JP2022182640A - ポリゴンミラー、光偏光器、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

ポリゴンミラー、光偏光器、光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ポリゴンミラーの光学特性を改善する。【解決手段】 第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面から前記第2面へ至る貫通孔を囲むように、前記第1面及び前記第2面に交わる内側面と、内側面とは反対側において前記第1面及び前記第2面に交わる外側面と、を含む樹脂体を備え、前記第1面と前記外側面との第1交線を、前記第2面と前記外側面の第2交線から、前記第1交線に至る方向における高さの第1基準とし、前記第1面は、前記第1基準に対して、前記第2面の側とは反対側に、突出した少なくとも一つの突起部を有し、前記第2交線を、前記方向における高さの第2基準とし、前記第2面は、前記第2基準に対して、前記第1面の側に、陥没する少なくとも一つの陥没部を有し、前記突起部は、前記内側面を形成していることを特徴とするポリゴンミラー。【選択図】 図3

Description

本発明は、ポリゴンミラーに関する。
レーザプリンタ等の画像形成装置に用いられる光走査装置は、画像信号に応じて光源から出射したレーザ光を光変調し、光変調されたレーザ光を、回転するポリゴンミラーを有する光偏向器で偏向走査する。光偏向器で走査されたレーザ光は、fθレンズなどの走査レンズによって、像担持体の一例である感光ドラム上に結像される。これにより、感光ドラムの表面には、静電潜像が形成される。
この種の装置に用いられるポリゴンミラーは、反射面の変形による光学特性の悪化を抑えるために種々の工夫がなされている。
特許文献1には、ポリゴンミラーの上部及び下部に、放熱用の突起部を設けた形態が提案されている。
特開2020-86332号公報
突起部を有したポリゴンミラーが回転する等により、ポリゴンミラーに力が加わった場合、突起部に過度な力が加わってしまうことがあった。それにより、ポリゴンミラーの反射面が変形したり、ポリゴンミラーが振動したりすることで、ポリゴンミラーの光学特性が悪化することがあった。
そこで本発明は、ポリゴンミラーの光学特性を改善する上で有利な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段は、第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面から前記第2面へ至る貫通孔を囲むように、前記第1面及び前記第2面に交わる内側面と、内側面とは反対側において前記第1面及び前記第2面に交わる外側面と、を含む樹脂体を備え、前記第1面と前記外側面との第1交線を、前記第2面と前記外側面の第2交線から、前記第1交線に至る方向における高さの第1基準とし、前記第1面は、前記第1基準に対して、前記第2面の側とは反対側に突出した少なくとも一つの突起部を有し、前記第2交線を、前記方向における高さの第2基準とし、前記第2面は、前記第2基準に対して、前記第1面の側に、陥没する少なくとも一つの陥没部を有し、前記突起部は、前記内側面を形成していることを特徴とする。
本発明によれば、ポリゴンミラーの光学特性を改善する上で有利な技術を提供することができる。
第一実施形態に係る画像形成装置を示す断面模式図である。 (a)は、第一実施形態に係る光走査装置を模式的に示す斜視図である。(b)は、第一実施形態に係るスキャナモータの断面図である。 (a)及び(b)は、第二実施形態に係るポリゴンミラーにおける樹脂体の斜視図である。 (a)は、第二実施形態に係る樹脂体の第1断面図である。(b)は、(a)に示す樹脂体の要部の拡大図である。 第二実施形態に係る樹脂体の第2断面図である。 第二実施形態に係る金型の断面模式図である。 (a)及び(b)は、第二実施形態に係る金型におけるキャビティの斜視図である。 (a)~(c)は、第二実施形態に係るポリゴンミラーにおける樹脂体の製造方法の各工程を示す説明図である。 (a)~(c)は、第二実施形態に係るポリゴンミラーにおける樹脂体の製造方法の各工程を示す説明図である。 第二実施形態に係るポリゴンミラーにおける反射膜の製造方法を示す説明図である。 (a)及び(b)は、第三実施形態に係るポリゴンミラーにおける樹脂体の斜視図である。 (a)は、第三実施形態に係る樹脂体の第1断面図である。(b)は、(a)に示す樹脂体の要部の拡大図である。 第三実施形態に係る樹脂体の第2断面図である。 第三実施形態に係る金型の断面模式図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態を説明する。ただし、以下に説明する形態は、発明の1つの実施形態であって、これに限定されるものではない。そして、共通する構成を複数の図面を相互に参照して説明し、共通の符号を付した構成については適宜説明を省略する。同じ名称で別々の事項については、それぞれ、第一の事項、第二の事項という風に、「第〇」を付けて区別することができる。
<第一実施形態>
図1は、第一実施形態に係る画像形成装置100を示す断面模式図である。画像形成装置100は、電子写真式である。図1の画像形成装置100は、プリンタであるが、これに限定するものではなく、複写機、ファクシミリ、複合機等であってもよい。
画像形成装置100は、記録材であるシートPに画像を形成する画像形成部110を備える。画像形成部110は、光走査装置101、プロセスカートリッジ102、転写部の一例である転写ローラ107、及び定着器108を有する。プロセスカートリッジ102は、像担持体の一例である感光ドラム103、帯電部111、及び現像部112を有する。
光走査装置101は、得られた画像情報に基づいたレーザ光Lを出射し、プロセスカートリッジ102の感光ドラム103上に照射することで、感光ドラム103の表面をレーザ光Lで走査する。これにより、感光ドラム103上に潜像が形成され、この潜像がプロセスカートリッジ102によって現像剤としてのトナーによりトナー像として顕像化される。
