JP2022171295A - ボビン準備装置、糸巻取システム及びボビン準備方法 - Google Patents

ボビン準備装置、糸巻取システム及びボビン準備方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異種ボビンの処理を容易にすることができるボビン準備装置、糸巻取システム及びボビン準備方法を提供する。【解決手段】ボビン準備装置4は、搬送トレイ9及び給糸ボビン11Aが搬送される循環路Lと、循環路Lに沿って移送される給糸ボビン11Aの色を検知することで現在処理を行っているボビンと異なる種類のボビンを異種ボビンとして検知する異種ボビン検知センサと、異種ボビン検知センサによって異種ボビンの混在が検知された場合に当該異種ボビンを循環路L上の第一滞留位置P1まで移送するように異種ボビンの移送を制御する制御部7と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ボビン準備装置、糸巻取システム及びボビン準備方法に関する。
従来、糸の番手に応じた色を有するボビンを使用することで、混番を防止する技術が知られている。混番とは、巻取ユニットにおいて、異なる精紡条件(糸の番手等)のボビンが混入したことに起因して異なる糸種を誤って巻き取ることをいう。特許文献1では、巻取セクションのボビン循環配送路の途中に、ボビンの色を検出するカラーセンサと、該カラーセンサで検出された色が巻取セクションにて扱われる糸種の色と異なるときに信号を発する判定手段と、この信号により当該巻取セクションの循環配送路の運転を停止させる手段とが設けられている。
特開平2-249871号公報
上記した従来の技術では、循環配送路の運転が停止すると共に、警報ランプ等を点灯させて、混番が検知された巻取セクション名が表示される。オペレータは、循環配送路中に混入している異色のボビンを見つけて、これをトレイから抜き取って除去する。しかしながら、実際には、混番が検知された位置にてボビン(異種ボビン)を抜き取ることが難しい場合がある。その場合、オペレータは、ボビンを抜き取り易い位置まで手動で移動させる必要があった。
本発明は、異種ボビンの処理を容易にすることができるボビン準備装置、糸巻取システム及びボビン準備方法を提供することを目的とする。
本発明に係るボビン準備装置は、搬送トレイ及びボビンが搬送される搬送路と、搬送路に沿って移送されるボビンの色を検知することで現在処理を行っているボビンと異なる種類のボビンを異種ボビンとして検知する異種ボビン検知センサと、異種ボビン検知センサによって異種ボビンの混在が検知された場合に当該異種ボビンを搬送路上の異種ボビン抜取位置まで移送するように異種ボビンの移送を制御する制御部と、を備える。
このボビン準備装置によれば、制御部によって、異種ボビンが異種ボビン抜取位置まで移送される制御が行われる。よって、検知された時点での異種ボビンの位置がオペレータ等による抜取りを困難にさせる位置であったとしても、その位置から異種ボビン抜取位置までボビンが移動するので、ボビンを抜き取り易くすることができる。よって、異種ボビンの混在が検知された際、異種ボビンの処理を容易にすることができる。
ボビン準備装置が、異種ボビンの混在が検知された旨を報知する報知部を更に備え、制御部は、異種ボビン検知センサによって異種ボビンの混在が検知された場合に、報知部を制御して異種ボビンの混在が検知された旨を報知させ、リセット信号を入力した後に当該ボビンを異種ボビン抜取位置まで移送してもよい。この場合、オペレータがリセットボタンを押すことで、オペレータはボビンを安全かつ容易に抜き取ることができる。
ボビン準備装置が、ボビンに糸が巻き付けられた給糸ボビンであって自動ワインダに供給される給糸ボビンを形成するための口出しユニットを更に備え、搬送路は、口出しユニットの位置を通過する循環路を有し、異種ボビン抜取位置は循環路内に設定されていてもよい。異種ボビンは循環路内に移送されるので、当該ボビンが誤って自動ワインダに供給されることを防止できる。
異種ボビン抜取位置は、口出しユニットにおける口出し処理に失敗した口出し失敗ボビンを滞留させるための滞留位置であってもよい。口出し失敗ボビンのための滞留位置が、異種ボビンが移送されてくる位置と同じであれば、オペレータによる作業性を向上させることができる。搬送路上に、異種ボビン(色違いのボビン)のための保管領域を別途設ける必要がなく、コストの観点でも装置設計の観点でも有利である。
