JP2022129665A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化・薄型化を実現しつつ、製造歩留まりを向上させることが可能な固体電解コンデンサを提供することである。【解決手段】本発明の一態様にかかる固体電解コンデンサ1は、タンタル導出線11およびコンデンサ素子10を備える。コンデンサ素子10は、陽極体12、誘電体層13、固体電解質層14、及び陰極体15を含む。タンタル導出線11はコンデンサ素子10を貫通方向において貫通しており、タンタル導出線11およびコンデンサ素子10の貫通方向と垂直な断面は、長手方向が水平方向に伸びる矩形状であり、タンタル導出線11の貫通方向と垂直な断面の鉛直方向における長さをWcとし、コンデンサ素子の前記貫通方向と垂直な断面の鉛直方向における長さをWdとした場合、Wc/Wdが0.5未満である。【選択図】図1

Description

本発明は、固体電解コンデンサに関する。
近年、電子機器等の様々な分野において固体電解コンデンサが広く用いられている。特許文献1には、タンタル細線と、タンタル細線の周囲に設けられた容量形成部と、容量形成部の周囲に設けられた導電体層と、を備えるノイズフィルタに関する技術が開示されている。特許文献1に開示されているノイズフィルタ(固体電解コンデンサ)は、タンタル細線が容量形成部を貫通している3端子構造を備える。
特開2004-7105号公報
近年の電子機器の小型化により、固体電解コンデンサも小型化・薄型化が求められている。特許文献1に開示されているノイズフィルタ(固体電解コンデンサ)は、タンタル細線が円柱構造(つまり、断面形状が円形)であるため、小型化・薄型化を実現するのが困難である。
一方、タンタル導出線を扁平形状(断面形状が矩形状)とすることで、固体電解コンデンサの小型化・薄型化を実現できる。しかしながら、タンタル導出線の断面を矩形状とした場合は、タンタル導出線とコンデンサ素子とのサイズの関係を適切に設定しないと、製造歩留まりが悪化する場合がある。
上記課題に鑑み本発明の目的は、小型化・薄型化を実現しつつ、製造歩留まりを向上させることが可能な固体電解コンデンサを提供することである。
本発明の一態様にかかる固体電解コンデンサは、タンタル導出線およびコンデンサ素子を備える。コンデンサ素子は、弁作用金属からなり、前記タンタル導出線の中央部周囲を被覆している陽極体と、当該陽極体の表面に形成された誘電体層と、当該誘電体層の表面に形成された固体電解質層と、当該固体電解質層の表面に形成された陰極体と、を含む。前記タンタル導出線は前記コンデンサ素子を貫通方向において貫通しており、前記タンタル導出線および前記コンデンサ素子の前記貫通方向と垂直な断面は、長手方向が水平方向に伸びる矩形状であり、前記タンタル導出線の前記貫通方向と垂直な断面の鉛直方向における長さをWcとし、前記コンデンサ素子の前記貫通方向と垂直な断面の鉛直方向における長さをWdとした場合、Wc/Wdが0.5未満である。
本発明により、小型化・薄型化を実現しつつ、製造歩留まりを向上させることが可能な固体電解コンデンサを提供することができる。
実施の形態にかかる固体電解コンデンサの一例を示す側面図である。 実施の形態にかかる固体電解コンデンサの一例を示す上面図である。 図1の切断線III-IIIにおける中央部の部分的な断面図である。 図2の切断線IV-IVにおけるコンデンサ素子部分の断面図である。 Wc/Wdと不良率との関係を示す表である。 YA/PAと各周波数におけるインピーダンスとの関係を示す表である。 Wa/Wbと各周波数におけるインピーダンスとの関係を示す表である。 本発明の効果を説明するための図である。 本発明の効果を説明するための図である。 本発明の効果を説明するための図である。 実施の形態にかかる固体電解コンデンサの構成例を示す斜視図である。 実施の形態にかかる固体電解コンデンサの構成例を示す斜視図である。 実施の形態にかかる固体電解コンデンサの構成例を示す斜視図である。 