JP2022153987A - 情報処理装置、印刷制御方法、及び、印刷制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、印刷制御方法、及び、印刷制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ラミネート用材料の無駄を抑制しながら適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートするための技術を提供する。【解決手段】ラミネート対象の連続紙を該連続紙の連続方向へ搬送する搬送部を備える印刷装置に印刷ジョブを出力する情報処理装置であって、前記連続方向と交差する幅方向において前記連続紙に対して必要な印刷範囲の端の位置を前記印刷ジョブに基づいて求め、前記幅方向において前記印刷範囲の端の位置に基づいた目印位置にラミネート範囲の目印を前記印刷装置に印刷させる目印印刷データを生成する処理部と、前記目印印刷データを前記印刷装置に出力する出力部と、を備える、情報処理装置。【選択図】図3

Description

本発明は、ラミネート対象の連続紙を該連続紙の連続方向へ搬送する搬送部を備える印刷装置に印刷ジョブを出力する情報処理装置、印刷制御方法、及び、印刷制御プログラムに関する。
印刷物を大量に生産する商業産業印刷の現場では、ロール紙に印刷を行った後に印刷物にラミネート加工を行うことが行われている。ロール紙に印刷された印刷物を一つ一つカットしてラミネート加工を行うことは、生産効率が良くない。そこで、印刷されたロール紙を巻き取り、ラミネート加工時に印刷済ロール紙を繰り出しながら該印刷済ロール紙に長尺なラミネート用フィルムといったラミネート用材料をラミネートし、ラミネート後にラミネート済印刷物をカットすることが行われている。
参考として、特許文献1には、金属箔の全幅が樹脂層で覆われたラミネート材を加工する方法が示されている。該方法では、金属箔に印刷は行われない。
特開2018-51879号公報
印刷済ロール紙の全幅にラミネート用材料をラミネートすると、幅方向における余白が多い印刷物ではラミネート用材料の無駄が多くなる。そこで、印刷済ロール紙に対して幅方向において印刷物がある範囲に当たりを付けて該範囲に限定してラミネート用材料を印刷済ロール紙にラミネートすることが考えられる。しかし、印刷済ロール紙は例えば数十~数百メートルの長さがあることがあるため、長尺な印刷済ロール紙を広げて印刷範囲を確認することは難しく、ラミネート用材料からはみ出る印刷物が印刷済ロール紙にあると損紙につながってしまう。
本発明の情報処理装置は、ラミネート対象の連続紙を該連続紙の連続方向へ搬送する搬送部を備える印刷装置に印刷ジョブを出力する情報処理装置であって、
前記連続方向と交差する幅方向において前記連続紙に対して必要な印刷範囲の端の位置を前記印刷ジョブに基づいて求め、前記幅方向において前記印刷範囲の端の位置に基づいた目印位置にラミネート範囲の目印を前記印刷装置に印刷させる目印印刷データを生成する処理部と、
前記目印印刷データを前記印刷装置に出力する出力部と、を備える、態様を有する。
また、本発明の印刷制御方法は、ラミネート対象の連続紙を該連続紙の連続方向へ搬送する搬送部を備える印刷装置に印刷ジョブを出力する印刷制御方法であって、
前記連続方向と交差する幅方向において前記連続紙に対して必要な印刷範囲の端の位置を前記印刷ジョブに基づいて求める第一工程と、
前記幅方向において前記印刷範囲の端の位置に基づいた目印位置にラミネート範囲の目印を前記印刷装置に印刷させる第二工程と、を含む、態様を有する。
さらに、本発明の印刷制御プログラムは、ラミネート対象の連続紙を該連続紙の連続方向へ搬送する搬送部を備える印刷装置に印刷ジョブを出力するための印刷制御プログラムであって、
前記連続方向と交差する幅方向において前記連続紙に対して必要な印刷範囲の端の位置を前記印刷ジョブに基づいて求める第一機能と、
前記幅方向において前記印刷範囲の端の位置に基づいた目印位置にラミネート範囲の目印を前記印刷装置に印刷させる目印印刷データを生成する第二機能と、をコンピューターに実現させる、態様を有する。
情報処理装置を含む印刷システムの構成例を模式的に示す図。 印刷システムの構成例を模式的に示すブロック図。 ラミネート範囲の目印を含む印刷画像を有する連続紙の印刷面の例を模式的に示す図。 ラミネート機の構成例を模式的に示す図。 カット前のラミネート済印刷物の例を模式的に示す図。 印刷システムで行われる処理の例を模式的に示すフローチャート。 印刷範囲の端の位置と暫定目印位置との関係の例を模式的に示す図。 幅方向において暫定目印位置が前回目印位置よりも外側にある場合に形成される目印を含む印刷画像を有する連続紙の例を模式的に示す図。 目印及びコード画像を含む印刷画像を有する連続紙の例を模式的に示す図。 今回ジョブの画像を再配置可能な印刷制御処理の例を模式的に示すフローチャート。 今回ジョブの画像が再配置された印刷画像を有する連続紙の例を模式的に示す図。 前回目印位置を保持する情報処理装置と印刷装置とで行われる処理の例を模式的に示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を説明する。むろん、以下の実施形態は本発明を例示するものに過ぎず、実施形態に示す特徴の全てが発明の解決手段に必須になるとは限らない。
(1)本発明に含まれる技術の概要:
まず、図1~12に示される例を参照して本発明に含まれる技術の概要を説明する。尚、本願の図は模式的に例を示す図であり、これらの図に示される各方向の拡大率は異なることがあり、各図は整合していないことがある。むろん、本技術の各要素は、符号で示される具体例に限定されない。「本発明に含まれる技術の概要」において、括弧内は直前の語の補足説明を意味する。
[態様1]
本技術の一態様に係る情報処理装置100は、図1,2等に例示するように、ラミネート対象の連続紙200を該連続紙200の連続方向D1へ搬送する搬送部50を備える印刷装置1に印刷ジョブJ0を出力する情報処理装置100であって、処理部U1と出力部U2を備える。前記処理部U1は、図3,6等に例示するように、前記連続方向D1と交差する幅方向D2において前記連続紙200に対して必要な印刷範囲A0の端E0の位置P0eを前記印刷ジョブJ0に基づいて求め、前記幅方向D2において前記印刷範囲A0の端E0の位置P0eに基づいた目印位置P0にラミネート範囲の目印M0を前記印刷装置1に印刷させる目印印刷データDMを生成する。前記出力部U2は、前記目印印刷データDMを前記印刷装置1に出力する。
上記態様1では、幅方向D2において連続紙200に対して必要な印刷範囲A0の端E0の位置P0eに基づいた目印位置P0にラミネート範囲の目印M0が連続紙200に印刷される。図4,5に例示するように連続紙200に印刷されたラミネート範囲の目印M0に合わせてラミネート用材料250を連続紙200にラミネートすることにより、ラミネート用材料250の無駄が抑制され、且つ、損紙の発生が抑制される。従って、上記態様1は、ラミネート用材料の無駄を抑制しながら適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートするための情報処理装置を提供することができる。
ここで、連続紙は、ロール紙のようなロール状連続紙が好ましいものの、ファンフォールド紙のような連続紙等でもよい。
幅方向における印刷範囲の端は、幅方向における印刷範囲の両端の内の一端でもよいし、他端でもよい。
印刷範囲の端の位置を印刷ジョブに基づいて求めることは、少なくとも印刷ジョブを用いて印刷範囲の端の位置を求めることであればよく、印刷ジョブに他の要因を加えて印刷範囲の端の位置を求めることでもよい。
幅方向における目印位置は、印刷範囲の端の位置でもよいし、印刷範囲の端の位置から所定距離外側の位置でもよい。
尚、上述した付言は、以下の態様においても適用される。
[態様2]
前記処理部U1は、図3等に例示するように前記印刷ジョブJ0が前記印刷装置1に画像IM1を印刷させる画像データDA1を複数含む場合、前記幅方向D2において複数の前記画像IM1の印刷に必要となる前記印刷範囲A0の端E0の位置P0eを前記印刷ジョブJ0に基づいて求めてもよい。この態様は、印刷ジョブが複数の画像データを含む場合にラミネート範囲の目印を印刷させる好適な例を提供することができる。
[態様3]
図3等に例示するように、前記印刷ジョブJ0は、今回ジョブJ0a、及び、該今回ジョブJ0aの直前の前回ジョブJ0bを含んでいてもよい。前記処理部U1は、図8,10,11に例示するように、前記今回ジョブJ0aが前記印刷装置1に画像IM1を印刷させる画像データDA1を含み、且つ、前記幅方向D2において前記前回ジョブJ0bに基づいた前記印刷範囲A0に前記画像IM1が収まらない場合、前記幅方向D2において前記前回ジョブJ0bに基づいた前記印刷範囲A0に前記画像IM1が収まる配置となるように前記今回ジョブJ0aを変更してもよい。前記出力部U2は、変更された前記今回ジョブJ0aを前記印刷装置1に出力してもよい。本態様は、幅方向D2において前回ジョブJ0bに基づいた印刷範囲A0に今回ジョブJ0aにおける画像IM1が収まらない場合に収まるように画像IM1の配置が変更されるので、幅方向D2においてラミネート用材料250を使用する範囲を広げる必要が無くなる。従って、本態様は、ラミネート用材料の無駄をさらに抑制することができる。
[態様4]