ボビン準備装置が、循環路上に設けられて搬送トレイからボビンを抜き取るボビン抜取り装置を更に備え、異種ボビン抜取位置はボビン抜取り装置によってボビンが抜き取られる位置であってもよい。ボビン抜取り装置によってボビンを自動で抜き取ることができるので、異種ボビン(色違いのボビン)の除去が容易である。
本発明の一態様として、上記したいずれかのボビン準備装置と、ボビン準備装置において準備された給糸ボビンから糸を巻き取ってパッケージを形成する自動ワインダと、を備える糸巻取システムが提供されてもよい。この糸巻取システムによれば、ボビン準備装置において検知された異種ボビンが確実に除去されるので、自動ワインダに対する異種ボビンの混入をより確実に防止することができる。
本発明に係るボビン準備方法は、搬送路に沿って搬送トレイ及びボビンが搬送する工程と、搬送路に沿って移送されるボビンの色を検知することで現在処理を行っているボビンと異なる種類のボビンを異種ボビンとして検知する工程と、異種ボビンの混在が検知された場合に当該異種ボビンを搬送路上の異種ボビン抜取位置まで移送する工程と、を含む。
このボビン準備方法によれば、上述した理由から、異種ボビンの処理を容易にすることができる。
本発明によれば、異種ボビンの処理を容易にすることができる。
一実施形態に係るボビン準備装置を含む糸巻取システムの平面図である。 図1の糸巻取システムに含まれる自動ワインダの模式図である。 図2の自動ワインダに含まれるワインダユニットの側面図である。 図4(a)は図1の自動ワインダにおいて搬送される搬送トレイの斜視図であり、図4(b)は搬送トレイに装着された巻管の斜視図であり、図4(c)は搬送トレイに装着された給糸ボビンの斜視図であり、図4(d)は搬送トレイに装着された準備済給糸ボビンの斜視図である。 図1のボビン準備装置における口出しユニットの側面図である。 ボビン準備装置の構成を示すブロック図である。 図1のボビン準備装置の制御部における処理を示すフロー図である。 他の実施形態に係るボビン準備装置を含む糸巻取システムの平面図である。 図8のボビン準備装置に含まれる異種ボビン抜取り装置の斜視図である。 図8のボビン準備装置の制御部における処理を示すフロー図である。
以下、図面を参照して一実施形態の糸巻取システム1について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、糸巻取システム1は、精紡機2と、自動ワインダ3と、ボビン準備装置4と、ボビンb5とを備えている。精紡機2は、粗紡機で生成された粗糸から糸を生成し、その糸を巻き取って給糸ボビン11A(図4(c)参照)を形成する。
自動ワインダ3は、巻管12の上部12b(以後、「巻管上部12b」とも称する。)にストック用のトップバンチであるストックバンチ15が形成されると共に糸端Y1が巻管12の内部12c(以後「巻管内部12c」とも称する。)に配置された準備済給糸ボビン11B(図4(d)参照)から糸Yを引き出し、パッケージPとして巻き取る装置である。すなわち、自動ワインダ3は、ボビン準備装置4において準備され自動ワインダ3に供給された準備済給糸ボビン11Bから糸Yを巻き取ってパッケージPを形成する。自動ワインダ3は、図1及び図2に示されるように、エンドフレーム20と、複数(例えば24個)のワインダユニット(糸巻取機)30と、玉揚台車45と、を備えている。エンドフレーム20は、ディスプレイ等の表示部21と、入力キー等の操作部22と、自動ワインダ3の動作を制御する機台制御部23と、を有している。表示部21は、各ワインダユニット30の運転状況等を表示する。操作部22は、オペレータによって各ワインダユニット30の運転条件の設定等が行われる。
機台制御部23は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成されている。機台制御部23は、自動ワインダ3及びボビン準備装置4における各種制御処理を実行する。このような各種制御処理は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されることにより行われる。
