JP3043325B2 - 還元鉄ペレットの製造方法およびこの方法で製造した還元鉄ペレット - Google Patents
還元鉄ペレットの製造方法およびこの方法で製造した還元鉄ペレットInfo
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Description
る、酸化鉄ペレットを還元した還元鉄ペレットの製造方
法に関するもので、特に、製鉄所等で発生するZn成分
を含有するダスト(スラッジを含む。)を含有する酸化
鉄ペレットを還元した還元鉄ペレットの製造方法に関す
るものである。
ロセスにおいては、各種の酸化鉄含有ダストやスラッジ
が多量に発生し、鉄源(ペレットや焼結鉱等の形で使
用)として回収再利用されている。しかしながら、製
銑、製鋼プロセスから生ずる酸化鉄含有ダストやスラッ
ジには、酸化Znのように有害なZn成分を含むものが
あり、これらZn量が多い鉄源は高炉の原料に用いられ
ない問題があった。高炉では、原料のZn量が多い場合
に、高炉の操業性が悪化するだけでなく、Znが炉壁の
耐火物を浸食する問題も生ずることとなるためである。
ストやスラッジの使用は制限され、特に高炉から大量に
発生するZn成分を含む酸化鉄含有ダストやスラッジ
は、有効に鉄源として回収再利用されていないのが現状
である。
る酸化鉄含有ダストやスラッジから成形したペレットか
ら脱Znする還元鉄の製造方法が提案されている。例え
ば、ロータリキルン炉を用いる方法(特公昭51ー13
083号公報、特公昭55−21810号公報参照)や
回転型窯炉を用いる方法(米国特許5186741号の
対応日本出願である特開平5−125454号公報参
照)がある。
を0.01質量%まで低減可能であり、金属化率を80
%程度(還元率では87%程度)まで高めることができ
る利点を有している。しかし、この方法では、ロータリ
キルン炉内でペレットを転動、焼成させるため、操業中
に、ペレットの粉化を生じ、これが溶融付着してキルン
リングを生成して操業が不可能となる問題がある。さら
に、高炉へ装入する原料のZnの総量規制(例えば、
0.2kgZn/t−銑鉄)されており、Znを含む還
元ペレットの使用量が限定されていることから、この方
法でも、高炉原料として使用するにはさらにZn量を低
減しなければならないという問題があった。
載の回転型窯炉を用いる方法は、製鋼工場の塵と、石
炭、コークス等の炭素質物質と有機結合剤との混合物の
グリーン・ペレットを形成し、このグリーン・ペレット
を回転型窯炉で焼けたペレットの層の上に送り、900
℃以下の温度で10ないし15分間で乾燥、コークス化
して乾燥されたペレットを形成し、次に、1150℃以
下の温度で、20ないし30分間還元して、還元ペレッ
トを製造するものである。この還元ペレットは、鉄酸化
物が金属状態に還元され、Zn成分は還元ペレットから
除去されていることが特開平5−125454号公報に
記載されているものの、どの程度の還元率、Zn量にな
るか記載されていない。さらに、この方法は、ペレット
中の鉄とZnの含有量と添加する炭素質物質の量につい
て規定されておらず、この還元ペレットが、約1000
℃で回転型窯炉から排出されたときに相当の量の炭素
(12質量%に及ぶ)を含有することがありえる旨の記
述から分かるように、この方法では還元後も多量の炭素
(12重量%に及ぶ)が残ることが示唆されている。多
量の炭素が残存することは、還元ペレット中の鉄分の含
有率が低くなり鉄源としての利用効率を低下させるだけ
でなく、還元ペレット自体の強度を低下させるという問
題があった。特に、炭材として、石炭を添加したとき
に、還元ペレット自体の強度を低下させる傾向が大であ
り、ペレットの強度が低い場合は、高炉中で還元ペレッ
トが粉化又は圧潰して、高炉の通気度が低下して高炉操
業を悪化するために高炉原料に使用できない問題があっ
