JP2022148219A - 避雷器 - Google Patents

避雷器 Download PDF

Info

Publication number
JP2022148219A
JP2022148219A JP2021049814A JP2021049814A JP2022148219A JP 2022148219 A JP2022148219 A JP 2022148219A JP 2021049814 A JP2021049814 A JP 2021049814A JP 2021049814 A JP2021049814 A JP 2021049814A JP 2022148219 A JP2022148219 A JP 2022148219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lightning arrester
support
pitch circle
circle diameter
support plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021049814A
Other languages
English (en)
Inventor
俊一 成田
Shunichi Narita
成是 戸田
Narushi Toda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2021049814A priority Critical patent/JP2022148219A/ja
Priority to PCT/JP2022/005018 priority patent/WO2022201929A1/ja
Priority to TW111109239A priority patent/TW202240605A/zh
Publication of JP2022148219A publication Critical patent/JP2022148219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/02Housing; Enclosing; Embedding; Filling the housing or enclosure
    • H01C1/024Housing; Enclosing; Embedding; Filling the housing or enclosure the housing or enclosure being hermetically sealed
    • H01C1/026Housing; Enclosing; Embedding; Filling the housing or enclosure the housing or enclosure being hermetically sealed with gaseous or vacuum spacing between the resistive element and the housing or casing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C7/00Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
    • H01C7/10Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
    • H01C7/105Varistor cores
    • H01C7/108Metal oxide
    • H01C7/112ZnO type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C7/00Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
    • H01C7/10Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
    • H01C7/12Overvoltage protection resistors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Details Of Resistors (AREA)

