JP2022147529A - 階段 - Google Patents

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JP2022147529A
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亜紀彦 福田
Akihiko Fukuda
繁明 山冨
Shigeaki Yamatomi
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Abstract

【課題】桁板を固定金具に容易に係合させることができる階段を提供する。【解決手段】本開示に係る階段は、躯体の上階と下階との間にて斜めに延設される桁板と、該桁板の長さ方向の上端部を前記躯体の上下に延びる面に固定するための固定金具と、前記桁板に支持される踏板とを備える階段において、前記桁板の長さ方向の上端面は、前記躯体の前記面に平行をなし、前記固定金具は、一面を前記躯体の前記面に向けて該面に固定される面固定片と、該面固定片から垂直に突出しており、一面を前記桁板の一側面に向けて該一側面に固定される桁固定片と、前記面固定片から前記桁固定片が突出する側に突出しており、先端に弧状の部分が設けられた挿入部とを有し、前記桁板の前記上端面には、前記挿入部が上下方向に遊びを有して挿入され、内面の上部が前記挿入部に接触する遊挿凹部が設けられていることを特徴とする。【選択図】図9

Description

本開示は、階段に関する。
ささら桁、側桁等の桁板と、複数枚の踏板とを備える階段において、桁板は、上階と下階との間にて斜めに延設され、各踏板は、直接的に又は金具を介して、桁板に支持される。
特許文献1には、ささら桁と、ささら桁の長さ方向の上端部を壁面に固定するための固定金具とを備えるささら桁階段が記載されている。
固定金具は、壁固定片と桁固定片とスリット挿入片とを一体に備える。壁固定片は一面を壁面に向けて壁面に固定される。桁固定片は壁固定片の縁部から垂直に突出しており、一面をささら桁の側面に向けてささら桁の側面に固定される。スリット挿入片は壁固定片及び桁固定片夫々に垂直に壁固定片の縁部から突出しており、ささら桁の垂直上端面(ささら桁の長さ方向の上端面)に形成されたスリットに挿入される。
作業者は、固定金具の壁固定片を壁面に固定した後、ささら桁の側面を固定金具の桁固定片に当てることによってささら桁を左右方向に位置決めし、且つ、ささら桁のスリットに固定金具のスリット挿入片が挿入されるようささら桁を動かす。スリット挿入片のスリットへの挿入により、スリット挿入片の上下両面がスリットの内面に接触するので、ささら桁が上下方向に位置決めされる。上下左右方向に位置決めされたささら桁の側面に、桁固定片が固定される。
特開2014-129704号公報
特許文献1に記載の固定金具が備えるスリット挿入片は短冊状をなす。ささら桁のスリットの上下方向の内法は、スリット挿入片の厚さと同程度である。また、桁板は大きくて重い部材である。故に、桁板を動かしてスリット挿入片をスリットに挿入することは容易ではない。換言すれば、ささら桁を固定金具に係合させる作業に長時間を要する。
本開示の目的は、桁板を固定金具に容易に係合させることができる階段を提供することにある。
本開示に係る階段は、躯体の上階と下階との間にて斜めに延設される桁板と、該桁板の長さ方向の上端部を前記躯体の上下に延びる面に固定するための固定金具と、前記桁板に支持される踏板とを備える階段において、前記桁板の長さ方向の上端面は、前記躯体の前記面に平行をなし、前記固定金具は、一面を前記躯体の前記面に向けて該面に固定される面固定片と、該面固定片から垂直に突出しており、一面を前記桁板の一側面に向けて該一側面に固定される桁固定片と、前記面固定片から前記桁固定片が突出する側に突出しており、先端に弧状の部分が設けられた挿入部とを有し、前記桁板の前記上端面には、前記挿入部が上下方向に遊びを有して挿入され、内面の上部が前記挿入部に接触する遊挿凹部が設けられていることを特徴とする。
本開示にあっては、固定金具が面固定片、桁固定片、及び挿入部を備える。
作業者は、面固定片の一面を、躯体の上下に延びる面(壁体の壁面、柱体の側面等。以下、躯体面という)に向けて、面固定片を躯体面に固定する。
作業者は、上階と下階との間にて斜めに桁板を配する。このとき、作業者は、桁板の長さ方向の上端面が躯体面に平行をなすようにする。以下では、桁板の長さ方向の上端面を、単に桁板の上端面という。桁板の上端面には、遊挿凹部が設けられている。