た。
は、製鉄所で発生する、酸化鉄を含有するダスト(スラ
ッジを含む。)であって、特に、高炉ダスト(炭素質材
料を含有しているがZn成分を含有し、かつ、微粉のた
め高炉原料として再利用できない。)と他のZn成分を
含有するダストを用いて、高炉原料として、有害成分の
Zn量が少なく、適正な粒度及び強度を有し、還元率の
高い還元ペレットとその製造方法を提供することにあ
る。
の製造方法(請求項1)は、(1)酸化鉄と酸化Znを
含有する1種又は2種以上のダストと、このダストを結
合するのに十分な量の結合剤とを含む混合原料に鉄とZ
nの合計量の7から60質量%の炭素量となるように炭
材を調整し、水分を添加して炭材を内装した生ペレット
に造粒する工程と、(2)この造粒した生ペレットを乾
燥して乾燥ペレットを製造する工程 (3)この乾燥ペレットを焼結炉内に装入する工程と、
(4)この乾燥ペレットを輻射を主とする伝熱により前
記ペレットの150から900℃までの昇温速度を3〜
13℃/秒になるように加熱し、ついで、酸化Znの還
元およびZnの揮発を行なうと共に、酸化鉄を還元する
工程とからなるものである。
方法は、酸化鉄と酸化Znを含有する1種又は2種以上
のダストと、このダストを結合するのに十分な量の結合
剤とを含む混合原料に鉄とZnの合計量の7から60質
量%の炭素量となるように炭材を調整し、水分を添加し
て炭材を内装した生ペレットに造粒する。次いで、この
造粒した生ペレットを乾燥した乾燥ペレットを焼結炉内
に装入し、この乾燥ペレットを輻射を主とする伝熱によ
り前記ペレットの150から900℃までの昇温速度を
3〜13℃/秒になるように加熱し、ついで、酸化Zn
の還元およびZnの揮発を行なうと共に、酸化鉄を還元
することを特徴とするものである。このとき、ペレット
中の炭材の炭素量を、ペレット中の鉄とZnの合計量の
13から60質量%にすることが好ましく(請求項
2)、13〜45質量%にすることがより好ましい(請
求項3)。さらに、ペレットの150〜900℃の温度
領域での昇温速度を、5〜10℃/秒とすることがより
好ましい(請求項4)。
を1100から1350℃で行うことが好ましく(請求
項5)、1200から1350℃で行うことがより好ま
しい(請求項6)。また、前記ダストとして、炭材を含
有する高炉ダスト、転炉ダスト、焼結ダスト、電炉ダス
トまたはこれらの混合物を用いることができ(請求項
7)、前記炭材はコークス成分からなるものを用いるこ
とが好ましい(請求項8)。さらにまた、焼結炉とし
て、回転炉床炉を用いることが好ましい(請求項9)。
製造された還元鉄ペレットは、有害成分のZn量が少な
く、適正な粒度及び強度を有し、還元率の高いので、高
炉原料として好適である(請求項10)。
法の実施の形態を説明する。まず、酸化鉄と酸化Znを
含有する1種又は2種以上のダストと、このダストを結
合するのに十分な量の結合剤とを含む混合原料に鉄とZ
nの合計量の7から60質量%の炭素量となるように炭
材を調整し、水分を添加して炭材を内装した生ペレット
に造粒する。次いで、この造粒した生ペレットを乾燥し
た乾燥ペレットを焼結炉内に装入し、この乾燥ペレット
を輻射を主とする伝熱により前記ペレットの150から
900℃までの昇温速度を3〜13℃/秒になるように
加熱し、ついで、酸化Znの還元およびZnの揮発を行
なうと共に、酸化鉄を還元することによって還元鉄ペレ
ットを製造する。
は、ペレット中の鉄とZnの合計量の7から60質量%
にする必要がある。7質量%未満では、ペレット中の酸
化鉄および酸化Znの還元に必要な炭素量が不足して、
酸化鉄の還元率が低下するとともに、酸化Znの還元を
十分に行うことができず脱Zn率が低下し、ペレット強
度も低下する。また、炭素量が60質量%を超えると、
還元時におけるペレットの形状を保持できなくなり、還
元効率が低下する。
