結部53は、軸方向において互いに間隔を空けて配置されている。第1連結部34は、軸方向において、第2連結部44と第3連結部53との間に位置している。
(第1連結部34)
図3に示すように、第1連結部34は、第1可撓部61を有している。第1可撓部61は、車体パネルPに対するワイヤハーネスWの傾きを吸収すべく撓むことが可能に構成されている。第1可撓部61は、軸方向に凸となるように折り返された屈曲形状を有する屈曲部62を有している。屈曲部62は、例えば、軸方向の第2連結部44側に向かって凸となるように屈曲されている。また、屈曲部62は、周方向の全周にわたって連続して設けられている。屈曲部62の肉厚は、第1ベース部32の径方向の肉厚よりも薄く形成されている。すなわち、本実施形態の屈曲部62は、第1薄肉部として構成されている。屈曲部62の径方向内側の端部は、第1筒部33の軸方向一端に繋がっている。
(第2連結部44)
第2連結部44は、第2可撓部71を有している。第2可撓部71は、車体パネルPに対するワイヤハーネスWの傾きを吸収すべく撓むことが可能に構成されている。
第2可撓部71は、軸方向に凸となるように折り返された屈曲形状を有する屈曲部72を有している。屈曲部72は、例えば、軸方向の第1連結部34側に向かって凸となるように屈曲されている。また、屈曲部72は、周方向の全周にわたって連続して設けられている。屈曲部72の肉厚は、第1ベース部32の径方向の肉厚よりも薄く形成されている。すなわち、本実施形態の屈曲部72は、第1薄肉部として構成されている。また、屈曲部72は部分的において、被覆部45の軸方向の厚さよりも薄く構成されている。すなわち、本実施形態の屈曲部72は、第2薄肉部としても構成されている。
また、第2可撓部71は、蛇腹部73を有している。蛇腹部73は、屈曲部72の径方向内側の端部と第1筒部33の軸方向一端との間に形成されている。蛇腹部73は、第2筒部43に対して同軸の筒状をなしている。蛇腹部73は、第2筒部43よりも径が大きく設定されている。蛇腹部73は、例えば、横断面形状がグロメット10の軸線Lを中心とする円環状をなしている。蛇腹部73は、環状の凸部と、当該凸部よりも外径の小さい環状の凹部とが軸方向において交互に設けられた蛇腹構造を有している。蛇腹部73の径方向の肉厚は、例えば、屈曲部72の肉厚よりも薄く形成されている。
(第3連結部53)
第3連結部53は、第3可撓部81を有している。第3可撓部81は、車体パネルPに対するワイヤハーネスWの傾きを吸収すべく撓むことが可能に構成されている。第3可撓部81は、軸方向に凸となるように折り返された屈曲形状を有する屈曲部82を有している。屈曲部82は、例えば、軸方向の第1連結部34側に向かって凸となるように屈曲されている。また、屈曲部82は、周方向の全周にわたって連続して設けられている。屈曲部82の肉厚は、第1ベース部32の径方向の肉厚よりも薄く形成されている。すなわち、本実施形態の屈曲部82は、第1薄肉部として構成されている。屈曲部82の径方向内側の端部は、第3筒部52の軸方向一端に繋がっている。
第1連結部34と第2連結部44とは、グロメット10の軸方向において互いに間隔を空けて対向している。そして、第1連結部34と第2連結部44とは、それらの間に第1遮音空間S1を形成している。また、第1連結部34と第3連結部53とは、グロメット10の軸方向において互いに間隔を空けて対向している。そして、第1連結部34と第3連結部53とは、それらの間に第2遮音空間S2を形成している。すなわち、グロメット10の内部には、第1連結部34によって互いに隔離された第1遮音空間S1と第2遮音空間S2とが形成されている。第1遮音空間S1と第2遮音空間S2とは、ワイヤハーネスWの挿通方向Dに並んで配置される。なお、本実施形態の第3筒部52は、第1筒部33の外周面に密着している。これにより、第2遮音空間S2は、第1の部材11のアウター部31と第3の部材13のみで閉じられた空間となっている。
本実施形態の効果について説明する。
(1)グロメット10は、グロメット10の本体部を構成する第1ベース部32及び第2ベース部41と、ワイヤハーネスWが挿通される第1~第3筒部33,43,52と、を備える。また、グロメット10は、第1筒部33と第1ベース部32とを連結する第1連結部34と、第2筒部43と第2ベース部41とを連結する第2連結部44と、第3筒部52と第1ベース部32とを連結する第3連結部53と、を備える。そして、第1~第3連結部34,44,53は、車体パネルPに対するワイヤハーネスWの傾きを吸収すべく撓むことが可能な第1~第3可撓部61,71,81をそれぞれ有している。これにより、図4に示すように、組付孔Paを通るワイヤハーネスWの傾き角度に変更があったとき、そのワイヤハーネスWの傾きを第1~第3可撓部61,71,81の撓みで吸収することが可能である。すなわち、第1~第3筒部33,43,52がワイヤハーネスWの傾きに追従して傾いても、第1~第3可撓部61,71,81の撓みによってシール部36を含む第1ベース部32の変形を抑制することが可能となる。これにより、ワイヤハーネスWの傾きがシール部36のシール性能に影響することを第1~第3可撓部61,71,81によって抑制でき、その結果、ワイヤハーネスWの傾き角度によらずグロメット10の共用化が可能となる。
