JP2022138195A - 加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転終了時刻に加湿用の水がなくなる加湿装置を提供する。【解決手段】加湿装置は、本体ケース1と、送風ファン6と、加湿部4と、貯水部3と、風量設定部18と、制御部10と、記憶部15と、運転時刻受付部12と、水量検知部8と、を備える。風量設定部18は、記憶部15に基づいて、運転開始時刻から運転終了時刻までの運転必要時間の間、制御部10が送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合に運転終了時刻前に水量検知部8に検知された貯水部3の水量が渇水する渇水風量に風量を設定する。制御部10は、運転開始時刻に渇水風量で送風ファン6の運転を開始する。これにより上記課題を解決するものである。【選択図】図2

Description

本発明は、加湿装置に関するものである。
従来、運転切タイマ時間が設定されると、給水用タンクの総重量が運転切タイマ時間の設定時間が経過するまで加湿を継続するのに必要な重量か判断を行い、設定された運転切タイマの時間まで加湿運転を継続させる加湿装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-106921号公報
従来の加湿装置では、運転切タイマの運転終了時刻に加湿用の水が加湿装置内に残っている可能性がある。その場合は、運転終了時刻以降で加湿用の水がなくなり、使用者は運転終了時刻以降で加湿用の水の給水を行う必要がある。しかし、運転終了時刻以降で給水が必要な時に、使用者が自身の生活サイクルの都合で別の作業や外出等を行っていると、給水が必要な時に使用者が給水できない可能性がある。つまり、使用者が自身の生活サイクルの都合で運転終了時刻に給水作業を行いたくても、運転終了時刻に加湿用の水がなくなる給水タイミングが発生しない可能性がある。
また、上記の場合において、もし使用者が自身の生活サイクルの都合で給水タイミングではない運転終了時刻に給水を行う場合、加湿装置内に残る古い水を捨ててから新しい水を給水する必要がある。これは、加湿装置内の古い水によって、カビが発生する可能性が高くなるからである。つまり、使用者には給水時に加湿装置内の水を捨てるという作業が発生する。
そこで本発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、運転終了時刻に加湿用の水がなくなる加湿装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る加湿装置は、吸気口と吹出口とを有する本体ケースと、吸気口から本体ケース内に吸気し、吹出口より本体ケース外に送風する送風ファンと、吸気した空気を加湿する加湿部と、加湿部が加湿する水を貯める貯水部と、送風ファンが発生させる風量を設定する風量設定部と、風量設定部にて設定された風量に送風ファンの制御を行う制御部と、風量設定部が設定可能な複数の風量と当該複数の風量それぞれに対応する単位時間あたりの水の減少量とを関連付けて記憶する記憶部と、運転開始時刻と運転終了時刻を受け付ける運転時刻受付部と、貯水部の水量を検知する水量検知部と、を備え、風量設定部は、記憶部に基づいて、運転開始時刻から運転終了時刻までの運転必要時間の間、制御部が前記送風ファンを運転し続けたと仮定した場合に運転終了時刻前に水量検知部に検知された貯水部の水量が渇水する渇水風量に風量を設定し、制御部は、運転開始時刻に渇水風量で送風ファンの運転を開始し、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、運転終了時刻に加湿用の水がなくなるので、使用者が自身の生活リズムを乱されない加湿装置を提供することができる。
本実施の形態に係る加湿装置の正面断面図である。 本実施の形態に係る加湿装置の概略機能ブロック図である。 本実施の形態に係る記憶部に記憶される風量テーブルのデータ構造を示す図である。 本実施の形態に係る運転開始時刻から運転終了時刻までの送風ファンの制御を示したタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る加湿装置の制御フローチャートである。 変形例1に係る運転開始時刻から運転終了時刻までの送風ファンの制御を示したタイムチャートである。 変形例2に係る運転開始時刻から運転終了時刻までの送風ファンの制御を示したタイムチャートである。 変形例3に係る運転開始時刻から運転終了時刻までの送風ファンの制御を示したタイムチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するために例示するものであって、本発明は以下のものに特定しない。特に実施形態に記載されている形状、構成要素の配置及び相対的配置等は一例であって、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