桁固定片は面固定片から垂直に突出している。挿入部は面固定片から桁固定片が突出する側に突出している。
作業者は、桁板を動かすことにより、桁固定片の一面を桁板の一側面に接触させ、挿入部を遊挿凹部に挿入する。
桁固定片の一面を桁板の一側面に接触させるために、作業者は、面固定片の躯体への固定時に、桁固定片を縦姿勢にしておく。桁固定片の一面と桁板の一側面との接触により、桁板は昇降方向に向かって左右方向に位置決めされる。
挿入部が遊挿凹部に挿入され、遊挿凹部の内面の上部が挿入部に接触することにより、桁板は上下方向に位置決めされる。
上下左右方向に位置決めされた桁板の一側面に、作業者は桁固定片を固定する。
以上の結果、桁板の長さ方向の上端部(以下、単に桁板の上端部という)が躯体に固定される。
踏板は直接的に、又は金具を介して、桁板に支持される。
挿入部は、上下方向に遊びを有して遊挿凹部に挿入される。即ち、遊挿凹部の上下方向の長さが挿入部の上下方向の長さよりも十分に大きい。故に、作業者が挿入部を遊挿凹部に挿入しやすい。
しかも、挿入部の先端に弧状の部分が設けられている。故に、挿入部が先端部から遊挿凹部に挿入される場合に、挿入部が例えば遊挿凹部の開口周縁又は遊挿凹部の内面等に当接したとしても、挿入部が桁板に引っかかることが抑制される。従って、挿入部を滑らかに遊挿凹部に挿入することができる。
以上の結果、桁板を固定金具に容易に係合させることができる。
本開示に係る階段は、前記挿入部は、前記面固定片から長く突出している第1舌片と、該第1舌片との間の角度が直角又は鋭角をなすようにして前記第1舌片の先端部から短く突出している第2舌片とを有し、前記第1舌片と前記第2舌片との境界部分は弧状をなし、前記挿入部は、前記第2舌片の先端部が前記第1舌片よりも下側になり、前記遊挿凹部の内面の上部が前記第1舌片の上面に接触するようにして、前記遊挿凹部に挿入されることを特徴とする。
本開示にあっては、挿入部が長い第1舌片と短い第2舌片とを有する。
第1舌片は面固定片から突出している。
第2舌片は第1舌片の先端部から突出しており、第1舌片と第2舌片との間の角度は直角又は鋭角をなす。第1舌片と第2舌片との境界部分は、挿入部の先端に設けられた弧状の部分である。
挿入部は、第2舌片の先端部が第1舌片よりも下側になり、遊挿凹部の内面の上部が第1舌片の上面に接触するようにして、遊挿凹部に挿入される。
挿入部と遊挿凹部との間に設けられる遊びは、遊挿凹部の内面の上部と挿入部の第1舌片とが互いに接触する場合に、遊挿凹部の内面の下部と第2舌片とが互いから離れる程度であればよい。
本開示に係る階段は、前記桁固定片は前記桁板の前記一側面にネジ留め固定され、前記固定金具は、前記桁固定片に平行をなし、前記桁板の他側面に接触する接触片を更に有することを特徴とする。
本開示にあっては、桁固定片が桁板の一側面にネジ留め固定され、桁固定片に平行な接触片が桁板の他側面に接触する。桁板は桁固定片と接触片との間に挟まれるので、階段の施工時に桁固定片と接触片との間に挿入された桁板が厚さ方向にガタつく虞はない。また、桁固定片の桁板の一側面へのネジ留め時に、接触片が桁板の他側面側から桁板を支持するので、ネジ留め作業が容易である。
本開示に係る階段は、前記遊挿凹部は、前記桁板の前記上端面から見て上向きに傾斜しており、前記挿入部は、前記面固定片に対して、前記遊挿凹部の傾斜角度に対応する角度で傾斜していることを特徴とする。
本開示にあっては、桁板の遊挿凹部が桁板の上端面から見て上向きに傾斜しており、固定金具の挿入部が挿入部の基端側から見て上向きに傾斜している。遊挿凹部の傾斜角度と挿入部の傾斜角度とは対応している。
故に、遊挿凹部に挿入された挿入部に遊挿凹部の内面の上部を接触させることにより、桁板が躯体面に垂直な方向に位置ずれすることを抑制することができる。
本開示の階段によれば、桁板を固定金具に容易に係合させることができる。
実施の形態1に係る階段の斜視図である。 桁板の斜視図である。 固定金具の斜視図である。 固定金具の側面図である。 固定金具の背面図である。 桁板の上端部の斜視図である。 桁板の上端部の正面図である。 桁板の上端部の側面図である。 桁板の上端部が壁面に固定された状態の部分断面図である。 他の構成を有する固定金具の断面図である。 実施の形態2に係る階段が備える桁板の上端部が壁面に固定された状態の部分断面図である。 桁板を固定金具に係合させる手順を示す説明図である。 実施の形態3に係る階段が備える桁板と固定金具との係合状態を示す拡大断面図である。 桁板と他の構成を有する固定金具との係合状態を示す拡大断面図である。
以下、本開示の実施の形態について説明する。
実施の形態 1.
