JP2022158393A - 荷搬送装置 - Google Patents

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Ikumitsu Obara
広次 宮木
Koji Miyaki
健晴 森
Takeharu Mori
健二 吉田
Kenji Yoshida
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Abstract

【課題】荷の搬送と、荷の搬送方向と交差する方向への荷の送り出しと、を可及的に低減された駆動源により実現可能とする荷搬送装置の提供にある。【解決手段】駆動源を備え、荷を一方向へ搬送する搬送機構と、搬送機構上の荷を搬送方向と交差する方向に送り出す送出機構と、駆動源を制御する制御装置と、を備えた荷搬送装置10において、駆動源の動力を搬送機構へ伝達する搬送側動力伝達部30と、搬送機構への動力の伝達と遮断とを切り換える搬送側動力切換部と、駆動源の動力を送出機構へ伝達する送出側動力伝達部55と、送出機構への動力の伝達と遮断とを切り換える送出側動力切換部と、を備え、制御装置は、駆動源および送出側動力伝達部55を制御する。【選択図】 図4

Description

この発明は、荷を搬送する荷搬送装置に関する。
荷搬送装置に関する従来技術として、例えば、特許文献1に開示された自動倉庫が知られている。特許文献1に開示された自動倉庫では、移載通路を挟んだ両側に格納棚を多段に配置した格納庫が配置されており、移載通路には、複数段の格納棚に対応して入出庫用の自走台車が水平走行自在に配置されている。更に、格納庫の外側のうち平面視で格納棚の延長線上に位置した箇所に、格納棚に近接したコンベア式の中継棚と、中継棚を挟んで格納庫と反対側に位置した昇降台とが配置されている。これにより、バッファ機能は確保しつつ自走台車と昇降台との能力をフルに発揮させて入出庫能力をアップできるとしている。
特許文献1に開示された自動倉庫の自走台車は、移載通路を走行するための走行モータと、荷受け部の重複幅寸法を変化させる荷幅モータと、ピッキングユニットを駆動するピッキングモータと、払い出し爪を駆動する第2ピッキングモータと、備えている。
特開2009-120317号公報
しかしながら、特許文献1に開示された自動倉庫では、格納棚に対して荷を入出庫する走行台車は多数の駆動源を必要とする問題がある。多数の駆動源を用いると、例えば、装置の製作コストが上昇するほか、消費する動力も増大する。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、荷の搬送と、荷の搬送方向と交差する方向への荷の送り出しと、を可及的に低減された駆動源により実現可能とする荷搬送装置の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、駆動源を備え、荷を一方向へ搬送する搬送機構と、前記搬送機構上の荷を搬送方向と交差する方向に送り出す送出機構と、前記駆動源を制御する制御装置と、を備えた荷搬送装置において、前記駆動源の動力を前記搬送機構へ伝達する搬送側動力伝達部と、前記搬送機構への動力の伝達と遮断とを切り換える搬送側動力切換部と、前記駆動源の動力を前記送出機構へ伝達する送出側動力伝達部と、前記送出機構への動力の伝達と遮断とを切り換える送出側動力切換部と、を備え、前記制御装置は、前記駆動源および前記送出側動力伝達部を制御することを特徴とする。
本発明では、駆動源の動力を搬送機構へ伝達する搬送側動力伝達部と、搬送機構への動力の伝達と遮断とを切り換える搬送側動力切換部と、駆動源の動力を前記送出機構へ伝達する送出側動力伝達部と、を備える。このため、駆動源の動力は搬送側動力伝達部を介して搬送機構へ伝達され、搬送機構は荷を搬送する。また、駆動源の動力は送出側動力伝達部を介して送出機構へ伝達され、送出機構は搬送機構上の荷を搬送方向と交差する方向に送り出す。単一の駆動源によって荷の搬送と、荷の搬送方向と交差する方向への荷の送り出しを実現できる。
また、上記の荷搬送装置において、複数の前記送出機構が前記搬送機構の搬送方向に配設され、前記駆動源は電動モータであり、前記搬送側動力切換部は、前記電動モータが正回転のときに動力伝達を可能とし、前記電動モータが逆回転するときに動力を遮断するワンウェイクラッチであり、前記送出側動力伝達部は、前記電動モータにより回転される送出側回転軸を備え、前記送出側動力切換部は、前記送出機構毎に前記送出側回転軸に設けられ、前記電動モータが正回転のときに動力を遮断し、前記電動モータが逆回転をするときに動力伝達を選択可能な電磁クラッチである構成としてもよい。
この場合、送出側動力切換部は、送出機構毎に送出側回転軸に設けられているので、搬送機構の搬送方向に配設されている複数の送出機構から選択された送出機構による荷の送り出しが可能となる。したがって、搬送機構において送出機構に対応する複数の位置から選択的に荷の送り出しができる。
