JP2022180656A - フレキシブルプリント基板、これを含む電子装置、及びフレキシブルプリント基板の製造方法 - Google Patents

フレキシブルプリント基板、これを含む電子装置、及びフレキシブルプリント基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022180656000001
【課題】曲げ領域に薄膜として形成されたメッキ層を含むことにより製品の信頼性が向上したフレキシブルプリント基板及びこれを含む電子装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】フレキシブルプリント基板1は、曲げ領域100、第1領域101及び第2領域102を含むベースフィルム10であって、曲げ領域が第1領域と第2領域との間に配置されるベースフィルム10と、ベースフィルムの一面上に形成される複数の第1配線パターン20と、複数の第1配線パターンを覆う第1メッキ層と、ベースフィルムの曲げ領域上に、第1メッキ層を覆うように形成される第1保護層30と、第1保護層の形成されていない第1メッキ層を覆うように形成される第2メッキ層とを含み、曲げ領域上の第1メッキ層は0.05~0.25μmの厚さに形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブルプリント基板、これを含む電子装置、及びフレキシブルプリン
ト基板の製造方法に関する。
最近、電子機器の小型化に伴い、フレキシブルプリント基板を用いたチップオンフィル
ム(Chip On Film、COF)パッケージ技術が使用されている。フレキシブ
ルプリント基板及びこれを用いたCOFパッケージ技術は、例えば、液晶表示装置(Li
quid Crystal Display、LCD)や有機発光ダイオード(Orga
nic Light Emitting Diode)ディスプレイ装置などのフラット
パネル表示装置(Flat Panel Display、FPD)に用いられる。
フレキシブルプリント基板は、屈曲性があるので、電子機器への使用の際に折れたり曲
がったりして使用されるが、フレキシブルプリント基板が折れて使用される場合、曲げら
れた部分でフレキシブルプリント基板の耐久性が低下することがある。
特に、導電配線パターンを形成した後、配線パターンの保護または電子部品との接合力
の確保のためにメッキ層を形成するが、メッキ層には、メッキ中にまたはメッキ後に配線
パターンとメッキ層に含まれている物質が互いに拡散して形成される合金層(IMC層)
が形成され、この合金層は、配線パターンよりも相対的に硬度が高いため、柔軟性が低下
してフレキシブルプリント基板の曲げの際に主にクラック発生の原因になることがある。
一方、フレキシブルプリント基板の曲げ部分のクラック発生を予防するために、配線パ
ターンの形成後にこれを覆う保護層を形成した後、端子部にメッキ層を形成することが好
ましいが、端子部のメッキの際に保護層とメッキ層との境界部で局部電池現象により空洞
部が形成されるという問題点が発生するおそれがある。これを解決するためのものとして
、韓特許公開第2000-62154号(以下、「従来技術1」という。)が開示されて
いる。しかし、従来技術1は、局部電池現象を防止するためのものであって、フレキシブ
ルプリント基板の曲げ部分の回路不良を考慮しないため曲げ部で依然として回路不良の危
険性を内包している。
本発明が解決しようとする技術的課題は、曲げ領域に薄膜として形成されたメッキ層を
含むことにより製品の信頼性が向上したフレキシブルプリント基板、及びこれを含む電子
装置を提供することにある。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、曲げ領域に薄膜として形成されたメッキ
層を含むことにより製品の信頼性が向上したフレキシブルプリント基板の製造方法を提供
するもことにある。
本発明の技術的課題は上述した技術的課題に制限されず、上述していない別の技術的課
題は以降の記載から当業者に明確に理解できるだろう。
上記の技術的課題を達成するための本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基
板は、曲げ領域、第1領域及び第2領域を含むベースフィルムであって、前記曲げ領域が
前記第1領域と前記第2領域との間に配置されるベースフィルムと、前記ベースフィルム
の一面上に形成される複数の第1配線パターンと、前記複数の第1配線パターンを覆う第
1メッキ層と、前記ベースフィルムの曲げ領域上に、前記第1メッキ層を覆うように形成
される第1保護層と、前記第1保護層が形成されていない前記第1メッキ層を覆うように
形成される第2メッキ層とを含み、前記曲げ領域上の前記第1メッキ層は0.05~0.
