JP2022129260A - 集合施設の制御システム、集合施設の制御方法、および集合施設の制御プログラム - Google Patents

集合施設の制御システム、集合施設の制御方法、および集合施設の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】集合施設に適用される制御システムであって、セキュリティを維持しつつエレベータの利用を容易とする制御システムを提供する。【解決手段】集合施設の制御システム1は、集合施設の共用玄関に設置された共用玄関装置(玄関インターホン11)に入力される入力情報(宅配荷物の伝票番号)を取得する取得部と、入力情報に基づいて、集合施設の玄関ドアの解錠を制御するための第1情報を出力する第1出力部と、入力情報に基づいて、集合施設のエレベータを制御するための第2情報を出力する第2出力部と、して機能する制御装置を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、集合施設の制御システム、集合施設の制御方法、および集合施設の制御プログラムに関する。
近年、マンション等の集合施設においては、セキュリティの向上が求められる一方、宅配荷物等の効率的な配達や、外部からの作業員による施設内部における各種作業のための訪問の際に立ち入れることも求められている。特許文献1には、集合住宅に設置される宅配ボックスの利用を促進するためのシステムが提案されている。特許文献1のシステムは、インターホン装置による呼び出しがなされたときに、宅配ボックスの利用関連情報を報知するように構成されている。特許文献2には、宅配業者が集合住宅に荷物を届けに来た際に、届け先来訪者の許可なく、玄関の解錠等が行えるシステムを開示する。
特開2019-130229号公報 特許第6765147号公報
ところで、マンション等の集合施設では、エレベータが設置されている場合が多い。従って、配達や作業を効果的に行うためには、エレベータについても便利に利用できることが望ましい。
本開示の目的は、集合施設に制御システムであって、良好なセキュリティを確保しつつ、エレベータを効果的に利用できる集合施設の制御システム、制御方法、および制御プログラムを提供することである。
本開示の一態様である集合施設の制御システムは、集合施設の共用玄関に設置された共用玄関装置に入力される入力情報を取得する取得部と、前記入力情報に基づいて、前記集合施設の玄関ドアの解錠を制御するための第1情報を出力する第1出力部と、前記入力情報に基づいて、前記集合施設のエレベータを制御するための第2情報を出力する第2出力部とを備えることを特徴とする。
本開示の一態様である集合住宅の制御方法は、集合施設の制御方法であって、前記集合施設の共用玄関に設置された共用玄関装置に入力される入力情報を取得するステップと、前記入力情報に基づいて、前記集合施設の玄関ドアの解錠を制御するための第1情報を出力するステップと、前記入力情報に基づいて、前記集合施設のエレベータを制御するための第2情報を出力するステップとを含むことを特徴とする。
また、本開示の一態様である集合施設の制御プログラムは、当該制御方法をコンピュータで実現するためのプログラムである。
本開示の一態様によれば、集合施設の良好なセキュリティを確保しつつ、作業員等のエレベータの効果的な利用が可能となる。
実施形態の一例である集合施設の制御システムの概略図である。 実施形態の一例である玄関インターホンを示す図である。 実施形態の一例である制御装置の構成を示すブロック図である。 訪問時の制御手順の一例を示すフローチャートである。 実施形態の一例であるエレベータ50の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態について詳細に説明する。以下で説明する実施形態はあくまでも一例であって、本開示は以下の実施形態に限定されない。また、以下で説明する複数の実施形態、変形例を選択的に組み合わせることは当初から想定されている。
本開示の装置およびシステムの主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示の装置およびシステムの主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムに従って動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって上記機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、集積回路(IC)または大規模集積回路(LSI)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されていてもよく、複数のチップに設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよく、複数の装置に備えられていてもよい。また、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記憶媒体に記憶される。プログラムは、記憶媒体に予め格納されていてもよく、インターネット等を含む広域通信網を介して記憶媒体に供給されてもよい。
