JP2022136457A - 端子台、及び端子台ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングHの外部に設けた第1端子台10とモータとを電気的に接続するとともに、ハウジングHの内部に貯留されたオイルの外部への漏出を防止できる第2端子台20及び端子台ユニット1を提供することを目的とする。【解決手段】ハウジングHの内部に配置されたモータに接続される第2端子台20であって、ハウジングHに取付けられた状態において、モータ側に接続されるモータ側接続部21aを有するとともに、ハウジングHの外部で第1端子台10の第1バスバー14に接続される端子台側接続部21bを有する板状の第2バスバー21と、第2バスバー21を貫通保持するとともに、ハウジングHに取付けられる基台部22と、基台部22と第2バスバー21との境界面において、第2バスバー21の貫通方向に直交する断面方向を封止する封止部26とが設けられたことを特徴とする。【選択図】図4

Description

この発明は、例えば自動車などの車両において、ハウジングの内部に配置されたモータと、ハウジングの外部に配置されたインバータとを接続するような端子台及び端子台ユニットに関する。
モータを駆動力として利用する電動車では、ハウジングの内部に配置されたモータに対して、インバータの電力をハウジングの外部から供給している。このため、ハウジングには、モータとインバータとを電気的に接続する端子台が設けられている。
例えば、特許文献1には、一端がモータ側に接続され、他端がインバータ側に接続される端子(接続部材)と、端子を保持するとともに、ハウジング(ケース部材)に取付けられる基台部(端子台本体部)とで構成された端子台が開示されている。
ところで、特許文献1は、変速機構などを収容するハウジングに取付けられているため、例えばオートマチックトランスミッションフルードなどのオイルが、端子台とハウジングとの隙間から漏出することを防止する必要がある。このため、特許文献1の端子台には、基台部とハウジングとの境界面を封止するシール部材が設けられている。
しかしながら、特許文献1の端子台は、オイルが端子の表面を伝ってハウジングの外部に漏出することを阻止する手段が設けられていない。このため、特許文献1では、ハウジングの内部で飛散したオイルが、端子の表面を伝ってハウジングの外部へ流れ出るおそれがあった。
国際公開第2016/035476号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、ハウジングの外部に設けた別端子とモータとを電気的に接続するとともに、ハウジングの内部に貯留されたオイルの外部への漏出を防止できる端子台及び端子台ユニットを提供することを目的とする。
この発明は、内部にオイルが貯留されたハウジングに取付けられるとともに、前記ハウジングの内部に配置されたモータに接続される端子台であって、前記ハウジングに取付けられた状態において、前記ハウジングの内部で前記モータ側に接続されるモータ側接続部を有するとともに、前記ハウジングの外部で別端子に接続される外部側接続部を有する板状の端子と、前記端子を貫通保持するとともに、前記モータを収容する前記ハウジングに取付けられる基台部と、前記基台部と前記端子との境界面において、前記端子の貫通方向に直交する断面方向を封止する封止部とが設けられたことを特徴とする。
上記モータ側に接続されるとは、モータに直接的に接続される、あるいは配線を介して接続されることをいう。
上記別端子とは、例えばインバータと端子台との間に配置された別の端子台、あるいは一端がインバータに接続されたワイヤハーネスの他端に設けた端子などのことをいう。
上記別端子に接続されるとは、別端子に直接的に接続される、あるいは配線を介して接続されることをいう。
この発明によれば、基台部と端子との境界面が封止部によって封止されるため、端子台は、オイルが端子の表面を伝ってハウジングの外部に流れることを阻止できる。
これにより、端子台は、ハウジングの外部に設けた別端子とモータとを電気的に接続するとともに、ハウジングの内部に貯留されたオイルの外部への漏出を防止することができる。
この発明の態様として、前記封止部は、前記基台部と前記端子との境界面における前記ハウジングの内部側の端部に設けられてもよい。
この構成によれば、端子台は、基台部と端子との境界面における端部間に封止部を設けた場合に比べて、封止部を容易に充填できるとともに、封止部の封止状態を容易に確認することができる。
これにより、端子台は、基台部と端子との境界面を確実に封止できるため、ハウジングの内部に貯留されたオイルの外部への漏出をより防止することができる。
またこの発明の態様として、前記端子が、板幅方向に所定間隔を隔てて複数、並列配置され、前記封止部は、複数の前記端子を一体的に封止する構成であってもよい。
この構成によれば、端子台は、基台部との境界面を端子ごとに封止する場合に比べて、境界面を容易に封止することができる。
またこの発明の態様として、前記基台部は、前記ハウジングの内部側の面に、前記端子に沿って凹状となる封止凹部が設けられ、前記封止部は、少なくとも一部が前記封止凹部に充填されるように設けられてもよい。
