JP2022169376A - 操作検知装置および操作盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者による操作性および視認性を向上させ、また、利用者の意図しない誤登録を抑制すること。【解決手段】実施形態の操作検知装置は、昇降路を移動する乗りかご1の中に設置された操作盤318が備える操作検知装置であって、乗りかご1の行き先階をそれぞれ表示する複数の行き先階表示部310と、複数の行き先階表示部310にそれぞれ対応して、対応する行き先階表示部310の上または下に設けられ、乗りかご1の利用者による所定の行き先階表示部310への操作を非接触で検知するセンサ部311と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、操作検知装置および操作盤に関する。
エレベータの乗りかご内または乗り場において、行き先階呼びまたは乗り場呼び等を非接触で行う製品が各社から発表されている。例えば乗り場で携帯端末からメッセージを送信することで、非接触で乗り場呼びを行う手法がある。また例えば乗りかご内の操作盤に利用者の手指を検知するセンサを設け、このセンサにより行き先階呼びを行う手法がある。センサを用いた呼び登録の場合、押しボタンとセンサとを一体的に配置した方式、押しボタンとセンサとを分離して配置した方式等がある。
例えば、特許文献1の技術では、操作盤の上下部に測距センサを配置し、どの行き先階ボタンに手指があるかを特定して呼び登録を行う。また例えば、特許文献2の技術では、操作盤の左側に押しボタンを配置し、右側に非接触式のセンサを配置し、さらには、押しボタンに透光部を内蔵して呼び登録がなされた押しボタンを点灯させる。このとき、センサにかざした手指によって、押しボタンに設けた透光部の点灯が隠れない配置とする。
特開2011-162307号公報 特許第6809629号公報
しかしながら、例えば特許文献2のように、押しボタンと、それに対応するセンサとを分離して配置する方式では、横並びになった押しボタンとセンサとの横幅が増大してしまう。このため、利用者が操作を行うスペースが取り難く、利用者の肘が乗りかごの側板に当たるなど操作性が悪かったり利用者に違和感を抱かせたりしてしまう場合がある。また、押しボタンが点灯するのを利用者が視認し難かったりする場合がある。また、横並びになった押しボタンとセンサとが複数縦に配列されることでセンサ間のスペースが狭くなり、利用者が意図しないセンサにより利用者の操作が検知されてしまう場合がある。
本実施形態が解決しようとする課題は、利用者による操作性および視認性を向上させ、また、利用者の意図しない誤登録を抑制することが可能な操作検知装置および操作盤を提供することである。
実施形態の操作検知装置は、昇降路を移動する乗りかごの中に設置された操作盤が備える操作検知装置であって、前記乗りかごの行き先階をそれぞれ表示する複数の行き先階表示部と、前記複数の行き先階表示部にそれぞれ対応して、対応する前記行き先階表示部の上または下に設けられ、前記乗りかごの利用者による所定の前記行き先階表示部への操作を非接触で検知するセンサ部と、を備える。
図1は、実施形態にかかる操作盤の構成の一例を示す模式図である。 図2は、実施形態にかかるエレベータ制御システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態にかかるエレベータ制御システムの物理構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施形態の変形例1にかかる操作盤の構成の一例を示す模式図である。 図5は、実施形態の変形例2にかかる操作盤の構成の一例を示す模式図である。 図6は、実施形態の変形例3にかかる操作盤の構成の一例を示す模式図である。
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により、本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
(操作盤の構成例)
図1は、実施形態にかかる操作盤318の構成の一例を示す模式図である。
図1に示すように、操作盤318は、エレベータの乗りかご1内の利用者による操作を受け付けたり、利用者に乗りかご1の運行状況等を表示したりすることが可能なように、乗りかご1内に設置される。乗りかご1は、図示しない昇降路内を昇降して、各階に設けられた乗り場で乗りかご1に乗車した利用者を他の階に輸送する。
操作盤318の設置位置は、例えば乗りかご1内の扉右横、つまり、乗りかご1内の扉側に向かって右側袖壁部分である。操作盤318が、乗りかご1の左側袖壁部分、または、側板部分等の他の部分に設置されていてもよい。
操作盤318は、例えば行き先階表示部310(310a~310e)、センサ部311(311a~311e)、押しボタン312(312a~312e),315(315e,315c)、表示灯313(313a~313e),316(316e,316c)、開閉表示部314(314e,314c)、及び表示装置317を備える。