また、上記の荷搬送装置において、前記送出機構は、前記駆動源の動力により送り出し方向に駆動される無端体と、前記無端体に備えられ、前記搬送機構の搬送面から出没可能であって荷と係止可能な係止爪と、を備える構成としてもよい。
この場合、送出機構により荷を送り出すとき、無端体に備えられた係止爪が無端体の移動により搬送機構の搬送面より突出し、荷を係止して荷を送り出すことができる。搬送機構により荷を搬送するとき、係止爪を搬送機構の搬送面から退避させ、荷を係止爪と干渉させることなく搬送することができる。
また、上記の荷搬送装置において、前記搬送機構は、ローラコンベアであり、前記ローラコンベアは、前記駆動源の動力により回転されるローラを備える構成としてもよい。
この場合、搬送機構がローラコンベアであり、駆動源の動力により回転される複数のローラを備えるので、駆動源の動力をローラコンベアの各ローラに伝達させることができ、ローラ間の間隙を利用した送出機構を実現することができる。
また、上記の荷搬送装置において、前記搬送機構および前記送出機構を兼用するメカナムローラ機構を備え、前記メカナムローラ機構は、一方向および他方向に回転可能な第1メカナムローラと、一方向のみ回転可能な第2メカナムローラと、を備え、前記制御装置は、前記第1メカナムローラおよび前記第2メカナムローラを一方向へ回転させて荷を搬送し、前記第1メカナムローラを他方向へ回転させるとともに前記第2メカナムローラを一方向へ回転させることにより荷を搬送方向と交差する方向へ送り出す構成としてもよい。
この場合、メカナムローラ機構が搬送機構および送出機構を兼用するので、駆動源の動力を第1メカナムローラおよび第2メカナムローラに伝達すればよく、動力伝達の機構を簡素化することができる。
本発明によれば、荷の搬送と、荷の搬送方向と交差する方向への荷の送り出しと、を可及的に低減された駆動源により実現可能とする荷搬送装置を提供できる。
第1の実施形態に係る荷搬送装置の概要を示す概略平面図である。 第1の実施形態に係る荷搬送装置の平面図である。 第1の実施形態に係る荷搬送装置の側面図である。 図3におけるA-A線矢視図である。 第2の実施形態に係る荷搬送装置の概要を示す概略平面図である。 第2の実施形態に係る荷搬送装置の側面図である。 第2の実施形態に係る荷搬送装置の要部平面図である。 図7におけるB-B線矢視図である。 (a)は荷の搬送時の第1メカナムローラおよび第2メカナムローラの動作を説明する図であり、(b)は荷の送出時の第1メカナムローラおよび第2メカナムローラの動作を説明する図である。 (a)はメカナムローラ機構による荷の搬送を説明する図であり、(b)はメカナムローラ機構による荷の送出を説明する図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る荷搬送装置について図面を参照して説明する。本実施形態の荷搬送装置は、荷を入出庫する自動倉庫に適用した例である。
図1に示すように、荷搬送装置10は、荷Wを一方向へ搬送するためのローラコンベア11と、複数の荷Wを保管可能とするコンベア方式の保管棚12と、ローラコンベア11上の荷Wを保管棚12へ送り出す複数の送出コンベア13と、を有している。荷Wは、物品が収容された折り畳み式コンテナボックスである。荷Wは、折り畳み式コンテナボックスに限らず、例えば、荷積みされたパレットや段ボール箱等でもよい。ローラコンベア11の側方に保管棚12が配置されている。送出コンベア13は、保管棚12における荷Wの保管位置に対応するように、ローラコンベア11の下部に配設されている。ローラコンベア11の一方の端部が荷Wの搬送路における上流側であり、他方の端部は荷Wの搬送路における下流側である。ローラコンベア11の上流側には、荷Wを荷搬送装置10へ送り込む入庫コンベア14が設けられており、ローラコンベア11の下流側には、荷Wを荷搬送装置10から送り出す出庫コンベア15が設けられている。
図2に示すように、ローラコンベア11は、コンベアフレーム20と、複数のローラ21と、駆動源としての電動モータ22と、を備えている。コンベアフレーム20の上部には、複数のローラ21が回転可能に支持されている。回転可能に支持された複数のローラ21は、ローラコンベア11における荷Wの搬送路を形成する。図3に示すように、複数のローラ21は、ローラコンベア11の長手方向において等間隔を保って互いに平行に配設されている。
図4に示すように、ローラ21は、ローラ本体23と、ローラ本体23の両端に設けられ、コンベアフレーム20に軸支される軸部24と、を有している。ローラ本体23は中空円筒状であるのが好ましい。ローラ本体23の一方の端部付近には、2条のベルト溝25、26が形成されている。ベルト溝25、26は、後述する丸ベルト33、34が掛装される。複数のローラ21は、電動モータ22の回転力が伝達される一対のローラ21A、21Bと、ローラ21A、21Bを除くローラ21Cと、が含まれている。
