JP2022158200A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感光ドラムとレーザスキャナユニットとの相対的な位置精度を高めて、画質の向上を図ることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、開口部2Aを有する筐体2と、感光ドラム51と、感光ドラム51を保持し、開口部2Aを通じて筐体2に収容される収容位置と、開口部2Aを通じて筐体2から引き出された引出位置との間を第1移動方向に沿って移動可能なドロア8と、感光ドラム51を露光するレーザスキャナユニット53と、を備える画像形成装置1であって、レーザスキャナユニット53は、係合軸534を有し、ドロア8は、係合軸534と係合する凹陥部536a、536bを有し、レーザスキャナユニット53が露光を開始する前に、レーザスキャナユニット53が移動して、係合軸534と、収容位置にあるドロア8の凹陥部536a、536bとが係合する。【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置においては、例えば特許文献1に記載されるように、感光ドラムを有し、筐体のフレームに保持されるプロセスユニットと、筐体の上カバーに遊動可能に支持され、感光ドラムを露光するレーザスキャナユニットとを備えたものがある。
特許文献1に記載されるレーザスキャナユニットは、筐体の上カバーが閉じられるのに伴って、プロセスユニットを保持するフレームに当接して位置決めがなされている。
特開2007-140041号公報
上述の特許文献1においては、レーザスキャナユニットがプロセスユニットを保持するフレームに対して位置決めされる構成は記載されているが、プロセスユニットを保持するドロアが筐体に対して装着および引き出される構成の画像形成装置において、レーザスキャナユニットがドロアに対して位置決めされる構成については記載がない。
そこで、本発明においては、プロセスユニットを保持するドロアとレーザスキャナユニットとの位置決めを行って、プロセスユニットにおける感光ドラムとレーザスキャナユニットとの相対的な位置精度を高めることで、画質の向上を図ることができる画像形成装置を提供する。
上記課題を解決する画像形成装置は、以下の特徴を有する。
即ち、画像形成装置は、開口を有する筐体と、感光ドラムと、前記感光ドラムを保持し、前記開口を通じて前記筐体に収容される収容位置と、前記開口を通じて前記筐体から引き出された引出位置との間を第1移動方向に沿って移動可能なドロアと、前記感光ドラムを露光するレーザスキャナユニットと、を備える画像形成装置であって、前記レーザスキャナユニットは、係合部を有し、前記ドロアは、前記係合部と係合する被係合部を有し、前記レーザスキャナユニットが露光を開始する前に、前記レーザスキャナユニットが移動して、前記係合部と前記収容位置にある前記ドロアの前記被係合部とが係合する。
これにより、感光ドラムとレーザスキャナユニットとの相対的な位置精度を高めて、画像形成装置により形成される画像の画質を向上することができる。
また、前記開口を開放する開放位置と、前記開口を閉塞する閉塞位置とに移動可能なカバーと、前記レーザスキャナユニットを移動させる移動機構と、をさらに備え、前記カバーが前記開放位置にあるときに、前記係合部と前記収容位置にある前記ドロアの前記被係合部とは離間しており、前記カバーが前記開放位置から前記閉塞位置へ移動する動作に連動して、前記移動機構が前記レーザスキャナユニットを移動させることにより、前記係合部と前記収容位置にある前記ドロアの前記被係合部とが係合する。
これにより、カバーを閉塞位置へ移動する動作を行うことで、係合部と被係合部とを係合させて、レーザスキャナユニットのドロアに対する位置決めを行うことができ、レーザスキャナユニットを位置決めするための動作を簡易にすることができる。
また、前記レーザスキャナユニットは、前記移動機構により押圧される被押圧部を有し、前記被押圧部が前記移動機構により押圧されることによって第2移動方向に沿って移動し、前記係合部は、前記第2移動方向において、前記レーザスキャナユニットが前記感光ドラムを露光する露光位置を挟んで前記被押圧部の反対側に位置する。
これにより、移動機構によって被押圧部を押圧してレーザスキャナユニットを第2移動方向に沿って移動させ、係合部と被係合部とを係合させたときの、感光ドラムに対する露光経路の位置精度を高めることができ、さらに画質の向上を図ることができる。
また、前記被押圧部は、前記第2移動方向と交差する第1交差方向へ延び、前記第1交差方向に離間して配置される第1シャフト部材および第2シャフト部材を有し、前記移動機構は、前記第1交差方向に離間して配置される第1押圧部材および第2押圧部材を有し、前記第1押圧部材は、前記第1シャフト部材を押圧することにより前記レーザスキャナユニットを前記第2移動方向に沿った方向へ移動させ、前記第2押圧部材は、前記第2シャフト部材を押圧することにより前記レーザスキャナユニットを前記第2移動方向に沿った方向へ移動させる。
これにより、レーザスキャナユニットは、第1交差方向における一側と他側とを均等に第2移動方向へ移動させて位置決めすることができ、レーザスキャナユニットのドロアに対する位置精度を全体的に高めることができる。
また、前記係合部および前記被係合部の一方は、前記第2移動方向と交差する第2交差方向に延びる軸であり、前記係合部および前記被係合部の他方は、前記軸と係合する凹溝を有した凹陥部である。
