JP2022149537A - 車両室内構造 - Google Patents

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Shin Umezawa
貴典 大井
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Abstract

【課題】車両側部にウィンドガラスを有する車両に、より安定して荷物を積む。【解決手段】車両室内構造を構成する後部シート40は、乗員が着座可能な着座モードと、荷物を収容可能にする荷物収容モードと、を有する。後部シート40には、着座モードのときに乗員と接する接触面を有するシート面部42,52が設けられ、車両室内の側壁10には、荷物収容モードの後部シート40を保持するシート保持部23,26が設けられ、シート保持部23,26に後部シート40が保持されているとき、シート面部42,52がウィンドガラス31のガラス面に対面配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、車両室内構造に関する。
車両室内に配置される車両用シートのうち、特に、後部シートには、特許文献1に開示されているように、フロア部に対して着脱可能なものが知られている。また、後部シートに乗員が着座していないときに当該後部シートを折り畳むことにより、車両室内における荷物収容スペースを、より大きくすることが一般的に行われる。
特許文献1に開示されている構成では、3列目の後部シートを、フロア部から取り外し、車両室内の側壁に取り付けている。これにより、後部シートが取り付けられていたフロア部に、荷物を積むことが可能となる。この例では、後部シートを折り畳み、折り畳まれたシートを、車両室の側壁に対向するように設置している。これにより、後部シートが設置されていたフロア上に、車椅子を収容しやすくしている。
特開2004-306800号公報
ところが、上記例のように車両室の側壁にウィンドガラスが設けられている車両では、ガラス面と対面する位置まで荷物を積む場合には、荷物がウィンドガラスのガラス面に接触し、ガラス面が損傷する可能性がある。
例えば、車幅方向に延びる複数の荷物を上下方向に積み上げたり、車両上下方向に延びる荷物を積む場合には、車両走行中の振動や荷物の積み込み時の荷物の押込みにより荷物がウィンドガラス側に近づいて、荷物がウィンドガラスのガラス面に接触する可能性があり、ガラス面が損傷する可能性がある。
また、商用車両等では、後部シートを簡素な構成にして、運転席の車両後方側のシートアレンジの自由度を高めることによって、荷物の収容量をより大きく確保する場合がある。また、上記したように荷物を積み上げる場合や、上下に延びる荷物を収容することもあるため、当該車両においては、より安定した荷物収容構造が好ましい。上記例のような車両室内構造では、車両室内に荷物を効率よく安定して収容する上では改善の余地があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両側部にウィンドガラスを有する車両に、より安定して荷物を積むことができる車両室内構造を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る車両室内構造は、車両室の側壁に設けられたウィンドガラスと、前記車両室の下部に設けられたフロア部と、前記フロア部に設置されるシートと、を備え、前記シートは、乗員が着座可能な着座モードと、荷物を収容可能にする荷物収容モードと、を有している。当該車両室内構造において、前記シートには、前記着座モードのときに乗員と接する接触面を有するシート面部が設けられ、前記側壁には、前記荷物収容モードの前記シートを保持するシート保持部が設けられ、前記シート保持部に前記シートが保持されているとき、前記シート面部が前記ウィンドガラスのガラス面に対面配置される。
本発明における車両後部構造によれば、車両側部にウィンドガラスを有する車両に、より安定して荷物を積むことが可能である。
本発明に係る車両室内構造の一実施形態を示す斜視図である。 図1の車両室壁面を車両室内から見た側面図である。 図2のA-A矢視断面図である。 図1の後部シートを単体で示す斜視図である。 図4の後部シートを下方から見た斜視図である。 図1のウィンドガラスに対面配置されている後部シートの単体を車両外側から見た正面図である。 図1の実施形態の変形例で、(A)は模式的に示す側面図で、(B)はシートバック部の収容例を模式的に示す側面図である。 図1の実施形態の変形例で、(A)は座部がシート保持部に保持された状態を模式的に示す側面図で、(B)は(A)の後部シートの座部が着座モードから荷物収容モードに移行する状態を模式的に示す正面図である。 図2の変形例を示す側面図である。
