JP2022181317A - フレキシブルケーブル用コネクタ及びフレキシブルケーブル用コネクタの製造方法 - Google Patents

フレキシブルケーブル用コネクタ及びフレキシブルケーブル用コネクタの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組付け工程を削減する。【解決手段】フレキシブルケーブル用コネクタは、複数の第1端子収容室15が形成された第1ハウジング13と、複数の第2端子収容室33が形成された第2ハウジング31と、複数の第1端子収容室15に個別に取り付けられる複数の端子金具21と、複数の第2端子収容室33に個別に取り付けられる複数の端子金具21と、複数の端子金具21に対して溶接によって固着される第1フレキシブルケーブル24と、複数の端子金具21に対して溶接によって固着される第2フレキシブルケーブル40とを備え、第1ハウジング13には、複数の端子金具21と第1フレキシブルケーブル24との溶接部分を露出させる第1開口部18が形成され、第2ハウジング31には、複数の端子金具21と第2フレキシブルケーブル40との溶接部分を露出させる第2開口部36が形成されている。【選択図】図3

Description

本開示は、フレキシブルケーブル用コネクタ及びフレキシブルケーブル用コネクタの製造方法に関するものである。
特許文献1には、フラットケーブルの端部に複数の端子金具を並列状態で溶接によって固着し、フラットケーブルに固着した端子金具を、ロアハウジングとアッパハウジングに取り付けるコネクタが開示されている。
再表W2019/188738
端子金具とフラットケーブルを溶接する際には、複数の端子金具を治具にセットすることによって整列状態に位置決めする工程と、位置決めした端子金具とフラットケーブルを固着する工程と、複数の端子金具を治具から外す工程と、端子金具をロアハウジング及びアッパハウジングに取り付ける工程とが必要である。そのため、従来のコネクタは、組付け工数が多いという問題がある。
本開示のフレキシブルケーブル用コネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、組付け工程の削減を目的とする。
第1の開示のフレキシブルケーブル用コネクタは、
複数の端子収容室が形成されたハウジングと、
複数の前記端子収容室に個別に取り付けられる複数の端子金具と、
複数の前記端子金具に対して溶接によって固着されるフレキシブルケーブルとを備え、
前記ハウジングには、複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとの溶接部分を露出させる開口部が形成されている。
第2の開示のフレキシブルケーブル用コネクタの製造方法は、
複数の端子収容室が形成されたハウジングに、開口部を形成した上で、
複数の前記端子収容室に、複数の端子金具を個別に取り付け、
前記ハウジングとフレキシブルケーブルとを位置合わせすることによって、複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとの溶接部分を前記開口部に露出させ、
複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとを溶接によって固着する。
第1及び第2の開示によれば、組付け工程を削減することができる。
図1は、実施例1のフレキシブルケーブル用コネクタの斜視図である。 図2は、フレキシブルケーブル用コネクタをアッパハウジングとインナモジュールとに分離した状態をあらわす斜視図である。 図3は、第1モジュールの底面図である。 図4は、第1モジュールを分離した状態をあらわす斜視図である。 図5は、第2モジュールの平面図である。 図6は、第2モジュールを分離した状態をあらわす斜視図である。 図7は、フレキシブルケーブル用コネクタの正断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
第1の開示のフレキシブルケーブル用コネクタは、
