JP2022128925A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2022128925A
JP2022128925A JP2021027407A JP2021027407A JP2022128925A JP 2022128925 A JP2022128925 A JP 2022128925A JP 2021027407 A JP2021027407 A JP 2021027407A JP 2021027407 A JP2021027407 A JP 2021027407A JP 2022128925 A JP2022128925 A JP 2022128925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threshold
concentration
humidity
processing liquid
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021027407A
Other languages
English (en)
Inventor
紗希 宮川
Saki Miyagawa
健司 小林
Kenji Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2021027407A priority Critical patent/JP2022128925A/ja
Publication of JP2022128925A publication Critical patent/JP2022128925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Weting (AREA)

Abstract

Figure 2022128925000001
【課題】漏液の量が微小な場合であっても、早期に漏液を検出することができる基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板処理装置100は、少なくとも1つのノズル11と、少なくとも1つの処理液配管P1と、処理液配管空間42と、少なくとも1つのガスセンサ62と、制御部30と、報知部4とを備える。少なくとも1つの処理液配管P1は、ノズル11に処理液を供給する。処理液配管空間42には、処理液配管P1が配置される。少なくとも1つのガスセンサ62は、処理液配管空間42に設けられる。少なくとも1つのガスセンサ62は、処理液配管空間における気化した処理液のガスの濃度を検知する。制御部30は、ガスセンサ62が検知した濃度が濃度閾値THcを超えるか否かを判定する。報知部4は、ガスセンサが検知した濃度が濃度閾値THcを超えると制御部30が判定した場合、処理液配管P1から薬液が漏液していることを報知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板処理装置および基板処理方法に関する。
特許文献1の漏液センサは、光学系検出部と、静電容量検出部で構成されている。特許文献1の漏液センサは、一度に複数の位置で漏液を検出することができる。
特開2008-281347号公報
しかしながら特許文献1に記載の漏液センサでは、漏液の量が微小な場合、早期に漏液を検出することが困難である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は漏液の量が微小な場合であっても、早期に漏液を検出することができる基板処理装置および基板処理方法を提供することにある。
本発明に係る基板処理装置は、少なくとも1つのノズルと、少なくとも1つの処理液配管と、処理液配管空間と、少なくとも1つのガスセンサと、制御部と、報知部とを備える。前記少なくとも1つのノズルは、基板に処理液を吐出する。前記少なくとも1つの処理液配管は、前記ノズルに処理液を供給する。前記処理液配管空間には、前記処理液配管が配置される。前記少なくとも1つのガスセンサは、前記処理液配管空間に設けられる。前記少なくとも1つのガスセンサは、前記処理液配管空間における気化した処理液のガスの濃度を検知する。前記制御部は、前記ガスセンサが検知した前記濃度が濃度閾値を超えるか否かを判定する。前記報知部は、前記ガスセンサが検知した前記濃度が前記濃度閾値を超えると前記制御部が判定した場合、前記処理液配管から薬液が漏液していることを報知する。
ある実施形態において、前記少なくとも1つの処理液配管は複数である。前記少なくとも1つのガスセンサは複数である。複数の前記処理液配管の各々は、前記ノズルに異なる処理液を供給する。複数の前記ガスセンサのそれぞれは、複数の前記処理液配管のそれぞれに流れる処理液が気化したガスの濃度を検知する。
ある実施形態において、前記濃度閾値は、第1濃度閾値と第2濃度閾値とを含む。前記第2濃度閾値は前記第1濃度閾値よりも大きい。前記制御部は、前記濃度が前記第1濃度閾値を超えており、かつ前記第2濃度閾値を超えていないと判定した場合、前記処理液配管から薬液が漏液していることを報知するように前記報知部を制御する。前記制御部は、前記濃度が前記第2濃度閾値を超えていると判定した場合、基板処理を停止するように制御する。
ある実施形態において、前記基板処理装置は、温度センサと、湿度センサとをさらに備える。前記温度センサは、前記処理液配管空間の温度を検知する。前記湿度センサは、前記処理液配管空間の湿度を検知する。
ある実施形態において、前記制御部は、前記処理液配管空間の温度が温度閾値を超えるか否かを判定する。前記制御部は、前記処理液配管空間の湿度が湿度閾値を超えるか否かを判定する。前記制御部は、前記処理液配管空間の温度が温度閾値を超える、かつ、前記処理液配管空間の湿度が湿度閾値を超えると判定した場合、前記処理液配管から加熱された脱イオン水が漏液していることを報知するように前記報知部を制御する。
ある実施形態において、前記制御部は、前記処理液配管空間の温度が温度閾値を超えるか否かを判定する。前記制御部は、前記処理液配管空間の湿度が湿度閾値を超えるか否かを判定する。前記制御部は、前記処理液配管空間の温度が温度閾値を超えておらず、かつ、前記処理液配管空間の湿度が湿度閾値を超えると判定した場合、前記処理液配管から脱イオン水が漏液していることを報知するように前記報知部を制御する。
ある実施形態において、前記基板処理装置は、排液配管と、排液配管空間とをさらに備える。前記排液配管は、前記基板を処理した排液が流れる。前記排液配管空間には、前記排液配管が配置される。前記少なくとも1つのガスセンサは、前記排液配管空間にさらに設けられる。前記少なくとも1つのガスセンサは、前記排液配管空間における気化した排液のガスの前記濃度を検知する。前記制御部は、前記ガスセンサが検知した前記濃度が前記濃度閾値を超えるか否かを判定する。前記報知部は、前記ガスセンサが検知した前記濃度が前記濃度閾値を超えると前記制御部が判定した場合、前記排液配管から排液が漏液していることを報知する。
本発明に係る基板処理方法は、基板を処理する方法である。前記基板処理方法は、吐出工程と、ガス検知工程と、判定工程と、報知工程とを包含する。前記吐出工程において、ノズルが前記基板に処理液を吐出する。前記ガス検知工程において、処理液配管空間における気化した処理液のガスの濃度を検知する。前記処理液配管空間には、処理液配管が配置される。前記処理液配管は、前記ノズルに処理液を供給する。前記判定工程において、前記ガス検知工程において検知した前記濃度が濃度閾値を超えるか否かを判定する。前記報知工程において、検知した前記濃度が前記濃度閾値を超えると判定した場合、前記処理液配管から薬液が漏液していることを報知する。
本発明によれば、漏液の量が微小な場合であっても、早期に漏液を検出することができる。