これにより、軸が凹陥部の凹溝に係合することで、レーザスキャナユニットとドロアとを高精度に位置決めすることができる。
また、前記係合部は前記軸であり、前記被係合部は前記凹陥部である。
これにより、収容位置と引出位置との間で移動するドロアを軽量化することができる。また、画像形成装置の寿命期間内において交換されることがあるドロアのコストを低減することができる。
また、前記レーザスキャナユニットが前記ドロアに保持された前記感光ドラムの軸線方向と直交する方向に移動して、前記係合部と前記収容位置にある前記ドロアの前記被係合部とが係合する。
これにより、感光ドラムの軸線方向と直交する方向における、感光ドラムとレーザスキャナユニットとの位置精度を向上させて、画質の向上を図ることができる。
また、前記ドロアは、前記第1移動方向における一端部に、前記ドロアの前記筐体に対する位置決めを行う位置決め部を有し、前記ドロアの前記被係合部は、前記第1移動方向において、前記位置決め部と同じ位置または前記位置決め部よりも他側に位置する。
これにより、ドロアの被係合部が、位置決め部よりも第1移動方向における一側へ飛び出すことがなく、筐体が大型化することを抑制できる。
本発明によれば、感光ドラムとレーザスキャナユニットとの相対的な位置精度を高めて、画像形成装置により形成される画像の画質を向上することができる。
画像形成装置を示す中央断面図である。 画像形成装置のフレーム構成を示す斜視図である。 (a)はレーザスキャナユニットを示す右前斜視図であり、(b)はレーザスキャナユニットを示す右後斜視図である。 レーザスキャナユニットの支持プレートおよびレーザスキャナユニットの移動機構を示す斜視図である。 ドロアを示す斜視図である。 前面カバーが開放位置にあるときのレーザスキャナユニットとドロアとを示す一部側面断面図である。 前面カバーが閉塞位置にあるときのレーザスキャナユニットとドロアとを示す一部側面断面図である。 レーザスキャナユニットの露光位置と、係合軸、第1シャフト部材、および第2シャフト部材との位置関係を示す側面図である。 ドロアの係合凹部と筐体の連結パイプとが係合した状態の画像形成装置を示す平面図である。 係合軸を備えたドロアを示す斜視図である。 (a)は凹陥部を備えたレーザスキャナユニットを示す右前斜視図であり、(b)は凹陥部を備えたレーザスキャナユニットを示す右後斜視図である。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
[画像形成装置]
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であり、電子写真方式によってシートSに複数色の画像を形成するカラーレーザプリンタである。
以下の説明では、図1における右側を画像形成装置1の前側、図1における左側を画像形成装置1の後側と規定し、図1における紙面手前側を画像形成装置1の左側、図1における紙面奥側を画像形成装置1の右側と規定する。また、図1における上側および下側を、それぞれ画像形成装置1の上側および下側と規定する。
画像形成装置1は、筐体2と、シートSを供給する給紙部3と、シートSに画像を形成する画像形成部5と、画像形成部5にて画像が形成されたシートSを搬送するシート搬送部7とを備えている。
筐体2は、略直方体形状に形成される箱体であり、給紙部3、画像形成部5、およびシート搬送部7を収容している。
筐体2は前面に、開口部2Aと、開口部2Aを開閉可能な前面カバー21とを有している。前面カバー21は、下端の回動軸線21aを中心として回動可能に構成されている。前面カバー21は、回動軸線21aを中心として回動することにより、開口部2Aを閉塞する閉塞位置(図1において実線で示す位置)と、開口部2Aを開放する開放位置(図1において2点鎖線で示す位置)とに移動可能である。開口部2Aは、筐体における開口の一例である。前面カバー21は、開口を開放する開放位置と、開口を閉塞する閉塞位置とに移動可能なカバーの一例である。
筐体2の上方は上面カバー23により覆われている。上面カバー23には、前側から後側へ向かって下り傾斜するように凹む排出トレイ23aが形成されている。
給紙部3は、シートカセット31と、給紙ローラ32と、分離ローラ33と、分離パッド33aと、搬送ローラ対34と、レジストローラ対35とを備えている。筐体2内には、シートカセット31から画像形成部5内を経由するシートSの搬送経路P1が構成されている。給紙ローラ32、分離ローラ33、分離パッド33a、搬送ローラ対34、およびレジストローラ対35は、シートを搬送するための搬送ユニットを構成している。
シートカセット31は、複数枚のシートSを積層状態で支持している。シートカセット31に支持されるシートSは、給紙ローラ32、分離ローラ33および分離パッド33aにより1枚ずつ搬送経路P1に送り出される。搬送経路P1に送り出されたシートSは、搬送ローラ対34およびレジストローラ対35により画像形成部5に向けて搬送される。
画像形成部5は給紙部3の上方に配置されており、前後方向に並設される4つのプロセスユニット50を備えている。各プロセスユニット50は、ブラック、イエロー、マゼンタ、およびシアンの各色に対応して設けられている。各プロセスユニット50は、感光ドラム51および現像カートリッジ52を有している。現像カートリッジ52は、現像剤となるトナーを収容しており、現像ローラ52aを有している。