(1)複数の端子収容室が形成されたハウジングと、複数の前記端子収容室に個別に取り付けられる複数の端子金具と、複数の前記端子金具に対して溶接によって固着されるフレキシブルケーブルとを備え、前記ハウジングには、複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとの溶接部分を露出させる開口部が形成されている。第1の開示によれば、複数の端子金具を端子収容室に収容する工程と、フレキシブルケーブルとハウジングを位置合わせする工程と、複数の端子金具とフレキシブルケーブルを溶接する工程とによって、フレキシブルケーブル用コネクタを組み付けることができる。溶接後は、開口部において溶接状態を確認できるので、溶接状態確認のために端子金具を端子収容室から外す工程が不要である。複数の端子金具は、端子収容室に取り付けることによって整列した状態になるので、端子金具を整列させるために、治具に対して複数の端子金具を着脱させる工程が不要である。治具に対する端子金具の着脱工程が不要な分、組付け工程を削減することができる。
(2)前記開口部は、前記フレキシブルケーブルにおける複数の前記端子金具との溶接部位の外周縁を露出させるように開口していることが好ましい。この構成によれば、ハウジング及び複数の端子金具に対するフレキシブルケーブルの位置を、目視やカメラ等によって確認することができる。
(3)前記ハウジングと前記フレキシブルケーブルには、互いに整合する位置決め孔が形成されていることが好ましい。この構成によれば、ハウジングの位置決め孔とフレキシブルケーブルの位置決め孔の位置を合わせることによって、ハウジング及び端子金具に対するフレキシブルケーブルの位置決めを行うことができる。
(4)(3)において、前記フレキシブルケーブルと複数の前記端子金具が溶接されている状態で、前記ハウジングの前記位置決め孔と前記フレキシブルケーブルの前記位置決め孔に嵌合されるボスピンを備えていることが好ましい。この構成によれば、ハウジングの位置決め孔とフレキシブルケーブルの位置決め孔にボスピンが嵌合されることによって、ハウジングに対するフレキシブルケーブルの位置ずれが防止される。これにより、フレキシブルケーブルに引張力が作用しても、ハウジングに取り付けられている端子金具とフレキシブルケーブルとが離脱することを防止できる。
第2の開示のフレキシブルケーブル用コネクタの製造方法は、
(5)複数の端子収容室が形成されたハウジングに、開口部を形成した上で、複数の前記端子収容室に、複数の端子金具を個別に取り付け、前記ハウジングとフレキシブルケーブルとを位置合わせすることによって、複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとの溶接部分を前記開口部に露出させ、複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとを溶接によって固着する。第2の開示によれば、溶接後は、開口部において溶接状態を確認できるので、溶接状態確認のために端子金具を端子収容室から外す工程が不要である。複数の端子金具は、端子収容室に取り付けることによって整列した状態になるので、端子金具を整列させるために、治具に対して複数の端子金具を着脱させる工程が不要である。治具に対する端子金具の着脱工程が不要な分、組付け工程を削減することができる。
(6)(5)において、前記開口部において複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとの位置関係を確認しながら、前記フレキシブルケーブルと前記ハウジングとを位置合わせすることが好ましい。この構成によれば、開口部においてフレキシブルケーブルと複数の端子金具との位置関係を確認することができるので、複数の端子金具とフレキシブルケーブルとを高い精度で位置合わせすることができる。
[本開示の実施形態の詳細]
[実施例1]
本開示のフレキシブルケーブル用コネクタとフレキシブルケーブル用コネクタの製造方法を具体化した実施例1を、図1~図7を参照して説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。本実施例1において、前後の方向については、図1,2における斜め左下方、図4,6における斜め左上方、及び図3,5における左方を、前方と定義する。上下の方向については、図1,2,4,6,7にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。上下方向と高さ方向を同義で用いる。左右方向と幅方向を同義で用いる。
本実施例1のフレキシブルケーブル用コネクタは、1つのアウタハウジング10と、1つのインナモジュール11とを組み付けて構成されている。図1,2に示すように、アウタハウジング10は、上下方向の高さ寸法に対して前後方向の長さ寸法が大きく、長さ寸法に対して左右方向の幅寸法が大きい偏平な直方形をなす。アウタハウジング10は、前後方向に貫通した角筒状をなす。インナモジュール11は、図2に示すように、第1モジュール12と第2モジュール30を上下方向に積層して構成されている。