以下、本発明に係る車両室内構造の一実施形態について、図面(図1~図9)を参照しながら説明する。なお、図において、矢印Fr方向は車両前後方向における前方を示す。実施形態の説明における「前部(前端)及び後部(後端)」は、車両前後方向における前部及び後部に対応する。また、矢印L、R方向は、車幅方向における左側、右側を示している。また、本実施形態の説明における「左右」は、車両室内の乗員が車両前方を向いたときの左右に対応している。
本実施形態の車両室内構造は、図1及び図2に示すように、車両室の側壁10に設けられたウィンドガラス31と、車両室の下部に設けられたフロアパネル35(フロア部)と、フロアパネル35に設置される後部シート40(シート)と、を有している。本実施形態の車両は、例えば、運転席の車両後方のフロアの広域が荷物の積み込みを可能に構成された商用車両である。図1及び図2では、後部シート40は、フロアパネル35に設置されるものと、ウィンドガラス31に対面配置されるものを示している。
本実施形態のフロアパネル35は、前側フロア部36と、段差部37と、後側フロア部38と、を有している。前側フロア部36は、乗員が後部シート40に着座したときに足を置く部分である。前側フロア部36は、運転席及び助手席の車両後方側に位置し、所定の車両前後方向の長さを有し、且つ、車幅方向に延びている。段差部37は、前側フロア部36の後端から車両上方に延びる縦壁で、当該後端に沿って車幅方向に延びている。
後側フロア部38は、段差部37の上端に沿って車幅方向に延び、当該上端から車両の後部(ほぼ後端)まで延びる部分である。後側フロア部38には、図2に示すように、後部シート40の後述する固定部46が固定される被固定部38aが設けられている。被固定部38aは、例えば、後側フロア部38のフロア面からやや下方に凹む凹形状で、上面視で車両前後方向に延びる長方形状である。当該凹形状の部分に後部シート40の固定部46が挿入されることにより、後部シート40が後側フロア部38に固定されている。この例では、後側フロア部38は、主として荷物を収容可能な領域となっている。
本実施形態の側壁10は、車両室内側を臨む壁面を有するパネル部11を備えている。この例のパネル部11は、車体構成部材であるクォータインナパネルによって構成されている。パネル部11は、第1開口部15と、第1開口部15の周囲を取り囲む縁部12を備えている。ウィンドガラス31は、第1開口部15の縁部12に対して車両外側に取り付けられている。
後部シート40は、後側フロア部38の被固定部38aに、着脱可能に取り付けられている。本実施形態の後部シート40は、2つのモード(形態)、すなわち、乗員が着座可能な着座モード(第1形態)と、荷物を収容可能にする荷物収容モード(第2形態)と、を有している。
ここで、荷物収容モードとは、荷物の収容性を高めることが可能なモードであり、例えば、荷物収容空間を拡張すること、または、収容空間に荷物を収容しやすくすること等を意味する。詳細は後で説明するが、収容空間に荷物を収容しやすくする方法として、例えば、荷物収容空間が後部シート40によって区切られる範囲を小さくしたり、区切られる範囲を調整したり、所望の荷物を積めるようにすること等がある。後部シート40の荷物収容モードについての詳細は、後で説明する。
後部シート40は、図4及び図5に示すように、座部41と、シートバック部51と、を有している。座部41及びシートバック部51のそれぞれには、着座モードにおいて乗員が着座するときに乗員と接する接触面を有するシート面部42,52が設けられている。座部41のシート面部42は、織物等の布製であり、図4及び図5に示すように、四角形状である。一方、シートバック部51のシート面部52は、座部41のシート面部42と同様に布製で、且つ、略四角形状である。また、シート面部52には、シートバック部51が起立しているときに上部に位置する四角形の両側の角が切り欠かれることにより、開口部52aが形成されている。
また、後部シート40は、骨格を構成する座部フレーム43(シート骨格部材)及びシートバックフレーム53(シート骨格部材)を有し、さらに、座部フレーム43とシートバックフレーム53とを連結する連結フレーム44と、後部シート40を後側フロアに固定する固定部46と、を有している。
座部フレーム43は、金属製で、座部41のシート面部42の周囲を取り囲むように配置される四角形の枠形状である。シートバックフレーム53は、シートバック部51が起立しているときに下方に開くU字形状である。また、シートバックフレーム53は、U字形の内側に、座部フレーム43を配置可能な寸法を有している。例えば、図3及び図6に示すように、シートバック部51が、座部41に対して折り畳まれるとき、座部フレーム43は、シートバックフレーム53の内側に収容される。