画像形成装置1はプロセスユニット50を保持するドロア8を有している。ドロア8は筐体2に着脱可能に装着されている。ドロア8は、前面カバー21が開放位置に移動して開口部2Aが開放されているときに、開口部2Aを通じて筐体2に収容される収容位置と、開口部2Aを通じて筐体2から引き出された引出位置との間で、前後方向に沿って移動可能である。前後方向は、第1移動方向の一例である。
プロセスユニット50の感光ドラム51は、ドロア8に位置を固定された状態で保持されている。感光ドラム51の軸線Xは、左右方向に沿って延出している(図9参照)。つまり、プロセスユニット50は、感光ドラム51の軸線X方向が前後方向と直交する左右方向に沿う姿勢で、ドロア8に保持されている。現像ローラ52aは、感光ドラム51に当接する位置と感光ドラム51から離間した位置との間で移動可能なように、ドロア8に保持されている。
また、画像形成部5は、感光ドラム51を露光するレーザスキャナユニット53を備えている。レーザスキャナユニット53は、筐体2内の上部に設けられ、画像データに基づくレーザ光が、ポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを通って、各色に対応する感光ドラム51の表面上に高速走査にて照射される。
レーザ光は、レーザスキャナユニット53から感光ドラム51に照射される。図8に示すように、前後方向において、4つの感光ドラム51の表面上の露光位置R1、露光位置R2、露光位置R3、露光位置R4において、レーザスキャナユニット53は、レーザ光を照射する。露光位置R1、R2、R3、R4は、前方から後方へ向かって、露光位置R1、露光位置R2、露光位置R3、露光位置R4の順に位置している。
感光ドラム51の搬送経路Pを挟んだ下方には、転写ベルト41が対向配置されている。転写ベルト41は、駆動ローラ42と駆動ローラ42の前方に配置される従動ローラ43との間に掛け渡されている。転写ベルト41、駆動ローラ42、および従動ローラ43によりベルト装置40が構成されている。転写ベルト41を挟んだ各感光ドラム51に対向する位置には、それぞれ転写ローラ44が配置されている。
画像形成部5においては、帯電器によって一様に帯電された感光ドラム51が、それぞれレーザスキャナユニット53によって選択的に露光される。この露光により、感光ドラム51の表面から電荷が選択的に除去され、感光ドラム51の表面に静電潜像が形成される。
現像ローラ52aには現像バイアスが印加されており、感光ドラム51に形成された静電潜像が現像ローラ52aに対向すると、静電潜像と現像ローラ52aとの間の電位差により、現像ローラ52aから感光ドラム51の静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光ドラム51の表面にトナー像が形成される。
画像形成部5へ向けて搬送されたシートSが転写ベルト41上に搬送されると、転写ベルト41により搬送されて、転写ベルト41と各感光ドラム51との間を順次通過する。そして、感光ドラム51の表面上のトナー像は、シートSと対向したときに、転写ローラ42に印加された転写バイアスによってシートSに転写される。
画像形成部5は、シートSに転写されたトナー像を定着させるための定着ユニット60を備えている。定着ユニット60は、シートSの搬送方向における最も下流の感光ドラム51よりもさらに下流に配置されている。
トナー像が転写されたシートSは定着ユニット60に搬送される。定着ユニット60は、シートSを加熱する加熱ローラ61と、加熱ローラ61に対向して配置される加圧ローラ62とを備えている。定着ユニット60に搬送されたシートSは、互いに圧接した加熱ローラ61と加圧ローラ62との間を通過することによりトナー像が熱定着される。
トナー像が熱定着されたシートSは、シート搬送部7により画像形成部5の搬送方向下流へ搬送される。シート搬送部7により搬送されたシートSは、排出トレイ23aに排出される、または後述する再搬送経路を構成する第2経路P23および第3経路P24に沿って再び画像形成部5へ向けて搬送される。
シート搬送部7は、シートSが搬送される搬送経路P21と、搬送経路P21から分岐する第1経路P22および第2経路P23と、第2経路P23から分岐する第3経路P24とを有している。搬送経路P21は、画像形成部5にて画像が形成されたシートSが、画像形成部5から搬送方向下流に向けて搬送される経路である。
第1経路P22は、分岐位置Psにおいて搬送経路P21から分岐している。第1経路P22は、搬送経路P21に沿って搬送されてきたシートSを、排出トレイ23aへ向けて案内する経路である。第1経路P22には、中間排出ローラ対711および排出ローラ対712が設けられている。
中間排出ローラ対711は、搬送経路P21に沿って搬送されてきたシートSを第1経路P22に沿って搬送し、排出ローラ対712は、中間排出ローラ対711によって第1経路P22に沿って搬送されるシートSを、さらに搬送して排出トレイ23aに排出する。
第2経路P23および第3経路P24は、画像形成部5から搬送方向下流に搬送されたシートSを再び画像形成部5に向けて搬送するための再搬送経路を構成している。画像形成装置1においては、例えばシートSに両面印刷を行う場合に、画像形成部5から搬送方向下流に搬送されたシートSが、第2経路P23および第3経路P24に沿って再び画像形成部5へ向けて搬送される。
第2経路P23は、分岐位置Psにおいて搬送経路P21から分岐している。第2経路P23は、シートSに両面印刷を行う際に、画像形成部5から搬送されてきたシートSをスイッチバックして、シートSの前後を入れ替えるための経路である。
