JP2022173843A - 画像形成装置 - Google Patents

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康之 藪内
Yasuyuki Yabuuchi
剛 新田
Takeshi Nitta
新矢 小川
Shinya Ogawa
慎一 橋本
Shinichi Hashimoto
聡志 坡山
Satoshi Hayama
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Memory System (AREA)
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Abstract

【課題】ユーザーに負担をかけることなく、画像形成装置の状態に応じたメモリー配分の最適化を可能にする。【解決手段】画像形成装置1は、メモリーと、メモリーの割り当てを役割に応じて行うことにより、メモリーから複数のメモリー領域を形成するメモリー管理部101と、メモリー管理部101により形成されたメモリー領域を使用してジョブを実行する制御部100と、を備える。メモリー管理部101は、更に、画像形成装置1の装置状態に基づいて、メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさを変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、メモリーを使用する画像形成装置に関する。
ジョブ実行時に使用するメモリーの配分についての技術が提案されている。例えば、下記の特許文献1には、画像形成装置におけるメモリーを、起動時に、オペレーティングシステム領域と画像メモリー領域とに配分すること、更に、起動後、ユーザーからの指示に従って、メモリーの配分を変更することが記載されている。また、下記の特許文献2には、画像形成装置において、各種ジョブの実行に必要なメモリー量を管理し、実行中のジョブが複数ある場合には、過去の実行頻度に基づいて、各ジョブに対するメモリーの割り当てを行うことが記載されている。
特開2017-226169号公報 特開平11-205493号公報
上記の特許文献1に記載されているように、メモリーの割り当てを役割に応じて行うことにより、メモリーから複数のメモリー領域を形成し、更に、割り当ての配分を変更すれば、メモリーをより有効的に使用することが可能になる。ところが、割り当ての配分の変更には、ユーザーによる設定が必要であり、ユーザーにとって手間であり、負担となる。また、上記の特許文献2には、ジョブに対するメモリーの割り当てについて記載されているが、上記の特許文献2に記載された発明は、メモリーから複数のメモリー領域を形成するものではない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、ユーザーに負担をかけることなく、画像形成装置の状態に応じたメモリー配分の最適化を可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、メモリーと、前記メモリーの割り当てを処理の種類に応じて行うことにより、前記メモリーから複数のメモリー領域を形成するメモリー管理部と、前記メモリー管理部により形成された前記メモリー領域を使用してジョブを実行する制御部と、を備え、前記メモリー管理部は、更に、前記画像形成装置の装置状態に基づいて、前記メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさを変更する。
本発明によれば、画像形成装置の状態に基づいて、メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさが変更されるので、ユーザーに負担をかけることなく、画像形成装置の状態に応じたメモリー配分の最適化が可能になる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。 メモリーが割り当てられている様子を模式的に示す図である。 装置状態毎に確保すべきメモリー量が異なることを示す図である。 メモリーが割り当てられている様子を模式的に示す図であり、(A)は、メモリー量を減少させる前の様子を示し、(B)は、メモリー量を減少させた後の様子を示している。 メモリー領域に割り当てるメモリー量の変更の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。
画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、定着部13、給紙部14、記憶装置8、操作部47、ファクシミリ通信部71、及びネットワークインターフェイス部91を含んで構成されている。
原稿給送部6は、原稿読取部5の上面に図略のヒンジ等によって開閉可能に構成され、原稿給送部6は、図略のプラテンガラス上に載置された原稿を読み取る場合に原稿押さえカバーとして機能する。また、原稿給送部6は、ADF(Auto Document Feeder)やDP(Document Processor)と呼ばれる自動原稿送り装置であり、図略の原稿載置トレイを備え、原稿載置トレイに載置されている原稿を原稿読取部5へ供給する。なお、画像形成装置1には、単なる原稿押さえカバーが装着され、原稿給送部6が装着されないものも存在する。
画像形成装置1で原稿読取動作が行われる場合について説明する。原稿給送部6により原稿読取部5へ供給された原稿、又は上記プラテンガラス上に載置されている原稿の画像を、原稿読取部5が光学的に読み取り、そして画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは、図略の画像メモリー等に保存される。
画像形成装置1で画像形成動作が行われる場合について説明する。原稿読取動作により生成された画像データや、ネットワーク接続された外部装置(図示せず)としてのコンピューターから受信した画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての用紙にトナー像を形成する。