図3,4に示すように、第1モジュール12は、1つの第1ハウジング13と、複数の端子金具21と、1つの第1フレキシブルケーブル24とを組み付けて構成されている。第1ハウジング13は、上下方向の高さ寸法に対して前後方向の長さ寸法が大きく、長さ寸法に対して左右方向の幅寸法が大きい偏平な形状をなす。第1ハウジング13は、幅方向に間隔を空けた左右一対の第1端子収容部14と、第1端子収容部14の後方に配置された幅方向に細長い1つの第1基板部16と、二対の第1繋ぎ部17とを有する単一部品である。
第1端子収容部14は、上下方向の高さ寸法に対して前後方向の長さ寸法が大きく、長さ寸法に対して左右方向の幅寸法が大きい偏平な形状をなす。第1端子収容部14内には、幅方向に並ぶ複数の第1端子収容室15が形成されている。第1基板部16は、第1ハウジング13の全幅領域にわたって形成されている。第1基板部16は、第1端子収容部14の下面壁と同じ高さに位置している。
二対の第1繋ぎ部17は、前後方向に細長く延びた形状をなし、幅方向に間隔を空けて配置されている。二対の第1繋ぎ部17は、一対の第1端子収容部14の後端部と第1基板部16の前端部とを繋いでいる。幅方向外側に位置する2つの第1繋ぎ部17は、一対の第1端子収容部14における幅方向両端部のうち外側の端部と、第1基板部16の幅方向両端部とを繋いでいる。幅方向中央部に位置する2つの第1繋ぎ部17は、一対の第1端子収容部14における幅方向両端部のうち外側の端部と、第1基板部16とを繋いでいる。
第1ハウジング13には、幅方向に間隔を空けた一対の第1開口部18が形成されている。1つの第1開口部18は、第1端子収容部14の後端縁と、一対の第1繋ぎ部17と、第1基板部16の前端縁の一部とによって区画されている。第1開口部18は、第1ハウジング13を上から見た平面視において方形をなし、第1ハウジング13を上下方向に貫通する空間である。第1端子収容室15の後端の開口は、第1開口部18に臨んでいる。
第1基板部16の下面には、下向きに突出する4つの第1ボスピン19が形成されている。4つの第1ボスピン19は、幅方向に間隔を空け、幅方向に一列に並ぶように配置されている。4つの第1ボスピン19のうち中央に位置する2つの第1ボスピン19は、幅方向において一対の第1開口部18に挟まれた領域内に配置されている。幅方向両端側の2つの第1ボスピン19は、幅方向において第1端子収容部14及び第1開口部18の形成領域内に配置されている。
第1基板部16には、第1基板部16を上下方向、即ち板厚方向に貫通する4つの第1嵌合孔20が形成されている。第1嵌合孔20は位置決め孔としての機能を有する。4つの第1嵌合孔20は、幅方向に間隔を空け、幅方向に一列に並ぶように配置されている。第1嵌合孔20は、前後方向において第1ボスピン19と同じ位置に配置されている。4つの第1嵌合孔20のうち右側の2つの第1嵌合孔20は、幅方向において右側の第1端子収容部14及び第1開口部18の形成領域内に配置されている。右側の2つの第1嵌合孔20は、1つの第1ボスピン19を幅方向に挟むように配置されている。左側の2つの第1嵌合孔20は、幅方向において左側の第1端子収容部14及び第1開口部18の形成領域内に配置されている。左側の2つの第1嵌合孔20は、1つの第1ボスピン19を幅方向に挟むように配置されている。
端子金具21は、全体として前後方向に細長い形状をなす。端子金具21は、相手側端子(図示省略)に接続される端子本体部22と、端子本体部22の後端から後方へ延出した固着部23とを有する単一部品である。複数の端子金具21は、複数の第1端子収容室15に対して端子本体部22を個別に挿入することによって、第1端子収容部14に取り付けられている。複数の端子金具21を第1端子収容部14に取り付けた状態では、複数の固着部23が第1端子収容部14の後方へ突出する。平面視において、複数の固着部23は、幅方向に並列した状態で第1開口部18の開口領域内に配置されている。
第1フレキシブルケーブル24は、可撓性を有する薄膜状の絶縁体であるベースフィルムに、導電路や回路を形成した周知のものである。第1フラットケーブルの具体例としては、フレキシブルプリント基板(Flexible printed circuits)やフレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable)などがある。