図3等に例示するように、前記幅方向D2における前記印刷範囲A0の端E0は、一端E1及び他端E2を含んでいてもよい。前記目印M0は、前記幅方向D2において前記目印位置P0としての第一目印位置P1の第一目印M1、及び、前記幅方向D2において前記目印位置P0としての第二目印位置P2の第二目印M2を含んでいてもよい。図3,6等に例示するように、前記処理部U1は、前記幅方向D2において前記印刷範囲A0の前記一端E1の位置P1e及び前記印刷範囲A0の前記他端E2の位置P2eを前記印刷ジョブJ0に基づいて求め、前記幅方向D2において前記一端E1の位置P1eに基づいた前記第一目印位置P1に前記第一目印M1を前記印刷装置1に印刷させ、且つ、前記幅方向D2において前記他端E2の位置P2eに基づいた前記第二目印位置P2に前記第二目印M2を前記印刷装置1に印刷させる前記目印印刷データDMを生成してもよい。本態様は、連続紙200に印刷されたラミネート範囲の第一目印M1及び第二目印M2に合わせてラミネート用材料250を連続紙200にラミネートすることにより、ラミネート用材料250の無駄がさらに抑制され、且つ、損紙の発生が抑制される。従って、本態様は、ラミネート用材料の無駄をさらに抑制しながら適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートすることができる。
ここで、本願における「第一」、「第二」、…は、類似点を有する複数の構成要素に含まれる各構成要素を識別するための用語であり、順番を意味しない。この付言は、以下の態様においても適用される。
[態様5]
図3等に例示するように、前記前回ジョブJ0bに対応する前記目印M0を前回目印M0bとし、前記幅方向D2における前記前回目印M0bの位置を前回目印位置P0bとし、前記今回ジョブJ0aに対応する前記目印M0を今回目印M0aとし、前記幅方向D2における前記今回目印M0aの位置を今回目印位置P0aとする。前記処理部U1は、前記幅方向D2において前記今回ジョブJ0aに基づいた前記印刷範囲A0の端E0の位置P0eを求め、図6,7等に例示するように前記幅方向D2において前記印刷範囲A0の端E0の位置P0eに基づいた暫定目印位置P0tが前記前回目印位置P0bよりも外側にある場合に前記暫定目印位置P0tを前記今回目印位置P0aとして前記今回目印M0aを前記印刷装置1に印刷させる前記目印印刷データDMを生成してもよい。本態様は、幅方向における今回ジョブの印刷範囲の端が前回ジョブの印刷範囲の端よりも外側である場合にラミネート用材料の無駄を抑制しながら適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートすることができる。
[態様6]
前記処理部U1は、図3,6に例示するように前記幅方向D2において前記前回目印位置P0bが前記暫定目印位置P0tよりも外側にある場合に前記前回目印位置P0bを前記今回目印位置P0aとして前記今回目印M0aを前記印刷装置1に印刷させる前記目印印刷データDMを生成してもよい。この態様は、幅方向における前回ジョブの印刷範囲の端が今回ジョブの印刷範囲の端よりも外側である場合に適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートすることができる。
[態様7]
図1,2に例示するように、前記印刷装置1は、前記幅方向D2における前記前回目印位置P0bを検出する検出部38を備えていてもよい。図6等に例示するように、前記処理部U1は、前記印刷装置1から前記前回目印位置P0bを取得してもよい。本態様は、連続紙の途中で印刷ジョブが変わる場合にラミネート範囲の目印を印刷させる好適な例を提供することができる。
[態様8]
また、図2に例示するように、本情報処理装置100は、前記前回目印位置P0bを保持する保持部U3をさらに備えていてもよい。前記処理部U1は、前記保持部U3から前記前回目印位置P0bを取得してもよい。本態様は、印刷装置に目印位置の検出部が無くても連続紙の途中で印刷ジョブが変わる場合にラミネート用材料の無駄を抑制しながら適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートすることができる。
[態様9]
図3等に例示するように、前記目印M0は、前記幅方向D2において前記目印位置P0としての第一目印位置P1の第一目印M1、及び、前記幅方向D2において前記目印位置P0としての第二目印位置P2の第二目印M2を含んでいてもよい。前記前回目印M0bは、前記前回ジョブJ0bに対応する前記第一目印M1としての第一前回目印M1b、及び、前記前回ジョブJ0bに対応する前記第二目印M2としての第二前回目印M2bを含んでいてもよい。前記前回目印位置P0bは、前記幅方向D2における前記第一前回目印M1bの位置である第一前回目印位置P1b、及び、前記幅方向D2における前記第二前回目印M2bの位置である第二前回目印位置P2bを含んでいてもよい。前記今回目印M0aは、前記今回ジョブJ0aに対応する前記第一目印M1としての第一今回目印M1a、及び、前記今回ジョブJ0aに対応する前記第二目印M2としての第二今回目印M2aを含んでいてもよい。前記今回目印位置P0aは、前記幅方向D2における前記第一今回目印M1aの位置である第一今回目印位置P1a、及び、前記幅方向D2における前記第二今回目印M2aの位置である第二今回目印位置P2aを含んでいてもよい。前記暫定目印位置P0tは、前記幅方向D2において前記印刷範囲A0の前記一端E1の位置P1eに基づいた第一暫定目印位置P1t、及び、前記幅方向D2において前記印刷範囲A0の前記他端E2の位置P2eに基づいた第二暫定目印位置P2tを含んでいてもよい。図3,6等に例示するように、前記処理部U1は、前記幅方向D2において、前記今回ジョブJ0aに基づいた前記印刷範囲A0の前記一端E1の位置P1e、及び、前記今回ジョブJ0aに基づいた前記印刷範囲A0の前記他端E2の位置P2eを求めてもよい。当該処理部U1は、前記幅方向D2において前記第一前回目印位置P1bと前記第一暫定目印位置P1tとで外側の方を前記第一今回目印位置P1aとして前記第一今回目印M1aを前記印刷装置1に印刷させ、且つ、前記幅方向D2において前記第二前回目印位置P2bと前記第二暫定目印位置P2tとで外側の方を前記第二今回目印位置P2aとして前記第二今回目印M2aを前記印刷装置1に印刷させる前記目印印刷データDMを生成してもよい。本態様は、連続紙200に印刷されたラミネート範囲の第一目印M1及び第二目印M2に合わせてラミネート用材料250を連続紙200にラミネートすることにより、ラミネート用材料250の無駄がさらに抑制され、且つ、損紙の発生が抑制される。従って、本態様は、ラミネート用材料の無駄をさらに抑制しながら適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートすることができる。
[態様10]
図3等に例示するように、前記処理部U1は、前記連続方向D1において前記印刷ジョブJ0の末尾Jfに合わせた末尾位置に前記目印M0を前記印刷装置1に印刷させる前記目印印刷データDMを生成してもよい。印刷された連続紙200がロール状に巻かれてからラミネート加工が行われる場合、連続紙200の末尾Jfからラミネート加工が行われることが多い。このため、ラミネート範囲の目印M0が印刷ジョブJ0の末尾Jfに合わせた末尾位置にある場合、ラミネート加工の最初からラミネート範囲の目印M0を確認することができる。従って、本態様は、連続紙にラミネート範囲の目印を印刷させる好適な例を提供することができる。
[態様11]
図3等に例示するように、前記処理部U1は、前記連続方向D1において前記印刷ジョブJ0の先頭Jhに合わせた先頭位置に前記目印M0を前記印刷装置1に印刷させる前記目印印刷データDMを生成してもよい。印刷された連続紙200がロール状に巻かれてから検品等で巻き直されると、連続紙200の先頭Jhからラミネート加工が行われることになる。例えば、一つの連続紙200に一つの印刷ジョブJ0が使用される場合、ラミネート範囲の目印M0が印刷ジョブJ0の先頭Jhに合わせた先頭位置にあると、ラミネート加工の最初からラミネート範囲の目印M0を確認することができる。従って、本態様も、連続紙にラミネート範囲の目印を印刷させる好適な例を提供することができる。
[態様12]
図9に例示するように、前記処理部U1は、長手方向を前記連続方向D1に向けて前記印刷範囲A0の端E0に沿ったライン状の前記目印M0を前記印刷装置1に印刷させる前記目印印刷データDMを生成してもよい。この態様は、連続紙200にラミネート用材料250をラミネートする時、印刷ジョブJ0の途中に相当する位置でもライン状の目印M0に合わせてラミネート用材料250を連続紙200にラミネートすることができる。従って、本態様は、ラミネート加工時にラミネート用材料が幅方向へずれることを抑制することができる。
[態様13]
図9に例示するように、前記処理部U1は、前記連続紙200に対して前記印刷範囲A0の端E0の位置P0eを示すコード画像CD1を前記印刷装置1に印刷させるコード画像データDCを生成してもよい。前記出力部U2は、前記コード画像CD1を前記印刷装置1に出力してもよい。本態様は、連続紙200に印刷されたコード画像CD1で幅方向D2における印刷範囲A0の端E0の位置P0eがコンピューターで扱われるデータとして分かるので、ラミネート用材料の無駄を抑制しながら適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートする好適な例を提供することができる。
