JP2022150533A - プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接合構造及び接合方法 - Google Patents

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Hiroki Nakata
悠吾 西尾
Yugo Nishio
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Abstract

Figure 2022150533000001
【課題】プレキャスト部材の接合構造物におけるかぶりコンクリートの押し出しを抑制する。
【解決手段】プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接合構造は、軸方向に延伸する鉄筋30、40と鉄骨50が埋設された複数のプレキャスト部材10と、隣り合うプレキャスト部材10a、10bの軸方向端部同士を接合する充填材が充填された接合部20と、を有し、鉄骨50は、一部がプレキャスト部材10の軸方向端面から突出し、残部が当該プレキャスト部材10の内部に埋設され、かつ、プレキャスト部材10の内部において鉄筋30、40よりも内側に位置し、鉄骨50は、ウェブ部と、鉄筋に対向するフランジ面を有したフランジ部と、を有し、隣り合うプレキャスト部材10a、10bの各鉄骨は、接合部20において互いに接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンクリート構造物におけるプレキャスト鉄筋コンクリート部材の接合構造及び接合方法に関する。
現場施工の省力化、工期短縮、品質の安定化などの観点から、コンクリート構造物の建設においては、プレキャスト工法の採用が望まれている。例えばラーメン高架橋のような鉄道構造物は、線状の構造物であるため、周辺の環境条件等が同一であれば、同様の諸元の構造物が線状に連続することが多く、プレキャスト工法の活用による効果が大きい。
プレキャスト工法では、工場で製作された鉄筋コンクリート部材(以下「プレキャスト部材」)をトレーラーで現場まで運搬し、現場にてプレキャスト部材をクレーンで吊り上げて所定の箇所に設置する。例えば図1に示すように、橋脚のような柱80の間にプレキャスト部材82を用いて梁81を架設する際には、隣り合うプレキャスト部材82の軸方向端部の間にコンクリートを打設する。これにより、隣り合うプレキャスト部材82が接合されて柱80間に梁81が架設される。
プレキャスト部材の接合構造として、特許文献1には、プレキャスト部材の軸方向端部に突起板状部を設け、隣り合うプレキャスト部材の突起板状部同士を重ね合わせて固定する接合構造が開示されている。
また、特許文献2には、両端部が鉄筋コンクリートで覆われた鉄骨が、鉄筋コンクリート造の柱の間に架け渡されたハイブリッド梁が開示されている。
特開2020-143422号公報 特開2014-190102号公報
図1に示すようなプレキャスト部材82で構成された梁81は、現場打ちコンクリートで製作された梁には存在し得ない、プレキャスト部材82と、現場打ちコンクリート部(以下「接合部83」)との境界面(以下「接合面84」)が存在する。
接合面84を有する梁81においては、梁81の上面や下面に過大な荷重が入力された際に、鉛直方向(Z方向)への接合面84のずれが生じることが懸念される。そして、鉛直方向への接合面84のずれが生じた際には、プレキャスト部材82の軸方向(X方向)に延伸する鉄筋(軸方向鉄筋)が鉛直方向にかぶりコンクリートを押し出すことによって、接合面84を起点とした、軸方向鉄筋に沿って進展するひび割れが生じることが知られている。
軸方向鉄筋に沿って進展するひび割れは、梁の剛性やせん断耐力の低下の原因となる。すなわち、梁の剛性やせん断耐力向上の観点からは、軸方向鉄筋に沿って進展するひび割れを抑制するために、軸方向鉄筋によるかぶりコンクリートの押し出しを抑制できる構造が求められる。
しかしながら、特許文献1に記載の接合構造においては、接合面の近傍に直線状に延びる軸方向鉄筋が配置されているだけであり、かぶりコンクリートの押し出しを抑制する観点では改善の余地がある。また、特許文献2には、梁と柱の接合部の構造については開示されているが、プレキャスト部材の軸方向端部同士の接合構造については考慮されていない。すなわち、プレキャスト部材同士の接合面において、かぶりコンクリートの押し出しを抑制できる接合構造は開示されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、プレキャスト部材の接合構造物におけるかぶりコンクリートの押し出しを抑制することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接合構造であって、軸方向に延伸する鉄筋と鉄骨が埋設された複数のプレキャスト部材と、隣り合う前記プレキャスト部材の軸方向端部同士を接合する充填材が充填された接合部と、を有し、前記鉄骨は、一部が前記プレキャスト部材の軸方向端面から突出し、残部が当該プレキャスト部材の内部に埋設され、かつ、前記プレキャスト部材の内部において前記鉄筋よりも内側に位置し、前記鉄骨は、ウェブ部と、前記鉄筋に対向するフランジ面を有したフランジ部と、を有し、隣り合う前記プレキャスト部材の各鉄骨は、前記接合部において互いに接続されていることを特徴としている。