図1は、実施の形態1に係る階段の斜視図である。
図中1は階段であり、階段1は直階段である。以下の説明では、階段1を上昇する使用者から見た前後左右を用いて説明する。
階段1は躯体2に設けられている。
躯体2は床面21及び2つの壁面22,23を備える。
床面21は下階の床面である。
壁面22,23夫々は床面21から立ち上がっている。壁面22,23は入隅を構成している。壁面22(躯体面)は階段1の前側にて左右に延び、壁面23は階段1の右側にて前後に延びる。
壁面22には開口24が設けられている。開口24は床面21から適宜の高さに位置している。開口24の下縁部には、上階の床面に連なる上段框25が設けられている。
階段1は2枚の桁板3,4と複数枚の踏板5とを備える。
図2は、桁板3,4の斜視図である。
図1及び図2に示すように、桁板3,4夫々は、前側ほど高くなるようにして、上階と下階との間にて斜めに延設されている。
桁板3は階段1の右側の部分を構成する側桁であり、床面21から上段框25に向けて延びる。桁板3は壁面23に固定されている。
桁板4は階段1の左側の部分を構成するささら桁である。桁板4の長さ方向の下端面(以下、単に桁板4の下端面という)は床面21に平行をなし、桁板4の上端面4a(後述する図6~図8参照)は壁面22に平行をなす。
図2に示すように、桁板4の長さ方向の下端部は、L字金具11を用いて床面21に固定されている。L字金具11は、桁板4の右側面に固定された一の固定片と、桁板4の下端面と床面21との間に介在し、床面21に固定された他の固定片とを一体に有する。
桁板4の上端部は、壁面22の上段框25よりも下側に位置する部分に、固定金具6を用いて固定されている。
図3は、固定金具6の斜視図である。
図4は、固定金具6の側面図である。
図5は、固定金具6の背面図である。
固定金具6は、面固定片61、桁固定片62、及び接触片63を備える。
面固定片61は一方向に長い矩形状の金属板である。面固定片61には複数(図中2つ)の丸孔611と長孔612とが設けられている。2つの丸孔611は面固定片61の長さ方向に適長離隔して並んでいる。長孔612は、面固定片61の長さ方向に長い。丸孔611及び長孔612夫々は面固定片61を貫通している。
桁固定片62は面固定片61よりも長い矩形状の金属板である。桁固定片62の幅は面固定片61の幅よりも長い。桁固定片62には、複数(図中4つ)の貫通孔621が、互いに適長離隔して設けられている。各貫通孔621は円形をなす。
接触片63は桁固定片62と同程度に長い矩形状の金属板である。接触片63の幅は面固定片61の幅よりも短い。
桁固定片62は、長さ方向が面固定片61の長さ方向に沿うようにして、面固定片61の一方の長辺部から面固定片61に垂直に立ち上がっている。接触片63は、長さ方向が面固定片61の長さ方向に沿うようにして、面固定片61の他方の長辺部から面固定片61に垂直に立ち上がっている。桁固定片62と接触片63とは互いに向かい合っている。
桁固定片62と接触片63との離隔距離(面固定片61の幅)は、桁板4の厚さに等しい。
固定金具6は挿入部64を更に備える。挿入部64は面固定片61から桁固定片62が突出する側に突出している。挿入部64の先端は弧状の部分が設けられている。
更に詳細には、挿入部64は、第1舌片641と第2舌片642とを備える。
第1舌片641は一方向に長い矩形状の金属板である。第1舌片641は、面固定片61の一方の短辺部から面固定片61及び桁固定片62夫々に垂直に立ち上がっている。第1舌片641の長さ方向は第1舌片641の突出方向に沿う。第1舌片641の幅は面固定片61の幅よりも短い。第1舌片641の長さは桁固定片62の幅よりも短く、接触片63の幅よりも長い。第1舌片641は、面固定片61の幅方向の中心部における桁固定片62寄りの位置にある。
第2舌片642は矩形状の金属板である。第2舌片642は、第1舌片641の先端の一辺部から第1舌片641及び桁固定片62夫々に垂直に突出している。第2舌片642は面固定片61に対向しない。第2舌片642の第1舌片641からの突出長さは第1舌片641の面固定片61からの突出長さよりも短い。第2舌片642の厚さ及び幅は第1舌片641の厚さ及び幅に等しい。
