JP2022162917A - 積層パネル - Google Patents

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Tomoko Ogura
浩 澤田
Hiroshi Sawada
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Abstract

【課題】吸音性、不燃性、及び剛性を向上させることができる積層パネルを提供する。【解決手段】積層パネル1は、多孔質層2と、第1繊維層31と、非通気層4と、第2繊維層32と、を備える。多孔質層2は、第1面21と、第1面21と反対側の第2面22と、を有する。第1繊維層31は、多孔質層2の第1面21に配置され、繊維不織布及び繊維織布の少なくともいずれかを含む。非通気層4は、多孔質層2の第2面22に配置されている。第2繊維層32は、非通気層4の多孔質層2と反対側の面に配置され、繊維織布を含む。積層パネル1は、非通気層4及び第2繊維層32を貫通する複数の貫通孔7を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に積層パネルに関し、より詳細には多孔質層を備える積層パネルに関する。
特許文献1には、不燃性吸音フォームが開示されている。この不燃性吸音フォームについては、フォームを構成するベースポリマー中に、ベンゾチアジル基を持つ化合物、ベンゾトリアゾール基を持つ化合物、ジフェニルアクリレート基を持つ化合物、及びベンゾフェノン基を持つ化合物の中から選ばれた1種若しくは2種以上からなる有機系高減衰剤が含まれている。さらにフォームの一方表面に金属層等からなる表皮層が設けられている。
一方、特許文献2には、防音用被覆材が開示されている。この防音用被覆材については、第一の多孔質フィルムと、一以上の弾性多孔質体層と、第二の多孔質フィルムとが、この順番に積層されている。第一の多孔質フィルム及び第二の多孔質フィルムの開孔率は0.1~5.0%で開孔径は100~1000μmである。
特開2006-218797号公報 特開2019-008160号公報
しかしながら、特許文献1の不燃性吸音フォームは、吸音性について改良の余地がある。一方、特許文献2の防音用被覆材は、不燃性が低いという問題がある。さらに吸音性及び不燃性だけでなく、剛性も求められる。
本開示の目的は、吸音性、不燃性、及び剛性を向上させることができる積層パネルを提供することにある。
本開示の一態様に係る積層パネルは、多孔質層と、第1繊維層と、非通気層と、第2繊維層と、を備える。前記多孔質層は、第1面と、前記第1面と反対側の第2面と、を有する。前記第1繊維層は、前記多孔質層の前記第1面に配置され、繊維不織布及び繊維織布の少なくともいずれかを含む。前記非通気層は、前記多孔質層の前記第2面に配置されている。前記第2繊維層は、前記非通気層の前記多孔質層と反対側の面に配置され、繊維織布を含む。前記積層パネルは、前記非通気層及び前記第2繊維層を貫通する複数の貫通孔を有する。
本開示によれば、吸音性、不燃性、及び剛性を向上させることができる。
図1は、第1実施形態に係る積層パネルを示す概略断面図である。 図2は、同上の積層パネルを示す概略平面図である。 図3は、第2実施形態に係る積層パネルを示す概略断面図である。
1.概要
本実施形態に係る積層パネル1は、例えば、建物の天井及び壁等に用いられる。建物には、小型の建物と、大型の建物と、が含まれる。小型の建物としては、特に限定されないが、例えば、住宅及びオフィス等が挙げられる。大型の建物としては、特に限定されないが、例えば、体育館、ホール、ショッピングモール、工場、及び学校等が挙げられる。
積層パネル1は、例えば、天井パネル及び壁パネルとして軽量鉄骨(LGS)等の下地に取り付けられる。上述のように、積層パネル1は、各種建物に用いられるため、吸音性及び不燃性が求められる。
しかしながら、上述のように、特許文献1の不燃性吸音フォームは、吸音性について改良の余地がある。特に低音域の吸音性が低い。その原因の1つは、不燃性吸音フォームの一方表面に設けられた金属層等からなる表皮層にある、と本発明者らは考えている。
一方、特許文献2の防音用被覆材は、不燃性が低いという問題がある。その原因の1つは、一以上の弾性多孔質体層の両面に積層された第一の多孔質フィルム及び第二の多孔質フィルムにある、と本発明者らは考えている。
そこで、本発明者らは、吸音性、不燃性、及び剛性を向上させるべく鋭意研究を続けた結果、以下のような積層パネル1を開発した。