ット中の鉄とZnの合計量の13から60質量%とすれ
ば、さらに好適である。13質量%以上とすることで金
属化率をより一層上げることができるからである。さら
に、13〜45質量%にすれば、さらに好適である。4
5質量%以下とすることでペレットの還元率を上昇させ
ることができるとともに、ペレット形状をより強固に保
持することができる。また、13〜20質量%にすれ
ば、さらに好適である。20質量%以下とすることで炭
材の配合量を少なくでき、炭材量の削減ができるし、鉄
分が増えるため鉄の生産性が向上する。
て、さらに説明する。ペレットの還元率は炭素量と鉄分
の量(酸化鉄量)との比により規定される。すなわち、
ペレットの原料となるダストやスラッジ中の鉄分は、通
常、酸化鉄の形で存在する。この酸化鉄の還元は、酸化
鉄の近傍に存在する炭材により直接還元されるともに、
前記酸化物を還元して発生するCO2 ガスと炭材が反応
して生成するCOガスにより、酸化鉄がさらに還元され
る。しかしながら、酸化物を還元して発生するCO2 ガ
スや、このCO2 ガスと炭材が反応して生成するCOガ
スが、ペレット外へ排出される場合も多い。このため、
酸化鉄を還元するのに必要な理論炭素量以上の炭素量を
ペレットに内装させることが好ましい。
と同様に酸化物の状態で存在することが多いので、酸化
Znを還元するに必要な炭材をさらにペレットに内装さ
せることが必要となる。このため、酸化鉄と酸化Znを
還元するのに必要な理論炭素量以上の炭素量をペレット
に内装させることが好ましい。この理論炭素量は設定す
る還元温度での酸化鉄や酸化Znの還元反応形態やこれ
ら酸化物の存在形態により変動するが、ペレット中の鉄
とZnの合計量に対して約10〜15質量%の範囲とな
る。
焼炎を用いる場合において、燃焼により発生するCO2
ガスや水蒸気(H2O)がペレット表面と接触すると、
還元鉄が再酸化されるので、この再酸化を抑制するため
にも、同様に、酸化鉄を還元するに必要な理論量以上の
炭素量(C/(Fe+Zn))となる炭材を内装させる
必要がある。このためペレット中の炭素量を、13質量
%以上にすることが好ましい。ただし、還元後のペレッ
トを高炉原料として使用する等、製品の還元率よりむし
ろ脱Zn率と物理的な強度が重要視される場合は炭材の
配合を13%以下にすることができる。この場合、炭材
量の削減や生産性の向上が図れるというメリットがあ
る。
を増加させると、ペレットの形状保持持性が低下して、
ペレットの還元中にペレットの粉化が生じることとな
る。このペレットの粉化が生じると、酸化鉄および酸化
Znと、炭材又はCOガスとの接触効率が低下するた
め、酸化鉄の還元効率、酸化Znの還元効率が低下す
る。さらに、ペレットの焼結の進行が阻害され、ペレッ
トの形状保持が困難となるので、ペレットの原形率が著
しく低下する。このため、ペレット中の炭素量を、好ま
しくは60質量%、より好ましくは45質量%以下にす
ることにより、ペレットの還元率をより向上できるとと
もに、ペレットの形状をより強固に保持することができ
る。
の昇温速度を、3〜13℃/秒、好ましくは、5〜10
℃/秒にする必要がある。ペレットの昇温速度を3℃/
秒以上、好ましくは、5℃/秒以上にすることによっ
て、還元ペレットの強度を高め、形状をより効果的に保
持することができる。これは、酸化鉄の還元速度が速
く、ペレット中の還元された鉄粒子の焼結が進行しやす
い900℃以上の温度領域にペレットをもっていくこと
により、ペレットの強度が高めるものである。なお、1
50〜900℃の温度領域は、ペレットの還元があまり
進行せず、鉄成分粒子の焼結が起こりにくく、ペレット
の強度が高くならないので、150〜900℃の温度領
域を短時間に通過させる必要がある。また、ペレットの
昇温速度を速くすることはペレットの生産性を向上させ
るので好ましい。
り、900℃を越えて脱Znが優先的に行われる110