第2経路P23には、スイッチバックローラ対713が設けられている。スイッチバックローラ対713は回転方向を切り換え可能に構成されており、シートSを第2経路P23に導入する際の回転方向(正転方向)と、シートSを第2経路P23から第3経路P24へ搬送する際の回転方向(逆転方向)とに駆動可能に構成されている。
第3経路P24は、第2経路P23から分岐して、スイッチバックされたシートSを再び画像形成部5へ向けて搬送するための経路である。第3経路P24は、第2経路P23との分岐位置から下方へ延びたあと前方へ向かって屈曲し、さらに上方へ向かって屈曲して搬送経路P1に合流している。第3経路P24に搬送されたシートSは、第3経路P24に設けられる中間再搬送ローラ対714および再搬送ローラ対715によって、画像形成部5側へ向けて搬送される。
シート搬送部7は、フラッパ73を有している。フラッパ73は、回動軸線Yを中心として回動可能であり、回動軸線Yを中心として回動することで、搬送経路P21から搬送されるシートSの搬送方向を第1経路P22と第2経路P23とに切り替え可能である。
図2に示すように、画像形成装置1は、筐体2内において左右方向に離間して配置される第1フレーム11と第2フレーム12とを備えている。第1フレーム11は、筐体2内の左端部に位置しており、前後方向および上下方向に延出している。第2フレーム12は、筐体2内の右端部に位置しており、前後方向および上下方向に延出している。ドロア8は、左右方向において第1フレーム11と第2フレーム12との間に配置されている。
画像形成装置1は、筐体2内の上端部において第1フレーム11と第2フレーム12とを連結する第1プレート13と、筐体2内の上下方向途中部において第1フレーム11と第2フレーム12とを連結する第2プレート14と、筐体2内の下端部において第1フレーム11と第2フレーム12とを連結する連結フレーム15および連結フレーム16(連結フレーム16は図1を参照)とを備えている。
第1プレート13および第2プレート14は、前後方向および左右方向へ延出する板金部材にて構成されている。連結フレーム15および連結フレーム16は、左右方向へ延出する板金部材にて構成されている。連結フレーム15は筐体2の前部に位置し、連結フレーム16は筐体2の後部に位置している。
第1プレート13は、レーザスキャナユニット53を下方から前後移動可能に支持している。つまり、レーザスキャナユニット53は、第1プレート13により前後方向に沿って移動可能に支持されている。前後方向は、第2移動方向の一例である。また、前後方向は、感光ドラムの軸線方向と直交する方向の一例である。本実施形態においては、第1移動方向と第2移動方向とは平行である。ドロア8は、上下方向において第1プレート13と第2プレート14との間に位置しており、第1フレーム11と第2フレーム12とによって、前後方向へ移動可能に支持されている。
[レーザスキャナユニットとドロアとの位置決め構造]
図3、図4に示すように、レーザスキャナユニット53は、レーザ光源、ポリゴンミラー、レンズ、および反射鏡などを収容するスキャナハウジング531と、スキャナハウジング531の下面に取り付けられる支持プレート532とを備えている。支持プレート532は、第1プレート13に前後方向に沿って移動可能に支持されている。支持プレート532は、略矩形の板状部材の中央部をくり抜いた矩形環状に形成されている。
レーザスキャナユニット53は、支持プレート532の後端部から下方へ延出する第1ブラケット533aおよび第2ブラケット533bと、第1ブラケット533aおよび第2ブラケット533bに支持される係合軸534とを有している。係合軸534は、レーザスキャナユニットが有する係合部の一例である。
第1ブラケット533aは、支持プレート532の後端部かつ左端部に位置し、第2ブラケット533bは、支持プレート532の後端部かつ右端部に位置している。第1プレート13は、第1ブラケット533aおよび第2ブラケット533bが貫通する貫通孔131(図6、図7参照)を有しており、第1ブラケット533aおよび第2ブラケット533bは、貫通孔131を通じて、第1プレート13の下方まで延びている。
係合軸534は、左右方向に延びる軸であり、本実施形態においては金属部材にて形成されている。係合軸534は、第1ブラケット533aと第2ブラケット533bとの間に架け渡されており、係合軸534の左端部は第1ブラケット533aに支持され、係合軸534の右端部は第2ブラケット533bに支持されている。左右方向は、第2移動方向と交差する第2交差方向の一例である。係合軸534は、第1プレート13の下方に位置している。
レーザスキャナユニット53は、支持プレート532の前端部において左右方向へ延びる第1シャフト部材535aおよび第2シャフト部材535bを有している。第1シャフト部材535aおよび第2シャフト部材535bは、レーザスキャナユニットが有する被押圧部の一例である。左右方向は、第2移動方向と交差する第1交差方向の一例である。
第1シャフト部材535aは、支持プレート532の前端部かつ左端部から左方へ延出している。第2シャフト部材535bは、支持プレート532の前端部かつ右端部から右方へ延出している。第1シャフト部材535aと第2シャフト部材535bとは左右方向に離間して配置されている。
なお、本実施形態におけるレーザスキャナユニット53においては、支持プレート532とスキャナハウジング531とは別部材であるが、支持プレート532とスキャナハウジング531とを一部品とすることも可能である。