25μmの厚さに形成される。
本発明の幾つかの実施形態において、前記第1配線パターンは素子接続部を含み、前記
第1保護層は前記素子接続部上には形成されなくてもよい。
本発明の幾つかの実施形態において、前記第2メッキ層は、前記素子接続部を覆うよう
に形成されてもよい。
本発明の幾つかの実施形態において、前記ベースフィルムの前記一面の反対面である他
面上に形成される複数の第2配線パターンと、前記第2配線パターンを覆う第3メッキ層
と、前記ベースフィルムの曲げ領域上に、前記第3メッキ層を覆うように形成される第2
保護層と、前記第2保護層の形成されていない前記第3メッキ層を覆うように形成される
第3メッキ層とをさらに含んでもよい。
本発明の幾つかの実施形態において、前記第3メッキ層は0.05~0.25μmの厚
さに形成されてもよい。
本発明の幾つかの実施形態において、前記ベースフィルムの内部に、前記第1配線パタ
ーンと前記第2配線パターンとを電気的に接続するビアをさらに含んでもよい。
本発明の幾つかの実施形態において、前記第2メッキ層は前記第1メッキ層よりも厚く
形成されてもよい。
上記の技術的課題を達成するための本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基
板の製造方法は、曲げ領域、第1領域および第2領域を含むベースフィルムを提供するが
、前記曲げ領域は、前記第1領域と前記第2領域との間に配置され、前記ベースフィルム
の一面上に複数の第1配線パターンを形成し、前記複数の第1配線パターンを覆うように
第1メッキ層を形成し、前記ベースフィルムの曲げ領域上に、第1メッキ層を覆うように
第1保護層を形成し、前記第1保護層の形成されていない前記第1メッキ層を覆うように
第2メッキ層を形成することを含み、前記曲げ領域上の前記第1メッキ層は0.05~0
.25μmの厚さに形成される。
本発明の幾つかの実施形態において、前記ベースフィルムの前記一面の反対面である他
面上に複数の第2配線パターンを形成し、前記複数の第2配線パターンを覆うように第3
メッキ層を形成し、前記ベースフィルムの曲げ領域上に、前記第3メッキ層を覆うように
第2保護層を形成し、前記第2保護層の形成されていない前記第3メッキ層を覆うように
第4メッキ層を形成することをさらに含んでもよい。
本発明の幾つかの実施形態において、前記第2メッキ層を形成することは、前記第1メ
ッキ層の厚さよりも厚く形成することを含んでもよい。
上記の技術的課題を達成するための本発明の一実施形態に係る電子装置は、第1回路素
子と第2回路素子;及び、前記第1回路素子に接続され、前記第1回路素子との接続面と
平行に延びる第1領域、第2回路素子に接続され、前記第2回路素子との接続面と平行に
延びる第2領域、及び前記第1領域と前記第2領域とを連結し、90度~180度の角度
で曲げられる曲げ領域を含むフレキシブルプリント基板;を含み、前記フレキシブルプリ
ント基板は、ベースフィルム、前記ベースフィルムの少なくとも一面上に形成された複数
の配線パターン、前記複数の配線パターンを覆うように形成された第1メッキ層、前記曲
げ領域内に前記第1メッキ層を覆うように形成される第1保護層、および前記第1保護層
の形成されていない前記第1メッキ層を覆うように形成される第2メッキ層を含み、前記
曲げ領域内の前記第1メッキ層は0.05~0.25μmの厚さに形成される。
本発明の幾つかの実施形態において、前記フレキシブルプリント基板の曲げ領域は、曲
率半径が0.01mm~0.49mmとなるように曲げられてもよい。
本発明の幾つかの実施形態において、前記フレキシブルプリント基板の第1領域及び第
2領域の少なくとも一部が互いに接触するように対向してもよい。
本発明の実施形態に係るフレキシブルプリント基板及びその製造方法によれば、フレキ
シブルプリント基板の曲げ領域内の配線パターン上に薄膜として形成された第1メッキ層
を含むことにより、フレキシブルプリント基板の曲げの際に、張力によってメッキ層また
は配線パターンに発生するクラックを予防することができる。
また、曲げ領域内の第1メッキ層上に保護層を形成し、保護層の形成されていない第1
メッキ層上に、十分な厚さを有する第2メッキ層を形成することにより、フレキシブルプ
リント基板と、回路素子または電子機器との接合力を確保することができる。
本発明の効果は上述した効果に制限されず、上述していない別の効果は請求の範囲の記
載から当業者に明確に理解できるだろう。