Abstract

【課題】振動および振動音を組立作業の効率に影響を与えることなく抑制する避雷器を提供する。【解決手段】タンク形避雷器の避雷器ユニット30は、支持部材6a、6bとベース7との間に酸化亜鉛素子10を積層した素子ユニット20と、素子ユニット20を締め付ける複数の支持棒と、各支持棒をガイドして支持する一対の中間支持板13a、13bとを備える。中間支持板13a、13bは、支持棒を挿通する複数の孔部を備える。特定の孔部のピッチ円径と他の孔部のピッチ円径とには、ピッチ円径差が設けられている。ピッチ円径差は、支持棒の直径と支持板ピッチP1~P3とに応じて設定されている。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば酸化亜鉛を主成分とする非直線抵抗体を備えた避雷器に関する。
酸化亜鉛素子を使用した避雷器は、電圧電流非直線性・放電耐量特性・化学的安定性などの優れた特性を有している。特に保護特性を大幅に向上させたタンク形避雷器は、発電所や変電所などに設置されるガス絶縁開閉装置(GIS)や変圧器などを異常電圧から保護するために適用が拡大されている。
タンク形避雷器は、絶縁性能に優れた六フッ化硫黄ガス(SF6ガス)や温暖化係数の低い代替ガスを封入したタンク内に避雷器を内蔵する。このタンク形避雷器の公知例として特許文献1,2が存在する。
具体的には単相タイプのタンク形避雷器は、酸化亜鉛素子を直列に積層した避雷器ユニットと、避雷器ユニットを内部に収納する垂直配置の設置タンクとを備えている。図1(a)中の22は、単柱構造の避雷器ユニットを示している。この避雷器ユニット22は、上端に配置された一対の支持部材6a,6bと、下端に配置されたベース7と、両者6a,7間に必要枚数の酸化亜鉛素子10を積層した素子ユニット20と、支持部材6a,6b間に挿入されたばね部材8とを備えている。
このばね部材8により素子ユニット20を加圧し、FRP製の支持棒(絶縁棒)9で締め付ける構造となっている。また、必要に応じて酸化亜鉛素子の電位分布を平準化するため、グレーティングリングが取り付けられている。
素子ユニット20の上下端は支持部材6b・ベース7に固定され、酸化亜鉛素子10数が多くなる(前記素子ユニット20が長くなる)と、必要に応じた枚数の絶縁体の支持板13が挿入される。
この支持板13には、図1(b)に示すように、支持棒9を挿通するための孔部15が形成されている。この孔部115の直径は、組立性を考慮して通常は支持棒9の外径よりも大きく形成されている。そのため、支持棒9と支持板13との間には「0.5mm~2mm」程度の隙間が生じている。
特開2011-142274号公報 特許第6825663号公報
(1)前述のような単柱構造の避雷器ユニット1は、「1mA」の電流が流れる時の1mm厚さあたりの電圧が「300V/mm」以上の素子を適用することで主流となったが、それ以前の「200V/mm」程度の素子を用いた高定格電圧用では多柱構造が採用されていた。
多柱構造では避雷器の剛性自体が大きいため、振動の影響を殆ど受けなかった。ところが、単柱構造が主流となって以降、「GIS」の変電所などでは管路内の母線・CT(変流器)などが商用周波数の整数倍(特に2倍成分が大きい)の振動が、ガス絶縁開閉装置(GIS)の避雷器タンクに伝播し、避雷器を振動させることが多くなった。
その結果、支持棒9や支持板13に振動を生じ、特に振動の周波数が支持棒9の共振周波数と近い場合には支持棒9の共振が発生するおそれがあった。そのため、ガス絶縁開閉装置(GIS)を流れる電流が大きくなったなどのケースでは、電磁力増大に伴う振動が大きくなり、「GIS」の避雷器で大きな音を発生する問題が生じていた。
(2)この点について一般的な対策としては支持板13と支持棒9とをエポキシ樹脂などで接着することで両者9,13の振動を防止しているものの、接着作業の工数が必要となり、また接着剤の硬化に時間がかかるため、避雷器の組立作業が遅延するおそれがある。
そこで、特許文献2では、孔部15のピッチ円径を変えることで支持棒9を支持板13に圧接させて振動の抑制を図っている。このとき孔部15のピッチ円径差は、避雷器の組立性を考慮すれば小さいほうが支持棒9を曲げ易く、組立が容易な反面、支持棒9の加圧力が弱くなるため、騒音の抑制が不十分となるおそれがある。
一方、孔部15のピッチ円径差を大きくすると、支持棒9の加圧力が強くなる反面、支持棒9の曲げ量が増えるため、組立工数が増加し、組立作業の効率が悪化するおそれがある。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされ、避雷器の振動および振動音を組立作業の効率に影響を与えることなく抑制することを解決課題としている。
(1)本発明は、複数の非直線抵抗体を積層した避雷器ユニットと、
前記避雷器ユニットを内部に収納し、かつ絶縁ガスを封入する絶縁容器と、
を備え、
前記避雷器ユニットは、上部支持板と下部支持板との間に積層した前記非直線抵抗体群を締め付けて支持する支持棒と、該支持棒をガイドして支持する中間支持板と、を備え、
前記中間支持板は、前記支持棒が挿通される複数の孔部を備え、前記各支持棒は、それぞれ対応した前記孔部に挿通され、
前記中間支持板の孔部中心間の距離を示すピッチ円径を、前記支持棒の直径・前記中間支持板の取付ピッチに応じて変更することにより、
前記上部支持板・前記下部支持板における前記支持棒の固定位置中心間の距離を示すピッチ円径に対して、前記支持棒中心間の距離を示す取付ピッチ円径を変更し、
