JP2022138905A - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022138905000001
【課題】燃料燃焼による発電と、燃焼によって発生する二酸化炭素の変換を高いエネルギー効率で両立できる発電装置を提供することを目的とする。
【解決手段】燃料を燃焼させた熱を利用して発電する燃焼式発電装置1と、二酸化炭素を電気化学的に還元する電気化学反応装置2と、前記電気化学反応装置に電力を供給する電源貯蔵装置3と、を備える発電装置100において、燃焼式発電装置1に燃料を燃焼させる燃焼器11を設け、燃焼器11の燃焼で発生した二酸化炭素を電気化学反応装置2に供給し、電気化学反応装置2の二酸化炭素還元で副生した酸素を燃焼器11に供給し、電源貯蔵装置に、再生可能エネルギーを電気エネルギーに変換する変換部31と、変換部31で変換した電気エネルギーを貯蔵する貯蔵部32とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電装置に関する。
バイオマス発電は、カーボンニュートラルなグリーン電力発電の有望な選択肢の一つである。例えば、特許文献1には、バイオマス燃料を燃焼して蒸気を生成するボイラと、蒸気によって駆動するタービンと、タービンの回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機と、を備えるバイオマス発電装置が開示されている。
特許第6718565号公報
しかし、特許文献1のような従来の発電装置では、発電にバイオマス燃料を利用するものの、燃料の燃焼に伴って二酸化炭素が排出される。そのため、発電に伴って排出される二酸化炭素の大気への放出を抑え、さらには有価物へ変換することができれば、環境面だけでなく経済面でも発電装置としての価値がさらに高まると言える。また、燃焼排ガス中の二酸化炭素を変換するためにもエネルギーが必要となるが、燃料燃焼による発電で得た電力をそれに割くと、電力需要に応えるという発電の本来の役割が果たせない。そのため、燃料燃焼による発電で得た電力を割かずに、高いエネルギー効率で発電と二酸化炭素の変換を両立できることが重要である。
本発明は、燃料燃焼による発電と、燃焼によって発生する二酸化炭素の変換を高いエネルギー効率で両立できる発電装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る発電装置(例えば、実施形態の発電装置100)は、燃料を燃焼させた熱を利用して発電する燃焼式発電装置(例えば、実施形態の燃焼式発電装置1)と、二酸化炭素を電気化学的に還元する電気化学反応装置(例えば、実施形態の電気化学反応装置2)と、前記電気化学反応装置に電力を供給する電源貯蔵装置(例えば、実施形態の電源貯蔵装置3)と、を備え、前記燃焼式発電装置は、燃料を燃焼させる燃焼器(例えば、実施形態の燃焼器11)を備え、前記燃焼器の燃焼で発生した二酸化炭素が前記電気化学反応装置に供給され、前記電気化学反応装置の二酸化炭素還元で副生した酸素が前記燃焼器に供給され、前記電源貯蔵装置は、再生可能エネルギーを電気エネルギーに変換する変換部(例えば、実施形態の変換部31)と、前記変換部で変換した電気エネルギーを貯蔵する貯蔵部(例えば、実施形態の貯蔵部32)と、を備えている。
(2)前記燃焼器は、バイオマス燃料を燃焼させるバイオマス燃焼器であってもよい。
(3)前記燃焼式発電装置は、前記燃焼器と、前記燃焼器で発生した熱により水を気化する気化器(例えば、実施形態の気化器12)と、前記気化器で発生した蒸気により駆動される蒸気タービン(例えば、実施形態の蒸気タービン13)と、前記蒸気タービンから排出された蒸気を水に戻す復水器(例えば、実施形態の復水器14)と、を備えていてもよい。
(4)前記復水器で生成した復水の一部が前記電気化学反応装置に用いられる電解液に加えられてもよい。
(5)本発明の一態様に係る発電装置は、前記電気化学反応装置の二酸化炭素還元で生成したエチレンを多量化して増炭する増炭反応装置(例えば、実施形態の増炭反応装置4)をさらに備えていてもよい。
(6)本発明の一態様に係る発電装置は、前記電気化学反応装置の二酸化炭素還元で生成したエタノールを精製するエタノール精製装置(例えば、実施形態のエタノール精製装置6)をさらに備えていてもよい。