一方、シート積載板104上に積載されたシートPは、給送ローラ105によって1枚ずつ分離されながら給送され、搬送ローラ106によって感光ドラム103と転写ローラ107とのニップ部に搬送される。ニップ部に搬送されたシートP上には、感光ドラム103上に形成されたトナー像が転写ローラ107によって転写される。
未定着のトナー像が転写されたシートPは、さらに下流側の定着器108に搬送される。定着器108は、内部に加熱体を有し、シートPを加熱及び加圧することにより、トナー像を画像としてシートPに定着させる。その後、シートPは、排出ローラ109によって機外に排出される。
図2(a)は、第一実施形態に係る光走査装置101を模式的に示す斜視図である。光走査装置101は、筺体203と、筺体203に支持された、光源201、シリンドリカルレンズ202、fθレンズ205、及び光偏向器の一例であるスキャナモータ1と、を有する。筺体203には、光学絞り204が形成されている。光源201から出射されたレーザ光Lは、シリンドリカルレンズ202によって集光され、光学絞り204によって所定のビーム径に制限される。
光学絞り204を通過したレーザ光Lは、スキャナモータ1によって偏向され、fθレンズ205を通過後、図1の感光ドラム103上に集光し静電潜像を形成する。
なお、光源201やシリンドリカルレンズ202、スキャナモータ1等は筺体203に収容されている。筺体203の開口部は、樹脂や金属製の光学蓋(不図示)によって閉塞される。
図2(b)は、第1実施形態に係るスキャナモータ1の断面図である。図2(b)には、回転中心を含む面で切断したスキャナモータ1の切断面を模式的に図示している。スキャナモータ1は、板金で構成された基板4、基板4に固定された軸受スリーブ5、ロータマグネット6を有するロータ7、及び軸受スリーブ5に回転可能に支持され、ロータ7と一体の回転軸8を備える。また、スキャナモータ1は、ロータ7と一体の台座2、基板4に固定されたステータコイル9、台座2を介して回転軸8に固定されたポリゴンミラー3、及びポリゴンミラー3を適度な力でモータ台座2に押し付けて、台座の空回りを防止するバネ39を備える。ロータ7及びステータコイル9で、ポリゴンミラー3を回転駆動する駆動源の一例であるモータ10が構成されている。ポリゴンミラー3は、回転することにより、図2(a)に示すレーザ光Lを偏向するものである。ポリゴンミラー3は、樹脂で形成された基体である樹脂体30と、樹脂体30の各側面に形成された反射膜31と、を有する。
<第二実施形態>
次に、第二実施形態に係るポリゴンミラー3について説明する。なお、第二実施形態において、第一実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
図3(a)及び図3(b)は、本実施形態に係るポリゴンミラー3における樹脂体30の斜視図である。図3(a)は、ポリゴンミラー3における樹脂体30の上面斜視図、図3(b)は、ポリゴンミラー3における樹脂体30の下面斜視図である。
樹脂体30は、角柱状、本実施形態では四角柱状の樹脂体である。樹脂体30の樹脂材料には、熱可塑性樹脂を用いるのが好ましい。熱可塑性樹脂の中でも、シクロオレフィンポリマー、シクロオレフィンコポリマー、ポリカーボネート、あるいは、アクリルを用いるのが好ましい。
樹脂体30は、第1面である天面301と、第1面に対向する第2面である底面302とを有している。また、第1面及び第2面と交わる内側面330と、内側面330とは反対側において第1面及び第2面と交わる、複数、本実施形態では4つの外側面351、352、353、354と、を有する。天面301の2つの対角線L11,L12の交線と、底面302の2つの対角線L21,L22の交線とを通過する仮想線C0を含む位置に貫通孔16が形成されている。内側面330は、貫通孔16を囲むように形成されている。すなわち仮想線C0は、樹脂体30の回転中心線であり、貫通孔16の中心軸である。貫通孔16には、図2(b)に示す回転軸8が挿入される。本実施形態において、貫通孔16は円形であるが、必ずしも円形でなくても良い。
図4(a)は、本実施形態に係る樹脂体30の第1断面図である。図4(a)には、図3(a)のIV-IV線に沿う樹脂体30の第1断面を図示している。図4(b)は、図4(a)に示す樹脂体30の要部の拡大図である。
図5は、本実施形態に係る樹脂体30の第2断面図である。図5には、図3(a)のV-V線に沿う樹脂体30の第2断面を図示している。
第1面と外側面351~354との第1交線310を、第2面と外側面351~354の第2交線320から、第1面と外側面351~354の第1交線310に至る方向における高さの第1基準とする。天面301は、底面302の側とは反対側に、第1基準に対して突出する少なくとも1つの突起部を有し、突起部は天面301の対角線L11、L12上に配置され、内側面330を形成している。本実施形態では対角線L11、L12上、かつ内側面330を形成する位置に4つの突起部311、312、313、314が形成されているが、少なくとも一つの突起部が設けられていればよい。突起部311~314が内側面330を形成することで、ポリゴンミラー3の回転等によって加わる力を低減することができる。突起部は、外側面の数と同数設けられる、もしくは整数倍個設けられていればより好適である。
図4(b)を用いて突起部311~314の構成について説明する。突起部311は、仮想線C0に垂直な方向の側面3112と樹脂体30の回転方向の側面3113を有する。仮想線C0に垂直な方向の側面とは、仮想線C0に垂直な方向の側面のうち外側面の側の面のことを指す。仮想線C0に垂直な方向の側面3112は、樹脂体30の回転軸である仮想線C0に対して傾斜している。
ここで、仮想線C0に垂直な方向は、貫通孔16の径方向と同じ方向であり、樹脂体30の回転方向は、貫通孔16の周方向と同じ方向である。
樹脂体30の回転方向の側面3123は、突起部312の根元側に仮想線C0に対して傾斜している傾斜部3124を有する。同様に突起部311、313、314に関しても、仮想線C0に垂直な方向の側面と樹脂体30の回転方向の側面に、それぞれ仮想線C0に対して傾斜した面3112、3132、3142及び樹脂体30の回転方向の側面3113、3133、3143を有している。また、傾斜部3114、3134、3144は、傾斜部3124と同様に樹脂体30の回転軸である仮想線C0に対して傾斜している。
