JP2022157157A - 車両データ管理システム及び車両データ管理方法 - Google Patents

車両データ管理システム及び車両データ管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2つ以上のイベントが同時期に発生したときに取得されたデータを車両から外部サーバに送信する場合において、重複するデータが送信されるのを抑える。【解決手段】車両は、所定イベントの発生時刻以前の第1期間、及び、発生時刻以降の第2期間における各種データを収集し、外部サーバにアップロードするためのデータセットを作成する。所定イベントは、アップロードの対象となる第1及び第2アップロード対象イベントを含む。データセットの作成処理では、アップロード対象イベントの間に、第1及び第2期間の少なくとも一部が重複する期間が存在するか否かが判定される。重複期間が存在すると判定された場合、優先度の比較が行われる。第1アップロード対象イベントの優先度が第2アップロード対象イベントのそれよりも低い場合、前者に関するデータセットから、重複期間における各種データが除外される。【選択図】図5

Description

本発明は、車両により取得された各種データを外部サーバにおいて管理するシステム及び方法に関する。
特開2019-040364号公報は、衝突、自動ブレーキの作動等のイベントが発生した場合、車両データを外部サーバに送信するシステムを開示する。この従来のシステムは、イベントの発生前後に取得された車両データを、車載の記憶装置の所定領域に格納する。所定領域は、イベントの種類に応じて事前に割り当てられている。従来のシステムは、また、記憶装置から車両データを読み出して、外部サーバに送信する。外部サーバは、この車両データに基づいて、イベントの種類ごとにイベントの発生頻度を計算する。外部サーバは、また、この発生頻度に基づいて所定領域の容量を調整し、調整後の容量に関する情報を車両に送信する。
特開2019-040364号公報 特開2009-076050号公報
上記従来のシステムにおいて、2つのイベントが同時期に発生した場合を考える。この場合、先発イベントの発生前後の車両データと、後発イベントの発生前後の車両データとが記憶装置に格納される。そうすると、先発イベントと後発イベントの間で、車両データの一部が重複する可能性が高い。車両データの一部が重複した状態で外部サーバに送信すると、全ての車両データの送信が完了するまでに長時間を要するおそれがある。また、重複する車両データの送信が帯域を圧迫することで、車両による他のデータの送信が遅延するおそれもある。
本発明の1つの目的は、2つ以上のイベントが同時期に発生したときに取得された各種データを車両から外部サーバに送信する場合において、重複するデータが送信されるのを抑えることが可能な技術を提供することにある。
第1の発明は、車両により取得された各種データを外部サーバにおいて管理するシステムであり、次の特徴を有する。
前記車両は、前記車両の走行中に所定イベントが発生した場合、前記所定イベントの発生時刻以前の第1期間における前記各種データと、前記発生時刻以降の第2期間における前記各種データとを収集し、前記外部サーバにアップロードするためのデータセットを作成する処理を行うように構成されている。
前記所定イベントは、前記アップロードの対象となるイベントを示す第1及び第2アップロード対象イベントを含む。前記第1及び第2アップロード対象イベントには優先度が設定されている。
前記車両は、前記データセットの作成処理において、
前記第1及び第2アップロード対象イベントの間に、前記第1及び第2期間の少なくとも一部が重複する重複期間が存在するか否かを判定し、
前記重複期間が存在すると判定された場合、前記第1及び第2アップロード対象イベントの間において前記優先度の比較を行い、
前記第1アップロード対象イベントの前記優先度が前記第2アップロード対象イベントのそれよりも低い場合、前記第1アップロード対象イベントに関する前記データセットから、前記重複期間における前記各種データを除外する。
第2の発明は、第1の発明において更に次の特徴を有する。
前記車両は、前記データセットの作成処理において、
前記第1アップロード対象イベントの前記優先度が前記第2アップロード対象イベントのそれと等しい場合、これらのイベントの発生時刻の比較を行い、
前記第1アップロード対象イベントの発生時刻が前記第2アップロード対象イベントのそれよりも前の場合、前記第1アップロード対象イベントに関する前記データセットから、前記重複期間における前記各種データを除外する。
第3の発明は、第1又は2の発明において更に次の特徴を有する。
前記車両は、更に、
前記車両の走行中に発生した前記所定イベントの発生情報を作成する処理と、
前記発生情報を前記外部サーバにアップロードする処理と、
を行うように構成されている。
前記外部サーバは、前記車両からアップロードされた前記発生情報及び前記データセットに基づいて、前記第1及び第2アップロード対象イベントに関する前記データセットを記憶装置に格納する処理を行うように構成されている。
前記発生情報は、前記所定イベントの発生時刻のデータを含む。
前記外部サーバは、前記第1及び第2アップロード対象イベントに関する前記データセットの格納処理において、
前記第1及び第2アップロード対象イベントの発生時刻のデータと、前記第1及び第2期間と、に基づいて、前記重複期間が存在するか否かを判定し、
前記重複期間が存在すると判定された場合、前記第1及び第2アップロード対象イベントに関する前記データセットの一方に基づいて、前記第1及び第2アップロード対象イベントに関する前記データセットの他方を補間する。
第4の発明は、第1~3の発明の何れか1つにおいて更に次の特徴を有する。
前記車両は、前記データセットを前記外部サーバにアップロードする処理を更に行うように構成されている。
前記車両は、前記データセットのアップロード処理において、
前記第1及び第2アップロード対象イベントの間において前記優先度の比較を行い、
前記第1アップロード対象イベントの前記優先度が前記第2アップロード対象イベントのそれよりも低い場合、前記第1アップロード対象イベントに関する前記データセットのアップロードを、前記第2アップロード対象イベントに関する前記データセットのアップロードよりも後に行う。
第5の発明は、第1~4の発明の何れか1つにおいて更に次の特徴を有する。
前記車両は、前記データセットを前記外部サーバにアップロードする処理を更に行うように構成されている。
前記車両は、前記データセットのアップロード処理において、
前記第1及び第2アップロード対象イベントの間において前記優先度の比較を行い、
