JP2022141433A - マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、立体形状の変形を抑制可能であり、かつ簡易に製造可能なマスクを提供することを目的とする。【解決手段】本発明の一側面に係るマスクは、着用者に装着された場合に上下方向に展開可能な襞を有する第1シート状部材と、第1シート状部材に積層され、所定領域の縁であって、加熱されたことで固まり襞の上下方向の縮小に対して抵抗可能に設けられた縁を有する第2シート状部材と、を備える。【選択図】図2
Description
本開示は、マスクに関する。
近年、不織布等のシート状部材が積層されたマスク本体に耳紐等を取り付けた使い捨てマスクが知られている。このようなマスクは、着用者に装着された場合に鼻および口元を被覆可能な立体形状を形成する。また、このような立体形状を維持する技術が開示されている(例えば、特許文献1-4を参照)。
マスクの立体形状を維持するために不織布よりも剛性の高い形状支持部材をマスク本体に設けることが考えられる。このような場合、形状支持部材を収容する部位をマスク本体に設けることが考えられる。よって、マスクの製造工数が嵩むことが想定される。また、剛性の高い形状維持部材により肌が押圧され、その結果として着用者が不快感を覚えることが考えられる。また、剛性の高い形状支持部材が幅方向において肌に沿わずに立体形状を形成することが考えられる。よって、肌とマスク本体との間に隙間が生じ、マスクの粒子捕捉機能が低下することが考えられる。
そこで、形状支持部材の剛性を低下させることが考えられる。このような場合、着用者がマスクの装着時に不快感を覚えることは低減されると考えられる。また、マスク本体は肌に沿って立体形状を形成すると考えられるため、肌とマスク本体との間に隙間が生じることでマスクの粒子捕捉機能が低下することは抑制されると考えられる。しかしながらこのような場合であっても、形状支持部材を収容する部位をマスク本体に設けることが考えられる。よってマスクの製造工数が嵩むことは解消されないと考えられる。
本開示は、一側面では、このような実情を鑑みてなされたものであり、その目的は、立体形状の変形を抑制可能であり、かつ簡易に製造可能なマスクを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明では、加熱されて固まった縁を有するシート状部材をマスク本体に設けることとした。
詳細には、本発明の一側面に係るマスクは、着用者に装着された場合に上下方向に展開可能な襞を有する第1シート状部材と、前記第1シート状部材に積層され、所定領域の縁であって、加熱されたことで固まり前記襞の前記上下方向の縮小に対して抵抗可能に設けられた縁を有する第2シート状部材と、を備える。
また、上記一側面に係るマスクにおいて、前記第2シート状部材は、少なくとも1つ以上の孔を有し、前記所定領域は前記孔を含んでもよい。
また、上記一側面に係るマスクにおいて、前記孔は、前記マスクが前記着用者に装着された場合の前記第1シート状部材の前記上下方向の中央部に重なるように設けられてもよい。
また、上記一側面に係るマスクにおいて、前記第2シート状部材は、一枚の第3シート状部材が加熱により軟化されて分割された複数の部材であり、前記縁は、前記軟化された部分を含み、前記第2シート状部材は、前記マスクが前記着用者に装着された場合の前記第1シート状部材の幅方向の両端部に積層されてもよい。
また、上記一側面に係るマスクにおいて、前記縁は、前記マスクの幅方向に対して傾いた方向に延在してもよい。
また、上記一側面に係るマスクにおいて、前記縁は、互いに平行な直線部分を有してもよい。
また、上記一側面に係るマスクにおいて、前記縁は、曲線部分を有してもよい。
また、上記一側面に係るマスクにおいて、前記第1シート状部材および前記第2シート状部材のうちの少なくとも何れか一つの素材は、所定長以上の長さの繊維を含んでもよい。
本発明によれば、立体形状の変形を抑制可能であり、かつ簡易に製造可能なマスクを提供することができる。
[実施形態]
以下に、図面を参照して本発明の実施形態に係るマスク及びマスクの製造方法について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこれらの実施の形態の構成に限定されるものではない。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態に係るマスク及びマスクの製造方法について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこれらの実施の形態の構成に限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るマスクの外観斜視図である。図1に示されるように、マスク1は、マスク本体2、耳紐3,4、側部5,6、ノーズフィッター7を有する。マスク本体2は、シート状の通気性素材で形成されており、着用者の口と鼻を覆うことが可能な大きさを有する。耳紐3,4は、紐状の伸縮性素材で形成されており、マスク本体2の両側部に位置する側部5,6において端部が接合されることにより、マスク本体2の左右両側に環状の輪をそれぞれ形成する。