また、シートバックフレーム53の側部及び上部には、シートバック部51のシート面部52が接続されている。この例では、布製のシート面部52がシートバックフレーム53に巻かれた状態で取り付けられている。また、シートバック部51が起立しているときのシートバックフレーム53の下部は、座部フレーム43の側部における後部に回転軸X及びリンク部材43Aを介して互いに回動可能に連結されている。リンク部材43Aは、座部フレーム43及びシートバックフレーム53の位置決め部材として機能し、着座モードにおいてはシートバックフレーム53の位置を図4に示す位置に位置決めすることができる。また、荷物収容モードの場合においては、図4に示す座部フレーム43とシートバックフレーム53の位置を入れ替えた位置にも位置決めすることができる。この位置決め部材は、連結リンク43Aのようなリンク部材に限定されず、シートバック51を回動方向において複数の位置に位置決め可能な構造を採用してもよい。
連結フレーム44は、座部フレーム43とともに座部41の骨格を構成する部材であり、座部フレーム43の内側に配置される四角形の枠形状である。連結フレーム44の側部と、座部フレーム43の側部とは、回転軸Y及びリンク部材44Aを介して、互いに回動可能に連結されている。連結フレーム44の後部及び座部フレーム43の前部には、座部41の布製のシート面部42が巻かれた状態で取り付けられている。リンク部材44Aは、座部フレーム43及び連結フレーム44の位置決め部材として機能し、着座モードにおいては連結フレーム44の位置を図4に示す位置に位置決めすることができる。また、荷物収容モードの場合においては、図4に示す座部フレーム43と連結フレーム44の位置を入れ替えた位置にも位置決めすることができる。この位置決め部材は、連結リンク44Aのようなリンク部材に限定されず、連結フレーム44を回動方向において複数の位置に位置決め可能な構造を採用してもよい。
本実施形態の後部シート40は、座部41及びシートバック部51の一方が他方に対して回動可能または折畳み可能に構成されている。この例の後部シート40は、シートバック部51が座部41に対して回動し、シートバック部51のシート面部52と座部41のシート面部42とが互いに対面する状態で、折り畳まれることが可能である。本実施形態の荷物収容モードは、後部シート40が折り畳まれた状態で、後側フロア部38から取り外された状態である。すなわち、後部シート40全体が後側フロア部38から取り外されているので、後側フロア部38のうち後部シート40が設置されていた領域は、荷物を積み込むことが可能となる。
本実施形態の側壁10には、荷物収容モードの後部シート40を保持するシート保持部23,26が設けられている。シート保持部23,26は、例えば、後部シート40を、後側フロア部38から取り外し、当該後部シート40に設けられたフック等が引っ掛かる状態で保持できるように構成されている。
シート保持部23,26に後部シート40が保持されているとき、シート面部42,52がウィンドガラス31のガラス面に対面配置される。この例では、シートバック部51のシート面部52の接触面の裏側面が、ガラス面の隣接位置で、当該ガラス面に対面している状態で、後部シート40がシート保持部23,26に保持されている。
上記のように構成することで、車両室内の特に後側フロア部38に、ウィンドガラス31と同じ高さまで荷物を積むときに、ウィンドガラス31のガラス面に隣接して後部シート40を保持することができ、荷物がウィンドガラス31に直接的に接触することを抑制することができる。また、上記構成では、後部シート40を後側フロア部38から取り外した領域に、荷物を積みやすくなる。また、このような構成によれば、車両側部にウィンドガラス31を有する車両において、荷物の接触によるガラス面の損傷を抑制することができ、その結果、より安定して荷物を積むことが可能である。
また、後部シート40の変形例として、座部41からシートバック部51を取り外せるようなタイプの後部シート40の場合には、座部41から取り外されたシートバック部51のシート面部52をウィンドガラス31のガラス面に対向配置することで、座部41の上に荷物を収容しても、荷物とガラス面との接触を防止することが可能となる。この場合の後部シート40の荷物収容モードは、座部41からシートバック部51を取り外した状態を指す。
この例におけるガラス面の隣接位置とは、シート面部42,52とガラス面が接触している形態、シート面部42,52とガラス面と間に隙間がある形態、及び、ガラス面と後述するシート骨格部材(座部フレーム43及びシートバックフレーム53等)との間に隙間がある形態等を含む。
また、上記構成のように、座部フレーム43に布製のシート面部42が巻かれると、座部フレーム43の金属表面とガラス面との直接的な接触を防止できる。同様に、シートバックフレーム53に布製のシート面部52が巻かれると、シートバックフレーム53とガラス面との直接的に接触しない。そのため、シート面部42,52が緩衝材として機能し、座部フレーム43及びシートバックフレーム53の少なくとも一方によるガラス面の損傷を抑制できる。なお、シート面部42,52の変形例として、布袋のように形成されるシート面部で、座部フレーム43やシートバックフレーム53を内包してもよい。
本実施形態では、隣接位置の一形態として、シート保持部23,26は、シート面部42,52とガラス面とが互いに間隔を空けた状態で後部シート40を保持可能である。この例では、図2に示すように、シートバック部51のシート面部52における接触面の裏側面と、ガラス面とが、車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。