実施の形態にかかる固体電解コンデンサの構成例を示す斜視図である。 実施の形態にかかる固体電解コンデンサの構成例を示す斜視図である。 実施の形態にかかる固体電解コンデンサの製造例を説明するための斜視図である。 実施の形態にかかる固体電解コンデンサの製造例を説明するための斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1、図2はそれぞれ、本実施の形態にかかる固体電解コンデンサの一例を示す側面図および上面図である。図1、図2に示すように、本実施の形態にかかる固体電解コンデンサ1は、コンデンサ素子10およびタンタル導出線11a、11bを備える。なお、本明細書では、タンタル導出線11a、11bを総称してタンタル導出線11と記載する場合もある。他の構成要素(陽極リードフレーム20a、20bなど)についても同様である。
タンタル導出線11は、コンデンサ素子10を貫通方向(x軸方向)において貫通している。タンタル導出線11のうちコンデンサ素子10から露出しているタンタル導出線11a、11bはそれぞれ陽極導出線を構成している。タンタル導出線(陽極導出線)11a、11bはそれぞれ、陽極リードフレーム20a、20bと接続されている。
具体的には、陽極リードフレーム20a、20bはそれぞれ、水平方向(x軸方向)に伸びる台座部21a、21bと、当該台座部21a、21bから鉛直方向(z軸方向)に立設された立設部23a、23bと、を備える。そして、タンタル導出線(陽極導出線)11a、11bの各々が立設部23a、23bの頂面と接続されることで、タンタル導出線(陽極導出線)11a、11bと陽極リードフレーム20a、20bとが電気的に接続される。例えば、タンタル導出線(陽極導出線)11a、11bは、溶接によって立設部23a、23bに接続される。台座部21a、21bは、基板(不図示)と接続される。
コンデンサ素子10の陰極体15(図3参照)は、コンデンサ素子10の下面側(z軸方向マイナス側)において陰極端子22と電気的に接続されている。例えば、陰極体15は、導電性接着剤を用いて陰極端子22に接続される。陰極端子22は、基板(不図示)と接続される。
このように、本実施の形態にかかる固体電解コンデンサ1は、タンタル導出線11a、11bが陽極リードフレーム20a、20bと2箇所で接続され、陰極体15(図3参照)が陰極端子22と1箇所で接続された、3端子構造を備える。
図3は、コンデンサ素子10の内部構造を説明するための断面図であり、図1の切断線III-IIIにおける中央部の部分的な断面図である。図3に示すように、コンデンサ素子10は、陽極体12、誘電体層13、固体電解質層14、及び陰極体15を備える。コンデンサ素子10の中央部には、タンタル導出線11が配置されている。
タンタル導出線11は、金属タンタル(Ta)を用いて形成されている。タンタル導出線11は、yz平面における断面が矩形状であり(図4参照)、例えば、円柱構造のタンタル導出線を圧延することで形成することができる。
陽極体12は、タンタル導出線11の中央部周囲(つまり、コンデンサ素子10から露出しているタンタル導出線11a、11b以外の部分)を被覆している。陽極体12は、弁作用金属である金属タンタル(Ta)を用いて形成できる。なお、タンタル導出線11と陽極体12は、一体的に形成してもよい。
誘電体層13は、陽極体12の表面に形成されている。例えば、誘電体層13は、陽極体12の表面を陽極酸化することで形成できる。例えば、陽極体12にタンタルを用いた場合は、陽極体12を陽極酸化することで、陽極体12の表面に酸化タンタル被膜(誘電体層13)を形成できる。例えば、誘電体層13の厚みは、陽極酸化の電圧によって適宜調整できる。
固体電解質層14は、誘電体層13の表面に形成されている。例えば、固体電解質層14は、導電性高分子を用いて形成することができる。固体電解質層14を形成する際は、例えば、化学酸化重合や電解重合等を用いることができる。また、導電性高分子溶液を塗布(含浸)して乾燥することで固体電解質層14を形成してもよい。