すなわち、本実施形態に係る積層パネル1は、第1繊維層31と、多孔質層2と、非通気層4と、第2繊維層32と、を備える(図1参照)。これらの層が積層一体化されている。積層パネル1は、第1繊維層31を室内側に向け、第2繊維層32を室外側(例えば天井側)に向けて配置される。
ここで、積層パネル1は、非通気層4及び第2繊維層32を貫通する複数の貫通孔7を有する。室内で発生した音(音波)は、多孔質層2で吸収される。多孔質層2で吸収しきれない音は、複数の貫通孔7を通って室外側に抜ける。このように、複数の貫通孔7により音を室内側から室外側に逃がすことによって、主に吸音性を積層パネル1に付与し得る。
一方、第1繊維層31は、繊維不織布及び繊維織布の少なくともいずれかを含む。第2繊維層32は、繊維織布を含む。このような第1繊維層31及び第2繊維層32が多孔質層2の両側に配置されていることによって、主として不燃性及び剛性を積層パネル1に付与し得る。
したがって、本実施形態によれば、吸音性、不燃性、及び剛性を向上させることができる。
2.詳細
(1)第1実施形態
以下、第1実施形態に係る積層パネル1について、図面を参照して説明する。ただし、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
説明の都合上、相互に直交するX軸、Y軸、及びZ軸を図示したが、これらは実体を伴わない。なお、積層パネル1の厚さ方向はZ軸方向である。Z軸正の向きは、室内側の向きである。Z軸負の向きは、室外側(例えば天井側)の向きである。本明細書ではZ軸方向から見ることをXY平面視という。XY平面視での積層パネル1は、X軸方向及びY軸方向に延びる矩形状をなしている。この場合の積層パネル1のX軸方向の辺の長さ及びY軸方向の辺の長さは、特に限定されないが、例えば、0.3m以上2.0m以下である。X軸方向の辺の長さ及びY軸方向の辺の長さは、同じでも異なってもよい。
図1に示すように、積層パネル1は、多孔質層2と、第1繊維層31と、非通気層4と、第2繊維層32と、接着層8と、を備える。さらに積層パネル1は、複数の貫通孔7を有する。以下、積層パネル1の構成要素等について順に説明する。
<多孔質層>
多孔質層2は、多数の気泡をもつ層である。気泡には、連続気泡と、独立気泡と、が含まれる。本実施形態に係る積層パネル1の多孔質層2は、少なくとも連続気泡をもつ層である。なお、各図において気泡は図示省略している。
ここで、連続気泡は、複数の微細な孔がつながって連続して存在する気泡である。吸音性の観点では、連続気泡が有利である。多孔質層2が連続気泡をもつ場合、多孔質層2への入射音が連続気泡内で拡散することで、入射音のエネルギーの多くが熱エネルギーとして失われ、多孔質層2からの反射音が小さくなるからである。
一方、独立気泡は、複数の微細な孔がつながっておらず独立して存在する気泡である。断熱性及び剛性の観点では、独立気泡が有利である。
多孔質層2は、発泡樹脂層を含む。発泡樹脂層としては、特に限定されないが、例えば、ポリウレタン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体、ポリスチレン発泡体、フェノール樹脂発泡体、メラミン樹脂発泡体、及び塩化ビニル発泡体等のプラスチック発泡体が挙げられる。
上記に列挙した発泡樹脂層の中では、特にポリウレタン発泡体が好ましい。その理由としては、所望の通気度を有する多孔質層2が得られやすい点、自己接着性を有する点、及びコスト面で有利な点等が挙げられる。
ポリウレタン発泡体は、軟質ウレタンフォーム、半硬質ウレタンフォーム、及び硬質ウレタンフォームに分類される。これらの中では、軟質ウレタンフォームが好ましい。その理由は、軟質ウレタンフォームは連続気泡を含みやすく、クッション性(復元性)を有するからである。
多孔質層2は、不燃性の観点から、難燃剤を含んでいてもよい。難燃剤としては、特に限定されないが、例えば、無機系難燃剤、リン系難燃剤、及びハロゲン系難燃剤等が挙げられる。
図1に示すように、多孔質層2は、第1面21と、第2面22と、を有する。第1面21は、Z軸正の向きを向いている。第2面22は、第1面21と反対側の面である。第2面22は、Z軸負の向きを向いている。各図では図示省略しているが、実際には、多孔質層2は多数の気泡をもち、これらの気泡が第1面21及び第2面22において開口している。
例えば、積層パネル1を天井パネルとして用いる場合には、第1面21は下を向き、第2面22は上を向く。また積層パネル1を壁パネルとして用いる場合には、第1面21は屋内側を向き、第2面22は屋外側を向く。