図5に示すように、ドロア8は、第1サイドプレート81と、第2サイドプレート82と、フロントプレート83と、リアプレート84とを有している。第1サイドプレート81はドロア8の左端部に位置し、前後方向に延出している。第2サイドプレート82はドロア8の右端部に位置し、前後方向に延出している。
フロントプレート83は、ドロア8の前端部において第1サイドプレート81と第2サイドプレート82とを連結している。リアプレート84は、ドロア8の後端部において第1サイドプレート81と第2サイドプレート82とを連結している。
ドロア8は、第1サイドプレート81、第2サイドプレート82、フロントプレート83、およびリアプレート84を有し、箱型形状である。本実施形態においては、第1サイドプレート81、第2サイドプレート82、フロントプレート83、およびリアプレート84は樹脂部材により形成されており、ドロア8の軽量化を図っている。
ドロア8は、リアプレート84から上方へ突出する第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bを有している。第1凹陥部85aは、リアプレート84の左端部に位置し、第2凹陥部85bは、リアプレート84の右端部に位置している。第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bは、樹脂部材により形成されている。
第1凹陥部85aは、第1凹陥部85aの後面から前方へ向かって凹陥する凹溝851aを有している。第2凹陥部85bは、第2凹陥部85bの後面から前方へ向かって凹陥する凹溝851bを有している。
第1凹陥部85aの凹溝851a、および第2凹陥部85bの凹溝851bには、係合軸534が後方から係合可能である。第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bは、軸と係合する凹溝を有した凹陥部の一例である。また、第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bは、係合部と係合する被係合部の一例である。
図4、図6、図7に示すように、筐体2は、第1押圧部材25aおよび第2押圧部材25bを備えている。第1押圧部材25aは筐体2の左端部に位置し、第2押圧部材25bは筐体2の右端部に位置している。
第1押圧部材25aは、筐体2に上下方向に沿って移動可能に支持されており、第1押圧部材25aの下部は、後方から前方へ向かうに従って上方へ傾斜する押圧面251aを有している。第2押圧部材25bは、筐体2に上下方向に沿って移動可能に支持されており、第2押圧部材25bの下部は、後方から前方へ向かうに従って上方へ傾斜する押圧面251bを有している。
第1押圧部材25aの押圧面251aは、レーザスキャナユニット53における第1シャフト部材535aの上方に位置しており、第1押圧部材25aが下方へ移動することにより、押圧面251aと第1シャフト部材535aとが当接して、第1シャフト部材535aが第1押圧部材25aによって下方へ押圧される。
第2押圧部材25bの押圧面251bは、レーザスキャナユニット53における第2シャフト部材535bの上方に位置しており、第2押圧部材25bが下方へ移動することにより、押圧面251bと第2シャフト部材535bとが当接して、第2シャフト部材535bが第2押圧部材25bによって下方へ押圧される。
第1シャフト部材535aが第1押圧部材25aによって下方へ押圧されると、第1シャフト部材535aは押圧面251aに沿って前方へ移動する。また、第2シャフト部材535bが第2押圧部材25bによって下方へ押圧されると、第2シャフト部材535bは押圧面251bに沿って前方へ移動する。これにより、レーザスキャナユニット53が前方へ移動する。
つまり、第1押圧部材25aは、第1シャフト部材535aを押圧することによりレーザスキャナユニット53を前後方向に沿った方向へ移動させ、第2押圧部材25bは、第2シャフト部材535bを押圧することによりレーザスキャナユニット53を前後方向に沿った方向へ移動させる。
なお、画像形成装置1においては、下方へ移動する第1押圧部材25aおよび第2押圧部材25bによって第1シャフト部材535aおよび第2シャフト部材535bを押圧する際に、同時に第1押圧部材25aおよび第2押圧部材25bによってプロセスユニット50における現像カートリッジ52を下方へ押圧して、現像ローラ52aを感光ドラム51に当接させる構成とすることもできる。
筐体2は、第1駆動部材26aおよび第2駆動部材26bを備えている。第1駆動部材26aは、筐体2の前端部かつ左端部に位置している。第2駆動部材26bは、筐体2の前端部かつ右端部に位置している。第1駆動部材26aおよび第2駆動部材26bは、筐体2に上下方向に沿って移動可能に支持されている。第1駆動部材26aは付勢部材261aにより上方へ付勢されており、第2駆動部材26bは付勢部材261bにより上方へ付勢されている。
前面カバー21は、第1駆動部材26aを下方に押圧操作可能な第1操作部材211aと、第2駆動部材26bを下方に押圧操作可能な第2操作部材211bとを備えている。第1操作部材211aおよび第2操作部材211bは、前面カバー21が閉塞位置にあるときに、前面カバー21の後面から後方へ向けて突出している。
