JP2022124814A - 捲回装置及び捲回体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、捲回装置及び捲回体の製造方法に関する。
電池の電極群等の捲回体の製造に、捲回装置が用いられている。このような捲回装置は、巻芯を備え、捲回装置では、巻芯を回転することにより、1つ以上の帯状体が巻芯に捲回される。例えば、電池の電極群は、負極シート及び正極シート等の複数の帯状体を備え、複数の帯状体が重ね合わされた状態の複数の帯状体を巻芯に捲回することにより、形成される。また、捲回装置には、巻芯へ帯状体が搬送される搬送経路にピンチローラが配置されるものがある。このような捲回装置では、搬送経路において、搬送される帯状体を搬送方向に対して交差する方向からピンチローラが押圧し、帯状体は厚さ方向の一方側からピンチローラによって押圧される。そして、ピンチローラによって、帯状体が巻芯へ安定した搬送速度で搬送される。
前述のような捲回装置を用いた捲回体の製造では、凸凹部、ヨレ及びシワ等の形状異常部分が形成された帯状体が用いられることがある。このような場合、形状異常部分での形状異常が小さく抑えられた状態で帯状体が巻芯に搬送され、形状異常が小さく抑えられた状態で帯状体が巻芯に捲回されることが、求められている。形状異常が小さく抑えられた状態で帯状体が巻芯に捲回されることにより、電極群等の捲回体での不具合の発生が有効に防止される。
本発明が解決しようとする課題は、形状異常が小さく抑えられた状態で帯状体が巻芯に搬送される捲回装置及び捲回体の製造方法を提供することにある。
実施形態によれば、捲回装置は、巻芯、搬送経路、ピンチローラ、検知部、駆動部及び制御部を備える。巻芯は帯状体を捲回する。搬送経路は帯状体を巻芯へ搬送する。ピンチローラは、搬送経路を搬送される帯状体を搬送方向に対して交差する第1の方向の一方側から押圧し、搬送方向及び第1の方向の両方に対して交差する第2の方向について帯状体の一部を押圧する。検知部は、搬送経路にて帯状体に形成される形状異常部分を検知する。駆動部は第2の方向に沿ってピンチローラを移動させる。制御部は、検知部による検知結果に基づいて、駆動部を制御する。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
実施形態では、捲回装置が提供される。捲回装置によって、帯状体が捲回された捲回体が形成される。捲回装置によって形成される捲回体としては、電池の電極群及びコンデンサー等が挙げられる。図1は、ある実施形態に係る捲回装置1を示す。図1の実施形態では、捲回体として電池の電極群が形成される。そして、負極シート51、正極シート52及びセパレータシート53,54の4つの帯状体から、電極群が形成される。
図2は、図1の実施形態の捲回装置1によって形成される電極群50の一例を示す。図2に示すように、捲回装置1では、4つの帯状体(51~54)が重ね合わされた状態で4つの帯状体(51~54)を捲回することにより、電極群50が形成される。捲回装置1では、負極シート51、セパレータシート53、正極シート52及びセパレータシート54の順に重ね合わされた状態で、4つの帯状体(51~54)が捲回される。電極群50では、負極シート51によって負極が形成され、正極シート52によって正極が形成される。また、電極群50では、セパレータシート53,54によって、正極と負極との間を電気的に絶縁するセパレータが形成される。
なお、図2に例示した電極群50においては、負極シート51を上側(捲回された場合の内周側)、正極シート52を下側(捲回された場合の外周側)となるように構成しているが、これは一例であり、正極シート52を上側(捲回された場合の内周側)、負極シート51を下側(捲回された場合の外周側)となるように電極群50を構成する場合であっても本実施形態を実施可能である。
なお、図2に例示した電極群50においては、負極シート51を上側(捲回された場合の内周側)、正極シート52を下側(捲回された場合の外周側)となるように構成しているが、これは一例であり、正極シート52を上側(捲回された場合の内周側)、負極シート51を下側(捲回された場合の外周側)となるように電極群50を構成する場合であっても本実施形態を実施可能である。