基板処理装置を示す図である。 (a)および(b)は、濃度、温度および湿度を示す図である。 (a)および(b)は、濃度、温度および湿度を示す図である。 (a)および(b)は、濃度、温度および湿度を示す図である。 基板処理方法を示すフローチャートである。 基板処理方法を示すフローチャートである。 基板処理装置を示す図である。 (a)および(b)は、第1濃度、第2濃度、温度および湿度を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、本発明の実施形態において、X軸、Y軸、およびZ軸は互いに直交し、X軸およびY軸は水平方向に平行であり、Z軸は鉛直方向に平行である。
[実施形態1]
図1を参照して、本発明の実施形態1に係る基板処理装置100を説明する。図1は、基板処理装置100を示す図である。図1に示すように、基板処理装置100は、基板Wを処理液によって処理する。具体的には、基板処理装置100は、基板Wを1枚ずつ処理する枚葉型である。基板Wは略円板状である。
基板Wは、例えば、半導体ウエハ、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、電界放出ディスプレイ(Field Emission Display:FED)用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、セラミック基板、または、太陽電池用基板である。
基板処理装置100は、処理ユニット1と、制御装置3と、報知部4と、バルブV1と、処理液配管P1と、バルブV3と、処理液配管P3と、バルブV4と、処理液配管P4と、排液配管P5と、処理液配管空間42と、ガスセンサ62と、ガスセンサ64と、温度センサ72と、湿度センサ82と、排液配管P5と、排液配管空間44と、排液タンク80とを備える。
処理ユニット1は、基板Wに処理液を吐出して、基板Wを処理する。具体的には、処理ユニット1は、チャンバー5と、スピンチャック7と、スピンモーター9と、ノズル11と、ノズル移動部13と、ノズル15と、ノズル16と、複数のガード25(実施形態1では2つのガード25)とを含む。
チャンバー5は略箱形状を有する。チャンバー5は、基板W、スピンチャック7、スピンモーター9、ノズル11、ノズル移動部13、ノズル15、ノズル16、ノズル17、処理液配管P1の一部、処理液配管P3の一部、および処理液配管P4の一部を収容する。
スピンチャック7は、基板Wを保持して回転する。具体的には、スピンチャック7は、チャンバー5内で基板Wを水平に保持しながら、回転軸線AX1の回りに基板Wを回転させる。
スピンチャック7は、複数のチャック部材70と、スピンベース71とを含む。複数のチャック部材70はスピンベース71に設けられる。複数のチャック部材70は基板Wを水平な姿勢で保持する。スピンベース71は、略円板状であり、水平な姿勢で複数のチャック部材70を支持する。
スピンモーター9は、スピンベース71を回転軸線AX1の回りに回転させる。したがって、スピンベース71は回転軸線AX1の回りに回転する。その結果、スピンベース71に設けられた複数のチャック部材70に保持された基板Wが回転軸線AX1の回りに回転する。具体的には、スピンモーター9は、モーター本体90と、シャフト91とを含む。シャフト91はスピンベース71に結合される。そして、モーター本体90は、シャフト91を回転させることで、スピンベース71を回転させる。シャフト91は略筒状である。
ノズル11は、基板Wの回転中に基板Wの主面Waに向けて処理液を吐出する。処理液は、例えば、薬液である。薬液は、例えば、フッ酸、リン酸、アンモニア水である。
処理液配管P1はノズル11に処理液を供給する。処理液は、例えば、薬液である。バルブV1は、ノズル11に対する処理液の供給開始と供給停止とを切り替える。
ノズル移動部13は、回動軸線AX2の回りに回動して、ノズル11の処理位置と待機位置との間で、ノズル11を水平に移動させる。処理位置は、基板Wの上方の位置を示す。待機位置は、スピンチャック7およびガード25よりも外側の位置を示す。
ノズル15は、基板Wの回転中に基板Wの主面Waに向けて処理液を吐出する。処理液は、例えば、脱イオン水(DIW)である。
処理液配管P3はノズル15に処理液を供給する。本実施形態では、処理液配管P3はノズル15に脱イオン水(DIW)を供給する。バルブV3は、ノズル15に対する処理液の供給開始と供給停止とを切り替える。
ノズル16は、基板Wの回転中に基板Wの主面Waに向けて処理液を吐出する。処理液は、例えば、加熱された脱イオン水(H-DIW)である。
処理液配管P4はノズル16に処理液を供給する。本実施形態では、処理液配管P4はノズル16に加熱された脱イオン水(H-DIW)を供給する。バルブV4は、ノズル16に対する処理液の供給開始と供給停止とを切り替える。
複数のガード25の各々は略筒形状を有する。複数のガード25の各々は、基板Wから排出された薬液を受け止める。
処理液配管空間42には、処理液配管P1、処理液配管P3および処理液配管P4が配置される。処理液配管空間42は、処理液配管(処理液配管P1、処理液配管P3および処理液配管P4)の少なくとも一部が配置された空間である。本実施形態では、処理液配管空間42は、チャンバー5の上方に配置される。なお、処理液配管空間42は、チャンバー5の側方に配置されてもよい。
ガスセンサ62は、処理液配管空間42に設けられる。詳しくは、ガスセンサ62は、処理液配管P1の近傍に設けられる。ガスセンサ62は、処理液配管空間42における気化した処理液のガスの濃度を検知する。例えば、処理液がフッ酸である場合、処理液配管空間42におけるフッ化水素ガス(HFガス)の濃度を検知する。ガスセンサ62は、例えば、電気化学方式のセンサである。なお、ガスセンサ62は、ペリスター方式(ペレット方式)または赤外線方式のセンサであってもよい。
排液配管P5には、基板Wを処理した排液が流れる。排液配管P5は、排液タンク80に接続されている。排液配管P5を流れた排液は、排液タンク80に排出される。
排液配管空間44には、排液配管P5が配置される。排液配管空間44は、排液配管P5の少なくとも一部が配置された空間である。本実施形態では、排液配管空間44は、チャンバー5の下方に配置される。なお、排液配管空間44は、チャンバー5の側方に配置されてもよい。
ガスセンサ64は、排液配管空間44に設けられる。詳しくは、ガスセンサ64は、排液配管P5の近傍に設けられる。ガスセンサ64は、排液配管空間44における気化した排液のガスの濃度を検知する。ガスセンサ64は、例えば、電気化学方式のセンサである。なお、ガスセンサ64は、ペリスター方式(ペレット方式)または赤外線方式のセンサであってもよい。
温度センサ72は、処理液配管空間42に設けられる。詳しくは、温度センサ72は、処理液配管P3および処理液配管P4の近傍に設けられる。温度センサ72は、処理液配管空間42の温度を検知する。
湿度センサ82は、処理液配管空間42に設けられる。詳しくは、湿度センサ82は、処理液配管P3および処理液配管P4の近傍に設けられる。湿度センサ82は、処理液配管空間42の湿度を検知する。
制御装置3は、制御部30と、記憶部31とを含む。制御部30は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。記憶部31は、記憶装置を含み、データおよびコンピュータープログラムを記憶する。具体的には、記憶部31は、半導体メモリーのような主記憶装置と、半導体メモリーおよび/またはハードディスクドライブのような補助記憶装置とを含む。記憶部31は、リムーバブルメディアを含んでいてもよい。制御部30のプロセッサーは、記憶部31の記憶装置が記憶しているコンピュータープログラムを実行して、処理ユニット1、バルブV1、バルブV3、バルブV4および報知部4を制御する。
例えば、制御部30は、ガスセンサ62が検知した濃度が濃度閾値を超えるか否かを判定する。