前記第1アップロード対象イベントの前記優先度が前記第2アップロード対象イベントのそれと等しい場合、これらのイベントの発生時刻の比較を行い、
前記第1アップロード対象イベントの発生時刻が前記第2アップロード対象イベントのそれよりも前の場合、前記第1アップロード対象イベントに関する前記データセットのアップロードを、前記第2アップロード対象イベントに関する前記データセットのアップロードよりも前に行う。
第6の発明は、車両により取得された各種データを外部サーバにおいて管理する方法であり、次の特徴を有する。
前記車両は、前記車両の走行中に所定イベントが発生した場合、前記所定イベントの発生時刻以前の第1期間における前記各種データと、前記発生時刻以降の第2期間における前記各種データとを収集し、前記外部サーバにアップロードするためのデータセットを作成する処理を行うように構成されている。
前記所定イベントは、前記アップロードの対象となるイベントを示す第1及び第2アップロード対象イベントを含む。前記第1及び第2アップロード対象イベントには優先度が設定されている。
前記データセットの作成処理は、
前記第1及び第2アップロード対象イベントの間に、前記第1及び第2期間の少なくとも一部が重複する重複期間が存在するか否かを判定する処理と、
前記重複期間が存在すると判定された場合、前記第1及び第2アップロード対象イベントの間において前記優先度の比較を行う処理と、
前記第1アップロード対象イベントの前記優先度が前記第2アップロード対象イベントのそれよりも低い場合、前記第1アップロード対象イベントに関する前記データセットから、前記重複期間における前記各種データを除外する処理と、
を含む。
第1又は6の発明によれば、重複期間が存在すると判定された場合は、第1及び第2アップロード対象イベントの間で優先度の比較が行われる。そして、優先度の低い所定イベントのデータセットから、重複するデータが除外される。そうすると、データセットの一部が重複した状態が解消される。従って、データセットの送信の完了に長時間を要するという不具合が発生するのを抑えることが可能となる。また、データセット以外のデータの送信が遅延するのを抑えることも可能となる。
第2の発明によれば、第1アップロード対象イベントの優先度と、第2アップロード対象イベントのそれとが等しい場合は、後発の所定イベントのデータセットが作成され、先発の所定イベントのデータセットから重複するデータが除外される。従って、より重要なデータを含むと考えられる後発のイベントのデータセットを、非省略の状態で外部サーバにアップロードすることが可能となる。
第3の発明によれば、発生情報が生成されて外部サーバにアップロードされる。そのため、外部サーバで行われる第1及び第2アップロード対象イベントに関するデータセットの作成処理において、重複データを容易に補間することが可能となる。
第4の発明によれば、優先度が相対的に高い所定イベントのデータセットを、より早く外部サーバにアップロードすることが可能となる。
第5の発明によれば、優先度が等しい所定イベントが存在する場合、発生時刻がより早い所定イベントのデータセットを、より早く外部サーバにアップロードすることが可能となる。
実施形態に係るデータ管理の概要を説明する図である。 外部サーバから車両に送信される収集指示の一例を示す図である。 収集対象イベントが発生した場合の処理の概要を説明する図である。 アップロード対象イベントのデータセットの作成処理の問題点を説明する図である。 アップロード対象イベントのデータセットの作成処理の改良点を説明する図である。 車両及び外部サーバの構成例を示すブロック図である。 収集対象イベントのデータセットを作成する場合に、車両において行われる処理の一例を示すフローチャートである。 収集対象イベントのデータセットを作成する場合に、車両において行われる処理の一例を示すフローチャートである。 アップロード対象イベントのデータセットを外部サーバにアップロードする場合、車両において行われる処理の一例を示すフローチャートである。 管理対象イベントのデータセットを作成する場合に、外部サーバにおいて行われる処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る車両データ管理システム(以下、単に「管理システム」とも称す。)及び車両データ管理方法について説明する。尚、実施形態に係る車両データ管理方法は、実施形態に係る管理システムにおいて行われるコンピュータ処理により実現される。また、各図において、同一又は相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化し又は省略する。
1.実施形態の概要
1-1.データ管理
図1は、実施形態に係るデータ管理の概要を説明する図である。図1に示される車両データ管理システム1は、車両2と、外部サーバ3と、を備えている。車両2と外部サーバ3の間の通信は、ネットワーク4を介して行われる。この通信において、車両2から外部サーバ3には通信データCOM2が送信される。通信データCOM2は、外部サーバ3の記憶装置31に格納される。一方、外部サーバ3から車両2には通信データCOM3が送信される。通信データCOM3は、車両2の記憶装置21に格納される。
通信データCOM2としては、車両2の走行中に発生した所定イベントPEの発生情報OCRと、データセットDSETと、が例示される。データセットDSETは、所定イベントPE(より正確には、アップロード対象イベントUTE)が発生した場合に収集される各種データの集合である。所定イベントPEの収集は、所定イベントPEの発生をトリガとして車両2により行われる。アップロード対象イベントUTEとは、所定イベントPEのうち、外部サーバ3へのアップロードが必要なイベントである。発生情報OCR及びデータセットDSETの詳細については後述される。
通信データCOM3としては、収集指示INSが例示される。収集指示INSでは、所定イベントPEなどが特定される。収集指示INSは、1日のうちの所定タイミングにおいて(例えば、車両2のイグニッションONのタイミング)、外部サーバ3から車両2に提供される。収集指示INSのオリジナルデータは、外部サーバ3の記憶装置に格納されている。このオリジナルデータの内容は、外部サーバ3により更新される。
図2は、収集指示INSの一例を示す図である。図2に示される例では、収集指示INSが、グループID、イベントID、イベント名、イベント判定On/Off、優先度、及びアップロードOn/Offの項目を含んでいる。尚、収集指示INSは、これらの項目以外の他の項目を含んでいてもよい。他の項目としては、各種データを取得するパターン、及び、各種データを取得する地点(緯度及び経度)のリストが例示される。