行き先階表示部310は、例えば乗りかご1の行き先階の数字が示された文字盤等であり、乗りかご1の行き先階に対応して操作盤318に複数設けられている。図1の例では、乗りかご1の行き先階である1階~5階にそれぞれ対応して、5つの行き先階表示部310a~310eが縦方向に配置されている。
センサ部311は、非接触式のセンサであり、複数の行き先階表示部310にそれぞれ対応して操作盤318に複数設けられている。図1の例では、縦方向に並ぶ行き先階表示部310a~310eの下方に、それぞれ対応する5つのセンサ部311a~311eが配置されている。
センサ部311は、例えば非接触式の反射型光電センサ等として構成され、利用者の手指等の物体を検知する。反射型光電センサは、赤外線等をセンサの外側へ向けて投光し、その赤外線等が当たった物体からの反射光を受光することで、非接触に物体を検知する。ただし、センサ部311は、非接触で物体を検知することができればよく、例えば静電容量型センサ等の他の様式のセンサとして構成されていてもよい。静電容量型センサは、センサの周囲に電界を発生させ、電界内に進入した物体によって静電容量が変化することにより非接触に物体を検知する。
乗りかご1の利用者が、所望の行き先階への呼びを行うために、対応するセンサ部311に手指等をかざすと、そのセンサ部311が、対応する行き先階表示部310への操作として利用者の手指等を検知する。ここで、行き先階呼びとは、乗りかご1内の利用者が、その乗りかご1を所望の行き先階へと向かわせるために行う操作である。
なお、所定のセンサ部311は、そのセンサ部311の上方に配置された対応する行き先階表示部310との間隔が、そのセンサ部311の下方に配置された隣接する行き先階表示部310との間隔より短くなるよう配置されていることが好ましい。すなわち、この場合、例えばセンサ部311cは、対応する行き先階表示部310cとの間隔が、隣接する行き先階表示部310bとの間隔よりも短くなるよう配置される。
また、行き先階表示部310の外枠およびセンサ部311の外枠の色を、例えば1つおき、または行き先階ごとに異ならせ、互いに対応する行き先階表示部310の外枠とセンサ部311の外枠とを同色にしてもよい。すなわち、例えば行き先階表示部310aの外枠およびセンサ部311aの外枠同士の色を同色とすることができる。また、行き先階表示部310bの外枠およびセンサ部311bの外枠同士の色を同色として、行き先階表示部310aの外枠およびセンサ部311aの外枠の色とは異ならせることができる。
このように、互いに対応する行き先階表示部310とセンサ部311とを近接させ、また、これらの外枠の色を統一することにより、互いに対応する行き先階表示部310とセンサ部311とを識別しやすくなり、利用者が意図しない行き先階表示部310に対して誤操作をしてしまうのを抑制することができる。
押しボタン312は、利用者が手指等で押下することが可能に構成され、複数の行き先階表示部310にそれぞれ対応して、対応する行き先階表示部310と一体的に操作盤318に複数設けられている。すなわち、例えば押しボタン312のそれぞれの前面には、対応する行き先階表示部310である文字盤等がはめ込まれている。所望の行き先階への呼びを行うため、乗りかご1の利用者が対応する押しボタン312を押下すると、対応する行き先階表示部310への操作として押下が検知される。
センサ部311または押しボタン312における利用者の操作が所定時間以上検知された場合等、利用者の操作の態様が所定の条件を満たすと、操作が行われたセンサ部311または押しボタン312に対応する行き先階表示部310が表示する行き先階への行き先階呼び登録が行われる。乗りかご1は、行き先階呼び登録がなされた行き先階へと走行することで行き先階呼びに応答する。
発光部としての表示灯313は、例えば複数の態様で発光することが可能に構成され、複数の行き先階表示部310にそれぞれ対応して、対応する行き先階表示部310と一体的に操作盤318に複数内蔵されている。すなわち、例えば押しボタン312のそれぞれの背面に、それぞれ表示灯313が埋め込まれている。上述のセンサ部311及び押しボタン312が検知した利用者の操作に基づいて、対応する表示灯313が所定の態様で発光すると、押しボタン312及び行き先階表示部310を透過した表示灯313の光が利用者に目視される。
例えば、所定の行き先階呼びを行おうとする利用者が、対応するセンサ部311に手指等をかざし、または、対応する押しボタン312を押下すると、その行き先階に対応する表示灯313は、第1の態様での発光形態として暗点灯する。これにより、利用者は、自身の操作がどの行き先階表示部310に対する操作と認識されたかを知ることができる。
また、利用者のセンサ部311または押しボタン312に対する操作によって対応する行き先階に対して行き先階呼び登録がなされると、その行き先階に対応する表示灯313は、第2の態様での発光形態として明点灯する。これにより、利用者は、どの行き先階への呼びが登録されたかを知ることができる。