また、図2の一例では、負極シート51は、集電体(負極集電体)61、及び、集電体61の表面に担持される活物質含有層(負極活物質含有層)62を備える。また、負極シート51では、一対の長辺縁の一方及びその近傍部位に、集電体61が活物質含有層62を担持していない未担持部分63が形成される。負極シート51では、長辺縁に沿う長手方向について、全長又は略全長に渡って、未担持部分63が形成される。同様に、正極シート52は、集電体(正極集電体)66、及び、集電体66の表面に担持される活物質含有層(正極活物質含有層)67を備える。また、正極シート52では、一対の長辺縁の一方及びその近傍部位に、集電体66が活物質含有層67を担持していない未担持部分68が形成される。正極シート52では、長辺縁に沿う長手方向について、全長又は略全長に渡って、未担持部分68が形成される。なお、図2では、活物質含有層62,67をドットのハッチングで示す。
また、帯状体(51~54)のそれぞれでは、一対の長辺縁に沿う長手方向が規定されるとともに、長手方向に対して交差する(直交又は略直交する)幅方向、及び、長手方向及び幅方向の両方に対して交差(直交又は略直交する)厚み方向が、規定される。帯状体(51~54)のそれぞれでは、一対の短辺縁は、幅方向に沿う。また、帯状体(51~54)のそれぞれでは、幅方向に沿った寸法(幅)が、長手方向に沿った寸法に比べて小さく、厚み方向に沿った寸法が、幅方向に沿った寸法に比べて小さい。
図1に示すように、捲回装置1は、巻取り部2を備える。巻取り部2には、1つ以上の巻芯3が配置され、図1の一例では、2つの巻芯3が配置される。巻芯3のそれぞれは、回転軸を中心として回転可能であり、巻芯3のそれぞれの回転軸は、図1の紙面に対して直交又は略直交する。電極群50を形成する際には、巻芯3のいずれかを回転軸を中心として回転させる。そして、重ね合わされた状態の4つの帯状体(51~54)を回転している巻芯3に捲回することにより、捲回体である電極群50が形成される。
捲回装置1は、4つの供給部5~8、及び、4つの搬送部11~14を備える。供給部5,6のそれぞれには、2つのリール10が配置され、供給部7,8のそれぞれには1つのリール10が配置される。リール10のそれぞれには、帯状体(51~54)の対応する1つが、ロール状に巻かれる。供給部5では、負極シート51が、2つのリール10の一方から搬送部11に送り出され、供給部6では、正極シート52が、2つのリール10の一方から搬送部12に送り出される。また、供給部7では、セパレータシート53が、リール10から搬送部13に送り出され、供給部8では、セパレータシート54が、リール10から搬送部14に送り出される。供給部5~8のそれぞれは、帯状体(51~54)の対応する1つを、搬送部11~14の対応する1つに間欠的に送り出す。帯状体(51~54)のそれぞれは、1回の送り出しにおいて、一対の長辺縁に沿う長手方向について所定の長さだけ、送り出される。
搬送部11~14のそれぞれによって、搬送経路が形成される。搬送部11は、供給部5から送り出された負極シート51を、搬送経路を通して巻芯3へ搬送し、搬送部12は、供給部6から送り出された正極シート52を、搬送経路を通して巻芯3へ搬送する。また、搬送部13は、供給部7から送り出されたセパレータシート53を、搬送経路を通して巻芯3へ搬送し、搬送部14は、供給部8から送り出されたセパレータシート54を、搬送経路を通して巻芯3へ搬送する。搬送部(搬送経路)11~14のそれぞれでは、帯状体(51~54)が搬送される搬送方向、すなわち、巻芯3へ向かう方向が、下流側となる。そして、搬送部11~14のそれぞれでは、搬送方向とは反対方向、すなわち、供給部5~8の対応する1つへ向かう方向が、上流側となる。図1の一例では、矢印X1側が搬送部11の下流側となり、矢印X2側が搬送部11の上流側となる。
