JP2022158000A - 鉄鉱石ペレットの製造方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022158000000001
【課題】本発明は、被還元性に優れ、かつ圧潰強度の高い鉄鉱石ペレットの製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の一態様に係る鉄鉱石ペレットの製造方法は、高炉操業に用いられ、CaO/SiO質量比が0.8以上で、かつMgO/SiO質量比が0.4以上である鉄鉱石ペレットの製造方法であって、鉄鉱石原料及びドロマイトへの造粒水の添加により生ペレットを造粒する造粒工程と、上記生ペレットを焼成する焼成工程とを備え、上記ドロマイトが、上記生ペレット組織内で微細化されて存在するような性状を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄鉱石ペレットの製造方法に関する。
高炉操業として、高炉内に鉱石原料を含む第1層とコークスを含む第2層とを交互に積層し、羽口から補助燃料を高炉内へ吹込みつつ、その熱風を用いて上記鉱石原料を溶解して銑鉄を製造する方法が公知である。この銑鉄製造方法では、鉄鉱石ペレットとして供給される上記鉱石原料が還元されて銑鉄が製造される。このとき、上記コークスは還元材として機能するとともに、通気性確保のスペーサーの役割を果たす。
上記鉄鉱石ペレットには、銑鉄の製造効率を向上させるため、高い被還元性が求められる。被還元性を高めた鉄鉱石ペレットとして、例えばドロマイトを添加してCaO/SiO質量比を0.8以上で、かつMgO/SiO質量比を0.4以上とした鉄鉱石ペレットが公知である(特開平1-136936号公報参照)。上記公報には、さらに鉄鉱石ペレットの気孔率を高めることで、被還元性を向上できることが述べられている。
特開平1-136936号公報
昨今の環境問題への意識の高まりから、高炉操業においても温室効果ガスであるCOの排出を低減することが求められており、具体的には低還元材比での操業が求められている。ここで、鉄鉱石ペレットが高炉内等で粉化すると、通気性の悪化につながり、通気性確保のスペーサーとしてのコークスを多く装入する必要がある。還元材でもあるコークスの装入量が増えると還元材比が増加するため、低還元材比での操業が困難となる。従って、低還元材比での操業を行うためには、鉄鉱石ペレットには粉化しないような高い圧潰強度が求められる。
ところが、ドロマイトを添加すると圧潰強度は低下する傾向となる。また、鉄鉱石ペレットの気孔率を高めると必然的に圧潰強度は低下する。
本発明は、上述のような事情に基づいてなされたものであり、被還元性に優れ、かつ圧潰強度の高い鉄鉱石ペレットの製造方法の提供を目的とする。
本発明者らは、ドロマイトを添加して被還元性を高めた鉄鉱石ペレットについて鋭意検討した結果、焼成前にペレット組織内で微細化されて存在するような処理を施したドロマイトを添加することで圧潰強度を高められることを見出した。正確な理由は定かではないが、本発明者らは、ドロマイトに一定の処理を施すことで、鉄鉱石ペレットの内部でドロマイトに起因するMgOが微細化されて存在し、焼成時に鉄鉱石ペレットのペレット組織の結合力が高まる働きが生じたと推察している。つまり、MgOが微細化されたことで、MgOの反応性が高まりマグネシオフェライト化合物が生成し易くなってペレット組織の結合に寄与し得ること、及び/又は結合力が弱くペレットの破壊起点となり得るMgOが微細化され破壊起点となり難くなることにより、ペレット組織の結合力が向上すると考えられる。
すなわち、本発明の一態様に係る鉄鉱石ペレットの製造方法は、高炉操業に用いられ、CaO/SiO質量比が0.8以上で、かつMgO/SiO質量比が0.4以上である鉄鉱石ペレットの製造方法であって、鉄鉱石原料及びドロマイトへの造粒水の添加により生ペレットを造粒する造粒工程と、上記生ペレットを焼成する焼成工程とを備え、上記ドロマイトが、上記生ペレット組織内で微細化されて存在するような性状を有する。