前記支持棒の外周が、前記孔部内周の前記避雷器ユニットの中心方向または反中心方向に押し付けられることを特徴とする避雷器に関する。
(2)本発明の一態様は、複数の前記中間支持板を備え、
少なくともいずれかの前記中間支持板の前記ピッチ円径が変更され、
他の前記中間支持板との間に前記ピッチ円径の差が設けられていることを特徴としている。
(3)本発明の他の態様は、前記ピッチ円径の差により、
前記支持棒の外周が、前記各中間支持板の前記孔部内周の中心方向または反中心方向に押し付けられることを特徴としている。
(4)本発明のさらに他の態様は、前記中間支持板の取付ピッチに差を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、避雷器の振動および振動音を組立作業の効率に影響を与えることなく抑制することが可能となる。
(a)は従来の避雷器ユニットの概略を示す縦断面図、(b)は(a)のA-A断面図。 実施例1の避雷器ユニットの縦断面図。 (a)は図2のB-B断面図、(b)は図2のC-C断面図、(c)は(b)の他例を示すC-C断面図。 実施例2の避雷器ユニットを示す縦断面図。 図4のD-D断面図。 (a)は実施例1の支持棒の変形と支持板への圧接方向を示す説明図、(b)は実施例2の同説明図。
以下、本発明の実施形態に係る避雷器を説明する。この避雷器は、酸化亜鉛素子(非直線抵抗体)を使用した避雷器であって、主に発電所や変電所などに設置されるガス絶縁開閉装置(GIS)や変圧器などを異常電圧から保護するタンク形避雷器として使用されている。ここでは一例として単相タイプの前記避雷器を説明するが、電圧が低い場合の三相組み込みタイプにも適用可能である。
単相タイプの前記避雷器は、従来のタンク形避雷器と略同様に構成され、複数の酸化亜鉛素子を直列に積層した積層体を主体とする避雷器ユニットと、避雷器ユニットを内部に収納する設置タンクとを備えている。この設置タンク内にSF6ガス/代替えの絶縁性ガス(窒素/二酸化炭素/乾燥空気など)が封入され、避雷器ユニットと設置タンクとが同軸状に配置されている。
図2および図3に基づき前記避雷器ユニットの実施例1を説明する。図2中の30は本実施例の避雷器ユニットを示している。
避雷器ユニット30は、従来と同様に上端に配置された一対の支持部材6a,6bと、下端に配置されて避雷器ユニット30を支えるベース7と、支持部材6a,6b・ベース7間に積層された酸化亜鉛素子10の素子ユニット(積層体)20と、両支持部材6a,6ba間に挿入されたばね部材8と、ばね部材8による加圧時に素子ユニット20を締め付けて支持する絶縁材料(例えばFRPなど)製の複数の支持棒9と、各支持棒9をガイドして支持する一対の支持板13a,13bとを備えている。
支持部材6a,6bおよびベース7には各支持棒9の上下端部を固定する図示省略の固定部(固定穴など)が形成され、本実施例ではそれぞれを支持棒9の両端固定部(両端固定位置)F1,F2(図6参照)と呼ぶ。
具体的に支持板13a,13bは、素子ユニット20の垂直方向に配置され、図3(a)(b)に示すように、ドーナツ状に形成された本体14と、本体14の周方向にそれぞれ等間隔に貫通形成された複数の孔部15a,15bと、本体14の内周に配置された孔部16とを備えている。
孔部15a,15bにはそれぞれ支持棒9が挿通されている一方、孔部16には酸化亜鉛素子10間を導通させる金属電極28が挿通されている。また、孔部15a,15b,16の内径は、組立時の作業性などを考慮して支持棒9や金属電極28の外寸よりも大きめに形成されている。
本実施例では、図3(a)(b)に示すように、孔部15a,15b間の形成位置をシフト(ずらす)ことでピッチ円径(PCD:内径ピッチ)を部分的に変更する構造を採用し、支持板13a,13b,支持棒9の振動を抑制している。また、共振周波数を大きくして伝播する振動の卓越振動数、即ち商用周波電源の振動数およびその2倍(50Hzであれば50Hzおよび100Hz)での支持板13a,13b,支持棒9の共振防止を図っている。
図3(a)中のR1は支持板13aに形成された孔部15a中心間のピッチ円径を示し、L1は孔部15aに挿通された支持棒9中心間における取付ピッチ円径を示している。ここではR1は、前記両端固定部F1,F2の中心間におけるピッチ円径(以下、ピッチ円径R4と呼ぶ。)と略同等に形成されている。
図3(b)中のR2は、支持板13bに形成された孔部15b中心間のピッチ円径を示している。また、L2は、孔部15bに挿通された支持棒9中心間の取付ピッチ円径を示している。ここでは孔部15bの形成位置を孔部15aより外周側、即ち中心Oの反対側に「数mm」分シフトさせることでピッチ円径R2をピッチ円径R1より長くし、両者R1,R2間にピッチ円径の差(以下、ピッチ円径差と呼ぶ。)を生じさせている。
これにより各支持棒9は、孔部15bへの挿通時に中心Oの反対方向(外周側)Eに曲げられ、支持板13bの取付ピッチ円径L2は、支持板13aの取付ピッチ円径L1より長くなる。このとき各支持棒9は、反発力により孔部15bの中心O側の内周を加圧し、その外周が孔部15bの前記内周に圧接する。また、各支持棒9は、図6(a)に示すように、支持板13bの圧接箇所Q1を支点に曲げられているため、支持板aについても孔部15aの中心O側の内周を加圧し、その外周が孔部15aの前記内周に圧接する。
その結果、各支持棒9が接着剤などを用いることなく、支持板13a,13bの圧接箇所(加圧箇所)Q1,Q2において固定される。その際、支持板13bの圧接箇所Q1が支点のように振舞って見かけ上の支持棒9の支点(両端固定部F1,F2)間が短くなり、この点で支持棒9の共振周波数が大きくなって、前述の商用周波電源の振動数およびその2倍の周波数から遠ざけることが可能となる。