また、搬送部(搬送経路)11~14のそれぞれでは、搬送方向に対して交差する(直交又は略直交する)第1の方向、及び、搬送方向及び第1の方向の両方に対して交差する(直交又は略直交する)幅方向として第2の方向が規定される。図1の一例では、紙面に対して直交又は略直交する方向が、搬送部11~14のそれぞれの第2の方向(幅方向)と一致又は略一致する。搬送部11~14のそれぞれは、帯状体(51~54)の対応する1つの厚み方向が第1の方向と一致又は略一致し、かつ、帯状体(51~54)の対応する1つの幅方向が第2の方向と一致又は略一致する状態で、帯状体(51~54)の対応する1つを搬送する。
搬送部(搬送経路)11~14のそれぞれには、1つ以上のガイドローラ15が配置され、図1の一例では、搬送部11~14のそれぞれに、複数のガイドローラ15が配置される。搬送部11~14のそれぞれでは、すなわち、4つの搬送経路のそれぞれでは、ガイドローラ15によって、帯状体(51~54)の対応する1つが、巻芯3へ案内される。なお、搬送部11~14のそれぞれにおけるガイドローラ15の数及び配置等は、図1の一例に限定されるものではなく、供給部5~8の配置、及び、巻芯3の配置等に対応して適宜変更可能である。
搬送部11,12のそれぞれには、ピンチローラ16及び検知部17,18が配置される。ピンチローラ16は、例えば、ゴムから形成される。搬送部(搬送経路)11,12のそれぞれでは、ピンチローラ16は、搬送される帯状体(51,52の対応する一方)に第1の方向の一方側から当接し、帯状体(51,52の対応する一方)を第1の方向の一方側から押圧する。搬送部11では、ピンチローラ16は、ガイドローラ15の1つであるガイドローラ15Aとの間で、搬送される負極シート51を挟み、第1の方向(負極シート51の厚さ方向)についてガイドローラ15Aとは反対側から、負極シート51に当接する。そして、搬送部12では、ピンチローラ16は、ガイドローラ15の1つであるガイドローラ15Bとの間で、搬送される正極シート52を挟み、第1の方向(正極シート52の厚さ方向)についてガイドローラ15Bとは反対側から、正極シート52に当接する。搬送部(搬送経路)11,12のそれぞれでは、ピンチローラ16によって、帯状体(51,52の対応する一方)が巻芯3へ安定した搬送速度で搬送される。なお、ピンチローラ16の中で、搬送部11に配置されるものをピンチローラ16Aとし、搬送部12に配置されるものをピンチローラ16Bとする。
また、搬送部11,12のそれぞれでは、検知部(第1の検知部)17は、ピンチローラ16に対して上流側に配置され、ピンチローラ16と供給部(5,6の対応する一方)との間に配置される。そして、搬送部11,12のそれぞれでは、検知部(第2の検知部)18は、ピンチローラ16に対して下流側に配置され、ピンチローラ16と巻芯3との間に配置される。搬送部(搬送経路)11,12のそれぞれでは、検知部17は、ピンチローラ16に対して上流側の位置において、帯状体(51,52の対応する一方)に形成される形状異常部分を検知する。そして、搬送部(搬送経路)11,12のそれぞれでは、検知部18は、ピンチローラ16に対して下流側の位置において、帯状体(51,52の対応する一方)に形成される形状異常部分を検知する。検知部17,18のそれぞれでは、例えば、CCDカメラ又はレーザ変位計等を用いて、形状異常部分が検知される。また、負極シート51及び正極シート52のそれぞれに形成される形状異常部分としては、凸凹部、ヨレ及びシワ等が挙げられる。なお、検知部17,18の中で、搬送部11で検知を行うものを検知部17A,18Aとし、搬送部12において検知を行うものを検知部17B,18Bとする。
また、捲回装置1は、制御部20を備える。制御部20は、例えば、コンピュータ等の処理装置から構成される。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等を含むプロセッサ又は集積回路(制御回路)、及び、メモリ等の記憶媒体を備える。制御部20は、集積回路等を1つのみ備えてもよく、集積回路等を複数備えてもよい。制御部20は、記憶媒体等に記憶されるプログラム等を実行することにより、処理を行う。制御部20は、捲回装置1において、構成要素のそれぞれの動作等を制御する。また、捲回装置1は、構成要素のそれぞれについての動作指令が作業者等によって入力される入力部、及び、捲回装置1に関する情報及び警告情報等を告知する告知部を備えてもよい。告知部では、例えば、音声又は画面表示等によって、情報が告知される。