電動モータ22は、ローラコンベア11および送出コンベア13の駆動源であり、ブラケット(図示せず)を介してコンベアフレーム20に設けられている。本実施形態では、電動モータ22は、一対のローラ21A、21Bの間の下方に位置する。電動モータ22は出力軸27を備えている。電動モータ22の出力軸27は、電動モータ22の駆動により正回転および逆回転を可能とする。
荷搬送装置10は、電動モータ22の動力をローラコンベア11へ伝達する搬送側動力伝達部30を備えている。搬送側動力伝達部30は、第1ベルトプーリ31、第2ベルトプーリ32、丸ベルト33、34、35と、を備えている。第1ベルトプーリ31および第2ベルトプーリ32は、電動モータ22の出力軸27に設けられている。第1ベルトプーリ31には、ローラ21Aのベルト溝25に掛装される丸ベルト33が掛装される。第2ベルトプーリ32には、ローラ21Bのベルト溝26に掛装される丸ベルト34が掛装される。
ローラ21Aと第1ベルトプーリ31が丸ベルト33により掛装されているため、電動モータ22が正回転するとき、ローラ21Aが回転する。ローラ21Aとローラ21Bと反対側となるローラ21Cとは、丸ベルト35が掛装されている。丸ベルト35が互いに隣り合うローラ21Cのベルト溝25、26に交互に掛装されることで、ローラ21Aの回転により回転するローラ21C群が形成される。
また、ローラ21Bと第2ベルトプーリ32が丸ベルト34により掛装されているため、電動モータ22が正回転するとき、ローラ21Bが回転する。ローラ21Bとローラ21Aと反対側となるローラ21Cとは、丸ベルト35が掛装されている。丸ベルト35が互いに隣り合うローラ21Cのベルト溝25、26に交互に掛装されることで、ローラ21Bの回転により回転するローラ21C群が形成される。
第1ベルトプーリ31は、電動モータ22が正回転するときのみ出力軸27とともに回転し、電動モータ22が逆回転するときは、出力軸27に対して空転するように、ワンウェイクラッチ36を有している。また、第2ベルトプーリ32は第1ベルトプーリ31と同様にワンウェイクラッチ37を有している。ワンウェイクラッチ36、37は、一方向の回転トルクを伝達し、他方向の回転トルクを伝達しない公知のワンウェイクラッチであり、搬送側動力切換部に相当する。
なお、駆動モータの出力軸27には、第3ベルトプーリ38が設けられている。第3ベルトプーリ38には、送出コンベア13へ回転力を伝達する丸ベルト39が掛装される。第3ベルトプーリ38および丸ベルト39は、後述する送出側動力伝達部55の一部を構成する部材である。第3ベルトプーリ38は、電動モータ22が逆回転するときのみ出力軸27とともに回転し、電動モータ22が正回転するときは、出力軸27に対して空転するように、ワンウェイクラッチ40を有している。
次に、保管棚12について説明する。保管棚12は、複数の荷Wを保管可能とする棚であり、ローラコンベア11に沿うように、ローラコンベア11の側方に設置されている。図2に示すように、保管棚12の上部は、荷Wを保管するための荷収容部41が設けられている。荷収容部41は搬送装置としてのローラコンベア42を有する。図2に示すように、ローラコンベア42はコンベアフレーム43と、コンベアフレーム43に回転可能に支持されている複数のローラ44と、駆動源である電動モータ(図示せず)と、を備えている。荷収容部41は保管棚12の長手方向に配設されている。したがって、保管棚12の荷Wをローラコンベア11の搬送方向と平行に搬送できる。つまり、ローラコンベア42は、荷Wを支持するとともに、荷収容部41に収容された荷Wを荷収容部41の延在方向に移動可能である。荷収容部41の上面は、荷Wを支持できる構成であればよく、ローラコンベア11との間で荷Wが出入りするときに、抵抗の少ない構成が好ましい。
次に、送出コンベア13について説明する。送出コンベア13は、ローラコンベア11上の荷Wを保管棚12へ送り出すためのコンベアである。図2に示すように、保管棚12の荷収容部41と対応する位置にそれぞれ設けられている。
送出コンベア13は、一対の回転軸45、46と、回転軸45の両端部に固定されたスプロケット47と、回転軸46の両端部に固定されたスプロケット48と、スプロケット47、48に掛装される無端体としてのコンベアチェーン49と、を備えている。回転軸45、46は、回転軸45の軸心がローラコンベア11の荷Wの搬送方向と平行となるように配設されている。回転軸45はローラ21のベルト溝側において回転可能にコンベアフレーム20に支持され、回転軸46はローラコンベア11と保管棚12の間において回転可能にコンベアフレーム20に支持されている。