当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、焼成前の生ペレット組織内で微細化されて存在し、鉄鉱石ペレットのペレット組織の結合力が高まる働きを生じさせるようなドロマイトを添加することにより、製造される鉄鉱石ペレットの圧潰強度を高めることができる。また、当該鉄鉱石ペレットの製造方法により製造される鉄鉱石ペレットは、CaO/SiO質量比が0.8以上で、かつMgO/SiO質量比が0.4以上であるので、被還元性が高い。
上記ドロマイトを準備する準備工程をさらに備え、上記準備工程で、ブレーン比表面積が4000cm/g以上となるように上記ドロマイトを粉砕するとよい。このようにドロマイトのブレーン比表面積を上記下限以上とすることで、ドロマイトが微細化され、ペレット組織に取り込まれる。これによりドロマイトの反応性を高められるとともに、製造される鉄鉱石ペレットでMgOが破壊起点となることを抑止することができる。従って、上記鉄鉱石ペレットのペレット組織の結合力が高められ、鉄鉱石ペレットの圧潰強度を高めることができる。ここで、「ブレーン比表面積」とは、JIS-R-5201:2015に準拠して測定される値を意味し、対象物が複数の粉体で構成される場合にあっては、個々粉体の中での最小値を指す。
上記ドロマイトを準備する準備工程をさらに備え、上記準備工程で、900℃以上の温度で上記ドロマイトをか焼するとよい。「か焼」とは鉱石などの固体を加熱して、熱分解や相転移を起こさせたり、揮発成分を除去したりする熱処理プロセスを言う。ドロマイトは炭酸塩鉱物であり、CaMg(COで表される。ドロマイトにか焼を行うと、
CaCO→CaO+CO、MgCO→MgO+CO
の反応を起こし、熱分解する。このか焼によって生成したMgOは造粒工程の段階で加水を受け、Mg(OH)に変化すると同時に微細化(粒径の大きいドロマイトが減少)する。これによりドロマイトの反応性を高められるとともに、焼成工程で生成され、製造される鉄鉱石ペレットで破壊起点となり得るMgOを微細化することができる。従って、製造される鉄鉱石ペレットのペレット組織の結合力が高められ、鉄鉱石ペレットの圧潰強度を高めることができる。
上記焼成工程での焼成温度としては、1250℃以上が好ましい。このように上記焼成工程での焼成温度を上記下限以上とすることで、圧潰強度をさらに高めることができる。
以上説明したように、本発明の鉄鉱石ペレットの製造方法を用いることで、被還元性に優れ、かつ圧潰強度が高い鉄鉱石ペレットを製造することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る鉄鉱石ペレットの製造方法を示すフロー図である。 図2は、図1の鉄鉱石ペレットの製造方法で使用する製造装置の構成を示す模式図である。 図3は、か焼前後のドロマイトの粒度分布を示すグラフである。 図4は、実施例におけるドロマイトのブレーン比表面積と圧潰強度との関係を示すグラフである。 図5は、実施例におけるドロマイトの粒径20μm以下の粒子割合と圧潰強度との関係を示すグラフである。
以下、本発明の各実施形態に係る銑鉄製造方法について説明する。
[第1実施形態]
図1に示す鉄鉱石ペレットの製造方法は、準備工程S1と、造粒工程S2と、焼成工程S3と、冷却工程S4とを備える。例えば図2に示すように、当該鉄鉱石ペレットの製造方法は、高炉操業に用いられ、CaO/SiO質量比が0.8以上、MgO/SiO質量比が0.4以上である鉄鉱石ペレット1を、グレートキルン方式の製造装置(以下、単に「製造装置2」ともいう)を用いて製造することができる。製造装置2は、パンペレタイザ3と、グレート炉4と、キルン5と、アニュラクーラ6とを備える。
<鉄鉱石ペレット>
