JP2022155767A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、印刷ジョブの実行が可能な画像形成装置に関する。
従来、印刷ジョブの実行が可能な画像形成装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1では、画像形成装置で印刷ジョブが実行されることにより、シートおよび色材などの消耗品が消費される。画像形成装置に残っている消耗品の残量が少ない場合には、画像形成装置に消耗品を補充する必要がある。
特許文献1では、画像形成装置に残っている消耗品の残量が少なくなったとき(消耗品の補充が必要なとき)、言い換えると、消耗品の残量切れが発生したとき、複数の端末装置のいずれかに対し、消耗品の残量が少ない旨の警告が通知される。なお、端末装置は、画像形成装置のユーザーにより使用されるパーソナルコンピューターである。警告を受信した端末装置のユーザーは、消耗品の補充作業を行わなければならない。
特許文献1では、複数の端末装置のうち、画像形成装置の扱いに慣れていないユーザーの端末装置に警告が通知される場合がある。この場合、警告の通知を受けたユーザーは、たとえば、他のユーザーから、消耗品の保管場所および補充方法を聞くなどの対策を取らなければならない。また、消耗品の在庫が無い場合には、消耗品を発注しなければならない。その結果、ユーザーによる消耗品の補充作業が速やかに行われないという不都合が生じ得る。
ここで、消耗品の残量切れが発生することが事前に分かっていれば、消耗品の保管場所および補充方法を画像形成装置の管理者に確認しておくことができる。また、消耗品を発注しておくこともできる。
しかし、特許文献1では、消耗品の残量切れが発生したときにのみ、その旨がユーザーに通知される。すなわち、消耗品の残量切れが発生する可能性がある場合にその旨を事前にユーザーに通知する、という処理は行われない。このため、画像形成装置で残量切れが発生した場合、画像形成装置が使用可能な状態に復帰するまでに時間がかかるという不都合が生じ得る。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、消耗品の残量切れが発生する可能性がある場合にはその旨を事前に通知することによってユーザーの利便性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一局面による画像形成装置は、ユーザーから要求された印刷ジョブを実行する印刷部と、印刷ジョブで消費された消耗品の消費量を示す消費量情報をユーザーごとに記憶する記憶部と、制御部と、を備える。制御部は、ユーザーの出勤予定を示す出勤予定情報に基づき、対象日に出勤する出勤ユーザーを認識し、出勤ユーザーの消費量情報に基づき、対象日に消費されると予測される消耗品の予測消費量を求め、消耗品の残量と予測消費量とに基づき、対象日に消耗品の残量切れが発生するか否かの予測処理を行う。
本発明の構成では、消耗品の残量切れが発生する可能性がある場合にはその旨を事前に通知することによってユーザーの利便性を向上させることができる。
<画像形成装置の構成>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、制御部11を備える。制御部11は、CPUおよびASICなどの処理回路を含む。制御部11は、画像形成装置1を制御する。また、画像形成装置1は、記憶部12を備える。記憶部12は、ROM、RAMおよびHDDなどの記憶デバイスを含む。記憶部12は、制御部11に接続される。制御部11は、記憶部12への情報の書き込みおよび記憶部12からの情報の読み出しを行う。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、制御部11を備える。制御部11は、CPUおよびASICなどの処理回路を含む。制御部11は、画像形成装置1を制御する。また、画像形成装置1は、記憶部12を備える。記憶部12は、ROM、RAMおよびHDDなどの記憶デバイスを含む。記憶部12は、制御部11に接続される。制御部11は、記憶部12への情報の書き込みおよび記憶部12からの情報の読み出しを行う。
また、画像形成装置1は、画像読取部13と印刷部14とを備える。制御部11は、画像読取部13の読取動作を制御する。制御部11は、印刷部14の印刷動作を制御する。画像読取部13および印刷部14の概略図を図2に示す。
画像読取部13は、原稿Dを光学的に読み取る。画像読取部13は、光源131およびイメージセンサー132を備える。光源131は、原稿Dに光(2点鎖線で示す)を照射する。イメージセンサー132は、原稿Dで反射された反射光(2点鎖線で示す)を受光して光電変換する。光源131およびイメージセンサー132は、画像読取部13の筐体内部に設置される。
画像読取部13の筐体上面には、コンタクトガラスCG1およびCG2が取り付けられる。コンタクトガラスCG1は、搬送読取モードで使用される。コンタクトガラスCG2は、載置読取モードで使用される。