図1の例では、複数の表示灯313のうち、行き先階表示部310b,310eに対応する表示灯313b,313eが暗点灯または明点灯する様子を示している。
以上、主に行き先階表示部310(310a~310e)、センサ部311(311a~311e)、押しボタン312(312a~312e)、及び表示灯313(313a~313e)により実施形態の操作検知装置が構成される。操作検知装置は、乗りかご1内に設置された操作盤318に設けられ、乗りかご1の利用者による操作が可能に構成されている。
開閉表示部314は、例えば乗りかご1の扉の開閉を表示する表示盤等であり、乗りかご1の戸開を表示する開閉表示部314e、及び乗りかご1の戸閉を表示する開閉表示部314cを含む。図1の例では、開閉表示部314e,314cが左右に並んで操作盤318に配置されている。
押しボタン315は、利用者が手指等で押下することが可能に構成され、開閉表示部314e,314cにそれぞれ対応して、対応する開閉表示部314と一体的に操作盤318に複数設けられている。すなわち、例えば押しボタン315e,315cのそれぞれの前面には、対応する開閉表示部314e,314cである表示盤等がはめ込まれている。乗りかご1の利用者が、乗りかご1の扉の開閉を行うために、対応する押しボタン315を押下すると、対応する開閉表示部314への操作として押下が検知される。
表示灯316は、所定の態様で発光することが可能に構成され、開閉表示部314e,314cにそれぞれ対応して、対応する開閉表示部314と一体的に操作盤318に内蔵されている。すなわち、例えば押しボタン315e,315cのそれぞれの背面に、それぞれ表示灯316e,316cが埋め込まれている。上述のセンサ部311及び押しボタン312が検知した利用者の操作に基づいて、対応するいずれかの表示灯316e,316cが所定の態様での発光形態として点灯すると、押しボタン315及び開閉表示部314を透過した表示灯316の光が利用者に目視される。これにより、利用者は、自身の操作がどちらの開閉表示部314e,314cに対する操作と認識されたかを知ることができる。
図1の例では、表示灯316e,316cのいずれもが消灯している様子を示している。
表示装置317は、例えば液晶パネル等として構成され、乗りかご1の状態を表示する。乗りかご1の状態表示としては、例えば乗りかご1が、どの階付近をどちらの向きに走行中であるか等の表示がある。図1の例では、上向き矢印と「3」の文字が表示されている。このことから、乗りかご1は3階付近を上方へ向かって走行中であることが判る。
なお、操作盤318の構成および各種構成の配置は図1の例に限られない。
図1の例では、複数の行き先階表示部310と、これらに対応するセンサ部311とがセットで縦1列に配置されることとしたが、行き先階表示部310とセンサ部311とがセットで複数列に配置されていてもよい。つまり、例えば1階~5階に対応する行き先階表示部310とセンサ部311とのセットが縦1列に配置された右隣等に、例えば6階~10階に対応する行き先階表示部310とセンサ部311とのセットを更に縦1列に配置することができる。
また、複数の行き先階表示部310と、これらに対応するセンサ部311とが互いに上下に配置され、それらがセットで横1列または複数列に配置されていてもよい。
また、操作盤318は、乗りかご1の開閉も非接触で行うことができるよう、開閉表示部314e,314cにそれぞれ対応するセンサ部を備えていてもよい。この場合も、開閉表示部314e,314cの下方位置に、それぞれ対応するセンサ部を設けることができる。
その他、操作盤318は、利用者の操作に供する種々の押しボタン及びセンサ等を備えることができ、また、利用者に種々の情報を提示する表示灯等を備えることができる。
(エレベータ制御システムの構成例)
上述した操作盤318は、例えば操作盤318の各部を制御する行き先階呼び装置30の一部を構成する。つまり、以下に述べる行き先階呼び装置30は、操作盤318の操作検知装置等の各部を制御して、利用者による行き先階呼びを受け付ける。以下に、図2を用いて、行き先階呼び装置30を含むエレベータ制御システム100について説明する。
図2は、実施形態にかかるエレベータ制御システム100の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、エレベータ制御システム100は、制御盤10、中継箱20、及び行き先階呼び装置30を備える。エレベータ制御システム100が制御を行うエレベータは、乗りかご1、駆動装置2、カウンタウェイト3、及びロープ4等を備える。
乗りかご1は、上述のように行き先階呼びに応答し、または、乗り場呼びに応答し、各階に設置された乗り場に発着して利用者を乗降車させる。ここで、乗り場呼びとは、乗り場の利用者が、上下いずれかの行き先方向に向かう乗りかご1をその乗り場に到着させるために行う操作である。