鉄鉱石ペレット1は、微粉鉱石を造粒し、焼成して強度の高い塊成鉱としたものである。鉄鉱石ペレット1の製造において、鉄鉱石原料に石灰石などのCaO含有化合物を添加し、鉄鉱石ペレット1のCaO/SiO質量比を高めると、鉄鉱石ペレット1の被還元性が向上することが知られている(特許文献1参照)。この知見に基づき、当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、CaO/SiO質量比が0.8以上の鉄鉱石ペレット1を製造する。
原料が鉄鉱石(酸化鉄)と石灰石(CaO含有化合物)である場合、焼成過程において、熱分解によって生成したCaOと酸化鉄との固相反応によって、カルシウムフェライト系化合物が生成され、同時にその接点で固相拡散接合によって結合していく。この結合は局所的なものであり、焼成前に存在していた微細気孔が焼成後も維持され、鉄鉱石ペレット1は、微細気孔が比較的均一に存在する多孔質体となる。
高炉操業時には、この微細気孔に還元ガスが拡散侵入していくことで、鉄鉱石ペレット1の外表面から内部へと還元反応が進行していく。還元反応により酸化鉄から酸素が除去されることによって、既存の微細気孔の拡大と新規微細気孔の生成が進行すると同時に金属鉄が生成する。この金属鉄の凝集によって鉄鉱石ペレット1の外形が収縮していく過程において微細気孔は減少に転じる。その結果、鉄鉱石ペレット1の内部への還元ガスの拡散が抑制され、還元が停滞し易くなる。
この還元停滞を抑制するには、金属鉄の凝集過程で微細気孔消失を抑制する高融点成分の添加が有効である。特に高融点成分であるMgO源としてドロマイトを添加し、鉄鉱石ペレット1のMgO/SiO質量比を高めると、高い還元停滞抑制効果が得られることが知られている(特許文献1参照)。この知見に基づき、当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、MgO/SiO質量比が0.4以上の鉄鉱石ペレット1を製造する。
製造される鉄鉱石ペレット1は、自溶性であるとよい。このように鉄鉱石ペレット1を自溶性とすることで、還元された鉄の溶け落ちが促進され易い。なお、鉄鉱石ペレット1の自溶性は、副原料等により決まる。
<準備工程>
準備工程S1では、ドロマイトを準備する。当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、ドロマイトが、後述する造粒工程S2で造粒される生ペレットPの組織内で微細化されて存在するような性状を有する。準備工程S1では、ドロマイトにこの性状を付与する。具体的には、準備工程S1で、ブレーン比表面積が所定値以上となるように上記ドロマイトを粉砕する。なお、粉砕は公知の粉砕機を用いて行うことができる。
上記所定値としては、4000cm/gが好ましく、6000cm/gがより好ましい。比表面積を大きくするということは、実質的にドロマイトが微細化されていることと同等と考えられる。この微細化により、ドロマイトの反応性を高められるとともに、製造される鉄鉱石ペレット1でMgOが破壊起点となることを抑止することができる。従って、製造される鉄鉱石ペレット1のペレット組織の結合力が高められ、鉄鉱石ペレット1の圧潰強度を高めることができる。なお、粉砕後のドロマイトのブレーン比表面積の上限は、特に限定されないが、製造コスト等を勘案すると、粉砕後のドロマイトのブレーン比表面積は10000cm/g以下とされる。
粉砕後のドロマイトにおいて、粒径20μm以下の粒子割合の下限としては、35体積%が好ましく、45体積%がより好ましく、55体積%がさらに好ましい。粒径20μm以下の粒子割合を上記下限以上とすると、鉄鉱石ペレット1の圧潰強度を高め易い。なお、「粒径20μm以下の粒子割合」は、粒子径分布測定装置(マイクロトラック)で測定した粒子径分布から求めた値をさす。
粉砕後のドロマイトのD50粒径の上限としては、50μmが好ましく、20μmがより好ましい。ドロマイトのD50粒径を上記上限以下とすると、鉄鉱石ペレット1の圧潰強度を高め易い。なお、「D50粒径」は、粒子径分布測定装置(マイクロトラック)で測定した粒子径分布から求めた値をさす。
