JP2022185967A - グラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム - Google Patents

グラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム Download PDF

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Abstract

【課題】グラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルムとして、ボイド(空隙)の発生がなく、従来並みの強度を維持しつつ、それでいて取り扱い性が良好である、新規なポリエステルフィルムを提案するものである。【解決手段】ポリエステル樹脂層に対して、平均粒径が0.5~1.6μmの粒子を含有するポリエステルフィルムであって、フィルム厚み(t:μm)と粒子の平均粒径(X:μm)との関係(t/X)が0.90以上であり、フィルム厚み(t)が、0.5~1.5μmである、グラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルムである。

Description

本発明は、グラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルムに関する。
工業材料、光学材料、電子部品材料、電池用包装材など様々な分野で、ポリエステルフィルムとして代表的なポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、特に2軸延伸PETフィルムが、透明性、機械強度、耐熱性、柔軟性などに優れることから広く使用されている。
近年、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコンなどの携帯端末機器、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどの電子・光学部品などにおいては、高機能化と並行して、薄型化や軽量化、さらには表示体のペーパー化などが図られている。
例えば、スマートフォンは、高機能化と携帯性とを向上させるために、構成される主要部品それぞれが薄膜化傾向にある。また、スマートフォンやノートパソコンのCPUでの局所的な発熱を分散させるグラファイトシートにおいては、グラファイトシート固定用の基材フィルムの厚さはグラファイトの熱分散性を妨げるため粘着テープの薄膜化が必要となる。
上記用途において一部では粘着材層を転写するテープを使用して薄型化に対応しているが、この場合、芯材がないため、耐久性に劣るという問題が生じる。そこで、超薄膜の両面テープが多く開発されるようになり、特許文献1および2などには、基材として1~3μmのポリエステルフィルムに粘着剤層を有する粘着テープが開示されている。
しかしながら、上記文献には、粘着テープの厚さ構成と破断強度、粘着剤層の構成については開示されているが、基材ポリエステルフィルムについては具体的に記載されていない。
特に近年、グラファイトシートの熱分散性上昇のため、例えば、6μm以下という極めて薄い両面粘着テープが要求される場合があり、所望する強粘着力を発揮するためには1.5μm以下の極めて薄いポリエステルフィルムを基材として使用しなければならない場合があった。
特開2005-105212号公報 特開2007-169327号公報
ところで、一般的にポリエステルフィルムが薄膜化されると、巻取り性を向上させるため、フィルム中に大きな粒子を含有させることが通常行われている。しかしながら、粒径が大きすぎると、粒子により、フィルム中にボイド(空隙)が形成されるため、フィルム取り扱い時に、フィルム強度が必要とされる場面で不具合を生じる場合があった。
例えば、極薄のポリエステルフィルム上に粘着層を備えた、粘着テープを被着体から剥離する場合、フィルム中にボイド(空隙)が存在するため、フィルムの厚み方向に力が加わり、その際にフィルムの強度不足により、破断する場合があった。近年、さらに接着部材に許容されるクリアランスが狭小化する傾向にあり、ポリエステルフィルムの薄膜化がさらに進行する中で、深刻な課題であった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その解決課題は、巻取り性や作業性を維持、向上させるだけでなく、超極薄領域、特に1.5μm以下のフィルム厚みを要求される接着部材として好適な、グラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルムを提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討の結果、ポリエステル樹脂層に対して、特定の粒径の粒子を含有させ、フィルム厚みを制御することで、上記課題を解決できること見出し、以下の本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、以下の[1]~[5]を提供する。
