JP2022152493A - ガイドワイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】狭窄部の通過性が高くかつ安全性が高いガイドワイヤを提供する。【解決手段】ガイドワイヤ10は、長軸方向に延在するコア20と、コア20の先端部の外表面を覆う樹脂により形成された先端側被覆層70と、を有し、先端側被覆層70は、先端側被覆層70を形成する樹脂が先端側被覆層70の全周にわたって径方向外側に突出することによって形成された凸部74と、凸部74の先端側に隣接配置された先端側外径一定部73と、凸部74の基端側に隣接配置され先端から基端に向かって外径が漸増する基端側テーパー部75と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、血管内治療を行うための医療器具を目的の位置まで誘導するために血管内に挿入されるガイドワイヤに関する。
血管内に生じた狭窄部の診断や治療では、カテーテルを用いる手技が行われる。術者は、血管内にガイドワイヤを挿入し、ガイドワイヤの先端を狭窄部近傍に到達させた後、ガイドワイヤに沿ってカテーテルを挿入する。
狭窄部において、術者は、狭窄部に存在するマイクロチャネルの入口をガイドワイヤの先端で捉え、ガイドワイヤを押し込むことにより、ガイドワイヤを狭窄部に通過させる。このとき、ガイドワイヤをカテーテルの内腔に挿入した状態で狭窄部に押し込むことで、ガイドワイヤは、撓みが生じにくくなり、基端部に加えられた押し込み力を先端まで伝達することができる。
特開2007-175497号公報
ガイドワイヤの先端部は、ガイドワイヤの狭窄部の通過性の向上と血管穿孔の発生を抑制するために、細く柔軟であることが好ましい。しかしながら、ガイドワイヤは、先端部を細く柔軟とすると、カテーテルの内腔に挿入した状態で狭窄部に押し込む際、先端部におけるガイドワイヤとカテーテルとのクリアランスが大きくなり、ガイドワイヤがカテーテルの内腔で偏心して撓みが生じやすくなる。これにより、ガイドワイヤは、カテーテルによる支持が得られにくくなり、基端部に加えられた押し込み力を先端まで伝達することができず、狭窄部の通過性が低下する。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、狭窄部の通過性が高くかつ安全性が高いガイドワイヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係るガイドワイヤは、長軸方向に延在するコアと、前記コアの先端部の外表面を覆う樹脂により形成された先端側被覆層と、を有し、前記先端側被覆層は、前記先端側被覆層を形成する樹脂が前記先端側被覆層の全周にわたって径方向外側に突出することによって形成された凸部と、前記凸部の先端側に隣接配置された先端側外径一定部と、前記凸部の基端側に隣接配置され先端から基端に向かって外径が漸増する基端側テーパー部と、を有する。
上記のように構成したガイドワイヤによれば、ガイドワイヤをカテーテルの内腔に挿入させた状態で狭窄部に押し込む際、ガイドワイヤの先端部に設けられた凸部によって、カテーテル先端部におけるカテーテルとガイドワイヤとのクリアランスが小さくなる。これにより、ガイドワイヤの先端部は、カテーテル内腔での撓みが生じにくくなるので、カテーテルによる支持を得られやすくなる。このため、ガイドワイヤは、基端部に加えられた押し込み力を先端まで効果的に伝達できるので、通過性が向上する。また、凸部は、樹脂で形成されるため、高い柔軟性を備えることができる。そのため、ガイドワイヤは、凸部によるカテーテル内腔表面や血管の損傷を抑制でき、安全性が高い。
また、ガイドワイヤは、凸部の先端側に隣接配置された先端側外径一定部を有するため、ガイドワイヤをカテーテルの内腔に挿入した状態で狭窄部に押し込む際、カテーテルによって支持された凸部と狭窄部の組織に接触した先端との間で座屈が起きやすくなる。これにより、ガイドワイヤは、ガイドワイヤの先端にかかる押し込み力の大きさが制限されるので、狭窄部を通過する際のガイドワイヤの先端による血管穿孔の発生を抑制でき、安全性が向上する。
さらに、ガイドワイヤは、凸部の基端側に隣接配置され先端から基端に向かって外径が漸増する基端側テーパー部を有するため、凸部の基端近傍の剛性を先端から基端に向かって緩やかに増加させることができる。そのため、ガイドワイヤは、先端部の柔軟性を確保でき、かつ基端側テーパー部での座屈を抑制できるため、基端側に加えられた押込み力を先端まで効果的に伝達できる。以上のように、本発明に係るガイドワイヤは、安全性が高く、かつ狭窄部の通過性が高いものとなる。