乗りかご1とカウンタウェイト3とはロープ4によって連結されている。ロープ4は駆動装置2に架け渡されている。駆動装置2は例えば巻上機等であり、駆動装置2が駆動することで乗りかご1を昇降路内で上下に走行させることができる。
エレベータ制御装置としての制御盤10は、制御部11、通信部12、及び記憶部13を備え、エレベータ全体を制御する。制御盤10は、各種信号の授受が可能なように、駆動装置2と有線または無線で接続されている。また、制御盤10は、各種信号の授受が可能なように、例えば乗りかご1等に設置される行き先階呼び装置30と、中継箱20を介して接続されている。制御盤10と中継箱20とは有線または無線で接続されていてよく、中継箱20と行き先階呼び装置30とは有線または無線で接続されていてよい。また、制御盤10は、各種信号の授受が可能なように、乗り場等に設置される図示しない乗り場呼び装置等と有線または無線で接続されている。
呼び登録部としての制御部11は、乗りかご1内の利用者から行き先階呼びがあった場合、または、乗り場の利用者から乗り場呼びがあった場合等に、それらの呼び登録を行う。制御部11は、呼び登録の内容を記憶部13に格納してもよい。
制御部11は、呼び登録の内容に応じて駆動装置2を駆動させ、乗りかご1を行き先階呼び、または乗り場呼びに応答させる。乗り場呼びへの応答では、制御部11が、乗り場呼び登録に登録した行き先方向に走行予定の乗りかご1を、乗り場呼びがあった乗り場へと向かわせる。制御部11は、乗りかご1が所定階に到着すると乗りかご1及び乗り場の戸開および戸閉等を行う。
通信部12は、乗りかご1内の利用者から行き先階呼びがあった場合、または、乗り場の利用者から乗り場呼びがあった場合等に、それらの情報を行き先階呼び装置30及び図示しない乗り場呼び装置等から取得する。また、通信部12は、制御部11からの命令および情報等を乗りかご1等に送信する。
記憶部13は、制御盤10にエレベータの制御を実行させるための各種プログラムを記憶する。上述のように、記憶部13が、行き先階呼び登録および乗り場呼び登録等を記憶していてもよい。
中継箱20は、例えば図示しない昇降路内に設置され、制御盤10と乗りかご1内の行き先階呼び装置30との間の各種信号の授受を中継する。
行き先階呼び装置30は、物体検知部31、発光制御部33、通信部34、表示制御部35、並びに上述の操作検知装置および表示装置317等を有する操作盤318を備え、乗りかご1の利用者による行き先階呼びを受け付ける。行き先階呼び装置30は、例えば乗りかご1内、または乗りかご1外であって乗りかご1の上面上等の乗りかご1近傍に配置され、各種信号の授受が可能なように、操作盤318と有線または無線で接続されていてよい。行き先階呼び装置30の一部または全体が、操作盤318と一体的に構成されていてもよい。
物体検知部31は、計時部31a,31bを備え、いずれかのセンサ部311が利用者の手指等の物体を検知すると、計時部31a,31bがカウント(計時)したセンサ部311における物体の検知時間等に基づいて行き先階呼びがあったか否かを判定する。
押下検知部32は、計時部32a,32bを備え、いずれかの押しボタン312が利用者によって押下されると、計時部32a,32bがカウントした押しボタン312の押下時間等に基づいて行き先階呼びがあったか否かを判定する。
発光制御部33は、物体検知部31及び押下検知部32の判定結果に基づいて、所定の態様で所定の表示灯313を発光させる。
発光制御部33は、いずれかのセンサ部311が利用者の手指等の物体を検知すると、そのセンサ部311の行き先階に対応する表示灯313を暗点灯させる。発光制御部33は、物体検知部31が、そのセンサ部311について行き先階呼びがあったか否かの判定を確定させるまで表示灯313を暗点灯させておく。
発光制御部33は、いずれかの押しボタン312が利用者によって押下された場合にも、その押しボタン312の行き先階に対応する表示灯313を暗点灯させる。発光制御部33は、押下検知部32が、その押しボタン312について行き先階呼びがあったか否かの判定を確定させるまで表示灯313を暗点灯させておく。
発光制御部33は、物体検知部31または押下検知部32が、所定の行き先階への呼びはなかったものと判定した場合には、暗点灯させていた表示灯313を消灯させる。
発光制御部33は、物体検知部31または押下検知部32が、所定の行き先階への呼びがあったものと判定した場合には、暗点灯させていた表示灯313を明点灯させる。発光制御部33は、行き先階呼びがあった階に乗りかご1が到着し、その呼びに対する応答が完了すると明点灯させていた表示灯313を消灯させる。
なお、所定の表示灯313が暗点灯している状態を、その表示灯313に対応する行き先階への呼びの仮登録状態と呼ぶことがある。また、所定の表示灯313が明点灯している状態を、その表示灯313に対応する行き先階への呼びの本登録状態と呼ぶことがある。
