JP2022157490A - サニタリールームの間仕切り装置 - Google Patents

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直樹 坂本
Naoki Sakamoto
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Abstract

【課題】 サニタリールームの間仕切り装置の支持強度を高める。【解決手段】サニタリールームの浴室と隣接室の境界を仕切り、ドア部7と仕切り壁部8とを左右に備えた間仕切り装置5である。サニタリールームの壁面3は、上下方向に沿って凸部1,2と凹部4を有している。仕切り壁部8が、壁パネル30と、壁パネル30を支持する支持手段Sを備えている。支持手段Sは、壁パネル30における壁面3の反対側の側縁31aを支持する縦額縁11と、壁パネル30の上縁30bと下縁30cをそれぞれ支持する上額縁12および下額縁13を有している。さらに支持手段Sは、凹部4において壁面3に設置された縦額縁構造20を有しており、この縦額縁構造20により、壁パネル30の壁面3側の側縁31dが支持される。【選択図】図2

Description

本発明は、サニタリールームの浴室と隣接室を仕切る間仕切り装置に関する。
特許文献1に示すように、サニタリールームの浴室と隣接室の境界には間仕切り装置が設置されている。この間仕切り装置は、ドア部と仕切り壁部とを左右に配置することにより構成されている。仕切り壁部は、矩形の壁フレームに矩形の壁パネルを装着することにより構成されている。
特開2017-44055号公報
特許文献1に示すように、サニタリールームの壁面が上下方向に平らであれば、上述したように矩形の壁フレームを用いて矩形の壁パネルを支持することができる。すなわち、壁フレームは、左右の縦額縁と上額縁と下額縁とを有しており、壁パネルの両側縁、上下縁をしっかりと支持することができる。
しかし、サニタリールームの壁面は、配管収容部や梁等のため上下方向に凹凸形状となる場合がある。この場合には、壁フレームは凹凸を有する壁面側に縦額縁を配置することができずコ字形となり、壁パネルは、壁面と反対側の側縁及び上下縁だけで支持されるため、支持が不安定になる。
前記問題点を解決するために、本発明は、サニタリールームの浴室と隣接室の境界を仕切り、ドア部と仕切り壁部とを左右に備えた間仕切り装置において、
前記サニタリールームの壁面が、上下方向に沿って凸部と凹部を有しており、前記仕切り壁部が、壁パネルと、前記壁パネルを支持する支持手段を備えており、前記支持手段は、前記壁パネルにおける前記壁面の反対側の側縁を支持する縦額縁と、前記壁パネルの上縁と下縁をそれぞれ支持する上額縁および下額縁を有するとともに、前記凹部において前記壁面に設置された縦額縁構造を有し、前記壁パネルの前記壁面側の側縁が、前記縦額縁構造に支持されることを特徴とする。
上記構成によれば、壁パネルは上下縁と壁面と反対側の側縁のみならず、縦額縁構造により壁面側の側縁も支持されるので、壁パネルの支持強度を高めることができる。
好ましくは、前記縦額縁構造は、前記壁面に固定される壁側固定部と、前記壁パネルの前記壁面側の側縁を支持する縦額縁部とを有し、前記壁側固定部と縦額縁部は、前記境界に沿って延びるとともに互いに接した状態で連結される連結板部を有している。
上記構成によれば、前記壁側固定部と縦額縁部の連結板部の連結位置を変えることにより、縦額縁部を所望の位置に配置することができる。
好ましくは、前記壁パネルは、前記壁面の前記凸部に対応した切欠部を有し、前記壁面側の側縁が、前記凹部に入り込んでいる。
上記構成によれば、壁面の凹部が深い場合に、壁パネルの壁面側の側縁が凹部に入り込むことにより、縦額縁構造の幅を過大に広げずに済む。
好ましくは、前記浴室に設置されたユニットバスの前記隣接室側の壁と前記壁パネルとの間の間隙には、前記間隙と前記切欠部との間を遮断する断熱材が、充填されている。
上記構成によれば、切欠部に起因する空気の流通を抑制することにより、高い断熱性を得ることができる。
好ましくは、前記切欠部の縁と前記凸部との間に形成された隙間が、カバー材により塞がれている。
上記構成によれば、切欠部による外観の悪化を防止することができる。
本発明によれば、間仕切り装置の仕切り壁部の壁パネルを安定して支持することができる。
本発明の一実施形態に係るサニタリールームの間仕切り装置を、脱衣室側から見た正面図であり、壁パネルを装着した状態を示す。 壁パネルと壁面の凸部との間の隙間をカバー材で隠した状態を示す図1相当図である。 図2のA-A矢視断面図である。 図2のB-B矢視断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1、図2は、コンクリート造の集合住宅のサニタリールームを示す。本実施形態のサニタリールームの隅部には、浴室と脱衣室(隣接室)にわたって梁1が通っており、脱衣室側の躯体壁には、配管等を収容する収容部2が設置されている。その結果、サニタリールームの壁面3は、浴室と脱衣室の境界において上下方向に平らではなく、凹凸形状をなしている。以下、梁1と収容部2を単に壁面3の凸部と称し、梁1と収容部2の間を壁面の凹部4と称する。
浴室と脱衣室を仕切る間仕切り装置5は、上枠6と、この上枠6の下側において上記壁面3の反対側に配置されたドア部7と、壁面3側に配置された仕切り壁部8とを、備えている。ドア部7は、縦長の矩形をなすドアフレーム7aと、このドアフレーム7aにより画成された出入口を開閉するドア7bとを有している。ドアフレーム7aは、壁面3の反対側に配置された方立9aと、間仕切り装置5の中間位置に配置された方立9bとの間に配置され、これら方立9a,9bと上枠6により支持されている。