固体電解質層14は、例えばピロール、チオフェン、アニリンおよびその誘導体を少なくとも一種以上含む単量体からなる重合体を含むことが好ましい。加えて、ドーパントとしてスルホン酸系化合物を含むことが好ましい。また、固体電解質層14には、上述の導電性高分子に加えて、二酸化マンガン、酸化ルテニウム等の酸化物材料、TCNQ(7,7,8,8,-テトラシアノキノジメタンコンプレックス塩)等の有機半導体等が含まれていてもよい。
陰極体15は、固体電解質層14の表面に形成されている。例えば、陰極体15は、固体電解質層14の表面に形成されたグラファイト層と、グラファイト層の表面に形成された銀ペースト層とを用いて構成してもよい。陰極体15は、コンデンサ素子10の下面側(z軸方向マイナス側)において、導電性接着剤を用いて陰極端子22に接続される。
図4は、図2の切断線IV-IVにおける断面図であり、コンデンサ素子10とタンタル導出線11の断面形状を説明するための図である。なお、図4では陰極端子22の図示を省略している。本実施の形態において、タンタル導出線11およびコンデンサ素子10の貫通方向(x軸方向)と垂直な断面(yz平面)は、長手方向(y軸方向)が水平方向に伸びる矩形状である。
例えば、タンタル導出線11の断面の鉛直方向における長さWcは0.05mm以上0.6mm以下、水平方向における長さWaは0.2mm以上3.3mm以下とすることができる。また、コンデンサ素子10の断面の鉛直方向における長さWdは0.3mm以上1.2mm以下、水平方向における長さWbは1.0mm以上4.1mm以下とすることができる。
このとき、本実施の形態にかかる固体電解コンデンサ1では、Wc/Wdを0.5未満、好ましくは0.3以下、更に好ましくは0.1以上0.3以下としている。
図5は、Wc/Wdと不良率との関係を示す表である。図5では、Wc/Wdが0.05、0.1、0.3、0.5の場合のワイヤー挿入不良率とペレットひび割れ不良率とをそれぞれ示している。ここで、ワイヤー挿入不良とは、ワイヤーの変形や、傾きによるコンデンサ素子からのワイヤー露出等である。また、ペレットひび割れ不良とは、ペレット成形時にペレットにひび割れが発生する不良である。また、不良率は、全サンプル数に対して不良が発生したサンプルの数の割合(%)である。図5に示す結果は、全サンプル数が1000個の場合の結果である。
図5に示すように、Wc/Wdが0.5の場合は、ワイヤー挿入不良率が0%、ペレットひび割れ不良率が0.3%であった。また、Wc/Wdが0.05の場合は、ワイヤー挿入不良率が4.2%、ペレットひび割れ不良率が0%であった。Wc/Wdが0.1および0.3の場合は、ワイヤー挿入不良率およびペレットひび割れ不良率が共に0%であった。したがって、Wc/Wdが0.5未満、好ましくは0.3以下、更に好ましくは0.1以上0.3以下の場合に、ワイヤー挿入不良率とペレットひび割れ不良率を低減できた。
つまり、Wc/Wdが0.5以上の場合は、コンデンサ素子(ペレット)10に対してタンタル導出線11の厚さが厚くなり、これによりペレットのひび割れが増加したと考えられる。また、Wc/Wdが0.05以下の場合は、コンデンサ素子(ペレット)10に対するタンタル導出線11の厚さが薄くなり、これによりワイヤー挿入不良が発生したと考えられる。
以上で説明したように、本実施の形態にかかる固体電解コンデンサでは、タンタル導出線を扁平形状(断面形状が矩形状)としている。したがって、固体電解コンデンサの小型化・薄型化を実現できる。また、タンタル導出線とコンデンサ素子とのサイズの関係(具体的には、Wc/Wdの関係)を適切に設定しているので、製造歩留まりを向上させることができる。したがって本発明により、小型化・薄型化を実現しつつ、製造歩留まりを向上させることが可能な固体電解コンデンサを提供することができる。