通信部34は、中継箱20を介して制御盤10と種々の情報の授受を行う。通信部34は、物体検知部31または押下検知部32が、所定の行き先階への呼びがあったものと判定した場合には、その行き先階呼びの情報を、中継箱20を介して制御盤10に送信する。また、通信部34は、制御盤10から乗りかご1の状態等に関する情報を受信する。
表示制御部35は、通信部34が制御盤10から受信した乗りかご1の状態等に関する情報を表示装置317に表示させる。
なお、行き先階呼び装置30は、乗りかご1の複数の行き先階に対応する押しボタン312の他に乗りかご1の戸開および戸閉を行う押しボタン315e,315c等を制御する。つまり、上述の押下検知部32が、押しボタン315e,315cの押下に基づいて、通信部34を介して制御盤10等に検知結果を通知してもよい。
また、行き先階呼び装置30は、乗りかご1の複数の行き先階に対応する表示灯313の他に、例えば乗りかご1の戸開および戸閉等に対応する表示灯316e,316c等を制御する。つまり、上述の発光制御部33が、押下検知部32の検知結果等に基づいて、これらの316e,316cを種々の態様で発光させてもよい。
図3は、実施形態にかかるエレベータ制御システム100の物理構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、制御盤10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、及び記憶装置104等を備えるコンピュータとして構成されている。
ROM102には、例えば制御プログラム及び呼び登録プログラム等のエレベータの制御に関わる各種プログラムが格納されている。ROM102に格納されたこれらのプログラムが読み出されてRAM103に展開され、それらのプログラムをCPU101が実行することにより、制御盤10のエレベータ制御装置としての機能が実現される。
図3は、行き先階呼び登録および乗り場呼び登録を実行する呼び登録プログラム105がROM102に展開された様子を示している。この呼び登録プログラム105がCPU101により実行されることで、上述の制御部11、通信部12、及び記憶部13等が実現される。
行き先階呼び装置30は、CPU301、ROM302、及びRAM303等を備えるコンピュータとして構成されている。行き先階呼び装置30はまた、上述のようにセンサ部311(311a,311b,311c・・・)、押しボタン312(312a,312b,312c・・・)、表示灯313(313a,313b,313c・・・)、及び表示装置317等を有する操作盤318を備えている。
ROM302には、例えば行き先階呼びプログラム等の行き先階呼びの受け付けに関わる各種プログラムが格納されている。ROM302に格納された行き先階呼びプログラム305が読み出されてRAM303に展開され、CPU301によって実行されることにより、行き先階呼び装置30の物体検知部31、押下検知部32、発光制御部33、及び通信部34等が実現される。
ここで、呼び登録プログラム105及び行き先階呼びプログラム305等は、コンピュータで実行可能な、エレベータの制御に関する複数の命令を含むコンピュータ読み取り可能かつ非遷移的な記録媒体(Non-transitory Computer Readable Recording Medium)を有するコンピュータプログラムプロダクトである。呼び登録プログラム105及び行き先階呼びプログラム305等は、例えばモジュール構成となっており、これらのモジュールが主記憶装置上にロードされる。
呼び登録プログラム105及び行き先階呼びプログラム305等は、例えばコンピュータでの読み取りが可能なように記録媒体等に格納されて提供される。記録媒体は、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、またはフラッシュメモリ等である。ただし、呼び登録プログラム105及び行き先階呼びプログラム305等は、ネットワークに置かれたサーバ等により配信され、または、ダウンロード可能なように構成されることで、他の様々な手法により提供されてもよい。
なお、主に、制御盤10によって実行される呼び登録プログラム105と、行き先階呼び装置30によって実行される行き先階呼びプログラム305とによって、エレベータ制御システム100によって実行されるエレベータ制御プログラムが構成される。
中継箱20もまた、例えばCPU、ROM、及びRAM等を備えるコンピュータとして構成されていてもよい。
(概括)
近年、新型コロナウィルス等の感染症拡大の影響で、エレベータに対する操作を非接触で行いたいという要望が高まっている。しかしながら、乗りかご内の操作盤等に非接触式のセンサ等を導入する場合、行き先表示部と対応するセンサ部とを横並びに配置すると、以下のような難点が生じる場合がある。
乗りかご内において、操作盤は一般的に乗りかごの右側袖壁に設置されることが多い。また、多くの利用者は、利き手の右手で操作を行うと考えられる。このため、例えばセンサ部を対応する行き先階表示部の右側に配置してしまうと、利用者がセンサ部に右手指等をかざした際、利用者の右腕が乗りかごの右側板につかえてしまうことがある。これにより、センサ部にかざした手指を所定時間、保持する等の操作が困難となってしまう場合がある。