グループIDは、所定イベントPEの属するグループを識別する項目である。図2に示される例では、グループIDとしてGI1、GI2及びGIm(mは3以上の自然数)が設定されている。GI1は、例えば、車両2の走行に関するグループのIDである。GI2は、例えば、車両2による外部認識に関するグループのIDである。GImは、例えば、車両2に搭載された各種システムの異常発生に関するグループのIDである。
イベントIDは、所定イベントPEを識別する項目である。図2に示される例では、GI1のイベントIDとしてEI1及びEI2が設定されている。EI1は、例えば、車両2の加速又は減速を示すIDである。EI2は、例えば、運転交代要求(TD: Transition Demand)の検出を示すIDである。GI2のイベントIDには、EI3~EI5が設定されている。EI3は、例えば、誤認識を示すIDである。EI4は、例えば、雲の検出を示すIDである。EI5は、例えば、雨滴の検出を示すIDである。GImのイベントIDには、EInが設定されている(nは3以上の自然数)。EInは、例えば、異常信号の検出を示すIDである。
イベント名ENは、所定イベントPEの内容を端的に示す項目である。図2に示される例では、イベント名ENとしてEN1~ENnが設定されている。EN1~ENnは、EI1~EInにそれぞれ対応している。
優先度PLは、所定イベントPEが発生した場合に行うデータの収集、及び、収集したデータの外部サーバ3へのアップロードの優先順位を示す項目である。図2に示される例では、優先度PLが1~5の5段階に分けられている。優先度PLの数字が大きいほど、所定イベントPEのデータ収集が優先される。また、優先度PLの数字が大きいほど、収集データのアップロードが優先される。
イベント判定On/Offは、所定イベントPEを収集対象イベントCTEとして取り扱うか否かを示す項目である。収集対象イベントCTEとは、所定イベントPEのうち、記憶装置21への格納が必要なイベントである。イベント判定が「On」の所定イベントPEは、収集対象イベントCTEとして取り扱われる。イベント判定が「Off」の所定イベントPEは、収集対象イベントCTEとして取り扱われない。
アップロード判定On/Offは、所定イベントPEをアップロード対象イベントUTEとして取り扱うか否かを示す項目である。アップロード判定が「On」の所定イベントPEは、アップロード対象イベントUTEとして取り扱われる。アップロード判定が「Off」の所定イベントPEは、アップロード対象イベントUTEとして取り扱われない。
アップロード判定On/Offの項目と、イベント判定On/Offの項目とを比較すると分かるように、イベント判定が「On」であり、かつ、アップロード判定が「Off」の所定イベントPEが存在する。このような所定イベントPEの発生をトリガとして収集された各種データは、外部サーバ3にアップロードされない。
1-2.所定イベントPEが発生した場合の処理
図3は、所定イベントPEが発生した場合に行われる処理を説明する図である。車両2は、所定イベントPEの発生を検出する。所定イベントPEの発生が検出された場合、車両2は、この所定イベントPEの発生情報OCR_PEを生成する。発生情報OCR_PEは、所定イベントPEのイベントIDのデータと、所定イベントPEの発生時刻のデータ(例えば、タイムスタンプ)と、を含んでいる。尚、発生情報OCR_PEは、所定イベントPEの発生時刻までの車両2の走行距離のデータを更に含んでもよい。
尚、発生情報OCR_PEによれば、イベント判定が「On」であり、かつ、アップロード判定が「Off」の所定イベントPEの発生の情報も外部サーバ3にアップロードすることが可能となる。また、イベント判定が「Off」の所定イベントPEの発生の情報を、外部サーバ3にアップロードすることも可能となる。外部サーバ3にアップロードされた所定イベントPEの発生の情報は、イベント判定On/Offや、アップロード判定On/Offの項目の更新に活用される。
図3に示される例では、時刻T1においてイベントID=EI3の所定イベントPEが発生している。また、時刻T2においてイベントID=EI1の所定イベントPEが発生している。尚、イベントID=EI1の所定イベントPE及びイベントID=EI3所定イベントPEは、イベント判定が「On」の所定イベントPE(つまり、収集対象イベントCTE)に該当する(図2参照)。
イベントID=EI3の所定イベントPEの発生情報OCR_EI3と、イベントID=EI1の所定イベントPEの発生情報OCR_EI1とはリスト化され、記憶装置21に格納される。発生情報OCR_PEのリストLST_OCR_PEは、外部サーバ3へのアップロード時に記憶装置21から読み出され、外部サーバ3に送信される。
発生した所定イベントPEが収集対象イベントCTEに該当する場合、収集対象イベントCTEのデータセットDSET_CTEを作成する処理が行われる。作成されたデータセットDSET_CTEは、記憶装置21に格納される。データセットDSET_CTEの作成処理は、発生情報OCR_PEの生成処理の後、又は、この生成処理と並行して行われる。データセットDSET_CTEの作成処理では、収集対象イベントCTEの発生時刻を基準として、各種データのキャッシュ(すなわち、一時保存データ)を抽出がされる。
抽出の対象となる各種データとしては、画像データIMG、センサデータSNS及びパラメータデータPRMが例示される。画像データIMGは、車両2のカメラにより取得されたデータである。センサデータSNSは、車両2の各種センサ(内部センサ及び外部センサ)により取得されたデータである。パラメータデータPRMは、車両2の各種制御に使用されたパラメータのデータである。以下、抽出された各種データのキャッシュを、「抽出データEXT_CTE」と総称する。
抽出データEXTを抽出する期間は、発生時刻(すなわち、時刻T1及びT2)以前の第1期間P1、及び、この発生時刻以降の第2期間P2である。第1期間P1及び第2期間P2の長さは、例えば、5~15秒である。
図3に示される例では、時刻T1以前の第1期間P1における各種データのキャッシュから、抽出データEXT_CTEとしての抽出データEXT_EI3_P1が生成される。また、時刻T1以降の第2期間P2における各種データのキャッシュから、抽出データEXT_CTEとしての抽出データEXT_EI3_P2が生成される。時刻T2以前及び以降においても同様に、抽出データEXT_EI1_P1及びEXT_EI1_P2が生成される。
抽出データEXT_EI3_P1及びEXT_EI3_P2は、イベントID=EI3の所定イベントPEのデータセットDSET_CTEを構成する。抽出データEXT_EI1_P1及びEXT_EI1_P2は、イベントID=EI1の所定イベントPEのデータセットDSET_CTEを構成する。これらのデータセットDSET_CTEに含まれる各種データのデータ名はリスト化される。データ名のリストLST_DSET_CTEは、記憶装置21に格納される。