この構成によれば、端子台は、封止部の充填をより容易にするとともに、基台部と端子との境界面をさらに確実に封止することができる。
さらに、端子台は、肉厚な封止部を形成できるため、オイルが基台部と端子との境界面に浸入することをより抑えられる。このため、端子台は、ハウジングの内部に貯留されたオイルの外部への漏出をさらに防止することができる。
またこの発明の態様として、前記端子が、板幅方向に所定間隔を隔てて複数、並列配置され、前記封止凹部は、複数の前記端子に沿うとともに、板幅方向に連通する一体的な凹状であってもよい。
この構成によれば、端子台は、端子ごとに封止凹部を設けた場合に比べて、隣接する端子の間隔をさらに狭くして並置できるとともに、封止凹部の大型化を抑えることができる。このため、端子台は、板幅方向における基台部の長さを抑制することができる。
さらに、端子台の大型化が抑えられることで、ハウジングは、複数の端子を内部へ挿通させるための開口をより小さくすることができる。このため、端子台は、開口によるハウジングの強度低下を抑えることができる。
またこの発明の態様として、前記端子は、前記貫通方向に延びる貫通板部と、該貫通板部の板厚方向へ向けて前記貫通板部の一端から延設され、その先端部に前記モータ側接続部を有する第1接続板部と、前記板厚方向へ向けて前記貫通板部の他端から延設され、その先端部に前記外部側接続部を有する第2接続板部とが備えられてもよい。
この構成によれば、例えば端子の形状を略Z字状にできるため、端子台は、貫通方向の長さを抑えた端子を構成することができる。
さらに、第1接続板部及び第2接続板部を、それぞれモータ及び別端子に締結部材で固定する場合、端子台は、締結部材の締結方向を略同一にできるため、モータ及び別端子に接続する際の作業性を向上することができる。
またこの発明の態様として、前記基台部は、前記第2接続板部の前記外部側接続部に対応する箇所に、前記第2接続板部及び前記別端子を接続する締結部材と螺合するナットが埋め込まれたナット埋込部と、前記ナットを埋め込むために設けられた前記ナット埋込部の貫通孔を封止する貫通孔封止部とが設けられてもよい。
この構成によれば、ナット埋込部の貫通孔が貫通孔封止部で封止されているため、端子台は、オイルが貫通孔及びナットを介してハウジングの外部に流れることを阻止できる。これにより、端子台は、ハウジングの内部に貯留されたオイルの外部への漏出をさらに防止することができる。
またこの発明の態様として、前記基台部は、樹脂製であってもよい。
この構成によれば、端子台は、金属製の基台部に比べて軽量化できるため、重量増加を抑えることができる。
またこの発明の態様として、前記基台部は、前記ハウジングの外部側の面が平坦な合わせ面に形成されるとともに、前記端子の前記モータ側接続部に対応する位置に、前記合わせ面を貫通して前記ハウジングの内部と外部とを連通させる開口部が設けられた構成であり、前記基台部の前記合わせ面に当接する平坦な当接面を有するとともに、前記ハウジングの外部側から前記開口部を閉塞して前記基台部に固定されるカバーが設けられてもよい。
この構成によれば、基台部に開口部を設けたことにより、端子台は、ハウジングに組付けた状態で、ハウジングの内部に位置するモータ側接続部をモータに接続することができる。
さらに、基台部の合わせ面に当接して開口部を閉塞するカバーを設けたことにより、端子台は、基台部とカバーとの境界面にオイルが浸入することを抑えられる。
具体的には、平坦な基台部の合わせ面と平坦なカバーの当接面とを当接させたことで、端子台は、例えばオイルの温度上昇に伴って基台部またはカバーが熱膨張した際、基台部の合わせ面とカバーの当接面との密着性を向上することができる。このため、端子台は、基台部とカバーとの境界面へのオイルの浸入を抑えることができる。
これにより、端子台は、基台部に開口部を設けた場合であっても、ハウジングの内部に貯留されたオイルの外部への漏出を防止することができる。加えて、基台部とカバーとの隙間にシール部材を設けることで、端子台は、オイルの外部への漏出をより防止することができる。
またこの発明は、上述の端子台をサブ端子台として、該サブ端子台と、前記ハウジングの外部に設けたインバータを前記サブ端子台に接続するメイン端子台とが備えられ、前記メイン端子台は、一端側が前記サブ端子台の端子における外部側接続部と接続されるサブ側接続部を有するとともに、他端側が前記インバータ側と接続されるインバータ側接続部を有する板状のメイン端子と、該メイン端子を保持するとともに、前記ハウジングに取付けられるメイン基台部とが設けられ、前記メイン端子台の前記サブ側接続部と前記サブ端子台の前記外部側接続部とが接続されて、前記メイン端子台と前記サブ端子台とが組み付けられた端子台ユニットであることを特徴とする。
上記インバータ側に接続されるとは、インバータに直接的に接続される、あるいは配線を介してインバータに接続されることをいう。
この発明によれば、端子台ユニットは、ハウジングの外部に設けたインバータとモータとを電気的に接続するとともに、サブ端子台の封止部によって、ハウジングの内部に貯留されたオイルの外部への漏出を防止することができる。