前記先端側被覆層は、前記基端側テーパー部の基端側に隣接配置され、前記凸部の最大外径よりも大きい外径を有する基端側外径一定部を有してもよい。これにより、ガイドワイヤに沿ってカテーテルを挿入する際、凸部の基端側でカテーテルとガイドワイヤとのクリアランスが小さくなるため、ガイドワイヤがカテーテルの内腔で偏心しにくくなる。その結果、ガイドワイヤは、カテーテルの先端が凸部の基端側から先端側に前進する際に、カテーテルの先端が凸部に引っかかって破損することを抑制できる。
前記ガイドワイヤは、前記先端側外径一定部から前記凸部までの前記先端側被覆層の内表面と、前記コアの外表面とに密着するように配置されたX線不透過性のマーカーを有してもよい。これにより、術者は、X線透視下で凸部の位置を把握することができるため、ガイドワイヤをカテーテルの内腔に挿入した状態で狭窄部に押し込む際、ガイドワイヤの先端部に設けられた凸部をカテーテルの先端近傍に配置することが容易となる。その結果、ガイドワイヤの先端部は、カテーテルによる支持が得られやすくなるので、狭窄部への通過性が向上する。また、マーカーが凸部の先端側の先端側外径一定部まで配置されていることにより、術者は、ガイドワイヤのカテーテルの先端から突出した部分の挙動を、X線透視下で視認することができる。これにより、ガイドワイヤは、先端部の過度な座屈によるガイドワイヤの破損や血管穿孔の発生を抑制でき、安全性が向上する。
前記凸部は、先端から基端に向かって外径が漸減し前記ガイドワイヤの基端方向に向く外表面を有する基端側傾斜部と、前記基端側傾斜部よりも先端側に配置され先端から基端に向かって外径が漸増する先端側傾斜部と、を有し、前記コアの長軸に対する前記基端側傾斜部の傾斜角は、前記コアの長軸に対する前記先端側傾斜部の傾斜角よりも大きくてもよい。ガイドワイヤにより一時的に押し広げられた狭窄部の組織は、血管や狭窄部の組織が有する弾力性および柔軟性により押し戻され、狭窄部の組織が凸部の基端部と基端側テーパー部とによって形成された隙間に入り込む。ガイドワイヤの凸部は、ガイドワイヤが狭窄部を通過する際、狭窄部の内表面と接して返しの役割を果たすことにより、ガイドワイヤが基端方向への力を受けて後退することを抑制できる。これにより、ガイドワイヤは、狭窄部への高い通過性を備えつつ、ガイドワイヤによって一時的に径方向外側に押し広げられた血管の反発力および心拍や血圧によるガイドワイヤの狭窄部からの脱落を抑制できるので、手技の効率化や安全性の向上が可能となる。
前記凸部は、基端側テーパー部の外表面の摩擦係数が前記凸部の他の外表面の摩擦係数よりも大きくてもよい。これにより、ガイドワイヤは、前進に必要な力を小さくしつつ、後退に必要な力を大きくできる。そのため、ガイドワイヤは、狭窄部への高い通過性を備えつつ、血管の反発力および心拍や血圧によるガイドワイヤの狭窄部からの脱落を抑制できるので、手技の効率化や安全性の向上が可能となる。
実施形態に係るガイドワイヤの先端部を断面で示し、基端部を平面で示す図である。 ガイドワイヤの先端部を示す拡大断面図である。 ガイドワイヤの変形例を示す平面図であり、(A)は第1変形例、(B)は第2変形例、(C)は第3変形例を示す。 ガイドワイヤの血管内での動作を説明するための概略図であり、(A)はガイドワイヤの先端を狭窄部に突き当てた状態、(B)はガイドワイヤの凸部が狭窄部を通過した状態を示す。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態のみには限定されない。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
本明細書の説明では、自然状態(外力を付加せず、真っ直ぐな状態)でガイドワイヤが延びている方向を「長軸方向」とする。ガイドワイヤの長軸方向を基準軸としたガイドワイヤの横断面(軸直交断面)において、ガイドワイヤに対して離間または接近する方向を「径方向」とする。ガイドワイヤの長軸方向を基準軸にした回転方向を「周方向」とする。また、ガイドワイヤにおいて血管内に挿入される側を先端側とし、先端側と反対の端部側を基端側とする。また、先端(最先端)から長軸方向における一定の範囲を含む部分を「先端部」とし、基端(最基端)から長軸方向における一定の範囲を含む部分を「基端部」とする。