(1)~(6)の態様によれば、燃料燃焼による発電と、燃焼によって発生する二酸化炭素の変換を高いエネルギー効率で両立できる発電装置を提供できる。
実施態様に係る発電装置を示すブロック図である。 電気化学反応装置の電解セルの一例を示した概略断面図である。 他の実施形態に係る発電装置を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において例示される図の寸法等は一例であって、本発明はそれらに必ずしも限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
[発電装置]
図1に示すように、本発明の一態様に係る発電装置100は、燃焼式発電装置1と、電気化学反応装置2と、電源貯蔵装置3と、増炭反応装置4と、を備えている。燃焼式発電装置1は、燃焼器11と、気化器12と、蒸気タービン13と、復水器14と、を備えている。電源貯蔵装置3は、変換部31と、変換部31と電気的に接続された貯蔵部32と、を備えている。増炭反応装置4は、反応器41と、気液分離器42と、を備えている。
発電装置100では、燃焼器11と電気化学反応装置2はガス流路71で接続されている。気化器12と蒸気タービン13は循環流路72で接続されている。蒸気タービン13と復水器14は循環流路73で接続されている。復水器14と気化器12は循環流路74で接続されている。電気化学反応装置2には、電気化学反応装置2における電解液の入口と出口は、電気化学反応装置2の外部に設けられた循環流路75で接続されている。循環流路75の途中には熱交換器5が設けられている。復水器14と循環流路75は液流路76で接続されている。電気化学反応装置2と燃焼器11はガス流路77で接続されている。電気化学反応装置2と反応器41はガス流路78で接続されている。反応器41と気液分離器42はガス流路79とガス流路80で接続されている。
これら各流路は特に限定されず、公知の配管等を適宜使用できる。ガス流路71,77~79,80及び循環流路72,73には、コンプレッサー等の送気手段、減圧弁や、圧力計等の計測機器等を適宜設置することができる。また、循環流路72,75、液流路76には、ポンプ等の送液手段や、流量計等の計測機器等を適宜設置することができる。
燃焼式発電装置1は、燃料を燃焼させた熱を利用して発電する装置である。燃焼式発電装置1の態様は、特に限定されず、燃料としてバイオマスを用いるバイオマス発電装置であってもよく、燃料として液化天然ガス、石炭、石油等の化石燃料を用いる火力発電装置であってもよい。なかでも、カーボンニュートラルなグリーン電力発電を実現できる点から、バイオマス発電装置が好ましい。
バイオマス発電装置の態様としては、特に限定されず、例えば、燃料燃焼による熱を利用して得た蒸気により蒸気タービンを駆動させて発電する直接燃焼方式、燃料を熱処理してガス化したガスをガスタービンで燃焼させて発電する熱分解ガス化方式、燃料から生物化学的に発生させたガスをガスタービンで燃焼させて発電する生物化学的ガス化方式のいずれを採用してもよい。
この例の燃焼式発電装置1では、燃焼器11で燃料が燃焼され、発生した熱を利用して気化器12で水Wが気化されて蒸気W1となる。気化器12で発生した蒸気W1は循環流路72を通じて蒸気タービン13に送られ、蒸気タービン13が駆動されることにより発電機(不図示)で発電される。蒸気タービン13から排出された蒸気W1は、循環流路73を通じて復水器14に送られ、凝縮されて復水W2となる。復水器14で生成した復水W2は循環流路74を通じて気化器12に送られて循環される。また、燃焼器11で燃料が燃焼して発生した二酸化炭素を含む排ガスGは、ガス流路71を通じて電気化学反応装置2に供給される。
燃焼器11、気化器12、蒸気タービン13及び復水器14の態様は、特に限定されず、それぞれ公知の態様を制限なく採用できる。燃焼器11としては、バイオマス燃料を燃焼させるバイオマス燃焼器が好ましい。
電気化学反応装置2は、二酸化炭素を電気化学的に還元する装置である。図2に示すように、電気化学反応装置2は、カソード21と、アノード22と、液流路23aを形成する液流路構造体23と、ガス流路24aを形成するガス流路構造体24と、ガス流路25aを形成するガス流路構造体25と、給電体26と、給電体27と、を備えている。