本発明により、ハウジングの外部に設けた別端子とモータとを電気的に接続するとともに、ハウジングの内部に貯留されたオイルの外部への漏出を防止できる端子台及び端子台ユニットを提供することができる。
分解状態における端子台ユニットの外観を示す外観斜視図。 前方下方視での端子台ユニットの外観を示す外観斜視図。 平面視での端子台ユニットの外観を示す平面図。 図3中のA-A矢視断面における要部の断面を示す断面図。 第2端子台の構成を分解状態で示す分解斜視図。 前方下方視での第2端子台の外観を示す外観斜視図。 第2バスバーの外観を示す外観斜視図。 平面視での第2端子台の外観を示す平面図。 図8中のB-B矢視断面図。 第2バスバーの成形を説明する説明図。 図8中のC-C矢視断面図。 前方下方視での基台本体の外観を示す外観斜視図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
本実施形態の端子台ユニット1は、自動車などの車両において、ハウジングの内部に配置されたモータと、ハウジングの外部に配置されたインバータとを接続している。このような端子台ユニット1について、図1から図12を用いて説明する。
なお、図1は分解状態における端子台ユニット1の外観斜視図を示し、図2は前方下方視での端子台ユニット1の外観斜視図を示し、図3は端子台ユニット1の平面図を示し、図4は図3中のA-A矢視断面における要部の断面図を示している。
さらに、図5は第2端子台20の分解斜視図を示し、図6は前方下方視での第2端子台20の外観斜視図を示し、図7は第2バスバー21の外観斜視図を示し、図8は第2端子台20の平面図を示している。
加えて、図9は図8中のB-B矢視断面図を示し、図10は第2バスバー21の成形を説明する説明図を示し、図11は図8中のC-C矢視断面図を示し、図12は前方下方視での基台本体27の外観斜視図を示している。
また、図1中の上側を端子台ユニット1の上方側、図1中の下側を端子台ユニット1の下方側として、図中の矢印Xは端子台ユニット1の前後方向(以降、前後方向Xと呼ぶ)を示し、矢印Yは前後方向Xに平面視直交する方向(以降、幅方向Yと呼ぶ)を示している。
さらに、前後方向Xにおいて、図1中の右側から左側へ向かう方向を前方とし、図1中の左側から右側へ向かう方向を後方とする。
まず、本実施形態の端子台ユニット1が取付けられるハウジングH(図4参照)は、内部に回転子及び固定子(図示省略、以降モータと呼ぶ)を収容するとともに、オートマチックトランスミッションフルードなどのオイルが底部に貯留されている。なお、ハウジングHは、回転子などを収容する部分と、例えば車両の変速機構(図示省略)を収容する部分とが一体または別体で構成されている。
このハウジングHは、モータを収容する部分、または車両の変速機構を収容する部分のいずれかの上面部分に、端子台ユニット1によって閉塞される上部開口Haが形成されている(図4参照)。
そして、本実施形態の端子台ユニット1は、ハウジングHの上部開口Haを閉塞するように、ハウジングHの上面に取付けられている。
また、本実施形態の端子台ユニット1は、図1及び図2に示すように、ハウジングHの外部に設けたインバータ(図示省略)に接続される第1端子台10と、ハウジングHの内部に配置されたモータに第1端子台10を接続する第2端子台20とで構成している。
なお、端子台ユニット1は、第1端子台10が、インバータから延びるインバータハーネス(図示省略)の先端に設けたインバータ端子(図示省略)に接続され、第2端子台20が、モータに設けられたモータ端子Mt(図4参照)に接続されている。
詳述すると、第1端子台10は、ハウジングHの外部に設けたインバータと第2端子台20とを電気的に接続している。この第1端子台10は、図1から図4に示すように、ハウジングHに取付けられるアルミダイキャスト製のメインボディ11と、幅方向Yに沿って並置された導電性を有する3つの第1バスバー12とを備えている。
具体的には、メインボディ11は、図1及び図4に示すように、3つの第1バスバー12を収容保持する内部空間を有する形状に形成されている。
メインボディ11の前部には、図1及び図4に示すように、上下方向に貫通した平面視略矩形の開口が開口形成されている。このメインボディ11の前部の開口は、第1バスバー12を後述する第2端子台20に締結固定するための連結作業孔11aとして開口形成されている。
一方、メインボディ11の後部は、図1及び図4に示すように、連結作業孔11aに連通するとともに、第1バスバー12を収容する内部空間を有する形状に形成されている。
さらに、メインボディ11の後部には、図1及び図2に示すように、後述する第1バスバー12のインバータ側接続部12bに上方側で対向する上面部分を平面視略矩形に開口した端子締結口11bが開口形成されている。この端子締結口11bは、インバータハーネスのインバータ端子を、第1バスバー12のインバータ側接続部12bに締結する作業孔として形成されている。
また、3つの第1バスバー12は、図3及び図4に示すように、上下方向に厚みを有するとともに、前後方向Xに長い略帯状の板状材で形成されている。
なお、3つの第1バスバー12は、ハウジングHに取付けられた状態において、ハウジングHの外部に位置するように、幅方向Yに所定間隔を隔ててメインボディ11の内部空間に並置されている。