本明細書において、範囲を示す「X~Y」は、XおよびYを含み、「X以上Y以下」を意味する。
<ガイドワイヤ>
ガイドワイヤ10は、血管内に挿入されて、治療用または診断用のカテーテルの内腔に挿通された状態で、当該カテーテルを血管内の目的部位へ導くために用いられる。図1および2に示すように、第1実施形態に係るガイドワイヤ10は、長軸方向に延伸するコア20と、コア20の先端部に配置されたコイル30および先端側被覆層70と、先端側被覆層70の基端側に配置された筒状部材50と、コア20の基端部に配置された基端側被覆層60とを備えている。
ガイドワイヤ10の長軸方向に沿う長さは、200~5000mmとすることができる。
(コア)
図1に示すように、コア20は、長軸方向において先端側に配置された第1コア21と、第1コア21の基端側に配置された第2コア22と、を有する。第1コア21と第2コア22とは、接合部37において接合面d1を介して固相接合されてなる。接合部37は、コア20の外表面から径方向外側に向かって突出した突出部33を有する。
第1コア21は、第1コア21の先端側に配置された先端部36と、先端部36の基端側に配置された第1外径一定部34と、先端部36と第1外径一定部34との間に配置された第1テーパー部35と、を有する。先端部36は、第1コア21の先端から第1テーパー部35の先端まで延び、長軸方向に沿ってほぼ一定の外径を有する。第1テーパー部35は、先端部36の基端から第1外径一定部34の先端まで延び、長軸方向に沿って外径が漸増している。第1外径一定部34は、第1テーパー部35の基端から突出部33の先端まで延び、長軸方向に沿ってほぼ一定の外径を有する。第1外径一定部34の外径は、0.3mm~0.9mmである。
第2コア22は、第2コア22の先端側に配置された第2外径一定部38と、第2外径一定部38の基端側に配置された第3外径一定部40と、第2外径一定部38と第3外径一定部40との間に配置された第2テーパー部39と、を有する。第2外径一定部38は、突出部33の基端から第2テーパー部39の先端まで延び、長軸方向に沿ってほぼ一定の外径を有する。第2外径一定部38の外径は、第1コア21の第1外径一定部34の外径とほぼ等しく、0.3mm~0.9mmである。第2テーパー部39は、第2外径一定部38の基端から第3外径一定部40の先端まで延び、長軸方向に沿って外径が漸増している。第3外径一定部40は、第2テーパー部39の基端から第2コア22の基端まで延び、長軸方向に沿ってほぼ一定の外径を有する。
コア20は、第1コア21と第2コア22とを固相接合して形成される。第1コア21および第2コア22は、一定の外径を有する金属製のワイヤをそれぞれ研削することで形成できる。研削前の第2コア22の外径は、研削前の第1コア21の外径よりも大きい。コア20は、外径の異なる2本のワイヤを研削した後に接合して形成することにより、1本のワイヤを研削して形成した場合と比較して、研削が必要な長さが短くなる。したがって、外径の異なる2本のワイヤを接合することによって、先端側の曲げ剛性が低い部分と基端側の曲げ剛性が高い部分とを備えたコア20を容易に製造できる。
第1コア21および第2コア22は、いずれもほぼ円形の横断面形状を有する。なお、第1コア21および第2コア22は、第1コア21の先端部36と第1外径一定部34との間、第2コア22の第2外径一定部38と第3外径一定部40との間に、他のテーパー部や外径一定部を有してもよい。また、第1コアの先端部36の横断面形状は、矩形としてもよい。
第1コア21および第2コア22は、Ni-Ti系合金で形成される。Ni-Ti系合金は、超弾性を有するため、応力が負荷されて塑性変形領域まで変形した場合でも、応力を除荷した後に元の形状に復元しやすい。これにより、ガイドワイヤ10は、使用中に、塑性変形して折れ曲がった状態となって操作性が低下することが抑制される
接合部37は、コア20のうち、第1コア21と第2コア22との接合面d1および接合面d1の近傍を含む部分である。接合部37は、第1コア21を形成するワイヤの基端面と第2コア22を形成するワイヤの先端面とを固相接合することによって形成される。コア20は、接合部37に、接合面d1に生じたバリを機械研磨して形成した突出部33を有する。
(コイル)