さらに、第1連結部34と第2連結部44とは、グロメット10の軸方向において互いに間隔を空けて設けられている。また、第1連結部34と第3連結部53とは、グロメット10の軸方向において互いに間隔を空けて設けられている。第1連結部34と第2連結部44とは、それらの間に第1遮音空間S1を形成する。そして、第1連結部34と第3連結部53とは、それらの間に第2遮音空間S2を形成する。この構成によれば、第1~第3連結部34,44,53にて形成される第1遮音空間S1及び第2遮音空間S2によって、遮音性の向上を図ることが可能となる。
(2)第1~第3可撓部61,71,81はそれぞれ、第1ベース部32の径方向の肉厚よりも肉厚が薄く構成された第1薄肉部としての屈曲部62,72,82を有している。この構成によれば、第1~第3連結部34,44,53における第1薄肉部としての屈曲部62,72,82によって、ワイヤハーネスWの傾きをより好適に吸収することが可能となる。
(3)第1~第3可撓部61,71,81はそれぞれ、軸方向に凸となる屈曲形状を有する屈曲部62,72,82を有している。この構成によれば、第1~第3連結部34,44,53における屈曲部62,72,82によって、ワイヤハーネスWの傾きをより好適に吸収することが可能となる。
(4)第2可撓部71は、第2筒部43に対して同軸の筒状をなす蛇腹部73を有している。この構成によれば、第2可撓部71の蛇腹部73によって、ワイヤハーネスWの傾きをより好適に吸収することが可能となる。
(5)第1~第3可撓部61,71,81は、周方向の全周にわたって連続して設けられている。この構成によれば、第1~第3可撓部61,71,81をそれぞれ周方向において部分的に設ける場合に比べて、ワイヤハーネスWの傾きをより吸収しやすくなる。
(6)グロメット10の本体部は、第1の部材11の一部を構成する第1ベース部32と、第2の部材12の一部を構成する第2ベース部41と、を有している。第1ベース部32は、第1連結部34によって第1筒部33に連結されている。第2ベース部41は、第2連結部44によって第2筒部43に連結されている。そして、第2の部材12には、第2ベース部41から延出して遮音部材Bの挿通孔Baを被覆可能に構成された被覆部45が形成されている。
この構成によれば、遮音部材Bの挿通孔Baを被覆する第2の部材12の被覆部45によって、遮音性の向上を図ることが可能となる。また、被覆部45を含む第2ベース部41と第2筒部43とを連結する第2連結部44に、第2可撓部71が設けられている。したがって、第2可撓部71によって、車体パネルPに対するワイヤハーネスWの傾きによる被覆部45の変形を抑制することが可能となる。これにより、ワイヤハーネスWの傾き角度によらず、被覆部45を遮音部材Bに対して隙間なく接触させることが可能となり、その結果、したがって、被覆部45と遮音部材Bとの間に隙間が生じることで遮音性が悪化することを抑制可能となる。
(7)第2可撓部71は、被覆部45の厚さよりも薄く構成された第2薄肉部としての屈曲部72を有している。この構成によれば、屈曲部72を被覆部45より変形しやすく構成することが可能となる。このため、車体パネルPに対するワイヤハーネスWの傾きによる被覆部45の変形を、屈曲部72によってより好適に抑制することが可能となる。
(8)グロメット10は、第1の部材11と、第2の部材12と、第3の部材13とを備えている。第1の部材11は、車体パネルPに接触するシール部36を有している。ワイヤハーネスWが挿通される第2筒部43を有する第2の部材12は、第1の部材11に対し挿通方向Dの一方側に組み付けられている。そして、ワイヤハーネスWが挿通される第3筒部52を有する第3の部材13は、第1の部材11に対し挿通方向Dの他方側に組み付けられている。