[1]ポリエステル樹脂層に対して、平均粒径が0.5~1.6μmの粒子を含有するポリエステルフィルムであって、ポリエステルフィルムの厚みt(μm)と粒子の平均粒径X(μm)の比(t/X)が0.90以上であり、ポリエステルフィルムの厚みtが、0.5~1.5μmである、グラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム。
[2]SEMによるフィルム断面観察により、最大径が150nm以上の空隙がないことを特徴とする、上記[1]に記載のグラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム。
[3]縦方向(MD)及び横方向(TD)の少なくとも一方の引張強度が245MPa以上である、上記[1]または[2]に記載のグラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム。
[4]上記[1]~[3]の何れかに記載のグラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルムの少なくとも片面に粘着層を備えたグラファイト固定用粘着テープ。
[5]電子機器用である、上記[1]~[3]の何れかに記載のグラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム。
本発明によれば、巻取り性や作業性を維持、向上させ、超極薄領域、特に1.5μm以下のフィルム厚みを要求される接着部材として好適な、グラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルムを提供することができる。
実施例1のフィルム断面の模式図である。 比較例1のフィルム断面の模式図である。
次に、本発明の実施形態の一例について説明する。但し、本発明は、次に説明する実施形態に限定されるものではない。
<ポリエステルフィルム>
本発明のポリエステルフィルム(以下、「本ポリエステルフィルム」ということがある。)は、グラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルムであって、平均粒径が0.5~1.6μmの粒子を含有し、ポリエステルフィルムの厚みt(μm)と粒子の平均粒径X(μm)の比(t/X)が0.90以上であり、ポリエステルフィルムの厚みtが、0.5~1.5μmである。
上記構成を有することで、超極薄のフィルムであっても、巻取り性や作業性が維持、向上される。
本ポリエステルフィルムは、耐熱性、平面性、光学特性、強度などの物性が優れている。上記ポリエステルフィルムは単層でも、性質の異なる2以上の層を有する多層フィルム(すなわち、積層フィルム)でもよい。
本発明のポリエステルフィルムは、単層の場合には、単層のポリエステル樹脂層からなり、該ポリエステル樹脂層に粒子が含有される。一方、多層フィルムの場合は、複数のポリエステル樹脂層からなり、そのいずれかのポリエステル樹脂層に、上記粒子を有することを意味する。
また、本ポリエステルフィルムは、無延伸フィルム(シート)であっても延伸フィルムであってもよい。中でも、一軸方向又は二軸方向に延伸された延伸フィルムであるのが好ましい。その中でも、力学特性のバランスや平面性の観点で、二軸延伸フィルムであるのがより好ましい。したがって、二軸延伸ポリエステルフィルムがよりさらに好ましい。
(ポリエステル)
上記ポリエステルフィルムの主成分樹脂であるポリエステルは、ホモポリエステルであっても、共重合ポリエステルであってもよい。なお、主成分樹脂とは、ポリエステルフィルムを構成する樹脂の中で最も質量割合の大きい樹脂の意味であり、ポリエステルフィルムを構成する樹脂の50質量%以上、或いは75質量%以上、或いは90質量%以上、或いは100質量%を占めればよい。