一方で、センサ部を対応する行き先階表示部の左側に配置してしまうと、センサ部にかざした右手指が邪魔になり、行き先階表示部の表示灯が点灯する様子が利用者に見え難くなってしまう。
また、センサ部と対応する行き先階表示部とを横並びとし、縦方向に並べて複数配置した場合、隣接するセンサ部同士が近接してしまう。これにより、利用者の操作が意図しないセンサ部によって検知されてしまい、利用者の意図しない行き先階呼び登録がなされてしまう場合がある。
実施形態の操作検知装置によれば、センサ部311は、複数の行き先階表示部310にそれぞれ対応して、対応する行き先階表示部310の下に設けられる。
これにより、行き先表示部と対応するセンサ部とを横並びに配置する場合に比べ、センサ部311と行き先階表示部310とを有する操作検知装置の横幅を削減することができる。したがって、操作盤318を乗りかご1の右側袖壁に設置した場合でも、センサ部311から乗りかご1の右側板までの距離を充分に確保することができ、センサ部311に右手指等をかざした利用者の右腕が乗りかご1の右側板につかえ難くなる。よって、利用者による操作検知装置の操作性を向上させることができる。
また上記構成により、センサ部311にかざした手指によって行き先階表示部310の表示灯313が隠れてしまうことが抑制され、利用者による行き先階表示部310の視認性を向上させることができる。
また上記構成により、隣接する行き先階表示部310に対応するセンサ部311同士の間隔を充分に確保することができる。よって、利用者の操作が意図しないセンサ部311に検知されてしまうことが抑制され、利用者の意図しない誤登録を抑制することができる。
なお、上述の実施形態では、表示灯313を発光させる態様を暗点灯または明点灯としたが、表示灯313を発光させる態様はこれに限られず、その表示灯313に対応する行き先階表示部310が表示する行き先階への呼びが仮登録状態にあるか本登録状態にあるかを識別できればよい。したがって、例えば第1の態様での発光形態として表示灯313を点滅させ、第2の態様での発光形態として表示灯313を点灯させてもよい。または、例えば第1の態様での発光形態として、所定の色で表示灯313を点灯させ、第2の態様での発光形態として、それとは異なる色で表示灯313を点灯させてもよい。
また、上述の実施形態では、行き先階表示部310と押しボタン312と表示灯313とが一体化していることとしたが、これに限られない。行き先階表示部310、押しボタン312、表示灯313のうちのいずれか、あるいは全部が分離され、別々に操作盤318に配置されていてもよい。
また、上述の実施形態では、押しボタン312の押下に基づく行き先階呼びの判定も、センサ部311の検知結果に基づく行き先階呼びの判定と同様に行われることとしたが、これに限られない。押しボタン312を押下する操作は、センサ部311に手指等をかざす操作よりも的確に行うことができ、利用者の誤操作による誤登録が生じ難いと考えられる。したがって、例えば押下された押しボタン312に対応する行き先階表示部310が表示する行き先階を全て登録することとしてもよい。
また、上述の実施形態では、操作盤318が複数の行き先階表示部310にそれぞれ対応する複数の押しボタン312を備えることとした。しかし、操作盤318が押しボタン312を有さず、専ら複数のセンサ部311への手指等をかざす非接触の動作によって操作されるように構成されていてもよい。
(変形例1)
次に、図4を用いて、実施形態の変形例1の操作盤328について説明する。変形例1の操作盤328は、複数のセンサ部311が対応する行き先階表示部310の上方に配置されている点が、上述の実施形態とは異なる。図4は、実施形態の変形例1にかかる操作盤328の構成の一例を示す模式図である。
図4に示すように、変形例1の操作盤328は、センサ部311と、対応する行き先階表示部310との配置が入れ替わっている他は、例えば上述の実施形態の操作盤318と同様の構成を備える。すなわち、変形例1の操作盤328において、センサ部311は、複数の行き先階表示部310にそれぞれ対応して、対応する行き先階表示部310上方に複数配置されている。
ただし、行き先階表示部310とセンサ部311とがセットで縦方向に複数列に配置されていてもよい。また、複数のセンサ部311と、これらに対応する行き先階表示部310とが互いに上下に配置され、それらがセットで横1列または複数列に配置されていてもよい。
所定のセンサ部311は、そのセンサ部311の下方に配置された対応する行き先階表示部310との間隔が、そのセンサ部311の上方に配置された隣接する行き先階表示部310との間隔より短くなるよう配置されていることが好ましい。また、行き先階表示部310の外枠およびセンサ部311の外枠の色を、例えば1つおき、または行き先階ごとに異ならせ、互いに対応する行き先階表示部310の外枠とセンサ部311の外枠とを同色にしてもよい。