「全体システム」
図1は、実施形態の一例である集合施設の制御システムが組み込まれた集合施設システムの構成を模式的に示す図である。
集合施設システムは、マンション等の集合施設に設置される制御システム1と、制御システム1とインターネット等の通信回線2によって接続される管理システム3を含んでいる。
制御システム1は、マンション等の集合施設に設置されるシステムであって、共用玄関に設けられる玄関システム10と、各居住者の専有部である各住戸に設けられる住戸システム20と、各種制御を行う制御装置30を含む共用施設を備える。
玄関システム10は、集合施設の共用玄関に設けられるシステムであって、来訪者との会話等を行う玄関インターホン11、来訪者や居住者のカードキー等を検知するキー検知装置12、集合住宅の出入り口である玄関ドア13、玄関ドア13の施錠、解錠を行う電気錠14を含む。
住戸システム20は、インターホン22、住戸のドアの施錠、解錠を行う電気錠23、および各種センサ24、各種電気機器25等を有する。ここで、インターホン22は、居室に設けられたインターホン親機22aと、玄関ドアに設けられたドアホン子機22bを含んでおり、このインターホン親機22aが、各住戸の各種機器の制御を行う制御部として機能する。なお、各種センサ24には、火災感知器や温度計、湿度計が含まれ、各種電気機器25には、エアコンが含まれ、インターホン親機22aはエアコンの制御などを行うことができる。
また、各住戸に対応して宅配ボックス40が設けられている。宅配ボックス40は、共用玄関近くの共用エリアに、各住戸用のものがまとめて設けられてもよいし、各住戸の入口に設けられてもよい。共用エリアに設けられる宅配ボックス40は制御装置30に接続し、各住戸に設けられる場合はインターホン親機22aに接続することができる。
制御装置30には、玄関システム10、住戸システム20が接続されるとともに、玄関インターホン11に接続されるインターホンとして機能する管理室親機15や、エレベータ50が接続される。また、制御装置30には、ゲートウェイ61、ルータ62を介し通信回線2が接続されており、制御装置30は外部と通信が可能である。
通信回線2に接続される管理システム3は、管理サーバ3a、照合サーバ3bを有しており、複数の集合住宅等の各種管理を行う。後述するように、管理システム3は制御装置30を含め、クラウド上の装置として形成することもできる。
「管理システム」
管理システム3は、例えば複数の集合施設を管理するものであるが、1つの集合施設にのみ対応しているものでもよく、1つの配送業者等の業者にのみ対応していても構わない。
管理サーバ3aは、通信および各種の処理を行う。照合サーバ3bは、各種照合を行うためのデータを記憶しており、管理サーバ3aから供給される情報に従って、データ照合を行い、照合結果を管理サーバ3aに返す。例えば、照合サーバ3bは、宅配荷物についての入力情報として伝票番号が供給された際に、配送先の部屋番号を返す。また、照合サーバ3bは、管理システム3が対象とする集合施設における来訪者の認証に必要な各種データを記憶しておき、必要な照合処理を行うとよい。例えば、工事業者、清掃業者、クリーニング業者(集荷)等が来訪する際に、予め認証に必要なデータ(各業者のIDや、パスワード等)を受け取り記憶しておき、来訪時に照合することができる。また、各業者の作業予定等も記憶しておき、予定時間との照合等も行うとよい。さらに、業者ID、そのパスワードを入力させ、これらを照合して業者を認証するとよい。さらに、入場する人それぞれの従業者IDも登録しておき、この照合を行うこともできる。
なお、管理システム3の少なくとも一部または全部が制御システム1に含まれていてもよい。
また、上述のように、管理サーバ3aには、入力情報として伝票番号が供給され、部屋番号を返すが、管理システム3には、下記のような情報を提供することができる。提供された情報は、適宜照合サーバ3bに記憶されるとよいが、管理サーバ3aが記憶しておいてもよい。この場合、照合サーバ3bや他のサーバ等から必要な情報の要求に応じて管理サーバ3aから情報を送信できるようになっていてもよい。
・物件ID等の集合施設に関する識別情報
・集合施設が複数の棟からなる場合、棟に関する識別情報
・部屋番号
・停止階の制限等のエレベータのセキュリティの有無に関する情報
・宅配ボックスや、宅配ロッカーの有無に関する情報や、物を収納している状態等の使用状況に関する情報
・各住戸の宅配ボックスの有無に関する情報や、物を収納している状態等の使用状況に関する情報
・各住戸の防犯設定の有無に関する情報
・各住戸の集荷依頼(宅配対象の住戸および宅配対象外の住戸の少なくとも一方からの集荷依頼)の有無に関する情報
また、これらの情報は、玄関インターホン11が解錠のための情報の入力を受け、入力情報を送信するタイミングで管理サーバ3aに送信されてもよいが、予め定められたタイミングで定期的に送信させるようにしてもよい。さらに、管理システムにおいて、連携する集合施設が登録されるタイミングで提供されてもよい。また、照合サーバ3b等を運営する業者等が管理サーバ3aや制御システムと連携するための登録を行うタイミングで提供されてもよい。