マスク本体2は、通気性を有する不織布等の各種シートから構成されるものであり、複
数枚のシートの積層体である。そして、複数のシートは、上下左右の縁等において互いに適宜接合されている。マスク本体2は、プリーツ状の立体形状を形成し得る折り目を有する。このような折り目は、マスク本体2が襞状に折り込まれた状態で左右両側の端部に側部5,6が接合されることに、その形状が側部5,6によって保持される。すなわち、左右両側の端部の側部5,6で折り目の展開が阻止され、マスク本体2の中心部付近の領域において、マスク1の装着時に折り目が展開されることで、マスク本体2のプリーツが広げられて立体形状となる。なお、非装着時にはプリーツが閉じられることで、マスク本体2をかさばらない平面状とすることができる。
数枚のシートの積層体である。そして、複数のシートは、上下左右の縁等において互いに適宜接合されている。マスク本体2は、プリーツ状の立体形状を形成し得る折り目を有する。このような折り目は、マスク本体2が襞状に折り込まれた状態で左右両側の端部に側部5,6が接合されることに、その形状が側部5,6によって保持される。すなわち、左右両側の端部の側部5,6で折り目の展開が阻止され、マスク本体2の中心部付近の領域において、マスク1の装着時に折り目が展開されることで、マスク本体2のプリーツが広げられて立体形状となる。なお、非装着時にはプリーツが閉じられることで、マスク本体2をかさばらない平面状とすることができる。
耳紐3,4を構成する紐状の伸縮性素材は、例えば、ゴム糸と綿の交織帯や、樹脂フィラメントの交編ネット、伸縮性の不織布等で形成される。このような紐状の素材の両端部が、それぞれマスク本体2の左右両側の側部の側部5,6に接合されることで、当該素材の一端が始点となり、当該素材の他端が終点となるループ状の形態の耳紐3,4がマスク本体2の左右両側に形成される。
ノーズフィッター7は、マスク本体2の上部において、長手方向がマスク本体2の左右方向に延在する状態でマスク本体2に固定される部材である。ノーズフィッター7は、マスク本体2を構成するシート状の通気性素材同士の間に挟み込まれる状態で積層体の内部に固定されていてもよいし、或いは、マスク本体2の表面に固定されていてもよい。ノーズフィッター7は、着用者が指で押圧することにより適宜の形状へ変形可能な程度の強度を有すると共に、当該押圧から解放されても形状を維持する塑性変形可能な素材である。このようなノーズフィッター7がマスク本体2の上部に設けられていることにより、着用者は、鼻とマスク本体2との間にできる隙間を塞ぐことができる。
マスク1を構成する上述の各素材は、エンボスロールによる熱溶着、または超音波溶着による接合が好適であるが、例えば、ミシン糸等による縫合、ホットメルト接着剤等による接着、ヒートシール、その他の各種接合技術を適用し得る。
図2は、実施形態に係るマスクのシート構造を示す図である。実施形態に係るマスク本体2は、外層シート10、フィルタシート11、形状維持シート12、肌面シート13の各シートを積層して構成されている。フィルタシート11は、本実施形態では1枚であるが、通気性を考慮しつつシートを更に増やしてもよい。なお、外層シート10、フィルタシート11、および肌面シート13は、本開示の「第1シート状部材」の一例である。また、形状維持シート12は、本開示の「第2シート状部材」の一例である。
各シートには、熱可塑性ポリマーからなる不織布が用いられる。ここで、外層シート10、フィルタシート11、形状維持シート12、および肌面シート13のうちの少なくとも何れか一つには、スパンボンド不織布を用いる。この際、長繊維の繊維配向(MD方向)をプリーツ(折り目)の延在方向と一致させないことが望ましい。
また、肌面シート13は直接肌に触れるため、特に肌触りの良い不織布が用いられる。外層シート10は肌面シート13と同一の素材のシートであってもよいし、外部環境に対する耐性や通気性に優れた別規格のシートであってもよい。誤装着防止のため、外層シート10と肌面シート13で素材の色を変えることもできる。また、形状維持シート12には肌面シート13と同一の素材が用いられてもよい。
フィルタシート11には粒子捕捉性能が高い素材が用いられる。このため、フィルタシート11には肌面シート13や形状維持シート12とは異なる素材のシートが用いられてもよい。例えば、肌面シート13や形状維持シート12よりも融点が高い熱可塑性ポリマー素材が用いられてよい。
また、フィルタシート11にはティッシュペーパーのようなパルプ繊維が用いられてもよい。但し、この素材は熱で融解しない。このため、エンボスロールによる熱溶着、または超音波溶着による接合を行うという観点では、フィルタシート11の素材も熱可塑性を有していることが望ましい。
