JP2022125499A - 情報通知システム、及び情報通知方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022125499000001
【課題】移動体の利用者に対して、移動途中での実行を依頼するジョブの情報をより確実に認識させることができる情報通知システム、及び情報通知方法を提供する。
【解決手段】情報通知システム10は、メッセージ受信部21により受信されたメッセージの中から、移動体1による移動途中で第1利用者に実行して欲しい所定ジョブを依頼するジョブ依頼メッセージを抽出するジョブ依頼メッセージ抽出部22と、ジョブ依頼メッセージ抽出部22によりジョブ依頼メッセージが抽出された状態で、利用者行動認識部23により第1利用者が移動体1から降りると推定される行動が認識されたときに、所定ジョブの内容を、移動体で使用される出力装置90から出力するジョブ依頼情報通知部24と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報通知システム、及び情報通知方法に関する。
従来、車両から利用者が降車したことを検知して、車両が位置する場所に関連する情報をデータベースから取得し、取得した情報を音声データに変換して、通常情報を音声で出力するようにした情報通知装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。上記情報通知装置は、車両が位置する場所に関連する通知情報として、防犯情報、渋滞情報、お買い物情報、イベント情報等を出力する。
特開2017-528085号公報
上記従来の情報通知装置のように、車両等の移動体の利用者に対して通知する情報として、移動途中で利用者に実行して欲しいジョブの情報を通知することが考えられる。そして、この場合は、利用者に対して、依頼するジョブの情報をより確実に認識させることが望まれる。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、移動体の利用者に対して、移動途中での実行を依頼するジョブの情報をより確実に認識させることができる情報通知システム、及び情報通知方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための第1態様として、移動体に送信されるメッセージを受信するメッセージ受信部と、前記メッセージ受信部により受信された前記メッセージの中から、前記移動体による移動途中で前記移動体の利用者に実行して欲しい所定ジョブを依頼するジョブ依頼メッセージを抽出するジョブ依頼メッセージ抽出部と、前記移動体の利用者の行動を認識する利用者行動認識部と、前記利用者行動認識部により、前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されたときに、前記ジョブ依頼メッセージ抽出部により抽出された前記所定ジョブの内容を、前記移動体で使用される出力装置から出力するジョブ依頼情報通知部と、を備える情報通知システムが挙げられる。
上記情報通知システムにおいて、前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思を認識するジョブ受諾意思認識部を備え、前記ジョブ依頼情報通知部は、前記ジョブ依頼メッセージにより依頼される前記所定ジョブのうち、前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による受諾が認識された前記所定ジョブの内容を、前記出力装置から出力する構成としてもよい。
上記情報通知システムにおいて、前記ジョブ依頼情報通知部は、前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思が認識された後、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体に搭乗すると推定される行動が認識されたときに、前記出力装置から前記所定ジョブの内容を出力する構成としてもよい。
上記情報通知システムにおいて、前記利用者による受諾意思を認識するジョブ受諾意思認識部を備え、前記ジョブ依頼情報通知部は、前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思が認識された後、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体に搭乗すると推定される行動が認識されたときに、前記出力装置から前記所定ジョブの内容を出力する構成としてもよい。
上記情報通知システムにおいて、前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思が認識されたときに、前記所定ジョブが受諾されたことを通知するジョブ受諾通知を、前記ジョブ依頼メッセージの送信元に送信するジョブ受諾通知部を備える構成としてもよい。
上記情報通知システムにおいて、前記ジョブ依頼情報通知部は、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されたときに、前記所定ジョブの内容のみを前記出力装置から出力し、前記ジョブ依頼メッセージ以外のメッセージに関する情報を前記出力装置から出力することを禁止する構成としてもよい。
上記情報通知システムにおいて、前記ジョブ依頼メッセージ抽出部は、前記移動体が所定地点を出発してから、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されるまでの間に、前記メッセージ受信部により受信された前記ジョブ依頼メッセージを抽出する構成としてもよい。
上記情報通知システムにおいて、前記ジョブ依頼メッセージ抽出部は、前記メッセージ受信部により受信されたメッセージのうち、前記所定地点への移動を示す所定キーワードを含むメッセージを探索することによって、前記ジョブ依頼メッセージを抽出する構成としてもよい。