このように構成することで、例えば車両走行中の振動等の発生に伴い荷物が位置ずれすることにより、または、当該荷物が傾くことにより、シート面部42,52がガラス面に向かって押し出されるような動きが発生しても、当該荷物がガラス面に接触することを抑制しつつ、座部41またはシートバック部51がガラス面に接触することを抑制できる。その結果、荷物収容モードの後部シート40によるガラス面の損傷を抑制することが可能となる。
また、シート保持部23,26は、荷物収容モードの後部シート40のシート幅方向の端部が、車幅方向において、第1開口部15の縁部12と対向する状態で、後部シート40を保持可能である。ここで、シート幅方向とは、着座モードの後部シート40に乗員が車両前方を向いて着座しているときの左右方向を意味する。この例では、車幅方向視で、後部シート40の左右の端部が、ガラス面に重ならないように配置される。例えば、シート保持部23,26に保持される後部シート40の車両前後方向(ガラス面に沿う方向)における前部は、ガラス面の前端よりも車両前方側に配置されている。
そのため、振動等により引き起こされる荷物の位置ずれ、または、当該荷物の傾き等で、シート面部42,52がガラス面に向かって押し出されるような動きが発生しても、後部シート40の端部は、ガラス面に接触する前に縁部12に接触するため、後部シート40がガラス面に接触することを抑制できる。その結果、シート保持部23,26に保持された後部シート40によりガラス面を損傷させることを抑制できる。
また、本実施形態では、車両前後方向(ガラス面に沿う方向)において、パネル部11の当該方向の端部には、車両上下方向に延びる柱部21,25が接続されてる。この例の柱部21,25は、車体構成部材であり、パネル部11の車両前後方向の前端(一方端)に配置されるCピラー21(第1柱部)と、後端(他方端)に配置されるDピラー25(第2柱部)とを有している。この例のCピラー21は、リヤドア(図示せず)によって開閉される車体側部のドア開口部30の後端に配置される部材である。Dピラー25は、車体側部の後端であって、バックドア開口部60の車幅方向外側部に配置されている部材である。Cピラー21の上部には、車両前後方向に延びるルーフサイドインナパネル61が配置されている。なお、ルーフサイドインナパネル61は、Cピラー21よりも車両前方でドア開口部30の上部に配置される第1梁部61aと、Cピラー21とDピラー25との間でウィンドガラス31の車両上方に配置される第2梁部61bと、を有している。Cピラー21の上部における前部は、車両前方に突出し、第1梁部61aに接続されており、Cピラー21の上部における後部は、車両前後方に突出し、第2梁部61bに接続されている。
Cピラー21には、パネル部11の車両室内側を臨む内壁面よりも、車両室内側に膨出する前側膨出部22が設けられ、Dピラー25には、前側膨出部22と同様に、該内壁面よりも車両室内側に膨出する後側膨出部27が設けられている。
本実施形態のシート保持部23,26は、車両前後方向(ガラス面に沿う方向)において、膨出部22,27と、荷物収容モードの後部シート40が重なった状態で、後部シート40を保持可能に構成されている。この例では、荷物収容モードの後部シート40がシート保持部23,26に保持されているときの後部シート40の前部は、前側膨出部22の車両後方側に配置されている。すなわち、車両前後方向視で、後部シート40の前部は、前側膨出部22に重なって配置されている。同様に、シート保持部23,26に保持されているときの後部シート40の後部は、後側膨出部27の車両前方側に配置され、車両前後方向視で、後部シート40の後部は、後側膨出部27に重なって配置されている。
例えば、後部シート40の端部を、膨出部22,27の車両室内側に車幅方向視で重なるように配置する場合、車両室内側に膨出する量に対応して、ガラス面と後部シート40との間の車幅方向の間隔が大きくなる。当該間隔はデッドスペースとなり、荷物収容空間を狭くする要因になる。これに対して、上記のように、膨出部22,27と後部シート40の端部を車両前後方向視で重なるように配置することにより、荷物収容空間が制限されることを抑制できる。その結果、荷物収容空間に荷物を収容するときに荷物と後部シート40とが干渉することを抑制できる。
また、本実施形態では、後部シート40がシート保持部23,26に保持されているとき、座部フレーム43の上部及びシートバックフレーム53の上部は、ガラス面に対向配置されている。そのため、シート保持部23,26の保持構造によっては、ガラス面に接触する可能性がある。これに対して、本実施形態では、座部フレーム43及びシートバックフレーム53が、車両前後方向視で、前側膨出部22及び後側膨出部27に対面配置されているので、フレーム43,53のガラス面への接近を膨出部22,27により規制することができる。