また、支持棒9が、組立の時点で支持板13bの孔部15bに圧接するため、接着作業が不要となり、かつ支持棒9自体の動きも抑えることができる。このとき支持板13bも支持棒9に圧接されるため、振動に対する支持板13b自体の振動も抑制される。
このように本実施例によれば、ピッチ円径R1を同R2と変更するだけで支持棒9・支持板13a,13bに対する避雷器ユニット30の半径方向の動きを簡易かつ効果的に抑制することが可能となる。
なお、支持板13bの孔部15bは、図3(c)に示すように、形成位置を孔部15aより内周側、即ち中心O側に「数mm」分シフトさせてもよい。この場合には、ピッチ円径R3がピッチ円径R1より短縮するため、両者R1,R3間にピッチ円径差が生じ、同様な効果を得ることができる。
(1)ビッチ円径差の設定方法
前記ピッチ円径差は、以下のように設定される。すなわち、通常、素子ユニット20の外径が大きいと質量も増加するため、外径の大きな支持棒9を使用する。
この場合、前述のようにピッチ円径R1,R2のピッチ円径差は、避雷器ユニット30の組立性を考慮すれば、小さいほうが支持棒9を曲げやすく有利な反面、小さいと支持棒9の加圧力が小さくなる。
逆に前記ピッチ円径差が大きいと、支持棒9の加圧力は大きくなり共振防止に効果的な反面、支持棒9を曲げる量が増えるので組立工数が増加してしまう。そこで、本実施例では、前記ピッチ円径差を支持棒9の直径と支持板13a,13bの取付間隔(支持板ピッチ)P1~P3とに応じて設定する。
具体的には「P1~P3=400mm~600mm」の場合、前記ピッチ円径を以下のA,Bのサイズとしている。
A:支持棒の直径=φ10mm~12mm ピッチ円径差=4mm~10mm
B:支持棒の直径=φ16mm ピッチ円径差=4mm~8mm
これにより避雷器ユニット30の組立の容易性と支持棒9の加圧力との両立を図ることが可能となる。なお、組立の容易性を考慮すれば、上部電極の下方に配置された支持板13bの取付ピッチ(P1,P2)を変更することが好ましい。
(2)支持板ピッチについて
支持板13a,13bが等間隔の場合、即ち支持板ピッチP1~P3が等しい場合(支持板13a,13bで分割された支持棒の長さが等しい場合)にも、前記ピッチ円径差により振動を抑制して支持棒9自体の振動を小さくできるが、互いの支持棒9との共振周波数が近くなることにより微小な振動でも共振し、振動および振動音が大きくなるおそれがある。
そこで、本実施例では、前述した支持棒9との共振周波数に「5%」程度の差を設けるため、支持板13a,13bの支持板ピッチP1~P3に「3%」程度の差を設定することにより、さらに振動および振動音の発生を抑制している。
図4および図5に基づき前記避雷器ユニットの実施例2を説明する。図4中の31は本実施例の前記避雷器ユニットを示している。
前記避雷器ユニット31は、支持部材6a,6b・ベース7の中間に一枚の支持板13cが設けられている。この支持板13cは、図5に示すように、支持板13bと同形状に形成され、複数の孔部15cが等間隔に形成されている。
図5中のR5は、支持板13cに形成された孔部15c中心間のピッチ円径を示している。また、L5は、孔部15cに挿通された支持棒9中心間の取付ピッチ円径を示している。ここでは実施例1と同様に孔部15cの形成位置を前記両端固定部F1,F2より外周側、即ち中心Oの反対側に「数mm」分シフトさせることでピッチ円径R5を前述のピッチ円径R4より長くし、両者R4,R5間にピッチ円径差を生じさせている。
これにより各支持棒9は、孔部15cへの挿通時に中心Oの反対方向(外周側)Eに曲げられ、取付ピッチ円径L5は前記両端固定部F1,F2の中心間における取付ピッチ円径より長くなる。このとき各支持棒9は、図6(b)に示すように、反発力により孔部15cの中心O側の内周を加圧し、その外周が孔部15cの該内周に圧接する。
その結果、各支持棒9が接着剤などを用いることなく、支持板13cの圧接箇所Qにおいて固定される。その際、支持板13cの加圧箇所(圧接箇所)Qが支点のように振舞って見かけ上の支持棒9の支点(両端固定部F1,F2)間が短くなり、支持棒9の共振周波数が大きくなる。
また、本実施例の前記ピッチ円径差は、支持棒9の直径と支持板13cの取付間隔(支持板ピッチ)P1,P2とに応じて設定することが可能である。具体的には前述のサイズA,Bに準じて定めることができる。さらに支持板ピッチP1,P2に「3%」程度の差を設定してもよく、これらにより実施例1と同様な効果が得られる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載された範囲内で変形して実施することができる。例えば実施例1は、支持板13a,13bの二枚に限らず、必要に応じて3枚以上の支持板13を配置してもよい。この場合、いずれか一枚を支持板13bのピッチ円径に形成すれば、実施例1と同様の効果が得られる。
また、実施例2の支持板13cを、図3(c)と同様に孔部15cの形成位置を中心O側にシフトさせてもよい。この場合にはピッチ円径R5がピッチ円径R3より短縮されてピッチ円径差が生じる。
6a,6b…支持部材(上部支持板)
7…ベース(下部支持板)
8…ばね
9…支持棒
10…酸化亜鉛素子
13a,13b,13c…支持板(中間支持板)
14…板本体
15a,15b,15c,16…孔部
20…素子ユニット(非直線抵抗体群)
28…金属電極
30,31…避雷器ユニット