本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板を説明するための上面図である。 図1のA-A’に沿った断面図である。 図1のB-B’に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の曲げ試験結果を示すグラフである。 本発明の他の実施形態に係るフレキシブルプリント基板の断面図である。 本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板を含む電子装置の断面図である。 図6の電子装置に含まれているフレキシブルプリント基板の曲げ領域を拡大して示す図である。 本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の製造方法を説明するための中間段階図である。 本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の製造方法を説明するための中間段階図である。 本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の製造方法を説明するための中間段階図である。
本発明の利点、特徴、及びそれらを達成する方法は、添付図面と共に詳細に後述されて
いる実施形態を参照すると明確になるだろう。しかし、本発明は、以下で開示する実施形
態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で実現される。但し、本実施形態
は、単に本発明の開示を完全たるものにし、本発明の属する技術分野における通常の知識
を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。本発明は、請求
項の範疇によってのみ定められる。図示された構成要素の大きさ及び相対的な大きさは説
明の明瞭性のために誇張したものであることがある。明細書全体にわたって、同一の参照
符号は同一の構成要素を指し示し、「及び/又は」は記載されたアイテムのそれぞれ及び
一つ以上の全ての組み合わせを含む。
素子(elements)または層が他の素子または層の「上(on)」にあると記載
された場合は、他の素子または層の真上に存在する場合だけでなく、それらの間に別の層
または別の素子が介在する場合を全て含む。これに対し、素子が「直接上(direct
ly on)」または「真上」にあると記載された場合は、それらの間に別の素子または
層が介在していないことを示す。
空間的に相対的な用語である「下(belowまたはbeneath)」、「下部(l
ower)」、「上(above)」、「上部(upper)」などは、図示されている
ように、一つの素子または構成要素と他の素子または構成要素との相関関係を容易に記述
するために使用できる。空間的に相対的な用語は、図示されている方向に加えて、使用の
際または動作の際に素子の互いに異なる方向を含む用語として理解されるべきである。例
えば、図示されている素子を覆す場合、他の素子の「下(belowまたはbeneat
h)」と記述された素子は、他の素子の「上(above)」に位置することができる。
よって、例示的な用語である「下」は、下と上の方向をすべて含むことができる。素子は
他の方向にも配向できる。この場合、空間的に相対的な用語は配向に応じて解釈できる。
本明細書で使用された用語は、実施形態を説明するためのものであり、本発明を制限す
るためのではない。本明細書において、単数形は、文脈上特に記載しない限り、複数形も
含む。また、「含む(comprise及び/又はcomprising)」は、記載さ
れた構成要素の他に、一つ以上の他の構成要素の存在または追加を排除しない。
たとえ「第1」、「第2」などの用語は様々な素子または構成要素を叙述するために使
用されるが、これらの素子または構成要素はこれらの用語によって限定されないのは勿論
である。これらの用語は、単に一つの構成要素を他の構成要素と区別するために使用する
ものである。よって、以下で言及される第1素子または構成要素は本発明の技術的思想内
で第2素子または構成要素であることもある。
別に定義しない限り、本明細書で使用されるすべての用語(技術的および科学的用語を
含む)は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば共通的に理解
される意味で使用できる。また、一般に使用される辞典に定義されている用語は、明白に
特に定義されていない限り、理想的にまたは過度に解釈されない。
図1は本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板を説明するための上面図、
図2および図3はそれぞれ図1のA-A’、B-B’に沿った断面図である。
図1乃至図3を参照すると、本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板1は
、ベースフィルム10、第1配線パターン20、21、第1保護層30、31、第1メッ
キ層40及び第2メッキ層50を含むことができる。
ベースフィルム10は、柔軟性のある材質で形成でき、フレキシブルプリント基板1に