上記情報通知システムにおいて、前記移動体の搭乗者を認識する搭乗者認識部を備え、前記ジョブ依頼情報通知部は、前記搭乗者認識部により前記移動体の運転者以外の搭乗者が認識されているときには、前記所定ジョブの内容を前記出力装置から出力することを禁止する構成としてもよい。
上記情報通知システムにおいて、前記所定ジョブの実行が可能な施設の情報を、前記出力装置から出力するジョブ関連施設情報提供部を備える構成としてもよい。
上記情報通知システムにおいて、前記施設までのルート案内情報を前記出力装置から出力するルート案内部を備える構成としてもよい。
上記目的を達成するための第2態様として、コンピュータにより実行される情報通知方法であって、移動体に送信されるメッセージを受信するメッセージ受信ステップと、前記メッセージ受信ステップにより受信された前記メッセージの中から、前記移動体による移動途中で前記移動体の利用者に実行して欲しい所定ジョブを依頼するジョブ依頼メッセージを抽出するジョブ依頼メッセージ抽出ステップと、前記移動体の利用者の行動を認識する利用者行動認識ステップと、前記利用者行動認識ステップにより、前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されたときに、前記ジョブ依頼メッセージ抽出ステップにより抽出された前記所定ジョブの内容を、前記移動体で使用される出力装置から出力するジョブ依頼情報通知ステップと、を含む情報通知方法が挙げられる。
上記情報通知システムによれば、移動体の利用者に対して、移動途中での実行を依頼するジョブの情報をより確実に認識させることができる。
図1は、情報通知システムにより、車両により帰宅する利用者に対して、帰宅途中で実行するジョブを依頼する態様の説明図である。 図2は、情報通知システムが搭載された車両の構成図である。 図3は、情報通知システムの構成図である。 図4は、利用者が車両に乗車するタイミングで、ジョブ情報を出力するか否かを判断する処理のフローチャートである。 図5は、ジョブ実行のサポート処理の第1のフローチャートである。 図6は、ジョブ実行のサポート処理の第2のフローチャートである。 図7は、ジョブ実行のサポート処理の第3のフローチャートである。
[1.情報通知システムによるジョブ情報の出力]
図1を参照して、本実施形態の情報通知システム10によるジョブ情報の出力の態様について説明する。図1は、第1利用者U1が、自宅700から勤務先710まで車両1を運転して出勤し、勤務先710から自宅700まで車両1を運転して帰宅する状況を示している。自宅700には、第1利用者U1の家族である第2利用者U2が在宅中であり、第2利用者U2は第2利用者端末150を使用する。
情報通知システム10は車両1に搭載され、通信ネットワーク500を介して、車両管理サーバー600及び第2利用者端末150との間で通信を行う。第2利用者U2は、車両1で出勤した第1利用者U1に対して、帰宅途中で買い物を頼みたい場合に、第2利用者端末150を操作して、車両1に対して買い物を依頼するジョブ依頼メッセージJmsgを送信する。図1の例では、「帰りにタマゴ買ってきて!」と伝えるジョブ依頼メッセージJmsgが送信されている。タマゴの購入は、本開示の所定ジョブに相当する。
本実施形態では、第2利用者端末150から送信されるジョブ依頼メッセージJmsgは、車両管理サーバー600のメッセージDB(Data Base)610に一時的に保存される。そして、車両1の使用中に、車両管理サーバー600から車両1にジョブ依頼メッセージJmsgが送信される。
情報通知システム10は、車両1が勤務先710に到着して、第1利用者U1が車両1から降りるタイミングで、車両1に備えられたタッチパネルに、ジョブ依頼メッセージJmsgにより依頼されたジョブの内容を示すジョブ通知画面200を表示する。そして、情報通知システム10は、ジョブ通知画面200の受諾ボタン201のタッチ操作により、第1利用者U1によるジョブの受諾を認識したときに、ジョブ受諾通知Amsgを第2利用者端末150に送信する。
その後、情報通知システム10は、第1利用者U1が勤務先710から退社して、車両1に乗車するタイミングで、車両1に備えられたタッチパネルに、ジョブ依頼メッセージJmsgにより依頼されたジョブの内容を示すジョブ通知画面210を再度表示する(リマインダ表示)。そして、情報通知システム10は、ジョブ通知画面210の確認ボタン211のタッチ操作により、第1利用者U1によるジョブの確認を認識したときに、ジョブ確認通知Rmsgを第2利用者端末150に送信する。
また、情報通知システム10は、ジョブの実行(タマゴの購入)が可能な施設である店舗720の情報をタッチパネルに表示して、店舗720までのルート案内を開始する。車両1が店舗720に到着して第1利用者U1が車両1から降り、その後、第1利用者U1が車両1に戻って乗車するタイミングで、情報通知システム10は、ジョブ実行確認画面220をタッチパネルに表示する。ジョブ実行確認画面220は、ジョブの内容を示してジョブを実行したか否か(タマゴを購入したか否か)を問い合わせる画面である。情報通知システム10は、ジョブ実行確認画面220のジョブ完了ボタン221がタッチ操作されたときに、ジョブが実行されたことを通知するジョブ完了メッセージCmsgを、第2利用者端末150に送信する。
情報通知システム10は、車両1が自宅700に到着し、第1利用者U1が車両1から降車する行動を認識したときに、ジョブ実行確認画面230を車両1のタッチパネルに表示する。そして、情報通知システム10は、ジョブ実行確認画面230のジョブ完了ボタン231がタッチ操作されたときに、ジョブが実行されたことを通知するジョブ完了メッセージCmsgを、第2利用者端末150に送信する。
以上説明した一連の処理により、情報通知システム10は、第1利用者U1に対して、移動途中での実行を依頼するジョブの情報を通知して、第1利用者U1によるジョブの実行をサポートする。第1利用者U1が帰宅するために車両1に乗車するタイミングで、ジョブ通知画面200をタッチパネルに表示することにより、ジョブの依頼をより確実に第1利用者U1に認識させることができる。