また、これらの情報は、自発的に提供されるものであってもよし、管理システム3、管理サーバ3a、照合サーバ3bのいずれかや、それらに接続される外部システムのいずれかの要求に基づいて提供されるものであってもよい。
なお、宅配業者等の来訪時において、玄関インターホン11により、業者ID、部屋番号、伝票番号が入力された場合、管理サーバ3aは部屋番号を返す必要はなく、この場合には解錠を許可するか否か(OK/NG)を示す指示のみを返せばよい。なお、照合サーバ3bは、業者毎に別々に設けられている場合も多く、その場合には業者IDに応じて照合する照合サーバ3bを振り分けるとよい。
「集合施設」
制御システム1が適用される集合施設としては、マンション、寮、社宅等の集合住宅が挙げられるが、共用玄関を備える施設であればよく、集合住宅に限定されない。制御システム1は、例えばオフィス、工場、研究施設、医療施設、宿泊施設等の複数の施設(複数の会社、部課、部門等)が集合して構成される施設に適用可能である。
「玄関システム」
共用玄関には、各住戸の呼び出しを行うための共用玄関装置である玄関インターホン11が設けられている。玄関インターホン11は、宅配業者を含む来訪者により使用される。来訪者は、玄関インターホン11に訪問先の住戸を入力して呼び出すことができる。また、共用玄関には、玄関ドア13と、玄関ドア13を施錠する電気錠14とが設けられている。電気錠14は、例えば、玄関ドア13が閉まると自動的に玄関ドア13を施錠するオートロック装置であって、制御装置30の制御下で電気錠14が施錠、解錠される。玄関ドア13は、例えば、自動ドアにより構成され、平常時は施錠された状態が基本である。なお、玄関インターホン11は、制御装置30の他、各住戸のインターホン親機22aなどと通信可能に接続される。
玄関インターホン11は、共用玄関の玄関ドア13よりも外側に設置されている。このため、来訪者が集合施設の玄関ドア13よりも内側に入るためには、玄関インターホン11で訪問先の住戸を呼び出し、その住戸の居住者に玄関ドア13の電気錠を解錠してもらう必要がある。居住者は、インターホン親機22aで来訪者を確認し、インターホン親機22aを操作して電気錠14を解錠することができる。また、後述するように、制御装置30によって認証してもらうことによって電気錠14を解錠することができる。
図1に示す例では、共用玄関にキー検知装置12が設置されている。キー検知装置12は、玄関インターホン11と同様に、共用玄関の玄関ドア13よりも外側に設置される。キー検知装置12は、例えば、ICカードリーダにより構成され、予め登録されたカードキーを検知したときに、電気錠14にドア解錠信号を送信する。これにより、電気錠14が解錠され、玄関ドア13が開く。
「玄関インターホン」
図2は、共用玄関装置である玄関インターホン11を示す図である。図2に示すように、玄関インターホン11は、住戸番号や伝票番号を入力するためのテンキー11aと、呼び出しを実行するための呼出ボタン11bとを備える。来訪者は、テンキー11aで住戸番号を入力し、呼出ボタン11bを押すことで、訪問先の住戸を呼び出すことができる。また、玄関インターホン11は、カメラ11d、マイク11e、スピーカ11f、モニタ11g、および逆マスターキー挿入部11hを備える。鍵を所有する居住者等は、逆マスターキー挿入部11hに鍵を挿入して玄関ドア13の電気錠を解錠することもできる。
玄関インターホン11は、カメラ11dにより来訪者を撮影し、その映像を呼び出しが行われたインターホン親機22aに送信する。スピーカ11fからは、呼び出し音、居住者が応答した場合にはその音声等が出力される。また、来訪者の声はマイク11eにより取得されてインターホン親機22aに送信されるので、訪問先の居住者と会話することができる。モニタ11gには、例えば、テンキー11aにより入力した住戸番号が表示されてもよく、カメラ11dにより撮影された映像が表示されてもよい。スピーカ11fおよびモニタ11gは、後述する宅配ボックス40の使用状況に関する情報の出力に使用されてもよい。
玄関インターホン11は、さらに、宅配業者により使用される宅配用ボタン11cを備えていてもよい。宅配用ボタン11cが操作された場合、例えば、来訪者が宅配業者であることを特定できるように、一般の来訪者の場合と異なる方法でインターホン親機22aの呼び出しが行われてもよい。また、宅配用ボタン11cは、後述するように、宅配ボックス40の解錠や、使用状況に関する情報を確認する際に使用されてもよい。
また、玄関インターホン11は、制御装置30を介し、管理システム3に接続されており、従って玄関インターホン11において入力した入力情報を管理システム3に供給することができる。
例えば、宅配用ボタン11cを長押しや二度押ししたり、別に設けた宅配通信ボタンを押したり、宅配用ボタン11cを押すことによってメニュー表示から管理システム3との伝票番号による認証を選択し、その後テンキーから伝票番号を入力することなどによって、管理システム3に配達荷物の伝票番号を入力情報として供給することができる。管理システム3は、入力情報において、各種機器(例えば、エレベータ)を制御することができる。なお、伝票番号の入力は、玄関インターホン11のカメラ11dによって、伝票に表示してある伝票番号のバーコード等のコードの撮影画像を得て、制御装置30または管理サーバ3aが伝票番号を認識してもよい。なお、照合データを予め転送しておけば、伝票番号の照合、認証を制御装置30で行うこともできる。