コイル30は、第1コア21の先端部の一定の範囲を覆うように配置されている。コイル30は、X線不透過性のマーカーであり、血管内に挿入されたガイドワイヤ10の位置を術者がX線透視下で把握するために使用される。コイル30は、第1コア21を中心として、第1コア21の周方向に沿ってワイヤを螺旋状に巻回して形成される。コイル30と第1コア21の外表面とは、密着していることが好ましい。また、コイル30は、外力を付与しない状態で、隣接する巻回同士の間に隙間を有するように形成されていることが好ましい。なお、コイル30は、外力を付与しない状態で、隣接する巻回同士の間に隙間を有さないように形成されていてもよい。
コイル30を形成するワイヤは、X線不透過性を有する材料で形成されていることが好ましい。X線不透過性を有する材料としては、金、白金、タングステン等の貴金属またはこれらを含む合金などの金属材料が挙げられる。
コイル30の先端は、固定部材31により第1コア21の先端部に固定されている。コイル30の基端は、固定部材32により第1コア21の第1テーパー部35に固定されている。固定部材を形成する材料は、接着剤、ろう材、はんだなどが挙げられる。
(先端側被覆層)
先端側被覆層70は、樹脂材料によって構成され、コイル30を含むコア20の先端部を覆うように形成されている。先端側被覆層70は、先端側被覆層70の先端側に配置された半球部71と、半球部71の基端側に隣接配置された先端側テーパー部72と、先端側テーパー部72の基端側に隣接配置された先端側外径一定部73と、先端側外径一定部73の基端側に隣接配置された凸部74と、凸部74の基端側に隣接配置された基端側テーパー部75と、基端側テーパー部75の基端側に隣接配置された基端側外径一定部76と、基端側外径一定部76の基端側に隣接配置された縮径部77と、を有する。半球部71は、ガイドワイヤ10の最先端に位置する。
半球部71は、狭窄部の入口S1(図4(A)を参照)を捉えることができ、かつ血管壁に損傷を与えず血管穿孔の発生を抑制できるように、小さな曲率半径Rで丸みを帯びた半球状に形成される。半球部71の曲率半径Rは、0.05mm~0.30mmである。
先端側テーパー部72は、半球部71の基端から先端側外径一定部73の先端まで延び、長軸方向に沿って外径が漸増している。第1コア21およびコイル30は、その先端が少なくとも先端側テーパー部72の基端よりも先端側まで到達するように先端側へ延在している。これにより、ガイドワイヤ10は、狭窄部の通過性が向上する。先端側テーパー部72の長軸方向の長さL1は、1mm~10mmである。先端側テーパー部72のコア20の長軸に対する傾斜角θ1は、0.2度~17度である。
先端側外径一定部73は、先端側テーパー部72の基端から凸部74の先端まで延び、長軸方向に沿ってほぼ一定の外径を有する。先端側外径一定部73の長軸方向の長さL2は、0mmより大きく20mm以下である。先端側外径一定部73の内側には、コイル30および第1コア21の先端部36が配置されている。
凸部74は、先端側被覆層70を形成する樹脂が先端側被覆層70の全周にわたって径方向外側に突出することによって形成されている。凸部74は、先端側外径一定部73の基端から基端側テーパー部75の先端まで延在している。凸部74の内側には、コイル30が配置されるとともに、第1コア21の先端部36および/または第1テーパー部35が配置されている。凸部74の外径は、後述する基端側外径一定部76の外径よりも小さいことが好ましい。凸部74の外径は、0.3mm~0.9mmである。凸部74の長軸方向の長さL3は、1mm~10mmである。
凸部74は、先端側外径一定部73の基端側に隣接配置された先端側傾斜部78と、基端側テーパー部75の先端側に隣接配置された基端側傾斜部79と、先端側傾斜部78と基端側傾斜部79との間に配置された頂部80とを有している。凸部74の内側には、コイル30の基端部が配置される。
先端側傾斜部78は、先端から基端に向かって外径が漸増し、ガイドワイヤ10の先端方向に向く外表面を有する。先端側傾斜部78のコア20の長軸に対する傾斜角θaは、0.1度~1度である。
基端側傾斜部79は、先端から基端に向かって外径が漸減し、ガイドワイヤ10の基端方向に向く外表面を有する。基端側傾斜部79のコア20の長軸に対する傾斜角θbは、1度~2度である。傾斜角θbは、傾斜角θaよりも大きいことが好ましいが、傾斜角θa以下であってもよい。