スプロケット47、48はローラ21間に位置し、スプロケット47、48に掛装されるコンベアチェーン49はローラ21間に位置する。コンベアチェーン49には、係止爪50が設けられている。係止爪50はローラコンベア11上を搬送される荷Wに係止可能な部材である。送出コンベア13は、コンベアチェーン49を案内するガイドレール51を備えている。コンベアチェーン49が案内される方向はローラコンベア11の荷Wの搬送方向と交差する方向である。
ところで、荷搬送装置10は、電動モータ22の動力を送出コンベア13へ伝達する送出側動力伝達部55を備えている。送出側動力伝達部55は、第3ベルトプーリ38と、丸ベルト39と、第1従動軸56と、第4ベルトプーリ57と、第5ベルトプーリ58と、第2従動軸59と、丸ベルト60、駆動スプロケット61と、従動スプロケット62と、駆動チェーン63と、を備えている。
第1従動軸56は、出力軸27の下方においてブラケット(図示せず)を介して回転可能にコンベアフレーム20に支持されている。第1従動軸56の軸心は出力軸27の軸心と平行である。第1従動軸56には、第4ベルトプーリ57および第5ベルトプーリ58が設けられている。第3ベルトプーリ38および第4ベルトプーリ57には丸ベルト39が掛装されている。したがって、第1従動軸56は、電動モータ22の逆回転によって回転する。因みに、電動モータ22が正回転するとき、出力軸27がワンウェイクラッチ40によって第3ベルトプーリ38に対して空転するので、第1従動軸56は回転しない。
第5ベルトプーリ58の上方には、送出側回転軸としての第2従動軸59がブラケット(図示せず)を介してコンベアフレーム20に回転可能に支持されている。第2従動軸59の軸心は、第1従動軸56の軸心と直交する。第2従動軸59はローラコンベア11の長手方向にわたって延在する。第2従動軸59の上方には送出コンベア13の回転軸45が位置する。第2従動軸59の軸心は、回転軸45の軸心と平行である。第5ベルトプーリ58と、第2従動軸59には丸ベルト60が掛装されている。したがって、電動モータ22の逆回転によって第2従動軸59は回転する。
第2従動軸59には、送出コンベア13に対応する位置に駆動スプロケット61がそれぞれ設けられている。一方、送出コンベア13の回転軸45の中心には、従動スプロケット62が設けられている。従動スプロケット62は、駆動スプロケット61の上方となるように回転軸45に設けられている。駆動スプロケット61および従動スプロケット62には、駆動チェーン63が掛装されている。
駆動スプロケット61は、送出側動力切換部としての電磁クラッチ65を有している。電磁クラッチ65は、第2従動軸59が回転するときにONとすることにより、駆動スプロケット61を第2従動軸59とともに回転させる。また、電磁クラッチ65は、OFFとすることにより、駆動スプロケット61を第2従動軸59に対して空転させる。したがって、電動モータ22が逆回転するときに、電磁クラッチ65がONとなる駆動スプロケット61は回転し、電磁クラッチ65がOFFの駆動スプロケット61は空転する。駆動スプロケット61の回転は、駆動チェーン63を介して従動スプロケット62を回転させる。従動スプロケット62の回転により、送出コンベア13の回転軸45が回転する。これにより、コンベアチェーン49が走行し、係止爪50がローラ21の間から突出して保管棚12へ向けて移動する。なお、電磁クラッチ65の断続の切り替えは、上記構成のONとOFFとを逆にしてもよい。
荷搬送装置10は、電動モータ22と接続され、電動モータ22を制御する制御装置66を備えている。制御装置66は、図示はされないが各種プログラムを実行する中央処理部(CPU)および各種プログラムやデータを記憶する記憶部を有している。制御装置66は電磁クラッチ65と接続されており、電磁クラッチ65のON/OFFを制御する。制御装置66は、荷検出センサ(図示せず)と接続されている。荷検出センサは、荷収容部41に対応してローラコンベア11上の荷Wを停止させるため、ローラコンベア11の荷収容部41に対応する位置に備えられ、荷Wを検出したときに検出信号を発信する。制御装置66は荷検出センサの信号の伝達を受けてローラコンベア11上の荷Wを検出する。
また、荷搬送装置10は、荷収容部41に保管された荷Wをローラコンベア11へ押し出す押出機構(図示せず)を備えている。荷収容部41から押出機構により押し出されたローラコンベア11へ押し出された荷Wは、ローラコンベア11により出庫コンベア15へ向けて搬送される。
次に、本実施形態の荷搬送装置10による荷Wの搬送と保管について説明する。入庫コンベア14からローラコンベア11へ送り込まれた荷Wは、ローラコンベア11により搬送される。具体的には、電動モータ22の出力軸27が正回転すると、ローラ21が搬送側動力伝達部30により回転され、ローラ21上の荷Wは搬送される。出力軸27が正回転するとき、出力軸27は第3ベルトプーリ38に対して空転するので、送出側動力伝達部55の第1従動軸56および第2従動軸59が回転されない。したがって、送出コンベア13は駆動されない。