ワインダユニット30は、図1及び図2に示されるように、一方向に配列されると共に、図4(d)に示されるような準備済給糸ボビン11Bから糸Yを解舒してパッケージPを形成する。図3に示されるように、ワインダユニット30は、巻取装置31と、テンション付与装置32と、糸監視装置33と、上糸捕捉装置34と、下糸捕捉装置(捕捉部)35と、糸継装置36と、ユニット制御部40(図2参照)と、を有している。
巻取装置31は、クレードル31aと、巻取ドラム31bと、を有している。クレードル31aは、パッケージPを支持する。巻取ドラム31bは、糸YをトラバースさせつつパッケージPを回転させる。これにより、所定の位置にセットされた準備済給糸ボビン11Bから巻取装置31により解舒された糸Yが、パッケージPに巻き取られる。テンション付与装置32は、準備済給糸ボビン11BとパッケージPの間を走行する糸Yに所定のテンションを付与する。
糸監視装置33は、糸欠陥(糸Yの太さ異常、糸Yへの異物の混入等)を検出するために、走行する糸Yを監視する。糸欠陥が検出された場合には、別途設けられたカッタによって糸Yが切断される。上糸捕捉装置34は、糸Yが切断された場合に、パッケージP側の糸Yの糸端を捕捉して糸継装置36に案内する。下糸捕捉装置35は、糸Yが切断された場合等に、準備済給糸ボビン11B側の糸Yの糸端を捕捉して糸継装置36に案内する。糸継装置36は、上糸捕捉装置34及び下糸捕捉装置35によって案内された糸端同士を繋ぐ。
図2に示されるユニット制御部40は、CPU、ROM、RAM等で構成されている。ユニット制御部40は、ワインダユニット30における各種制御処理を実行する。このような各種制御処理は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されることにより行われる。
玉揚台車45は、ワインダユニット30の配列方向(一方向)に沿って移動可能であり、ワインダユニット30において満管になったパッケージPを取り外すパッケージ取外動作、糸Yを巻き付けるための巻管を装着しつつ、準備済給糸ボビン11Bの糸Yを巻管とクレードル31aの間に挟み込む(給糸ボビンの糸を巻管に配置する)糸掛動作と、を実行する。
ボビン準備装置4は、上流工程の精紡機2から供給される巻管12に糸Yが巻き付けられた状態の給糸ボビン11A(図4(c)参照)、上述した準備済給糸ボビン11B(図4(d)参照)及びワインダユニット30によって準備済給糸ボビン11Bから一部又は全部の糸Yが引き出された使用済ボビン13(図4(b)参照)のそれぞれを、搬送トレイ9に装着させた状態で移送する。なお、図4(b)は、準備済給糸ボビン11Bから全部の糸Yが引き出された状態の使用済ボビン13を示している。
図4(a)に示されるように、搬送トレイ9は、円板状のベース部91と、ベース部91から上側に突出する突出部92と、突出部92から更に上方に突出するピン93と、を有している。給糸ボビン11A、準備済給糸ボビン11B及び使用済ボビン13は、それぞれ、巻管12の下部12aにピン93が差し込まれることで、巻管12の一方の端部が上側に向いた状態で搬送トレイ9に装着される。言い換えれば、搬送トレイ9は、給糸ボビン11A、準備済給糸ボビン11B及び使用済ボビン13の軸方向が鉛直方向となる直立状態で載置可能に構成されている。
図1に示されるように、ボビン移送装置5は、搬送トレイ9を搬送することで上記した各種ボビンを移送する。ボビン移送装置5は、準備済給糸ボビン11Bの搬送路である第一搬送部61と、第一搬送部61から分岐する複数の第二搬送部62と、複数の第二搬送部62の下流側に設けられる使用済ボビン13の搬送路である第三搬送部63と、を備えている。第一搬送部61は、ボビン準備装置4に含まれる第四搬送部64を有する。第四搬送部64は、給糸ボビン11Aを後述する口出しユニット50に供給する。
ボビン移送装置5は、さらに、第四搬送部64において口出しユニット50の下流側から分岐して第三搬送部63の下流部分に合流する第五搬送部65と、第四搬送部64(第一搬送部61)と第三搬送部63の下流部分とを接続する第六搬送部66と、を備えている。第四搬送部64、第五搬送部65及び第六搬送部66は、ボビン準備装置4に含まれると共に、これらの搬送路は、ボビン準備装置4における各種ボビンの循環路(搬送路)Lを形成している。第五搬送部65は、自動ワインダ3を通らずに、第一搬送部61(第四搬送部64)と第三搬送部63をバイパスしている。第五搬送部65はバイパスラインである。