ここで、コード画像には、バーコード、マトリックス型二次元コードであるQRコード(登録商標)(Quick Response code)、等が含まれる。この付言は、以下の態様においても適用される。
[態様14]
また、本技術の一態様に係る印刷制御方法は、ラミネート対象の連続紙200を該連続紙200の連続方向D1へ搬送する搬送部50を備える印刷装置1に印刷ジョブJ0を出力する印刷制御方法であって、図6等に例示するように、以下の工程(A),(B)を含んでいる。
(A)前記連続方向D1と交差する幅方向D2において前記連続紙200に対して必要な印刷範囲A0の端E0の位置P0eを前記印刷ジョブJ0に基づいて求める第一工程ST1。
(B)前記幅方向D2において前記印刷範囲A0の端E0の位置P0eに基づいた目印位置P0にラミネート範囲の目印M0を前記印刷装置1に印刷させる第二工程ST2。
上記態様14は、ラミネート用材料の無駄を抑制しながら適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートするための印刷制御方法を提供することができる。
尚、上記態様14に上記態様2~13を付加することも可能である。
[態様15]
さらに、図2に例示するように、本技術の一態様に係る印刷制御プログラムPR0は、ラミネート対象の連続紙200を該連続紙200の連続方向D1へ搬送する搬送部50を備える印刷装置1に印刷ジョブJ0を出力するための印刷制御プログラムPR0であって、第一機能FU1と第二機能FU2をコンピューターに実現させる。前記第一機能FU1は、前記連続方向D1と交差する幅方向D2において前記連続紙200に対して必要な印刷範囲A0の端E0の位置P0eを前記印刷ジョブJ0に基づいて求める。前記第二機能FU2は、前記幅方向D2において前記印刷範囲A0の端E0の位置P0eに基づいた目印位置P0にラミネート範囲の目印M0を前記印刷装置1に印刷させる目印印刷データDMを生成する。
上記態様15は、ラミネート用材料の無駄を抑制しながら適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートするための印刷制御プログラムを提供することができる。
尚、上記態様15に上記態様2~13を付加することも可能である。
さらに、本技術は、上述した情報処理装置を含む複合装置、上述した情報処理装置と上述した印刷装置を含む印刷システム、印刷方法、上述した印刷制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体、等に適用可能である。前述のいずれかの装置は、分散した複数の部分で構成されてもよい。
(2)情報処理装置を含む印刷システムの構成の具体例:
図1,2は、情報処理装置100と印刷装置1を含む印刷システムSY1を模式的に例示している。図1,2には、印刷装置1の例としてシリアル型のインクジェットプリンターが示されている。図3は、ラミネート範囲の目印M0を含む印刷画像IM0を有する連続紙200の印刷面を模式的に例示している。連続紙は、例えばロール紙であるが、ロール紙以外の印刷メディアであってもよい。連続紙200の印刷面は、連続紙200において印刷画像IM0を有する面である。尚、図1に示すY軸方向は、ラミネート対象の連続紙200が搬送される方向である搬送方向D3を示している。搬送方向D3は、連続紙200が連続する方向である連続方向D1であり、連続紙200を基準にしてヘッドユニット10の相対位置が変化する方向である副走査方向である。図1に示すX軸方向は、連続紙200の幅方向D2、すなわち、搬送方向D3と交差する幅方向D2を示している。幅方向D2は、ヘッドユニット10が移動する主走査方向でもある。X軸方向及びY軸方向は、図1に示すように水平方向でもよいし、上下方向など水平方向とは異なる方向でもよい。本具体例では連続方向D1と幅方向D2とが互いに直交するものとするが、連続方向D1と幅方向D2とが90°以外の角度で交差する場合も本技術に含まれる。図1に示すZ軸方向は、X軸方向及びY軸方向と交差する鉛直方向を示し、本具体例ではX軸方向及びY軸方向と直交するものとする。Z軸方向は、水平方向など鉛直方向とは異なる方向でもよい。
図1,2に示す印刷装置1は、情報処理装置100から受信した印刷ジョブJ0に基づいて連続紙200に印刷画像IM0を形成する。図1に示す連続紙200は、ロール紙であり、ロール状に巻かれた状態で供給される長尺状の被印刷物である。印刷装置1は、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、及び、ブラックのインク16を使用して連続紙200に印刷画像IM0を形成する。むろん、印刷装置1は、シアンよりも低濃度のライトシアン、マゼンタよりも低濃度のライトマゼンタ、イエローよりも高濃度のダークイエロー、ブラックよりも低濃度のライトブラック、レッド、オレンジ、グリーン、画質向上用の無着色インク、等のインクを使用してもよい。むろん、印刷装置1がシアン、マゼンタ、イエロー、及び、ブラックの一部のインクを使用しない場合にも、本技術を適用可能である。
印刷装置1は、ヘッドユニット10が装着された機構部20、印刷装置1の動作を制御する制御部30、等を備える。情報処理装置100から印刷ジョブJ0を受信した印刷装置1は、制御部30によってヘッドユニット10と機構部20を制御し、連続紙200に印刷画像IM0を形成する。印刷ジョブJ0は、図3に示す1以上の画像IM1を印刷装置1に印刷させる画像データに基づいて生成される画像形成用のデータであり、印刷装置1を制御するコマンドを含んでいる。画像IM1には、例えば、デジタルカメラ等によって得られた一般的なフルカラーの画像を表現する情報、情報処理装置100において作成された人工画像を表現する情報、等がある。
ヘッドユニット10は、幅方向D2において往復移動可能なキャリッジ41に搭載され、このキャリッジ41に伴って幅方向D2において往復移動する。制御部30の制御の下、ヘッドユニット10が幅方向D2において移動しながらプラテン55上の搬送停止中の連続紙200にノズル列NLの各ノズル14からインク滴17を吐出することによって、インク滴17のドットパターンが連続紙200に形成される。
図2に示すように、ヘッドユニット10は、記録ヘッド11、及び、該記録ヘッド11を制御するヘッド制御部10cを備えている。
記録ヘッド11は、幅方向D2と交差する方向、例えば、搬送方向D3へ複数のノズル14が並べられたノズル列NLを複数有し、駆動回路12、駆動素子13、等を備えている。各ノズル列NLに含まれる複数のノズル14は、搬送方向D3からずれた方向へ並べられてもよいし、千鳥状に並べられてもよい。複数のノズル列NLは、例えば、シアンインクを吐出するノズル列、マゼンタインクを吐出するノズル列、イエローインクを吐出するノズル列、及び、ブラックインクを吐出するノズル列を含む。駆動回路12は、制御部30から入力される駆動信号に従って駆動素子13に電圧信号を印加する。駆動素子13には、ノズル14に連通する圧力室内のインク16に圧力を加える圧電素子、熱により圧力室内に気泡を発生させてノズル14からインク滴17を吐出させる駆動素子、等を用いることができる。むろん、インク滴を吐出させる方式は、これらに限定されず、例えば、ノズルとノズルの前方とに配置された加速電極間の強電界でノズルからインクを液滴状に連続噴射させ、インク滴が飛翔する間に偏向電極から印刷情報信号を与えて印刷を行う方式でもよい。また、インク滴を吐出させる方式は、静電吸引方式、機械的振動方式、等でもよい。前記静電吸引方式は、インク滴を偏向することなく印刷情報信号に対応して噴射させる方式である。前記機械的振動方式は、小型ポンプでインクに圧力を加え、ノズルを水晶振動子などで機械的に振動させることにより、強制的にインク滴を噴射させる方式である。
記録ヘッド11の圧力室には、インク供給部19によりインク16が供給される。インク供給部19は、インクタンク、該インクタンクから記録ヘッド11にインクを供給するインク供給路、等を備えている。インクタンク、インク供給路、及び、同色のインクを吐出するノズル14までのインク供給経路は、色毎に独立して設けられている。圧力室内のインク16は、駆動素子13によってノズル14から連続紙200に向かってインク滴17として吐出され、連続紙200にインク滴17のドットが形成される。連続紙200には、複数のドットによる印刷画像IM0が形成される。
機構部20は、主走査部40、搬送部50、等を備え、制御部30の制御の下にヘッドユニット10と連続紙200とを相対移動させる。主走査部40は、キャリッジ41、ガイド軸42、不図示のキャリッジモーター、等を備え、連続紙200に対してヘッドユニット10を幅方向D2において相対移動させる。搬送部50は、ロール紙供給部51、ロール紙収納部52、複数の搬送ローラー53、プラテン55、等を備え、ヘッドユニット10に対して連続紙200を搬送方向D3へ相対移動させる。従って、搬送部50は、連続紙200を該連続紙200の連続方向D1へ搬送する。
ガイド軸42は、長手方向を幅方向D2に向けて配置され、キャリッジ41を幅方向D2において移動可能に支持している。不図示のキャリッジモーターは、キャリッジ41をガイド軸42に沿って往復移動させる。従って、主走査部40は、制御部30の制御の下にキャリッジ41、ひいてはヘッドユニット10をガイド軸42に沿って幅方向D2において往復移動させる。