0℃以上の温度領域までの昇温速度を速くすることがで
きる。通常、ペレットの昇温速度を速くするために、ペ
レットを装入する焼結炉の温度を高めて、ペレットへの
熱エネルギー供給が多することにより、900℃を越え
た温度領域でのペレットの昇温速度が速くなる。その結
果、ペレット中の炭材により効率的に脱Znを行うこと
ができる。特に、脱Znを優先させる場合には、この昇
温速度範囲が好適である。
温度範囲で行うことが好ましい。ペレットの還元を11
00℃以上の温度ですることにより、酸化Znの還元
が、酸化鉄の還元よりも優先的に行われるのでペレット
中のZn量を著しく低減することができる。さらに、ペ
レットの還元が1100℃以上の温度であれば、還元率
が高くなり、金属鉄の焼結が進行することにより、還元
ペレットの強度を高めることができる。例えば、110
0℃の還元ペレットの圧潰強度は70kgf/P以上と
なり、この値は高炉用原料として十分なペレットの強度
を有する。高炉用原料として、40kgf/P以上を目
標とされているからである。また、還元温度を1200
℃以上とすることが好ましい。酸化Znの優先的還元お
よび還元鉄ペレットの強度をより一層高めることができ
るからである。さらに、還元鉄ペレットの品質(脱Zn
率、強度、鉄の還元率)を維持しつつ、生産性も向上さ
せることができる。一方、ペレットの還元温度を135
0℃を超えて行うと、ペレット同志の融着が生じやすく
なるので、ペレットの還元温度は1350℃以下にする
ことが好ましい。
を用いることが好ましい。コークスは揮発成分を殆ど有
しないので、前述のペレットの還元、焼結が生じにくい
温度領域(150〜900℃)での揮発成分の蒸発がな
い。これにより、揮発成分の蒸発に伴うガス圧の上昇が
なくペレットの粉化が生じないため、ペレットの昇温速
度を速くすることができる。
を有するもので、さらに、炉内に装入したペレットを輻
射を主とする熱伝達により加熱する加熱手段と、これら
ペレットからの還元、蒸発したZn成分を含有する反応
ガスを炉外に排出する排出手段を有するものが好まし
い。加熱手段としては、バーナの燃焼炎の輻射熱や、ラ
ジアンドチューブの輻射熱を用いることができる。
炉床炉を用いることが好ましい。回転炉床炉を用いるこ
とにより、還元ペレットを多量かつ、効率よく製造でき
る。この回転炉床炉の構造を図1により説明する。回転
炉床炉は、炉床を円盤状にし、この炉床の上にペレット
を装入して、炉床の移動と共にペレットを移動させ連続
的に還元ぺレットを製造するものである。このとき、ペ
レットは炉床と共に移動するため、ペレット自身は動か
ないので、ロータリ−キルンで生じるような還元中のペ
レットの粉化を防止できる。さらに、回転炉床炉は、炉
内と外気とを遮断された炉の構造を有するものであり、
この遮断する構造物として、耐熱性を有する金属材料、
耐火物等が用いられている。このように、炉内と外気と
が遮断されているので、雰囲気調整を容易にできる。
ット投入口2、還元ゾーン4および還元ペレット排出口
5からなる。ペレットはバーナ6および炉壁からの輻射
伝熱で加熱される。このペレットの加熱は、バーナ加熱
だけでなく、ペレットから発生するCOガスを空気で2
次燃焼(図1の7に示す)させて発生する輻射熱を用い
ることができる。この結果、ペレットへの熱伝達を向上
させるとともに、バーナ加熱用燃料を節約することがで
きる。燃焼ガスは、ガス排出口8から炉外へ放出され
る。この燃焼ガスにはペレットからの還元、蒸発したZ
n成分を含有する反応ガスが含まれており、温度が低下
し固体のZn酸化物になり、集塵装置によりZn酸化物
を回収処理することができる。
回転炉床炉での還元ペレットの製造方法を説明する。ペ
レタイザーで造粒されたペレットは回転炉床炉の生産性
を高めるために乾燥される。乾燥されたペレットはペレ
ット投入口2から回転炉床炉に装入される。このときペ