この構成によれば、グロメット10が少なくとも3つの部材から構成されるため、車両設計に応じたグロメット10の設計変更に際し、第1~第3の部材11,12,13の少なくとも1つは設計変更することなく共用化が可能である。例えば、ワイヤハーネスWにおいて第2の部材12側に導出される部分のレイアウトの変更があったとき、第1~第3の部材11,12,13のうち第2の部材12のみの設計変更によって対応可能となる。また、例えば、車体パネルPにおいて組付孔Paの径の変更があったとき、第1の部材11の径方向の肉厚の変更によって対応でき、第2の部材12及び第3の部材13は設計変更無しとすることが可能となる。このように、車両設計に応じたグロメット10の設計変更を少なく抑えることが可能となる。
(9)第1の部材11は、シール部36を有する第1ベース部32と、ワイヤハーネスWが挿通される第1筒部33と、第1筒部33と第1ベース部32とを連結する第1連結部34と、有している。第2の部材12は、第1ベース部32に固定される第1固定部42と、第1固定部42と第2筒部43とを連結する第2連結部44と、を有している。第3の部材13は、第1ベース部32に固定される第2固定部51と、第2固定部51と第3筒部52とを連結する第3連結部53と、を有している。この構成によれば、第1の部材11の第1ベース部32に対し、第2の部材12の第1固定部42及び第3の部材13の第2固定部51をそれぞれ固定することで、第1~第3の部材11,12,13にてグロメット10を構成することが可能となる。
(10)グロメット10の内部には、第1連結部34によって互いに隔離された第1遮音空間S1と第2遮音空間S2とが形成される。そして、それら第1遮音空間S1及び第2遮音空間S2によって、遮音性の向上を図ることが可能となる。さらに、この構成によれば、第1遮音空間S1と第2遮音空間S2とがワイヤハーネスWの挿通方向Dに並んで配置される。これにより、車体パネルPで区画された室内側と室外側との間において組付孔Paを通じて伝わる音を、グロメット10の第1遮音空間S1と第2遮音空間S2とによって段階的に遮音することが可能となる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・第1~第3可撓部61,71,81の形状などの構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、第1~第3可撓部61,71,81において、各屈曲部62,72,82の軸方向への突出方向は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
また、例えば図5に示す構成では、上記実施形態に対して第1可撓部61の形状を変更している。同図に示すように、第1可撓部61は、平板部91を有している。平板部91は、例えば軸線Lに対して垂直な平板状に形成されている。本例の第1可撓部61は、上記実施形態の第1可撓部61のような屈曲部62を有しない構成となっている。平板部91は、第1可撓部61の周方向の全周にわたって形成されている。平板部91は、例えば、第1薄肉部92を有している。第1薄肉部92の軸方向の肉厚は、第1ベース部32の径方向の肉厚よりも薄く構成されている。これにより、ワイヤハーネスWの傾きに応じて第1可撓部61が撓みやすくなっている。平板部91の径方向内側の縁部は、第1筒部33の軸方向一端に繋がっている。
図5に示すような構成によれば、第1可撓部61が、軸方向に凸となるように折り返された屈曲部を有しない。このため、ワイヤハーネスWの傾きに応じて第1~第3可撓部61,71,81が変形した状態において、第1可撓部61が第2可撓部71及び第3可撓部81に干渉することを抑制可能となる。
・上記実施形態では、第1~第3連結部34,44,53の各々に可撓部(第1~第3可撓部61,71,81)を備えたが、これに特に限定されるものではなく、第1~第3可撓部61,71,81のいずれか1つ、または2つを省略してもよい。
・第1固定部42と第1ベース部32の連結凹部35aとを構造的に入れ替えた連結構造としてもよい。同様に、第2固定部51と第1ベース部32の連結凹部35bとを構造的に入れ替えた連結構造としてもよい。
・上記実施形態の第2の部材12は、第1固定部42にて第1ベース部32の内周面に固定される構成としたが、これ以外に例えば、第2の部材12が第1ベース部32の軸方向端面に固定される構成としてもよい。
・軸線L方向から見た被覆部45の形状は円形に限定されるものではなく、例えば楕円形や多角形などに適宜変更可能である。
・軸線L方向から見たシール部36の形状は円形に限定されるものではなく、組付孔Paの形状に応じて例えば楕円形などに適宜変更可能である。
・上記実施形態のグロメット10において、第3の部材13、及び被覆部45を含む第2の部材12のいずれか一方を省略してもよい。また、上記実施形態において、第1の部材11のアウター部31と第2の部材12とを別体ではなく一体に構成してもよい。また、上記実施形態において、第1の部材11のアウター部31と第3の部材13とを別体ではなく一体に構成してもよい。