発生した所定イベントPEがアップロード対象イベントUTEに該当する場合、アップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEを作成する処理も行われる。データセットDSET_UTEの作成処理は、データセットDSET_CTEの作成処理と並行して行われる。データセットDSET_UTEの作成処理は、図3の説明における「収集対象イベントCTE」を、「アップロード対象イベントUTE」に読み替えることにより説明される。
尚、イベントID=EI1の所定イベントPE及びイベントID=EI3の所定イベントPEは、アップロード判定が「On」の所定イベントPE(つまり、アップロード対象イベントUTE)に該当する(図2参照)。そのため、イベントID=EI1の所定イベントPEは、本願における「第1及び第2アップロード対象イベント」の一方に相当する。また、イベント=EI3の所定イベントPEは、本願における「第1及び第2アップロード対象イベント」の他方に相当する。
1-3.データセットDSET_UTEの作成処理の改良
図4は、データセットDSET_UTEの作成処理の問題点を説明する図である。図4では、時刻T1においてイベントID=EIx(1≦x≦n)の所定イベントPEが発生している。また、時刻T2においてイベントID=EIy(1≦y≦n)の所定イベントPEが発生している。尚、これらの所定イベントPEは、アップロード判定が「On」の所定イベントPE(つまり、アップロード対象イベントUTE)に該当すると仮定する。
図4に示される例では、時刻T2以前の第1期間P1が、時刻T1以降の第2期間P2と重複している。時刻T2以前の第1期間P1は、また、時刻T1以前の第1期間P1とも重複している。更に、時刻T2以降の第2期間P2が、時刻T1以降の第2期間P2と重複している。そのため、時刻T4~T5の重複期間OVLが存在する。
重複期間OVLが存在する場合、抽出データEXT_EIxの一部が抽出データEXT_EIyと重複した状態で、データセットDSET_UTEが作成されて記憶装置21に格納される。しかし、このデータセットDSET_UTEを記憶装置21から読み出してそのまま外部サーバ3にアップロードすることは、全てのデータセットの送信が完了するまでに長時間を要するおそれがある。また、重複するデータの送信が帯域を圧迫することで、車両2による他のデータの送信が遅延するおそれもある。
そこで、実施形態に係る管理システムでは、あるアップロード対象イベントUTE(例えば、イベントID=EI3の所定イベントPE)のデータセットDSET_UTEの作成処理中に、別のアップロード対象イベントUTE(例えば、イベントID=EI1の所定イベントPE)が発生した場合は、これらのアップロード対象イベントUTEの優先度PLを比較する。そして、この比較の結果に基づいて、重複期間OVLを有する2種類のアップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEの作成処理を行う。
図5は、データセットDSET_UTEの作成処理の改良点を説明する図である。図5に描かれるアップロード対象イベントUTEの発生状況は、図4に示したそれと共通する。即ち、図5に示される例でも、時刻T4~T5の重複期間OVLが存在する。尚、イベントID=EIxの所定イベントPEは、本願における「第1及び第2アップロード対象イベント」の一方に相当する。また、イベント=EIyの所定イベントPEは、本願における「第1及び第2アップロード対象イベント」の他方に相当する。
図5には、優先度PLの大小関係に応じた3つのパターンが描かれている。図5(i)には、イベントID=EIxの所定イベントPEの優先度PL_EIxが、イベントID=EIyの所定イベントPEの優先度PL_EIyよりも高い場合(PL_EIx>PL_EIy)の作成処理の例が示されている。図5(ii)には、優先度PL_EIxが優先度PL_EIyよりも低い場合(PL_EIx<PL_EIy)の作成処理の例が示されている。図5(iii)には、優先度PL_EIxが優先度PL_EIyと等しい場合(PL_EIx=PL_EIy)の作成処理の例が示されている。
図5(i)に示される例では、イベントID=EIxの所定イベントPEの発生の検出をトリガとして、そのデータセットDSET_UTEの作成が行われる。イベントID=EIxの所定イベントPEのデータセットDSET_UTEの作成は、時刻T3~T5における各種データを抽出することにより行われる。イベントID=EIyの所定イベントPEのデータセットDSET_UTEの作成は、時刻T5~T6における各種データを抽出することにより行われる。この結果、抽出データEXT_EIxは、時刻T3~T5のデータから構成される。一方、抽出データEXT_EIyは、時刻T5~T6のデータから構成される。
図5(ii)に示される例でも、イベントID=EIxの所定イベントPEの発生の検出をトリガとして、そのデータセットDSET_UTEの作成が行われる。ただし、イベントID=EIyの所定イベントPEの発生の検出をトリガとして、イベントID=EIxの所定イベントPEのデータセットDSET_UTEの作成が中止される。その代わりに、イベントID=EIyの所定イベントPEのデータセットDSET_UTEの作成が行われる。
イベントID=EIyの所定イベントPEのデータセットDSET_UTEの作成は、時刻T4~T6における各種データを抽出することにより行われる。時刻T4~T2のデータは、イベントID=EIxの所定イベントPEのデータセットDSET_UTEから削除される。この結果、抽出データEXT_EIxは、時刻T3~T4のデータから構成される。一方、抽出データEXT_EIyは、時刻T4~T6のデータから構成される。
図5(ii)に示した例同様、図5(iii)に示される例では、イベントID=EIyの所定イベントPEの発生の検出をトリガとして、イベントID=EIxの所定イベントPEのデータセットDSET_UTEの作成が中止される。その代わりに、イベントID=EIyの所定イベントPEのデータセットDSET_UTEの作成が行われる。イベントID=EIyの所定イベントPEのデータセットDSET_UTEの作成を行う理由は、先発イベントよりも後発イベントの方がより重要なデータが得られるケースが多いためである。この結果、抽出データEXT_EIx及びEXT_EIyは、図5(ii)に示した例と同じになる。