[2.車両の構成]
図2を参照して、情報通知システム10が搭載された車両1の構成について説明する。車両1は、乗車定員5名の乗用車であり、運転席7a、助手席7b、リア右席7c、リア中央席7d、及びリア左席7eを備えている。各席7a~7eには、図示しないシートベルトの装着の有無を検出するシートベルトスイッチ60~64と、着座センサ70~74とが設けられている。
図2では、車両1の携帯鍵160を所持した第1利用者U1が、運転席7aに着座している状況を示している。また、第1利用者U1により使用される第2利用者端末150が、助手席7bに置かれている。車両1は、右前ドア2、左前ドア3、右後ドア4、及び左後ドア5を備えており、右前ドア2のドアノブには、ドアタッチセンサ53が設けられている。携帯鍵160を所持した第1利用者U1は、ドアタッチセンサ53に触れることによって、車両1のドア2~6を解錠することができる。
車両1の前部には車両1の前方を撮影するフロントカメラ40が設けられ、車両1の後部には車両1の後方を撮影するリアカメラ43が設けられている。車両1の右側部には車両1の右側方を撮影する右サイドカメラ41が設けられ、車両1の左側部には車両1の左側方を撮影する左サイドカメラ42が設けられている。
車室のダッシュボードには、運転席7a及び助手席7bに着座している利用者を撮影する前席カメラ45、タッチパネル90、及びスピーカー91が設けられている。車室の天井には、リア右席7c、リア中央席7d、及びリア左席7eに着座している利用者を撮影する後席カメラ46が設けられている。
各ドア2~5にはドアの開閉を検知するドアスイッチ80~83が設けられている。テールゲート6にも、テールゲート6の開閉を検知するドアスイッチ85が設けられている。さらに、運転席7aの付近には、電源スイッチ54と、シフトレバー55のシフト位置を検知するシフトスイッチ55aが備えられている。また、車両1は、サイドブレーキペダル52のオン/オフを検出するサイドブレーキスイッチ52aを備えている。
さらに、車両1は、各ドア2~5及びテールゲート6を施錠するドアロック機構100~104、車両1の走行速度を検出する速度センサ120、通信ユニット130、ナビゲーション装置140、及び車両ECU141を備えている。
通信ユニット130は、第2利用者端末150、携帯鍵160、車両管理サーバー、車両1の付近の通信端末等との間で通信を行う。ナビゲーション装置140は、図示しないGPS(Global Positioning System)センサと地図データを有し、GPSセンサにより検出される車両1の位置と地図データとに基づいて、目的地までのルート案内等を実行する。車両ECU141は、車両1の全体的な作動を制御する。
[3.情報通知システムの構成]
図3を参照して、情報通知システム10の構成について説明する。情報通知システム10は、プロセッサ20(本開示のコンピュータに相当する)、メモリ35、図示しないインターフェース回路等により構成されている。メモリ35には、上述したジョブの依頼とジョブ実施のサポートの処理を実行するための情報通知プログラム36が保存されている。
情報通知システム10には、フロントカメラ40、右サイドカメラ41、左サイドカメラ42、及びリアカメラ43により撮影される車両1の周囲の画像が入力される。また、情報通知システム10には、前席カメラ45、及び後席カメラ46により撮影される車両1の車内の画像が入力される。
さらに、情報通知システム10には、サイドブレーキスイッチ52a、ドアタッチセンサ53、電源スイッチ54、シフトスイッチ55a、シートベルトスイッチ60~64、着座センサ70~74、ドアスイッチ80~84の検出信号、及びドアロック機構100~104に備えられたドアロックセンサ(図示しない)による各ドア2~5とテールゲート6のロック検出信号が入力される。
また、情報通知システム10には、タッチパネル90のタッチ位置検出信号、速度センサ120の速度検出信号、及びナビゲーション装置140により検出される車両1の現在位置(緯度、経度)の情報が入力される。
情報通知システム10から出力される制御信号により、タッチパネル90の画面表示、スピーカー91から出力される音(音声ガイダンス、チャイム音等)、ドアロック機構100~104の作動(ロック、アンロック)等が制御される。また、情報通知システム10は、車両ECU141との間で通信を行い、通信ユニット130を介して、車両管理サーバー600、第2利用者端末150等との間で通信を行う。
プロセッサ20は、メモリ35に保存された情報通知プログラム36を読み込んで実行することにより、メッセージ受信部21、ジョブ依頼メッセージ抽出部22、利用者行動認識部23,ジョブ依頼情報通知部24,ジョブ受諾意思認識部25、ジョブ受諾通知部26、搭乗者認識部27、ジョブ関連施設情報提供部28、ルート案内部29、及びジョブ完了通知部30として機能する。
プロセッサ20は、本開示のコンピュータに相当する。メッセージ受信部21により実行される処理は、本開示の情報通知方法におけるメッセージ受信ステップに相当し、ジョブ依頼メッセージ抽出部22により実行される処理は、本開示の情報通知方法におけるジョブ依頼メッセージ抽出ステップに相当する。利用者行動認識部23により実行される処理は、本開示の情報通知方法における利用者行動認識ステップに相当し、ジョブ依頼情報通知部24により実行される処理は、本開示の情報通知方法におけるジョブ依頼情報通知ステップに相当する。