図3及び図4は、ある1つの搬送部11におけるピンチローラ16A及びその近傍の構成を示す。図3では、搬送部(搬送経路)11の第1の方向についてピンチローラ16Aが位置する側から視た状態が示され、図4では、搬送方向から視た状態が示され、帯状体51は、搬送方向に対して直交又は略直交する断面で示される。なお、図3及び図4では、矢印Y1及び矢印Y2に沿う方向が、搬送部11の第2の方向(負極シート51の幅方向)となり、図4では、矢印Z1及び矢印Z2に沿う方向が、搬送部11の第1の方向(負極シート51の厚み方向)となる。また、搬送部12におけるピンチローラ16B及びその近傍の構成は、搬送部11におけるピンチローラ16A及びその近傍の構成と同様である。
図3及び図4等に示すように、ピンチローラ16(16A,16B)のそれぞれは、中心軸Cを有し、中心軸Cを中心として回転可能である。また、ピンチローラ16のそれぞれは、一対の端面E1,E2を備え、端面E1から端面E2まで中心軸Cに沿って延設される。ピンチローラ16のそれぞれでは、端面E1が、中心軸Cに沿う方向の一方側の端となり、端面E2が、中心軸に沿う方向について端面E1とは反対側の端となる。搬送部(搬送経路)11,12のそれぞれでは、ピンチローラ16は、中心軸Cが第2の方向に沿う状態で、すなわち、搬送される帯状体(51,52の対応する一方)の幅方向に中心軸Cが沿う状態で、配置される。そして、搬送部11,12のそれぞれでは、ピンチローラ16は、端面E1から端面E2まで第2の方向に沿って延設される。
また、搬送部11,12のそれぞれにおいて、第2の方向に沿ったピンチローラ16の寸法W1、及び、第2の方向に沿った帯状体(51,52の対応する一方)の寸法W2を規定する。ピンチローラ16(16A,16B)のそれぞれでは、端面E1,E2の間の距離が、寸法W1に相当する。また、負極シート51及び正極シート52のそれぞれでは、幅方向に沿った全幅(全寸法)が、寸法W2に相当する。ピンチローラ16のそれぞれの寸法W1は、帯状体(51,52)のそれぞれの寸法W2に比べて、小さい。
寸法W1,W2が前述のような大きさになるため、搬送部(搬送経路)11,12のそれぞれでは、ピンチローラ16は、第2の方向について帯状体(51,52の対応する一方)の一部の範囲のみを押圧し、第2の方向について帯状体(51,52の対応する一方)の残りの範囲は、ピンチローラ16によって押圧されない。すなわち、搬送部11,12のそれぞれでは、ピンチローラ16が帯状体(51,52の対応する一方)の全幅に渡って当接しているわけでなく、ピンチローラ16が帯状体(51,52の対応する一方)を全幅に渡って押圧しているわけではない。搬送部11,12のそれぞれでは、第2の方向についてピンチローラ16の端面E1,E2の間の範囲でのみ、帯状体(51,52の対応する一方)がピンチローラ16から押圧される。そして、搬送部11,12のそれぞれでは、第2の方向についてピンチローラ16からずれた範囲において、帯状体(51,52の対応する一方)はピンチローラ16から押圧されない。すなわち、負極シート51及び正極シート52のそれぞれでは、幅方向(第2の方向)についてピンチローラ16からずれた部位は、ピンチローラ16によって押圧される範囲から外れる。
また、搬送部(搬送経路)11,12のそれぞれには、駆動部21が設けられ、搬送部11,12のそれぞれでは、ピンチローラ16は、駆動部21に機械的に連結される。駆動部21は、例えば、ステッピングモータ等のモータから形成される。搬送部11,12のそれぞれでは、駆動部21の駆動によってピンチローラ16に駆動力が伝達されることにより、ピンチローラ16が第2の方向に沿って移動する。すなわち、搬送部(搬送経路)11,12のそれぞれでは、駆動部21の駆動に対応して、ピンチローラ16は、搬送される帯状体(51,52の対応する一方)の幅方向に沿って移動する。したがって、搬送部11,12では、駆動部21は、ピンチローラ16を第2の方向に沿って移動させる駆動源となる。搬送部11,12のそれぞれでは、ピンチローラ16が前述のように移動することにより、帯状体(51,52の対応する一方)においてピンチローラ16が押圧する範囲が、変化する。図3及び図4等の一例では、搬送部11,12のそれぞれにおいて、モータ等を駆動部21として備えるリニアアクチュエータ22によって、駆動部21からピンチローラ16に駆動力が伝達され、ピンチローラ16が第2の方向に沿って移動する。