第1フレキシブルケーブル24の前端部には、複数の端子金具21との溶接部位として機能する左右一対の第1接続端部25が形成されている。幅方向における一対の第1接続端部25の形成範囲は、第1端子収容部14及び第1開口部18の形成領域のみである。第1接続端部25は、幅方向に並列配置された複数の固着部23を上から覆うようにして、第1ハウジング13に取り付けられる。第1接続端部25の前端部下面には、幅方向に並列配置された複数の固着部23がリフローによって導通可能に固着されている。固着部23と第1接続端部25との溶接部分は、平面視において第1開口部18の範囲内である。
第1フレキシブルケーブル24には、第1フレキシブルケーブル24を厚さ方向に貫通する4つの第1貫通孔26が形成されている。第1貫通孔26は位置決め孔としての機能を有する。4つの第1貫通孔26は、幅方向に間隔を空けて、幅方向に一列に並んでいる。第1貫通孔26は第1接続端部25に配置され、各第1接続端部25は2つづつの第1貫通孔26が配置されている。4つの第1貫通孔26は、第1フレキシブルケーブル24を第1ハウジング13に取り付けた状態で、4つの第1嵌合孔20と同じ位置に配置されている。
第2モジュール30は、1つの第2ハウジング31と、複数の端子金具21と、1つの第2フレキシブルケーブル40とを組み付けて構成されている。第2ハウジング31は、上下方向の高さ寸法に対して前後方向の長さ寸法が大きく、長さ寸法に対して左右方向の幅寸法が大きい偏平な形状をなす。第2ハウジング31の前後方向の長さ寸法は第1ハウジング13の長さ寸法と同じである。第2ハウジング31の幅寸法は第1ハウジング13の幅寸法と同じである。
第2ハウジング31は、幅方向に細長い第2端子収容部32と、第2端子収容部32の後方に配置された幅方向に細長い第2基板部34と、一対の第2繋ぎ部35とを有する単一部品である。第2端子収容部32は、上下方向の高さ寸法に対して前後方向の長さ寸法が大きく、長さ寸法に対して左右方向の幅寸法が大きい偏平な形状をなす。第2端子収容部32内には、幅方向に並ぶ複数の第2端子収容室33が形成されている。第2基板部34は、第2ハウジング31の全幅領域にわたって形成されている。第2基板部34は、第2端子収容部32の上面壁と同じ高さに位置している。
一対の第2繋ぎ部35は、前後方向に細長く延びた形状をなし、幅方向に間隔を空けて配置されている。一対の第2繋ぎ部35は、第2端子収容部32の後端部における幅方向両端部と、第2基板部34の前端縁における幅方向両端部とを繋いでいる。
第2ハウジング31には、幅方向に間隔を空けた1つの第2開口部36が形成されている。第2開口部36は、第2端子収容部32の後端縁と、一対の第2繋ぎ部35と、第2基板部34の前端縁とによって区画されている。第2開口部36は、第2ハウジング31を上から見た平面視において方形をなし、第2ハウジング31を上下方向に貫通する空間である。第2端子収容室33の後端の開口は、第1開口部18に臨んでいる。
第2基板部34の上面には、上向きに突出する4つの第2ボスピン37が形成されている。4つの第2ボスピン37は、幅方向に間隔を空け、幅方向に一列に並ぶように配置されている。4つの第2ボスピン37は、第1ハウジング13と第2ハウジング31が積層された状態で、4つの第1嵌合孔20及び4つの第1貫通孔26と嵌合する位置に配置されている。
第2基板部34には、第2基板部34を上下方向、即ち板厚方向に貫通する4つの第2嵌合孔38が形成されている。第2嵌合孔38は位置決め孔としての機能を有する。4つの第2嵌合孔38は、幅方向に間隔を空け、幅方向に一列に並ぶように配置されている。第2嵌合孔38は、幅方向において第1嵌合孔20と異なる位置に配置されている。第2嵌合孔38は、前後方向において第1ボスピン19及び第2ボスピン37と同じ位置に配置されている。4つの第2嵌合孔38は、第1ハウジング13と第2ハウジング31が積層された状態で、4つの第1ボスピン19と嵌合する配置されている。
第2モジュール30を構成する端子金具21は、第1モジュール12を構成する端子金具21と同じ部品である。複数の端子金具21は、複数の第2端子収容室33に対して端子本体部22を個別に挿入することによって、第2端子収容部32に取り付けられている。複数の端子金具21を第2端子収容部32に取り付けた状態では、複数の固着部23が第2端子収容部32の後方へ突出する。平面視において、複数の固着部23は、幅方向に並列した状態で第2開口部36の開口領域内に配置されている。