また、マスク本体2には、外層シート10、フィルタシート11、形状維持シート12及び肌面シート13が積層された積層体を折り返すことによって形成されたプリーツ状の折り目が設けられている。本実施形態では、折り目は平面視でマスク本体2の左右方向(以下、「横方向」ともいう)に延在している。そして、マスク1が着用者に装着され、折り目が平面視でマスク本体2の上下方向(以下、「縦方向」ともいう)に展開されたときに、マスク本体2のプリーツが広げられて立体形状となる。このとき、マスク本体2では、側部5,6で折り目の展開が阻止されているので、着用者の非肌面側にドーム状に膨らんだ部分が形成される。これにより、マスク本体2と着用者の口との間に空間が形成され、着用者は呼吸を楽に行うことができるようになる。
しかしながら、前述したように、マスク本体2の積層体は、基本的には不織布のシートのように柔らかいシートからなるものである。このため、着用者にマスク1が装着されて鼻および口元を被覆可能に立体形状が形成された場合であっても、着用者が口を動かす等の着用者の動作により力を受けたときにプリーツが折れ戻り易く、その立体形状を維持するのが困難である。そこで、本実施形態では、形状維持シート12に加熱されたことで固まった固化部分を設けることで、マスク本体2の立体形状を維持するようにしている(詳細は後述する)。
図3は、形状維持シート12の概要を例示する。図3に示されるように形状維持シート12は、例えば幅方向の両端部から幅方向中央部分へ向かって切り欠きを有するような形状である。そして、形状維持シート12の外周の縁120は、加熱されたことで固まっている。なお、このような形状維持シート12は、着用者にマスク1が装着された場合に着用者の鼻の頭、頬、および顎を囲むほどの形状である。なお、形状維持シート12全体は、本開示の「所定領域」の一例である。
また図3に示されるように、縁120は縦方向に延在し、互いに平行な縁120Aおよび縁120Bを有する。縁120Aは幅方向端部に位置し、一方で縁120Bはマスク本体2を幅方向に四等分した場合の中央の二区画に含まれる。
図4は、形状維持シート12の製造工程の概要を例示する。図4に示されるように、形状維持シート12の原反である不織布20が、一対のローラ(加熱ローラ21および対面ローラ23)に向かって繰り出されている。
加熱ローラ21にはヒータが内蔵されている。また、加熱ローラ21の外周面には、当該ヒータによって加熱される凸部22が設けられている。凸部22は図3に示されるような形状維持シート12の縁120に相当する枠状の形状である。一方、対面ローラ23は加熱ローラ21の上に配置されており、加熱ローラ21と同じ回転速度で回転する。
加熱ローラ21のヒータが起動されると、凸部22は不織布20の素材の融点温度よりも例えば5℃程度低い温度まで加熱される。その後、加熱ローラ21および対面ローラ23は所定の回転速度で回転させられる。すると不織布20は、加熱ローラ21と対面ローラ23との間を通過することになる。
不織布20が加熱ローラ21と対面ローラ23との間を通過する際、加熱ローラ21の
凸部22が不織布20を対面ローラ23に対して押圧する。すると、凸部22と接触した不織布20の部分が軟化することで不織布20は切断される。そして、不織布20の破断面は固まり縁120となる。ここで、加熱ローラ21の凸部22と不織布20との接触が例えば0.5秒程度となるように加熱ローラ21および対面ローラ23の回転速度を制御すれば、不織布20の破断面は溶融することなく軟化して固まり、縁120となる。
凸部22が不織布20を対面ローラ23に対して押圧する。すると、凸部22と接触した不織布20の部分が軟化することで不織布20は切断される。そして、不織布20の破断面は固まり縁120となる。ここで、加熱ローラ21の凸部22と不織布20との接触が例えば0.5秒程度となるように加熱ローラ21および対面ローラ23の回転速度を制御すれば、不織布20の破断面は溶融することなく軟化して固まり、縁120となる。
[作用・効果]
上記のようなマスク1によれば、プリーツを形成する折り目の延在方向(幅方向)に対して直交する方向(上下方向)に縁120が延在することになる。そして、縁120は、加熱されたことで固まった状態なので不織布よりも曲げ剛性が高い状態である。よって、プリーツが上下方向に展開されマスク本体2が立体形状を形成した状態で、該プリーツが同方向に縮小しようとしても該縮小力に対して縁120は抵抗することができる。よって、マスク本体2の立体形状の変形は抑制される。
上記のようなマスク1によれば、プリーツを形成する折り目の延在方向(幅方向)に対して直交する方向(上下方向)に縁120が延在することになる。そして、縁120は、加熱されたことで固まった状態なので不織布よりも曲げ剛性が高い状態である。よって、プリーツが上下方向に展開されマスク本体2が立体形状を形成した状態で、該プリーツが同方向に縮小しようとしても該縮小力に対して縁120は抵抗することができる。よって、マスク本体2の立体形状の変形は抑制される。