なお、上述した固体電解コンデンサでは、タンタル導出線11の断面形状を矩形状としているが、本実施の形態ではタンタル導出線11の断面形状は、略矩形、略扁平形状も含み、例えば角にRやC面のフィレットが入っていてもよいし、両端が曲線となるトラック形状であってもよい。Wa、Wcの値は、鉛直方向、水平方向の長さの最大値をそれぞれ測定することで求めることができる。
また、本実施の形態では、図4に示すように、タンタル導出線11の断面の周囲の長さをYA(YA=(Wa+Wc)×2)とし、コンデンサ素子10の断面の周囲の長さをPA(PA=(Wb+Wd)×2)とした場合、YA/PAを0.1以上0.9以下、好ましくは0.3以上0.7以下としてもよい。
図6は、YA/PAと各周波数におけるインピーダンスとの関係を示す表である。図6の表は、YA/PAの値が0.1、0.3、0.5、0.7、0.9の場合の、周波数1MHz、10MHz、100MHzにおける固体電解コンデンサ1のインピーダンスを示している。また、表6には比較例として、タンタル導出線の断面形状が円形の場合(つまり、タンタル導出線が円柱構造の場合)のインピーダンスも示している。
図6に示すように、タンタル導出線11の断面が矩形状の場合(YA/PAが0.1以上0.9以下)は、比較例(タンタル導出線の断面が円形)の場合と比べて、全体的にインピーダンスの値が低くなった。特に、YA/PAが0.3以上0.9以下の場合にインピーダンスの値が低くなった。
ここで、YA/PAの値は、コンデンサ素子10の断面の周囲の長さPAに対するタンタル導出線11の断面の周囲の長さYAの割合を示している。よって、YA/PAの値が高いほど、タンタル導出線11の断面の周囲の長さYAの割合が高くなり、タンタル導出線11とコンデンサ素子10の陽極体12とが接触する面積が大きくなる。したがって、YA/PAの値が高くなる程、タンタル導出線11と陽極体12とが接触する面積が大きくなるため接触抵抗が低減し、固体電解コンデンサのインピーダンスの値が低くなったと考えられる。また、YA/PAの値が高いほど、タンタル導出線11の表面積が大きくなり、表皮効果による高周波領域でのインピーダンスが高くなる現象を抑制でき、固体電解コンデンサのインピーダンスの値が低くなったと考えられる。
一方で、YA/PAの値が高くなるとWcの値が高くなり、Wc/Wdの値(図5参照)も高くなる。このため、ペレットひび割れ不良率が高くなるおそれがある。また、固体電解コンデンサの静電容量も減少する。この点を考慮すると、YA/PAの値は、最適な範囲に設定する必要があり、本実施の形態において、0.3以上0.7以下とすることが好ましい。
また、本実施の形態にかかる固体電解コンデンサ1は、Wa/Wbを0.2以上0.8以下、好ましくは0.3以上0.7以下としてもよい。
図7は、Wa/Wbと各周波数におけるインピーダンスとの関係を示す表である。図7の表は、Wa/Wbの値が0.2、0.3、0.5、0.7、0.8の場合の、周波数1MHz、10MHz、100MHzにおける固体電解コンデンサ1のインピーダンスを示している。また、表7には比較例として、タンタル導出線の断面形状が円形の場合(つまり、タンタル導出線が円柱構造の場合)のインピーダンスも示している。
図7に示すように、タンタル導出線11の断面が矩形状の場合(Wa/Wbが0.2以上0.8以下)は、比較例(タンタル導出線の断面が円形)の場合と比べて、全体的にインピーダンスの値が低くなった。特に、Wa/Wbが0.3以上0.8以下の場合にインピーダンスの値が低くなった。
ここで、Wa/Wbの値は、コンデンサ素子10の断面の長手方向の長さWbに対するタンタル導出線11の断面の長手方向の長さWaの割合を示している。よって、Wa/Wbの値が高いほど、タンタル導出線11とコンデンサ素子10とが接触する面積が大きくなる。したがって、Wa/Wbの値が高くなる程、タンタル導出線11とコンデンサ素子10の陽極体12とが接触する面積が大きくなるため接触抵抗が低減し、固体電解コンデンサのインピーダンスの値が低くなったと考えられる。