この第1バスバー12は、メインボディ11の内部空間に収容された状態において、先端部近傍が連結作業孔11aに位置するように配置され、後端部近傍が端子締結口11bに位置するように配置されている。
さらに、第1バスバー12の前端部には、図1及び図4に示すように、第2端子台20に締結固定するためのビス2が挿通する貫通孔である端子台側接続部12aが、上下方向に開口形成されている。
加えて、第1バスバー12の後端部には、図1及び図3に示すように、インバータ側の端子(図示省略)に締結固定するためのビス(図示省略)が挿通する貫通孔であるインバータ側接続部12bが、上下方向に開口形成されている。
また、上述した構成の第1端子台10が接続される第2端子台20は、図4及び図5に示すように、幅方向Yに並置された導電性を有する3つの第2バスバー21と、第2バスバー21を貫通保持するとともに、ハウジングHに取付けられる基台部22と、基台部22に設けた開口を閉塞するカバー23とを備えている。
さらに、第2端子台20は、図4及び図5に示すように、ハウジングHに貯留されたオイルの外部への漏出を阻止するために、基台部22とカバー23との境界面を封止する上面シール部材24と、基台部22とハウジングHとの境界面を封止する下面シール部材25とを備えている。
加えて、第2端子台20は、図4及び図6に示すように、ハウジングHに貯留されたオイルの外部への漏出を阻止するために、基台部22と第2バスバー21との境界面を封止する封止部26を備えている。
詳述すると、第2バスバー21は、図7に示すように、導電性及び耐食性を有するとともに、前後方向Xに長い略帯状の板状材を、幅方向Yから見て略Z字状に折曲した形状に形成されている。なお、3つの第2バスバー21は、同一形状に形成されている。
そして、第2バスバー21は、図4及び図7に示すように、ハウジングHに取付けられた状態において、一端側がハウジングHの内部に位置し、他端側がハウジングHの外部に位置するように基台部22に保持されている。
具体的には、第2バスバー21は、図4、図6、及び図7に示すように、ハウジングHの内部でモータ端子Mtに接続される第1接続板部211と、第1接続板部211の後端から上方へ延びる貫通板部212と、ハウジングHの外部で第1端子台10に接続される第2接続板部213とで一体形成されている。
具体的には、第1接続板部211は、図6及び図7に示すように、上下方向に厚みを有するとともに、前後方向Xに長い平面視略矩形の平板状に形成されている。この第1接続板部211は、図4に示すように、ハウジングHに取付けられた状態において、ハウジングHの上部開口Haの前部に位置するように配置されている。
さらに、第1接続板部211の前端部には、図6及び図7に示すように、モータ端子Mtに締結固定するためのビス3が挿通する貫通孔であるモータ側接続部21aが、上下方向に開口形成されている。
貫通板部212は、図6から図9に示すように、第1接続板部211の後端を上方へ向けて屈曲したのち、ハウジングHの外部に露出する上下方向の長さで延設されている。
なお、貫通板部212は、ハウジングHに取付けられた状態において、ハウジングHの上部開口Haにおける前後方向Xの略中央に位置するように配置されている。
第2接続板部213は、図6から図9に示すように、貫通板部212の上端を後方へ向けて屈曲したのち、第1接続板部211よりも短い前後方向Xの長さで延設されている。
さらに、第2接続板部213には、図4、図7、及び図9に示すように、第1端子台10の第1バスバー12に接続するためのビス2が挿通する貫通孔である端子台側接続部21bが、上下方向に開口形成されている。
このような構成の第2バスバー21は、図10に示すように、第1接続板部211が貫通板部212の下端から下方へ延びた状態で、基台部22に組付けられている。そして、第2バスバー21の第1接続板部211は、貫通板部212の下端から下方へ延びた部分を前方上方へ屈曲させて形成されている。
また、基台部22は、図5に示すように、第2バスバー21を保持して、ハウジングHに取付けられる合成樹脂製の基台本体27と、基台本体27の四隅に埋設された4つのカラー28と、基台本体27の後部に埋設された3つのナット29(図11参照)とで構成されている。
基台本体27は、図5及び図8に示すように、上下方向に厚みを有するとともに、幅方向Yに長い平面視略矩形に形成されている。この基台本体27は、図7及び図9に示すように、幅方向Yに並置された3つの第2バスバー21の貫通板部212を一体的に囲繞している。
また、4つのカラー28は、基台部22をハウジングHに締結固定するためのボルト4(図5参照)が挿通される部材であって、上下方向に延びる略円筒状に形成されている。
また、3つのナット29は、第1バスバー12と第2バスバー21とを接続するビス2が螺合する略釣鐘状のナットである。このナット29は、図9及び図11に示すように、第2バスバー21の貫通板部212の後方において、第2接続板部213の端子台側接続部21bにナット29の開口が連通するとともに、第2接続板部213に当接した状態で埋設されている。