突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面が、傾斜面3114~3144を有していることで、樹脂体30の回転による風圧を受け流すことができる。それにより、ポリゴンミラー3が振動することによる、光学特性の悪化を抑制することが可能である。また、ポリゴンミラー3の回転による風切り音の抑制も可能である。
突起部311~314の仮想線C0に垂直な方向の側面3112~3142が傾斜した面であるため、ポリゴンミラー3の回転等により突起部311~314へ過度な力が働いた場合でも、突起部311~314がポリゴンミラー3の変形を抑制し、ポリゴンミラー3の光学特性の悪化を抑制することができる。
また、仮想線C0は回転中心軸であるため、仮想線C0から近い位置に突起部311~314を設けることで、突起部311~314に過度な力が働きづらい形態となっている。ここで、内側面330を形成している突起部311~314は、必ずしも第1基準から第2基準までの高さの範囲に存在する内側面に連続している必要はない。第1基準から第2基準までの高さの範囲に存在する内側面から突起部311~314までの距離が、仮想線C0に垂直な方向に、突起部311~314の高さH1以内であれば、突起部311~314は内側面330を形成しているとする。
本実施形態では、天面301に配置された突起部311~314は、仮想線C0に垂直な方向の側面と樹脂体30の回転方向の側面のどちらも仮想線C0に対して傾斜した面を有している。しかし、少なくとも突起部311~314の仮想線C0に垂直な方向の側面3112~3142または樹脂体30の回転方向の側面3113~3143のどちらか一方が仮想線C0に対して傾斜した面であればよい。
天面301は、底面302の側、に第1基準に対して陥没する、外側面351~354と仮想線C0まわりの位相が一致した穴181~184を有する。穴181~184は、本実施形態では4つの穴であるが、少なくとも1つの穴が設けられていればよい。
底面302は、第2交線320を、第2面と外側面の第2交線320から、第1面と外側面の第1交線310、に至る方向における高さの第2基準とし、天面301の側に、第2基準に対して陥没する、対角線L21、L22上に配置された陥没部321、322、323、324を有する。陥没部321~324は、本実施形態では4つの陥没部であるが、少なくとも1つの陥没部が設けられていればよく、天面301に設けられた突起部と同数、同位相に設けられると好適である。陥没部321~324は、第1交線310から第2交線320に至る方向において少なくとも一部が突起部311~314と重なっていればよい。また、陥没部321~324は、仮想線C0に垂直な方向の側面である3212、3222、3232、3242を有しており、仮想線C0に垂直な方向の側面である3212~3242は、仮想線C0に対して傾斜した傾斜部を有していてもよい。同様に、陥没部321~324は、樹脂体30の回転方向の側面である3213、3223、3233、3243を有しており、樹脂体30の回転方向の側面である3213~3243は、仮想線C0に対して傾斜した傾斜部を有していてもよい。この構成を用いることで、複数の樹脂体30を積層する際に、ある樹脂体の天面の突起部と、別の樹脂体の底面の陥没部との嵌合が容易となる。底面302は、陥没部321の仮想線C0に垂直な方向の側面3212と同様の機能を有している陥没部322~324の仮想線C0に垂直な方向の側面3222~3242を有している。
第1面に内側面330を形成する突起部311~314、及び第2面に陥没部321~324を設けることで、平坦なポリゴンミラーに比べて、力を分散することが可能で、強度の高いポリゴンミラーを形成することができる。
第1面の突起部311~314の高さH1は、第2面の陥没部321~324の深さD1よりも大きい。それにより、樹脂体30を積層した際に下方に樹脂体30の天面301と上方の樹脂体30の底面302の間に一定の隙間が生じ、樹脂体30を等間隔に並べることができる。また、突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面の傾斜部3114~3144の高さS1は、突起部311~314の高さH1と陥没部321~324の深さD1の差に対し、同じまたは小さい(H1-D1≧S1)。そのため、陥没部321~324と、突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面の傾斜部3114~3144と、が干渉することを避けることができる。
突起部311~314の仮想線C0に垂直な方向の側面の傾斜部3112~3142の高さH2は、突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面の傾斜部3114~3144の高さS1に比べて大きい。それにより、樹脂体30を積層した際に、ある樹脂体30の突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面の傾斜部3114~3144以外の面が、別の樹脂体30の第2面に設けられた陥没部321~324の樹脂体30の回転方向の側面との合わせ面になり、複数の樹脂体30が樹脂体30の回転方向へ連動して回転することが可能となる。本実施形態においては、H1とH2の大きさは等しい。
本実施形態では、高さH1は、例えば0.5mmであり、深さD1は、例えば0.3mmである。突起部311~314の高さH1は、0.4mm~0.7mmであればよく、陥没部321~324の深さD1は、0.1mm~0.35mmであればよい。また突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面3113~3143の傾斜部3114~3144の高さS1は例えば0.2mmであるが、0mmより大きく0.35mm以下であればよい。
突起部311~314の樹脂体30の回転方向の幅W1は、陥没部321~324の樹脂体30の回転方向の幅W2よりも小さい。突起部311~314の仮想線C0に垂直な方向の幅B1は、陥没部321~324の仮想線C0に垂直な方向の幅B2よりも小さい。