報知部4は、例えば、操作パネルである。報知部4は、ガスセンサ62が検知した濃度が濃度閾値を超えると制御部30が判定した場合、処理液配管P1から薬液が漏液していることを報知する。例えば、ガスセンサ62が検知した濃度が濃度閾値を超えると制御部30が判定した場合、報知部4は、処理液配管P1から薬液が漏液していることを示すメッセージを操作画面に表示する。
また、報知部4は、ガスセンサ64が検知した濃度が濃度閾値を超えると制御部30が判定した場合、排液配管P5から排液が漏液していることを報知する。例えば、ガスセンサ64が検知した濃度が濃度閾値を超えると制御部30が判定した場合、報知部4は、排液配管P5から排液が漏液していることを示すメッセージを操作画面に表示する。
次に、図1、図2(a)および図2(b)を参照して、本発明の実施形態1に係る基板処理装置100の薬液の漏液検知について説明する。図2(a)および図2(b)は、濃度、温度および湿度を示す図である。図2(a)は、処理液配管P1からの薬液の漏液が少ない場合を示す。また、図2(b)は、処理液配管P1からの薬液の漏液が多い場合を示す。
図2(a)および図2(b)において、横軸は時刻tを示す。縦軸は、上から順に、濃度、温度および湿度の値を示す。詳しくは、縦軸は、上から順に、ガスセンサ62が検知した処理液配管空間42のガスの濃度、温度センサ72が検知した処理液配管空間42の温度、および湿度センサ82が検知した処理液配管空間42の湿度を示す。
図2(a)および図2(b)において、第1濃度閾値THc1は、濃度の閾値を示す。第2濃度閾値THc2は、濃度の閾値を示す。第2濃度閾値THc2は、第1濃度閾値THc1よりも大きい。このように、本実施形態では、濃度閾値THcは、第1濃度閾値THc1と第2濃度閾値THc2とを含む。
図2(a)および図2(b)において、第1温度閾値THt1は、温度の閾値を示す。第2温度閾値THt2は、温度の閾値を示す。第2温度閾値THt2は、第1温度閾値THt1よりも大きい。このように、本実施形態では、温度閾値THtは、第1温度閾値THt1と第2温度閾値THt2とを含む。
図2(a)および図2(b)において、第1湿度閾値THh1は、湿度の閾値を示す。第2湿度閾値THh2は、湿度の閾値を示す。第2湿度閾値THh2は、第1湿度閾値THh1よりも大きい。このように、本実施形態では湿度閾値THhは、第1湿度閾値THh1と第2湿度閾値THh2とを含む。
まず、図2(a)を参照して、処理液配管P1からの薬液の漏液が少ない場合の漏液検知について説明する。
図2(a)において、時刻0~時刻t1は、基板処理停止時である。基板処理停止時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t1において、基板処理が開始する。基板処理時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t2以降において、処理液配管P1から薬液の微小な液漏れが生じている。処理液配管P1からの薬液の微小な液漏れが生じている場合、濃度および温度に微小な変化が数回見られる。制御部30は、濃度の微小な変化を検知することによって、処理液配管P1から薬液の微小な液漏れが生じていることを判定する。詳しくは、制御部30は、ガスセンサ62が検知した濃度が濃度閾値を超えるか否かを判定する。より詳しくは、制御部30は、ガスセンサ62が検知した濃度が第1濃度閾値THc1を超えており、かつ第2濃度閾値THc2を超えていないかを判定する。濃度が第1濃度閾値THc1を超えており、かつ第2濃度閾値THc2を超えていない場合、制御部30は、処理液配管P1から薬液の微小な液漏れが生じていると判定する。例えば、制御部30は、所定の期間内に設定回数以上、濃度が変化するか否かを判定してもよい。例えば、時刻t2から時刻t3の期間内に2回以上、濃度が第1濃度閾値THc1を超えており、かつ第2濃度閾値THc2を超えていない場合、制御部30は、処理液配管P1から薬液の微小な液漏れが生じていると判定する。
制御部30は、濃度が第1濃度閾値THc1を超えており、かつ第2濃度閾値THc2を超えていないと判定した場合、処理液配管P1から薬液が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。したがって、漏液の量が微小な場合であっても、早期に漏液を検出することができる。その結果、ユーザーは、薬液の漏液が発生していることを知ることができる。制御部30は、濃度が第1濃度閾値THc1を超えており、かつ第2濃度閾値THc2を超えていないと判定した場合、すなわち、処理液配管P1から薬液の微小な液漏れが生じていると判定した場合、処理中の基板Wが正常に処理されるまで基板処理を継続し、処理中の基板W1枚の処理が完了した後に基板処理を停止するように制御する。
次に、図2(b)を参照して、処理液配管P1からの薬液の漏液が多い場合の漏液検知について説明する。
図2(b)において、時刻0~時刻t1は、基板処理停止時である。基板処理停止時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t1において、基板処理が開始する。基板処理時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t2以降において、処理液配管P1から多くの薬液の液漏れが生じている。処理液配管P1からの多くの薬液の液漏れが生じている場合、濃度および湿度に大きな変化が見られる。制御部30は、濃度の大きな変化を検知することによって、処理液配管P1から多くの薬液の液漏れが生じていることを判定する。詳しくは、制御部30は、ガスセンサ62が検知した濃度が濃度閾値を超えるか否かを判定する。より詳しくは、制御部30は、ガスセンサ62が検知した濃度が第2濃度閾値THc2を超えているかを判定する。制御部30は、第2濃度閾値THc2を超えている場合、処理液配管P1から多くの薬液の液漏れが生じていると判定する。例えば、制御部30は、所定の期間以上、濃度が高いか否かを判定してもよい。例えば、制御部30は、所定の期間以上、第2濃度閾値THc2を超えている場合、処理液配管P1から多くの薬液の液漏れが生じていると判定する。
制御部30は、濃度が第2濃度閾値THc2を超えていると判定した場合、処理液配管P1から薬液が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。したがって、ユーザーは、薬液の漏液が発生していることを知ることができる。制御部30は、第2濃度閾値THc2を超えていると判定した場合、すなわち、処理液配管P1から多くの薬液の液漏れが生じていると判定した場合、基板処理を即時に停止するように制御する。
次に、図1、図3(a)および図3(b)を参照して、本発明の実施形態1に係る基板処理装置100の加熱された脱イオン水(H-DIW)の漏液検知について説明する。図3(a)および図3(b)は、濃度、温度および湿度を示す図である。図3(a)は、処理液配管P4からの加熱された脱イオン水の漏液が少ない場合を示す。また、図3(b)は、処理液配管P4からの加熱された脱イオン水の漏液が多い場合を示す。
図3(a)および図3(b)において、横軸は時刻tを示す。縦軸は、上から順に、濃度、温度および湿度の値を示す。詳しくは、縦軸は、上から順に、ガスセンサ62が検知した処理液配管空間42のガスの濃度、温度センサ72が検知した処理液配管空間42の温度、および湿度センサ82が検知した処理液配管空間42の湿度を示す。
図3(a)および図3(b)において、第1濃度閾値THc1は、濃度の閾値を示す。第2濃度閾値THc2は、濃度の閾値を示す。第2濃度閾値THc2は、第1濃度閾値THc1よりも大きい。このように、本実施形態では、濃度閾値THcは、第1濃度閾値THc1と第2濃度閾値THc2とを含む。
