JP7203875B2 - 電気化学反応装置、二酸化炭素の還元方法、及び炭素化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
に関する。
(1)本発明の一態様に係る電気化学反応装置(例えば、実施形態の電気化学反応装置100)は、二酸化炭素を電気化学的に還元する電気化学反応装置であって、第1反応部(例えば、実施形態の第1反応部110)と、前記第1反応部の下流側に設けられた第2反応部(例えば、実施形態の第2反応部120)と、を備え、前記第1反応部が、第1カソード(例えば、実施形態の第1カソード111)と、第1アノード(例えば、実施形態の第1アノード112)と、前記第1カソードと前記第1アノードの間に設けられ、強アルカリ水溶液からなる電解液が供給される第1液流路(例えば、実施形態の第1液流路113)と、前記第1カソードの前記第1アノードとは反対側に設けられ、二酸化炭素ガスが供給される第1ガス流路(例えば、実施形態の第1ガス流路114)と、前記第1液流路の出入口を開閉自在に閉鎖する第1液流路閉鎖手段(例えば、実施形態の第1液流路閉鎖手段116)と、前記第1ガス流路の出入口を開閉自在に閉鎖する第1ガス流路閉鎖手段(例えば、実施形態の第1ガス流路閉鎖手段117)と、を備え、前記第2反応部が、第2カソード(例えば、実施形態の第2カソード121)と、第2アノード(例えば、実施形態の第2アノード122)と、前記第2カソードと前記第2アノードの間に設けられ、前記第1液流路から前記電解液が供給される第2液流路(例えば、実施形態の第2液流路123)と、前記第2カソードの前記第2アノードとは反対側に設けられた第2ガス流路(例えば、実施形態の第2ガス流路124)と、前記第2液流路の出入口を開閉自在に閉鎖する第2液流路閉鎖手段(例えば、実施形態の第2液流路閉鎖手段126)と、前記第2ガス流路の出入口を開閉自在に閉鎖する第2ガス流路閉鎖手段(例えば、実施形態の第2ガス流路閉鎖手段127)と、を備えている。
図1に例示した本発明の一態様に係る電気化学反応装置100は、二酸化炭素を電気化学的に還元する装置である。電気化学反応装置100は、第1反応部110と、第1反応部110の下流側に設けられた第2反応部120と、を備えている。
電気化学反応装置100の第1反応部110では、第1カソード111と第1アノード112の間に第1液流路113が形成され、第1カソード111と給電体131の間に第1ガス流路114が形成され、第1アノード112と給電体134の間に第1ガス排出路115が形成されている。同様に、第2反応部120では、第2カソード121と第2アノード122の間に第2液流路123が形成され、第2カソード121と給電体131の間に第2ガス流路124が形成され、第2アノード122と給電体134の間に第2ガス排出路125が形成されている。
第2カソード121に用いるカソード触媒としては、電解液中の溶存二酸化炭素の還元が促進される点から、銅が好ましい。
第1カソード111及び第2カソード121の製造方法は、特に限定されず、例えば、カソード触媒を含む液状組成物をガス拡散層の表面にスパッタリング等で塗布して乾燥する方法、アークプラズマガンを用いてカソード触媒となる金属をガス拡散層の表面に蒸着する方法を例示できる。
ガス流路構造体132,133の材質としては、例えば、チタン、SUS等の金属、カーボンを例示できる。
給電体131,134の材質としては、例えば、銅、金、チタン、SUS等の金属、カーボンを例示できる。給電体131,134としては、銅基材の表面に金メッキ等のメッキ処理を施したものを使用してもよい。
第1ガス流路114には、第1ガス流路114内の圧力をモニタリングする圧力センサ151と、二酸化炭素濃度をモニタリングする二酸化炭素センサ152と、が設けられている。第2ガス流路124には、第2ガス流路124内のエチレン濃度をモニタリングするエチレンセンサ153が設けられている。
本発明の一態様に係る二酸化炭素の還元方法は、二酸化炭素を電気化学的に還元する方法であって、以下の工程(a)及び工程(b)を含む。