制御装置66は、ローラコンベア11により搬送される荷Wがどの荷収容部41に保管される荷Wであるかを把握している。したがって、収容が予定される荷収容部41に対応する荷検出センサが荷Wを検出すると、制御装置66は、電動モータ22の出力軸27が逆回転するように、電動モータ22を制御する。出力軸27が逆回転すると、ワンウェイクラッチ36、37により出力軸27は第1ベルトプーリ31、第2ベルトプーリ32に対して空転する。このため、ローラ21は、電動モータ22が駆動されている状態であっても停止した状態となり、荷Wの搬送は停止される。
出力軸27が逆回転されるとき、第1従動軸56および第2従動軸59が回転される。荷検出センサにより検出された荷Wに対応する送出コンベア13を駆動されるように、荷Wに対応する電磁クラッチ65がONとなり、この電磁クラッチ65以外の電磁クラッチ65はOFFとなる。荷検出センサにより検出された荷Wに対応する送出コンベア13が駆動されることにより、一対の係止爪50が荷Wを側面に係止され、係止爪50が荷Wを保管棚12へ向けて送り出す。係止爪50が荷Wから離脱する時点で、荷Wの荷収容部41へ収容が完了する。
なお、荷収容部41に収容されている荷Wを取り出す場合、図示されない押出機構によって荷Wがローラコンベア11へ押し出される。ローラコンベア11に押し出された荷Wは、ローラコンベア11によって出庫コンベア15に送り出され、出庫コンベア15によって出庫される。
本実施形態の荷搬送装置10は以下の効果を奏する。
(1)電動モータ22の動力をローラコンベア11へ伝達する搬送側動力伝達部30と、ローラコンベア11への動力の伝達と遮断とを切り換えるワンウェイクラッチ36、37と、電動モータ22の動力を送出コンベア13へ伝達する送出側動力伝達部55と、を備える。このため、電動モータ22の動力は搬送側動力伝達部30を介してローラコンベア11へ伝達され、ローラコンベア11は荷Wを搬送する。また、電動モータ22の動力は送出側動力伝達部55を介して送出コンベア13へ伝達され、送出コンベア13はローラコンベア11上の荷Wを搬送方向と交差する方向に送り出す。単一の電動モータ22によって複数の荷Wの搬送と、荷Wの搬送方向と交差する方向への荷Wの送り出しを実現できる。
(2)送出側動力切換部である電磁クラッチ65は、送出コンベア13毎に設けられているので、ローラコンベア11の搬送方向に配設されている複数の送出コンベア13から選択された送出コンベア13による荷Wの送り出しが可能となる。したがって、ローラコンベア11において送出コンベア13に対応する複数の位置から選択的に荷Wの送り出しができる。例えば、ローラコンベア11で5個の荷を搬送し、ローラコンベア11上の5個の荷Wを同時に保管棚12へ送り出すことができる。
(3)送出コンベア13は、電動モータ22の動力により送り出し方向に駆動されるコンベアチェーン49と、コンベアチェーン49に備えられ、ローラコンベア11の搬送面から出没可能であって荷Wと係止可能な係止爪50と、を備える。このため、送出コンベア13により荷Wを送り出すとき、コンベアチェーン49に備えられた係止爪50がコンベアチェーン49の移動によりローラコンベア11の搬送面より突出し、荷Wを係止して荷Wを送り出すことができる。ローラコンベア11により荷Wを搬送するとき、係止爪50をローラコンベア11の搬送面から退避させ、荷Wを係止爪50と干渉させることなく搬送することができる。
(4)搬送機構がローラコンベア11であり、電動モータ22の動力により回転される複数のローラ21を備える。このため、電動モータ22の動力をローラコンベア11の各ローラ21に伝達させることができ、ローラ21間の間隙を利用した送出コンベア13を実現することができる。
(5)ローラコンベア11は複数の荷Wを同時に搬送することができるとともに、ローラコンベア11上において複数の荷収容部41に対応するいずれの場所からでも荷Wをローラコンベア11から荷収容部41へ送り出すことができる。また、複数の送出コンベア13は、ローラコンベア11上の複数の荷Wを対応する荷収容部41へ同時に送り出すことが可能である。したがって、効率的な荷Wの搬送と荷Wの送り出しを実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る荷搬送装置について説明する。第2の実施形態では、搬送機構と送出機構を兼用するメカナムローラ機構を用いる点で、第1の実施形態と相違する。本実施形態では、第1の実施形態と同じ構成については第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