メッセージ受信部21は、第2利用者端末150等から車両1宛に送信されたメッセージを車両管理サーバー600から受信して、メモリ35に保存する。なお、車両管理サーバー600を介さずに、第2利用者端末150等から、直接メッセージを受信するようにしてもよい。ジョブ依頼メッセージ抽出部22は、メッセージ受信部21により受信されてメモリ35に保存されたメッセージの中から、車両1による移動途中で第1利用者U1に実行して欲しい所定ジョブを通知するジョブ依頼メッセージJmsg(図1参照)を抽出する。ここで、ジョブ依頼メッセージ抽出部22が、第1利用者U1が車両1で自宅700(本開示の所定地点に相当する)を出てから勤務先に到着して車両1から降りるまでの間に、第2利用者端末150から送信されたジョブ依頼メッセージJmsgを抽出するようにしてもよい。
利用者行動認識部23は、フロントカメラ40、右サイドカメラ41、左サイドカメラ42、及びリアカメラ43による車両1の周囲の撮影画像、前席カメラ45及び後席カメラ46による車両1の車室内の撮影画像、サイドブレーキスイッチ52a、ドアタッチセンサ53、電源スイッチ54、シフトスイッチ55a、シートベルトスイッチ60、着座センサ70、ドアスイッチ80の検出信号、及びドアロック機構100に備えられたドアロックセンサ(図示しない)による右前ドア2のロック検出信号等に基づいて、第1利用者U1の行動を認識する。
本実施形態において、利用者行動認識部23は、車両1の車内の撮影画像から認識した第1利用者U1のドア方向への移動、サイドブレーキスイッチ52aによるサイドブレーキの作動状態への変化の検出、電源スイッチ54のオフ操作、着座センサ70のオン検出状態(着座検出状態)からオフ検出状態(着座非検出状態)への変化、シートベルトスイッチ60のオンからオフへの変化等を認識して、第1利用者U1が車両1から降車すると推定される行動を認識する。
また、利用者行動認識部23は、車両1の車両周囲の撮影画像から認識した第1利用者U1の車内への移動、サイドブレーキスイッチ52aによるサイドブレーキの非作動状態(ブレーキオフ状態)への変化の検出、電源スイッチ54のオン操作、着座センサ70のオフ検出状態(着座非検出状態)からオン検出状態(着座検出状態)への変化、シートベルトスイッチ60のオフからオンへの変化等を認識して、第1利用者U1が車両1に乗車すると推定される行動を認識する。
ジョブ依頼情報通知部24は、利用者行動認識部23により、第1利用者U1が車両1から降車すると推定される行動が認識されたときに、移動途中での実行を依頼する所定ジョブの情報を表示するジョブ通知画面200(図1参照)を、タッチパネル90に表示する。また、ジョブ依頼情報通知部24は、利用者行動認識部23により、第1利用者U1が車両1に乗車すると推定される行動が認識されたときに、所定ジョブのリマインダを通知するジョブ通知画面210(図1参照)を、タッチパネル90に表示する。さらに、ジョブ依頼情報通知部24は、第1利用者U1が所定ジョブを実行したか否かを確認するためのジョブ実行確認画面220,230(図1参照)を、タッチパネル90に表示する。
ジョブ受諾通知部26は、ジョブ通知画面200の受諾ボタン201(図1参照)の操作により所定ジョブの受諾を認識したときに、ジョブ受諾メッセージAmsg(図1参照)を、第2利用者端末150に送信する。搭乗者認識部27は、車両1の車内の撮影画像、シートベルトスイッチ60~64及び着座センサ70~74の検出状況等に応じて、車両1の搭乗者を認識する。
ジョブ関連施設情報提供部28は、所定ジョブの実行が可能な施設(図1の例では、店舗720)の情報(店名、場所、営業時間、施設までの地図等)を、タッチパネル90に表示する。ルート案内部29は、所定ジョブの実行が可能な施設を、目的地としてナビゲーション装置140に設定して、施設へのルート案内を実行する。ジョブ完了通知部30は、ジョブ実行確認画面220,230のジョブ完了ボタン221,231(図1参照)の操作により所定ジョブの完了を確認したときに、ジョブ完了メッセージCmsgを第2利用者端末150に送信する。
[4.ジョブ情報の出力判断処理]
図4に示したフローチャートに従って、ジョブ情報の出力判断処理について説明する。以下では、図1に示したように、第1利用者U1に対して、勤務先710から自宅700に帰宅する途中で、タマゴを購入する所定ジョブを依頼して、所定ジョブの実行をサポートする状況について説明する。
図4のステップS1で、利用者行動認識部23は、速度センサ120の検出信号から車両1が停止していることを認識したときにステップS2に処理を進めて、上述したように第1利用者U1の行動を認識する。続くステップS3で、利用者行動認識部23は、第1利用者U1が車両1から降車すると推定される行動を認識したときに、ステップS4に処理を進める。一方、第1利用者U1が車両1から降車すると推定される行動を認識しなかったときには、利用者行動認識部23は、ステップS1に処理を進める。
ステップS4で、搭乗者認識部27は、車両1の搭乗者を認識する。続くステップS5で、ジョブ依頼情報通知部24は、搭乗者認識部27により第1利用者U1以外の搭乗者(同乗者)が認識されなかったときは、ステップS6に処理を進める。一方、搭乗者認識部27により同乗者が認識されたときには、ジョブ依頼情報通知部24は、ステップS9に処理を進め、この場合は、ジョブ通知画面200(図1参照)の表示は実行されない。
ステップS6で、ジョブ依頼メッセージ抽出部22は、メッセージ受信部21により受信されてメモリ35に保存されたメッセージの中から、第1利用者U1が自宅700に戻る途中で実行するジョブを依頼するジョブ依頼メッセージJmsgを検索する。ジョブ依頼メッセージ抽出部22は、自宅700への移動を示す所定キーワードである「帰りに」、「帰宅時に、」、「帰ってくるときに」等を含むメッセージであるジョブ依頼メッセージJmsgを検索する。
そして、次のステップS7で、ジョブ依頼情報通知部24は、ジョブ依頼メッセージ抽出部22によりジョブ依頼メッセージJmsgが抽出されたときは、ステップS8に処理を進め、この場合は、ジョブ実行のサポート処理が行われる。一方、ジョブ依頼メッセージ抽出部22によりジョブ依頼メッセージJmsgが抽出されなかったときには、ジョブ依頼情報通知部24は、ステップS9に処理を進め、この場合は、ジョブ実行のサポート処理は行われない。
[5.ジョブ実行のサポート処理]