レットは炉床に1層又は2層に積層された状態となる。
このとき、ペレット同志の融着は生じない。すなわち、
ペレットを炉内に1層又は2層に積層されるのみである
ので、ペレット同志の積み重ねによる荷重が小さく、さ
らにペレット同志の接触点が少ないので、ペレット同志
の融着が起こらないものと考えられる。
び2次燃焼の輻射伝熱により急速に昇温されて、ペレッ
ト中に内装した炭材により、酸化鉄を還元すると共に、
酸化Znの還元、揮発が行なわれる。このとき、ペレッ
ト中に内装した炭材は酸化鉄や酸化Znの還元に必要な
理論炭素量(約10〜15質量%の範囲:化合物の形
態、反応形態により変化する。)より多くしているの
で、バーナ燃焼や2次燃焼で発生するCO2 や水蒸気
(H2 O)がペレットの表面に達した場合、ペレットに
過剰に内装した炭材により、COまたはH2 に還元され
るので、酸化鉄および酸化Znの還元を行うことができ
る。そして、還元ペレットは、ペレット排出口5より機
械的に排出される。
350℃の温度範囲に維持されるように加熱されて、ペ
レット内の酸化鉄および酸化Znの還元のため、ペレッ
トの昇温と吸熱反応のため熱を供給するものである。こ
のとき、ペレットは炉内に1層又は2層に積層されてい
るので輻射を主とする熱伝達が効率よく行われる。
ークス成分)、Zn成分を含む酸化鉄からなる高炉湿ダ
スト及び、酸化鉄からなる他のダスト(例えば、圧延ス
ラッジ)を所定の配合割合で混合し、成形後、乾燥工程
を経た、炭材を内装した乾燥ペレットを用いた。表1は
本実施例で使用した高炉湿ダストと圧延スラッジの組成
を示す表であり、表2は本実施例の高炉湿ダストと圧延
スラッジの焼結原料の配合比率を示す表であり、表3は
本実施例により製造した還元ペレットの還元率と脱Zn
率等を示す表である。
は、コークス成分として炭素を33質量%含有してお
り、不純物であるZn成分を3質量%含む酸化鉄からな
る。高炉ダスト中の鉄分及びZn成分はほぼ酸化物の形
で存在する。一方、圧延スラッジは油分が4質量%含有
し、高炉ダストと同様に、圧延スラッジ中の鉄分はほぼ
酸化物の形で存在する。これら、高炉ダストと圧延スラ
ッジを表2に示す配合割合で混合し、バインダーと水を
添加して直径約16〜20mmのグリーン・ペレットに
成形した。次に、このグリーン・ペレットを160℃で
燃焼ガスと空気の混合ガスにより水分が1.0質量%以
下になるまで乾燥を行った。
気中で、1300℃に保持した、図6に示す電気加熱炉
に装入し、9分間保持した。このときのペレットの昇温
曲線を図5に示す。本発明の実験に用いた焼結炉は、図
6に示す電気加熱炉10であり、炉内は耐火物製のパイ
プ11により外気と遮断されている。前記炭材を内装し
たペレット13を試料ホルダー12にセットし、N2 雰
囲気中で予め所定の還元温度に保持した前記電気加熱炉
10に装入した。このとき、ペレット13の昇温速度を
測定するために、ペレット13の中心部に熱電対(図示
せず)をセットした。
について図2により説明する。図2はペレットを不活性
雰囲気中で、1300℃で加熱した場合のペレットの還
元率、脱Zn率および原形率におよぼす炭素量の影響を
示す図であり、横軸はペレット中の鉄とZnの合計量に
対するペレットに内装した炭素量であり、縦軸はペレッ
トの還元率(実線)とペレットの原形率(一点鎖線)で
ある。 ペレットの還元率は「還元により除去されたF
eと結合した酸素量」を「Feと結合した初期酸素量」
で除した値である。また、原形率は還元ペレットの外観
状態を定義したもので、原形率=Σ(形状指数×頻度)
%、である。すなわち、原形率は形状指数を 100:ペレットの形状を保持し亀裂がほとんど認めら
れないもの 75:ペレットの形状を保持し亀裂が認められるもの 50:ペレット内に大亀裂があるか又は2個に割れたも