筐体2は、第1駆動部材26aと第1押圧部材25aとを連結する連結部材27aを備えており、第1駆動部材26aと第1押圧部材25aとは上下方向に沿って一体的に移動可能に構成されている。筐体2は、第2駆動部材26bと第2押圧部材25bとを連結する連結部材27bを備えており、第2駆動部材26bと第2押圧部材25bとは上下方向に沿って一体的に移動可能に構成されている。
図6に示すように、前面カバー21が開放位置にあるときには、第1駆動部材26aおよび第2駆動部材26bと、第1操作部材211aおよび第2操作部材211bとは離間しており、第1駆動部材26aおよび第2駆動部材26bは、それぞれ付勢部材261aおよび付勢部材261bの付勢力により上方へ移動した状態となる。
一方、図7に示すように、前面カバー21が閉塞位置にあるときには、第1操作部材211aおよび第2操作部材211bが、それぞれ第1駆動部材26aおよび第2駆動部材26bを下方へ押圧し、第1駆動部材26aおよび第2駆動部材26bは付勢部材261aおよび付勢部材261bの付勢力に抗して下方へ移動した状態となる。
画像形成装置1においては、第1押圧部材25a、第1駆動部材26a、および連結部材27a、ならびに第2押圧部材25b、第2駆動部材26bおよび連結部材27bによって、レーザスキャナユニット53を前後方向に沿って移動させる移動機構が構成されており、この移動機構は、前面カバー21の第1操作部材211aおよび第2操作部材211bにより操作可能となっている。
図6に示すように、画像形成装置1においては、ドロア8が収容位置に移動した状態にあるとともに、前面カバー21が開放位置にあるときには、レーザスキャナユニット53の係合軸534は、収容位置にあるドロア8の第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bの後方に位置しており、係合軸534と第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bとは離間している。
このように前面カバー21が開放位置ある状態から閉塞位置へ移動すると、図7に示すように、第1駆動部材26aが第1操作部材211aにより下方へ押圧されるとともに、第2駆動部材26bが第2操作部材211bにより下方へ押圧されて、第1押圧部材25aおよび第2押圧部材25bが第1駆動部材26aおよび第2駆動部材26bと一体的に下方へ移動する。
第1押圧部材25aおよび第2押圧部材25bが下方へ移動すると、第1押圧部材25aによって第1シャフト部材535aが下方へ押圧されるとともに、第2押圧部材25bによって第2シャフト部材535bが下方へ押圧されて、レーザスキャナユニット53が前方へ移動する。レーザスキャナユニット53が前方へ移動すると、レーザスキャナユニット53の係合軸534が一体的に前方へ移動し、係合軸534と、収容位置にあるドロア8の第1凹陥部85aにおける凹溝851aおよび第2凹陥部85bにおける凹溝851bとが係合して、レーザスキャナユニット53のドロア8に対する位置決めが行われる。
係合軸534と第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bとが係合して、レーザスキャナユニット53のドロア8に対する位置決めがなされた後に、レーザスキャナユニット53の感光ドラム51に対する露光が行われる。
このように、画像形成装置1においては、レーザスキャナユニット53が露光を開始する前に、レーザスキャナユニット53が前方へ移動して、係合軸534と第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bとが直接係合し、レーザスキャナユニット53と感光ドラム51を保持するドロア8との位置決めが行われる。これにより、感光ドラム51とレーザスキャナユニット53との相対的な位置精度を高めて、画像形成装置1により形成される画像の画質を向上することが可能となっている。
また、画像形成装置1においては、前面カバー21が開放位置から閉塞位置へ移動する動作に連動して、移動機構の第1押圧部材25aおよび第2押圧部材25bがレーザスキャナユニット53を前方へ移動させて、係合軸534と収容位置にあるドロア8の第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bとが係合するように構成している。これにより、前面カバー21を閉塞位置へ移動する動作を行うことで、係合軸534と第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bとを係合させて、レーザスキャナユニット53のドロア8に対する位置決めを行うことができ、レーザスキャナユニット53を位置決めするための動作を簡易にすることが可能となっている。
また、図8に示すように、レーザスキャナユニット53においては、係合軸534は、前後方向において露光位置R4よりも後方に位置しており、第1シャフト部材535aおよび第2シャフト部材535bは、前後方向において露光位置R1よりも前方に位置している。つまり、係合軸534は、前後方向において、複数の露光位置R1、R2、R3、R4を挟んで第1シャフト部材535aおよび第2シャフト部材535bの反対側に位置している。従って、レーザスキャナユニット53の感光ドラム51に対する露光位置R1、R2、R3、R4が、前後方向において係合軸534と第1シャフト部材535aおよび第2シャフト部材535bとの間に位置することとなる。