まず、図1を用いて本発明の実施の形態に係る加湿装置について説明する。図1は、加湿装置の正面断面図である。
本実施の形態による加湿装置は、加湿装置が設置されている空間の空気の加湿を行う装置である。図1に示すように加湿装置は、本体ケース1を備える。本体ケース1は略箱形状の箱体であり、吸気口2と、吹出口7を備える。
吸気口2は、本体ケース1の左側面に備えられ、本体ケース1内に本体ケース1外の空気を取り入れる開口である。
吹出口7は、本体ケース1の上面側に備えられ、吸気口2より本体ケース1内に取り入れた空気を本体ケース1外に吹き出すための開口である。
また、本体ケース1の内部に、貯水部3と、送風ファン6と、加湿部4と、加湿風路5と、制御部10と、を備える。
貯水部3は、加湿するための水を貯めるものであり、貯水トレイ31と給水タンク30とを備える。
貯水トレイ31は、天面を開口した箱形状をしており、水を貯水できる構造となっている。貯水トレイ31は、本体ケース1の下部に配置され、給水タンク30から供給される水を貯水する。
給水タンク30は、貯水トレイ31の上部に配置される。給水タンク30は、貯水トレイ31に着脱可能な構造となっており、本体ケース1内から取り出すことができる。給水タンク30は、中空の容器であり水を貯水する。給水タンク30は、貯水トレイ31の底面に設けられたタンク保持部(図示せず)に装着される。
給水タンク30は、給水タンク30の下部に位置する開口に蓋(図示せず)を備える。蓋の中央には開閉部を有しており、開閉部を開くと、給水タンク30内の水が、貯水トレイ31へ供給される。具体的には、給水タンク30をタンク保持部に取り付けると、タンク保持部によって開閉部が開く。つまり、給水タンク30に水を入れてタンク保持部に取り付けると、開閉部が開いて貯水トレイ31に給水され、貯水トレイ31内に水が溜まる。貯水トレイ31内の水位が上昇して蓋の位置まで到達すると、給水タンク30の下部に位置する開口が水封されるので給水が停止し、給水タンク30の内部には水が残る。そして、貯水トレイ31内の水位が下がった場合に都度、給水タンク30内部の水が貯水トレイ31に給水される。即ち、貯水トレイ31内の水位は一定に保たれる。給水タンク30は、水量検知部8を備える。
水量検知部8は、貯水部3の水量を検知する。具体的には、本実施の形態では給水タンク30内の水量を検知する。水量検知部8は、給水タンク30の底部に設けられており、例えば圧力センサで構成される。水量検知部8は、給水タンク30内の水により発生する圧力を検知し、検知された圧力から重量を演算する。そして、水量検知部8は、得られた重量から給水タンク30内の水量を算出する。本実施の形態では水量検知部8は圧力センサで構成されているが、水量が検知できれば別の構成でも良い。また、本実施の形態では、貯水トレイ31と給水タンク30が別々の構成であるが、貯水トレイ31と給水タンク30が一体となった構成でも良い。
送風ファン6は本体ケース1の上部に設けられ、吸気口2から吹出口7に空気を導くための気流32を発生させる、例えばシロッコファンである。具体的には、送風ファン6が回転することによって吸気口2から本体ケース1内に空気が吸気され、吸気された空気が吹出口7より本体ケース1外に吹き出される。
加湿部4は、例えば一定の厚みを有するスポンジ状の素材からなるフィルタである。加湿部4は、貯水トレイ31の水を吸い上げる。そして、吸気口2から吸気された空気を加湿部4に通過させて吸気された空気に水分を含ませることで加湿を行う。加湿部4による加湿量は、送風ファン6が回転することによって発生する気流32の風量によって決まる。つまり、加湿部4による加湿量を調整するためには、気流32の風量を調整すれば良い。加湿部4によって加湿された空気は、吹出口7から吹き出される。
加湿風路5は、吸気口2と吹出口7を連通する。加湿風路5は、吸気口2から下流側へ加湿部4、送風ファン6、吹出口7をこの順に備えている。制御部10が制御するモータによって送風ファン6が回転すると、吸気口2から吸い込まれ加湿風路5内に入った外部の空気は、順に、加湿部4、送風ファン6、吹出口7を介して、加湿装置の外部へ吹き出される。
制御部10は、加湿装置の制御を行うが、その制御内容については後述する。
本体ケース1はさらに、入力部9と報知部11とを備える。
入力部9は、本体ケース1の天面に設けられている。入力部9は、使用者からの入力を受け付け、当該入力された入力情報を制御部10に送信する。入力情報としては、加湿装置の運転開始時刻と運転終了時刻等があげられる。入力部9の一例としては、タッチパネルである。