頂部80は、凸部74のうちで外径が最大となる部分を含む。本実施形態における頂部80は、滑らかな曲面形状を有する。なお、頂部80は、図3(A)に示す第1変形例のように、径方向外側へ尖った形状を有してもよい。または、頂部80は、図3(B)に示す第2変形例のように、最大外径を有する部分がコア20の長軸に沿って所定の範囲に形成されてもよい。または、頂部80は、図3(C)に示す第3変形例のように、コア20の長軸に沿ってほぼ略一定の外径を有する平滑な面と径方向外側へ尖った形状とが組み合わされた形状を有してもよい。
基端側テーパー部75は、図1および2に示すように、凸部74の基端から基端側外径一定部76の先端まで延び、長軸方向に沿って外径が漸増している。基端側テーパー部75の内側には、第1コア21の第1テーパー部35が配置されている。基端側テーパー部75の長軸方向の長さL4は、30mm~250mmである。基端側テーパー部75のコア20の長軸に対する傾斜角θ2は、0.01度~1度である。
基端側外径一定部76は、基端側テーパー部75の基端から縮径部77の先端まで延び、長軸方向に沿ってほぼ一定の外径を有する。基端側外径一定部76の内側には、第1コア21の第1外径一定部34の先端部が配置されている。基端側外径一定部76の長軸方向の長さL5は、10mm~200mmである。基端側外径一定部76の外径は、0.3mm~0.9mmである。
縮径部77は、基端側外径一定部76の基端から筒状部材50の先端近傍まで延び、長軸方向に沿って外径が漸減している。縮径部77の内側には、第1コア21の第1外径一定部34の一部が配置されている。
コイル30は、先端側テーパー部72の基端部、先端側外径一定部73および凸部74の内表面と、第1コア21の外表面とに密着するように配置される。
先端側被覆層70は、第1コア21および/またはコイル30の外表面に密着する柔軟な樹脂層90と、樹脂層90の外表面に被覆される低摩擦層91と、を有する。なお、先端側被覆層70は、樹脂層90のみで構成されてもよい。
樹脂層90は、樹脂により形成される。これにより、ガイドワイヤ10は、先端部が柔軟となり、血管に損傷を与えることを防止できる。樹脂層90を形成する樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル(PET、PBT等)、ポリアミド、ポリイミド、ポリスチレン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂(PTFE、ETFE、PFA等)、ウレタン系樹脂、またはこれらの複合材料や、ラテックスゴム、シリコーンゴム等の各種ゴム材料、またはこれらのうちに2以上を組み合わせた複合材料が挙げられる。特に、樹脂層90は、ウレタン系樹脂で形成することが好ましい。樹脂層90は、一層構造に限定されず、複数の層からなる積層構造としてもよい。
樹脂層90の厚さは、5μm~500μmであるのが好ましい。
低摩擦層91は、親水性高分子により形成される。低摩擦層91は、樹脂層90の半球部71および先端側テーパー部72の先端部を除く外表面のほぼ全体を覆っている。樹脂層90の半球部71および先端側テーパー部72の先端部の外表面は、低摩擦層91に覆われないことで、狭窄部の入口S1を捉えやすい。
凸部74の基端側傾斜部79に配置される低摩擦層91は、凸部74の先端側傾斜部78に配置される低摩擦層91よりも薄い。親水性高分子が薄く被覆された部分の摩擦係数は、親水性高分子が厚く被覆された部分の摩擦係数よりも高くなる。したがって、凸部74の基端側傾斜部79の外表面の摩擦係数は、先端側傾斜部78の外表面の摩擦係数よりも高い。なお、低摩擦層91は、基端側傾斜部79の外表面に設けられなくてもよく、または基端側傾斜部79の外表面を部分的に被覆してもよい。低摩擦層91が設けられない基端側傾斜部79の外表面の摩擦係数は、低摩擦層91が設けられる先端側傾斜部78の外表面の摩擦係数よりも高くなる。また、ドット模様や縞模様のように、低摩擦層91が部分的に配置される基端側傾斜部79の外表面の平均化された摩擦係数は、先端側傾斜部78の外表面の摩擦係数よりも高くなる。
親水性高分子は、セルロース系高分子、ポリエチレンオキサイド系高分子、無水マレイン酸系高分子(例えば、メチルビニルエーテル-無水マレイン酸共重合体のような無水マレイン酸共重合体)、アクリルアミド系高分子(例えば、ポリアクリルアミド、ポリグリシジルメタクリレート-ジメチルアクリルアミド(PGMA-DMAA)のブロック共重合体)、水溶性ナイロン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等からなる公知の親水性高分子が挙げられる。