突起部311~314の樹脂体30の回転方向の幅W1は例えば0.15mmであり、陥没部321~324の樹脂体30の回転方向の幅W2は例えば0.17mmである。W1がW2よりも小さいので、突起部311~314を陥没部321~324にスムーズに挿入することができる。また、突起部311~314の仮想線C0に垂直な方向の幅B1は例えば0.20mmである。陥没部321~324の仮想線C0に垂直な方向の幅B2は例えば0.35mmである。B1がB2よりも小さいので、突起部311~314を陥没部321~324にスムーズに挿入することができる。突起部311~314の樹脂体30の回転方向の幅W1は、0.05mm~0.25mmであり、樹脂体30の回転方向幅W2は0.07mm~0.27mmである。また、陥没部321~324の仮想線C0に垂直な方向の幅B1は0.10mm~0.30mmであり、陥没部321~324の樹脂体30の回転方向の幅B2は0.25mm~0.45mmである。
次に、樹脂体30を製造するのに用いる金型について説明する。図6は、本実施形態に係る金型140の断面模式図である。図6には、型締めした状態の金型140を図示している。金型140は、樹脂体30を形成するためのキャビティ50を有する。金型140を型締めした状態で、キャビティ50が画成される。
図7(a)及び図7(b)は、第1実施形態に係る金型におけるキャビティ50の斜視図である。図7(a)は、キャビティ50の上面斜視図、図7(b)は、キャビティ50の下面斜視図である。
キャビティ50は、角柱状、本実施形態では四角柱状の空間である。金型140は、樹脂体30の天面301を転写する、天面形成面501と、樹脂体30の底面302を転写する、底面形成面502と、を有する。また、金型140は、樹脂体30の複数の外側面351~354を転写する、複数、本実施形態では4つの側面形成面551、552、553、554を有する。これら複数の面501,502,551~554でキャビティ50が画成される。
金型140は、ランナストリッパプレート141と、固定側型板142と、可動側型板143と、を有する。ランナストリッパプレート141と固定側型板142とでランナ580が画成される。
固定側型板142は、上記した天面形成面501と、キャビティ50に溶融樹脂を注入するための複数のゲート571、572、573、574と、金型穴1421と、アンギュラピン1422と、を含む。金型穴1421は、貫通孔16と同軸に設けられている。つまり、金型穴1421の中心線が仮想線C0である。本実施形態におけるゲートの数は、側面形成面551~554と同数の4つであるのが好ましい。これにより、後述する射出工程において、樹脂体30の圧力分布の対称性が高くなり、光の反射面となる外側面351~354の形状精度が高まる。
また、ゲート571~574と側面形成面551~554とは、金型穴1421の中心軸線である仮想線C0まわりの位相が一致しているのが好ましい。これにより、射出工程において、樹脂体30の圧力分布の対称性が更に高くなり、光の反射面となる外側面351~354の形状精度が更に向上する。また、ゲート571~574間に発生するウェルドを、図2(a)のレーザ光Lの走査範囲外である外側面351~354の端部に誘導することができる。
可動側型板143は、可動側コア1431と、スライドコア144と、エジェクタプレート145と、を有する。可動側コア1431は、上記した底面形成面502と、金型軸1432を含む。スライドコア144は、側面形成面551~554を含み、可動側型板143の開閉移動に伴って、アンギュラピン1422に案内されて仮想線C0と直交する方向にスライドする。金型軸1432は、貫通孔16を形成するためのものである。
エジェクタプレート145は、側面形成面551~554と同数の4本のエジェクタピンを有していることが好ましい。これにより、金型140から樹脂体30を離型させる工程においてエジェクタピン1451を突出させた際に、力を樹脂体30に均等に伝えることができ、離型に伴う樹脂体30の変形を抑えることができる。
天面形成面501は、四角形であるので、2つの対角線L51,L52がある。同様に、底面形成面502は、四角形であるので、2つの対角線L61,L62がある。
天面形成面501は、天面形成面501に対して陥没する、対角線L51、L52上に配置された陥没部511、512、513、514を有する。対角線L51、L52上に配置された陥没部511~514は、本実施形態では4つの陥没部であるが、少なくとも1つの陥没部が設けられていればよい。
陥没部511は、陥没部511の仮想線C0に垂直な方向の側面5112と陥没部511の樹脂体30の回転方向の側面5113を有する。仮想線C0に垂直な方向の側面5112は仮想線C0に対して傾斜している。樹脂体30の回転方向の側面5113は、陥没部511の根元側に仮想線C0に対して傾斜している傾斜部5114を有する。
天面形成面501は、天面形成面501に対して突出する、側面形成面551~554と仮想線C0まわりの位相が一致した突出部581、582、583、584を有する。側面形成面551~554と仮想線C0まわりの位相が一致した少なくとも1つの穴は、本実施形態では4つの突出部であるが、少なくとも1つの突出部が設けられていればよい。
底面形成面502は、底面形成面502に対して突出する、対角線L61、L62上に配置された凸部521、522、523、524を有する。対角線L61、L62上に配置された凸部581~584は、本実施形態では4つの凸部であるが少なくとも1つの凸部が設けられていればよい。
樹脂体30と同様に、陥没部511~514の深さは、凸部521~524の高さよりも大きい。陥没部511~514の仮想線C0に垂直な方向の側面5112~5142と陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の側面5113~5143の傾斜部5114~5144は仮想線C0に対して傾斜している。陥没部511~514の仮想線C0に垂直な方向の側面5112~5142の深さは、陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の側面5113~5143の傾斜部5114~5144の深さよりも大きい。陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の側面5113~5143の傾斜部5114~5144の深さは、陥没部511~514の深さと凸部521~524の高さの差に対し、同じまたは小さい。陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の幅は、凸部521~524の樹脂体30の回転方向の幅よりも小さい。陥没部511~514の仮想線C0に垂直な方向の幅は、凸部521~524の仮想線C0に垂直な方向の幅よりも小さい。