制御部20は、検知部17A,18Aでの検知結果、すなわち、負極シート51の形状異常部分についての検知結果を、取得する。そして、制御部20は、検知部17A,18Aでの検知結果に基づいて、ピンチローラ16Aの駆動源となる駆動部21(駆動部21の駆動)を制御し、搬送部(搬送経路)11の第2の方向についてのピンチローラ16Aの位置を調整する。また、制御部20は、検知部17B,18Bでの検知結果、すなわち、正極シート52の形状異常部分についての検知結果を、取得する。そして、制御部20は、検知部17B,18Bでの検知結果に基づいて、ピンチローラ16Bの駆動源となる駆動部21を制御し、搬送部(搬送経路)12の第2の方向についてのピンチローラ16Bの位置を調整する。
図5は、制御部20によって行われる、ある1つの搬送部(搬送経路)11におけるピンチローラ16Aの位置の調整処理の一例を示すフローチャートである。図5に示す処理は、搬送部11が負極シート51を巻芯3へ搬送している間、繰返し行われる。なお、搬送部12におけるピンチローラ16Bの位置の調整処理も、ピンチローラ16Aの位置の調整処理と同様にして、制御部20によって行われる。すなわち、ピンチローラ16Bの位置の調整処理は、搬送部12が正極シート52を巻芯3へ搬送している間において、図5に示す処理を繰返し行うことにより、行われる。したがって、搬送部11,12のそれぞれにおけるピンチローラの位置調整は、図5に示す処理を繰返すことにより、行われる。
図5等に示すように、搬送部11,12のそれぞれにおいてピンチローラ16の位置調整を行う際には、制御部20は、帯状体(51,52の対応する一方)の形状異常部分について、ピンチローラ16に対して上流側での検知結果、すなわち、検知部(第1の検知部)17での検知結果を取得する(S101)。そして、制御部20は、検知部17での検知結果に基づいて、ピンチローラ16に対して上流側の領域において帯状体(51,52の対応する一方)に形状異常部分が存在しているか否かを判定する(S102)。形状異常部分が存在していないと判定した場合は(S102-No)、処理は、S104へ進む。一方、形状異常部分が存在していると判定した場合は(S102-Yes)、制御部20は、第2の方向についての検知した形状異常部分の位置を特定し、ピンチローラ16を通過する通過時における形状異常部分の通過領域を特定する(S103)。これにより、ピンチローラ16を通過する通過時において、上流側で検知した形状異常部分が第2の方向についていずれの領域を通過するかが、特定される。そして、処理は、S104へ進む。
制御部20は、帯状体(51,52の対応する一方)の形状異常部分について、ピンチローラ16に対して下流側での検知結果、すなわち、検知部(第2の検知部)18での検知結果を取得する(S104)。そして、制御部20は、検知部18での検知結果に基づいて、第2の方向についてのピンチローラ16のリアルタイムの位置の適切性に関して判定する(S105)。そして、制御部20は、S101及びS104で取得した検知結果、及び、S102、S103及びS105での判定結果等に基づいて、第2の方向についてのピンチローラ16の位置を調整する(S106)。これにより、第2の方向について、帯状体(51,52の対応する一方)がピンチローラ16によって押圧される範囲が、調整される。この際、ピンチローラ16をリアルタイムの位置から変更しない場合は、制御部20は、駆動部21を駆動せず、ピンチローラ16をリアルタイムの位置で維持する。一方、ピンチローラ16をリアルタイムの位置から変更する場合は、制御部20は、駆動部21を駆動し、ピンチローラ16を第2の方向に沿って移動させる。