電気化学反応装置2では、給電体26、ガス流路構造体24、カソード21、液流路構造体23、アノード22、ガス流路構造体25、給電体27がこの順に積層されている。液流路構造体23にはスリットが形成されており、スリットにおけるカソード21とアノード22で囲まれた部分が液流路23aになっている。ガス流路構造体24のカソード21側には溝が形成されており、その溝のガス流路構造体24とカソード21に囲まれた部分がガス流路24aとなっている。ガス流路構造体25のアノード22側には溝が形成されており、その溝のガス流路構造体25とアノード22に囲まれた部分がガス流路25aとなっている。
このように、電気化学反応装置2では、カソード21とアノード22の間に液流路23aが形成され、カソード21のアノード22とは反対側にガス流路24aが形成され、アノード22のカソード21とは反対側にガス流路25aが形成されている。給電体26と給電体27は、電源貯蔵装置3の貯蔵部32と電気的に接続されている。また、ガス流路構造体24とガス流路構造体25は導電体であり、貯蔵部32から供給される電力によってカソード21とアノード22の間に電圧を印加できるようになっている。
カソード21は、二酸化炭素を還元するとともに水を還元する電極である。カソード21としては、二酸化炭素を電気化学的に還元でき、かつ生成したガス状生成物がガス流路24aまで透過するものであればよく、例えば、ガス拡散層の液流路23a側にカソード触媒層が形成された電極を例示できる。カソード触媒層は、一部がガス拡散層中に入り込んでいてもよい。ガス拡散層とカソード触媒層の間には、ガス拡散層よりも緻密な多孔質層を配置してもよい。
カソード触媒層を形成するカソード触媒としては、二酸化炭素の還元を促進する公知の触媒を使用できる。カソード触媒の具体例としては、金、銀、銅、白金、パラジウム、ニッケル、コバルト、鉄、マンガン、チタン、カドミウム、亜鉛、インジウム、ガリウム、鉛、錫等の金属、それらの合金や金属間化合物、ルテニウム錯体、レニウム錯体等の金属錯体を例示できる。なかでも、二酸化炭素の還元が促進される点から、銅、銀が好ましく、銅がより好ましい。カソード触媒としては、1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
カソード触媒としては、金属粒子が炭素材料(カーボン粒子、カーボンナノチューブ、グラフェン等)に担持された担持触媒を用いてもよい。
カソード21のガス拡散層としては、特に限定されず、例えば、カーボンペーパー、カーボンクロスを例示できる。
カソード21の製造方法は、特に限定されず、例えば、ガス拡散層の液流路23a側となる面に、カソード触媒を含む液状組成物を塗布して乾燥する方法を例示できる。
アノード22は、水酸化物イオンを酸化して酸素を生成するための電極である。アノード22としては、水酸化物イオンを電気化学的に酸化でき、かつ生成した酸素がガス流路25aまで透過するものであればよく、例えば、ガス拡散層の液流路23a側にアノード触媒層が形成された電極を例示できる。
アノード触媒層を形成するアノード触媒としては、特に限定されず、公知のアノード触媒を使用できる。具体的には、例えば、白金、パラジウム、ニッケル等の金属、それらの合金や金属間化合物、酸化マンガン、酸化イリジウム、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化鉄、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化リチウム、酸化ランタン等の金属酸化物、ルテニウム錯体、レニウム錯体等の金属錯体を例示できる。アノード触媒としては、1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
アノード22のガス拡散層としては、例えば、カーボンペーパー、カーボンクロスを例示できる。また、ガス拡散層としては、メッシュ材、パンチング材、多孔体、金属繊維焼結体等の多孔質体を用いてもよい。多孔質体の材質としては、例えば、チタン、ニッケル、鉄等の金属、これらの合金(例えばSUS)を例示できる。
液流路構造体23の材質としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂を例示できる。