さらに詳述すると、基台本体27は、インサート成形によって、3つの第2バスバー21と、4つのカラー28及び3つのナット29とを一体的に保持している。
この基台本体27の後部には、図6、図9、及び図11に示すように、内部にナット29が埋設されたナット埋込部271と、後述する封止部26が充填される封止凹部272とが設けられている。
具体的には、ナット埋込部271は、図12に示すように、基台本体27の後部下面から下方へ略半球状に膨出した形状に形成されている。さらに、ナット埋込部271の底部には、図9に示すように、上下方向に貫通する貫通孔27aが開口形成されている。
この貫通孔27aは、基台本体27をインサート成形する際、第2バスバー21の第2接続板部213とナット29とを当接させた状態を維持する治具が除去されることで形成されている。
そして、貫通孔27aは、図9及び図11に示すように、例えば硬化性樹脂などの合成樹脂を充填して形成した貫通孔封止部30によって封止されている。
また、封止凹部272は、図9に示すように、基台部22と第2バスバー21との境界面におけるハウジングHの内部側の端部、すなわち基台本体27の下面に形成されている。なお、この封止凹部272は、後述する封止部26を充填する部分として形成されている。
具体的には、封止凹部272は、図9及び図12に示すように、第2バスバー21の貫通板部212の外周面に沿って上方へ向けて凹設した部分を幅方向Yに連結して、第2バスバー21の板幅方向である幅方向Yに長い底面視略長楕円形状に形成されている。
また、基台本体27の前部には、図4から図6に示すように、第2バスバー21をモータ端子Mtに締結固定するための締結作業孔27bと、後述する上面シール部材24が上方から嵌合する上面嵌合溝273と、後述する下面シール部材25が下方から嵌合する下面嵌合溝274とが形成されている。
なお、基台本体27の前部における上面は、カバー23の下面が当接する平坦な合わせ面として形成されている。
具体的には、締結作業孔27bは、図8及び図9に示すように、モータ側接続部21aと対向する部分を上下方向に貫通して形成されている。
また、上面嵌合溝273は、図5及び図9に示すように、締結作業孔27bの周縁よりも一回り大きい大きさで、締結作業孔27bの周囲に沿って形成された平面視略環状の溝形状であって、基台本体27の上面に下方へ向けて凹設されている。
また、下面嵌合溝274は、図6及び図9に示すように、基台本体27の外周縁よりも一回り小さい大きさで、基台本体27の外周縁に沿って形成された底面視略環状の溝形状であって、基台本体27の下面に上方へ向けて凹設されている。
また、カバー23は、図5に示すように、例えば冷間圧延鋼板などの金属製平板であって、基台部22の締結作業孔27b及び上面嵌合溝273を覆う大きさに形成されている。このカバー23は、図5に示すように、ハウジングHに基台部22を固定するボルト4によって、基台本体27とともにハウジングHに固定されている。なお、カバー23の下面は、基台本体27の前部における上面に当接する平坦な当接面に形成されている。
また、上面シール部材24及び下面シール部材25は、例えばエチレンプロピレンジエンゴムなどの合成ゴム製のシール部材である。
具体的には、上面シール部材24は、図5に示すように、基台本体27の締結作業孔27bよりも一回り大きい平面視略環状に形成されている。この上面シール部材24は、図4及び図5に示すように、基台本体27の上面嵌合溝273に嵌合され、基台本体27の上面とカバー23との境界面を封止している。
また、下面シール部材25は、図4及び図5に示すように、基台本体27の外周縁よりも一回り小さい平面視略環状に形成されている。この下面シール部材25は、図4及び図6に示すように、基台本体27の下面嵌合溝274に嵌合され、基台本体27の下面とハウジングHとの境界面を封止している。
また、封止部26は、図9に示すように、基台部22と第2バスバー21との境界面の下端において、第2バスバー21の貫通方向(上下方向)に直交する前後方向X及び幅方向Yを封止している。なお、封止部26は、例えば硬化性樹脂などの合成樹脂材を、封止凹部272に充填して形成している。
具体的には、封止部26は、基台部22と第2バスバー21との境界面の下端において、前後方向X及び幅方向Yに沿った縦断面における第2バスバー21と基台部22との隙間を封止するように、封止凹部272に充填されている。
ここで、上述した第2端子台20の組付け工程について、簡単に説明する。まず、図10に示すように、第1接続板部211が貫通板部212の下端から下方へ延びた状態の第2バスバー21の第2接続板部213に対して、ナット29を下方から治具を用いて当接させる。
さらに、図10に示すように、第2バスバー21、カラー28、及びナット29を一体的に保持するように、インサート成形によって基台本体27を形成する。その後、ナット29を支持する治具を除去して構成された貫通孔27aに、合成樹脂を充填して貫通孔封止部30を形成している。
加えて、基台本体27の封止凹部272に合成樹脂を充填して封止部26を形成したのち、第2バスバー21の第1接続板部211を屈曲させている。そして、上面シール部材24及び下面シール部材25を基台本体27に装着して、第2端子台20を構成している。