多孔質層2は、複数の窪み部23を有する。窪み部23は、第2面22から第1面21に向かって窪んでいる部分である。窪み部23は、第2面22において開口している。窪み部23の内面において、多数の気泡が開口している。
本実施形態では、多孔質層2は、所定の通気度を有する。ここで、多孔質層2の通気度とは、JIS L 1096通気性に規定されたA法(フラジール形法)により求めた通気度を意味する。具体的には、本実施形態では、多孔質層2の通気度は10cm/cm/sec以上400cm/cm/sec以下、好ましくは20cm/cm/sec以上200cm/cm/sec以下、より好ましくは20cm/cm/sec以上150cm/cm/sec以下である。
多孔質層2の通気度が10cm/cm/sec未満であると、積層パネル1の吸音性が低下するおそれがある。吸音性が低下する理由は、多孔質層2全体に占める気泡の全容積が小さすぎて、多孔質層2への入射音が多孔質層2内で十分に拡散されないためであると考えられる。
一方、多孔質層2の通気度が400cm/cm/secを超えると、積層パネル1の吸音性が低下するおそれがある。その理由は、多孔質層2全体に占める気泡の全容積が大きすぎて、多孔質層2への入射音が、多孔質層2内で拡散するよりも、多孔質層2を透過しやすくなるためであると考えられる。
本実施形態では、多孔質層2の面密度(見掛け密度又は嵩密度)は、平面視での多孔質層2の単位面積(1m)当たりの質量を意味する。多孔質層2の面密度は、好ましくは5kg/m以上60kg/m以下、より好ましくは10kg/m以上40kg/m以下である。
多孔質層2の面密度が5kg/m以上であることで、積層パネル1の吸音性を高めることができる。さらに積層パネル1の強度を確保することができる。一方、多孔質層2の面密度が60kg/m以下であることで、積層パネル1に軽量性を付与することができる。このように、多孔質層2の面密度が10kg/m以上60kg/m以下であることにより、強度を確保しながら、積層パネル1に吸音性及び軽量性を付与することができる。
<第1繊維層>
第1繊維層31は、多孔質層2の第1面21に配置されている。本実施形態では、第1繊維層31は、接着層8(第1接着層81)により、多孔質層2の第1面21に固定されている。第1繊維層31は、通気性を有する。
第1繊維層31は、繊維不織布及び繊維織布の少なくともいずれかを含む。繊維不織布及び繊維織布は、合成繊維、生分解繊維、天然繊維、無機繊維、低融点熱可塑性繊維、及び再生繊維の少なくともいずれかの繊維を含む。
合成繊維としては、特に限定されないが、例えば、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ウレタン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、及びアセテート繊維等が挙げられる。
生分解繊維(ポリ乳酸繊維)としては、特に限定されないが、例えば、とうもろこし及びサトウキビ等の植物から抽出された澱粉を含む繊維等が挙げられる。
天然繊維としては、特に限定されないが、例えば、パルプ、木綿、ヤシ繊維、麻繊維、竹繊維、及びケナフ繊維等が挙げられる。
無機繊維としては、特に限定されないが、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、及びセラミック繊維等が挙げられる。不燃性及びコストの観点から、ガラス繊維が好ましい。
低融点熱可塑性繊維としては、融点が180℃以下である熱可塑性繊維であれば、特に限定されないが、例えば、ポリオレフィン系繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリウレタン繊維、ポリエステル繊維、ポリエステル共重合体繊維、ポリアミド繊維、及びポリアミド共重合体繊維等が挙げられる。上記のポリオレフィン系繊維としては、融点が180℃以下であれば、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、及びエチレン-エチルアクリレート共重合体等が挙げられる。
再生繊維としては、特に限定されないが、例えば、上述の合成繊維、生分解繊維、天然繊維、無機繊維、及び低融点熱可塑性繊維の少なくともいずれかの繊維を使用した繊維製品のスクラップを解繊して得られた繊維等が挙げられる。
第1繊維層31は、不燃性の観点から、ガラス繊維不織布及びガラスクロスの少なくともいずれかを含むことが好ましい。
第1繊維層31の坪量は、好ましくは20g/m以上400g/m以下、より好ましくは30g/m以上250g/m以下である。