第2フレキシブルケーブル40は、第1フレキシブルケーブル24と同様、可撓性を有する薄膜状の絶縁体であるベースフィルムに、導電路や回路を形成した周知のものである。第2フレキシブルケーブル40の前端部には、複数の端子金具21との溶接部位として機能する第2接続端部41が形成されている。幅方向における第2接続端部41の形成範囲は、第2端子収容部32及び第2開口部36の形成領域よりも少し狭い領域である。第2接続端部41は、幅方向に並列配置された複数の固着部23を下から覆うようにして、第2ハウジング31に取り付けられる。第2接続端部41の前端部上面には、幅方向に並列配置された複数の固着部23がリフロー処理によって導通可能に固着されている。固着部23と第2接続端部41との溶接部分は、平面視において第2開口部36の範囲内である。
第2フレキシブルケーブル40の第2接続端部41には、第2フレキシブルケーブル40を厚さ方向に貫通する4つの第2貫通孔42が形成されている。第2貫通孔42は位置決め孔としての機能を有する。4つの第2貫通孔42は、幅方向に間隔を空けて、幅方向に一列に並んでいる。4つの第2貫通孔42は、第2フレキシブルケーブル40を第2ハウジング31に取り付けた状態で、4つの第2嵌合孔38と同じ位置に配置されている。
本実施例1のフレキシブルケーブル用コネクタの組付け手順を説明する。第1モジュール12側では、第1フレキシブルケーブル24の第1接続端部25に半田ペースト(図示省略)を塗布し、半田ペーストが上向きになる姿勢にした第1フレキシブルケーブル24を治具(図示省略)にセットする。第1貫通孔26を治具の突起に嵌合することによって、第1フレキシブルケーブル24を位置決めする。第1ハウジング13については、第1端子収容部14に端子金具21を取り付けた後に、第1ハウジング13を上下反転させた姿勢で第1フレキシブルケーブル24の上面に被せ、第1嵌合孔20を治具の突起に嵌合する。これにより、第1ハウジング13と第1フレキシブルケーブル24が位置決めされる。
第1開口部18においては、第1接続端部25の前端縁25Fと左右両側縁25Sが露出するとともに、第1接続端部25の上面に載置された状態の固着部23が露出する。この状態で、治具と第1フレキシブルケーブル24と第1ハウジング13と端子金具21をリフロー炉(図示省略)内に収容し、固着部23と第1接続端部25とを溶接により固着する。溶接後の状態は、第1開口部18において目視やカメラ等によって光学的に検査することができる。固着後、第1フレキシブルケーブル24と第1ハウジング13を治具から外せば、第1モジュール12の組付けが完了し、第1ハウジング13と端子金具21と第1フレキシブルケーブル24が一体化される。
第2モジュール30側では、第2フレキシブルケーブル40の第2接続端部41に半田ペースト(図示省略)を塗布し、半田ペーストが上向きになる姿勢にした第2フレキシブルケーブル40を治具(図示省略)にセットする。第2貫通孔42を治具の突起に嵌合することによって、第2フレキシブルケーブル40を位置決めする。第2ハウジング31については、第2端子収容部32に端子金具21を取り付けた後に、第2ハウジング31を第2フレキシブルケーブル40の上面に被せ、第2嵌合孔38を治具の突起に嵌合する。これにより、第2ハウジング31と第2フレキシブルケーブル40が位置決めされる。
第2開口部36においては、第2接続端部41の前端縁41Fと左右両側縁41Sが露出するとともに、第2接続端部41の上面に載置された状態の固着部23が露出する。この状態で、治具と第2フレキシブルケーブル40と第2ハウジング31と端子金具21をリフロー炉(図示省略)内に収容し、固着部23と第2接続端部41とを溶接により固着する。溶接後の状態は、第2開口部36において目視やカメラ等によって光学的に検査することができる。固着後、第2フレキシブルケーブル40と第2ハウジング31を治具から外せば、第2モジュール30の組付けが完了し、第2ハウジング31と端子金具21と第2フレキシブルケーブル40が一体化される。
この後、第1ボスピン19が下向きに突出する向きにした第1ハウジング13を、第2ボスピン37が上向きに突出する向きにした第2ハウジング31の上面に対し、重ねるようにして組み付ける。両ハウジング13,31を組み付けた状態では、第1ボスピン19が第2嵌合孔38と第2貫通孔42に対して貫通状態で嵌合する。第2ボスピン37が第1嵌合孔20と第1貫通孔26に対して貫通状態で嵌合する。この嵌合作用によって、第1モジュール12と第2モジュール30が、上下方向に積層され、前後方向及び幅方向に位置決めされた状態に合体され、インナモジュール11の組付けが完了する。