図5に示すように、本実施形態の荷搬送装置70は、複数のメカナムローラ機構72を有するメカナムローラコンベア71を備えている。メカナムローラコンベア71は、入庫コンベア14と出庫コンベア15との間に設けられている。図6に示すように、メカナムローラコンベア71は、コンベアフレーム73と、駆動源としての電動モータ74と、を備えている。
複数のメカナムローラ機構72が入庫コンベア14と出庫コンベア15との間に配設されているが、メカナムローラ機構72は、コンベア方式の保管棚12の荷収容部41とそれぞれ対向する。メカナムローラ機構72は、荷Wを隣のメカナムローラ機構72又は出庫コンベア15へ向けて搬送するか、あるいは保管棚12の荷収容部41へ送り出す機能を有する。つまり、メカナムローラ機構72は、搬送機構および送出機構を兼用する。
図6、図7に示すように、メカナムローラ機構72は、2本の第1メカナムローラ75と、2本の第2メカナムローラ76と、を備えている。第1メカナムローラ75は、メカナムローラ機構72において最も下流側に位置する第1メカナムローラ75Aと、上流側から2番目に位置する第1メカナムローラ75Bと、であり、コンベアフレーム73に回転可能に支持されている。第2メカナムローラ76は、2本の第1メカナムローラ75の間に位置する第2メカナムローラ76Aと、メカナムローラ機構72において最も上流側に位置する第2メカナムローラ76Bと、であり、コンベアフレーム73に回転可能に支持されている。
第1メカナムローラ75は、軸部材77と、軸部材77に支持される2個のメカナムローラ本体78と、を有している。軸部材77の両端部はコンベアフレーム73に支持される。メカナムローラ本体78は、軸部材77の軸心を中心に回転する車輪79と、車輪79の周方向に複数連なって設けられ、軸部材77の軸心に対して一定角度(約45度)で傾斜した回転軸回りに回転する小径のローラ80と、を備えている。第1メカナムローラ75Bの2個のメカナムローラ本体78の軸方向の間隔は、第1メカナムローラ75Aの2個のメカナムローラ本体78の軸方向の間隔と比較して大きい。
第1メカナムローラ75Aは、第1ベルトプーリ81と、第2ベルトプーリ82と、第3ベルトプーリ83と、第4ベルトプーリ84と、を備えている。第1ベルトプーリ81は、電動モータ74の動力を伝達するためのベルトプーリである。第2ベルトプーリ82は、第1メカナムローラ75Bに回転力を伝達するためのベルトプーリである。第3ベルトプーリ83および第4ベルトプーリ84は、第2メカナムローラ76Bに回転力を伝達するためのベルトプーリである。第3ベルトプーリ83は、ワンウェイクラッチ85を有し、第4ベルトプーリ84は、ワンウェイクラッチ86を有している。
ワンウェイクラッチ85は、電動モータ74が正回転するときに第3ベルトプーリ83を軸部材77とともに一方向である搬送方向に回転させ、電動モータ74が逆回転のとき軸部材77に対して第3ベルトプーリ83を空転させる。ワンウェイクラッチ86は、電動モータ74が正回転するときに第4ベルトプーリ84を軸部材77に対して空転させ、電動モータ74が逆回転のとき軸部材77とともに第4ベルトプーリ84を他方向である搬送方向と反対方向に回転させる。
第1メカナムローラ75Bは、第1メカナムローラ75Aの第2ベルトプーリ82と対応する第5ベルトプーリ87を備えている。第2ベルトプーリ82と第5ベルトプーリ87には丸ベルト88が掛装されている。したがって、第1メカナムローラ75Bは、第1メカナムローラ75Aの回転とともに回転する。
第2メカナムローラ76は、軸部材90と、軸部材90に支持されるメカナムローラ本体91と、を有している。軸部材90の両端部はコンベアフレーム73に支持される。メカナムローラ本体91は、軸部材90の軸心を中心に回転する車輪92と、車輪92の周方向に複数連なって設けられ、軸部材90の軸心に対して一定角度(約45度)で傾斜した回転軸回りに回転する小径のローラ93と、を備えている。ローラ93の回転軸はローラ93の回転軸とほぼ直交する。第2メカナムローラ76Aの2個のメカナムローラ本体91の軸方向の間隔は、第2メカナムローラ76Aの2個のメカナムローラ本体91の軸方向の間隔と比較して大きく、第1メカナムローラ75Bのメカナムローラ本体91の軸方向の間隔と同じである。第2メカナムローラ76Bの2個のメカナムローラ本体91の軸方向の間隔は、第1メカナムローラ75Aのメカナムローラ本体91の軸方向の間隔と同じである。
第2メカナムローラ76Aは、第6ベルトプーリ94を備えている。第6ベルトプーリ94は、第3ベルトプーリ83、第4ベルトプーリ84に対応するベルトプーリである。第3ベルトプーリ83と第6ベルトプーリ94には丸ベルト95が掛装されている。第4ベルトプーリ84と第6ベルトプーリ94との間には、丸ベルト96が掛装されている。