一方で、Wa/Wbの値が高い場合は、タンタル導出線11の断面の長手方向の長さWaが長い。このようにタンタル導出線11の断面の長手方向の長さWaが長くなると、ペレットひび割れ不良率が高くなるおそれがある。この点を考慮すると、Wa/Wbの値は、0.3以上0.7以下とすることが好ましい。
特許文献1に開示されているノイズフィルタ(固体電解コンデンサ)は、高周波領域における低インピーダンスの維持を目的としているが、更なる小型化・薄型化や高周波領域おける低インピーダンスの要求に対しては十分に満足することはできなかった。具体的には、特許文献1に開示されているノイズフィルタは、タンタル細線が円柱構造(つまり、断面形状が円形)であるため、高周波領域においてESL(Equivalent Series Inductance)やESR(Equivalent Series Resistance)の影響が大きくなり、高周波領域におけるインピーダンスを十分に低減できない場合があった。
これに対して本実施の形態にかかる固体電解コンデンサ1では、YA/PAの値、及び/又は、Wa/Wbの値を上述の範囲とすることで、コンデンサ素子10の陽極体12とタンタル導出線11との接触面積を増やすことが可能である。したがって、陽極体12とタンタル導出線との接触抵抗が低くなり、固体電解コンデンサのインピータンスの値を低減できる。また、本実施の形態にかかる固体電解コンデンサ1では、YA/PAの値を上述の範囲とすることで、タンタル導出線の表面積を大きくすることが可能である。この構成は、高周波領域において導体の表面側に電流が流れやすい表皮効果を考慮した構造であり、タンタル導出線の表面積、すなわち電流が流れる断面積を大きくすることにより、高周波領域における抵抗が低くなり、固体電解コンデンサのインピーダンスの値を低減できる。
図8~図10を用いて、本発明の効果について更に説明する。
図8の左図に示すように、従来の固体電解コンデンサ101は、タンタル導出線111が円柱構造(つまり、断面形状が円形)であったため、台座部121から立設する立設部123とタンタル導出線111との接触部が点となり不安定であった。このため、固体電解コンデンサ101が傾いて、陰極体と陰極端子とを導電性接着剤を用いて接着する際に、接着不良やコンデンサ素子が外装樹脂から露出する露出不良となる場合があった。
これに対して本実施の形態にかかる固体電解コンデンサ1では、図8の右図に示すように、タンタル導出線11の断面が矩形状であるので、立設部23とタンタル導出線11との接触部が線状となり安定する。したがって、接着不良や露出不良の発生を抑制できる。具体的には、タンタル導出線111が円柱構造の場合は露出不良が5.0%であった。これに対して、本実施の形態のようにタンタル導出線11の断面を矩形状とした場合は、露出不良が0.1%となり、露出不良の発生を抑制することができた。
また、図9の左図に示すように、従来の固体電解コンデンサ101は、立設部123とタンタル導出線111との接触部が点であるため、電気的に点で接続されていた。このため、タンタル導出線111と立設部123との接続抵抗が高くなるという問題があった。このように接続抵抗が高くなると、2つの陽極端子間(図1における、台座部21a-立設部23a-タンタル導出線11-立設部23b-台座部21b)の抵抗である通過抵抗も高くなる。通過抵抗が高い場合、製品内部での発熱が大きくなり、製品品質への弊害が生じるおそれがある。
これに対して本実施の形態にかかる固体電解コンデンサ1では、図9の右図に示すように、タンタル導出線11の断面が矩形状であるので、立設部23とタンタル導出線11との接触部が線状となり、面接続となる。このため、タンタル導出線11と立設部23との接続抵抗を低くすることができる。具体的には、タンタル導出線111が円柱構造の場合は通過抵抗が7.5mΩであった。これに対して本実施の形態のようにタンタル導出線11の断面を矩形状として接続抵抗を低くした場合は、通過抵抗が6.8mΩとなり、通過抵抗を低くすることができた。