<非通気層>
非通気層4は、多孔質層2の第2面22に配置されている。本実施形態では、非通気層4は、接着層8(第2接着層82)により、多孔質層2の第2面22に固定されている。
非通気層4は、Z軸方向の通気を抑制する層である。より詳細には、本実施形態では、非通気層4は複数の貫通孔7を有するが(図1参照)、非通気層4において複数の貫通孔7を除いた残りの部分がZ軸方向の通気を抑制する層である。
非通気層4の厚さは、好ましくは5μm以上500μm以下である。
非通気層4としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリプロピレン(PP)フィルム、ポリエチレン(PE)フィルム、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)フィルム等が挙げられる。
<第2繊維層>
第2繊維層32は、非通気層4の多孔質層2と反対側の面に配置されている。つまり、第2繊維層32は、非通気層4のZ軸負の向きを向く面に配置されている。本実施形態では、第2繊維層32は、非通気層4に接着されている。接着手段としては、特に限定されないが、例えば、公知の接着剤を用いた接着等が挙げられる。
第2繊維層32は、繊維織布を含む。繊維織布は、第1繊維層31に含まれ得る繊維織布と同様である。1つの積層パネル1において、第1繊維層31に含まれる繊維の種類と、第2繊維層32に含まれる繊維の種類とは、同じでも異なってもよい。
第2繊維層32は、不燃性の観点から、ガラスクロスを含むことが好ましい。
第2繊維層32の坪量は、好ましくは20g/m以上400g/m以下、より好ましくは30g/m以上250g/m以下である。
<接着層>
接着層8は、接着剤によって形成される。つまり、接着層8は、接着剤の硬化物である。本実施形態では、接着層8は、第1接着層81と、第2接着層82と、を含む。
≪第1接着層≫
第1接着層81は、多孔質層2と第1繊維層31とを接着する層である。第1接着層81は、多孔質層2と第1繊維層31との間に介在する。より詳細には、第1接着層81は、多孔質層2の第1面21と、第1繊維層31のZ軸負の向きを向く面との間に介在する。
第1接着層81は、接着部8aと、非接着部8bと、を有する。
接着部8aは、多孔質層2及び第1繊維層31と接着されている部分である。本実施形態では、接着部8aは、XY平面視で、多孔質層2の第1面21において気泡が開口していない部分に存在する。接着部8aにより、多孔質層2と第1繊維層31とを接着することができる。
非接着部8bは、多孔質層2及び第1繊維層31と接着されていない部分である。本実施形態では、非接着部8bは、XY平面視で、多孔質層2の第1面21において気泡が開口している部分に存在する。非接着部8bは、Z軸方向の通気のための通気孔として機能し得る。非接着部8bにより、多孔質層2と第1繊維層31との間に通気性を付与することができる。これにより、室内で発生した音が、第1繊維層31及び非接着部8bを通って多孔質層2に入射しやすくなる。
以下において、接着層8が少なくとも1つ以上の非接着部8bを有する場合、接着層8は非連続であるという。一方、接着層8が非接着部8bを有しない場合、接着層8は連続であるという。本実施形態では、第1接着層81は、少なくとも1つ以上の非接着部8bを有するので、非連続である。
≪第2接着層≫
第2接着層82は、多孔質層2と非通気層4とを接着する層である。第2接着層82は、多孔質層2と非通気層4との間に介在する。より詳細には、第2接着層82は、多孔質層2の第2面22と、非通気層4のZ軸正の向きを向く面との間に介在する。本実施形態では、第2接着層82は複数の貫通孔7を有するが(図1参照)、第2接着層82において複数の貫通孔7を除いた残りの部分は非接着部8bを有しない。したがって、第2接着層82において複数の貫通孔7を除いた残りの部分は連続である。
<貫通孔>
積層パネル1は、複数の貫通孔7を有する。複数の貫通孔7は、積層パネル1のZ軸負の向きの側に存在する。本実施形態では、複数の貫通孔7は、第2接着層82、非通気層4及び第2繊維層32をZ軸方向に貫通する。貫通孔7の一端は、多孔質層2の窪み部23と繋がっている。これにより、多孔質層2の気泡と貫通孔7とが連通している。貫通孔7の他端は、第2繊維層32のZ軸負の向きを向く面において開口している。