第1モジュール12と第2モジュール30を積層した状態では、第1ハウジング13の第1嵌合孔20と第1フレキシブルケーブル24の第1貫通孔26が、共通の第2ボスピン37に嵌合されることによって、第1ハウジング13と第1フレキシブルケーブル24が前後方向及び幅方向において位置決めされる。第2ハウジング31の第2嵌合孔38と第2フレキシブルケーブル40の第2貫通孔42が、共通の第1ボスピン19に嵌合されることによって、第2ハウジング31と第2フレキシブルケーブル40が前後方向及び幅方向において位置決めされる。第1ハウジング13の第1ボスピン19と第2ハウジング31の第2嵌合孔38が嵌合し、第2ハウジング31の第2ボスピン37と第1ハウジング13の第1嵌合孔20が嵌合することによって、第1ハウジング13と第2ハウジング31が前後方向及び幅方向において位置決めされる。組付けが完了したインナモジュール11を、アウタハウジング10に対し後方から挿入すると、フレキシブルケーブル用コネクタの組付けが完了する。
本実施例1のフレキシブルケーブル用コネクタは、複数の第1端子収容室15が形成された第1ハウジング13と、複数の第2端子収容室33が形成された第2ハウジング31と、複数の第1端子収容室15と第2端子収容室33に個別に取り付けられる複数の端子金具21と、第1フレキシブルケーブル24と、第2フレキシブルケーブル40とを備えている。第1フレキシブルケーブル24と第2フレキシブルケーブル40は、複数の端子金具21に対して溶接によって固着される。第1ハウジング13には、複数の端子金具21と第1フレキシブルケーブル24との溶接部分を露出させる第1開口部18が形成されている。第2ハウジング31には、複数の端子金具21と第2フレキシブルケーブル40との溶接部分を露出させる第2開口部36が形成されている。
本実施例1のフレキシブルケーブル用コネクタは、複数の端子金具21を第1端子収容室15と第2端子収容室33に収容する工程と、第1フレキシブルケーブル24と第1ハウジング13を位置合わせする工程と、第2フレキシブルケーブル40と第2ハウジング31を位置合わせする工程と、複数の端子金具21を第1フレキシブルケーブル24と第2フレキシブルケーブル40に溶接する工程とによって組み付けられる。溶接後は、第1開口部18と第2開口部36において溶接状態を確認できるので、溶接状態確認のために第1端子収容室15と第2端子収容室33から端子金具21を外す工程が不要である。複数の端子金具21は、第1端子収容室15と第2端子収容室33に取り付けることによって整列した状態になるので、端子金具21を整列させるために、治具に対して複数の端子金具21を着脱させる工程が不要である。治具に対する端子金具21の着脱工程が不要な分、組付け工程を削減することができる。
第1開口部18は、第1フレキシブルケーブル24における複数の端子金具21との溶接部位の外周縁を露出させるように開口している。つまり、第1開口部18では、第1接続端部25の前端縁25Fと左右両側縁2Sが露出している。第1開口部18において、第1ハウジング13及び複数の端子金具21に対する第1フレキシブルケーブル24の位置を、目視やカメラ等によって確認することができる。第2開口部36は、第2フレキシブルケーブル40における複数の端子金具21との溶接部位の外周縁を露出させるように開口している。つまり、第2開口部36では、第2接続端部41の前端縁41Fと左右両側縁41Sが露出している。第2開口部36において、第2ハウジング31及び複数の端子金具21に対する第2フレキシブルケーブル40の位置を、目視やカメラ等によって確認することができる。
第1ハウジング13と第1フレキシブルケーブル24には、互いに整合する位置決め孔として、第1嵌合孔20と第1貫通孔26が形成されている。第1嵌合孔20と第1貫通孔26の位置を合わせることによって、第1ハウジング13及び端子金具21に対する第1フレキシブルケーブル24の位置決めを行うことができる。第2ハウジング31と第2フレキシブルケーブル40には、互いに整合する位置決め孔として、第2嵌合孔38と第2貫通孔42が形成されている。第2嵌合孔38と第2貫通孔42の位置を合わせることによって、第2ハウジング31及び端子金具21に対する第2フレキシブルケーブル40の位置決めを行うことができる。