供給部51は、連続紙200がロール状に巻かれたリールを回転可能に支持し、連続紙200を搬送経路に送り出す。収納部52は、連続紙200を巻き取るリールを回転可能に支持し、印刷が完了した連続紙200を搬送経路から巻き取る。複数の搬送ローラー53は、連続紙200を搬送方向D3へ移動させる駆動ローラー、連続紙200の移動に伴って回転する従動ローラー、等を備える。供給部51から搬送経路に供給された連続紙200は、プラテン55上の印刷領域を経由して、収納部52に巻き取られる。従って、連続紙200の先頭201は収納部52に保持され、連続紙200の末尾202は供給部51に保持されている。
制御部30は、通信I/F31、プロセッサーであるCPU32、メモリー33、駆動制御部34、等を備え、印刷装置1の動作を制御する。ここでI/Fはインターフェイスの略称であり、CPUはCentral Processing Unitの略称である。図1,2に示す印刷装置1は、図3に示す目印M0の幅方向D2における位置である目印位置P0等を検出可能な検出部38を備えている。通信I/F31、CPU32、メモリー33、駆動制御部34、及び、検出部38は、電気的に接続されていることにより互いに情報を入出力可能である。メモリー33は、例えば、半導体メモリーであるROM、半導体メモリーであるRAM、及び、NVMを含む。ここで、ROMはRead Only Memoryの略称であり、RAMはRandom Access Memoryの略称であり、NVMは不揮発性メモリーの略称である。NVMには、フラッシュメモリーといった不揮発性半導体メモリー、ハードディスクといった磁気記憶装置、等を用いることができる。メモリー33は、CPU32が動作するプログラムを格納する領域や動作する作業領域などを確保する記憶媒体である。
尚、制御部30は、SoC等により構成されてもよく、ASICを含んでもよい。ここで、SoCはSystem on a Chipの略称であり、ASICはApplication Specific Integrated Circuitの略称である。
通信I/F31は、情報処理装置100の通信I/F117に接続されている。通信I/F31,117は、双方向のデータ通信を行う。情報処理装置100で生成された印刷ジョブJ0は、通信I/F117から通信I/F31に送信される。通信I/F31,117は、直接ケーブル等で接続されてもよいし、ネットワーク等を介して接続されてもよいし、無線通信により接続されてもよい。
CPU32は、メモリー33に格納されているプログラムを実行することにより、印刷装置1における情報処理や制御を中心的に行う。CPU32は、前記プログラムと印刷ジョブJ0に従って、駆動制御部34を介してヘッドユニット10と機構部20を制御する。
駆動制御部34は、移動制御信号生成回路35、吐出制御信号生成回路36、及び、駆動信号生成回路37を有し、CPU32の制御に基づいてヘッドユニット10と機構部20の動作を制御する。
移動制御信号生成回路35は、CPU32からの指示に従って、主走査部40と搬送部50を制御する移動制御信号を生成し、この信号を機構部20に出力する。吐出制御信号生成回路36は、CPU32からの指示に従って、インクを吐出するノズルの選択、吐出する量の選択、吐出するタイミングの制御、等をするためのヘッド制御信号を印刷ジョブJ0に基づいて生成し、この信号をヘッドユニット10のヘッド制御部10cに出力する。駆動信号生成回路37は、記録ヘッド11の駆動素子13を駆動する駆動信号を生成し、この信号を駆動回路12に出力する。
駆動制御部34は、ヘッド制御信号と駆動信号とに基づいて、各ノズル14に対応する駆動素子13を駆動する。
以上より、制御部30は、ヘッドユニット10が連続紙200に対して幅方向D2へ移動するパス動作、及び、連続紙200がヘッドユニット10に対して搬送方向D3へ移動する送り動作を繰り返し実行させる。むろん、印刷装置1は、シリアル型のプリンターに限定されず、連続紙200の全幅にわたってノズル列を有する記録ヘッドを備えるライン型のプリンターでもよい。
検出部38の少なくとも一部は、図1に示すようにヘッドユニット10に取り付けられ、ヘッドユニット10とともに幅方向D2において往復移動する。検出部38は、幅方向D2において移動しながら目印M0が有るか否かを検出し、目印P0を検出したことをトリガーとして幅方向D2における目印位置P0を出力する。CPU32は、検出部38から目印位置P0を取得し、該目印位置P0を情報処理装置100に送信する制御を通信I/F31に行う。検出部38は、目印M0特有の形状を検出してもよいし、目印M0特有の色を検出してもよい。検出部38には、撮像センサー等を用いることができる。
図1,2に示す情報処理装置100は、CPU111、ROM112、RAM113、記憶装置114、表示装置115、入力装置116、通信I/F117、等を備える。これらの要素111~117等は、電気的に接続されていることにより互いに情報を入出力可能である。CPU111、ROM112、及び、RAM113は、制御部110に含まれる。本技術を適用可能な情報処理装置100には、パーソナルコンピューター(タブレット型端末を含む。)といったコンピューター、スマートフォンといった携帯電話、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、等が含まれる。情報処理装置100は、一つの筐体内に要素111~117等を備えていてもよいが、互いに通信可能に分割された複数の装置で構成されてもよい。また、情報処理装置と印刷装置とが一体化されていても、本技術を実施可能である。
記憶装置114は、オペレーティングシステム、印刷制御プログラムPR0を含む各種ドライバープログラム、アプリケーションプログラム、設定情報、等を記憶している。CPU111は、記憶装置114に記憶されている情報を適宜、RAM113に読み出し、読み出したプログラムを実行することにより各種処理を行う。CPU111は、RAM113に読み出された印刷制御プログラムPR0を実行することにより、コンピューターである情報処理装置100に第一機能FU1と第二機能FU2を実現させる。第一機能FU1と第二機能FU2は処理部U1に対応しているので、印刷制御プログラムPR0は、情報処理装置100を処理部U1として機能させる。また、印刷制御プログラムPR0を実行する情報処理装置100は、第一機能FU1に対応する第一工程ST1、及び、第二機能FU2に対応する第二工程ST2を実施する。記憶装置114には、フラッシュメモリーといった不揮発性半導体メモリー、ハードディスクといった磁気記憶装置、等を用いることができる。前述の機能FU1,FU2をコンピューターに実現させる印刷制御プログラムPR0を記憶したコンピューター読み取り可能な媒体は、情報処理装置100の内部の記憶装置に限定されず、情報処理装置100の外部の記録媒体RDでもよい。
表示装置115は、情報を表示するヒューマンインターフェイスであり、液晶表示パネル等を用いることができる。入力装置116は、情報を入力するヒューマンインターフェイスであり、ポインティングデバイス、キーボードを含むハードキー、表示パネルの表面に貼り付けられたタッチパネル、等を用いることができる。通信I/F117は、印刷装置1の通信I/F31に接続され、印刷装置1に印刷ジョブJ0や目印印刷データDM等のデータを送信したり印刷装置1から前回目印位置P0b等の情報を受信したりする。従って、情報処理装置100は、印刷ジョブJ0や目印印刷データDM等のデータを印刷装置1に出力する。
情報処理装置100は、処理部U1と出力部U2を含み、前回目印位置P0bを保持する保持部U3を含んでいてもよい。前回目印位置P0bは、第一前回目印位置P1bと第二前回目印位置P2bを含んでいる。本具体例において、処理部U1は、印刷制御プログラムPR0を実行する制御部110に対応している。出力部U2は、通信I/F117に対応している。保持部U3は、記憶装置114に対応している。
図3に示す連続紙200は、先頭201から末尾202の方へ順に、前々回ジョブJ0cの印刷範囲A0c、前回ジョブJ0bの印刷範囲A0b、及び、今回ジョブJ0aの印刷範囲A0aを有している。ここで、印刷範囲A0は、印刷範囲A0a,A0b,A0cを総称している。図2に示す印刷ジョブJ0は、前々回ジョブJ0c、前回ジョブJ0b、及び、今回ジョブJ0aを総称している。前回ジョブJ0bは今回ジョブJ0aの直前の印刷ジョブJ0であり、前々回ジョブJOcは前回ジョブJ0bの直前の印刷ジョブJ0である。むろん、一つの連続紙200の印刷に使用される印刷ジョブJ0は、一つでもよいし、二つでもよいし、4以上でもよい。各印刷範囲A0は、連続方向D1において先頭Jhから末尾Jfまでであり、幅方向D2において一端E1から他端E2までである。尚、印刷範囲A0の端E0は、一端E1と他端E2を総称している。
各印刷ジョブJ0は、印刷装置1に画像IM1を印刷させる画像データDA1を1以上含んでいる。印刷ジョブJ0が複数の画像データDA1を含む場合、当該印刷ジョブJ0の印刷範囲A0は全ての画像データDA1を含む矩形状の範囲となる。図3に示す印刷画像IM0は、連続紙200において全印刷範囲A0に印刷された画像IM1を含んでいる。
本具体例の連続紙200は、印刷ジョブJ0に基づいた目印位置P0に目印M0を有する特徴を有する。この特徴は、後で詳しく説明する。