第1舌片641と第2舌片642との境界部分は挿入部64の先端に設けられた弧状の部分である。
固定金具6は、第1舌片641が面固定片61から後ろ向きに突出し、第2舌片642が第1舌片641から下向きに突出する姿勢で用いられる。
図6は、桁板4の上端部の斜視図である。
図7は、桁板4の上端部の正面図である。図7には正面視の固定金具6も示されている。
図の見易さのために、図6及び図7においては、桁板4の上端面4aをハッチングで表わしている。
図8は、桁板4の上端部の側面図である。図8には桁板4の右側面が示されている。桁板4の右側面は、桁板4の内側の面(桁板3に対向する面)であり、桁板4の左側面は、桁板4の外側の面(桁板3に離反する面)である(図2参照)。
図6~図8に示すように、桁板4の上端面4aには収容凹部41が設けられており、収容凹部41の底面の下部に遊挿凹部42が設けられている。
収容凹部41は、桁板4の両側面にわたって延びる溝である。収容凹部41の深さ(前後方向の長さ)は面固定片61の厚さより大きい。収容凹部41の幅(上下方向の長さ)は面固定片61の長さより長く、桁固定片62及び接触片63夫々長さより短い。
遊挿凹部42は背面視矩形状をなし、桁板4の右側面にも開口している。
遊挿凹部42の上下方向の長さは、挿入部64の上下方向の長さ(第1舌片641の上面から第2舌片642の下端面までの長さ)よりも長い。例えば、遊挿凹部42の上下方向の長さは20mmであり、挿入部64の上下方向の長さ(15mm)の1.3倍以上であり、第1舌片641の厚さ(4.5mm)の4倍以上である。
遊挿凹部42の左右方向の長さは、挿入部64の左右方向の長さ(第1舌片641の幅)よりも長い。遊挿凹部42の上端面4aからの深さ(前後方向の長さ)は、挿入部64の突出長さ(面固定片61の前面から第2舌片642の前面までの長さ)以上である。
図9は、桁板4の上端部が壁面22に固定された状態の部分断面図である。
固定金具6の面固定片61は、前面が壁面22に接触するようにして、3つのネジ12を用いて壁面22に固定されている。3つのネジ12は2つの丸孔611及び長孔612を貫通している。丸孔611を貫通しているネジ12は、面固定片61を壁面22に本固定するためのものであり、例えばコーチスクリューボルトである。長孔612を貫通しているネジ12は、面固定片61を壁面22に仮固定するためのものである。本実施の形態において長孔612を貫通しているネジ12は丸孔611を貫通しているネジ12と同じくコーチスクリューボルトであるが、これに限定されず、例えばトラスビスでもよい。
桁板4の上端面4aは壁面22に接触している。面固定片61、及び面固定片61を壁面22に固定するネジ12のネジ頭は、収容凹部41に収容されている。
桁固定片62は、左面が桁板4の右側面に接触するようにして、4つのネジ12を用いて桁板4の右側面に固定されている。4つのネジ12は4つの貫通孔621(図3~図5参照)を貫通している。貫通孔621を貫通しているネジ12は、例えば皿タッピングビスである。各貫通孔621の周縁部には、ネジ12のネジ頭が収まる皿穴(皿ザグリ)が設けられている(図5参照)。桁固定片62は、収容凹部41及び遊挿凹部42を右側から覆い隠している。
接触片63の右面は桁板4の左側面に接触している(図2参照)。桁固定片62は、収容凹部41を左側から覆い隠している。
挿入部64は遊挿凹部42に、上下方向に遊びを有して挿入されている。挿入部64の第1舌片641の上面と遊挿凹部42の内上面とは互いに接触している。挿入部64の第2舌片642の下端部は第1舌片641よりも下側に位置しており、第2舌片642と遊挿凹部42の内下面とは互いに離隔している。
挿入部64は遊挿凹部42に、左右方向に遊びを有して挿入されている(図7参照)。
図1に示すように、各踏板5は一方向に長い矩形状をなす。図7及び図8に示すように、踏板5の長手方向の一側は、L字金具13を介して桁板4に支持されている。