なお、開閉表示部314e,314cにそれぞれ対応するセンサ部を設ける場合にも、開閉表示部314e,314cの上方位置に、それぞれ対応するセンサ部を配置することができる。
変形例1の操作盤328によれば、センサ部311は、複数の行き先階表示部310にそれぞれ対応して、対応する行き先階表示部310の上に設けられる。これにより、上述の実施形態の1つ以上の効果と同様の効果を奏する。
(変形例2)
次に、図5を用いて、実施形態の変形例2の操作盤338について説明する。変形例2の操作盤338は点字表示部330を備える点が、上述の実施形態とは異なる。図5は、実施形態の変形例2にかかる操作盤338の構成の一例を示す模式図である。
図5に示すように、変形例2の操作盤338は、上述の実施形態の操作盤318の構成に加え、複数の点字表示部330(330a~330e)を備える。点字表示部330は、例えば点字が付された銘板等であって、複数の行き先階表示部310にそれぞれ対応して、対応する行き先階表示部310の横に設けられている。
銘板に付される点字としては、例えば行き先階を示す点字、行き先階表示部310に対応して操作盤338にセンサ部311が装備されていることを示す点字、及びセンサ部311に手指をかざす等のセンサ部311を用いた操作を促す点字等の少なくともいずれかであってよい。図5の例では、縦方向に並ぶ行き先階表示部310a~310eの右横に、それぞれ対応する行き先階を点字で表示した点字表示部330a~330eが配置されている。
主に行き先階表示部310(310a~310e)、センサ部311(311a~311e)、押しボタン312(312a~312e)、表示灯313(313a~313e)、及び点字表示部330(330a~330e)により変形例2の操作検知装置が構成される。
変形例2の操作盤338によれば、上述の実施形態の1つ以上の効果と同様の効果を奏する。
変形例2の操作盤338によれば、複数の行き先階表示部310にそれぞれ対応して、対応する行き先階表示部310の横に設けられ、所定の表示を点字で行う点字表示部330を備える。上述のように、行き先階表示部310と対応するセンサ部311とを上下方向に並べることで、例えば点字表示部330を配置するスペースを操作盤338に確保することができる。したがって、操作盤338のサイズが増大するのを抑制しつつ、エレベータのバリアフリー化を図ることができる。
なお、上述の変形例2では、点字表示部330を対応する行き先階表示部310の右横に配置することとした。しかし、点字表示部330を対応する行き先階表示部310の左横に配置してもよく、点字表示部330を対応するセンサ部311の右横または左横に配置してもよい。このように、点字表示部330は、対応する行き先階表示部310及びセンサ部311が配置される上下方向の範囲内にあればよく、例えば点字が表示する内容によって、その上下位置を調整してもよい。
また、上述の変形例2では、行き先階表示部310と対応するセンサ部311とを上下方向に並べることで操作盤338上に確保したスペースに、点字表示部330を配置することとした。しかし、操作盤338上のスペースに他の構成を配置してもよい。一例として、所定の内容を表示するシール等を操作盤338上のスペースに貼付してもよい。シールが表示する内容としては、例えば行き先階表示部310に対応して操作盤338にセンサ部311が装備されていることの表示、及びセンサ部311を用いた操作を促す表示等の少なくともいずれかであってよい。
このように、行き先階表示部310と対応するセンサ部311とを上下方向に並べることで、操作盤338が表示する情報量を増大させ、また、操作盤338の機能をより充実させることが可能となる。
(変形例3)
次に、図6を用いて、実施形態の変形例3の操作盤348について説明する。変形例3の操作盤348は枠部341を備える点が、上述の実施形態とは異なる。図6は、実施形態の変形例3にかかる操作盤338の構成の一例を示す模式図である。
図6に示すように、変形例3の操作盤348は、上述の実施形態の操作盤318の構成に加え、複数の枠部341(341a~341e)を備える。枠部341は、複数の行き先階表示部310及びセンサ部311にそれぞれ対応して、互いに対応する行き先階表示部310及びセンサ部311をひとまとめに取り囲んでいる。なお、枠部341の色を、例えば1つおき、または行き先階ごとに異ならせてもよい。
主に行き先階表示部310(310a~310e)、センサ部311(311a~311e)、押しボタン312(312a~312e)、表示灯313(313a~313e)、及び枠部341(341a~341e)により変形例3の操作検知装置が構成される。
変形例3の操作盤348によれば、上述の実施形態の1つ以上の効果と同様の効果を奏する。
変形例3の操作盤348によれば、複数の枠部341が互いに対応する行き先階表示部310及びセンサ部311をひとまとめに取り囲んでいるので、行き先階表示部310とセンサ部311との対応関係がより明瞭に視覚化される。よって、利用者が意図しない行き先階表示部310に対して誤操作をしてしまうことが、いっそう抑制される。