図4は、印刷済の連続紙200にラミネート用材料250をラミネートするラミネート機300の構成を模式的に例示している。図5は、カット前のラミネート済印刷物260を模式的に例示している。
図4に示すラミネート機300は、連続紙供給部301、ラミネート用材料供給部302、ラミネート部303、ラミネート済印刷物収納部304、等を備えている。連続紙供給部301は、印刷済であるロール状の連続紙200をラミネート部303の方へ繰り出す。ラミネート用材料供給部302は、ロール状のラミネート用材料250をラミネート部303の方へ繰り出す。ラミネート用材料250には、熱可塑性樹脂フィルム、接着面に接着剤を有するフィルム、等を用いることができる。ラミネート部303は、連続紙供給部301からの連続紙200の印刷面にラミネート用材料供給部302からのラミネート用材料250をラミネートする。これにより、連続紙200の印刷面にラミネート用材料250がラミネートされたラミネート済印刷物260が形成される。ラミネート済印刷物収納部304は、ラミネート済印刷物260を巻き取る。最終的に、図5に示すようなラミネート済印刷物260が形成される。ラミネート済印刷物260は、カットされることにより個別のラミネート済印刷物となる。
連続紙200への印刷は先頭201から末尾202に向かって行われ、印刷済の連続紙200は先頭201が最も内側となるようにロール状に巻かれた状態となる。従って、印刷済の連続紙200へのラミネートは、通常、末尾202から先頭201に向かって行われる。
ラミネート済印刷物260を大量に生産する商業産業印刷の現場では、ロール状の連続紙200に印刷を行った後に連続紙200にラミネート加工を行うことが行われている。連続紙200に形成された印刷物を一つ一つカットしてラミネート加工を行うことは、生産効率が良くない。そこで、連続紙200をロール状に巻き取り、ラミネート加工時にロール状の連続紙200を繰り出しながら連続紙200に長尺なラミネート用材料250をラミネートし、ラミネート後にラミネート済印刷物260をカットすることが行われている。
印刷済の連続状連続紙200の全幅にラミネート用材料250をラミネートすると、幅方向D2における余白が多い印刷物ではラミネート用材料250の無駄が多くなる。そこで、連続紙200に対して幅方向D2において印刷物がある範囲に当たりを付けて該範囲に限定してラミネート用材料250を連続紙200にラミネートすることが考えられる。しかし、連続紙200は例えば数十~数百メートルの長さがあることがあるため、長尺な連続紙200を広げて印刷範囲A0を確認することは難しく、ラミネート用材料250からはみ出る印刷物が連続紙200にあると損紙につながってしまう。
そこで、本具体例では、幅方向D2において連続紙200に対して必要な印刷範囲A0の端E0の位置P0eに基づいた目印位置P0にラミネート範囲の目印M0を連続紙200に印刷することにしている。図4,5に示すように連続紙200に印刷されたラミネート範囲の目印M0に合わせてラミネート用材料250を連続紙200にラミネートすることにより、ラミネート用材料250の無駄が抑制され、且つ、損紙の発生が抑制される。
図3に示すように、説明の便宜上、目印M0の内、幅方向D2において印刷範囲A0の一端E1の位置P1eに基づいた第一目印位置P1にある目印を第一目印M1と呼び、幅方向D2において印刷範囲A0の他端E2の位置P2eに基づいた第二目印位置P2にある目印を第二目印M2と呼ぶことにする。目印位置P0は、第一目印位置P1と第二目印位置P2を総称している。幅方向D2において、印刷範囲A0の端E0の位置P0eは、前述の位置P1e,P2eを総称している。
また、目印M0の内、前回ジョブJ0bに対応する目印を前回目印M0bと呼び、今回ジョブJ0aに対応する目印を今回目印M0aと呼ぶことにする。前回目印位置P0bは幅方向D2における前回目印M0bの位置であり、今回目印位置P0aは幅方向D2における今回目印M0aの位置である。
前回目印M0bの内、幅方向D2において印刷範囲A0の一端E1の位置P1eに基づいた第一前回目印位置P1bにある前回目印を第一前回目印M1bと呼び、幅方向D2において印刷範囲A0の他端E2の位置P2eに基づいた第二前回目印位置P2bにある前回目印を第二前回目印M2bと呼ぶことにする。
今回目印M0aの内、幅方向D2において印刷範囲A0の一端E1の位置P1eに基づいた第一今回目印位置P1aにある今回目印を第一今回目印M1aと呼び、幅方向D2において印刷範囲A0の他端E2の位置P2eに基づいた第二今回目印位置P2aにある今回目印を第二今回目印M2aと呼ぶことにする。
図3に示す連続紙200には、連続方向D1において、各印刷ジョブJ0の末尾Jfに合わせた末尾位置、及び、各印刷ジョブJ0の先頭Jhに合わせた先頭位置にそれぞれラミネート範囲の目印M0が印刷されている。各目印M0は、印刷範囲A0と重ならないように、印刷範囲A0の若干外側に配置されている。図3において、末尾位置の目印M0は逆三角形であり、先頭位置の目印M0は三角形である。むろん、目印M0の形状は、四角形といった多角形でもよく、矢印等でもよい。印刷された連続紙200がロール状に巻かれてからラミネート加工が行われる場合、連続紙200の末尾Jfからラミネート加工が行われることが多い。このため、印刷ジョブJ0の末尾Jfに合わせた末尾位置に目印M0がある場合、ラミネート開始から目印M0を確認することができる。また、印刷された連続紙200がロール状に巻かれてから検品等で巻き直されると、連続紙200の先頭Jhからラミネート加工が行われることになる。例えば、一つの連続紙200に一つの印刷ジョブJ0が使用される場合、印刷ジョブJ0の先頭Jhに合わせた先頭位置に目印M0があると、ラミネート開始から目印M0を確認することができる。
(3)情報処理装置を含む印刷システムの処理の具体例:
図6は、情報処理装置100と印刷装置1を含む印刷システムSY1で行われる処理を模式的に例示している。図6に示す印刷制御処理は、情報処理装置100の制御部110が行う。
制御部110は、アプリケーションプログラムから印刷ジョブJ0に従った印刷を開始させる開始要求を受け付けるか、印刷ジョブJ0に従った印刷を開始させるユーザー操作を入力装置116により受け付けると、印刷制御処理を開始させる。ここで、ステップS102~S112は、第一工程ST1及び第一機能FU1に対応している。ステップS114~S116は、第二工程ST2及び第二機能FU2に対応している。以下、「ステップ」の記載を省略し、図3等も参照して印刷システムSY1の処理を説明する。
印刷制御処理が開始すると、制御部110は、直前の印刷結果の目印確認を印刷装置1に要求する(S102)。直前の印刷結果の目印M0は、前回ジョブJ0bに基づいて印刷された前回目印M0bであり、第一前回目印M1bと第二前回目印M2bを含んでいる。情報処理装置100の通信I/F117は、目印確認の要求を印刷装置1に送信する。目印確認の要求を受信した印刷装置1は、スキャン及び印刷処理を開始させ、幅方向D2において前回目印M0bが有るか否かを検出部38でスキャンし、前回目印M0bが有る場合に幅方向D2における前回目印位置P0bを検出部38で検出し、該前回目印位置P0bを情報処理装置100に送信する(S152)。前回目印位置P0bは、第一前回目印位置P1bと第二前回目印位置P2bを含んでいる。新しい連続紙200が印刷装置1にセットされた場合、該連続紙200に前回目印M0bは無い。情報処理装置100の制御部110は、前回目印M0bが有る場合に幅方向D2における前回目印位置P0bを印刷装置1から取得する(S104)。検出部38が前回目印M0bを検出しなかった場合、印刷装置1は前回目印M0bが無いことを表す前回目印無し情報を情報処理装置100に送信すればよい。前回目印無し情報を受信した情報処理装置100の制御部110は、例えば、前回目印位置P0bを幅方向D2における連続紙200の中間位置に設定すればよい。これにより、後に示す暫定目印位置P0tが今回目印位置P0aに決定される。
前回目印位置P0bの取得後、制御部110は、今回ジョブJ0aについて、幅方向D2において連続紙200に対して必要な印刷範囲A0aの端E0の位置P0eを取得する(S106)。印刷範囲A0aは、矩形状の範囲である。今回ジョブJ0aが印刷装置1に画像IM1を印刷させる画像データDA1を複数含む場合、幅方向D2において複数の画像IM1の印刷に必要となる印刷範囲A0cの端E0の位置P0eを印刷ジョブJ0に基づいて求める。S106において、情報処理装置100は、幅方向D2において印刷範囲A0aの一端E1の位置P1e及び印刷範囲A0aの他端E2の位置P2eを今回ジョブJ0aに基づいて求める。
端E0の位置P0eの取得後、制御部110は、幅方向D2において印刷範囲A0aの端E0の位置P0eに基づいて暫定目印位置P0tを算出する(S108)。暫定目印位置P0tは、連続紙200の印刷に使用される印刷ジョブJ0が今回ジョブJ0aしかないと仮定した場合に印刷される目印M0の幅方向D2における位置を意味する。