L字金具13はL字状をなし、互いに垂直な2枚の固定片131,132を一体に備える。固定片131は踏板5の下面にビス留め固定されている。図7に示すように、固定片132からは互いに垂直な2つの挿入片133が固定片132に垂直に突出している。図6、図8、及び図9に示すように、踏板5の右側面における踏板5の支持位置には2つの挿入片133に対応する挿入溝43が設けられている。固定片132は、挿入片133が桁板4の挿入溝43に挿入された状態で、桁板4の右側面にビス留め固定されている。
踏板5の長手方向の他側は、不図示の金具を介して桁板3に支持されている。
なお、踏板5は桁板3,4に直接的に支持されてもよい。この場合、桁板3,4には踏板5が載せ置かれる段部又は踏板5が嵌め込まれる凹部等が設けられる。
ここで、桁板4を床面21及び壁面22に固定する手順について説明する。
床面21は、例えば根太に固定された合板にフローリング材を敷き詰めることによって、予め形成されている。壁面22は、例えば間柱、梁等に固定された石膏ボードの表面を化粧シートで化粧することによって、予め形成されている。
作業者は、例えば設計図に基づいて、固定金具6の固定位置を求める。固定金具6の固定位置は、壁面22の上段框25よりも下側に位置する部分である。
作業者は固定金具6を準備し、面固定片61の前面を壁面22に向けると共に、桁固定片62を右側に向け、接触片63を左側に向けて、壁面22の上段框25よりも下側に位置する部分に面固定片61を接触させる。次に、作業者はネジ12(例えばコーチスクリューボルト)が長孔612を貫通するようにして、ネジ12で面固定片61を壁面22に仮固定する。
固定金具6の仮固定後、作業者は桁板4を準備し、上端面4aを面固定片61に向けると共に、桁板4の下端面を床面21に向ける。
次に、作業者は、桁板4の右側面を固定金具6の桁固定片62に接触させることによって、桁板4を左右方向に位置決めする。更に、作業者は、上端面4aが面固定片61に接触するまで桁板4を前進させる。桁板4の前進により、挿入部64が遊挿凹部42に完全に挿入され、桁板4の右側面が接触片63に接触する。
遊挿凹部42の上下左右方向の長さが挿入部64の上下左右方向の長さよりも十分に長いので、挿入部64は、上下左右方向に遊びを有して遊挿凹部42に挿入される。故に、作業者が挿入部64を遊挿凹部42に挿入しやすい。
しかも、第1舌片641と第2舌片642との境界部分が弧状をなす。故に、挿入部64が先端部から遊挿凹部42に挿入される場合に、挿入部64が例えば遊挿凹部42の開口周縁又は遊挿凹部42の内面等に当接したとしても、挿入部64が桁板4に引っかかることが抑制される。従って、挿入部64を滑らかに遊挿凹部42に挿入することができる。
以上の結果、桁板4を固定金具6に容易に係合させることができる。
桁板4の上端面4aが面固定片61に接触した場合、桁板4が桁固定片62と接触片63との間に挟まれるので、桁板4の左右方向のガタツキを防止することができる。
また、作業者が第1舌片641の上面に遊挿凹部42の内上面を接触させることによって、桁板4の上端部が挿入部64に上側から係合するので、桁板4の自重により、桁板4を上下方向に位置決めすることができる。
以上の結果、桁板4の上端部を壁面22に仮固定することができる。
桁板4の上端部の仮固定後、作業者は、桁板4の下端部の実際の位置から、L字金具11の正確な固定位置を求める。L字金具11の一方の固定片が桁板4の下端面と床面21との間に介在する分、固定金具6の固定位置を上側に移す必要があるので、作業者は、固定金具6の正確な固定位置も求める。
L字金具11及び固定金具6夫々の正確な固定位置を求めた後、作業者は、仮固定した桁板4を一旦取り外す。
次いで、作業者は、L字金具11を床面21に固定する。
また、作業者は、固定金具6を仮固定しているネジ12を緩めて、固定金具6の上下方向の位置を調整する。長孔612は上下方向に長いので、ネジ12を完全に取り外す必要はない。
固定金具6の位置の調整後、作業者は、ネジ12(例えばコーチスクリューボルト)が丸孔611を貫通するようにして、ネジ12で面固定片61を壁面22に本固定する。