報知部11は、本体ケース1の天面に設けられ、一例としてLEDが用いられる。本実施の形態では給水報知LEDと渇水不可報知LEDで構成されている。給水報知LEDは、貯水部3への水の給水が必要である旨を報知するためのLEDである。渇水不可報知LEDは、入力部9に入力された運転終了時刻に貯水部3の水を渇水することが不可能である旨を報知するためのLEDである。
ここで、本実施の形態では貯水部3の水の渇水とは、給水タンク30内に水が存在しないことである。ただし、水量検知部8の構成によって水量検知部8の検知精度は変わってくるため、水量検知部8によって検知できない程の少量の水が給水タンク30内に存在する場合であっても貯水部3の水の渇水とする。また、給水タンク30内に水が存在しない場合であっても、貯水トレイ31には少量の水が存在するが、この場合であっても貯水部3の水の渇水とする。
また、貯水部3に給水タンク30が備えられておらず、貯水トレイ31のみで構成され、さらに水量検知部8が貯水トレイ31に設けられている場合も同様とする。具体的には、貯水部3の水の渇水とは、貯水トレイ31内に水が存在しないことである。ただし、水量検知部8の構成によって水量検知部8の検知精度は変わってくるため、水量検知部8によって検知できない程の少量の水が貯水トレイ31内に存在する場合であっても貯水部3の水の渇水とする。
報知部11は、制御部10からの制御内容を受けてLEDを点灯または消灯する。例えば、報知部11は給水報知LEDを点灯することで使用者に対して給水が必要である旨を報知する。また、報知部11は渇水不可報知LEDを点灯することで使用者に対して運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることが不可能である旨を報知する。また、報知部11はLEDではなく、音声やブザー等の音を用いて使用者に報知しても良い。
次に図2を用いて、制御部10の各機能について説明する。図2は、加湿装置の概略機能ブロック図である。図2に示すように、制御部10は、運転時刻受付部12と、運転必要時間算出部13と、記憶部15と、水量取得部16と、風量設定部18と、運転停止必要時間算出部17と、風量制御部19と、給水通知部20と、渇水不可通知部21とを備える。
運転時刻受付部12は、入力部9に入力された加湿装置の運転開始時刻と運転終了時刻を受け付ける。
運転必要時間算出部13は、運転時刻受付部12に受け付けられた運転開始時刻と運転終了時刻から運転必要時間を算出する。具体的には、運転必要時間算出部13は、運転開始時刻から運転終了時刻までの時間を運転必要時間として算出する。
記憶部15は、風量設定部18が設定可能な複数の風量と当該複数の風量と各風量に対応する単位時間当たりの水の減少量を関連付けた風量テーブルを記憶する。ここで、風量テーブルについて説明する。図3は本実施の形態における記憶部15に記憶される風量テーブルのデータ構造を示す。風量テーブルは、風量設定部18が設定可能な風量と単位時間当たりの水の減少量とが対応付けられる。風量設定部18が設定可能な風量とは、送風ファン6によって発生させることが可能な風量のことである。図3は風量テーブルの一例であり、本実施の形態では風量設定部18は3つの風量が設定可能である。風量設定部18により設定可能な設定風量は、弱、中、強の順に大きい風量である。本実施の形態では風量設定部18が設定可能な設定風量は三つであるが、三つでなくても良い。
そして、風量テーブルには、もし送風ファン6によって設定風量を発生させ続けた場合の、単位時間あたりの貯水部3内の水の減少量が格納されている。具体的には、もし送風ファン6によって風量弱を発生させ続けた場合の、単位時間あたりの貯水部3内の水の減少量がAである。同様に、もし送風ファン6によって風量中を発生させ続けた場合の、単位時間あたりの貯水部3内の水の減少量がBである。同様に、もし送風ファン6によって風量強を発生させ続けた場合の、単位時間あたりの貯水部3内の水の減少量がCである。設定風量が大きいほど、単位時間あたりの加湿部4による加湿量は多くなる。つまり、設定風量が大きいほど、単位時間あたりの貯水部3内の水の減少量は大きくなる。即ち、A,B,Cの順で大きい減少量となる。各設定風量に対応する単位時間あたりの水の減少量は、予め実験等により決められた値である。また、単位時間は本実施の形態では一例として10分である。図2の説明に戻る。
水量取得部16は、水量検知部8によって検知された水量を取得する。
風量設定部18は、記憶部15に基づいて、運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合に運転終了時刻前に水量検知部8に検知された貯水部3の水量が渇水する渇水風量に風量を設定する。