以上のように本実施形態の第2端子台20は、内部にオイルが貯留されたハウジングHに取付けられるとともに、ハウジングHの内部に配置されたモータに接続されている。
この第2端子台20は、ハウジングHに取付けられた状態において、ハウジングHの内部でモータ側に接続されるモータ側接続部21aを有するとともに、ハウジングHの外部で第1端子台10の第1バスバー12に接続される端子台側接続部21bを有する板状の第2バスバー21を備えている。
さらに、第2端子台20は、第2バスバー21を貫通保持するとともに、モータを収容するハウジングHに取付けられる基台部22と、基台部22と第2バスバー21との境界面において、第2バスバー21の貫通方向(上下方向)に直交する断面方向(前後方向X及び幅方向Y)を封止する封止部26とが設けられたものである。
これによれば、基台部22と第2バスバー21との境界面が封止部26によって封止されるため、第2端子台20は、オイルが第2バスバー21の表面を伝ってハウジングHの外部に流れることを阻止できる。
これにより、第2端子台20は、ハウジングHの外部に設けた第1端子台10の第1バスバー12とモータとを電気的に接続するとともに、ハウジングHの内部に貯留されたオイルの外部への漏出を防止することができる。
また、封止部26は、基台部22と第2バスバー21との境界面におけるハウジングHの内部側の端部に設けられたものである。
この構成によれば、第2端子台20は、基台部22と第2バスバー21との境界面における端部間に封止部26を設けた場合に比べて、封止部26を容易に充填できるとともに、封止部26の封止状態を容易に確認することができる。
これにより、第2端子台20は、基台部22と第2バスバー21との境界面を確実に封止できるため、ハウジングHの内部に貯留されたオイルの外部への漏出をより防止することができる。
また、第2バスバー21は、幅方向Yに所定間隔を隔てて複数、並列配置されたものである。そして、封止部26は、複数の第2バスバー21を一体的に封止する構成である。
この構成によれば、第2端子台20は、基台部22との境界面を第2バスバー21ごとに封止する場合に比べて、境界面を容易に封止することができる。
また、基台部22は、下面に第2バスバー21に沿って凹状となる封止凹部272が設けられたものである。そして、封止部26は、少なくとも一部が封止凹部272に充填されるように設けられたものである。
この構成によれば、第2端子台20は、封止部26の充填をより容易にするとともに、基台部22と第2バスバー21との境界面をさらに確実に封止することができる。
さらに、第2端子台20は、肉厚な封止部26を形成できるため、オイルが基台部22と第2バスバー21との境界面に浸入することをより抑えられる。このため、第2端子台20は、ハウジングHの内部に貯留されたオイルの外部への漏出をさらに防止することができる。
また、第2バスバー21は、幅方向Yに所定間隔を隔てて複数、並列配置されたものである。そして、封止凹部272は、複数の第2バスバー21に沿うとともに、幅方向Yに連通する一体的な凹状である。
この構成によれば、第2端子台20は、第2バスバー21ごとに封止凹部を設けた場合に比べて、隣接する第2バスバー21の間隔をさらに狭くして並置できるとともに、幅方向Yにおける封止凹部272の長さを抑えることができる。このため、第2端子台20は、基台部22の大型化を抑制することができる。
さらに、第2端子台20の大型化が抑えられることで、ハウジングHは、複数の第2バスバー21を内部へ挿通させるための上部開口Haをより小さくすることができる。このため、第2端子台20は、上部開口HaによるハウジングHの強度低下を抑えることができる。
また、第2バスバー21は、貫通方向(上下方向)に延びる貫通板部212と、貫通板部212の前後方向Xへ向けて貫通板部212の一端から延設され、その先端部にモータ側接続部21aを有する第1接続板部211とを備えている。
さらに、第2バスバー21は、前後方向Xへ向けて貫通板部212の他端から延設され、その先端部に端子台側接続部21bを有する第2接続板部213とが備えられたものである。
この構成によれば、例えば第2バスバー21の形状を略Z字状にできるため、第2端子台20は、貫通方向(上下方向)の長さを抑えた第2バスバー21を構成することができる。
さらに、第1接続板部211及び第2接続板部213を、それぞれモータ及び第1端子台10の第1バスバー12に締結部材で固定する場合、第2端子台20は、締結部材の締結方向を略同一にできるため、モータ及び第1端子台10の第1バスバー12に接続する際の作業性を向上することができる。
また、基台部22は、第2接続板部213の端子台側接続部21bに対応する箇所に、第2接続板部213及び第1端子台10の第1バスバー12を接続するビス2と螺合するナット29が埋め込まれたナット埋込部271が設けられている。
さらに、基台部22は、ナット29を埋め込むために設けられたナット埋込部271の貫通孔27aを封止する貫通孔封止部30とが設けられたものである。