L字金具11及び固定金具6夫々の固定後、作業者は、上述した手順と同じ手順で桁板4の上端部を壁面22に再び仮固定すると共に、桁板4の下端面をL字金具11に載置する。
作業者は、L字金具11を桁板4の右側面にネジ留め固定する。
また、作業者は、ネジ12(例えば皿タッピングビス)が貫通孔621を貫通するようにして、ネジ12で桁固定片62を桁板4の右側面にネジ留め固定する。このとき、接触片63が桁板4の左側面側から桁板4を支持するので、ネジ留め作業が容易である。
接触片63の面積は、以下の点を考慮して適宜に設計される。
まず、次の3つの点で、接触片63の面積は小さい方が有利である。1点目、桁板4の固定後に接触片63が目立ちにくい。2点目、桁固定片62と接触片63との間に桁板4を挟み込む前に、接触片63に阻害されることなく桁板4を桁固定片62に接触させることができる。3点目、固定金具6の材料を削減することができる。
一方、次の3つの点で、接触片63の面積は大きい方が有利である。1点目、桁固定片62と接触片63との間に桁板4を挟み込んで桁板4の左右方向のガタツキを確実に防止することができる。2点目、桁固定片62のネジ留め固定時に接触片63によって桁板4を確実に支持することができる。3点目、収容凹部41を左側から確実に目隠しすることができる。
なお、遊挿凹部42は桁板4の左右両側面にわたって設けられていてもよい。この場合、遊挿凹部42の桁板4の厚さ方向の寸法を設定する必要も、設定された寸法通りに桁板4を加工する必要もないので、遊挿凹部42の形成が簡易である。桁板4の左側面における遊挿凹部42の開口は、接触片63を用いて左側から覆い隠すことが望ましい。
桁板4の上端部は壁面22に固定される構成に限定されない。桁板4の上端部は、例えば柱体の側面に固定されてもよい。
ところで、固定金具6は、例えば所定の形状に打ち抜かれた金属製の平板を折り曲げることによって形成される。この平板における面固定片61となすべき部分と、この部分から延びる短冊状の部分とをL字状に折り曲げ、更にこの短冊状の部分をL字状に折り曲げることによって、挿入部64を形成することができる。
適宜の厚みを有する金属製の平板が折り曲げられた場合、折り曲げの角部は弧状をなす。故に、先端に弧状の部分(第1舌片641と第2舌片642との境界部分)が設けられた挿入部64を容易に形成することができる。
第2舌片642が第1舌片641を補強するので、挿入部64の強度を向上させることができる。
固定金具6は、折り曲げ加工された金属板に限定されず、例えば金属成型品でもよい。
本実施の形態においては第1舌片641と第2舌片642との角度は90°であるが、これに限定されない。第1舌片641と第2舌片642との角度が90°以下であれば、遊挿凹部42に対する挿入部64の挿入時に第2舌片642の先端部分が桁板4に引っかかることが抑制される。
本実施の形態においては、第1舌片641と第2舌片642とが一体であるが、これに限定されない。例えば、第1舌片641に別体の第2舌片642が固定され、第1舌片641と第2舌片642との境界部分が弧状をなすように整形されてもよい。
本実施の形態においては第1舌片641と第2舌片642との境界部分が弧状をなすが、これに限定されない。例えば第2舌片642が後向きに凸状に湾曲することにより、全体的に弧状をなしてもよい。或いは、第2舌片642が存在せず、第1舌片641の先端部分が平面視弧状にカットされているか、又は側面視弧状に切削してあってもよい。
以上のような固定金具6において、挿入部64が面固定片61の下辺部から突出している。故に、遊挿凹部42の最奥部と桁板4の幅方向の上端面との距離を長く取ることができので、遊挿凹部42を形成することによる桁板4の強度の低下を抑制することができる。
とはいえ、挿入部64の突出位置は、面固定片61の下辺部に限定されない。
図10は、他の構成を有する固定金具6の断面図である。図10には桁板4の上端部の右側面も示されている。
図10に示す固定金具6の場合、挿入部64は面固定片61の上辺部から突出している。これに対応して、桁板4の遊挿凹部42は収容凹部41の底面の上部に設けられている。
実施の形態 2.