また、画像読取部13は、原稿搬送ユニット133を備える。原稿搬送ユニット133は、画像読取部13の筐体に対して回動可能に取り付けられる。原稿搬送ユニット133は、原稿Dを搬送する。
搬送読取モードでは、原稿搬送ユニット133に原稿Dがセットされる。原稿搬送ユニット133は、コンタクトガラスCG1に向けて原稿Dを搬送する。画像読取部13は、コンタクトガラスCG1上を通過する原稿Dを読み取る。
載置読取モードでは、コンタクトガラスCG2に原稿Dがセットされる。画像読取部13は、コンタクトガラスCG2上の原稿Dを読み取る。
印刷部14は、印刷ジョブを実行する。具体的には、印刷部14は、用紙などのシートSの印刷面に色材を用いて画像を形成する。このため、印刷ジョブでは、シートSおよび色材が消費される。シートSおよび色材は、それぞれ、「消耗品」に相当する。
たとえば、印刷部14は、色材としてトナーを用い、レーザー方式で印刷を行う。この場合、トナーが「色材」に相当する。なお、印刷部14の印刷方式がインクジェット方式であってもよい。この場合には、インクが「色材」に相当する。
印刷部14は、シート搬送路(図2では、破線矢印で示す)に沿ってシートSを搬送する。また、印刷部14は、トナーを用いて画像(トナー像)を形成する。そして、印刷部14は、搬送中のシートSに画像を印刷する。
なお、印刷ジョブは、コピージョブを含む。コピージョブでは、画像読取部13による原稿Dの読み取りが行われる。そして、印刷部14は、画像読取部13が読み取った原稿Dの画像をシートSに印刷する。
印刷部14は、給紙ローラー141を備える。給紙ローラー141は、給紙カセットCAにセットされたシートSに当接し、その状態で回転することにより、給紙カセットCAからシート搬送路にシートSを給紙する。
給紙カセットCAは、画像形成装置1の本体に対して着脱可能である。給紙カセットCAにシートSをセット(補充)するとき、ユーザーは、給紙カセットCAを画像形成装置1の本体から引き出す。そして、給紙カセットCAにシートSをセットした後、ユーザーは、給紙カセットCAを画像形成装置1の本体に再装着する。
給紙カセットCAには、リフト板LPが設けられる。リフト板LPは、給紙カセットCAの底面側に配置される。このため、給紙カセットCAのシートSは、リフト板LPに載置される。
リフト板LPは、給紙方向上流側の端部(当該端部に設けられた軸部)を支点とし、給紙方向下流側の端部を上下方向に振るよう回動する。すなわち、リフト板LPは、上下方向に移動可能である。
リフト板LPは、ギアおよび回転軸などの連結部材(図示せず)を介して、リフトモーターLM(図1参照)に連結される。リフト板LPの上下方向の移動は、リフトモーターLMによって行われる。
リフトモーターLMは、制御部11に接続される。制御部11は、リフトモーターLMを制御する。すなわち、制御部11は、リフト板LPの上下方向の移動を制御する。
画像形成装置1の本体から給紙カセットCAが引き出されるとき、リフトモーターLMと連結部材との連結が解除される。これにより、リフト板LPは、自重で、初期位置に下降する。
画像形成装置1の本体に給紙カセットCAが装着されると、制御部11は、リフト板LPを初期位置から上昇させる。これにより、リフト板LPに載置された最上層のシートSの上面が給紙ローラー141に当接する。シートSが給紙ローラー141に当接すると、制御部11は、リフト板LPの上昇を停止させる。
なお、印刷ジョブでは、給紙カセットCAのシートSが消費される。給紙カセットCAのシートSが減り、シートSと給紙ローラー141とが非当接状態になると、給紙カセットCAのシートSが給紙されなくなる。このため、印刷ジョブの実行中、リフト板LPの上昇と上昇停止とが繰り返される。これにより、シートSと給紙ローラー141との当接状態が維持される。
また、印刷部14は、感光体ドラム142aおよび転写ローラー142bを含む。感光体ドラム142aは、その周面上にトナー像を担持する。転写ローラー142bは、感光体ドラム142aに圧接し、感光体ドラム142aとの間で転写ニップを形成する。転写ローラー142bは、感光体ドラム142aと共に回転する。感光体ドラム142aおよび転写ローラー142bは、転写ニップに進入したシートSを搬送しつつ、シートSにトナー像を転写する。
なお、印刷部14は、現像装置40を含む(図3参照)。現像装置40は、トナーを収容する。印刷部14は、図示しないが、帯電装置および露光装置をさらに含む。帯電装置は、感光体ドラム142aの周面を帯電させる。露光装置は、感光体ドラム142aの周面上に静電潜像を形成する。現像装置40は、感光体ドラム142aの周面上にトナーを供給し、感光体ドラム142aの周面上の静電潜像をトナー像に現像する。
現像装置40のトナーは、印刷ジョブの実行によって消費されていく。したがって、現像装置40へのトナー補給が必要となる。このため、画像形成装置1には、補給用のトナーを収容するコンテナ10が装着される。コンテナ10の一例を図3に示す。コンテナ10は、画像形成装置1の本体に対して着脱可能(交換可能)である。装着済みのコンテナ10が空状態になったとき、ユーザーは、空状態のコンテナ10を新品のコンテナ10(トナーが満杯に収容されたコンテナ10)に交換する。