<造粒工程>
造粒工程S2では、鉄鉱石原料及び上記ドロマイトへの造粒水の添加により生ペレットPを造粒する。上述のようにCaO/SiO質量比0.8以上とするために石灰石等の副原料を加えてもよい。MgO/SiO質量比は、主としてドロマイトにより調整することができる。
具体的には、造粒工程S2では、鉄鉱石原料及びドロマイトに造粒水を添加した後、この造粒水含有混合物(造粒水を含有した鉄鉱石原料及びドロマイト)を造粒機であるパンペレタイザ3に投入及び転動させて、泥団子状の生ペレットPを製造する。
上記鉄鉱石原料は、鉄鉱石ペレット1の主原料であり、鉄鉱石の粉体(例えば全体の90質量%以上が粒径0.5mm以下の粉体)から構成される。鉄鉱石は、採掘地域、粉砕・運搬方法により表面性状が大きく異なるが、当該鉄鉱石ペレットの製造方法において鉄鉱石の表面性状は特に限定されない。
上記造粒水は、上記鉄鉱石原料の粒子間に水による架橋を構成する。造粒工程S2で造粒される生ペレットPは、この架橋により、粒子同士に付着力が働くことによって強度が保たれている。つまり、粒子間の結合は、粒子間に存在する水の表面張力により発現され、この表面張力に粒子間の接点数を乗じた値によって粒子間の付着力が担保されている。
<焼成工程>
焼成工程S3では、生ペレットPを焼成する。焼成工程S3では、グレート炉4及びキルン5が用いられる。
(グレート炉)
グレート炉4は、図2に示すように、トラベリンググレート41と、乾燥室42と、離水室43と、予熱室44とを備える。
トラベリンググレート41は、無端状に構成され、このトラベリンググレート41上に載置された生ペレットPを、乾燥室42、離水室43及び予熱室44の順に移動させることができる。
乾燥室42、離水室43及び予熱室44では、加熱用ガスG1によって生ペレットPを乾燥、離水及び予熱し、キルン5での転動に耐えうる強度を生ペレットPに付与した予熱ペレットHを得る。
具体的には以下の手順による。まず、乾燥室42で、生ペレットPを250℃程度の雰囲気温度で乾燥させる。次に、離水室43で、乾燥後の生ペレットPを450℃程度に昇温し、主に鉄鉱石中の結晶水を分解除去する。さらに、予熱室44で、生ペレットPを1100℃程度まで昇温し、石灰石、ドロマイト等に含まれる炭酸塩を分解し二酸化炭素を除去するとともに、鉄鉱石中のマグネタイトを酸化させる。これにより予熱ペレットHが得られる。
図2に示すように、乾燥室42の加熱用ガスG1としては、離水室43で使用された加熱用ガスG1が流用される。同様に離水室43の加熱用ガスG1には予熱室44の加熱用ガスG1が流用され、予熱室44の加熱用ガスG1には、キルン5で使用された燃焼排ガスG2が流用される。このように下流側の高温の加熱用ガスG1又は燃焼排ガスG2を流用することで、加熱用ガスG1の加熱コストを削減できる。なお、各室にはバーナ45を設け、加熱用ガスG1の温度を制御してもよい。図2では、離水室43及び予熱室44にバーナ45が設けられている。また、乾燥室42で使用された加熱用ガスG1は、最終的には煙突Cから排出される。
(キルン)
キルン5は、グレート炉4に直結されており、勾配をつけた円筒状の回転炉である。キルン5は、グレート炉4の予熱室44から排出される予熱ペレットHを焼成する。具体的には出口側に配設されたキルンバーナ(不図示)による燃焼により予熱ペレットHを焼成する。これにより高温の鉄鉱石ペレット1が得られる。
予熱ペレットHを焼成する焼成温度の下限としては、1250℃が好ましく、1300℃がより好ましい。このように焼成温度を上記下限以上とすることで、圧潰強度をさらに高めることができる。一方、焼成温度の上限は、特に限定されないが、例えば1500℃とできる。焼成温度が上記上限を超えると、圧潰強度の向上効果が飽和傾向となり、製造コストの上昇に対して効果が不十分となるおそれがある。また、高温化に伴う鉄鉱石ペレット1の融着量の低減の観点から、上記上限は1400℃とすることが、より好ましい。