また、玄関インターホン11が、宅配用ボタン11cを有していない場合、例えばテンキー11aにより、(i)数字と記号(#,*)などを含む特定番号を入力することで伝票番号等の入力画面に移行したり、(ii)通常の部屋番号入力による呼び出しに応答がない場合に伝票番号などの入力画面に移行したりすることができる。なお、宅配業者が、業者ID、部屋番号、伝票番号をテンキー11aなどにより入力し、制御装置30がこれら入力情報を処理することができ、この場合に管理システム3において電気錠14を解錠するための認証を行ってもよいし、管理システム3における認証を省略することもできる。
また、玄関インターホン11の機能をスマートフォン等に代用させることもできる。この場合、スマートフォンと玄関インターホン11とで、画像(例えばバーコード)の読み取り等を伴う認証を行い、スマートフォンが共有玄関にあることを確認するとよい。スマートフォンの画面にバーコードを表示させ、玄関インターホン11で読み取り認証したり、その反対に玄関インターホン11に表示したバーコードをスマートフォンで読み取ったりすることで認証ができる。また、ブルートゥース(登録商標)などの近接通信を行うことで、認証を行ってもよい。
「住戸システム」
各住戸には、インターホン親機22aと、ドアホン子機22bを含む住戸のインターホン22が設けられている。また、各住戸には、例えば、インターホン親機22aを介してドアホン子機22bと通信可能に接続された副親機が設けられていてもよく、また複数の宅配ボックス40が設けられていてもよい。
インターホン親機22aは、制御装置30と通信可能に接続されている。インターホン親機22aは、マイク、スピーカ、モニタ、通話ボタン等を備え、居住者は、インターホン親機により、ドアホン装置を介して来訪者と通話可能であり、来訪者の映像を確認することができる。
インターホン親機22aは、さらに、住戸玄関の電気錠23を解錠するための解錠ボタンを備える。また、インターホン親機22aには、宅配ボックス40の解錠に係る設定を行うための入力機能が設けられていてもよい。例えば、宅配ボックス40に荷物が収納されると、その情報がインターホン親機22aに送信され、モニタに表示されることが好ましい。インターホン親機22aは、インターネット等の広域通信網に接続されていてもよく、居住者の通信端末に宅配物が届いたことを知らせる通知を送信するように構成されていてもよい。
ドアホン子機22bは、各住戸の外側に設けられ、インターホン親機22aを呼び出すための呼出ボタンを備える。また、ドアホン子機22bは、玄関インターホン11と同様に、カメラ、マイク、およびスピーカを備える。呼出ボタンが操作されると、インターホン親機22aの呼び出しが行われると共に、ドアホン子機22bのカメラにより来訪者が撮影され、その映像がインターホン親機22aのモニタに表示される。インターホン親機22aには、来訪者の映像を録画する機能が設けられていてもよい。インターホン親機22aは、宅配ボックス40が操作されたときに、ドアホン子機22bのカメラにより撮影された操作者の画像を録画してもよい。
「制御装置」
図3は、制御装置30の構成を示すブロック図である。制御装置30は、制御システム1を制御するための演算処理を実行するプロセッサ31と、制御プログラム等が記憶されたメモリ32とを備える。メモリ32は、例えばRAM、ROM、ハードディスク等により構成され、プロセッサ31を含むコンピュータに内蔵されている。なお、制御装置30は、1つのコンピュータで構成されていてもよく、複数のコンピュータで構成されていてもよい。また、制御装置30の機能の一部または全部が、管理システム3と同様にクラウドサーバ等の集合施設の外部にあるサーバ等に存在していてもよい。
制御装置30は、集合施設の制御システム1を統括的に制御する装置であって、玄関インターホン11、インターホン親機22a、および管理室親機15等と通信可能に接続され、各装置から信号を受信して種々の情報を取得し、各装置に制御信号を出力して各装置を制御する。また、制御装置30は、インターホン親機22aを介してドアホン子機22bと通信可能に接続されている。さらに、制御装置30の通信部38を介し通信回線2に接続されており(図3においては、ゲートウェイ61、ルータ62の図示省略)、外部と所望の通信が行える。特に、管理サーバ3a、照合サーバ3bを含む管理システム3と接続されているため、これらを利用した各種の通信が行え、管理システム3からの信号に応じ集合施設内の各種機器を制御することができる。なお、制御装置30は、玄関インターホン11に含まれていてもよい。
プロセッサ31は、メモリ32にインストールされた制御プログラムを読み出して実行することにより、第1処理部33、第2処理部34、第3処理部35、第4処理部36、第5処理部37の各機能を実現する。すなわち、メモリ32にインストールされた制御プログラムには、各種の制御プログラムが含まれ、エレベータ50の制御をコンピュータで実現するためのプログラムも含まれている。また、通信部38は、通信回線2を介する管理サーバ3aとの通信や、玄関システム10との通信を制御する。なお、第1~第5処理部33~37が第1~第5出力部として機能する。