本実施形態では、複数の貫通孔7は、XY平面内において四角格子状に配列されている(図2参照)。すなわち、複数の貫通孔7は、一定のピッチPxでX軸方向に並び、一定のピッチPyでY軸方向に並んでいる。ピッチPx及びピッチPyは、それぞれX軸方向及びY軸方向に隣り合う貫通孔7の中心間距離である。ピッチPx及びピッチPyは、同じでも異なってもよい。なお、複数の貫通孔7のXY平面内での配列としては、四角格子状に限定されず、この他に例えば千鳥格子状等が挙げられる。
本実施形態では、XY平面視での貫通孔7の形状は円形であるが、円形以外の形状でもよい。円形以外の形状としては、特に限定されないが、例えば、楕円形、角丸長方形、及び多角形等が挙げられる。複数の貫通孔7のXY平面視での形状は、単一の形状に揃っていてもよいし(図2参照)、揃っていなくてもよい。
複数の貫通孔7の孔径D1は、XY平面視での貫通孔7の形状が円形であれば、その直径を意味し、XY平面視での貫通孔7の形状が円形以外の形状であれば、その最大の差し渡し長さを意味する。なお、XY平面視での貫通孔7の形状が円形以外の形状であれば、その中心は、最大の差し渡し長さの中点を意味する。
本実施形態では、複数の貫通孔7の孔径D1は、好ましくは50μm以上10mm以下、より好ましくは300μm以上1000μm(1mm)以下である。これにより、吸音性を更に向上させることができる。複数の貫通孔7の孔径D1は、揃っていてもよいし(図2参照)、ばらついていてもよい。
複数の貫通孔7の開孔率は、好ましくは0.1%以上10%以下、より好ましくは0.1%以上5.0%以下、さらに好ましくは1%以上5.0%以下である。これにより、吸音性を更に向上させることができる。複数の貫通孔7の開孔率が10%以下であることで、剛性の低下が抑制される。なお、複数の貫通孔7の開孔率は、XY平面視での積層パネル1の面積に対する全ての貫通孔7の面積の占める割合(百分率)を意味する。
本実施形態では、複数の貫通孔7は、積層パネル1のZ軸正の向きの側には存在しない。そのため、積層パネル1のZ軸正の向きを向く面の意匠性を向上し得る。
<積層パネルの厚さ>
積層パネル1の厚さは、好ましくは3mm以上40mm以下、より好ましくは4mm以上20mm以下、さらに好ましくは4mm以上15mm以下である。積層パネル1の厚さが3mm以上であることで、積層パネル1の吸音性、不燃性、及び剛性を向上させやすくなる。一方、積層パネル1の厚さが40mm以下であることで、積層パネル1に軽量性を付与しやすくなる。
<製造方法>
次に本実施形態に係る積層パネル1の製造方法について説明する。
まず多孔質層2の第1面21に接着剤を塗布する。接着剤の塗布手段は、特に限定されないが、例えば、ローラーを用いることができる。接着剤を多孔質層2の第1面21に塗布すると、接着剤は、気泡が開口していない部分に塗布されやすく、気泡が開口している部分には塗布されにくい。
次に多孔質層2の第1面21に、塗布された接着剤を介して、第1繊維層31を配置する。多孔質層2の第1面21の気泡が開口していない部分に塗布された接着剤が硬化すると接着部8aが形成される。一方、多孔質層2の第1面21の気泡が開口している部分には非接着部8bが形成される。このように、接着剤を先に多孔質層2の第1面21に塗布しておけば、非連続な第1接着層81を容易に形成し得る。このようにして、多孔質層2の第1面21に第1繊維層31が固定される。
次に、繊維シートを用意する。繊維シートは、第2繊維層32と非通気層4とが積層一体化されたシートである。そして、繊維シートの非通気層4のZ軸正の向きを向く面に接着剤を塗布した後、この面に多孔質層2の第2面22を重ねる。なお、接着剤の塗布手段は、上述のとおりである。
非通気層4のZ軸正の向きを向く面には、もともと通気孔が開口していない。そのため、接着剤を非通気層4のZ軸正の向きを向く面に塗布すると、接着剤は、非通気層4のZ軸正の向きを向く面全体に塗布される。このように、接着剤を先に非通気層4に塗布しておけば、連続な第2接着層82を容易に形成し得る。このようにして、多孔質層2の第2面22に非通気層4及び第2繊維層32がこの順に固定される。
次に複数の貫通孔7を形成する。複数の貫通孔7の形成手段としては、特に限定されないが、例えば、レーザ加工、及びロール加工等が挙げられる。
複数の貫通孔7の形成が終了すると、図1に示すような積層パネル1が製造される。
<作用効果>
本実施形態に係る積層パネル1によれば、吸音性、不燃性、及び剛性を向上させることができる。
すなわち、積層パネル1は、非通気層4及び第2繊維層32を貫通する複数の貫通孔7を有する。室内で発生した音(音波)は、多孔質層2で吸収される。多孔質層2で吸収しきれない音は、複数の貫通孔7を通って室外側に抜ける。このように、複数の貫通孔7により音を室内側から室外側に逃がすことによって、主に吸音性を積層パネル1に付与し得る。