この構成によれば、ナット埋込部271の貫通孔27aが貫通孔封止部30で封止されているため、第2端子台20は、オイルが貫通孔27a及びナット29を介してハウジングHの外部に流れることを阻止できる。これにより、第2端子台20は、ハウジングHの内部に貯留されたオイルの外部への漏出をさらに防止することができる。
また、基台部22が樹脂製であることにより、第2端子台20は、金属製の基台部に比べて軽量化できるため、重量増加を抑えることができる。
また、基台部22は、上面が平坦な合わせ面に形成されるとともに、第2バスバー21のモータ側接続部21aに対応する位置に、合わせ面を貫通してハウジングHの内部と外部とを連通させる締結作業孔27bが設けられた構成である。
そして、第2端子台20は、基台部22の合わせ面に当接する平坦な当接面を有するとともに、ハウジングHの外部側から締結作業孔27bを閉塞して基台部22に固定されるカバー23が設けられたものである。
この構成によれば、基台部22に締結作業孔27bを設けたことにより、第2端子台20は、ハウジングHに組付けた状態で、ハウジングHの内部に位置するモータ側接続部21aをモータ端子Mtに接続することができる。
さらに、基台部22の合わせ面に当接して締結作業孔27bを閉塞するカバー23を設けたことにより、第2端子台20は、基台部22とカバー23との境界面にオイルが浸入することを抑えられる。
具体的には、平坦な基台部22の合わせ面と平坦なカバー23の当接面とを当接させたことで、第2端子台20は、例えばオイルの温度上昇に伴って基台部22またはカバー23が熱膨張した際、基台部22の合わせ面とカバー23の当接面との密着性を向上することができる。このため、第2端子台20は、基台部22とカバー23との境界面へのオイルの浸入を抑えることができる。
これにより、第2端子台20は、基台部22に締結作業孔27bを設けた場合であっても、ハウジングHの内部に貯留されたオイルの外部への漏出を防止することができる。加えて、基台部22とカバー23との隙間に上面シール部材24を設けることで、第2端子台20は、オイルの外部への漏出をより防止することができる。
また、本実施形態の端子台ユニット1は、上述の第2端子台20と、ハウジングHの外部に設けたインバータを第2端子台20に接続する第1端子台10とが備えられたものである。
この第1端子台10は、一端側が第2端子台20の第2バスバー21における端子台側接続部21bと接続される端子台側接続部12aを有するとともに、他端側がインバータ側と接続されるインバータ側接続部12bを有する板状の第1バスバー12が設けられている。
さらに、第1端子台10は、第1バスバー12を保持するとともに、ハウジングHに取付けられるメインボディ11が設けられている。
そして、端子台ユニット1は、第1端子台10の端子台側接続部12aと第2端子台20の端子台側接続部21bとが接続されて、第1端子台10と第2端子台20とが組み付けられたものである。
これによれば、端子台ユニット1は、ハウジングHの外部に設けたインバータとモータとを電気的に接続するとともに、第2端子台20の封止部26によって、ハウジングHの内部に貯留されたオイルの外部への漏出を防止することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の端子台及びサブ端子台は、実施形態の第2端子台20に対応し、
以下同様に、
別端子及びメイン端子は、第1バスバー12に対応し、
外部側接続部は、端子台側接続部21bに対応し、
端子は、第2バスバー21に対応し、
貫通方向は、上下方向に対応し、
断面方向は、前後方向X及び幅方向Yに対応し、
板幅方向は、幅方向Yに対応し、
板厚方向は、前後方向Xに対応し、
締結部材は、ビス2に対応し、
開口部は、締結作業孔27bに対応し、
メイン端子台は、第1端子台10に対応し、
サブ側接続部は、端子台側接続部12aに対応し、
メイン基台部は、メインボディ11に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述した実施形態において、ハウジングHの上面に固定される端子台ユニット1としたが、これに限定せず、ハウジングHの適宜の位置に固定される端子台ユニットであってもよい。
また、第1端子台10は、少なくともメインボディ11と1つの第1バスバー12とを備えていれば、適宜の構成であってもよい。
また、ビス3を用いて第2バスバー21をモータ端子Mtに固定したが、これに限定せず、モータから直接的に立設した略円柱状の端子に第2バスバー21をナットで固定する構成であってもよい。あるいは、第2バスバー21とモータとが配線を介して接続されてもよい。
また、幅方向Yから見て略Z字状の第2バスバー21としたが、これに限定せず、適宜の形状の第2バスバーであってもよい。例えば第2バスバーは、上下方向に厚みを有する第1接続板部と、前後方向Xに厚みを有する貫通板部及び第2接続板部とで側面視略L字状に形成されてもよい。
また、導電性及び耐食性を有する板状材で第2バスバー21を構成したが、これに限定せず、導電性を有する板状材の表面をメッキ処理した第2バスバーであってもよい。
また、3つの第2バスバー21を備えた第2端子台20としたが、これに限定せず、少なくとも1つの第2バスバーを備えた第2端子台であってもよい。