なお、上述の実施形態および変形例1~3では、操作盤318,328,338,348が、乗りかご1内に設置され、乗りかご1内の利用者による行き先階呼びを受け付けることとした。しかし、上述の実施形態および変形例1~3のいずれかの操作盤318,328,338,348及び行き先階呼び装置30の構成および機能を、乗り場に設置され、乗り場の利用者による乗り場呼びを受け付ける操作盤、及び乗り場の操作盤を制御して乗り場呼びがあったか否かの判定を行う乗り場呼び装置に適用することも可能である。
また、上述の実施形態および変形例1~3の操作盤318,328,338,348における構成を、乗りかご1内および乗り場等に設置された、車椅子使用者が利用する操作盤に適用することも可能である。
以上のように、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…乗りかご、2…駆動装置、3…カウンタウェイト、4…ロープ、10…制御盤、11…制御部、12…通信部、13…記憶部、20…中継箱、30…行き先階呼び装置、31…物体検知部、31a…計時部、31b…計時部、32…押下検知部、32a…計時部、32b…計時部、33…発光制御部、34…通信部、35…表示制御部、317…表示装置、318,328,338,348…操作盤、100…エレベータ制御システム、105…呼び登録プログラム、305…行き先階呼びプログラム、310a~310e…行き先階表示部、311a~311e…センサ部、312a~312e,315c,315e…押しボタン、313a~313e,316c,316e…表示灯(発光部)、330a~330e…点字表示部、341a~341e…枠部。
実施形態の操作検知装置は、昇降路を移動する乗りかごの中に設置された操作盤が備える操作検知装置であって、前記乗りかごの行き先階をそれぞれ表示する複数の行き先階表示部と、前記複数の行き先階表示部にそれぞれ対応して、対応する前記行き先階表示部の上または下に設けられ、前記乗りかごの利用者による所定の前記行き先階表示部への操作を非接触で検知するセンサ部と、前記複数の行き先階表示部にそれぞれ対応して前記操作盤に設けられ、前記センサ部によって検知された前記利用者の操作に基づいて発光可能な発光部と、前記複数の行き先階表示部にそれぞれ対応して前記複数の行き先階表示部と一体化されて設けられ、前記利用者が所定の前記行き先階表示部への操作を押下により行うことが可能な複数の押しボタンと、一または複数の前記センサ部により前記操作が検知された場合に、検知された一または複数の前記センサ部に対応する行き先階の呼びに関する判定を制御する制御部と、を備える。

Claims (6)

  1. 昇降路を移動する乗りかごの中に設置された操作盤が備える操作検知装置であって、
    前記乗りかごの行き先階をそれぞれ表示する複数の行き先階表示部と、
    前記複数の行き先階表示部にそれぞれ対応して、対応する前記行き先階表示部の上または下に設けられ、前記乗りかごの利用者による所定の前記行き先階表示部への操作を非接触で検知するセンサ部と、を備える、
    操作検知装置。
  2. 前記複数の行き先階表示部にそれぞれ対応して、対応する前記行き先階表示部の横または対応する前記センサ部の横に設けられ、前記行き先階の表示、前記センサ部が装備されていることの表示、及び前記センサ部を用いた操作を促す表示の少なくともいずれかを点字で行う点字表示部を更に備える、
    請求項1に記載の操作検知装置。
  3. 前記複数の行き先階表示部にそれぞれ対応して前記操作盤に設けられ、前記センサ部によって検知された前記利用者の操作に基づいて発光可能な発光部を更に備える、
    請求項1または請求項2に記載の操作検知装置。
  4. 互いに対応する前記行き先階表示部と前記発光部とは一体化されている、
    請求項3に記載の操作検知装置。
  5. 前記複数の行き先階表示部にそれぞれ対応して前記複数の行き先階表示部と一体化されて設けられ、前記利用者が所定の前記行き先階表示部への操作を押下により行うことが可能な複数の押しボタンを更に備える、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の操作検知装置。
  6. 昇降路を移動する乗りかごの中に設置された操作盤であって、
    前記乗りかごの状態を表示する表示装置と、
    前記乗りかごの利用者による操作が可能な操作検知装置と、を備え、
    前記操作検知装置は、
    前記乗りかごの行き先階をそれぞれ表示する複数の行き先階表示部と、
    前記複数の行き先階表示部にそれぞれ対応して、対応する前記行き先階表示部の上または下に設けられ、前記乗りかごの利用者による所定の前記行き先階表示部への操作を非接触で検知するセンサ部と、を有する、
    操作盤。

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