上記ホモポリエステルとしては、芳香族ジカルボン酸と脂肪族グリコールとを重縮合させて得られるものが好ましい。芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸などが挙げられ、脂肪族グリコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4-ブタンジオール、1,4-シクロヘキサンジメタノール等を挙げることができる。
代表的なホモポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリブチレンテレフタレート(PBT)等を例示することができる。
一方、上記ポリエステルが共重合ポリエステルの場合は、30モル%以下の第三成分を含有した共重合体であることが好ましい。
共重合ポリエステルのジカルボン酸成分としては、イソフタル酸、フタル酸、テレフタル酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸等の一種又は二種以上が挙げられ、グリコール成分として、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4-ブタンジオール、1,4-シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール等の一種または二種以上を挙げることができる。
中でも、本ポリエステルフィルムにおける基材としては、60モル%以上、好ましくは80モル%以上がエチレンテレフタレート単位であるポリエチレンテレフタレートが好ましい。
(ポリエステル重縮合触媒)
上記ポリエステルを重縮合する際の重縮合触媒としては、アンチモン化合物、ゲルマニウム化合物、アルミニウム化合物、チタン化合物等が挙げられる。これらの中では、アンチモン化合物及びチタン化合物の少なくともいずれかが好ましく、とりわけ、チタン化合物を用いて得られるポリエステルを使用することが好ましい。
したがって、ポリエステルフィルムは、アンチモン化合物及びチタン化合物の少なくともいずれかを含むことが好ましく、チタン化合物を含むことがより好ましい。
前記チタン化合物を使用することで、フィルム中に当該チタン化合物に由来する金属含有凝集体、いわゆる粗大異物の個数を低減化することができる。
(粒子)
本発明のポリエステルフィルムは、ポリエステル樹脂層に対して、平均粒径が0.5~1.6μmの粒子を含有することが特徴である。
粒子を含有することで、易滑性の付与および各工程での傷発生が防止される。粒子を配合する場合、配合する粒子の種類は、易滑性付与可能な粒子であれば特に限定されるものではなく、具体例としては、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、カオリン、酸化アルミニウム、酸化チタン等の無機粒子、アクリル樹脂、スチレン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等の有機粒子等が挙げられる。さらに、粒子は、ポリエステルに添加する添加粒子を使用してもよいし、ポリエステルの製造工程中、触媒等の金属化合物の一部を沈殿、微分散させた析出粒子を用いることもできる。
一方、使用する粒子の形状に関しても特に限定されるわけではなく、球状、塊状、棒状、扁平状等のいずれを用いてもよい。また、その硬度、比重、色等についても特に制限はない。これら一連の粒子は、必要に応じて2種類以上を併用してもよい。
また、用いる粒子の平均粒径は、0.5~1.6μmであることを必須要件とする。好ましくは0.8~1.6μm、さらに好ましくは1.0~1.6μmの範囲である。平均粒径が上記範囲である粒子を用いることにより、ポリエステルフィルムに適度な表面粗度を与え、良好な滑り性と平滑性が確保できる。
ポリエステルフィルムが多層である場合には、例えば、ポリエステル樹脂層として、表層と、中間層を設けて、表層に粒子を含有させることが好ましい。この場合、より好ましくは、粒子を含有する表層、中間層、及び粒子を含有する表層をこの順に有する多層構造とするとよい。
さらにポリエステルフィルム中の粒子の含有量は、好ましくは5質量%以下、より好ましくは0.0003~3質量%の範囲であり、さらに好ましくは0.05~2質量%、特に好ましくは0.1~1質量%である。粒子の含有量を上記範囲内とすることで、フィルムの透明性を確保しつつ、フィルムに滑り性を付与しやすくなり、さらに、超極薄フィルムであっても、巻取り性や作業性を維持、向上させることができる。