これにより、第1押圧部材25aによって第1シャフト部材535aを押圧するとともに、第2押圧部材25bによって第2シャフト部材535bを押圧してレーザスキャナユニット53を前後方向に沿って移動させ、係合軸534と第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bとを係合させたときの、感光ドラム51に対する露光位置R1、R2、R3、R4の位置精度を高めることができ、さらに画質の向上を図ることができる。
また、レーザスキャナユニット53は、左右方向に離間する第1シャフト部材535aおよび第2シャフト部材535bを、それぞれ左右方向に離間する第1押圧部材25aおよび第2押圧部材25bによって押圧することで、前後方向に沿って移動してドロア8に対する位置決めが行われる。従って、レーザスキャナユニット53は、左右方向における一側と他側とを均等に前後方向へ移動させて位置決めすることができ、レーザスキャナユニット53のドロア8に対する位置精度を全体的に高めることが可能である。
また、レーザスキャナユニット53の係合軸534と、収容位置にあるドロア8の第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bとは、レーザスキャナユニット53が、ドロア8に保持された感光ドラム51の軸線X方向と直交する前後方向へ移動することにより、係合するように構成されている。
画像形成装置1においては、軸線X方向と直交する前後方向において生じる感光ドラム51とレーザスキャナユニット53との間の位置ずれの許容範囲が、軸線X方向に沿った左右方向において生じる位置ずれの許容範囲よりも小さい。従って、レーザスキャナユニット53を前後方向へ移動させてレーザスキャナユニット53のドロア8に対する位置決めを行うことで、軸線X方向と直交する前後方向における感光ドラム51とレーザスキャナユニット53との位置精度を向上させて、画質の向上を図ることが可能となっている。
また、レーザスキャナユニット53のドロア8に対する位置決めを行う際には、係合軸534と、第1凹陥部85aの凹溝851aおよび第2凹陥部85bの凹溝851bとが係合する構成であるため、レーザスキャナユニット53とドロア8とを高精度に位置決めすることが可能となっている。
また、係合軸534は金属部材にて形成されていて大きな重量を有しており、第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bは樹脂部材にて形成されていて係合軸534よりも小さな重量を有している。
画像形成装置1においては、重量が大きな係合軸534をレーザスキャナユニット53に配置し、重量が小さな第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bをドロア8に配置することで、収容位置と引出位置との間で移動するドロア8を軽量化することが可能となっている。また、画像形成装置1の寿命期間内において交換されることがあるドロア8のコストを低減することが可能となる。
図6、図7、図9に示すように、筐体2は、左右方向に延び、第1フレーム11と第2フレーム12との間に架け渡される連結パイプ17を備えている。連結パイプ17は、前後方向において筐体2の後端部に位置している。
ドロア8は、連結パイプ17に係合可能な係合凹部86を備えている。係合凹部86は、前後方向におけるドロア8の後端部に位置し、例えば左右の第1サイドプレート81および第2サイドプレート82に形成されている。前後方向における後端部は、第1移動方向における一端部の一例である。
係合凹部86と連結パイプ17とは係合可能であり、引出位置にあるドロア8が収容位置まで後方へ移動したときに、係合凹部86と連結パイプ17とが係合して、ドロア8の筐体2に対する位置決めがなされる。係合凹部86は、ドロアの筐体に対する位置決めを行う位置決め部の一例である。
ドロア8の第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bは、前後方向において、係合凹部86と同じ位置、または係合凹部86よりも前側に位置している。前後方向における前側は、第1移動方向における他側の一例である。
これにより、ドロア8の第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bが、係合凹部86の後側へ飛び出すことがなく、ドロア8が装着される筐体2が大型化することを抑制可能となっている。
[レーザスキャナユニットとドロアとの位置決め構造の変形例]
本実施形態の画像形成装置1においては、レーザスキャナユニット53が係合軸534を備え、ドロア8が第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bを備えているが、画像形成装置1は、ドロアが軸を備え、レーザスキャナユニットが軸と係合する凹溝を有した凹陥部を備える構成とすることも可能である。
例えば、図10に示すドロア8Aは、ドロア8における第1凹陥部85aおよび第2凹陥部85bに代えて、左右方向に沿って延びる係合軸87を備えている。係合軸87は、被係合部の一例である。ドロア8Aにおけるその他の構成はドロア8と同様であるため、説明を省略する。
また、図11に示すレーザスキャナユニット53Aの支持プレート532Aは、支持プレート532における係合軸534に代えて、係合軸87と係合する凹溝を有した凹陥部536aおよび凹陥部536bを備えている。凹陥部536aおよび凹陥部536bは係合部の一例である。凹陥部536aは、支持プレート532Aにおける後端部かつ左端部に位置し、凹陥部536bは、支持プレート532Aにおける後端部かつ右端部に位置する。