一方、第1繊維層31は、繊維不織布及び繊維織布の少なくともいずれかを含む。第2繊維層32は、繊維織布を含む。このような第1繊維層31及び第2繊維層32が多孔質層2の両側に配置されていることによって、主として不燃性を積層パネル1に付与し得る。
(2)第2実施形態
次に、第2実施形態に係る積層パネル1について、図面を参照して説明する。第2実施形態では、第1実施形態と同様の構成要素には第1実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
図3に示すように、第2実施形態に係る積層パネル1は、第1補強層91及び第2補強層92を更に備える点で、第1実施形態に係る積層パネル1と相違する。
<第1補強層>
第1補強層91は、積層パネル1を補強する層である。第1補強層91は、多孔質層2と第1繊維層31との間に介在する。より詳細には、第1補強層91は、第1接着層81のZ軸正の向きを向く面と、第1繊維層31のZ軸負の向きを向く面との間に介在する。
第1補強層91は、繊維不織布を含む。繊維不織布は、第1繊維層31に含まれ得る繊維不織布と同様である。第1補強層91は、不燃性の観点から、ガラスマットを含むことが好ましい。
第1補強層91は、好ましくは通気性を有する。非接着部8bにより、多孔質層2と第1繊維層31との間の通気性が確保されていれば、第1補強層91は通気性を有しなくてもよい。
<第2補強層>
第2補強層92も、第1補強層91と同様に、積層パネル1を補強する層である。第2補強層92は、多孔質層2と非通気層4との間に介在する。より詳細には、第2補強層92は、第2接着層82のZ軸正の向きを向く面と、多孔質層2の第2面22との間に介在する。
第2補強層92も、複数の貫通孔7を有する。すなわち、本実施形態の貫通孔7は、第2補強層92、第2接着層82、非通気層4及び第2繊維層32をZ軸方向に貫通し、窪み部23とつながっている。
第2補強層92は、繊維不織布を含む。繊維不織布は、第1繊維層31に含まれ得る繊維不織布と同様である。第2補強層92は、不燃性の観点から、ガラスマットを含むことが好ましい。
<製造方法>
次に本実施形態に係る積層パネル1の製造方法について、第1実施形態に係る積層パネル1の製造方法と相違する点を説明する。
多孔質層2の第1面21に、塗布された接着剤を介して、第1補強層91及び第1繊維層31をこの順に配置する。接着剤は、第1補強層91内に浸透し、第1繊維層31に到達する。これにより、多孔質層2の第1面21に第1繊維層31が固定される。
一方、非通気層4のZ軸正の向きを向く面に接着剤を塗布した後、この面に第2補強層92及び多孔質層2の第2面22をこの順に重ねる。接着剤は、第2補強層92内に浸透し、多孔質層2の第2面22に到達する。これにより、多孔質層2の第2面22に第2補強層92、非通気層4及び第2繊維層32がこの順に固定される。
<作用効果>
本実施形態に係る積層パネル1は、第1実施形態に係る積層パネル1と同様の効果を奏する。特に本実施形態に係る積層パネル1によれば、第1補強層91及び第2補強層92を更に備えることで、剛性を向上させることができる。特に曲げ剛性を向上させることができる。
3.変形例
第1及び第2実施形態では、積層パネル1は、接着層8を備えているが、他に接着手段(例えば溶着)があれば、接着層8を備えなくてもよい。
第1及び第2実施形態では、多孔質層2は、複数の窪み部23を有するが、窪み部23を有しなくてもよい。
第1及び第2実施形態では、第1接着層81は非連続であるが、第1接着層81は連続でもよい。連続の第1接着層81は、接着シート(シート状の接着剤)を用いて形成可能である。
第1実施形態では、積層パネル1を製造する場合に、先に第1繊維層31を多孔質層2に接着し、後で非通気層4を多孔質層2に接着するようにしているが、接着の順番は逆でもよい。
第1実施形態では、積層パネル1を製造する場合に、繊維シートを用意しているが、非通気層4及び第2繊維層32は別々に用意してもよい。すなわち、多孔質層2の第2面22に非通気層4を接着した後に、非通気層4のZ軸負の向きを向く面に第2繊維層32を接着するようにしてもよい。
第2実施形態では、積層パネル1は、第1補強層91及び第2補強層92を備えているが、第1補強層91又は第2補強層92のいずれかを備えていなくてもよい。すなわち、積層パネル1は、第1補強層91を備えて第2補強層92を備えなくてもよいし、第1補強層91を備えずに第2補強層92を備えてもよい。