本発明においては表面を適度に粗面化したフィルムを得るが、作業性や加工性を考慮すると、フィルム表面の二次元平均表面粗さ(Ra)は31nm以下が好ましい。フィルムの二次元平均表面粗さ(Ra)が31nm以下であると、フィルム表面の粒子による突起が大きすぎることに起因する、突起周辺の厚さの過度の増大がない。したがって、接着部材に許容されるクリアランスを超えることがなく、十分な狭小化対応が可能となる。
以上の観点から、フィルムの二次元平均表面粗さ(Ra)は、28nm以下であることがさらに好ましい。
一方、フィルム表面の二次元平均表面粗さ(Ra)の下限に関しては特に限定されるわけではないが、10nm以上であれば、巻取り性や作業性を維持、向上させることができ、超極薄のフィルム厚みを要求される接着部材として好適となる。
本発明で使用するポリエステルフィルムにおける、フィルムとフィルムの動摩擦係数(μd)は0.95以下であることが好ましく、より好ましくは0.75以下、さらに好ましくは0.55以下である。動摩擦係数(μd)が上記範囲を満足することで、フィルム加工時の巻取工程においてシワが入りにくく、作業性が良好となる。フィルムの動摩擦係数を上記範囲内に調整するには、フィルム表面に存在する凹凸を制御する必要があり、必要に応じて、平均粒径の異なる2種類以上の微粒子を処方し、その含有量を適度に調整することで達成できる。
<本ポリエステルフィルムの製造方法>
本ポリエステルフィルムの製造方法の一例として、本ポリエステルフィルムが二軸延伸フィルムの場合の製造方法について説明する。但し、ここで説明する製造方法に限定するものではない。
先ずは、公知の方法により、原料、例えばポリエステルチップを溶融押出装置に供給し、それぞれのポリマーの融点以上に加熱し、溶融ポリマーをダイから押し出し、回転冷却ドラム上でポリマーのガラス転移点以下の温度となるように冷却固化し、実質的に非晶状態の未配向シートを得るようにすればよい。
次に、当該未配向シートを、一方向にロール又はテンター方式の延伸機により延伸する。この際、延伸温度は、通常25~120℃、好ましくは35~100℃であり、延伸倍率は通常2.5~7倍、好ましくは2.8~6倍である。
次いで、一段目の延伸方向と直交する方向に延伸する。この際、延伸温度は通常50~140℃であり、延伸倍率は通常3~7倍、好ましくは3.5~6倍である。
なお、上記の延伸においては、一方向の延伸を2段階以上で行う方法を採用することもできる。
延伸後、引き続き130~270℃の温度で緊張下または30%以内の弛緩下で熱固定処理を行い、二軸配向フィルムとしての本ポリエステルフィルムを得ることができる。本ポリエステルフィルムは、熱固定処理を行うことで、耐熱性などを向上させることができる。
(フィルム厚み)
フィルム厚みは0.5~1.5μmであることを必須要件とする。好ましくは0.8~1.5μmがよい。0.5μm未満であると、フィルムの成形が困難であり、1.5μmを超えると、狭小化設計の対応が可能な、極薄フィルムを得るという本発明の課題を達成することが困難になる。以上の観点から、フィルム厚みは0.8~1.2μmの範囲であることが特に好ましい。
<本ポリエステルフィルムの特性>
(フィルム厚みt(μm)と粒子の平均粒径X(μm)の比(t/X))
本発明のポリエステルフィルムは1.5μm以下の極薄フィルムを用いるため、わずかなボイド(空隙)の存在が加工工程において不具合を生じさせる場合がある。例えば、粘着層付きポリエステルフィルムを被着体から剥離する際、厚み方向の強度が不足することがある。かかる不具合に対する対応策として、本発明においては、フィルム厚みt(μm)と粒子の平均粒径X(μm)との比(t/X)が0.90以上となるように設計している。このような設計とすることで、ポリエスエル樹脂により、粒子表面を被覆することができ、ボイド(空隙)の発生を抑制するとともにフィルムに適度な易滑性を付与できることを知見したものである。
フィルム厚みtと粒子の平均粒径Xの比(t/X)は、上記観点から、好ましくは0.95以上、さらに好ましくは1.00以上、その中でも特に1.05以上がよい。一方、上限については、特に制限はないが、粒子を含有する効果を発揮させるべく、2.00以下が好ましく、1.50以下がより好ましい。
なお、(t/X)の計算に用いる、粒子の平均粒径Xに関して、異なる平均粒径を2種類以上用いる場合、平均粒径の合計値を粒子の種類の数で除した値を粒子の平均粒径Xとして算出した。
(フィルム断面の空隙)