また、上記のようなマスク1によれば、縁120は複数の縁120Aおよび縁120Bを有する。そして、縁120Aおよび縁120Bは、直線状であり互いに平行である。よって、上記のようなマスク1によれば、該プリーツが上下方向に縮小しようとする力に対する剛性を高めることができる。よって、プリーツが展開されたマスク本体2の立体形状の変形をより確実に抑制することができる。
また、上記のようなマスク1によれば、マスク本体2の幅方向中央部(左右方向に四等
分した際の中央二区画、図3参照)に、上下方向に延在する縁120Bを有する。ここで
、縁120Bが設けられた領域は、幅方向の両端部と比較してプリーツが確実に展開される領域である。よって、上記のようなマスク1によれば、曲げ剛性の高い縁120Bが存在することでプリーツが確実に展開される部分においてプリーツの縮小に対して効果的に対抗し得る。
分した際の中央二区画、図3参照)に、上下方向に延在する縁120Bを有する。ここで
、縁120Bが設けられた領域は、幅方向の両端部と比較してプリーツが確実に展開される領域である。よって、上記のようなマスク1によれば、曲げ剛性の高い縁120Bが存在することでプリーツが確実に展開される部分においてプリーツの縮小に対して効果的に対抗し得る。
ところで、上記のようなマスク1によれば、外層シート10、フィルタシート11、形状維持シート12、および肌面シート13のうちの少なくとも何れか一つに長繊維を有する不織布が使用されている。よって、短繊維を有する不織布が積層されたマスクと比較して折れ曲がりにくいため、立体形状の変形が容易と考えられる。しかしながら、上記のようなマスク1によれば、プリーツを形成する折り目の延在方向に対して直交する方向に曲げ剛性の高い縁120が延在している。よって、長繊維を有する不織布が積層されたマスク本体2であっても、立体形状の変形は抑制される。
また、上記のようなマスク1によれば、形状維持シート12は不織布から形成される。よって、通気性を確保することができる。また、マスク1が着用者に装着された場合、縁120は着用者の鼻の頭、頬、および顎を囲むように位置することになる。よって、上記のようなマスク1によれば、プリーツを広げた状態において、縁120で囲まれた内側が着用者の鼻の頭、頬および顎を覆うドーム空間を形成・維持できる。よって、着用者の肌に沿ってマスク本体2の立体形状が形成される。よって、着用者の肌とマスク本体2との間に隙間が生じることでマスク1の粒子捕捉機能が低下することは抑制される。
また、上記のようなマスク1によれば、着用者の鼻の頭、頬および顎を囲むように縁120が位置することになるため、着用者の耳元、鼻の頭、顎先端等と対抗する部分に縁120が位置することになる。一方、鼻の穴や口といった着用者の呼吸部位には縁120で囲まれ、通気性の高い不織布が位置することになる。よって、上記のようなマスク1によれば、着用者の呼吸を容易にしつつもマスク本体2の立体形状の変形を抑制することができる。
また、上記のようなマスク1によれば、肌面シート13と同様の不織布である形状維持シート12がマスク本体2に積層されるだけで、マスク本体2のプリーツを広げた状態を維持することができる。よって、立体形状の変形抑制機能を有するマスク1の製造を簡易に行うことができる。
ところで、例えば形状維持シート12の代替として例えば剛性の高い網状フィルムをマスク本体2として積層することが考えられる。このような場合、フィルムに設けられた孔の大きさを不均一に設計すると、網状フィルムをローラから繰り出した後にフィルムに縒れなどが発生し、その結果として歩留まりを悪くする原因となり得る。また、例えば形状支持部材をマスク本体2において間欠的に配置する場合、配置する際に形状支持部材とマスク本体2のその他の部材との同期の処理などが必要となるなど、製造工程が嵩むことが想定される。
一方、上記のようなマスク1によれば、縁120を有する形状維持シート12は簡易に製造できる。また、縁120の位置、長さ等を変更しても形状維持シート12は簡易に製造できる。つまり、上記のようなマスク1によれば、マスク本体2の立体形状の変形抑制のための設計の自由度が向上する。
また、上記のようなマスク1によれば、形状維持シート12を製造する場合に加熱ローラ21の凸部22は、原反である不織布20の素材の融点温度よりも5℃程度低い温度で不織布20に接触する。ここで、加熱ローラ21の回転数が所望値以下となる場合や製造装置の何れかの箇所でエラーが発生することで加熱ローラ21が停止する場合が想定される。このような場合、凸部22が不織布20に接触し続けることになる。しかしながら、このような場合であっても、凸部22と不織布20との接触部分から不織布20の融解が広がることは抑制される。よって、形状維持シート12が不良品として廃棄されることは抑制される。
また、上記のようなマスク1によれば、凸部22と不織布20との接触は例えば0.5秒程度である。よって、凸部22の温度が所望値よりも高くなってしまった場合であっても、凸部22と不織布20との接触部分から不織布20の融解が広がることは抑制される。よって、所望の通り縁120を形成することができる。