基材として含まれ、フレキシブルプリント基板1が曲がったり折れたりすることができる
ベースフィルム10は、曲げ領域100、第1領域101及び第2領域102を含むこ
とができる。曲げ領域100は、第1領域101と第2領域102との間に配置できる。
フレキシブルプリント基板1が電子機器に装着される場合、曲げ領域100は、曲がった
ままで装着される領域であり得る。一方、第1領域101及び第2領域102は、フレキ
シブルプリント基板1が電子機器に装着される場合に曲げられない領域であり得る。
ベースフィルム10は、例えば、ポリイミドフィルムであり得る。これとは異なり、ベ
ースフィルム10は、PET(Polyethylene Terephthalate
)フィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルムなどの絶縁
フィルム、または酸化アルミニウム箔などの金属箔であってもよい。本発明の一実施形態
に係るフレキシブルプリント基板1において、ベースフィルム10はポリイミドフィルム
であると説明する。
ベースフィルム10は、絶縁性を有することができる。すなわち、後述するように、本
発明の他の実施形態に係るフレキシブルプリント基板(図4の2)の両面に配線パターン
20、120が形成される場合に配線パターン20、120同士が電気的に接続されない
ように絶縁することができる。
但し、本発明はこれに限定されるものではなく、ベースフィルム10は、その内部に配
線パターン20、120を電気的に接続するビア(図示せず)を含むこともできる。
ベースフィルム10は、素子配置領域12を含むことができる。素子配置領域12は、
フレキシブルプリント基板1と電気的に接続される回路素子が配置される領域であり得る
複数の第1配線パターン20は、ベースフィルム10上に形成できる。第1配線パター
ン20は、例えば、一定の幅を有する帯状に形成される配線パターンであり得る。複数の
第1配線パターン20は、ベースフィルム10の一面上に所定の間隔で連続して形成でき
る。
第1配線パターン20は、金属などの導電性材料を含むことができる。具体的には、第
1配線パターン20は、電気信号を伝達するための導電性配線、またはタッチによる静電
容量を伝達するための透明導電性配線であり得る。さらに具体的には、第1配線パターン
20は銅などの導電性物質を含むことができるが、本発明はこれに限定されるものではな
く、第1配線パターン20は金、アルミニウムなどの物質を含むこともできる。
図2及び図3に示されているように、本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント
基板の第1配線パターン20は、1層に形成できるが、本発明はこれに限定されるもので
はない。フレキシブルプリント基板1は、2層以上の多層プリント配線を含むことができ
る。
第1配線パターン20、21は、素子接続部15を含むことができる。素子接続部15
は、ベースフィルム10の素子配置領域12と重畳することができる。
素子接続部15は、素子配置領域12上に配置される回路素子と電気的に接続される端
子を含むことができる。すなわち、素子接続部15は、チップオンフィルム(COF)ま
たはフィルムオンガラス(Film On Glass、FOG)方式で回路素子を実装
する場合、第1配線パターン20上に形成される端子であり得る。このような回路素子は
、例えば、半導体チップIC、センサー(Sensor)、発光ダイオードLEDなどを
含むことができるが、本発明はこれに限定されるものではない。
複数の第1配線パターン20上に第1メッキ層40が形成できる。第1メッキ層40は
、第1配線パターン20の上面及び側面を覆うように形成できる。第1メッキ層40は0
.05~0.25μmの厚さに形成できる。第1メッキ層40の厚さに関連して、図4お
よび表1を参照して説明する。
図4は本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板1の曲げ試験の結果を示す
グラフであり、表1は図4の曲げ試験結果を数値で表わす表である。
Figure 2022180656000002
本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板において、第1メッキ層40の厚
さを0.05~0.5μmとなるように形成した後、フレキシブルプリント基板の曲げ領
域100の部分を繰り返し曲げる方法で曲げ試験を行った。その後、配線パターン20に
最初にクラックが発生する回数を記録してそれぞれ表1及び図4に示す。
表1及び図4から確認できるように、第1メッキ層40の厚さが0.05、0.1、0
.15、0.2、0.25μmであるとき、最初クラック発生は、それぞれ381、35
4、302、252、179回で観察された。すなわち、第1メッキ層40の厚さが0.
