JP6655990B2 - 防水パン及び浴室の床構造 - Google Patents
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Description
図3に示すように保温材シート41は、本体部42と、貼付部43と、排水口設置用切欠き部44と、から構成される。保温材シート41は、略矩形状に形成される。この保温材シート41は、後述する一枚の樹脂シート45の一方側の全面にわたり形成された第1接着層46を有し、この第1接着層46の周縁部を除く少なくとも一部に保温材47が配置されることで構成される。
なお、本実施形態の第1接着層46は、例えばドット状または横筋状、縦筋状に塗布して形成することができる。また、本実施形態の保温材47には、例えばポリオレフィンフォーム材等を用いることができる。
なお、第1接着層46及び第2接着層48の形成には、従来公知の接着剤が用いられる。
先ず、樹脂シートを上述の形状を有する樹脂シート45に成形加工した後、その一方側に接着剤をドット状または横筋状、縦筋状に、ほぼ全面にわたり塗布することで、第1接着層46を形成する。
次いで、第1接着層46上に第1〜第4保温材配置部421A〜421Dの形状に合わせた保温材を貼り付ける。また、第1保温材配置部421Aの保温材上の所定の位置に、接着剤を塗布して第2接着層48を形成する。これにより、保温材シート41が製造される。
ここで、図6は、本実施形態に係る防水パン30の裏面側の平面図である。図7は、本実施形態に係る防水パン30のコーナー部の拡大斜視図である。
貼付部43を構成する貼付面43A〜43Fは、上記中央部に設けられるリブ36と、周縁部に設けられるリブ36との境部分で折り曲げられて、上記リブ36の外周面38に接着されている。これにより、保温材シート41の周縁部(貼付部43)が防水パン本体31に対して接着されることで、保温材シート41は防水パン本体31の裏面35に保持される。
ここで、図8は、本実施形態に係る浴室の床構造10の裏面側の平面図である。図9は、図8におけるA−A線断面図である。
具体的には、保温材シート41の係合用開口部425を挿通する防水パン本体31に設けられた係合部37と、フレーム20の被係合部25との位置合わせをしながら、防水パン30を水平方向にスライド移動させることにより、防水パン30をフレーム20の外周部21の枠内に配置する。このとき、係合部37と被係合部25とが互いに係合されることで、防水パン30はフレーム20に固定される。
本実施形態では、防水パン本体31と、防水パン本体31の裏面35側に配置される保温材シート41と、を備える防水パン30において、保温材シート41の裏側から順に、樹脂シート45と、樹脂シート45の表側の全面にわたり形成された第1接着層46と、第1接着層46の周縁部を除く少なくとも一部に配置された保温材47と、を設け、第1接着層46により樹脂シート45の周縁部を防水パン本体31に接着することで、保温材シート41が防水パン本体31の裏面35側に保持される構成とした。
これにより、防水パン本体31の裏面35よりも大きな樹脂シート45の周縁部に位置する第1接着層46を防水パン本体31に接着でき、樹脂シート45の一部に配置された保温材47を防水パン本体31の裏面35に確実に保持できる。そのため、フレーム20を取り付ける前に、ネジ等の固定部品を使用することなく、保温材シート41を防水パン30に容易に取り付けることができる。
また本実施形態によれば、ネジ等の固定部品を使用しないため、保温材に穴を空ける必要がなく、従来と比べて保温性能が向上する。
これにより、保温材シート41の周縁部を防水パン本体31に接着できることに加えて、リブ36とフレーム20との間で挟持できるため、保温材シート41を防水パン本体31の裏面35により確実に保持できる。また、防水パン本体31の裏面35から垂れ下がることなく該裏面35に近接した状態で保温材シート41を保持でき、保温性能が向上する。
これにより、フレーム20と、防水パン本体31のリブ36との間に保温材47が介在することがなく、より安定して防水パン30をフレーム20上に配置することができる。また、フレーム20の被係合部25と防水パン本体31の係合部37との係合をよりスムーズかつ確実に行うことができる。
これにより、防水パン本体31の裏面35に保温材シート41が取り付けられた防水パン30を浴室に搬送する際に、施工者が手掛け用開口部424から手を挿入して防水パン本体31の裏面35に設けられたリブ36等を把持することができ、防水パン30を容易に持ち運びできる。
これにより、保温材シート41の自重により撓んで垂れ下がる部位において、該垂れ下がりを解消して防水パン本体31の裏面35に近接した状態で、保温材シート41をより確実に保持できる。
上記実施形態では、フレーム配置部の第1接着層上には、保温材を設けない例で説明したが、別段これに限られず、フレームを配置する部分の第1接着層上に保温材を設けてもよい。
20…フレーム
21…外周部
23…桟部
25…被係合部
30…防水パン
31…防水パン本体
32…排水口部
35…裏面
36…リブ
41…保温材シート
42…本体部
421…保温材配置部
421A〜D…第1〜第4保温材配置部
422…フレーム配置部
424…手掛け用開口部
43…貼付部(保温材シートの周縁部)
43A〜F…貼付面
45…樹脂シート
46…第1接着層
47…保温材
48…第2接着層
Claims (3)
- 躯体上に配置されるフレームと、
該フレーム上に載置され、浴室の床を構成する防水パンであって、
防水パン本体と、
該防水パン本体の裏面側に配置される保温材シートと、を備え、
該保温材シートは、その裏側から順に、
樹脂シートと、
該樹脂シートの表側の全面にわたり形成された第1接着層と、
該第1接着層の周縁部を除く少なくとも一部に配置された保温材と、を有し、
該保温材シートは、前記第1接着層により前記樹脂シートの周縁部が前記防水パン本体に接着されることで、前記防水パン本体の裏面側に保持される防水パンと、を備え、
前記防水パン本体の裏面には、前記フレーム側に突出する複数のリブが設けられ、
前記保温材シートは、前記リブと前記フレームとの間で挟持され、
前記保温材シートは、前記保温材上の一部に形成された第2接着層をさらに有しかつ該第2接着層により前記リブに接着される浴室の床構造。 - 前記保温材シートは、前記フレームの形状に対応した位置には前記保温材が配置されておらず、該保温材が配置されていない部分が前記リブと前記フレームとの間で挟持される請求項1に記載の浴室の床構造。
- 前記保温材シートは、施工者の手が挿入可能な大きさの開口部を有する請求項1又は2に記載の浴室の床構造。
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JP2015255275A JP6655990B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 防水パン及び浴室の床構造 |
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JP2015255275A JP6655990B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 防水パン及び浴室の床構造 |
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JP2017115548A JP2017115548A (ja) | 2017-06-29 |
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Family Applications (1)
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JP2015255275A Active JP6655990B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 防水パン及び浴室の床構造 |
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- 2015-12-25 JP JP2015255275A patent/JP6655990B2/ja active Active
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