図3(a)および図3(b)において、第1温度閾値THt1は、温度の閾値を示す。第2温度閾値THt2は、温度の閾値を示す。第2温度閾値THt2は、第1温度閾値THt1よりも大きい。このように、本実施形態では、温度閾値THtは、第1温度閾値THt1と第2温度閾値THt2とを含む。
図3(a)および図3(b)において、第1湿度閾値THh1は、湿度の閾値を示す。第2湿度閾値THh2は、湿度の閾値を示す。第2湿度閾値THh2は、第1湿度閾値THh1よりも大きい。このように、本実施形態では湿度閾値THhは、第1湿度閾値THh1と第2湿度閾値THh2とを含む。
まず、図3(a)を参照して、処理液配管P4からの加熱された脱イオン水の漏液が少ない場合の漏液検知について説明する。
図3(a)において、時刻0~時刻t1は、基板処理停止時である。基板処理停止時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t1において、基板処理が開始する。基板処理が開始すると、温度が上昇する。基板処理時において、濃度、湿度は一定である。
時刻t2以降において、処理液配管P4から加熱された脱イオン水の微小な液漏れが生じている。処理液配管P4からの加熱された脱イオン水の微小な液漏れが生じている場合、温度および湿度に微小な変化が数回見られる。制御部30は、温度および湿度の微小な変化を検知することによって、処理液配管P4から加熱された脱イオン水の微小な液漏れが生じていることを判定する。詳しくは、制御部30は、温度センサ72が検知した温度が温度閾値THtを超えるか否かを判定する。さらに、制御部30は、湿度センサ82が検知した湿度が湿度閾値THhを超えるか否かを判定する。より詳しくは、制御部30は、温度センサ72が検知した温度が第1温度閾値THt1を超えており、かつ第2温度閾値THt2を超えていないかを判定する。さらに、制御部30は、湿度センサ82が検知した湿度が第1湿度閾値THh1を超えており、かつ第2湿度閾値THh2を超えていないかを判定する。温度が第1温度閾値THt1を超えており、かつ第2温度閾値THt2を超えていない場合、さらに、湿度が第1湿度閾値THh1を超えており、かつ第2湿度閾値THh2を超えていない場合、制御部30は、処理液配管P4から加熱された脱イオン水の微小な液漏れが生じていると判定する。例えば、制御部30は、所定の期間内に設定回数以上、温度および湿度が変化するか否かを判定してもよい。例えば、時刻t2から時刻t3の期間内に2回以上、温度が第1温度閾値THt1を超えており、かつ第2温度閾値THt2を超えておらず、さらに、湿度が第1湿度閾値THh1を超えており、かつ第2湿度閾値THh2を超えていない場合、制御部30は、処理液配管P4から加熱された脱イオン水の微小な液漏れが生じていると判定する。このように、濃度、温度および湿度のうち、温度および湿度に微小な変化がある場合、制御部30は、処理液配管P4から加熱された脱イオン水の微小な液漏れが生じていると判定する。
制御部30は、温度が第1温度閾値THt1を超えており、かつ第2温度閾値THt2を超えておらず、湿度が第1湿度閾値THh1を超えており、かつ第2湿度閾値THh2を超えていないと判定した場合、処理液配管P4から加熱された脱イオン水が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。したがって、ユーザーは、加熱された脱イオン水の漏液が発生していることを知ることができる。制御部30は、温度が第1温度閾値THt1を超えており、かつ第2温度閾値THt2を超えておらず、湿度が第1湿度閾値THh1を超えており、かつ第2湿度閾値THh2を超えていないと判定した場合、すなわち、処理液配管P4から加熱された脱イオン水の微小な液漏れが生じていると判定した場合、処理中の基板Wが正常に処理されるまで基板処理を継続する。そして、処理中の基板W1枚の処理が完了した後、所定の期間経過後に、基板処理を停止する。所定の期間は、例えば、5時間である。
次に、図3(b)を参照して、処理液配管P4からの加熱された脱イオン水の漏液が多い場合の漏液検知について説明する。
図3(b)において、時刻0~時刻t1は、基板処理停止時である。基板処理停止時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t1において、基板処理が開始する。基板処理が開始すると、温度が上昇する。基板処理時において、濃度、湿度は一定である。
時刻t2以降において、処理液配管P4から多くの加熱された脱イオン水の液漏れが生じている。処理液配管P4からの多くの加熱された脱イオン水の液漏れが生じている場合、温度および湿度に大きな変化が見られる。制御部30は、温度および湿度の大きな変化を検知することによって、処理液配管P4から多くの加熱された脱イオン水の液漏れが生じていることを判定する。詳しくは、制御部30は、温度センサ72が検知した温度が温度閾値THtを超えるか否かを判定する。さらに、制御部30は、湿度センサ82が検知した湿度が湿度閾値THhを超えるか否かを判定する。より詳しくは、制御部30は、温度センサ72が検知した温度が第2温度閾値THt2を超えているかを判定する。さらに、制御部30は、湿度センサ82が検知した湿度が第2湿度閾値THh2を超えているかを判定する。制御部30は、温度が第2温度閾値THt2を超えており、かつ、湿度が第2湿度閾値THh2を超えている場合、処理液配管P4から多くの加熱された脱イオン水の液漏れが生じていると判定する。例えば、制御部30は、所定の期間以上、温度および湿度が高いか否かを判定してもよい。例えば、制御部30は、所定の期間以上、温度が第2温度閾値THt2を超えており、かつ、湿度が第2湿度閾値THh2を超えている場合、処理液配管P4から多くの加熱された脱イオン水の液漏れが生じていると判定する。
制御部30は、温度が第2温度閾値THt2を超える、かつ、湿度が第2湿度閾値THh2を超えると判定した場合、処理液配管P4から加熱された脱イオン水が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。したがって、ユーザーは、加熱された脱イオン水の漏液が発生していることを知ることができる。制御部30は、温度が第2温度閾値THt2を超える、かつ、湿度が第2湿度閾値THh2を超えると判定した場合、すなわち、処理液配管P4から多くの加熱された脱イオン水の液漏れが生じていると判定した場合、処理中の基板Wが正常に処理されるまで基板処理を継続し、処理中の基板W1枚の処理が完了した後に基板処理を停止するように制御する。
次に、図1、図4(a)および図4(b)を参照して、本発明の実施形態1に係る基板処理装置100の脱イオン水(DIW)の漏液検知について説明する。図4(a)および図4(b)は、濃度、温度および湿度を示す図である。図4(a)は、処理液配管P3からの脱イオン水の漏液が少ない場合を示す。また、図4(b)は、処理液配管P3からの脱イオン水の漏液が多い場合を示す。
図4(a)および図4(b)において、横軸は時刻tを示す。縦軸は、上から順に、濃度、温度および湿度の値を示す。詳しくは、縦軸は、上から順に、ガスセンサ62が検知した処理液配管空間42のガスの濃度、温度センサ72が検知した処理液配管空間42の温度、および湿度センサ82が検知した処理液配管空間42の湿度を示す。
図4(a)および図4(b)において、第1濃度閾値THc1は、濃度の閾値を示す。第2濃度閾値THc2は、濃度の閾値を示す。第2濃度閾値THc2は、第1濃度閾値THc1よりも大きい。このように、本実施形態では、濃度閾値THcは、第1濃度閾値THc1と第2濃度閾値THc2とを含む。
図4(a)および図4(b)において、第1温度閾値THt1は、温度の閾値を示す。第2温度閾値THt2は、温度の閾値を示す。第2温度閾値THt2は、第1温度閾値THt1よりも大きい。このように、本実施形態では、温度閾値THtは、第1温度閾値THt1と第2温度閾値THt2とを含む。