図5~図7に示したフローチャートに従って、ジョブ実行のサポート処理について説明する。図5のステップS20で、ジョブ依頼情報通知部24は、ジョブ通知画面200(図1参照)をタッチパネル90に表示する。ここで、ジョブ依頼情報通知部24は、ジョブ依頼メッセージJmsg以外のメッセージの情報を、タッチパネル90に表示することを禁止して、第1利用者U1がジョブの内容のみを容易に認識できるようにする。
続くステップS21で、ジョブ受諾意思認識部25は、ジョブ通知画面200の受諾ボタン201のタッチ操作(ジョブ受諾の操作)の有無を確認する。そして、ジョブ受諾意思認識部25は、ジョブ受諾の操作があったときはステップS22処理を進め、ジョブ受諾の操作がなかったときにはステップS40に処理を進める。
ステップS40で、ジョブ受諾通知部26は、ジョブが受諾されなかったことを通知するジョブ不可メッセージを第2利用者端末150に送信し、図6のステップS35に処理を進める。この場合は、ステップS23以降のサポート処理は実行されない。また、ステップS22で、ジョブ依頼情報通知部24は、受諾されたジョブの内容をタッチパネル90に表示する。
ここで、ジョブ依頼メッセージ抽出部22により複数のジョブ依頼メッセージJmsgが抽出された場合には、ジョブ通知画面200に複数のジョブの情報と各ジョブの受諾ボタンが表示される。そして、ジョブ受諾通知部26は、ジョブ通知画面200に表示された複数のジョブのうち、受諾されたジョブの内容のみをステップS22でタッチパネル90に表示する。
続くステップS23で、ジョブ受諾通知部26は、ジョブが受諾されたことを通知するジョブ受諾メッセージAmsg(図1参照)を、第2利用者端末150に送信する。次のステップS24で、利用者行動認識部23は、第1利用者U1の行動を認識する。続くステップS25で、利用者行動認識部23は、第1利用者U1が車両1に乗車すると推定される行動を認識したときにステップS26に処理を進め、第1利用者U1が車両1に乗車すると推定される行動を認識しなかったときには、ステップS24に処理を進める。ステップS26で、ジョブ依頼情報通知部24は、受諾済みのジョブの内容を表示するジョブ通知画面210(図1参照)を、タッチパネル90に表示する(リマインダ表示)。
続くステップS27で、ジョブ関連施設情報提供部28は、ジョブ依頼メッセージJmsgから抽出したキーワードを用いて、所定ジョブの実行が可能な施設を検索する。図1の例では、ジョブ関連施設情報提供部28は、「帰りにタマゴを買ってきて!」とのメッセージから、「タマゴ」と「買って」をキーワードとして抽出し、タマゴの購入が可能な施設として、スーパー、ドラッグストア、コンビニ等を検索する。そして、ジョブ関連施設情報提供部28は、検索により抽出した店舗720の情報(店舗の名称、場所、営業時間等)を、タッチパネル90に表示する。
次のステップS28で、ルート案内部29は、ジョブ関連施設情報提供部28により抽出されたジョブ関連施設である店舗720を目的地として、ナビゲーション装置140に設定することにより、店舗720へのルート案内を開始する。なお、ジョブ関連施設情報提供部28は、複数のジョブ関連施設を抽出した場合は、複数の施設の情報をタッチパネル90に表示して、第1利用者U1の選択操作に応じて、目的地とする施設を決定する。
続く図6のステップS29で、ジョブ依頼情報通知部24は、ナビゲーション装置140により検出される車両1の現在位置の情報から、車両1が店舗720に立ち寄ったことを認識したときにステップS30に処理を進める。一方、車両1が店舗720に立ち寄ったことが認識されていないときには、ジョブ依頼情報通知部24は、ステップS50に処理を進めて、車両1が店舗170を通過したか否かを判断する。そして、ジョブ依頼情報通知部24は、車両1が店舗170を通過したときはステップS51に処理を進め、車両1が店舗170を通過していないときにはステップS29に処理を進める。
ステップS51で、ジョブ依頼情報通知部24は、ジョブ通知画面200をタッチパネル90に表示する。続くステップS52で、ナビゲーション装置140により検出される車両1の現在位置の情報から、車両1が店舗170に戻ると推測される場合は、ジョブ依頼情報通知部24は、ステップS29に処理を進める。一方、車両1が店舗170に戻ると推測される場合は、ジョブ依頼情報通知部24は、図7のステップS39に処理を進め、この場合はジョブ実行のサポート処理が終了する。
ステップS30で、利用者行動認識部23は、第1利用者U1の行動を認識する。続くステップS31で、利用者行動認識部23は、第1利用者U1が車両1に乗車すると推定される行動を認識したときに、ステップS32に処理を進め、第1利用者U1が車両1に乗車すると推定される行動を認識しなかったときには、ステップS30に処理を進める。
ステップS32で、ジョブ依頼情報通知部24は、ジョブ実行確認画面220(図1参照)をタッチパネル90に表示する。続くステップS33で、ジョブ完了通知部30は、ジョブ完了ボタン221の操作(ジョブ完了操作)の有無を判断し、ジョブ完了操作があったときはステップS60に処理を進め、ジョブ完了操作がなかったときには図7のステップS34に処理を進める。ステップS60で、ジョブ完了通知部30は、所定ジョブを完了したこと(図1の例では、タマゴを購入したこと)を通知するジョブ完了メッセージCmsgを、第2利用者端末150に送信し、図7のステップS34に処理を進める。
ステップS34で、ジョブ依頼情報通知部24は、ナビゲーション装置140により検出される車両1の現在位置の情報から、車両1が自宅700に到着したことを認識したときに、ステップS35に処理を進める。ステップS35で、利用者行動認識部23は、第1利用者U1の行動を認識する。次のステップS36で、利用者行動認識部23は、第1利用者U1が車両1から降車すると推定される行動が認識されたときはステップS37に処理を進め、第1利用者U1が車両1から降車すると推定される行動が認識されなかったときにはステップS35に処理を進める。