本実施の形態の階段1は、遊挿凹部42及び挿入部64の構成を除き、実施の形態1の階段1と略同様である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図11は、実施の形態2に係る階段1が備える桁板4の上端部が壁面22に固定された状態の部分断面図である。
図12は、桁板4を固定金具6に係合させる手順を示す説明図である。
図11及び図12に示すように、桁板4の遊挿凹部42は、上端面4aから見て上向きに傾斜している。遊挿凹部42の傾斜角度は、水平面に対して例えば約30°である。
固定金具6の挿入部64の第1舌片641は、面固定片61から見て上向きに傾斜している。第1舌片641の水平面に対する傾斜角度は遊挿凹部42の水平面に対する傾斜角度に等しい。故に、遊挿凹部42の傾斜角度が水平面に対して約30°である場合、第1舌片641と面固定片61との間の角度は約120°である。
図11に示すように、本実施の形態においても、挿入部64は遊挿凹部42に、上下方向に遊びを有して挿入されている。第1舌片641の上面と遊挿凹部42の内上面とは互いに接触している。第1舌片641及び第2舌片642夫々と遊挿凹部42の内下面とは互いに離隔している。
図示はしないが、挿入部64は遊挿凹部42に、左右方向に遊びを有して挿入されている。
壁面22に仮固定又は本固定された固定金具6に桁板4を係合させる場合、作業者は、遊挿凹部42の開口の上下方向の位置が挿入部64の先端部の上下方向の位置に一致する程度に桁板4を持ち上げてから、桁板4の遊挿凹部42に挿入部64を挿入する。
図の見易さのために、図11においては桁板4の右側面と固定金具6の桁固定片62とが接触していない。しかしながら、桁板4を持ち上げる前に桁板4の右側面を固定金具6の桁固定片62に接触させておくことが望ましい。
遊挿凹部42に挿入部64の先端部を挿入した後で、作業者は遊挿凹部42の内上面を第1舌片641の上面に接触させる。すると、遊挿凹部42の内上面が第1舌片641の上面を滑り落ちるようにして、桁板4が挿入部64に案内される。故に、作業者は、上端面4aが面固定片61に接触するまで桁板4を容易に前進させることができる。
以上のような階段1によれば、桁板4の遊挿凹部42及び固定金具6の挿入部64夫々が上向きに傾斜している。故に、遊挿凹部42に挿入された挿入部64に遊挿凹部42の内上面を接触させることにより、固定金具6に仮固定された桁板4が前後方向に位置ずれすることを抑制することができる。
図11及び図12に示す固定金具6も、例えば所定の形状に打ち抜かれた金属製の平板を折り曲げることによって形成される。この平板における面固定片61となすべき部分と、この部分から延びる短冊状の部分とをV字状に折り曲げ、更にこの短冊状の部分をL字状に折り曲げることによって、挿入部64を形成することができる。
実施の形態 3.