なお、シート保持部23,26の保持剛性を高く設定し、ガラス面と、座部フレーム43及びシートバックフレーム53との間隔を安定して保つことができれば、座部フレーム43等を、膨出部22,27に対面させなくてもよい。また、座部フレーム43等とガラス面との間に緩衝材等を配置しておく場合でも、座部フレーム43等を、膨出部22,27に対面させなくてもよい。この場合、座部フレーム43及びシートバックフレーム53の寸法をガラス面の寸法よりも小さく設定することもできる。
また、本実施形態では、図2に示すように、Cピラー21の下部は上部に対して車両後方に突出している。これにより、第1シート保持部23をCピラー21の上部に固定しやすくなる。すなわち、Cピラー21の上部に設けられた第1シート保持部23で、座部41やシートバック部51を支持または位置決めしやすい。
また、本実施形態では、Cピラー21に前側膨出部22が設けられ、Dピラー25に後側膨出部27が設けられているので、座部41及びシートバック部51の少なくとも一方をシート保持部23,26で保持するときに、座部41等を位置決めしやすく、また、車両前後方向に位置ずれしにくい。さらに、シート保持部23,26が、膨出部22,27の側面(前後面)及びパネル部11の両方に支持されているとシート保持部23,26の保持剛性を高めることができる。
また、本実施形態では、後部シート40をシート保持部23,26によって保持するとき、座部41及びシートバック部51がCピラー21の車両室内側面部よりも車幅方向外側に配置されている。これにより、車両室内の荷物収容スペースの制限を少なくでき、荷物を車両前後方向から収納するときに、座部41及びシートバック部51が荷物と干渉することを抑制できる。
さらに、座部41及びシートバック部51をDピラー25の車両室内側端部よりも車幅方向外側に配置するとなお一層よい。座部41及びシートバック部51の一部が、前側膨出部22の内側端部及び後側膨出部27の内側端部のいずれかよりも、車幅方向外側(ガラス面側)に配置されていてもよい。また、座部41及びシートバック部51が車幅方向に重なって且つ薄くなっているので、より一層コンパクトな状態で収容できる。
また、本実施形態の後部シート40は、上記したように、座部41及びシートバック部51の一方が他方に対して回動可能または折畳み可能に構成されている。この例では、シート保持部23,26は、荷物収容モードで折り畳まれた状態の後部シート40を、前側膨出部22及び後側膨出部27の車両室内側の壁面よりも車両外側に位置する状態で保持可能である。
また、本実施形態におけるシート保持部23,26は、Cピラー21に設けられる第1シート保持部23と、Dピラー25に設けられる第2シート保持部26と、を有している。この例では、後部シート40の骨格を構成するシートバックフレーム53は、第1シート保持部23及び第2シート保持部26によって保持されている。例えば、シートバックフレーム53にフック等を設けて、第1シート保持部23及び第2シート保持部26に引っ掛かる状態で、後部シート40を保持してもよい。また、第1シート保持部23及び第2シート保持部26のそれぞれに、シートバックフレーム53の側部を挟持可能な溝等を設けて、当該溝にシートバックフレーム53の側部を篏合させることによって後部シート40を保持してもよい。なお、本実施形態では、シートバックフレーム53が第1シート保持部23及び第2シート保持部26に保持されているが、座部フレーム43が保持されるように構成してもよい。
このように第1シート保持部23及び第2シート保持部26を設けることにより、車両走行時に振動等により荷物の位置がずれる場合でも、または、上下に延びる荷物が傾くような場合でも、剛性の高い座部フレーム43やシートバックフレーム53がガラス面に接触しにくくなる。その結果、ガラス面の損傷を抑制することが可能となる。
また、座部フレーム43の内側に連結フレーム44を配置することができるので、枠上に形成した座部フレーム43の内側から荷物がガラス面に近づいて、ガラス面と直接またはシート面部42を介して間接的に接触または干渉することを抑制できる。
また、後部シート40が、第1シート保持部23及び第2シート保持部26で支持されるので、支持点が2箇所になり、後部シート40に対するシート保持部23,26の保持剛性が高まる。また、シート保持部23,26が車体骨格を構成するCピラー21及びDピラー25に設けられているので、シート保持部23,26は、変形しにくく、さらに、振動等により移動することが抑制される。
また、本実施形態では、シートバックフレーム53には、第1シート保持部23に保持される第1被保持部55と、第2シート保持部26によって保持される第2被保持部56とが設けられている。この例では、第1被保持部55及び第2被保持部56は、シートバックフレーム53のシート幅方向側部に位置するフレームに設けられている。第1被保持部55及び第2被保持部56は、車両前後方向(ガラス面に沿う方向)において、互いに連結されている。