図9(a)に示すように、丸ベルト95の平行掛けに対して、丸ベルト96はクロス掛けとなっている。したがって、電動モータ74の正回転により第1メカナムローラ75Aが搬送方向に回転するとき、第2メカナムローラ76Aは搬送方向に回転する。図9(b)に示すように、電動モータ74の逆回転により第1メカナムローラ75Aが搬送方向と反対方向に回転するとき、丸ベルト96のクロス掛けにより第2メカナムローラ76Aは搬送方向に回転する。つまり、第2メカナムローラ76Aは、電動モータ74の正逆の回転に関わらず搬送方向のみ回転する。
第2メカナムローラ76Bは、第2メカナムローラ76Aの第6ベルトプーリ94と対応する第7ベルトプーリ97を備えている。第6ベルトプーリ94と第7ベルトプーリ97には丸ベルト98が掛装されている。したがって、第2メカナムローラ76Bは、第2メカナムローラ76Aの回転とともに回転する。
荷搬送装置70は、電動モータ74の動力を複数のメカナムローラ機構72へ伝達する動力伝達部100を備えている。動力伝達部100は、モータプーリ101と、従動軸102と、第8ベルトプーリ103、丸ベルト104と、第9ベルトプーリ105と、丸ベルト106と、を備えている。モータプーリ101は、電動モータ74の出力軸107に設けられている。従動軸102は、搬送方向と平行であってメカナムローラコンベア71の長手方向にわたって延在し、コンベアフレーム73にブラケット(図示せず)を介して回転可能に支持されている。
従動軸102には、メカナムローラ機構72に対応して第9ベルトプーリ105が設けられている。第9ベルトプーリ105および第1メカナムローラ75Aの第1ベルトプーリ81には丸ベルト104が掛装されている。第9ベルトプーリ105は、電磁クラッチ108を有している。電磁クラッチ108のON・OFFの切り換えは、制御装置66により行われる。従動軸102は、電磁クラッチ108のOFFにより第9ベルトプーリ105に対して空転する。従動軸102の空転により回転されない第9ベルトプーリ105に対応する第1メカナムローラ75は回転しないので、メカナムローラ機構72は作動されない。電磁クラッチ108がONのとき、第9ベルトプーリ105は、従動軸102とともに回転される。このため、第1メカナムローラ75は回転し、メカナムローラ機構72は作動する。
次に、メカナムローラコンベア71による荷Wの搬送および送出について説明する。荷Wを搬送する場合、電動モータ74を正回転させ、全ての電磁クラッチ108をONとする。この場合、図10(a)に示すように、第1メカナムローラ75Aは搬送方向へ回転する。このとき、第3ベルトプーリ83および第6ベルトプーリ94は回転し、第4ベルトプーリ84は回転しない。したがって、メカナムローラ機構72における第1メカナムローラ75および第2メカナムローラ76は、全て搬送方向へ向けて回転する。このため、荷Wは搬送方向へ向けて搬送される。
荷Wを送出する場合、電動モータ74を逆回転させ、荷Wの送出が不要なメカナムローラ機構72に対応する電磁クラッチ108をOFFとし、荷Wの送出が必要なメカナムローラ機構72に対応する電磁クラッチ108をONとする。この場合、荷Wの送出が不要なメカナムローラ機構72は、作動されない。荷Wの送出が必要なメカナムローラ機構72では、図10(b)に示すように、第1メカナムローラ75Aは搬送方向と反対方向へ回転する。
このとき、第4ベルトプーリ84および第6ベルトプーリ94は回転し、第3ベルトプーリ83は回転しない。したがって、メカナムローラ機構72における第1メカナムローラ75は搬送方向と反対方向に回転し、第2メカナムローラ76は搬送方向へ向けて回転する。荷Wは、第1メカナムローラ75の搬送方向と反対方向の回転と、第2メカナムローラ76の搬送方向への回転と、により、ローラ80、93から保管棚12へ向かう力を受ける。このため、荷Wは第1メカナムローラ75および第2メカナムローラ76によって荷収容部41へ向けて送出される。
本実施形態では、メカナムローラ機構72が搬送機構および送出機構を兼用するので、電動モータ74の動力を第1メカナムローラ75および第2メカナムローラ76に伝達すればよく、動力伝達の機構を簡素化することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態では、搬送機構の片側に保管棚を設けるようにしたが、これに限らない。搬送機構の両側に保管棚を設けるようにしてもよい。
○ 上記の実施形態では、送出機構により荷が保管棚へ送出されたが、荷の送出先は保管棚に限定されない。荷の送出先としては、荷を搬送するコンベアであってもよく、送出機構の数に応じて送出先となるコンベアをそれぞれ設けることで、荷の仕分け・分配が可能となる。
○ 上記の実施形態では、搬送機構としてローラコンベアを例示して説明したが、これに限らない。搬送機構は、ローラコンベア以外のコンベアを用いてもよく、例えば、複数のベルトコンベアによる搬送機構としてもよい。この場合、送出機構はベルトコンベア間の隙間を利用して設けるようにすればよい。