本実施の形態の階段1は、挿入部64の構成を除き、実施の形態1の階段1と略同様である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図13は、実施の形態3に係る階段1が備える桁板4と固定金具6との係合状態を示す拡大断面図である。
固定金具6の挿入部64は、第3舌片643を更に備える。
第3舌片643は、第2舌片642の先端部から面固定片61に向けて突出している。第3舌片643の厚さ及び幅は第2舌片642の厚さ及び幅に等しい。
第2舌片642と第3舌片643との境界部分は、挿入部64の先端に設けられたもう一つの弧状の部分である。
第2舌片642と第3舌片643との角度は90°である。
本実施の形態においても、挿入部64は遊挿凹部42に、上下左右方向に遊びを有して挿入されている。挿入部64の第2舌片642の下端部は第1舌片641よりも下側に位置しており、第2舌片642及び第3舌片643夫々と遊挿凹部42の内下面とは互いに離隔している。
挿入部64においては、第1舌片641と第2舌片642との境界部分が弧状をなすと共に、第2舌片642と第3舌片643との境界部分が弧状をなす。故に、挿入部64が先端部から遊挿凹部42に挿入される場合に、挿入部64が桁板4に引っかかることが更に抑制される。
また、第3舌片643が第1舌片641に平行である。故に、遊挿凹部42に対する挿入部64の挿脱時に、作業者が不用意に桁板4を上下動させたとしても、第3舌片643が広い面積で遊挿凹部42の内下面に当接するので、挿入部64が遊挿凹部42の内下面に引っかかる虞はない。
以上の結果、桁板4を固定金具6に更に容易に係合させることができる。
第2舌片642と第3舌片643との角度は90°であることが望ましいが、90°以下でもよく、90°よりも僅かに大きくてもよい。
図14は、桁板4と他の構成を有する固定金具6との係合状態を示す拡大断面図である。
実施の形態1の固定金具6においては、第1舌片641と第2舌片642との間の角度が直角である。
一方、図14に示す固定金具6においては、第1舌片641と第2舌片642との間の角度が鋭角である。第2舌片642と第3舌片643との角度は鈍角であり、図13に示す固定金具6の場合と同様に、第3舌片643が第1舌片641に平行である。
図14に示す固定金具6も、図13に示す固定金具6と同様に、桁板4を固定金具6に容易に係合させることができる。
図13及び図14に示す固定金具6も、例えば所定の形状に打ち抜かれた金属製の平板を折り曲げることによって形成される。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
各実施の形態に開示されている構成要件(技術的特徴)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせによって新しい技術的特徴を形成することができる。
1 階段
2 躯体
22 壁面(躯体の上下に延びる面)
4 桁板
4a 上端面
42 遊挿凹部
5 踏板
6 固定金具
61 面固定片
62 桁固定片
63 接触片
64 挿入部
641 第1舌片
642 第2舌片

Claims (4)

  1. 躯体の上階と下階との間にて斜めに延設される桁板と、
    該桁板の長さ方向の上端部を前記躯体の上下に延びる面に固定するための固定金具と、
    前記桁板に支持される踏板と
    を備える階段において、
    前記桁板の長さ方向の上端面は、前記躯体の前記面に平行をなし、
    前記固定金具は、
    一面を前記躯体の前記面に向けて該面に固定される面固定片と、
    該面固定片から垂直に突出しており、一面を前記桁板の一側面に向けて該一側面に固定される桁固定片と、
    前記面固定片から前記桁固定片が突出する側に突出しており、先端に弧状の部分が設けられた挿入部と
    を有し、
    前記桁板の前記上端面には、前記挿入部が上下方向に遊びを有して挿入され、内面の上部が前記挿入部に接触する遊挿凹部が設けられていることを特徴とする階段。
  2. 前記挿入部は、
    前記面固定片から長く突出している第1舌片と、
    該第1舌片との間の角度が直角又は鋭角をなすようにして前記第1舌片の先端部から短く突出している第2舌片と
    を有し、
    前記第1舌片と前記第2舌片との境界部分は弧状をなし、
    前記挿入部は、前記第2舌片の先端部が前記第1舌片よりも下側になり、前記遊挿凹部の内面の上部が前記第1舌片の上面に接触するようにして、前記遊挿凹部に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の階段。
  3. 前記桁固定片は前記桁板の前記一側面にネジ留め固定され、
    前記固定金具は、
    前記桁固定片に平行をなし、前記桁板の他側面に接触する接触片
    を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の階段。
  4. 前記遊挿凹部は、前記桁板の前記上端面から見て上向きに傾斜しており、
    前記挿入部は、前記面固定片に対して、前記遊挿凹部の傾斜角度に対応する角度で傾斜していることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の階段。
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