次に、ポリゴンミラー3の製造方法について説明する。図8(a)~図8(c)及び図9(a)~図9(c)は、本実施形態に係るポリゴンミラー3における樹脂体30の製造方法の各工程を示す説明図である。図10は、第1実施形態に係るポリゴンミラー3における反射膜31の製造方法の各工程を示す説明図である。図8(a)に示す型開き工程において、金型140を型開きする。次に、図8(b)に示す型締め工程において、金型140を型締めする。このとき、可動側型板143の金型軸1432が固定側型板142の金型穴1421と嵌合されることで、固定側型板142と可動側型板143との位置が合わせられ、金型140内にキャビティ50が画成される。
次に、図8(c)に示す射出工程において、不図示の射出成形機により、ランナ580及び図7(a)のゲート571~574を通じてキャビティ50に溶融樹脂M1を射出する。
次に、図9(a)の冷却工程において、金型140を、溶融樹脂M1の温度よりも低い所定温度に設定することで、溶融樹脂M1を冷却固化させ、樹脂体30を形成する。金型140は、例えば水冷式であり、水により所定温度に冷却される。
樹脂体30を十分に冷却した後、図9(b)に示す型開き工程において、金型140を開く。このとき、樹脂体30の天面301から固定側型板142の天面形成面501が離間し、樹脂体30の図3(a)及び図3(b)に示す側面351~354からスライドコア144の図7(a)及び図7(b)に示す側面形成面551~554が離間する。また、樹脂体30に接続されたランナ32が、ランナストリッパプレート141によって樹脂体30から分離される。
そして図9(c)に示す離型工程において、エジェクタプレート145を可動側コア1431に向けて前進させてエジェクタピン1451を可動側コア1431から突出させ、可動側コア1431の底面形成面502から樹脂体30の底面302を離間させる。これにより、樹脂体30を金型140から離型させる。
その後、蒸着工程において、図10に示すように複数の樹脂体30を蒸着雇い701に複数個重ねて挿入する。図3(a)及び図3(b)に示す樹脂体30の突起部311~314を陥没部321~324に差し込むことで、樹脂体30の外側面351~354がそろう。
上述の通り、突起部311~314の高さH1は陥没部321~324の深さD1よりも大きい。そのため、樹脂体30を重ねると、下方に樹脂体30の天面301と上方の樹脂体30の底面302の間に一定の隙間が生じ、樹脂体30を等間隔に並べることができる。また突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面の傾斜部3114~3144の高さS1は、突起部311~314の高さH1と陥没部321~324の深さD1の差に対し、同じまたは小さい。そのため、陥没部321~324と、突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面の傾斜部3114~3144が干渉することを避けられる。
そして樹脂体30の外側面351~354にアルミニウム等の金属を蒸着することで、外側面351~354に、光の反射面となる図2(a)及び図2(b)の反射膜31を形成する。これにより、ポリゴンミラー3が製造される。
ここで、仮に金型の陥没部511~514の仮想線C0に垂直な方向の側面5112~5142が仮想線C0に対して傾斜しておらず、また金型の陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の側面5113~5143に傾斜部5114~5144がない金型を用いる場合について説明する。即ち、樹脂体30の突起部311~314の仮想線C0に垂直な方向の側面3112~3142が仮想線C0に対して傾斜しておらず、また樹脂体30の突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面3113~3143に傾斜部3114~3144がない比較例の樹脂体を製造する場合でもある。型開き工程において、金型を開き、樹脂体30の天面から固定側型板の天面形成面を離間する際、陥没部511~514の仮想線C0に垂直な方向の側面と突起部311~314の仮想線C0に垂直な方向の側面との間に大きな離型抵抗が発生する。同じく陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の側面と突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面との間に大きな離型抵抗が発生する。樹脂体の天面と固定側型板の天面形成面との間の離型抵抗が大きくなると、樹脂体の天面と固定側型板の天面形成面とが離間せず、樹脂体が固定側型板に残ってしまう離型不良が発生する。
そこで本実施形態では、樹脂体30の天面301と固定側型板142の天面形成面501との間の離型抵抗を小さくするために、陥没部511~514の仮想線C0に垂直な方向の側面5112~5142が仮想線C0に対して傾斜している金型を用いて樹脂体30を成形する。陥没部511~514の仮想線C0に垂直な方向の側面5112~5142が仮想線C0に対して傾斜していることにより、陥没部511~514の仮想線C0に垂直な方向の側面5112~5142と突起部311~314の仮想線C0に垂直な方向の側面3112~3142との間に発生する離型抵抗が減少する。これにより、樹脂体30の天面301と固定側型板142の天面形成面501とが安定して離間できるようになり、樹脂体30が固定側型板142に残ってしまう離型不良が発生する可能性を小さくできる。