ステップS37で、ジョブ依頼情報通知部24は、ジョブ実行確認画面230(図1参照)をタッチパネル90に表示する。続くステップS38で、ジョブ完了通知部30は、ジョブ完了ボタン231の操作(ジョブ完了操作)の有無を判断し、ジョブ完了操作があったときはステップS70に処理を進め、ジョブ完了操作がなかったときにはステップS39に処理を進める。ステップS70で、ジョブ完了通知部30は、所定ジョブを完了したこと(図1の例では、タマゴを購入したこと)を通知するジョブ完了メッセージCmsgを、第2利用者端末150に送信し、ステップS39に処理を進める。
[6.他の実施形態]
上記実施形態では、本発明の移動体として四輪車両1を例示したが、本発明は、二輪車両、飛行体、船体等、種々の乗用の移動体に対して適用可能である。
上記実施形態では、ジョブ依頼情報通知部24は、本開示の所定ジョブの内容を出力する処理として、車両1のタッチパネル90にジョブ通知画面200,210、ジョブ実行確認画面220,230を表示する処理を実行した。他の実施形態として、所定ジョブの内容を、スピーカー91からの音声によって出力してもよい。或いは、所定ジョブの内容の出力を、タッチパネル90への表示とスピーカー91からの音声出力の双方により、行ってもよい。
上記実施形態では、本開示の所定ジョブとして、タマゴの購入を例示したが、所定ジョブはこれに限られず、移動体による移動途中で実行されるジョブであればよい。例えば、タマゴ以外の商品の購入、クリーニング店での衣類の受け渡しや受け取り、ATMでの入出金等のジョブであってもよい。
上部実施形態では、ジョブ受諾意思認識部25とジョブ受諾通知部26を備えて、第1利用者U1が所定ジョブを受諾したことを第2利用者U2に通知したが、ジョブ受諾意思認識部25とジョブ受諾通知部26を省略した構成としてもよい。
上記実施形態では、搭乗者認識部27が備えて、車両1に第1利用者U1以外の搭乗者がいる場合に、ジョブ通知画面200を表示しないようにしたが、搭乗者認識部27を省略した構成としてもよい。
上記実施形態では、ジョブ完了通知部30を備えて、第1利用者U1が所定ジョブを完了したことを第2利用者U2に通知するようにしたが、ジョブ完了通知部30を省略した構成としてもよい。
上記実施形態では、ジョブ関連施設情報提供部28とルート案内部29を備えて、所定ジョブの実行が可能な施設の情報の提供と施設までのルート案内を行った。他の実施形態として、ルート案内部29を省略した構成としてもよく、或いはジョブ関連施設情報提供部28とルート案内部29の両方を省略した構成としてもよい。
上記実施形態では、情報通知システム10を車両1に搭載した例を示したが、情報通知システム10を車両管理サーバー600によって構成してもよい。この場合は、車両管理サーバー600を構成するコンピュータが、情報通知プログラム36に相当するプログラムを実行することにより、メッセージ受信部21、ジョブ依頼メッセージ抽出部22、利用者行動認識部23、ジョブ依頼情報通知部24、ジョブ受諾意思認識部25,ジョブ受諾通知部26、搭乗者認識部27、ジョブ関連施設情報提供部28、ルート案内部29、及びジョブ完了通知部30として機能する。そして、車両管理サーバー600は、車両1に所定ジョブの情報を送信して、タッチパネル90にジョブ通知画面200とジョブ実行確認画面210,220を表示させ、車両1から送信されるタッチパネル90の操作情報を受信して、所定ジョブの受諾と完了を認識する。
また、メッセージ受信部21、ジョブ依頼メッセージ抽出部22、利用者行動認識部23、ジョブ依頼情報通知部24、ジョブ受諾意思認識部25,ジョブ受諾通知部26、搭乗者認識部27、ジョブ関連施設情報提供部28、ルート案内部29、及びジョブ完了通知部30を、車両管理サーバー600と車両1に分散させて、情報通知システム10を構成してもよい。
なお、図3は、本願発明の理解を容易にするために、情報通知システム10の機能構成を、主な処理内容により区分して示した概略図であり、情報通知システム10の構成を、他の区分によって構成してもよい。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアユニットにより実行されてもよいし、複数のハードウェアユニットにより実行されてもよい。また、図4~図6に示した各構成要素による処理は、1つのプログラムにより実行されてもよいし、複数のプログラムにより実行されてもよい。
[7.上記実施形態によりサポートされる構成]
上記実施形態は、以下の構成の具体例である。
(第1項)移動体に送信されるメッセージを受信するメッセージ受信部と、前記メッセージ受信部により受信された前記メッセージの中から、前記移動体による移動途中で前記移動体の利用者に実行して欲しい所定ジョブを依頼するジョブ依頼メッセージを抽出するジョブ依頼メッセージ抽出部と、前記移動体の利用者の行動を認識する利用者行動認識部と、前記利用者行動認識部により、前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されたときに、前記ジョブ依頼メッセージ抽出部により抽出された前記所定ジョブの内容を、前記移動体で使用される出力装置から出力するジョブ依頼情報通知部と、を備える情報通知システム。
第1項の情報通知システムによれば、移動体の利用者に対して、移動途中での実行を依頼するジョブの情報をより確実に認識させることができる。
(第2項)前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思を認識するジョブ受諾意思認識部を備え、前記ジョブ依頼情報通知部は、前記ジョブ依頼メッセージにより依頼される前記所定ジョブのうち、前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による受諾が認識された前記所定ジョブの内容を、前記出力装置から出力する第1項に記載の情報通知システム。