また、上記のようなマスク1によれば縁120が肌面側に露出しないため、肌に曲げ剛性の高い縁120が接触することは抑制される。よって、縁120を設けることでマスク1の装着時に着用者の快適性が低下することは抑制される。また、マスク1の審美性が低下することも抑制される。
[第1変形例]
図5は、第1変形例に係るマスク1Aが有する形状維持シート12Aの概要を例示する。図5(A)は、形状維持シート12Aの上面図の一例である。図5(B)は、形状維持シート12Aの断面図の一例である。なお、このような形状維持シート12Aが積層されたマスク本体をマスク本体2Aとする。
図5は、第1変形例に係るマスク1Aが有する形状維持シート12Aの概要を例示する。図5(A)は、形状維持シート12Aの上面図の一例である。図5(B)は、形状維持シート12Aの断面図の一例である。なお、このような形状維持シート12Aが積層されたマスク本体をマスク本体2Aとする。
第1変形例に係る形状維持シート12Aの外形は、矩形状である。そして、中央部分に楕円状の孔122(本開示の「所定領域」および「孔」の一例)を有する。孔122は縦方向に延在しており、縦方向に延びる形状維持シート12Aの中心線に対して線対称に設けられている。また、このような孔122は、形状維持シート12Aが積層されたマスク1Aが着用者に装着された場合に、着用者の鼻の頭、口元および顎を被覆可能に形成される。そして、孔122の縁123は加熱されたことにより固まっている。
また、このような形状維持シート12Aは、実施形態と同様に図4に示されるような一対のローラ(加熱ローラ21Aおよび対面ローラ23A)を用いて製造される。より詳細には、形状維持シート12Aを製造する加熱ローラ21Aには、加熱ローラ21の凸部の代替として穿孔針が設けられる。一方、対面ローラ23の外周面には、穿孔針を受け入れ可能な受入口が開口されている。
穿孔針は、形状維持シート12Aの原反である不織布20Aの融点よりも例えば5℃程度低い温度まで加熱される。そして、加熱ローラ21Aおよび対面ローラ23Aを所定の回転速度で回転させる。このような状態において、不織布20Aを加熱ローラ21と対面ローラ23Aとの間を通過させたときに、加熱ローラ21Aの穿孔針が不織布20Aを貫いて対面ローラ23Aの受入口に入り込む。その後、穿孔針が受入口から出て不織布20Aから離れる際に孔122が形成される。このように孔122が形成されるため、孔122の縁123は、図5(B)に示されるように穿孔針の貫通方向に向かって凸となる。なお、このように縁123の凸方向には肌面シート13が積層される(図示しない)。
なお、穿孔針が不織布20を貫通する際に不織布20と接触する時間は、例えば0.5秒程度となるように加熱ローラ21および対面ローラ23の回転速度が制御される。このように穿孔針の温度および加熱ローラ21の回転速度が制御されることで、加熱ローラ21Aの穿孔針の外表面と接触する不織布20Aは溶融することなく軟化して固まり、縁123となる。
[作用・効果]
上記のようなマスク1Aによれば、着用者がマスク1Aを装着した場合にマスク本体2Aはプリーツが上下方向に展開される。また、縁123が着用者の鼻の頭および顎を含む略楕円状であるため、マスク本体2Aはこのような縁123をフレームとするドーム状の立体形状を形成する。よって、着用者の肌に沿ってマスク本体2Aの立体形状が形成される。よって、着用者の肌とマスク本体2Aとの間に隙間が生じることでマスク1Aの着用時の快適性の低下は抑制される。
上記のようなマスク1Aによれば、着用者がマスク1Aを装着した場合にマスク本体2Aはプリーツが上下方向に展開される。また、縁123が着用者の鼻の頭および顎を含む略楕円状であるため、マスク本体2Aはこのような縁123をフレームとするドーム状の立体形状を形成する。よって、着用者の肌に沿ってマスク本体2Aの立体形状が形成される。よって、着用者の肌とマスク本体2Aとの間に隙間が生じることでマスク1Aの着用時の快適性の低下は抑制される。
また、上記のような形状維持シート12Aによれば、孔122が上下方向において中央部分に位置している。よって、着用者がマスク1Aを装着した場合に鼻の穴および口元に相当する部分に孔122が位置することになる。よって、通気性が確保され着用者の呼吸は容易となる。
また、上記のような形状維持シート12Aによれば、着用者がマスク1Aを装着した場合に縁123は上下方向に延在することになる。よって、マスク本体2Aが形成するドーム状の立体形状を縮小しようとする上下方向の力が作用した場合であっても、曲げ剛性の高い縁123が縮小力に抗することができる。よって、マスク本体2Aの立体形状の変形は抑制される。
また、上記のような形状維持シート12Aによれば、縁123は曲線部分を有する。よって、実施形態に係る縁120と比較して縁123の着用者への肌当たりは柔らかくなる。よって、マスク1Aを装着した着用者の快適性の低下は抑制される。
また、上記のような形状維持シート12Aによれば、図5(B)に示されるように縁123が一方向に凸となり、凸方向に肌面シート13が積層される。よって、形状維持シート12Aと肌面シート13との間には空間が生じることになる。よって、このような形状維持シート12Aおよび肌面シート13が積層されたマスク1Aを着用者が装着した場合、縁123を肌で感じることは抑制される。よって、着床者の快適性の低下は抑制される。