図4(a)および図4(b)において、第1湿度閾値THh1は、湿度の閾値を示す。第2湿度閾値THh2は、湿度の閾値を示す。第2湿度閾値THh2は、第1湿度閾値THh1よりも大きい。このように、本実施形態では湿度閾値THhは、第1湿度閾値THh1と第2湿度閾値THh2とを含む。
まず、図4(a)を参照して、処理液配管P3からの脱イオン水の漏液が少ない場合の漏液検知について説明する。
図4(a)において、時刻0~時刻t1は、基板処理停止時である。基板処理停止時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t1において、基板処理が開始する。基板処理時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t2以降において、処理液配管P3から脱イオン水の微小な液漏れが生じている。処理液配管P3からの脱イオン水の微小な液漏れが生じている場合、湿度に微小な変化が数回見られる。制御部30は、湿度の微小な変化を検知することによって、処理液配管P3から脱イオン水の微小な液漏れが生じていることを判定する。詳しくは、制御部30は、温度センサ72が検知した温度が温度閾値THtを超えておらず、かつ、湿度センサ82が検知した湿度が湿度閾値THhを超えるか否かを判定する。より詳しくは、制御部30は、温度センサ72が検知した温度が第1温度閾値THt1を超えていないかを判定する。さらに、制御部30は、湿度センサ82が検知した湿度が第1湿度閾値THh1を超えており、かつ第2湿度閾値THh2を超えていないかを判定する。温度が第1温度閾値THt1を超えておらず、かつ、湿度が第1湿度閾値THh1を超えており、かつ第2湿度閾値THh2を超えていない場合、制御部30は、処理液配管P3から脱イオン水の微小な液漏れが生じていると判定する。例えば、制御部30は、所定の期間内に設定回数以上、湿度が変化するか否かを判定してもよい。例えば、時刻t2から時刻t3の期間内に2回以上、湿度が第1湿度閾値THh1を超えており、かつ第2湿度閾値THh2を超えていない場合、制御部30は、処理液配管P3から脱イオン水の微小な液漏れが生じていると判定する。
制御部30は、湿度が第1湿度閾値THh1を超えており、かつ第2湿度閾値THh2を超えていないと判定した場合、処理液配管P3から脱イオン水が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。したがって、ユーザーは、脱イオン水の漏液が発生していることを知ることができる。制御部30は、湿度が第1湿度閾値THh1を超えており、かつ第2湿度閾値THh2を超えていないと判定した場合、すなわち、処理液配管P3から脱イオン水の微小な液漏れが生じていると判定した場合、処理中の基板Wが正常に処理されるまで基板処理を継続する。そして、処理中の基板W1枚の処理が完了した後、所定の期間経過後に、基板処理を停止する。所定の期間は、例えば、5時間である。
次に、図4(b)を参照して、処理液配管P3からの脱イオン水の漏液が多い場合の漏液検知について説明する。
図4(b)において、時刻0~時刻t1は、基板処理停止時である。基板処理停止時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t1において、基板処理が開始する。基板処理時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t2以降において、処理液配管P3から多くの脱イオン水の液漏れが生じている。処理液配管P3からの多くの脱イオン水の液漏れが生じている場合、湿度に大きな変化が見られる。制御部30は、湿度の大きな変化を検知することによって、処理液配管P3から多くの脱イオン水の液漏れが生じていることを判定する。詳しくは、制御部30は、湿度センサ82が検知した湿度が湿度閾値を超えるか否かを判定する。より詳しくは、制御部30は、湿度センサ82が検知した湿度が第2湿度閾値THh2を超えているかを判定する。湿度が第2湿度閾値THh2を超えている場合、制御部30は、処理液配管P3から多くの脱イオン水の液漏れが生じていると判定する。例えば、制御部30は、所定の期間以上、湿度が高いか否かを判定してもよい。例えば、所定の期間以上、第2湿度閾値THh2を超えている場合、制御部30は、処理液配管P3から多くの脱イオン水の液漏れが生じていると判定する。
制御部30は、温度が第1温度閾値THt1を超えておらず、かつ、湿度が第2湿度閾値THh2を超えていると判定した場合、処理液配管P3から脱イオン水が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。したがって、ユーザーは、脱イオン水の漏液が発生していることを知ることができる。制御部30は、第2湿度閾値THh2を超えていると判定した場合、すなわち、処理液配管P3から多くの脱イオン水の液漏れが生じていると判定した場合、処理中の基板Wが正常に処理されるまで基板処理を継続し、処理中の基板W1枚の処理が完了した後に基板処理を停止するように制御する。
次に、図1および図5を参照して、実施形態1に係る基板処理方法を説明する。図5は、基板処理方法を示すフローチャートである。図5に示すステップS102~ステップS108の処理が実行されることによって、基板Wの処理が行われる。
ステップS102:ノズル11が基板Wに処理液を吐出する。ステップS102は、「吐出工程」の一例に相当する。処理は、ステップS104に進む。
ステップS104:処理液配管空間42における気化した処理液のガスの濃度を検知する。ステップS104は、「ガス検知工程」の一例に相当する。処理は、ステップS106に進む。
ステップS106:制御部30は、ガス検知工程(ステップS104)において検知した濃度が濃度閾値を超えるか否かを判定する。ステップS106は、「判定工程」の一例に相当する。濃度が濃度閾値を超えないと制御部30が判定した場合(ステップS106:No)、処理は終了する。濃度が濃度閾値を超えると制御部30が判定した場合(ステップS106:Yes)、処理は、ステップS108に進む。
ステップS108:検知した濃度が濃度閾値を超えると制御部30が判定した場合、制御部30は、処理液配管P1から薬液が漏液していることを報知する。処理は終了する。ステップS108は、「報知工程」の一例に相当する。
次に、図1および図6を参照して、実施形態1に係る基板処理方法を説明する。図6は、基板処理方法を示すフローチャートである。図6に示すステップS202~ステップS212の処理が実行されることによって、基板Wの処理が行われる。ここでは、濃度閾値THcは、第1濃度閾値THc1と第2濃度閾値THc2とを含む。
ステップS202:ノズル11が基板Wに処理液を吐出する。処理は、ステップS204に進む。
ステップS204:処理液配管空間42における気化した処理液のガスの濃度を検知する。処理は、ステップS206に進む。
ステップS206:制御部30は、ガス検知工程(ステップS204)において検知した濃度が第1濃度閾値THc1を超えるか否かを判定する。濃度が第1濃度閾値THc1を超えないと制御部30が判定した場合(ステップS206:No)、処理は終了する。濃度が第1濃度閾値THc1を超えると制御部30が判定した場合(ステップS206:Yes)、処理は、ステップS208に進む。
ステップS208:ガス検知工程(ステップS204)において検知した濃度が第2濃度閾値THc2を超えるか否かを判定する。濃度が第2濃度閾値THc2を超えないと制御部30が判定した場合(ステップS208:No)、処理は、ステップS212に進む。濃度が第2濃度閾値THc2を超えると制御部30が判定した場合(ステップS208:Yes)、処理は、ステップS210に進む。
