JP2022130409A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 溶媒と、
   下記一般式（１）：
   

   

   （式中、Ｒ^１０１は、同一又は異なって、不飽和結合を有してもよい炭素数１～６の炭化水素基である。ｎ１０１は２～５の整数である。）で示される化合物（１）と、
   （ａ）シュウ酸骨格を有するリチウム化合物、及び、（ｃ）スルホン酸骨格を有する化合物からなる群より選択される少なくとも１種の化合物（１１）と、
   を含む電解液であり、
   前記溶媒は、フッ素化飽和環状カーボネートと、フッ素化鎖状カーボネート及びフッ素化鎖状カルボン酸エステルからなる群より選択される少なくとも１種とを含み、
   前記シュウ酸骨格を有するリチウム化合物（ａ）は、下記一般式（１１ａ）：
   

   

   （式中、Ｒ^ａ１１及びＲ^ａ１２はハロゲン原子）で示される化合物であり、
   前記スルホン酸骨格を有する化合物（ｃ）は、飽和環状スルホン酸エステル、飽和環状ジスルホン酸エステル、及び、不飽和環状ジスルホン酸エステルからなる群より選択される少なくとも１種であり、
   前記電解液に対し、化合物（１１）を０．００１～５．０質量％含む
   ことを特徴とする電解液。
2. 前記電解液に対し、化合物（１）を０．００１～１５質量％含む請求項１記載の電解液。
3. 請求項１又は２記載の電解液を備えることを特徴とする電気化学デバイス。
4. 請求項１又は２記載の電解液を備えることを特徴とするリチウムイオン二次電池。
5. 請求項３記載の電気化学デバイス、又は、請求項４記載のリチウムイオン二次電池を備えることを特徴とするモジュール。