例えば、S102において上流側に形状異常部分が存在していると判定した場合、制御部20は、S103において形状異常部分の通過領域として特定した領域に基づいて、第2の方向についてのピンチローラ16の位置を調整する。この際、制御部20は、ピンチローラ16の通過時において特定した形状異常部分の通過領域をピンチローラ16が押圧する状態に、第2の方向についてのピンチローラ16の位置を調整する。すなわち、ピンチローラ16が押圧する範囲を検知部17が検知した形状異常部分が通過する状態に、第2の方向についてのピンチローラ16の位置が、調整される。ある一例では、第2の方向についてピンチローラ16の一対の端面E1,E2の間を検知した形状異常部分が通過する状態に、第2の方向についてのピンチローラ16の位置が、調整される。この場合、ピンチローラ16の通過時において、形状異常部分は、第2の方向について、ピンチローラ16が帯状体(51,52の対応する一方)を押圧する範囲に収まる。
また、S105におけるピンチローラ16のリアルタイムの位置の適切性に関する判定では、制御部20は、上流側の検知部17で検知された形状異常部分の形状異常がピンチローラ16の通過によって適切に低減されているか否か等を、下流側の検知部18での検知結果に基づいて、判定する。そして、S106では、制御部20は、S105での適切性に関する判定結果に基づいて、S105の判定時より後における第2の方向についてのピンチローラ16の位置を調整する。例えば、上流側の検知部17で検知された形状異常部分が下流側の検知部18で検知されない場合は、制御部20は、第2の方向についてのピンチローラ16のリアルタイムの位置が適切であると判定し、ピンチローラ16によって形状異常部分の形状異常が適切に低減されていると判定する。このため、制御部20は、ピンチローラ16をリアルタイムの位置で維持する。
一方、上流側の検知部17で検知された形状異常部分が下流側の検知部18でも検知される場合は、制御部20は、第2の方向についてのピンチローラ16のリアルタイムの位置が適切でないと判定し、ピンチローラ16によって形状異常部分の形状異常が適切に低減されていないと判定する。このため、制御部20は、ピンチローラ16をリアルタイムの位置から移動させる。この際、制御部20は、下流側の検知部18が検知した形状異常部分の第2の方向についての位置及び形状等に基づいて、ピンチローラ16に対して上流側において帯状体(51,52の対応する一方)に存在し得る形状異常部分の位置等を、予測してもよい。この場合、制御部20は、ピンチローラ16に対して上流側に存在し得ると予測した形状異常部分について、ピンチローラ16を通過する通過時における通過領域を予測し、予測した通過領域に対応する位置に、第2の方向についてのピンチローラ16の位置を調整してもよい。
前述のように本実施形態では、搬送部(搬送経路)11,12のそれぞれでのピンチローラ16の位置調整において、制御部20は、帯状体(51,52の対応する一方)に形成され得る形状異常部分についての検知部17,18での検知結果に基づいて、第2の方向についてのピンチローラ16の位置を調整する。これにより、帯状体(51,52の対応する一方)に形状異常部分が形成される場合等は、形状異常部分の位置等に対応させて、第2の方向についてのピンチローラ16の位置が、調整される。このため、例えば、形状異常部分の通過時において、第2の方向について形状異常部分からずれた位置でピンチローラ16が帯状体(51,52の対応する一方)を押圧すること等が、有効に防止され、ピンチローラ16からの押圧によって帯状体(51,52の対応する一方)の形状異常部分での形状異常が増大すること等が、有効に防止される。
したがって、本実施形態では、搬送部(搬送経路)11,12のそれぞれにおいて、帯状体(51,52の対応する一方)に形成され得る形状異常が小さく抑えられた状態で、帯状体(51,52の対応する一方)が巻芯3に搬送される。そして、形状異常が小さく抑えられた帯状体(51,52)が、巻芯3に捲回される。形状異常が小さく抑えられた状態で帯状体(51,52)が巻芯3に捲回されることにより、電極群50等の捲回体での不具合の発生が、有効に防止される。例えば、捲回体として電極群50を形成する場合、形状異常が小さく抑えられた状態で負極シート51及び正極シート52が巻芯3に捲回されることにより、形成された電極群50において、絶縁不良及び電圧不良等の不具合の発生が、有効に防止される。これにより、電極群50の製造等における歩留まりが、向上する。