具体的には、風量設定部18は、まず記憶部15に記憶された各設定風量で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合の貯水部3の水の減少量を算出する。これは、運転必要時間算出部13が算出した運転必要時間と記憶部15に記憶された風量テーブルから算出可能である。
次に、風量設定部18は、水量取得部16が取得した貯水部3の水量と、各設定風量で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合の貯水部3の水の減少量と、を比較する。そして、各設定風量で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合の貯水部3の水の減少量が、貯水部3の水量以上となる設定風量を渇水風量とする。風量設定部18は、風量を渇水風量に設定する。
ここで、風量設定部18が風量を渇水風量に設定する理由を説明する。もし、運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けた場合の貯水部3の水の減少量が貯水部3の水量より少ない設定風量で送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合、運転終了時刻に貯水部3の水は渇水しない。つまり、運転終了時刻より後で貯水部3の水が渇水し、使用者は運転終了時刻より後で貯水部3の水の給水を行う必要がある。しかし、運転終了時刻の後で給水が必要な時に、使用者が自身の生活サイクルの都合で別の作業や外出等を行っていたりすると、給水が必要な時に使用者が給水できない可能性がある。つまり、使用者が生活サイクルの都合で運転終了時刻に給水作業を行いたくても、運転終了時刻に加湿用の水がなくなる給水タイミングが発生しない。
また、もし使用者が生活サイクルの都合で給水タイミングではない運転終了時刻に給水を行う場合、貯水部3内に残る古い水を捨ててから新しい水を給水する必要がある。これは、貯水部3内の古い水によって、カビが発生する可能性が高くなるからである。つまり、使用者には給水時に加湿装置内の水を捨てるという作業が発生する。よって、使用者にとっては運転終了時刻に貯水部3の水がなくなっていることが好ましい。
もし送風ファン6を渇水風量よりも小さい風量で、運転必要時間運転しても運転終了時刻に貯水部3の水は渇水しないため、風量設定部18は、風量を渇水風量に設定する。以上が、風量設定部18が風量を渇水風量に設定する理由である。ただし、渇水風量で運転必要時間運転すると、運転終了時刻前に貯水部3の水が渇水してしまう。本発明では、運転終了時刻に貯水部3の水が渇水するように制御を行うが、その制御内容については後述する。
本実施の形態を例に、風量設定について説明する。本実施の形態では、設定可能風量が弱、中、強である。ここで、本実施の形態では運転必要時間を例えば6時間とし、風量弱で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合の貯水部3の水の減少量を500mlとする。同様に、風量中で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合の貯水部3の水の減少量を1000mlとする。同様に、風量強で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合の貯水部3の水の減少量を1500mlとする。また、本実施の形態では、例えば水量取得部16が取得した貯水部3の水量を800mlとする。つまり、風量中または風量強で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合、貯水部3の水の減少量が貯水部3の水量以上となる。即ち、渇水風量は風量中または風量強となる。
ここで、好ましくは、風量設定部18は渇水風量のなかの最小風量を設定する。本実施の形態では、風量を風量中に設定する。理由について説明する。先述した通り、もし運転開始時刻に渇水風量で送風ファン6を運転開始して、そのまま運転を継続すると運転終了時刻前に貯水部3の水が渇水してしまい、運転終了時刻前に使用者は貯水部3の水の給水を行う必要がある。しかし、運転終了時刻の前で給水が必要な時に、使用者が自身の生活サイクルの都合で睡眠等を行っていたりすると、給水が必要な時に使用者が給水できない可能性がある。この場合、風量設定部18が渇水風量のなかの最小風量を設定することで、運転終了時刻までに加湿が行われない時間を最短にすることができる。運転終了時刻までに加湿が行われない時間が短い方が湿度の変動が少ないため、使用者にとって快適性が高くなる。よって、風量設定部18は渇水風量のなかの最小風量を設定することが好ましい。