ステップS210:制御部30は、薬液の漏液を報知するように報知部4を制御し、即時に基板処理を停止するように制御する。処理は、終了する。
ステップS212:制御部30は、薬液の漏液を報知するように報知部4を制御し、基板Wを1枚処理した後、基板処理を停止するように制御する。処理は、終了する。
以上、図1~図6を参照して説明したように、ガスセンサ62が検知した濃度が濃度閾値THcを超えると制御部30が判定した場合、報知部4は、処理液配管P1から薬液が漏液していることを報知する。したがって、漏液の量が微小な場合であっても、早期に漏液を検出することができる。その結果、ユーザーは、薬液の漏液が発生していることを知ることができる。
また、濃度閾値THcは、第1濃度閾値THc1と第2濃度閾値THc2とを含む。第2濃度閾値THc2は第1濃度閾値THc1よりも大きい。制御部30は、濃度が第1濃度閾値THc1を超えており、かつ第2濃度閾値THc2を超えていないと判定した場合、処理液配管P1から薬液が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。一方、制御部30は、濃度が第2濃度閾値THc2を超えていると判定した場合、基板処理を停止するように制御する。したがって、制御部30は、漏液の量に適した処理を実行することができる。
また、処理液配管空間42の温度が温度閾値THtを超える、かつ、処理液配管空間42の湿度が湿度閾値THhを超えると判定した場合、制御部30は、処理液配管P4から加熱された脱イオン水が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。したがって、ユーザーは、加熱された脱イオン水の漏液が発生していることを知ることができる。
また、処理液配管空間42の温度が温度閾値THtを超えておらず、かつ、処理液配管空間42の湿度が湿度閾値THhを超えると判定した場合、処理液配管P3から脱イオン水が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。したがって、ユーザーは、脱イオン水の漏液が発生していることを知ることができる。
また、ガスセンサ64は、排液配管空間44にさらに設けられる。ガスセンサ64は、排液配管空間44における気化した排液のガスの濃度を検知する。報知部4は、ガスセンサ64が検知した濃度が濃度閾値THcを超えると制御部30が判定した場合、排液配管P5から薬液が漏液していることを報知する。したがって、ユーザーは、排液配管P5から薬液の漏液が発生していることを知ることができる。
[実施形態2]
図7を参照して、本発明の実施形態2に係る基板処理装置100を説明する。図7は、基板処理装置100を示す図である。実施形態2に係る基板処理装置100は、複数の種類の薬液の漏液を検知する点で、実施形態1に係る基板処理装置100と異なる。実施形態1に係る基板処理装置100との重複部分については説明を省略する。
図7に示すように、基板処理装置100は、処理ユニット1と、制御装置3と、報知部4と、バルブV1と、処理液配管P1と、バルブV3と、処理液配管P3と、バルブV4と、処理液配管P4と、処理液配管P3と、処理液配管空間42と、ガスセンサ62と、ガスセンサ64と、温度センサ72と、湿度センサ82と、排液配管P5と、排液配管空間44と、排液タンク80とに加えて、ガスセンサ66と、バルブV2と、処理液配管P2とをさらに備える。
処理ユニット1は、チャンバー5と、スピンチャック7と、スピンモーター9と、ノズル11と、ノズル移動部13と、ノズル15と、ノズル16と、複数のガード25とに加えて、ノズル17と、ノズル移動部19とをさらに含む。
ノズル11は、基板Wの回転中に基板Wの主面Waに向けて処理液を吐出する。処理液は、例えば、第1薬液である。第1薬液は、例えば、フッ酸、リン酸、アンモニア水である。
ノズル17は、基板Wの回転中に基板Wの主面Waに向けて処理液を吐出する。処理液は、例えば、第2薬液である。第2薬液は、例えば、フッ酸、リン酸、アンモニア水である。第1薬液と、第2薬液とは異なる。
このように、本実施形態では、複数の処理液配管の各々は、ノズルに異なる処理液を供給する。
処理液配管P2はノズル17に処理液を供給する。処理液は、例えば、第2薬液である。バルブV2は、ノズル17に対する処理液の供給開始と供給停止とを切り替える。
ノズル移動部19は、回動軸線AX3の回りに回動して、ノズル17の処理位置と待機位置との間で、ノズル17を水平に移動させる。処理位置は、基板Wの上方の位置を示す。待機位置は、スピンチャック7およびガード25よりも外側の位置を示す。
処理液配管空間42には、処理液配管P1、処理液配管P3および処理液配管P4に加えて、さらに処理液配管P2が配置される。処理液配管空間42は、処理液配管(処理液配管P1、処理液配管P2、処理液配管P3および処理液配管P4)の少なくとも一部が配置された空間である。
ガスセンサ62は、処理液配管空間42に設けられる。ガスセンサ62は、処理液配管P1に流れる処理液が気化したガスの濃度を検知する。本実施形態では、ガスセンサ62は、第1薬液が気化したガスの濃度を検知する。
ガスセンサ66は、処理液配管空間42に設けられる。ガスセンサ66は、処理液配管P2に流れる処理液が気化したガスの濃度を検知する。本実施形態では、ガスセンサ66は、第2薬液が気化したガスの濃度を検知する。
このように、本実施形態では、ガスセンサは複数である。複数のガスセンサのそれぞれは、複数の処理液配管のそれぞれに流れる処理液が気化したガスの濃度を検知する。
次に、図7、図8(a)および図8(b)を参照して、本発明の実施形態2に係る基板処理装置100の複数の種類の薬液の漏液検知について説明する。図8(a)および図8(b)は、第1濃度、第2濃度、温度および湿度を示す図である。図8(a)は、処理液配管P1からの薬液の漏液が少ない場合を示す。また、図8(b)は、処理液配管P1からの薬液の漏液が多い場合を示す。
図8(a)および図8(b)において、横軸は時刻tを示す。縦軸は、上から順に、第1濃度、第2濃度、温度および湿度の値を示す。詳しくは、縦軸は、上から順に、ガスセンサ62が検知した処理液配管空間42のガスの濃度、ガスセンサ66が検知した処理液配管空間42のガスの濃度、温度センサ72が検知した処理液配管空間42の温度、および湿度センサ82が検知した処理液配管空間42の湿度を示す。
図8(a)および図8(b)において、第1濃度閾値THc1aは第1薬液の濃度の閾値を示す。第2濃度閾値THc2aは、第1薬液の濃度の閾値を示す。第2濃度閾値THc2aは、第1濃度閾値THc1aよりも大きい。このように、本実施形態では、濃度閾値THcaは、第1濃度閾値THc1aと第2濃度閾値THc2aとを含む。
図8(a)および図8(b)において、第1濃度閾値THc1bは第2薬液の濃度の閾値を示す。第2濃度閾値THc2bは、第2薬液の濃度の閾値を示す。第2濃度閾値THc2bは、第1濃度閾値THc1bよりも大きい。このように、本実施形態では、濃度閾値THcbは、第1濃度閾値THc1bと第2濃度閾値THc2bとを含む。
図8(a)および図8(b)において、第1温度閾値THt1は、温度の閾値を示す。第2温度閾値THt2は、温度の閾値を示す。第2温度閾値THt2は、第1温度閾値THt1よりも大きい。このように、本実施形態では、温度閾値THtは、第1温度閾値THt1と第2温度閾値THt2とを含む。
図8(a)および図8(b)において、第1湿度閾値THh1は、湿度の閾値を示す。第2湿度閾値THh2は、湿度の閾値を示す。第2湿度閾値THh2は、第1湿度閾値THh1よりも大きい。このように、本実施形態では湿度閾値THhは、第1湿度閾値THh1と第2湿度閾値THh2とを含む。
まず、図8(a)を参照して、処理液配管P1からの第1薬液の漏液が生じている場合の漏液検知について説明する。