また、本実施形態では、搬送部11,12のそれぞれにおいて、ピンチローラ16は、第2の方向について帯状体(51,52の対応する一方)の一部の範囲のみを押圧し、第2の方向について帯状体(51,52の対応する一方)の残りの範囲は、ピンチローラ16によって押圧されない。このため、搬送部11,12のそれぞれでは、形状異常部分についての検知結果に基づいて第2の方向についてのピンチローラ16の位置を前述のように調整することにより、ピンチローラが帯状体を全幅に渡って押圧する構成等に比べて、帯状体(51,52の対応する一方)の形状異常が小さく抑えられる。また、本実施形態では、ピンチローラ16が帯状体(51,52の対応する一方)を全幅に渡って押圧しているわけではないため、ピンチローラ16の摩耗等が低減され、帯状体(51,52の対応する一方)の蛇行等がピンチローラ16によって適切に補正可能となる。
また、本実施形態では、搬送部11,12のそれぞれにおいて、ピンチローラ16に対して上流側の位置で、検知部(第1の検知部)17が帯状体(50,51の対応する一方)の形状異常部分を検知する。そして、検知部17が形状異常部分を検知した場合は、制御部20は、ピンチローラ16が押圧する範囲を検知部17が検知した形状異常部分が通過する状態に、第2の方向についてのピンチローラ16の位置を調整する。これにより、検知部17が検知した形状異常部分は、ピンチローラ16の通過時において、ピンチローラ16によって適切に押圧される。したがって、上流側の検知部17で検知された形状異常部分の形状異常が、ピンチローラ16の通過によって適切に低減される。
また、本実施形態では、搬送部11,12のそれぞれにおいて、ピンチローラ16に対して下流側の位置で、検知部(第2の検知部)18が帯状体(50,51の対応する一方)の形状異常部分を検知する。そして、制御部20は、形状異常部分についての検知部18での検知結果に基づいて、第2の方向についてのピンチローラ16のリアルタイムの位置の適切性に関して判定する。このため、ピンチローラ16によって形状異常部分の形状異常が適切に低減されているか否かに関する判定を含むピンチローラ16のリアルタイムの位置の適切性に関する判定が、適切に行われる。
また、搬送部11,12のそれぞれにおけるピンチローラ16の位置調整では、制御部20は、ピンチローラ16のリアルタイムの位置の適切性に関する前述の判定での判定結果に基づいて、判定時点より後における第2の方向についてのピンチローラ16の位置を調整する。このため、ピンチローラ16によって形状異常部分の形状異常が適切に低減されていない場合は、制御部20は、ピンチローラ16をリアルタイムの位置から移動させる。これにより、ピンチローラ16によって、帯状体に形成される得る形状異常部分の形状異常がさらに適切に低減される。
なお、ある変形例では、搬送部(搬送経路)13,14のいずれかに、ピンチローラ16と同様のピンチローラ、及び、検知部17,18と同様の検知部が設けられてもよい。この場合、制御部20は、前述した搬送部11,12のそれぞれにおけるピンチローラ16の位置調整と同様にして、搬送部13,14のいずれかにおいて第2の方向についてのピンチローラの位置を調整してもよい。また、ある変形例では、搬送部11,12のそれぞれにおいて、検知部17,18の一方のみが設けられてもよい。この場合、搬送部11,12のそれぞれでは、ピンチローラ16に対して上流側及び下流側の一方で、帯状体(51,52の対応する一方)に形成される形状異常部分が検知され、形状異常部分についての検知結果に基づいて、第2の方向についてのピンチローラ16の位置が調整される。