の 25:数個の塊に割れたもの 0:粉化したもの とし、この外観を呈する頻度と形状係数を掛け合わせた
ものである。
するペレットの炭素量は13〜60質量%の範囲にあれ
ば、ペレットの還元率が75質量%以上となり、還元ペ
レットの原形率が50%以上となることがわかる。この
ときの脱Zn率は98質量%となり、Znを十分に低減
できることがわかる。通常、還元ペレットの還元率は7
5%質量以上であることが要求されており、また、還元
ペレットの原形率は、高炉、転炉に装入する際のハンド
リング性の観点から原形率が50%が限界となるからで
ある。さらに、ペレット中の炭素量が18質量%以上で
は、還元ペレットの還元率は90%質量以上となり、一
方、ペレット中の炭素量が45質量%以下では、還元ペ
レットの原形率を75%以上となることが推考される。
このときの還元ペレットの強度は45〜80kgf/P
の範囲にあり、高炉原料として使用できることを確認し
た。
温度の影響を示す例である。上記ペレットを、900か
ら1350℃の間の設定温度に保持した電気加熱炉に装
入し、ペレットが設定温度に達し後、12分保持して、
ペレットの還元を行った。この還元ペレットのZn量、
還元率及び圧潰強度を測定した結果を図3に示す。図3
はペレットの還元率、脱Zn率および圧潰強度に及ぼす
還元温度の影響を示す図である。
率は1200℃以上で99質量%以上に達し、Zn量は
0.01質量%以下となった。これは、高温域では酸化
Znの方が酸化鉄より優先的に還元されるからであり、
従来よりも、一桁も低いZn量となり、Znを効率よく
除去できることが明らかとなった。一方、還元ペレット
の還元率や圧潰強度は還元温度の上昇とともに増加して
いることが判る。1100℃以上で、高炉用原料として
十分な還元ペレットの強度を有するものである。このと
き、1350℃ではペレット同志に一部融着が認められ
たが他の温度では融着現象が認められなかった。なお、
1350℃のペレット同志の一部融着も機械的に粉砕が
可能である。
℃の温度範囲のペレットの昇温速度の影響を示す例であ
る。ペレットに内装させる炭素量が、ペレット中の鉄と
Znの合計量に対して30.6質量%と53.8質量%
となるペレットについて、不活性雰囲気中で、150〜
900℃の温度範囲の昇温速度を変化させて加熱し、つ
いで、これらペレット1300℃に加熱した場合の還元
ペレットの原形率および圧潰強度におよぼすペレットの
昇温速度の影響を示す図である。
するペレットの炭素量が30.6質量%の場合、ペレッ
トの昇温速度が13℃/秒以下であれば、ペレットの原
形率を50%に維持することができ、ペレットの昇温速
度が5℃/秒以下でペレットの原形率が改善され、ペレ
ットの原形率が約100%となることが明らかとなっ
た。また、炭素量が53.8質量%の場合も同様に、ペ
レットの昇温速度の減少とともにペレットの原形率が増
加し、ペレットの昇温速度が10℃/秒以下にすること
により,ペレットの原形率を50%以上に保持できるこ
とがわかる。
よる圧潰強度は昇温速度が3℃/秒以上で40kgf/
Pが得られ、さらに5℃/秒以上では焼結が完全にな
り、十分な強度を有する還元ペレットが得られる。した
がって、原形率が高く、強度の高い還元ペレットを得る
には3〜13℃/秒、好ましくは、5〜10℃/秒の昇
温速度が必要であることがわかる。
にて製造した還元ペレットの還元率と脱Zn率等を示す
例である。表3に示すように、本発明の実施例のいずれ
もが、Znの量を0.020質量%以下となり十分にZ
nを低減できることを確認した。
50%以上に保たれ、得られた還元ペレットの圧潰強度
は45kgf/P以上で、還元率も75質量%以上あ
り、高炉原料として使用できることがわかる。特に、高
炉ダストと圧延スラッジの配合比率がそれぞれ50質量
%の試験材3(鉄+Zn分比に対するペレットの炭素
量:30.6質量%)では、ペレットの還元率が99.