また、図10の左図に示すように、従来の固体電解コンデンサ101は、タンタル導出線111が円柱構造(つまり、断面形状が円形)であったため、立設部123にタンタル導出線111を溶接する際に、溶接不良が発生する場合があった。すなわち、タンタル導出線111が円柱構造の場合は、レーザ照射位置によって、溶融するワイヤーの体積が変動するため、溶け方にばらつきが発生する。例えば、タンタル導出線111の中央部131では、溶融するワイヤーの体積が大きいため、ワイヤーは溶融しにくい。一方、タンタル導出線111の端部側132では、溶融するワイヤーの体積が小さいため、ワイヤーは溶融しやすい。このように、タンタル導出線111が円柱構造の場合は、レーザ照射位置によってワイヤーの溶融のしやすさが異なるので、溶接不良が発生する場合があった。
これに対して本実施の形態にかかる固体電解コンデンサ1では、図10の右図に示すように、タンタル導出線11の断面が矩形状であるので、立設部23とタンタル導出線11とを溶接する際に、レーザ照射位置によらずにワイヤーを均一に溶融することができる。例えば、レーザ照射位置31とレーザ照射位置32とでは、レーザ照射位置によって溶融するワイヤーの体積が同じなので、立設部23にタンタル導出線11を安定して溶接することができる。具体的には、タンタル導出線111が円柱構造の場合はオープン不良率が1.5%であった。これに対して本実施の形態のようにタンタル導出線11の断面を矩形状とした場合は、オープン不良率が0.1%以下となり、立設部23にタンタル導出線11を安定して溶接することができた。
次に、本実施の形態にかかる固体電解コンデンサの構成例について説明する。図11~図15は、本実施の形態にかかる固体電解コンデンサの構成例を示す斜視図である。
図11に示す固体電解コンデンサ1_1は、コンデンサ素子10およびタンタル導出線11a、11bを備える。タンタル導出線11は、コンデンサ素子10を貫通方向において貫通している。タンタル導出線11a、11bはそれぞれ、陽極リードフレーム20a、20bと接続されている。陽極リードフレーム20a、20bはそれぞれ、台座部21a、21bと、当該台座部21a、21bから鉛直方向に立設された立設部23a、23bと、を備える。図11に示す構成例では、立設部23a、23bは溶接等を用いて台座部21a、21bに接合されている。
また、タンタル導出線11a、11bの各々は、溶接箇所33a、33bにおいて立設部23a、23bに溶接することで接合されている。コンデンサ素子10の陰極体15(図3参照)は、コンデンサ素子10の下面側において陰極端子22と電気的に接続されている。また、固体電解コンデンサ1_1は、外装樹脂40によって覆われている。外装樹脂40を設けることで、固体電解コンデンサ1_1を外部環境から保護できる。
図12に示す固体電解コンデンサ1_2は、コンデンサ素子10およびタンタル導出線11a、11bを備える。タンタル導出線11a、11bはそれぞれ、陽極リードフレーム20a、20bと接続されている。図12に示す構成例では、立設部23a、23bは、台座部21a、21bの一部を折り曲げて形成されている。つまり、台座部21a、21bの折り曲げ位置24において台座部21a、21bの一部をコンデンサ素子10側から外側に向かって折り曲げることで、立設部23a、23bを形成している。これ以外の構成については、図11に示した固体電解コンデンサ1_1と同様である。図12に示す構成例では、台座部21a、21bの一部を折り曲げて立設部23a、23bを形成しているので、陽極リードフレーム20a、20bの製造を簡略化することができる。