仕切り壁部8は、壁フレーム10と、縦額縁構造20と、壁パネル30と、を備えている。壁フレーム10と縦額縁構造20は、壁パネル30を支持する支持手段Sを構成している。
壁フレーム10は、方立9aに支持される縦額縁11と、上枠6に支持される上額縁12と、床側の下枠(図示しない)に支持される下額縁13とを有してコ字形をなしている。
縦額縁構造20は、上記凹部4において壁面3に設置されており、凹部4の高さと同じ長さを有し垂直に起立している。縦額縁構造20は6つの押出型材からなり、大別して壁側固定部20Aと縦額縁部20Bとを有している。以下、詳述する。
壁側固定部20Aは、固定部材21と第1連結部材22を含む。固定部材21は、壁面3に固定される矩形の基部21aと、この基部21aの脱衣室側の面から、浴室と脱衣室の境界に沿って壁面3の反対方向に延びる板部21bとを有している。基部21aの浴室側の面には第1連結部材22の一端部が固定されており、この第1連結部材22は境界に沿って壁面3の反対方向に延びる連結板部22aを有している。
縦額縁部20Bは、額縁本体23と押さえ部材24と第2の連結部材25とカバー部材26とを備えている。
額縁本体23は、壁面3から離れて配置され、矩形の基部23aと、この基部23aから脱衣室方向に壁パネル30と直交する方向に延びる板部23bとを有している。押さえ部材24は、額縁本体23の基部23aに固定されて板部23bと対向しており、両者の間に受入溝27が形成されている。この受入溝27は後述する壁パネル30の爪35を受け入れるための溝であり、脱衣室に向かって狭まっている。基部23aにはL字形の断面形状を有する第2連結部材25の一端部が連結されている。この第2連結部材25は、基部21の浴室側の側面に沿い壁面3から離れる方向に延びる連結板部25aを有している。
上記第1、第2連結部材22,25の連結板部22a,25a同士が互いに接した状態で連結されることにより、縦額縁部20Bは壁側固定部20Aを介して壁面3に支持されている。これら連結板部22a,25aの連結位置を変えることにより、縦額縁部20Bの壁面3からの離間距離を調節することができる。
カバー部材26は、断面L字形をなし、一端部が額縁本体21の板部21bに固定され、壁面3に向かって延びるカバー板部26aを有している。このカバー板部26aは固定部材21の板部21bの脱衣室側に重ねられており、縦額縁構造20の内部を隠している。板部21bとカバー板部26aとの間にはシール材28が介在されている。
図4に示すように、壁パネル30は、金属板等からなるパネル本体31と、パネル本体31の周縁に設けられた弾性を有する爪35(図3にのみ示す)とを有している。
図1に示すように、パネル本体31は、縦長の矩形を基本形状とし、壁面3の凸部1,2に対応する切欠部32,33を有している。
パネル本体31において、壁面3から離れた側縁31aと、上縁31bと、下縁31cと、壁面3側の側縁31d(切り欠かれずに残った側縁)の浴室側の面に、上記爪35が設けられている。切欠部32,33の縁には爪35は設けられていない。側縁31dは凹部4に入り込んでいる。
壁パネル30は、側縁31a,上縁31b,下縁31bの爪35を、壁フレーム10の縦額縁11、上額縁12、下額縁13に形成された受入溝(図示しないが、縦額縁構造20の縦額縁部20Bの受入溝27と同様の構造を有している)に嵌め込むとともに、側縁31dの爪35を縦額縁構造20の受入溝27に嵌め込むことにより、取り付けられる。
壁パネル30は、その上下縁31b、31cと壁面3と反対側の側縁31aのみならず、縦額縁構造20により壁面3側の側縁31dも支持されるので、支持強度を高めることができる。
また、壁パネル30に凸部1,2に対応して切欠部32,33が形成され、側縁31dが凹部4に入り込んでいるため、凹部4が深くても、縦額縁構造20の幅を過大に広げずに済む。
図4に示すように、壁パネル30が取り付けられた状態で、パネル本体31と浴室に設置されたユニットバスの脱衣室側の壁40との間の間隙には、壁面3側に断熱材45が配置され、壁面3の反対側には補強材46が配置されている。断熱材45は、上記間隙を埋めるようにして配置されており、切欠部32,33と間隙との間を遮断して空気の流通を抑制することにより、断熱効果を高めることができる。これら断熱材45と補強材46は、壁パネル30の取り付け前にあらかじめユニットバスの壁40に貼りつけておくのが好ましい。
図1に示すように、壁パネル30の取付状態では、切欠部32,33の縁と凸部32,33との間には、隙間50が形成されている。この隙間50は、樹脂板等からなるカバー材55をパネル本体31の脱衣室側の面に張り付けることにより、塞ぐことができる。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
浴室は浴槽を有する室に限らず、シャワー室を含む。ユニットバスは、浴槽を有さずシャワー設備だけを有するものであってもよい。
隣接室は、主として脱衣を目的とする脱衣室に限らず、浴室と隣接する室であればどのような目的の室であってもよく、洗面室を含む。
本発明は、サニタリールームの間仕切り装置に適用可能である。
1 梁(凸部)
2 収容部(凸部)
3 サニタリールームの壁面
4 凹部
5 間仕切り装置
7 ドア部
8 仕切壁部
11 縦額縁
12 上額縁
13 下額縁
20 縦額縁構造
20A 壁側固定部
20B 縦額縁部
22a,25a 連結板部
30 壁パネル
31 パネル本体
31a 壁面と反対側の側縁
31b 上縁
31c 下縁
31d 壁面側の側縁
32,33 切欠部
40 ユニットバスの壁
45 断熱材
50 隙間
55 カバー材
S 支持手段