コンテナ10には、補給スクリュー101が設けられる。なお、画像形成装置1の本体に補給スクリュー101が設けられてもよい。画像形成装置1の本体にコンテナ10が装着された状態では、コンテナ10と現像装置40とが補給管102を介して接続される。
補給スクリュー101は、補給モーターMT(図1参照)から動力が伝達されて回転する。補給スクリュー101が回転することにより、コンテナ10からトナーが落下する。コンテナ10から落下したトナーは、現像装置40に補給される。
補給モーターMTは、制御部11に接続される。制御部11は、補給モーターMTを制御する。すなわち、制御部11は、コンテナ10から現像装置40へのトナー補給を制御する。
なお、制御部11には、トナーセンサーTS(図1参照)が接続される。トナーセンサーTSは、たとえば、発光部と受光部とを有する光センサーである。トナーセンサーTSの出力は、現像装置40に収容されているトナーの堆積高さに応じて変化する。現像装置40にトナーが十分に残っているときには、トナーセンサーTSの光路(発光部と受光部との間)が遮蔽され、トナーセンサーTSからは第1レベルの信号が出力される。現像装置40のトナーが減少すると、トナーセンサーTSの光路が開放され、トナーセンサーTSからは第2レベルの信号が出力される。
制御部11は、トナーセンサーTSの出力に基づき、コンテナ10から現像装置40へのトナー補給の要否を判断する。制御部11は、トナーセンサーTSの出力が第2レベルになったことを検知すると、トナー補給が必要と判断し、補給スクリュー101を回転させる。これにより、コンテナ10から現像装置40にトナーが補給される。
制御部11は、トナー補給を開始して以降、トナーセンサーTSの出力が第1レベルになったことを検知すると、トナー補給を終了する。これにより、現像装置40のトナーが減少しても、減少した分のトナーが現像装置40に補給される。すなわち、現像装置40のトナーの堆積高さ(現像装置40のトナー量)が一定に保たれる。
コンテナ10が空状態になった場合には、補給スクリュー101が回転しても、トナーセンサーTSの出力が第1レベルにならない。そこで、トナー補給を開始してから所定時間が経過しても、トナーセンサーTSの出力が第1レベルにならなかったとき、制御部11は、コンテナ10が空状態になったと判断する。
ここで、制御部11は、画像形成装置1の調整処理を自動的に行う。画像形成装置1の調整処理には、トナーを用いる処理がある。すなわち、コンテナ10のトナーは、印刷ジョブだけでなく、調整処理で消費される場合がある。
たとえば、トナーを用いる調整処理として、出力画像の濃度および色ずれなどの調整処理が行われる。出力画像の濃度および色ずれなどの調整処理では、調整用のトナー像が形成される。また、調整処理として、現像装置40のトナーをフレッシュなトナーに入れ替える処理がある。当該処理では、劣化トナーを減らすため、ベタ塗りのトナー像が形成され破棄される(トナーが強制排出される)。
なお、調整処理で消費されるトナー量は、たとえば、調整処理の実行時の温湿度などに影響される。すなわち、調整処理で消費されるトナー量は、季節によって異なる。たとえば、同月に2回の調整処理が行われた場合、当該2回の調整処理での各トナー消費量の差は小さい。一方で、或る月に行われた調整処理でのトナー消費量と当該調整処理から数ヶ月後に行われた調整処理でのトナー消費量との差は大きくなる。
図2に戻って、印刷部14は、定着ローラー対143を備える。定着ローラー対143は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを含む。加熱ローラーは、ヒーター(図示せず)を内蔵する。加圧ローラーは、加熱ローラーに圧接し、加熱ローラーとの間で定着ニップを形成する。定着ローラー対143は、回転することにより、定着ニップに進入したシートSを搬送しつつ、シートSに転写されたトナー像をシートSに定着させる。定着ニップを抜けたシートSは、排出トレイETに排出される。
また、図1に示すように、画像形成装置1は、操作パネル15を備える。操作パネル15は、タッチスクリーンを含む。タッチスクリーンは、ソフトウェアボタンおよびメッセージなど種々の情報を表示する。そして、タッチスクリーンは、ユーザーからタッチ操作を受け付ける。操作パネル15には、スタートボタンなどのハードウェアボタンも設けられる。スタートボタンは、ジョブの実行要求をユーザーから受け付けるボタンである。
操作パネル15は、制御部11に接続される。制御部11は、操作パネル15の表示動作を制御する。また、制御部11は、操作パネル15に対して行われた操作を検知する。
コピージョブの実行前、操作パネル15は、コピージョブに関する設定をユーザーから受け付ける。ユーザーは、コピージョブに関する設定を行ってから、操作パネル15のスタートボタンを押す(コピージョブを要求する)。コピージョブに関する設定として、濃度設定など画質に関する設定がある。また、コピージョブに関する設定として、余白設定など印字位置に関する設定がある。