制御装置30は、上述のように、共用玄関の玄関インターホン11および各住戸のインターホン親機22aと通信可能に接続され、これらの装置を制御する機能を有する。図1に示す例では、制御装置30がゲートウェイ61、ルータ62、通信回線2を介して管理システム3の管理サーバ3aに接続されている。制御装置30は、制御システム1の制御に必要な情報を管理サーバ3aから取得することができる。制御部30は、情報の取得部としても機能する。また、制御装置30は、管理室の管理室親機15と通信可能に接続されている。管理室親機15は、例えば、制御装置30を介して玄関インターホン11および複数のインターホン親機22aに種々の情報を送信できる。
制御装置30は、インターホン親機22aの呼び出し、玄関ドア13の電気錠の解錠等を実行する第1処理部33を備える。第1処理部33は、玄関インターホン11で呼び出し操作が行われたときに所定のインターホン親機22aを呼び出し、インターホン親機22aの操作に基づいて電気錠14にドア解錠信号を出力するように構成されている。電気錠14にドア解錠信号が出力されると、玄関ドア13の電気錠が解錠される。なお、電気錠14が玄関インターホン11に接続され、玄関インターホン11から解錠のための信号を出力(解錠制御)するものでもよい。また、第1処理部33は、ドアホン子機22bの呼出ボタンが操作されたときに、インターホン親機22aの呼び出しを実行する。
<管理システムとの連携>
制御装置30は、上述したように、第1処理部33、第2処理部34、第3処理部35、第4処理部36、第5処理部37を有している。第1処理部33は、玄関システム10における電気錠14の解錠処理を行う。第2処理部34は、エレベータ50に関連する制御を行う。また、第3処理部35は追加情報としての解錠情報を出力し、第4処理部36は、宅配ボックス40の解錠、第5処理部37はワンタイムパスワードの処理を実行する。第1~第5処理部33~37、管理システム3と通信して、得られた情報に応じて、各種の処理を実行するように構成されている。なお、制御装置30の各部は、制御システム1に含まれる複数の装置に分散して設けられていてもよい。
第1処理部33~第5処理部37は、玄関システム10において、管理システム3の管理サーバaとの接続が求められた場合に、管理サーバ3aと通信で接続し、管理サーバ3aに入力信号(例えば、伝票番号)を供給する。また、管理サーバ3aからの情報(制御信号)に従い、エレベータ50の動作や各種の解錠制御を行う。
「エレベータの制御」
第2処理部34は、管理サーバ3aから、配達先の住戸特定情報(例えば、住戸の部屋番号)を取得した場合には、エレベータ50等を制御するための処理を行う。すなわち、メモリ32に記憶されている内容(部屋番号と階(フロア)の関係)から、エレベータ50を使用することが確認された場合、エレベータ50のかごを共用玄関のあるフロアである、エントランスフロアに呼ぶ。なお、通常は、エントランスフロアは、共用玄関のある1階であるが、共用玄関が1階にない場合もあり、共用玄関(共用玄関装置の配置位置)に対応するフロアとする。通常、共用玄関から入り、エレベータ50に向かう場合に共用玄関に最も近いフロアである。
また、配達先の階(フロア)がわかった場合に、その階数を玄関インターホン11に表示したり音声出力したりすることもできる。
さらに、玄関からの入った配達員がエレベータ50に乗った場合にも補助するとよい。例えば、制御装置30では、配達先の部屋がわかっているので、エントランスフロアに着座したエレベータのかごに配達員が乗り込んだ時に、配達先の部屋の行先階を自動的に行先階として選択して指定することができる。また、配達員が行先階のボタンを押すことにするが、他の階(フロア)のボタンを押すことを禁止することもできる。
なお、共用玄関において認証を受けた来訪者(配達員)がエレベータ50に乗り込むことを確認する処理を行ってもよい。例えば、集合施設内の通路などに監視カメラを設けておき、認証を受けた配達員がエレベータ50に乗ることを確認するとよい。また、玄関インターホン11において得た画像を制御装置30において受信しておき、エレベータ50に乗り込む際にエレベータホールまたはエレベータ50のかご内に設けたカメラで得られた画像と比較して、配達員を認識してもよい。この認識は、管理システム3において行ってもよい。
集合施設によっては、エレベータの行先階について、認証に追加情報を必要としている場合もある。通常、エレベータ内のカードリーダ等によって、所定のカードを読み取った場合にのみ、行先階ボタンを押すことができるようにしている。配達先の階が追加情報を必要とする階の場合には、追加情報の認証を省略し、行先階ボタンを押すことができるようにしたり、自動的のその階(フロア)を指定したりすることもできる。
「ワンタイムパスワードの出力」
また、玄関での処理の際に、玄関インターホン11において、ワンタイムパスワードを出力するようにしてもよい。すなわち、管理システム3において、入力信号に基づき、正規の配達として認識できた場合に、玄関ドアを解錠する信号を送信するだけでなく、ワンタイムパスワードを出力し、これを玄関インターホン11に表示するなどして、配達員に知らせることができる。