本発明によれば、接合面近傍に埋設されている鉄骨によって、せん断伝達耐力が向上することから接合面のずれを抑制することができる。これにより、かぶりコンクリートの押し出しを抑制することができる。
前記フランジ部の幅と前記ウェブ部の厚さとの比(フランジ部の幅/ウェブ部の厚さ)は、10以上であってもよい。
前記プレキャスト部材は、梁の構成部材であってもよい。
別な観点による本発明は、プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接合方法であって、軸方向に延伸する鉄筋と鉄骨が埋設された複数のプレキャスト部材において、前記鉄骨は、一部が前記プレキャスト部材の軸方向端面から突出し、残部が当該プレキャスト部材の内部に埋設され、かつ、前記プレキャスト部材の内部において前記鉄筋よりも内側に位置し、前記鉄骨は、ウェブ部と、前記鉄筋に対向するフランジ面を有したフランジ部と、を有し、隣り合う前記プレキャスト部材を接合する際に、当該プレキャスト部材の軸方向端面から突出する鉄骨同士を接続し、隣り合う前記プレキャスト部材の軸方向端面の間に充填材を充填することで両プレキャスト部材を接合することを特徴としている。
前記フランジ部の幅と前記ウェブ部の厚さとの比(フランジ部の幅/ウェブ部の厚さ)は、10以上であってもよい。
前記プレキャスト部材は、梁の構成部材であってもよい。
本発明によれば、プレキャスト部材の接合構造物におけるかぶりコンクリートの押し出しを抑制することができる。
一般的なプレキャスト部材の接合構造の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかるプレキャスト部材の接合構造の概略構成を示す説明図である。 プレキャスト部材の縦断面図である。 プレキャスト部材の概略構成を示す説明図である。 第1のプレキャスト部材の軸方向端部を示す説明図である。 第2のプレキャスト部材の軸方向端部を示す説明図である。 鉄骨の形状例を示す縦断面図である。 鉄骨の形状例を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態においては、例えば橋脚のような柱の間に架設される梁を例に挙げてプレキャスト部材(プレキャスト鉄筋コンクリート部材)の接合構造について説明する。
図2は、本実施形態にかかるプレキャスト部材の接合構造の概略構成を示す説明図である。図3は、プレキャスト部材の縦断面図である。図4は、プレキャスト部材の概略構成を示す説明図であり、図2から接合部20のコンクリートが除かれた図である。図5は、第1のプレキャスト部材の軸方向端部を示す説明図である。図6は、第2のプレキャスト部材の軸方向端部を示す説明図である。なお、図中に示されるX方向はプレキャスト部材の軸方向であり、Y方向はプレキャスト部材の幅方向であり、Z方向は鉛直方向である。
梁1は、隣り合うプレキャスト部材10として、第1のプレキャスト部材10aと、第2のプレキャスト部材10bを有しており、第1のプレキャスト部材10aと第2のプレキャスト部材10bの間には接合部20が設けられている。
接合部20は、第1のプレキャスト部材10aと第2のプレキャスト部材10bを接合する部分であり、接合部20には、充填材としてのコンクリートが充填されている。なお、充填材は、プレキャスト部材10a、10b間に充填されて固化する材料であれば特に限定されず、例えばモルタルであってもよい。
次に、第1のプレキャスト部材10aと第2のプレキャスト部材10bの概略構成について説明するが、両プレキャスト部材10a、10bで共通する構成については単にプレキャスト部材10と称して説明する場合がある。
プレキャスト部材10は、角柱状に形成され、当該プレキャスト部材10には、上面11近傍に配置された鉄筋30と、下面12近傍に配置された鉄筋40が埋設されている。
鉄筋30は、プレキャスト部材10の軸方向(X方向)に延伸しており、一部がプレキャスト部材10の軸方向端面から突出し、残部がプレキャスト部材10の内部に埋設されている。同様に、鉄筋40は、プレキャスト部材10の軸方向(X方向)に延伸しており、一部がプレキャスト部材10の軸方向端面から突出し、残部がプレキャスト部材10の内部に埋設されている。鉄筋30及び鉄筋40は、それぞれ幅方向(Y方向)に間隔をおいて4本ずつ配置されているが、幅方向における鉄筋の本数は特に限定されない。なお、鉄筋30と鉄筋40の間に他の軸方向鉄筋が配置されてもよい。