第1ハウジング13には、第2フレキシブルケーブル40と複数の端子金具21が溶接されている状態で、第2嵌合孔38と第2貫通孔42に嵌合される第1ボスピン19が形成されている。第2嵌合孔38と第2貫通孔42に第1ボスピン19が嵌合することによって、第2ハウジング31に対する第2フレキシブルケーブル40の位置ずれが防止される。これにより、第2フレキシブルケーブル40に引張力が作用しても、第2ハウジング31に取り付けられている端子金具21と第2フレキシブルケーブル40とが離脱することを防止できる。
第2ハウジング31には、第1フレキシブルケーブル24と複数の端子金具21が溶接されている状態で、第1嵌合孔20と第1貫通孔26に嵌合される第2ボスピン37が形成されている。第1嵌合孔20と第1貫通孔26に第2ボスピン37が嵌合することによって、第1ハウジング13に対する第1フレキシブルケーブル24の位置ずれが防止される。これにより、第1フレキシブルケーブル24に引張力が作用しても、第1ハウジング13に取り付けられている端子金具21と第1フレキシブルケーブル24とが離脱することを防止できる。
複数の第1端子収容室15が形成された第1ハウジング13には、第1開口部18が形成され、複数の第2端子収容室33が形成された第2ハウジング31には、第2開口部36が形成されている。第1開口部18と第2開口部36を有するフレキシブルケーブル用コネクタは、次の手順によって製造される。
まず、複数の第1端子収容室15と複数の第2端子収容室33に、複数の端子金具21を個別に取り付ける。次に、第1ハウジング13と第1フレキシブルケーブル24とを位置合わせすることによって、複数の端子金具21と第1フレキシブルケーブル24との溶接部分、即ち固着部23と第1接続端部25を第1開口部18に露出させる。同様に、第2ハウジング31と第2フレキシブルケーブル40とを位置合わせすることによって、複数の端子金具21と第2フレキシブルケーブル40との溶接部分、即ち固着部23と第2接続端部41を第2開口部36に露出させる。次に、複数の端子金具21と第1フレキシブルケーブル24とを溶接によって固着するとともに、複数の端子金具21と第2フレキシブルケーブル40とを溶接によって固着する。
溶接後は、第1開口部18と第2開口部36において溶接状態を確認できるので、溶接状態確認のために第1端子収容室15と第2端子収容室33から端子金具21を外す工程が不要である。複数の端子金具21は、第1端子収容室15と第2端子収容室33に取り付けることによって整列した状態になる。したがって、端子金具21を整列させるために、治具に対して複数の端子金具21を着脱させる工程が不要である。治具に対する端子金具21の着脱工程が不要な分、組付け工程を削減することができる。
また、第1フレキシブルケーブル24と第1ハウジング13を位置合わせするときには、第1開口部18において複数の端子金具21と第1フレキシブルケーブル24の第1接続端部25との位置関係を確認する。第2フレキシブルケーブル40と第2ハウジング31を位置合わせするときには、第2開口部36において複数の端子金具21と第2フレキシブルケーブル40の第2接続端部41との位置関係を確認する。この方法によれば、複数の端子金具21の固着部23と第1フレキシブルケーブル24の第1接続端部25との位置合わせと、複数の端子金具21の固着部23と第2フレキシブルケーブル40の第2接続端部41との位置合わせを、高い精度で行うことができる。
[他の実施例]
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示される。本発明には、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれ、下記のような実施形態も含まれることが意図される。
上記実施例1では、第1開口部の開口範囲が、第1フレキシブルケーブルにおける複数の端子金具との溶接部位の外周縁を含むが、第1開口部の開口範囲は、第1フレキシブルケーブルにおける複数の端子金具との溶接部位の外周縁を含まなくてもよい。
上記実施例1では、第2開口部の開口範囲が、第2フレキシブルケーブルにおける複数の端子金具との溶接部位の外周縁を含むが、第2開口部の開口範囲は、第2フレキシブルケーブルにおける複数の端子金具との溶接部位の外周縁を含まなくてもよい。
上記実施例1では、端子金具に対する第1フレキシブルケーブルの位置決めを、第1ハウジングと第1フレキシブルケーブルの位置決め孔である第1嵌合孔と第1貫通孔とを位置合わせすることによって行うが、端子金具に対する第1フレキシブルケーブルの位置決めは、第1嵌合孔と第1貫通孔以外の部位によって行ってもよい。