画像形成装置1は、通信部16を備える。通信部16は、通信回路を含む。通信部16は、LAN、インターネットおよび公衆電話回線などのネットワークNTに接続される。制御部11は、通信部16を用いて、ネットワークNTに接続された情報処理装置200との間で通信を行う。
画像形成装置1と通信可能に接続される情報処理装置200として、画像形成装置1のユーザーにより使用されるユーザー端末がある。ユーザー端末は、パーソナルコンピューターである。ユーザー端末は、スマートフォンおよびタブレットコンピューターなどの携帯端末であってもよい。
ここで、画像形成装置1は、複数の社員(ユーザー)が在籍する会社に設置される。画像形成装置1が設置される会社では、管理システム300により、ユーザーの勤務状況が管理される。管理システム300は、ネットワークNTを介して、画像形成装置1に通信可能に接続される。管理システム300は、パーソナルコンピューターなどを入力装置として有する。
たとえば、休暇を取るとき、ユーザーは事前に、休暇日を記載した申請書を提出する。また、自宅で仕事を行うとき、ユーザーは事前に、在宅勤務日を記載した申請書を提出する。社員の勤務管理を担う部署の担当者は、管理システム300に申請内容を入力する。すなわち、管理システム300には、各ユーザーの出勤予定を示す出勤予定情報が格納される。
<消耗品の残量検知>
まず、給紙カセットCAに残っているシートSの残量検知の一例について説明する。なお、シートSの残量検知が他の方法を用いて行われてもよい。
まず、給紙カセットCAに残っているシートSの残量検知の一例について説明する。なお、シートSの残量検知が他の方法を用いて行われてもよい。
制御部11は、シート残量検知部SD(図1参照)の出力に基づき、給紙カセットCAに残っているシートSの残量検知を行う。シート残量検知部SDの構成は特に限定されない。たとえば、シート残量検知部SDは、アクチュエーターおよび残量センサーを含む。アクチュエーターは、リフト板LPの昇降に連動して移動する。残量センサーは、発光部および受光部を有する透過型の光センサーである。残量センサーは複数である。各残量センサーは、アクチュエーターの移動経路を発光部と受光部とで挟み込む。各残量センサーは、発光部と受光部との間(検知位置)におけるアクチュエーターの有無に応じて出力を変化させる。各残量センサーの検知位置は、互いに異なる。各残量センサーは、制御部11に接続される。
各残量センサーは、対応する検知位置にアクチュエーターが有るとき、オン状態およびオフ状態の一方状態となる(HレベルおよびLレベルの一方の信号を出力する)。また、各残量センサーは、対応する検知位置にアクチュエーターが無いとき、オン状態およびオフ状態の他方状態となる(HレベルおよびLレベルの他方の信号を出力する)。
ここで、印刷ジョブが実行されると、給紙カセットCAのシートSが減少し、シートSが減少した分だけリフト板LPが上昇する。リフト板LPが上昇すると、それに伴って、シート残量検知部SDのアクチュエーターも移動する。リフト板LPが上昇することにより、シート残量検知部SDの各残量センサーの出力(オンオフ)が変化する。すなわち、各残量センサーの出力は、給紙カセットCAに残っているシートSの残量に応じて変化する。
制御部11は、オン状態の残量センサーとオフ状態の残量センサーとの組み合わせを認識する。当該認識した組み合わせに基づき、制御部11は、給紙カセットCAに残っているシートSの残量検知を行う。たとえば、制御部11は、各残量センサーのオンオフ状態の組み合わせとシートSの残枚数とを対応付けた変換テーブルに基づき、給紙カセットCAに残っているシートSの枚数を求める。
次に、コンテナ10に残っているトナーの残量検知の一例について説明する。なお、トナーの残量検知が他の方法を用いて行われてもよい。
制御部11は、コンテナ10から現像装置40へのトナー補給量の累積値を求める。制御部11は、トナー補給量の累積値を記憶部12に記憶させる。コンテナ10に記憶媒体が設置されている場合には、トナー補給量の累積値がコンテナ10の記憶媒体に記憶されてもよい。そして、制御部11は、新品のコンテナ10に収容されるトナー量(満杯時のトナー量)からトナー補給量の累積値を減じた値をトナーの残量として検知する。コンテナ10が交換されると、制御部11は、トナー補給量の累積値をリセットする。
たとえば、補給スクリュー101の形状および設置位置は、補給スクリュー101の1回転当たりのトナー補給量が所定量となるよう設計される。そこで、制御部11は、トナー補給を行っているとき、補給スクリュー101の回転回数をカウントする。そして、制御部11は、画像形成装置1に新品のコンテナ10が装着されて以降の補給スクリュー101の回転回数の累積値に基づき、画像形成装置1に新品のコンテナ10が装着されて以降のトナー補給量の累積値を求める(補給スクリュー101の1回転当たりのトナー補給量に補給スクリュー101の回転回数の累積値を乗じればよい)。
<消耗品の消費量情報>
画像形成装置1は、ログイン機能を有する。画像形成装置1を使用するとき(印刷ジョブを要求するとき)、ユーザーは、画像形成装置1にログインする。印刷ジョブの要求を操作パネル15が受け付けたとき、制御部11は、そのときにログインしているユーザーを印刷ジョブの要求ユーザーと判断する。