1%で、ペレットの原形率98%となり、ペレットの還
元率および原形率が著しく改善できることがわかる。な
お、本実施例では、当初の成形したグリーン・ペレット
内に油分を2質量%含有していたが、グリーン・ペレッ
トの油分が2質量%程度であれば、還元時ペレットの崩
壊も認められなかった。本発明の方法によれば、高炉だ
けでなく、転炉又は電気炉原料として還元度の高く(還
元率75質量%以上)、Zn量の極めて少ない還元ペレ
ットを提供できる。
となく、ペレットの原料として、炭材を含有する高炉ダ
ストや、圧延スラッジだけでなく、製銑、製鋼工程で生
じる他の酸化鉄含有ダストやスラッジも使用できる。さ
らに、ペレット粒径は本実施例で示した約16〜20m
mに限定されるものではなく、高炉に使用される焼成酸
化鉄ペレットの一般的な粒径である6〜16mm程度で
もかまわない。また、本発明の方法は、還元ペレットだ
けではなく、還元ブリケットの製造に用いることができ
る。還元ブリケットの製造には、乾燥ブリケットを用い
るが、乾燥したブリケットを得る方法としては、生ペレ
ット同様に添加剤を含む原料に水分を添加してブリケッ
ト化した後に乾燥する方法と、予め乾燥させた原料に添
加剤を加えてブリケット化する方法がある。
図6に示す電気加熱炉で行ったが、この結果を、回転炉
床炉に適用できる。回転炉床炉でペレットの還元を行う
ことにより、Zn量が極めて低く、適正な粒度及び強度
を有し、還元率の高い還元ペレットを多量に効率良くの
製造できる。本実施例では、雰囲気としてN2 ガスで代
表される不活性ガス(Arガスを含む。)を用いたが、
回転炉床炉のようなバーナ加熱の燃焼ガスの雰囲気を用
いてもよい。燃焼ガスを上述したペレットからの還元、
蒸発したZn成分を含有する反応ガスのキャリヤーガス
として用いることができるので、新たにキャリヤーガス
としてN2 ガス等を供給する必要がなく、N2 ガス等の
節約だけでなく、供給されるN2 ガスによる熱損失もな
い。
レット原料のスラッジ又はダスト中の鉄、Zn、および
鉄とZnが複合したは酸化物が主成分であるので、少量
の金属鉄、金属Zn、さらには鉄とZnの複合物が存在
しても対応できる。このような場合、好ましい範囲とし
ては、ペレット中の炭素量を、鉄とZnの合計量の13
〜60質量%とすることができる。これはまた、ペレッ
トに配合された炭素量と、ペレット中のFeおよびZn
と結合した酸素量との比(C/O)を65〜160質量
%の範囲と言い換えることができる。この範囲にするこ
とにより、ペレット中のFeおよびZnと結合した酸素
量との比(C/O)と還元ペレットの還元率、脱Zn率
および原形率との関係を示す図7より、還元率が高く、
原形率も50%以上のZn量の極めて少ない還元ペレッ
トが得られることがわかる。
ペレットの製造方法(請求項1〜4)は、製鉄所で発生
する、酸化鉄を含有するダスト(スラッジを含む。)で
あって、特に、高炉ダスト(炭素質材料を含有している
がZn成分を含有し、かつ、微粉のため高炉原料として
再利用できない。)と他のZn成分を含有するダストを
用いて、高炉原料として好適な、有害成分のZn量が少
なく、適正な粒度及び強度を有し、還元率の高い還元ペ
レットを製造することを可能とするものである。このと
き、ペレットの昇温速度を速くし、ペレットに内装する
炭素量の適正化を図ることにより、還元時のペレットの
形状を保持することを可能とするものであり、この結
果、還元ペレットの還元率が高められ、還元時のペレッ
トの粉化を防止することを可能とするものである。
1100から1350℃で行うことにより、酸化Znの
還元が酸化鉄の還元より優先的に行われ、ペレット中の
Zn量を著しく低減すると共に、還元率が高くなり金属
鉄の焼結が進行することにより、還元ペレットの強度を
高めることを可能とするものである(請求項5)。
ダスト、転炉ダスト、焼結ダスト、電炉ダストまたはこ
れらの混合物を用いることができ、これらのダストを用
いることにより、産業廃棄物の量を減少させることを可
能とするものである(請求項7)。
