JP2022131082A - ロック部材 - Google Patents
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Abstract
Description
膨出部が第2係止片を径方向の外側から覆い、かつ第1係止片が膨出部の隔壁の一部を構成しているので、第1係止片および第2係止片が、膨出部内で互いに係合することとなる。したがって、互いに係合している第1係止片および第2係止片の各係合部分には直接触れることができず、差込口にキー部材を差し込んで、第1係止片を弾性変形させなければ、第1係止片と第2係止片との係合を解除することができない。
以上より、一対の半割筒体をキャップに外装した状態では、口部に装着されたキャップが離脱されるのを防止することができるとともに、キー部材を用いれば、ロック部材を容易にキャップから外すことができる。
一対の半割筒体における周方向の一方側の端部同士が、上下方向に延びるヒンジ軸回りに回転可能に連結され、第1係止片が弾性変形可能に形成されているので、一対の半割筒体をキャップに外装する際、一対の半割筒体を、それぞれの周方向の他方側の端部が互いに接近するように、ヒンジ軸回りに相対回転させ、第1係止片を、第2係止片に摺接させ弾性変形させることで、第1係止片および第2係止片が互いに係合されることとなり、一対の半割筒体をキャップに容易に外装することができる。
以上より、口部に装着されたキャップが離脱されるのを防止しつつ、キャップに対して容易に着脱することができる。
ロック部材がキャップに対して外装されるので、現行のキャップ、ポンプ、および容器体の組立体に対して、設計変更等をせずにそのまま適用することができる。
店頭に陳列された前記組立体についても、口部に装着されたキャップが離脱されるのを防止することができる。
図1および図2に示されるように、ロック部材1は、容器体Wの口部に装着されたキャップCに外装される一対の半割筒体11、12を備えている。
以下、上下方向から見て、中心軸線Oに交差する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
キャップCは、ピストンをシリンダ51内に向けて押し込むことにより、シリンダ51内の内容物が吐出口52から吐出されるポンプ50を口部に固定する。
なお、キャップCは、例えば、口部を単に封止する構成等であってもよい。
シリンダ51の上端部には、径方向の外側に向けて突出し周方向の全長にわたって連続して延びる取付フランジ部が形成されており、キャップCを口部に装着することで、キャップCと口部の上端開口縁とにより、取付フランジ部が上下に挟まれて、ポンプ50が口部に固定される。
押下ヘッド53は、上方付勢状態で下方移動可能に設けられ、ピストンは、押下ヘッド53の上下動に伴って上下動する。規制筒54に、下降端位置に位置する押下ヘッド53が離脱可能に取付けられている。
一対の半割筒体11、12の下端部には、径方向の内側に向けて突出し、周方向の全長にわたって連続して延びる下フランジ部19bが各別に形成されている。下フランジ部19bは、キャップCの下端開口縁を下方から覆っている。
上フランジ部19a、および下フランジ部19bは、キャップCに対するロック部材1の上下方向の移動を規制する規制部を構成している。
一方の半割筒体11における周方向の他方側の端部に、第2係止片14が設けられている。
他方の半割筒体12における周方向の他方側の端部には、径方向の外側に向けて膨出し、第2係止片14を径方向の外側から覆う膨出部15が形成されている。
一方の半割筒体11における周方向の他方側の端部には、径方向の外側に向けて突出し、膨出部15における周方向の他方側の開口を閉塞する蓋壁11aが形成されている。蓋壁11aは、表裏面が周方向を向く板状に形成されている。蓋壁11aは、膨出部15における周方向の他方側の開口端縁に、全長にわたって周方向に突き当たっている。
差込口15bにキー部材40aを差し込んだときに、第1係止突起17が第2係止突起18から離れるように、第1係止片13が弾性変形する。図示の例では、この差し込み時に、第1係止片13は、径方向の外側に向けて弾性変形する。
以下、キー部材40aについて、図5に示されるように、差込突起42が差込口15bに差し込まれた姿勢に基づいて説明する。