ガス流路構造体24,25の材質としては、例えば、チタン、SUS等の金属、カーボンを例示できる。
給電体26,27の材質としては、例えば、銅、金、チタン、SUS等の金属、カーボンを例示できる。給電体26,27としては、銅基材の表面に金メッキ等のメッキ処理を施したものを使用してもよい。
電気化学反応装置2では、液流路23aに電解液Aが流される。液流路23aの出口から流出した電解液Aは、循環流路75を通じて液流路23aの入口に戻されて循環するようになっている。
電解液Aとしては、特に限定されず、例えば、水酸化カリウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液を例示できる。なかでも、二酸化炭素の還元が促進される点から、水酸化カリウム水溶液が好ましい。
燃焼器11から供給されてくる二酸化炭素を含む排ガスGはガス流路24aに流される。そして、カソード21とアノード22に電圧が印加されることで、カソード21において二酸化炭素が以下の反応で電気化学的に還元され、一酸化炭素及びエチレンが生成する。また、以下の反応で水から水素が生成する。カソード21で生成したエチレン及び水素を含むガス状生成物Cは、カソード21のガス拡散層を透過し、ガス流路24aから流出し、ガス流路78を通じて反応器41に送られる。
CO+HO→CO+2OH
2CO+8HO→C+8OH+2H
2HO→H+2OH
また、カソード21で生じた水酸化物イオンは電解液A中をアノード22へと移動し、以下の反応で酸化されて酸素が生成する。アノード22で生成した酸素ガスBは、アノード22のガス拡散層を透過し、ガス流路25aから流出する。
4OH→O+2H
燃焼器11の燃料の燃焼に大気を利用する場合、大気の組成は大半が窒素であることから、排ガスGの二酸化炭素濃度は低くなる。そのため、電気化学反応装置2で二酸化炭素を効率良く還元するには、排ガスG中の二酸化炭素を濃縮する必要がある。これに対し、発電装置100では、電気化学反応装置2の二酸化炭素還元で副生した酸素がガス流路77を通じて燃焼器11に供給され、燃料の燃焼に利用される。電気化学反応装置2で副生する純度が高い酸素を燃焼器11の燃焼に利用すれば、大気を利用する場合に比べて排ガスG中の二酸化炭素濃度が高くなる。これにより、二酸化炭素を濃縮しなくても電気化学反応装置2で効率良く二酸化炭素還元が行えることから、二酸化炭素の濃縮に必要なエネルギーを削減できる。
また、燃焼器11においてバイオマス燃料を用いる場合、バイオマス燃料は含酸素原料であるため、原料中の酸素も燃焼に利用できる。そのため、バイオマス燃料を用いる場合には、大気を利用しなくても、電気化学反応装置2から供給される酸素だけで完全燃焼に必要な酸素量を十分に確保できるため、排ガスG中の二酸化炭素濃度をさらに高めることができる。
発電装置100では、燃焼式発電装置1の蒸気タービン13からの排熱を利用し、熱交換器5での熱交換によって循環流路75を流れる電解液Aを加熱することができる。これにより、電気化学反応装置2に供給される電解液Aの温度が上がることで、電気化学反応装置2における酸化還元の反応速度が向上し、エネルギー効率がさらに高くなる。
また、電気化学反応装置2では、前述のように二酸化炭素電解に水電解が伴うため、二酸化炭素を還元するにつれて電解液A中の水分が減少する。発電装置100では、燃焼式発電装置1の復水器14で生成した復水W2の一部が液流路76を通じて循環流路75を流れる電解液Aに加えられることで、水分解によって減少した電解液Aの水分が補充される。電気化学反応装置2に用いる電解液Aの水分としては、精製水のように純度の高い水が必要である。そのため、水道水を用いる場合にはフィルターで精製することが多く、精製にエネルギーを要する。これに対し、蒸気タービン13を駆動した蒸気W1が凝縮された復水W2は、蒸留水であり、水道水に比べて純度が高く、電解液Aにそのまま使用できる。そのため、復水W2の一部を電解液Aの水分として補充する態様は、水道水から精製水を製造するエネルギーを低減できるため、エネルギー効率がさらに高くなる。
電源貯蔵装置3は、電気化学反応装置2に電力を供給する装置である。