これによって、配達員は、受け取ったワンタイムパスワードを集合施設内におけるその後の認証に利用することが可能となる。
「エレベータの構成」
図5には、エレベータ50の構成を示す。このように、エレベータ50は、通信部51を有し、この通信部51により、制御装置30と通信する。また、通信部51には、処理部52が接続されており、この処理部52がエレベータ50の各種制御を司る。処理部52には、機械部53が接続されている。この機械部53は、エレベータのかご54を上下させるモータや、かごおよびフロア側の扉を開閉させる動作機構等が含まれる。従って、処理部52が機械部53の動作を制御することで、エレベータ50のかごが行先階に移動し、またかごへの乗り降りのための扉の開閉が制御される。
「宅配ボックス」
宅配ボックス40は、荷物を収納する荷受室と、荷受室を開閉する扉と、扉の施錠機構とを備える。一般的に、宅配ボックス40には、開扉時に操作される開扉ボタン、荷物の収納が可能であるか否かを表示する表示部、伝票が挿入される差込口、伝票に押印するための押印機構、および押印時に操作される押印ボタンが設けられている。また、宅配ボックス40には、扉を解錠するための鍵(専用キー)の挿入部、または解錠用のパスワードを入力するための入力部の少なくとも一方が設けられている。なお、宅配ボックス40は扉の施錠機構を有していればよく、例えば、押印機構を有していなくてもよい。
宅配ボックス40は、主に荷物の受取人である居住者の不在時に宅配業者によって使用されるが、宅配ボックス40を利用して非対面で荷物を受け取る宅配方法も定着してきている。宅配業者は、宅配ボックス40の開扉ボタンを操作して扉をあけ、荷受室に荷物を収納して扉を施錠する。荷物が収納されて扉が施錠されると、表示部が使用中の表示に切り替わる。居住者は、専用キーまたは解錠用のパスワードを用いて扉を開け、荷物を取り出すことができる。なお、宅配ボックス40は、宅配業者等により集荷される荷物を収納する目的でも使用できる。
宅配ボックス40は、荷物の収納後(荷受け後)だけでなく、荷受け前においても扉が施錠されている。このため、いたずら等により、ボックス内に配達物以外の物が収納されることや、扉が施錠されて使用できない状態にされることが防止され、良好なセキュリティが確保される。一方、荷受け前に宅配ボックス40の扉を施錠すると、宅配業者が使用できなくなるので、セキュリティを考慮した適切な方法で扉を解錠する必要がある。制御システム1は、宅配ボックス40の良好なセキュリティを確保しつつ、宅配業者の利便性を損なわないように、宅配ボックス40の解錠に係る処理を実行する。
なお、制御装置30は、玄関ドア13の電気錠14を解錠するための情報が、所定の住戸を特定する情報(例えば、部屋番号)と共に取得されたときに、所定の条件下において、当該住戸に対応する宅配ボックス40を解錠するための解錠信号を出力するように構成することができる。つまり、玄関ドア13の電気錠14の解錠と関連付けて宅配ボックス40を自動的に解錠してもよい。宅配ボックス40は、解錠信号を受信することで、解錠するように構成すればよい。
「動作説明」
以下、図4のフローチャートを参照しながら、上記構成を備えた集合施設の制御システムにおける制御装置30の訪問時の処理について説明する。
まず、玄関インターホン11が人を検知したり、その画面にタッチされたりすることによって、動作が開始される。
まず、入力情報認証が選択されたかを判定する(S11)。玄関インターホン11が動作を開始した場合には、最初にメニュー画面を表示し、その中から入力情報認証が選択されたかを判定するとよい。S11においてNO、たとえば部屋番号入力が選択された場合には、通常処理に移る。すなわち、部屋番号の入力によって、玄関インターホン11と、当該住戸のインターホン親機22aが接続され、居住者の認証によって、玄関ドア13の電気錠14が解錠される。なお、留守などの場合、S11に戻り、入力情報認証を選択すればよい。また、メニューボタンがタッチされた場合にのみメニューを表示し、タッチされない場合には、通常処理を行うようにしてもよい。
S11の判定でYESの場合、には、入力情報を取り込む(S12)。すなわち、玄関インターホン11から伝票番号の入力待ちの状態になり、テンキー11aにより伝票番号等の入力情報が入力されることによって、取り込まれる。なお、入力情報についても内容を選択できるようにし、例えば従業員ID等も入力可能とするとよい。また、宅配業者はオートロックを解除する専用カードやパスワードを持っている場合があり、その場合はそれらの入力を求めてもよい。例えば、宅配用ボタン11cを押してからテンキー11aで伝票番号を入力し、かつキー検知装置12に専用キーをかざすことにより、管理システム3における認証を受けてもよい。伝票番号の入力だけでなく、宅配業者専用のID、パスワードおよび部屋番号の入力や、宅配業者専用カード、部屋番号入力などを行うようにすることもできる。また、クリーニング業者などにおいても、同様にID、パスワードなどの入力や、カードの提示(読み取り)を求めることができる。