上記実施例1では、端子金具に対する第2フレキシブルケーブルの位置決めを、第2ハウジングと第2フレキシブルケーブルの位置決め孔である第2嵌合孔と第2貫通孔とを位置合わせすることによって行うが、端子金具に対する第2フレキシブルケーブルの位置決めは、第2嵌合孔と第2貫通孔以外の部位によって行ってもよい。
上記実施例1では、第1フレキシブルケーブルと端子金具が溶接された状態で、第1ハウジングの位置決め孔である第1嵌合孔と第1フレキシブルケーブルの位置決め孔である第1貫通孔に第2ボスピンを嵌合させたが、第1フレキシブルケーブルと端子金具が溶接された状態で、第1嵌合孔と第1貫通孔に第2ボスピンが嵌合しない構造としてもよい。
上記実施例1では、第2フレキシブルケーブルと端子金具が溶接された状態で、第2ハウジングの位置決め孔である第2嵌合孔と第2フレキシブルケーブルの位置決め孔である第2貫通孔に第1ボスピンを嵌合させたが、第2フレキシブルケーブルと端子金具が溶接された状態で、第2嵌合孔と第2貫通孔に第1ボスピンが嵌合しない構造としてもよい。
2S…左右両側縁
10…アウタハウジング
11…インナモジュール
12…第1モジュール
13…第1ハウジング(ハウジング)
14…第1端子収容部
15…第1端子収容室(端子収容室)
16…第1基板部
17…第1繋ぎ部
18…第1開口部(開口部)
19…第1ボスピン(ボスピン)
20…第1嵌合孔(位置決め孔)
21…端子金具
22…端子本体部
23…固着部
24…第1フレキシブルケーブル(フレキシブルケーブル)
25…第1接続端部(フレキシブルケーブルにおける端子金具との溶接部位)
25F…第1接続端部の前端縁
25S…第1接続端部の左右両側縁
26…第1貫通孔(位置決め孔)
30…第2モジュール
31…第2ハウジング(ハウジング)
32…第2端子収容部
33…第2端子収容室(端子収容室)
34…第2基板部
35…第2繋ぎ部
36…第2開口部(開口部)
37…第2ボスピン(ボスピン)
38…第2嵌合孔(位置決め孔)
40…第2フレキシブルケーブル(フレキシブルケーブル)
41…第2接続端部(フレキシブルケーブルにおける端子金具との溶接部位)
41F…第2接続端部の前端縁
41S…第2接続端部の左右両側縁
42…第2貫通孔(位置決め孔)

Claims (6)

  1. 複数の端子収容室が形成されたハウジングと、
    複数の前記端子収容室に個別に取り付けられる複数の端子金具と、
    複数の前記端子金具に対して溶接によって固着されるフレキシブルケーブルとを備え、
    前記ハウジングには、複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとの溶接部分を露出させる開口部が形成されているフレキシブルケーブル用コネクタ。
  2. 前記開口部は、前記フレキシブルケーブルにおける複数の前記端子金具との溶接部位の外周縁を露出させるように開口している請求項1に記載のフレキシブルケーブル用コネクタ。
  3. 前記ハウジングと前記フレキシブルケーブルには、互いに整合する位置決め孔が形成されている請求項1又は請求項2に記載のフレキシブルケーブル用コネクタ。
  4. 前記フレキシブルケーブルと複数の前記端子金具が溶接されている状態で、前記ハウジングの前記位置決め孔と前記フレキシブルケーブルの前記位置決め孔に嵌合されるボスピンを備えている請求項3に記載のフレキシブルケーブル用コネクタ。
  5. 複数の端子収容室が形成されたハウジングに、開口部を形成した上で、
    複数の前記端子収容室に、複数の端子金具を個別に取り付け、
    前記ハウジングとフレキシブルケーブルとを位置合わせすることによって、複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとの溶接部分を前記開口部に露出させ、
    複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとを溶接によって固着するフレキシブルケーブル用コネクタの製造方法。
  6. 前記開口部において複数の前記端子金具と前記フレキシブルケーブルとの位置関係を確認しながら、前記フレキシブルケーブルと前記ハウジングとを位置合わせする請求項5に記載のフレキシブルケーブル用コネクタの製造方法。
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