図7は、印刷範囲A0aの端E0の位置P0eと暫定目印位置P0tとの関係を模式的に例示している。暫定目印位置P0tは、幅方向D2において印刷範囲A0aの端E0の位置P0eから所定距離ΔWだけ外側の位置である。これは、目印M0がラミネート範囲の目安であるので、連続紙200にラミネート用材料250をラミネートした時に印刷範囲A0が確実にラミネート用材料250で覆われるようにするためである。ただし、目印M0はラミネート範囲の目安であることから、ΔW>0に限定されず、所定距離ΔW=0、すなわち、暫定目印位置P0tを印刷範囲A0aの端E0の位置P0eに合わせることも可能である。S108において、制御部110は、幅方向D2において印刷範囲A0aの一端E1の位置P1eに基づいて第一暫定目印位置P1tを算出し、幅方向D2において印刷範囲A0の他端E2の位置P2eに基づいて第二暫定目印位置P2tを算出する。第一暫定目印位置P1tは、幅方向D2において印刷範囲A0aの一端E1の位置P1eから所定距離ΔWだけ外側の位置である。第二暫定目印位置P2tは、幅方向D2において印刷範囲A0aの他端E2の位置P2eから所定距離ΔWだけ外側の位置である。
暫定目印位置P0tの算出後、制御部110は、幅方向D2において第一前回目印位置P1bと第一暫定目印位置P1tとで外側の方を第一今回目印位置P1aに決定する(図6のS110)。また、制御部110は、幅方向D2において第二前回目印位置P2bと第二暫定目印位置P2tとで外側の方を第二今回目印位置P2aとして第二今回目印M2aに決定する(S112)。
図8は、幅方向D2において暫定目印位置P0tが前回目印位置P0bよりも外側にある場合に形成される目印M0を含む印刷画像IM0を有する連続紙200を模式的に例示している。図8に示すように、制御部110は、幅方向D2において暫定目印位置P0tが前回目印位置P0bよりも外側にある場合に暫定目印位置P0tを今回目印位置P0aに決定する。印刷範囲A0aの一端E1側では、第一前回目印位置P1bよりも外側にある第一暫定目印位置P1tが第一今回目印位置P1aに決定される。印刷範囲A0aの他端E2側では、第二前回目印位置P2bよりも外側にある第二暫定目印位置P2tが第二今回目印位置P2aに決定される。
図3には、暫定目印位置P0tが示されていないが、幅方向D2において前回目印位置P0bが暫定目印位置P0tよりも外側にある場合に形成される目印M0を含む印刷画像IM0を有する連続紙200が示されている。制御部110は、幅方向D2において前回目印位置P0bが暫定目印位置P0tよりも外側にある場合に前回目印位置P0bを今回目印位置P0aに決定する。印刷範囲A0aの一端E1側では、第一暫定目印位置P1tよりも外側にある第一前回目印位置P1bが第一今回目印位置P1aに決定される。印刷範囲A0aの他端E2側では、第二暫定目印位置P2tよりも外側にある第二前回目印位置P2bが第二今回目印位置P2aに決定される。
むろん、幅方向D2において暫定目印位置P0tが前回目印位置P0bに一致する場合、制御部110は、暫定目印位置P0tを今回目印位置P0aに決定してもよいし、前回目印位置P0bを今回目印位置P0aに決定してもよい。
以上のようにして、制御部110は、図6のS110~S112において、幅方向D2において前回目印位置P0bと暫定目印位置P0tとで外側の方を今回目印位置P0aに決定する。
尚、S104において情報処理装置100が前回目印無し情報を受信した場合、制御部110は、S106~S112の処理を行う代わりに前回目印位置P0bを今回目印位置P0aに決定してもよい。
今回目印位置P0aの決定後、制御部110は、今回目印位置P0aに今回目印M0aを印刷装置1に印刷させる目印印刷データDMを生成する(S114)。S114において、制御部110は、第一今回目印位置P1aに第一今回目印M1aを印刷装置1に印刷させ、且つ、第二今回目印位置P2aに第二今回目印M2aを印刷装置1に印刷させる目印印刷データDMを生成する。図3,8に示す例において、制御部110は、連続方向D1において、今回ジョブJ0aの末尾Jfに合わせた末尾位置、及び、今回ジョブJ0aの先頭Jhに合わせた先頭位置にそれぞれ今回目印M0aを印刷装置1に印刷させる目印印刷データDMを生成する。今回目印M0aは、印刷範囲A0外に配置されている。
目印印刷データDMの生成後、制御部110は、今回ジョブJ0aと目印印刷データDMに従った印刷を印刷装置1に要求し(図6のS116)、印刷制御処理を終了させる。情報処理装置100の通信I/F117は、印刷の要求を印刷装置1に送信する。従って、図2に示す出力部U2は、目印印刷データDMを印刷装置1に出力する。印刷の要求を受信した印刷装置1は、今回ジョブJ0aに従って1以上の画像IM1を連続紙200に印刷し、目印印刷データDMに従って今回目印M0aを連続紙200に印刷し(S154)、スキャン及び印刷処理を終了させる。図3,8に示すように、印刷装置1は、今回ジョブJ0aが複数の画像データDA1を含む場合に各画像データDA1に従った画像IM1を連続紙200に印刷する。また、印刷装置1は、連続方向D1における先頭位置に第一今回目印M1a及び第二今回目印M2aを連続紙200に印刷し、連続方向D1における末尾位置に第一今回目印M1a及び第二今回目印M2aを連続紙200に印刷する。
末尾202まで印刷が行われたロール状の連続紙200が得られると、ユーザーは、末尾202の近傍に印刷された目印M0を見ることにより、ロール状の連続紙200の全てを広げなくても幅方向D2において最も外側まである印刷範囲A0を把握することができる。一つの連続紙200に使用された印刷ジョブJ0が複数有っても、以前の印刷ジョブJ0に基づいた目印位置P0が引き継がれるので、ユーザーは最後の印刷ジョブJ0に基づいた目印M0だけ確認すればよい。ユーザーは、図4,5に示すように連続紙200に印刷されたラミネート範囲の目印M0に合わせてラミネート用材料250を連続紙200にラミネートする作業が可能である。これにより、ラミネート用材料250の無駄が抑制され、且つ、損紙の発生が抑制される。従って、本具体例は、ラミネート用材料250の無駄を抑制しながら適切にラミネート用材料250を連続紙200にラミネートすることが可能となる。
(4)変形例:
本発明は、種々の変形例が考えられる。
例えば、印刷装置1は、インクジェットプリンターに限定されず、レーザープリンターといった電子写真方式のプリンター等でもよい。
上述した処理は、適宜、変更可能である。例えば、図6に示す印刷制御処理において、S110の処理とS112の処理を入れ替えることが可能である。
一つの連続紙200に一つの印刷ジョブJ0しか使用されない場合、制御部110は、前回目印位置P0bを取得する処理を行う必要が無い。この場合、制御部110は、幅方向D2において当該一つの印刷ジョブJ0に必要な印刷範囲A0の端E0の位置P0eに基づいた目印位置P0にラミネート範囲の目印M0を印刷装置1に印刷させる目印印刷データDMを生成すればよい。
図3,8に例示する目印M0は、連続方向D1において各印刷ジョブJ0の末尾位置に有れば各印刷ジョブJ0の先頭位置に無くてもよく、連続方向D1において各印刷ジョブJ0の先頭位置に有れば各印刷ジョブJ0の末尾位置に無くてもよい。
また、図9に例示するように、目印M0は長手方向を連続方向D1に向けて印刷範囲A0の端E0に沿ったライン状となるように連続紙200に印刷されてもよく、印刷範囲A0の端E0の位置P0eを示すコード画像CD1が連続紙200に印刷されてもよい。図9は、目印M0及びコード画像CD1を含む印刷画像IM0を有する連続紙200を模式的に例示している。
図9に示すライン状の目印M0は、連続方向D1において、各印刷ジョブJ0の先頭Jhに合わせた先頭位置から末尾Jfに合わせた末尾位置まで印刷範囲A0の端E0に沿って連続紙200に配置されている。図9に示すコード画像CD1は、印刷範囲A0及び目印M0と重ならないように連続紙200に配置されている。以下、図6を参照して、情報処理装置100と印刷装置1とにより行われる処理を説明する。
情報処理装置100の制御部110は、S102~S112の処理後、S114において、ライン状の今回目印M0aを印刷装置1に印刷させる目印印刷データDM、及び、コード画像CD1を印刷装置1に印刷させるコード画像データDCを生成する。図9に示すように、今回目印M0aは、印刷範囲A0aの一端E1よりも若干外側に配置されているライン状の第一今回目印M1a、及び、印刷範囲A0aの他端E2よりも若干外側に配置されているライン状の第二今回目印M2aを含んでいる。ライン状の第一今回目印M1aは、連続方向D1において、今回ジョブJ0aの先頭Jhに合わせた先頭位置から末尾Jfに合わせた末尾位置まで印刷範囲A0aの一端E1に沿って連続紙200に配置されている。ライン状の第二今回目印M2aは、連続方向D1において、今回ジョブJ0aの先頭Jhに合わせた先頭位置から末尾Jfに合わせた末尾位置まで印刷範囲A0aの他端E2に沿って連続紙200に配置されている。コード画像CD1は、幅方向D2における印刷範囲A0aの一端E1の位置P1e、及び、幅方向D2における印刷範囲A0aの他端E2の位置P2eを表す情報を含んでいる。図9に示すコード画像CD1は、印刷範囲A0aの外側であって、連続方向D1において今回ジョブJ0aの末尾Jfに合わせた末尾位置に配置されている。コード画像CD1の印刷位置は、印刷範囲A0aと目印M0と重ならなければ、特に限定されない。
S114の処理後、制御部110は、S116において、今回ジョブJ0a、目印印刷データDM、及び、コード画像データDCに従った印刷を印刷装置1に要求する。従って、図2に示す出力部U2は、目印印刷データDM及びコード画像データDCを印刷装置1に出力する。印刷の要求を受信した印刷装置1は、S154において、今回ジョブJ0aに従って1以上の画像IM1を連続紙200に印刷し、目印印刷データDMに従ってライン状の今回目印M0aを連続紙200に印刷し、コード画像データDCに従ってコード画像CD1を連続紙200に印刷する。