第一搬送部61(第四搬送部64を含む)、第二搬送部62、及び第三搬送部63は、搬送路に沿って搬送トレイ9を移送するためのコンベヤ、コンベヤ駆動装置、及び経路規定プレート等から構成されている。第五搬送部65及び第六搬送部66は、これらの搬送路に沿って搬送トレイ9を移送するための丸ベルト、ベルト駆動装置、プーリ、及び経路規定プレート等から構成されている。
第三搬送部63及び第五搬送部65は、オペレータが通行する作業通路に近接するように配置されている。第五搬送部65には、口出し失敗ボビンの滞留箇所である第一滞留位置P1が設けられている。口出し失敗ボビンとは、口出しユニット50において、適正な準備済給糸ボビン11Bになり損ねたボビンである。すなわち、第一滞留位置P1は、口出しユニット50における口出し処理に失敗した口出し失敗ボビンを滞留させるための滞留位置である。第三搬送部63には、自動ワインダ3から放出された使用済ボビン13(糸無しボビン)の滞留箇所である第二滞留位置P2が設けられている。オペレータは、第一滞留位置P1及び第二滞留位置P2内に位置する各種ボビンに、手を届かせることができる。
続いて、図1、図5及び図6を参照して、循環路Lに沿って備えられた給糸ボビン11Aの口出し処理に係る構成について説明する。図1及び図6に示されるように、ボビン準備装置4は、給糸ボビン11Aを基にして、自動ワインダ3に供給される準備済給糸ボビン11Bの準備をするための口出しユニット50を備える。
口出しユニット50は、第四搬送部64の搬送路に面して配置されている。口出しユニット50は、ロータリカッタ51と、糸引き剥がし装置52と、口出し装置53と、を有する。ロータリカッタ51、糸引き剥がし装置52及び口出し装置53は、第四搬送部64の搬送路に沿って上流側からこの順番で配置されている。上記の循環路Lは、口出しユニット50の位置を通過している。
ロータリカッタ51は、モータ及び回転刃を有しており、給糸ボビン11Aのバンチ巻き部分をカットして糸端Y1を形成する。糸引き剥がし装置52は、例えば、モータ、接触片52a(図5参照)及びリンク機構等を有しており、接触片52aの先端に設けられたブラシ部分を給糸ボビン11Aの周面に接触させることにより給糸ボビン11Aの周面に存在する糸端Y1に刺激を与え、糸端Y1を浮き上がらせることができる。糸引き剥がし装置52には、さらに上記糸端Y1を給糸ボビン11Aの糸層表面から引き剥がすサーチャ装置が併設されている。サーチャ装置は給糸ボビン11Aの周面と、その周面上に存在する糸端Y1の間に、糸引き剥がし刃を潜り込ませることにより、上記糸端Y1を給糸ボビン11Aの糸層表面から引き剥がす。口出し装置53は、糸端Y1の一部を解舒し、巻管上部12bにストックバンチ15が形成されると共に糸端Y1が巻管内部12cに配置された準備済給糸ボビン11Bを形成する。
ボビン準備装置4は、第四搬送部64に沿ってボビン移送装置5によって移送される給糸ボビン11Aの色を検知することで異種ボビンの混在を検知する異種ボビン検知センサ56と、給糸ボビン11Aが異種ボビン検知センサ56による検知位置に到来したことを検知するボビン位置センサ57と、を備える。なお、図6では、ボビン移送装置5がボビン準備装置4に含まれているが、ボビン移送装置5は、ボビン準備装置4のみならず自動ワインダ3における準備済給糸ボビン11B及び使用済ボビン13の移送をも行う。ボビン移送装置5のうちの第四搬送部64、第五搬送部65及び第六搬送部66に係る部分のみが、ボビン準備装置4に含まれる。
ボビン位置センサ57は、例えば、第四搬送部64における搬送方向に並設された第一位置センサ57A及び第二位置センサ57Bを有する。第一位置センサ57A及び第二位置センサ57Bは、それぞれ、投光部及び受光部を含んでおり、給糸ボビン11Aの搬送方向における前後両部分を検知することで、給糸ボビン11Aの到来(図5において仮想線で示された給糸ボビン11A参照)を検知する。