定着部13は、画像形成部12によりトナー像が形成された用紙を加熱及び加圧して、トナー像を用紙に定着させるものであり、定着処理が施された用紙は図略の排出トレイに排出される。給紙部14は、給紙カセットを備える。
記憶装置8は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置であり、各種の制御プログラム等を記憶すると共に、画像形成装置1の装置状態を示す情報を記憶する装置状態記憶部81を備える。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について、操作者から、画像形成動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。また、操作部47は、表示部473が有するタッチパネルを介して、表示部473に表示されている操作画面に対するユーザーによる操作(タッチ操作)や物理キーに対するユーザーによる操作に基づく、ユーザーからの指示の入力を受け付ける。
表示部473は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる。表示部473は、タッチパネルを備えている。操作者は画面表示されるボタンやキーに触れる操作を行うと、タッチパネルにより、タッチ操作された位置に対応付けられた指示が受け付けられる。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/複合化、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網等を用いてファクシミリの送受信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部91は、ローカルエリア内、又はインターネット上の外部装置(例えば、パソコン)と種々のデータの送受信を行う通信インターフェイスである。
制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU(Micro Processing Unit)等である。制御ユニット10は、制御部100と、メモリー管理部101と、を備えている。なお、制御ユニット10を構成する上記RAMは、特許請求の範囲におけるメモリーの一例である。
制御ユニット10は、記憶装置8に記憶されている制御プログラムに従った上記プロセッサーによる動作により、制御部100及びメモリー管理部101として機能するものである。但し、制御部100等は、制御ユニット10による制御プログラムに従った動作によらず、それぞれハードウェア回路により構成することも可能である。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
制御部100は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御部100は、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、定着部13、給紙部14、記憶装置8、操作部47、ファクシミリ通信部71、及びネットワークインターフェイス部91と接続され、これら各部の駆動制御等を行う。例えば、制御部100は、画像形成部12等の動作を制御して、原稿読取部5による読み取りで得られた原稿画像を、記録媒体としての用紙に形成させる。
メモリー管理部101は、図2に例を示すように、メモリーM1(上記RAM)の割り当てを処理の種類に応じて行うことにより、メモリーM1から複数のメモリー領域M11乃至M13を作成する。メモリー領域M11乃至M13の合計量である総メモリー量は固定である。
メモリー領域M11は、例えば、印刷対象の画像データを印刷に適したラスターイメージに変換するRIP(Raster Image Processor)処理に必要な領域である。メモリー領域M11は、「プリンターRIP処理用領域」である。メモリー領域M12は、例えば、ジョブの実行処理に必要な作業領域である。メモリー領域M12は、「ジョブ実行用領域」である。そして、メモリー領域M13は、例えば、印刷対象の画像データや処理済みの画像データなどを一時保持するための領域である。メモリー領域M13は、「画像蓄積用領域」である。
このようにして、メモリー管理部101は、画像形成装置1の初期状態では、メモリー領域M11乃至M13に対して、可能な範囲で、なるべく多くのメモリー量を割り当てる。
制御部100は、メモリー管理部101により形成されたメモリー領域M11乃至M13を使用してジョブを実行する。例えば、コピージョブの要求が発生した場合、制御部100は、「ジョブ実行用領域」であるメモリー領域M12と、「画像蓄積用領域」であるメモリー領域M13と、を使用して、当該コピージョブを実行する。
例えば、制御部100は、原稿読取部5による読み取りで得られた画像データを一時保持するために必要なメモリー量の領域をメモリー領域M13から確保すると共に、コピー動作の作業に必要なメモリー量の領域をメモリー領域M12から確保し、確保した領域を使用して、コピージョブを実行する。
プリンタージョブの要求が発生した場合、制御部100は、メモリー領域M12,M13だけでなく、「プリンターRIP処理用領域」であるメモリー領域M11も使用する。
更に、メモリー管理部101は、画像形成装置1の装置状態に基づいて、メモリー領域M11乃至M13に割り当てるメモリー量の大きさを変更する。
画像形成装置1に、自動原稿送り装置である原稿給送部6が装着されているか否かの状態に基づいて、メモリー領域M11乃至M13に割り当てるメモリー量の大きさを変更する場合を説明する。画像形成装置1に、原稿給送部6が装着されている場合、原稿読取部5が大量の原稿を連続して読み取り可能な状態を確保することが必要である。そのため、「画像蓄積用領域」であるメモリー領域M13には、原稿読取部5による読み取りで得られた原稿の画像データを一時的に記憶させるために、多くのメモリーを割り当てておく必要がある。例えば、メモリー領域M13には、原稿画像データの記憶領域として、200ページ分の原稿画像データが記憶可能となるメモリー量が割り当てられる。