本ポリエステルフィルムは、走査型電子顕微鏡(SEM)によるフィルム断面観察により、最大径が150nm以上の空隙がないことが好ましい。さらに好ましくは、100nm以上の空隙がないこと、その中でも特に50nm以上の空隙がないことがよい。このような空隙がないことで、上述のように、粘着層付きポリエステルフィルムを被着体から剥離する際、厚み方向の強度が不足するといった不具合が生じない。
(引張強度)
本ポリエステルフィルムは、フィルム加工時の作業性を良好とするために、縦方向(MD)及び横方向(TD)の少なくとも一方の引張強度が245MPa以上であるのが好ましく、さらに好ましくは250MPa以上である。また、MD方向とTD方向の両方向の引張強度が245MPa以上であるのが、さらに好ましい。引張強度の上限については、特に制限はないが、通常400MPa以下である。
引張強度の測定は、実施例に記載の方法により行った。
なお、本明細書において、縦方向(MD)とはフィルム成形時のフィルム走行方向(或いは巻取り方向)であり、横方向(TD)とは、MDに直交する方向である。
(粘着層)
本発明のポリエステルフィルムは粘着テープ基体用であり、該ポリエステルフィルムの少なくとも片面に粘着層を備えたグラファイト固定用粘着テープも本発明を構成する。
本発明のグラファイト固定用粘着テープの粘着層を形成する粘着剤としては、特に制限されず、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、スチレン-ジエンブロック共重合体粘着剤、ビニルアルキルエーテル系粘着剤、ポリアミド系粘着剤、フッ素系粘着剤、クリープ特性改良型粘着剤、放射線硬化型粘着剤などの公知の粘着剤から適宜選択して用いることができる。粘着剤は単独で使用してもよいし、必要に応じて、2種類以上を組み合わせて使用することもできる。
粘着剤としては、接着の信頼性の観点から、特にアクリル系粘着剤を好適に用いることができる。アクリル系粘着剤は、アクリル系ポリマーを粘着性成分(ベースポリマー)または主剤とし、これに必要に応じて、架橋剤、粘着付与剤、軟化剤、充填剤、老化防止剤、着色剤などの添加剤が適宜含まれていてもよい。
前記アクリル系ポリマーは、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを単量体主成分とし、これに必要に応じて、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルに対して共重合が可能な単量体(共重合性単量体)を用いることにより調製されている。前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルの例としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2-エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸ミリスチル、(メタ)アクリル酸パルミチル、(メタ)アクリル酸ステアリルなどが挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、前記共重合性単量体の例としては、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イソクロトン酸などのカルボキシル基含有単量体またはその無水物;ビニルスルホン酸ナトリウムなどのスルホン酸基含有単量体;スチレン、置換スチレンなどの芳香族ビニル化合物;アクリロニトリルなどのシアノ基含有単量体;エチレン、プロピレン、ブタジエンなどのオレフィン類;酢酸ビニルなどのビニルエステル類;塩化ビニル;アクリルアミド、メタアクリルアミド、N-ビニルピロリドン、N,N-ジメチルアクリルアミドなどのアミド基含有単量体;(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル、グリセリンジメタクリレートなどのヒドロキシル基含有単量体;(メタ)アクリル酸アミノエチル、(メタ)アクリルイルモルホリンなどのアミノ基含有単量体;シクロヘキシルマレイミド、イソプロピルマレイミドなどのイミド基含有単量体;(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸メチルグリシジルなどのエポキシ基含有単量体;2-メタクリロイルオキシエチルイソシアネートなどのイソシアネート基含有単量体の他、トリエチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,6-ヘキサンジオールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジビニルベンゼンなどの多官能基の共重合単量体(多官能基モノマー)などが挙げられる。共重合性単量体は単独または2種以上組み合わせて使用することができる。