制御装置30は、取り込んだ入力情報に基づいて、この認証を行う(S13)。この認証は、制御装置30が入力情報を管理システム3に送信し、認証結果を受信することによって行う。すなわち、制御装置30が入力情報を管理システム3の管理サーバ3aに送信し、管理サーバ3aは、照合サーバ3bを用いて、伝票番号を照会し、部屋番号を認識する。照合サーバ3bは、送られてきた伝票番号から対応する部屋番号を返し、管理サーバ3aが部屋番号を制御装置30に送信する。なお、制御装置30が照合サーバ3bの中の当該集合施設に関するデータを管理サーバ3aから受け取ってメモリ32に記憶しておき、制御装置30が認証処理を単独で行ってもよい。なお、上述したように、管理システム3においては、伝票番号だけでなく各種の情報を有しており、これらに情報に基づいて各種の制御信号や情報を制御装置30に提供することができる。
入力情報による認証が成功したかを判定する(S14)。S14の判定で成功(YES)の場合には、制御装置30は、玄関の電気錠14を解錠する(S15)。認証が完了できなかった場合(NO)の場合には、処理を終了する。入力情報の入力をやり直す場合には、S11の入力情報の認証からやり直す。
<エレベータの操作補助>
また、制御装置30は、エレベータ50に制御信号を送り、かごをエントランスフロアに移動させる(S16)。すなわち、制御装置30は、来訪者が玄関において認証を受け、集合施設内に入ってきたことを確認する。例えば、上述したように、集合施設内のロビー等のエレベータ50の乗り場に至る経路に設置したカメラ等で来訪者を追跡して、エレベータ50に乗り込むのが玄関で認証を受けた来訪者であることを認識しておくとよい。玄関において得た画像と、エレベータかごに乗り込む人の画像との比較によって、来訪者を認識することもできる。
(行先階の指定)
次に、制御装置30は、エレベータ50の行先階についての処理を行う(S17)。制御装置30には、管理サーバ3aから、部屋番号が通知されている。そこで、制御装置30は、メモリに当該部屋番号に関連付けて記憶されている階(フロア)を調べ、エレベータ50に行先制御信号を供給する。そして、この行先制御信号に基づきエレベータ50は、乗り込んできた配達員等に対し、行先階入力の補助を行う。
例えば、自動的に行先階を設定する。すなわち、カメラ等により玄関で認証を受けた人が乗り込んだことを確認した場合、行先制御信号に含まれる行先階を自動的に指定する。これによって、乗り込んだ配達員等が行先階ボタンを押す必要がなくなり、また誤った階のボタンを押してしまうなどの不都合を解消することができる。さらに、荷物の配達などにおいては、両手がふさがっている場合もあり、自動的に行先階が指定されると便利な場合も多い。
(行先指定可能階の指定)
また、行先階を自動的に指定することに代えて、行先指定可能階を指定し、行先階は人が入力するようにしてもよい。すなわち、行先指定信号に含まれる行先階についてのみ行先ボタンを押すことができるようにし、他の行先階を押しても無効にする。これによって、配達員等が乗り込んで、エレベータ50のかごを移動する準備ができたことを確認したうえでかごの移動を開始することができる。
なお、行先階ボタンにおいて、行先制御信号によって特定されている階数を点滅表示するなどして、配達員等において操作するボタンを報知することもできる。
このようにして、行先階についての入力補助が行われるため、配達員等の利用者のエレベータ利用が容易となる。
そして、このような行先階についての補助を終了した場合には、エレベータ補助動作を終了する。
宅配業者の配達員は、配達先の玄関横の宅配ボックスに荷物を収納したり、玄関前に荷物を置いたりして、そのことの連絡をすればよい。
「玄関ドア以外の扉の電気錠の解錠」
(特定フロア)
この例において、制御装置30は、第4処理部36を有し、この第4処理部36を用いて、追加の解錠制御を行う。
マンションの最上階等は、特別なフロアとして、エレベータ50の行先階の指定において、追加のカード認証が求められる場合もあり、またその他の理由によっても、特定階について追加情報の認証を求める場合もある。
このような特定フロアを行先階とする場合、制御装置30からの行先制御信号に、特定フロアについての行先許可を含めることができる。これによって、上述したような行先階入力補助を行うことができる。
このように、本実施形態によれば、住戸の居住者が不在や、入居者がいても応答しない場合に、伝票番号等の入力により管理サーバ3aから玄関ドアの解錠指示がきて、住人が解錠操作しなくても解錠がなされ、かつエレベータ50が制御される。また、宅配業者の場合、各住戸の宅配ボックス40、共用スペース(トランクルーム)の宅配ボックス40に荷物を収容したり、各住戸の玄関前に置いておくこと(いわゆる、オキハイ)ができる。オキハイの場合、オキハイ用の袋を用意しておくこともできる。
(共用施設)