変換部31では、再生可能エネルギーが電気エネルギーに変換される。変換部31としては、特に限定されず、例えば、風力発電機、太陽光発電機、地熱発電機を例示できる。電源貯蔵装置3が備える変換部31は、1つであってもよく、2つ以上であってもよい。
貯蔵部32では、変換部31で変換された電気エネルギーが貯蔵される。変換した電気エネルギーを貯蔵部32で貯蔵することで、変換部が発電していない時間帯も電気化学反応装置2に安定して電力を供給できる。また、再生可能エネルギーを利用する場合、一般に電圧変動が大きくなりやすいが、貯蔵部32で一旦貯蔵することで、電気化学反応装置2に安定した電圧で電力を供給できる。
貯蔵部32としては、充放電が可能なものであればよく、例えば、ニッケル水素電池、リチウムイオン二次電池を例示できる。なかでも、電解質に水酸化カリウムを用いることにより電解液を共通化及び共有できる可能性を持つ点から、ニッケル水素電池が好ましい。
燃焼式発電装置1での発電は、電力需要に応えて市場に供給することが本来の目的である。そのため、電源貯蔵装置3を組み合わせ、電源貯蔵装置3から電気化学反応装置2に電力を供給することで、燃焼式発電装置1は本来の役割を十分に果たせる。特に、変換部31と貯蔵部32の距離や、電源貯蔵装置3と電気化学反応装置2の距離を近くすると、電力の伝達損失を低減できるため、電源貯蔵装置3で得た電力を電気化学反応装置2において直流でそのまま利用できる。
また、例えば電源貯蔵装置3の変換部31を太陽光発電機とする場合、夜間は発電できないが、夜間は市場の電力需要も低下するため、この時間帯には燃焼式発電装置1で発電した電力を利用して電気化学反応装置2で二酸化炭素還元を行うようにしてもよい。このように、太陽光エネルギーを利用する場合、市場の電力需要が高い日中は電源貯蔵装置3で二酸化炭素還元をアシストし、電力需要が低い夜間は燃焼式発電装置1で発電された余剰電力を利用して二酸化炭素還元を行う態様が好ましい。燃焼式発電装置1の運転を止めないことは、燃焼式発電装置1での発電の損失の観点からもリーズナブルである。
増炭反応装置4は、電気化学反応装置2で二酸化炭素が還元されて生成したエチレンを多量化して増炭する装置である。
電気化学反応装置2で還元によって生成したエチレンを含むガス状生成物Cは、ガス流路78を通じて反応器41に送られる。反応器41では、オレフィン多量化触媒の存在下、エチレンの多量化反応を行う。これにより、例えば、1-ブテン、1-ヘキセン、1-オクテン等の増炭されたオレフィンを製造できる。
オレフィン多量化触媒としては、特に限定されず、多量化反応に用いられる公知の触媒を使用でき、例えば、シリカアルミナやゼオライトを担体に用いた固体酸触媒、遷移金属錯体化合物を例示できる。
この例の増炭反応装置4では、反応器41から流出する多量化反応後の生成ガスDは、ガス流路79を通じて気液分離器42に送られる。炭素数6以上のオレフィンは常温で液体である。そのため、例えば炭素数6以上のオレフィンを目的の炭素化合物とする場合、気液分離器42の温度を30℃程度にすることで、炭素数6以上のオレフィン(オレフィン液E1)と炭素数6未満のオレフィン(オレフィンガスE2)とを容易に気液分離できる。また、気液分離器42の温度を上げることで、得られるオレフィン液E1の炭素数を大きくすることができる。
例えば冷却管を備える気液分離器42を用い、冷却管内に大気を通し、冷却管外に生成ガスDを通して、冷却管の表面で凝集させてオレフィン液E1とする。また、気液分離器42で分離されたオレフィンガスE2は、エチレン等の未反応成分や、目的のオレフィンよりも炭素数が少ないオレフィンを含むため、ガス流路80を通じて反応器41に返送して多量化反応に再利用することができる。
反応器41におけるエチレンの多量化反応は、供給物質の方が生成物質よりもエンタルピーが高く、反応エンタルピーが負となる発熱反応である。そのため、反応器41で発生した反応熱も熱交換器5における電解液Aの加熱に利用することで、エネルギー効率をさらに高めることができる。
増炭反応装置4は、電気化学反応装置2で生成する水素を利用して、エチレンを多量化して得たオレフィンの水素化反応や、オレフィンやパラフィンの異性化反応を行う公知の反応器をさらに備えていてもよい。
以下、発電装置100を用いた発電方法について説明する。