このように、実施形態に係る管理システムによれば、重複期間OVLが存在する場合はアップロード対象イベントUTEの優先度PLの比較が行われる。そして、優先度PLの高いアップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEが作成され、優先度PLの低いアップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEから重複するデータが除外される。従って、上述した不具合が発生するのを抑えることが可能となる。
以下、実施形態に係る管理システムについて詳細に説明する。
2.車両データ管理システム
2-1.車両の構成例
図6は、車両及び外部サーバの構成例を示すブロック図である。図6に示されるように、車両2は、記憶装置21と、GNSS(Global Navigation Satellite System)装置22と、内部センサ23と、外部センサ24と、地図データベース(地図DB)25と、通信装置26と、データ処理装置27と、を備えている。記憶装置21等の要素と、データ処理装置27とは、例えば、車載のネットワーク(例えば、CAN(Controller Area Network))により接続されている。
記憶装置21は、ハードディスク、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。記憶装置21には、収集指示INS、発生情報OCR_PE、データセットDSET_CTE及びデータセットDSET_UTEが格納される。発生情報OCR_PEは、リストLST_OCR_PEとして記憶装置21に格納されていてもよい。データ名のリストLST_DSET_CTE及びLST_DSET_UTEも、記憶装置21に格納される。尚、リストLST_DSET_UTEは、データセットDSET_UTEに含まれる各種データのデータ名のリストである。
GNSS装置22は、3個以上の人工衛星からの信号を受信する装置である。GNSS装置22は、車両2の位置データ(具体的には、緯度及び経度データをいう。以下同じ。)を取得する。GNSS装置22は、受信した信号に基づいて、車両2の位置及び姿勢(方位)を計算する。GNSS装置22は、位置及び姿勢のデータをデータ処理装置27に送信する。
内部センサ23は、車両2の走行状況に関するデータを取得する。内部センサ23としては、車輪速センサ、加速度センサ、ヨーレートセンサ及び操舵角センサが例示される。車輪速センサは、車両2の各車輪の単位時間あたりの回転速度を検出する。加速度センサは、車両2の加速度を検出する。ヨーレートセンサは、車両2の重心の鉛直軸周りのヨーレートを検出する。操舵角センサは、ステアリングホイールの操舵角を検出する。内部センサ23は、取得したデータをデータ処理装置27に送信する。
外部センサ24は、車両2の周辺環境に関するデータを取得する。外部センサ24としては、カメラ、ミリ波レーダ及びLIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)が例示される。ミリ波レーダは、ミリ波を利用して車両2の周囲の物標を検出する。LIDARは、光を利用して車両2の周辺の物標を検出する。カメラは、車両2の外部状況を撮像する。外部センサ24は、取得したデータをデータ処理装置27に送信する。
地図データベース(地図DB)25には、地図データが格納されている。地図データとしては、道路の位置データ、道路形状のデータ(例えば、カーブ、直線の種別)、交差点及び構造物の位置データが例示される。地図データには、交通規則に関するデータも含まれている。地図データベース25は、車載の記憶装置(例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ)内に形成されている。地図データベース25は、車両2と通信可能なコンピュータ(例えば、外部サーバ3)内に形成されていてもよい。
通信装置26は、ネットワーク4の基地局(不図示)との間で無線通信を行う。この無線通信の通信規格としては、4G、LTE、または5G等の移動体通信の規格が例示される。通信装置26の接続先には、外部サーバ3が含まれる。外部サーバ3との通信において、通信装置26は、データ処理装置27から受け取った通信データCOM2を、外部サーバ3に送信する。
データ処理装置27は、各種データを処理するためのコンピュータである。データ処理装置27は、例えば、少なくとも1つのプロセッサ28と、少なくとも1つのメモリ29と、を有するマイクロコンピュータから構成される。プロセッサ28は、CPU(Central Processing Unit)を含んでいる。メモリ29は、DDRメモリなどの揮発性のメモリであり、プロセッサ28が使用するプログラムの展開及び各種データの一時保存を行う。メモリ29に記憶されているプログラムが読み出されてプロセッサ28で実行されることにより、データ処理装置27の各種の機能が実現される。データ処理装置27によるデータ処理例については後述される。
2-2.外部サーバの構成例
図6に示されるように、外部サーバ3は、記憶装置31と、地図データベース(地図DB)32と、通信装置33と、データ処理装置34と、を備えている。記憶装置31等の要素と、データ処理装置34とは、専用のネットワークにより接続されている。
記憶装置31は、ハードディスク、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。記憶装置31には、収集指示INS、発生情報OCR_PE、データセットDSET_UTE及びデータセットDSET_MTEが格納される。データセットDSET_MTEは、データセットDSET_UTEに基づいて作成される管理対象イベントMTEのデータセットDSETである。管理対象イベントMTEとは、外部サーバ3において管理される所定イベントPEである。データセットDSET_MTEは、所定イベントPEが発生したときの車両2の挙動の検証等に用いられる。データセットDSET_MTEの作成処理については後述される。
地図データベース32は、所定の記憶装置(例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ)内に形成されている。地図データベース32には、地図データが格納されている。地図データの例については既に説明したとおりである。
通信装置33は、ネットワーク4の基地局との間で無線通信を行う。この無線通信の通信規格としては、4G、LTE、または5G等の移動体通信の規格が例示される。通信装置33の通信先には、車両2が含まれる。車両2との通信において、通信装置33は、データ処理装置34から受け取った通信データCOM3を、車両2に送信する。