金型の陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の側面5113~5143と仮想線C0の傾斜角度をθ1とする、すなわち、突起部311~314の仮想線C0に垂直な方向の側面3112~3142と仮想線C0の傾斜角度をθ1とする。また、金型の陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の側面5113~5143と仮想線C0の傾斜角度をθ2とする、すなわち、突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面3113~3143の傾斜部3114~3144と仮想線C0の傾斜角度をθ2とする。傾斜角度θ1~θ2は、型開き工程での樹脂体30の離型性、及び樹脂体30の剛性に鑑みて、10度以上60度以下であるのが好ましい。傾斜角度θ1~θ2は、例えば45度である、θ1及びθ2が10度よりも小さいと、型開き工程において樹脂体30の天面301と固定側型板142の天面形成面501とが安定して離間せず、離型不良が発生する可能性が増大する。また、傾斜角θ1が60度よりも大きいと、冷却工程において突起部311~314の形状を起因とした歪みが増大し、外側面351~354の形状精度が崩れることが懸念される。
なお、樹脂体30の外側面351~354と台座2に接する底面302の形状精度を高めるため、樹脂体30の外側面351~354及び底面302を形成する側面形成面551~554及び底面形成面502は、同じ可動側型板143に設けることが望ましい。また樹脂体30の底面302と台座2の干渉を防ぐため、樹脂体30の底面302には底面302に対して陥没する陥没部321~324を設け、対面である天面301に天面301に対して突出する突起部311~314を設けることが望ましい。そのため、金型140の固定側型板142に天面形成面501を配置し、可動側型板143に底面形成面502を配置する必要がある。そこで天面形成面501の天面形成面501に対して陥没する陥没部511~514を本実施形態の形状とすることで、樹脂体30の天面301と固定側型板142の天面形成面501とが安定して離間できるようになる。これにより、樹脂体30が固定側型板142に残ってしまう離型不良が発生する可能性が小さくなり、樹脂製ポリゴンミラー3製造の歩留まりが高まる。
本実施形態では、樹脂体30の天面301と固定側型板の天面形成面501との間の離型抵抗を小さくするために、陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の側面5113~5143は傾斜部5114~5144を有する金型を用いて樹脂体30を成形する。陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の側面5113~5143が傾斜部5114~5144を有していることにより、陥没部511~514の樹脂体30の回転方向の側面5113~5143と突起部311~314の樹脂体30の回転方向の側面3114~3144との間に発生する離型抵抗が減少する。これにより、樹脂体30の天面301と固定側型板142の天面形成面501とが安定して離間できるようになり、樹脂体30が固定側型板142に残ってしまう離型不良が発生する可能性が小さくなる。これにより、樹脂製ポリゴンミラー3製造の歩留まりが更に高まる。
樹脂体30の各辺S11~S14,S21~S24の長さLは、10mm以上30mm以下であるのが好ましく、例えば14.1mm、外接円の直径にしてφ20mmが好ましい。また、樹脂体30の厚みZは、0.5mm以上10mm以下であるのが好ましく、例えば2mmが好ましい。
また、天面301の穴181~184には、樹脂の注入口である4つのゲート571~574に対応するゲート痕171~174がある。穴181~184と貫通孔16との距離は同一である。また、穴181~184は円錐台形状であり、穴181~184の中央にゲート痕171~174がある。各側面351~354と各ゲート痕171~174との相対位置は一致している。各側面351~354と各ゲート痕171~174とは、仮想線C0に対して回転対称である。
<第三実施形態>
次に第三実施形態に係るポリゴンミラー3について説明する。なお、第三実施形態において、第一実施形態、第二実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
図11(a)及び図11(b)は、第三実施形態に係るポリゴンミラー3における樹脂体30Aの斜視図である。図11(a)は、第三実施形態に係るポリゴンミラー3における樹脂体30Aの上面斜視図、図11(b)は、第三実施形態に係るポリゴンミラー3における樹脂体30Aの下面斜視図である。図12(a)は、第三実施形態に係る樹脂体30Aの断面図である。図12(a)には、図11(a)のXII-XII線に沿う樹脂体30Aの断面を図示している。図12(b)は、図12(a)に示す樹脂体30Aの要部の拡大図である。図13には、図11(a)のXIII-XIII線に沿う樹脂体30Aの断面を図示している。
第三実施形態では、ポリゴンミラー3の樹脂体30Aの構成が、第二実施形態と異なる。即ち、第二実施形態では、底面に陥没部321~324を有する場合について説明したが、第三実施形態では、底面に第2の突起部を有する場合について説明する。
本実施形態では、天面301Aに突起部611、612,613、614を有し、突起部611~614の仮想線C0に垂直な方向の側面6112、6122、6132、6142、または樹脂体30Aの回転方向の側面6113、6123、6133、6143のどちらか一方が、仮想線C0に対して傾斜した面である点が、第二実施形態と同様の構成である。
第二実施形態と異なる、底面302Aの構成について説明する。第2交線320を、前記第2面と前記外側面の第2交線320から、前記第1交線310に至る方向における高さの第2基準とする。底面302Aは、天面301Aの側とは反対側に第2基準に対して突出する、外側面351~354と仮想線C0まわりの位相が一致した第2の突起部621、622、623、624を有する。対角線L21、L22上に配置された第2の突起部621~624は、本実施形態では4つの突起部であるが、少なくとも1つの突起部が設けられていればよい。また、第2の突起部621~624の仮想線C0に垂直な方向の側面6212、6222、6232、6242は、傾斜部を有していても良い。同様に第2の突起部621~624の樹脂体30Aの回転方向の側面6213、6223、6233、6243も傾斜部を有していても良い。第2の突起部621~624は、内側面330を形成している。