キルン5では、燃焼用空気としては、アニュラクーラ6で使用された冷却ガスG3である大気が用いられる。また、予熱ペレットHの焼成用に使用された高温の燃焼排ガスG2は、加熱用ガスG1として予熱室44へ送り込まれる。
<冷却工程>
冷却工程S4では、焼成工程S3で得られる高温の鉄鉱石ペレット1を冷却する。冷却工程S4では、アニュラクーラ6が用いられる。冷却工程S4で冷却された鉄鉱石ペレット1は集積され、高炉操業に用いられる。
アニュラクーラ6では、キルン5から排出された高温の鉄鉱石ペレット1を移動させながら、冷却ガスG3である大気を通風装置61により通風することで鉄鉱石ペレット1を冷却することができる。
なお、アニュラクーラ6で使用され温度が上昇した冷却ガスG3は、キルン5へ送り込まれ、燃焼用空気として使用される。
<利点>
当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、鉄鉱石ペレット1のペレット組織内で微細化されて存在し、鉄鉱石ペレット1のペレット組織の結合力が高まる働きを生じさせるようなドロマイトを添加する。具体的には、ドロマイトのブレーン比表面積を4000cm/g以上とすることで、ドロマイトが微細化され、ペレット組織に取り込まれる。これによりドロマイトの反応性を高められるとともに、製造される鉄鉱石ペレット1でMgOが破壊起点となることを抑止することができる。従って、鉄鉱石ペレット1のペレット組織の結合力が高められ、鉄鉱石ペレット1の圧潰強度を高めることができる。また、当該鉄鉱石ペレットの製造方法により製造される鉄鉱石ペレット1は、CaO/SiO質量比が0.8以上、MgO/SiO質量比が0.4以上であるので、被還元性が高い。
[第2実施形態]
本発明の別の実施形態に係る鉄鉱石ペレットの製造方法は、高炉操業に用いられ、CaO/SiO質量比が0.8以上で、かつMgO/SiO質量比が0.4以上である鉄鉱石ペレットの製造方法であり、図1に示すように、ドロマイトを準備する準備工程S1と、鉄鉱石原料及び上記ドロマイトへの造粒水の添加により生ペレットを造粒する造粒工程S2と、上記生ペレットを焼成する焼成工程S3と、焼成工程S3で得られる高温の鉄鉱石ペレットを冷却する冷却工程S4とを備える。また、上記ドロマイトは、上記生ペレット組織内で微細化されて存在するような性状を有する。
当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、準備工程S1を除く各工程は、第1実施形態の鉄鉱石ペレットの製造方法で対応する各工程と同様である。以下、準備工程S1を説明し、他の工程の説明を省略する。
<準備工程>
当該鉄鉱石ペレットの製造方法の準備工程S1では、所定値以上の温度でドロマイトをか焼する。本発明者らは、この処理により、上記ドロマイトに、生ペレット組織内で微細化されて存在するような性状が付与され、製造される鉄鉱石ペレットの圧潰強度を高めることができることを見出している。
上記所定値としては、900℃が好ましく、1100℃がより好ましい。なお、か焼温度の上限は、特に限定されないが、製造コスト等を勘案すると、か焼温度は1500℃以下とされる。
か焼により製造される鉄鉱石ペレットの圧潰強度を高められる効果について考察する。ドロマイトは炭酸塩鉱物であり、CaMg(COで表される。ドロマイトにか焼を行うと、
CaCO→CaO+CO、MgCO→MgO+CO
の反応を起こし、熱分解する。このか焼によって生成したMgOは造粒工程S3の段階で加水を受け、
MgO+HO→Mg(OH)
の水和反応を起こし、水酸化マグネシウムとなる。