05μmである場合、曲げ試験で配線パターン上のクラック発生に対する耐久度が最も高
く、第1メッキ層40の厚さが0.05μm増加するたびに約30~50回の最初クラッ
ク発生の回数減少が現れた。
しかし、第1メッキ層40の厚さが0.3μmであるときに最初クラック発生回数が4
3回に急激に減少することを始めて、第1メッキ層40の厚さが0.35、0.4、0.
45、0.5μmであるとき、それぞれ17回、5回、1回、1回で最初クラック発生が
観察された。
したがって、本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板1の第1メッキ層4
0は、0.05~0.25μmの厚さに形成できる。第1メッキ層40の厚さが0.25
μmよりも大きい場合、図4及び表1で示された曲げ試験結果のようにフレキシブルプリ
ント基板1の曲げに対する耐久度が急激に低下するおそれがある。これに対し、0.05
μmよりも小さい厚さに第1メッキ層40を形成することは、電解メッキまたは無電解メ
ッキ方式で形成される第1メッキ層40のメッキが容易でないおそれがある。
一般に、第1メッキ層40が複数の第1配線パターン20の上面及び側面の両方を覆う
ように形成された場合、ベースフィルム10の曲げ領域100上に形成された第1メッキ
層40によって、第1配線パターン20が所望の形状に変形することが阻害されるという
問題が発生するおそれがある。これは、前記曲げ試験結果のように、第1メッキ層が0.
25μmよりも厚く形成される場合に特に顕著になるが、曲げ領域100内の第1配線パ
ターン20上に加わる引張力ストレスにより配線パターンまたはメッキ層上にクラックが
発生する可能性を高めることができる。
しかし、本発明の実施形態に係るフレキシブルプリント基板は、第1メッキ層40を0
.05~0.25μmの厚さに形成することにより、曲げ試験で少なくとも179回曲げ
に対する耐久性を持つことができる。すなわち、上述したような厚さ範囲を持つように第
1メッキ層40を薄く形成することにより、第1配線パターン20の変形を制限すること
なく、曲げ領域100が曲げられた状態で電子機器に装着されるフレキシブルプリント基
板1の動作信頼性を向上させることができる。
第1メッキ層40は、複数の第1配線パターン20が腐食することを防止することがで
き、素子接続部15とこれに接続される回路素子との接合性を向上させることができる。
第1メッキ層40は、例えば、スズ(Sn)、ニッケル(Ni)、金(Au)、パラジウ
ム(Pd)、アルミニウム(Al)などの金属を含むことができる。
第1メッキ層40の一部を覆うように第1保護層30が形成できる。さらに具体的には
、ベースフィルム10の曲げ領域100上に、第1メッキ層40を覆うように第1保護層
30が形成できる。第1保護層30は、曲げ領域100において、曲げ領域100と第1
領域101または第2領域102との境界まで形成できるが、第1領域101または第2
領域102の内側に一部拡張して形成されてもよい。一方、第1保護層30は、第1配線
パターン20の素子接続部15上には形成されなくてもよい。
第1保護層30は、例えば、レジストインクを含むことができるが、これに限定される
ものではなく、第1保護層30は、カバーレイフィルムを含んでもよい。
第1保護層30は、外部からの衝撃や腐食物質から第1配線パターン20を保護するこ
とができる。
第2メッキ層50は、第1メッキ層40の一部を覆うように形成できる。具体的には、
第1保護層30の形成されていない第1メッキ層40の上面及び側面を覆うように、第2
メッキ層50が形成できる。第2メッキ層50は、第1メッキ層40と同一の物質を含む
ことができる。
第2メッキ層50は、第1メッキ層40よりも厚く形成できる。すなわち、第1メッキ
層40が、曲げ領域100における第1配線パターン20上に発生するおそれのあるクラ
ックを防止するために0.05~0.25μmの厚さに形成されることにより、第1メッ
キ層40の薄い厚さにより素子接続部15における回路素子または電子機器との接合力が
低下するおそれがある。第2メッキ層50は、第1メッキ層40よりも厚く形成され、素
子接続部15における回路素子または電子機器との接合力を向上させることができる。
図5は本発明の他の実施形態に係るフレキシブルプリント基板の断面図である。
図5を参照すると、本発明の他の実施形態に係るフレキシブルプリント基板2は、第1
配線パターン20が形成されたベースフィルム10の一面の反対面である他面上に形成さ