マンション等の集合施設では、玄関から入ったエントランススペースがロビースペースになっており、このエントランススペースにエレベータホールが続いている場合が多い。エントランススペースに共用ラウンジスペースが設けられたり、共用のイベントルーム等の共用施設が設けられたりする場合もある。ここで、このような共用施設と、エントランススペースと内部領域である共用施設との境界部に電気錠を有する仕切りドアを設け、さらなる認証を必要とする場合もある。すなわち、集合施設の居住者等は、そのカードキー等によって認証してこの共用施設に入室できるようにしている場合がある。また、この共用施設には、管理人室等が含まれる場合もある。
管理人室への荷物の配達や、工事や、掃除等の場合には、共用施設に入ることが必要である。そこで、このような場合には、共用施設との仕切りドアについて、解錠する必要がある。業者等の専用のカードを提供しておきそのカードで仕切りドアを解錠してもよいが、上述と同様に管理サーバ3aとの通信による認証によって、解錠を行ってもよい。
この場合も、入力情報として、伝票番号を入力するとよい。これに従って、制御装置30が仕切りドアの解錠を行う。工事業者、掃除業者、クリーニング業者の集荷、配達についても伝票番号を発行しておくことで、宅配業者と同様の処理が行える。
(専有部)
また、上記の共用施設の他、同じく集合施設の内部領域である居住者の住戸への通路部への境界部に仕切りドアを有し、この仕切りドアについても玄関ドアとは別の認証を必要とする場合もある。この場合、エレベータ50も住戸への通路部に含まれる場合が多い。また、通路部と上述の共用施設とは別の場合もあるが、共用施設と、通路部とは同一の空間とする場合もある。このような場合における、通路部との仕切りドアについても上述の共用施設の仕切りドアと同様に処理することができる。
各住戸の玄関前に玄関前ポーチがあり、この玄関前ポーチの門扉に電気錠が設置されている場合、この門扉の電気錠の解錠も、共用施設の解錠と同様に行うことができる。
1 制御システム、2 通信回線、3 管理システム、3a 管理サーバ、3b 照合サーバ、10 玄関システム、11 玄関インターホン、11a テンキー、11b 呼出ボタン、11c 宅配用ボタン、11d カメラ、11e マイク、11f スピーカ、11g モニタ、11h 逆マスターキー挿入部、12 非接触キー検知装置、13 玄関ドア、14 電気錠、15 管理室親機、20 住戸システム、22a インターホン親機、22b ドアホン子機、30 制御装置、31 プロセッサ、32 メモリ、33 第1処理部、34 第2処理部、35 第3処理部、36 第4処理部、37 第5処理部、38 通信部、40 宅配ボックス、50 エレベータ、51 通信部、52 処理部、53 機械部、54 かご、61 ゲートウェイ、62 ルータ。

Claims (11)

  1. 集合施設の共用玄関に設置された共用玄関装置に入力される入力情報を取得する取得部と、
    前記入力情報に基づいて、前記集合施設の玄関ドアの解錠を制御するための第1情報を出力する第1出力部と、
    前記入力情報に基づいて、前記集合施設のエレベータを制御するための第2情報を出力する第2出力部と、
    を備える、集合施設の制御システム。
  2. 前記第2出力部は、前記入力情報に基づいて、前記共用玄関に対応するエントランスフロアに前記エレベータを移動させるための情報を出力する、請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記第2出力部は、前記入力情報に基づいて、前記エレベータが前記エントランスフロアに停止した後において、行先階を指定するための情報を出力する、請求項1または2に記載の制御システム。
  4. 前記行先階を指定するための情報は、前記行先階がその指定のために追加情報を要求する場合に当該追加情報を含む、請求項3に記載の制御システム。
  5. 前記入力情報に基づいて、前記玄関ドアの解錠によって進入可能なエントランススペースと、前記エントランススペースと前記集合施設の内部領域との境界部に設けられた仕切りドアを解錠するための情報を出力する第3出力部を備える請求項1~4のいずれか1項に記載の制御システム。
  6. 前記内部領域は、管理人室および共用施設の少なくとも一方を含む、請求項5に記載の制御システム。
  7. 前記内部領域は、前記入力情報に関連付けられた前記集合施設の居住者の専有部を含む、請求項5または6に記載の制御システム。
  8. 前記入力情報に基づいて、前記入力情報に関連付けられた収納システムを解錠するための情報を出力する第4出力部を備える、請求項1~7のいずれか1項に記載の制御システム。
  9. 前記入力情報に基づいて、前記共用玄関のドア以外の解錠を行うための情報を出力する第5出力部を備える、請求項1~8のいずれか1項に記載の制御システム。
  10. 集合施設の制御方法であって、
    前記集合施設の共用玄関に設置された共用玄関装置に入力される入力情報を取得するステップと、
    前記入力情報に基づいて、前記集合施設の玄関ドアの解錠を制御するための第1情報を出力するステップと、
    前記入力情報に基づいて、前記集合施設のエレベータを制御するための第2情報を出力するステップと、
    を含む、集合施設の制御方法。
  11. 請求項10に記載の制御方法をコンピュータで実現するための集合施設の制御プログラム。
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