本発明者らは、か焼したドロマイトではこの水和反応によりドロマイトの微細化が進行することを知得した。図3に、か焼後のドロマイトについて水和反応前後でマイクロトラックにより粒子径分布を測定した結果を示す。図3に示すように、水和反応前では、か焼後の粒子径分布は、か焼を行わない水和反応後のドロマイトと大きな粒度変化は認められないが、水和反応により結晶構造が変化することに起因すると思われる粒度変化が生じ、例えば粒径が20μmを超えるような粒子径の大きい粒子の減少、つまり微細化が進行していることが分かる。この微細化によりドロマイトの反応性を高められるとともに、焼成工程で生成され、製造される鉄鉱石ペレットで破壊起点となり得るMgOを微細化することができる。従って、製造される鉄鉱石ペレットのペレット組織の結合力が高められ、鉄鉱石ペレットの圧潰強度を高めることができる。
か焼の処理時間の下限としては、20分間が好ましく、50分間がより好ましく、100分間がさらに好ましい。一方、か焼の処理時間の上限としては、200分間が好ましく、150分間がより好ましい。か焼の処理時間が上記下限未満であると、熱分解が十分に進行せず、鉄鉱石ペレットの圧潰強度の向上が不十分となるおそれがある。逆に、か焼の処理時間が上記上限を超えると、圧潰強度の向上効果が飽和傾向となり、製造コストの上昇に対して効果が不十分となるおそれがある。
水和反応後の(造粒工程S3後の)ドロマイトにおいて、粒径20μm以下の粒子割合の下限としては、45体積%が好ましく、55体積%がより好ましい。粒径20μm以下の粒子割合を上記下限以上とすると、鉄鉱石ペレットの圧潰強度を高め易い。
<利点>
当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、準備工程S1で所定値以上の温度で上記ドロマイトをか焼することにより、上記ドロマイトが焼成前のペレット組織内で微細化されて存在し、鉄鉱石ペレットのペレット組織の結合力が高まる働きを生じさせる。これにより製造される鉄鉱石ペレットの圧潰強度を高めることができる。また、当該鉄鉱石ペレットの製造方法により製造される鉄鉱石ペレットは、CaO/SiO質量比が0.8以上、MgO/SiO質量比が0.4以上であるので、被還元性が高い。
[その他の実施形態]
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記第1実施形態では、準備工程でブレーン比表面積が所定値以上となるようにドロマイトを粉砕する方法のみを説明し、上記第2実施形態では、準備工程で所定値以上の温度でドロマイトをか焼する方法のみを説明したが、これらの方法は併用することもできる。
上記第1実施形態では、準備工程でドロマイトを粉砕する方法を説明したが、予めブレーン比表面積が所定値以上となるドロマイトを準備してもよい。同様に、上記第2実施形態において、か焼処理済みのドロマイトを準備してもよい。この場合、準備工程は省略可能である。
また、上述のようにドロマイトが焼成前に生ペレット組織内で微細化されて存在することで製造される鉄鉱石ペレットの圧潰強度を高めることができると考えられる。従って、準備工程の処理は、上記実施形態に限定されず、焼成前にペレット組織内で微細化されて存在するような他の処理を施してもよい。
上記実施形態では、鉄鉱石ペレットをグレートキルン方式の製造装置を用いて製造する方法を説明したが、ストレートグレート方式の製造装置を用いて製造することもできる。ストレートグレート方式の製造装置では、グレート炉は、トラベリンググレートと、乾燥室と、離水室と、予熱室と、焼成室とを備え、グレート炉のみで焼成工程が完了する。具体的には、乾燥室、離水室及び予熱室で、加熱用ガスによって生ペレットを乾燥、離水及び予熱し、焼成室で最後の焼成に至る。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実験1]
CaO/SiO質量比が1.4、MgO/SiO質量比が0.8である鉄鉱石ペレットを、図1に示す手順で製造した。準備工程では、ドロマイトの粉砕によりブレーン比表面積を変化させた。なお、焼成温度としては、1230℃又は1250℃とした。