なお、縁123の凸方向にフィルタシート11および外層シート10が積層されてもよい。このような場合、形状維持シート12Aとフィルタシート11との間に空間が生じることになる。よって、着用者が外側からマスク本体2Aを触った際に違和感を覚えることは抑制される。
また、縁123と同様の縁を有する孔が孔122の周囲に複数設けられてもよい。このような場合、マスク本体2の中央部における通気性が確実に確保される。また、形状維持シート12Eの曲げ剛性が向上するため、マスク本体2Aの立体形状の変形はさらに抑制される。なお、孔122の周囲に設けられる孔の大きさは、孔122の大きさと同一でなくともよい。
[第2変形例]
図6は、第2変形例に係るマスク1Bが有する形状維持シート12Bの概要を例示する。なお、このような形状維持シート12Bが積層されたマスク本体をマスク本体2Bとする。
図6は、第2変形例に係るマスク1Bが有する形状維持シート12Bの概要を例示する。なお、このような形状維持シート12Bが積層されたマスク本体をマスク本体2Bとする。
図6に示されるように、第2変形例に係る形状維持シート12Bは、矩形状のシートが二つに分割されたような形状である。そして、二つの形状維持シート12Bの縁124は、実施形態と同様に加熱されたことにより固まっている。
このような二つの形状維持シート(12BA、12BB)は、分割された状態で図6に示される向きのままマスク本体2Bの幅方向の両端に夫々配置される。より詳細には、分割された一枚の形状維持シート12BAの幅方向の外側の縁124が、近接する側部5から5-15mm程度離れるように設けられる。同様に、形状維持シート12BBは、幅方向の外側の縁124が近接する側部6から5-15mm程度離れるように設けられる。また、形状維持シート12BA、12BBは、マスク本体2Bを形成するシート状部材(例えば肌面シート13等)に貼り付けられる。また、側部5,6にはエンボスが設けられている。
次に形状維持シート12BA、12BBの製造方法を説明する。実施形態と同様の加熱ローラ21Bには、図6に示されるような縁124に相当する凸部22Bが外周面の周方向に連続的に設けられている。そして、実施形態と同様に形状維持シート12Bの原反である不織布20B(本開示の「第3シート状部材」の一例)が加熱ローラ21Bと対面ローラ23Bとの間を通過する際に、加熱ローラ21Bの凸部22Bが不織布20Bを対面ローラ23Bに対して押圧する。すると、凸部22Bと接触した不織布20Bの部分が軟化することで不織布20Bは切断される。そして、不織布20Bの破断面が固まり縁124となる。ここで、加熱ローラ21Bの凸部22Bが加熱ローラ21Bの外周面の周方向に連続的に設けられている。よって、図6に示されるような一対の形状維持シート(12BA、12BB)が連続的に生成される。
[作用・効果]
上記のようなマスク1Bによれば、形状維持シート12BA、12BBを製造する場合に原反である不織布20Bから形状維持シート12BA、12BBに使用されない部分が生じることは抑制される。よって、形状維持シート12Bに使用されない不織布20Bの部分を廃棄することは抑制される。よって、製造コストは節減される。
上記のようなマスク1Bによれば、形状維持シート12BA、12BBを製造する場合に原反である不織布20Bから形状維持シート12BA、12BBに使用されない部分が生じることは抑制される。よって、形状維持シート12Bに使用されない不織布20Bの部分を廃棄することは抑制される。よって、製造コストは節減される。
また、上記のようなマスク1Bによれば、二枚の形状維持シート(12BA、12BB)はマスク本体2Bの幅方向両端に設けられる。よって、マスク本体2Bの幅方向中央部には不織布の繊維が軟化して固まった縁124が位置しないため、該幅方向中央部の通気
性は向上する。よって、着用者は容易に呼吸できる。
性は向上する。よって、着用者は容易に呼吸できる。
また、着用者の呼吸に影響の少ない幅方向の両端においては縁124が上下方向に延在することになる。よって、マスク1Bが着用者に装着され、プリーツが上下方向に展開されることで形成されるマスク本体2Bの立体形状を縮小しようとする上下方向の力が作用した場合であっても、着用者の呼吸に影響の少ない幅方向の両端において曲げ剛性の高い縁123が縮小力に抗することができる。よって、着用者の呼吸への影響を低減しつつ、マスク本体2Aの立体形状の変形は抑制される。
また、上記のようなマスク1Bによれば、縁124はエンボスが設けられた側部5、6から5-15mm程度離れて配置されている。よって、側部5、6が非肌面側に反り返った場合であっても、縁124が露出することは抑制される。よって、マスク1Bの審美性は確保される。
[第3変形例]
