JP2022157829A - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、軽量でコンパクトな形状のウインドスクリーンを備える鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
図1、図2に示すように、鞍乗り型車両10は、車体フレーム11及びパワーユニット12等によって構成される車体を覆う車体カバー30を備える。
車体カバー30は、ヘッドパイプ18及びフロントフォーク14の上部を前方及び左右側方から覆うフロントカウル31と、フロントカウル31の後方で、燃料タンク29の側面を外側方から覆う左右一対のサイドカバー32と、を備える。
フロントカウル31には、左右一対のヘッドライト38が設けられる。フロントカウル31の開口には、ラジエータ39(図2参照)が配置されている。
フロントカウル31は、ヘッドライト38の上方を覆うフロントアッパーカウル41と、ヘッドライト38の下方で鞍乗り型車両10の前端部を覆うフロント前端カウル42と、ヘッドライト38から後方に延びる左右一対のフロントサイドカウル43と、フロントサイドカウル43の下方を覆う左右一対のフロントロアーカウル44と、を備える。
フロントアッパーカウル41の後方には、メーターバイザー36が配置される。
メーターバイザー36は略左右対称に形成されている。メーターバイザー36は、フロントアッパーカウル41の内側に配置されたベース部51と、ベース部51の後部中央から上方に突出するメーターカバー部52と、メーターカバー部52の上端から後上がりに延出する庇状のバイザー部53と、を備える。
スクリーンステー54は、折り曲げ板状である。スクリーンステー54は、スライド孔51Dを貫通して上方に延出する板状の延出部54Aと、延出部54Aの上端で車幅方向外側に折り曲げられた板状の支持部54Bと、を備える。
支持部54Bには、上下一対の支持孔54B1が形成されている。支持部54Bには、ウインドスクリーン37が支持される。本実施の形態では、アジャスター55(図5参照)を介して、ウインドスクリーン37がスクリーンステー54に支持される。
本体部55Aには、スクリーンステー54の支持孔54B1に対応して、ボルト挿通孔55A1が形成されている。また、アジャスター55の保護部55Bは、スクリーンステー54の延出部54Aを前方から覆う。保護部55Bには、前方に凸に湾曲した断面形状の前端導風面55B1と、前端導風面55B1の車幅方向内端から後方に延びる平坦な後部導風面55B2とが形成されている。
センター面37Aは、略平坦に形成されている。センター面37Aは、側面視では、後上がりに傾斜している。センター面37Aは、正面視では、上方に進むに連れて幅広となる四角状に形成されている。
サイド面37Bは、センター面37Aの側部に接続されている。サイド面37Bは、センター面37Aに対して後方に緩やかに曲がっており、車幅方向外側に進むに連れて後方に湾曲している。サイド面37Bは、正面視では、上下方向中央部が車幅方向外側に突出した略三角形状をしている。
下辺37Dには、上方に凹んだ扁平U字形状の下側の切り欠き部37D1が形成されている。下側の切り欠き部37D1を通じて、走行風がメーターバイザー36側に進入可能となっている。メーターバイザー36側に進入した走行風は、スクリーンステー54の前端導風面55B1と後部導風面55B2とに案内されながら、メーターバイザー36の傾斜面51A、52A、53Aに沿って後方に流れ易くなっている。
ウインドスクリーン37には、下辺37Dおよび上辺37Eに、切り欠き部37D1および切り欠き部37E1がそれぞれ設けられているため、上下方向にコンパクトなウインドスクリーン37とされている。よって、下辺37Dおよび上辺37Eに、切り欠き部37D1、37E1がそれぞれ設けられていない場合に比べて、軽量でコンパクトなウインドスクリーン37とすることができる。
よって、本実施の形態では、ウインドスクリーン37とメーターバイザー36とにより、走行風を、走行抵抗が抑制された状態で後方に流し易くなっている。
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
この構成によれば、上辺に切り欠き部を設けることで、切り欠き部を有しない場合に比べて、軽量でコンパクトな形状のウインドスクリーンとすることができる。
この構成によれば、ウインドスクリーンの切り欠き部にメーターバイザーが設けられることでウインドスクリーンと併せてメーターバイザーに風防機能及び導風機能を持たせることができる。
この構成によれば、ウインドスクリーンとメーターバイザーを併せて走行風を車両後方に流すことができる。
この構成によれば、走行風をなだらかに流すことができる。
この構成によれば、走行風をなだらかに流すことができる。
この構成によれば、走行風の一部を、メーターバイザーを避けて後ろに流すことができる。
31 フロントカウル
35 メーター
36 メーターバイザー
37 ウインドスクリーン
37A センター面(傾斜面)
37E 上辺
37E1 切り欠き部
37G 開口
53A 傾斜面
53A1 上辺
θ3 仰角
Claims (6)
- フロントカウル(31)にウインドスクリーン(37)を備える鞍乗り型車両において、
前記フロントカウル(31)には、メーター(35)が設置されており、前記ウインドスクリーン(37)は前記メーター(35)よりも前方に設置され、前記ウインドスクリーン(37)の上辺(37E)は、下方に凹む切り欠き部(37E1)を有することを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記メーター(35)には、メーターバイザー(36)が設けられており、
前記メーターバイザー(36)は、正面視で、前記ウインドスクリーン(37)の前記切り欠き部(37E1)に露出するように設置されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。 - 前記メーターバイザー(36)の上辺(53A1)は、前記ウインドスクリーン(37)の上辺(37E)よりも上方に位置することを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
- 前記メーターバイザー(36)の上辺(53A1)は、前下がりの傾斜面(53A)に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
- 前記傾斜面(53A)は、前記ウインドスクリーン(37)の傾斜面(37A)よりも仰角(θ3)が小さいことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
- 前記ウインドスクリーン(37)には左右一対の開口(37G)が設けられ、前記開口(37G)は、前記メーターバイザー(36)よりも幅方向外側に位置することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
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