低摩擦層91の厚さは、0.1μm~100μmであるのが好ましい。
なお、低摩擦層91を形成する材料は、親水性高分子に限定されず、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やテトラフルオロエチレン-エチレン共重合体(ETFE)などのフッ素系樹脂や、シリコーン樹脂であってもよい。
凸部74を備えた先端側被覆層70は、押出成形により第1コア21上に樹脂を押し出す際、材料の吐出量や吐出圧を調節したり、第1コア21の引取速度を調節したりして部分的に材料の厚さを変更することにより、製造できる。または、凸部74を備えた先端側被覆層70は、第1コア21に巻回するコイル30のワイヤの外径を、凸部74の内側の位置のみで太く設定し、第1コア21およびコイル30を樹脂で覆うことで製造してもよい。または、凸部74を備えた先端側被覆層70は、凸部74を備えない樹脂からなる層を形成した後に、樹脂を含むぺーストを配置して硬化させることにより製造してもよい。
(筒状部材)
筒状部材50は、第1コア21の第1外径一定部34に配置された管状の部材である。筒状部材の先端部は、先端側被覆層70の基端部と接触しており、先端側被覆層70の基端が筒状部材50の内腔に入り込んでいる。筒状部材50の基端部は、固定部材51によって第1コア21と固定されている。筒状部材50の基端部は、基端側へ向かって外径が漸減するテーパー部52を有する。筒状部材50の基端よりも基端側に位置する固定部材51は、筒状部材50のテーパー部52に連続するようにテーパーに形成されている。
筒状部材50は、金属で形成されることが好ましい。筒状部材50を形成する金属は、ステンレス鋼、超弾性合金、コバルト系合金や、金、白金、タングステンなどの貴金属またはこれらを含む合金(白金-イリジウム合金)などが挙げられる。
(基端側被覆層)
図1に示すように、基端側被覆層60は、第2コア22の外表面の少なくとも一部を覆うように形成されている。基端側被覆層60は、第2コア22の外表面を覆う内層61と、内層の外表面を覆う外層62と、外層62の外表面に螺旋状に巻回された線条体63と、を有する。
内層61および外層62を形成する材料は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やテトラフルオロエチレン-エチレン共重合体(ETFE)などのフッ素系樹脂が挙げられる。また、内層61および外層62は、顔料を含んでもよい。
なお、基端側被覆層60は、一層でもよい。
線条体63は、第2コア22の周方向に沿って螺旋状に巻回され、外層62の外表面から径方向外側に向かって凸形状を有する部材である。線条体63は、隣接する巻回同士の間が離間するように形成されている。
線条体63は、樹脂により形成されることが好ましい。線条体63を形成する樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)などのフッ素系樹脂を用いることができる。また、線条体63は、顔料を含んでもよい。
次に、本実施形態に係るガイドワイヤ10の作用および効果を説明する。
ガイドワイヤ10は、図4(A)に示すように、カテーテル100の内腔に挿入された状態で、狭窄部Sの入口S1に押し込まれる。このとき、ガイドワイヤ10の先端部に設けられた凸部74によって、カテーテル100先端部におけるカテーテル100とガイドワイヤ10とのクリアランスが小さくなる。これにより、ガイドワイヤ10の先端部は、カテーテル100の内腔での撓みが生じにくくなるので、カテーテル100による支持を得られやすくなる。このため、ガイドワイヤ10は、基端部に加えられた押し込み力を先端まで効果的に伝達できるので、通過性が向上する。また、凸部74は、樹脂で形成されるため、高い柔軟性を備えることができる。そのため、ガイドワイヤ10は、凸部74によるカテーテル内腔表面や血管の損傷を抑制でき、安全性が高い。
また、ガイドワイヤ10は、凸部74の先端側に隣接配置された先端側外径一定部73を有するため、ガイドワイヤ10をカテーテル100の内腔に挿入した状態で狭窄部Sに押し込む際、カテーテル100によって支持された凸部74と狭窄部Sの組織に接触した先端との間で座屈が起きやすくなる。これにより、ガイドワイヤ10は、ガイドワイヤ10の先端にかかる押し込み力の大きさが制限されるので、狭窄部Sを通過する際のガイドワイヤ10の先端による血管穿孔の発生を抑制でき、安全性が向上する。