画像形成装置1は、ログイン機能を有する。画像形成装置1を使用するとき(印刷ジョブを要求するとき)、ユーザーは、画像形成装置1にログインする。印刷ジョブの要求を操作パネル15が受け付けたとき、制御部11は、そのときにログインしているユーザーを印刷ジョブの要求ユーザーと判断する。
たとえば、印刷ジョブが完了すると、制御部11は、当該印刷ジョブで消費された消耗品の消費量を求める。制御部11は、当該印刷ジョブの印刷枚数をシートSの消費量として求める。また、制御部11は、当該印刷ジョブのトナー補給量をトナーの消費量として求める。あるいは、制御部11は、印刷ジョブで消費されたトナー量を印字率(ドットカウント)に基づき求める。
印刷ジョブが完了すると、制御部11は、当該印刷ジョブで消費された消耗品の消費量を示す消費量情報と当該印刷ジョブの要求ユーザーとを対応付けて記憶部12に記憶させる。記憶部12は、消費量情報をユーザーごとに記憶する。また、記憶部12は、消費量情報を印刷ジョブの実行日と対応付けて記憶する。
<消費量の予測>
予め定められた予測実施時点になったとき、制御部11は、対象日に消耗品の残量切れが発生するか否かを予測する予測処理を行う。予測実施時点および対象日は、それぞれ、ユーザーによって任意に設定されてもよい。この場合、予測実施時点および対象日の各設定は、操作パネル15がユーザーから受け付ける。たとえば、予測実施時点の次の日が対象日に設定されてもよい。また、予測実施時点の当日が対象日に設定されてもよい。
予め定められた予測実施時点になったとき、制御部11は、対象日に消耗品の残量切れが発生するか否かを予測する予測処理を行う。予測実施時点および対象日は、それぞれ、ユーザーによって任意に設定されてもよい。この場合、予測実施時点および対象日の各設定は、操作パネル15がユーザーから受け付ける。たとえば、予測実施時点の次の日が対象日に設定されてもよい。また、予測実施時点の当日が対象日に設定されてもよい。
以下、図4に示すフローチャートを参照し、対象日に消耗品の残量切れが発生するか否かを予測するときに制御部11が行う処理について説明する。図4に示すフローは、予測実施時点になったときにスタートする。
ステップS1において、制御部11は、通信部16を用いて、管理システム300と通信する。制御部11は、管理システム300から、最新の出勤予定情報を取得する。制御部11は、出勤予定情報に基づき、対象日に出勤する出勤ユーザーを認識する。なお、出勤予定情報は、画像形成装置1の記憶部12に格納されてもよい。
ステップS2において、制御部11は、画像形成装置1に現在残っている消耗品の残量を検知する。すなわち、制御部11は、給紙カセットCAに現在セットされているシートSの残量を検知する。また、制御部11は、コンテナ10に現在収容されているトナーの残量を検知する。
ステップS3において、制御部11は、対象日に消費されると予測される消耗品の消費量(以下、当該消費量を予測消費量と称する)を求める。制御部11は、シートSおよびトナーのそれぞれについて、予測消費量を求める。
予測消費量を求めるとき、制御部11は、1ヵ月(今月)を複数の期間に分割する。たとえば、制御部11は、1ヵ月を3つの期間に分割する。言い換えると、制御部11は、1ヵ月を約10日単位で分割する。さらに言い換えると、制御部11は、1ヵ月を、月の前半期間と、月の中盤期間と、月の後半期間と、に分割する。そして、制御部11は、複数の期間のうち対象日を含む期間を対象期間に設定する。たとえば、4月5日が対象日である場合には、対象日(4月5日)を含む期間が月の前半期間であるので、月の前半期間が対象期間に設定される。
なお、1ヵ月が1日単で分割されてもよい。この場合、対象期間は1日間となる。
また、制御部11は、出勤ユーザーの前月分の消費量情報のうち対象期間の消費量情報を抽出する。たとえば、前月の対象期間において、或る出勤ユーザーの要求によって複数回の印刷ジョブが実行されたとする。この場合、当該複数回の印刷ジョブにそれぞれ対応する複数の消費量情報が抽出される。出勤ユーザーが複数存在する場合には、複数の出勤ユーザーのそれぞれの消費量情報が抽出される。以下の説明では、出勤ユーザーの前月分の消費量情報のち対象期間の消費量情報(抽出された消費量情報)を対象消費量情報と称する。
出勤ユーザーが1人であっても、前月の対象期間に出勤ユーザーの要求によって複数回の印刷ジョブが実行されている場合には、対象消費量情報が複数となる。また、出勤ユーザーが複数存在する場合にも、対象消費量情報が複数となる。
制御部11は、対象消費量情報で示される消費量に基づき、予測消費量を求める。すなわち、制御部11は、対象消費量情報で示されるシートSの消費量に基づき、シートSの予測消費量を求める。また、制御部11は、対象消費量情報で示されるトナーの消費量に基づき、トナーの予測消費量を求める。
シートSの予測消費量については、制御部11は、対象消費量情報で示されるシートSの消費量をシートSの予測消費量として求める。また、トナーの予測消費量については、制御部11は、対象消費量情報で示されるトナーの消費量をシートSの予測消費量として求める。対象消費量情報が複数存在する場合には、制御部11は、複数の対象消費量情報で示される各消費量の合計を予測消費量として求める。