まず、燃焼器11で燃料を燃焼させ、その熱を利用して気化器12で水Wを気化して蒸気W1とし、蒸気W1によって蒸気タービン13を駆動して発電する。蒸気タービン13から排出された蒸気W1は復水器14で復水W2とし、気化器12に戻して循環させる。
燃焼器11から排出される二酸化炭素を含む排ガスGを電気化学反応装置2のガス流路24aに供給する。そして、電源貯蔵装置3から電気化学反応装置2に電力を供給してカソード21とアノード22の間に電圧を印加し、カソード21で二酸化炭素を電気化学的に還元してエチレンを生成させるとともに、水を還元して水素を含むガス状生成物Cを生成させる。蒸気タービン13からの排熱及び反応器41の反応熱を利用して熱交換器5で電解液Aを加熱することで、電気化学反応装置2の反応効率を高めることができる。電気化学反応装置2に供給する電解液Aの温度は、適宜設定することができ、例えば、65~105℃とすることができる。
アノード22では電解液A中の水酸化物イオンが酸化されて酸素が発生する。アノード22で発生した酸素ガスBは燃焼器11に供給し、燃料の燃焼に利用する。電気化学反応装置2で副生する純度が高い酸素を燃焼器11の燃焼に利用することで、電気化学反応装置2へと供給する排ガスG中の二酸化炭素濃度が高くなる。そのため、二酸化炭素の濃縮に要するエネルギーを低減でき、エネルギー効率が高くなる。
電気化学反応装置2の反応で減少する電解液Aの水分は、気化器12に水Wを供給しつつ、復水器14で生成した復水W2の一部を電解液Aに加えることで補充する。
電気化学反応装置2で二酸化炭素を還元して生成したエチレンを含むガス状生成物Cを反応器41に送り、反応器41内でオレフィン多量化触媒と気相接触させ、エチレンを多量化する。これにより、エチレンが多量化されたオレフィンが得られる。例えば炭素数6以上のオレフィンを目的の炭素化合物とする場合、反応器41から出た生成ガスDを気液分離器42に送り、30℃程度まで冷却する。そうすると、目的の炭素数6以上のオレフィン(例えば1-ヘキセン)が液化し、炭素数6未満のオレフィンはガスのままとなるため、オレフィン液E1(目的の炭素化合物)とオレフィンガスE2として容易に分離できる。気液分離するオレフィン液E1とオレフィンガスE2の炭素数は、気液分離の温度によって調節できる。
気液分離後のオレフィンガスE2は、反応器41に返送して多層化反応に再利用することができる。このように、目的のオレフィンよりも炭素数が少ないオレフィンを反応器41と気液分離器42の間で循環させる場合、反応器41では原料ガス(ガス状生成物CとオレフィンガスE2との混合ガス)と触媒との接触時間を調節し、各オレフィン分子が平均1回の多層化反応を起こす条件に制御することが好ましい。これにより、反応器41で生成するオレフィンの炭素数が意図せず大きくなることが抑制されるため、気液分離器42において目的の炭素数のオレフィン(オレフィン液E1)を選択的に分離できる。
このような方法によれば、再生可能な炭素源から有価物を高い選択性で効率良く得ることができる。そのため、フィッシャー・トロプシュ(FT)合成法やMtG法を利用する従来の石油化学において必要な蒸留塔等の大型の精製設備を必要とせず、総合的に見て経済面で優位である。
以上説明したように、発電装置100では、燃料を燃焼させた熱を利用して発電する燃焼式発電装置1と、二酸化炭素を電気化学的に還元する電気化学反応装置2とを組み合わせ、燃焼式発電装置1で発生する二酸化炭素と電気化学反応装置2で発生する酸素を相互に利用させる。発電装置100では、燃料燃焼の酸素源として大気のみを利用する場合に比べて、燃焼器11から排出される排ガスの二酸化炭素濃度が高く、二酸化炭素濃縮に要するエネルギーを低減できる。また、さらに電源貯蔵装置3を組み合わせることで、燃焼式発電装置1で発電した電力を電気化学反応装置2の二酸化炭素還元に割かなくてもよくなるため、燃焼式発電装置1は電力需要に応えるという本来の役割を十分に果たせる。このように、高いエネルギー効率で発電と二酸化炭素の変換を実施できる。
また、燃焼式発電装置1においてバイオマス発電を行えば、燃焼器11から排出される排ガスの二酸化炭素濃度がさらに高くなるため、エネルギー効率がさらに高まる。発電装置100を用いた発電では、エチレンを多量化して、合成燃料として利用できるオレフィンやパラフィンを製造することもできる。
なお、本発明の発電装置は、前記した発電装置100には限定されない。