しかし、使用者が、生活サイクルの都合で運転終了時刻に給水作業を行いたい場合、運転終了時刻前に給水タイミングが発生するよりも運転終了時刻に給水タイミングが発生する方が好ましい。そこで、本発明では運転開始時刻に渇水風量で送風ファン6の運転を開始して、運転終了時刻に渇水風量で送風ファン6の運転を終了するまでの間に、送風ファン6を運転停止必要時間停止することを実施する。運転停止必要時間とは、運転必要時間と、渇水風量で常に運転したと仮定した場合の運転開始から水量検知部8が渇水検知するまでの時間である渇水時間と、の差である。
運転開始時刻に渇水風量で送風ファン6の運転を開始して、運転終了時刻に渇水風量で送風ファン6の運転を終了するまでの間に、送風ファン6を運転停止必要時間停止することで、運転終了時刻に貯水部3の水を渇水することができる。また、風量設定部18が渇水風量のなかの最小風量を設定することで、運転停止必要時間を一番短くすることができる。運転停止必要時間が一番短いということは、運転開始時刻から運転終了時刻の間に加湿が行われていない時間が一番短いということである。つまり、運転開始時刻から運転終了時刻の間の湿度低下時間を一番短くすることができるので、湿度の安定化につながる。また、湿度低下時間が一番短いため、運転必要時間の間での使用者の快適性の向上にもつながる。以上、風量設定部18が渇水風量のなかの最小風量を設定する理由の説明を終了する。
運転停止必要時間算出部17は、運転停止必要時間を算出する。具体的には、運転停止必要時間算出部17は、運転必要時間算出部13により算出された運転必要時間と、風量設定部18によって設定される渇水風量で常に運転したと仮定した場合の運転開始から水量検知部8が渇水検知するまでの時間である渇水時間と、の差を算出する。ここで、水量検知部8が検知する水量情報は、風量設定部18を介して運転停止必要時間算出部17に送られるものとする。本実施の形態では、運転必要時間と、風量中で常に運転したと仮定した場合の渇水時間と、の差を算出する。風量中で常に運転したと仮定した場合の渇水時間が例えば5時間であった場合、運転必要時間が6時間であるため運転停止必要時間は1時間と算出される。
風量制御部19は、運転開始時刻に風量設定部18により設定された渇水風量で送風ファン6の運転を開始する。また、風量制御部19は、渇水風量で送風ファン6が運転されている場合に運転終了時刻に送風ファン6に運転を停止する。さらに、風量制御部19は、運転開始時刻に渇水風量で運転開始して運転終了時刻に渇水風量で運転終了するまでの間に、送風ファン6を運転停止必要時間停止する。
ここで、図4を用いて送風ファン6の制御について説明を行う。図4は運転開始時刻から運転終了時刻までの送風ファン6の制御を示したタイムチャートである。風量制御部19は、運転開始時刻に渇水風量で送風ファン6の運転を開始する。風量制御部19は、所定時間経過後に送風ファン6の運転を停止する。ここで、所定時間とは運転必要時間と運転停止必要時間との差よりも小さい時間である。風量制御部19は、送風ファン6の運転を停止した状態で運転停止必要時間待機する。風量制御部19は、運転停止必要時間待機後に渇水風量で送風ファン6の運転を開始する。その後、風量制御部19は、送風ファン6の運転を運転終了時刻まで継続する。これにより、運転開始時刻から運転終了時刻までの間で、送風ファン6を渇水風量で渇水時間運転させることになるため、運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることが可能となる。つまり、使用者は運転終了時刻に渇水となった貯水部3への給水作業を行うことができる。
給水通知部20は、水量検知部8が貯水部3の渇水を検知した場合に、貯水部3への水の給水が必要である旨を通知する。具体的には、水量取得部16から取得される水量が渇水水量の場合に、報知部11に貯水部3への水の給水が必要である旨を報知するように指示する。本実施の形態では、給水通知部20は、水量取得部16から取得される水量が渇水水量の場合に、報知部11の給水報知LEDを点灯するように指示する。
渇水不可通知部21は、渇水風量が風量設定部18によって設定不可能な風量の場合に、運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることが不可能である旨を通知する。言い換えると、渇水不可通知部21は、風量設定部18によって設定可能な最大風量で運転開始時刻から運転終了時刻まで送風ファン6を運転させても運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることが不可能な場合に、運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることが不可能である旨を通知する。具体的には、渇水不可通知部21は、渇水風量が風量設定部18によって設定不可能な風量の場合に、報知部11に運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることが不可能である旨を報知するように指示する。本実施の形態では、渇水不可通知部21は、渇水風量が風量設定部18によって設定不可能な風量の場合に、報知部11の渇水不可報知LEDを点灯するように指示する。