図13に示す固体電解コンデンサ1_3は、コンデンサ素子10およびタンタル導出線11a、11bを備える。タンタル導出線11a、11bはそれぞれ、陽極リードフレーム20a、20bと接続されている。図13に示す構成例では、立設部23a、23bは、台座部21a、21bの一部を折り曲げて形成されている。つまり、台座部21a、21bの折り曲げ位置24において台座部21a、21bの一部を外側からコンデンサ素子10側に向かって折り曲げることで、立設部23a、23bを形成している。これ以外の構成については、図11に示した固体電解コンデンサ1_1と同様である。図13に示す構成例においても、台座部21a、21bの一部を折り曲げて立設部23a、23bを形成しているので、陽極リードフレーム20a、20bの製造を簡略化することができる。
図14に示す固体電解コンデンサ1_4は、コンデンサ素子10およびタンタル導出線11a、11bを備える。タンタル導出線11a、11bはそれぞれ、陽極リードフレーム20a、20bと接続されている。図14に示す構成例では、陽極リードフレーム20a、20bは、台座部21a、21bの一部(中央部)を断面コ字状にすることで、立設部26a、26bを形成している。立設部26a、26bは、絞り加工(詳細は後述する)や曲げ加工を用いることで形成することができる。タンタル導出線11a、11bの各々は、溶接箇所33a、33bにおいて立設部26a、26bに溶接することで接合されている。
図15は、図14に示す固体電解コンデンサ1_4を裏面側から見た斜視図である。図15に示すように、固体電解コンデンサ1_4の陽極リードフレーム20a、20bは、タンタル導出線11a、11bと溶接される箇所を断面コ字状として立設部26a、26bを形成している。また、立設部26a、26bよりもコンデンサ素子10側の部分では、断面コ字状を形成しないで台座部21a、21bとしている。このような構成とすることで、陽極端子(台座部21a、21b)の実装面積を大きくできる。これ以外の構成については、図11に示した固体電解コンデンサ1_1と同様である。図14、図15に示す構成例では、台座部21a、21bの中央部を断面コ字状にすることで立設部26a、26bを形成しているので、陽極リードフレーム20a、20bの製造を簡略化することができる。
図16、図17は、本実施の形態にかかる固体電解コンデンサの製造例を説明するための斜視図であり、図14、図15に示した固体電解コンデンサ1_4の製造例を説明するための図である。図16は固体電解コンデンサ1_4を上面側から見た斜視図であり、図17は固体電解コンデンサ1_4を裏面側から見た斜視図である。
図16に示すように、固体電解コンデンサ1_4を製造する際は、まず、板状部材50の領域51a、51bに絞り加工を施して、凸部52a、52bを形成する。凸部52a、52bは、図14、図15に示す立設部26a、26bに対応している。その後、凸部52a、52bの上面とタンタル導出線11a、11bの下面とがそれぞれ接触するようにコンデンサ素子10を配置する。
次に、タンタル導出線11a、11bの溶接箇所33a、33bにそれぞれレーザを照射して、タンタル導出線11a、11bと凸部52a、52bとを溶接する。その後、コンデンサ素子10およびタンタル導出線11a、11bを覆うように外装樹脂40を形成する。このとき、外装樹脂40が凸部52a、52bの裏面側に入り込まないようにしている(図17参照)。そして、図17に示す切断位置55a、55bにおいてダイシングで切断することで、図14、図15に示す固体電解コンデンサ1_4を形成することができる。
図14、図15に示す固体電解コンデンサ1_4は、立設部26a、26bの裏面側(図16、図17の凸部52a、52bの裏面側に対応)が空洞となっている。よって、固体電解コンデンサ1_4を実装する際に、はんだが立設部26a、26bの裏面側のスペースに流れ込んではんだフィレットの形成が容易になるので、固体電解コンデンサ1_4の実装面積を小さくするとともに、固体電解コンデンサ1_4を基板に確実に実装することができる。
以上、本発明を上記実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
1、1_1~1_4 固体電解コンデンサ