れた第2配線パターン120、第2保護層130、第3メッキ層140及び第4メッキ層
150を含むことができる。
複数の第2配線パターン120は、第1配線パターン20が形成されたベースフィルム
10の一面の反対面上に形成できる。複数の第2配線パターン120は、複数の第1配線
パターン20と対応する位置に形成されてもよい。しかし、本発明はこれに限定されるも
のではなく、回路設計に応じて、複数の第2配線パターン120が複数の第1配線パター
ン20とは異なる形状に配置されることも幾らでも可能である。
複数の第2配線パターン120は、ベースフィルム10の他面上に所定の間隔で連続し
て形成でき、第1配線パターン20と同様に、銅などの導電性物質を含むことができる。
第1配線パターン20と第2配線パターン120は、ベースフィルム10によって電気
的に絶縁できる。必要に応じて、ベースフィルム10内に第1配線パターン20と第2配
線パターン120とを電気的に接続するビア(図示せず)が形成されることもある。
第2配線パターン120を覆うように第3メッキ層140が形成できる。第3メッキ層
140は、第2配線パターン120の上面及び側面を覆うことができる。第3メッキ層1
40は、第1メッキ層40と同様の厚さに形成できる。すなわち、第3メッキ層140は
0.05~0.25μmの厚さに形成できる。
第3メッキ層140が0.25μmよりも厚く形成される場合、ベースフィルム10の
曲げ領域100の曲げの際に配線パターンに発生するクラックに対する耐久性が低下する
おそれがあるのは、先立って第1メッキ層40について説明したのと同様である。
第3メッキ層140を覆うように、ベースフィルム10の曲げ領域100には第2保護
層130が形成でき、第2保護層130の形成されていない第3メッキ層140上には第
4メッキ層150が形成できる。
第4メッキ層150は、第3メッキ層140よりも厚く形成され、第3メッキ層140
が0.05~0.25μmの厚さに形成されることにより発生するおそれのある素子接続
部15における回路素子または電子機器との接合力の低下を防止することができる。
図6は本発明の幾つかの実施形態に係るフレキシブルプリント基板を含む電子装置の断
面図である。
図6を参照すると、本発明の一実施形態に係る電子装置3は、フレキシブルプリント基
板5、ディスプレイパネル200、基板300及び駆動素子400を含むことができる。
ディスプレイパネル200と基板300は、フレキシブルプリント基板5によって電気
的に接続できる。ディスプレイパネル200は、画像を表示することができ、基板300
は、ディスプレイパネル200を駆動するための信号を生成することができる。基板30
0は、PCB基板であってもよく、別のフレキシブルプリント基板であってもよい。
駆動素子400は、フレキシブルプリント基板5上に配置できる。さらに具体的には、
駆動素子400は、フレキシブルプリント基板5の素子配置領域(図1の12)に配置で
きる。駆動素子400は、例えば、ディスプレイパネルを駆動するDDIC(Displ
ay Driver IC)であり得る。
ここで、ディスプレイパネル200、基板300、駆動素子400などは、フレキシブ
ルプリント基板5に接続できる例示的な回路素子であり、本発明はこれに限定されるもの
ではない。すなわち、本発明の電子装置3は、フレキシブルプリント基板5が所定の角度
を成して曲げられ、回路素子に接続される場合であればいずれの場合でも可能であること
は、当該技術分野における通常の知識を有する者にとっては自明であることを理解するこ
とができるであろう。
フレキシブルプリント基板5は、曲げ領域500、第1領域501および第2領域50
2を含むことができる。
第1領域501は、ディスプレイパネル200に接続され、ディスプレイパネル200
との接続面と平行に延びることができる。図示してはいないが、第1領域501は、ディ
スプレイパネル200に接続される端子部を含むことができる。
第2領域502は、基板300に接続され、基板300との接続面と平行に延びること
ができる。同様に、第2領域502は、基板300に接続される端子部を含むことができ
る。
図示の如く、フレキシブルプリント基板5の第1領域501と第2領域502とが互い
に離隔して対向するように電子装置3に装着できるが、本発明はこれに限定されるもので
はない。すなわち、第1領域501と第2領域502の少なくとも一部が互いに接触する
ように対向してもよい。すなわち、フレキシブルプリント基板5は、曲げ領域500を基