異種ボビン検知センサ56は、現在処理を行っているボビンと異なる種類のボビンを異種ボビンとして検知する。異種ボビン検知センサ56は、カラーセンサ56aを有する。カラーセンサ56aは、例えばブラケット56bに所定の姿勢で固定されており、(図5において仮想線で示された)給糸ボビン11Aの巻管上部12bに検出光を投光し、巻管12の色を読み取ることができる。異種ボビン検知センサ56は、現在処理を行っているボビンの色を判別可能である。「現在処理を行っているボビン」とは、自動ワインダ3に供給されるべき糸Yが巻かれたボビンである。異種ボビン検知センサ56は、読み取った色が自動ワインダ3に供給されるべき糸Y(精紡条件)に基づくボビンの色であるか否かを判断する。異種ボビン検知センサ56は、判断結果を示す信号を制御部7に出力する。
図6に示されるように、ボビン準備装置4は、ボビン移送装置5を制御する制御部7を備える。制御部7は、CPU、ROM、RAM等で構成されている。制御部7は、ボビン準備装置4における各種制御処理を実行する。このような各種制御処理は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されることにより行われる。
ボビン準備装置4は、異種ボビンの混在が検知された旨を報知する報知部58と、オペレータによって操作される操作部59とを備える。報知部58は、例えば、ディスプレイ及びスピーカ等を有する。報知部58は、オペレータに対して警告(アラーム)を伝達することのできる手段(視覚的な報知又は聴覚的な報知)であれば、どのような機器又は装置であってもよい。操作部59は、ボビン準備装置4の動作に関するオペレータによる手動の操作を可能にする。操作部59は、例えばリセットボタン59aを含む。リセットボタン59aは、警告が発出されている際、又はボビン移送装置5が停止している際に押されることで、ボビン移送装置5の再起動(再稼働)を可能にする。リセットボタン59aは、オペレータによって押下された際、制御部7にリセット信号を出力又は送信する。報知部58及び操作部59は、例えば、ボビン準備装置4の側面に設けられた操作パネルに備えられてもよい。
続いて、図1及び図7を参照して、ボビン準備装置4の制御部7において実行される処理(ボビン準備方法)について説明する。制御部7は、ボビン移送装置5を制御して、給糸ボビン11Aを含む各種ボビンを搬送する(搬送工程)。図7に示されるように、ボビン位置センサ57が、給糸ボビン11Aの到来を検知する(ステップS01)。制御部7は、異種ボビン検知センサ56からの信号を取得する(ステップS02)。
制御部7は、給糸ボビン11Aが異種ボビンであるか否かを判断する(ステップS03)。例えば、制御部7(又は異種ボビン検知センサ56)は、自動ワインダ3に供給されるべき糸Y(精紡条件)に基づくボビンの色を記憶している。制御部7(又は異種ボビン検知センサ56)は、記憶した適正な色と、異種ボビン検知センサ56で読み取った色とを比較することにより、異種ボビンの混在の有無の判断(異種ボビンの判断)を行う。制御部7は、読み取った給糸ボビン11Aの色が適正な色と一致した場合、給糸ボビン11Aは異種ボビンではないと判断する(ステップS03;NO)。すなわち、制御部7は、第四搬送部64の搬送路に沿って移送される給糸ボビン11Aの色を検知することで、その給糸ボビン11Aが、現在処理を行っているボビンと同じ種類のボビン(自動ワインダ3に供給されるべき適切なボビン)であることを検知する。制御部7は、口出しユニット50を制御して、給糸ボビン11Aに対する口出し動作を行わせる(ステップS04)。これにより、準備済給糸ボビン11Bが形成される。なお、口出し動作に失敗した場合には、制御部7は、ボビン移送装置5を制御して当該給糸ボビン11Aを第五搬送部65へと移送し、第一滞留位置P1に滞留させる。
口出し動作に問題がなく成功した場合、制御部7は、ボビン移送装置5を制御して、準備済給糸ボビン11Bを第二搬送部62へと搬送する。この後、自動ワインダ3の各ワインダユニット30による準備済給糸ボビン11Bからの糸Yの巻取りが行われる。糸Yの巻取りを終えた使用済ボビン13は、制御部7によってボビン移送装置5が制御されることで、第三搬送部63により返送され、第二滞留位置P2にていったん滞留させられる。