10 コンデンサ素子
11、11a、11b タンタル導出線
12 陽極体
13 誘電体層
14 固体電解質層
15 陰極体
20、20a、20b 陽極リードフレーム
21、21a、21b 台座部
22 陰極端子
23、23a、23b 立設部
24 折り曲げ位置
26a、26b 立設部
31、32 レーザ照射位置
33a、33b 溶接箇所
40 外装樹脂
50 板状部材
51a、51b 領域
52a、52b 凸部
55a、55b 切断位置

Claims (10)

  1. タンタル導出線と、
    弁作用金属からなり、前記タンタル導出線の中央部周囲を被覆している陽極体と、当該陽極体の表面に形成された誘電体層と、当該誘電体層の表面に形成された固体電解質層と、当該固体電解質層の表面に形成された陰極体と、を含むコンデンサ素子と、を備え、
    前記タンタル導出線は前記コンデンサ素子を貫通方向において貫通しており、
    前記タンタル導出線および前記コンデンサ素子の前記貫通方向と垂直な断面は、長手方向が水平方向に伸びる矩形状であり、
    前記タンタル導出線の前記貫通方向と垂直な断面の鉛直方向における長さをWcとし、前記コンデンサ素子の前記貫通方向と垂直な断面の鉛直方向における長さをWdとした場合、Wc/Wdが0.5未満である、固体電解コンデンサ。
  2. 前記Wc/Wdが0.3以下である、請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  3. 前記Wc/Wdが0.1以上0.3以下である、請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  4. 前記タンタル導出線の前記貫通方向と垂直な断面の周囲の長さをYAとし、前記コンデンサ素子の前記貫通方向と垂直な断面の周囲の長さをPAとした場合、YA/PAが0.1以上0.9以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載の固体電解コンデンサ。
  5. 前記YA/PAが0.3以上0.7以下である、請求項4に記載の固体電解コンデンサ。
  6. 前記タンタル導出線の前記貫通方向と垂直な断面の水平方向における長さをWaとし、前記コンデンサ素子の前記貫通方向と垂直な断面の水平方向における長さWbとした場合、Wa/Wbが0.2以上0.8以下である、請求項1~5のいずれか一項に記載の固体電解コンデンサ。
  7. 前記Wa/Wbが0.3以上0.7以下である、請求項6に記載の固体電解コンデンサ。
  8. 前記タンタル導出線は、前記コンデンサ素子の前記貫通方向の両側のそれぞれにおいて第1陽極導出線および第2陽極導出線を構成しており、
    前記第1陽極導出線は基板から立設された第1陽極リードフレームに溶接されており、
    前記第2陽極導出線は前記基板から立設された第2陽極リードフレームに溶接されている、請求項1~7のいずれか一項に記載の固体電解コンデンサ。
  9. 前記第1陽極リードフレームおよび前記第2陽極リードフレームはそれぞれ、前記基板と接続される台座部と、当該台座部の一部を折り曲げて形成された立設部とを備え、
    前記第1陽極導出線および前記第2陽極導出線はそれぞれ、前記第1陽極リードフレームの立設部および前記第2陽極リードフレームの立設部に溶接されている、
    請求項8に記載の固体電解コンデンサ。
  10. 前記第1陽極リードフレームおよび前記第2陽極リードフレームはそれぞれ、前記基板と接続される台座部と、当該台座部の一部に形成された断面コ字状の立設部とを備え、
    前記第1陽極導出線および前記第2陽極導出線はそれぞれ、前記第1陽極リードフレームの立設部および前記第2陽極リードフレームの立設部に溶接されている、
    請求項8に記載の固体電解コンデンサ。
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