Claims (4)

  1. 複数の非直線抵抗体を積層した避雷器ユニットと、
    前記避雷器ユニットを内部に収納し、かつ絶縁ガスを封入する絶縁容器と、
    を備え、
    前記避雷器ユニットは、上部支持板と下部支持板との間に積層した前記非直線抵抗体群を締め付けて支持する支持棒と、該支持棒をガイドして支持する中間支持板と、を備え、
    前記中間支持板は、前記支持棒が挿通される複数の孔部を備え、前記各支持棒は、それぞれ対応した前記孔部に挿通され、
    前記中間支持板の孔部中心間の距離を示すピッチ円径を、前記支持棒の直径・前記中間支持板の取付ピッチに応じて変更し、
    前記上部支持板・前記下部支持板における前記支持棒の固定位置中心間の距離を示すピッチ円径に対して、前記支持棒中心間の距離を示す取付ピッチ円径を変更し、
    前記支持棒の外周が、前記孔部内周の前記避雷器ユニットの中心方向または反中心方向に押し付けられる
    ことを特徴とする避雷器。
  2. 複数の前記中間支持板を備え、
    少なくともいずれかの前記中間支持板の前記ピッチ円径が変更され、
    他の前記中間支持板との間に前記ピッチ円径の差が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の避雷器。
  3. 前記ピッチ円径の差により、
    前記支持棒の外周が、前記各中間支持板の前記孔部内周の中心方向または反中心方向に押し付けられる
    ことを特徴とする請求項2記載の避雷器。
  4. 前記中間支持板の取付ピッチに差を設けたことを特徴とする請求項2または3記載の避雷器。
JP2021049814A 2021-03-24 2021-03-24 避雷器 Pending JP2022148219A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021049814A JP2022148219A (ja) 2021-03-24 2021-03-24 避雷器
PCT/JP2022/005018 WO2022201929A1 (ja) 2021-03-24 2022-02-09 避雷器
TW111109239A TW202240605A (zh) 2021-03-24 2022-03-14 避雷器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021049814A JP2022148219A (ja) 2021-03-24 2021-03-24 避雷器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022148219A true JP2022148219A (ja) 2022-10-06