例えば、本発明の発電装置は、電気化学反応装置で二酸化炭素が還元されて生成したエタノールを精製するエタノール精製装置を備えていてもよい。具体的には、例えば、図3に例示した発電装置200としてもよい。図3における図1と同じ部分には同符号を付して説明を省略する。
発電装置200は、発電装置100における増炭反応装置4の代わりにエタノール精製装置6を備えている。
エタノール精製装置6は、蒸留塔61と、気液分離器62と、を備えている。蒸留塔61は液流路81によって電気化学反応装置2の液流路23aの出口と接続されている。蒸留塔61と気液分離器62はガス流路84で接続されている。蒸留塔61と熱交換器5は液流路82で接続されている。熱交換器5と電気化学反応装置2は液流路83で接続されている。
発電装置200では、カソード21で二酸化炭素が還元されて生成するエタノールは、電解液Aとの混合液Hとして得られるため、混合液Hが液流路81を通じて蒸留塔61に送られて蒸留される。蒸留によって分離されたエタノールガスIは、ガス流路84を通じて気液分離器62へと送られ、液状のエタノールJとして回収される。蒸留塔61でエタノールが分離された電解液Aは、液流路82を通じて熱交換器5へと送られて加熱され、液流路82を通じて電気化学反応装置2へと戻されて循環される。
発電装置200を用いた発電方法では、発電装置100を用いる方法と同様に、燃焼式発電装置1で発生する二酸化炭素を電気化学反応装置2に供給して電気化学的に還元する。そして、電気化学反応装置2で二酸化炭素が還元されて生成したエタノールをエタノール精製装置6で精製してエタノールを得る。このように、発電装置200を用いた発電ではエタノールを製造することもできる。
本発明の一態様に係る発電装置は、燃焼式発電装置1が火力発電装置であってもよい。また、本発明の一態様に係る発電装置は、増炭反応装置、熱交換器及びエタノール精製装置を備えていない発電装置であってもよい。この発電装置を用いた発電では、エチレンを製造することもできる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
100,200…発電装置、1…燃焼式発電装置、2…電気化学反応装置、3…電源貯蔵装置、4…増炭反応装置、5…熱交換器、6…エタノール精製装置、11…燃焼器、12…気化器、13…蒸気タービン、14…復水器、21…カソード、22…アノード、23a…液流路、31…変換部、32…貯蔵部、41…反応器、42…気液分離器、61…蒸留塔、62…気液分離器、A…電解液。

Claims (6)

  1. 燃料を燃焼させた熱を利用して発電する燃焼式発電装置と、二酸化炭素を電気化学的に還元する電気化学反応装置と、前記電気化学反応装置に電力を供給する電源貯蔵装置と、を備え、
    前記燃焼式発電装置は、燃料を燃焼させる燃焼器を備え、
    前記燃焼器の燃焼で発生した二酸化炭素が前記電気化学反応装置に供給され、
    前記電気化学反応装置の二酸化炭素還元で副生した酸素が前記燃焼器に供給され、
    前記電源貯蔵装置は、再生可能エネルギーを電気エネルギーに変換する変換部と、前記変換部で変換した電気エネルギーを貯蔵する貯蔵部と、を備える、発電装置。
  2. 前記燃焼器は、バイオマス燃料を燃焼させるバイオマス燃焼器である、請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記燃焼式発電装置は、前記燃焼器と、前記燃焼器で発生した熱により水を気化する気化器と、前記気化器で発生した蒸気により駆動される蒸気タービンと、前記蒸気タービンから排出された蒸気を水に戻す復水器と、を備える、請求項1又は2に記載の発電装置。
  4. 前記復水器で生成した復水の一部が前記電気化学反応装置に用いられる電解液に加えられる、請求項3に記載の発電装置。
  5. 前記電気化学反応装置の二酸化炭素還元で生成したエチレンを多量化して増炭する増炭反応装置をさらに備える、請求項1~4のいずれか一項に記載の発電装置。
  6. 前記電気化学反応装置の二酸化炭素還元で生成したエタノールを精製するエタノール精製装置をさらに備える、請求項1~5のいずれか一項に記載の発電装置。
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