凹陥部536aおよび凹陥部536bは、レーザスキャナユニット53Aが前方へ移動することにより、係合軸87に後方から係合することが可能である。レーザスキャナユニット53Aにおけるその他の構成は、レーザスキャナユニット53と同様であるため、説明を省略する。
このように、画像形成装置1においては、ドロア8Aが係合軸87を備えるとともに、レーザスキャナユニット53Aの支持プレート532Aが凹陥部536aおよび凹陥部536bを備える構成とすることが可能である。
上記の実施形態では、前面カバー21が開放位置から閉塞位置へ移動する動作に連動してレーザスキャナユニット53を前方へ移動させていたが、これに限らず、例えば、ユーザが画像形成装置1に対して印字開始を指示したタイミングで、レーザスキャナユニット53の前方への移動を開始させ、レーザスキャナユニット53が露光を開始する前までに、レーザスキャナユニット53の移動を完了させればよい。また、ソレノイドやモータなどの駆動機構を用いて、レーザスキャナユニット53を前方へ移動させてもよい。
1 画像形成装置
2 筐体
2A 開口部
8 ドロア
21 前面カバー
25a 第1押圧部材
25b 第2押圧部材
26a 第1駆動部材
26b 第2駆動部材
27a、27b 連結部材
51 感光ドラム
53 レーザスキャナユニット
85a 第1凹陥部
85b 第2凹陥部
86 係合凹部
87 係合軸
534 係合軸
535a 第1シャフト部材
535b 第2シャフト部材
536a、536b 凹陥部
R1、R2、R3、R4 露光位置
X 軸線

Claims (8)

  1. 開口を有する筐体と、
    感光ドラムと、
    前記感光ドラムを保持し、前記開口を通じて前記筐体に収容される収容位置と、前記開口を通じて前記筐体から引き出された引出位置との間を第1移動方向に沿って移動可能なドロアと、
    前記感光ドラムを露光するレーザスキャナユニットと、
    を備える画像形成装置であって、
    前記レーザスキャナユニットは、係合部を有し、
    前記ドロアは、前記係合部と係合する被係合部を有し、
    前記レーザスキャナユニットが露光を開始する前に、前記レーザスキャナユニットが移動して、前記係合部と前記収容位置にある前記ドロアの前記被係合部とが係合する画像形成装置。
  2. 前記開口を開放する開放位置と、前記開口を閉塞する閉塞位置とに移動可能なカバーと、
    前記レーザスキャナユニットを移動させる移動機構と、をさらに備え、
    前記カバーが前記開放位置にあるときに、前記係合部と前記収容位置にある前記ドロアの前記被係合部とは離間しており、
    前記カバーが前記開放位置から前記閉塞位置へ移動する動作に連動して、前記移動機構が前記レーザスキャナユニットを移動させることにより、前記係合部と前記収容位置にある前記ドロアの前記被係合部とが係合する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記レーザスキャナユニットは、前記移動機構により押圧される被押圧部を有し、前記被押圧部が前記移動機構により押圧されることによって第2移動方向に沿って移動し、
    前記係合部は、前記第2移動方向において、前記レーザスキャナユニットが前記感光ドラムを露光する露光位置を挟んで前記被押圧部の反対側に位置する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記被押圧部は、前記第2移動方向と交差する第1交差方向へ延び、前記第1交差方向に離間して配置される第1シャフト部材および第2シャフト部材を有し、
    前記移動機構は、前記第1交差方向に離間して配置される第1押圧部材および第2押圧部材を有し、
    前記第1押圧部材は、前記第1シャフト部材を押圧することにより前記レーザスキャナユニットを前記第2移動方向に沿った方向へ移動させ、
    前記第2押圧部材は、前記第2シャフト部材を押圧することにより前記レーザスキャナユニットを前記第2移動方向に沿った方向へ移動させる請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記係合部および前記被係合部の一方は、前記第2移動方向と交差する第2交差方向に延びる軸であり、
    前記係合部および前記被係合部の他方は、前記軸と係合する凹溝を有した凹陥部である請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記係合部は前記軸であり、
    前記被係合部は前記凹陥部である請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記レーザスキャナユニットが前記ドロアに保持された前記感光ドラムの軸線方向と直交する方向に移動して、前記係合部と前記収容位置にある前記ドロアの前記被係合部とが係合する請求項1~請求項6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記ドロアは、前記第1移動方向における一端部に、前記ドロアの前記筐体に対する位置決めを行う位置決め部を有し、
    前記ドロアの前記被係合部は、前記第1移動方向において、前記位置決め部と同じ位置または前記位置決め部よりも他側に位置する請求項1~請求項7の何れか一項に記載の画像形成装置。
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