・上記実施形態では、グロメット10を第1~第3の部材11,12,13にて構成したが、これに特に限定されるものではなく、第1~第3の部材11,12,13の他に1つまたは複数の部材を加えた構成としてもよい。
・第1の部材11のアウター部31、第2の部材12及び第3の部材13に用いる弾性材料はEPDMに限定されるものではなく、それ以外に例えば、NBR(アクリロニトリル・ブタジエンゴム)などを用いることが可能である。
・上記実施形態の第1の部材11は、インナー部21とアウター部31とを備えるが、これに特に限定されるものではなく、上記実施形態の第1の部材11からインナー部21を省略してもよい。
・本実施形態では、組付孔Paの周縁の突出部Pbが第1面P1側に突出しているが、これに限らず、突出部Pbを第2面P2側に突出させた構成としてもよい。上記実施形態の組付孔Paから突出部Pbを省略した構成、すなわち、組付孔Paにバーリング加工を施さない構成としてもよい。
・今回開示された実施形態及び変更例はすべての点で例示であって、本発明はこれらの例示に限定されるものではない。すなわち、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 グロメット
11 第1の部材
12 第2の部材
13 第3の部材
21 インナー部
22 基部
23 係止片
24 鍔部
31 アウター部
32 本体部を構成する第1ベース部
33 第1筒部(筒部)
34 第1連結部(連結部)
35 内側筒部
35a 連結凹部
35b 連結凹部
36 シール部
41 本体部を構成する第2ベース部
42 第1固定部
43 第2筒部(筒部)
44 第2連結部(連結部)
45 被覆部
51 第2固定部
52 第3筒部(筒部)
53 第3連結部(連結部)
61 第1可撓部(可撓部)
62 屈曲部(第1薄肉部)
71 第2可撓部(可撓部)
72 屈曲部(第1薄肉部、第2薄肉部)
73 蛇腹部
81 第3可撓部(可撓部)
82 屈曲部(第1薄肉部)
91 平板部
92 第1薄肉部
B 遮音部材
Ba 挿通孔
D 挿通方向
L 軸線
P 車体パネル(パネル)
P1 第1面(一側面)
P2 第2面
Pa 組付孔
Pb 突出部
S1 第1遮音空間(遮音空間)
S2 第2遮音空間(遮音空間)
W ワイヤハーネス

Claims (7)

  1. ワイヤハーネスが通されるパネルの組付孔に組み付けられるグロメットであって、
    前記パネルに接触するシール部を有する本体部と、
    前記ワイヤハーネスが挿通される筒部と、
    当該グロメットの軸方向において互いに間隔を空けて設けられ、各々前記本体部と前記筒部とを連結する一対の連結部と、
    を備え、
    前記一対の連結部の少なくとも1つは、前記パネルに対する前記ワイヤハーネスの傾きを吸収すべく撓むことが可能な可撓部を有し、
    前記一対の連結部は、それらの間に遮音空間を形成する、
    グロメット。
  2. 前記可撓部は、前記本体部よりも肉厚が薄く構成された第1薄肉部を有している、
    請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記可撓部は、前記軸方向に凸となる屈曲形状を有する屈曲部を有している、
    請求項1または請求項2に記載のグロメット。
  4. 前記可撓部は、前記筒部に対して同軸の筒状をなす蛇腹部を有している、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のグロメット。
  5. 前記可撓部は、周方向の全周にわたって連続して設けられている、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のグロメット。
  6. 前記本体部は、前記一対の連結部の一方によって前記筒部に連結される第1の部材と、前記一対の連結部の他方によって前記筒部に連結される第2の部材と、を有し、
    前記第1の部材は、前記シール部を有し、
    前記第2の部材は、前記パネルの一側面に設けられた遮音部材の挿通孔を被覆可能に構成された被覆部を有し、
    前記可撓部は、前記第2の部材を前記筒部に連結する前記連結部に少なくとも設けられている、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のグロメット。
  7. 前記第2の部材を前記筒部に連結する前記連結部に形成された前記可撓部は、前記被覆部の厚さよりも薄く構成された第2薄肉部を有している、
    請求項6に記載のグロメット。
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