また、図2に示すように、パネル部11には、ウィンドガラス31が取り付けられる第1開口部15よりも下方に配置される第2開口部16が設けられている。車両上下方向で、第1開口部15および第2開口部16との間には、Cピラー21とDピラー25とを繋ぐように、車両前後方向に延びる繋ぎ部18が設けられている。
第1シート保持部23及び第2シート保持部26は、座部フレーム43またはシートバックフレーム53が繋ぎ部18と隣接する位置で、座部41またはシートバック部51を保持している。
Cピラー21とDピラー25とを剛性のあるシート骨格部材を構成する座部フレーム43またはシートバックフレーム53によって連結することができるので、車両側部の剛性が高まって車両走行時等の振動の発生は低減される。図9に示すように、第1シート保持部23及び第2シート保持部26を上下方向に複数設けることにより、シート骨格部材によるCピラー21とDピラー25の連結点を増やせば、より一層効果的である。さらに、シート骨格部材を繋ぎ部18と隣接する位置に設けたので、Cピラー21、Dピラー25、繋ぎ部18、座部フレーム43、シートバックフレーム53、第1シート保持部23及び第2シート保持部26によって、車体側部には枠構造が形成される。枠構造により、車体側部の剛性が高まるため、車両走行時等の振動の発生は低減される。振動低減により、荷物の位置がずれること、または、上下に延びる荷物が傾くようなことが発生することを抑制できる。その結果、後部シート40がガラス面に接触して、ガラス面が損傷することを抑制することが可能となる。
また、パネル部11の第1開口部15よりも下方にトリム等を取り付ける第2開口部16が形成されている場合、第1開口部15と第2開口部16の間を繋ぐ繋ぎ部18と、隣接または車幅方向で重なるように、座部フレーム43またはシートバックフレーム53を配置することにより、これらのフレームの振動の抑制効果が向上する。さらに、この場合、繋ぎ部18の長手方向(車両前後方向)の延長線上にシート保持部23,26を配置することが好ましい。例えば、繋ぎ部18の車両前方側に第1シート保持部23を配置し、繋ぎ部18の車両後方側に第2シート保持部26を配置するとよい。
また、本実施形態では、ウィンドガラス31のガラス面に対面配置されるシート面部42,52は、透過可能である。ここで透過可能な形状は、例えば、シート面部42,52に一つまたは複数個の貫通孔を設けるとよい。このとき、シートバック部51のシート面部52のシート幅方向の側部における上部の開口部52aも含んでよい。また、シート面部42,52を、網状または格子状に形成してもよい。さらに、シート面部42,52の一部を例えば透過性を有する素材で形成してもよい。例えば、透明または透光可能な素材で形成すればよい。これにより、シートバック部51のシート面部52及び座部41のシート面部42によってウィンドガラス31から内部が見えなくなることを防止できる。
座部41またはシートバック部51のシート面部42,52が透明でない場合、本実施形態のように、ガラス面を介して車室外側から車室内側への視認性を確保するために、ガラス面よりも下方に荷物収容モードの後部シート40をずらして配置するとよい。視認性を得られるスペースを確保できる場合には、後部シート40を上側や左右にずらしてもよい。
また、シート面部42,52が透過性を有している場合や、視認性よりも荷物等がガラス面と接触してガラスが傷つくことを防止することを優先する場合、ガラス面の全面を、座部41またはシートバック部51で覆うことが好ましい。
また、本実施形態では、シートバック部51の左右上方に開口が形成されているので、シートバック部51を乗員が持ち運び易くなるとともに、車室外側から該開口を通して車室内を視認することができる。
本実施形態の荷物収容モードは、座部41及びシートバック部51が互いに対向するように折り畳まれているが、これに限らない。例えば、変形例として、後部シート40を上下方向に折り畳む形態、後部シート40を車幅方向に折り畳む形態等がある。さらに、フロア部から座部41のみを取り外して、シートバック部51をフロア部に向かって前倒させる形態でもよい。この場合、座部41のみがシート保持部23,26で保持されるように構成すればよい。また、後部シート40からシートバック部51のみを取り外す形態でもよい。この場合、シートバック部51のみがシート保持部23,26で保持されるように構成すればよい。
また、荷物収容モードには、シートバック部51が座部41に対して後方に倒れるように回動し、座部41とシートバック部51が一つの平面上に隣接して配置されるような形態が含まれる。このような形態では、座部41及びシートバック部51は、車両上下方向に並んだ状態で、車両前後方向(ガラス面に沿う方向)においてCピラー21等に重なるように配置される。また、後部シート40を、後側フロア部38から取り外した後に、座部41及びシートバック部51を、互いに離れるように回動させて一平面上に隣接するように配置し、その後、シート保持部23,26で保持されるように構成してもよい。この場合、座部41及びシートバック部51のうち、一方が他方に対して相対的に離れるように回動してもよいし、座部41及びシートバック部51の両方が互いに離れるように回動してもよい。