第1の突起部611~614は、第1交線から第2交線に至る方向において、第2の突起部621~624と異なる位置に設けられている。具体的には、仮想線C0まわりの位相が半位相ずれて配置されている。それにより、複数のポリゴンミラー3を積層した際に、嵌合させることが可能となる。
本実施形態においては、突起部611~614の高さH1は、第2の突起部621~624の高さH2と等しいが、必ずしも等しくある必要はない。高さH1、H2は例えば0.3mmであるが、0.1mm~0.5mmであればよい。突起部611~614の仮想線C0に垂直な方向の側面6112~6142は仮想線C0に対して傾斜している。突起部611~614の樹脂体30Aの回転方向の幅W1は、第2の突起部621~624間の樹脂体30Aの回転方向の幅W2よりも小さい。
複数の樹脂体30Aを重ねると、下方の樹脂体30Aの天面301Aと上方の樹脂体30Aの底面302Aの間に一定の隙間が生じ、樹脂体30Aを等間隔に並べることができる。
次に、樹脂体30Aを製造するのに用いる金型について、第二実施形態と異なる部分を説明する。図14(a)及び図14(b)は、第三実施形態に係る金型140Aにおけるキャビティ50Aの斜視図である。図14(a)は、キャビティ50Aの上面斜視図、図14(b)は、キャビティ50Aの下面斜視図である。
底面形成面502Aは、底面形成面502Aに対して陥没する、側面形成面551~554と仮想線C0まわりの位相が一致した第2の陥没部721、722,723、724を有する。側面形成面551~554と仮想線C0まわりの位相が一致した第2の陥没部721~724は、本実施形態では4つの第2の陥没部であるが、少なくとも1つの陥没部が設けられていればよい。第2の陥没部721~724は傾斜部を有していても良い。第2の陥没部721~724は、第2の突起部621~624に対応した金型である。
第三実施形態のポリゴンミラー3の製造方法は、第二実施形態と同様であるため、省略する。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。また、実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載されたものに限定されない。
上述の実施形態では、ポリゴンミラー3の樹脂体が4つの側面を有する四角柱である場合について説明したが、これに限定するものではない。樹脂体は、4つ以上の側面を有する角柱であればよい。特に、樹脂体は、四角柱、五角柱、又は六角柱であるのが好ましい。
また、上述の実施形態では、樹脂体の天面及び底面の外形が正四角形、つまり各辺の長さが同一である場合について説明したが、これに限定するものではない。天面及び底面が四角形以上の多角形であればよく、各辺の長さが異なっていてもよい。ただし、画像形成装置においては、正多角形であるのが好ましい。
また、上述の実施形態では、突起部及び陥没部が側面と同数である場合について説明したが、これに限定するものではない。蒸着工程において樹脂体を重ねた際に、突起部と陥没部、もしくは突起部と突起部がかみ合えばよく、突起部と陥没部が少なくとも1つ以上あればよい。ただし、突起部と陥没部は側面と同数または整数倍であるのが好ましい。突起部が天面の対角線上に配置されない場合や、突起部が等間隔に配置される必要はなく突起部と陥没部、もしくは突起部と突起部がかみ合えばよい。
以上、説明した実施形態は、技術思想を逸脱しない範囲において適宜変更が可能である。たとえば複数の実施形態を組み合わせることができる。また、少なくとも1つの実施形態の一部の事項の削除あるいは置換を行うことができる。
また、少なくとも1つの実施形態に新たな事項の追加を行うことができる。なお、本明細書の開示内容は、本明細書に明示的に記載したことのみならず、本明細書および本明細書に添付した図面から把握可能な全ての事項を含む。
また本明細書の開示内容は、本明細書に記載した個別の概念の補集合を含んでいる。すなわち、本明細書に例えば「AはBよりも大きい」旨の記載があれば、たとえ「AはBよりも大きくない」旨の記載を省略していたとしても、本明細書は「AはBよりも大きくない」旨を開示していると云える。なぜなら、「AはBよりも大きい」旨を記載している場合には、「AはBよりも大きくない」場合を考慮していることが前提だからである。
3 ポリゴンミラー
16 貫通孔
30 樹脂体
301 天面(第1面)
302 底面(第2面)
311~314 突起部
330 内側面
351~354 外側面

Claims (24)

  1. 第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面から前記第2面へ至る貫通孔を囲むように、前記第1面及び前記第2面に交わる内側面と、内側面とは反対側において前記第1面及び前記第2面に交わる複数の外側面と、を含む樹脂体を備えたポリゴンミラーであって、
    前記第1面と前記外側面との第1交線を、前記第2面と前記外側面の第2交線から、前記第1交線に至る方向における高さの第1基準とし、
    前記第1面は、前記第1基準に対して、前記第2面の側とは反対側に、突出した少なくとも一つの突起部を有し、
    前記第2交線を、前記方向における高さの第2基準とし、
    前記第2面は、前記第2基準に対して、前記第1面の側に、陥没する少なくとも一つの陥没部を有し、
    前記突起部は、前記内側面を形成していることを特徴とするポリゴンミラー。
  2. 第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面から前記第2面へ至る貫通孔を囲むように、前記第1面及び前記第2面に交わる内側面と、内側面とは反対側において前記第1面及び前記第2面に交わる複数の外側面と、を含む樹脂体を備えたポリゴンミラーであって、
    前記第1面と前記外側面との第1交線を、前記第2面と前記外側面の第2交線から、前記第1交線に至る方向における高さの第1基準とし、
    前記第1面は、前記第1基準に対して、前記第2面の側とは反対側に、突出した少なくとも一つの突起部を有し、
    前記突起部のうち、前記樹脂体の回転方向の面は、前記樹脂体の回転軸に対し、傾斜した面であることを特徴とするポリゴンミラー。
  3. 前記第2交線を、前記第2交線から、前記第1交線に至る前記方向における高さの第2基準とし、前記第2面は、前記第1面の側に、前記第2基準に対して陥没する少なくとも一つの陥没部を有していることを特徴とする請求項2に記載のポリゴンミラー。