製造した各鉄鉱石ペレットについて、圧潰強度を測定した。結果を図4に示す。
図4のグラフから、ドロマイトのブレーン比表面積を4000cm/g以上とすることで、圧潰強度を高められることが分かる。特に、焼成温度が1250℃である場合にあっては、ドロマイトのブレーン比表面積を4000cm/g以上とすることで270kg/P以上の高い圧潰強度を有する鉄鉱石ペレットが製造できると言える。
なお、この実験では、鉄鉱石ペレットのCaO/SiO質量比を1.4、MgO/SiO質量比を0.8としているが、例えばCaO/SiO質量比を0.8、MgO/SiO質量比を0.4とすると圧潰強度は上昇することから、焼成温度が1230℃である場合にあっても、CaO/SiO質量比及び/又はMgO/SiO質量比を下げることで、ドロマイトのブレーン比表面積が4000cm/g以上で270kg/P以上の圧潰強度が得られるものと推察される。
[実験2]
CaO/SiO質量比が1.40、MgO/SiO質量比が0.83である鉄鉱石ペレットを、図1に示す手順で製造した。準備工程では、温度900℃~1100℃、処理時間80分間~200分間の範囲でか焼条件を変化させてドロマイトをか焼した。なお、焼成温度としては、1230℃又は1250℃とした。
製造した各鉄鉱石ペレットについて、造粒工程での水和反応後のドロマイトの粒径20μm以下の粒子割合と、圧潰強度とを測定した。結果を図5に示す。
図5のグラフから、か焼を900℃以上で行うことで圧潰強度を高められることが分かる。特に焼成温度が1250℃である場合には、水和反応後のドロマイトの粒径20μm以下の粒子割合を45体積%以上とすることで、270kg/P以上の高い圧潰強度を有する鉄鉱石ペレットが製造できると言える。また、焼成温度が1230℃である場合にあっても、CaO/SiO質量比及び/又はMgO/SiO質量比を下げることで、粒径20μm以下の粒子割合が45体積%以上で、270kg/P以上の圧潰強度が得られるものと推察される。
本発明の鉄鉱石ペレットの製造方法を用いることで、被還元性に優れ、かつ圧潰強度が高い鉄鉱石ペレットを製造することができる。従って、当該鉄鉱石ペレットの製造方法により製造された鉄鉱石ペレットは、低還元材操業を行う高炉に好適に用いることができる。
1 鉄鉱石ペレット
2 製造装置
3 パンペレタイザ
4 グレート炉
41 トラベリンググレート
42 乾燥室
43 離水室
44 予熱室
45 バーナ
5 キルン
6 アニュラクーラ
61 通風装置
P 生ペレット
H 予熱ペレット
G1 加熱用ガス
G2 燃焼排ガス
G3 冷却ガス
C 煙突

Claims (4)

  1. 高炉操業に用いられ、CaO/SiO質量比が0.8以上で、かつMgO/SiO質量比が0.4以上である鉄鉱石ペレットの製造方法であって、
    鉄鉱石原料及びドロマイトへの造粒水の添加により生ペレットを造粒する造粒工程と、
    上記生ペレットを焼成する焼成工程と
    を備え、
    上記ドロマイトが、上記生ペレット組織内で微細化されて存在するような性状を有する鉄鉱石ペレットの製造方法。
  2. 上記ドロマイトを準備する準備工程をさらに備え、
    上記準備工程で、ブレーン比表面積が4000cm/g以上となるように上記ドロマイトを粉砕する請求項1に記載の鉄鉱石ペレットの製造方法。
  3. 上記ドロマイトを準備する準備工程をさらに備え、
    上記準備工程で、900℃以上の温度で上記ドロマイトをか焼する請求項1又は請求項2に記載の鉄鉱石ペレットの製造方法。
  4. 上記焼成工程での焼成温度が1250℃以上である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の鉄鉱石ペレットの製造方法。
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