図8(a)において、時刻0~時刻t1は、基板処理停止時である。基板処理停止時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t1において、基板処理が開始する。基板処理時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t2以降において、処理液配管P1から第1薬液の微小な液漏れが生じている。処理液配管P1からの第1薬液の微小な液漏れが生じている場合、第1濃度および湿度に微小な変化が数回見られる。制御部30は、第1濃度の微小な変化を検知することによって、処理液配管P1から第1薬液の微小な液漏れが生じていることを判定する。詳しくは、制御部30は、ガスセンサ62が検知した第1濃度が濃度閾値を超えるか否かを判定する。より詳しくは、制御部30は、ガスセンサ62が検知した第1濃度が第1濃度閾値THc1aを超えており、かつ第2濃度閾値THc2aを超えていないかを判定する。第1濃度が第1濃度閾値THc1aを超えており、かつ第2濃度閾値THc2aを超えていない場合、制御部30は、処理液配管P1から第1薬液の微小な液漏れが生じていると判定する。例えば、制御部30は、所定の期間内に設定回数以上、第1濃度が変化するか否かを判定してもよい。例えば、時刻t2から時刻t3の期間内に2回以上、第1濃度が第1濃度閾値THc1を超えており、かつ第2濃度閾値THc2を超えていない場合、制御部30は、処理液配管P1から薬液の微小な液漏れが生じていると判定する。
一方、処理液配管P2から第2薬液の液漏れは生じていない。このため、第2濃度は一定である。したがって、第2濃度は、第1濃度閾値THc1bを超えていない。
制御部30は、第1濃度が第1濃度閾値THc1aを超えており、かつ第2濃度閾値THc2aを超えていないと判定した場合、処理液配管P1から第1薬液が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。したがって、ユーザーは、第1薬液の漏液が発生していることを知ることができる。制御部30は、第1濃度が第1濃度閾値THc1aを超えており、かつ第2濃度閾値THc2aを超えていないと判定した場合、すなわち、処理液配管P1から第1薬液の微小な液漏れが生じていると判定した場合、処理中の基板Wが正常に処理されるまで基板処理を継続し、処理中の基板W1枚の処理が完了した後に基板処理を停止するように制御する。
次に、図8(b)を参照して、処理液配管P2からの第2薬液の漏液が生じている場合の漏液検知について説明する。
図8(b)において、時刻0~時刻t1は、基板処理停止時である。基板処理停止時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t1において、基板処理が開始する。基板処理時において、濃度、温度および湿度は一定である。
時刻t2以降において、処理液配管P2から第2薬液の微小な液漏れが生じている。処理液配管P2からの第2薬液の微小な液漏れが生じている場合、第2濃度および湿度に微小な変化が数回見られる。制御部30は、第2濃度の微小な変化を検知することによって、処理液配管P2から第2薬液の微小な液漏れが生じていることを判定する。詳しくは、制御部30は、ガスセンサ66が検知した第2濃度が濃度閾値を超えるか否かを判定する。より詳しくは、制御部30は、ガスセンサ66が検知した第2濃度が第1濃度閾値THc1bを超えており、かつ第2濃度閾値THc2bを超えていないかを判定する。第2濃度が第1濃度閾値THc1bを超えており、かつ第2濃度閾値THc2bを超えていない場合、制御部30は、処理液配管P2から第2薬液の微小な液漏れが生じていると判定する。例えば、制御部30は、所定の期間内に設定回数以上、第2濃度が変化するか否かを判定してもよい。例えば、時刻t2から時刻t3の期間内に2回以上、第2濃度が第1濃度閾値THc1bを超えており、かつ第2濃度閾値THc2bを超えていない場合、制御部30は、処理液配管P2から第2薬液の微小な液漏れが生じていると判定する。
一方、処理液配管P1から第1薬液の液漏れは生じていない。このため、第1濃度は一定である。したがって、第1濃度は、第1濃度閾値THc1aを超えていない。
制御部30は、第2濃度が第1濃度閾値THc1bを超えており、かつ第2濃度閾値THc2bを超えていないと判定した場合、処理液配管P2から第2薬液が漏液していることを報知するように報知部4を制御する。したがって、ユーザーは、第2薬液の漏液が発生していることを知ることができる。制御部30は、第2濃度が第1濃度閾値THc1bを超えており、かつ第2濃度閾値THc2bを超えていないと判定した場合、すなわち、処理液配管P2から第2薬液の微小な液漏れが生じていると判定した場合、処理中の基板Wが正常に処理されるまで基板処理を継続し、処理中の基板W1枚の処理が完了した後に基板処理を停止するように制御する。
以上、図7~図8(b)を参照して説明したように、複数のガスセンサ(ガスセンサ62およびガスセンサ66)のそれぞれは、複数の処理液配管(処理液配管P1および処理液配管P2)のそれぞれに流れる処理液が気化したガスの濃度を検知する。したがって、複数の種類の薬液の漏液を検知することができる。
以上、図面(図1~図8(b))を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)~(2))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)実施形態1および実施形態2では、濃度閾値THcは、第1濃度閾値THc1および第2濃度閾値THc2の2つの閾値を含んでいたが、本発明はこれに限定されない。例えば、濃度閾値THcbは、1つであってもよい。
(2)実施形態1において基板処理装置100は、1種類の薬液の漏液を検知、実施形態2において基板処理装置100は、2種類の薬液の漏液を検知していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、基板処理装置100は、3種類以上の薬液の漏液を検知してもよい。この場合、薬液の種類に応じた数のガスセンサが処理液配管空間42に配置される。
4 報知部
11、15、16、17 ノズル
30 制御部
42 処理液配管空間
44 排液配管空間
62、64、66 ガスセンサ
72 温度センサ
82 湿度センサ
100 基板処理装置
P1、P2、P3、P4 処理液配管
P5 排液配管
THc、THca、THcb 濃度閾値
THc1、THc1a、THc1b 第1濃度閾値
THc2、THc2a、THc2b 第2濃度閾値
THh 湿度閾値
THt 温度閾値
W 基板

Claims (8)

  1. 基板に処理液を吐出する少なくとも1つのノズルと、
    前記ノズルに処理液を供給する少なくとも1つの処理液配管と、
    前記処理液配管が配置される処理液配管空間と、
    前記処理液配管空間に設けられ、前記処理液配管空間における気化した処理液のガスの濃度を検知する少なくとも1つのガスセンサと、
    前記ガスセンサが検知した前記濃度が濃度閾値を超えるか否かを判定する制御部と、
    前記ガスセンサが検知した前記濃度が前記濃度閾値を超えると前記制御部が判定した場合、前記処理液配管から薬液が漏液していることを報知する報知部と
    を備える、基板処理装置。
  2. 前記少なくとも1つの処理液配管は複数であり、
    前記少なくとも1つのガスセンサは複数であり、
    複数の前記処理液配管の各々は、前記ノズルに異なる処理液を供給し、
    複数の前記ガスセンサのそれぞれは、複数の前記処理液配管のそれぞれに流れる処理液が気化したガスの濃度を検知する、請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記濃度閾値は、第1濃度閾値と第2濃度閾値とを含み、