ここで、或る出勤ユーザーの出勤日が対象期間のうち1日だけ(対象日だけ)であったとする。この場合、当該出勤ユーザーは、数日間分の印刷を対象日にまとめて行う可能性がある。このため、当該出勤ユーザーの対象日における予測消費量を求めるときには、当該出勤ユーザーが前月の対象期間に消費した消費量を合計することが好ましい。これにより、対象日の予測消費量が実際の消費量よりも少なくなることを抑制できる。
また、トナーについては、ユーザーの要求に基づく印刷ジョブだけでなく、画像形成装置1で自動的に実行される調整処理によっても消費される。たとえば、トナーを用いる調整処理が対象日に実行される可能性がある。このため、トナーの予測消費量を求めるときには、調整処理で消費されるトナー量を考慮することが好ましい。
ここで、対象日の数ヶ月前に調整処理が実行されていたとする。また、前回(直近)の調整処理の実行日が10日前であったとする。この場合、対象日に調整処理が実行されるとすると、対象日の調整処理でのトナー消費量と10日前の調整処理でのトナー消費量との差は、対象日の調整処理でのトナー消費量と数ヶ月前の調整処理でのトナー消費量との差よりも小さくなる。なぜなら、対象日の温湿度と数ヶ月前の温湿度との差に比べて、対象日の温湿度と10日前の温湿度との差の方が小さいと考えられるためである。
そこで、記憶部12は、調整処理で消費されたトナーの消費量である調整時消費量を調整処理の実行日と対応付けて記憶する。そして、調整処理で消費されるトナー量を考慮する場合、制御部11は、調整処理を前回実行したときの調整時消費量と、対象日に消費されると予測されるトナーの消費量との合計をトナーの予測消費量として求める。これにより、対象日にトナーの残量切れが発生する可能性があるにもかかわらず、その旨が出勤ユーザーに通知されないという不都合が発生することを抑制できる。なお、出勤ユーザーへの通知処理については、後に詳細に説明する。
予測消費量の算出後、ステップS4において、制御部11は、画像形成装置1に現在残っている消耗品の残量と予測消費量とに基づき、対象日に消耗品の残量切れが発生するか否かの予測処理を行う。制御部11は、シートSおよびトナーのそれぞれについて、予測処理を行う。なお、制御部11による予測処理は、シートSおよびトナーの両方について行われてもよいが、シートSおよびトナーの一方についてのみ行われてもよい。
シートSについての予測処理を行うとき、制御部11は、シートSの現在の残量とシートSの予測消費量とを比較する。そして、シートSの予測消費量がシートSの現在の残量よりも多いとき、制御部11は、シートSの残量切れが発生すると予測する。一方で、シートSの予測消費量がシートSの現在の残量以下のとき、制御部11は、シートSの残量切れが発生しないと予測する。
トナーについての予測処理を行うとき、制御部11は、トナーの現在の残量とトナーの予測消費量とを比較する。そして、トナーの予測消費量がトナーの現在の残量よりも多いとき、制御部11は、トナーの残量切れが発生すると予測する。一方で、トナーの予測消費量がトナーの現在の残量以下のとき、制御部11は、トナーの残量切れが発生しないと予測する。
予測処理の実行後、ステップS5において、制御部11は、通信部16を用いて、出勤ユーザーの情報処理装置200に対し、予測処理で得られた予測結果を通知する。たとえば、制御部11は、予測結果を示すメッセージをメール本文として含む電子メールを出勤ユーザーの情報処理装置200に送信する。
なお、消耗品の残量切れが発生すると予測された場合および消耗品の残量切れが発生しないと予測された場合のいずれであっても、出勤ユーザーの情報処理装置200に予測結果が通知されてもよい。また、消耗品の残量切れが発生すると予測された場合にのみ、出勤ユーザーの情報処理装置200に予測結果が通知されてもよい。
<メンテナンスの要否判断>
制御部11は、画像形成装置1のメンテナンスが必要であるか否かを判断する処理(以下、要否判断処理と称する)を行う。画像形成装置1のメンテナンスとしては、画質に関するメンテナンスおよび印字位置に関するメンテナンスなどがある。ここで挙げたメンテナンスは一例であり、他のメンテナンスの要否が判断されてもよい。
制御部11は、画像形成装置1のメンテナンスが必要であるか否かを判断する処理(以下、要否判断処理と称する)を行う。画像形成装置1のメンテナンスとしては、画質に関するメンテナンスおよび印字位置に関するメンテナンスなどがある。ここで挙げたメンテナンスは一例であり、他のメンテナンスの要否が判断されてもよい。
ここで、操作パネル15に対してジョブ要求が直接行われるコピージョブでは、ジョブ実行前、操作パネル15はコピージョブの設定をユーザーから受け付ける。そして、コピージョブの終了後、ユーザーが画質に満足していなければ、ユーザーは、画質に関する設定(たとえば、濃度設定)を変更して、再度、同一原稿Dを読取対象とするコピージョブを要求する。また、コピージョブの終了後、ユーザーが印字位置に満足していなければ、ユーザーは、印字位置に関する設定(たとえば、余白設定)を変更して、再度、同一原稿Dを読取対象とするコピージョブを要求する。