ステップS03において、給糸ボビン11Aの色が適正な色と相違した場合、制御部7は、給糸ボビン11Aは異種ボビンであると判断する(ステップS03;YES,異種ボビン検知工程)。すなわち、制御部7は、第四搬送部64の搬送路に沿って移送される給糸ボビン11Aの色を検知することで、現在処理を行っているボビンと異なる種類の給糸ボビン11Aを異種ボビンとして検知する。制御部7は、報知部58を制御してアラームを作動させる(ステップS06)と共に、ボビン移送装置5を停止させる(ステップS07)。オペレータが通行する作業通路に面したスピーカ等で「混番が発生しました」等の音声が発せられてもよいし、単にブザー音が鳴ると共にオペレータによって視認可能なディスプレイに「混番発生。確認してください」等のメッセージが表示されてもよい。
このような報知に促され、オペレータは、口出しユニット50付近で停止している給糸ボビン11Aを確認する。オペレータは、異種ボビン検知センサ56の位置で停止している給糸ボビン11Aが異種ボビン(適正でない色の異なるボビン)であることを確認した上で、リセットボタン59aを押下する。制御部7は、リセット信号を入力すると(ステップS8)、検知された異種ボビンを第一滞留位置(異種ボビン抜取位置)P1へと移送する(ステップS09;移送工程)。異種ボビンは第一滞留位置P1で滞留する。第一滞留位置P1には、他にも口出し失敗ボビンが滞留している可能性もあるが、オペレータは、異種ボビンを発見して、当該ボビンを抜き取る。第一滞留位置P1はオペレータがいる作業通路からアクセス容易な位置にあるので、異種ボビンの抜取りは極めて容易となっている。
なお、第一滞留位置P1において、何らかの人為的なボビンの取り違えが起こった場合であっても、口出しユニット50の近傍に設置された異種ボビン検知センサ56において異種ボビンの有無が検知され、必要に応じて循環路Lを返送される。したがって、不適正なボビンが自動ワインダ3へと供給されるおそれがない。この利点は、第二滞留位置P2において人為的なボビンの取り違えが起こった場合でも同様である。ボビン準備装置4では、異種ボビンの検知を循環路Lにて行い、さらにオペレータにとって抜き取り易い位置へとボビンが移送されるので、安全性が高められている。
本実施形態のボビン準備装置4、糸巻取システム1及びボビン準備方法によれば、制御部7によって、異種ボビンが第一滞留位置P1まで移送される制御が行われる。よって、異種ボビンの混在が検知された時点でのその異種ボビンの位置がオペレータ等による抜取りを困難にさせる位置であったとしても、その位置から第一滞留位置P1まで異種ボビンが移動するので、異種ボビンを抜き取り易くすることができる。よって、異種ボビンの処理を容易にすることができる。
異種ボビン検知センサ56によって異種ボビンの混在が検知された場合に、報知部58を制御して異種ボビンの混在が検知された旨が報知される。制御部7は、リセット信号を入力した後に当該ボビンを第一滞留位置P1まで移送する。オペレータがリセットボタン59aを押すことで、オペレータは異種ボビンを安全かつ容易に抜き取ることができる。
第一滞留位置P1は循環路L内に設定されている。検知された異種ボビンは循環路L内に移送されるので、当該ボビンが誤って自動ワインダ3に供給されることを防止できる。第一滞留位置P1で滞留した後に異種ボビンが万一抜き取られない場合でも、異種ボビンは異種ボビン検知センサ56を再度通り、繰り返し第一滞留位置P1に戻される。
口出し失敗ボビンのための第一滞留位置P1は、異種ボビンが移送されてくる位置と同じである。よって、オペレータによる作業性を向上させることができる。循環路L上に、異種ボビン(色違いのボビン)のための保管領域を別途設ける必要がなく、コストの観点でも装置設計の観点でも有利である。
オペレータにとって抜き取られた異種ボビンは、そのボビンと同じ種類の糸が巻かれた給糸ボビン群に加えられる。また、抜き取られた異種ボビンと同じ種類の糸が巻かれた給糸ボビン群が存在しない場合は、抜き取られた異種ボビンに巻かれた糸を除去して巻管12だけの状態とする。巻かれた糸の除去は残糸除去装置により実行される。残糸除去装置としては、ボビン準備装置4とは別の架台(台車)に設けられたオフライン式の残糸抜取装置が採用される。オフライン式の残糸除去装置は、エアー配管も若しくは電気配線により動力を供給することにより、異種ボビンに巻かれた糸を簡単に除去することが可能である。