準線にして折られたまま電子装置3に装着できる。
曲げ領域500は、第1領域501と第2領域502とを連結し、90度乃至180度
の角度で曲げられ得る。
フレキシブルプリント基板5の曲げ領域500、第1領域501及び第2領域502は
、図1のフレキシブルプリント基板1のベースフィルム10が含む曲げ領域100、第1
領域101及び第2領域102とそれぞれ対応することができる。
図7は図6の電子装置に含まれているフレキシブルプリント基板の曲げ領域を拡大して
示す図である。
図7を参照すると、フレキシブルプリント基板の曲げ領域500は、所定の曲率半径r
を持ったままで電子装置3に装着できる。
本発明の実施形態に係るフレキシブルプリント基板5が曲げられたままで電子装置3に
装着されたとき、フレキシブルプリント基板5の合計厚さD1は、0.1mm~1mmで
あり得る。
本発明の実施形態に係るフレキシブルプリント基板の一例として、フレキシブルプリン
ト基板5の合計厚さD1が0.2mmであり、断面の厚さD2が0.071mmであり得
る。この場合、フレキシブルプリント基板5の曲げ領域の曲率半径rは0.029mmで
あり得る。このような曲げ領域500の曲率半径rは一例に過ぎず、本発明の幾つかの実
施形態に係るフレキシブルプリント基板における曲げ領域の曲率半径は0.01mm~0
.49mmになれる。
図8乃至図10は本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の製造方法を説
明するための中間段階図である。
図8を参照すると、ベースフィルム10の一面上に複数の第1配線パターン20を形成
する。複数の第1配線パターン20を形成することは、例えば、導電性物質をスパッタリ
ング法またはラミネート法によってベースフィルム10の一面上に形成した後、パターニ
ング工程を行うか、或いは導電性物質をベースフィルム10上に印刷して形成することが
できる。
図8ではベースフィルム10の一面上にのみ複数の第1配線パターン20が形成される
ことを示したが、本発明はこれに限定されるものではない。前述した本発明の他の実施形
態に係るフレキシブルプリント基板2のように、ベースフィルム10の一面の反対面であ
る他面上にも第2配線パターン120が形成できる。
図9を参照すると、複数の第1配線パターン20を覆うように、第1メッキ層40を形
成することができる。
第1メッキ層40は、例えば、錫、ニッケル、メッキ、金、パラジウムおよびアルミニ
ウムなどの金属物質を第1導電パターン20上に電解メッキまたは無電解メッキ方式を用
いて0.05~0.25μmの厚さに形成することができる。
図10を参照すると、曲げ領域100上の第1メッキ層40を覆うように、第1保護層
30を形成することができる。第1保護層30は、レジストインクを塗布して形成できる
が、本発明はこれに限定されるものではなく、半田レジストまたはカバーレイフィルムを
ラミネートして形成されてもよい。
図3を再度参照すると、第1保護層30の形成されていない第1メッキ層40上に、第
2メッキ層40を形成する。第2メッキ層40は、第1メッキ層30と同様に、錫、ニッ
ケル、メッキ、金、パラジウムおよびアルミニウムなどの金属物質を電解メッキまたは無
電解メッキ方式を用いて形成することができる。素子接続部15における回路素子との十
分な接合力を確保するために、第2メッキ層40は第1メッキ層30よりも厚く形成でき
る。
以上、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、これらの実施形
態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で製造でき、本発明の属する技術
分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更す
ることなく、他の具体的な形態で実施できることを理解することができるだろう。よって
、上述した実施形態は、すべての面で例示的なもので、限定的なものではないと理解すべ
きである。

Claims (13)

  1. 曲げ領域、第1領域及び第2領域を含むベースフィルムであって、前記曲げ領域が前記
    第1領域と前記第2領域との間に配置されるベースフィルムと、
    前記ベースフィルムの一面上に形成される複数の第1配線パターンと、
    前記複数の第1配線パターンを覆う第1メッキ層と、
    前記ベースフィルムの曲げ領域上に、前記第1メッキ層を覆うように形成される第1保