4.態様
上記実施形態及び変形例から明らかなように、本開示は、下記の態様を含む。以下では、実施形態との対応関係を明示するためだけに、符号を括弧付きで付している。
第1の態様は、積層パネル(1)であって、多孔質層(2)と、第1繊維層(31)と、非通気層(4)と、第2繊維層(32)と、を備える。前記多孔質層(2)は、第1面(21)と、前記第1面(21)と反対側の第2面(22)と、を有する。前記第1繊維層(31)は、前記多孔質層(2)の前記第1面(21)に配置され、繊維不織布及び繊維織布の少なくともいずれかを含む。前記非通気層(4)は、前記多孔質層(2)の前記第2面(22)に配置されている。前記第2繊維層(32)は、前記非通気層(4)の前記多孔質層(2)と反対側の面に配置され、繊維織布を含む。前記積層パネル(1)は、前記非通気層(4)及び前記第2繊維層(32)を貫通する複数の貫通孔(7)を有する。
この態様によれば、吸音性、不燃性、及び剛性を向上させることができる。
第2の態様は、第1の態様に基づく積層パネル(1)である。第2の態様では、接着層(8)を更に備える。前記接着層(8)は、前記多孔質層(2)と前記第1繊維層(31)との間に介在する。前記接着層(8)が、前記多孔質層(2)及び前記第1繊維層(31)と接着された接着部(8a)と、前記多孔質層(2)及び前記第1繊維層(31)と接着されていない非接着部(8b)と、を有する。
この態様によれば、接着部(8a)により、多孔質層(2)と第1繊維層(31)とを接着することができる。非接着部(8b)により、多孔質層(2)と第1繊維層(31)との間に通気性を付与することができる。
第3の態様は、第1又は第2の態様に基づく積層パネル(1)である。第3の態様では、前記複数の貫通孔(7)の孔径(D1)が50μm以上10mm以下である。
この態様によれば、吸音性を更に向上させることができる。
第4の態様は、第1~第3の態様のいずれか一つに基づく積層パネル(1)である。第4の態様では、前記複数の貫通孔(7)の開孔率が0.1%以上10%以下である。
この態様によれば、吸音性を更に向上させることができる。
第5の態様は、第1~第4の態様のいずれか一つに基づく積層パネル(1)である。第5の態様では、第1補強層(91)を更に備える。前記第1補強層(91)は、前記多孔質層(2)と前記第1繊維層(31)との間に介在し、繊維不織布を含む。
この態様によれば、剛性を向上させることができる。
第6の態様は、第1~第5の態様のいずれか一つに基づく積層パネル(1)である。第6の態様では、第2補強層(92)を更に備える。前記第2補強層(92)は、前記多孔質層(2)と前記非通気層(4)との間に介在し、繊維不織布を含む。
この態様によれば、剛性を向上させることができる。
以下、本開示を実施例によって具体的に説明する。ただし、本開示は、以下の実施例に限定されない。
(実施例1)
多孔質層として、ポリウレタン発泡体(トラスコ株式会社製、軟質ウレタンフォーム、通気度110cm/cm/sec、面密度22kg/m)を用意した。また第1繊維層として、ガラス繊維不織布(オリベスト株式会社製、ガラスペーパ、坪量70g/m)を用意した。また繊維シートとして、ガラスクロスとPETフィルムとが積層一体化されたシート(ユニチカ株式会社製、商品名「H201」、坪量210g/m)を用意した。ガラスクロスが第2繊維層に該当し、PETフィルムが非通気層に該当する。また接着剤(液状)として、セメダイン株式会社製の液状エポキシ樹脂を用意した。
そして、多孔質層の第1面に接着剤を塗布した後、この面に第1繊維層を重ねた。これにより、非連続な第1接着層が形成された。
一方、繊維シートの非通気層の表面に接着剤を塗布した後、この面に多孔質層の第2面を重ねた。これにより、連続な第2接着層が形成された。
接着剤を硬化させて第1接着層及び第2接着層を形成した後、第2繊維層、非通気層及び第2接着層を貫通する複数の貫通孔(孔径900μm、開孔率5%)を形成した。このようにして積層パネルを製造した。
(実施例2)
複数の貫通孔の開孔率を1%とした以外は、実施例1と同様にして、積層パネルを製造した。
(実施例3)
第2補強層として、ガラスマット(坪量100g/m)を用意した。そして、多孔質層と第2接着層との間に第2補強層を介在させた以外は、実施例1と同様にして、積層パネルを製造した。
(実施例4)
第1補強層として、ガラスマット(坪量100g/m)を用意した。そして、第1接着層と第1繊維層の間に第1補強層を介在させた以外は、実施例3と同様にして、積層パネルを製造した。