さらに、ガイドワイヤ10は、凸部74の基端側に隣接配置され先端から基端に向かって外径が漸増する基端側テーパー部75を有するため、凸部74の基端近傍の剛性を先端から基端に向かって緩やかに増加させることができる。そのため、ガイドワイヤ10は、先端部の柔軟性を確保でき、かつ基端側テーパー部75での座屈を抑制できるため、基端側に加えられた押込み力を先端まで効果的に伝達できる。したがって、本実施形態に係るガイドワイヤ10は、安全性が高く、かつ狭窄部Sの通過性が高いものとなる。
また、先端側被覆層70は、基端側テーパー部75の基端側に隣接配置され、凸部74の最大外径よりも大きい外径を有する基端側外径一定部76を有している。これにより、ガイドワイヤ10に沿ってカテーテル100を挿入する際、凸部74の基端側でカテーテル100とガイドワイヤ10とのクリアランスが小さくなるため、ガイドワイヤ10がカテーテル100の内腔で偏心しにくくなる。その結果、ガイドワイヤ10は、カテーテル100の先端が凸部74の基端側から先端側に前進する際に、カテーテル100の先端が凸部74に引っかかって破損することを抑制できる。
また、ガイドワイヤ10は、先端側外径一定部73から凸部74までの先端側被覆層70の内表面と、コアの外表面とに密着するように配置されたX線不透過性のマーカー(例えば、コイル30)を有してもよい。これにより、術者は、X線透視下で凸部74の位置を把握することができるため、ガイドワイヤ10をカテーテル100の内腔に挿入した状態で狭窄部Sに押し込む際、ガイドワイヤ10の先端部に設けられた凸部74をカテーテル100の先端近傍に配置することが容易となる。その結果、ガイドワイヤ10の先端部は、カテーテル100による支持が得られやすくなるので、狭窄部Sへの通過性が向上する。また、マーカーが凸部74の先端側の先端側外径一定部73まで配置されていることにより、術者は、ガイドワイヤ10のカテーテル100の先端から突出した部分の挙動を、X線透視下で視認することができる。これにより、ガイドワイヤ10は、先端部の過度な座屈によるガイドワイヤ10の破損や血管穿孔の発生を抑制でき、安全性が向上する。なお、先端側外径一定部73から凸部74までとは、先端側外径一定部73の少なくとも一部と、凸部74の少なくとも一部とを含んでいる。
また、凸部74は、先端から基端に向かって外径が漸減しガイドワイヤ10の基端方向に向く外表面を有する基端側傾斜部79と、基端側傾斜部79よりも先端側に配置され先端から基端に向かって外径が漸増する先端側傾斜部78と、を有し、コア20の長軸に対する基端側傾斜部79の傾斜角θbは、コア20の長軸に対する先端側傾斜部78の傾斜角θaよりも大きい。ガイドワイヤ10により一時的に押し広げられた狭窄部Sの組織は、図4(B)に示すように、血管や狭窄部Sの組織が有する弾力性および柔軟性により押し戻され、狭窄部Sの組織が凸部74の基端部と基端側テーパー部75とによって形成された隙間に入り込む。ガイドワイヤ10の凸部74は、ガイドワイヤ10が狭窄部Sを通過する際、狭窄部Sの内表面と接して返しの役割を果たすことにより、ガイドワイヤ10が基端方向への力を受けて後退することを抑制できる。これにより、ガイドワイヤ10は、狭窄部Sへの高い通過性を備えつつ、ガイドワイヤ10によって一時的に径方向外側に押し広げられた血管の反発力および心拍や血圧によるガイドワイヤ10の狭窄部Sからの脱落を抑制できるので、手技の効率化や安全性の向上が可能となる。
また、凸部74は、ガイドワイヤ10の基端方向に向く外表面の摩擦係数が凸部74の他の外表面の摩擦係数よりも大きい。ガイドワイヤ10が狭窄部Sを通過する際、凸部74が狭窄部Sの内表面と接して返しの役割を果たすことにより、ガイドワイヤ10が基端方向への力を受けて後退することを抑制できる。このとき、凸部74は、ガイドワイヤ10の基端方向に向く外表面の摩擦係数が凸部74の他の外表面の摩擦係数よりも大きいため、ガイドワイヤ10は、前進に必要な力を小さくしつつ、後退に必要な力を大きくできる。これにより、ガイドワイヤ10は、狭窄部Sへの高い通過性を備えつつ、血管の反発力および心拍や血圧によるガイドワイヤ10の狭窄部Sからの脱落を抑制できるので、手技の効率化や安全性の向上が可能となる。