データ処理装置34は、各種データを処理するためのコンピュータである。データ処理装置34は、例えば、少なくとも1つのプロセッサ35と、少なくとも1つのメモリ36と、を備えている。プロセッサ35はCPUを含んでいる。メモリ36は、プロセッサ35が使用するプログラムの展開及び各種データの一時保存を行う。メモリ36に記憶されているプログラムが読み出されてプロセッサ35で実行されることにより、データ処理装置34の各種の機能が実現される。データ処理装置34によるデータ処理例については後述される。
2-3.車両において行われる処理例
2-3-1.データセット作成時の処理例
図7及び8は、データセットDSET_CTEを作成する場合に、データ処理装置27(プロセッサ28)により実行される処理の一例を示すフローチャートである。図7及び8に示されるルーチンは、発生情報OCR_PEの生成と、データセットDSET_CTEの作成とを行うためのルーチンであり、所定の制御周期で繰り返し実行される。尚、データセットDSET_UTEを作成するためのルーチンについては、図7の説明における「収集対象イベントCTE」を「アップロード対象イベントUTE」に読み替え、また、「データセットDSET_CTE」を「データセットDSET_UTE」に読み替えることにより説明される。
図7及び8に示されるルーチンでは、まず、所定イベントPEの発生が検出されたか否かが判定される(ステップS10)。ステップS10の判定結果が肯定的な場合、検出された所定イベントPEの発生情報OCR_PEが生成される。尚、説明の便宜上、ステップS10の処理において検出された所定イベントPEのイベントIDは「EIx」(1≦x≦n)であるとする。ステップS10の判定結果が否定的な場合、プロセッサ28は、ルーチンの処理を終了する。
また、ステップS10の判定結果が肯定的な場合、所定イベントPEが収集対象イベントCTEに該当するか否かが判定される(ステップS11)。ステップS11の判定は、イベントID=EIxの所定イベントPEの内容に基づいた収集指示INSの参照により行われる。ステップS11の判定結果が否定的な場合、プロセッサ28は、ルーチンの処理を終了する。
ステップS11の判定結果が肯定的な場合、データセットDSET_EIxの作成が開始される(ステップS12)。続いて、所定イベントPEの発生が検出されたか否かが判定される(ステップS13)。ステップS13の判定結果が肯定的な場合、検出された所定イベントPEの発生情報OCR_PEが生成される。尚、説明の便宜上、ステップS13の処理において検出された所定イベントPEのイベントIDは「EIy」(1≦y≦n)であるとする。
ステップS13の判定結果が否定的な場合、データセットDSET_EIxの作成が終了したか否かが判定される(ステップS14)。ステップS14の判定結果が否定的な場合、プロセッサ28は、ステップS13の処理を実行する。ステップS14の判定結果が肯定的な場合、ステップS19の処理が行われる。
ステップS13の判定結果が肯定的な場合、所定イベントPEが収集対象イベントCTEに該当するか否かが判定される(ステップS15)。ステップS15の判定は、イベントID=EIyの所定イベントPEの内容に基づいた収集指示INSの参照により行われる。ステップS15の判定結果が否定的な場合、ステップS14の処理が行われる。
ステップS15の判定結果が肯定的な場合、優先度PL_EIxが優先度PL_EIy以下であるか否かが判定される(ステップS16)。ステップS16の判定結果が肯定的な場合、データセットDSET_EIyの作成が開始される(ステップS17)。ステップS16の判定結果が否定的な場合、ステップS14の処理が行われる。
ステップS17の処理に続いて、ステップS18の処理が行われる。ステップS18の処理では、データセットDSET_EIxの作成が中止される。また、イベントID=EIx及びイベントID=EIyの所定イベントPEの発生時刻と、第1期間P1及び第2期間P2とに基づいて、重複期間OVLが計算される。そして、既に作成したデータセットDSET_EIxから、重複期間OVLにおけるデータ(重複データ)が削除される。
ステップS19の処理では、イベントID=EIyの所定イベントPEが存在しているか否かが判定される。ステップS19の処理は、イベントID=EIyの所定イベントPEであって、優先度PL_EIyが優先度PL_EIxよりも低い所定イベントPEの存在を確認するための処理である。ステップS19の判定結果が否定的な場合、プロセッサ28は、ルーチンの処理を終了する。
ステップS19の判定結果が肯定的な場合、データセットDSET_EIyの作成が開始される(ステップS20)。ステップS20の処理に続いて、データセットDSET_EIyの作成が終了したか否かが判定される(ステップS21)。ステップS20の判定結果が肯定的な場合、プロセッサ28は、ルーチンの処理を終了する。尚、ステップS21の処理は、ステップS18の処理に続いても行われる。
ステップS21の判定結果が否定的な場合、所定イベントPEの発生が検出されたか否かが判定される(ステップS22)。ステップS22の判定結果が否定的な場合、ステップS21の処理が行われる。ステップS22の判定結果が肯定的な場合、検出された所定イベントPEの発生情報OCR_PEが生成される。尚、説明の便宜上、ステップS22の処理において検出された所定イベントPEのイベントIDは「EIx」(1≦x≦n)であるとする。
ステップS22の判定結果が肯定的な場合、所定イベントPEが収集対象イベントCTEに該当するか否かが判定される(ステップS23)。ステップS23の判定は、イベントID=EIxの所定イベントPEの内容に基づいた収集指示INSの参照により行われる。ステップS23の判定結果が否定的な場合、ステップS21の処理が行われる。
ステップS23の判定結果が肯定的な場合、優先度PL_EIyが優先度PL_EIx以下であるか否かが判定される(ステップS24)。ステップS24の判定結果が肯定的な場合、データセットDSET_EIxの作成が開始される(ステップS25)。ステップS24の判定結果が否定的な場合、ステップS21の処理が行われる。
ステップS25の処理に続いて、ステップS26の処理が行われる。ステップS26の処理では、データセットDSET_EIyの作成が中止される。また、イベントID=EIx及びイベントID=EIyの所定イベントPEの発生時刻と、第1期間P1及び第2期間P2とに基づいて、重複期間OVLが計算される。そして、既に作成したデータセットDSET_EIyから、重複期間OVLにおけるデータ(重複データ)が削除される。ステップS26の処理後はステップS14の処理が行われる。
このように、図7及び8に示されるルーチンによれば、先発の所定イベントPEと後発の所定イベントPEが共に収集対象イベントCTEに該当する場合、両者の優先度PLの比較の結果に基づいてデータセットDSET_CTEの作成が行われる。