工程(a):第1カソードと第1アノードの間の出入口が閉鎖されている第1液流路内に強アルカリ水溶液からなる電解液が収容され、かつ前記第1カソードの前記第1アノードとは反対側の出入口が閉鎖されている第1ガス流路内に二酸化炭素ガスが収容された状態で、前記二酸化炭素ガスを電気化学的に還元し、未反応の前記二酸化炭素ガスを前記電解液に溶解させる。
工程(b):二酸化炭素が溶解した前記電解液を前記第1液流路から第2カソードと第2アノードの間の第2液流路に移動させ、前記第2液流路内で前記電解液中の溶存二酸化炭素を電気化学的に還元する。
以下、二酸化炭素の還元方法について、前記した電気化学反応装置100を用いる場合を例にして説明する。
例えば、図1に示すように、電気化学反応装置100における第1液電磁弁141、第2液電磁弁142、第3液電磁弁143、第1ガス電磁弁144、第2ガス電磁弁145、第3ガス電磁弁146をすべて閉じた状態とする。図2に示すように、第1液電磁弁141を開き、強アルカリ水溶液からなる電解液Aを第1液流路113に供給する。そして、図3に示すように、第1液電磁弁141を閉じ、電解液Aを収容した状態で第1液流路113の出入口を閉鎖した状態にする。
CO2+H2O→CO+2OH-
2CO+8H2O→C2H4+8OH-+2H2O
2H2O→H2+2OH-
4OH-→O2+2H2O
未反応の二酸化炭素が溶解した電解液Bは、弱アルカリ状態になっている。例えば、第1ガス流路114内の二酸化炭素濃度が最低値になった後に、図5に示すように第2液電磁弁142を開き、電解液Bを第1液流路113から第2液流路123に移動させる。そして、第2カソード121と第2アノード122の間に電圧を印加し、その電圧を適宜調節しつつ、第2反応部120において電解液B中の溶存二酸化炭素を電気化学的に還元する。
以下、実施形態の電気化学反応装置を利用する一例を示す。実施形態の電気化学反応装置100は、例えば、図7に例示した二酸化炭素処理装置200に用いることができる。
二酸化炭素処理装置200は、回収装置1と、電気化学反応装置(第1電気化学反応装置)2と、電気化学反応装置(第2電気化学反応装置)100と、電源貯蔵装置3と、増炭反応装置4と、熱交換器5と、を備えている。回収装置1は、濃縮部11と、吸収部12と、濃縮部13と、を備えている。電源貯蔵装置3は、変換部31と、変換部31と電気的に接続された貯蔵部32と、を備えている。増炭反応装置4は、反応器41と、気液分離器42と、を備えている。
濃縮部11には、大気、排気ガス等の二酸化炭素を含むガスG1が供給される。濃縮部11では、ガスG1の二酸化炭素が濃縮される。濃縮部11としては、二酸化炭素を濃縮できるものであれば公知の濃縮装置を採用でき、例えば、膜に対する透過速度の違いを利用した膜分離装置、化学的又は物理的な吸着、脱離を利用する吸着分離装置を利用できる。なかでも、エネルギー効率の点から、濃縮部11としては膜分離装置が好ましい。
変換部31では、再生可能エネルギーが電気エネルギーに変換される。変換部31としては、特に限定されず、例えば、風力発電機、太陽光発電機、地熱発電機を例示できる。電源貯蔵装置3が備える変換部31は、1つであってもよく、2つ以上であってもよい。
貯蔵部32は、図9(A)に示すように、正極33と、負極34と、正極33と負極34の間に設けられたセパレータ35と、正極33とセパレータ35の間に形成された正極側流路36と、負極34とセパレータ35の間に形成された負極側流路37と、を備えるニッケル水素電池である。正極側流路36と負極側流路37は、例えば、電気化学反応装置100の液流路構造体135と同様の液流路構造体を用いて形成できる。
正極集電体としては、特に限定されず、例えば、ニッケル箔、ニッケルメッキ金属箔を例示できる。
正極活物質としては、特に限定されず、例えば、水酸化ニッケル、オキシ水酸化ニッケルを例示できる。
負極集電体としては、特に限定されず、例えば、ニッケルメッシュを例示できる。
負極活物質としては、特に限定されず、例えば、公知の水素吸蔵合金を例示できる。