また、凸部74は、先端側被覆層70を形成する樹脂を径方向外側に突出させることによって形成される。これにより、凸部74は、樹脂で形成されるため、高い柔軟性を備えることができる。そのため、ガイドワイヤ10は、凸部74による血管の損傷を抑制できる。
また、先端側被覆層70は、凸部74を形成する先端側被覆層70の外表面に低摩擦材料からなる低摩擦層91を有し、低摩擦層91は、凸部74のガイドワイヤ10の基端方向に向く外表面の厚みが凸部74の他の外表面の厚みよりも薄い。これにより、凸部74のガイドワイヤ10の基端方向に向く外表面の摩擦係数は、凸部74の他の外表面の摩擦係数よりも大きくなる。ガイドワイヤ10は、前進に必要な力を小さくしつつ後退に必要な力を大きくできるので、狭窄部Sへの高い通過性を備えつつ狭窄部Sからの脱落を抑制できる。
また、先端側被覆層70は、凸部74のガイドワイヤ10の基端方向に向く外表面に低摩擦層91を有さなくてもよい。これにより、凸部74のガイドワイヤ10の基端方向に向く外表面の摩擦係数は、凸部74の他の外表面の摩擦係数よりも大きくなる。ガイドワイヤ10は、狭窄部S内腔において前進に必要な力を小さくしつつ後退に必要な力を大きくできるので、狭窄部Sへの高い通過性を備えつつ狭窄部Sからの脱落を抑制できる。
また、先端側被覆層70は、凸部74の基端側に隣接配置され、先端から基端に向かって外径が漸増する基端側テーパー部75を有してもよい。ガイドワイヤ10が狭窄部Sを通過する際、ガイドワイヤ10により一時的に押し広げられた狭窄部Sの組織は、血管や狭窄部Sの組織が有する弾力性および柔軟性により押し戻され、狭窄部Sの組織が凸部74の基端部と基端側テーパー部75とによって形成された隙間に入り込む。これにより、ガイドワイヤ10は、凸部74による返しの効果を大きくすることができる。
したがって、図1~4に示すように、ガイドワイヤ10の凸部74の基端側に基端側テーパー部75を設けることは、血管穿孔の発生を抑制し、ガイドワイヤ10の安全性を向上させる上で有効である。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。コア20の先端側の一部は、形状付けできるように、塑性変形しやすい非弾性の金属材料により形成されてもよい。
また、ガイドワイヤ10は、脈管、尿管、胆管、卵管、肝管等に挿入されてもよい。
10 ガイドワイヤ、
20 コア、
21 第1コア、
22 第2コア、
30 コイル(マーカー)
70 先端側被覆層、
71 半球部、
72 先端側テーパー部、
73 先端側外径一定部、
74 凸部、
75 基端側テーパー部、
76 基端側外径一定部、
78 先端側傾斜部、
79 基端側傾斜部、
90 樹脂層、
91 低摩擦層、
100 カテーテル。

Claims (5)

  1. 長軸方向に延在するコアと、前記コアの先端部の外表面を覆う樹脂により形成された先端側被覆層と、を有し、
    前記先端側被覆層は、
    前記先端側被覆層を形成する樹脂が前記先端側被覆層の全周にわたって径方向外側に突出することによって形成された凸部と、
    前記凸部の先端側に隣接配置された先端側外径一定部と、
    前記凸部の基端側に隣接配置され先端から基端に向かって外径が漸増する基端側テーパー部と、を有することを特徴とするガイドワイヤ。
  2. 前記先端側被覆層は、前記基端側テーパー部の基端側に隣接配置され、前記凸部の最大外径よりも大きい外径を有する基端側外径一定部を有することを特徴とする請求項1に記載のガイドワイヤ。
  3. 前記先端側外径一定部から前記凸部までの前記先端側被覆層の内表面と、前記コアの外表面とに密着するように配置されたX線不透過性のマーカーを有することを特徴とする請求項1または2に記載のガイドワイヤ。
  4. 前記凸部は、先端から基端に向かって外径が漸減し前記ガイドワイヤの基端方向に向く外表面を有する基端側傾斜部と、前記基端側傾斜部よりも先端側に配置され先端から基端に向かって外径が漸増する先端側傾斜部と、を有し、
    前記コアの長軸に対する前記基端側傾斜部の傾斜角は、前記コアの長軸に対する前記先端側傾斜部の傾斜角よりも大きいことを特徴とする請求項1~3に記載のガイドワイヤ。
  5. 前記凸部は、基端側テーパー部の外表面の摩擦係数が前記凸部の他の外表面の摩擦係数よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のガイドワイヤ。
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