アクリル系ポリマーは、溶液重合法、エマルション重合法、紫外線照射重合法等の慣用の重合方法により調製することができる。
(粘着層の厚み)
本発明のグラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム(以下、「基材ポリエステルフィルム」または単に「基材」と記載することがある。)に設ける粘着層の総厚み(乾燥後)としては、1.0~4.0μmが好ましい。ここで総厚みとは、粘着層が基材の片面にのみある場合は当該粘着層の厚みであり、基材の両面に粘着層がある場合には、両面の粘着層の合計厚みを意味する。両面粘着テープのような粘着層が両面にある場合には、さらに片側の粘着層の厚み(乾燥後)はそれぞれ0.5~2.0μmの範囲が好ましい。粘着層の厚み(乾燥後)が前記範囲を満足することにより、適度な粘着力と加工適性との両立が可能となる。本発明においては、用途に応じて、基材ポリエステルフィルムの両面に粘着層を設けてもよいし、その過程で得られる片面粘着層付きポリエステルフィルムの構成であってもよい。
なお、基材ポリエステルフィルムに設けられる粘着層の厚み(乾燥後)は前記範囲であれば、フィルム表裏ともにそれぞれ同じ厚みであってもよく、異なる厚みから構成されてもよい。
ポリエステルフィルム基材の薄膜化と粘着力との両立の観点から、粘着層の総厚み(A)とポリエステルフィルムの厚み(t)との合計に占めるポリエステルフィルムの厚み比率(t/(A+t))が30%以下を満足するのが好ましい。好ましくは、(t/(A+t))が25%以下、さらに好ましくは20%以下、その中でも特に15%以下がよい。
また、前記範囲を満足することにより、粘着層の厚みを厚く設定することも可能となり、設計の自由度が増すため、粘着テープとして、所望する強粘着力を発現しやすくなる利点も有する。
かくして得られた本発明の粘着テープにおいては、夏期の車内など、高温での使用に耐える耐久性付与を目的として、粘着力は2N/10mm以上が好ましく、4N/10mm以上であることがさらに好ましい。一方、上限値については特に制限はないが、取り扱い性の点から、10N/10mm以下が好ましい。
<用途>
本発明のポリエステルフィルムは、グラファイト粘着テープ基体用として有用である。すなわち、本発明のポリエステルフィルムは、極薄であるため、グラファイトシート固定用の基材フィルムとして用いることで、その厚みを薄くすることができ、グラファイトの熱分散性を妨げることがない。また、所望する強粘着力を発揮させるために、十分な粘着層の厚みを確保することが可能となる。
本発明のポリエステルフィルム及びこれを用いたグラファイト固定用粘着テープは、電子機器用途に好適に用いられる。例えば、グラファイト固定用粘着テープは、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン等の内部にある熱源の近傍に用いることで、熱を効率的に拡散することができる。
<語句の説明など>
本発明においては、「フィルム」と称する場合でも「シート」を含むものとし、「シート」と称する場合でも「フィルム」を含むものとする。
本発明において、「X~Y」(X,Yは任意の数字)と記載した場合、特に断らない限り「X以上Y以下」の意と共に、「好ましくはXより大きい」或いは「好ましくはYより小さい」の意も包含するものである。
また、「X以上」(Xは任意の数字)と記載した場合、特に断らない限り「好ましくはXより大きい」の意を包含し、「Y以下」(Yは任意の数字)と記載した場合、特に断らない限り「好ましくはYより小さい」の意も包含するものである。
次に、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。但し、本発明が、以下に説明する実施例に限定されるものではない。
<評価方法>
種々の物性及び特性の測定及び評価方法は、以下の通りである。
(1)極限粘度(IV)
ポリエステル1gを精秤し、フェノール/テトラクロロエタン=50/50(質量比)の混合溶媒100mlを加えて溶解させ、30℃で測定した。
(2)平均粒径
・添加粒子の場合
(株)島津製作所社製遠心沈降式粒度分布測定装置SA-CP3型を用いてスト-クスの抵抗値にもとづく沈降法によって測定した。
・析出粒子の場合