○ 上記の実施形態では、搬送側動力伝達部および送出側動力伝達部に主にプーリ、ベルト、スプロケットおよびチェーンを用いた構成としたが、これに限らない。搬送側動力伝達部および送出側動力伝達部は、例えば、複数のギヤを用いてもよく、駆動源の動力を搬送機構および送出機構に伝達できる構成であればよい。また、プーリ、ベルト、スプロケットおよびチェーンを用いる場合であっても実施形態以外の構成としてもよい。
○ 上記の実施形態では、駆動源として電動モータを用いたが、駆動源は電動モータに限定されない。駆動源は、例えば、内燃機関を用いてもよい。
○ 上記の実施形態では、駆動源の動力により送り出し方向に駆動される無端体を送出機構に用い、無端体に係止片を設けるとしたが、これに限定されない。駆動源の動力により送り出し方向に駆動される構成であれば無端体に限定されず、また、係止片以外の手段を用いてもよい。
○ 上記の第1の実施形態では説明しなかったが、例えば、搬送機構は、荷収容部に対応する位置に荷を確実に停止させるためのストッパ部材を設けてもよい。ストッパ部材は、ローラ間から搬送面に出没するように設ければよい。第2の実施形態の場合は、搬送機構における搬送方向の前方側のメカナムローラの前方に搬送面から出没するストッパ部材を設ければよい。
10、70 荷搬送装置
11 ローラコンベア(搬送機構)
12 保管棚
13 送出コンベア(送出機構)
21(21A、21B、21C) ローラ
22、74 電動モータ(駆動源)
30 搬送側動力伝達部
36、37、40、85、86 ワンウェイクラッチ
41 荷収容部
49 コンベアチェーン(無端体)
50 係止片
55 送出側動力伝達部
59 第2従動軸(送出側従動軸)
65、108 電磁クラッチ
66 制御装置
71 メカナムローラコンベア(搬送機構・送出機構)
72 メカナムローラ機構
75(75A、75B) 第1メカナムローラ
76(76A、76B) 第2メカナムローラ(上流)
100 動力伝達部
102 従動軸

Claims (5)

  1. 駆動源を備え、荷を一方向へ搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構上の荷を搬送方向と交差する方向に送り出す送出機構と、
    前記駆動源を制御する制御装置と、を備えた荷搬送装置において、
    前記駆動源の動力を前記搬送機構へ伝達する搬送側動力伝達部と、
    前記搬送機構への動力の伝達と遮断とを切り換える搬送側動力切換部と、
    前記駆動源の動力を前記送出機構へ伝達する送出側動力伝達部と、
    前記送出機構への動力の伝達と遮断とを切り換える送出側動力切換部と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記駆動源および前記送出側動力伝達部を制御することを特徴とする荷搬送装置。
  2. 複数の前記送出機構が前記搬送機構の搬送方向に配設され、
    前記駆動源は電動モータであり、
    前記搬送側動力切換部は、前記電動モータが正回転のときに動力伝達を可能とし、前記電動モータが逆回転するときに動力を遮断するワンウェイクラッチであり、
    前記送出側動力伝達部は、前記電動モータにより回転される送出側回転軸を備え、
    前記送出側動力切換部は、前記送出機構毎に前記送出側回転軸に設けられ、前記電動モータが正回転のときに動力を遮断し、前記電動モータが逆回転をするときに動力伝達を選択可能な電磁クラッチであることを特徴とする請求項1記載の荷搬送装置。
  3. 前記送出機構は、
    前記駆動源の動力により送り出し方向に駆動される無端体と、
    前記無端体に備えられ、前記搬送機構の搬送面から出没可能であって荷と係止可能な係止爪と、を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の荷搬送装置。
  4. 前記搬送機構は、ローラコンベアであり、
    前記ローラコンベアは、前記駆動源の動力により回転されるローラを備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項記載の荷搬送装置。
  5. 前記搬送機構および前記送出機構を兼用するメカナムローラ機構を備え、
    前記メカナムローラ機構は、
    一方向および他方向に回転可能な第1メカナムローラと、
    一方向のみ回転可能な第2メカナムローラと、を備え、
    前記制御装置は、前記第1メカナムローラおよび前記第2メカナムローラを一方向へ回転させて荷を搬送し、
    前記第1メカナムローラを他方向へ回転させるとともに前記第2メカナムローラを一方向へ回転させることにより荷を搬送方向と交差する方向へ送り出すことを特徴とする請求項1記載の荷搬送装置。
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