一方、画像形成装置1に、原稿給送部6が装着されていない場合、ユーザーが上記プラテンガラスに1枚ずつセットする原稿を原稿読取部5が読み取ることになるため、原稿読取部5に連続して一度に読み取る原稿量は比較的多くならないと想定される。そのため、画像形成装置1に原稿給送部6が装着されていない場合は、メモリー領域M13には、原稿画像データの記憶領域として、画像形成装置1に原稿給送部6が装着されている場合ほど多くのメモリー量を割り当てる必要はない。例えば、メモリー領域M13には、原稿画像データの記憶領域として、200ページよりも少ないページ数(例えば、50ページ)の原稿画像データが記憶可能となるメモリー量が割り当てられれば十分と考えることも可能である。
すなわち、画像形成装置1に、原稿給送部6が装着されていなければ、メモリー領域M13に割り当てるメモリー量を少なくしても差し支えない。ところが、従来においては、画像形成装置1に、原稿給送部6が装着されているか否かの状態を考慮したメモリーの割り当てを行っていなかった。
図3は、装置状態毎に確保すべきメモリー量が異なることを示す図である。図3に示したように、自動原稿送り装置である原稿給送部6が装着されている場合には、原稿画像データを蓄積させるための領域として、200ページ分のメモリー量を用意しておく必要があるが、原稿給送部6が装着されていない場合には、50ページ分のメモリー量を用意しておけば十分と言える。
従って、メモリー管理部101は、画像形成装置1に原稿給送部6が装着されていないと判断した場合、メモリー領域M13から「150ページ分の画像データを蓄積するために必要なメモリー量」を減少させ、減少分を他の処理に用いることが可能な共有メモリーとして解放する。
もし仮に、想定ページ数(ここでは50ページ)を超えるページの画像データの蓄積がメモリー領域M13において必要になった場合には、操作部47の操作により入力されるユーザーからの指示を受けて、メモリー管理部101が、指示されたメモリー量を追加で割り当てるようにしてもよい。
図4は、メモリーが割り当てられている様子を模式的に示す図であり、(A)は、メモリー量を減少させる前の様子を示し、(B)は、メモリー量を減少させた後の様子を示している。
図3に例を示すように、画像形成装置1に原稿給送部6が装着されていない場合、「画像蓄積用領域」と呼ぶメモリー領域M13に割り当てるメモリー量を少なくしても差し支えない。同様に、装置状態が以下のような場合、メモリー量を少なくしても差し支えない。
<用紙サイズ> 用紙サイズが大きいほど、用紙上に形成する画像のサイズが大きくなるために、必要となるメモリー量は多くなり、その逆に、用紙サイズが小さいほど、必要となるメモリー量は少なくて済む。このため、給紙部14が備える給紙カセットに収納される用紙サイズが小さい場合、確保すべきメモリー量を少なくすることが可能である。
<故障切り離し> 画像形成装置1には、故障が発生しても、装置全体を完全に止めるのではなく、故障の影響を受ける機構(機能)について稼働を制限し、故障の影響を受けない機構については稼働を許可する仕組みが構築されているものがある。いわゆる「故障切り離し」である。
このような場合、動作せず無効になる機構が存在する。無効になっている機能のためにメモリー量を確保しておく必要はないので、予め定められた故障が発生した場合、確保すべきメモリー量を少なくすることが可能である。
<拡張機能ボード> 画像形成装置1には、拡張機能ボードを追加装着することが可能になっているものがある。例えば、画像形成装置1に、ファクシミリ拡張機能ボードを装着することで、ファクシミリ機能を追加することができる。
ファクシミリ機能が追加されていれば、ファクシミリ機能のためにメモリー量を確保しておく必要があるが、そうでなければ、ファクシミリ機能のためにメモリー量を確保しておく必要はない。そのため、予め定められた拡張機能ボードが装着されていない場合、確保すべきメモリー量を少なくすることが可能である。
<後処理装置> 画像形成装置1には、画像が形成された用紙に対して後処理(例えば、ソートや穴あけ)を施す後処理装置を装着することが可能になっているものがある。
後処理装置が装着されていれば、機能が増えるので、その機能の為にメモリー量を確保しておく必要があるが、後処理装置が装着されていなければ、その必要はない。そのため、後処理装置が装着されていない場合、確保すべきメモリー量を少なくすることが可能である。
<アプリケーションソフトウェア> アプリケーションソフトウェアが有効化されていれば、機能が増えるので、その機能の為にメモリー量を確保しておく必要があるが、有効化されていなければ、その必要はない。そのため、予め定められたアプリケーションソフトウェアが有効化されていない場合、確保すべきメモリー量を少なくすることが可能である。
なお、これら装置状態については、制御部100が監視し、装置状態を示す情報を装置状態記憶部81に記憶させる。そのため、メモリー管理部101は、装置状態記憶部81に記憶されている情報を参照することで、装置状態を認識することが可能となる。
次に、上記したようなメモリー領域M11乃至M13に割り当てるメモリー量の変更の処理を、図5に示すフローチャートなどを参照して説明する。なお、この処理が実行されるのは、画像形成装置1の電源投入直後やスリープ状態からの復帰直後である。
メモリー管理部101は、装置状態記憶部81に記憶されている情報に基づいて、各メモリー領域M11乃至M13に割り当てるメモリー量を算出する(S1)。メモリー管理部101は、メモリー領域M11乃至M13のこの時点でのメモリーの割り当て状況と、上記算出した結果とを比較し(S2)、両者が一致するか否かを判断する(S3)。
メモリー管理部101が、両者が一致すると判断した場合(S3でYES)、処理は終了する。一方、メモリー管理部101は、両者が一致しないと判断した場合(S3でNO)、上記算出した結果に基づいて、メモリー領域M11乃至M13に割り当てるメモリー量の大きさを変更する(S4)。この後、処理は終了する。