Family

ID=83395526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021049814A Pending JP2022148219A (ja) 2021-03-24 2021-03-24 避雷器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2022148219A (ja)
TW (1) TW202240605A (ja)
WO (1) WO2022201929A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539112A (en) * 1978-09-11 1980-03-18 Tokyo Shibaura Electric Co Gapless arrester
JP2010225502A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Viscas Corp ポリマー避雷がいし
JP2015109142A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 株式会社東芝 ポリマー形避雷器、および、その製造方法
JP2021036571A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 株式会社明電舎 避雷器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010043655B4 (de) * 2010-11-09 2012-08-30 Siemens Aktiengesellschaft Überspannungsableiter mit dehnbarer Manschette
DE102017216024A1 (de) * 2017-09-12 2019-03-14 Siemens Aktiengesellschaft Überspannungsableiter

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539112A (en) * 1978-09-11 1980-03-18 Tokyo Shibaura Electric Co Gapless arrester
JP2010225502A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Viscas Corp ポリマー避雷がいし
JP2015109142A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 株式会社東芝 ポリマー形避雷器、および、その製造方法
JP2021036571A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 株式会社明電舎 避雷器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022201929A1 (ja) 2022-09-29
TW202240605A (zh) 2022-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20060048160A (ko) 가스 절연 서지 피뢰기
WO2022201929A1 (ja) 避雷器
JP4764139B2 (ja) ガス絶縁開閉装置と油入変圧器の接続構造
CN111066105B (zh) 带有减振器件的过压保护器
WO2021038976A1 (ja) 避雷器
CN104081481A (zh) 变换器芯
JP4703316B2 (ja) ガス絶縁変流器
JP4550750B2 (ja) アレスタ
JP2012119495A (ja) 避雷器
JP3382094B2 (ja) 避雷器
JP2013239651A (ja) 避雷器
JP2020038926A (ja) 乾式変圧器
JP6669986B2 (ja) サージ防護素子
JP6646868B2 (ja) サージ防護素子
JP2005277161A (ja) 避雷器
JP2007158041A (ja) アレスタ
JP2020087715A (ja) サージ防護素子及びその製造方法
JP2012038928A (ja) 避雷器
JP2017208467A (ja) ガス絶縁型負荷時タップ切換装置
US1251572A (en) Electrical protective apparatus.
JP2018156800A (ja) サージ防護素子
JP2017098096A (ja) サージ防護素子
JP2012090457A (ja) 回転電機およびその製造方法
JPS6226710A (ja) 避雷碍子
KR200461146Y1 (ko) 전력거래용 계기용 변압기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220221

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220809