(実施例5)
第1繊維層として、ポリエステル繊維不織布(東洋紡績株式会社製、難燃ポリエステル繊維不織布、坪量70g/m)を用意した。そして、実施例4の第1繊維層のガラス繊維不織布をポリエステル繊維不織布に変更した以外は、実施例4と同様にして、積層パネルを製造した。
(実施例6)
実施例1において、第1接着層を接着シート(常温でシート状の接着剤)で形成した以外は、実施例1と同様にして、積層パネルを製造した。これにより、連続な第1接着層が形成された。
(比較例1)
複数の貫通孔を形成しなかった以外は、実施例1、2と同様にして、積層パネルを製造した。
(比較例2)
複数の貫通孔の開孔率を30%とした以外は、実施例1、2と同様にして、積層パネルを製造した。
(評価方法)
<吸音性>
残響室法吸音率試験を行った。具体的には、残響室内に積層パネルを設置し、この積層パネルの背後(第2繊維層側の面)に空気層(厚さ300mm)を設け、250Hz、500Hz、1kHz、及び2kHzでの吸音率を測定した。これらの吸音率の算術平均値として、騒音減少係数(NRC:Noise Reduction Coefficient)を算出した。NRCの値を下記評価基準に分類し、吸音性を評価した。その結果を表1に示す。
≪評価基準≫
A:NRCの値が0.5以上
B:NRCの値が0.3以上0.5未満
C:NRCの値が0.3未満。
<不燃性>
JIS A5422(窯業系サイディング)の附属書Aに準拠して、発熱性試験を行った。試験結果を下記評価基準に分類し、不燃性を評価した。その結果を表1に示す。
(1a)20分間の総発熱量が7.2MJ/m以下
(1b)20分間の総発熱量が7.2MJ/m超8.0MJ/m以下
(1c)20分間の総発熱量が8.0MJ/m超。
(2a)発熱速度200kW/m超の継続時間が8秒以下
(2b)発熱速度200kW/m超の継続時間が8秒超10秒以下
(2c)発熱速度200kW/m超の継続時間が10秒超。
≪評価基準≫
A:(1a)かつ(2a)
B:(1a)かつ(2b)、(1b)かつ(2a)、又は(1b)かつ(2b)
C:(1a)かつ(2c)、(1b)かつ(2c)、(1c)かつ(2c)、(1c)かつ(2a)、又は(1c)かつ(2b)。
<剛性>
積層パネルを構成する各層(ただし接着層を除く)の常温での引張弾性率を測定し、曲げ剛性(EI)を計算により算出した。
≪評価基準≫
A:曲げ剛性が3.0N・m以上
B:曲げ剛性が2.6N・m以上3.0N・m未満
C:曲げ剛性が2.6N・m未満。
Figure 2022162917000002
1 積層パネル
2 多孔質層
21 第1面
22 第2面
31 第1繊維層
32 第2繊維層
4 非通気層
7 貫通孔
8 接着層
8a 接着部
8b 非接着部
91 第1補強層
92 第2補強層

Claims (6)

  1. 第1面と、前記第1面と反対側の第2面と、を有する多孔質層と、
    前記多孔質層の前記第1面に配置され、繊維不織布及び繊維織布の少なくともいずれかを含む第1繊維層と、
    前記多孔質層の前記第2面に配置された非通気層と、
    前記非通気層の前記多孔質層と反対側の面に配置され、繊維織布を含む第2繊維層と、を備え、
    前記非通気層及び前記第2繊維層を貫通する複数の貫通孔を有する、
    積層パネル。
  2. 前記多孔質層と前記第1繊維層との間に介在する接着層を更に備え、
    前記接着層が、前記多孔質層及び前記第1繊維層と接着された接着部と、前記多孔質層及び前記第1繊維層と接着されていない非接着部と、を有する、
    請求項1に記載の積層パネル。
  3. 前記複数の貫通孔の孔径が50μm以上10mm以下である、
    請求項1又は2に記載の積層パネル。
  4. 前記複数の貫通孔の開孔率が0.1%以上10%以下である、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の積層パネル。
  5. 前記多孔質層と前記第1繊維層との間に介在し、繊維不織布を含む第1補強層を更に備える、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の積層パネル。
  6. 前記多孔質層と前記非通気層との間に介在し、繊維不織布を含む第2補強層を更に備える、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の積層パネル。
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