第2項の情報通知システムによれば、利用者により受諾された所定ジョブの内容を、出力装置から出力することができる。
(第3項)前記ジョブ依頼情報通知部は、前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思が認識された後、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体に搭乗すると推定される行動が認識されたときに、前記出力装置から前記所定ジョブの内容を出力する第2項に記載の情報通知システム。
第3項の情報通知システムによれば、所定ジョブを受諾した利用者に対して、その後、利用者が移動体に搭乗するタイミングで、所定ジョブの実行をリマインダすることができる。
(第4項)前記利用者による受諾意思を認識するジョブ受諾意思認識部を備え、前記ジョブ依頼情報通知部は、前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思が認識された後、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体に搭乗すると推定される行動が認識されたときに、前記出力装置から前記所定ジョブの内容を出力する第1項に記載の情報通知システム。
第4項の情報通知システムによれば、所定ジョブを受諾した利用者に対して、その後、利用者が移動体に搭乗するタイミングで、所定ジョブの実行をリマインダすることができる。
(第5項)前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思が認識されたときに、前記所定ジョブが受諾されたことを通知するジョブ受諾通知を、前記ジョブ依頼メッセージの送信元に送信するジョブ受諾通知部を備える第2項から第4項のうちいずれか1項に記載の情報通知システム。
第5項の情報通知システムによれば、ジョブ依頼メッセージを送信した所定ジョブの依頼者に対して、移動体の利用者が所定ジョブを受諾したことを知らせることができる。
(第6項)前記ジョブ依頼情報通知部は、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されたときに、前記所定ジョブの内容のみを前記出力装置から出力し、前記ジョブ依頼メッセージ以外のメッセージに関する情報を前記出力装置から出力することを禁止する第1項から第5項のうちいずれか1項に記載の情報通知システム。
第6項の情報通知システムによれば、移動体から降りる利用者に対して、所定ジョブの内容を効率良く通知することができる。
(第7項)前記ジョブ依頼メッセージ抽出部は、前記移動体が所定地点を出発してから、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されるまでの間に、前記メッセージ受信部により受信された前記ジョブ依頼メッセージを抽出する第1項から第6項のうちいずれか1項に記載の情報通知システム。
第7項の情報通知システムによれば、例えば自宅等の所定地点から、移動体により他の場所に向かった利用者が、移動体から降りるまでの間に受信されたジョブ依頼メッセージを抽出することにより、移動体での移動途中で所定ジョブを実行することが可能なタイミングで、所定ジョブの情報を効率良く利用者に通知することができる。
(第8項)前記ジョブ依頼メッセージ抽出部は、前記メッセージ受信部により受信されたメッセージのうち、前記所定地点への移動を示す所定キーワードを含むメッセージを探索することによって、前記ジョブ依頼メッセージを抽出する第7項に記載の情報通知システム。
第8項の情報通知システムによれば、移動体の利用者に対して通知する情報を、移動体に搭乗して所定地点に戻る途中で利用者に実行して欲しいジョブの情報に限定して、通知することができる。
(第9項)前記移動体の搭乗者を認識する搭乗者認識部を備え、前記ジョブ依頼情報通知部は、前記搭乗者認識部により前記移動体の運転者以外の搭乗者が認識されているときには、前記所定ジョブの内容を前記出力装置から出力することを禁止する第1項から第8項のうちいずれか1項に記載の情報通知システム。
第9項の情報通知システムによれば、移動体の同乗者に、所定ジョブの内容を知られてしまうことを回避することができる。
(第10項)前記所定ジョブの実行が可能な施設の情報を、前記出力装置から出力するジョブ関連施設情報提供部を備える第1項から第7項のうちいずれか1項に記載の情報通知システム。
第10項の情報通知システムによれば、移動体の利用者に対して所定ジョブの実行が可能な施設の情報を提供することにより、所定ジョブの実行をサポートすることができる。
(第11項)前記施設までのルート案内情報を前記出力装置から出力するルート案内部を備える第10項に記載の情報通知システム。
第11項の情報通知システムによれば、移動体による施設までの移動を容易にすることができる。
(第12項)コンピュータにより実行される情報通知方法であって、移動体に送信されるメッセージを受信するメッセージ受信ステップと、前記メッセージ受信ステップにより受信された前記メッセージの中から、前記移動体による移動途中で前記移動体の利用者に実行して欲しい所定ジョブを依頼するジョブ依頼メッセージを抽出するジョブ依頼メッセージ抽出ステップと、前記移動体の利用者の行動を認識する利用者行動認識ステップと、前記利用者行動認識ステップにより、前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されたときに、前記ジョブ依頼メッセージ抽出ステップにより抽出された前記所定ジョブの内容を、前記移動体で使用される出力装置から出力するジョブ依頼情報通知ステップと、を含む情報通知方法。
第12項の情報通知方法をコンピュータにより実行することによって、上記第1項の情報通知システムと同様の作用効果を得ることができる。