  4. 前記突起部の、前記樹脂体の回転軸に垂直な方向の面のうち、前記外側面の側の面は、前記回転軸に対し、傾斜した面であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  5. 前記第1面は、複数の前記突起部を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  6. 前記第2面は、複数の前記陥没部を有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  7. 前記陥没部は、前記突起部と同数設けられていることを特徴とする請求項6に記載のポリゴンミラー。
  8. 第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面から前記第2面へ至る貫通孔を囲むように、前記第1面及び前記第2面に交わる内側面と、内側面とは反対側において前記第1面及び前記第2面に交わる複数の外側面と、を含む樹脂体を備えたポリゴンミラーであって、
    前記第1面と前記外側面との第1交線を、前記第2面と前記外側面の第2交線から、前記第1交線に至る方向における高さの第1基準とし、
    前記第1面は、前記第1基準に対して、前記第2面の側とは反対側に、突出する複数の突起部を有し、
    前記第2交線を、前記方向における高さの第2基準とし、
    前記第2面は、前記第2基準に対して、前記第1面の側とは反対側に、陥没する前記突起部と同数設けられた陥没部を有し、
    前記突起部のうち、前記外側面の側の面は、前記樹脂体の回転軸に対し、傾斜した面であることを特徴とするポリゴンミラー。
  9. 前記陥没部のうち、前記樹脂体の回転軸に垂直な方向の面は、前記樹脂体の回転軸に対し、傾斜した面であることを特徴とする請求項7又は8に記載のポリゴンミラー。
  10. 前記陥没部のうち、前記樹脂体の回転方向の面は、前記樹脂体の回転軸に対し、傾斜した面であることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  11. 前記突起部の高さHと、前記陥没部の深さDは、H>Dであることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  12. 前記突起部は、前記第1交線から前記第2交線に至る前記方向において、前記陥没部と少なくとも一部が重なって配置されていることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  13. 前記突起部のうち、前記樹脂体の回転方向の面は、前記樹脂体の回転軸に対し、傾斜した面であることを特徴とする請求項1又は12のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  14. 前記突起部のうち、前記樹脂体の回転方向の面は、前記回転軸に対し傾斜した前記面よりも、前記回転軸に対し傾斜していない面を有していることを特徴とする請求項2又は13に記載のポリゴンミラー。
  15. 前記突起部のうち、前記外側面の側の前記面の高さは、前記樹脂体の回転方向の傾斜した前記面の高さより大きいことを特徴とする請求項14に記載のポリゴンミラー。
  16. 前記突起部は、前記外側面の整数倍個設けられていることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  17. 前記突起部の高さHは、0.4mm~0.7mmであることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  18. 前記陥没部の深さDは、0.1mm~0.35mmであることを特徴とする請求項7乃至12のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  19. 前記突起部のうち、前記樹脂体の回転軸に対して傾斜した前記面の傾斜角度は10度以上60度以下であることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  20. 前記第1面は、ゲート痕に対応した陥没部を有していることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載のポリゴンミラー。
  21. 第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面から前記第2面へ至る貫通孔を囲むように、前記第1面及び前記第2面に交わる内側面と、内側面とは反対側において前記第1面及び前記第2面に交わる複数の外側面と、を含む樹脂体を備えたポリゴンミラーであって、
    前記第1面と前記外側面との第1交線を、前記第2面と前記外側面の第2交線から、前記第1交線に至る方向における高さの第1基準とし、
    前記第1面は、前記第1基準に対して、前記第2面の側とは反対側に、突出した少なくとも一つの第1の突起部を有し、
    前記第2交線を、前記方向における高さの第2基準とし、
    前記第2面は、前記第2基準に対して、前記第1面の側とは反対側に、突出する少なくとも一つの第2の突起部を有し、
    前記第1の突起部と、前記第2の突起部は前記内側面を形成し、
    前記第1の突起部は、前記方向において、前記第2の突起部と異なる位置に設けられていることを特徴とするポリゴンミラー。
  22. 請求項1乃至21のいずれか1項に記載のポリゴンミラーと、
    前記ポリゴンミラーを回転駆動する駆動源と、を備えることを特徴とする光偏向器。
  23. 光源と、
    前記光源から出射された光を偏向する請求項22に記載の光偏向器と、を備えることを特徴とする光走査装置。
  24. シートに画像を形成する画像形成部を備え、
    前記画像形成部が、
    像担持体と、
    前記像担持体の表面を光で走査する請求項23に記載の光走査装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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