ここで、制御部10はコンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROMなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
上記構成において制御部10により実行される制御について図5のフローチャートを用いて説明する。ここで、フローチャートではSを頭文字にして番号を割り振った。例えばS1などは処理ステップを指す。但し、処理ステップを示す数値の大小と処理順序は関係しない。
まず、運転時刻受付部12は、入力部9に入力された加湿装置の運転開始時刻と運転終了時刻を受け付ける(S1)。
次に、運転必要時間算出部13は、運転開始時刻と運転終了時刻から運転必要時間を算出する(S2)。
そして、風量設定部18は、記憶部15が記憶する各設定風量で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合の貯水部3の水の減少量を算出する。風量設定部18は、貯水部3の水量と、各設定風量で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合の貯水部3の水の減少量と、を比較する。そして、風量設定部18は、各設定風量で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合の貯水部3の水の減少量が、貯水部3の水量以上となる設定風量のなかの最小風量を渇水風量とする。
風量設定部18は、もし、すべての設定風量で運転必要時間の間、送風ファン6を運転し続けたと仮定した場合の貯水部3の水の減少量が貯水部3の水量よりも少ない場合は、風量設定部18にて渇水風量が設定不可能と判断する。風量設定部18にて渇水風量が設定不可能と判断された場合、渇水不可通知部21は、運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることが不可能である旨を報知部11に通知する(S3No→S4)。報知部11は、渇水不可通知部21からの指示を受けて、渇水不可報知LEDを点灯させる。これにより、使用者は運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることが不可能であることを把握することができる。
風量設定部18にて渇水風量が設定可能な場合、風量設定部18は渇水風量を設定する(S3Yes→S5)。次に、運転停止必要時間算出部17は、運転停止必要時間を算出する(S6)。
その後、運転開始時刻になると、風量制御部19は渇水風量で送風ファン6の運転を開始する(S7)。そして、所定時間経過後、風量制御部19は送風ファン6の運転を停止する。風量制御部19は、送風ファン6の運転を停止した状態で運転停止必要時間待機する(S8)。
風量制御部19は、運転停止必要時間待機後に渇水風量で送風ファン6の運転を開始する(S9)。
そして、給水通知部20は、水量取得部16が取得する貯水部3の水量が渇水水量であるか判定を行う。貯水部3の水量が渇水水量でない場合は、渇水水量になるまで判定を繰り返す(S10No→S10)。
貯水部3の水量が渇水水量であれば、給水通知部20は、貯水部3への水の給水が必要である旨を報知部11に通知する(S10Yes→S11)。報知部11は、給水通知部20からの通知を受けて、給水報知LEDを点灯させる。これにより、使用者は貯水部3への水の給水が必要であることを把握することができる。
以上の処理を行うことで、運転開始時刻から運転終了時刻までの間で、送風ファン6を渇水風量で渇水時間運転させることになるため、運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることができる。つまり、使用者は運転終了時刻に渇水となった貯水部3への給水作業を行うことができる。
以上、本発明に係る加湿装置及び制御部10について説明を行った。
実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
(変形例1)