電気化学反応装置2と電気化学反応装置100で還元によって生成したエチレンガスを含むガス状生成物Cは、ガス流路70,71を通じて反応器41に送られる。反応器41では、オレフィン多量化触媒の存在下、エチレンの多量化反応を行う。これにより、例えば、1-ブテン、1-ヘキセン、1-オクテン等の増炭されたオレフィンを製造できる。
以下、二酸化炭素処理装置200を用いた二酸化炭素処理方法について説明する。この二酸化炭素処理方法は、例えば1-ヘキセン等のオレフィンや、i-ヘキサン等のパラフィン等の炭素化合物の製造方法に利用できる。
二酸化炭素処理装置200を用いた二酸化炭素処理方法では、まず排気ガス、大気等をガスG1として濃縮部11に供給し、二酸化炭素を濃縮して濃縮ガスG2とする。前述のように、吸収部12で二酸化炭素を電解液Aに吸収させることが濃縮アシストになるため、濃縮部11では二酸化炭素を高濃度まで濃縮する必要はない。濃縮ガスG2の二酸化炭素濃度は、適宜設定することができ、例えば、25~85体積%とすることができる。
電気化学反応装置100では、前述のように、第1反応部110と第2反応部120で二酸化炭素ガスと溶存二酸化炭素を電気化学的に還元する。これにより、ガス状生成物C中のエチレン濃度を高くすることができる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
Claims (4)
- 二酸化炭素を電気化学的に還元する電気化学反応装置であって、
第1反応部と、前記第1反応部の下流側に設けられた第2反応部と、を備え、
前記第1反応部が、第1カソードと、第1アノードと、前記第1カソードと前記第1アノードの間に設けられ、強アルカリ水溶液からなる電解液が供給される第1液流路と、前記第1カソードの前記第1アノードとは反対側に設けられ、二酸化炭素ガスが供給される第1ガス流路と、前記第1液流路の出入口を開閉自在に閉鎖する第1液流路閉鎖手段と、前記第1ガス流路の出入口を開閉自在に閉鎖する第1ガス流路閉鎖手段と、を備え、
前記第2反応部が、第2カソードと、第2アノードと、前記第2カソードと前記第2アノードの間に設けられ、前記第1液流路から前記電解液が供給される第2液流路と、前記第2カソードの前記第2アノードとは反対側に設けられた第2ガス流路と、前記第2液流路の出入口を開閉自在に閉鎖する第2液流路閉鎖手段と、前記第2ガス流路の出入口を開閉自在に閉鎖する第2ガス流路閉鎖手段と、を備え、
出入口が閉鎖された前記第1液流路に電解液が収容され、出入口が閉鎖された前記第1ガス流路に二酸化炭素ガスが収容された状態で、前記第1カソードと前記第1アノードに電圧を印可することにより、二酸化炭素ガスが電気化学的に還元され、未反応の二酸化炭素ガスは前記電解液に溶解され、
未反応の二酸化炭素ガスが溶解した前記電解液が前記第1液流路から前記第2液流路に移動され、前記第2カソードと前記第2アノードに電圧を印可することにより、前記電解液の溶存二酸化炭素が電気化学的に還元される、電気化学反応装置。 - 二酸化炭素を電気化学的に還元する方法であって、
第1カソードと第1アノードの間の出入口が閉鎖されている第1液流路内に強アルカリ水溶液からなる電解液が収容され、かつ前記第1カソードの前記第1アノードとは反対側の出入口が閉鎖されている第1ガス流路内に二酸化炭素ガスが収容された状態で、前記二酸化炭素ガスを電気化学的に還元し、未反応の前記二酸化炭素ガスを前記電解液に溶解させる工程と、
二酸化炭素が溶解した前記電解液を前記第1液流路から第2カソードと第2アノードの間の第2液流路に移動させ、前記第2液流路内で前記電解液中の溶存二酸化炭素を電気化学的に還元する工程と、を含む、二酸化炭素の還元方法。 - 前記二酸化炭素ガスの還元時に前記第1カソードと前記第1アノードの間に印加する電圧の平均値を、前記溶存二酸化炭素の還元時に前記第2カソードと前記第2アノードの間に印加する電圧の平均値よりも低くする、請求項2に記載の二酸化炭素の還元方法。
- 請求項2又は3に記載の二酸化炭素の還元方法を用いて、二酸化炭素を電気化学的に還元して炭素化合物を製造する、炭素化合物の製造方法。
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