当該粒子を含むポリエステルフィルムをプレパラートに挟み溶解、冷却後顕微鏡にて観察し、その画像について、ライカ社製画像処理装置(Quantimet500+)を用いて平均粒径を測定した。析出粒子の濃度は、ポリエステル100gにo-クロルフェノール1.0リットルを加え120℃で3時間熱加熱後、日立工機性超遠心分離機(55P-72)を用いて40分間遠心分離し、得られた粒子を100℃で真空乾燥する。該粒子を走査型差動熱量計にて測定したとき、ポリマ-に相当する融解ピークが認められた場合には該粒子にo-クロルフェノールを加え、加熱冷却後再び遠心分離操作を行う。融解ピークが認められなくなったとき該粒子を析出粒子とする。遠心分離操作は通常2回で足りる。
(3)フィルム厚み(重量法)
試料の重量、長さ、幅、密度より次式にて測定した。
厚み=(試料の重量)÷((試料の長さ)×(試料の幅)×(試料の密度))
(4)SEMによるフィルム断面観察
SEM(日立ハイテク社製 型式:FE-SEM SU8220)によるフィルム断面観察(観察視野:19μm×25μm、倍率:5000倍)を行い、フィルム断面において、ボイド(空隙)の有無を確認し、有りの場合、さらにボイド(空隙)の最大径(nm)を確認した。最大径150nm以上の空隙がある場合には「有り」と表記し、ない場合には「無し」と表記した。
(5)引張強度、引張破断伸び率
(5-1)引張強度
実施例・比較例で得たポリエステルフィルム(サンプル)について、引張試験機((株)インテスコ製、インテスコモデル2001型)を用いて、温度25℃、湿度50%RHに調節された室内において、幅15mmのポリエステルフィルム(サンプル)をチャック間50mmとなるように試験機にセットして、200mm/分の歪み速度で引張り、下記式により、フィルムの長手方向(MD)及び幅方向(TD)それぞれの引張強度を求めた。
引張強度(MPa)=F/A
ただし、前記式中、Fは破断時に於ける荷重(N)であり、Aは試験片の元の断面積(mm)である。
フィルムの長手方向(MD)と幅方向(TD)に5点ずつ測定し、それぞれについて平均値を求めた。
(5-2)引張破断伸び率
実施例・比較例で得たポリエステルフィルム(サンプル)について、前記の引張強度と同様の試験を行い、下記式により、フィルムの長手方向(MD)及び幅方向(TD)それぞれの引張破断伸び率を求めた。
引張破断伸び率(%)=100×(L-L0)/L0
ただし、前記式中、Lは破断時の標点間距離(mm)であり、L0は元の標点間距離(mm)である。
フィルムの長手方向(MD)と幅方向(TD)に5点ずつ測定し、それぞれについて平均値を求めた。
(6)フィルムの二次元平均表面粗さ(Ra)
株式会社小坂研究所社製表面粗さ測定機(SE-3500)を用いて次のようにして求めた。すなわち、フィルム断面曲線からその平均線の方向に基準長さL(2.5mm)の部分を抜き取り、この抜き取り部分の平均線をx軸、縦倍率の方向をy軸として粗さ曲線y=f(x)で表わしたとき、次の式で与えられた値を〔nm〕で表わす。
二次元平均表面粗さは、試料フィルム表面から10本の粗さ曲線を求め、これらの粗さ曲線から求めた抜き取り部分の二次元平均表面粗さの平均値で表わした。なお、触針の先端半径は2μm、荷重は30mgとし、カットオフ値は0.08mmとした。
(Ra)=(1/L)∫L0|f(x)|dx
(7)フィルムの摩擦係数(μs/μd)の測定方法
幅75mm、長さ85mmの平坦なSUS製メッキ板の上に、フィルムの長手方向に150mm、幅方向に15mmに切り出したフィルムを固定する。その上に同じ大きさのフィルムを重ねあわせて置き、一方の端をロードセルに固定する。重ねあわせたフィルムの中央に、縦12mm、横12mm、厚さ3mmのシリコーン製ゴム板を下側にのせ、その上に荷重50gの重りをのせ、メッキ版をロードセルと反対方向20mm/分で走行させて摩擦力を測定し、滑り始め(静摩擦係数)から10mm滑らせた点(動摩擦係数)をそれぞれ測定した(μs/μd)。なお、測定は室温23℃±1℃、湿度50±0.5%RHの雰囲気下で行った。
(8)作業性
フィルム加工時の平面性改良のために245MPaの強度を加えてフィルムを引張るときの状態により判定した。
(判定基準)
○:フィルムが破断しない。
×:フィルムが破断する。
(9)狭小化設計対応
両面粘着テープを部品間のクリアランスが5.5μm以下となる部分に適用するために片側の粘着層厚みを2.0μmと設計した場合に、該クリアランスに対応できるか否かで判断し、適合できるものを「○」、適合できないものを「×」とした。