図7は、第3変形例に係るマスク1Dが有する形状維持シート12Dの概要を例示する。第3変形例に係る形状維持シート12Dは、実施形態に係る形状維持シート12に加え、幅方向の中央部に上下方向に延在する直線状の固化部120Dを有する。固化部120Dは、形状維持シート12Dの素材である不織布繊維を加熱により軟化させ、固められた状態である。
図7は、第3変形例に係るマスク1Dが有する形状維持シート12Dの概要を例示する。第3変形例に係る形状維持シート12Dは、実施形態に係る形状維持シート12に加え、幅方向の中央部に上下方向に延在する直線状の固化部120Dを有する。固化部120Dは、形状維持シート12Dの素材である不織布繊維を加熱により軟化させ、固められた状態である。
なお、このような固化部120Dの形態は図7に示される例に限定されない。固化部120Dは、プリーツの折り目の延在方向である幅方向に対して傾いた方向に延在していればよく、本数は何本でもよい。また、固化部120Dは、例えばハニカム構造などの複数の直線が交差した複雑な形態であってもよい。
[作用・効果]
上記のようなマスク1Dによれば、実施形態に係るマスク1と同様の効果を奏することができる。また、固化部120Dが設けられることで、プリーツが上下方向に展開されることで形成されるマスク本体2Dの立体形状を縮小しようとする上下方向の力が作用した場合であっても、縮小力に抗する力は増大する。よって、マスク本体2Dの立体形状の変形は抑制される。
上記のようなマスク1Dによれば、実施形態に係るマスク1と同様の効果を奏することができる。また、固化部120Dが設けられることで、プリーツが上下方向に展開されることで形成されるマスク本体2Dの立体形状を縮小しようとする上下方向の力が作用した場合であっても、縮小力に抗する力は増大する。よって、マスク本体2Dの立体形状の変形は抑制される。
[第4変形例]
図8は、第4変形例に係るマスク1Eが有する形状維持シート12Eの概要を例示する。第4変形例に係る形状維持シート12Eは、第1変形例に係る形状維持シート12Aに加え、中央部を囲むように四隅に直線状の固化部120Eを有する。また、形状維持シート12Eの幅方向において、固化部120Eの内側の端部は、幅方向中央から30-45mm程度離れて配置される。なお、固化部120Eは、形状維持シート12Eの素材である不織布繊維を加熱により軟化させ、固められた状態である。
図8は、第4変形例に係るマスク1Eが有する形状維持シート12Eの概要を例示する。第4変形例に係る形状維持シート12Eは、第1変形例に係る形状維持シート12Aに加え、中央部を囲むように四隅に直線状の固化部120Eを有する。また、形状維持シート12Eの幅方向において、固化部120Eの内側の端部は、幅方向中央から30-45mm程度離れて配置される。なお、固化部120Eは、形状維持シート12Eの素材である不織布繊維を加熱により軟化させ、固められた状態である。
[作用・効果]
上記のようなマスク1Eによれば、第1変形例に係るマスク1Aと同様の効果を奏することができる。加えて、上記のような形状維持シート12Eによれば、固化部120Eが中央部を囲むように配置されるため、縁123Eをフレームとして形成されるマスク本体2Eのドーム状の立体形状は確実に維持される。また、着用者がマスク1Eを装着した場合に固化部120Eは上下方向に延在することになる。よって、マスク本体2Eが形成するドーム状の立体形状を縮小しようとする上下方向の力が作用した場合であっても、曲げ剛性の高い固化部120Eが縮小力に抗することができる。よって、マスク本体2Eの立体形状の変形は抑制される。
上記のようなマスク1Eによれば、第1変形例に係るマスク1Aと同様の効果を奏することができる。加えて、上記のような形状維持シート12Eによれば、固化部120Eが中央部を囲むように配置されるため、縁123Eをフレームとして形成されるマスク本体2Eのドーム状の立体形状は確実に維持される。また、着用者がマスク1Eを装着した場合に固化部120Eは上下方向に延在することになる。よって、マスク本体2Eが形成するドーム状の立体形状を縮小しようとする上下方向の力が作用した場合であっても、曲げ剛性の高い固化部120Eが縮小力に抗することができる。よって、マスク本体2Eの立体形状の変形は抑制される。
ところで、上記のような形状維持シート12Eの代替として例えばワイヤや帯状部材などの剛性部材をシートに固定する場合、マスク本体の製造時にマスク本体の上下方向あるいは左右方向のいずれかがMD(Machine Direction)方向に沿っていても、剛性部材はMD方向に対して斜めに配置する必要が考えられる。また、これらの剛性部材を複数設ける場合には、剛性部材を間欠的に配置する必要が考えられる。よって、流れ方向の生産効率は低下することが考えられる。
一方、上記のようなマスク1Eによれば、形状維持シート12Eに設けられている複数の固化部120Eは、加熱ローラ21Aなどで不織布繊維を軟化させて固めることで簡易に形成される。よって、マスク1Eの生産効率が低下することは抑制される。
なお、固化部120Eは、縁123Eよりも太く形成されてもよい。このような場合、縁123Eをフレームとしてマスク本体2Eにより形成されるドーム状の立体形状を確実に維持することができる。