この形態はシート面部42,52の面積が比較的小さい後部シート40に対して有効で、フロア部から取り外された荷物収容モードの後部シート40は、座部41及びシートバック部51が重ならないため、薄い状態を保つことができる。例えば、前側膨出部22及び後側膨出部27を有する場合、前側膨出部22及び後側膨出部27の車両室内側の壁面よりも車両外側に当該後部シート40を配置しやすくなる。
また、本実施形態の後部シート40は、後側フロア部38に設置されるシートで、座部41とシートバック部51を有し、シート保持部23,26によって、座部41及びシートバック部51が保持されているが、これに限らない。以下、変形例について説明する。
例えば、図7に示すように、この場合、Cピラー21とDピラー25との間に車両前後方向に延びるシート保持部23を設け、シート保持部23を上方に開口するポケットのように構成してもよい。この場合、シート保持部23に座部41またはシートバック部51を収容すればよい。図7(A)では、座部41のみをシート保持部23に収容している状態を示している。この場合、図7(B)に示すように、シートバック部51を前方に倒れるように回動させて、後側フロア部38に設けた収容部38bに収容すればよい。
また、図8(A)に示すように、シート保持部23,26が、ウィンドガラス31の車両下方側且つガラス面よりも車両室内側に配置してもよい。これにより、車両上下方向に延びる長尺の荷物が、走行時の振動等によりガラス面側に移動することを防止できる。図8(A)では、シートバック部を有しない後部シートであり、座部41が車幅方向外側に立ち上がるように回動することにより、ガラス面に対面する。この状態で、シート保持部23,36によって座部41が保持される。なお、図8の例では、ガラス面の下部と座部41の上部が対面しているが、図2の例のように、ガラス面の上部と座部41等の上部が対面してもよい。
また、座部41及び段差部37を、例えばピラーに車幅方向に重なるように配置して、座部41が段差部37に回動可能に取り付けられてもよい。この場合、折り畳み可能なシートバック部51を、座部41に取り付けてもよい。
また、本実施形態のシート保持部23,26は、一つの第1シート保持部23及び一つの第2シート保持部26を有しているが、これに限らない。例えば、図9に示すように、Cピラー21及びDピラー25のそれぞれに複数のシート保持部23,26を設けてもよい。例えば、車両上下方向に互いに間隔を空けて配置されるように、Cピラー21に2つのシート保持部23を設けてるとよい。Cピラー21及びDピラー25の車両前後方向の間隔が大きい位置(拡径している領域)に、シート保持部23,26を設けると、シート保持部23,26に伝達される荷重や振動は、車体構造全体に、伝達されやすくなる。
また、本実施形態では、フロアキックアップ部を構成する段差部37及び後側フロア部38に設けられる後部シート40を保持可能に構成されている。この構成により、フロアキックアップ部の車両前方側に位置する前側フロア部36に設置される車両用シートを保持する場合に比べ、着座モードの座部41の下面と、フロア面(後側フロア部38)の車両上下方向位置の差分を小さく設定できる。これにより、後部シート40の固定部46に作用する荷重や振動を抑制でき、固定部46及び座部フレーム43を小さくすることが可能となり、座部41及びシートバック部51の寸法を小さくすることが容易である。この例のようにシートの左右にそれぞれ固定部46を有するような構成において、有効である。
本実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本実施形態では、サイドインナパネルおよびピラーに本発明を実施しているが、バックドア開口部60や、車体のルーフ部に適用することも可能である。
また、後部シート40の固定部46を、フロア面に設けて、座部41及びシートバック部51と、固定部46とを着脱可能にフロア面に固定してもよい。また、シートバックフレーム53をシート支持部とパネル部11とにより挟持してもよい。
また、本実施形態では、車体右側部における側壁に、後部シート40を設置する例について説明しているが、これに限らない。例えば、車体の左右両側の壁部のそれぞれに、後部シート40を設置する構造を設けてもよい。この場合、左右両壁部に設けられた構造は、対面配置するとよい。その場合、左右一方側に取り付けられた連結フレーム44と他方側に取り付けられた連結フレーム44とを、ロープやフック等の連結部材で連結することにより、荷物の位置ずれを抑制してもよい。
10 側壁
11 パネル部
12 縁部
15 第1開口部(開口部)
16 第2開口部
18 繋ぎ部
21 Cピラー(第1柱部)
22 前側膨出部
23 第1シート保持部
25 Dピラー(第2柱部)
26 第2シート保持部
27 後側膨出部
30 ドア開口部