隣り合うプレキャスト部材10a、10bの鉄筋30a、30b同士は、例えば重ね継手や機械式継手で接続されるが、接続方法は特に限定されない。同様に、隣り合うプレキャスト部材10a、10bの鉄筋40a、40b同士は、例えば重ね継手や機械式継手で接続されるが、接続方法は特に限定されない。
プレキャスト部材10には、上記の鉄筋30、40に加え、軸方向(X方向)に延伸する鉄骨50が埋設されている。鉄骨50は、鉄筋30と鉄筋40の間に位置している。すなわち、鉄骨50は、プレキャスト部材10の内部において鉄筋30、40よりもさらに内側に位置している。鉄骨50は、一部がプレキャスト部材10の軸方向端面から突出しており、残部がプレキャスト部材10に埋設されている。各プレキャスト部材10a、10bの軸方向端面から突出する鉄骨50a、50b同士は、添接板(図示せず)を用いたボルト接続などの公知の方法で接続されている。なお、鉄骨50は、プレキャスト部材10の軸方向の全長にわたって埋設されてなくてもよい。例えばプレキャスト部材10において、計算上、各断面に発生する断面力に対して鉄骨50が不要と推定される部分については、鉄骨50は埋設されてなくてもよい。ただし、この場合においては、プレキャスト部材10に対して鉄骨50が定着することが可能な程度に鉄骨50の長さを確保することが求められる。
鉄骨50は、ウェブ部51と、ウェブ部51の上端及び下端にそれぞれ設けられたフランジ部52を有している。鉄骨50は、ウェブ部51のウェブ面51aが鉛直方向(Z方向)に平行であって、フランジ部52のフランジ面52a、52bが鉄筋30、40に対向するようにしてプレキャスト部材10に埋設されている。
ウェブ部51は、せん断耐力(せん断力に対する抵抗力)の向上に寄与する部位である。本実施形態においては、ウェブ面51aが鉛直方向(Z方向)に向いているため、鉛直方向のせん断耐力が向上する。このようなせん断耐力は、図3に示すような鉛直方向に沿った縦断面におけるウェブ部51の面積の大きさに比例して大きくなる。このウェブ部51の面積の大きさは、プレキャスト部材10の接合構造物の用途や要求されるせん断耐力に応じて適宜変更される。
フランジ部52は、梁1に鉛直方向(Z方向)の荷重が入力された際に、ウェブ部51の上端又は下端がコンクリートを押し出すことによるプレキャスト部材10の割裂の発生を抑制するために必須の部位である。例えばフランジ部52の幅Wがウェブ部51の厚さtと同一である場合、すなわちフランジ部52が設けられていない場合は、梁1に鉛直方向の荷重が入力された際に、ウェブ部51の上端又は下端を起点として鉛直方向に進展するひび割れが生じ得る。このため、フランジ部52の幅Wはウェブ部51の厚さtより大きい必要がある。ただし、フランジ部52は、上述の通りウェブ部51による鉛直方向に進展するひび割れを抑制する目的で設けられるため、フランジ部52の幅Wは、一般に使用される鉄骨のフランジ部の幅より短くてもよい。
フランジ部52の幅Wは、例えばシミュレーションにおいてプレキャスト部材10の割裂が生じない程度の幅に設定されるが、フランジ部52の幅Wとウェブ部51の厚さtとの比(W/t)が10以上となるように設定されることが好ましい。W/tがこの範囲を満たすことで、ウェブ部51の上端又は下端を起点とした鉛直方向に進展するひび割れをより確実に抑えつつ、後述するような接合面21のずれを抑制することができる。W/tは、より好ましくは13以上である。
鉄骨50は、ウェブ部51とフランジ部52を有する鋼材であれば、鋼材の種類は特に限定されず、例えばI形鋼やH形鋼、平鋼を組合わせ、溶接などで一体化されたものが用いられる。また例えば、図7に示すように2つの溝形鋼(チャンネル)を用い、2つの溝形鋼のウェブ同士を突き合わせることで鉄骨50としてのウェブ部51を構成してもよい。この場合のウェブ部51の厚さとは、各溝形鋼のウェブの厚さの合計値である。また、図7に示す例では、2つの溝形鋼のフランジによって鉄骨50としてのフランジ部52が構成される。この場合のフランジ部52の幅Wは、各溝形鋼のフランジの幅の合計値である。
本実施形態におけるプレキャスト部材10の接合構造は以上のように構成されている。次に、プレキャスト部材10の接合方法の一例について説明する。
まず、第1のプレキャスト部材10aと第2のプレキャスト部材10bの軸方向端部同士を対向させて、第1のプレキャスト部材10aの鉄骨50aと第2のプレキャスト部材10bの鉄骨50bを突き合わせる。そして、添接板(図示せず)を用いて鉄骨50aと鉄骨50bの軸方向端部同士をボルト接続する。その後、隣り合うプレキャスト部材10a、10bの鉄筋30、40同士を例えば重ね継手で接続する。最後に、鉄骨50に吊るした型枠(図示せず)を用いて第1のプレキャスト部材10aと第2のプレキャスト部材10bの軸方向端面の間に充填材としてのコンクリートを打設する。これにより、第1のプレキャスト部材10aと第2のプレキャスト部材10bが接合される。