また、縁123Eの代替として、スリットや凹状の溝が形成されてもよい。このような場合であっても、縁123Eをフレームとしてマスク本体2Eにより形成されるドーム状の立体形状を確実に維持することができる。
<その他変形例>
加熱ローラ21が有する凸部22は、不織布20の融点±20℃の温度となるまで加熱されてもよい。そして、凸部22の外表面と接触する不織布20は完全に溶融された状態で切断されてもよい。また、加熱ローラ21の代替として超音波カッターが使用されてもよい。また、マスク本体2を構成する積層シートは長繊維素材を有さなくともよい。
加熱ローラ21が有する凸部22は、不織布20の融点±20℃の温度となるまで加熱されてもよい。そして、凸部22の外表面と接触する不織布20は完全に溶融された状態で切断されてもよい。また、加熱ローラ21の代替として超音波カッターが使用されてもよい。また、マスク本体2を構成する積層シートは長繊維素材を有さなくともよい。
以上で開示した実施形態や変形例は、それぞれ組み合わせることができる。
1 :マスク
2 :マスク本体
3、4 :耳紐
5、6 :側部
7 :ノーズフィッター
10 :外層シート
11 :フィルタシート
12 :形状維持シート
13 :肌面シート
20 :不織布
21 :加熱ローラ
22 :凸部
23 :対面ローラ
120 :縁
120D :固化部
120E :固化部
122 :孔
123 :縁
124 :縁
2 :マスク本体
3、4 :耳紐
5、6 :側部
7 :ノーズフィッター
10 :外層シート
11 :フィルタシート
12 :形状維持シート
13 :肌面シート
20 :不織布
21 :加熱ローラ
22 :凸部
23 :対面ローラ
120 :縁
120D :固化部
120E :固化部
122 :孔
123 :縁
124 :縁
Claims (8)
- 着用者に装着された場合に上下方向に展開可能な襞を有する第1シート状部材と、
前記第1シート状部材に積層され、所定領域の縁であって、加熱されたことで固まり前記襞の前記上下方向の縮小に対して抵抗可能に設けられた縁を有する第2シート状部材と、を備える、
マスク。 - 前記第2シート状部材は、少なくとも1つ以上の孔を有し、
前記所定領域は前記孔を含む、
請求項1に記載のマスク。 - 前記孔は、前記マスクが前記着用者に装着された場合の前記第1シート状部材の前記上下方向の中央部に重なるように設けられる、
請求項2に記載のマスク。 - 前記第2シート状部材は、一枚の第3シート状部材が加熱により軟化されて分割された複数の部材であり、
前記縁は、前記軟化された部分を含み、
前記第2シート状部材は、前記マスクが前記着用者に装着された場合の前記第1シート状部材の幅方向の両端部に積層される、
請求項1に記載のマスク。 - 前記縁は、前記マスクの幅方向に対して傾いた方向に延在する、
請求項1から4のうち何れか一項に記載のマスク。 - 前記縁は、互いに平行な直線部分を有する、
請求項1から5のうち何れか一項に記載のマスク。 - 前記縁は、曲線部分を有する、
請求項1から6のうち何れか一項に記載のマスク。 - 前記第1シート状部材および前記第2シート状部材のうちの少なくとも何れか一つの素材は、所定長以上の長さの繊維を含む、
請求項1から7のうち何れか一項に記載のマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021041738A JP2022141433A (ja) | 2021-03-15 | 2021-03-15 | マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021041738A JP2022141433A (ja) | 2021-03-15 | 2021-03-15 | マスク |
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JP2022141433A true JP2022141433A (ja) | 2022-09-29 |
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ID=83402869
Family Applications (1)
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JP2021041738A Pending JP2022141433A (ja) | 2021-03-15 | 2021-03-15 | マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022141433A (ja) |
-
2021
- 2021-03-15 JP JP2021041738A patent/JP2022141433A/ja active Pending
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