また、前述した実施形態等では、4つの帯状体(51~54)を重ね合わせた状態で巻芯3に捲回する捲回装置1について説明したが、捲回体を形成する帯状体の数は、4つに限るものではない。ある変形例では、2つ又は3つの帯状体を重ね合わせた状態で巻芯に捲回する捲回装置に、前述したピンチローラの位置の調整を適用してもよく、5つ以上の帯状体を重ね合わせた状態で巻芯に捲回する捲回装置に、前述したピンチローラの位置の調整を適用してもよい。また、巻芯に1つの帯状体を捲回する場合等においても、前述したピンチローラの位置の調整を適用してもよい。例えば、正極又は負極がセパレータと一体となって1つの帯状体を形成する場合は、重ね合わされた2つの帯状体を巻芯に捲回することにより、電極群が捲回体として形成される。また、前述したピンチローラの位置の調整は、電極群以外の捲回体を形成する捲回装置にも、適用可能である。ただし、いずれの場合も、巻芯へ帯状体を搬送する搬送部(搬送経路)の1つ以上に、ピンチローラ、及び、帯状体の形状異常部分を検知する検知部が、設けられる。そして、ピンチローラ及び検知部が配置される搬送部では、形状異常部分についての検知部での検知結果に基づいて、第2の方向についてのピンチローラの位置が調整される。
これらの少なくとも一つの実施形態又は実施例によれば、ピンチローラは、搬送される帯状体を搬送方向に交差する第1の方向から押圧し、搬送方向及び第1の方向の両方に交差する第2の方向について帯状体の一部を押圧する。そして、搬送経路では帯状体に形成される形状異常部分を検知し、形状異常部分についての検知結果に基づいて、第2の方向についての前記ピンチローラの位置が、調整される。これにより、形状異常が小さく抑えられた状態で帯状体が巻芯に搬送される捲回装置及び捲回体の製造方法を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…捲回装置、2…巻取り部、3…巻芯、5~8…供給部、11~14…搬送部(搬送経路)、16…ピンチローラ、17…検知部(第1の検知部)、18…検知部(第2の検知部)、20…制御部、21…駆動部、51…負極シート(帯状体)、52…正極シート(帯状体)、53,54…セパレータシート(帯状体)。
Claims (6)
- 帯状体を捲回する巻芯と、
前記帯状体を前記巻芯へ搬送する搬送経路と、
前記搬送経路を搬送される前記帯状体を搬送方向に対して交差する第1の方向の一方側から押圧し、前記搬送方向及び前記第1の方向の両方に対して交差する第2の方向について前記帯状体の一部を押圧するピンチローラと、
前記搬送経路にて前記帯状体に形成される形状異常部分を検知する検知部と、
前記第2の方向に沿って前記ピンチローラを移動させる駆動部と、
前記検知部による検知結果に基づいて、前記駆動部を制御する制御部と、
を具備する、捲回装置。 - 前記検知部は、前記搬送経路において前記ピンチローラに対して上流側の位置で前記帯状体の前記形状異常部分を検知する第1の検知部を備え、
前記第1の検知部が前記形状異常部分を検知した場合は、前記制御部は、前記ピンチローラが押圧する範囲を前記第1の検知部が検知した前記形状異常部分が通過する状態に、前記第2の方向についての前記ピンチローラの位置を調整する、
請求項1の捲回装置。 - 前記検知部は、前記搬送経路において前記ピンチローラに対して下流側の位置で前記帯状体の前記形状異常部分を検知する第2の検知部を備え、
前記制御部は、前記形状異常部分についての前記第2の検知部での検知結果に基づいて、前記第2の方向についての前記ピンチローラのリアルタイムの位置の適切性に関して判定する、
請求項1又は2の捲回装置。 - 前記制御部は、前記ピンチローラのリアルタイムの位置の適切性に関する判定結果に基づいて、判定時点より後における前記第2の方向についての前記ピンチローラの位置を調整する、請求項3の捲回装置。
- 前記搬送経路は、前記帯状体の厚み方向が前記第1の方向と一致し、かつ、前記帯状体の幅方向が前記第2の方向と一致する状態で、前記帯状体を搬送する、請求項1乃至4のいずれか1項の捲回装置。
- 搬送経路を通して帯状体を巻芯へ搬送することと、
搬送された前記帯状体を前記巻芯に捲回することと、
前記搬送経路において搬送される前記帯状体を搬送方向に対して交差する第1の方向の一方側から、前記搬送方向及び前記第1の方向の両方に対して交差する第2の方向について前記帯状体の一部をピンチローラによって押圧することと、
前記搬送経路にて前記帯状体に形成される形状異常部分を検知することと、
前記形状異常部分についての検知結果に基づいて前記第2の方向についての前記ピンチローラの位置を調整することと、
を具備する、捲回体の製造方法。
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