用いることにより、ペレットの昇温速度を速くすること
を可能とするものである(請求項8)。これは、コーク
スは揮発成分を殆ど有しないので、前述のペレットの還
元、焼結が生じにくい温度領域(150〜900℃)で
の揮発成分の蒸発に伴うガス圧の上昇がなくペレットの
粉化が生じないことにより可能となるものである。ペレ
ットの焼成に、回転炉床炉を用いることにより、還元ペ
レットを多量かつ、効率よく製造することを可能とする
ものである(請求項9)。
図である。
熱した場合のペレットの還元率、脱Zn率および原形率
におよぼす炭素量の影響を示す図である。
及ぼす還元温度の影響を示す図である。
した場合の還元ペレットの原形率および圧潰強度におよ
ぼすペレットの昇温速度の影響を示す図である。
示す概念図である。
との比(C/O)と還元ペレットの還元率、脱Zn率お
よび原形率との関係を示す図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 還元鉄ペレットの製造方法であって、下
記の工程からなるもの。 (1)酸化鉄と酸化Znを含有する1種又は2種以上の
ダストと、このダストを結合するのに十分な量の結合剤
とを含む混合原料に鉄とZnの合計量の7から60質量
%の炭素量となるように炭材を調整し、水分を添加して
炭材を内装した生ペレットに造粒する工程と、(2)こ
の造粒した生ペレットを乾燥して乾燥ペレットを製造す
る工程と、(3)この乾燥ペレットを焼結炉内に装入す
る工程と、(4)この乾燥ペレットを輻射を主とする伝
熱により前記ペレットの150から900℃までの昇温
速度を3〜13℃/秒になるように加熱し、ついで、酸
化Znの還元およびZnの揮発を行なうと共に、酸化鉄
を還元する工程。 - 【請求項2】 上記請求項1の工程(1)における炭素
量が、鉄とZnの合計量の13から60質量%である請
求項1に記載の還元鉄ペレットの製造方法。 - 【請求項3】 上記請求項1の工程(1)における炭素
量が、鉄とZnの合計量の13から45質量%である請
求項1に記載の還元鉄ペレットの製造方法。 - 【請求項4】 上記請求項1の工程(4)における昇温
速度が、5〜10℃/秒である請求項1に記載の還元鉄
ペレットの製造方法。 - 【請求項5】 上記請求項1の工程(4)において、酸
化鉄および酸化Znの還元を1100から1350℃で
行う請求項1に記載の還元鉄ペレットの製造方法。 - 【請求項6】 上記請求項1の工程(4)において、酸
化鉄および酸化Znの還元を1200から1350℃で
行う請求項1に記載の還元鉄ペレットの製造方法。 - 【請求項7】 上記請求項1の工程(1)におけるダス
トが、炭材を含有する高炉ダスト、転炉ダスト、焼結ダ
スト、電炉ダストまたはこれらの混合物である請求項1
に記載の還元鉄ペレットの製造方法。 - 【請求項8】 上記請求項1の工程(1)における炭材
がコークス成分からなる請求項1に記載の還元鉄ペレッ
トの製造方法。 - 【請求項9】 上記請求項1の工程(3)における焼結
炉として、回転炉床炉を用いる請求項1に記載の還元鉄
ペレットの製造方法。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1つに記
載の還元鉄ペレットの製造方法よって製造された還元鉄
ペレット。
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JP35913298A JP3043325B2 (ja) | 1997-12-18 | 1998-12-17 | 還元鉄ペレットの製造方法およびこの方法で製造した還元鉄ペレット |
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- 1998-12-17 JP JP35913298A patent/JP3043325B2/ja not_active Expired - Lifetime
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