また、第2端子台20の第2バスバー21に第1端子台10が接続される構成としたが、これに限定せず、第2端子台20の第2バスバー21にインバータ端子が直接的に接続される構成であってもよい。
また、基台本体27の下面に凹設した封止凹部272に封止部26を設けたが、これに限定せず、基台部22と第2バスバー21との境界面上であれば、適宜の位置に封止部を設けてもよい。あるいは、基台部22と第2バスバー21との境界面上の複数個所に封止部を設けてもよい。
1…端子台ユニット
2…ビス
10…第1端子台
11…メインボディ
14…第1バスバー
14a…端子台側接続部
14b…インバータ側接続部
20…第2端子台
21…第2バスバー
21a…モータ側接続部
21b…端子台側接続部
22…基台部
23…カバー
26…封止部
27a…貫通孔
27b…締結作業孔
29…ナット
30…貫通孔封止部
211…第1接続板部
212…貫通板部
213…第2接続板部
271…ナット埋込部
272…封止凹部
H…ハウジング
X…前後方向
Y…幅方向

Claims (10)

  1. 内部にオイルが貯留されたハウジングに取付けられるとともに、前記ハウジングの内部に配置されたモータに接続される端子台であって、
    前記ハウジングに取付けられた状態において、前記ハウジングの内部で前記モータ側に接続されるモータ側接続部を有するとともに、前記ハウジングの外部で別端子に接続される外部側接続部を有する板状の端子と、
    前記端子を貫通保持するとともに、前記モータを収容する前記ハウジングに取付けられる基台部と、
    前記基台部と前記端子との境界面において、前記端子の貫通方向に直交する断面方向を封止する封止部とが設けられた
    端子台。
  2. 前記封止部は、
    前記基台部と前記端子との境界面における前記ハウジングの内部側の端部に設けられた
    請求項1に記載の端子台。
  3. 前記端子が、板幅方向に所定間隔を隔てて複数、並列配置され、
    前記封止部は、複数の前記端子を一体的に封止する構成である
    請求項1又は請求項2に記載の端子台。
  4. 前記基台部は、
    前記ハウジングの内部側の面に、前記端子に沿って凹状となる封止凹部が設けられ、
    前記封止部は、
    少なくとも一部が前記封止凹部に充填されるように設けられた
    請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載の端子台。
  5. 前記端子が、板幅方向に所定間隔を隔てて複数、並列配置され、
    前記封止凹部は、
    複数の前記端子に沿うとともに、板幅方向に連通する一体的な凹状である
    請求項4に記載の端子台。
  6. 前記端子は、
    前記貫通方向に延びる貫通板部と、
    該貫通板部の板厚方向へ向けて前記貫通板部の一端から延設され、その先端部に前記モータ側接続部を有する第1接続板部と、
    前記板厚方向へ向けて前記貫通板部の他端から延設され、その先端部に前記外部側接続部を有する第2接続板部とが備えられた
    請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載の端子台。
  7. 前記基台部は、
    前記第2接続板部の前記外部側接続部に対応する箇所に、前記第2接続板部及び前記別端子を接続する締結部材と螺合するナットが埋め込まれたナット埋込部と、
    前記ナットを埋め込むために設けられた前記ナット埋込部の貫通孔を封止する貫通孔封止部とが設けられた
    請求項6に記載の端子台。
  8. 前記基台部は、樹脂製である
    請求項1乃至請求項7のうちいずれかに記載の端子台。
  9. 前記基台部は、
    前記ハウジングの外部側の面が平坦な合わせ面に形成されるとともに、前記端子の前記モータ側接続部に対応する位置に、前記合わせ面を貫通して前記ハウジングの内部と外部とを連通させる開口部が設けられた構成であり、
    前記基台部の前記合わせ面に当接する平坦な当接面を有するとともに、前記ハウジングの外部側から前記開口部を閉塞して前記基台部に固定されるカバーが設けられた
    請求項1乃至請求項8のうちいずれかに記載の端子台。
  10. 請求項1乃至請求項9のうちいずれかに記載の端子台をサブ端子台として、
    該サブ端子台と、前記ハウジングの外部に設けたインバータを前記サブ端子台に接続するメイン端子台とが備えられ、
    前記メイン端子台は、
    一端側が前記サブ端子台の端子における外部側接続部と接続されるサブ側接続部を有するとともに、他端側が前記インバータ側と接続されるインバータ側接続部を有する板状のメイン端子と、
    該メイン端子を保持するとともに、前記ハウジングに取付けられるメイン基台部とが設けられ、
    前記メイン端子台の前記サブ側接続部と前記サブ端子台の前記外部側接続部とが接続されて、前記メイン端子台と前記サブ端子台とが組み付けられた
    端子台ユニット。
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