本実施形態にかかるプレキャスト部材10の接合構造においては、接合面21の近傍に埋設されている鉄骨50によって、せん断耐力が向上することから、例えば梁1の上面に荷重が入力されて鉛直方向(Z方向)のせん断力が生じたとしても、鉛直方向への接合面21のずれを抑制することができる。これにより、かぶりコンクリートの押し出しを抑制することができる。
また、本実施形態における接合構造によれば、鉄骨50によって、せん断耐力を確保することができるため、プレキャスト部材10の断面寸法を小さくしたり、軸方向鉄筋の本数を減少させることも可能となる。これにより、プレキャスト部材10の軽量化を図ることができ、プレキャスト部材10の運搬作業や楊重作業が容易になる。さらに、プレキャスト部材10を軽量化できることにより、従来品と同様の重量でプレキャスト部材10の全長を長くすることも可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば上記実施形態では、隣り合うプレキャスト部材10の接合構造を説明するために、梁1を構成するプレキャスト部材10同士の接合構造を例に挙げたが、上記実施形態で説明した接合構造は、梁だけでなく、柱を構成するプレキャスト部材同士の接合構造にも適用することができる。
例えば前述の第1のプレキャスト部材10aと第2のプレキャスト部材10bが柱を構成する部材である場合、図中のX方向が柱の軸方向(鉛直方向)となり、Y方向及びZ方向が水平方向となる。この場合であっても、図2のような鉄骨50が設けられた接合構造であれば、Z方向における接合面21のずれを抑制することができ、かぶりコンクリートの押し出し抑制効果が得られる。また、柱の場合には、Z方向だけでなく、Y方向からの荷重も考慮する必要がある。このため、例えば図8に示すように、鉄骨50を十字形に構成し、フランジ面52c~52fが、プレキャスト部材10の側面13~16の各々の面に対向するように鉄骨50を配置することが好ましい。これにより、柱の四方、いずれの方向から荷重が入力されても接合面21のずれを抑制することが可能となる。
本発明は、プレキャスト鉄筋コンクリート部材同士を接合する際に有用である。
1 梁
10 プレキャスト部材
10a 第1のプレキャスト部材
10b 第2のプレキャスト部材
11 上面
12 下面
13~16 側面
20 接合部
21 接合面
30 鉄筋
40 鉄筋
50 鉄骨
51 ウェブ部
51a ウェブ面
52 フランジ部
52a~52f フランジ面
80 柱
81 梁
82 プレキャスト部材
83 接合部
84 接合面
t ウェブ部の厚さ
W フランジ部の幅

Claims (6)

  1. プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接合構造であって、
    軸方向に延伸する鉄筋と鉄骨が埋設された複数のプレキャスト部材と、
    隣り合う前記プレキャスト部材の軸方向端部同士を接合する充填材が充填された接合部と、を有し、
    前記鉄骨は、一部が前記プレキャスト部材の軸方向端面から突出し、残部が当該プレキャスト部材の内部に埋設され、かつ、前記プレキャスト部材の内部において前記鉄筋よりも内側に位置し、
    前記鉄骨は、ウェブ部と、前記鉄筋に対向するフランジ面を有したフランジ部と、を有し、
    隣り合う前記プレキャスト部材の各鉄骨は、前記接合部において互いに接続されていることを特徴とする、接合構造。
  2. 前記フランジ部の幅と前記ウェブ部の厚さとの比(フランジ部の幅/ウェブ部の厚さ)は、10以上であることを特徴とする、請求項1に記載の接合構造。
  3. 前記プレキャスト部材は、梁の構成部材であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の接合構造。
  4. プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接合方法であって、
    軸方向に延伸する鉄筋と鉄骨が埋設された複数のプレキャスト部材において、
    前記鉄骨は、一部が前記プレキャスト部材の軸方向端面から突出し、残部が当該プレキャスト部材の内部に埋設され、かつ、前記プレキャスト部材の内部において前記鉄筋よりも内側に位置し、
    前記鉄骨は、ウェブ部と、前記鉄筋に対向するフランジ面を有したフランジ部と、を有し、
    隣り合う前記プレキャスト部材を接合する際に、当該プレキャスト部材の軸方向端面から突出する鉄骨同士を接続し、
    隣り合う前記プレキャスト部材の軸方向端面の間に充填材を充填することで両プレキャスト部材を接合することを特徴とする、接合方法。
  5. 前記フランジ部の幅と前記ウェブ部の厚さとの比(フランジ部の幅/ウェブ部の厚さ)は、10以上であることを特徴とする、請求項4に記載の接合方法。
  6. 前記プレキャスト部材は、梁の構成部材であることを特徴とする、請求項4又は5に記載の接合方法。
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