コピージョブの設定変更を行うことにより、画質および印字位置などが改善される場合がある。しかし、コピージョブの設定変更を行っても、画質および印字位置などが改善されない場合がある。この場合、ユーザーは、コピージョブの設定変更を再度行って、コピージョブを要求する。しかし、コピージョブの設定変更を繰り返しても、画質および印字位置などが改善されない場合がある。この場合には、画像形成装置1のメンテナンスが必要である可能性が高い。
そこで、制御部11は、所定期間内(たとえば、数分から数十分の期間内)に同一原稿Dを読取対象とするコピージョブを予め定められた閾値以上、異なる設定で実行したか否かを判断する。たとえば、閾値は2以上である。なお、閾値の変更がユーザーによって任意に行われてもよい。この場合、閾値の変更は、操作パネル15がユーザーから受け付ける。
所定期間内に同一原稿Dを読取対象とするコピージョブを閾値以上、異なる設定で実行したと判断したとき、制御部11は、画像形成装置1のメンテナンスが必要であると判断する。これにより、画像形成装置1のメンテナンスが必要である場合には確実に、メンテナンスが必要であると判断される。言い換えると、画像形成装置1のメンテナンスが不要であるにもかかわらずメンテナンスが必要であると判断されることを抑制できる。
同一原稿Dを読取対象とするコピージョブが所定期間内に閾値以上実行され、当該コピージョブの画質に関する設定が毎回変更された場合、制御部11は、画質に関するメンテナンスが必要と判断する。また、同一原稿Dを読取対象とするコピージョブが所定期間内に閾値以上実行され、当該コピージョブの印字位置に関する設定が毎回変更された場合、制御部11は、印字位置に関するメンテナンスが必要と判断する。
たとえば、予測実施時点になったとき、制御部11は、画像形成装置1に対するメンテナンスが必要であるか否かを判断する。そして、画像形成装置1に対するメンテナンスが必要であると判断したとき、制御部11は、通信部16を用いて、出勤ユーザーであって画像形成装置1の管理者として登録されたユーザーの情報処理装置200に対し、予測結果と共に、画像形成装置1のメンテナンスが必要である旨を通知する。
本実施形態では、上記のように、制御部11は、予測処理を行う。制御部11は、予測処理を行うことにより、対象日に消耗品の残量切れが発生するか否かを予測する。この構成では、対象日に消耗品の残量切れが発生する可能性がある場合、対象日に出勤するユーザー(対象日に画像形成装置1を使用する可能性があるユーザー)に対し、対象日に消耗品の残量切れが発生する可能性がある旨を通知することができる。対象日に出勤するユーザーからすると、残量切れが発生する可能性があることを事前に知ることができるので、利便性が良い。たとえば、対象日に出勤するユーザーは事前に、画像形成装置1を管理するユーザーに対し、消耗品の保管場所および補充方法を確認できる。また、消耗品の在庫が無い場合には、消耗品を発注しておくことができる。その結果、対象日に消耗品の残量切れが発生したとき、速やかに、消耗品を補充できる。
消耗品の補充が速やかに行われることにより、画像形成装置1が速やかに使用可能な状態に復帰する。すなわち、画像形成装置1が長時間にわたって使用できない状態になることを抑制できる。これにより、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、シートSおよびトナーのそれぞれについて、予測処理が行われ、消耗品の種類ごとに、予測結果が出勤ユーザーに通知される。これにより、出勤ユーザーからすると、消耗品の残量切れが発生するか否かを消耗品の種類ごとに知ることができるので、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、消耗品としてのシートSの予測消費量がシートSの現在の残量よりも多いとき、シートSの残量切れが発生すると予測される。また、消耗品としてのトナーの予測消費量がトナーの現在の残量よりも多いとき、トナーの残量切れが発生すると予測される。これにより、消耗品の残量切れが発生する可能性が高い場合には、確実に、その旨を出勤ユーザーに通知できる。
また、本実施形態では、上記のように、ユーザーが使用する情報処理装置200と通信可能に接続される通信部16を備える。この構成では、容易に、画像形成装置1から情報処理装置200に対し、制御部11による予測処理の結果を通知できる。
また、本実施形態では、上記のように、出勤ユーザーであって画像形成装置1の管理者として登録されたユーザーの情報処理装置200に対し、予測結果と共に、画像形成装置1のメンテナンスが必要である旨が通知される。これにより、画像形成装置1の管理者が出勤したとき、画像形成装置1のメンテナンスが速やかに行われる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 画像形成装置
11 制御部
12 記憶部
13 画像読取部
14 印刷部
15 操作パネル
16 通信部