実施の形態では運転開始時刻から運転終了時刻の間、運転停止を1回のみ行ったが2回以上でも良い。図6は、変形例1に係る運転開始時刻から運転終了時刻までの送風ファン6の制御を示したタイムチャートである。図6に示すように、変形例1では運転開始時刻から運転終了時刻の間、運転停止を2回行っている。ただし、2回の運転停止時間の合計が運転停止必要時間となるようにしなければならない。
これにより、実施の形態と同様に運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることができる。つまり、使用者は運転終了時刻に渇水となった貯水部3への給水作業を行うことができる。
(変形例2)
図7は、変形例2に係る運転開始時刻から運転終了時刻までの送風ファン6の制御を示したタイムチャートである。図7に示すように、風量制御部19は、運転開始時刻から運転終了時刻までの間、渇水風量で送風ファン6の運転を一定時間行う制御と送風ファン6の運転を一定時間停止する制御を繰り返すことで、一定時間停止を等間隔で行ってもよい。ただし、風量制御部19は、一定時間停止した時間の合計時間が運転停止必要時間になるように制御を行わなければならない。
これにより、実施の形態と同様に運転終了時刻に貯水部3の水を渇水させることができる。つまり、使用者は運転終了時刻に渇水となった貯水部3への給水作業を行うことができる。さらに、一定時間停止を等間隔で行うことで湿度の変動が少なくなり、さらなる湿度の安定化を図ることができる。
(変形例3)
図8は、変形例3に係る運転開始時刻から運転終了時刻までの送風ファン6の制御を示したタイムチャートである。図8に示すように、風量制御部19は、運転開始時刻から運転必要時間の半分の時間が経過するまでは、送風ファン6の運転を停止させなくても良い。これにより、運転開始時刻で湿度が低く、早く湿度を上昇させたい場合に早く湿度を上昇させることができる。つまり、使用者の快適性を向上することができる。
なお、本実施の形態においては、気化式の加湿装置で説明したが、超音波式、あるいは蒸気加湿式の加湿装置においても同様の制御を行うことができる。
(発明の概要)
本発明に係る加湿装置は、吸気口と吹出口とを有する本体ケースと、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気し、前記吹出口より前記本体ケース外に送風する送風ファンと、前記吸気した空気を加湿する加湿部と、前記加湿部が加湿する水を貯める貯水部と、前記送風ファンが発生させる風量を設定する風量設定部と、前記風量設定部にて設定された風量に前記送風ファンの制御を行う制御部と、前記風量設定部が設定可能な複数の風量と当該複数の風量それぞれに対応する単位時間当たりの水の減衰量とを関連付けて記憶する記憶部と、運転開始時刻と運転終了時刻を受け付ける運転時刻受付部と、前記貯水部の水量を検知する水量検知部と、を備え、前記風量設定部は、前記記憶部に基づいて、前記運転開始時刻から前記運転終了時刻までの運転必要時間の間、前記制御部が前記送風ファンを運転し続けたと仮定した場合に前記運転終了時刻前に前記水量検知部に検知された貯水部の水量が渇水する渇水風量に風量を設定し、前記制御部は、前記運転開始時刻に前記渇水風量で前記送風ファンの運転を開始する。
これにより、運転終了時刻において貯水部の水量を渇水水量にすることができるため、使用者は運転終了時刻に貯水部の給水を行うことができる。
また、前記風量設定部は、前記複数の風量のなかで前記渇水風量となる最小風量に設定し、戦記制御部は、前記運転開始時刻に前記最小風量で前記送風ファンの運転を開始してもよい。
よって、運転開始時刻から運転終了時刻の間に加湿が行われていない時間を一番短くすることができる。つまり、運転開始時刻から運転終了時刻の間の湿度低下時間を一番短くすることができるので、湿度の安定化を図ることができる。また、湿度低下時間が一番短いため、運転必要時間の間での使用者の快適性を向上することができる。
また、前記制御部は、前記運転必要時間と、前記渇水風量で常に運転した仮定した場合の運転開始から前記水量検知部が渇水検知するまでの時間である渇水時間との差である運転停止必要時間を算出し、前記運転開始時刻に前記渇水風量で運転開始して前記運転終了時刻に前記渇水風量で運転終了するまでの間に、前記送風ファンを前記運転停止必要時間停止してもよい。
これにより、運転終了時刻に貯水部の水を渇水させることができる。つまり、使用者は運転終了時刻に渇水となった貯水部への給水作業を行うことができる。
また、前記制御部は、前記運転開始時刻から前記運転終了時刻までの間、前記渇水風量で前記ファンの運転を一定時間行う制御と前記送風ファンの運転を一定時間停止する制御を繰り返すことで、前記一定時間停止を等間隔で行い、前記一定時間停止した時間の合計時間が前記運転停止必要時間になるように制御を行ってもよい。