被係合部16は、第2係止片14に形成されている。被係合部16は、第2係止片14の第2係止突起18における周方向の他方側の端部に形成された、周方向を向く平坦面となっている。第2係止片14の外周面において、第2係止突起18よりも周方向の他方側、つまり差込口15bの近くに位置する先端部は、周方向に沿って差込口15bに近付くに従い径方向の内側に向けて延びている。
ロック部材1がキャップCに対して外装されるので、現行のキャップC、ポンプ50、および容器体Wの組立体に対して、設計変更等をせずにそのまま適用することができる。
店頭に陳列された前記組立体についても、口部に装着されたキャップCが離脱されるのを防止することができる。
なお、本実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
トリガー機構67は、トリガー部66の後方に設けられ、かつ前後方向に延びるシリンダ68と、トリガー部66の前後動に伴い、シリンダ68内を前後動するピストン69と、を備えている。トリガー部66の後方への移動によって、ピストン69がシリンダ68内に押し込まれ、シリンダ68内の内容物が縦供給筒部65内を通して吐出口63側に向けて流通し、吐出口63から噴出される。
一対の半割筒体11、12における上フランジ部21aは、径方向の内側に向かうに従い上方に向けて延びている。上フランジ部21aは、キャップCの上端部をキャップCの上方から覆っている。
下フランジ部19bは、容器体Wのうち、口部と肩部W1との接続部分に形成された周溝W2に嵌合されている。
なお、本実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
なお、仕切壁31を設けず、第1係止片13および第2係止片14の各組に対して周方向に各別に対向する差込口15bを上下方向に間隔をあけて複数設けてもよい。
図11において、一対の半割筒体11、12それぞれの周方向の一方側の端部が構成するヒンジ部の周方向の大きさが、図10における前記ヒンジ部の周方向の大きさより大きくなっており、図11に示す前記ヒンジ部は、いわゆる帯ヒンジとなっている。
また、差込口15bが、周方向に開口した構成を示したが、周方向に交差する方向に開口してもよい。
11 一方の半割筒体
12 他方の半割筒体
13 第1係止片
14 第2係止片
15 膨出部
15b 差込口
16 被係合部
31 仕切壁
40a、40b キー部材
50、60 ポンプ
51、68 シリンダ
52、63 吐出口
69 ピストン
C キャップ
W 容器体
X ヒンジ軸
Claims (4)
- 容器体の口部に装着されたキャップに外装される一対の半割筒体を備え、
一対の前記半割筒体における周方向の一方側の端部同士が、上下方向に延びるヒンジ軸回りに回転可能に連結され、
一対の前記半割筒体のうち、いずれか一方の半割筒体に、いずれか他方の半割筒体に設けられた第1係止片に、離脱可能に係止された第2係止片が設けられ、
前記一方の半割筒体における周方向の他方側の端部に、前記第2係止片が設けられ、
前記他方の半割筒体における周方向の他方側の端部には、径方向の外側に向けて膨出し、前記第2係止片を径方向の外側から覆う膨出部が形成され、
前記第1係止片は、前記膨出部の隔壁の一部を構成し、かつ弾性変形可能に形成され、
前記膨出部には、キー部材が差込可能な差込口が形成され、
前記差込口に前記キー部材を差し込んだときに、前記キー部材により前記第1係止片が弾性変形させられることで、前記第1係止片と前記第2係止片との係合が解除される、ロック部材。 - 前記差込口は周方向に開口し、
前記膨出部内には、前記差込口と周方向で対向し、前記一方の半割筒体に固定され、前記キー部材により周方向に押込まれる被係合部が設けられている、請求項1に記載のロック部材。 - 前記差込口は周方向に開口し、
前記第1係止片および前記第2係止片は、周方向で互いに係合し、かつ上下方向に間隔をあけて複数組設けられ、
前記膨出部内には、上下方向で互いに隣り合う、前記第1係止片および前記第2係止片の各組同士の間を仕切る仕切壁が設けられている、請求項1または2に記載のロック部材。 - 前記キャップは、ピストンをシリンダ内に向けて押し込むことにより、前記シリンダ内の内容物が吐出口から吐出されるポンプを前記口部に固定する、請求項1から3のいずれか1項に記載のロック部材。
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