200 情報処理装置
D 原稿
S シート
11 制御部
12 記憶部
13 画像読取部
14 印刷部
15 操作パネル
16 通信部
200 情報処理装置
D 原稿
S シート
Claims (8)
- ユーザーから要求された印刷ジョブを実行する印刷部と、
前記印刷ジョブで消費された消耗品の消費量を示す消費量情報をユーザーごとに記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
ユーザーの出勤予定を示す出勤予定情報に基づき、対象日に出勤する出勤ユーザーを認識し、
前記出勤ユーザーの前記消費量情報に基づき、前記対象日に消費されると予測される前記消耗品の予測消費量を求め、
前記消耗品の残量と前記予測消費量とに基づき、前記対象日に前記消耗品の残量切れが発生するか否かの予測処理を行う、画像形成装置。 - 前記記憶部は、前記消費量情報を前記印刷ジョブの実行日と対応付けて記憶し、
前記予測処理を行うとき、前記制御部は、
1ヶ月を複数の期間に分割し、
前記複数の期間のうち前記対象日を含む期間を対象期間に設定し、
前記出勤ユーザーの前月分の前記消費量情報のうち前記対象期間の前記消費量情報に基づき、前記予測消費量を求める、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記消耗品は、画像が印刷されるシートおよび印刷画像を形成する色材を含み、
前記制御部は、前記シートおよび前記色材の少なくとも一方について、前記予測処理を行う、請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記シートの前記予測処理を行う場合、前記シートの前記予測消費量が前記シートの前記残量よりも多いとき、前記制御部は、前記シートの前記残量切れが発生すると予測し、
前記色材の前記予測処理を行う場合、前記色材の前記予測消費量が前記色材の前記残量よりも多いとき、前記制御部は、前記色材の前記残量切れが発生すると予測する、請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、画像形成装置の調整処理として前記色材を用いる処理を行い、
前記記憶部は、前記調整処理で消費された前記色材の消費量である調整時消費量を前記調整処理の実行日と対応付けて記憶し、
前記色材の前記予測処理を行うとき、前記制御部は、
前記調整処理を前回行ったときの前記調整時消費量と、前記対象日に消費されると予測される前記色材の消費量との合計を前記色材の前記予測消費量として求める、請求項3または4に記載の画像形成装置。 - ユーザーが使用する情報処理装置に通信可能に接続される通信部を備え、
前記制御部は、前記通信部を用いて、前記出勤ユーザーの前記情報処理装置に対し、前記予測処理の結果を通知する、請求項1~5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、画像形成装置に対するメンテナンスの要否判断処理を行い、
前記メンテナンスが必要であると判断したとき、前記制御部は、前記通信部を用いて、前記出勤ユーザーであって画像形成装置の管理者として登録されたユーザーの前記情報処理装置に対し、前記メンテナンスが必要である旨を通知する、請求項6に記載の画像形成装置。 - 原稿を読み取る画像読取部と、
前記印刷ジョブに関する設定をユーザーから受け付ける操作パネルと、を備え、
前記印刷ジョブは、前記画像読取部が読み取った原稿の画像を印刷するコピージョブを含み、
同一原稿を読取対象とする前記コピージョブを予め定められた閾値以上、異なる前記設定で実行したとき、前記制御部は、前記メンテナンスが必要であると判断する、請求項7に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021059158A JP2022155767A (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2021059158A JP2022155767A (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022155767A true JP2022155767A (ja) | 2022-10-14 |
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ID=83558900
Family Applications (1)
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JP2021059158A Pending JP2022155767A (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2022155767A (ja) |
-
2021
- 2021-03-31 JP JP2021059158A patent/JP2022155767A/ja active Pending
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