1…車両(移動体)、10…情報通知システム、20…プロセッサ、21…メッセージ受信部、22…ジョブ依頼メッセージ抽出部、23…利用者行動認識部、24…ジョブ依頼情報通知部、25…ジョブ受諾意思認識部、26…ジョブ受諾通知部、27…搭乗者認識部、28…ジョブ関連施設情報提供部、29…ルート案内部、30…ジョブ完了通知部、35…メモリ、36…情報通知プログラム、90…タッチパネル、150…第2利用者端末、600…車両管理サーバー。

Claims (12)

  1. 移動体に送信されるメッセージを受信するメッセージ受信部と、
    前記メッセージ受信部により受信された前記メッセージの中から、前記移動体による移動途中で前記移動体の利用者に実行して欲しい所定ジョブを依頼するジョブ依頼メッセージを抽出するジョブ依頼メッセージ抽出部と、
    前記移動体の利用者の行動を認識する利用者行動認識部と、
    前記利用者行動認識部により、前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されたときに、前記ジョブ依頼メッセージ抽出部により抽出された前記所定ジョブの内容を、前記移動体で使用される出力装置から出力するジョブ依頼情報通知部と、
    を備える情報通知システム。
  2. 前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思を認識するジョブ受諾意思認識部を備え、
    前記ジョブ依頼情報通知部は、前記ジョブ依頼メッセージにより依頼される前記所定ジョブのうち、前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による受諾が認識された前記所定ジョブの内容を、前記出力装置から出力する
    請求項1に記載の情報通知システム。
  3. 前記ジョブ依頼情報通知部は、前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思が認識された後、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体に搭乗すると推定される行動が認識されたときに、前記出力装置から前記所定ジョブの内容を出力する
    請求項2に記載の情報通知システム。
  4. 前記利用者による受諾意思を認識するジョブ受諾意思認識部を備え、
    前記ジョブ依頼情報通知部は、前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思が認識された後、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体に搭乗すると推定される行動が認識されたときに、前記出力装置から前記所定ジョブの内容を出力する
    請求項1に記載の情報通知システム。
  5. 前記ジョブ受諾意思認識部により前記利用者による前記所定ジョブの受諾意思が認識されたときに、前記所定ジョブが受諾されたことを通知するジョブ受諾通知を、前記ジョブ依頼メッセージの送信元に送信するジョブ受諾通知部を備える
    請求項2から請求項4のうちいずれか1項に記載の情報通知システム。
  6. 前記ジョブ依頼情報通知部は、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されたときに、前記所定ジョブの内容のみを前記出力装置から出力し、前記ジョブ依頼メッセージ以外のメッセージに関する情報を前記出力装置から出力することを禁止する
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の情報通知システム。
  7. 前記ジョブ依頼メッセージ抽出部は、前記移動体が所定地点を出発してから、前記利用者行動認識部により前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されるまでの間に、前記メッセージ受信部により受信された前記ジョブ依頼メッセージを抽出する
    請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の情報通知システム。
  8. 前記ジョブ依頼メッセージ抽出部は、前記メッセージ受信部により受信されたメッセージのうち、前記所定地点への移動を示す所定キーワードを含むメッセージを探索することによって、前記ジョブ依頼メッセージを抽出する
    請求項7に記載の情報通知システム。
  9. 前記移動体の搭乗者を認識する搭乗者認識部を備え、
    前記ジョブ依頼情報通知部は、前記搭乗者認識部により前記移動体の運転者以外の搭乗者が認識されているときには、前記所定ジョブの内容を前記出力装置から出力することを禁止する
    請求項1から請求項8のうちいずれか1項に記載の情報通知システム。
  10. 前記所定ジョブの実行が可能な施設の情報を、前記出力装置から出力するジョブ関連施設情報提供部を備える
    請求項1から請求項9のうちいずれか1項に記載の情報通知システム。
  11. 前記施設までのルート案内情報を前記出力装置から出力するルート案内部を備える
    請求項10に記載の情報通知システム。
  12. コンピュータにより実行される情報通知方法であって、
    移動体に送信されるメッセージを受信するメッセージ受信ステップと、
    前記メッセージ受信ステップにより受信された前記メッセージの中から、前記移動体による移動途中で前記移動体の利用者に実行して欲しい所定ジョブを依頼するジョブ依頼メッセージを抽出するジョブ依頼メッセージ抽出ステップと、
    前記移動体の利用者の行動を認識する利用者行動認識ステップと、
    前記利用者行動認識ステップにより、前記利用者が前記移動体から降りると推定される行動が認識されたときに、前記ジョブ依頼メッセージ抽出ステップにより抽出された前記所定ジョブの内容を、前記移動体で使用される出力装置から出力するジョブ依頼情報通知ステップと、
    を含む情報通知方法。
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