各実施例および比較例におけるポリエステルフィルムの原料は、以下のとおりである。
<ポリエステル(A)>
極限粘度が0.67であるポリエチレンテレフタレートホモポリマー。
<ポリエステル(B)>
極限粘度が0.63であるポリエチレンテレフタレートホモポリマー。
<ポリエステル(C)>
平均粒径0.8μmの有機粒子(ジビニルベンゼン・エチルスチレン・メタクリル酸・スチレン共重合物)を0.5質量%含有する、極限粘度が0.63であるポリエチレンテレフタレートホモポリマー。
<ポリエステル(D)>
平均粒径1.0μmの炭酸カルシウム粒子を1.0質量%含有する、極限粘度が0.63であるポリエチレンテレフタレートホモポリマー。
<ポリエステル(E)>
平均粒径1.9μmのカルシウム析出系粒子を0.4質量%含有する、極限粘度が0.63であるポリエチレンテレフタレートホモポリマー。
[実施例1]
ポリエステルA、B、C、Dをそれぞれ20質量%、29質量%、40質量%、11質量%の割合で混合した混合原料を押出機に供給し、285℃で溶融した後、25℃に設定した冷却ロール上に押出し冷却固化させて未延伸シートを得た。次いで、ロール周速差を利用してフィルム温度86℃で縦方向(MD)に4.0倍延伸した。この縦延伸フィルムをテンターに導き、横方向(TD)に97℃で4.2倍延伸した。224℃で熱処理を行った後、横方向に2.0%弛緩し、厚みが1.0μmのポリエステルフィルムを得た。
[実施例2、3、比較例1~比較例3]
表1に示すように条件を変更した以外は、実施例1と同様にしてポリエステルフィルムを得た。
Figure 2022185967000001
実施例1のポリエステルフィルムは、図1に概念図を示すような、フィルム厚みと粒子径の関係を有すると思われ、一方、比較例1のポリエステルフィルムは、図2に概念図を示すような、フィルム厚みと粒子径の関係を有すると思われる。
このようなフィルム厚みと粒子径の関係の違いにより、表1に示すように結果の違いが生じていると思われる。
その中でも、特に実施例1、2は比較例との比較において、従来用いていた粒子の1/2以下の平均粒径を有する、微小粒子を用いているにも関わらず、フィルム作業性が良好であった。さらにフィルムのボイド(空隙)もなく、フィルム破断のリスクを大幅に低減することができた。
フィルム厚みが0.5~1.5μmの範囲という極薄領域において、フィルムのボイド(空隙)の存在により、フィルムが破断するという、極薄フィルム分野に独特の技術課題に対して、粒子自体をポリエステル樹脂で支えるという着想をきっかけにフィルム厚みt(μm)と粒子の平均粒径X(μm)との比(t/X)に着目して、対応策を提案したのが本発明である。
本発明のポリエステルフィルムは、携帯電話、PDAなどの携帯端末機器、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどの電子・光学部品の部材固定用、グラファイトシート用の粘着テープ用基体として極めて薄いクリアランスにも好適に用いることができ、本発明の工業的価値は高い。

Claims (5)

  1. ポリエステル樹脂層に対して、平均粒径が0.5~1.6μmの粒子を含有するポリエステルフィルムであって、ポリエステルフィルムの厚みt(μm)と粒子の平均粒径X(μm)の比(t/X)が0.90以上であり、ポリエステルフィルムの厚みtが、0.5~1.5μmである、グラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム。
  2. SEMによるフィルム断面観察により、最大径が150nm以上の空隙がないことを特徴とする、請求項1に記載のグラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム。
  3. 縦方向(MD)及び横方向(TD)の少なくとも一方の引張強度が245MPa以上である、請求項1または2に記載のグラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム。
  4. 前記請求項1~3の何れか1項に記載のグラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルムの少なくとも片面に粘着層を備えたグラファイト固定用粘着テープ。
  5. 電子機器用である、請求項1~3の何れか1項に記載のグラファイト粘着テープ基体用ポリエステルフィルム。
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