    護層と、
    前記第1保護層の形成されていない前記第1メッキ層を覆うように形成される第2メッ
    キ層とを含み、
    前記曲げ領域上の前記第1メッキ層は0.05~0.25μmの厚さに形成される、フ
    レキシブルプリント基板。
  2. 前記第1配線パターンは素子接続部を含み、
    前記第1保護層は前記素子接続部上には形成されない、請求項1に記載のフレキシブル
    プリント基板。
  3. 前記第2メッキ層は前記素子接続部を覆うように形成される、請求項2に記載のフレキ
    シブルプリント基板。
  4. 前記ベースフィルムの前記一面の反対面である他面上に形成される複数の第2配線パタ
    ーンと、
    前記第2配線パターンを覆う第3メッキ層と、
    前記ベースフィルムの曲げ領域上に、前記第3メッキ層を覆うように形成される第2保
    護層と、
    前記第2保護層の形成されていない前記第3メッキ層を覆うように形成される第3メッ
    キ層とをさらに含む、請求項1に記載のフレキシブルプリント基板。
  5. 前記第3メッキ層は0.05~0.25μmの厚さに形成される、請求項4に記載のフ
    レキシブルプリント基板。
  6. 前記ベースフィルムの内部に、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとを電気
    的に接続するビアをさらに含む、請求項4に記載のフレキシブルプリント基板。
  7. 前記第2メッキ層は前記第1メッキ層よりも厚く形成される、請求項1に記載のフレキ
    シブルプリント基板。
  8. 曲げ領域、第1領域および第2領域を含むベースフィルムを提供し、前記曲げ領域が前
    記第1領域と前記第2領域との間に配置され、
    前記ベースフィルムの一面上に複数の第1配線パターンを形成し、
    前記複数の第1配線パターンを覆うように第1メッキ層を形成し、
    前記ベースフィルムの曲げ領域上に、前記第1メッキ層を覆うように第1保護層を形成
    し、
    前記第1保護層の形成されていない前記第1メッキ層を覆うように第2メッキ層を形成
    することを含み、
    前記曲げ領域上の前記第1メッキ層は0.05~0.25μmの厚さに形成される、フ
    レキシブルプリント基板の製造方法。
  9. 前記ベースフィルムの前記一面の反対面である他面上に複数の第2配線パターンを形成
    し、
    前記複数の第2配線パターンを覆うように第3メッキ層を形成し、
    前記ベースフィルムの曲げ領域上に、前記第3メッキ層を覆うように第2保護層を形成
    し、
    前記第2保護層の形成されていない前記第3メッキ層を覆うように第4メッキ層を形成
    することをさらに含む、請求項8に記載のフレキシブルプリント基板の製造方法。
  10. 前記第2メッキ層を形成することは、前記第1メッキ層の厚さよりも厚く形成すること
    を含む、請求項8に記載のフレキシブルプリント基板の製造方法。
  11. 第1回路素子と第2回路素子;及び、
    前記第1回路素子に接続され、前記第1回路素子との接続面と平行に延びる第1領域、
    第2回路素子に接続され、前記第2回路素子との接続面と平行に延びる第2領域、及び前
    記第1領域と前記第2領域とを連結し、90度~180度の角度で曲げられる曲げ領域を
    含むフレキシブルプリント基板;を含み、
    前記フレキシブルプリント基板は、
    ベースフィルム、
    前記ベースフィルムの少なくとも一面上に形成された複数の配線パターン、
    前記複数の配線パターンを覆うように形成された第1メッキ層、
    前記曲げ領域内に、前記第1メッキ層を覆うように形成される第1保護層、および
    前記第1保護層の形成されていない前記第1メッキ層を覆うように形成される第2メッ
    キ層を含み、
    前記曲げ領域内の前記第1メッキ層は0.05~0.25μmの厚さに形成される、電
    子装置。
  12. 前記フレキシブルプリント基板の曲げ領域は、曲率半径が0.01mm~0.49mm
    となるように曲げられる、請求項11に記載の電子装置。
  13. 前記フレキシブルプリント基板の第1領域及び第2領域の少なくとも一部が互いに接触
    するように対向する、請求項11に記載の電子装置。
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