これにより、運転終了時刻に貯水部の水を渇水させることができる。つまり、使用者は運転終了時刻に渇水となった貯水部への給水作業を行うことができる。さらに、一定時間停止を等間隔で行うことで湿度の変動が少なくなり、さらなる湿度の安定化を図ることができる。
また、前記制御部は、前記運転開始時刻から前記運転必要時間の半分の時間が経過するまでは、前記送風ファンの運転を停止させなくてもよい。
これにより、運転開始時刻で湿度が低く、早く湿度を上昇させたい場合に早急に湿度を上昇させることができる。つまり、使用者の快適性を向上することができる。
また、前記水量検知部が前記貯水部の渇水を検知した場合に、前記貯水部への水の給水が必要である旨を通知する給水通知部を備えても良い。
これにより、貯水部の水が渇水した場合に、使用者は貯水部への水の給水が必要であることを把握することができる。
また、前記渇水風量が前記風量設定部によって設定不可能な風量の場合に、前記運転終了時刻に前記貯水部の水を渇水させることが不可能である旨を通知する、渇水不可通知部を備えても良い。
これにより、渇水風量が風量設定部によって設定不可能な風量の場合に、使用者は運転終了時刻に貯水部の水を渇水させることが不可能であることを把握することができる。
本発明は、加湿を行う加湿装置として有用である。
1 本体ケース
2 吸気口
3 貯水部
4 加湿部
5 加湿風路
6 送風ファン
7 吹出口
8 水量検知部
9 入力部
10 制御部
11 報知部
12 運転時刻受付部
13 運転必要時間算出部
15 記憶部
16 水量取得部
17 運転停止必要時間算出部
18 風量設定部
19 風量制御部
20 給水通知部
21 渇水不可通知部
30 給水タンク
31 貯水トレイ
32 気流

Claims (7)

  1. 吸気口と吹出口とを有する本体ケースと、
    前記吸気口から前記本体ケース内に吸気し、前記吹出口より前記本体ケース外に送風する送風ファンと、
    前記吸気した空気を加湿する加湿部と、
    前記加湿部が加湿する水を貯める貯水部と、
    前記送風ファンが発生させる風量を設定する風量設定部と、
    前記風量設定部にて設定された風量に前記送風ファンの制御を行う制御部と、
    前記風量設定部が設定可能な複数の風量と当該複数の風量それぞれに対応する単位時間あたりの水の減少量とを関連付けて記憶する記憶部と、
    運転開始時刻と運転終了時刻を受け付ける運転時刻受付部と、
    前記貯水部の水量を検知する水量検知部と、を備え、
    前記風量設定部は、
    前記記憶部に基づいて、前記運転開始時刻から前記運転終了時刻までの運転必要時間の間、前記制御部が前記送風ファンを運転し続けたと仮定した場合に前記運転終了時刻前に前記水量検知部に検知された貯水部の水量が渇水する渇水風量に風量を設定し、
    前記制御部は、
    前記運転開始時刻に前記渇水風量で前記送風ファンの運転を開始する加湿装置。
  2. 前記風量設定部は、
    前記複数の風量のなかで前記渇水風量となる最小風量に設定し、
    前記制御部は、
    前記運転開始時刻に前記最小風量で前記送風ファンの運転を開始する請求項1記載の加湿装置。
  3. 前記制御部は、
    前記運転必要時間と、前記渇水風量で常に運転したと仮定した場合の運転開始から前記水量検知部が渇水検知するまでの時間である渇水時間との差である運転停止必要時間を算出し、
    前記運転開始時刻に前記渇水風量で運転開始して前記運転終了時刻に前記渇水風量で運転終了するまでの間に、前記送風ファンを前記運転停止必要時間停止する請求項1または2記載の加湿装置。
  4. 前記制御部は、
    前記運転開始時刻から前記運転終了時刻までの間、前記渇水風量で前記送風ファンの運転を一定時間行う制御と前記送風ファンの運転を一定時間停止する制御を繰り返すことで、前記一定時間停止を等間隔で行い、
    前記一定時間停止した時間の合計時間が前記運転停止必要時間になるように制御を行う請求項3記載の加湿装置。
  5. 前記制御部は、
    前記運転開始時刻から前記運転必要時間の半分の時間が経過するまでは、前記送風ファンの運転を停止させない請求項3記載の加湿装置。
  6. 前記水量検知部が前記貯水部の渇水を検知した場合に、前記貯水部への水の給水が必要である旨を通知する給水通知部を備える請求項1から5のいずれかに記載の加湿装置。
  7. 前記渇水風量が前記風量設定部によって設定不可能な風量の場合に、前記運転終了時刻に前記貯水部の水を渇水させることが不可能である旨を通知する、渇水不可通知部を備える請求項1から6のいずれかに記載の加湿装置。
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