具体的には、残糸除去装置は、残糸処理を行う場合、オペレータのボタン操作により異種ボビンの下端部の高さまで抜取ヘッドを下降させさらに、異種ボビンの先端部を上側から押さえて固定する。そして、残糸除去装置は、ボビン把持装置のシリンダを作動させることにより、把持爪を内向きに突出させ、異種ボビンにおける巻管12の下端部を把持爪によって把持する。残糸除去装置は、固定部材によって異種ボビンの先端部を押さえたまま、抜取ヘッドを短い距離だけ上昇させることで、異種ボビンに巻かれた糸を巻管12から外すことができる。残糸除去装置は、把持爪による把持をいったん解除した後、抜取ヘッドを再び異種ボビンの下端部の高さまで下降させて、異種ボビンの下端部を把持爪で再び把持し、抜取ヘッドを今度は十分に上昇させる。なお、残糸除去装置は、抜取ヘッドが異種ボビンの上端程度の高さまで上昇した後は、固定部材も抜取ヘッドと連動して上昇させる。これにより、1回目の抜取ヘッドの上昇により外れた糸を、内向きに突出した把持爪の上に乗せるようにして巻管12から引き抜くことができる。
続いて、図8~図10を参照して、他の実施形態に係るボビン準備装置4A及び糸巻取システム1Aについて説明する。図8に示されるボビン抜取り装置8Aが先の実施形態のボビン準備装置4と違う点は、第六搬送部66に、搬送トレイ9から巻管12を抜き取るボビン抜取り装置8が設けられた点である。
図9に示されるように、ボビン抜取り装置8は、ボビンの載置された搬送トレイ9からボビンを抜き取って回収する装置である。ボビン抜取り装置8は、フレーム70と、プーリ72及びプーリ74と、ベルト76と、駆動部80と、挟持部82と、第1押圧部84及び第2押圧部86と、を備える。
フレーム70は、基部70aと、本体部70bと、を含む。基部70a及び本体部70bは、例えば、金属で形成される。基部70aは、図示しないベースに固定される。本体部70bは、長尺の部材である。本体部70bは、基部70aに接続されている。本体部70bは、その長手方向が上下方向に沿うように設置されている。プーリ72は、フレーム70に回転可能に設けられている。プーリ72は、回転軸71より、回転可能とされている。回転軸71は、フレーム70の基部70aに取り付けられたブラケット73に軸支されている。
フレーム70の本体部70bには、複数(本実施形態では5個)の支持プーリ88が設けられている。支持プーリ88は、ベルト76を支持する。支持プーリ88は、ベルト76の延在方向(本体部70bの長手方向)において、所定の間隔をあけて配置されている。各支持プーリ88は、本体部70bに軸支された回転軸89に接続されている。これにより、支持プーリ88は、本体部70bに対して回転自在に設けられている。ボビン抜取り装置8では、図示しないセンサにより搬送トレイ9がボビン抜取り装置8に到達したことが検知されると、挟持部82が、駆動部80により駆動されて、異種ボビンを保持する。さらに異種ボビンは、ベルト76の移動によって上方に搬送され、所定位置において例えば回収箱等に排出される。
ボビン準備装置4Aにおける処理(ボビン準備方法)は、図7に示されるボビン準備装置4における処理とは異なり、異種ボビンを第一滞留位置P1へと移送する移送工程(ステップS09)に替えて、ボビン抜取り装置8による異種ボビンの抜取りが行われる(ステップS10)。
ボビン準備装置4A、糸巻取システム1A及びボビン準備方法によれば、先の実施形態と同様の作用・効果が奏され、異種ボビンの処理を容易にすることができる。さらに、ボビン抜取り装置8によって異種ボビンを自動で抜き取ることができるので、異種ボビン(色違いのボビン)の除去が容易である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られない。たとえば、上記実施形態では、精紡機2からボビン準備装置4に給糸ボビン11Aが搬送され、使用済ボビン13が精紡機2に返送されたが、この態様に限られない。第六搬送部66に面するボビン供給装置が設けられ、ボビン供給装置を介して、前工程において形成された給糸ボビン11Aがボビン移送装置5の搬送路上に供給されてもよい。第六搬送部66にボビン抜取装置が設けられる場合に、ボビン抜取装置の上流側に、巻管12に糸Yが巻かれているか否か、すなわち搬送トレイ9の装着された巻管12が使用済ボビン13であるか否かを判別する判別装置が配置されてもよい。