連続紙200にライン状の目印M0が印刷されると、ラミネート加工時、印刷ジョブJ0の途中に相当する位置でもライン状の目印M0に合わせてラミネート用材料250を連続紙200にラミネートすることができる。従って、図9に示す例は、ラミネート加工時にラミネート用材料250が幅方向D2へずれることを抑制することができる。
また、幅方向D2における印刷範囲A0の端E0の位置P0eを示すコード画像CD1が連続紙200に印刷されると、コード画像CD1で幅方向D2における印刷範囲A0の端E0の位置P0eがコンピューターで扱われるデータとして分かる。従って、図9に示す例は、利便性を向上させることができる。
ところで、図10,11に例示するように、制御部110は、今回ジョブJ0aが1以上の画像データDA1を含み、且つ、幅方向D2において前回ジョブJ0bに基づいた印刷範囲A0bに1以上の画像IM1が収まらない場合、幅方向D2において前回ジョブJ0bに基づいた印刷範囲A0bに1以上の画像IM1が収まる配置となるように今回ジョブJ0aを変更してもよい。図10は、今回ジョブJ0aにより印刷される1以上の画像IM1を再配置可能な印刷制御処理を模式的に例示している。図11は、今回ジョブJ0aにおける1以上の画像IM1が再配置された印刷画像IM0を有する連続紙200を模式的に例示している。
図10に示す印刷制御処理は、図6に示す印刷制御処理にS202~S208の処理が追加されている。S202~S208は、第一工程ST1及び第一機能FU1に対応している。
情報処理装置100の制御部110は、S102~S108において暫定目印位置P0tを算出した後、S202において、暫定目印位置P0tが前回目印位置P0bの外側であるか否かにより処理を分岐させる。S202において、制御部110は、第一暫定目印位置P1tが第一前回目印位置P1bの外側であるか、又は、第二暫定目印位置P2tが第二前回目印位置P2bの外側である場合に処理をS204に進め、それ以外の場合にS110~S116の処理を行う。
S204において、制御部110は、今回ジョブJ0aにおける1以上の画像IM1を幅方向D2において前回ジョブJ0bに基づいた印刷範囲A0bの一端E1の位置P1eから他端E2の位置P2eまでの間に再配置可能であるか否かに応じて処理を分岐させる。画像IM1の再配置には、画像IM1の平行移動、画像IM1の回転、等が含まれる。例えば、今回ジョブJ0aが連続方向D1よりも幅方向D2の方が長い画像IM1を表現する画像データDA1を含む場合、画像IM1を90°又は270°回転させると該画像IM1は連続方向D1よりも幅方向D2の方が短くなる。これにより、今回ジョブJ0aに基づいた印刷範囲A0aの一端E1の位置P1eから他端E2の位置P2eまでの距離を短くすることができる。S204において、制御部110は、画像IM1の再配置が可能である場合に処理をS206に進め、画像IM1の再配置が不可能である場合にS110~S116の処理を行う。
S206において、制御部110は、今回ジョブJ0aにおける1以上の画像IM1を幅方向D2において前回ジョブJ0bに基づいた印刷範囲A0bの一端E1の位置P1eから他端E2の位置P2eまでの間に再配置する。例えば、複数の画像IM1が再配置前の今回ジョブJ0aが図8に示すように幅方向D2において前回ジョブJ0bに基づいた印刷範囲A0bに画像IM1が収まらない印刷ジョブJ0であるとする。この場合、制御部110は、図11に示すように今回ジョブJ0aにおける各画像IM1を90°又は270°回転させることにより、幅方向D2において印刷範囲A0bに複数の画像IM1が収まる配置となるように今回ジョブJ0aを変更することができる。
1以上の画像IM1の再配置後、制御部110は、S208において、前回目印位置P0bを今回目印位置P0aに決定する。その後、制御部110は、今回目印位置P0aに今回目印M0aを印刷装置1に印刷させる目印印刷データDMを生成し(S114)、変更された今回ジョブJ0aと目印印刷データDMに従った印刷を印刷装置1に要求する(S116)。情報処理装置100の通信I/F117は、変更された今回ジョブJ0aと目印印刷データDMに従った印刷の要求を印刷装置1に送信する。印刷の要求を受信した印刷装置1は、変更された今回ジョブJ0aに従って1以上の画像IM1を連続紙200に印刷し、目印印刷データDMに従って今回目印M0aを連続紙200に印刷する。図11に示す例では、今回ジョブJ0aにおける複数の画像IM1が前回ジョブJ0bに基づいた印刷範囲A0bに収まる配置となっている。
図10,11に示す例では、幅方向D2において前回ジョブJ0bに基づいた印刷範囲A0bに今回ジョブJ0aにおける画像IM1が収まらない場合に収まるように画像IM1の配置が変更されるので、幅方向D2においてラミネート用材料250を使用する範囲を広げる必要が無くなる。従って、図10,11に示す例は、ラミネート用材料250の無駄をさらに抑制することができる。
尚、今回ジョブJ0aが一つの画像データDA1しか含んでいない場合でも、画像IM1を回転させることにより今回ジョブJ0aに基づく印刷範囲A0aを幅方向D2において短くすることができるので、図10に示す印刷制御処理を適用可能である。
また、図12に例示するように、印刷装置1に目印位置P0を検出する検出部38が無くても、前回目印位置P0bを利用した今回目印位置P0aの決定が可能である。図12は、前回目印位置P0bを保持する情報処理装置100と印刷装置1とで行われる処理を模式的に例示している。図12に示す処理が行われる前提として、図2に示す記憶装置114が保持部U3として前回目印位置P0bを保持しているものとする。前回目印位置P0bは、第一前回目印位置P1bと第二前回目印位置P2bを含んでいる。新しい連続紙200が印刷装置1にセットされた場合、制御部110は、記憶装置114に記憶されている前回目印位置P0bを削除する。この場合、制御部110は、幅方向D2における連続紙200の中間位置を新たな前回目印位置P0bとして記憶装置114に記憶させてもよい。制御部110は、新しい連続紙200が印刷装置1にセットされたことを示す操作が入力装置116に行われると、記憶装置114に記憶されている前回目印位置P0bを削除してもよい。
印刷装置1は、図6に示すS152の処理を行わず、図6に示すS154の処理を行う。
印刷制御処理が開始すると、制御部110は、保持部U3としての記憶装置114から前回目印位置P0bを取得する(S302)。前回目印位置P0bの取得後、制御部110は、図6に示すS106~S116の処理を行い、今回ジョブJ0aと目印印刷データDMに従った印刷を印刷装置1に要求する。情報処理装置100の通信I/F117は、印刷の要求を印刷装置1に送信する。印刷の要求を受信した印刷装置1は、今回ジョブJ0aに従って1以上の画像IM1を連続紙200に印刷し、目印印刷データDMに従って今回目印M0aを連続紙200に印刷し(S154)、印刷処理を終了させる。
印刷の要求後、制御部110は、今回ジョブJ0aに基づいた今回目印位置P0aを保持部U3としての記憶装置114に保持させ(S304)、印刷制御処理を終了させる。今回目印位置P0aは、第一今回目印位置P1aと第二今回目印位置P2aを含んでいる。図12に示す処理が次に行われる時、今回目印位置P0aは前回目印位置P0bとなり、記憶装置114には前回目印位置P0bが記憶されていることになる。
図12に示す例は、印刷装置1に目印位置P0の検出部38が無くても連続紙200の途中で印刷ジョブJ0が変わる場合にラミネート用材料250の無駄を抑制しながら適切にラミネート用材料250を連続紙200にラミネートすることができる。
尚、上述した具体例は幅方向D2において印刷範囲A0の両側に目印M0を印刷することを開示しているが、幅方向D2において印刷範囲A0の片側のみ目印M0を印刷することも実施可能であり、この場合も本技術に含まれる。例えば、制御部110は、幅方向D2において印刷範囲A0の一端E1を連続紙200の端の近傍に配置させる場合、第一目印M1を印刷させずに第二目印M2を印刷させる目印印刷データDMを生成してもよい。また、制御部110は、幅方向D2において印刷範囲A0の他端E2を連続紙200の端の近傍に配置させる場合、第二目印M2を印刷させずに第一目印M1を印刷させる目印印刷データDMを生成してもよい。
(5)結び:
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、ラミネート用材料の無駄を抑制しながら適切にラミネート用材料を連続紙にラミネートするための技術等を提供することができる。むろん、独立請求項に係る構成要件のみからなる技術でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術及び上述した例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