例えば、給紙カセットに収納される用紙サイズがA3判からA4判に変更された場合、メモリー管理部101は、A4判で必要なメモリー量を算出し、減少分については共有メモリーとして解放する。また、給紙カセットに収納される用紙サイズがA4判からA3判に変更された場合、メモリー管理部101は、A3判で必要なメモリー量を算出し、増加分については共有メモリーから補う。
上記実施形態によれば、装置状態に基づいて、メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさが変更されるので、ユーザーに負担をかけることなく、画像形成装置1の状態に応じたメモリー配分の最適化が可能になる。また、メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさは、装置状態に基づいて変更されるので、過剰な割り当てを防ぐことが可能になり、メモリーを更に効果的に使用できるようになる。
なお、上記実施形態では、画像形成装置1の電源投入直後やスリープ状態からの復帰直後に、メモリー管理部101は、装置状態を確認して、メモリー量を変更する場合について説明しているが、上記変更のタイミングはこれらに限定されず、例えば、制御部100により装置状態の変更が確認されたタイミングで、メモリー管理部101は、上記変更を行うようにしてもよい。
本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。また、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態として複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、例えば、コピー機能やプリンター機能を有した他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図5を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
6 原稿給送部
14 給紙部
100 制御部
101 メモリー管理部

Claims (8)

  1. 画像形成装置であって、
    メモリーと、
    前記メモリーの割り当てを処理の種類に応じて行うことにより、前記メモリーから複数のメモリー領域を形成するメモリー管理部と、
    前記メモリー管理部により形成された前記メモリー領域を使用してジョブを実行する制御部と、を備え、
    前記メモリー管理部は、更に、前記画像形成装置の装置状態に基づいて、前記メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさを変更する画像形成装置。
  2. 前記メモリー管理部は、前記メモリー領域として割り当てるメモリー量を減少させる場合、減少分を他の処理で使用可能な共有メモリーとして解放する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記装置状態は、前記画像形成装置に自動原稿送り装置が装着されているか否かを含み、
    前記メモリー管理部は、前記画像形成装置に前記自動原稿送り装置が装着されているか否かに基づいて、前記メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさを変更する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 用紙を収納する給紙カセットを更に備え、
    前記装置状態は、前記給紙カセットに収納されている用紙サイズを含み、
    前記メモリー管理部は、前記給紙カセットに収納されている用紙サイズに基づいて、前記メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさを変更する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記装置状態は、予め定められた故障が発生しているか否かの状態を含み、
    前記メモリー管理部は、前記故障が発生しているか否かに基づいて、前記メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさを変更する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記装置状態は、前記画像形成装置に予め定められた拡張機能ボードが装着されているか否かの状態を含み、
    前記メモリー管理部は、本画像形成装置に前記拡張機能ボードが装着されているか否かに基づいて、前記メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさを変更する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記装置状態は、本画像形成装置に画像が形成された用紙に対して後処理を施す後処理装置が装着されているか否かの状態を含み、
    前記メモリー管理部は、本画像形成装置に前記後処理装置が装着されているか否かに基づいて、前記メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさを変更する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記装置状態は、予め定められたアプリケーションソフトウェアが有効化されているか否かの状態を含み、
    前記メモリー管理部は、前記アプリケーションソフトウェアが有効化されているか否かに基づいて、前記メモリー領域に割り当てるメモリー量の大きさを変更する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
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