2-3-2.データセットのアップロード時の処理例
図9は、データセットDSET_UTEを外部サーバ3にアップロードする場合に、データ処理装置27(プロセッサ28)により実行される処理の一例を示すフローチャートである。図9に示されるルーチンは、所定の制御周期で繰り返し実行される。
図9に示されるルーチンでは、まず、アップロードの要求信号が送信される(ステップS30)。続いて、承認信号を受信したか否かが判定される(ステップS31)。承認信号は、アップロードの要求信号に応答して外部サーバ3から送信される信号である。承認信号は、外部サーバ3の状態に応じて送信が待機される。例えば、記憶装置31内のデータ量が許容量を超えている場合、承認信号の送信が待機される。
ステップS31の判定結果が肯定的な場合、発生情報OCR_PEが送信される(ステップS32)。続いて、データセットDSET_UTEが送信される(ステップS33)。尚、発生情報OCR_PE及びデータセットDSET_UTEの送信に際しては、これらのデータのエンコード処理が行われる。
データセットDSET_UTEのデータ量は、発生情報OCR_PEのそれよりも大きいことから、アップロードの途中で通信が途絶えるといったトラブルの発生時に、所定イベントPEの発生状況を外部サーバ3に伝えることが困難となる。この点、発生情報OCR_PEを先に送信し、データセットDSET_UTEを後に送信することで、所定イベントPEの発生状況を外部サーバ3に確実に伝えることが可能となる。
ステップS33の処理に際しては、優先度PLの高いアップロード対象のイベントUTEから順に、データセットDSET_UTEの送信が行われる。この理由は、優先度PLの高いデータセットDSET_UTEほど、外部サーバ3にとって重要なデータセットDSETであるケースが多いからである。優先度PLが等しいアップロード対象のイベントUTEについては、発生時刻が早い順に送信が行われる。この理由は、記憶装置21内のデータ量が許容量を超えている状態で新たなデータを記録する場合は、発生時刻の早いデータが削除されるからである。
そして、全てのデータセットDSET_UTEの送信が完了した場合、アップロードの終了信号が送信される(ステップS34)。
2-4.外部サーバにおいて行われる処理例
図10は、データセットDSET_MTEを作成する場合に、データ処理装置34(プロセッサ35)により実行される処理の一例を示すフローチャートである。図10に示されるルーチンは、所定の制御周期で繰り返し実行される。
図10に示されるルーチンでは、まず、発生情報OCR_PE及びデータセットDSET_UTEが取得される(ステップS40)。発生情報OCR_PE及びデータセットDSET_UTEの取得は、例えば、アップロードの終了信号を受信した後に一括して行われる。尚、データの取得に際しては、発生情報OCR_PE及びデータセットDSET_UTEのデコード処理が行われる。別の例では、発生情報OCR_PE及びデータセットDSET_UTEを記憶装置31に一旦格納し、ここから読み出す形でこれらのデータが取得される。
ステップS40の処理に続いて、データセットDSET_UTEにデータセットDSET_UTE*が含まれるか否かが判定される(ステップS41)。データセットDSET_UTE*は、重複期間OVLにおけるデータが省略されたデータセットDSET_UTEである。ステップS41の判定は、例えば、発生情報OCR_PEに含まれる発生時刻のデータと、第1期間P1及び第2期間P2と、に基づいて行われる。
ステップS41の判定結果が肯定的な場合、データセットDSET_UTE*に重複データが補間(復元)されてデータセットDSET_MTEが作成される(ステップS42)。重複データの特定は、例えば、発生情報OCR_PEに含まれる発生時刻のデータと、リストLST_DSET_UTEと、に基づいて行われる。一方、ステップS41の判定結果が否定的な場合、データセットDSET_UTEを用いてデータセットDSET_MTEが作成される(ステップS43)。
ステップS42又はS43の処理に続いて、全てのデータセットDSET_UTEの整理が終了したか否かが判定される(ステップS44)。ステップS44の判定結果が否定的な場合、ステップS41の処理が行われる。一方、ステップS44の判定結果が否定的な場合、プロセッサ35は、ルーチンの処理を終了する。
3.効果
以上説明したように、実施形態に係る管理システムによれば、重複期間OVLが存在する場合はアップロード対象イベントUTEの優先度PLの比較が行われる。そして、優先度PLの高いアップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEが作成され、優先度PLの低いアップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEから重複するデータが除外される。従って、上述した不具合が発生するのを抑えることが可能となる。
また、実施形態に係る管理システムによれば、先発のアップロード対象イベントUTEの優先度PLと、後発のアップロード対象イベントUTEのそれとが等しい場合は、後発のアップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEが作成され、先発のアップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEから重複するデータが除外される。従って、より重要なデータを含むと考えられる後発のアップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEを、非省略の状態で外部サーバ3にアップロードすることが可能となる。
また、実施形態に係る管理システムによれば、発生情報OCRが生成されて外部サーバ3にアップロードされる。そのため、外部サーバ3で行われるデータセットDSET_MTEの作成処理において、重複データを容易に補間することが可能となる。
また、実施形態に係る管理システムによれば、優先度PLが高いアップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEを、より早く外部サーバ3にアップロードすることが可能となる。また、優先度PLが等しいアップロード対象イベントUTEについては、発生時刻がより早いアップロード対象イベントUTEのデータセットDSET_UTEを、より早く外部サーバ3にアップロードすることが可能となる。
1 車両データ管理システム
2 車両
3 外部サーバ
4 ネットワーク
21,31 記憶装置
27,34 データ処理装置
P1 第1期間
P2 第2期間
PE 所定イベント
EI1~EIn イベントID