31 ウィンドガラス
35 フロアパネル(フロア部)
36 前側フロア部
37 段差部
38 後側フロア部
40 後部シート(シート)
41 座部
42 シート面部
43 座部フレーム(シート骨格部材)
44 連結フレーム(シート骨格部材)
46 固定部
51 シートバック部
52 シート面部
52a 開口部
53 シートバックフレーム(シート骨格部材)
55 第1被保持部
56 第2被保持部
60 バックドア開口部
61 ルーフサイドインナパネル
61a 第1梁部
61b 第2梁部

Claims (9)

  1. 車両室の側壁に設けられたウィンドガラスと、前記車両室の下部に設けられたフロア部と、前記フロア部に設置されるシートと、を備え、
    前記シートは、乗員が着座可能な着座モードと、荷物を収容可能にする荷物収容モードと、を有している、車両室内構造において、
    前記シートには、前記着座モードのときに乗員と接する接触面を有するシート面部が設けられ、
    前記側壁には、前記荷物収容モードの前記シートを保持するシート保持部が設けられ、
    前記シート保持部に前記シートが保持されているとき、前記シート面部が前記ウィンドガラスのガラス面に対面配置されることを特徴とする、車両室内構造。
  2. 前記シート保持部は、前記シート面部と前記ガラス面とが互いに間隔を空けた状態で、前記シートを保持可能であることを特徴とする、請求項1に記載の車両室内構造。
  3. 前記側壁は、パネル部を備え、
    前記パネル部には、開口部と、該開口部の周囲を取り囲む縁部とを備え、
    前記ウィンドガラスは、前記開口部の前記縁部のうち、車両外側に取り付けられており、
    前記シート保持部は、前記荷物収容モードの前記シートが前記縁部と対面する状態で、前記シートを保持可能であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両室内構造。
  4. 前記ガラス面に沿う方向における前記パネル部の端部には、車両上下方向に延びる柱部が接続され、
    前記柱部には、前記パネル部の車両室内側を臨む内壁面よりも、車両室内側に膨出する膨出部が設けられ、
    前記シート保持部は、前記ガラス面に沿った方向において、前記膨出部と、前記荷物収容モードの前記シートが重なった状態で、前記シートを保持可能に構成されていることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両室内構造。
  5. 前記シートは、座部とシートバック部とを有しており、前記座部及び前記シートバック部の一方が他方に対して回動可能または折畳み可能に構成されており、
    前記シート保持部は、回動した状態または折り畳まれた状態の前記シートを、前記膨出部の車両室内側面よりも車両外側で保持可能であることを特徴とする、請求項4に記載の車両室内構造。
  6. 回動した状態または折り畳まれた状態の前記シートが前記シート保持部によって保持されるとき、前記座部及び前記シートバック部は、前記ガラス面に沿う方向において、互いに重なった状態で配置されることを特徴とする、請求項5に記載の車両室内構造。
  7. 前記柱部及び前記パネル部は、車体構成部材により構成され、
    前記柱部は、前記パネル部の車両前後方向の一方端に配置される第1柱部と、他方端に配置される第2柱部と、を有し、
    前記シート保持部は、前記第1柱部に設けられる第1シート保持部と、前記第2柱部に設けられる第2シート保持部と、を有し、
    前記シートは、骨格を構成するシート骨格部材を有しており、
    前記シート骨格部材は、前記第1シート保持部及び前記第2シート保持部によって保持されていることを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の車両室内構造。
  8. 前記シート骨格部材には、前記第1シート保持部に保持される第1被保持部と、前記第2シート保持部によって保持される第2被保持部とが設けられ、
    前記第1被保持部及び前記第2被保持部は、前記ガラス面に沿う方向において、互いに連結されており、
    前記パネル部には、前記ウィンドガラスが取り付けられる第1開口部と、前記第1開口部よりも下方に配置される第2開口部とが設けられ、
    車両上下方向で、前記第1開口部および前記第2開口部との間には、前記第1柱部と前記第2柱部に繋ぐ繋ぎ部が設けられ、
    前記シート保持部は、前記シート骨格部材が前記繋ぎ部と隣接する位置で、前記座部または前記シートバック部を保持することを特徴とする、請求項7に記載の車両室内構造。
  9. 前記ウィンドガラスの前記ガラス面に対面配置される前記シート面部は、透過可能であることを特徴とする、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の車両室内構造。
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