Claims (5)

  1. サニタリールームの浴室と隣接室の境界を仕切り、ドア部と仕切り壁部とを左右に備えた間仕切り装置において、
    前記サニタリールームの壁面が、上下方向に沿って凸部と凹部を有しており、
    前記仕切り壁部が、壁パネルと、前記壁パネルを支持する支持手段を備えており、
    前記支持手段は、前記壁パネルにおける前記壁面の反対側の側縁を支持する縦額縁と、前記壁パネルの上縁と下縁をそれぞれ支持する上額縁および下額縁を有するとともに、前記凹部において前記壁面に設置された縦額縁構造を有し、
    前記壁パネルの前記壁面側の側縁が、前記縦額縁構造に支持されることを特徴とする間仕切り装置。
  2. 前記縦額縁構造は、前記壁面に固定される壁側固定部と、前記壁パネルの前記壁面側の側縁を支持する縦額縁部とを有し、前記壁側固定部と縦額縁部は、前記境界に沿って延びるとともに互いに接した状態で連結される連結板部を有していることを特徴とする請求項1に記載の間仕切り装置。
  3. 前記壁パネルは、前記壁面の前記凸部に対応した切欠部を有し、前記壁面側の側縁が、前記凹部に入り込んでいることを特徴とする請求項1または2に記載の間仕切り装置。
  4. 前記浴室に設置されたユニットバスの前記隣接室側の壁と前記壁パネルとの間の間隙には、前記間隙と前記切欠部との間を遮断する断熱材が、充填されていることを特徴とする請求項3に記載の間仕切り装置。
  5. 前記切欠部の縁と前記凸部との間に形成された隙間が、カバー材により塞がれていることを特徴とする請求項3または4に記載の間仕切り装置。

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