上記実施形態では、検知された異種ボビンは、循環路L内の第一滞留位置P1、又はボビン抜取り装置8によって異種ボビンが抜き取られる位置に移送される。異種ボビン抜取位置は、第一滞留位置P1の外部に設定されてもよい。検知された異種ボビンが移送される異種ボビン抜取位置は、循環路Lの外部に設定されてもよい。例えば、オペレータによる抜取作業のための経路及び異種ボビン抜取位置が、循環路Lとは別途に設けられてもよい。
また、図10に示される処理フローにおいて、ステップS06,S07及びS08が省略され、全て自動にて異種ボビンがボビン抜取り装置8に移送されてもよい。この機能を満たすために、制御部7が、搬送トレイ9のRFタグ9B(図4参照)に異種ボビンの検知に係る情報を書き込むようにしてもよい。
異種ボビン検知センサ56は、口出しユニット50から離れた位置に設けられてもよい。
1,1A…糸巻取システム、2…精紡機、3…自動ワインダ、4,4A…ボビン準備装置、5…ボビン移送装置、7…制御部、9…搬送トレイ、9B…RFタグ、11A…給糸ボビン、11B…準備済給糸ボビン、12…巻管(ボビン)、12b…巻管上部、50…口出しユニット、51…ロータリカッタ、52…糸引き剥がし装置、52a…接触片、53…口出し装置、56…異種ボビン検知センサ、56a…カラーセンサ、57…ボビン位置センサ、57A…第一位置センサ、57B…第二位置センサ、58…報知部、59…操作部、59a…リセットボタン、61…第一搬送部(搬送路)、62…第二搬送部、63…第三搬送部、64…第四搬送部(搬送路)、65…第五搬送部(搬送路)、66…第六搬送部(搬送路)、L…循環路(搬送路)、P1…第一滞留位置(異種ボビン抜取位置)、P2…第二滞留位置。

Claims (7)

  1. 搬送トレイ及びボビンが搬送される搬送路と、
    前記搬送路に沿って移送される前記ボビンの色を検知することで現在処理を行っているボビンと異なる種類のボビンを異種ボビンとして検知する異種ボビン検知センサと、
    前記異種ボビン検知センサによって前記異種ボビンの混在が検知された場合に当該異種ボビンを前記搬送路上の異種ボビン抜取位置まで移送するように前記異種ボビンの移送を制御する制御部と、を備える、ボビン準備装置。
  2. 前記異種ボビンの混在が検知された旨を報知する報知部を更に備え、
    前記制御部は、異種ボビン検知センサによって前記異種ボビンの混在が検知された場合に、前記報知部を制御して前記異種ボビンの混在が検知された旨を報知させ、リセット信号を入力した後に当該異種ボビンを前記異種ボビン抜取位置まで移送する、請求項1に記載のボビン準備装置。
  3. 前記ボビンに糸が巻き付けられた給糸ボビンであって自動ワインダに供給される給糸ボビンの準備をするための口出しユニットを更に備え、
    前記搬送路は、前記口出しユニットの位置を通過する循環路を有し、
    前記異種ボビン抜取位置は前記循環路内に設定されている、請求項1又は2に記載のボビン準備装置。
  4. 前記異種ボビン抜取位置は、前記口出しユニットにおける口出し処理に失敗した口出し失敗ボビンを滞留させるための滞留位置である、請求項3に記載のボビン準備装置。
  5. 前記循環路上に設けられて前記搬送トレイから前記ボビンを抜き取るボビン抜取り装置を更に備え、
    前記異種ボビン抜取位置は前記ボビン抜取り装置によって前記ボビンが抜き取られる位置である、請求項3に記載のボビン準備装置。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載のボビン準備装置と、
    前記ボビン準備装置において準備された給糸ボビンから糸を巻き取ってパッケージを形成する自動ワインダと、を備える糸巻取システム。
  7. 搬送路に沿って搬送トレイ及びボビンが搬送する工程と、
    前記搬送路に沿って移送される前記ボビンの色を検知することで現在処理を行っているボビンと異なる種類の前記ボビンを異種ボビンとして検知する工程と、
    前記異種ボビンの混在が検知された場合に当該異種ボビンを前記搬送路上の異種ボビン抜取位置まで移送する工程と、を含む、ボビン準備方法。
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