    前記第2濃度閾値は前記第1濃度閾値よりも大きく、
    前記制御部は、
    前記濃度が前記第1濃度閾値を超えており、かつ前記第2濃度閾値を超えていないと判定した場合、前記処理液配管から薬液が漏液していることを報知するように前記報知部を制御し、
    前記濃度が前記第2濃度閾値を超えていると判定した場合、基板処理を停止するように制御する、請求項1または請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記処理液配管空間の温度を検知する温度センサと、
    前記処理液配管空間の湿度を検知する湿度センサと
    をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記処理液配管空間の温度が温度閾値を超えるか否かを判定し、
    前記処理液配管空間の湿度が湿度閾値を超えるか否かを判定し、
    前記処理液配管空間の温度が温度閾値を超える、かつ、前記処理液配管空間の湿度が湿度閾値を超えると判定した場合、前記処理液配管から加熱された脱イオン水が漏液していることを報知するように前記報知部を制御する、請求項4に記載の基板処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記処理液配管空間の温度が温度閾値を超えるか否かを判定し、
    前記処理液配管空間の湿度が湿度閾値を超えるか否かを判定し、
    前記処理液配管空間の温度が温度閾値を超えておらず、かつ、前記処理液配管空間の湿度が湿度閾値を超えると判定した場合、前記処理液配管から脱イオン水が漏液していることを報知するように前記報知部を制御する、請求項4に記載の基板処理装置。
  7. 前記基板を処理した排液が流れる排液配管と、
    前記排液配管が配置される排液配管空間と
    をさらに備え、
    前記少なくとも1つのガスセンサは、前記排液配管空間にさらに設けられ、前記排液配管空間における気化した排液のガスの前記濃度を検知し、
    前記制御部は、前記ガスセンサが検知した前記濃度が前記濃度閾値を超えるか否かを判定し、
    前記報知部は、前記ガスセンサが検知した前記濃度が前記濃度閾値を超えると前記制御部が判定した場合、前記排液配管から排液が漏液していることを報知する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  8. 基板を処理する基板処理方法であって、
    ノズルが前記基板に処理液を吐出する吐出工程と、
    前記ノズルに処理液を供給する処理液配管が配置される処理液配管空間における気化した処理液のガスの濃度を検知するガス検知工程と、
    前記ガス検知工程において検知した前記濃度が濃度閾値を超えるか否かを判定する判定工程と、
    検知した前記濃度が前記濃度閾値を超えると判定した場合、前記処理液配管から薬液が漏液していることを報知する報知工程と
    を包含する、基板処理方法。
JP2021027407A 2021-02-24 2021-02-24 基板処理装置および基板処理方法 Pending JP2022128925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021027407A JP2022128925A (ja) 2021-02-24 2021-02-24 基板処理装置および基板処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021027407A JP2022128925A (ja) 2021-02-24 2021-02-24 基板処理装置および基板処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022128925A true JP2022128925A (ja) 2022-09-05

Family

ID=83150540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021027407A Pending JP2022128925A (ja) 2021-02-24 2021-02-24 基板処理装置および基板処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022128925A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9795999B2 (en) Substrate processing apparatus and substrate processing method
JP4738033B2 (ja) 基板処理装置
KR102141333B1 (ko) 기판 처리 장치
KR102391794B1 (ko) 기판 처리 장치
JP6667241B2 (ja) 処理液供給装置、基板処理システムおよび処理液供給方法
JP2009148734A (ja) 基板処理装置および基板処理方法並びに記憶媒体
KR20230121027A (ko) 처리 장치, 처리 방법 및 기억 매체
US10717117B2 (en) Substrate processing apparatus and substrate processing method
JP6553353B2 (ja) 基板処理方法及びその装置
US20160225682A1 (en) Substrate processing apparatus, substrate processing method and storage medium
JP6909620B2 (ja) 基板処理方法
JP2022128925A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
TW201619725A (zh) 基板處理裝置及基板處理方法
JP6393661B2 (ja) 基板液処理装置
US10395955B2 (en) Method and system for detecting a coolant leak in a dry process chamber wafer chuck
US11043399B2 (en) Substrate processing apparatus and operation method of substrate processing apparatus
KR20200071015A (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP2014187253A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2020178075A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
KR200476530Y1 (ko) 노즐모듈 및 이를 구비한 세정장치
KR102257429B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 장치의 부품 검사 방법
JP2012204746A (ja) 基板処理装置
JP2011204948A (ja) 処理液供給装置および処理液供給方法
JP6985964B2 (ja) 基板処理装置用のピトー管式流量計、基板処理装置、および基板処理方法
JP2014120645A (ja) 基板処理装置及びその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231218

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20240604