1…印刷装置、10…ヘッドユニット、20…機構部、30…制御部、31…通信I/F、38…検出部、40…主走査部、50…搬送部、100…情報処理装置、110…制御部、111…CPU、112…ROM、113…RAM、114…記憶装置、115…表示装置、116…入力装置、117…通信I/F、200…連続紙、201…先頭、202…末尾、250…ラミネート用材料、260…ラミネート済印刷物、A0,A0a,A0b,A0c…印刷範囲、CD1…コード画像、D1…連続方向、D2…幅方向、D3…搬送方向、DA1…画像データ、DC…コード画像データ、DM…目印印刷データ、E0…端、E1…一端、E2…他端、IM0…印刷画像、IM1…画像、J0…印刷ジョブ、J0a…今回ジョブ、J0b…前回ジョブ、J0c…前々回ジョブ、Jf…末尾、Jh…先頭、M0…目印、M0a…今回目印、M0b…前回目印、M1…第一目印、M1a…第一今回目印、M1b…第一前回目印、M2…第二目印、M2a…第二今回目印、M2b…第二前回目印、P0…目印位置、P0a…今回目印位置、P0b…前回目印位置、P0e…印刷範囲の端の位置、P0t…暫定目印位置、P1…第一目印位置、P1a…第一今回目印位置、P1b…第一前回目印位置、P1e…印刷範囲の一端の位置、P1t…第一暫定目印位置、P2…第二目印位置、P2a…第二今回目印位置、P2b…第二前回目印位置、P2e…印刷範囲の他端の位置、P2t…第二暫定目印位置、PR0…印刷制御プログラム、SY1…印刷システム、U1…処理部、U2…出力部、U3…保持部。

Claims (15)

  1. ラミネート対象の連続紙を該連続紙の連続方向へ搬送する搬送部を備える印刷装置に印刷ジョブを出力する情報処理装置であって、
    前記連続方向と交差する幅方向において前記連続紙に対して必要な印刷範囲の端の位置を前記印刷ジョブに基づいて求め、前記幅方向において前記印刷範囲の端の位置に基づいた目印位置にラミネート範囲の目印を前記印刷装置に印刷させる目印印刷データを生成する処理部と、
    前記目印印刷データを前記印刷装置に出力する出力部と、を備える、情報処理装置。
  2. 前記処理部は、前記印刷ジョブが前記印刷装置に画像を印刷させる画像データを複数含む場合、前記幅方向において複数の前記画像の印刷に必要となる前記印刷範囲の端の位置を前記印刷ジョブに基づいて求める、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記印刷ジョブは、今回ジョブ、及び、該今回ジョブの直前の前回ジョブを含み、
    前記処理部は、前記今回ジョブが前記印刷装置に画像を印刷させる画像データを含み、且つ、前記幅方向において前記前回ジョブに基づいた前記印刷範囲に前記画像が収まらない場合、前記幅方向において前記前回ジョブに基づいた前記印刷範囲に前記画像が収まる配置となるように前記今回ジョブを変更し、
    前記出力部は、変更された前記今回ジョブを前記印刷装置に出力する、請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記幅方向における前記印刷範囲の端は、一端及び他端を含み、
    前記目印は、前記幅方向において前記目印位置としての第一目印位置の第一目印、及び、前記幅方向において前記目印位置としての第二目印位置の第二目印を含み、
    前記処理部は、前記幅方向において前記印刷範囲の前記一端の位置及び前記印刷範囲の前記他端の位置を前記印刷ジョブに基づいて求め、前記幅方向において前記一端の位置に基づいた前記第一目印位置に前記第一目印を前記印刷装置に印刷させ、且つ、前記幅方向において前記他端の位置に基づいた前記第二目印位置に前記第二目印を前記印刷装置に印刷させる前記目印印刷データを生成する、請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記印刷ジョブは、今回ジョブ、及び、該今回ジョブの直前の前回ジョブを含み、
    前記前回ジョブに対応する前記目印を前回目印とし、前記幅方向における前記前回目印の位置を前回目印位置とし、前記今回ジョブに対応する前記目印を今回目印とし、前記幅方向における前記今回目印の位置を今回目印位置として、
    前記処理部は、前記幅方向において前記今回ジョブに基づいた前記印刷範囲の端の位置を求め、前記幅方向において前記印刷範囲の端の位置に基づいた暫定目印位置が前記前回目印位置よりも外側にある場合に前記暫定目印位置を前記今回目印位置として前記今回目印を前記印刷装置に印刷させる前記目印印刷データを生成する、請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記処理部は、前記幅方向において前記前回目印位置が前記暫定目印位置よりも外側にある場合に前記前回目印位置を前記今回目印位置として前記今回目印を前記印刷装置に印刷させる前記目印印刷データを生成する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記印刷装置は、前記幅方向における前記前回目印位置を検出する検出部を備え、
    前記処理部は、前記印刷装置から前記前回目印位置を取得する、請求項5又は請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記前回目印位置を保持する保持部をさらに備え、
    前記処理部は、前記保持部から前記前回目印位置を取得する、請求項5又は請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記幅方向における前記印刷範囲の端は、一端及び他端を含み、
    前記目印は、前記幅方向において前記目印位置としての第一目印位置の第一目印、及び、前記幅方向において前記目印位置としての第二目印位置の第二目印を含み、
    前記前回目印は、前記前回ジョブに対応する前記第一目印としての第一前回目印、及び、前記前回ジョブに対応する前記第二目印としての第二前回目印を含み、
    前記前回目印位置は、前記幅方向における前記第一前回目印の位置である第一前回目印位置、及び、前記幅方向における前記第二前回目印の位置である第二前回目印位置を含み、
    前記今回目印は、前記今回ジョブに対応する前記第一目印としての第一今回目印、及び、前記今回ジョブに対応する前記第二目印としての第二今回目印を含み、
    前記今回目印位置は、前記幅方向における前記第一今回目印の位置である第一今回目印位置、及び、前記幅方向における前記第二今回目印の位置である第二今回目印位置を含み、
    前記暫定目印位置は、前記幅方向において前記印刷範囲の前記一端の位置に基づいた第一暫定目印位置、及び、前記幅方向において前記印刷範囲の前記他端の位置に基づいた第二暫定目印位置を含み、
    前記処理部は、
    前記幅方向において、前記今回ジョブに基づいた前記印刷範囲の前記一端の位置、及び、前記今回ジョブに基づいた前記印刷範囲の前記他端の位置を求め、
    前記幅方向において前記第一前回目印位置と前記第一暫定目印位置とで外側の方を前記第一今回目印位置として前記第一今回目印を前記印刷装置に印刷させ、且つ、前記幅方向において前記第二前回目印位置と前記第二暫定目印位置とで外側の方を前記第二今回目印位置として前記第二今回目印を前記印刷装置に印刷させる前記目印印刷データを生成する、請求項5~請求項8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記処理部は、前記連続方向において前記印刷ジョブの末尾に合わせた末尾位置に前記目印を前記印刷装置に印刷させる前記目印印刷データを生成する、請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記処理部は、前記連続方向において前記印刷ジョブの先頭に合わせた先頭位置に前記目印を前記印刷装置に印刷させる前記目印印刷データを生成する、請求項1~請求項10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記処理部は、長手方向を前記連続方向に向けて前記印刷範囲の端に沿ったライン状の前記目印を前記印刷装置に印刷させる前記目印印刷データを生成する、請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記処理部は、前記連続紙に対して前記印刷範囲の端の位置を示すコード画像を前記印刷装置に印刷させるコード画像データを生成し、
    前記出力部は、前記コード画像を前記印刷装置に出力する、請求項1~請求項12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. ラミネート対象の連続紙を該連続紙の連続方向へ搬送する搬送部を備える印刷装置に印刷ジョブを出力する印刷制御方法であって、
    前記連続方向と交差する幅方向において前記連続紙に対して必要な印刷範囲の端の位置を前記印刷ジョブに基づいて求める第一工程と、
    前記幅方向において前記印刷範囲の端の位置に基づいた目印位置にラミネート範囲の目印を前記印刷装置に印刷させる第二工程と、を含む、印刷制御方法。
  15. ラミネート対象の連続紙を該連続紙の連続方向へ搬送する搬送部を備える印刷装置に印刷ジョブを出力するための印刷制御プログラムであって、
    前記連続方向と交差する幅方向において前記連続紙に対して必要な印刷範囲の端の位置を前記印刷ジョブに基づいて求める第一機能と、
    前記幅方向において前記印刷範囲の端の位置に基づいた目印位置にラミネート範囲の目印を前記印刷装置に印刷させる目印印刷データを生成する第二機能と、をコンピューターに実現させる、印刷制御プログラム。
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