CTE 収集対象イベント
UTE アップロード対象イベント
IMG 画像データ
SNS センサデータ
PRM パラメータデータ
INS 収集指示
OCR_PE 発生情報
EXT_CTE 抽出データ
DSET データセット
DSET_CTE 収集対象イベントのデータセット
DSET_UTE アップロード対象イベントのデータセット
COM2,COM3 通信データ

Claims (6)

  1. 車両により取得された各種データを外部サーバにおいて管理する車両データ管理システムであって、
    前記車両は、前記車両の走行中に所定イベントが発生した場合、前記所定イベントの発生時刻以前の第1期間における前記各種データと、前記発生時刻以降の第2期間における前記各種データとを収集し、前記外部サーバにアップロードするためのデータセットを作成する処理を行うように構成され、
    前記所定イベントは、前記アップロードの対象となるイベントを示す第1及び第2アップロード対象イベントを含み、
    前記第1及び第2アップロード対象イベントには優先度が設定され、
    前記車両は、前記データセットの作成処理において、
    前記第1及び第2アップロード対象イベントの間に、前記第1及び第2期間の少なくとも一部が重複する重複期間が存在するか否かを判定し、
    前記重複期間が存在すると判定された場合、前記第1及び第2アップロード対象イベントの間において前記優先度の比較を行い、
    前記第1アップロード対象イベントの前記優先度が前記第2アップロード対象イベントのそれよりも低い場合、前記第1アップロード対象イベントに関する前記データセットから、前記重複期間における前記各種データを除外する
    ことを特徴とする車両データ管理システム。
  2. 請求項1に記載の車両データ管理システムであって、
    前記車両は、前記データセットの作成処理において、
    前記第1アップロード対象イベントの前記優先度が前記第2アップロード対象イベントのそれと等しい場合、これらのイベントの発生時刻の比較を行い、
    前記第1アップロード対象イベントの発生時刻が前記第2アップロード対象イベントのそれよりも前の場合、前記第1アップロード対象イベントに関する前記データセットから、前記重複期間における前記各種データを除外する
    ことを特徴とする車両データ管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両データ管理システムであって、
    前記車両は、更に、
    前記車両の走行中に発生した前記所定イベントの発生情報を作成する処理と、
    前記発生情報を前記外部サーバにアップロードする処理と、
    を行うように構成され、
    前記外部サーバは、前記車両からアップロードされた前記発生情報及び前記データセットに基づいて、前記第1及び第2アップロード対象イベントに関する前記データセットを記憶装置に格納する処理を行うように構成され、
    前記発生情報は、前記所定イベントの発生時刻のデータを含み、
    前記外部サーバは、前記第1及び第2アップロード対象イベントに関する前記データセットの格納処理において、
    前記第1及び第2アップロード対象イベントの発生時刻のデータと、前記第1及び第2期間とに基づいて、前記重複期間が存在するか否かを判定し、
    前記重複期間が存在すると判定された場合、前記第1及び第2アップロード対象イベントに関する前記データセットの一方に基づいて、前記第1及び第2アップロード対象イベントに関する前記データセットの他方を補間する
    ことを特徴とする車両データ管理システム。
  4. 請求項1~3の何れか1項に記載の車両データ管理システムであって、
    前記車両は、前記データセットを前記外部サーバにアップロードする処理を更に行うように構成され、
    前記車両は、前記データセットのアップロード処理において、
    前記第1及び第2アップロード対象イベントの間において前記優先度の比較を行い、
    前記第1アップロード対象イベントの前記優先度が前記第2アップロード対象イベントのそれよりも低い場合、前記第1アップロード対象イベントに関する前記データセットのアップロードを、前記第2アップロード対象イベントに関する前記データセットのアップロードよりも後に行う
    ことを特徴とする車両データ管理システム。
  5. 請求項1~4の何れか1項に記載の車両データ管理システムであって、
    前記車両は、前記データセットを前記外部サーバにアップロードする処理を更に行うように構成され、
    前記車両は、前記データセットのアップロード処理において、
    前記第1及び第2アップロード対象イベントの間において前記優先度の比較を行い、
    前記第1アップロード対象イベントの前記優先度が前記第2アップロード対象イベントのそれと等しい場合、これらのイベントの発生時刻の比較を行い、
    前記第1アップロード対象イベントの発生時刻が前記第2アップロード対象イベントのそれよりも前の場合、前記第1アップロード対象イベントに関する前記データセットのアップロードを、前記第2アップロード対象イベントに関する前記データセットのアップロードよりも前に行う
    ことを特徴とする車両データ管理システム。
  6. 車両により取得された各種データを外部サーバにおいて管理する車両データ管理方法であって、
    前記車両は、前記車両の走行中に所定イベントが発生した場合、前記所定イベントの発生時刻以前の第1期間における前記各種データと、前記発生時刻以降の第2期間における前記各種データとを収集し、前記外部サーバにアップロードするためのデータセットを作成する処理を行うように構成され、
    前記所定イベントは、前記アップロードの対象となるイベントを示す第1及び第2アップロード対象イベントを含み、
    前記第1及び第2アップロード対象イベントには優先度が設定され、
    前記データセットの作成処理が、
    前記第1及び第2アップロード対象イベントの間に、前記第1及び第2期間の少なくとも一部が重複する重複期間が存在するか否かを判定する処理と、
    前記重複期間が存在すると判定された場合、前記第1及び第2アップロード対象イベントの間において前記優先度の比較を行う処理と、
    前記第1アップロード対象イベントの前記優先度が前記第2アップロード対象イベントのそれよりも低い場合、前記第1アップロード対象イベントに関する前記データセットから、前記重複期間における前記各種データを除外する処理と、
    を含むことを特徴とする車両データ管理方法。
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